2024年3月18日

映画『おしゃべりな写真館』を職員一同で見て感動しました

Filed under: 山村留学生 — 管理人 @ 8:37 AM

主演中原さんの趣味は写真の撮影。それを生かして演ずる写真館の再生。不登校になった京都出身の山村留学生との写真館を巡る人間再生のストーリーだろうか。『おしゃべりな写真館』をやっとかみさんと職員で見て感動してきた。

鹿追町瓜幕地区に35年続いている山村留学制度がある。我が家も10年ほど前まで本州の小中学生を中心に20名ほどを受け入れをした。4月の入学式には、慣れない土地で生活する不安が入り混ざり元気のない顔をしている。しかし、1ヶ月もすると普通の元気な子供に戻る子がほとんどである。学校を中心に地域、留学センターが一丸となって取り組んでいる成果ではないでしょうか。

そんなことを思い出しながら映画を拝見した。封切りしてから1ヶ月を迎えようとしているが館内にはお客さんがいっぱい来ており、今月末からは札幌、江別、旭川、小樽、北見、釧路、その後は全国で公開されるそうです。この映画を見る価値は十分あります。

2024年3月16日

長芋の種切りがはじまる

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 8:21 AM

行者ニンニクの出荷が3月12日に終了して、すぐ長芋の種切りが始まる。まずはJAから買い取った来年使用する『原種』となる種芋から始まる。

種子用なので細く短く生育しているため切りやすい。JA川西では自家種子を使用するため来年の種子用分だけ購入する。自家用種子を含めて約30トンの種芋を切る。

2024年3月9日

加工キャベツの播種はじまる。休憩には地産地消のフライド長芋

Filed under: キャベツについて,長芋について — 管理人 @ 7:19 PM

最低気温がー12〜13度Cと冷え込んでいるが、昼間の最高気温が0度Cを超えて暖かくなってきたので加工用キャベツの播種が始まる。今年度も10ha以上を計画しており、6月末まで10日おきに順次播種作業が続く。まず最初に播種する品種は極早生の『YR天空』。主力品種の『おきなSP』よりも1週間程度早く収穫できるので重宝しているが、1回のみの播種にする。

なぜ重宝するのか? 7月に収穫期を迎えるが、小麦の収穫前に1週間早く作業できる。小麦収穫は4戸共同で夜間遅くまでコンバイン、トラック等を運転するため。

JAではキャベツ等の育苗を受託していますが、10a当たり約4万円の委託料金が発生する。10haで約400万円を浮かすためビート育苗ハウスを利用して自家育苗している。播種機、収穫期を所有しているので、作業が自由に組めることが大きなポイントである。しかし、育苗管理が大切な3月と4月は、晴天の日中は最低一人温度管理しなければならない。ハウス内が30℃以上になると苗が焼けて枯死してしまう。

作業の合間の休憩には一冬越して甘味を増した激ウマ『フライド長芋』の提供がある。もしくは男爵芋の『フライドポテト』。ねっとり、しっとりした感触がたまりません。あっという間に皆の胃袋に収まる。好評ですが毎日は飽きてしまいます。

2024年3月2日

冬に逆戻り。スキー、ボードを再開する

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 7:32 PM

最低気温ー14℃と冬に逆戻り、連日の40cm位の降雪で近くのサホロスキー場へ職員は出かける。当分は普通の冬になったようです。土曜、日曜は連休なので、猛烈な吹雪のなかでも若者たちは番犬の如く喜んで冬のスポーツを楽しむ。イイですね・・・。

2024年2月25日

令和6年度に使用する肥料の搬入

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 3:42 PM

今年度使用する肥料500キロパック200本ほどが届いている。JAが100%出資の子会社に運搬を依頼しています。石灰、カルシウム剤、融雪剤なども運搬してもらいます。春作業が始まる4月まで100坪の倉庫は肥料で満杯になる。

肥料費だけでも1400万円程に膨れ上がる。今日の肥料はJAに依頼して、キャベツ用に遅効性になるようコーティング肥料を配合してもらう。施肥してから50〜60日くらいでゆっくり溶解してくれるため、長芋にも転用している。

2024年2月20日

第19回組合長杯ミニバレー大会へ向けて初練習

Filed under: 従業員の話 — 管理人 @ 9:56 PM

冬季間の運動不足や交流などの目的のため、1年に一度の行事としてミニバレー大会行われている。ビニール製の柔らかいボールを使用するため誰でも参加することができる。

このミニバレーは約50年前に、同じ十勝管内の大樹町で考案されている。当農場の職員で参加するのは初めてで、楽しくチームプレーをしてくれれば慰労会でも楽しく飲めるのではと思っている。

 

2024年2月14日

想定外の暖かさ!最高気温10℃ 暑〜〜い!

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業,畑の様子 — 管理人 @ 3:20 PM

最高気温10℃が二日間続きすっかり雪が解けてしまった。2月に気温が10℃を超えるのは55年ぶりとのこと。 二日連続は観測史上初めてだそうである。記録的な暖かさに畑の土が見えるようになった。今後も暖かい日が続くようだ。融雪剤散布は省略できそうだが、こんな時は大雪が降ることが度々ある・・・。想定できないのが最近の天候である。今年はどんな年になるか。

2024年2月7日

行者ニンニクの出荷を頑張っています

Filed under: 従業員の話,行者にんにくについて — 管理人 @ 9:53 PM

暑さや旱魃に弱い山菜『行者ニンニク』は昨年の暑さにダメージを受けていた。

少々細めではあるがスタミナ山菜としては失ってはいなかった。いつもと変わらぬ『行者ニンニク』を賞味いただく。食べてください。

2024,農場スタッフ募集要項更新します。今月からワーキングホリデーで参加希望が台湾、香港を中心にヨーロッパなどから5〜6人応募があります。ありがとうございます。正職員は1名決定しています。まだ男子寮、女子寮共に若干余裕があります。どうぞ宜しくお願いします。

2024年1月20日

地産地消、行者ニンニクペペロンチーノ

Filed under: 行者にんにくについて — 管理人 @ 6:53 PM

幻の山菜と言われるようになった、行者ニンニクの出荷が始まり、たくさん規格外がでる。毎日美味しく頂いている。今回は自家産ニンニクと行者ニンニクを材料に、北海道産小麦を使用した全農が販売している『もっちりパスタ』でペペロンチーノを料理する。

元気がでる絶品です。口の中で2つのニンニクがコラボして、最強のタッグを組む。やめられません。


2024年1月16日

行者ニンニクの出荷がはじまる

Filed under: 行者にんにくについて — 管理人 @ 2:30 PM

今朝はー20度くらいに冷え込んだ十勝鹿追町です。ホクレンの土壌凍結の測定器は34cmで、ほぼこの数値に落ち着くでしょう。今日は7〜8年露地栽培した行者ニンニクの出荷が始まる。ビニールハウス内は行者ニンニクの香り(ニンニクとニラが合わさったような)が満ちている。天然物の前に一足早くスタミナ山菜の美味しさを味わってください。

2024年1月8日

初代村瀬家の出身地を訪ねて①、岐阜県揖斐川町

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 12:36 PM

我家のRootsは岐阜県揖斐郡揖斐川町の出身である。1600年、関ヶ原の合戦で戦いに敗れた石田三成が逃げ込んだ『伊吹山地』の麓にある。大垣市から養老鉄道で15キロ北に登る。

杉林が生い茂る山間の麓に日吉神社がある。大正7年に我家の開拓の父(初代)が寄贈した石の鳥居ある。北海道の開拓に目処がつき揖斐川出身(上野地区)の竹中農場の先代など、開拓者が狛犬などを寄贈している。

*本社は近江国比叡坂本鎮座の日吉大社の御分神である。建久元年(1190)源頼朝右近衛大将となり京都青蓮院三世慈円に青蓮院領として美濃国小島庄を寄進された。その由緒により庄園鎮護の為「日吉山王社」をこの地に勧請祭祀された。今より約八百年前の創建である。御祭神は大山咋神をお祀りしている。(岐阜県神社庁より転記)

明治末期に村瀬家先代は帯広に開拓入地して、芽室から鹿追に土地を求めて大正5年ごろに定住した。ここ北鹿追地区は天理教団体が東北、九州から開拓に入っており、母親の先代(天理教団体)の祖父が札幌農学校出身でアメリカ式農法を取り入れていた。

当時は厳しい自然環境で冷害では農産物が収穫できず、豊作では(農産物価格の暴落)で収入が得られず、肥料や資材の高騰が追い打ちをかけ、夢破れて本州に帰る農家が続出していたそうである。回想録などでは、現在のように『農協』が存在せず団体で価格交渉が不可能で、大豆、小豆等は商人たちに買い叩かれていた。そんな窮状から正月に向けて帯広市へ少しでも高く現金収入を得るため大豆、小豆、蕎麦を馬橇に積んで売りに行った。しかし安くしか売れず、宿泊費、交通費などで、財布から現金が消えたり、赤字になったそうである。

十勝鹿追の大地には涙と汗と開拓者の苦労が染み込んでいることを再認識してほしい。農協不要論は全くナンセンスである。販売等をしてくれる『農協』が存在することで、我々生産者は農産物の生産に専念できる。

 我ファームの土地に稲作もしていたようだが無理だったようで、食べるのにも困窮していたのでしょう。離農した畑を譲り受けて一時は200ha以上を大正から昭和初期の時代に耕作していたが、無理が祟り倒産したそうだ。そんななかで現在地だけは死守して営農していた。父親が子供の頃タンスなど家具に差し押さえの赤紙が張られていたことを覚えているそうだ。今から100年くらい前のことである。

農家をやめることは簡単だが、続けて営農できることは楽しいことであり大変なことでもある。先代が苦労して開拓した土地を4代目の自分まで100年間守り、これからも守る責務を痛感する。今年の営農計画を策定した時、先代が斧や鋸を持って柏の大木を切っている姿を想像して、私らも『頑張らなければ!』と感じている。

②関連投稿2011、12月16日。(写真は以前に訪れた揖斐川町上野の日吉神社にて)

2024年1月1日

謹 賀 新 年

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 1:08 PM

大晦日から25cmほどの降雪があり静かな新年を迎えた。

最高気温ー9℃と冬らしい温度と『十勝晴れ』の青い空、白い大地。いつもと変わらない正月となった。

2023年12月31日

あと少しで暑かった2023年も終わりか

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 4:09 PM

12月31日、午後4時、気温ー6℃、⛄️雪がしんしんと降っている。畑に眠っている長芋は喜んでいるでしょう。これから寒さが厳しくなっていく前に暖かい布団になる大量の雪である。金額にして1500万円ほどになるので、凍結して破棄されるか、無事に残るかでは天と地の差になる。・

2023年12月29日

今年最後のイベント、餅つき

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 11:50 AM

2023年12月27日

12月27日、土壌凍結は何cm?

Filed under: 畑の様子,長芋について — 管理人 @ 10:19 AM

 ホクレンが設置している凍土測定器を覗いてみた。約20cmとほぼ平年並みのしばれ具合。積雪は僅かに数センチ程度で、ないよりはましである。春ぼりに残した1.5haの長芋は寒さに震えながら耐えていることでしょう。凍結から守るため最大限の防止策を施したので、後は祈るしかない毎日である。

2023年12月19日

行者ニンニクの加温始まる

Filed under: 行者にんにくについて — 管理人 @ 7:31 PM

12月19日、最低気温−14℃と冷え込んだ鹿追の大地です。陸別町では−24℃とここより10℃も寒〜い。

畑に設置していた行者ニンニクのミニコン130個をビニールハウスに移動する。カチンカチンに凍っており、3重にビニールのトンネルをして電気ストーブで温める。約1ヶ月後には芽吹いてきて出荷が可能となる。燃料代節約でゆっくり解凍する。

食べれあ北海道にて1月末より販売もしています。どうぞ宜しくお願いします。

2023年12月13日

長芋の折れた支柱の修理はじまる

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 9:40 AM

冬季営業が朝9時から午後4時までの5時間勤務で始まる。長芋栽培7年目で3.5mの支柱が折れたのは初めての経験。それも2000本も折れてしまった。原因は夏場の温暖な気候でツルの生育が旺盛であったため、支柱が強風に耐えることができなかった。聞くところによると鹿追町だけの現象だそうです。気になったのが長芋の生育であった。だが影響は少なく、ほとんど変化は見られなかたのは幸いであった。

2023年12月5日

最後の出荷作業ビート、長芋が終了する

Filed under: 農産物の収獲作業,長芋について — 管理人 @ 10:21 AM

12月4日圃場に堆積していたビートの出荷日に合わせて、被覆していたシートをたたむ。積雪もなく簡単にシートを剥がすことができた。実はビート栽培は今年が最後になる。長年栽培し、農場運営に貢献してきたがついに終わりを迎えた。来年からは大豆、長芋の前作に緑肥を導入する計画である。ビート生産実績、直播栽培町平均10a当たり5540キロ、糖分13.7%、移植栽培6680キロ、糖分13.3%と両者の差は1トン強であった。

豊作で収穫に苦戦した長芋は、約750基をJA の予冷施設に搬入する。JA川西グループでは昨年産の売り上げは、初の80億円を遥かに超えて史上最高の売り上げを記録する。栽培農家、面積が減少しているなかでの好成績を得たのは大きい。長芋の年内仮渡し金は1キロあたり100円、1トンあたり10万円になり、本清算は翌年8月に行われる。

今年の長芋は長くて太いため折れたり、傷がついたりと収穫には抜きずらくて四苦八苦した。豊作のため収納コンテナが予定より不足して強制的に収穫作業を終えることになった。今年100基を注文したが1基あたり(3年前)23500円だったのが、31,000ほどに値上がりしていた。

2023年11月30日

長芋の収穫が強制終了する

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 1:09 PM

約1ヶ月に渡った長芋の収穫作業が、コンテナがなくなり強制終了する。残った1.5haは来年4月に収穫する。最終日29日は最低気温ー7℃、最高気温ー1℃と心地良い?涼しさで、地面に積もった雪が溶ける事なくベストコンデション。周辺の農家は冬休みになっているが、この時期に長芋の栽培農家は一旗あげることが可能。

寒くて大変な仕事だが、会社経営の最大の収入と安定化に貢献できる作物として重要である。他農家が遊んでいるときに稼げるのだ。販売単価が高くないとやってられない作物であることも確かである。

皆さんには収穫作業を担っていただきありがとうございました。来年は面積を減反するように心がけます。1週間の休日後に折れた2000本の長芋支柱の修理作業に入る。冬休みがなくなりそうです。

2023年11月22日

やっと順調に長芋の収穫が可能になる

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 7:46 PM

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最高気温14℃と暖かい11月の十勝地方です。ツル落としから約1ヶ月が経過して、例年に近い収穫体系に近づいた。苫米地工業の新型の掘り取り鍬のお陰で長芋の折れ、傷が少なくなり順調に収穫が進行する。やっと収穫作業は折り返し地点を過ぎた。平均年齢20代後半の若い作業員で(20歳代5人、30歳代5人とその他?歳数名)もう少し頑張りましょう。

長芋は長くてコンテナにギリギリに収まる。豊作でコンテナが不足して1.5haほど春堀りに回すしか方法がなくなった。初めての挑戦なので凍結が厳しくならない事を祈る。

2023年11月17日

長~~い長芋の収穫に苦戦中

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 8:26 AM

 今年の長芋は豊作なのは嬉しいが、長くて太く土に密着して抜きづらい。両手で持って引っ張っても長芋の周りに土が付いて1キロ以上ある個体が二倍の感覚になる。

また、1m下から掘りとり鍬で持ち上げて来るので1割から3割(土壌条件でも変化)くらいが折れたり傷ついたりする。しかし、2回目の栽培地は土壌が柔らかいため折れる個体は減少することがわかった。

作業スピードは最低に近い時速0.2キロ。一日、540m の畝を2本〜2.5本、15a〜18aの面積を収穫するのが精一杯である。雪、雨の状況なら例年より深く掘るため、トラクターのタイヤが空回りして、2台で引っ張りながらの作業になる。初めて栽培する畑は土壌が硬くて大変な年ににりました。処理面積の進捗率は半月で40%ほどで今月末では終わりそうにない。

職員から嘆きの『手が痛〜い!』『腰が痛〜い!』とのお言葉をいただき、それではと運転は職員に任せて『現場』に復帰する。めでたく整骨院に通院することになったがまだ頑張れます。今日はどこの整骨院にしようか・・・。プラウのすぐ後ろで作業する『抜き手』はやりがいがある事を再認識した。1mもある長い長芋を無傷で抜き取ると楽しい気分になる・・・。

2023年10月31日

長芋の収穫が始まる

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 9:56 PM

最後の農作物『長芋』の収穫が始まる。長くて太い長芋がどんどん収穫されている。例年より仕上がりが遅く、収穫時に折れやすいため作業スピードを最低にして対応している。栽培を始めて7年目にして奇形も少なく最高の収量のようです。ただ、例年より長芋が長いため傷、折れが多く心が傷む。町内の栽培農家に聞いても、同じ嘆きが・・・。

初めて栽培する圃場なので、土が硬くてプラウの鍬が底や壁面にぶつかると重たく、トラクターが前進できなくなる。とにかく長くて太いので収穫プラウの抜き手も大変、30分おきぐらいに交代して作業している。

2023年10月28日

長芋収穫に向けて、準備作業始まる

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 8:36 AM

11月1日の出荷解禁日に向けて、長芋の収穫準備が始まる。生育旺盛だったつる切り、つる落としからポール支柱抜き、つる巻き、マルチ回収、首出し、7台のトラクターに作業機を装着して整備する。

今年は新型収穫プラウ(軽い、折れない、抜きやすい)の製作が間に合い活躍を願う。約7haの面積を収納コンテナがあるだけ収穫する。収穫した約200トンの長芋は全量をJA川西に出荷し、川西ブランドとして販売する。

2023年10月19日

地元鹿追高校のインターンシップ

Filed under: インターンシップ,長芋について — 管理人 @ 6:51 AM

二日間にわたり、地元の鹿追高校のインタンシップ生二人を受け入れた。二人には3品目(行者にんにく、ビート、長芋)の農産物を収穫してもらう。将来、鹿追の農業をリードする人材になって貰わなければならないので、インパクトのある忘れられないインターンにする。(オーバーな表現だがJAの理事等に就任する現実味はアリそうだ)

まず、JA川西に残留農薬の検査に提出する長芋をスコップで掘る。1m近くをせっせと掘るが、半分ほど掘るとつい抜きたくなる心境になる。そうすると折れてしまう。物事に取り組んだ時、目標まで諦めず最後までやり遂げることが大切だと、折れた長芋に例えて説明する。お土産に『折れた』長芋をプレゼントする。

お昼はお決まりの職員全員とスープカレーを食べる。自家野菜を利用した具材を堪能してもらう。二人の香港出身の職員に講師となって広東語、中国語を覚えてもらい、交流を深める。2日目は余ったスープカレーを利用して、鹿追産牛肉2キロのビーフカレーを提供する。ほぼ鹿追産(ジャガイモ、にんじん、茄子等)を利用した具材で『美味しい』(自分で言うのも気が引けますが・・・)昼食を経験した。

二人とも就農意欲がひしひしと伝わってきます。近代の農業は機械化が進んでも、農作物が育つプラットホーム『土』に触れるのは基本として大切である。二人は高校卒業後すぐに就農希望をしているようでしたが、北海道には本別町に農業大学校、札幌市に農業専門学校などがあるので就学をすすめてインターンシップを終了した。頼みます『鹿追農業の将来を!』                (写真掲載は了解を得ています)

2023年10月15日

小豆の収穫が順調になり、新人職員に任せる。ビート収穫が始まる

Filed under: 農産物の収獲作業 — 管理人 @ 7:28 AM

小豆の茎水分が下がりやっと順調に刈り取りが進行している。新人の職員(北海道農業専門学校出)の二人に任せて残りの職員はビートの収穫作業をする。即戦力の彼等なので安心して任せられる。また、新しいコンバインもほとんど自動化されているので運転の作業に支障はない。町平均の収量は10 a  当たり189キロと不作であった。

さて、カッパン病が蔓延していた直播ビートの収穫も始まる。2台の収穫機日農ピタろうで挑戦しています。雑草やビートが小さいため直進するためのセンサーが誤作動をして、畑に撒き散らかしております。拾うのに大変である。

収量は10a当たり3500~4000キロぐらいでしょうか・・・。ビートを運搬する運送会社も原料が少ないため、予定日より1日早く来てくれるそうです。糖分は13%くらいと今まで経験したことのない低糖分になりそうです。

 

2023年10月11日

9月末に長芋のネット支柱が倒伏する

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 7:26 PM

生育旺盛な長芋が強風雨に耐えられずネット支柱が倒れる。おおよそ2000本が折れる、曲がるなどの被害を受ける。長芋を栽培して7年目で初めての経験である。どのように対応して良いか分からず苦慮している。

今年の作柄は10当たり4500kの収量を見込んでいる。(十勝川西長芋連絡協議会より)昨年は奇形や腐敗などで十勝全体では不作であった。現在も市場価格は10キロ6000円前後と高値が続いている。8月の本精算では、1キロ350円程度と過去最高(直近7年)の支払額となる。今年は奇形や腐敗がないことを願いながら、10月末の収穫作業に入る。

2023年10月10日

社員旅行②、釧路、根室へ

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 8:06 PM

馬鈴薯の収穫、小麦の播種が終わり、社員旅行①へ🍁

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 7:54 PM

例年訪れている、大雪山高原温泉紅葉沼巡りを敢行する。前日の雨でぬかるんでいたが、遅れていた紅葉が見頃を迎えていた。新人職員が4人ほど初めての登山。2・3日前に山には冠雪が見られ、白、緑、赤、黄色のコントラストに『綺麗だね!』を連発していた。

年を重ねるごとに『しんどい!』と感じつつも、日本一早く見れる🍁紅葉に魅了される。若者に必死になってついて行くのは『あと何年可能なのかなあ』と登山の途中で感じてしまう今日この頃であ〜る。

小豆の収穫始まるが・・・『どうする我家』

Filed under: 農産物の収獲作業 — 管理人 @ 4:34 PM

10月8日、葉が落ちるのを待っていたがやむを得ず小豆の収穫を始める。青々とした小豆を刈るのは初めてである。茎も青く豆用コンバインのデバイダーに詰まり、2番送りに詰まり清掃しながらの作業になる。駆動用のVベルトを切ってしまったり、ほとほと参ってしまった。原因は掃除の仕方を知らなかったという初歩的なミスによる。昨年は一度も清掃しなかったが詰まることがなかった。後日清掃の方法がわかり詰まる症状は解消される。

急遽、リール式の汎用コンバインを整備して始めるが、昇降機下部に湿った茎葉と土が詰まり畑を往復するたびに清掃しなければならない。また、収穫ロスが激しいためIsekiコンバインで再び収穫を始める。日にちが経過し乾燥が進行したので、2番詰まりも少なくなり徐々に刈り取り速度が速くなる。

職員全員で畑にびっちり生えた雑草を取り除きながら、ゆっくり地道に作業する以外に方法はないようだ。

一つの圃場をやっとの思いで終了したが、4俵/10a当たりの収量が確保出来そうにありません。7月ごろの成育旺盛な小豆はどこに消えたのか・・・?

地面に近い最初に仕上がった鞘は落下して発芽したり、害虫の食害に遭い減収の要因になった。想定外の事例である。

2023年10月3日

行者にんにくの収穫始まる

Filed under: 行者にんにくについて — 管理人 @ 10:01 PM

馬鈴薯収穫が終わり、根室、釧路への海産三昧の社員旅行から帰り現実に戻る。

7〜10年路地栽培した行者ニンニクを収穫する。つまり10年目でやっと出荷できることになる。出来るなら親指ほどの太さが揃っていれば立派な製品として出荷できる。年数不足の細いものは再び路地で栽培するため株分けして移植する。出荷できるものは土をまぶして地面で凍結してから12月にビニールハウスにて加温を始める。そうすると約1ヶ月後に芽吹いてくるので、50gのパックにつめて出荷される。

今年度はふるさと納税の返礼品として初参加するので、緊張感を持って作業をしなければ・・・・。

2023年9月27日

秋蒔き小麦、馬鈴薯の収穫が同時に終了する

Filed under: ジャガイモについて,小麦について — 管理人 @ 10:32 AM

9月26日、やっとジャガイモの収穫、秋蒔き小麦の播種が同時に終了する。やれやれです。昨日はお昼休みをせずにおにぎりをかじりながらの作業で終わらす。今年は小麦の連作畑が多いので、肥料を多めに施肥する。

快調に作業していたところ、何か違和感がした。前輪タイヤが『カクカク』するので点検すると、タイヤを固定しているホイールナットが抜けて6本のうち2本しか無いではないか!。タイヤが外れる寸前であった。24年使用しているとあちこち『がた』が出てくるが、ミシュランのタイヤはまだ交換していません。流石に長持ちしています。

明日は社員旅行で釧路、根室に1泊で出かける。厳しい暑さのなかキャベツ収穫をしてくれたので、職員にはささやかな蟹🦀、秋刀魚、鮭などの海鮮を堪能してもらう。宿はどこも満杯でやっとのこと素泊まりの旅館を予約。根室は納沙布岬、ムツゴロウさんの自宅で熱気球を繋留して以来、36年ぶりの訪問である。当時は、ランチョエルパソのマスターと二人で、根室観光協会に歓待をうけ1mほどのズワイ蟹をご馳走になった。足1本で腹一杯になったことを思い出した・・・。

2023年9月24日

馬鈴薯の収穫、生食用「男爵」が終わり、加工用「きたひめ」を開始する。

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 9:48 PM

小刻みに降る雨の影響で圃場がぬかるむ。前年作付けした長芋のトレンチャーの溝にハーベスターのタイヤがスッポリがはまる。トラクター、タイヤショベル2台で牽引しながらの作業となった。

品種『男爵』は約7500俵(10a 当たり60俵を超える。町平均57俵)、450トンを全量JAに出荷する。販売価格は約1俵4000円、直近10年では大豊作となった。

涼しくなり日陰でなくとも、晴天のもと円陣で休憩できるようになる。やっと北海道に秋が来て、遅れていた紅葉が見れるようになるでしょう。日本で最初に紅葉が見れる『大雪山』は例年より1週間程度遅いとの情報。今年も馬鈴薯の収穫が終われば、大雪山高原温泉沼巡りに出かけるとしたい。

2023年9月13日

半月以上早くキャベツ収穫が終る。

Filed under: キャベツについて,農業機械の話 — 管理人 @ 8:39 AM

8月の猛烈な残暑の影響で、半月以上の速さでキャベツの収穫がおわってしまった。35℃前後の猛暑日のヒートショックで、ダメージを受けた加工用キャベツは病害のオンパレード状態。放置するには非常に危険なので収穫適期の前に作業を終えた。

掘り取り期限が迫っていた馬鈴薯『男爵』の収穫を1週間ほど待って、2台のキャベツ収穫機で作業を急いだ。本年も約10haの面積を栽培し、約800トンの加工用キャベツを全量JAに出荷した。

収穫作業の過程で体調を崩した1名以外は事故もなく無事に出荷を終えたことで安堵する。頻繁に発生した収穫機の不具合は自前で処理できたが、排気フイルターの強制制御には参ってしまった。R3年に導入した収穫機はこの装置があり、今までは作業しながら再生していた。使用時間が約700時間を迎えた時点で突然、強制制御によって作業不可になり駐車再生モードに突入。販売店のIに相談するが点検修理の経験がないのでわからないとの返答。Y社に相談したところ』『私どもが販売したのではないので、、、』との返答。Iの営業さんにあちこちに聞いていただいたが問題が解決しない。

私がやむなくY社のサービスに聞いたところ、I本社(岩見沢)からY本社(江別)に整備依頼をすればY社で来てくれることが判明する。その後は敏速にY社のサービスさんに来てもらい、約1時間程度で駐車再生モードが作動してエンジンが復活した。こんな事もありました。

排気フィルターはPM(スス)の除去装置で交換すると約60万円の高額の費用が必要だと言われ驚く。今回は交換しないのでホッとする。こんな装置は誰しも必要としないし、外したいところだが・・・。装置に詳しい方は作動できないようにすることが可能と聞いている。

2023年9月4日

念願の北海道大学大学院に合格する

Filed under: 従業員の話,未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 1:55 PM

香港からワーキングホリデーで働いている「暁」が念願の北海道大学大学院に🈴合格した。昨年まで失敗していたものの、今年は背水の陣で再挑戦した。7年前に京都大学大学院に合格をした「温」以来となる。

普段は農場で働きながら休日や夜間において勉学に励み、週に2日自動車学校に、あと2日は弓道教室に通う。仕事、遊びなど積極的に探究心をもって行動する。見ていて感心する。

「暁」は母国には戻りたく無いという。あまり詳しく書くと母国で拘束される心配があるので公開しないが・・・。こんな国が近くにあるとは迷惑な事である。残りの人生は北海道民として生きることを決意したようだった。

職員全員で努力の結果にお祝いをする。彼女はまず梅酒ロックで🍻乾杯した。

2023年8月30日

朝は寒い、昼は暑い、夜は過ごしやすい?

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 8:17 AM

最低気温17℃の月曜日の朝、タイヤショベルが写真のようにフォークの爪を地面に突き刺し、ライトを点灯したまま芋畑🥔に放置されていた。当然、バッテリー上がりをして動かない状態に。

早速、野外電池式防犯カメラのSDカードを見たが、素人では判別が、、、。当初、盗難途中で放棄したとおもったが、嫌がらせだと判明する。夜間にショベルを操作できるということは、運転を熟知している方だと思う。爪を刺して前輪を浮かすことは簡単ではないが、経験者なら容易いことである。

物騒な時代になったなぁと感じつつ、新型の野外防犯カメラを注文した。

2023年8月26日

猛暑日のなか馬鈴薯の収穫が始まる

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 6:45 AM

36℃の鹿追で馬鈴薯の収穫が始まる。我が家の温度計は38℃を記録。流石に日陰のハーベスターの上でも風がほとんどないので暑い。掘り取り期限があるので頑張って作業しなければならない。

昨年よりも作柄は良好で、史上最高(反収60俵、3600キロ/10a当たり)を狙える作業初日となった。今日はキャベツ収穫班6名、馬鈴薯収穫班5名で作業する。馬鈴薯の収穫班は平均年齢23歳位、3人が初めての体験で香港女性二人、日本人一人、中国と日本人のハーフ一人で構成されている。新人対策として慣れるまで掘り取り速度を遅くしている。

また、農作業事故は起きてからは遅いので、うるさいぐらいに指導をしている。自分も含めて・・・。

2023年8月24日

熱中症警戒アラートが北海道で発令中。臨時休業になる。

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 2:39 PM

昨日に続き最高気温34℃となり、ほぼ猛暑日となる。7月にも34℃になったが8月の残暑は半端ではありません。もうここは北海道ではないようです。

本当に危険な暑さで午前中で仕事は切り上げ臨時休業とした。

 

 

2023年8月20日

京都から孫たちが毎年やってくる

Filed under: 家族の話題 — 管理人 @ 11:13 AM
  1. 連日、38℃の猛暑日が続く京都から、30℃前後の涼しい?北海道にやって来た孫たち3人。ANAジュニアパイロット制度(6歳から11歳まで)を利用して毎年子供だけで来る。大人料金(通常は大人料金の半額)で利用可能でジジ、ババが負担する。意外と利用する方が少なく今回も1組だけである。
  2.  
  3. 『やっぱり北海道は涼しいなあ!』と。6歳になって初めて利用できた長男が『ウキウキ気分』で楽しそうである。長男は8月に入ると来るのが楽しみで夜が寝られず、睡眠不足とのこと。
  4. 一年後に来ることを約束して大泣きで帰っていった・・・・という事にしましょう。
  5. 注意①カミさんはSNSはNGなので常にカットしています。時々質問されるので。

2023年8月12日

8月12日、畑の様子

Filed under: 畑の様子,長芋について — 管理人 @ 10:07 AM

 

馬鈴薯は例年より出荷受け入れが3日早まり、8月22日になる。昨年以上の作柄で期待が持てる。

小豆は生育旺盛で平年作だった昨年より草丈が長く、鞘付きも良い。一部倒伏しているが平年作以上は期待したい。

昨年不作だった長芋は豊作(全ての作物)の予兆が見られる。今年は旱魃気味で雨が少なく、気温が高い。

加工用キャベツは栽培間隔を間違って狭めたため忙しい作業になった。旱魃で生育が一時停滞していたが後半は適度の降雨で豊作となった。今まで7月出荷が敬遠されていたことを考慮すると『災い転じて福となす』であろうか。今日まで522トンをJAに出荷した。あと400トン出荷予定。

2023年8月5日

今回は下部搬送ベルトのテンションローラーを修理

Filed under: キャベツについて,農業機械の話 — 管理人 @ 12:49 PM

最初の写真、キャベツを挟み搬送するベルトとそれを支えるテンションローラーの不具合が発生する。

ベルト、ローラーが摩耗してくると、挟んでいるキャベツの根がローラーに当りアームごと反対に持っていかれる。3キロほどのキャベツの根は大きく、その度に運転を中止して直していた。

改善策としてローラーの直径を小さくするため、サンダーで削る。新品(約2万円)は最初から直径が小さく対策されている。削ったあとは不具合はあまり発生しなくなる。


2023年8月2日

今回は作業コンベアーの交換をする

Filed under: キャベツについて,農業機械の話 — 管理人 @ 8:16 AM

7月12日から週5日に渡り加工用キャベツの収穫を13人前後のスタッフ(平均年齢20代)で頑張っています。カットキャベツの需要増にともなって原料の不足にならないよう、連日の猛暑のなか早め収穫を心がけている。JA野菜出荷センターでは出荷するトラックトレーラーが、収穫したキャベツを待っている状態だそうです。今までこのような状況は初めてではないでしょうか。今日で381トンを出荷する。面積にして約4ha、あと6.5haになった。

11年使用のH25年車(JAで二番目に導入した創成期の収穫期である。全町で新旧10数台が稼働している)、作業用コンベヤー(約13万円)がついにベルトの繋ぎが剥がれ交換しなければならなくなった。販売店に修理を依頼したが2・3日必要(部品在庫がない)と言われた。派遣、1日バイトを5・6人決定しているので、断ることは失礼になるため最善の方法を探る。

自分たちで交換するのが早道で、JA野菜センター機械担当者に修理方法を教えていただく。野菜センターでの仕事が終わる7時近くにこちらから出向いて収穫機の説明を受ける。在庫している交換部品を借用して自分で修理交換することにした。もう残された道はひとつしかなかった。慣れれば2時間で交換可能と言われたので、素人の我々なら最低でも4時間は必要になると予想した。ピッタリでした。

当初、ゴリラ修繕テープを貼り、凧糸で縫うのがひらめいた。縫うことが得意な93歳の父親に相談したところ『朝4時に起きて縫ってやる!』と力強いお言葉をもらった。しかし、テンションでコンベアーを張るので長持ちしないのは明らかで断念する。

早朝、機械を眺めながら腕組みして作業工程を模索する。ボルト・ナット・ベアリングなど錆びていて難儀する。7時ごろになると職員が来てくれ作業スピードが一気にアップする。派遣、デイワークの皆さんには機械修理が終わるまで包丁持って手作業で収穫してもらう。『社長もうそろそろ治りますか?』と炎天下の手取り作業の大変さを実感して、収穫機の『ありがたさ』を痛感する。たまには手作業で収穫すると機械収穫での不満が収まるかもしれない・・・。

修理後は皆『ニコニコ顔』で作業が再開された。機械ってもう離せません。今振り返ると、JAでコンベアーの在庫が無かったら3日は収穫機が使用不可能であったことを考えると『ゾッとしている・・・』 圃場には破裂しそうなキャベツの球体が収穫を待っている。何せ今年は生育が良く早く仕上がる。

2023年7月29日

危険⚠な暑さ36℃のなかキャベツの収穫を頑張っています。

Filed under: キャベツについて,農業機械の話 — 管理人 @ 12:24 PM

🥵熱中症警戒アラートが発表された十勝地方です。仕事を休みたいところですが・・・。

キャベツが収穫適期を過ぎているため、これ以上放置すると出荷できなくなる危険性がある。休憩は1時間おきに水分補給、おやつに自家製トマト、スイカと雷電スイカ🍉、苫前、新十津川メロン🍈、夕食には生ビール🍺と馬刺し、唐揚げザンギ。本日は煮込みジンギスカン。

やっと収穫作業が追い付き明日からはゆっくり出来そうである。気温も32度くらいと涼しくなり?夏バテも回復しそうである。

収穫時、強風の影響で土が飛散してキャベツが泥だらけになる。仕方なく見た目は悪いが、肥料袋を張り巡らしているが効果があまりない。また、雨天時の駆動プーリー(58000円)と搬送ベルトの滑り解消に既存のねじ山を利用してボルトを差し込む。かなり効果はあり滑らなくなる。H25年車は6mmのドリル穴にしてロールピンを入れる。これも効果抜群であった。スクライパーは外したがあまり土やゴミはつまらない。

また、高温の日が続くと石灰不足、微量要素不足などで内部障害(葉枯れ等)が発生する恐れがある。葉面散布においてはJA推奨のカルシウム剤の他、今年から商社2社からカルシウムを10%程度含有の葉面散布剤を同時散布している。経費はかかるが病害が発生するよりはマシである。今の所、効果は絶大だと信じている・・・・。

JA野菜センター等から質問が・・?『村瀬さんのキャベツは大きくて病気がないのですが、教えてください!』今年からコーティング肥料と同時に苦土生石灰を施肥、成形培土で仕上げ後に硫酸カルシウム等を散布する。結球が始まると微量要素を含有しているカルシウム剤を毎回散布しているが、効果は今のところ絶大である。『腹が減っては戦はできぬ』最善を追求すべきであろう。

2023年7月25日

晴天☀️のなか小麦の収穫が終了する

Filed under: 小麦について — 管理人 @ 6:49 AM

7月21日から晴天に恵まれ、町内一斉に始まった秋まき小麦の収穫が24日に終る。JAの小麦乾燥施設は3時間、4時間待ちの大混雑になるが、20年位前までは朝帰りが普通だったことを考慮すると『まだいい方か・・・。』

出荷伝票を整理していないが、今まで最高の収量、品質の可能性があるようです・・・。期待を込めて。

小麦収穫班2〜3人、加工用キャベツ収穫班12〜15人で、夏日のなか汗を流して作業を頑張っていた。加工用キャベツは端境期にあって品不足のなか、JAから休日出勤を依頼されていたが・・・。

1日22〜28トン出荷するのが精一杯であり、従業員も疲れている。町内の花火大会で🍺生ビールで疲れをいやし?日曜日はゆっくり休んでもらった。小麦収穫班は休み返上ですが・・・。

後日談。私たちの生産組合は4戸の農家で構成され、品種『きたほなみ』のみ面積は73ha、ニューホーランド製コンバイン3台(36年、30年、18年使用)の古い機械だが大丈夫です。Sサービスに整備を全面依頼し、年間整備費は1000円〜2000円/10a  当たりと安く、期間中ほとんどトラブルなしで稼働が可能。

当集団のメンバーが乾燥麦推定収量が町で一番のようです。10a当り15俵(900キロ)を超える。他のメンバーもその数値に近く、素晴らしい出来秋となった。我がファームですか?町の平均(685キロ)くらいかな。ガクン。参考までに十勝管内20地区の収量順位は1位更別村、2位幕別町、3位芽室町、4位帯広市、5位に鹿追町がランクインしている。高原(山麓)地帯としては健闘しました。

写真は鹿追町最高の収量を記録した小麦です。(前年小麦)田端式播種機で9月14日ごろに播種する。生育抑制剤はエスレル、追肥は硫安で4回95キロほど、防除毎に尿素1%、P-MAXと極秘栄養剤を散布かな?。

 

2023年7月19日

キャベツ収穫機の部品調達に製造元へ、

Filed under: キャベツについて,趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 5:59 AM

 前日の大雨の影響で作業が困難となる。キャベツ収穫機の部品調達、研修、観光も兼ねて富良野へ職員とともに出かける。オサダ農機さんでは急な申し出にも関わらず視察を受けていただきありがとうございました。

オサダ農機ではヤンマー、クボタ、ヰセキ3社に収穫機を提供している。受注生産で発注してから約4ヶ月で出荷しているそうです。部品供給はY経由で供給される。また、ほとんどYでは部品在庫をしていない。これがネックで部品発注してから2週間も日数が必要となることもある。

最新技術の倒伏用デバイダー、葉もぎ取り装置?などの説明を受ける。回転するデバイダーは外国産で存在するが、写真の簡単な丸棒でするのが効果があるとのこと。生産者側の対策としてセル苗を深植えすることである程度倒伏は防止できるのでお試しを。

生産者からの要望として雨天時における駆動プーリーと下部搬送ベルトの滑り対策を、交換部品の敏速な配達、在庫をお願いした。昨年は部品発注してからY経由で10日ほどで到着したら、寸法が合わず再発注して20日目でようやく交換できた。農家である程度在庫はしているが、部品が高額なのでベルト類は最低限しかしていない。また不具合は年度途中でいきなり発生する。今回もYで在庫(購入先はヰセキなので売ってもらえません)していないということで直接製造元にお願いした。

クボタ、ヰセキ両社から直接(Y経由)部品供給してもらえないので、多くの日数を必要とする。なんとか改善をお願いしたい。

 

2023年7月13日

加工用キャベツの収穫がはじまる。11月まで長い期間収穫します。

Filed under: キャベツについて — 管理人 @ 6:33 AM

 4月18日に定植した加工用キャベツ(YR天空)の収穫がはじまる。昨年と同じ7月12日にスタートする。品種「おきな」は1週間から10日ほど遅れて収穫が始まる。

品種『YR天空』は鬼葉が固く取り除くのに大変で、ゆっくりしたスピードで機械収穫している。1個平均2キロ弱、10a 当たり7トン前後の収量がありそうである。日に日に出荷伝票を見ると収量がわずかだが増えていく。品種『おきな』になれば鬼葉も柔らかくて収穫作業も楽になる。と予想していたが・・・。

小雨の中だと2本の搬送ベルトが上手く挟めずキャベツが滞留してしまう。昨年駆動プーリーは交換しているが泥と水分でベルトが滑って回らない。ほとほと参ってしまった。毎年新品に交換していると数十万円を要するので、駆動プーリーに対策をしなければならない。JAではプーリーの溝の底辺部分にボルト3本を入れているそうだが。それほどベルトは痛まず効果はあるそうです。

JA担当者のアイデアを活用して、弊社の発案でVベルトの底辺部分が活用できるように、3カ所に6ミリのドリル穴を開け、6ミリのロールピンを打ち込む。効果抜群でベルトが滑らなくなる。これで1年くらいは寿命が伸びたのでは。

雨の時も作業をするために対策が必要です。派遣さんやアルバイトの方が来ているので簡単に仕事を中止するわけにもいかない。また、内部障害、微量要素、カルシウム不足対策として商社2社からカルシウム入り葉面散布剤を取り寄せ、防除毎に散布している。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2023年7月9日

7月4日、畑の様子

Filed under: キャベツについて,畑の様子 — 管理人 @ 9:54 AM

5月20日播種の小豆『品種キタロマン』です。除草剤がまだ効いていて付近の農家の作柄より遅れている。生育はすぐ追いつくので心配はしていない。来年から普通コンバインに対応する新品種に転換する。コンバインでダイレクト収穫が可能なので、今までは収穫ロスが大きかったH7年製の古いコンバインも活躍が期待される。小麦の径間栽培もいいかな?(畑の長さ540m、株間6cmの1粒、畝幅66cm、面積7ha)

隣の圃場では最後の加工用キャベツの定植作業がされている。今回の定植分は10月中旬に収穫が予定いている。また4月19日に定植した『品種YR天空』は順調に結球して1週間後に収穫期を迎える。H25年式、R3年式の2台のキャベツ収穫機の整備を終えて準備は整った。今のところ栄養素が盛りだくさんの美味しいキャベツが全国の消費者に届けられる。北海道産のキャベツをどうぞよろしくお願いします。(畑の長さ270m。株間36cm、畝幅66cm,面積10ha )

長芋はツルが2m50cmのネット頂上に到達して順調に生育している。昨年は7月の長雨で不作の原因となったが、今年は期待を込めて11月の収穫を待つことになる。すべての作物を期待はしていますが・・・。(畑の長さ540m、株間21cm、畝幅132cm、面積7ha)

馬鈴薯は開花期になりあたり一面紫や白い花が咲いている。(畑の長さ540m、株間30cm、畝幅72cm、全面積18 ha  )

2023年7月2日

キャベツの収穫が迫り収穫機の整備を急ぐ

Filed under: キャベツについて,農業機械の話 — 管理人 @ 9:16 PM

依然、旱魃傾向で☔️雨が欲しい。直径20cmほどになった加工用キャベツは、あと10日程度で出荷を迎える。

H25年、R3年製ヤンマーキャベツ収穫機2台を半年かけて分解点検していた。やっと本気モードになり急ピッチで整備をする。収穫機の心臓部、かき込みホイールから上下搬送ベルトを支えるテンションプーリー、ブラケット、駆動プーリーシャフトなどあらゆるベアリング,ナット類が動かなくなっている。雨の日も作業するので仕方がない。収穫終了後に分解清掃してオイルを添付いておくのがベターである。また錆ないステンレス製の部品に交換している。

下部の搬送ベルトプーリーは10個全部がオイルシール内に土が入り込んでいる。清掃して隙間にグリスをぬる。土を呼び込むと言われているがどちらにしても土が入り込む。グリスが入っていれば錆びずらいと判断している。ナットも錆びて回せないのでステンレス製ナットに交換している。

R3年製の芯を切る合わせ刃は、一年もしくはシーズン途中で錆びてシャフトが上下しなくなる。ステンレス製にするか分解して清掃する必要がある。またオイルシール部からオイルを注入しなければならない。

私は全くの素人でやる気を持ってしているだけで、できる限り自分で修理交換している。。製造、販売店にも協力していただきパーツ表などとともに技術指導を仰いでいる。機械の構造を理解でき、作業時不具合が発生しても対応できる能力を有したい。また少しでも経費削減に繋げられるよう努力せねばならない。

                     

2023年6月28日

地元『鹿追高校』の先生、生徒と海外従業員との懇談🥩

Filed under: インターンシップ,従業員の話 — 管理人 @ 10:06 AM

地元唯一の高校『鹿追高校』からT先生、生徒二人が来てくれた。ワーキングホリデー(今までに140人程度)で香港から来ている暁と正職員となった香港出身のメイとの懇談を希望された。当農場の一室で実現する。

生徒さん二人は英語に力を注いでいる鹿追高校に帯広市、音更町から来て学んでいる一年生。英語も含めてレベルの高さに驚いているという。暁とメイは英語が話せるので時々英語でも話をする。さすがに大したもんです。一人は国際的に海外などで教育に関わる仕事を目指している(と英語で話していた。)

実は鹿追高校から視察、懇談等を受けるのは多分初めてのこと。優秀な生徒がいることに納得。(以前から実績はあるのであえて言うまでも無い)。

これから台湾国立大学の学生がインターンで来る予定なので、学校にも出向いて交流することを約束してお別れした。午後7時ごろになったので用意していたジンギスカン、牛サガリで焼肉する。そう言えば部屋の中に良い匂いが充満していた。農場住人で軽く一杯を兼ねて🍖肉5キロを平らげる。写真は満面に笑みを浮かべる従業員、焼肉の威力は万国共通の美味しさである。

余談ですが、お世話になったT先生とT校長先生は発音が似ていたのでずっと校長先生だと思って電話で会話していた。鹿追高校は校長先生自らフイールドワークや出張授業?などをしていると感心していた。農場での挨拶をしたとき、T先生に『校長先生!』と言った瞬間に間違いだと気づいた。校長先生の貫禄はありましたが失礼しました。T先生もいずれ校長先生になる日も近いと感じた瞬間であった・・・。

2023年6月19日

6月20日、畑の様子

Filed under: 畑の様子,長芋について — 管理人 @ 6:05 PM

秋播き小麦は開花が終わり晴天に恵まれたので豊作の予測。受粉が上手くいったでしょう。昨年は7月に大雨が続き不作の原因となったが・・・。現在は旱魃気味で雨が期待できない。雨乞いの儀式をすると怒り狂ったように大量の雨を見舞われるので静かにしていましょう。多雨より旱魃の方がベターである。

加工用キャベツは結球を始め7月中旬の収穫に向けてラストスパートをかける。この時期に異常な気象は生育に多大な影響を与えるので、適度な降雨を望みたい。旱魃で生育が停滞しているところに高温多雨の天候になると生育が旺盛になり結球内部の葉枯れ、微量要素不足などの症状になる。出荷不可能になるのは勘弁してもらいたい。嫌な予感がするが・・・。

極早生の品種(YR天空)であれば最低限それを防止可能であるが、品種(おきな)はもろに影響を受ける。もともと極早生の品種は生育が早いので収穫適期を逃さない限り危険度は最小である。収穫量は落ちるが早め収穫を推奨する。適期を逃すと腐敗などの要因になる。昨年のように本州が潤沢で供給過剰になると、真っ先に出荷できなくなるのは北海道の産地である。

本日は体力回復のため臨時休業とした。

2023年6月18日

長年の趣味、🥎ソフトボールが始まる

Filed under: 趣味、旅行、アウトドア,農場生活について — 管理人 @ 1:10 PM

野球と重なって楽しんでいたソフトボールは30年目近くを迎えた。メンバーは70歳前後の方が多く、最高齢は80歳前後である。週3回の練習をこなし、年齢別に全国大会がある。所属しているクラスは最高齢のハイシニア(古希)68歳以上である。若いクラスは出場資格があるので10歳下のクラスで大会に参加する。来年はハイシニアクラスの出場資格を取得する。

私は仕事が現役のため2〜3週に一度くらいしか参加できないが、大会には参加させていただいている。メンバーの大半は芽室町出身、遠くは帯広市、幕別町、鹿追町、足寄町、網走市から通う愛好者も存在する。元教員、刑務官、人工授精師、町役場、市役所、営林署、自衛隊、農機具製作会社、農協、土木建築会社社長、道外からの移住者、農業と職種は多岐にわたる。

みなさん薬を飲みながら、前立腺の手術などの話題が飛び交う。病院へ通院しながら『ここが痛い、あそこがダメだ』と言いながらボールを追い、バットを振る。私は一番の若手?なので会話に参加出来ないが、いずれこんな風になるだろう・・・と思いつつ参考にしてもらっている。

今年は2年のブランクがあったが珍しく好調であった。シニア(59歳以上)の十勝大会、北海道大会で時速100キロ近く投げる投手から柵越え本塁打、3塁打など10割近い打率を誇った。来年はねんりんピック(愛媛県今治市)全国大会に出場が決定している。今から晩酌を我慢して年金を貯金するように82歳の監督より『通達』があった・・・。国体以来の本塁打を狙っている。

父の日は☕️『森彦』の時間

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 7:18 AM

父の日の朝、午前4時半に起床する。農場は休日。風がなければ防除作業をする予定だったが風が強く断念する。

約1ヶ月前から多頭飼育が崩壊した猫を預かる。慣れるまでケージを中心に辛抱強く扱う。今では生まれてからずっといるような振る舞いになる。一度失敗したので今回は余裕の体験飼育となった。

芝生も青々となってハンモックに寝そべりながらコーヒータイム。子供達(職員からはないなあ・・・?)からプレゼントされた『森彦』のドリップコーヒーを飲みながら物思いにふける。1杯160円、いつもようによつば牛乳をたっぷり加える。味がまろやかになり苦味がアクセントとなり味わい深い。ましてや新緑の木々のなかで、至福な『森彦』の時間となる。

十勝の農家に生まれ育ち生業としていることに不満などあろうはずがない。

 

2023年6月7日

キャベツ🥬の草取り始まる

Filed under: キャベツについて,長芋について — 管理人 @ 8:03 PM

長芋のネット張りが終わり、4月18日から始まった春期の播種作業が落ち着く。7haの長芋面積は手応えありました。萌芽との競争でネット張りが追いかけられた。

キャベツの葉が生育旺盛になり畝が塞がりかけたので、慌てて草取りを始める。まずは草取りに使用する『ホー』の研ぎ方から指導する。1年間使用していないので錆を除去するところから始まる。

2023年6月3日

長芋のネット張りを急いで作業する

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 5:46 AM

5月末に萌芽を始めてきたので、ネット張りの作業を急ぐ。3.5mの支柱(ポール)を1m地面に刺しているので、地上部は2.5m高さがある。ここに長芋のつるが伸びてくるので急がなければならない。

畝の長さが540mあるのでネットを引いていくとなかなかの重さとなって大変な作業となる。ネットを支えるエスター線、トワインは540mでも切れることはありません。畝の両端で手で引いて張っていきます。畑の端が見えないのでLineで確認するが、どこの場所なのかわからなくなってほとんど連絡はしなくなる。相手を信じてエスター線をグイグイと引く。

面積が7haあるので10日程を要する。みなさん疲れてきたようですがもう少し頑張りましょう。

2023年5月30日

5月29日畑の様子

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 6:26 PM

 

2023年5月26日

5月26日の畑の様子

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 9:43 AM

 

2023年5月23日

新型の長芋のポール支柱立てはじまる

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 12:43 PM

 

新型の長芋の支柱立て機により支柱立てが始まる。試行錯誤しながらではあるが、操作は簡単なので女子職員でも手軽に作業できる。

畝の長さが540M あり、6Mの間隔でポールを立てる。1列86本、3列で260本を大助くんに積み込みゆっくり進む。1mの深さに掘削した底面に簡単に到達する。今まで約7000本、3.5mポールを人力で1m差し込んでいたが大変な作業でした。

 

2023年5月14日

従業員7人+2人がフル稼働する

Filed under: 農産物の播種、移植作業 — 管理人 @ 9:06 AM

寒い日が続いていたがやっと最高気温が20℃を超える日が予報されている。今年は寒い5月です。懐が寒く冷え込まなければ良いが・・・・。アスパラガス、ビートの出芽に影響があるようです。

長芋播種が最盛期を迎え自作の播種機が金属疲労を起こしながらも頑張っている。青森の農業機械製作会社の社長さんが農家から安価な長芋播種機の製作を依頼されているそうで。入念に作業現場を視察する。約1万円で(中古十勝農機H元年製、馬鈴薯播種機)改造製作したことを伝える。同時施肥も可能で全面散布と併用でき、肥料費の削減などの効果に期待できる。

従業員4人が長芋播種、2人が長芋のマルチがけ、1人がジャガイモの培土、オペレーター1人が長芋のトレンチャーがけ、カミさんがキャベツ苗の温度、灌水管理、私がキャベツの施肥、整地、各班の巡回などをしている。付近の圃場では5台のトラクターと作業機が稼働している。国産GPSも大忙しで稼働してもらわなければならない。今の時期稼働できなければ1年が棒に振ってしまう。

 

2023年5月9日

長芋の播種が始まる

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 6:02 PM

5月7日、約1ヶ月間の🌱芽出しが順調に進んで種芋の播種が始まる。畝の長さが540mあるので、自作の播種機(製作費1万円くらいと中古機械代)にミニコン22個を満載する。受け皿の中央に種芋を並べると正確ではないが株間が揃う。

今年は駆動輪を6・00x12のサイズに変更したので、株間が18cm から20cmにする。昨年は個体が太くなり『当たり』と呼ばれる隣の長芋がぶつかり規格外となってしまう事例が増えた。その解消になるのではと株間を長くしてみた。

作業速度は1割ほど速くなり、1日10本程度、面積にして70a  を播種することができる。従業員は椅子に座って種芋をコンベアーにのせることができるので、非常に作業が楽である。4人くらいで交代しながら同じ位置で長く仕事しないように指示している。

2023年5月5日

長芋の播種準備、トレンチャー作業始まる

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 5:44 AM

3月16日から始まった長芋の種切りが4月6日に終了し、キュアリング後に倉庫に収納した。約25トン(5ha)の種芋は20〜25℃に保たれ芽を出し始めた。半日程度ジェットヒーターで温めるとしばらくの間倉庫内は余韻で暖かいことが栽培開始6年目に判明した。1ヶ月間以上加温しても使用する灯油代は200L  以下に抑える。

トレンチャーでGPSを使用しながら、真っ直ぐに1mの深さを掘る。畑の長さ540m,畝幅132cmx4本でゆっくりした速度(ほふく前進の速さ。時速0.4km)で作業する。GPSは隣にある白樺防風林の影響がないのはなぜなのだろう・・・。素人には理解できない。

2023年5月2日

今回はポテトカッテイングプランターの修理

Filed under: 農業機械の話 — 管理人 @ 6:46 AM

12年使用の十勝式ポテトカッティングプランターの駆動輪のタイヤがバースする。昨年は駆動輪のシャフトが折れたが今回はタイヤが左右二本がパンクした。『社長!プシューと大きな音がしたので機械を止めて原因を探っていますがわかりません・・・』と連絡が来る。『バツー!』だと種芋を2分割するカット部の安全ピンが切れた可能性が大きいが。今回は『プシュー』なのでタイヤだと思うよ。と伝えて現場に駆けつけた。

やはりそうであった。タイヤのラグがひび割れて一本はパンク、もう一本もダメであった。さて従業員の勉強を兼ねてタイヤを取り外す。駆動輪には四本の動力用チェーン、2個のベアリンングユニットがある。機械が土まみれなのでエアーインパクトレンチを使用すると身体中土ほこりが・・・。組み立てもチェーンの順番を間違えて最初からやり直すなど3時間ほど苦戦して修復する。ジャガイモ、肥料を満載して540mを往復するので無理がかかってしまう。

毎日のように不具合や故障、事件?があり対応に忙しい。そうこうするうちにキャベツ定植班からクボタ野菜全自動移植機が調子悪い情報が入る。じっと作業を見ると確かに調子が悪い。植え付け部のセル苗をつかんで植え付けカップに落とす部品が折れて無くなっている。クボタに連絡するとすぐに現場に来てくれた。助かります。15分程度で復旧して作業を再開できた。そうこうするうちにジャガイモ班が圃場の移動に伴いGPSのセットに向かう・・・。忙しい日々は連休明けまで続く。

2023年4月30日

主力作物ジャガイモの播種始まる

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 10:00 AM

最高気温が19度と暖かくなったので、主力作物の一つジャガイモ(品種男爵)の播種が始まる。昨年(品種男爵)は53俵/10a当りの収量があり7000俵弱を生産した。今年も男爵12〜13ha  、ポテトチップス用5〜6haを栽培予定してる。初めて自動操舵で作業できるため畝が真っ直ぐに可能となった。540mの畝を見ていて気持ちが良いものです。このあと培土(土を盛る)作業が格段に楽になり芋の緑化などの防止になり、収量アップに重要な要因となる。今年は期待できます。

初めての従業員が多いので、怪我をしないように一日指導をする。慣れてくると危険度が増すので、ゆっくり落ち着いて作業をするように心がけている。

2023年4月26日

今回はスタブルカルチのディスクを修理する

Filed under: 農業機械の話 — 管理人 @ 9:24 AM

5年使用しているポーランドマンダム社製、スタブルカルチのディスクが徐々に固くなって全く動かなくなった。グリスアップはしていたのだがベアリングに土が詰まり錆びて重たくなったと判断した。販売店の美幌町T農機に相談してベアリングなどのサイズを聞く。今までに初めての事例だそうでわからないということで、中古のディスクアームを売ってもらう。

中古品を装着して動かなくなったベアリング部をバラしてみた。*素人なので未知の世界です。

シールキャップを外してベアリングナット、ワッシャーを取り、ギアプーラーでベアリングを外してみたが、何も問題がない。ポーランド製はテーパーベアリングで挟んで締めていく構造になっている。カラーなどがないため、作業をすればするほど固くなって動かなくなっていた。こんなのアリかな〜〜。

ディスクはジンギス汗鍋のような構造なので片方に力がかかるため締め上げてしまう。テーパーベアリングを固定するためカラーを製作しなければならない。

2023年4月23日

国産自動操舵システムの応援キャンペーン

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業,農業機械の話 — 管理人 @ 7:16 AM

国内では外国産の高価なGPSが普及している。

安価な国産品のGPS機器を昨年からなんとか導入したいと調整していた。定着させて、手頃な価格で我々一般人でも操作できることを探っていた。今年は3台のトラクターに取り付けて始動する。最初不具合があったがすぐに復帰して順調に稼働している。

ビート、馬鈴薯などの播種作業は従業員に任さられるようになり、喜ばしい限りで胸を撫で下ろした。残りのトラクターに取り付けるメドがつく。手持ちのAndroidの端末が使用可能で大きなモニター画面は必要ない。他のトラクターを使用する場合、接続機器で登録しているトラクター名、受信機をチェックするだけで簡単である。

複数のトラクターで作業したが問題はなく使用可能であった。また鹿追町を網羅できるマイ基準局(おおよそ半径20kmの距離)があるので電波は良好である。時々受信状態がH/FIXにならない時があるがスマホ、GNSSデバイス等を再起動で解決している。(防風林のふちもOKであったが、防風林の位置、向き、大きさによっては不具合が生じる。)国産GPSを応援して普及させましょう。

専門家に要望します。操作マニュアルを整備してほしい。

2023年4月19日

加工用キャベツの定植がはじまる

Filed under: キャベツについて — 管理人 @ 9:57 PM
  1. 今年も加工用キャベツ(極早生品種YR天空,1ha。残り9haは寒玉品種おきな)の定植がはじまった。今年はマイナス気温にならず、定植した苗は順調に活着した。初めての従業員が多いので、ゆっくり1日40aほどを定植する。7月下旬まで仕上がった苗を順次定植していく。倒伏と風の対策で深めにセル苗を定植する。
  2. ビートの播種も同時に始まり馬鈴薯、長芋、小豆へと5月下旬まで忙しい農作業となる。
  3. 最初に定植した苗は順調に生育すると7月13日ごろに出荷できる予定で10月25日ごろまで続く。

2023年4月16日

トラクター、🚜作業機をFIX UP

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業,農業機械の話 — 管理人 @ 12:12 PM

36年使用しているトラクターキャビンのガラスが外れる。吾輩では上手に修理できずに数年が経過していた。トラクターディーラーに修理依頼して出張修理してもらう。ガラス同士接着するコーキング剤は市販物でできることに驚いた。修理作業を最初から見て覚える。今度は自分でできる自信が湧く。

晩御飯は焼肉でも食べに行こうと農場住人で帯広市へ出かける。生ラムジンギスカン、牛サガリ、牛シマ腸(味付けは塩だれなど)一人前700〜900円を25人前ほど平らげた。生ラムは美味しいですねえ。5人で3万円食べて飲みました。『生ラム、ホルモン・いなみ』さんご馳走さまでした。

2023年4月14日

加工用キャベツ畑の整地作業はじまる

Filed under: キャベツについて — 管理人 @ 12:54 PM

この圃場は昨年ビートを栽培した。収穫後にプラソイラーをかけて冬を越した。14日に土壌は湿っているが地温を高めるためにスタブルカルチを入れる。5年前にポーランド、マンダム社製の3mスタブルカルチを170万円で購入している。当時は安価だったのに驚きである。

今年購入のクボタM7で快適に作業ができるようになったものの、操作が複雑で理解するのに四苦八苦の状態。従業員に任せるしかない。今年は全圃場不耕起栽培を実施して、心土破砕補助事業(深さ約40cm)  +スタブルカルチ(深さ約30〜40cm)で仕上げ、最後に深耕アッパーロータリーで仕上げる。

春作業開始は18日頃に加工用キャベツの定植を予定している・・・。

2023年4月12日

いよいよ春作業の準備に忙しい日々となった

Filed under: キャベツについて — 管理人 @ 2:09 PM

18日の加工用キャベツの定植から春作業が始まる予定だ。それに向けて15台あるトラクターのうち、重作業を担当するクボタトラクター4台、井関トラクター3台のエンジンオイルを交換する。さらにジョンディア2台の芝刈り機、クボタ全自動野菜移植機のエンジンオイルも交換する。エンジンオイルはホクレンハイグレードDを200Lドラム缶で購入する。オイルエレメントは純正だと1個1万円ほどしますが、社外品だと2000円弱と8000円以上節約できる。

2棟のビニールハウスで育苗している加工用キャベツの苗は、発芽していないもの、奇形苗などと健全な苗との交換する作業も行う。年間46万本を定植するためなかなかの作業となる。弊社以外の農家はJAに苗作りを委託して引取りに行く。委託すると10haで約400万円になる。

またJAから野菜移植機(約90万円)、キャベツ収穫機(約250万円)全て借りて10ha使用した場合、約340万円をJAに負担する。弊社では苗作りから収穫まですべてを自分たちで賄っているため、上記の金額が節約できる。その金額は6人の正職員の報酬や福利厚生費などに置き換わることになる。

2023年4月7日

長芋種切りが終了して行者ニンニクの定植をする。FMノースウエーブ

Filed under: 行者にんにくについて,長芋について — 管理人 @ 11:02 AM

3月16日から開始した25トンの長芋の種切りは4月6日に終了する。湿度80〜85%、室内温度20〜30度に設定して加温を始める。

今年は早く播種をする予定で5月10日までには開始する。昨年は11日に開始しているが芽出しが不十分だったので、今年は留意する。

長芋作業が終わると、3月上旬まで出荷していた『行者ニンニク』の規格外品などを定植する。

先日、FMノースウエーブから出演依頼があり、スポンサーが「ホクレン農業協同組合連合会」と聞いて断れず電話出演(4月4日)をしました。パーソナリティの渡辺ゆうかさんとのフリートーク形式で楽しくお話しすることができた。4月から新しい番組のTOPバッターとしてSDGs&北海道農業についての内容で弊社では身近の問題『労働力不足』について重点的に説明する。

台湾からJJが来訪する

Filed under: 従業員の話,農業機械の話 — 管理人 @ 10:27 AM

JJは7年前に約1年間ワーキングホリデーを利用して働いていた。その時一緒に働いていた香港出身のEVAと意気投合して国際結婚をする。当農場では2組目の国際結婚であった。その後台湾へ帰り塗装会社を経営する父親の元、修行を積んで社長として現在は頑張っているとのこと。公共事業なども請負、順調に事業は継続しているそうで安心した。日本人の夫を持つJJの妹夫婦は、コロナの影響で台北で経営した日本式居酒屋を閉めて日本で生活をしている。

JJの長男は5歳になり、EVAのお腹には二人目が宿っているそうで久々に香港に帰郷している。

JJが好きだった『トスカチーナ』のパスタ、居酒屋『初音』の料理を懐かしく堪能した。

音更では農業機械展があったので全員で出かける。価格が高くなったことに驚いたが2台目の中古防除機を購入する。新品は約1500万円しますが30年くらい?使用したものは100万円で契約した。(現物は見ていませんがお任せしました。)

台湾からは続々と『遊びに行きます!』と連絡が来て楽しみな年になりそうです。職員とは社員旅行が『台湾』になるよう仕事や生活頑張ろうと励まし合っている。台湾プロ野球『中信兄弟』チアガール『チュンチュン』を日本男児は見てみたい!  豊作の年になりますように!

2023年3月31日

WBC侍JAPAN優勝!祝賀会開催

Filed under: インターンシップ,従業員の話 — 管理人 @ 10:09 PM

いやー力が入りました。大谷がトラウトをスライダーで三振に取った瞬間は久々に『よっしゃー』と叫んだ。野球世界一になった侍Japanお見事でした。

さて、今月、来月から職員として内定していた3人(香港から一人、地元から一人、京都田辺市「中国人ハーフ』から一人)が揃ったので歓迎会を開く。WBC優勝の祝杯も兼ねて食べて飲んで楽しいひとときを過ごす。次の日の午前中はまたまた臨時休業とした。臨時休業の是非は皆で相談して決めますが・・・休みにしますかと尋ねて反対する人はいないのは当然なことです。ハイ・・・。

6人の正社員、香港からのワーキングホリデー1人体制で4月からスタートする。香港から参加の彼女は北大大学院生の夢叶わず、弊社を志望してくれた。とにかく香港には帰りたくないそうで日本に永住する覚悟で来日している。来年も北大大学院に挑戦するそうである。売り手市場の昨今で感謝したい。官僚の方々もブログを見ていただいていることで、国に要望があります。ワーキングホリデーの滞在期間の延長を喫緊に希望します。どうぞよろしくお願いします。

7月にはインターンシップ提携している台湾国立屏東大学生なども来てくれる予定。コロナがほぼ終息して広東語、中国語。台湾語、英語、日本語が飛び交う『国際色豊かで賑やかな』農場に戻る。

乾杯!

 

2023年3月22日

⚾️WBC 🇯🇵日本対🇺🇸アメリカ決勝戦のため臨時休業です

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 8:06 AM

日本ハム関係者が首脳陣を占める侍ジャパン。北海道の方々は仕事をしていられない毎日です。今日は決勝戦。歴史的瞬間を見逃すことなく4Kテレビの前に陣取る。もちろん仕事は明日に持ち越しです。

2023年3月21日

本日はWBC観戦で臨時休業です

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 10:14 AM

北海道ゆかりの選手が多数出場しているワールドベースボールクラシック2023

準決勝メキシコ戦5回裏、2アウト満塁、近藤の大飛球に思わず『取るなー!』と叫んだが・・・・。またまたメキシコのアロザレーナに捕殺された。日本ハムに欲しい選手である。残念。

両チームの主力が真剣勝負する姿は滅多にみられない。楽しくもあり『ハラハラドキドキ』の連続である。

当然のことながら『仕事』をしている場合ではない。臨時休業です。

2023年3月19日

加工用キャベツの発芽が揃う。土壌凍結がほぼなくなる

Filed under: キャベツについて,畑の様子 — 管理人 @ 7:29 PM

3月9日播種の加工用キャベツの発芽が揃う。おおよそ96〜98%の発芽率だが遅れて発芽したものは発育不良になるものが多くあるので、実際の健全な苗は90%前後になる見込み。

最近の陽気で雪はほとんど残っておらず、土壌凍結を調査する。今年の冬は最大凍結震度は36cmと平年並みであったが、例年より早く凍結がなくなっていいる。明日からは最高気温14℃と4月並みの陽気になる予定。

2023年3月17日

25トンの長芋の種切り始まる

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 9:49 PM

3月11日、JAコントラによって40haの圃場に融雪剤を散布していただいた。効果抜群で『あっという間に』雪がなくなり土が見えてくる。秋蒔き小麦が青々と3ヶ月ぶりに顔をだす。

毎朝マイナス3℃程度に冷え込むが、昼間はプラスの5〜7度Cと気温は上昇する。昨年11月に収穫していた約25トンの種子長芋の種切りが始まる。4月7日頃までに終了する予定。

2023年3月12日

然別湖コタン since1980〜43回目?

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 11:10 AM

冬のイベント『然別湖コタン』はもう43回目となるのか・・・。

3年目を迎える香港出身のスタッフが然別湖コタンに行ったことがないというので3人で出かける。 今も変わらず『氷上露天風呂』『教会』 アイスBAR』『イベントホール』などが建設されている。38年前の『氷の教会』では私たちは結婚式を挙行したと、スタッフに説明する。当日は猛烈な吹雪のなか、震えながら乾杯したのがよみがえる。そんな想いを巡らせてレストランに足を運んだ。あれから40年・・・・!

2023年3月10日

行者にんにくの出荷が終了。加工キャベツの播種が始まる

Filed under: キャベツについて,行者にんにくについて — 管理人 @ 5:58 PM

1月20日から出荷が始まった幻の山菜『行者にんにく』が3月10日終了した。約6000パック(50g)を札幌を中心に皆様に味わっていただきました。 5人の職員と共に一生懸命作業をした。なるべく灯油ボイラーを使用せず、廃油ストーブで暖をとった。約2ヶ月で200リッターの消費に抑えた。 同じく廃油も200リッター前後の消費になった。

晴れた日は10:00から16:00ごろまではハウス内は暖かくストーブ類は必要ない。ハウス内気温は30℃を超えるのでマイナスの外気を取り入れる必要があるほど暖かい。

加工用キャベツは毎年3月4日に種蒔きしていたが、今年度は5日もずれ込み3月9日に播種作業をする。約2ha分をまとめてした。順調に推移すると4月18日に畑に定植、7月13日頃に収穫期を迎える。

今年も10ha栽培を予定している。      

2023年1月24日

加工用キャベツ畑🎥でロケされた『デリサラダ冬』篇 CM放送中

Filed under: キャベツについて — 管理人 @ 9:09 AM

当農場『加工用キャベツ』(動画)の圃場にて撮影されたCMが放送しております。

 

本日のランチは農場産のキャベツ、行者にんにくを使用したお好み焼き、口のなかに行者にんにくの香り(ニラとニンニクがコラボした味)が充満する。お好み焼きと餃子を一度に楽しめる感覚で後からキャベツの甘みが食欲をそそる。もちろんキューピーマヨネーズもたっぷりとかけます。職員はギョウジャニンニクを醤油漬けして、そのタレで卵ご飯を食べるとやめられないそうです。聞いただけで元気が出ますね。

2023年1月20日

行者にんにくの出荷が始まる

Filed under: 行者にんにくについて — 管理人 @ 6:17 PM

今年度の農産物の初出荷が始まる。今年で11年目を迎える。今朝は−20度くらいに冷え込んだが、昼間はプラスの最高気温となる。12月にハウス内に設置していた『幻の山菜、行者にんにく』が芽吹いてきたので出荷が始まった。

ほとんど札幌の大都市に出荷します。職員4人のうち3人が初めての作業となり、作業を指導している。だが、指導者が忘れていることがありなんとも恥ずかしい場面があった。これから3月上旬頃まで札幌周辺の方がたに『行者にんにく』を味わっていただきます。

問い合わせが来るようになりました。電話、FAX等の販売受付をしておりません。札幌近辺のデパート、スーパー等でお買い求めください。イトーヨーカドー、コープ札幌、トライアル等が多いと聞いております。どうぞよろしくお願いします。

2月より『食べレア北海道』の通販サイトでわずかですが全国に限定販売しています。どうぞご利用ください。

2023年1月16日

行者にんにくの出荷準備Ok! 脱炭素『MIRAI』を考える

今年は作業場の変更に伴いビニールハウス設置機器等の引越しが始まった。

まず、灯油式温水ボイラー、廃油ストーブ、出入りするアルミドアなどを設置する。燃料を供給する灯油管を地面下20cmに6m埋設する。5cmほど土が凍結しており、ツルハシで表面を無心に砕いた。ツルハシとは鶴の嘴(くちばし)に似ていることから由来している。

設置業者さんが来てくれていたので頑張りすぎてしまった。その代償は大きく夕飯が食べることができずダウンする。11時間の睡眠を必要とし、年老いていたことに今頃気付かされた・・・・。(各種年金受給資格3年目)

写真の温水ボイラーは燃料が灯油だが、2030年ごろまでには燃料は水素になっていることでしょう。

当地鹿追町は北海道で唯一の定置式商用水素ステーションが昨年オープンした。原料は家畜の糞尿。町内に3万頭の乳牛、肉牛から無尽蔵に産出される。乳牛1頭でFCV水素電池自動車が一年動かせる水素がまかなえる。ということは3万頭いるので3万台の水素電池自動車が運用(単純計算)できることになる。今後技術が向上すると安価に供給できることも可能ではないか。

昨年は官民一体となって19台(町公用車10台、民間企業9台)の水素電池自動車が導入されて稼働している。これとは別に農家の方がトヨタディーラーから水素電池自動車を導入したと情報を得て、興味津々で色々教えていただいた。最初は従業員用に中古車を考えていたが問題が噴出。新車を勧められた。

1、本州にある中古車が売ってもらえない。北海道にはほとんど在庫がない。海外への技術流出を防止するためか?

2、製造から15年で水素タンクを交換しなければならない。*15年乗れれば残存価格もなく廃車にできますね。

3、寒冷地仕様(4輪駆動)がない。初代ミライは前輪駆動でほとんど問題がないらしい。新型は後輪駆動になったが横滑り防止、空転抑制装置がどのくらい威力を発揮できるか未知数である。冬は雪の少ない十勝地方だがセカンドカー的になってもらうかな。

4、中古は国の補助金が適用されない。鹿追町の最高50万円が適用されるが2017年製以降に生産されたものに限る。新車なら国から140万円、鹿追町から最高100万円の補助金が支給される。

などの諸事情から新車を導入すことにした。マイカーが19年目を迎え税金も高額、ハイオクガソリン使用、燃費も悪いなどを理由に更新する。初代ミライは車体ベース、内装等(プラットフォーム)がプリウスだったのが、新型ミライはレクサスLSやクラウンだと聞いてお得だと思った。車両本体であれば補助金で500万円を切りレクサスLS級に乗れる。さらに税金は減免により格安である。自動車税は5年間無料。  

そこで初めて気がついたことが。FCVはエンジンがないのだ。ず〜と水素エンジン電池車だと思っていた・・・・。いずれにしても私が生きているうちに水素エンジンもしくはFCのトラクター、トラック、ボイラー、合成燃料などが登場してくれるでしょう。えっ、いつまで生きるつもりか? 『せめて平均寿命ぐらいはと願っている・・・』

こんなこと晩酌しながら考察していると、鹿追に生まれ生活していることに喜びを感じた瞬間であった。

2023年1月10日

令和5年度仕事始め『行者ニンニクの出荷準備』

Filed under: 行者にんにくについて — 管理人 @ 10:21 AM

令和五年度が始動した。挨拶がわりに「行者ニンニク」の出荷準備をする。数ヶ月も冬休みをしていると「今年も働きにきてくれるだろうかと?」心配になる。1ヶ月ぶりに再開して例年思うことは? 毎回、太って帰ってきたと感ずる。聞くまでもなく「丸顔」になっている。仕事を休んでいるのに食べる量は同じなので、必然的に栄養分を放出できず体内に吸収してしまうからだ。

ビニールハウスに搬入していた「行者ニンニク」を地面に設置する。ぼちぼち被覆している土から芽吹いてきた。あと2週間ほどで出荷できるだろうかそれまで冬休みは続く。職員が太ったせいか「苦しい、きつい」と嘆く声が聞こえた。

土壌凍結は約30cmと平年なみとなった。積雪が充分にあるのでこれ以上は進行しない。

2023年1月1日

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 12:18 PM

  謹 賀 新 年

   本年もどうぞよろしくお願いします

社員一同リニューアルして2023年は頑張ります。私は年金支給三年目を迎え一線を半歩退きますのでよろしくお願い致します。

2022年12月28日

昨年比85%値上がりした肥料が届きました

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 9:04 PM

12月22日に湿った雪が30〜40cm降る。3棟あるビニールハウスのジェットヒーター、温風暖房機を点火して屋根に積もった雪を溶かす。点検を怠っていたため、2台の温風暖房機が故障していて夜業で修理する。修復するまでジェットヒーターで代用する。

ビニールハウスの天井部分に乗っていた厚さ20cmほどの湿った危険な雪は滑り落ちた。午前1時ごろ温度センサーを設定して眠りにつく。翌日朝、防犯カメラのケーブルが取り付け金具から抜けて全部ダメになっていた。ケーブルは垂れ下がり、わずか三日ほどしか稼働できなかった。。。

来年使用する肥料の配達が始まる。平均価格は昨年比85%の値上がり。1年間の肥料費は約1000万円なので1850万円に膨れ上がる。その他農業資材費、農業機械、農薬、燃料、電気代など全てにおいて値上がりの項目ばかり。農産物価格が横ばいであれば所得がその分減額するということ。大変な時代になった。食料自給率(カロリーベース)は年々下がり野菜、肉類が顕著である。近くの農家の離農も増えて寂しい話が増えてきた。

例えばビート肥料は昨年2200円ほどが3900円に、キャベツ用肥料は1900円が3700円になった。系統肥料は4200円〜4600円ほどになる。高くなりましたね〜〜。町内にある二つのバイオガスプラントの消化液(液体肥料)を利用したいがいまだに実現していません・・・。聞いたところ3000円(散布代込み)トン当たりと安価な価格設定なので、対象地域外だが要請したい。これだけ肥料価格が高騰していると重宝されてくると思う。化学肥料と比較すると力不足だが、将来に向けての土づくりの貯蓄となるだろう。冷害時などに威力を発揮します。

また、耕畜連携を推進して畑作農家がデントコーン、牧草を作付け、酪農家の畑にじゃがいも、野菜などを作付けする。交換耕作(コーン栽培)することによって土壌中の菌根菌が増え、更に大豆等を栽培することによって菌根菌が活性化する。活性化した菌根菌が土壌中に固着したリン酸を引き出す役目をする。価格の高いリン酸肥料の減肥に繋げられる。十勝の土壌には二百年分のリン酸が眠っているそうです。それでも農家はリン酸を投入(作物が土中からリン酸を吸収できない)しなければならない。(帯畜大、谷教授が我が家の畑で説明してくれました)

中国習近平主席が主張しています。「自分のお椀には自国で生産した食料を入れる!」輸入の食料に頼る日本は「有事の際、頭を下げて物乞いをしようとでも・・・・。」

2022年12月17日

行者にんにくをビニールハウスに搬入💦

Filed under: 行者にんにくについて — 管理人 @ 10:22 PM

10月に収穫して凍結させた行者ニンニクを屋外よりビニールハウスに搬入する。明日よりトンネルをして電気ストーブなどで加温を始める。

出荷は約1ヶ月後の1月20日過ぎに予定している。11月は暖かい日が続いていたが12月に入ると冬らしく寒い日が続き凍結が進んでいた。行者ニンニクはカチンカチンに凍っており1ヶ月以上をかけてゆっくり春化させる。

例年11月末ごろから農場は長い冬休み(11月末から1月末までの間も有給)で誰もいないので、カミさんと二人で作業する。社員にはその代わり夏場には仕事を頑張ってもらうが、基本的には週休2日程度休むことができる。

2022年12月12日

−16℃と今朝は冷えました。土壌の凍結は何cm?

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 11:37 AM

12月12日、今朝は最低気温ー16℃と冷え込んだ。

ホクレン農業協同組合連合会が設置している凍土測定器を覗いてみた。23cmにも達しているが、高い位置なのでー5cm程度差し引いても例年より凍結が進行している。このまま積雪がないと一気に凍結が進みそうである。

2022年12月1日

今日から師走。今年も暖かく雪が降りません

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 1:51 PM

JA川西に長芋種子を引き取りに行く

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 1:44 PM

JA川西へ長芋の種子(原種)を引き取りに行く。10a当り70キロ、それに栽培面積をかけた種子量を買い取る。来年は約10倍に収穫出来て我が農場の種子となる。種子用はM,L,2Lクラスの中間のサイズが多い。種芋は通常10a当り500キロを使用します。他の産地では全量種芋を買い取りしなければならず、10a当りの種芋価格は20万円弱になるそうです。その点JA 川西では自家種子を使用するのでかなり節約できます。

買い取る種子は当農場のような褐色の火山灰ではなく、黒色の黒ボク土で生産されたものである。持参した自家所有のコンテナにJAの職員さんが積み替えてくれます。(JA川西さんは優しい)

2022年11月27日

帯広農高校農業科の視察研修受け入れ📖

11月18日、帯広農業高校農業科の1年生34名が視察研修で来てくれました。我が息子二人も農業科で学び、野球部に所属してみっちりと教育してもらった。お盆と正月しか帰ってこなかったが、2年半にわたる部活動中心の学校生活は本人たちの人生設計に大きな影響を与えたのではないでしょうか。わずか2年半の期間、坊主頭でもいいではないか。私は今だに坊主頭である。(毛がないので仕方なくですが・・・。)

1時間の持ち時間であったが力が入りすぎてかなりオーバーしてしまった。農場の現在における課題や取り組む事業などを説明してから、平均年齢23歳の職員の自己紹介や農場の感想や将来の展望、香港人職員(日本永住権取得)のパフォーマンスなどを披露する。

農場最大の課題は「労働力の確保」10年前に手間のかかる「野菜」を導入して派遣会社に労働力を依頼していた。徐々に派遣人数が厳しくなり危機感を持ち始めて対策を練る。まずは外国人農業実習生を二人、北海道ツーリズム協会の求人サイト「田舎暮らしのススメ」に掲載して「日本人対象のワーキングホリデー」を募集した。と同時に農場公式ホームページとブログを開設して、農場の日常生活や仕事内容を発信した。

さらに最初に来た台湾人ブロガーが農場の様子を発信してくれた。そうすると本物のワーキングホリデーで来ている外国人の応募がたくさんあり、30歳以下の若者が働きに来てくれた。今までに台湾91人、香港20人(うち女性3名はここで知り合った日本人、台湾人の男性と国際結婚して新規就農等している。香港の女性は積極的にアプローチをして、気が強いが芯がしっかりしていて情熱的である)、ヨーロッパ4人、マレーシア3人、オセアニア3人、USA1人(韓国は応募がゼロ)が来ている。

常に10名前後が在籍していて農作業に励み、休日は旅行や観光地巡り、ショッピングなどに出掛けていた。(構成は台湾人や女性が圧倒的に多い。台湾人女性は香港人に似た気性だが更に強いかもしれない。ラータイメーと言われるくらいであるから。香港人と比較してカップル成立は極端に少ない。)

また、台湾の国立大学2校とインターンシップの提携依頼があり、毎年夏季休暇を利用して学生を受け入れ、大学にも出向いて研修報告会などに参加した。のちにワーキングホリデーを利用して再び働いてくれた学生もいる。

当社に就職を希望する学生も多く、外国人在留資格の取得に向けて申請はするものの認可が降りていない。日本ではワーキングホリデーから就労ビザが取得できないことが慣例となっている。ここは何とか緩和してもらわないと、労働力不足は解消されない。魅力ある北海道の農業を経験し理解した高学歴の優秀な人材が失われている。ワーキングホリデーの滞在期間を1年から複数年にしてもらうだけでも効果はある。農水省からも働きかけてもらいたい。

現在の技能実習制度は大きな欠陥を抱える。送り出し機関へ多額の支払い(数百万円)が慣例となっているため、発生する課題は絶えないが国もやっと改革案を発表した。ワーキングホリデーは多額の金額を積んで来ていることはないので問題は発生しずらい。

さて、視察に来てくれた農業科学科の高校生は7割程度が農業後継者もしくは実家が農業であり、遠くは道南、オホーツク地方からも農業を学びに来ている。高校卒業後はゆっくり遠回りで就農することを薦めた。目標は高く設定して、最初から諦めない、最後まで諦めないで目標に進んでもらいたい。大学、専門学校等に入ってからも遅くはないでしょう。(このパターンが多いかな?)

現状の経営に満足することなく、農場経営にとって何が良いものはないかと戦略を立案する。アップルの創業者、スティーブ・ジョブスの好きな言葉  [Stay hungry, Stay foolish!]   日本におけるハングリー精神、無謀な挑戦とでも言おうか。失敗を繰り返し無謀な挑戦を続けながら「i phone」が生まれた。基本的には農業も変わりはないと思う。私の農業人生は「挑戦と失敗」の連続であった。

え〜〜〜と、今はある程度成功してると思いますが・・・・。

2022年11月26日

納会、社員旅行をK町の温泉で行う。これより冬休みに入る

Filed under: 趣味、旅行、アウトドア,農場生活について — 管理人 @ 4:33 PM

長芋収穫が終了して、基本的に仕事は長い冬休みに入る。例年通り社員旅行でK町に一泊して知床に向かう。道民割を利用したいとフロントで申し出たところ、宿泊予約時に申し出ないと適用されません!と言われた。顔面蒼白となり困った表情をすると「あっよろしいですよ!」とOKが出る。一人5000円にクーポン券1000円が利用できないと困ると伝える前に言っていただいた。「ふーやれやれ、脂汗が・・・出るところだった。」

K町長芋栽培農家出身の社員が在籍しているので、挨拶も兼ねて農場を視察させてもらう。ちょうど長芋の出荷作業をしているということで箱詰め作業を見せてもらう。村瀬ファームは長芋を栽培してまだ6年目と経験が浅いので初めての作業を興味深く勉強させてもらう。10キロで3000〜4000円程度の価格で近くの市場に出荷しているそうである。当地JAでは長芋の選果施設(JA鹿追町と同じく)がないそうで、隣町のJAに出荷している。仕事のない冬期間の仕事確保に向けて興味深かった。

社員のお父さんから詳しく説明を受け、試験的に箱詰めをしても悪くはないと感じたが・・・。5年前にジャガイモ価格が暴落して大量に破棄した「苦い思い出」がある。それ以来ジャガイモの市場出荷はしていない。

K町温泉では社員の両親、シニアソフトボールの仲間「網走の授精士」I氏を交えて楽しいひと時を過ごす。I氏は十勝まで練習に通う「未完の大器」速球派の投手。なんとか全国デビューをさせたいが・・・。

翌日は海鮮丼、ヒグマとの遭遇を目指して知床へ。ヒグマにも会えず、最終目的の海鮮丼のランチを道の駅で楽しむ。3色丼は2300円と手頃の値段かつ新鮮で美味しかったですね〜〜〜。

行者にんにくに堆肥散布する

Filed under: 行者にんにくについて — 管理人 @ 3:22 PM

隣町の肉牛農家から木くずを使用した堆肥を、大型ダンプ1台4000円プラス運賃で購入する。

10年前に中古農機具販売サイト「アルーダ」にて格安の堆肥散布機を購入した。車軸幅が1500mmなのでぎりぎり畝幅にフィットする。

整備をして男性従業員二人に担当してもらい、約50トンの堆肥を散布した。冬眠期間に散布しないと来春芽吹く時の障害になって腐敗してしまう。春に散布は危険である。来年はこの堆肥で大きく元気良い行者ニンニクが育手と願う。

2022年11月17日

長芋の収穫が終わる。

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 9:13 PM

11月14日に長芋収穫が終了して、今年度の農産物の収穫が全部終了した。今年は長雨で小麦、ビートの作柄が悪かったが、他は平年作以上を確保できたと思う。まだビートが最後の出荷を残しているが。馬鈴薯は過去最高に匹敵した品質と収量を確保する。まずまずの一年ではなかったかな? 品種「男爵」は規格内反収町平均50俵/10aと豊作の年となった。

長芋収穫の最後の朝。女子職員に忘れられた腕ぬき(カバー)がマイナス気温に白く凍っていた。しかし晴れている日中は10度前後と暖かく作業する皆さんは「暑いねえ!」を連発する。長芋の作業には暖かい日が続いた令和4年度であった。

アルバイトの方を含めて11人で打ち上げを行う。遠慮なしに食べて飲んでいただいた。🍻

 

 

 

 

 

 

 

2022年11月5日

長芋の収穫が晴天のなか順調です

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 10:01 PM

今年度は苫米地技研製の台車「大助くん」を導入して収穫スピードは同じだが、体力の消耗が少ないように感ずる。一日28a位を収穫するが職員には大好評でした。

Trimple GFX-750自動操舵システムで運転するので、運転者も後ろ向きでプラウの位置を中心に注意を払う。時々AB線を微調整、20分でシステムがOFFになるのでモニター画面をタップする。非常に操作しやすくなったが操作マニュアルは素人や年配者にはわかりずらい。家電のように「エラ〜が出た時は」対処法を明記して欲しい。素人が気楽に操作できるようにお願いしたい。250万円もするのだから・・・。

毎年、作業員を派遣してくれている会社が突然連絡が取れなくなり、急遽、女子職員4名(平均年齢23歳と若い)を中心にプラウの長芋抜き取りの作業をお願いしている。大変な作業なので15分くらいおきに交代している。派遣(3名依頼していた)できなくなると電話に出ません。この会社とは永遠のお別れになるでしょう。

近くの大雪山系の山々はうっすら白くなる。大地には時々雪が舞うが、まだまだ本格的な雪は11月中旬以降になると思う。昨年は正月以降まで雪は降らなかった。年々暖かくなってきているのを感じる。あまり余裕のあることも言ってられないので、晴れた日は頑張ることにしている。

昨年は150トン全量をJA川西に出荷したが、今年は1ha位面積が少ないので120トン前後の出荷量を見込んでいる。B級品を隣近所にお配りしているが、我が家の長芋は水っぽくなく美味しいそうである。お世辞もあるかもしれないが、皆さんの批評を励みにして頑張りましょう。

 

 

 

2022年10月28日

長芋(自家産種子)の収穫がはじまる

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 7:31 PM

10月25日、26日のマイナス2〜3度の気温ですっかり色付いた長芋のツル。ツル落とし、約6000本の支柱ポール抜きをして準備を終えた。ポール抜きの作業は軽量ポールでも本数が多いので大変な作業になっていた。そこで希望の多かった、青森県のT技研の支柱ポール抜き取り機を買うことにした。

今年度はT技研の収穫時に使用する台車「台助くん」、補助事業(導入価格の3分の2)で帯広市T社の4畦ホイールトレンチャー、マルチ回収機などを導入した。毎年、長芋関連の機械を買っていますが作業効率や重労働からの脱却、軽減のために導入している。「台助くん」は使用してみて評判は上々、凹凸のある地面を歩かないので作業が格段に楽になった。マルチ回収機は一度に5本ほど(従来は1本)回収可能で作業速度が一気に上昇した。働く環境を整える投資は絶対に必要で無駄な投資ではない。節約するところは他にたくさん存在する。

作柄は昨年よりも歩留まりが良好で、規格外率は低い数値で推移している。奇形はほとんど見られない。長芋栽培が初めての圃場で、まだ一巡していないのが最大の要因だと思う。今のところ自家製長芋播種機の成果は「優」の状態である。

2022年10月25日

ビート、加工用キャベツの収穫、小麦冬枯れ防除が終了

Filed under: 農場生活について,農産物の収獲作業 — 管理人 @ 6:59 PM

小豆、ビート、加工用キャベツの収穫が一気に終了して、後は長いもの収穫を残すのみとなった。今年の収穫作業が終盤となると故障や不具合が発生する。

小麦の冬枯れ防止の防除をしていると スプレイヤーの電圧が下がりだしバッテリーが空になりバッテリーエラーが点灯する。充電してもすぐ空になるのでオルタネーター(発電機)がダメになったようだ。仕方なく良好なバッテリーを載せ替えてなんとか乗り切る。途中では高圧キャナステンポンプのVベルト2本が切れて、新品に交換する。長年の疲労が一気に出たようだ。

早く終わる予定が暗くなってから終わり、自走防除機(スプレイヤー)に40Lの不凍液を入れて冬仕舞いとなった。明日の朝はマイナス2〜3度の予定なので水道、ポンプなど水を抜いて万全を期した。

香港の子が元気がないので、『美味しいもの何が食べたい?』と聞いたら『焼肉が食べたいです!』と返答があった。それではとプチ慰労会を高級焼肉屋で開催する。4人で26000円となり持ち合わせがギリギリで少々焦ったのであった。明日から元気に働いてくれるでしょう。

2022年10月21日

TE RRADOSが恋しい!20年、22年使用、2台のニチノ-510ビートハーベスターで頑張ります

Filed under: その他農産物について,農業機械の話 — 管理人 @ 9:57 PM

JAではドイツ製多茎収穫機テラドスの導入を断念したので、H14年製、H16年製ニチノー510ビートハーベスター2台を整備、辛抱して大切に使用している。(二チノー51oを使用している付近の農家は少な苦?なった)当然、長年の使用で壊れることもある。今年はロータリバケットを回す、駆動ゴムローラーのゴムが剥がれる。更に畝合わせセンサーが壊れる。

昭和61年製(39年前)の410ビートハーベスターが倉庫に眠っていたので、駆動ローラーが共通で使用できるということで取り替える。20年くらい前に一度経験があったが、方法はすっかり忘れてしまった。二チノーの営業の方に電話で教えていただき一人で半日を要した。

今年のビート掘り作業は直播ビートが小さいのに浮いてこぼす(移植ビートも同じだそうである)、国産GNSS(GPS)未使用(諸事情により使用不可だった)のため困難を極める。硬い土壌、軟弱地、傾斜地など、掘り取り深さが微妙に影響して掘り残しや畝を脱線することもある。更に畝合せセンサーのバネが外れて機能していないことにしばらく気づかなかった。これではうまく掘れないはずである。20年長きに渡って使用すると思いがけない所が壊れる。二チノーのサービスに来てもらうことにした。これだけは新品(35000円と妥当な価格)に交換する。

サタナス製の播種同時カルチャーを装備すれば真っ直ぐ掘ることができるとお思うので買うことにした。

掘り取り深さ目盛(アナログ式)が装備されている新型680ビートハーベスターがほし〜〜いと思ったが・・・・。我慢我慢です。実は在庫を聞いてみたら二チノーに無かったので一安心でした。あったら買った?かもしれない。700万円だそうです。

1回目の出荷実績は糖分17.1%,予想収量4トン強〜4.5トン/10aでした。意外と糖分は高く収量は予想以上であった。かっぱん病、黑根病は微小の発生で済んでいる。

2022年10月18日

ビート(てん菜)の収穫が始まる。新規作物を考える。

Filed under: その他農産物について,長芋について — 管理人 @ 10:18 PM

今年の直播ビートは小粒で、収量、品質、糖分量は期待できそうもありません。ホクレンでは町平均の収量は5トン強/10a,当農場は4トン強(全面積、直播)前後を見込んでいる。久しぶりの不作となる。長雨の影響を一番に受けた作物となった。

更に国ではビート交付金の対象となる生産枠(産糖量)を段階的に64万トンから9万トン削減する事を発表。一割以上の大きな数字となる。小麦、大豆も交付金単価が引き下げられる。困りましたね。

新たな作物を栽培するにも、急激な栽培面積の増加は単価の下落、生産物の過剰供給を発生させる。引く手数多であった『加工キャベツ』は豊作も相まって苦戦の連続であった今年度。長芋栽培を新規に始めると多大な投資が伴う。

種芋貯蔵庫(坪10万円以上)、専用コンテナ(1基24000円)を140基/ha(5haであれば1700万円)、専用3.5mポール(1本700円)を150本/ha(5haであれば約500万円)トレンチャー(300〜500万円)、種芋播種機(400万円)、マルチャー(60万円)、マルチ回収機(90万円)、農薬散布、追肥管理機(110万円)、ネット回収機(90万円)、収穫プラウ(200万円)、収穫用台車(150万円)、トレーラ−(150万円)、自動操舵システム付きトラクター(1000〜1500万円)などの作業機を買い揃えなければならない。

長芋作業には最大7台のトラクターが必要となる。6年前に買い揃えた時は補助金もなく資金も借りなかったので厳しい経営になった。しかし、金利等考えると資金返済額は安く済ませるが冷や汗もんでした。みなさん新規に取り組むときは投資額は控えめにしてください。

しかし、現在振り返ると、体力、気力がある6年前に約5000万円の投資をしていて正解だったと感じている。

2022年10月16日

幻の山菜、行者にんにくの収穫と定植

Filed under: 行者にんにくについて — 管理人 @ 5:51 PM

7~8年露地栽培した行者ニンニクをデガーで収穫する。幅1m長さ90mの畝4本を掘る。まずまずの太さになっているが細いものは再び露地栽培に戻す。ミニコン300ケースに収納して土をまぶして凍結させ、冬を感じさせる。

12月20日頃にビニールハウスに60ケースほど10日おきに順次設置する。二重、三重にトンネルをして夜間は小さな電気ストーブ2個で保温する。凍結がなくなり芽吹いてきたらミニコンから取り出して地面に設置する。それから10〜15日後には出荷できるようになる。50gパック手取り300円が取引価格のベースとなる。

収穫した後は隣の酪農家の堆肥をたっぷり散布してもらった。お礼にじゃがいも、長芋と交換する。不足分は大鋸屑の牛たい肥60トンと豚糞ペレット10トンを購入する。(栽培面積は50a)

行者ニンニクを栽培するためにはたくさんの堆肥、手間が必要となる。H24年から栽培がスタートして10年が経過した。栽培法を理解したようでまだまだ分からないことだらけ。奥が深いです。

2022年10月6日

小豆の収穫が始まる。新車のコンバインです

Filed under: 農業機械の話,農産物の収獲作業 — 管理人 @ 5:45 PM

農水省の補助事業(取得価格の50%補助)により、28年ぶりにIseki豆用コンバインを新規更新する。至る所が自動化になり使いやすさが盛りだくさん。慣れていない職員でも運転(これが大切)ができそうである。来年からは大幅に小豆の面積を増やさなければならない。

現在、小豆の相場価格は23500円/60kとまずまずの値が付いている。さらにJAから500円/60kの出荷加算金、事業分量配当金1000円前後/60K,特別栽培契約小豆600円、出荷奨励金、運賃助成など合計2000円弱〜2500円前後/60kが相場価格に加算される。

小豆の主産地「十勝」は収穫最盛期を迎え、相場が下がらないと言うことは収穫量が期待できない表れ。莢数が多いが粒が小さくて収量に影響している。これから収穫をする山麓地帯は期待を込めたい。さあ頑張りますか!

写真①は左右チップソーの負荷計、5以上になると位置が低すぎるので上げる。ヘッド全体の刈高さセンサーがあるので、車体を左右に傾斜させて刈り高を調整する。一目でわかるので便利である。

写真②はS農場バージョンのゲージ輪付きデバイダー。タイヤがダブルであるのでデバイダーが地面に刺さらない。皆無である。左右のデバイダーにも装着したい。ロークロップベルトの爪は他社と比較して材質が柔らかく長いので、小豆のロスが少なく、石を抱えないのが最大の良さとなっている。石の多い畑は推奨します。

運転していても眠たくなる仕様?になっている・・・。と思ったがそんなことありません。直径20cm以上の石のある畑はチップソーの軸に挟まるので緊張の連続です。大豆と同じく培土はしない方が良いかもしれない(石の多い畑は) 。収穫作業が全部終了後にコンケーブを点検したが全く茎が詰まっていなく、回転するコンケーブのバー(ロールパイプ)が作用している。多少シーブに詰まっている程度である。

小豆は思ったよりも大粒で5俵近くはありそうである。と思ったが・・・。町平均3.7俵/10a、当農場は4.3俵/10aでした。

 

 

2022年10月4日

10月3日は登山の日、大雪山紅葉🍁沼めぐり

Filed under: 趣味、旅行、アウトドア,農場生活について — 管理人 @ 5:07 PM

馬鈴薯の収穫、小麦の播種が終了して、毎年訪れている大雪山高原温泉沼巡りに職員全員と共に出かける。見頃を過ぎていたが天気に恵まれ暖かい陽気の中探索できた。例年、沼めぐり中間地点の緑沼、大学沼などで折り返していたが、今回は(登山の日)でもあることから初めて一周することになった。沼めぐり前半は終わりかけの紅葉であったが、後半はまだ紅葉が残っており「ナナカマド」等の🍁赤い葉も健在であった。

おおよそ5時間の行程で「ふくらはぎ」はパンパンになり年を重ねるごとに「厳しい!」と感じつつも、「来年も来てみたくなる」ハイキングコースである。7月の夏場は山側の斜面にはたくさんのヒグマが見れるそうで、個人的に来てみようかなと計画している。

高原温泉の湯は疲れを癒し、居酒屋での生ビールは格別の美味しさであった。1ヶ月分頂きました・・・・。

2022年9月29日

秋播き小麦の播種が終わる

Filed under: 小麦について — 管理人 @ 1:08 PM

9月16日、湿地から優先で秋まき小麦を始める。雨に降られるとと当分の期間、圃場に入れないので。雨水が停滞している箇所は避けなければならない。1週間ほどで綺麗に発芽する。来年の7月末に収穫期を迎える。

20年使用しているフィンランド製小麦播種機3m(ユンカリ)はコールタなどのベアリングはいまだに一個も交換していない。一年に3.4日ほどしか稼働しないので、格納時に高圧洗浄はしないでオイルを全体にエアースプレイガンで吹き付ける。

2022年9月19日

キャベツ収穫機の搬送ベルト&ガイド駆動プーリー交換

Filed under: キャベツについて,農業機械の話 — 管理人 @ 3:20 PM

昨年取得のキャベツ収穫機の重要部分、キャベツを挟んで回転刃に運ぶ下部の搬送ベルト、それを動かすガイドドライブプーリーが摩耗して交換しなければならなくなった。今年は雨の日が多く、小雨の中収穫をしなければならない。湿気があるとベルト類が滑りやすく不具合が生じる。

ベルトのテンションはこれ以上張れずに交換が必要になり、約1日を要して自分で交換する。今回は部品は余らなかった・・・。下部の搬送ベルトは一年もしくは10ha程度が交換の目安となる。プーリーは1年〜2年、10〜20ha程度が目安となる。当社は10ha以上栽培しているのでシーズン途中での交換は勘弁してほしい。摩耗が早すぎます。

摩耗したプーリーは上側のテーパーが摩耗している。ベルトはヒビが入るまで使用したいがその前に磨耗の方が早い。最後の写真はクボタ汎用コンバインの割プーリーで、内径の幅を摩耗に合わせてボルトで調整できるようにしている。この装置にしてくれれば4〜5年は使用可能ではないか。広域の農協(農協連)で製作していただきたいとJAが要望しているが、実現できないそうである。資材等、生産費が高騰している中で修理代や機械の構造の理解等のために自ら修理することが必要不可欠ではないでしょうか。

馬鈴薯の収穫はあともう少し(3ha)までになる

Filed under: ジャガイモについて,農業機械の話 — 管理人 @ 1:05 PM
    1. 8月26日から始まった馬鈴薯の収穫は終盤を迎えた。13haの生食用「男爵」が終わり、ポテトチップス用の品種「きたひめ」5haに切り替わる。加工用キャベツの収穫と並行しながらの作業なので、1日農業バイト(Daywork)や派遣社員数名の応援を得て、毎回10名前後で収穫作業をする。
    2.  
    3. 2008年製東洋農機Top-1は15年目を迎え疲労が蓄積してきた。40g以下の小玉の芋が収穫機から溢れるので原因を探る。最終にじゃがいもが運ばれてくる選別コンベアーが原因だと突き止める。ロッドを被覆しているゴムが長年の作業時間のため徐々に片方にずれて、隙間が生じていた。主に小玉が乗ってくる場所なので症状が顕著に現れていた。
    4.  
    5. 新品を注文しようとしたが・・・待てよと思い、二十万円の出費を節約できないかじっと眺めて考える。ひらめいた!コンベアーを反対に取り付けると解決することを発見。石取りロッドも反対に取り付けたら問題なく作動した。数年は大丈夫でしょう。ヘクス皿ねじがサビなどで緩みづらいので専用工具を自作する。
    6.  
    7. そういえば以前鉄ロットに後付けできるゴムがあったなあ。どこを探しても見つからないので諦める。灯油の燃料ホースを1本おきに接着剤で付けるのも有効。接着剤を使用しないと簡単に取れてしまうので。今まで何度も新車を買おうと思ったが・・・・1600万円するそうでとても買えません。だがそろそろだなとは感じている・・・・。
    8.  
    9. 2013年製(写真3枚目)はまだ10ミリほどズレている程度なので問題ない。
    10.  
    11. 今年の収穫序盤は雨の影響が多く、軟弱な土壌にトラクターが動けなくなる農家が続出した。しかし、クローラートラクターは威力を発揮してスイスイと進むことが可能だった。こんなことは5年に一度くらいでしょうか・・・。クローラーで良かったと思うのは。



2022年8月26日

馬鈴薯の収穫始まる

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 7:56 PM

加工用キャベツの機械収穫が一段落したので、馬鈴薯(品種男爵)の収穫が始まる。午前中はハーベスター一台で、午後からは2台の稼働で湿った土壌ではあるが収穫がスタートした。事前調査で小粒傾向と聞いていたので、茎葉処理を4日程遅らしてみた。

粒揃いはまずまずであるが・・・。長雨の影響で小粒が多く、低地は腐敗が多い。しかし着蕾数が多いのと規格内が揃い、近年にない収量が見込めそうである。予想としては50〜55俵/10aあたりはいけそうかな?(今の所期待を込めて・・・)

ここの圃場は畑の長さ540m、幅110m、面積約6ha。8:00〜17:00作業時間で一日1ha 〜1.2ha(2台で)前後の面積を掘り取る。じゃがいもは1日約30トン〜32トン余りを農協の子会社の運送会社によって、全て農協の定温貯蔵庫に運搬する。販売は農協に委託するので掘り取り作業に農家は専念する。と言うより販売する余裕がないのと掘り取るのに精一杯なのが現実である。

2022年8月17日

ポテトハーベスターを全員で整備する[準備OK]です

Filed under: ジャガイモについて,農業機械の話 — 管理人 @ 12:45 PM

昨日(16日)の総降水量は120ミリを超える大雨となった。17日は晴れ間となったが畑のなかを雨水が流れている状態。

倉庫に格納していた2台のポテトハーベスターをトラクターに装着する。職員6人でグリスアップ、故障箇所の修復等の収穫に向けた準備を行う。昨年はベアリング類、コンベアー等を徹底的に交換したので今年度は大丈夫なようである。

2022年8月16日

もう雨☔️は勘弁です。仕事ができない。Too much rain !

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 10:20 AM

15日は久しぶりに晴れ間が見えたかと思いきや・・・・。16日は台風☂️の影響なのか激しい雨に見舞われる。地下室は浸水してモーターポンプが活躍する。3分おきに排水する。

畑は濁流の中、作物(馬鈴薯)は水浸しで腐ったり、キャベツは泥水に犯され出荷不能(一部)に陥る。明日は晴れるが圃場がいつ乾燥してくれるのであろうか・・・・。深いため息が・・・

2022年8月15日

畑の様子、25日からジャガイモ掘りを始める予定

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 12:04 PM

馬鈴薯(品種、男爵)を試験手掘りしてみる。1株10〜12個の玉数で少々小玉傾向にある。硝酸カルシウムを追肥した圃場は茎が青く元気で生育も良好。全圃場散布すれば良かったと反省する。約20haあるのでキャベツ収穫と同時並行に作業を進める。例年8月17日に茎葉処理していたが、今年は4日ほど遅らす。(これが成功して町平均50俵の反収より3俵ほど多い収量であった)

小豆(品種、北浪漫)は細いさやを付け順調に成育している。今後の天気に期待しましょう。

  

2022年8月14日

キャベツ収穫機をセルフで整備(挑戦です)

Filed under: キャベツについて,農業機械の話 — 管理人 @ 6:35 PM

昨年導入したキャベツ収穫機のキャベツと根を切断する合わせ回転刃があるが、上下調整ができなくなる。自分で修理しようと挑戰する。パーツリストをもらっていなかったので、オサダ農機に連絡してFAXで送ってもらう。写真の合わせ回転刃が土やサビで固着して上下しなくなる。キャベツの芯が残ったり深く切り過ぎたりとクレームの原因となる。ハンマーで叩いて上下していた。

日曜日なので意気揚々と挑戦と思い分解作業に入る。まず回転刃を固定しているトラスビスのネジロックが強力で焼いても外れない。ビスの上に重ねてナットを溶接して外す。駆動チェーン、スプロケット、4個のスナップリングを取り、搬送ベルト、ドライブプーリーを外して中心にあるガイドシャフトを抜いてみる。

土やサビなどで固着しているのを発見する。紙ヤスリでサビを取り油を塗ってスムーズに動くようにする。ガイドシャフトの上部とベアリングにはグリスを「これでもか」と塗りたくる。専門家は土、ゴミを呼ぶと言うが、こうしないと一年スムーズに動いてくれない。

一年作業すると新品でも錆びるので分解整備が必要になる。ディーラーに依頼すると高額になるので自らすることが、機械を理解することと共に安価にできる。一石二鳥である。

整備後はスムーズに動くようになり問題は解決された。なんと一日を要したが、整備代無料と心地良い気分になった。

2022年8月12日

☔雨ときどき曇り、忘れた頃に☀晴れ

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 9:58 AM

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小麦収穫が終了して8月に入ると一日置きのように雨が降る。畑は一部が冠水して作物に悪影響が出ている。通路は濁流となって低地に向かって流れる。

すでに一年分の降水量が降ったような感覚である。  

 

 

2022年7月28日

小麦収穫が終わりました

Filed under: 小麦について — 管理人 @ 9:34 PM

7月25日から始まった小麦収穫は3日間で終了する。4戸共同で3台のNewhollandコンバインを所有して、約70haを収穫する。最盛期には交代要員がいなので12時間ほど運転をする。

昨夜は局地的に降雨にあい中断したが、順調に作業が終わる。作柄はまずまずといったところで平年並み以上は望めそうだ。

製品反収は(規格外を含む)品種「きたほなみ」で9、05俵、1等Aランクで製品歩留81、7%なら7、2俵/10aとなる。直近10年間では7番目の成績。

2022年7月21日

日本にとって農業は大切な産業なのに働きますか?

おとなり韓国の学生を対象に行なわれたアンケート調査の結果。「農業は大切(重要)か?」との問いに9割の学生が「重要だ」との返答があったそうだ。しかし、実際に農業関係の職に携わる学生は数%に過ぎない。重要だと回答した学生が実際に農業に就職するのは0.6%とわずかである。

日本もそれほど数値は変わらないと思う。農業は大切な職業であるが、農業では働きたくない!というのが本音であろう。あえて触れたくない、興味が無いのが現実的かもしれない。おいしい食材があれば危機感は希薄だと思う。

昨年、インターンシップの東大生として当農場で研修をした「農水省職員」のこうせいが連休を利用してキャベツの収穫を体験していった。前日の夜に歓迎を込めてBBQで楽しく懇談する。堅い話は抜きにして楽しい話題で盛り上がった。

次の日の朝。昨夜は20代の普通の若者だった女性陣(従業員)が仕事モードに切り替わる。テキパキと動き回る姿を見て、昨夜の20代の女性の容姿とのギャップに驚いたそうだ。こうせい曰く「格好いい!」農業に汗する女性に感動したと言うことだ。農場の自家野菜の昼食を食べながら「しみじみ」と話していた。頬に土をつけて逞しく働く姿は「格好良く」都会には皆無に近い「魅力がある姿かもしれない」

霞ヶ関での仕事と、一日一人約1000個のキャベツを収穫する仕事。どちらも大切(重要)な農業もしくは関連の仕事。

土にまみれ、たくましく農業で働く彼女たちを見て「かっこいい!」と感じるのはこうせいだけではないのは確かなことである。はたしてこの事に、彼女たちは気がついているだろか・・・。

2022年7月16日

曇りのち雨、13日連続で晴れません。来週も・・・

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 9:28 PM

7月3日に晴れてから曇り、雨の繰り返しでキャベツの収穫も困難を極める。

農作物(特に野菜、小麦など)は危険水域にきている。低温と連日の降雨により日照不足で病害の発生が散見される。今後、曇天かつ高温に推移するとなおさらである。

16日夜からは大雨の予報で、来週も晴れマークは見られない。困ったことになりそうである。

 

  

 

 

2022年7月12日

忙しくなる前に恒例になった富良野ラベンダーを訪問する

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 9:05 PM

十勝は雨で仕事が休みなので、チャンスと思い降雨の確立50%の富良野に向かう。その前に、大切な国政選挙で全員一緒に投票を済ませる。職員と一緒に投票をしたのは初めてだが、悪くはないなあ・・・と思った。これから慣習にしましょうか。香港出身者は日本では初めての投票で、行かないつもりであったが「いっしょに行くよ!」と促しての参加であった。香港の若者なので、もちろん民主化に関係する政党を選定したそうである。日本ならどこの政党なのかな?

なんと狩勝峠を越えると晴れ間が、富良野に到着する頃には快晴になる。日曜日とあってほぼ日本人の世界。昼食の時間になると食事処はどこも長蛇の列になるが、富良野オムカレーにありつく。一年に1回、ラベンダーを見ることによって、メロンソフトクリーム、オムカレーを味わうことが出来る。

狩勝峠を越えて鹿追町に戻るとまたまた☂☂☂。今週は太陽の日差しを浴びれない天気予報となっている。

加工用キャベツの収穫作業が始まる

Filed under: キャベツについて — 管理人 @ 8:33 PM

  満を持して加工用キャベツの収穫が小雨の中始まる。キャベツの外形は大きいが、まだまだしまりが不十分なので個体重は軽い。品種「天空」は芯やオニバが硬く、手強いのが特徴である。収量は8~9トン10a当たりありそうで、豊作のサインがでています。これから30度以上の夏日が続かなければ期待大の実りとなる。さあ、10月末まで順次仕上がったキャベツの収穫がある、頑張りましょう。

 

2022年7月9日

まもなく加工用キャベツの収穫がはじまる

Filed under: キャベツについて — 管理人 @ 4:38 PM

7月に入り最高気温30℃を超える夏日と20℃を繰り返し適度な降雨があり、キャベツの生育にとっては好条件が続いていた。

一日100から200g重量が増加する。内部障害の危険性がないので安心して収穫適期を迎えることができる。極早生寒玉品種は一般的な寒玉品種と比較して1週間位早く収穫が可能。面積にして1haほどを早く収穫を済ませることができる。

忙しい小麦収穫前に1haできることの意義は大きい。これを農協に理解を求めても、病気に弱い、関東が豊作のときは売れないなどの理由で当農場しか栽培していない。関東が不作のときだけ売れるシステムは変えてほしいですね。

さて、今年も主力作物の収穫作業がはじまる。2台の新旧収穫機で全国各地の消費者に加工用キャベツを届けよう!

2022年6月30日

晴れ ときどき 雨 ときどきファーム

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 11:54 AM

今月は晴天3日、雨や曇り3日の繰り返しで、1ヶ月の半分が休日となる。最高気温も30度を2日ほど超え、農作物にとっては理想の展開なのだろうか。豆以外はまずまずと言ったところでしょうか。6月上旬の低温で豆類は生育が停滞しているものの、これからの適温(真夏日は勘弁)で回復するので心配はいらない。

晴天に開花していた秋蒔き小麦は受粉が上手くしたようで豊作の予定。7月下旬頃に収穫時期を迎える。

加工用キャベツは最後の力を振り絞り2週間後に収穫時期を迎える。

馬鈴薯は開花始めとなりあたり一面、淡紫の花が綺麗に咲く。8月下旬に収穫時期を迎える。ジャガイモの花は学校の校章、町村の旗などのモデルになっていることが多い。

2022年6月25日

自走スプレーヤーの竿が曲がる

Filed under: 農業機械の話 — 管理人 @ 4:24 PM

日曜日に仕事をするとトラブルになる。自走式スプレイヤーの15mの竿を曲げてしまった。考え事をしていたり、居眠りをしていたりして隙を作ると「見事に」機械類を壊してしまう。それも日曜日に限って・・・。

仕方なく日曜日でも営業しているJA鹿追町車両整備工場で修復していただいた。「アルミの竿」は修理できません!と言われた。がしかし4300Lのタンクには薬液が満タンにあり、一刻も早く修理を終えたかった。藁にもすがる思いのような表情を浮かべ、竿が真っ直ぐになれば「文句は言わない」と約束してアルミ溶接をしてもらう。特殊な技術が必要で、ディーラーならすぐ新品と交換する。

スライド竿なので溶接で膨らんだ部分はサンダーで削りレールなどがスムーズに動作できるようにした。さて、これからが難しい。外した部品類を組み立てるのに四苦八苦する。何せはじめての経験なので2時間ほどを要して、組み立て、やり直しを繰り返して完成した。ボルトが一個残ったが。2週間ほど使用しているが問題は起きていない。10万円くらい節約できたかなと思う。ディーラーの出張料、加工料、部品代は驚くほど高くなってきているので。

日曜日に営業しているJA鹿追町車両整備工場に感謝です。


 

2022年6月13日

6月12日の畑の様子

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 7:33 PM

2022年6月5日

6月5日畑の様子、前回から1週間後

Filed under: キャベツについて,畑の様子 — 管理人 @ 3:25 PM

4月16日に定植した加工用キャベツです。畝も塞がり約40日後には収穫期を迎える。平均2キロ前後の重量になる。定植した翌朝は-4度にまで下がり、干ばつと強風のなか生死をさまようかに見えたが、見事に回復してたくましく育った。

来月中旬には全国の消費者に「ど根性カットキャベツ」として届けられます。生産地が北海道産であれば「村瀬ファーム産」だと思われても結構です。

畝の長さ540m、面積4ha 

2022年5月29日

5月29日 畑の様子

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 9:27 PM

2022年5月27日

長芋のマルチがけ、ポール立てがはじまる

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 9:23 AM

最高気温26度と真夏並みの暑さのなか作業を進行する。例年より1週間も早く8000本のポールを立てる。長芋を栽培して6年目を迎え、ようやっと全体像が見えてきたように感ずる。

今年はやっとGPSを使用して畝が真っ直ぐになり作業をしていても気分が良い。イセキ農機でGPSを最新にバージョンアップして微低速に対応可能となった。さらにマルチもずれることなく完璧に近いものになった。

自作の種芋播種機は故障もなく稼働でき、来年は1畦から3畦にバージョンアップしたものを製作予定している。施肥はコート肥料以外は自作機で行えることが出来る。削減した肥料の結果が今年度末に判明する。楽しみである。

2022年5月19日

三班で小豆播種、長芋播種、キャベツ定植作業を行う。「忙しい!」

  • 長芋播種も6日目を迎え約3haを終えた。あと3日ほどで20トンの種芋がなくなる予定。その後はマルチがけ、ポール立て、ネット張りと作業が目白押し。
  •  
  • 6haを予定している小豆は、補助事業でイセキ豆用コンバイン(約1000万円)を購入する。来年度は増反して面積を増やす。
  •  
  • 加工用キャベツの定植は4回目を迎え、約4haを終える。干ばつにもかかわらず、わずかな降水量を得て順調に生育している。

2022年5月11日

長芋の播種、馬鈴薯の培土作業がはじまる

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 10:05 PM

長芋の芽が動いてきたので例年より早く、自作の播種機で長芋の播種が始まる。女子職員3人で担当してもらいます。男子はトレンチャーと馬鈴薯の培土作業を担当しています。

長芋播種は作業員が2人座れば微低速ではなくても2速で、1時間に7a、1日に50~60aほどの面積が可能。今日は最高気温24℃と暖かく長芋にとっては好条件となる。

肥料は同時に施肥をして、慣行より3割ほど削減している。金額にして25000円/10a当り減額が可能。従来と変わらぬ成績を望む。

2022年4月29日

馬鈴薯(品種男爵)の播種が始まる「雨がほしい」

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 6:52 PM

4月27日28日と強風と砂嵐のため作業を休んだ。ビニールハウスを被覆しているビニールが強風で飛ばされた農家が数件あったそうな。台風並の風でした。

さて、当農場の主力作物のひとつ馬鈴薯の播種が始まる。昨年は平年作であった「生食用品種男爵」は11haを予定している。6haを予定している「加工用品種きたひめ」は、芽が発芽していないため1週間後くらいに播種する。

北の大地は雨が降らず、土壌は乾燥してパサパサの状態。少々の降雨があってもほとんど効果なし。まとまった雨がほし~~い。

2022年4月28日

まもなく新型長芋播種機が登場か?

Filed under: 農業機械の話,長芋について — 管理人 @ 10:04 AM

昨年、遊び心で手作りした長芋の播種機です。H元年製十勝農機の馬鈴薯播種機を改造した。株間が不揃いだが、畝付近に施肥が可能ため、試験区では2~3割は増収したと感じている。施肥量も3割ほど節約でき、コート肥料を使用しているので追肥も行わない。

今年は芽出しが例年より上手に出てきたので、これ1台で全面積を播種する。農業機械ディーラー3社や農家の方が視察に来られて「これだよ!これ!」と感想を述べられ、「真似して作るけどいいかい?」「価格の設定はどのくらいがいいかな?」と相談されたりと構想を褒められたような気がした。(来年あたり改良された播種機が登場間近と感ずる)

なんと言っても椅子に座って作業できることと、畝付近に施肥が出来、施肥量が3割ほど節約できるのが最大の特徴である。

株間は替えギアで18cm、20個のミニコンを搭載して540mの畝を播種できる。施肥は半分が全層、半分をこの施肥機でやってみるが、全部でも問題ないと思う。

2022年4月27日

強風のなかアスパラガスが出てきた

Filed under: 行者にんにくについて — 管理人 @ 2:45 PM

 今日も明日も風速11mの予報で農作業は中止となった。管内では最大瞬間風速が軒並み20mを超え砂嵐が発生した。写真が前後しますが、強風のなか自家用のアスパラガスがにょきにょきと伸びてきた。これから約1ヶ月間にわたり新鮮なアスパラが食べれるが・・・。

最初の時期は「新鮮で美味しい!」「やわらかくて箸が止まりません!」などの言葉がかわさられるが、後半は見向きもしなくなる。毎日食べてると飽きますね。仕方ありません。農場の贅沢な悩み?になるかな。

青々として生育旺盛な「旬の行者にんにく」は出荷はしません。冬の仕事の確保のため10月に収穫し1月末からビニールハウス内で芽吹かせて出荷します。葉が枯れる7月まで行者にんにくのうまみ成分を蓄積してもらいます。

5日後の5月1日、北海道新聞「日曜版」に当社の行者にんにくの取り組みが紹介されます。取材してくれた記者さんから「綺麗な写真が撮れました」と連絡があった。楽しみにしています。

2022年4月23日

風速11mの強風で砂塵が舞う、臨時休業となる

Filed under: キャベツについて,畑の様子 — 管理人 @ 4:03 PM

4月23日、北の大地に強風が吹き荒れる。午後2時頃に風速11mのピークを迎えて砂塵が舞って視界が遮られる。

今日の仕事は臨時休業となる。ビニールハウスが強風で飛ばされそうなので、外出禁止で監視をする。数日前に定植したキャベツは地面にたたきつけられて痛々しい状態。この時期のキャベツはマイナス気温と強風にと、厳しい気象条件に耐えてたくましく成長していく。

根性のある!千切りキャベツとなって全国の食卓にあがります。健康増進のため北海道産キャベツ食べてください!

2022年4月19日

秋蒔き小麦の鎮圧

Filed under: 小麦について — 管理人 @ 9:35 AM

JA鹿追町コントラ課に依頼していた秋蒔き小麦の鎮圧作業をしていただいた。

作業幅約8mのケンブリッジローラーを使用する。冬期の凍結によって小麦の根が浮き上がるため、鎮圧によって根張りを良くする。また、硫安の追肥も行う。風当たりが強い圃場なので、かなり冬枯れが目立つが鎮圧によって成育の勢いは回復する。

この圃場は長さ540m、幅200m、面積約11ha.

2022年4月17日

加工用キャベツの定植が始まりました

Filed under: キャベツについて,農業機械の話 — 管理人 @ 9:14 PM

4月16日、平年より6日も早くキャベツの定植が始まる。圃場には凍結の影響が残るが、気温の高い日々が続きキャベツの苗がすくすく育ってしまった。17日の早朝は-4度まで気温が下がったが定植した苗は根の張りが良好なので無事であった。

畝の長さが540mあるので職員3人が交代で運転と歩行を繰り返す。一日4キロ前後歩きながら作業をするので、ダイエットにはなったのでは・・・。今回の定植分は極早生品種なので7月13日頃に収穫期を迎える予定。

写真の畝立て施肥機は培土の高さ15cm,幅66cm、作業全幅266cm、施肥タンク最大積載量600kg(300間540mを往復可能)、適応トラクターは100馬力以上が望ましい。中古ロータリー(260cm)をホクレンアルーダで購入してJA鹿追町で製作していただいた。畝幅60cmの場合はロータリー幅240cmを使用する。

基準施肥量は140kg/10a(1反)で、20kg/2100円として約15000円を支払います。製作した畝立て機を使用すると5000円を節約でき、10haでは50万円も肥料代が得!をする。一年で機械制作費を還元できる。いいじゃないですか!

畝立て機は国産で存在しているが、本州向けで施肥タンクも小型、畝が3本など北海道では適応力が無い。JA鹿追町製は使用してみて素晴らしいエコで作業効率が高い機械である。技術力が高く感心している。

 

 

 

 

 

 

2022年4月12日

キャベツ苗の定植が間近にせまる

Filed under: キャベツについて,農業機械の話 — 管理人 @ 9:12 PM

4月12日、本日の最高気温23度Cと初夏の陽気になる。ビニールハウス内で育苗している加工用キャベツが準備万端となった。例年22日過ぎに始まる定植作業が早まることになりそうである。

明日は最高気温が12度の予報なので10度以上さがるため、身体の管理が難しい。

写真は施肥、整地、培土が一度に可能な機械をJA鹿追で制作していただいた。Youtubeに投稿されたものを製作依頼した。JAでは2台目の製作となる。4本の畝に部分施肥が可能で肥料を3割ほど節約できエコで環境に優しい。3回の工程を一度にでき燃料節約や収量増も期待できる。

使用してみて大成功でした。キャベツの成育が楽しみである。

2022年4月6日

北の大地は雪がほぼ無くなる。

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 7:45 AM

今年の春の気温は高い。4月中旬頃には25度Cを超える予想もある。こんな年は4月末かゴールデンウィークにドカ雪が降ることがある。キャベツやビートは積雪があってもほとんど影響は微少。キャベツは早期に定植することによって、収穫期を早める効果がある。私どもの農場のように他民族の従業員が在籍していると、仕事の確保に苦慮する。あまり休日ばかりでは・・・。

さて、アイルランドから来ているJOEがクレープ作りが得意と言うことで、クレープパーティーするこに。アメリカ人のSAMはキッシュを、日本人の彼女たちは手伝いと食べる役?に回る。農場からはジャム、フルーツ、バターなどを提供する。味などの感想は聞かなかったが「美味しかった!」の言葉がでなかった。しかし、楽しく協力して農場生活を過ごせれば良いことではないか。

ある日は、何か美味しいものでも(十勝地方には沢山美味しいものがある)食べてきたらとお金を渡した。Joeの妻は以前に農場でスタッフであった方と結婚して札幌在住である。彼女の紹介で農場生活を体験している。SamはJoeの知人である。

2022年3月23日

キャベツ収穫機のメンテナンス自主整備中

Filed under: キャベツについて,農業機械の話 — 管理人 @ 4:40 PM

H25年製ヤンマー、R3年製イセキ(ヤンマー製)収穫機の整備中。1台1000万円します。

特に10年使用の25年車はキャベツを挟んでいく搬送部のテンションプーリーのベアリングが錆びて動かなくなる。毎年、上下1個づつあるベアリングのうち、下部の交換が必要になる。1万円するベアリングプーラーを使用して、内径15ミリであれば15ミリ用のアンカーを差し込み外すことができる。

プラスチック製のテンションプーリーは2年ほどでつばの部分がスリ減ってしまう。価格は22000円で16個あるので35万円なり。ガイド駆動プーリーは1個6万円。搬送するベルトは1本29万円で4本あるので116万円なり。数年で100~200万円の修理費、維持費(消耗部品)などが必要となる。金食い虫である。

そこで仕方なく、搬送ベルト、プーリー等は上下反対にしてベアリング交換の時に付け替えている。そうすればベアリング(1個500円前後)だけの交換で安価である。メーカーでは反対にして使用できないように設計している。旋盤があれば簡単に自作が可能なのだが・・・。広域で農協が協力して部品を調達してほしいと地元農協には要望しているが・・・。

農協が所有している収穫機の使用料は10a当たり25000円で10ha使用すると250万円の使用料となる。4年で収穫機械が買えます。あまりにも部品代等が高価で常軌が逸していると思う。いずれも支払いは組合員の我々農家である。

2022年3月20日

大雪のなか長芋の種切りが始まる

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 9:25 PM

融雪が進みほとんど雪がなくなりかけていた。また、冬に逆戻りである。気温が高いので今月末には融けてしまうでしょう。

さて、貯蔵庫に保管していた約22トンの長芋の種切りが始まる。一本一キロ前後の長芋を100~120gの大きさにカットする。作業は4月はじめまで続く。

2022年3月10日

加工用キャベツが発芽する。63年前の温度計

Filed under: キャベツについて — 管理人 @ 2:37 PM

3月4日に加工用キャベツを播種して7日目になり発芽が始まる。順調に生育すると4月24日頃に定植できる。7月13日頃には収穫可能となる。

「YR天空」は一般的寒玉品種「おきなSP」よりも10日ほど早く収穫でき、極早生で生育旺盛である。収量はおきなよりも劣るがチップバーンの症状になるよりはましである。昨年は好成績であった。「おきな」は干ばつ、高温の影響で、内部障害が多発して大量に圃場廃棄した。(金額にして1500万円相当)

本日は最高気温7度(最低気温は-5度前後)と暖かくなり、付近の雪は融けてきている。ビニールハウス内は20度~25度くらいになるように外気を取り入れ、かみさんと交代で協力して管理する。加工用キャベツを栽培するようになってから10年が経過して最近は余裕も持てるようになった。そんな時は危険なので、ふんどしの紐を締めなければ。

使用している温度計はデジタル1台と昔ながらの安価な温度計3台で管理する。写真右の温度計は昭和34年、鹿追町農協が貯金1億円突破を記念して製作した品である。今から63年前の骨董品だが・・・どうも年代が合わないような気がする。10億円かもしれない。10億円だと昭和44年なので現実的かもしれない。ちなみに100億円を超えたのは昭和61年、200億円は平成7年に。

いずれにしても正確に現代の温度計とともに活躍している。赤い液体は灯油だそうだがガラスに閉じ込められているので60年過ぎても大丈夫なのでしょう。

2022年3月4日

加工用キャベツの播種が始まる。新兵器が現る

Filed under: キャベツについて — 管理人 @ 7:20 PM

恒例の3月4日に加工用キャベツの播種が始まる。今年は新兵器、全自動野菜播種機を購入して「るんるん」の気分で「取扱説明書」を片手に作業を始めた。あ~~~わからんを繰り返しながら各部を調整する。やっと2時間後には完璧に仕事をこなせるようになる。「ふう~~~疲れた・・・。」

1時間に128穴のトレイ300枚(100a/380枚使用)できる能力がある。従来の手動で行う播種作業では二・三日ほどかかるところ、数倍の早さで終えることができる。「100万円」の価値はありますね。

正月を挟んで2ヶ月前後の冬休みで五キロも太った職員がいるなか、いよいよ始まりました。夏場は一生懸命作業してダイエットしてもらいましょう。これから7月中旬まで10ha分を10回にわけて順次播種する。

4月からは新しい従業員や研修生が3カ国から働きに来てくれることになっている。全員が日本で働いていますのでOOOは大丈夫です。

2022年3月3日

行者にんにくの出荷が終了する。予定の70%と不作

Filed under: 行者にんにくについて — 管理人 @ 7:27 PM
  • 昨年の強烈な干ばつの影響が大きく作用して不作となった。暑さ、水分不足に弱い「山菜の王様」なので被害が多かった。農作物、北海道民は暑さに弱いことが理解でたが、作物別や地域によっては干ばつになると豊作になることがある。適度な干ばつが好まれるが・・・。

2022年1月25日

行者にんにくの出荷が始まる ⑵

Filed under: 行者にんにくについて — 管理人 @ 12:51 PM

社長の作業工程の紹介

1)6:45~起床、牛乳、豆乳、ヨーグルト、バナナ等を摂取。

2)7:00~マイナス20度の気温のなか作業場となるビニールハウスで温風ボイラー&廃油ストーブを点火する。8:00からスターとする作業に合わせハウス内(-8度)を暖める。職員が来た頃にはぽかぽか陽気となっている。

3)7:30~新聞、FAXを読み、歯磨き、トイレなどを済ませ7:55ごろ社長出勤。ハウス内はプラス⑩~⑮度ほどに気温が上昇している。晴れていると11:00ごろには30度を超える暑さとなって玄関ドアーを開放する。使用する灯油は年間200Lほどで以外と消費しない。もちろん廃油は無料。

4)9:45~午前の休憩。地元マス屋のパン、皆さんが送ってくれた東京・白金の洋菓子、群馬の七福神あられなどが並ぶ。

5)16:30ごろ作業が終了して宅配便が待機している道の駅に商品配達する。翌日の朝には札幌に到着している。

休日は札幌みらい中央市場の休みにあわせて週休2~4日で作業を行う。ちょうど良い疲労感がある。

それでは詳しい作業工程の紹介をします。

1.葉がある程度展開してきた行者にんにくをピックアップしてトレイに集積。おおよそ5人で45分。

2.一本一本鱗茎と根の部分をはさみを使用して切り離す。1日約3万本を5~6人で作業するので一人5000本を手作業で行う。手間暇かかります。

3.根を切り取った行者にんにくを一本一本薄皮、古い袴部分を指で除去する。手間暇かかります。

4.洗浄して乾燥したものを根元部分を綺麗に切りそろえる。手間暇かかります。

5.トレイに50g以上にパックしてできあがり。このままスーパー、デパートに陳列されて販売される。一日100~250パック、平均200程度を5~6人で作業する。

*種を播種してから露地栽培で7~8年の歳月を経過して出荷される。行者にんにくは計り知れない自然界の栄養素を蓄積している。規格外を毎年「天ぷら、おひたし、醤油ずけ、キムチずけ、餃子、卵とじ、レバにら、鍋、ジンギスカン、チャーハン、パスタなどで食する。」ほぼ風邪などはひかないが「コロナ」にも相当な効力があると思う。そう信じたい。

*札幌を中心にイオン系(MaxVなど)のスーパーなどで販売されているそうです。お試しあれ。

*土壌凍結情報、1月25日の調査では27cmと昨年並みになるが、積雪が40cmあるのでこれ以上の数値にはならない。

2022年1月22日

行者にんにくの出荷が始まる ⑴

Filed under: 行者にんにくについて — 管理人 @ 12:40 PM

2022年1月16日

令和4年度の営農計画を練る。「新規就農、インターンシップの学生の募集」 

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 10:39 AM

例年1月、2月は営農継続のため栽培計画などをJAに提出する。同じ農作物を栽培していると大きな変動はなく同じことの繰り返しになる傾向がある。おおよそ200戸ある町内の農家戸数で長芋を栽培しているのは3戸だけである。今年から1戸増える予定。

十勝地方で長芋栽培が始まって約50年が経過している。村瀬ファームは6年目を迎え中古やその場しのぎで集めた作業機が更新の時期を迎え、合計1000万円前後の新規機械を導入する計画を立案する。

また、隣の農家(離農済み)が住宅、車倉、倉庫、山林を譲って頂くことになり、職員に無料で住んでもらうために打診中。住宅は築30年だがまだまだ住むことができる。ハンドメイドの我が家と同じです。

将来、職員は新規就農も視野に入れて無料で移譲をする。農業機械、作業、農地等はシェアリングで使用して連作障害などを回避して、徐々に独立も可能とする。今年から全般にわたり職員と相談を重ねながら令和4年度が始まろうとしている。

新規就農を目指す若者たち、私たちと一緒に挑戦してみましょう。遠慮なく連絡をください。現在数件が検討中です。併せてインターンシップの学生も一年中募集しています。https://agri.mynavi.jp/2018_07_10_30970/

職員住宅は男子寮2室、女子寮2室(独身向け)、6LDK1戸、2LDK1戸(家族向け)が空室となっています。住むところは心配ありません。家族向けは有料ですが安価だと思います。

2022年1月12日

やっと?雪が50cm降る

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 7:01 PM

今年度はじめての除雪作業ができることに感激です。雪のない正月を迎えた十勝地方はいきなり50~70cmのドカ雪になる。観測史上最多の積雪量(24時間)だそうです。

湿った雪なので昨夜はビニールハウスの倒壊防止のため3時間おきに点検した。温風ボイラーを温度10度にセットして朝方までONにする。点火してから30分程度でビニールの屋根部分に積もっている雪は地面に落下する。鹿追町では6棟のビニールハウスの倒壊があったそうである。

2022年1月10日

今月末の出荷に向けて準備です

Filed under: 行者にんにくについて — 管理人 @ 11:33 AM

1月6日、今年の仕事始めとして幻の山菜「行者にんにく」の伏せ込みが行われた。

また、廃油ストーブ、電気ストーブ、温風ボイラーなどの暖房器具を設置して燃焼試験をする。後は行者にんにくが春が来たと勘違いして、芽吹いてくるのを待つだけとなる。

屋外におかれた行者にんにくはカチカチに凍っていて、徐々に解凍していくと冬眠から覚めるパワーを秘める。普通の農作物であれば凍死するところだが。行者にんにくはそんなことでは参りません。天然物より2ヶ月ほど早く味わえる。最近の天然物は熊、鹿と競争しないと先に食べられてしまうので、業者さんも集めるのに大変だとか。冬眠から覚めたヒグマが申しておりました「天然の行者にんにくが少なくなりクマったなあ・・・」

2022年1月1日

謹賀新年

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 1:11 PM

今年も雪のない正月を迎えた。日本海側は大雪にもかかわらず、太平洋側の大地はほとんど積雪は見られない。最低気温は-15度、土壌の凍結深度は約20cm。前回の12月21日は10cmなので1日1cmの早さで凍結が進行している。この状態だと今月中に凍結深度が50cmに達するかもしれない。

2021年12月22日

凍結した行者にんにくの搬入

Filed under: 畑の様子,行者にんにくについて — 管理人 @ 9:19 PM

10月に収穫してから屋外にて凍結させた、行者にんにくをビニールハウスに搬入する。暖冬でしたがやっと毎朝-10度を超え冬を経験した行者にんにくに、一足早い春を感じさせる。ゆっくり加温するため、芽吹くまでは1ヶ月を要する。徐々に温度を上昇させて最良の生育を目指す。加温を早めると3週間程度で発芽する。今日はかみさんと搬入したが疲れのため「ぐっすり」寝れるでしょう。

畑に設置している凍結深度計は約10cmほどになる。ほぼ昨年並みとなる。

2021年12月13日

鹿追中学校のインターンシップ

Filed under: インターンシップ — 管理人 @ 11:53 PM

中学生のインターンシップを再開して3年目となる。なるべく協力できるように受け入れを行っている。中学生で将来、農業を目指す生徒は少数だと思うが・・・。受け入れするならばインパクトのある、忘れられないインターンシップにしなければならないと、毎回工夫を凝らす。体験時間は4時間ほどなので、一生忘れられない体験になるよう努める。

今回(10月)は加工用キャベツの収穫でハーベスターに乗って職員と一緒に作業をする。体験にきた二人の男子学生の保護者は農場や牧場に勤務しているとのこと。すぐに農作業に溶け込みができたように思う。先生方の指導が良いのか一生懸命取り組もうとする意欲が伝わり感心する。

今回のテーマは「中国語を習得」をかかげ、昼休みを1時間半に延長した。職員、香港、台湾の従業員と一緒にスープカレーを食べ懇談する。中国語(北京語、広東語)の数字を覚え、台湾式、香港式じゃんけんを指導する。

これだけ覚えて帰りなさいと「グーチョキパー」の中国語(北京語が標準語)を何度も繰り返して練習した。学校のクラスでみんなに教えてみましょう!と送り出したが結果はどうなったかな?半分でも憶えていたらOKでしょう。

2021年12月12日

冬が来る前に階段の修復

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 11:01 AM

自宅ログハウスを自作してから30年を経過する。あちこちメンテナンスが必要となり、玄関を取り替え、腐りかかっている階段を修復する。水性の防腐剤を塗り、錆びた五寸釘を取り除いてビスで固定した。

階段の板に使用しているカラ松は30年でもしっかりしているのには驚きだ。

最後の農作物ビートの出荷が終了する

Filed under: その他農産物について — 管理人 @ 9:52 AM

畑に堆積していた200トンのビート(甜菜)の出荷が終了した。職員は全員自宅に帰省中で、かみさんと二人で被覆していたシートを片付けた。今年も積雪がないので比較的作業がスムースに進んだが、足もとがふらつき呼吸が荒くなる年頃になる。

少々2次成長でビートの葉が青々と伸びていたが、どのくらい糖分にに影響するか心配である。今年は気温が下がらず凍結が進まないので、運送会社の方は土場が軟弱で苦労するようである。

2021年12月11日

帯農、勝ち取った「最高(再甲)の夏!」

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 3:12 PM

昨年の21世紀枠、今年の第103回全国高等学校野球選手権に出場した帯広農業高校に協賛金を支援した。

その礼状が届く。高校球児の共通の目標は「甲子園」。その条件は大会での優勝、好成績、もしくは他校の模範となる野球部の活動。そのためには学校、野球部生徒と指導者、保護者、学校OBなどが一丸となって活動することが必須条件である。

18年前、私の息子二人が帯農野球部に在籍していた頃は突出した選手が皆無で「甲子園」は夢のまた夢であったように感じていた。それでも野球部、保護者会が結束して北・北海道大会ベスト4まで進んだ。毎日、旭川から試合を応援して帰り、午後9時頃から搾乳をした保護者もいた。このときの準決勝は全校応援ではなく、臨時の応援団の予算援助が充分でなかったそうだが、今回は準決勝、決勝が全校応援で盛り上がったそうで安心した。やはりそうでなければ。高校野球は学校のバロメーターではなかろうか。

高校野球は強いだけではだめである。将来大学生、社会人となって部訓にもあるように物事に取り組んだとき「最後まで諦めない」精神を貫き活躍できるような教育の場としてもらいたい。来年も帯農球児、OBが活躍することを願う毎日である。長い人生のなかで高校野球の体験は人間形成にとって貴重な宝になることは間違いない。

関係する投稿、2020.1/25.  2019.7/10

2021年12月6日

新蕎麦手打ちの会「なまらうまい!」

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 4:15 PM

先日2年ぶりに30年以上続いているそば打ち会を再開した。今年の農産物は長い日照時間により何を食べても美味しい。じゃがいも、長芋、ミニトマト、なす、キュウリ、アスパラなどの自家野菜、そばも石臼で粗めの粒子で碾いたものだがうまかった。今回は大樹町大石農産の海霧そばを使用する。(例年は鹿追町農業法人にしかみのそば粉)

従業員のコウダイが蕎麦を打ってみたいと、師匠の指導で挑戦した。我々はできあがるのが待てずに宴会が始まる。つなぎ粉1割、そば粉9割の贅沢な蕎麦である。素材の味を確かめるため、ざるそばで頂く。出席者から「蕎麦の風味が生かされてなまらうまい!」と太鼓判が押された。周囲の喜びの声に、初挑戦のコウダイも満足感が漂う。

久々の宴会に持ち寄った酒が飲み干された宴となった。みんな飲み過ぎました。新蕎麦、酒もうまかった。

2021年12月4日

今年も雪のない師走を迎えています

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 3:31 PM

12月4日午前七時三〇分、気温0度と暖かい朝を迎えている。毎年暖かくなってきていることを肌で感じる。

写真上、1筆11haの秋まき小麦は青々と順調に生育している。今年のように豊作を願う。

写真中、約200トンのビートが出荷を待っているが降雪がないことを祈る。大雪が降ると被覆しているテントをめくるのが大変なので、天気予報を見ながら降雪の前日に作業を済ませる。

写真下、住人たちは2ヶ月の冬休みで実家に帰省中で、敷地内は閑散としている。従業員は来年も働いてくれると言うことで正月明けに帰りを待つ。 

あっそうそう、11月21日に5haの長芋掘りが終わり「ホットしている」。長芋を出荷するコンテナ(300kg入り)が不足して100基(1基24000円)を購入する。累計で700基所有。年越しすると凍結で間違いなく被害を受けそうなので、240万円のコンテナの購入代金だが費用対効果の価値は充分にある。

2021年11月11日

長芋の収穫が中盤にさしかかる

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 12:01 PM

今年は気温が温かいが雨が多く、作業が難儀している。11月11日に入ってマイナス気温にならないのはめずらしい。付近の農家はビートの収穫作業が終わり冬ごもりの準備が始まっている。

長芋の収穫はあと10日ほどだが、降雪があれば来年の春(4月中旬ごろ)に堀とることになる。収穫した長芋を保管する鉄コンテナが今年も不足しそうな気配。新品を購入するか春堀に回すか悩んでいる。

収穫作業は晴れていれば順調で、540mの畝を五本弱ほど、☂後は四本ほど収穫できている。収穫機などに不具合が発生すれば、午後4時半に収穫が終了後、夜業で職員とともに機械整備などをする。

今回は135馬力のトラクターの車幅を変更する。タイヤ幅が60cmあって隣の畝をタイヤで踏んでしまうので、10cm車幅を狭くする。重量感のあるミシュラン社のラジアルタイヤは重く、4人で支えながら左右のタイヤを組み替えた。難なく2時間程度で四本の作業を終える。

かみさんからカップ麺(*日清の台湾ラーメン)とおにぎりの差し入れがあり、空腹を満たす。こんな時に食べるカップ麺とおにぎりの組み合わせは「なまら!おいしい!」の一言である。*台湾ラーメンは実在しないが、台湾風の香辛料がたっぷり使用していて、味が濃く雰囲気がある。ダイイチで販売しています。 

2021年11月2日

最後の農作物、長芋の収穫が始まる

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 10:06 AM

11月1日、出荷用の長芋の収穫が始まる。農場の従業員や家族等11人、派遣会社から4人、近くの農場従業員2人の応援を入れて総勢17人で作業を進行する。

試験堀と同様に製品は短めで、4トン前後/10a当たりの収量は見込めそうです。(遠慮気味に判断)

もうそろそろ帰りたいと台湾、香港から来ているワーキングホリデーの若者たちを「時給アップ」「ボーナス支給」で引き留めて、作業を頑張ってもらいます。彼らもお金には魅力があります。

2021年10月24日

直播ビートがでかい!10a当たり7トン級の大きさだ!

Filed under: 農業機械の話,農産物の収獲作業 — 管理人 @ 1:00 PM

直播を栽培して苦節7年、こんな大きなビートを生産するのは初めてのこと。鍵付きの包丁でビートを抜くのが大変、大きいので持つのも大変とうれしい悲鳴が従業員から聞こえる。播種してから雨が大量に降り、発芽障害が発生して、一時は廃耕しようかと悩んだことが「うそ」のようである。発芽障害がなければ大豊作でした。

多畦(66cm4畦)収穫機「テラドス」で収穫するので機械が畑の端で展開できるように、まくらの部分を1畦のハーベスターで掘っています。試験を始めて3年目になりほぼ完璧に作業が進行している。早く農協かホクレンで購入してほしいのですが・・・そろそろ実現しそうです。

試験堀の結果は完璧でした。時速4~6キロ、☂後にもかかわらず、1時間に0.7~1.0haほどの作業能力がある。4畦の播種機通りに掘ると、ほとんどビートがこぼれないのでビート拾いを中止した。跡拾いが省略できるのは魅力である。あとは総堀など様々な畝幅に対応できるヘッド部分を国産化したり、高性能の茎葉チョッパーなどの開発が急務である。製品タンクは13トンの収容力があるので540m畝でも余裕の収穫作業が可能。今年は全面積をテラドスで堀とる。

今年はビート堀の結果が楽しみとなりそうです。国産2畦ハーベスターも登場するのでこちらも楽しみ。

 

2021年10月20日

10/12 長芋を掘ってみました

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 12:58 PM

JA川西へ農薬検査に提出する長芋を女子職員に掘ってもらう。スコップで1mほどを一心不乱に作業を進める。七本を収穫してみたが、ちょっと短めなものの太さは十分で、昨年並みに収量はありそうである。ひとまず安心した。11月1日の出荷に向けて最後のラストスパートで総仕上げとなってもらいましょう。

試食した女子職員は「美味しかったでーす」と感想を言っていただいた。今年の「長芋」に期待しましょう。

人生初の熊に遭遇!in 知床

Filed under: 趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 12:21 PM

ヒグマに会いたーいと願いつつ知床へ向かった。特に香港、台湾から来ている彼女たちが強く望んでいた。3年前に遙か彼方に川の縁を歩く小熊を目撃したことがあったが・・・。知床五湖を探索した帰り道、道路を横断する大きなヒグマと遭遇する。歓声とともに一同パニックに陥る。誰かが「ラッキーだね」とつぶやく。しばらくのあいだ「のそのそ」と歩く姿に見とれてしまった。

慌てて携帯を出して写真を撮ったが、森へ堂々と帰る後ろ姿を撮るのが精一杯であった。「大きかったですよ。」一同大満足の日帰りの知床ドライブであった。

2021年10月14日

行者にんにく、小豆の収穫が始まる

Filed under: 行者にんにくについて,農産物の収獲作業 — 管理人 @ 10:57 PM

例年よりも青さやが目立つなか、小豆(品種きたロマン)の収穫が始まる。4日ほどで無事に終了する。大粒な小豆がいつもより多く、5俵弱/10a当たりの収量であった。

2021年10月13日

事件ファイル 水が出ません

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 8:10 PM

従業員から「今朝から水が出ません!」と一斉に報告があった。調べてみると全戸水道からちょろちょろとしか水が出ていない状態であった。すぐ水道屋さんに連絡をして午後から来てもらうことにした。

90歳の父親に原因を相談したところ、50年前に掘った井戸が怪しいとなり、父親の記憶をたどって井戸を発見する。その付近が漏水して水浸しのため配管を探しつつ掘っていると原因が究明される。

以前に住宅を新設したとき父親が配管したらしく、枝分かれした未使用の管を木栓で止めていたものが抜けていた。針金で固定していたが錆びてしまったためだ。父親が生きている間で良かったと感じた瞬間であった

また急な連絡にもかかわらず、1社しか無い町内の水道屋さんが対応してくれて助かりました。

2021年10月1日

綺麗に紅葉した大雪山高原温泉沼巡りに登山する

Filed under: 趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 10:54 PM

毎年、職員とともに登山しているが、近年まれに見る綺麗な紅葉であった。日本で一番早い紅葉を見ることができる大雪山連峰のひとつとして有名である。

山頂に近い大学沼ではエゾシカの親子が我々を迎えてくれる。ガイドさんに訪ねてみると、沼のほとりに現れるのは珍しいそうで、最初はヒグマではないかと色めき立ったが・・・。7月は頻繁に斜面を歩いているそうだが、9月になるとハイマツがある山へと餌を求めて移動するそうである。

エゾ沼ではウーパールーパーがいると職員が大騒ぎするので、沼を凝視してみるとエゾサンショウウオの子供が泳いでいる。冬の前に陸に上がらないと沼が凍結して死んでしまうとのこと。厳しい環境で生き残るためには困難だと感ずる。

2021年9月30日

ジャガイモ収穫が終了して小麦播種が始まる

Filed under: ジャガイモについて,小麦について — 管理人 @ 9:17 PM

9月21日に例年より早くジャガイモ収穫が終了する。すぐさま小麦の播種が始まる。毎年、ジャガイモ収穫をしながら小麦の播種をしているので、初めてのことだと思う。ジャガイモの収量が干ばつなどで減収したことで収穫スピードが早まったのも要因である。

2008年に導入したフィンランド製小麦播種機(ドリル)は、ベアリング類など一度も交換せず。故障もしたことなく稼働している。決して高圧洗浄機で洗わず、油圧オイルをスプレイガンで吹き付けるだけで錆知らずとなる。肥料は2.5トン、種子は1.0トンほど積載できるため、1回の補給で5ha~10haの面積を連続作業が可能となる。

今年は作業中に2度雨に降られ、水水が肥料タンクに浸水して肥料が固まったこともあり不具合が生じる。基本施肥量は10a当たり化成肥料で0~50キロ、リン安で20キロ程度。小麦の刈り取りが終わると、付近の酪農がが牛糞尿をスラリータンカーで散布してくれるため、無肥料でもさほど問題はない。

2021年9月26日

干ばつ、高温の影響を受け廃棄された加工用キャベツの残骸

Filed under: キャベツについて — 管理人 @ 7:43 PM

7月中旬頃にかけて続いた干ばつ、高温によってキャベツの内部に葉枯れの障害(わずかなのだが)が発生した。キャベツの内部障害によって加工業者には出荷できず畑に廃棄となった。7月末から8月15日頃まで収穫のキャベツが影響を受ける。

極早生品種は影響がなく無事に出荷済み。新品種は干ばつによって生育が停滞し、収穫を待っている間に病状が悪化した。出荷サイズが1.2kg以上が製品扱いのため、やむを得ず10日ほど収穫時期を遅らせていた。北海道でも盆前は耐暑性と極早生の品種を栽培しないとならないでしょう。一品種、1社のみの種子使用は危険である。

キャベツ栽培においての一大事と、90歳になる会長がいても立ってもいられず収穫に参加して、戦力となっていただいた。当農場では1000万円単位の損失になりそうである。追い打ちをかけるように干ばつのあとは雨の影響で生育旺盛になりすぎ、締まりの悪い内部がスカスカの軽量キャベツとなってしまった。泣きっ面に蜂・・・・。

JAからはクレームの電話、圃場に来てクレームの連絡とキャベツのすき込みの指示。出荷済みの鉄コンテナ160基(50トン)を引取りして圃場に廃棄するなど、10月までクレームの電話が私たちを苦しめた。10月にはさらに追い打ちをかけるように、キャベツにミミズが侵入したとクレームで数トンの廃棄。

収入保険に加入していない農家がほとんどなので収入は皆無となる。当社は加入済み。今後は収入保険の加入とホクレン、十勝農協連などによる農家のための加工工場を早急に建設していただきたい。いつも末端の栽培農家が被害を甘受しなければならい.https://www.youtube.com/watch?v=AbtDlNDjrJ動画.

https://www.youtube.com/watch?v=1M5-oyDhHQ4

2021年9月19日

秋晴れのなか白雲山に登山

Filed under: 趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 10:02 PM

眼下に見える然別湖は絶景かな。何度見ても綺麗で気持ちが良い。然別湖を眺めながら食べるおにぎりは格別の味がする。

片道1時間半の初心者向けコースは、紅葉が始まりたわわに実った赤いナナカマドが迎えてくれた。

山頂付近の岩場では、エゾナキウサギが頻繁に甲高い鳴き声とともに姿を現す。一斉にカメラのシャッター音が当たりに響く。生まれて初めてエゾナキウサギの姿を見ることができた。これですべてが満足の一日となった。明日からは残り2日となったジャガイモの収穫を再開する。

2021年8月30日

馬鈴薯(ジャガイモ)の収穫始まる

Filed under: ジャガイモについて,農業機械の話 — 管理人 @ 12:22 PM

5月4日に播種して3ヶ月半後の8月26日に馬鈴薯(品種男爵)の収穫が始まる。ここの圃場は約10haあるのでハーベスター2台でも10日程度を必要とする。

今年7月の干ばつや高温の影響があり、小粒の傾向ではあるももの多めの個数が確保できたので最小限の影響で収まる。昨年は300間540mの畝を往復できなかったが、今年度はギリギリ往復が可能となった。つまり収量が少ないということです。(品種男爵)町平均反収48俵/10aを見込んでいる。我が家は50俵/10aであり平年作であった。

2008年製東洋農機Top-1ハーベスターは14年目を迎え、毎年のように消耗部品や故障部品の交換をする。営業さんにはそろそろ新車との入れ替えを進められるが、まだまだ頑張ってもらいます。

今回は横送りコンベアーが、一昨年は第三コンベアーを交換する。それぞれ60~65万円の出費となるが、安定作業を確保できるので仕方ありません。遊車、受けプーリーなどのベアリング類は自分で毎度交換する。新品に交換すると気分が一新してモチベーションは最高となる。

2021年8月14日

ラベンダーの香りに誘われて

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 9:35 AM

今年も富良野に社員旅行して参りました。おとなしく行きましてさっと帰ってきた。

例年と比較して、平日で外国人旅行者が少ないので観光客も少なめ。お昼を食べるにもレストランが閉店しており、探すのに四苦八苦する。農家の奥さんたちが運営していた上富良野の人気店「あぜ道より道」も昨年12月に閉店していて「コロナ」の影響がここまであるのかと痛感する。

小麦収穫は有終の美を飾る

Filed under: 小麦について — 管理人 @ 9:06 AM

7月25日から始まった小麦の収穫は好天に恵まれ、7月31日に終了する。

干ばつの影響が最小限に抑えられ、過去10年で2番目の豊作となった。鹿追町では乾燥させた推定収量は12.7俵10a当たりを見込んでいる。あちこちの生産者グループでは4000~5000万円ほどの価格がする新品のコンバインを購入する動きがあり、我らの集団も検討した結果、あまりにも高額なため中古を購入することにした。

35年使用しているコンバインは部品がなくなっていることから、まだまだ使用可能なのだが予備役に回す予定。

2021年7月21日

真夏日、猛暑日が7月7月!暑~~い!

Filed under: キャベツについて — 管理人 @ 3:52 PM

もうここは北海道ではありません。あまりの暑さに農作物は瀕死の状態。人間も同じ境遇。昼休みを1時間から1時間半に増やして少しでも涼しくなる夕方に作業時間をずらす。

現在収穫している加工用キャベツ(品種YR天空)は何とか肥大をして収穫することが可能となったが、新品種TCA-542は猛暑、干ばつによって肥大が進まず1週間ほど収穫時期を延期する。

収穫機は日除けテントが装備されているので直射日光はある程度避けることができる。作業員を増やして収穫するキャベツの扱い量を減らし体力の消耗を軽減している。

2021年7月17日

加工用キャベツの収穫が始まる

Filed under: キャベツについて — 管理人 @ 11:00 PM

連日、30度を超える真夏日のなか加工用キャベツの収穫が始まる。干ばつで小玉傾向だが、早めに作業を開始する。内部障害もなく良質の個体が生産されている。収量は10a当たり6トンと少ないがこれから徐々に収量がアップしていく予定。

今年度は2台目のイセキキャベツ収穫機(約1000万円)を補助事業の資金で購入、昨年故障のため度々収穫不能に陥ったのを解消する。収穫適期を逃すとキャベツが破裂して出荷できなくなる。収穫された加工用キャベツは関西、関東に向けてトラックで出荷されるそうである。https://youtu.be/lcNYs1n5BgI  動画

2021年7月13日

7月13日畑の様子、15日より加工用キャベツの収穫が始まります

Filed under: その他農産物について — 管理人 @ 7:20 PM

4月22日定植した翌日に霜の影響を受け葉が変色した。その後30cm前後に成長した加工用キャベツ「YR天空」は順調に出荷を待つ。今日、JAとの生育調査により、内部障害もなく少し早めだが15日に初出荷が決定した。

いよいよ13haの加工用キャベツの収穫が始まる。国内のスーパー、デパート、コンビニの千切りキャベツとして、お好み焼き、餃子、とんかつ屋さんなどに利用されます。10月末までの3ヶ月間を頑張ります。

甜菜(ビート)はやっと畝が塞がり10月末の収穫に向けてエンジンをフル回転する。砂糖?のように甘くなってもらいましょう。

 

2021年7月12日

雑草が次々と生えてくる

Filed under: キャベツについて — 管理人 @ 6:30 AM

13haのキャベツ畑では勢いよく雑草が生えてきている。従業員は慣れない手つきでホーを使用して雑草を切っていきます。写真で確認してもあまり雑草がなさそうですが。不耕起栽培なのでびっちり雑草が青々としている。放置しておくと人間の背丈くらいに成長するので、後々大変なことになる。

キャベツが結球を始める頃には葉が畝を塞ぎ、草取りもできなくなるのでキャベツの生長とともに競争で作業を進める。今年は派遣会社から述べ100人ほど力を貸してもらった。伝票を見たらビックリする報酬となる。が仕方ありません。畑は綺麗になりました。

2021年7月6日

自走式スプレイヤーのタイヤを太くする

Filed under: 農業機械の話 — 管理人 @ 9:28 PM

現在、幅12.4のタイヤを16.9に履き替える。タイヤはインドから輸入したそうで、タイヤ幅が31cmから43cm になった。義弟がタイヤを太くして畑地での安定性が改善したことを伝えられて、早速実行した。

まだ使用していないが写真で見ても明らかに安定走行が得られそうである。

2021年6月30日

6月30日、畑の様子

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 8:37 PM

小麦は約1ヶ月後(昨年は7/29)の収穫に向けて最後のスパート。写真の右側は普通の穂で、左は畑の縁などに所々独立した株の立派な穂。こんな穂ばかりなら大変な収量になるが・・・。風になびく腰高の小麦はヨレヨレしながら頑張って立っている状態。倒れないでアーメン。

直播のビートは除草剤から解放されて急激に成長を始める。これからどれくらい移植ビートに近づけるだろうか。

馬鈴薯(男爵)は開花が始まり薄紫の花びらを着ける。

加工用キャベツは収穫まで2週間あまりとなり、10cm前後に結球する。6/30日現在11haの面積を定植済み。雑草が大量に発生して、毎日派遣社員12人ほどで草取りを実施している。キャベツの葉が順調に生育しているので、畝を塞ぐ前に除草を済ませなければならない。

 

2021年6月14日

6月13日、畑の様子

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 9:39 PM

小麦は穂が出揃い開花最盛期を迎え、天候に恵まれ受粉が進む。今のところ豊作の予報である。あとは収穫時期に好天に恵まれると、有終の美を飾れる。この圃場の畦の長さ540m、面積5.5ha

馬鈴薯(品種男爵)は萌芽、成育も順調で期待が膨らむ。この圃場は畦の長さ540m、面積10ha 

甜菜(ビート)は甜菜昨年と同時期に播種、除草剤散布をしているにも関わらず、播種直後の豪雨により湿地は生育停滞や発芽障害が発生している。土壌水分が例年より多湿なので除草剤の薬害もあるようだ。これからの挽回を期待しよう。この圃場は畦の長さ540m、面積6ha

加工キャベツは収穫まで1ヶ月になり結球を始める。昨年同様7月13日に収穫が開始できるか微妙になる。降雨が適度にあると成育は進行する。この圃場は畦の長さ270m、面積6ha.

栽培9年目を迎えた行者にんにくで10月に収穫を予定している(9年も露地栽培してやっと収穫できる太さに成長する)。種子も目一杯つけて、この種子は7月に畑に播種する。

2021年6月13日

忙しい日々のなか日焼けで頰が痛い(長芋作業)

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 11:06 AM

長芋の播種、マルチがけが済むと長さ3.5mの軽量ポール立て。約8000本を5m間隔で1m近く地中に刺す。7人で3日かけて終了すると、長芋の弦が匍うネット張りの作業。畦の長さが540mあるので女性陣は頑張って引っ張ってもらう。畝の端が確認できないのでLINEで連絡を取り合う。英語、中国語、広東語が飛び交い不明白! 隣国に傍受されているのを気にしながら。しかしLine通話は無料なので重宝しますね。まあ初心者でも作業はできますよ。

6月10,11日と最高気温が30度越えで体が真夏日に対応できてない。少々バテ気味であろうか。あと1週間もすれば芽が出てくるので頑張りましょう。

2021年6月4日

長芋の定植が終了してマルチがけが始まる

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 5:39 PM

5日間で長芋の定植が終わり、5haの面積になる。4月22日に加工用キャベツの定植が始まり23日からビートの播種、5月4日に馬鈴薯の播種、20日に小豆、26日に長芋の定植と春の植え付け作業が終了する。ヤレヤレと安堵感が漂うが、元気が取り戻せるか・・・。

長芋に話が戻るが、2台の定植機と今年試作した馬鈴薯の播種機を改造した定植機がうまく稼働する。約25トンの種子芋を5日で終えることができたのは大きかった。

マルチがけが終わると約8000本の軽量で扱いやすい鉄のポール立て、ネット張りの作業が10日ほど続く。終わる頃には長芋の芽がぼちぼち伸びてくる。合間には加工キャベツの定植、手取り除草など、仕事可能な晴れ間は作業に追われますね。

2021年5月28日

平年より遅れて長芋の定植が始まる

Filed under: 農業機械の話,長芋について — 管理人 @ 10:08 AM

5月26日昨年より1日遅く、帯広川西長芋の定植が始まる。貯蔵庫で平均気温20~25度、湿度80~90%でゆっくりと芽出しをしていた。種芋から5mmほど芽が出てきたのでGOサインを出す。

今回試作した馬鈴薯の種芋播種機を改造した定植機を試験する。株間が多少ばらつくが300間540mをミニコン20個を搭載して、ノンストップで作業できる。乗用型で種芋をカップに置くだけなので作業が簡単。腰にも優しい。鋼材の強度が不足していたので補強する。自作としては成功したのではと感じている。来年は駆動輪を一回り大型にして2畦を製作することにした。制作費はおよそ2万円程度に抑制できた。

青森から導入した定植機「らくちゃん」2台と3台で稼働している。女性陣は初めての作業にもかかわらず、2日で1.5haの面積を終える。今年は5haの栽培を予定している。

2021年5月22日

クボタ全自動野菜移植機について

Filed under: キャベツについて,農業機械の話 — 管理人 @ 10:15 AM

新鮮なカットキャベツを全国に届けるため、新人女子職員3名に定植を担当してもらっています。

ビニールハウスで40日前後育成したキャベツ苗を使用している。今まで全自動野菜移植機は鹿追(全国でも)で使用されていたのは1社のみで独占されていた。独占の弊害のため機械の改良や整備等が遅延され、使用年数がかさむと一日満足に稼働することがすくなかった。

今回、国の補助事業で思い切って新発売(昔々に販売されていた)されたクボタ全自動野菜移植機を導入する。ベースは田植え機に野菜定植機を後付したものであろう・・・。

この機械の特徴は?

①操作が簡明なので女性でも充分作業が可能。彼女たち非常に楽しいらしい。

②不具合がほとんど皆無で着実に苗を定植できる。よって収量アップが期待できる。

③価格は高めだがそれだけの価値が存在する。補助がなければ買えなかった。

④根張りの良好な苗であれば1日、約1haの面積を定植する能力がある。作業が早いため他の仕事ができる。

⑤褒めすぎかもしれないが、問題があるとすれば燃料の補充を忘れるくらい調子が良い。たびたび燃料切れする。

2021年5月18日

日本打工度暇、ワーキングホリデーの皆さんを若干名募集します

Filed under: インターンシップ,従業員の話 — 管理人 @ 9:32 PM

今日よりワーキングホリデイ日本打工度暇を利用する外国人の若者の皆さん!また、日本人の皆さん!インターンシップの学生さん応募お待ちしております。

現在、日本人4人、台湾人の女性1人が働いています。短い期間でもご相談ください。みんなと一緒に畑で汗を流しましょう。時給は通常作業で900円~長芋収穫作業1300円、6ヶ月以上勤務または11月20日頃(長芋の収穫が終了)まで勤務の方には賞与(昨年は10万円)支給。自家野菜(馬鈴薯、キャベツ、長芋、アスパラガス、なす、ピーマン、キュウリ、にら、白菜、枝豆、玉蜀黍、など)、米は食べ放題、家賃無料、社員旅行(台湾、道内旅行)など特典が山盛りです。

詳しくは当ホームページを御覧ください。

あなたの「微笑み」待っています・・・。

2021年5月17日

5月13日畑の様子

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 9:17 AM

秋まき小麦は冬枯れもなく、草丈は約20cmを超え順調に生育している。

加工用キャベツは4月26日に定植したものは27日の朝-2~3度の低温に見舞われ、葉が黄色く変色したもののやっと回復して元気を取り戻す。芯の部分が枯れなければ再生する。また5月12日にも-2~3度の低温になり、前日に定植(4ha定植済み)した加工用キャベツ苗は同じ症状になっているので成育は少々遅れる。

4月23日からビート直播が始まり、順次発芽が始まる。4月30日の大雨の影響で表土が堅くなり発芽の影響が出ているので、黒ぼく土の部分は発芽不良の症状が出ている。少し心配している。

今年度は全面積にわたり不耕起、深耕アッパーロータリーで栽培を実施している。表土には堆肥や小麦殻、小豆殻、緑肥のエン麦の残渣物などが散在している。

2021年5月14日

長芋のトレンチャー作業始める

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 10:00 PM

2021年5月10日

静内二十間道路桜並木と下ちゃん農園

Filed under: 従業員の話 — 管理人 @ 9:33 PM

昨年はコロナのため中止となった静内桜祭りが2021は開催されることになり、早速、全員で桜見物に出かける。まだ五分咲きであったが充分綺麗な桜並木であった。

屋台も出店があり、イカ焼き、ホタテ串焼き、ツブ串焼きなど日高地方の海の幸を味わう。

その後、村瀬ファームで知り合い結婚、新ひだか町で新規就農した「下ちゃん農園」を訪問する。3年前の大雪で10棟あったビニールハウスのうち9棟が倒壊するという大被害を受けた。しかし、国、北海道、町、農協の手厚い給付金で9棟を再建して営農を継続している。自己資金の部分は借金として返済を続けているそうだ。村瀬ファームのトラクター、作業機類は無償で譲渡する用意はしている。。

二人で力を合わせてチンゲン菜、ほうれん草、ミニトマトなどを栽培している。日本農業共済新聞で何度か紹介されている。早いもので子供は小学1年生になっていたので、ランドセルの代わりにお祝いを贈った。

2021年5月9日

4月29日ビート播種が終了。5月4日より馬鈴薯の播種が始まる

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 9:25 PM

昨年より1日早くビートの播種が終了した。すぐ馬鈴薯の播種準備に取りかかる。

今年の種芋は小粒が少なく大粒なものが揃っている。このままでは予定面積の栽培は不可能なので、3Lサイズや規格外(小粒)の種芋を追加注文する。

品種「トヨシロ」は200g前後の大玉が多く、欠株供給機が誤作動するのでセンサー部を取り外して従来の方式でカッテイングしながら作業をすることになる。種芋が大玉のため種芋が乗るカップから落ちたり、カバーに挟まったりで大変なことになる。播種機を改造して作業スピードを2割程度遅くしなければならない。

台湾から甘~いパイナップルが届く

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 3:12 PM

台湾から直送でパイナップルが届く。従業員や私を含めて初めての挑戦。酸っぱいフィリピン産に慣れていた我々はどんな反応になるのか楽しみに味わう。

うたい文句通り、芯まで食べれ甘くて「超美味しい!」。全員が納得と驚きの表情をする。なぜこんな美味しい台湾産を食べられなかったのだろう。今後は気軽に手に入ることを希望しましょう。

我がファームで知り合い国際結婚した、台湾屏東市のJJとEVAが送ってくれました。ありがとう。また食べた~い。

2021年4月25日

暑いのか?寒いのか?と感じつつ。これが北海道なのだ!

Filed under: キャベツについて,農業機械の話 — 管理人 @ 2:35 PM

毎朝、氷点下2~3度。昨日は最高気温は20度、本日は雨のちみぞれのち雪。一日の温度差は20度以上。よく考えるとこれが北海道の気象条件なのだ。

新商品「クボタ全自動野菜移植機」を前にクボタのサービスマンの方々に使用注意、説明を丁寧に受ける。従業員はわかったかわからないかは別に置いといて、年間10ha以上(今年は小豆を減反してキャベツを増反したので13ha)使用する機械なので頼りにしなければならない。

順調に1haキャベツの定植が終了するころから「セル苗を引き抜いてピンから苗がうまく抜けません!」と職員が言うので、定植機の心臓部「植え付け部」をじっと見つめ点検する。スプリングの「へたり」が原因であることが判明。スプリングの効果を強にして少し改善するが完璧ではないので、プライヤーで伸びたワイヤーを曲げてみる。えっ簡単に曲がるんかい。これでは耐久面積はせいぜい1haであった。従業員は半日くらい悩んだそうである。

Fix upした定植機はまた絶好調の状態に復帰して、作業を再開した。

2021年4月22日

今年度の加工用キャベツの定植、ビートの直播が始まる

Filed under: キャベツについて,農業機械の話 — 管理人 @ 8:52 PM

毎朝のように冷え込む十勝(山麓地帯)の大地。今朝は氷点下2度まで下がり、バケツの水がカチカチに凍る。最高気温は10度~15度程度。やっと畑が乾いてきたので加工用キャベツの定植を始める。マイナス2~3度くらいまでは定植したキャベツは葉が黄色く変色するが凍害の影響は少ない。強風が吹き荒れると枯死する場合があるが、霜が降りると風は弱いのが普通である。

石灰欠乏症の対策として融雪苦土炭カル、カルシウムの粒剤を全面散布、施肥時にカルシウムの粒剤もさく状に投入して石灰飽和度を基準値に引き上げる。さらにカルシウム液体を1週間おきに葉面散布する。それでも石灰欠乏症が発生する圃場は作付けは回避しけなければならない

補助事業で導入したクボタ全自動野菜移植機(約300万円)を、職員とともに取説を片手に作業をこなす。半日の試運転で50aほどの面積を定植した。すこぶる調子が良いので驚いている。作業員一同感心する。

加工用キャベツは農場収入の主力作物なので、真剣に取り組まなければならない。3月4日に播種し、47日間育成した自家苗を使用する。おおよそ7月中旬までキャベツ苗の定植作業がつづく。2台目のキャベツ収穫機(約1000万円)をIsekiより補助事業の資金で購入予定で、7月中旬から始まる収穫には間に合いそうである。

2021年4月18日

行者にんにくの株分け定植

Filed under: 行者にんにくについて — 管理人 @ 8:56 AM

昨年、行者にんにく栽培の師匠であったIさんが亡くなった。ちょうど10年前に「俺が生きている間に行者にんにく栽培の技術を教えるから、挑戦しなさい!」と言ってくれたことを励みに意欲がわいたのを覚えている。苦節10年、自前の行者にんにくが出荷できるようになったことが最大の成果である。

仕事が枯渇する1月から3月にかけて農作業が確保できるのが魅力である。付随して数百万円の収入を得られのも、貴重な山菜となりうる。11月中旬から1月中旬までは有給の冬期休暇。職員は旅行、アルバイ等自由に生活して良い。休暇後は元気に会社に戻ってくれれば問題はない。

異常気象に多少左右されながら、現状約60aの栽培面積を1haに増反することを目指し、職員とともに頑張っている。今年も芽吹いてきた株になった苗を、2~3本に株分けして、10~15cmおきに定植する作業が始まった。

年々、商談や問い合わせが増加して、増産しているものの栽培期間が7~8年も必要とするため需要に追いつかない現状となっている。春、秋に大量の豚糞、鶏糞、有機肥料を投入して栽培する環境も整えている。

2021年4月11日

長芋播種機を試作

Filed under: 農業機械の話,長芋について — 管理人 @ 1:30 PM

アルーダにて検索していると探していた掘り出し物を発見した。直ちに写真だけで判断して購入希望のメールを送信する。相手方は骨董品みたいな古い機械を高めの価格設定で心配したのか、見に来てください!すぐ引き取りに来てください!と熱烈に商談成立を済ませようとした。

そんなことで希望通り元年式の中古種芋プランターを11万円(適正価格は2万円程度)で購入する。配達されたこの機械を前にして、腕を組みながら何時間も脳内で設計図を書く。新品の長芋プランターは400万円の価格なのでとても買えません。買えないなら安価に自作してしまえと何でも挑戦してしまうのです。

肥料タンク、駆動輪などはそのまま使用、株間は替えギアで18~21cmに設定する。作業員は座ってできるため喜ばれること間違いなし。芽は多少取れてしまうのは仕方ないか。試作機なので各種トラブルは覚悟しなければならない。

あとは種芋の荷台などを製作して完成するが・・・どうなることやら。

2021年3月31日

すっかり雪が融け春らしくなる

Filed under: 従業員の話,行者にんにくについて — 管理人 @ 10:43 PM

最高気温17度の暖かさにより、畑の雪はほとんどなくなった。今年の凍結深度は26cmと浅いので農産物の蒔き付けは早くなりそうである。このような年は晩霜や強風による砂嵐などで農産物に被害が出る危険度が高くなる。

ゴールデンウィーク頃には寒さで震え上がりそうである。

露地栽培している「幻の山菜」行者にんにくが芽吹いてきた。鶏糞、豚糞、有機肥料を与える時期となった。栽培8年の歳月を迎えるものは指くらいの太さを有する。10月には収穫可能となり、来年の2、3月に出荷することになる。

新入社員2名を加えて4月1日より新年度がスタートする。新人2名はインターンシップで2ヶ月間も経験済みのため、即戦力として計算できる。頼もしい! 日本ハムの戦力より充実しているかも・・・?

2021年3月21日

甘~い台湾産パイナップルを食べた~い!

Filed under: その他農産物について — 管理人 @ 1:59 PM

近くの超大国が香港の次にターゲットにしたのが台湾。まずは台湾総統の出身地の特産物「パイナップル」を全面禁輸措置にする。数十年前頃は台湾産バナナ、パイナップルが日本国内では頻繁に売られていたように思う。甘くて美味しいのに、最近は量販店では売られてないことが日常的になっていた。

これからは酸味の強い他国産の物より、甘~い台湾産が食べれるのを、応援を込めて楽しみにしている。JA川西産長芋と交換しましょう。

2021年3月20日

インターンシップの学生と長芋の種切り始まる

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業,長芋について — 管理人 @ 12:10 PM

春期のインターンシップの学生(近畿大、東京大)を迎え入れて、5haを予定している長芋の種切りの作業が始まる。JA川西から供給された原種を当農場で自家栽培した約25トンの種子を使用する。

東京大農学部の学生は4月から農水省スマート農業担当になるそうで、就職前に別海の酪農などを体験してから、当農場で研修をしている。当地JA鹿追町ではスマート農業をいち早く取り入れて、東大、立命館大、ヤンマーとの産学協同でキャベツ収穫機を開発成功した。現在は全自動キャベツ収穫機の実用化に向け最終年となる実証試験をする。昨年、当農場で試験データを取得している。

2021年3月12日

加工用キャベツが発芽する

Filed under: キャベツについて — 管理人 @ 5:51 PM

3月4日に播種した加工用キャベツが発芽を始める。暑くなる日中は20度前後の気温を保持して、ゆっくりと発芽を促す。JA野菜センターでは発芽室にて気温26~28度の設定で実施している。その気温だと4日前後で発芽する。当農場ではおおよそ1週間をかけて7割ほどが発芽する。最終的には95%前後の発芽率を誇る。

YR天空は国産で京都産、新品種「KCA542」はイタリア産のコート種子を使用。

日中の外気温はプラスになり今月の大雪は徐々に融け始める。

2021年3月6日

大雪と加工用キャベツの播種作業の開始

Filed under: キャベツについて — 管理人 @ 10:06 AM

3月2日~3日にかけて約40cmの積雪があった。H28年以来の久々の大雪である。一晩中ビニールハウスの屋根に雪が溜まると、温風ボイラーやジェットヒーターを点火して雪を溶かしていた。

H28年は6月の長雨、9月に四個の台風に見舞われ農作物は大きな被害を受けた。こんな時こそ収入保険があったら手厚い保証が得られたと思う。

さて、3月4日に例年通り加工用キャベツの播種作業が始まる。まず極早生品種の「YR天空」を8反、その後は従来品種「おきな」に変わる新品種「TCA542」を10haほど6月20日頃まで順次播種する。JA鹿追町では昨年の新品種での結果として、内部障害等の病害は皆無だったそうである。素晴らしい品種のようだ。

毎日かみさんと交代でビニールハウスでの管理をしなければならない。赤子を育てるのと一緒なのである。農業収入の半分を補う一大事業なので、「今年も頑張らなければ!」と自分を鼓舞するのだった。

「天空」は新品種より1週間程度収穫期が早まり、仕事が枯渇する7月上旬過ぎに仕事が確保できるので重宝している。従業員確保の次に問題となるのは仕事の確保である。JAとともに加工用キャベツの供給を長い期間維持できるよう努力したい。

2021年2月27日

収入保険を考える(取材を受けて)

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 12:18 PM

2年前、農業共済新聞全国版に収入保険の加入推進の記事を見た。JA共済職員から説明は受けたことがあるが、あまり詳しい知識がなかったので食い入るように見た記憶がある。芽室の黒田さんが全国農協青年組織協議会会長をしていたときに、収入保険制度を国に運動して新設したそうである。是非、加入してほしいと推進している記事であった。

当農場は加工用キャベツ、長芋と共済制度が適用になっていない作物が農産物販売収入額の7割を占める。既存の農業共済制度では非常に不安定な農業保険となっていた。場合によっては農業経営に大きな影響を及ぼすことになる。

収入保険は過去5年間の収入の平均値のなかで、最高と最低を除き中3年の平均値を1割以上下回ると保険が適用となる。適用となった場合は保証金額の9割(任意)、が支払われる。その時点で初年度に自分で積み立てた積立金も充当する。

今までと大きく違うのはどんな作物にも適応になり農業収入で判断できると言うことだ。当社のように後継者が不在で後継が職員になりそうな場合も安心して営農できるのが収入保険である。

ちなみに長男はJA北海道中央会広報に所属して「農業の魅力や現実をマスコミ、SNSを利用して道民に広く理解してもらう」仕事をしている。長男なりに北海道の農業に貢献してもらえば本望である。私たちは現場で老体にむち打って若い職員と頑張るまでである。

と農業共済新聞の取材に答えた。前回は全国版であったが今回は全道版とのこと。週間に発刊される農業共済新聞を楽しみにしている。https://www.youtube.com/watch?v=nSL6DzfcAC8 

2021年2月5日

行者ニンニクの出荷が順調に推移

Filed under: 行者にんにくについて — 管理人 @ 7:14 PM

札幌市のスーパーを中心に行者ニンニクを出荷しているが販売も順調だそうである。新規オープンした量販店の目玉として、一足早い春の山菜が人気だそうだ。10年近い栽培期間を経て栄養素が凝縮された行者ニンニクは滋養強壮に役立つこと間違いなし。

かみさん以外男性陣6人で、週に4日ほど作業をしていると時々体を休めたくなるようになった。年だなあ~~としみじみと感じるようになった。あと2年は頑張ろうと思っているが・・・。90歳になる父親が毎日手伝いに来てくれている姿を見ると、あと25年くらいは大丈夫かあ・・・。

2021年1月26日

雪割の作業始まる

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 3:51 PM

昨年ジャガイモ畑だった圃場の雪割(除雪)作業をJAコントラ課に依頼している。なぜ雪割をするのか?

昨年のジャガイモがすべて収穫することは不可能で、どうしてもハーベスタのコンベヤの隙間などから小粒のジャガイモが落ちてしまう。そのジャガイモが翌年雑草化してしまうため除雪をして土壌凍結を促す。凍結によってジャガイモを腐らせるための作業を雪割と言う。

現在、雪が積もった状態では凍結深度は26cmで収まった。土がむき出しとなると、土壌凍結は40~50cmにもなり完全ではないがジャガイモの雑草化はほとんど防げる。降雪が少ないと雪割作業もカットすることもある。

2021年1月25日

幻~~の山菜、行者ニンニクの出荷始まる

Filed under: 行者にんにくについて — 管理人 @ 11:17 PM

いよいよ、7.8年露地栽培した行者ニンニクの出荷が始まる。今年はワーキングホリデーの若者が参加ゼロと厳しい作業を強いられている。よって家族と従業員で作業に励んでいる。今年90歳になる父親も半日手伝ってくれ助かっているが、昨日は疲れて午後から寝込んだそうだ・・・。

私たちも年金をもらえる年頃となった。座ってできる仕事でも一日真剣に取り組むと自動按摩機にお世話になり、かみさんと取り合いになる。しばし按摩機に座って気持ちよく居眠りすることになる。

運送業者さんがお昼に集荷に来てくれるので朝7時半より作業開始としている。最近は最低気温-20度近くまで冷え込んでいるが、ビニールハウスでの仕事なので暖かく仕事ができる。札幌市を中心に量販店などで販売される。

普及員をしていた仲人(故人)が「生きている間に俺の技術を伝えるから挑戦しなさい!!」と言われるままに8年前に行者にんにくの栽培を始めた。その言葉が「遺言」となった。家族からは冬ぐらいのんびり過ごせば!と良く進言されるが、栽培をやめるのは簡単だが継続するのは私一人では困難である。道内の栽培農家が高齢化や後継者不足などでやめる方が続出している。市場からは貴重な栽培農家として重宝されていることを認識して頑張っていこうと考えている。

ビニールハウスに通う姿を追って、家族も手伝いに来ている現状である。

2021年1月19日

毎日のように降雪があり土壌凍結が止まる

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 2:25 PM

今年は例年と違って積雪が30cmくらいあり、冬らしい景色である。

さて、ホクレン農業協同組合連合会が設置している凍結深度測定器はどうなったか?

1月11日には24cm, 1月18日には26cmとほぼ凍結が収まる。昨年は1月16日には28cm,1月22日には40cmと積雪もなく一気に凍結が進んたが、今年は積雪が30cm~35cmもあるのでほぼ凍結は収束すると思う。

2021年1月7日

行者ニンニクの出荷準備が始まる

Filed under: 行者にんにくについて — 管理人 @ 11:53 AM

12月21日にカチンカチンに凍結した行者ニンニクのミニコンをビニールハウス内に収納して伏せ込みを行う。凍結もなくなりぼちぼち春が来たと勘違いした(春化と言う)行者ニンニクが芽吹いてくる。収穫しやすいように土を払い株分けして地面に設置する。

1月6日、最低気温ー18度、最高気温-7度。ビニールハウス内は30度を超える真夏日。温度差はおおよそ50度。夜間は保温材付きのビニールで被覆して家庭用電気ストーブのみで暖をとる。今月の20日前後から札幌中央市場へ向けて出荷が始まる予定。1パック50gで5000パック前後を出荷する計画です。希望ですが・・・。

行者ニンニクの栽培農家はついに当社だけとなってしまった。8年前に師匠の指導で始めたH24年は3戸あったものの、いずれも高齢化などにより令和3年度は当社だけになる。

しかし、帯広市の若者で「行者ニンニク」栽培を手がけている農家存在する。当社から種子、苗を供給して5年目となるので、来年あたりから出荷できるかもしれない。うれしいニュースでした。札幌みらい中央青果の担当者さんへは明るいお知らせとなる。

2021年1月3日

謹 賀 新 年

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 1:31 PM

皆様の健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます

 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

十勝の山麓地帯にやっとわずかですが雪が降った。依然として平野部の帯広は積雪0cmと例年通り雪のない正月を迎えました。

2020年12月24日

2020馬鈴薯の萌芽障害を考える

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 4:53 PM

6月18日に撮影。5月6日に播種、5月17日早期培土した加工用馬鈴薯で萌芽が不揃いなのがわかる。6月上旬にかけての干ばつや地温などの影響を受けているのでしょう。

畦の種芋を掘ってみる。播種したままの状態で芽が伸びていない状況。乾燥地なので種芋は腐敗しないが干ばつの影響もあるようだ。馬鈴薯や豆類は気温が低いとき、地表付近で待機して芽を出さないようにすることができる。しかし、干ばつで気温が高いので当てはまらないと思う。芽が出ずらくなった何らかの要因が種芋に作用したかもしれない。

写真4枚目は5月4日播種、5月15日早期培土した。右側が生食用、左側が加工用馬鈴薯である。生食用は干ばつの影響はなく、加工用は萌芽が揃っていない。この圃場は湿地のため種芋は腐っている状態でこれ以上の萌芽は期待できなかった。

よって収量は生食用と比較して加工用は1~2割程度減収した。ちなみに生食用馬鈴薯(男爵)は当農場では最高の収量を記録する。詳しい原因ははっきりしていないがこのような現象は馬鈴薯の栽培では初めてだと思う。乾燥地は後に遅れて萌芽してある程度の収穫はできた。

2020年12月23日

12月23日、土壌の凍結は何Cmになったでしょう?

Filed under: 畑の様子,行者にんにくについて — 管理人 @ 12:14 PM

12月23日の最高気温プラス3度C、最低気温はマイナス6度Cと温かい日となっている。日本海側の岩見沢市では140cmの積雪、太平洋側の帯広市などは0cm。今年も雪のない年越しになりそうである。

ホクレン(農業協同組合連合会)が設置している凍結測定器は13cmとなっている。昨年(20cm)ほどではないがほぼ近い数値になる。

12月21日に屋外に置いて凍結した行者ニンニクのミニコンを、ビニールハウス内に移動して加温を始める。おおよそ1ヶ月後に芽吹き収穫が可能となり、札幌中央市場へ出荷をする。

2020年12月15日

カントリーボーイ東京へ行くの巻

Filed under: インターンシップ,趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 2:11 PM

我が農場のある鹿追町は人口5400人、酪農と畑作の第一次産業が盛んな町である。午前6時00分頃に隣の牧場の仕事が始まる音で目が覚める。寝室からわずか50メートルのところに牛舎があり、乳牛の鳴き声が「モー」と聞こえる近さである。つまり、広い北海道では珍しく道路を挟んで隣の農場が繋がっている。訪問客に「牛も飼っているんですね?」「さすが北海道の農業、建物がたくさんありますねー?」と度々言われる。

それはさておき、ある日出張で東京に行くことになった。一年に一度くらいは都会に出かける機会があるものでコロナ禍のなか影響が最小限になる時期を選定した。来年の従業員確保のためやむを得ない活動であり、農場経営の根幹に関わることである。

久しぶりにインターンシップの学生たちと再会する。「何が食べたい?」と、あらかじめ聞いていたところ鰻が食べたい!と言うので(実は自分が食べたかった)浦和のうなぎ屋に行く。三人とも「ひつまぶし」を食べたことがないので、3500円の「浦和でひつまぶしとは言わないが」鹿児島産の鰻を注文する。三人とも「美味しかった~~。」と大満足なようであった。

後日談としてタクシーの運転手に「浦和」は何が名物ですか?と質問すると「何もないですよ!」「強いて言うなら鰻ですかね・・・」「昔、鰻の養殖が盛んだったようです」と返答があった。運転手は岩手県の釜石市出身でした。江戸時代に浦和宿として江戸に向かう宿泊客が鰻を食べて精を出したそうである。何でかな・・?

埼玉に三泊したので埼京線、西武線、山手線、京浜東北線など頻繁に利用した。山手線だったかな女性のなかに割り込んで座ったところ、向かいの中堅?の女性にジロっと見つめられた。耐えられなくなりドアを見上げると「女性専用車」、が目に入り慌てて退散したのだった。男性もポツポツと座っており気がつかなかった。

飯能市にあるムーミンバレーパークなどにもバスを利用して行けて交通機関の勉強になった。そのバスではSuicaかな乗車時にカード読み取りをせずに乗った親子二組がいた。降車時に料金が不明で、運転手に「どこから乗ったかわかねえだろう!チ㋓っ!」と罵声と舌打ちをされてかわいそうであった。観光地で今時こんな運転手が・・・いるんだと感じながら、200円の現金と整理券を料金箱に入れると「よしっ!」と言われてしまった。埼玉県飯能市は恐!。

今回は来年就職が内定している二人の家族と、正職員の家族と懇談する。当社に2年在籍している正社員の親とも初めて会うため緊張のひとときを過ごす。農場のHPや当ブログで仕事や生活の様子を発信して、バレバレなのであえて込み入った話題はなかったような。皆さんのご家族に会えて安堵感を覚えたような次第です。就職内定の辞退だけは防止できたかな?来年は正職員として頑張ってもらいましょう。

2020年12月14日

今年の長芋は美味しい!インフルエンザ等の感染予防に!

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 2:14 PM

新品種「とかち太郎」に全量変換して長芋は一段と美味しくなった。芋臭さが少なくなり甘みが増した。十勝管内9農協で生産しているので地域は広域となる。平地あり、高原あり、土質も様々、気象条件も異なるため長芋の食味も様々だと思うが。

栄養成分はそれほど差違はないのではないか。蛋白質に含まれるディオスコリンAはインフルエンザの感染を抑制することが確認されるため、新型コロナ予防にも期待が持てる。また、多く含まれるカリウムは高血圧の予防、ネバネバ成分のムチンは肌、胃腸の粘膜を保護する効果あるとされる。

生で摂取するとき、口の周囲がかゆくなる人は一緒に酢をかけると軽減される。今年は豊作で長芋はたくさん貯蔵しているので、毎日食べている。生で食べるのが基本で食酢を混ぜて海苔、鰹節などをのせて食べている。体調はすこぶる良いのでおなかの成長が気になる今日この頃である。

2020年12月11日

今年も暖かくて雪が降りません

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業,畑の様子 — 管理人 @ 6:14 PM

今年の冬も雪が降らず、暖かい十勝の大地です。9月22日に播種した秋まき小麦は順調に生育しており、寒さから守ってくれる雪を待ち新年を迎える。長期予報では昨年同様、12月にはまとまった雪は降りそうにない。

農場はすっかり従業員も台湾、香港に帰国して静かになる。彼らは2週間ホテルで隔離され、プラス自宅で1週間外出禁止になるそうである。時々散歩をしてくれた彼等を恋しく思うのは柴犬の番犬「ゆう」も同じ境遇かな・・・。住民を失った住宅群は閑散としている。

来年の農場運営の企画を考えていると名案が浮かんでは迷案に見えて明暗を分ける。中古の播種機(プランタ-)を購入して、長芋の施肥&半自動播種機を自分で製作すことにした。脳内での設計図は完成しているので「実行」スイッチをONにするだけになった。



 

2020年11月19日

令和2年度村瀬ファーム納会が然別湖畔温泉ホテル風水で開催される

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 4:53 PM

なんと!町内の温泉宿泊施設(然別湖畔温泉ホテル風水、然別峡かんの温泉)を利用すると、1泊2食13900円が5000円の特別価格になる。鹿追町民限定ですが、町民で無くとも町内で働いている方も対象となる。

職場、団体等で温泉でくつろげるとあって、願っても無い企画に飛びついた。夕食、朝食は豪華な食事を堪能でき、ズワイガニ、豚しゃぶや町内産の食材を使用した美味しい料理が並ぶ。美味しかったですよ!

まだ、利用が少ないそうなのでチャンスですよ。予算が限定されているので早めに予約しましょう。瀕死の北海道観光に応援も込めて利用した。

何度でも利用できるので、別な温泉にも行く予定です。楽しみです。

2020年11月15日

農場生産物の収穫が全部終了する

11月14日に長芋の収穫が終了する。その後、従業員二人が初めて収穫(ハーベスタ2台で)してくれた掘り残しのビートを全員で拾って、R2年度の収穫作業を終えた。中古のビートハーベスタを200万円で取得し職員に預けて作業を担当してもらった。初めての収穫作業にしては予想以上に上出来でした。

残るは畑起こし、サブソイラー、緑肥の粉砕、ビートの最後の出荷、行者ニンニクのビーニールハウスへの搬入、機械の収納などがある。

本日はこれから17名の出席で「村瀬ファーム」納会を鹿追町民割を利用して、然別湖温泉ホテル風水で開催する。全般にわたり平年作以上豊作未満だった当農場産農作物と一生懸命頑張ってくれた従業員の皆さんと最後の締めくくりを祝いたい。あわせて来年も健康で楽しく農場の運営ができるように祈願したい。

2020年11月10日

ちょっと雪化粧、夫婦山は堂々としている

Filed under: 従業員の話,野菜、食べ物の話 — 管理人 @ 8:30 AM

11月10日、鹿追町の象徴、東西のヌプカウシヌプリ(通称夫婦山)がうっすらと雪化粧。まだまだ冬には早すぎる。一日あれば平地は融けてしまうでしょう。

長芋収穫は終盤を迎え、あと4日ほどになる。新品の鉄コンテナを購入、JAからコンテナを借用して準備ができたが、ちょっと収穫作業はひと休みである。

豪州からJと日本人女性を迎え、ロシア料理ビーフストロガノフで歓待する。鹿追産牛肉、当農場産ニンジン、ジャガイモ、ニンニク、トマト、十勝産牛乳、クリーム、バター、十勝ワインであたたかいストロガノフを料理する。外は津々と冷たい雪が降るなか豪州のJは3回もおかわりしていた。これだけ食べてくれると料理人?としてやりがいがある。

2020年11月8日

長芋収穫も順調ですが・・・事件発生

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 10:21 AM

好天と温暖な気温で長芋の収穫が順調に推移している。従業員、作業員の平均年齢は20歳代と若く、楽しく収穫作業をしている。

品種「十勝太郎」に全量変換されての1年目となる。収量は多くなると認識はしていたが・・・。今までの栽培でそれほどでは無いと感じていた。

ところが今年は例年より10a当たり1トンくらい(当農場は、一般的には1割程度)増収となり、300キロ収納する鉄コンテナが100基ほど不足となる。製造販売業者、JAなどどこも在庫が枯渇して収穫作業が不能に陥る。

ジャガイモのコンテナがたくさん在庫があるので仮に収納することにした。ジャガイモ用コンテナは工場ラインにマッチしないので出荷はできないが、春に新品の鉄コンテナの製造が間に合いそうなので出荷が可能ということになった。ヤレヤレうれしい悲鳴である。JAからジャガイモ用の鉄コンテナを借用して対応できた。

長芋用鉄コンテナは1基23000円ほどの価格がするので余分に在庫するほど余裕は無い。


2020年10月29日

最後の農産物、長芋の収穫が始まる

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 7:36 AM

いよいよ収穫作業も終盤を迎える。最後の農産物「長芋」の収穫が始まる。今年は作業員が不足しているためJAに依頼して派遣会社から人員を確保する。

アルバイトを時給1500円、交通費1日1000円で募集していたがまったく応募が無く、なんとかパートの方二人を確保する。長芋掘り作業は潜在的に大変だと風評が広まっている。しかし、当農場ではたくさんの作業員で負担を分散しているので、そのような心配は無用なのです。体験できていただけると理解してもらえます。

5月中旬に種芋を定植してから約5ヶ月、地上より約70cm地下に伸びて育成された長芋が1キロ前後の個体重になった。これだけは掘ってみないとわかりません。現在のところ4.0~4.3トン/10a当たりの収量は見込めそうである。

さて、期待と不安を交差しながら堀取り機械の鍬を入れる。太くて大型の長芋がぞろぞろと地上に顔を出す。今年は豊作の年となりそうである。一日、530mの畦を3.5~4.5本(面積20~30a)を堀とる。栽培面積が4.2haあるので17日ぐらいを必要とし、ここ鹿追町は土壌の凍結が深く入るのですべて秋堀りする。

収穫作業は11月中旬までつづく。長芋収穫作業が終了すると2ヶ月間の冬休みが待っている。社員は自由(旅行、趣味など)にのんびり過ごすことができ、充電期間として来年パワーアップして頑張ってもらう。(冬休みも有給です)

2020年10月22日

ビート(甜菜)の収穫はじまる。残るは長芋のみ

Filed under: その他農産物について — 管理人 @ 12:55 PM

10月19日、スティックシュガー、ビート糖などの原料となるビートの収穫が始まる。4月23日に種子を播種(直播)して約6ヶ月間の栽培期間を経て収穫時期を迎える。

株間を間違えて2倍の種子を落としてしまい、茎葉の成育は旺盛になったものの根重は小ぶりになった。基肥が100キロと少ないので、追肥をチリ硝石25キロ、硫安20キロを散布する。

しかし、数に物を言わせて5.5トン/10a当たりの収量は見込めそうである。 

2020年10月13日

4か月に渡った加工用キャベツの収穫が 終了「史上最高の成績」

Filed under: キャベツについて — 管理人 @ 11:01 PM

7月13日に加工用キャベツの収穫が始まり、10月13日に終了する。ちょうど4ヶ月にわたり全国のスーパー、コンビニのカットキャベツ、お好み焼き、餃子などで食べていただきました。来年も変わらず良質なキャベツを出荷できるように努力いたしますのでどうぞよろしくお願いいたします。

ワーキングホリデーの若者たちやインターンシップの学生に収穫作業を担っていただきました。彼らの真剣に取り組む姿勢には感謝しかありません。これからは本州の生産地にバトンタッチします。

鹿追町では史上最高の収穫量になり10a当たり約9トン(昨年は8.5トン)を記録する。これだけ高収量となると・・・優秀な作物となる 。要因を考察すると、新しく開発された品種にほぼ転換して1年目となるが、粒ぞろい、歩留まり、耐病性どれをとっても在来品種の「おきな」よりも数段優れている。当農場はJAから苗を買い取っていないので、新品種は1割程度しか種苗会社から売ってもらえず、病気も発生して多大な減収になった。T種苗会社からJA鹿追以外はこれしか出せないと断られたそうである・・・。私もJA鹿追の組合員なのだが・・・

実は息子がホクレン園芸種苗課でT種苗と取引をしており、私は民間の種苗販売会社から新品種を取得しようとしたが無理であった。力関係が影響でもしたのか仕方が無いことであった。T種苗の方は親子関係であることを知らなかったと思う。これが現実である。

研究開発された優良な品種は旧品種と同じ栽培方法でも大きな差違が生じる。優良な種は農業を支配できる典型的な事例なのだ。

2020年10月11日

小豆、行者ニンニクの収穫

Filed under: 行者にんにくについて,農産物の収獲作業 — 管理人 @ 10:26 PM

二日間みっちりと整備したH7年取得の老兵コンバインで小豆(品種きたろまん)の収穫を始める。使用時間は25年で1100時間と少ないので、まだまだ現役で活躍してもらいます。金属疲労で鉄板の薄い部分が弱く、あちこち溶接が剥がれているので修理しながら稼働している。1日最大2ha前後の作業能力があり、栽培面積が13haあるので7日ほどを要する。

圃場の畦の長さが530mある。一往復するのに40分ほど要するため睡魔と石対策で緊張の連続である。

今年の小豆の圃場は雑草だらけになり、手作業で雑草を処理してからの収穫となってしまった。収量は雑草なしの場合は5俵前後/10a当たり、雑草のひどい場所は収量も半減する。軽微の場合はほとんど影響はなかった。販売価格は18500円/60キロと昨年より大幅ダウンとなった。

リールでのダイレクト収穫は培土をしていない方が良い。茎葉をを3cm以内に残るように刈りとると収穫ロスも最低限に抑えられる。その場合石を拾いやすいので細心の注意が必要である。

 

2020年10月7日

ワーキングホリデー&アルバイト募集しています

Filed under: 従業員の話 — 管理人 @ 9:47 PM

そろそろ長芋の収穫が始まります。あと加工用キャベツの収穫も残っています。

若干名、募集していますので、ご応募お待ちしております。当ホームページ、直接電話等で申込みください。長芋作業は時給1500円が基本です。

2020年10月6日

マイナビ農業インターンシップの学生たち

Filed under: インターンシップ — 管理人 @ 10:55 PM

2020のマイナビ農業インターンシップはほぼ終了する。

朝8時から始まる仕事、午後5時に終了してからの自由時間。インターンシップの期間は歓迎会、送別会が頻繁に開催される。概ね週に2日ある休日はスゥイーッを中心に「美味しいものがあふれている」毛ガニ、牡蠣、イクラなど十勝グルメを堪能する。普段賑やかな彼らも、美味しい物を食するときは無口になる。

また、期間中は無料提供している農場の野菜で自炊になるので、各自研究しながら料理の磨く磨く。豊富なキャベツを使用して、皆で協力してロールキャベツなどを作ることもある。

毎年国内外の学生が忘れられないインターンシップを体験していった。また来年お会いしましょう。

2020年10月2日

8/22社員旅行、釧路湿原、摩周湖、硫黄山

Filed under: 趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 11:40 AM

9/28社員旅行、大雪高原紅葉沼巡り

Filed under: 趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 11:23 AM

日本一早い紅葉を見るべく大雪紅葉沼巡りに行く。毎年ここに訪れるが、こんなに綺麗に紅葉した緑沼を見るのは初めてである。

毎年見頃となる9月末までマイカー規制で入山するにはシャトルバス(往復1000円)の料金がかかる。マイカー規制が終わる9月28日に一人1000円を節約するため実行した。ということは今まで見頃を逃していたということで、今年は紅葉が遅れてちょうど見頃を迎えていた。ラッキーであった。

節約できた1000円は美味しい焼き肉(一ランクを上げて上肉)となった。作戦が大成功する。

  

2020年9月27日

馬鈴薯と加工用キャベツの収穫は終盤を迎える





馬鈴薯の収穫が始まっておおよそ1ヶ月。順調に作業が進行してあと一日となった。

4年前に1週間に3回の台風に見舞われたここの圃場は、少々手こずったが無事に終わる。雨水が停滞している箇所は手掘りで収穫する。今年はインターンシップの学生にお世話になった。一生懸命頑張ってくれた。

9月23日には秋まき小麦の播種も始まり、忙しい9月の収穫作業を迎えている。加工用キャベツは9ha以上を収穫して残り1ha弱となる。

2020年8月26日

馬鈴薯「品種、男爵」の収穫が始まる

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 6:14 AM

生食用品種「男爵」から始まる。干ばつや長雨などの影響があり、芋の個数が少ないが粒揃いが良好で史上最高の成績になりそうである。

今年度から深耕アッパーロータリー(ニプロ3m)を購入して一年目となるがすぐに好結果をもたらす。馬鈴薯以外は不耕起栽培を実践してみた。来年は馬鈴薯も不耕起で深耕アッパーロータリー仕上げに挑戦する。

平年540m畝をぎりぎり往復できる40俵タンクなのだが往復不可能となる。反収は50俵/10aを超えそうである。国内の国立大生のインターンシップも始まり、オール国立大、オール20代の若いメンバーで収穫作業を進める。本日は加工用キャベツの収穫班と2班体制でしばらくは忙しい収穫の日々となる。

2020年8月24日

マイナビ農業のインターンシップ始まる

Filed under: インターンシップ — 管理人 @ 9:18 PM

8月24日に馬鈴薯の収穫が始まる。干ばつなどの影響で個数が少ない分、大きめの個体となっているので、減収は最低限になる予定。国内の国立大のインターンシップが始まり4旧帝大から7人が予約されている。

写真はマイナビ農業インターンシップ生にダチョウの卵がプレゼントされたので、お好み焼きで歓待する。鶏卵25個分あるので十分すぎるほど食べれます。昨日はすでにもらっていたもう1個を二人で卵焼きにして食べてしまったそうで、その大食漢に驚いている。1人卵12.5分あるのだから・・・。

2020年7月30日

小麦の刈り取り作業が始まる

Filed under: 小麦について — 管理人 @ 7:13 AM

7月29日、小麦の刈り取り始まる。4戸共同で所有しているベルギー製のコンバイン2台で作業をすすめる。

順調に行けば3日ほどで60ヘクタールを刈り取る。

鹿追町の平均乾燥麦の推定収量は品種『北保奈美』で9.9俵/10a当たり。「夢力」「で9.8俵/10a当たりを見込んでいる。

 

2020年7月22日

ある日の休日、ラベンダー、青い池

Filed under: 従業員の話,農場生活について — 管理人 @ 1:22 PM

富良野ラベンダーが満開となり、仕事頑張っている皆に富良野、美瑛の探索をプレゼントする。

マイナビ農業主催のインターンシップも始まり、二人の専門学校生が参加している。厳しい労働環境、休日の有効利用、メリハリのある生活環境に内容の濃いインターンシップとなっている。本人たちから当社へ就職をしたいと意思表示があり、来年に向けて明るい材料となった。(コロナの影響で従業員が不足する予定のため)ありがたやマイナビ農業!

2020年7月15日

R2年度加工用キャベツの収穫始まる

Filed under: キャベツについて — 管理人 @ 5:56 AM

7月13日、夕立の雨が降るなか加工用のキャベツ収穫が始まる。内部障害も発生せず良質のキャベツが生産されているが、長雨の影響で湿った土が付着するので注意が必要である。おおよそ10a当たり8トン前後の収量がありそうである。一日8時間で約14~16トンを収穫して、関東、関西方面を中心に出荷される。

収穫しているのは極早生品種「YR天空」で品種「おきな」より約1週間から10日早く収穫可能である。仕事が無い時期に仕事を確保できるため重宝する。粒ぞろい、色合いが良好で、収量もある。内部障害の抵抗性は「おきな」より劣るようなので、収穫時期を早めにする必要があり、管理も難しい。

10月末まで約4ヶ月間、10haのキャベツを収穫する。いよいよ始まりました。頑張りましょう!

2020年6月20日

6月20日 畑の様子

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 10:36 PM

2020年6月18日

2020/06/14 事件ファイル「自走式スプレイヤー編」

Filed under: 農業機械の話 — 管理人 @ 11:40 AM

防除作業も30年経験しているが、初めて排水路にスプレイヤーを落としてしまった。

普段、使用しない通路を後進したところ、もうそろそろ「限界かな?」と思うまもなく車体が傾く。「あっまずい」とつぶやいた・・・。運転席は打ち上げロケットのごとく晴天の空が視界に入ってしまった。

排水路の深さは約1.5m、直角に落ちたので横転だけは免れ安堵の気持ちと「やってしまった」と後悔の念が交差する。農場で一番大型のタイヤショベルを持ち出した。「ダメ元」で牽引してみたところ、すんなり成功する。スプレイヤーはどこも破損すること無く、作業に復帰できたのは幸いであった。新車は3000万円の価格と高額なので、今後は注意しましょう。良かったあ。

後日談。15mの片竿を支える根元部分の溶接が剥がれ、16万円の出費となってしまった。

2020年6月16日

久しぶりに恵みの雨☂☂

Filed under: キャベツについて — 管理人 @ 9:00 PM

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1週間前に定植したキャベツは所々枯れてしまっている。昨日は降雨の予報なので1週間ぶりに定植を再開する。香港、台湾、豪州、日本の4カ国4人で淡々と作業を進行する。キャベツの苗はこれ以上徒長してしまっては定植機のサイズをオーバーして作業しづらいので、雨を待つのも限界であった。

4月19日に定植した加工用キャベツは待望の雨をもらって、順調に結球している。7月10日頃には収穫を始めたいが・・・。干ばつで足踏みしたのでどうだろうか・・・。

ビニールハウス内では今シーズン最後のキャベツの播種を終了した。予備苗も含んでいるので定植する畑が埋まれば終了する。6月16日現在、8haの畑に定植を済んでいる。手取り除草と雑草&キャベツの成育が拮抗している状態である。

在籍しているワーキングホリデーの皆さんは、出入国在留管理局で半年間のビザ延長が認可され、後顧の憂いも無く滞在が可能になる。8名ほどが仕事が冬休みになる11月末まで働いてもらうことになった。

 

2020年6月11日

雨がほし~~イ!  雨が恋しい! 

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 9:44 PM

5月25日以来、十勝鹿追の大地に雨が降っていない。もう半月前のこと。定植したキャベツは瀕死の重傷で枯死したものも散見される。雨がほし~~い。と嘆く声が農家の人たちから聞こえてくる。

5月26日から始まった長芋の定植が6月2日に終わり、マルチ張り、ポール立て、ネット張りなど、後2日程度終了する。12人居る従業員はキャベツの草取りと2班に分かれて作業を進めている。

十勝各地では散発的に降雨があるようですが、十勝北西部に位置する鹿追町はまったく降っていない。こんなことは生まれて初めてのことである。


2020年5月27日

キャベツの草取り、長芋の播種が始まる

Filed under: キャベツについて,長芋について — 管理人 @ 6:01 PM

今年の長芋の芽だしはビニールハウス内から貯蔵庫に変える。温度を20~26度、湿度90%前後に保持して10日目、写真のように今まで見たことの無い?芽が出てきた。早速、職員のコウダイと青森県より導入した定植機の試運転をする。

同時に、4月19日定植した加工用キャベツの手取り除草が例年より10日ほど早く始まる。干ばつと低温で生育は停滞気味だったが、雨をもらうと活力がわき葉を大きく展開する。

慌てて通称「ホー」と呼ばれる除草鍬をもちだして指導を始める。何せ全員「ホー」を見るのも使用するのも初めてなので、1時間ほどみっちり一人一人丁寧に教える。キャベツの周囲を「口」の字を書きながら、土を切るように伝える。

毎年、たくさんの新人がワーキングホリデーで海外から来るが、1時間ほどで大体使用法をマスターする。これから10haのキャベツの周囲に発生している雑草を退治してもらいましょう。


2020年5月20日

世帯主なのに特別定額給付金10万円の申請書が配達されない・・・?。

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 5:59 AM

毎朝、最低気温が0度近くと冷え込んでいる十勝です。今日から小豆の播種とキャベツの手取り除草が始まる。

「特別定額給付金10万円」に大喜びのワーキングホリデーの皆さん。給付金の申請を済ませて鹿追町では15日から給付が始まる。日本はなんて良い国なのか? 外国人に優しい。ここの農場には15名ほど居るので150万円が給付される。

ところが世帯主の私には申請書が配達されない。いくら待っても配達されない。何か変だと思い役場に聞いてみた。

「村瀬さんには確かに申請書を送付しています。」「きていないですよ!」

「まあいいかあ!そのうちくるだろう・・・。」と電話を切った。

すぐさま役場より電話がなる。「村瀬さん、世帯主はおじいちゃんです。」「えっ?そうなんですね。」失礼しました。世帯主は自分だとズ~~ト思い込んでいたので、改めて世帯主は誰かなのか確認が必要です。

89歳の父親に聞いたところ「申請は終わっているよ!」とのこと。お金がもらえるときは仕事が早い。それも密かに? 10万円よいずこに・・・

 

2020年5月13日

5月12日畑の様子、馬鈴薯の培土作業始める

Filed under: キャベツについて,ジャガイモについて — 管理人 @ 7:01 AM

5月12日早朝より十勝晴れとなる。前日の雨の影響で土壌の湿気が多いが、馬鈴薯の重要な作業となる培土が始まる。鹿追で初めて2002年に導入したオランダ製倍土機は、当初批判のやり玉に挙がる。見慣れない機械が登場すると皆さん興味津々となって批評する。ジャガイモ栽培の長い歴史があるヨーロッパの技術が、北海道に受け入れるためには5年10年の歳月が必要かもしれない。

18年使用しているがタイン(ロータリーの爪)は未交換で耐久性抜群である。国産培土機と比較すると培土する土の(ベッド)が大きい。種芋1株に10個前後のジャガイモが着らいする。ベッドに余裕があるので粒が揃ったジャガイモが生産できる。また緑化防止にもなる。よって収量、収入もアップする。

播種と同時に仮培土が施していため、カメラ式自動操舵で畦をカメラで認識して自動運転が可能となる。起伏が激しい場所になると一時認識できないこともあったが、改良されて再度自動で認識できるようになった。毎回、アップルのパソコンと同様に無料でバージョンアップが可能である。昼寝?をする必要がなくなりキャビン内で休息がとれるようになった。畦の端に来るとセンサーが切れてピピーとお知らせ機能も充実。このシステムは価格が安価なのと維持費が無料なのがうれしい。

一番下の写真は4月19日に定植した加工用キャベツ。度重なるマイナス気温で葉も白く変色したものの、雨が大好きなキャベツはたくましく成長を続けている。現在約4haの圃場に定植が済んでいる。あと6haとなる。定植作業は7月まで続く。

2020年5月10日

馬鈴薯播種が終了して長芋のトレンチャー作業始める

Filed under: ジャガイモについて,長芋について — 管理人 @ 5:34 PM

5月8日に馬鈴薯の播種が終了する。とりあえずビート播種も済んでいるので、軽くお祝いした。牛肉サガリのブロックを仕入れて今シーズン初めてのバーベキューを堪能する。夜間冷え込む十勝の寒さに震えながら炭火を囲む。食べる量も半端ではないのでスープカレーも大鍋で料理する。

9日からは長芋の播種する前の下準備、トレンチャーという作業機で1m近く地面を掘削する。1時間に150mほどしか進めないので根気と睡魔との戦いが始まる。一日540mの畦を1往復するのがやっとの状態。M農機製カメラ式自動操舵システムで作業はかなり楽にはなった。5月中旬には種まきを始める予定。(長芋種子の芽だしが順調に推移すれば)



 

2020年5月2日

5月2日、十勝の大地に雷雨が襲う。明日の最高気温は29度C

Filed under: キャベツについて,ジャガイモについて — 管理人 @ 1:40 PM

4月28日、直播ビートの播種が終了して、すぐに馬鈴薯「品種男爵」の播種が始まる。キャベツの定植班5人、トラクター2台の整地班2人、馬鈴薯の播種班5人でフル稼働している。北海道十勝の農家はゴールデンウィークには大忙しである。

毎年猫の手も借りたいくらいの仕事の忙しさだが、今年はワーキングホリデーの皆さんをはじめ日本人の求人問い合わせが多い。職員住宅も満杯の状態で残念ながらお断りしているのがつらいが、7月以降に来ていただくようにお願いしている。7月以降はまだ大丈夫である。

キャベツ定植も定植機が修復して順調に稼働している。約2ha定植が済んでいる。

5月2日朝、すべての準備が整いいざ出陣となったとき豪雨に見舞われる。やっと乾いた大地が再び湿って休息となる。ダチョウの卵をいただいたので皆でだし巻き卵をご馳走する。おおよそ鶏卵25個分ほどあるのでちょうど良いおやつの量である。

2020年4月27日

野菜定植機がついに壊れた。が部品が来ないの巻 

Filed under: キャベツについて,農業機械の話 — 管理人 @ 10:19 AM

台湾、香港、日本の3カ国混成部隊で加工用キャベツを定植している。8年ほど使用している乗用型キャベツ移植機が断末魔の叫び声を上げてエンジンが急停止する。

たまたま現場に居合わせたので「これはただ事では無い・・・」と感じてJA整備工場の専門整備士を呼ぶ。予想通りエンジンカバーを開けると排気バルブのナット(ロッカーアームというらしい)が折れていた。年間10ha近く使用しているので金属疲労か、オイル交換をしたので少なかったのが原因だろうと推測された。吸気、排気バルブ室には少量のオイルが循環している。知らなかった。

すぐさま、販売元に部品を発注するが、東京本社からの発送とコロナの影響ですぐには到着できそうそうも無いと。せめて北海道支社に部品ぐらい保管できないものかと思ったが・・・。仕方なくJA整備工場で折れたボルトを溶接してもらった。

JAの整備士の方大変忙しく、気の毒なので自分で組みたてることにした。ところが、ネジがが1本余る、部品が一個余る。専用の工具を手作りするなど四苦八苦して組み立てる。不安な気持ちでエンジンスターターの紐を引くと、見事エンジンが復活して作業できることとなった。我が農協整備工場の技術は素晴らしく未だに健在で動いている。神は見捨てなかった。

そうこうしているうちに、今度は排気バルブ自体が摩耗してスプリングがすっぽ抜ける。さすがにこれには参ってしまった。首を長くして部品を待ち続けることとなった。

キャベツ苗はすくすくと育ち定植した苗より頑丈になったかもしれない。ビートの直播が24日より始まり30日にようやく終了する。

2020年4月20日

加工用キャベツの定植が始まる

Filed under: キャベツについて — 管理人 @ 7:35 PM

4月19日、45日間農場内で育苗された加工用キャベツ苗を定植する。540mの畦を一日6往復する。面積にして40a前後の作業能力である。苗の本数にして18000本、10a当たり4600本、株間35cm、畦幅66cmで行っている。

圃場には牛堆肥散布、心土破砕を施工、石レキを除去、整地、施肥をして定植を行う。

20日の朝、最低気温は-2度ほど。定植済みのキャベツの葉は変色気味だが元気にしている。成育は停滞するかもしれないがたくましく育ってもらいたい。まるで我が子のようです。。今週もー気温で雪や雨の予報がされていて、例年になく寒い4月の気温である。

 

2020年4月19日

春作業の準備が忙しい。「サブソイラー」「肥料散布」「堆肥散布」「石拾い」「農場の看板修復」

Filed under: キャベツについて,農産物の播種、移植作業 — 管理人 @ 7:46 AM

19日、最低気温がやっとプラスになり、いよいよ加工用キャベツの定植が始まる。ビニールハウス内で45日間育苗された自家苗を使用する。圃場は所々凍結が残っており、サブソイラーを入れると土がめくり上がる。

今年の冬は凍結が厳しかったので圃場の石が多く浮かび上がる。上がることばかりで相乗効果で農場の収入も上がることを願う。

約20年前に設置した農場サインの支柱が腐って折れていた。鉄骨の廃材を利用してギブスのように修復する。何かすっきりしたような気分になる。今年も「頑張ろう!」とする意欲がわいてきた。

2020年4月13日

外出自粛なので農場で楽しい夕食会

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 9:57 PM

毎朝-2~3度と冷え込んでいる。いつもの4月と違うような気がする。畑の凍結は無くなったのに気温が上がりません。反動で5月に30度超えがありそうな気配である。

たまには居酒屋やカラオケで「ぱっとやりたい」気分ですが、そこはぐっと我慢して農場内で夕食会を開催する。道南の知内漁港の牡蠣の酒蒸し、手作りピザ、焼き鳥、海鮮パエリア、焼き肉ジンギスカン、火鍋など、毎回知恵を絞って宴を開いている。毎日、顔を合わせて仕事をするファミリーとして3密は避けて通れず、多人数での外出は自粛している。

毎日農場内でレトルト食品の摂取や外出自粛ではストレスも溜まりっぱなし。食事は必要不可欠。たまには全員での会食も重要な福利厚生として大切である。ほぼ全員が農場敷地内で生活を共にしている家族での食事会である。ご理解を願いたい。

今年は2人の男子職員と指導の連続で作業を進めている。2人とも2年目でかつ真剣に取り組んでくれているので飲み込みも早い。彼らをメインに決意も新たに農場の運営を行う。

これまで100年、これから100年!を目指す。100年前、先代が苦労の連続で開拓した土地を守る義務はここに存在する。先代が岐阜から北海道へ渡り、どのような考えで開拓してきたかは想像がつくが、安易に老舗の店をたたむわけにはいかない。あの世で先代に弾劾裁判で叱れそうである。100年続いた農場を次の世代に受け渡す。法人となった農場はそれが先決だ。ずいぶん百年が出てきたが・・・まだまだ歴史は浅いと言うことかな。

2020年4月12日

4月12日、畑の様子、心土破砕(排水対策)

Filed under: 小麦について,行者にんにくについて — 管理人 @ 5:03 PM

毎年、作物の植え付けが始まる前に排水対策として心土破砕をJAにお願いしている。20haの圃場に深さ40cm前後の爪を刺して堅くなった硬盤層などを破砕する。よって土壌が軟化して空気が入ったり、雨水が浸透しやすくなり農作物の成育に好影響を与える。農業機械が大型化して土が硬くなっているので必要不可欠の作業となる。部分的に凍結がある場所は土がめくり上がっている。特に秋に耕起した畑が顕著である。

小麦は冬枯れも無く青々としてきた。圃場が乾燥すれば肥料の追肥を行い鎮圧ローラーをかける。

行者ニンニクは豚糞、鶏糞を目一杯与えられて元気よく芽吹いてきた。写真は栽培7~8年目を迎え、今年収穫予定している。親指くらいの太さになってもらいたい。

2020年4月9日

行者ニンニクの規格外品を圃場に定植

Filed under: 行者にんにくについて — 管理人 @ 3:42 PM

1月、2月に出荷できなかった幻の山菜「行者ニンニク」の規格外を定植した。

本日は雪が降っていますが、すっかり畑の凍結も無くなり暖かい日は屋外で作業をする。寒い日はビニールハウス内で長いもの種切り作業を気温にあわせて実施している。

おおよそ1万本を株分けして定植し、3年後くらいに出荷可能なサイズになる予定。昨年まで露地栽培している行者ニンニクは芽吹いてきているため、10アール当たり豚糞ペレット1トン、鶏糞、有機肥料150kなどを散布した。

鎮圧ロラー凹凸の制作

Filed under: 農業機械の話 — 管理人 @ 11:06 AM

田端播種機の鎮圧ローラーの凹凸を安価に制作する。3年ほど前、芽室のB農場がFBで発表していたものを教授していただいた。

ビート、豆類の種子の播種面を強く鎮圧することによって、凸の部分が周囲より低くなり、霜や風の被害から守り発芽率向上に役立つ効果を発揮する。

田端式の純正だと1個6万円ほどと高価のため自作することにした。ホームセンターでラバーシート(ラバークッション)厚さ20mm3x6尺1枚2948円、一般両面テープ1628円、100mm布粘着テープ1078円、合計5654円で購入。4個で24万円がこの金額で同等に近い効果を得れることになる。

およそ3~5年の耐久性があり、幅広のビニールテープを補強すると長持ちする。種子タンクも大型のものと、センターマーカーを大型円板に(カメラ式自動操舵システムに対応するため)交換する。

2020年3月25日

3月25日、畑とキャベツ苗の様子

Filed under: キャベツについて,畑の様子 — 管理人 @ 12:05 PM

3月11日に融雪剤を散布した圃場は4~5日程度で白い雪は消えて無くなった。今年の凍結深度は45cm、地表面から15cmほどが溶けて「グチャグチャ」の状態。昨年より凍結が厳しかったが、平年より気温が高めで推移しているので凍結の緩みは早めに進行している。

通常、このような年は強風、霜などが猛威を振るうことがあるので、直播ビートや早蒔きのキャベツなどはある程度覚悟しないとならないかな・・・?予定?してキャベツ苗の播種は1~2割増反している。

20日を経過したキャベツ苗は子葉が綺麗な♥ハート型になる。今が一番かわいい時期だろうか。ず~と眺めても飽きがこない。これから本葉が展開してきてキャベツらしさがでてくる。夜間は-2~3度ほどに冷え込むので、ビニールでトンネルをして保温に努める。温風ボイラーは5度に設定して、トンネル内の気温は10度くらいに設定している。

 

2020年3月22日

長いもの種切りが始まる

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 11:12 AM

長いもの種切りが始まる。少し早めですが仕事がないので種切りをスタートした。

本年で長芋栽培は4年目を迎える。まだまだ栽培は素人の範囲で、先輩方の意見を取り入れていかなければなりません。過去3年、芽出しの作業工程が理解できず試行錯誤の状態。JA川西、JA芽室などの講習会資料を参考にしているのだが・・・・。今年こそはと思いも新たに頑張ってみることにしましょう。

インターンの高校生、大学生など7人で、あーでもないこーでも無いと作業を進めている。ワーキングホリデーの若者は昨年、長いもの収穫は体験しているが植え付け作業は初めての経験で、順番は違うが一年の作業工程を理解しながらの作業となる。

概ね20トン近い種芋を100g~120gの大きさにカットする。新人ばかりなので10日前後を要する。

2020年3月19日

トラクターのオイル交換と点検整備始まる

Filed under: 農業機械の話 — 管理人 @ 9:52 PM

例年より早く、所有している15台のトラクターの点検整備を始める。職員のコウダイは昨年、大型特殊の免許を取得したので、指導がてら作業に取り組んでもらう。指導のたびに初めての整備とあって「ほほう~」と感心される。教え甲斐もあると言うところかな。

さて所有しているIseki3,Kubota3,Mitubishi1,MF100・200・3000シリーズ7台、自走式農薬散布機1台、「MF7台」は使用頻度が少ないので3年~5年の間隔でエンジンオイル交換をしている。今のところ問題は起きていない。

毎年交換している写真のトラクターはエンジン、ミッションオイル、エレメントを交換すると8万円前後の経費がかかる。エンジンオイルは毎年交換だが、ミッションオイルは節約して3年~4年に一度にしている。そうすると7万円あまりが節約できる。20年使用しているが調子は良好。ミシュランの扁平タイヤは少々割れてきたがいまだに健在である。

2020年3月12日

融雪剤散布とキャベツの発芽

Filed under: キャベツについて,ビニールハウスの仕事 — 管理人 @ 6:09 PM

春の陽気に、急激に畑の雪が溶けている。JA鹿追町のコントラ課による融雪剤散布をお願いした。炭酸カルシウムを10a当たり30キロ程を土壌改良を兼ねて22haに散布をした。効果抜群ですぐに黒い土が顔を出し始める。写真の圃場は加工用キャベツを4月25日頃に定植する予定。

3月4日に播種した加工用キャベツが発芽を始める。早生品種「YR天空」新品種「524?」の発芽率は良好で推移している。毎日温度、水分管理作業を徹底して実施している。まだまだ夜間はマイナス気温で冷え込む。そのため温風ボイラーを設定温度10度にして、灯油を1日40~45L消費している。

 

2020年3月8日

コロナを吹っ飛ばせ!🍧かき氷店🍧が繁盛する

Filed under: 家族の話題 — 管理人 @ 2:22 PM

孫たちのお泊まり会の朝、婆の発案で🍧かき氷屋を開店する。

原料は無尽蔵にある雪、シロップは食紅等を使用。孫三人で店を運営して、従業員がお客さんとなる。本日は最低気温は-10度近くになるが、最高気温はプラスの5度と春のような陽気に包まれる。明日は最高気温10度の予定。3月は春だったか・・・。今度はタピオカもメニューに加えてもらいましょう。孫たちには大好評でもう一回やりた~いと懇願された。

2020年3月5日

加工用キャベツの播種始まる。 

Filed under: キャベツについて — 管理人 @ 8:51 PM

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月4日、例年より早く加工用キャベツの播種作業が始まった。概ね10回に分けて6月25日頃まで10haを播種する。

4月25日過ぎに定植を実施すると、7月中旬には収穫できるサイズ(1.2kg以上)になる予定。昨年は7月末に始まり10月末まで出荷をした。従業員の仕事確保のため、できる限り早期に収穫可能になるよう作業をすすめ、端境期にも出荷してギリギリまで収穫をする。

端境期の対策として種苗会社に要望です。極早生と10月にも多収となる寒玉品種の育成をお願いしたい。昨年から栽培している新品種は従来品種「おきな」と比較して粒ぞろいが良く、多収である。更なる改良をお願いしたい。

キャベツの輸入(表)はほとんどが中国という現状を、国産キャベツに置き換えてもらうためには、生産者も最大限の努力をすべきでしょう。国は中国依存から国内回帰をうたい併せて緊急の補助事業を発動した。

2020年3月2日

打工度暇日本、行者ニンニクの出荷終了する

Filed under: 従業員の話,行者にんにくについて — 管理人 @ 10:18 AM

札幌中央市場を主に出荷をしていた行者ニンニクが予定より早く終了する。新型コロナの影響もあるので価格も安くなっていた。従業員も旅館(観光業)やサービス業などで働いていた方々が急遽、当農場に申込みをする方もいる。まだ宿舎に余裕があるので収容できるのだが・・・。仕事がありません。困ったものだ。どうしましょうかね。

4月からは通常通り日本打工度暇ワーキングホリデーの皆さんと忙しく農作業に取り組んでいきましょう。

3月2日現在、適度な降雪があり土壌凍結は45cmで止まったままになり収まりました。あとは溶けるのを待つだけとなった。写真は休憩のひととき。現在の従業員は全員20代で構成されているので、おやつはチョコレート、クッキーなど甘いものが人気である。

2020年2月16日

行者ニンニクはうまい!餃子編

Filed under: 行者にんにくについて — 管理人 @ 10:02 PM

当農場で生産される行者ニンニクは天ぷら、おひたし、卵和え、ソーセージ、醤油漬け、キムチ漬けなどの食べ方がある。台湾の大学生が作ってくれる「行者ニンニク」入り餃子は最高だ。

豚の挽肉、キャベツとたくさんの行者ニンニクをミックスしただけのシンプルなものだが、素材の風味が生かされ癖になる味である。

500kg近く生産される規格外の行者ニンニクを使用して、度々大学生が作ってくれるが、毎回「うまい!」と彼女たちに伝えている。お世辞抜きで美味しい。今晩は上善如水のロック酒で一杯!合いますねえ。アスリートたちに食べさせてあげたい。効能に驚かれると思う。天然の薬物の最高峰とでも言おうか・・・。

 

2020年2月13日

営農計画書の提出

2月12日(水)は最高気温プラスの8度と4月の陽気となった。道路、畑の雪が溶けて流れだし畑の低地に池のように停滞している。先週はマイナス30度を下回っていたとは考えられない気温の変化である。

さて、2月になると今年の畑作物の作付けを計画しなければならない。種子、肥料などの申込みが終了しているので、書類で営農計画書を農協に提出すだけなのですが・・・。なかなか計画書に手をつける気にならないのは困ったものだ。と自分で嘆いている。

ただ今年は作付け割合が大きく変動する。主力のジャガイモは平年と比較して30%減。小麦も30%減。いずれも価格低迷が要因している。ビート(甜菜)は20%増、小豆は200%増、加工キャベツと長芋は同じ面積となった。

加工キャベツは契約栽培のため価格が安定している。さらに村瀬ファーム産を指定してくれるカット業者が複数あるそうで、うれしくて10ha栽培します。そんなこと言われると「生産する意欲がわいてきます。」

加工用キャベツは甘みが命。牛糞を中心に有機物が豊富に投入された圃場はあまり化学肥料を必要とせず、甘みを増した個体が生産される。化学肥料を大量に施肥すると窒素過多などにより、成育が旺盛になり個体は肥大するが「苦み成分」等が形成される。

お好み焼きを口に含んだときキャベツの甘みを感じることは重要であると思う。

3月8日頃には1回目の加工用キャベツの播種作業が始まる。11月まで長~~い勝負の戦いがつづく。皆で頑張りましょう。

2020年1月28日

幻の山菜と呼ばれる行者ニンニクの出荷が始まる

Filed under: 行者にんにくについて — 管理人 @ 10:23 PM

毎日、十勝晴れのなか、ビニールハウスで生育している行者ニンニクが芽吹いてきた。

今年は昨年の干ばつなどでどうも勢いがなく、細めの行者ニンニクとなってしまった。今日より3月中旬ごろまで1パック50gの量目で、1万以上を出荷する。札幌圏を中心にほとんど道内で消費される。みなさんに行者ニンニクを食べて元気になってもらいましょう。

それでは週に4~5日程度、集荷作業を従業員6名と頑張ります。札幌圏の方々楽しみに待っていてください。

2020年1月25日

祝  OBINO-帯広農業高校が甲子園出場決定!

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 11:05 AM

帯広農、OBINO 甲子園出場おめでとう!

私の長男、次男がお世話になった帯広農野球部が、念願の春のセンバツ甲子園に選出された。1年生全員が全寮生活を体験でき文武両道で学生生活を送れる。16年前も挨拶や生活などを厳しく生徒に指導していただき、安心して親は仕事に専念できた。公立高校のためスポーツ推薦もなく、息子たちの頃も部員のほとんどが農業後継者であった。当然、ずば抜けた選手も存在しなかった。しかし、日々の練習で鍛え上げた雑草魂で、北北海道大会ベスト4まで勝ち上がった。当時若かりし頃の現前田監督もコーチとして指導していただいた。

昨年は北北海道大会も拝見したが、息子たちの頃より数段実力が上手で、ひょっとしたら?と感じていた。札幌や私学の実力校と互角以上に戦えるチームになるとは。充分に甲子園に出場する資格を有すると思う。

毎年、農業科の生徒40人が農場視察に来てくれています。ほとんどが農業後継者で占められる。引率の野球部顧問の先生の前で偉そうなことは申せませんでしたが・・・。

私の経営方針は生涯、挑戦者であること。常に作物の新しい栽培技術などに挑戦して失敗する。失敗することによって成功の鍵を発見する。最初から諦めてはいけない。最後まで諦めてはいけない。と生徒に伝えた。

最後にもう一度、1931年台湾の農業高校嘉義農林高校 KANO が甲子園に台湾代表として初出場して準優勝したことがある。一昨年の金足農高校 KANANO の準優勝にあやかって、OBINO の活躍を願う。FFJ農業クラブの歌を声高らかに歌うことを実現してもらいたい。

台湾の嘉義農林が1931年の甲子園に出場した実話をもとにした「KANO」という映画では、札幌商業学校野球部投手だった錠者博美が出征途中に台湾に立ち寄る場面から始まる。実際には錠者は中国大陸に出征し、戦後はソ連によりシベリアに抑留され、イルクーツク近郊のマリタ収容所で亡くなっている。ただし、劇中で錠者が発する「嘉義に着いたら起こしてくれ」という台詞は、実際日本兵の間でよく語られた言葉と言われ、敗戦色が濃厚となった太平洋戦争末期、「どんな状況下でも決して諦めない嘉義農林の球児たちを育んだ土地を見たい」と思う日本兵が多かったという。wikipediaより

 

 `現在、嘉義農林高校は台湾国立嘉義大学となっている。昨年、村瀬ファームと嘉義大学との間にインターンシップ提携を結び、野球部の学生等を受け入れしている。そんなことで、今回の帯広農の甲子園出場は何かの縁を感じて感慨深いものがある。農業と野球が意外なところで強い絆があると思う。

2020年1月22日

1月22日の土壌凍結の進行具合は?

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 3:04 PM

最近は最低気温−10度前後、最高気温0度近くと少し暖かい日が続いている。2、3日後には最低気温−20度近くになりそうで、普通の大寒を迎えそうである。

現在の凍結は約40cm、積雪は昨年とほぼ同様で数センチあるだけで来週からは更に凍結が進みそうだ。凍結は昨年*34cm*と比較してかなり深い。50cmは間違いなく超えそうである。

2020年1月6日

観測史上初めての「ちり煙霧」

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 6:00 PM

昭和36年から始まった十勝地方の気象観測で初めてという、冬の「ちり煙霧」を体験した。通常は乾燥する5月頃に起きる現象だが。今年は昨年より積雪が少なく、土が乾燥して強風とともに砂塵が舞い視界不良になることが、専門用語で「ちり煙霧」と言うそうである。高速道路の道東自動車道も視界不良になり2時間に渡り通行止めとなる。

今年も1月から観測史上初めてのことがあり、そろそろ大噴火でも起こりそうな気配がする。

2020年1月3日

謹賀新年⛩今年もよろしくお願い致します

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 12:01 PM

昨年は大変良い年となりました。本年も実り多き年になりますように。

昨年から行政区の神社係のため年越しは、地元の神社で過ごした。大晦日は雨、みぞれが降るなか新年の参拝は3家族が来てくれた。神社内はマイナス気温のためジェットヒーター、灯油ストーブ、電気ストーブを持ち込んで寒さ対策をするが、お供えのバナナ、人参、りんごは硬い金属のように凍結している。正月三ヶ日で100名近くが神社を参拝してくれる。

今月中旬過ぎにはスキー場、ホテル、などへ散らばっていたスタッフ「ラータイメイ」が大挙、農場に戻ってきてくれることになっている。今までにない現象で嬉しい悲鳴である。また過去在籍していた日本人スタッフも複数来てくれる予定で、農場の運営に協力してもらうことは心強い。

あと1週間後の11日には台湾総統選挙があり、農場に来る台湾の若者たちも投票を済ませて来る予定。独立志向、民進党の蔡英文。中国との融和志向、国民党の韓氏。ワーキングホリデーで来る若者には、断然、蔡英文氏の人気が高い。香港の若者には警察の父を持つ者もおり、農場内での会話には慎重を期す。どうも香港の動向が影響したようで韓氏のブームも去ったようである。若者が将来に期待できる候補が勝つことになるでしょう。

2019年12月27日

今年も雪が降りません!土壌凍結は?

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 2:32 PM

昨年も少雪状態でしたが、今年は更にひどい状況です。最近は最低気温−10度前後、最高気温も−4度程度で冷え込んでいる。毎年ホクレンが設置している凍結深度測定器?を覗いてみた。20cmを超えているではないですか。昨年よりも土壌凍結が進行しているようです。

2019年12月18日

☃️鹿追町のエネルギーの現状と今後を知る「新地球学」

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 5:08 PM

今年最後の農場視察が終わる。鹿追町は4年前から日本ジオパーク(全国に30数カ所)に認定されている。鹿追中学校での授業「新地球学」という総合的な学習の時間がある。その目的は、鹿追町のエネルギーについて調べ、知ることで「ふるさと鹿追町」の電力事情を知り、「持続可能な社会」とは何か考えるきっかけとする。視察によって情報の収集、課題を分析して解決する、とある。

鹿追町ジオパーク推進室の協力で、鹿追中学校1年生A,B組全員が当農場の雪室を見学に来てくれる。こちらから5項目の設問を提示して、項目別に生徒と一緒に雪室について学習する。雪室の気温は約3度Cと台所の冷蔵庫とほぼ変わらない。普段冷蔵庫に入ることができないので、入った気分で学習する。意外と暖かく感じるが軽装では寒い。

*雪室はなぜ必要なのか? *雪室で貯蔵した農産物はどこに出荷されるのか? *貯蔵されたじゃがいもはなぜ美味しくなるのか? *雪室の欠点や利点はなにか? などの設問に生徒から発表してもらい、こちらで説明する。彼らの眼光は鋭い。的確な意見を表現するので感心する。3 月まで小学生だったとは・・・。持ち時間は20分しかないので「あっと言う間に終了ブザーが鳴り響く」実際には鳴りませんが・・・。レベルの高さを認識させられた。鹿追の将来は彼らに託して大丈夫でしょう。

精一杯、力のこもった説明をさせていただいた。これだけ真剣に耳を傾けてくれると説明にも楽しさが加味される。雪室とは化石燃料を使用せず、雪などの自然エネルギーを使用したエコな農産物の貯蔵施設である。さらに電気などを使用しないので維持費がほぼ0に近く、冬を越えるとじゃがいもに含まれるデンプンが糖質に変化して甘くなって美味しくなる。いい事だらけの雪室を理解していただけたと思う。欠点は断熱材(発泡ウレタン100mm使用)など建設費が高額なのと、最近は冬季間のじゃがいもの市況が悪く、S~M玉は値段が安くて出荷できないまでになっている。頭が痛いところである。

学生の一人Uさんが帰り際、「貯蔵できない農産物は?」といままで想定したことのない鋭い質問をされた。うっかり「何でも出来ると思う」と言ってしまったが・・・。サツマイモ、かぼちゃなどは1〜5度Cの雪室の室温では腐ってしまうので、常温で保管するのが適切なので注意してもらわないと。

大学入試のための学習ではなく、地域に根ざした「生きた学習」は義務教育の原点であると思う。このような学習が大学入試に取り入れることが急務である。それをサポートする町、鹿追町ジオパーク推進室に敬意をはらいたい。

 

2019年12月17日

🎄30年続くX’MASツリー🌲🎂

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 12:37 PM

毎週土曜日は孫たちのお泊り会がある。今日は一人が熱を出しているのでお姉さん方二人が、泊まる。息子たちに30年前に買い揃えたX’masツリーの飾り付けをする。足腰が弱って何度も倒れたりするが、輝きを失うことなく30年間頑張り続けているツリーに感謝。

お昼はローカルフードを堪能するため、瓜幕で一人で頑張っているラーメン店「くるめの里」へかみさんと4人で行く。醤油ラーメンは昔懐かしい味に魚ダシがマッチして美味しい。冬季間も営業するそうで、おしるこやおでんなどのメニューも登場するそうです。

その後は笹川北9線でこれまた一人で頑張っている「にゃんこHouse」ではパウンドケーキ3本、クッキーを買う。パウンドケーキは10種類ほどあり絶品で美味。私は胡桃がしっとり感(全部です)があって一人で2本食べてしまった。都会に出かけなくとも鹿追の田舎に美味しいものがたくさんある。皆さんお試しあれ。

2019年12月16日

今年最後の農産物の出荷が終了する🍺

Filed under: 行者にんにくについて,農産物の収獲作業 — 管理人 @ 10:58 PM

ドイツ製ビート収穫機「テラドス」で収穫して、圃場に貯蔵していたビート約120トンを出荷する。出荷前日に職員と3人で被覆していた専用テントをショベルで剥ぐ。

テントは雪が溶けて凍っておりとてもたたむことが不可能なので、ビニールハウスに運ぶ。氷が溶けるのを待つてからたたむことにする。16日現在、圃場の雪は溶けてなくなり、昨年同様雪のない冬となり土壌の凍結が進行している。

その後は、行者にんにくを設置する土場を作る。ビニールハウス45mの長さを半分に仕切り、廃油ストーブを置き、発泡スチロールの枠を組む。あとは凍結が進んだ行者にんにくを設置して加温を始めるだけにしておく。なにか無性に行者にんにくが食べたくなり、冷凍した行者にんにくキムチ漬けでキムチ鍋を作る。う〜〜ん予想通りの「強烈」「なまら美味い」「元気が出る」の言葉を発する。🍻サッポロビールがすすむ。今日から約2ヶ月の冬休みだ。

TVでは女酒場放浪記を放映しているが、飲んでるビールは、🍺キリン、アサヒ、青島。それを飲んで「うま〜い」と叫んでいるが・・・。可愛そうと思いながら、行者にんにくキムチ鍋とサッポロクラシックの相性は抜群だ、と独り言をつぶやきながら飲んでいる。

2019年12月9日

⚾️夏季限定、シニアソフトボールが終了

Filed under: キャベツについて,趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 2:58 PM

村瀬ファームのブログであまり紹介したことがないソフトボールについて紹介する。

中学生から始めた野球を40歳になってソフトボールに切り換え23年になった。私が所属している帯広ソフトボールクラブは、20代から70代までの年代別にチームが存在し、全国大会 を目指して奮闘している。

40代で初めて国体に出場して全国のレベルの高さを実感した。練習をしなければ簡単には全国に行けないことを知った。今年は久しぶりに全道シニア大会を制して自身10年ぶりに全国シニア徳島県大会(59歳以上)に出場した。国体に勝って以来久しぶりに1回戦を突破したが、元日本リーグで投げていた投手が顔を揃える実力チームには歯が立たない。ほとんど直球ではなく大きく曲がる変化球やチェンジアップを出し入れされて、軽く料理される。そんな投手は北海道には皆無なので感心している間に試合は終了する。

そんなことで鳴門の渦潮を見て、焼肉屋で村瀬ファーム産の「癖になるキャベツ」を感激しながら食べて帰ってきた。まさか農場産のキャベツを四国で食べれるとは”涙、涙の徳島の夜だった。

冬季限定、老化防止のゲームはじまる

Filed under: 趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 2:19 PM

毎週一回、冬季間だけの頭の運動ゲームが開始される。タバコ禁止、アルコール禁止、女性禁止、居眠り?禁止の厳しいルールがある。さあ一回目の今夜は、なぜかしら小三元、大三元が数度に渡り和了寸前までいったが和了ができなかった。運命やいかに````。

2019年12月7日

令和元年度社員旅行 in 知床、網走、摩周湖、大雪山紅葉めぐり、納会

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 5:20 PM

厳しい農作業を頑張ってくれた彼らに社員旅行をプレゼントする。網走では蟹、ホタテ、いくら、牡蠣など海産物の夕食、その後はカラオケ、温泉卓球、2次会、3次会と楽しかった夜を過ごす。写真を見ていただけるとすべてが物語っていると思います。朝食バイキングでイクラ丼を食べる年代ですから、エネルギーの消費量がずば抜けています。



 

 







11月25日に長芋の収穫が終了する(一年の作業工程をお見せします)

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 1:23 PM

3月29日、倉庫に保管していた約20トンの自家種芋を100〜120グラムの重さに切る。約2ヶ月間ビニールハウスで保管して芽出しをする。

5月16日、約1mの深さを掘削する4畦トレンチャーで長芋の作業がスタートする。530Mの畦を一日1往復(60アール)しかできないので、根気のいるトラクター運転技術を要する。睡魔との戦いですがカメラ式自動操舵(M農機約40万円)を装着しているので、ある程度深い眠りに突入することができる。

5月20日、トレンチャー(中古で160万円)後に残り半分の施肥をして種芋の播種をする。2台の播種機(1台58万円)を使用して、5日程度で4haを終了する。

6月3日、ビニール製マルチをマルチャーで(30万円)被覆して3,5mのポール立て、530mのネット張り(10アール当たり4万円位)が17日まで続く。とにかく4haは手間隙かかります。ポール立て(7000本)は軽量のポール(1本680円、合計476万円)を使用しているので、ワーキングホリデーの勉強しかしていない国立大(最高学府)の学生でも無難に作業することが可能。

その後は適度に病害虫対策で薬剤を自走式防除機(2700万円)で散布して管理する。

10月28日、いよいよ収穫に向けてポールを抜き、弦巻機(65万円)で茎葉の処理、マルチ回収機(28万円)で一列を処理する。

11月1日、長芋収穫機(140万円)で掘り起こし、300キロ入りの鉄コンテナ(23000円)およそ500基近くに詰めて農協の倉庫に運搬する。鉄コンテナは自己所有なので(1200万円)とトラクター(1000万円)や資材、作業機などを買い揃えると、3000〜4000万円の初期投資となる。新品がほとんどなので思ったより4ha分は多額になってしまった。一日、14人前後の作業員で30〜40アールを収穫する。終盤では吹雪になって中断することもあり、終了したのは大幅に遅れて11月25日となってしまった。反省!

今年は一生懸命働いたと実感した一年となる。途中で体力がなくなったと嘆いたこともあったが````。初期投資の回収を完結するまで、あと2〜3年無理をして頑張ります。ファイト!!闘う君の歌を闘わない奴らが笑うだろう!ファイト! そんな歌がありました。







 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019年11月14日

長芋の収穫真っ最中です

Filed under: キャベツについて,長芋について — 管理人 @ 10:33 AM

10月24日に12haの加工キャベツの収穫が終了する。長芋の堀取り準備を急ぎ、11月2日より作業を開始した。11月13日現在3haを収穫済み。昨年よりは収量、品質が優れておりまずは安心しながら期待が膨らむ収穫作業となる。

収穫機の後部に配置される作業員は日本男児を押しのけて、香港、台湾女子が奮闘しています。外気温マイナスにもかかわらずTシャツで作業する姿、意欲には感服します。香港、台湾ではマイナス気温や雪を見たことがない若者が多く、雪が降ると大喜びで犬と戯れている姿が印象的である。

また鹿追町の加工用キャベツは史上最高の収量を記録したそうで、10a当たり8500キロ(廃耕の圃場を含まず)を見込んでいる。また、ビートは平年作となる移植で10a当たり6300キロ、直播で5200キロぐらいの予想収量だそうです。大豊作の北見、網走地区には遠く及ばないですが・・・。

小豆は10a 当たり4,8俵、大豆も同じくらいを予想している。豊作のうちに入ります。今年は何とか年越しができそうですね。





2019年9月23日

秋蒔き小麦の播種、🍓イチゴ苗の出荷がはじまる

9月19日、秋まき小麦の播種と愛知県、静岡県、埼玉県のいちご農園向けに🍓イチゴ苗の出荷が始まる。それと同時にじゃがいもの収穫作業、キャベツの収穫作業も各班に分かれて同時に作業が進行する。

一年で一番忙しい収穫と播種の時期を迎える。総勢15名が各担当の部署に散らばり活躍してもらう。一日(8時間)の水揚げは130〜150万円前後ほどになる。

毎年のことだが、9月は何かと忙しい季節だ。仕事以外にも修学旅行生の農家民泊の受け入れ、農場視察の受け入れ、社員旅行(日本一早い紅葉の見物)や農作業で体力が消耗するので回転寿司、居酒屋、ラーメン、豚丼、焼き肉、トスカチーナなど美味処の探索。ワーキングホリデーで来ている香港、台湾の若者は自動車のライセンスを持たない面々が多い。

それもそのはず、国立大等を卒業したばかりなので勉強から開放されて間がないのである。香港などは交通網が整備されている大都会なので必要性も少ない。台湾では安価(数万円)に自動車免許を取得できるそうで、30数万の取得費用を要する日本とは大違いである。

 





2019年9月8日

台湾、日本の大学生のインターンシップ始まる

Filed under: インターンシップ,キャベツについて — 管理人 @ 6:16 AM

例年のごとく東京農業大学(厚木市)、台湾国立の台湾大、嘉義大学、屛東大学などの現役、卒業したばかりの学生が来ている。全国の皆さんに千切りキャベツをお届けするために、国内外の学生にキャベツ収穫作業を担っていただいている。今や大学生は貴重な戦力となっている。鹿追町では酪農学園大学、北海道大学、東京農業大学など70名ほどの学生が夏季休暇を利用して農業体験をしている。なかには大学卒業後に農家へ就職を希望する学生も現れ、徐々に効果が見せ始めている。

海外の学生も体験ではなく農場に就職してもらいたいので、国、道が積極的になって就労を認可していただきたい。ワーキングホリデー制度の年数制限の延長を願いたい。(現行は最大1年間)優秀な人材が就労を希望しているにも関わらず、失われていく現状は何ともし難い事態である。我々では地団駄踏んで国に働きかけても認可が下りないのが現況である。

まあ話は変わって、+仕事ばかりではつまらないインターンシップとなるのは避けなければならないので、プロ野球パ・リーグ公式戦帯広大会を観戦した。台湾出身のワンボーロンが在籍する日本ハムを手作りのプラカードで応援する。帯広の森野球場は超満員の12600人の観衆で埋まった。ワンボーロンが守備するレフトに陣取り台湾語で声援を送る。ワンボーロン加油!!と叫ぶと、軽く帽子のつばを触れて会釈してくれた。残念ながらワンボーロンは無安打に終わり、チームも連敗が続くこととなってしまった。

帯広出身の杉浦投手が先発して応援も最高潮に達した感があったが、守備の破綻がゲームを左右した。守備が大切なのは痛感する。今の日本ハムは走攻守三拍子揃った内野の野球選手が少ないのが現状か・・・・。

試合観戦後、帯広大会の試合が台湾でもテレビ放送されており、プラカードを掲げた場面を見た学生たちの親族、友達から〔見たよ!〕とメールや写真が来たそうである。



2019年8月30日

じゃがいも(馬鈴薯)の収穫始まる

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 10:28 PM

8月27日にじゃがいもの収穫が始まる。まずは早生の品種〔男爵〕から掘りとる。一株の個数が平年より多く、粒も揃っていて豊作といってよいが。春先の干ばつで培土した山が崩れて緑色に変色したじゃがいもが目立つので、機上選別には注意が必要である。写真は昨年の様子から

2019年8月11日

7月29日、小麦、加工用キャベツの収穫が始まる

Filed under: キャベツについて,小麦について — 管理人 @ 6:50 AM

7月29日に小麦の収穫と加工用キャベツの収穫が同時に始まる。暑い日差しが続くなか、実が太く良質な小麦がコンバインによってトラックに排出される。水分は16〜19%が殆どで申し分のない収穫作業となる。我々の集団は10a当たり10〜13俵の収量を見込めそうである。つまり豊作です。

一方のコンビニやお好み焼き、餃子、とんかつ屋さんなどのカットキャベツとなる加工用キャベツは、春先の霜、干ばつ、7月の長雨、高温などの自然災害に見舞われたが、良質のキャベツが生産されている。鹿追町で生産される4100トンのキャベツは関東、関西、中国方面に90%が出荷される。殆どが関東以西である。我々の地区は10a当たり8〜10トンの収量があり10月末まで順次仕上がったキャベツの個体を収穫していく。毎日のように15〜18トンのキャベツを350キロ前後の鉄コンテナで農協に出荷している。つまり今の所豊作です。

加工キャベツの収穫動画

2019年7月26日

7月25日畑の様子、まもなく小麦、加工キャベツの収穫始まる

Filed under: キャベツについて,小麦について — 管理人 @ 11:41 PM

4月23日に定植した加工用キャベツ〔品種おきな〕は2〜3キロ前後になり収穫の時期を迎える。7月29日より10月末までの長〜い期間、全国に集荷を続け、コンビニのカットキャベツや餃子、お好み焼き、とんかつなどに利用される。今年は霜や干ばつの影響を受けたが、まずまずの出来栄えで、消費者の皆様に美味しい、新鮮なキャベツが届けられそうです。

小麦は「まさかの倒伏」に見舞われたが、豊作といって良いでしょう。期待が持てます。十勝の中央地帯ではすでに刈り取りが始まっていますが、山麓地帯ではこれからの収穫となる。7月28日頃から最高気温も33度Cに達するので収穫が始まる予定。キャベツと小麦収穫が重なり、一年で一番忙しい時期を迎える。従業員10名とともに頑張りましょう。

2019年7月10日

✈️インターンシップのため東京出張,加油!OBINO野球部

Filed under: インターンシップ — 管理人 @ 5:46 AM

先日、神奈川県厚木市の某大学キャンパスにインターンシップのプレゼンテーションに出張する。昨年からJA鹿追町と鹿追町、農家がが協力して提携がスタートして、1週間程度学生を受け入れした。約100名前後の学生を前に農場での生活や農作業体験の簡単な説明を行う。その後は希望する学生がJA鹿追町のブースに集合してもらい具体的に意見交換をして参加を促し、学生の意義、成果などを両者で確認する。

昨年参加した学生に来ていただいて、鹿追でのインターンシップの体験談を説明してもらう。決して楽しい場面ばかりではなく、農作業の厳しさも周知する。彼ら先輩たちは「明確な目標」を持っており、卒業後は本州、北海道で新規就農や農業関係の就職のために視野を広げ、将来の職業の選択肢の拡大を目指す。

ブースに集合した学生の眼差しは真剣な表情で聞き入っていた。

田舎のおじさんも視野が広まった東京出張となった。村瀬ファームでは従来の台湾国立屏東大学に続いて、今年度から新しく台湾国立嘉義大学とのインターンシップ提携を結ぶことになり、7月より硬式野球部の女子学生二人が先行して体験に来ている。

嘉義大学は1931年、嘉義農林高校時代に甲子園に台湾代表として初出場し準優勝した経歴を持つ。数年前、「KANO」と言う映画が台湾で大ヒットして日本でも好評を得た。また昨年の甲子園で活躍した金足農業高校の「KANANO」旋風のときも話題が盛り上がった。

さて、今年は息子たちの母校「OBINO」帯広農業高校が十勝地区を久しぶりに制覇して北北海道大会に出場する。NHK朝ドラ「なつぞら」の舞台にもなって注目されているが、今度は実力で「OBINO」旋風を巻き起こしてもらいたい。長い人生と同じ最後まで諦めない野球を貫いてほしい。

映画「KANO」札幌商業学校野球部投手だった錠者博美が出征途中に台湾に立ち寄る場面から始まるが、実際には錠者は中国大陸に出征し、戦後はソ連によりシベリアに抑留され、イルクーツク近郊のマリタ収容所で亡くなっている。ただし、劇中で錠者が発する「嘉義に着いたら起こしてくれ」という台詞は、実際日本兵の間でよく語られた言葉と言われ、敗戦色が濃厚となった太平洋戦争末期、「どんな状況下でも決して諦めない嘉義農林の球児たちを育んだ土地を見たい」と思う日本兵が多かったという。{Wikipediaより抜粋}

来年,帯広農「OBINO」は開校100周年を迎えるそうである。また球児たちの感動の夏がやってくる。

2019年6月21日

6月20日、畑の様子

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 6:04 AM

4月20日播種の直播ビート、昨年より生育が進行している。

2019年5月29日

5月29日☂ 畑の様子

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業,畑の様子 — 管理人 @ 10:44 PM

今日は約半年ぶりに10mm以上の降雨量を記録して作物に活気が戻る。じゃが芋の畝を調査のため掘ってみた。地表面5cm前後が湿っているがそれ以上はパサパサの状態である。もう一日以上は降雨があれば十分な量になるが・・・。

行者にんにくは種子(蕾)を持ち始め7月末頃に種子の収穫をする。じゃが芋の品種「男爵」は萌芽がきれいに揃う。品種「きたひめ」はバラバラの萌芽が目立つ。加工キャベツは一気に元気が出て7月末の収穫に向けて葉を展開する。

ある日の休日、🌸新ひだか町の桜並木と下ちゃん農園へ行く

Filed under: 従業員の話 — 管理人 @ 3:44 PM

新ひだか町にある二十間道路桜並木が🌸満開なったので全員で出かける。いつものように町内でムラセファームから新規就農した下ちゃん夫妻を尋ねる。

昨年の大雪で🔟棟のビニールハウスのうち9棟が倒壊して未曾有の災害に見舞われた。道、町、農協からの災害資金で9棟が再建されほうれん草、ミニトマトが栽培されていた。再建に必要だった自己資金は無利子で貸付され、ゆっくりと返済できるようになったとか。補助金があっても負債は多額になるため「今年は頑張らないとならないねえ!」と言葉をかわし、我が農場も含めて決意したのだった。今までなかった温水器ボイラーなどを設置して、近代化された施設に生まれ変わっていた。

ある日は、4年前農場から京都大学農学部に留学した、台湾大学出身の「温」が就職した報告と農産物輸出商社の現地研修で来場する。その商社は隣の芽室町でかぼちゃ農家40戸以上と契約栽培しているそうである。今回は川西長芋も輸出できないか現地調査も兼ねて長芋の定植作業を体験していった。流通大手のイオンに1年就職していたが、早く独立して商社を立ち上げたいことから転職したそうである。

花見も兼ねて牛サガリのブロックを仕入れ、BBQで歓迎会を開催して昔談義に花が満開となった。

じゃが芋、甜菜、小豆、長芋の定植、播種作業が終了

Filed under: 畑の様子,長芋について — 管理人 @ 10:44 AM

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本日29日、待望の雨、雨が降っています。皆さん「お金が」降っていると申しますが、こんなに雨が恋しいのは生まれてはじめてのこと。天変地異はもう当たり前のように襲いかかる。5月27日には最高気温38度cと北海道が沖縄、台湾より暑い日を記録した。まるで布団乾燥機の熱風をお見舞いされているような気温と風。暑さに慣れている台湾の従業員もしばし呆れてしまい言葉もなく苦笑い状態であった。隣町では熱中症で亡くなられた方もおり、偶然、日曜日なので仕事が休みで良かった。

人間よりも作物のほうが心配? 加工キャベツはところどころ枯死しており、水分を好む作物としては待望の雨となる。今年の加工キャベツは5月12日の−4度C、干ばつによる水分不足、それによる強風で発生する砂塵。5月27、28日の史上最高気温38度Cで瀕死の状態であったのが息を吹き返した。作物に元気がないと病害虫が多発する。今年は要注意なので、キャベツの栄養剤、カルシウム、酵素などを葉面散布しますか。

写真は4.2haの長芋畑のマルチがけ作業も雨前に終了して安堵感でいっぱいの雨の朝となった。今度は長雨かあ・・・。

2019年5月26日

長芋の定植、キャベツの手取り除草始まる

Filed under: キャベツについて,農業機械の話,長芋について — 管理人 @ 6:29 AM

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月23日より始まった川西長芋の定植は28日に終了する。青森T社製定植機2台を使用、2名乗車して作業をする。540m(畝幅132cm、株間18〜20cm)の畝を1日5本(35〜40 a)ほど定植する。干ばつで土埃と石灰が舞うなか6日間で4.2haの面積をこなした。

例年、植え付け前の芽出しが上手くできず苦労する。ビニールハウス内でのキュアリングが終わって倉庫(雪室)に戻すと芽が出てくることを発見する。ビニールハウス内ではいつまで経っても芽が出ない。来年は雪室に雪を入れずに長いも優先で考えなくてはならなくなった。通気が悪いので入れっぱなしと言うわけにもいかないなあ。

4月23日から加工キャベツの定植が進行しているが、乾燥しすぎてるにもかかわらず雑草は元気に育つ。長芋の定食作業の合間を縫って手取り除草も始まる。長芋のポール立て、ネット張りなど仕事がたくさんあり猫の手も借りたいくらい・・・。そんな時従業員の友達が2人応募してきてくれた。良かったー。

 

2019年5月22日

長芋のトレンチャー作業始まる

Filed under: 農業機械の話,長芋について — 管理人 @ 1:58 PM

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

長芋の定植前には地面から1m程をトレンチャーと言う作業機で掘削します。時速200m前後の作業速度なのでオペレーたーは睡魔との戦いに明け暮れるが・・・。

300万円近くする高額なGPS装置は買えないので、安価なM農機製カメラ式自動操舵(GPS未使用、維持費なし)でマーカーを目標に真っ直ぐ進行することが可能となった。これならある程度寝ることができます。時々石レキ地帯に遭遇すると安全シャーボルトが切れて目が覚める。住宅跡地、道路跡地など散在していて気が抜けないこともある。

マーカーは自作でフインランド製ドリルのマーカーを転用する。アームの長さは3mにもなったが意外と強いもので曲がったりはしない。

 

強霜、強風、干ばつにみまわれ頑張るキャベツ

Filed under: キャベツについて — 管理人 @ 1:33 PM

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月12日に最低気温−3〜4度C、と強烈な霜に襲われキャベツが被害を受ける。バケツの水は2〜3cmの厚さが凍る。前日に定植した苗は枯死して再び定植しなければならい農家があったそうである。4月23日に定植したキャベツは根も活着していて影響は免れた。

一方、アスパラガスは地上に出てきたのは全滅する。これから伸びてくる物にも霜の影響が大きいそうで、収穫量が大幅に減るそうです。

 

2019年5月1日

馬鈴薯の播種と新元号「令和」の時代はじまる

5月1日に令和の新時代始まる。気持ちも新たに生きることを誓いましょう。ところで「令和」はレイナとも呼ぶことができる。はい、レイナは私の長女の名前ですが。命名は私です。どうでもいいかも知れませんが・・・。

4月28日、暖かい陽気のなか20haのじゃが芋(馬鈴薯)播種が始まる。一日3〜4haの面積をゆっくり確実に種子芋を植え付けする。今年からSNSで発見した新兵器「iseki製仮培土機」を装着して、早期培土機がずれなく畝を確実に培土していくことが可能となる。培土がずれると、収量に大きく影響するが、三菱農機製カメラ式自動操舵システムを併用して収量アップを目指す。仮培土で湿った土を露出させ地温が上昇する効果もある。今年のような地温が上がりづらい状態の時に威力を発揮すると思う。鹿追町では種芋農家を中心に普及している。こんな良いものがあるとは知らなかった。SNSでしか発見できない情報ではないのだが・・・。

写真最後は1週間ほど前、−2〜3度の氷点下の気温になった。「行者にんにく、キャベツ」などは葉がしおれて寒さに耐えているが、日が昇ると葉がシャッキと立って元気を取り戻す。定植後の「キャベツ」は−5度前後になると枯死してしまう。−2〜3度の温度差が明暗の分岐点となる。

2019年4月24日

ビートの直播、加工用キャベツの定植の春作業が始まる

Filed under: キャベツについて — 管理人 @ 5:56 AM

JA野菜育苗センターで苗を引き取り、今年初めてのキャベツ定植が始まる。土壌凍結が残るなか従業員の仕事確保のため作業日を急いで決行する。

3日間で134a の定植を終える。台灣から参加の彼らにキャベツ定植の感想を聞くと、「楽しい仕事です」「面白いです」との答えが。定植機の整備も万全で順調に作業が進行した。機械操作を彼らに伝授すると、すぐに理解してくれるため、あとは作業を任せる事ができる。一日540mの畝の長さを3〜3.5往復ほどする。これから約9haの圃場に順次定植し、収穫は7月末〜10月中旬までの期間行い、JA、ホクレン、カット業者等を経て、関東、関西方面を中心に出荷される。

コンビニ、惣菜、お好み焼き、とんかつ、餃子などのカット野菜となって消費される。今年もたくさん食べていただきましょう。

2019年4月21日

スタブルカルチ入れてみましたが・・・

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 10:03 AM

4月15日、愛知県、静岡県、埼玉県向けのイチゴ親株の定植をJA野菜センターで行う。

品種とちおとめ、紅ほっぺ、章姫など125プラント、282株を従業員、家族総出でJA担当職員と作業する。約1ヶ月センターのビニールハウス内で育成されランナー(子苗)が伸びる5月中旬頃に引き取りる。その後農場のビニールハウスで子苗を増殖して、9月中旬に本州の経済連へ出荷することになる。

親株1本から子苗が30〜70本増殖することが可能。

今年度キャベツの定植予定の圃場にスタブルカルチ入れてみましたが、まだところどころ凍結していて、今年の気温が低かったこと、積雪がなかったことが大きく影響している。しかし、何もしないわけにも行かず、地温を上昇させるためやらざるを得ません。付近ではビートの直播、移植の作業が始まった。

サブソイラーの爪が土壌凍結によって1本折れてしまい20万円の出費となる。ガクン・・・。

2019年4月11日

畑にサブソイラー入れてみましたが・・・

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 10:54 PM

4月11日、トラクターにサブソイラーを装着して畑にトライしてみた。まだ20cm前後凍結していて、深いところでは30cmある場所ではサブソイラーが前進できなくなります。

あともう少し待つことにしましょう。

2019年4月5日

キャベツ播種&長芋の種切り始まる

Filed under: インターンシップ,長芋について — 管理人 @ 7:02 AM

3月27日に行者にんにくの出荷作業が終了する。昨年と同じ1万1千パックを出荷し、市場の取計いにより収益は20%アップした。

すぐに加工用キャベツの播種を1ha(年間9ha予定)した。順次収穫可能にするため7月20日頃まで9回に分けて播種する。いよいよ今年の長い戦いが始まった。ハウスの温度管理等を家族皆で行わなければならない。キャベツの育苗管理は細心の注意が必要である。日中は基本的に発芽するまでは30分〜1時間おきぐらいにビニールハウスへ足を運ぶ。

播種が終了すると、長芋の種切りが始まる。今年度は4haを予定しているので約20トンの自家種を1本1本手切りする。今年は従業員がいまのところ一人なので、H余市の高校生を住み込みで手伝いをお願いする。高校1年生ですが頑張りますね!頼りになります。男子生徒二人ですが、春休みに帰る家庭がなく親親戚に見放された過去を持つ。決して彼らが望んだ人生ではないが、これをバネに飛躍もできるということである。

我々は教育者でもないので我流の指導方法で従ってもらう。基本は厳しい指導には愛情が不可欠だと思う。約10日間の日程で遅刻、早退、謹慎?はなく、報告書には「優」の文字が大きく表示されることになった。担任のH先生には「心配しないでこちらに任してください」とは言ったものの、中日では帰そうか悩んだ時期もあった。しかし無事に期間を全うし高校は卒業することを約束した。

ところで担任のH先生は4月9日夜11時ごろのフジテレビ「7ルールにて、我が家に来ている高校生と出演しますので、一緒に涙してください。

2019年3月18日

行者にんにくの出荷が最終段階へ

Filed under: 行者にんにくについて — 管理人 @ 10:35 PM

1月からスタートした幻の山菜「行者にんにく」の出荷で追われています。最低気温が0度前後と暖かくなると、生育も旺盛になり最後の出荷最盛期を迎えている。

日曜日も休まず営業。孫たちは農業の基本を学ぶ「泥遊び」をして土に触れる。いずれ農業を目指すことになれば「泥遊び」は大いに役立つ経験となるはずである。そう願いたい。派遣会社から2名の作業員を要請して、1週間(5日)で3000パックを出荷する忙しさである。疲れで皆さん会話も少なく疲労感が漂う。あともう少し!頑張りますか!

選挙運動で来られる両陣営に規格外の「行者にんにく」をたくさんおすそ分けして喜ばれる。行者にんにく食べて元気だしてもらいましょう。町内の居酒屋「初音」ではフルコースの「行者にんにく」料理が楽しめるのでお試しあれ。本日3キロ出荷しました。キムチ漬けは強烈ですよ!

2019年3月12日

樹氷の然別湖コタン「まだ冬ですよ!」

Filed under: 従業員の話 — 管理人 @ 7:45 PM

例年より従業員の応募が少なく、募集活動のため然別湖へ向かった。然別湖の入口になる扇ヶ原を過ぎたあたりから、白く化粧した樹木がお迎えしてくれる。ずいぶん久しく見ていない気がした。車を止めて撮影する。

然別湖コタンは今年も変わらない表情をしていた。我々が30数年前に考案した氷上露天風呂、氷の教会、コンサートホール、Bar の前身となる氷のギャラリー(写真展示室)などなど。発想は簡単だが、長く続けることが難しい。実行委員会のメンバーに敬意を表する。もともとの創始者はランチョ・エルパソの平林社長、及川デザインの及川代表、然別湖ネイチャーセンター崎野代表などが始めたのがきっかけとなる。彼らは北海道を代表する冬のイベントの立案者であり行動力はずば抜けていた。

さて、然別湖コタンでボランティア作業員をしているワーキングホリデイの外国人と面接する。彼らのほとんどが次の職場が決定して然別湖を離れていた。残っていたのは3人だけだったが、1週間でも可能なので働いてくれることをお願いした。

4〜6月から3人共働いてくれることになり、安堵感を持って帰宅した。

SONY  xperia xzで撮影

2019年2月11日

寒いですねえ〜ブルブル&凍結深度状況

Filed under: 畑の様子,行者にんにくについて — 管理人 @ 8:54 PM

毎朝、最低気温−20度Cを下回り、陸別町では−31度Cを記録する。風が冷たく震えていますが、行者にんにくの出荷作業はビニールハウス内なので暖かくて快適。

今年度は台湾出身のミンホンと家族5 人が中心となり、小ぢんまりとした和のなかで忙しく作業を進めている。

それを見かねた87歳の父親(黄色いタオル)が毎回のように手助けをしてくれている。助かりますね〜。現在の農場のため、将来の農場のため体力、気力が続く限りカルマの奉仕を続ける。見習います。石の上にも3年。石の上に座布団を敷いて10年!(座っていたとしたらしびれるので)頑張ります。

さて、極寒の畑に設置している凍結測定器?はなんと!40cmに達した。今週はまだまだ寒波が残留して寒さが続く予報なので、更に凍結は進行しそうである。隣町にある新得スキー場はやっと2月9日にオープンした。今まで一番遅いオープンだそうである。

2019年2月1日

日本打工度暇、ワーキングホリデイ&従業員を募集します。

Filed under: 従業員の話 — 管理人 @ 4:01 PM

今日よりワーキングホリデイ日本打工度暇を利用する外国人の若者の皆さん!また、日本人の皆さん!応募お待ちしております。

現在、日本人2人、台湾人2人の男性、台湾人の女性1人が決定しています。短い期間でもご相談ください。みんなと一緒に畑で汗を流しましょう。詳しくは当ホームページを御覧ください。

あなたの「微笑み」待っています・・・。

2019年1月25日

行者にんにくの出荷始まる&凍結深度情報

Filed under: 畑の様子,行者にんにくについて — 管理人 @ 1:53 PM

冬季、失業対策の作物栽培「行者にんにく」の出荷が始まる。失業対策と言っても昨年の販売額実績は2ヶ月で000万円を超えて、経費を差し引いても***は残る作物になった。従業員やパートさんを2〜3名雇用でき、通年で採用できる。また、ビニールハウス内なので朝8時頃は涼しいがその後は20度〜30度Cの気温と作業する環境は問題ない。今年も12000パック(1パック50g)を目指して3月末まで頑張りましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

毎年、農場の圃場にホクレンが設置している凍結測定器?を調査する。1月16日で28cmだった凍結深度は1月25日には34cmまで凍結が進んだ。積雪は10cm前後で相変わらず少ない現状なので、凍結は更に深くなりそうである。秋播き小麦、長芋(春掘り)はかなり凍上被害がありそうだ。(我農場はすべて11月に掘り取り済み)

 

2019年1月20日

そろそろ幻の山菜「行者にんにく」が出荷できそうです

約2ヶ月の冬休みが終わりぼちぼち仕事に専念しますか・・・。いつも通り食べて飲んでの2ヶ月だった。腹回りは98cm 、体重79キロいずれも5%〜10%(まるで消費増税のよう)増で人間ドックに挑戦する。血圧は平均値で肥満以外問題はなさそうである。

12月21日、ビニールハウスに運んで「行者にんにく」の加温を始める。3重にトンネル(保温ビニール)を被覆して小型の電気ストーブで夜間温める。昼間は30度C以上になるので保温ビニールをめくるだけ。おおよそ1ヶ月を経過してぼちぼち芽吹いてきた。

毎年、生産農家が減る・・・。今年も20年近く栽培していた老舗の農家が高齢化などの理由で販売を停止した。町内で残るのは2戸となる。十勝地区では農家数は約5000戸、平均耕地面積は46haと年々経営が大規模化している現状で、***万円前後の収入では「めんどくさい!」「既存の作物管理を重点的に!」などの理由で取り組む姿勢にも変化があらわれる。

しかし、「行者にんにく」を待っているお客さんがいる限り村瀬ファームは頑張りますよ。今年も札幌中央市場、帯広地方卸売市場などに出荷します。

 

2019年1月12日

続々と肥料が届く

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 11:31 PM

地元農協で製造している化学肥料500kg、100本ほどを運輸会社が届けてくれる。今年1年で500kgトランスバッグ200本くらい使用する。これからはカルシウム剤、追肥用の硫酸アンモニア、尿素、有機肥料、キャベツ用育苗土などを、4月まで倉庫に収納する。金額にして約1000万円ほど使用する。

2019年1月9日

さあ、しばれは何cmになったかな?

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 12:16 PM

十勝鹿追の農耕地は火山灰が堆積した大地である。約4万年前頃から札幌近郊の支笏、恵庭岳、樽前山などの噴火した火山灰が偏西風に乗って十勝まで運ばれた。土壌の説明は昨年、鹿追ジオパークの勉強会(帯畜大と合同)で調査したので、次回に詳しく述べたい。

今回は雪の少ない正月を迎えて農場の土壌凍結は何CMに達したのか調査してみた。気温-5度Cのなか、つるはし、スコップを持参して固くなった土壌表面を掘り起こす。息が続かなくなって休み休み掘る。なまらしんどい!なまらこわい!そんなお年頃になった・・・。

凍結深度は20cm前後。風当たりが強い場所になると25cmには達しているでしょう。週間天気予報では雪のマークがないので、更に凍結は進行して30,40cmと進行するかもしれません。野良芋は凍結して対策は必要なさそうである。しかし、降るものが降らないと後々災いが予想されるので、3月までは大雪になってもらいたい。

2019年1月1日

謹賀新年

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 11:39 PM

新年明けましておめでとうございます。昨年は大変お世話になりました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

昨年の漢字は「災」。今年の漢字は「 」明るい漢字が入る年になってほしいものです。

    清水寺のご住職森清範貫主が揮毫した漢字一字は「災」。昨年の暮に偶然、本州のある宿にてご住職が利用されている部屋に緊張しながら2泊した。これも何かの縁。今年の漢字は「明」とでも予約しておきましょう。ついでに元号も改元されるので予想として「永・輝」なども使用していただきましょう。

2018年12月30日

異常気象、夕張は大雪なのに・・・

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 12:41 PM

北海道は冬型の厳しい気象のなか、日本海側の岩見沢、夕張は観測史上12月としては135cmの積雪となり記録を更新した。

一方、太平洋側の十勝地方は雪がほとんど降っていない。風が強い鹿追町は雪が風で飛んでなくなり、畑の表土が露出して土埃が舞う。小麦畑ではかろうじて薄っすらと雪が留まっている。今までにない経験である。今年もあと2日、雪の少ない不安な正月を迎えそうである。

SONY  xperia  xzで撮影

2018年12月27日

来年の栽培計画(意向)をFAXで提出

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 1:32 PM

今年の畑作(耕種)は6月の長雨、低温、7月の旱魃、ゲリラ豪雨の影響などで概ね不作の平成30年となる。特に北十勝に位置する地元鹿追町は降水量がずば抜けて多く、湿地を抱える農家は影響が多大であった。当農場の長芋の冠水箇所は収量皆無であった。

鹿追町のキャベツ、小豆、小麦、イチゴ苗等は上記の異常気象で生育が停滞して収穫時期が大幅に遅れるが、7月中旬からの好天が続きある程度作柄はV字回復した。加工用キャベツは大豊作となり10アール当たり8トン前後の収量となった。小麦は8俵台を確保したが製品率が70%台と振るわなかった。小豆は4俵ほどあり価格が25500円なのでまずまずの収益となり最小限に被害を食い止めた。

しかし、被害が甚大だったイチゴ苗は本州に出荷する契約本数の65%しか苗を確保することができなく、他の産地から調達することになった。そのため調達金額の半分ほどをイチゴ苗生産組合で保証することになった。農家のなかでは60万円の水揚げで40万円近く保証金を支払う方もいて、一年間、誰のため、何のためにイチゴ苗を管理して赤字に転落するのか疑問に思うことがあった。

今回の異常気象は天災には認定されないとのこと。結果的には農家が過失を犯したわけではないので、そこまで責任を取る必要があるのだろうか。気になるところだ。加工用キャベツも契約栽培なので同じことが起こりうるかもしれない。今後のイチゴ苗生産の意欲に関わることだと思うが・・・。

2018年12月10日

今年もたくさんの農場視察がありました

先日8日に改正外国人入管法案が国会で承認され、外国人労働者(技能実習生)の受け入れ拡大が来年4月から施行されることになった。当農場はワーキングホリデー、インターンシップを利用しているためあまり変化はない。

各産業の人手不足は誰もが認めるところ。国会で野党が追求している外国人労働者の管理、生活環境の整備などを重点的に、官民あげての取り組みが必要不可欠である。受け入れ側も悪徳ブローカーなどを利用しないように業者の見極めをしなければならない。

今年度は出前講座を含めて視察、修学旅行生等は、地元鹿追小学校、中学校、高しかおいジオパーク関連北海道ツーリズム協会関連、JICA、酪農学園大学、天使大学、北海道大学、東京農業大学、北海道情報大学、大阪芸術大学、立命館慶祥高校、帯広農業高校、日本農業経営大学校 、大阪府立鳳高校、大阪府立市岡高校、大阪追手前高校、神奈川県立神奈川工業高校、神奈川県立小田原高校、神奈川県立川和高校の生徒さん等を受け入れしました。ありがとうございました。(予定も含む)

写真中段の高校生は毎年来ていただいている、銀の匙のモデルとなった帯広農業高校農業科(畑作、野菜、園芸など)の生徒さん。息子の後輩になります。引率の先生は10年以上前に野球部でお世話になった監督さんです。クラスのほとんどが農業後継者であったり、実家が農業を営んでいる。おとなしい生徒さんが多く質問等の意見を引き出すのに一苦労する。台湾、香港、マレーシアの従業員と文化、言語、ゲームなどの違いに触れてもらった。

その後、農場が抱えている悩みや将来の展望について話しをする。十勝農業は慢性的な人手不足のなか、従来通り家族労働で賄う農業、従業員を雇用して大型農業を目指す農業と2極化になっている。今後、従業員は外国人に頼るしか残された道はなさそうである。ここの農場のように殆どが外国人というのも珍しい経営なのだが・・・。まだまだ農業に興味や新規参入する意欲ある日本人の若者もいる。

 「農業の魅力とは?なんぞや!」と、ここで経験してから新規就農する従業員もいる。結論から言えば社長であるから経営は自由になり、やりがいがあるということである。それだけで十分だと思う。楽しいことばかりではないが、学生たちには今度生まれ変わったとしても「農家の子供で有りたい!」「農業を生業としたい!」と告げた。人生100年!北海道農業100年!北海道の歴史は始まったばかり。まだまだ未知数である。

農業人は死ぬ朝まで畑に出勤して人生を全うしたい。父親は86歳になるが未だにそれを実行している。生涯現役である!

下段の写真は立命館慶祥高校の皆さん。

2018年11月23日

ついに冬将軍到来す!急いで最後の作業

Filed under: ジャガイモについて,長芋について — 管理人 @ 7:18 PM

平年よりかなり遅く初雪が降った。最低気温ー6度、最高気温−1度Cと12月下旬並の寒さとなった。じゃがいも畑のサブソイラー(鋼鉄製の爪を土中40〜50cmの深さに入れる)の作業を慌てて実行する。来春の雪解け水を停滞させない、土壌を柔らかくする等の効果がある。土壌の凍結が表面だけなので作業にはさほど支障はない。

冷え切った体を温める夕飯が食べたくなって、旬の長芋が入った「ラタトゥイユ」を作る。ベーコンの代わりに鹿追牛、茄子、ピーマン、パプリカ、トマト、玉ねぎをたっぷり入れて、美味しい我が家風「ラタトゥイユ」が完成。身体が温まりました。長芋は初めて使用したが美味しいですね。野菜類は何回も火を入れていたら溶けてしまうが長芋は大丈夫なのに驚いた。みなさんも試してください。

2018年11月18日

平成30年度村瀬ファーム納会を開催

Filed under: 従業員の話,趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 1:06 PM

毎年、納会は地元の然別湖で開催していた。宿泊客が減少している11月の平日は閉館しているので、やむなく十勝川温泉で開催することにする。それでは一度も経験したことがない「大衆演劇」を観劇しようかとプランを練った。

長谷川劇団は十勝初登場とのこと。大盛況の会場に従業員、パートさん、家族総勢15人で足を運んだ。午前10時から貸切公演、11時から午後3時まで一般公演と会場は200人を超える大観衆(十勝各地の農協の老人会が中心)に驚き、平均年齢の高さに納得、劇団員(5歳)の熱演に観劇(感激)する。「ちゃん!生みの親より育ての親がいい!」5歳の人情芝居に涙する方も・・・。台湾、香港の従業員は眠い目をこすりながら「自国の京劇」などとは違う大衆演芸に見とれていた。

生まれて初めてだったが、「良かったですね!」何事にも一生懸命取り組む姿には感動した。

長芋収穫、甜菜(ビート)の出荷が終了する

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 12:48 PM

10月31日からスタートした長芋の収穫。昨年より作柄は悪く(細い、短い)、種芋の芽出しが不十分なことも重なり不作となった。施肥量を減肥した部分は更に症状が顕著にあらわれた。6月から7月にかけての長雨、低温、旱魃などの要因が考えられる。JA川西では曲がった長芋が多いそうである。当農場はほとんど真っ直ぐな長芋なので「なぜですか・・?」と聞くと、初めての栽培の圃場だからではないですかとのこと。

土壌を深さ1mに掘削するトレンチャーの機種や作業スピードによる影響もあるとか。トレンチャーはチェーンとホイール式の2種類ありホイール式は作業スピードが早く可能のため悪影響があるそうである。そのためチェーン式に作業機を買い換える農家があるらしい。これから情報収集です。

来年度に向けて自家産種子用長芋を貯蔵して、大部分はJAに出荷した。大部分ではなく全量です。はい!

2018年11月3日

好天に恵まれ長芋収穫はじまる

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 6:23 AM

10月31日、最後の収穫となる帯広川西長芋の収穫作業が始まる。朝の気温は0度Cと冷え込むが、日中は15度C前後と暖かくなり作業日和となる。自分自身2年目の作付けで栽培は新米なのと、従業員がはじめての収穫作業なこともあり、暗中模索のなか指導も大変である。「あっ!これは教えてない。それも指導していなかった・・・。これはどうすればいいのか・・・?😥と我々も右往左往する場面も多々ある。

作柄は昨年より細身で短く減収は避けられないようだが・・・。思ったよりも収量はあり一安心。奇形などはほとんど皆無で品質が良好な長芋である。しかし圃場では雨水が停滞していた箇所は長芋が消えてなくなっている。僅かなので影響は一部限定になる。早速、収穫した長芋を試食する。去年よりも味が濃く美味しいような気がする。新鮮なので美味しいのでしょう。毎日食べてもしばらくの間は飽きない出来栄えであった。

今日の最高気温は19度Cの予報なので、みなさん夏の装いで作業となりそうである。作業は11月中旬まで続く。

2018年10月29日

今年度最後の「長芋」収穫準備と下町ロケット

Filed under: 農業機械の話,長芋について — 管理人 @ 2:47 PM

10月26日にビート、加工用キャベツの収穫が終了して、最後になる長芋の収穫準備に取り掛かる。弦を支えていた強化軽量ポール4000本を手作業で抜いて通路のタイヤショベルまで運ぶ。新規に導入した青森県の機械メーカー製つる巻機で520mの長さをネットごと巻き取る。最後は岡山県の機械メーカー製のマルチ回収機で同じく520mのビニールマルチを巻き付けて回収する。畑の畝が長いですが問題なく作業できることに感心する。ここは北海道ですが研究されていますね。両メーカーの機械に共通することは安価で能力があるということです。

11月1日からは青森県の機械メーカー製堀取りプラウで長芋の堀取りが始まる。近くの農家さんも新規導入されているので聞いてみる。「調子いいよ!」K社製クローラートラクターは下町ロケット?製ではないので無理だそうである。車体が軽くて前輪が浮いてしまうとか。欠陥があるわけではありません軽いだけです。下町ロケットは冗談ですが・・・。後日談、K社クロラートラクターで問題なくできました。牽引力、水平機構があり便利で長芋作業に適していました。申し訳ありません。

日曜劇場「下町ロケット」はロケットの技術がトラクターにも応用され、理不尽な大企業(M重工)に臆することなく中小企業が挑戦するというストーリー。庶民の心をつかみ、興味津々で面白いですね。実話に基づいていると思うが「トラクターは動けばいいんですよ!」のセリフを聞いたとき「ドキッと」したが・・・。「トラクターは振動が強いので耐久性がなければだめ!」のセリフを聞いて一安心した。イモト、ピーターの熱演にも感激!、長男の友人のご兄弟(徳重聡)も熱演されているので尚更である。

日曜21時からのドラマ「下町ロケット」からは目を離せない今日このごろである。大ヒットした「半沢直樹」のスタッフが制作している。だからドラマに土下座は不可欠条件か・・・なるほど。ちなみにスポンサーは技術のKUBOTA、スバルさん等です。

2018年10月25日

ある日の休日(あちこち行きました)

Filed under: 従業員の話,農場生活について — 管理人 @ 10:52 PM


2018年10月21日

甜菜(ビート)、行者にんにくの収穫始まる

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 6:59 AM

4月24日に播種した直播ビートの収穫が始まる。今年は少々小ぶりの作柄で、(キャベツ以外)すべての主要畑作4品は平年作以下のようです。加工用キャベツは7月の干ばつ時期以外は豊作または平年作であった。主力商品なのでキャベツ様様です。経理上キャベツに感謝することができない肩身の狭かった作物であったが、苦節5年の栽培でやっと本領を発揮する場面が登場。

おっと、ビートでしたが、長芋が始まる前に全量掘り上げる予定です。長芋収穫が始まると集中して対応するためビート収穫を急ぎます。

遠く大雪山系の山々は白く雪化粧。長芋は黄色く葉が仕上がりを見せて収穫を催促してきている。

2018年10月9日

ジャガイモ収穫終了する。即、手伝いへ

Filed under: インターンシップ,ジャガイモについて — 管理人 @ 3:31 PM

10月5日までの掘りとり期限だった品種名「きたひめ」が先日、猶予期間内(5日間)に終了する。合計20haのジャガイモ収穫をして、農協の貯蔵庫に出荷を終えた。

疲れがドットcom.やれやれですが・・・すぐに親戚のジャガイモ掘りへ手伝いに、総勢12名と収穫機2台で向かう。まだ4haほど残っており、圃場に到着すると「これは大変だなあ〜〜!」とつぶやいた。がんば〜る! がんば〜る!と孫がつぶやいたセリフを思い出した。

写真下、じゃがいもの収穫風景ですが。6人の作業員のなかで一人だけ男性とハーレム状態。東京農大からインターンシップできているAくんは楽しいのかと思いきや、顔はニヤついているが緊張の連続らしい。5人の女性は台灣、香港、マレーシア、日本の4カ国で構成しているので何事も複雑らしい。無言でテキパキと作業は進行する。今月は東京農大から6人ほどのインターンシップ生を受けれしたが、全員男性である。なかには和歌山の梅農家の跡取りもいる。後に美味しい「南高梅」を頂いた。

Aくん達はは9月6日の地震と2日間の停電(ブラックアウト)も経験して、一生忘れられない北海道の農業体験ではなかったかな。こちらにまた戻ってくることを期待して来年もドンドン受け入れしましょうか。

2018年10月1日

ジャガイモ収穫が1ヶ月を経過する

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 6:17 PM

掘りとり期限内に何とか生食用の「男爵」、「キタアカリ」11haを終了して、ポテトチップス用品種「きたひめ」9haの圃場に入る。6月のドローンでの防除も的確に行ってくれたおかげで、病害虫に侵されず粒の揃った「きたひめ」が収穫されている。予想を大きく上回る収量で、輸送するコンテナに貼る生産者名のラベルが260枚位不足する。久しぶりに歩留まりの良い、収穫が容易な作業を進行できる。(注1)圃場を交換してくれた隣の酪農家に感謝です。

さあ、あと1週間頑張りますか!キャベツの収穫もあと3haほどになり並行して収穫作業を進める。どちらも豊作で忙しさが倍増して嬉しい悲鳴である。

写真はM社の40万円のカメラ式自動操舵システムを搭載して、無人のトラクターで作業をしている。GPS不要なため圃場の起伏が激しいとカメラが感知しなくなる。畝の裾部分やタイヤ跡を認識して自動でハンドルを操作することができる。開発中のため時々自由になりすぎてあらぬ方向へ進行するので注意が必要だ。もう一息です。

(注1)畑作農家ではジャガイモ作付の輪作年が近くなると、そうか病などが発生して著しく生産性が低下する。よってジャガイモを作付けしていない酪農家の圃場と交換耕作を実施して、高品質のジャガイモが生産できる。約40年前ころから当地鹿追町では盛んに実施されていたが、最近は減少しているようである。酪農家はあまり圃場の石を除去する習慣が少なく、まずは石の除去からサービスを行う。ジャガイモの植え付け前に9haの石を拾うのに5〜6人で5日間を要したが、高品質のジャガイモ生産には欠かせない作業となる。写真のように収穫時に300〜500mハーベスターが堀取りを進めると、多い時には石はバケットいっぱいになる。明らかに石レキが減少した実感がわく。何かスッキリした気分にもなる。

苺の苗出荷始まる。X’MASには食べれるでしょう

Filed under: その他農産物について — 管理人 @ 5:37 PM

9月18日、苺の苗が愛知県、埼玉県、静岡県に向かって旅立った。5月に親苗をビニールハウスに搬入して4ヶ月間、育苗して子苗を増殖した。品種で大きく増殖率に差があり、40倍から90倍前後の子苗が生産される。毎日500L〜800Lの水やり、ポリポットへの定植などの管理作業をしてきた。

香港、マレーシア、台湾の従業員が育苗管理した苗で3県のイチゴ農家が香港、台湾などにイチゴを輸出している。香港の消費者は香港人が管理したイチゴだとは認識しないで「美味しい!」と食べていたいている姿を想像すると、面白く感ずるこのごろである。長芋も同じことだが・・・。時代も大きく変遷したということです。

2018年9月12日

台風、地震、停電、収穫繁忙期

Filed under: インターンシップ,農場生活について — 管理人 @ 6:56 AM

9月6日、未明に発生した北海道胆振地方の大地震。十勝地方は震度4で被害はなかったが、2日間に渡る停電には参ってしまった。最近はこんな経験はないので、電気に頼っていたことを痛感する。

45年前ほどに大雪で4〜5日停電を経験した以来である。その当時は酪農専業で乳牛を20頭ほど飼育していた。発電機もなく雪の中にビニールでプールを作って、搾乳した牛乳を保存したようだったが。それも廃棄したような記憶がある。なにせ降った雪が屋根まで達していたくらいの大雪であった。

今回は2台の発電機、太陽光ソーラー発電を活用して温水ボイラー、冷凍庫、冷蔵庫、洗濯機、炊飯器、携帯充電器などが母屋で使用できた。家族が9人、従業員(台湾4人、香港4人、マレーシア1人、日本3人)が12人、東京農業大学生2人、大阪芸術大学生1人の合計24人が農場敷地内に生活している。更にコテージの宿泊客3名様も高速道路、JRが止まっているので滞在延長やキャンセルもあり、お昼だけ一緒に食べてもらう。なんと27人で食卓を囲むという前代未聞の出来ごとである。

H25年に可動した太陽光発電の威力をやっと発揮でき、太陽光(再生可能エネルギー)の大切さが身にしみて実感できた。今まで肩身が狭かったような太陽光発電の施設であったが、これからは威風堂々としていただきましょう。売電しているので**電から毎月の入金が3万〜5万円がある。あと5年(計🔟年)で投資額500万円のもとが取れる計算です。**電さんよろしくおねがいしますよ。

農作業は農産物の収穫が繁忙期だったため仕事も休まず動いていた。農協の冷蔵施設が可動せず、キャベツの収穫は3日間ほど中止に追い込まれた。その後キャベツの収穫時期が遅れて廃棄した圃場が多かったそうな。未だに収穫は間に合っていない状態である。(収穫時期が遅れるとキャベツが破裂して商品価値がなくなる)

全員が母屋に集まり食事、シャワー、携帯の充電を済ませる。従業員の宿舎に帰っても真っ暗なため、楽しく宴会やカードゲームなど夜遅くまで楽しむ。飲みすぎて2日酔になる若者も・・・。2日宵(良い)ということで丸。

台風が去って地震が起き停電が続く。農協から発電機貸してくれませんかと電話があったが・・・。お察しのとおりです。それどころではありません。停電のなか携帯はつながらず、もちろんインターネットも不可能。農協から会議の中止や予定通り行いますので出席してくださいの電話が・・・。こんなときに会議ですか・・・・お察しのとおりです。行けません!(実際は農協では電話使用可能だが、農村部は声は聞き取ることができるがこちらからの声が聞こえないそうである。)

その後はスーパーから食品はなくなり、車の燃料は10Lのみの給油制限。野菜は自家産のトウモロコシ、トマト、ピーマン、茄子、ジャガイモ、など豊富にあるので米さえあればなんら問題はない。メディアでは計画停電などの報道がされているので、宿泊客のキャンセルが続く。十勝地方は停電以外何も問題はないのであるが・・・。計画停電の余波は誰の責任でしょうかね。

2018年8月29日

8月27日じゃがいも(馬鈴薯)の収穫始まる

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 8:22 AM

平年より数日遅れてじゃがいもの収穫が始まる。小玉傾向はどこも同じ状態のようだ。当農場は近年にない不作になりそうである。日農INDEXでのジャガイモ市況では平年より2割高。今年の春先に暴落していたことことを考えると、北海道の生産量が大きく影響していることがうかがえる。

気落ちせず10月上旬まで14人の従業員と収穫作業を頑張りましょうか・・・・。

最後の写真はCANADAからJessyが4度目の来町(来場)でBBQのあと記念撮影する。姉妹提携を締結しているアルバーター州、Stony plainからの訪問である。

2018年8月15日

加工用キャベツ、小麦収穫同時に始まる

Filed under: キャベツについて,小麦について — 管理人 @ 9:29 AM

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8月1日に小麦収穫、3日に加工用キャベツの収穫が始まる。あまり期待が持てなかった小麦はまずまずの収量と品質が保持できた。7月上旬からの開花時期に長雨と低温に見舞われた。その後、7月中旬から開花後期に晴天に恵まれ小麦の受粉が順調になったのかもしれない。

鹿追町では乾燥小麦収量は、品種「キタホナミ」で8.6俵/10a当たり、「ゆめちから」で8.0俵/10当たりであった。まずまずですね。昨年の播種時期が遅れていた圃場は7月の開花も遅れて好結果のようでした。

加工用キャベツも6月の長雨、低温、7月の干ばつの影響で小玉傾向で推移している。収穫時期を遅らして雨を待った。23日も晴れ間が続き大地は乾燥していたが8月9日に待望の降雨がり、水分補給ができたキャベツは急速に肥大を始めた。その後は順調に生育が進行して平年並みの収量を確保している。

 

2018年7月31日

7月31日、畑の様子

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 10:33 AM

加工用キャベツは6〜7月の低温と長雨(苗の育苗も失敗)が未だに影響してあと数日収穫を待っている。全国のローソン利用の皆さんもうすぐ村瀬ファーム産カットキャベツが出荷されます。製品の裏面に北海道産と明記していれば鹿追産だと思ってください。

長芋には追肥を行う。昨年より6〜7月の低温と長雨で生育が遅れ気味なので、化学肥料を35キロほどマルチの上から根元に落とします。台湾の女性は頑張って気温28℃のなか530mの畝を約20キロを背負って往復する。直播ビートは薬害が出た湿地以外は生育が旺盛で畝がふさがりました。葉の勢いよりも根重がありそうでまずまずの作柄です。

小麦は黄金色に変化してあと数日で刈り取りが始まりそうです。今朝の調査では水分が40%以上あり山麓地帯はまだ収穫を待たなければならない。何とか平年に近い収量、品質になってくれればいいのですが・・・・。不安ですね。大豆は適期播種が遅れ生育も平年より遅れているが、葉が9枚になり紫色の花が咲き始める。好天に恵まれて豊作の予感がします。

2018年7月21日

ついにドローンの登場です

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 7:41 AM

今月の長雨の影響で防除する機械が一部のじゃがいも圃場に入れない状況が続いている。本州では連日の38℃超えだそうですが、北海道十勝は朝晩冷えて寒いくらいです。早く北海道に移住を計画してみる必要があると思いますが・・・。いくらでも土地は存在します。

ついにドローンで防除を要請することになった。ドローンを購入しようとしたところ、免許取得が一番の条件なので断念する。国の運行規制が厳しく飛行1回で10Lの薬剤しか搭載できなく、たった0,25haの面積しか散布できない。4台のバッテリーも充電が間に合わず根気との勝負です。7haの圃場を終了するのに5時間程度必要とした。

暑いなか(やっと暖かくなる)お世話になりました。この状態では北海道に適合するまで少々時間を必要としそうである。国の規制緩和の動向に注視しなければならない。ラジコンヘリと比較して安価なのでこれから普及が進行すると思われます。

とりあえず、来年度からは防除畝(通路)を無栽培にして、ショベルローダーなどで踏み固めて雨などに対応することにする。ん〜〜これが一番最善ですね。雨水が通路の両脇へ逃げていくので、雨が止めば機械も通過できます。水はけが悪い圃場は下記の写真のように防除機のタイヤが半分ほど埋まり作業不可能となる。

2018年7月15日

イチゴ苗ポット受け始まる

Filed under: ビニールハウスの仕事 — 管理人 @ 10:08 AM

愛知県、埼玉県、静岡県のイチゴ農園向けにイチゴ苗の生産が始まる。5月にビニールハウスでに設置した親苗からランナーが伸びる。7月に入ると待ちに待った苗の7.5cmのポット受けが始まる。

今年はとちおとめ、紅ほっぺ、ゆめのか、章姫の4品種22000本を9月中旬に出荷予定している。ゆめのか(愛知県が開発した新品種)は1本の親苗から90本も子苗が生産することができる。経済が元気だとイチゴまで元気ですね・・・。

章姫は静岡県の石垣いちごの苗として、今年からポット苗が新しく栽培するとになった。石垣いちごとは、100年前頃より南斜面を利用して作られた石垣に伝統的な栽培方法による早出しイチゴです。斜面なので水はけがよく甘みが乗るのが特徴である。12月から苺狩りが開始される。以上の3県のイチゴを食したときは村瀬ファーム産で育成されたものかもしれません。北海道育ちなのを思い出してください。

生食用キャベツ収穫が始まる。『孫の美玲、農家を継ぐの巻』

Filed under: キャベツについて,家族の話題 — 管理人 @ 8:21 AM

4月28日に定植した生食用キャベツ『藍春ゴールド』が小雨が降るなか7月12日に始まる。病害虫に侵されず良質な製品が収穫されている。1〜2割が7玉入り、残りは8玉入り(一番値が高い)と理想の収穫のタイミングとなる。収穫が遅れると箱に6玉しか入らないことやキャベツが破裂などするため収穫時期を誤ると大変なことになる。

一個一個、手取りされ、個体を逆さまにして水分を振り落としながら箱詰めする。この一連の作業が大変なので栽培農家が減少している。ベテランになると一日10キロ箱200ケースほど集荷できるそうであるが、ワーキングホリデーの方ははじめての作業で100箱近くもできれば優秀である。しかし無理をすると体力を消耗するのでそこそこにしなければならない。

消費者の方にも収穫体験を推奨したい。1個100円のキャベツの収穫がいかに困難なことを認識してもらいたいですね。

今年より農協で制作していただいた10キロダンボール箱が生産農家で応援を込めて制作することになる。価格30万円以上する封かん機を購入して一日500〜800箱を制作している。この作業も農協に委託していたので大変なことが理解できた。あまりの忙しさに孫の美玲、カオリも手伝いをしてくれている。まだ一年生だが汗をかきながら大人顔負けに作業をしていて、『将来の職業はパパのお手伝いだね?』と質問すると、『うん!もちろんよ!』と頼もしい返事が・・・。流石に農家の娘です。

雨、雨、長雨が続く

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 7:28 AM

6月末から蝦夷梅雨と呼ばれだしてきた『どんよりした天候』が7月15日まで続いている。一昨年は8月に台風が追い打ちとなって元寇のように襲来してきた。今朝の1週間の天気予報でやっと傘マークが消滅して梅雨明けになりそうである。やれやれ~。台風が来ないことを祈りましょう。

すっかり畑は水浸しで野菜類を中心に農作物には多大な影響がありそうである。今年は秋の作柄に不安を抱える日々となった。たくさんの国税も納め、多額の農業機械も取得しているのでどうしましょう・・・・。

2018年7月4日

7月1日畑の様子

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 8:09 AM

5月20日前後に播種した長芋がやっと萌芽してきた。帯広などの中央地帯と比較するとかなり遅れている。ここは山麓地帯で積算温度など考慮すると仕方がありません。

大風によってネットを釣るワイヤーが外れているので、フックに掛け直し点検する。ネットに長芋のつるが巻き付くと手遅れになる。

キャベツに除草機を入れるが、3年前栽培したじゃがいもが野良芋となってはびこり邪魔をする。今年はどこでも野良芋が生育旺盛で苦労している農家が多い。昨年はじゃがいもが大豊作だったが今年は野良芋が大豊作である。

2018年6月27日

農家民泊インバウンドツアーの様子

Filed under: 農家民宿ファームイン — 管理人 @ 11:19 AM

連日のように、大手旅行会社からのインバウンドツアーが来ていただいています。

今回はマレーシアとインドネシアから2組のツアーの受け入れ。ともにピザ体験をされる。息子夫婦が担当で薪割りからスタートし、地元鹿追産、農場産(馬鈴薯、アスパラ等)の具材で美味し〜いピザを青空の下堪能できる。客層は高額所得者が中心なので『薪割り』など経験のない方が多く、歓声をあげて楽しんでいる。怪我をしないよう注意しています。楽しさと危険は背中合わせなのも事実。

インドネシアのお客様は6グループ、16000人の社員をまとめる社長さん一家と重役さんたち。挨拶に出向くといろいろ楽しく談笑した。インドネシアでは正室がOKだと4人まで側室を持つことができるそうである。社長さん曰く『OK』でなくても多くの方が側室を持つそうであるが・・・ある程度の財力や体力がないとだめですよ!と、ヘンに私に説得するように言われてしまった・・・・。中華系の社長さんでしたが、『基本的に中華系の方は働き者で、それ以外の人種の方はそれなりです。』 あまり詳しく書けませんが・・・。お昼もそこそこに時間を忘れて話し込んでしまった。

再び、農家民泊に来て貰う約束をしてお別れした。今度は社員旅行で来ていただくことにしましょう!16000人です!

ある日は毎年お越しいただいているJICAの現地研修で中央アシア(カザフスタン、トルクメニスタンなど)の方を迎える。農家民泊を中心に活発に意見交換する。今までアフリカ、中東、欧州、中南米、アジアなどから視察研修していただいているが、ロシア語圏からは初めて。農家民泊と外国人従業員の組み合わせで運営している農場をテーマに意見交換する。

通訳は、こちらからは中国語=日本語=ロシア語へと。質問は逆コースとなって時間は要したが、気温10℃前後と寒く震えながら行う。国の農業関係の研究所職員などから構成されているので、専門的な質問が飛び交う。モ**ワ国立大卒など高学歴の方が多く、外国人従業員が高学歴なのに『なぜ、こんな田舎の農場に働きに来ているのか?』と、不思議がられた。実際に言ったとしても柔らかく通訳されたと思うが。あとは想像にお任せします。

村瀬ファームではインバウンドツアーの受け入れがやけに忙しい2018年です。

 

2018年6月23日

6月20日、畑の様子

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 8:00 PM

5月2日定植の加工用キャベツが結球を始めている。昨年は7月26日に収穫が始まったが、今年は6月の低温で少々遅れそうに思えるが、これからの天候で左右される。
本日は最高気温30℃と夏日になった。小麦は開花最盛期を過ぎたが、まだまだ開花途中でちょっと期待できるかもしれません。山麓地帯は開花時期が遅いため、6月の低温が終わった本日も小麦の受粉が間に合ったかもしれない・・・。

直播ビートは除草剤の薬害から逃れて急激に生育が進む。つゆ草対策でF剤を5月16日に散布するが、2日後に降雨があったため少し薬害に見舞われた。しかし、つゆ草に襲われるよりはこちらの方がまだ良いほうだと思う。つゆ草が生い茂ると手で抜くしか方法はない。

2018年6月13日

これより日本打工度暇、従業員を募集します。

Filed under: 従業員の話 — 管理人 @ 8:29 AM

6月13日現在、女性2名、男性5名が在籍しています。今後は7月末まで4人が台湾に帰国します。 8月より4〜5名採用予定ですので、 今から日本打工度暇ワーキングホリデーや従業員を募集します。 国籍、年齢は問いません。 意欲がある方は一度挑戦してみてはどうですか? 今すぐ来られる方でも気軽に相談ください。農場従業員一同、会える日を楽しみにお待ちしております。

 

ご希望の方は村瀬ファームHP内にある『問い合わせ』からお申込みください。随時募集していますのでどうぞよろしくお願いします。

2018年6月9日

長芋の定植、ポール立て、ネット張りが終了

Filed under: キャベツについて,長芋について — 管理人 @ 11:12 AM

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月17日から長芋の定植が始まり、5月26日からネットを張るための3.5mのポール立てとネット張りが6月7日に終了する。昨年の1haの面積から3haへ増反したので作業日数を要した。畑の長さが530mあるのでワイヤー、ネット類を伸ばすのにも一苦労する。畑の両端にいるとLineで無料電話して、作業の指示をするが、電波が悪くて途切れ途切れになる。また言葉が通じなく軽トラックで移動しながら、何度も失敗して作業のやり直しが頻繁に発生する。

ワーキングホリデーの外国人は全員、農作業が初めてなので事件が起こるたびに私が駆けつけることになる。「自分の仕事ができない・・・!」何度も泣きたくなることがある。ふ〜〜とため息を付いて「怒らないように・・・」と自分に言い聞かせながら毎日の仕事が進行した。辛抱しましょう。

今の時期は各作物の除草剤の集中散布が忙しく、防除を休んでは指導することを繰り返す。『風がなくて防除したい・・・』と嘆きながら約20日間に渡った長芋の春作業が終了した。良かったあ!。

6月8日よりキャベツの手取り除草が始まる。キャベツの生育が順調で葉の展開が例年より早いかな? ホーと呼ばれる除草鍬を用いて外国の従業員が草を切っていきます。決してキャベツを切らないようにと伝える。後で点検すると萎れたキャベツが少々あるが想定内のこと。5日ほど経過すると立派な従業員に育つ予定。

2018年5月31日

農家民泊、コテージ部門のお仕事

Filed under: 農家民宿ファームイン — 管理人 @ 9:39 AM

本ブログで初公開となる農家民泊コテージ部門の仕事を紹介します。(農業体験部門もある)

お客様が午前中にチェックアウト後に寝具や部屋の清掃が始まる。多いときには10名近くの方が宿泊するので、使用したシーツ類も抱えるのに一苦労するほどの量になる。女子従業員が主体となって作業を進行する。

今年の予約は今年12月まで順調に伸びてきているので、担当もオーバーワークになりがち。サポートする従業員の増員のため就労ビザ申請を、来年度も継続して対応する予定。就労ビザ申請が一度不認可となり苦慮している。入国管理局様の温かいご支援とご理解をお願いします。客足は増えることはあっても減る見込みが当分ありそうにありません。どうぞよろしくお願いいたします。

先日、15年ぶりに復活した北海道ツーリズム大学から視察を受け、従業員一同歓迎の挨拶をする。6人のワーキングホリデーで来ている外国人で唯一日本語が話せる晶晶に話していただきました。「国立台湾大学農学部で農業について学び、いま、将来の夢として、農家民泊や観光農園について村瀬ファームで学んでいます。」うん、いい事言ってくれました。流石に最高学府の大学院を出ていますね。

2018年5月19日

青々としてきた芝生

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 8:15 AM

一日に午前午後、それぞれ1回20分ほどの休憩時間(もぐもぐタイム)がある。最近、十勝晴れの暖かい日差しを受けた芝生が青々としてきた。捨て犬だったユウとkoiと一緒にもぐもぐタイム。仕事の合間に楽しいひと時を迎える。2頭は農場に来て半年が過ぎ、毎日芝生や作物を踏みつけて駆け巡る。可愛いので許します。

中国語で『可愛い』は『く〜愛い』『超可愛い』は『チャオく〜愛い』と発音しますが、日本語に似ています。『愛』は同じ発音ですね。愛は万国共通ということかな・・・?

植付作業で忙しいです

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 7:33 AM

5月15日に長芋定植の準備段階として、土を1mほど掘削するトレンチャー作業が必要だ。約70cmの長さに成長する長芋の手助けをする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月17日、長芋の定植始まる。昨年ははじめての栽培で失敗だらけ、今年は少しは成長した栽培になるでしょうか。念願の定植機が購入できてさっそく使用する。操作は簡単でワーキングホリデーの外国人でも任せて安心な青森県のメーカー製、安価なので2〜4台も購入する方がいるそうです。我が農場も2台希望していたが生産が間に合わないほど売れているそうな・・・。残った人員で540mの畝の長さに手播きもする。

17日は班の花見があったが、トレンチャーのチェーンが外れる、従業員に作業の指導など、とても参加する余裕がなくカミさんだけ出席する。今頃?なんです。例年だと今頃桜が満開になっていた時期があったため未だに5月中旬に開催されている。大豆のは種ができない。小豆播種に切り替えるかな・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月15日、JAに保管されていた、イチゴの苗を引き取る。9月中旬ごろに愛知県、埼玉県、静岡県のイチゴ農園の苗となるため出荷される。

約4ヶ月間、ビニールハウスで苗の増殖をして、7,5㎝のポリポット育苗をする。

2018年5月13日

昔からあるが新兵器を発見する

Filed under: キャベツについて,農業機械の話 — 管理人 @ 5:56 PM

キャベツを定植するための作業工程として。

1,畑を起こし、整地をする。

2,肥料を施肥する。写真前側のタンクの部分で化学肥料など100〜140キロ/10a当たり散布する。

3,培土器で高畝を作る。場合によってはその後鎮圧ローラをかけて植付部分を平坦にする。

4,これだけの作業をこなしてから野菜移植機でキャベツのセル苗を定植していた。(一日10a~30a)

5,定植後1ヶ月目頃より手取り除草、殺虫剤、殺菌剤などを散布して品質維持につとめる。そうしないとJA、加工業者、消費者等に受けいれてもらえない。

6、定植して75日後くらいから収穫機(約1000万円もします)を使用して5人から7人の人員で収穫が始まる。なぜこんなに沢山作業者が必要なのか? 収穫したキャベツのコンテナ(1基約360キロ)をJAの予冷庫に運搬する運転手が1人。収穫機の運転手が1人、キャベツをコンテナに収納するのに3〜5人、コンテナを運搬トラックに積み込むショベル運転手が1人を必要とする。

キャベツ栽培には多くの手間、労働力を費やして大手コンビニのカット野菜などとなって店頭に並ぶ。4年前から新型収穫機がJAで導入され大幅に収穫労力が軽減されたが・・・。まだまだ農家の皆さんに敬遠され面積が増えない要因がある。我が農場では主力作物のひとつとして捉え推進している。でJAでは・・・?

最近SNS,で2と3を同時に作業可能なアタッチメントがあることが判明して、すぐに機械メーカーに注文する。すこぶる調子が良くあっという間に高畝が形成できた。聞くところによると昔から機械は存在していたそうで、カタログにもひっそりと明記しているそうである。キャベツ栽培が盛んかつ推進しているJA鹿**町でも普及しておらず、省力化できる安価な機械があれば少しはキャベツ面積が増えるかもしれない。少しですが・・・。

何かウキウキした気分で畑に向かうこの頃です。今までの失った時間13年を返してほし〜〜〜い!まあそんなことを考えながら作業をしている。

馬鈴薯の播種が終了する

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 6:49 AM

4月28日より始まった馬鈴薯の播種が5月12日に終了する。おおよそ21haの栽培面積になった。

播種後は例年のごとく、培土前に石拾いの作業が待っている。昭和43年に製造の東洋農機製バックフォーク?バックリフト?だったかな?50年使用している。トラクターは昭和57年製のクボタ9550で37年使用している。

老体になれば活躍する場面も限られてくるが、まだまだ引退は早い。一線を退いているが故障も少なく、使いたいときに動いてくれるのが頼もしいトラクターである。

農作業で疲れたワーキングホリデーの皆さんからピザが食べたいとリクエストがあった。若嫁にお願いして手作りピザの指導を仰ぐ。来週からはいよいよ長芋の播種が始まる。早く長芋の芽が出てきますように。

2018年5月8日

5月5日 畑の様子

Filed under: 行者にんにくについて — 管理人 @ 10:44 PM

今年は収穫予定の『行者にんにく』。7〜8年目を迎え成育が旺盛になった。もうすでに種子となる蕾が見られる。7月には種子が収穫され新たな圃場に播種する。

下の写真は例年より早くアスパラガスは4月末に顔を出してきた。最近は気温が低く伸び悩んでいる。低温が心地よい『行者にんにく』は何時になく元気に生育しているのとは対象的である。

2018年4月30日

馬鈴薯播種&キャベツ定植始まる

Filed under: キャベツについて,ジャガイモについて — 管理人 @ 8:06 PM

今年の春作業はオール台湾7人でスタートする。4月21日に直播のビートが終了した。4月28日は馬鈴薯播種班4人、キャベツ定植班3人に分かれて同時に作業をする。写真は三人共初めての農作業となるキャベツ定植班。2時間ほどの指導でほぼ作業方法を習得する。7人とも農業に従事するのは初めて日本語もほとんど理解出来ないが、飲み込みが早いので(教え方が良いのか?両方かな!)あとは3人に任せて安心です。

生産された生食用キャベツは地元スーパー、加工用キャベツはローソンのカット野菜などに加工されて7月から10月末ごろまで出荷される。

農場に着いたばかりだが、いきなり3日間仕事に集中してもらい、疲れたようなので休暇をプレゼントする。さっそくラフティングの体験に全員出かけていった。『楽しかった〜〜!』と、ウキウキの気分で帰ってきたので、また明日からの仕事に励んでもらいますか。

2018年4月25日

室内トレーニング『ソフトボール』

Filed under: 趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 8:09 PM

週に1回、室内練習場にてソフトボールのトレーニングをしている。軟式野球から離れ40代から始めたソフトボールをクラブチームで行っている。

5月からは屋外で練習が始まるのでかる〜い準備運動でしょうか・・・。と思ったがかなり内容はハードで6年のブランクが身にしみることに。肩は大丈夫だが、走力や足、膝、腰、肘が悲鳴を上げた。無駄な脂肪が緩んだ身体を作り上げていた。徐々に身体を作り上げていくことにしますか。

ソフトボールは楽しい。今年はねんりんピックの全国大会に出場の権利があるそうで皆さん意気込んでいます。

芽吹いた行者にんにくの話

Filed under: 行者にんにくについて — 管理人 @ 6:48 PM

昨年播種した行者にんにくが発芽してきた。3〜4年後には大きな株になるため、掘り出し株分けをして株間10cm 畝幅1mほどに定植をする。

 

 

 

 

 

 

播種後、株分け定植した栽培年数4〜5年目を迎えた行者にんにく。収穫できる規格になるためには、あと数年必要となる。

 

 

 

 

 

 

次の写真は7〜8年目を迎えた行者にんにく、今年10月に収穫する予定。鱗茎は親指程度に太くなり一年で更に成長をする。昨年度は13,000パックを出荷して売上高は300万円を超え、もう無視できない販売高になってきた。仕事の少ない冬季間、忙しいほどの作業量を確保でき、収益もあり順調になってきた。H24年より始まった栽培は苦節7年!実は失敗の連続であった。しかし、やっと努力が結実するときを迎えた。栽培面積は1ha近くに増反する予定。『幻の山菜』と言われないよう頑張りましょう。

作物植付前の準備2『石拾い』

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業,畑の様子 — 管理人 @ 5:29 PM

畑には石が点在している。場所によっては3人がかりで抱えるような岩石級の石もある。毎年石拾い作業を続けると、さすがに少なくなってくる。

感覚的には毎年拾っているのに次年度も同じくらいに石が出てくる。となるが、実際には確実に石礫は減少している。じゃがいも栽培の場合は植付前、植付後、収穫時と3回拾うので石の堆積場は大量の石れきがの山となる。

石拾いも5日目となると疲労が蓄積され交わす言葉も少なくなる。何か美味しいものでも食べに行きますか? 回転寿司、ピザ、パスタ、スイーツ、ラーメン、アイスクリーム、豚丼、焼き肉、焼き鳥、中華丼、海鮮丼、何食べても飲んでも北海道は美味しいものばかり!やはり北海道民で幸せです。

おやつ(モグモグタイム)には雪室で越冬熟成した甘〜いキタアカリの塩煮が出ます。カーリング娘に食べてもらいたかったですね。そうしたら在庫もなくなっていたかもしれない・・・・。

作物の植付前の準備『カメラ式自動操舵』

Filed under: 農業機械の話 — 管理人 @ 4:46 PM

カメラ式自動操舵(GPS不使用)の操作方法の伝授があり、息子に担当してもらう。本州ではGPSと比較して簡単操作で安価のためかなり普及しているそうである。GPSと比較して価格、維持費、操作性など全てにおいて魅力が満載である。開発を担当された方が直接指導にあたってくれる。彼曰く『540mの畑の長さは試験したことがなく戸惑いました?』だったかな?と感想を漏らしておりました。

すべて本州仕様のため、北海道仕様にしなければならないようです。0〜4.2kmの車速対応で4.2km以上になるとセンサーが切れるようにしているそうで高速には対応していない。しかし、トレンチャー、じゃがいも収穫など低速に対応しており上手にGPS付きの自動操舵と使い分けを促している・・・。商売としてはお上手です。今年一年使用データをもとに改良する予定だそうで、来年あたりは北海道仕様のカメラが登場するようである。(個人的に申しております)

馬鈴薯、甜菜、キャベツなど植付の準備作業が始まる

Filed under: その他農産物について,ジャガイモについて — 管理人 @ 4:18 PM

愛知県、埼玉県のイチゴ農家向けにイチゴの育苗が始まる。9月出荷を目指し、一株から40〜80個の子苗を育てる。イチゴ専用の養土を使用してプランタに2〜3株を設置する。農場所有のビニールハウスに空きが出る5月中旬になると、JAに引き取りにくる。それまでJAに預かって頂くことになる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

約900俵の種芋を25キロのミニコンに入れる。昨年度産(特に男爵)は小粒なので面積が大幅に増えそうだ。21haぐらいの面積はいけそうである。

じゃがいも価格の大暴落で始まったH30年度は明るい材料が見当たらない。種芋も敬遠されたのか、JAでは余剰の種芋が3000俵を超えるまでになった。しばらくは昨年のじゃがいもの大豊作だった影響がありそうである。と言ってもいつもの面積を栽培しなければ・・・・と思っている。

2018年4月15日

積雪20cm,冬に逆戻り

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 7:18 PM

すっかり十勝地方の大地は雪がなくなったと思いきや。冬に逆戻りとなった。

『雪やこんこん降り積もり、犬たちは喜び庭駆け回る。』捨て犬だった2頭の子犬は順調に育った。雌雄の兄妹2頭は取っ組み合いの喧嘩(順位争い)をして血を流した後は、仲良く舐めあって仲直りを繰り返す。強さを競うことは生まれつきに備わっといることと理解できる。喧嘩はしてもらいたくないが仕方がないことである。

今週末からは20度以上の最高気温が予想されているので、いよいよ畑作業も本格的に始まりそうである。

2018年4月2日

新しいメンバーを迎え新年度が始まる

Filed under: インターンシップ,従業員の話 — 管理人 @ 2:12 PM

3月末からは従業員の歓送迎会が目白押し。今月は台湾などから新しいスタッフを迎えて歓迎会が増える。

新規にインドネシアの大学とインターンシップ提携に向けての調整が進行中。日本インドネシア国交樹立60周年記念事業として申請するそうである。

半年間、意欲ある学生を派遣できるようで、台湾の国立大生とともに交流を深められそうである。

2018年3月27日

畑の雪が解け長芋の種切りが始まる

Filed under: 小麦について,長芋について — 管理人 @ 10:15 PM

最高気温が7〜8度Cになり融雪が進む。5月中旬の植え付け目指して長芋の種切りが始まった。今年から新品種『十勝太郎』の種子も増殖して来年度は

全量新品種に転換する。十勝太郎は病気に強く収量も2割程度アップする。まだまだ新米長芋栽培は栽培法をマスターするまで数年かかりそうである。長芋を入れるコンテナのクッション材は外側だと判明する。黒いビニールと反対であったらしい。今回は勘弁してもらい、来年から頑張りましょう。

2018年3月20日

行者にんにくの出荷終了。キャベツの播種始まる

Filed under: キャベツについて,行者にんにくについて — 管理人 @ 11:42 AM

1月19日より出荷が始まった行者にんにくは、3月19日に終了する。営業日41日で約13000パック(50g)を札幌中央市場を中心に出荷した。

来年度は1月下旬から3月末まで1万5000パック前後の出荷計画を立てた。

行者にんにくが設置されたスペースが空くと、加工キャベツの播種が始まる。1スパン6〜8反分移植できる面積を確保して、8〜14日おきに13回ほどの播種間隔を置く。そうすると収穫時期も順番にスライドでき、作業もスムーズに確保できる。しかし、天候によっては生育が重なり大忙しとなることがしばしばある。最近の天候には泣かされ、うまくいきません。

2018年3月14日

徳之島もじゃがいも価格が大暴落

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 9:36 PM

じゃがいもの出荷も始まっていますが『価格が安くて・・・』力が入りません。昨年は10キロで平均1400円ほどしていた手取り価格が、今年は数百円台と暴落している。昨年の大豊作だった北海道産の在庫が影響してそうです。

3月になると鹿児島産が出荷されてくる。村瀬ファームで知り合い国際結婚し、徳之島(鹿児島県)で新規就農している香港出身のケーシーに尋ねてみた。『今年のじゃがいもの価格はどうだい?』

『JAの買取価格は10キロで500円です。農協は価格が高くなるまで買い取り停止しています。』『豊作で製品はいっぱいあるけど売ることができない!』と嘆いている。いつもなら10キロで2000〜3000円するのに価格が暴落してしまっている。大量に抱えている北海道産の在庫が・・・・。鹿児島では死活問題である。

日農indexでの平均取引価格は北海道産で10キロ1000円前後、鹿児島産で1400円前後している。

2018年3月13日

行者にんにくの収穫あと2週間

Filed under: 行者にんにくについて — 管理人 @ 6:15 PM

1月19日から始まった行者にんにくの収穫は、あと2週間程度で終了する予定。3月13日現在、50 gで約1万パックを出荷した。作業が36日なので一日平均300パック前後出荷したことになる。このぐらいの仕事のサイズとなると複数の従業員を雇用して、冬季間営業することができる。ジャガイモの出荷作業が重荷になり縮小するか従業員を増員しなければならない。(派遣社員があまり来てもらえませんので)

H24年より販売開始以来最高の数値に達することができた。例年5000パック前後なので倍増以上である。要因はH24 年より播種&苗を移植して栽培がスタートし、自家苗が販売できる成育年数となった。また有機物などを大量に投入したり、山菜の栽培法を会得して商品価値が上がった製品が揃うようになった。

来年は栽培停止した農家から苗を大量に購入して、面積を増反する予定。

写真は休憩時間に『あやとり』を思い出しながら台湾の従業員と遊んでいる場面である。万国共通の遊びであることが理解できる。

2018年3月7日

農協組合長杯ミニバレー大会に出場

Filed under: 従業員の話 — 管理人 @ 5:57 PM

毎年2月に行われているミニバレー大会に、我ファームから4人が参加する。農業関係者が一同に会して30チーム200名近くが熱戦を繰り広げる。

夜8時から、3回ほど練習を重ね優勝に向かって意気込みは十分であった・・・。予選リーグ3試合で1セットも取れず惨敗。しかし、台湾出身の従業員は生まれて初めてのミニバレーを楽しむことができてご満悦でした。

2018年3月5日

新ひだか町の下ちゃん頑張れ

Filed under: 従業員の話 — 管理人 @ 9:43 PM

昨年、新ひだか町に新規就農した下ちゃん(元従業員夫婦)が大雪の影響で殆どのビニールハウスが倒壊してしまった。もともと雪があまり降らない地域なので対策が後手にまわたのでしょう。所有しているビニールハウス9棟のうち8棟を失った。再建には多額の費用が必要で、道などから復興資金が支給されるそうであるが、自己資金も多額になる。

そこで帯広のビニールハウス取扱店に中古のビニールハウスを紹介してもらい、何とか6棟前後用意できたの無償で援助することにした。それぐらいしか応援できないが、仕事の合間にハウス建設にも出向しようと考えている。ミニトマトの一大産地の維持のため、ハウスの再建は生産継続への道と続く。今頑張らねば!

2018年3月2日

暴風雪吹き荒れる十勝

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 10:58 AM

昨日から強烈な低気圧により雪と風が吹き荒れる。配達に行ったワゴン車が雪の吹き溜まりにはまり立ち往生する。救援要請がきたが救援隊も遭難しそうな天候になる。行く途中で数台の車が側溝に放置されていて暗雲立ち込める状況となった。そのうち除雪車に助けられたと連絡が入り『ふう〜やれやれ良かった』とため息が出た。玄関ドアーが半分雪に埋まり外に出られないような現状である。

今朝はビニールハウスの通路が雪で埋まっている。ビニールが雪の重みで垂れ下がっているので除雪を始める。昨夜は温風ヒーターのスイッチを入れ天井に溜まった雪を溶かしていた。こうするとビニールハウスが倒壊する危険性は少なくなる。

2018年2月27日

ある日のインバウンド体験ツアー

Filed under: 行者にんにくについて,農家民宿ファームイン — 管理人 @ 11:32 AM

今回はシンガポールからご参加の4人です。行者にんにくの栽培法や特性を説明してから収穫体験に入ります。通訳は台湾スタッフのルルにお願いする。

私もつたない英語で流暢?に挨拶すると、遠慮なしに質問があちこちから聞かれます。挨拶の時は少しか話せないようなことを明言しなければ、あとでパードン(もう一度話してくださいの意味)を何度も使うハメになる。

スーパーではいくらで販売されているのですか? 50g で400円前後ですと答えると驚きの表情をする。なぜ高価なのですか? 種子を播種してから製品になるまで7〜8年の長い期間を必要とするので。またまた驚きの表情に!

その後は収穫した『行者にんにく』で餃子、天ぷらなど幻の山菜を賞味していただいて、次の体験場所、然別湖コタン、ワカサギ釣り、犬ぞりや乗馬に向かう。

体験も終盤になった頃、お客さんがルルの台湾語を聞いて『あなた話せるの?』『ええ、台湾人ですから!』『なあ〜んだあ!』と大笑いする場面も。中国語のほうが良かったみたいでした。みんなで大笑いの瞬間でした。

2018年2月24日

日本へ留学希望の李君に挨拶「王柏融の後輩」

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 9:11 AM

昨年の11月に台湾へ社員研修にて紹介された、中学3年生の李くんに会ってきた。日本での国際大会で活躍したそうで、3年生からはエース級の投手として練習に励んでいるようだ。日本の高校へ留学がかなわない時は大リーガー、日本球界、台湾球界へ多くのプロを輩出している地元高校に進学することが決まっているそうである。北海道日本ハムの王柏融(ワンボーロン)はここの中学出身である。

先日、日本ハムと台湾プロ野球チーム『ラミーゴ』の親善試合があったが、そのチームにも数名在籍している。その捕手とプロだとは知らず意見交換したことがあった。その高校の校長先生とも懇談したことがあるが、日本遠征を鹿追町で受け入れして欲しい旨を伝えられたこともあった・・・。うちの町では無理?でしょうと思ったが、是非来てくださいと言ってしまったのだった・・・。

そんなわけで彼の投球を見させてもらう。120〜130キロ前後の球速だと思うがコントロールが安定せずこれからかな?と感ずる選手だった。体格はガッチリしていて将来性があると感じた。とにかく走りなさい(昔の野球しか知らないので・・・)と伝えて球場を去った。

両親とも体格が良いそうで現在173cmと言っていたので、180cmをすぐ超えそうである。野球選手はお母さんを見ればだいたい大成するか予想つくそうであるが・・・。李くん、きりりとした投手らしい顔つきでした。お母さんはバレーのプレイヤーで背が高いそうだ。大リーガーになる可能性はあるので記念撮影は忘れずに撮りました。

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2018年2月16日

孫達と女性祭りへ

Filed under: 家族の話題 — 管理人 @ 11:46 PM

こども園が休日の前日は孫二人のお泊まり会がある。今回は女性祭りで芸能発表などがあるのでカミさんと4人で出かける。孫達のママ友の会が食事の店を出店しているのでお昼を(活動資金援助も)兼ねて、最前列の席に陣取る。

写真は池田高校の吹奏楽による(名称がわからない)踊り付きの演奏があった。今から10数年前頃にはスピードスケート部、吹奏楽部などに鹿追から沢山の中学生が池田高校まで進学していた。そんな時代もあったと懐かしく回想する。その後、地元の鹿追高校は中高一貫教育が導入されてからは年々減少したように思う。現在は勉学や部活動の指導体制も整備され、地元高校に進学するようになり文武両道の高校として申し分ない活躍が見られる。

楽しくリズミカルに発表する姿に食い入る様に見ていた孫が耳打ちしてきた。「じいじ、大きくなったらお姉さんたちのようになりたい!」初めて見た楽しそうな吹奏楽の演奏に感動したようだった。こんな演奏もありだなあ〜と感じていた。

2018年2月11日

ミリオンサンテ、スイーツバイキング&十勝産食材のコース料理

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 2:51 PM

とかちむら内にある十勝産食材でコース料理を堪能できる『ミリオンサンテ』に行ってきた。

毎週金曜日はスイーツが食べ放題!ソフトドリンクも飲み放題!更にコース料理を食べるとなんと時間無制限!すべて地元十勝産食材で満足が3回言えるくらい?(4回以上でもいいが)の料理を楽しめる。シャンパンフライトでお世話になっている田中シェフのおまかせコースで予約する。

台湾のオンはベジタリアン(肉、魚貝類等が禁止)だが、写真にあるワンプレートのオン(温)野菜(名前がオンなので)を用意してれる。カラフルで多種の十勝産野菜を味わえる。感動してしまった。

特に、広尾産シシャモ、ツブのアヒージョははるこまベーカリーのパンとセットで涙がでるほど美味しかった。メインディッシュは地鶏、ドロ豚、牛肉の3種盛り。豚肉の深みのある美味しさに驚く。さすがランチョのマスターの手法に拍手。

台湾のルルはスイーツの食べ過ぎでメインディッシュがあまり食べれませんでした。他にも野菜のラクレットチーズかけ、牛とろライス、パスタがあって一人5000円ですからリーズナブルな料金にも感謝です。

ワインは十勝スパークリングワイン・ロゼを中心に3本飲み干したのだった。旅サポのYさんSさんとガールズ農場のSさんと楽しいひとときを過ごした。ちなみに内緒でしたが結婚記念日でした。長男が33歳になるので34年目になるのかあ・・・。帰りは代行運転を依頼する。何十年も利用しているFさんに自宅まで送り届けられ満足、満足の気分であった。二重丸。

2018年2月10日

行者にんにくの出荷最盛期& 馬鈴薯の出荷はじまる

日中はプラスの気温に迫り、ビニールハウスの作業場は30度を超える暑さになる。栽培している行者にんにくは白い新しい根が元気よく伸びてきている。

こうなると葉、茎が生き生きとしきて、匂いも香りが強くなってくる。16日間で3600ケース(50g )を出荷済みである。

数年前まで鹿追町内に5軒の生産農家があった。しかし、高齢化や後継者不足などで来年からは我ファームだけになりそうである。生産停止農家から苗を引き取ってしばらくは出荷していく計画である。幻の山菜『行者にんにく』を頑張って生産しますか。

種子を播種してから出荷できるサイズになるのに8年も費やす作物なので根気と忍耐力が試される。

1月末からは雪室に貯蔵している『ひと冬越して甘くなった』ジャガイモの出荷が始まった。派遣会社から数名の労働者を依頼しているが、今年は昨年よりさらに状況は悪化しているそうである。何とかお願いして休日返上で応援していただいている。日曜日が休日なので、派遣会社に合わせて日曜日に作業を設定している。

そんなわけで、農場スタッフを緊急で募集します。今年は女性ばかりの応募しかなく、是非とも男性に参加していただきたい。お願いします。

緊急の募集です。打工度暇日本ワーキングホリデーですぐに働ける男性を数名募集します。現在女性だけ3名在籍中。。ホームページから申込ください。あなたの微笑み待っています

2018年2月8日

香港のエビちゃんが新婚旅行で訪問

Filed under: 従業員の話 — 管理人 @ 12:13 AM

2013に従業員として2週間働いてくれた、香港のエビちゃんことebbyが新婚旅行で来てくれた。

二人とも公務員をしており2週間をかけて北海道旅行をしている途中に2泊する。5年前にebbyが来た9月はジャガイモの収穫が忙しく、どこにも連れていけなかったことが心残りであった。今回は2泊3日で十勝のアクビティを感じてもらおうと念入りに計画を考えた。彩凛華、犬ぞり、然別湖コタンでアイスグラス作り、村瀬ファーム内にあるイグルー作りの体験をする。

ちなみにebbyの姉も同年に姉妹で在籍していた。その姉は当農場で日本人と知り合って結婚したケーシーである。鹿児島県徳之島でジャガイモ農家として新規就農している。

二人とも日本語が話せないので思うような会話ができなかったが、意思疎通は十分であったような気がした。今度は香港で会う約束をして、次の訪問地、登別温泉に向かっていった。

2018年1月25日

シャンパンフライトモニターツアー

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 8:22 AM

2018年1月20日

火星のイグルーを目指したが・・・ほぼ完成です

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 8:22 PM

ときにはトラクターのライトで夜間の作業も、吹雪のなかー15度Cと冷え込んだり、最高気温がプラスとなったりしながら、皆さんの協力のもと10日でほぼ・・・完成した。

炊き出しにも協力いただき、参加者で和気あいあいと美味しい昼食も皆で頂きました。

目標は火星に製作予定の氷の家(Mars ice house)目指したが・・・。地球のice houseになった。いや〜満足です。さあ〜次はこのイグルーの活用ですが・・・。次回に紹介します。

行者にんにくの出荷はじまる

Filed under: 行者にんにくについて — 管理人 @ 7:08 PM

12月19日にビニールハウスに搬入した『行者にんにく』が出荷時期を迎えた。別名『ヒトビロ』『キトビロ』などとも呼ばれている幻の山菜である。

なぜ幻と呼ばれているか? 一昔は河川の土手や近くの山間にたくさん自生していた。滋養強壮に抜群の効果がある『行者にんにく』は乱獲がたたり平地では殆ど見られなくなった。雪が解けた4月頃に熊が出没しそうな険しい山あいにしか見られなくなり、熊と人間が競争して収穫している光景が目に浮かぶ・・・。

というわけではないが、5年前から露地栽培を始めた。天然物より匂いが優しく摂取後の外出も気にならないほどである。

今年も沢山の方にご賞味していただきたい。札幌市場、帯広市場に3月頃まで出荷を予定ている。

緊急の募集です。ワーキングホリデーですぐに働ける男性を数名募集します。現在女性だけ3名在籍中。あなたの微笑み待っています。

2018年1月12日

いよいよイグルーの制作はじまる2

Filed under: 趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 7:28 AM

昨日は最低気温ー15度Cと冷え込んだ。日中の最高気温はー3度Cと絶好のコンディションのなかイグルーの制作が進行する。強風で表面の雪が飛んでしまい、接着剤の代わりになるシャーベット状の雪が不足している。

本州の北陸では例年の3〜10倍の積雪だそうであるが少しこちらにも降雪して欲しい。現在20〜30cm程度の積雪だが、先日の雨が影響して雪がザラメ状になりあまりかんばしくない。

さて、今日も頑張りましょうか・・・。

2018年1月9日

『はじめてのおつかい』テレビというメディアの偉大さに脱帽

Filed under: 家族の話題 — 管理人 @ 10:18 AM

『はじめてのおつかい』2018大冒険スペシャル』本当に良かったですね。

二人の孫が『がんばる』を何度言ったことでしょう。『がんばるほうがいいんだよ!』私たち大人も改めて考えさせられました。苦しい時こそがんばる気持ちを忘れずにしていきたい。

感激の涙を流しながら広瀬すずさん曰く。『母の存在は偉大なり』孫達が楽しみに待っていますので『朝ドラ』のロケのときは会いに来てください。

藤田麻衣子さんの挿入歌『素敵なことがあなたを待っている』は心にひびくいい歌ですね!

北海道十勝の厳しい自然があるから人々がたくましく育つ!『はじめてのおつかい』いい番組でした。

*番組を誘致された「とかちフィルムコミッション連絡協議会」に感謝申し上げます。昨年、当農場は日本テレビ『ぐるナイ』,朝日テレビ『ミラクル9』,BSジャパン『出発!ローカル線聞き込み発見旅』にも撮影協力している。以前はNHK『お母さんといっしょ、天才てれびくん2回、ローカルNEWS』など多数協力をしています。昨日の当ブログのアクセス数は多数に上りパンクしてしまいました。ありがとうございます。

2018年1月8日

初詣と町内会の新年会

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 8:17 AM

正月は家族全員で地元鹿追神社へ初詣に出かける。おみくじは『小吉』を引く。

昨日は北鹿追北班10戸の新年会に出席する。今年は班の会計を担当することになった。花見、馬頭観音のお参り、河川清掃、忘年会などの行事を計画する。

2018年1月7日

いよいよイグルー(氷の家)制作はじまる

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 8:19 PM

ブロック作りも4日目をむかえ大小合わせて1500個あまりを製作した。

いよいよ本日はイグルーの組み立てが始まる。最低気温ー13度で凍結したブロックを積み上げていく。

どんなものになるか完成図はあるが・・・。

2018年1月6日

行者にんにくの伏せ込み

Filed under: 行者にんにくについて — 管理人 @ 9:30 AM

1月15日の初出荷に向けて行者にんにくの伏せ込みが始まる。ミニコンに収納して凍結させたものに加温して解凍していく。

あとは春が来たと勘違いした行者にんにくが芽吹くのを待つだけである。徐々に行者にんにくの香りが強くなってきたビニールハウスとなった。

今年度は写真の黄色のミニコンに250ケースほど用意している。1回目は約60ケースを伏せ込みをした。順次補充をしながら3月中旬まで札幌、帯広市場、居酒屋などに出荷予定である。

2018年1月1日

謹賀新年

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 6:42 PM

昨年は大変お世話になりました。新しく『川西長いも』を栽培するようになり本年は本格的に参入すことになります。社員一同意欲を持って取り組んでいきますので、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

平成30年1月1日 元旦 村瀬ファーム一同

2017年12月31日

今年一年ご利用ありがとうございました

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 11:30 PM

本年は12月30日をもちましてコテージの営業を終了しました。遠くはシンガポール、インドネシア、マレーシア、タイ、ベトナム、香港、台湾、韓国、北米、南米、ヨーロッパからたくさん来ていただき、コテージ担当の従業員達の英語力や接待もレベルアップしたそうです。600名ほどのご利用をいただき誠にありがとうございました。

来年は1月6日より営業を開始しますので、ご利用を村瀬ファーム一同心よりお待ち申し上げます。

2017年12月28日

ブロックづくり始まる

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 9:01 PM

満を持して共同企画のイグルーのブロック制作から始まった。NA**2030Mars移住計画を先取り、IceHouseの制作を実行する。十勝各地から援軍が来ていただき総勢14名でブロックを作り始めた。

まずは従業員の防寒着一式を3組、大型ソリ4台、スコップ6本など7万円で揃える。奥さんまでお昼の炊き出しに来てくれ、美味しい豚汁、2色丼を用意していただいた。

皆の目標はMars Ice House の完成目指して初夢を見ることになりそうである。

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2017年12月22日

とかち鹿追が日本ジオパークに再認定される

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 6:01 PM

25507857_848305255330189_16236519193488506_n12月22日午後5時に盛大に花火が町内に轟く。無線放送を固唾を呑んで聞き入る。本日『とかち鹿追ジオパークは日本ジオパーク委員会から再認定されました!』と吉報が届く。良かった。関係者はやれることは精一杯やりましょう!と頑張った成果がでました。

発表前夜に開催された第27回幹事会では不安な気持ちと今までやれることはやってきたのである程度の手応えとが交差していた。昨夜の幹事会ではH30年度の事業計画が審議され、活発な意見が交換されていた。

個人的には審査最終日の説明(農業、観光との繋がり)がどのように評価されたか心配であった。今後も再認定の評価におごることなく課題を克服していかなければならない。一般町民が参加してボトムアップされた将来が見えてきそうです。

(日本ジオパーク委員会から発表された審査結果を紹介します。)

とかち 鹿追ジオパーク 推進協議会組織の改良によって、農業や観光関係者との連携が進み、地域住民を含めたボトム アップ運営が行われつつある。住民による新たなジオサイト候補地が発見されるなど、地域にジ オパークによる展開を担う意欲も確認された。教育面での小中高一貫教育プログラム「新地球学」 の継続にジオパークの枠組みが貢献できていないなどの課題はあるが、学術専門員の雇用など、 事務局体制の拡充に期待したい。 以上のことから日本ジオパークとして再認定とする。

2017年12月19日

新しいFarm Signを設置する

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 1:01 PM

-7度Cの気温のなか、帯広の看板屋(㈱ノブ)さんに依頼してた新しい看板を設置する。土は全く凍結しておらずすんなりと穴が掘れる。雪がある程度の深さで土を覆っていると凍結はびっくりするほどない。とかち鹿追ジオパークも宣伝させていただいた。LEDライトで明るく照らす予定。

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2017年12月18日

すべての農産物の出荷が終了する

Filed under: その他農産物について — 管理人 @ 9:48 AM

12月17日にビート(甜菜)の出荷があり、今年度最後の農産物の出荷が終了した。出荷する前日に被覆していた専用テントを剥がす。出荷は朝の6時半からトラックの積み込みが始まるので、当日準備するとなればまだ暗い朝の5時頃からしなければならず、大変な作業となり農業者にも負担が多かった。

10数年ほど前、前日にテントを剥がしたところホクレンに通報され農業者間では社会的問題となった。ー10度を超える気温のなかビートが凍結して品質に影響するなどが要因だったが・・・。写真のように堆積した表面のビートはテントの被覆の有無にかかわらず凍結済みである。徐々に前日に作業する農家が増えていった。今ではテントを剥がさない農家が珍しいほどである。

前日に作業を終えると『ドット』疲れが。カミさんと二人でお昼寝が長くなる最後の農産物出荷の作業であった。

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2017年12月17日

農業情報発信としての役割を考える

Filed under: 従業員の話,未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 7:54 PM

2010年当時、青汁の原料『ケール』の栽培や農業の雇用情勢が逼迫してきたことに危機感を覚える。収穫作業の人員確保に四苦八苦していた。その頃に流行りだした人材派遣会社に依頼して、多い時は30名ほどの作業員を確保していた。やがて10人減り20人減り、10人の人数を確保するのも困難となる。

悩んだ末に北海道ツーリズム協会の事務局をされていたTさん(C-blanc)に依頼して農場のホームページを制作する。と同時にブログも開設して農作業風景、農場の生活など写真を豊富に使用して包み隠さず外部に発信を続けた。農場の日々の生活のなかで自然に表現された『笑顔』を写真で紹介する。個人情報ではあるが了解を得て掲載している。そうすると、日本人に限定することなく外国人にも北海道十勝の農場が理解されるようになった。つまり詳しく農場を説明する必要性がなくなり、現地に到着してもギャップが少なく、ある程度予想通りの姿であったと思う。ブログは作業日程などの見える化にも貢献している。

さらにワーキングホリデーで来た彼らがSNSで農場の様子を発信してくれるため募集しなくても自然に応募が来るようになる。今ではほとんど従業員は募集していないが、前年に定員に達すことが多くなり、沢山の方にお断りを入れる状態である。ありがたいことです感謝しなければ・・・。

こんな状態がいつまで続行するか保証はないが、これからも正直に農場風景(笑顔)をブログで発信してくつもりである。

*日本テレビ、新春特別番組『はじめてのお使い』H30 年1月8日午後7時から放送されます。村瀬ファーム全員が出演しますが孫二人が主役です。涙(;O;)涙の姉妹が繰り広げるドラマがここにあります。幸せの黄色いハンカチを用意して見てください。番組制作史上、難易度が最高峰のレベルだったそうです。

よって放送可能か検討され、頑張った姉妹に免じて放送が決定されたようです。

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2017年12月15日

ama~i日高のイチゴが届く

Filed under: 従業員の話 — 管理人 @ 8:51 PM

様似町で新規就農いているマセキくんからシーズン最後の苺が届いた。『すずあかね』という品種で関東方面に出荷しているそうだ。ケーキなどに使用されているようだが、酸味が少なく意外と甘いのに驚いた。マセキくんから酸っぱいと聞いていたのであまりの美味しさに孫達と競争になりそうであった。

村瀬ファーム産イチゴの苗は9月に愛知、埼玉の経済連へ出荷しいてる。それぞれX’Masに間に合うように結実するそうで、北海道から移出すると競合するためか様似産は終了するようである。いずれにしても北海道でこれだけ甘いイチゴが生産され、関東圏で受け入れられている要因はここにあると思う。ある程度実は固く日持ちも良いと考える。

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2017年12月11日

30数年ぶりにイグルーを制作することになる

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 5:43 PM

DSC_3312DSC_3204あるDMOと検討を進めていた冬のイベントでイグルーを制作することになった。30数年前、然別湖コタンで制作スタッフとして経験があるので老体に鞭打って頑張ることにしましょう。斬新な企画は新鮮味があって考えるだけでウキウキとした気分になる。雪原のなかで十勝産ワイン、十勝産食材を使用した料理を堪能する。

今回は普通のイグルーを計画しているが、次回は地下室付きのイグルー制作を編み出した。地面を1m堀り地層のストーリーと長芋栽培の知識をお客様に勉強してもらう。無理矢理ではなく自然にとかち鹿追ジオパークに繋げていくイベントにしたいと考える。そこでは十勝産食材で簡単なブランチ。地下室の穴蔵?には十勝、芽室ワインを保管する。

北十勝広域連携観光推進協議会による首都圏で初となるプローモション企画で、当ファームの『キタアカリ』を使用したシチューなどが披露された。十勝農園の馬渕総料理長から直々の要請があり喜んで協力させていただいた。またNHKの朝ドラも十勝の農村が舞台となりプローモションにも力が入りそうで、いろいろチャレンジする価値がありそうである。

冬の畑の中にたたずんだ時、目の前には眩しいくらいの白い雪原が広がる。遠くには鹿追町のシンボル『夫婦山』をはじめ大雪山系、日高山系がパノラマ的に見渡せる。そして雲ひとつない十勝晴れと呼ばれる青い空がある。

そんなロケーションのなか熱気球で空から散策。犬ぞりで雪原を駆け抜ける。ファットバイクで雪原を走る。そして最後は雪原のなかで十勝産食材をふんだんに使用した贅沢な食事を堪能する。こんな贅沢な極寒での体験ツアーはここ十勝でしか企画できないでしょう。インバウンドにおいては注目され評価されることではないかな?オール十勝で取り組んでいかなければなならないと考えます。

冬期間、帯広を中心とした十勝エリアは十勝晴れが続く。太陽光発電、イベント、ナイトウオッチング、アウトドアスポーツなど、何を企画しても計画通りやりやすい地域である。これを生かさなければ宝の持ち腐れとなる。皆さんで考えましょう。十勝は宝の山である。

 

2017年12月10日

発表会頑張ったので高級マンゴー

Filed under: 家族の話題 — 管理人 @ 4:11 PM

鹿追認定こども園の発表会があったので、家族総出9人で見物する。孫二人が発表するので4世代にわたって楽しみにしていた。町民ホールの大ホールは満員なので600名ほどが参加しているそうである。園児が160名なので、一家当たり4名近くが参加していることになる。両親の祖父母や兄妹なども参加しているので多い家族では6〜8人ほどになる。

発表は手話あり、英語あり、ピアニカ演奏あり(現在はリコーダーと呼ぶらしい)と高度な教育を受け、毎年大賑わいに開催されることは鹿追町の将来は楽しみなことになりそうである。

鹿追道の駅で鹿追産マンゴーが販売されているので4Lサイズの、価格10000円のマンゴーを孫達にプレゼントした。15000円も同じ4Lのサイズであるが糖度が違うそうである。3切れほど味見をする。鹿追産は初めての挑戦だが、甘くてこれぞマンゴー!という食感。孫達10000円ということが理解できていないのかどうかは抜きにしてあっという間に無言で食べてしまった。

当ファームの従業員二人が鹿追町農村青年会に所属してマンゴー栽培に取り組んでいる。本場の台湾産にひけをとらない甘さとまろやかさであった。

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2017年12月9日

今年度の日本打工度暇ワーホリ最後となる別れ

Filed under: 従業員の話 — 管理人 @ 11:36 PM

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台湾出身のロウ(小羅旅遊日誌)が農場を離れる前日に誕生日を迎える。4月からワーキングホリデーで参加して7月までの予定だった。しかし、お願いをして最後の11月まで仕事に付き合ってもらった。その後、酪農を体験したいと町内の酪農家にホームステイしながら1週間ほど仕事を満喫したようだ。ワーキングホリデーで最後に農場を離れ、長野県のスキー場勤務後に恵庭の日本語学校に通う予定である。

『牛は可愛い!』特にジャージー種は目がくりくりしていて思い入れが強いそうである。酪農家で飼育されている乳牛や肉牛には必ず名前が付けられている。可愛がっていた肉用牛がまもなく屠殺されることを知って、涙を流しながら残念がっていた。人間の勝手な都合により家畜にされ、最後は眉間をハンマーで殴られ屠殺される運命にある。そんな残酷に命を奪った肉を硬いだの柔らかいだのと言って無駄に摂取しているのかと思うとやるせない気持ちになる。

今まで100人(うち外国人は80人)以上の従業員を受け入れたが、皆個性があり性格、趣味など十人十色である。そんななか初めてベジタリアンの台湾人を受け入れた。肉、魚など魂のある動物はだめ。日本のニンニクは駄目、夕食会では自分の料理したものを持参していた。最初の頃はめんどくさい人が来たと思った。

しかし、彼女の主張は当たり前の人間が当たり前の行動をしていることにだんだん理解できるようになる。彼女は信念を通して、外食ではライスとゆで卵などを注文して食べているが。堂々とした態度でいる。『動物の命を頂く』と言葉では簡単に言えるが・・・最近はベジタリアンを『見習われなければならない』と感じている次第である。本来の人間の姿を見たような。。その彼女来年1月からまた来てくれることになった。

出発前夜にささやかなロウの誕生会を開き24歳の門出を祝った。外国の子は蝋燭に火を灯すと願い事をする。何を願ったかはわからない。

次の日は新千歳空港まで送ったが、別れ際は大泣きの彼女であった。我々は札幌の孫の発表会へ向かう。恵庭だからまた会えるよ!DSC_3184

 

2017年12月1日

来年の従業員、学生が決定する.台湾研修会2

Filed under: インターンシップ,従業員の話 — 管理人 @ 4:59 PM

4年前からインターンシップ協定(注2)を締結しいる台湾国立**大学日本語学科にお邪魔する。十勝再発見と題して約70名の学生と懇談会を行う。通訳は今年インターンシップに参加した3人の大学生が担当する。日本語学科であるため農業のことはあまり勉強はしていないので、農業の知識は不足気味である。

遠慮気味に質問が出てきたが質問が途切れシーンとした時、逆にこちらから問いかける。来年『村瀬ファームに来たい人は手を上げてください!』と質問すると、前列の学生が勢い良く手を上げ、徐々に3分の2くらいの学生が挙手する。早くに手を上げた学生は他の学生と比較して目の輝きが違っている。意欲的な眼差しである。今年も選考方法を聞かれたが、勉強等に頑張っている学生が選ばれると思いますが、担任の先生が最終的に決定します。と伝えた。実際にもそうなので。さすがに日本語学科なので日本語で質問する学生もいる。

来年よりインターンシップは半年の期間になり、7月から11月中旬まで収穫時期は助けてもらうことが決定された。2年前より大学に要望書を提出していましたが政府より認可されたそうである。しかし、ホテルなどのサービス業は2ヶ月のままだそうだ。当ファームは優遇されていて感謝です。

またワーキングホリデーから就労ビザに変更する『ルル』(注1)の両親と懇談する。手に、広い額(毛穴はある)に汗をかきながら労働契約書を交わし理解を求めた。会社社長をされているお父さんは熟考しながら目に涙を浮かべ許可をしてくれる。娘と一緒に一度農場に訪問したいと言われ、『是非来てください!』と両手で手を握り約束をしたのだった。ルルのお父さんは仕事が趣味で家族旅行などはあまりしたことがないそうである。なんだか最近従業員の親の趣味は『仕事』と言われることが多い・・・。

その夜はルル一家と高雄市ハンシンデパートの1階にある有名店『ディンタイフォン』の小籠包を食す。私は2度めだが職員は初めての小籠包、袋に閉じ込められたスープが口のなかで弾け美味しさが口全体に広がる。来年当ファームに就職予定の屏東大学生Kも途中参加。ここの店は初めてだそうで、あまりの美味しさに感激していた。

宿泊はルルの豪邸(10部屋もある)に泊めていただいたが緊張のあまりぐっすり?寝れたのだった・・・。ごちそうさまでした。

注1,台湾の最高学府、国立台湾大学農学部大学院を卒業する。ワーキングホリデーで4月から当ファームに在籍中。台湾大出身者は当ファームでは二人目となるが、一人目のオンは現在、京都大農学部大学院に在籍中。

注2,産業の人材育成のため産学協同を促進し、学生の職能遂行能力を向上、就職の機会を増やすため産学協同策略連盟契約に調印している。

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2017年11月30日

初の台湾研修会「1」

Filed under: 従業員の話,趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 5:58 PM

村瀬ファームの仕事が終了する11月中旬から1月上旬まで従業員はOFFとなる。従業員(*注1)はおのおの実家へ里帰り、旅行、酪農家へアルバイト、スキー場、ホテルなどのサービス業へ移動する。その期間給与はないが賞与、手当などの収入があるので贅沢しなければ問題は起きていない。この期間、充電期間と捉えて気楽にまた自由に生活時間が取れるため概ね好評である。

今年度初めて社員とともに台湾研修会を実施してみた。初日は台北に降り立ち、早速、台北支店の面々と再会する。公務員、有機農業、パン屋、HOTELマン、自営業、JTB、貿易会社、日系会社などの仕事に携わっている。

ここのレストランはお父さんが支払いますよ!と伝えると、みんな働いていますからこちらで支払いますと、ごちそうになった。インターンシップ1期生Meyは新しい?彼氏を紹介されるが来年2月に東京勤務になるそうだ。2時間ほど懇談して北海道で再会を誓って宴会は終了した。が、どうも酒が飲めないのは不満で、社員4人で日本式居酒屋において台湾初の研修旅行を記念してお祝いする。やっぱり旅行ではご当地、台湾ビールだよね~。台灣の大衆食堂ではアルコールが飲めない。居酒屋はOK.

5年前の2012年、ワーキングホリデー一期生のイン、アン、旭も夫婦で参加してくれた。

注1,2012より従業員を採用するようになり、各国の構成は以上の通り。日本26人、台湾53人、香港12人、中国10人、欧州2人、オセアニア2人、インドネシア1人、マレーシア2人となり今年度で100名を超えた。隣の韓国からはなぜか応募がゼロ。他に沢山応募がありましたが宿舎などの関係で採用できなかったことをお詫びいたします。昨年は台風で交通がストップして参加できなかった方もいました。またどんどんチャレンジしてくださいお待ちしております。現在のところ来年8月頃より若干名採用できるかもしれません。

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とかち鹿追ジオパーク再認定審査

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 5:26 PM

2013、とかち鹿追は日本ジオパーク委員会より新規認定を受ける。4年目を迎えた本年、日本ジオパーク委員会の審査員による再認定の審査があった。

最終日は村瀬ファームに宿泊していただいた。北海道ツーリズム協会会員の当農場における農村ツーリズムの活動とジオパークとの関わりを理事長、事務局とともに説明する。当農場のコテージは2年前に開設以来、お客さんは一年ごとに倍増している。また約1〜2割がインバウンドであり海外に向けて鹿追ジオパークを宣伝、広めていく役割だと認識して、日々取り組んでいる。年間15名に及ぶ海外の従業員にも啓蒙してジオパークを広めている実績を報告する。まだ全員まで周知しておらずこれからの課題が多いが、伸びる要素が数多くあるのも事実である。

鹿追は上部組織がしっかりしているが、下部組織をいかに作り上げていくが課題である。この事はどこのジオパークも永遠の課題としている。一般町民が道外、海外のジオパーク大会に参加して底辺をボトムアップしてもらいたい。

審査員の方は褒めることはあえてせず、課題克服のため問題点を中心に評価されていた。次回に永遠の課題はある程度解消されているだろうか。私もジオパーク委員会幹事として決意を新たにした。

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2017年11月18日

11月18日ついに降雪が

Filed under: 従業員の話,農場生活について — 管理人 @ 11:51 AM

約20cm の降雪がありいよいよ根雪になるかも知れない。

19日の朝は今年一番の冷え込みで-12度Cまで下がった。ふう〜〜寒〜〜い。シンガポールからのお客さんも大雪に大喜びで、早速雪だるまを制作。うちの孫と楽しげに雪遊びにこうじていた。

昨年まで従業員だった長*出身の石*氏がお母さんと一緒に一泊していってくれた。お母さんは仕事(有名Pホテルのテナント店を全国展開していて、ひと月の半分を出張している)が趣味だそうで、あまり旅行をしたことないそうである。数年来の念願だった村瀬ファームへ訪問出来て感激してくれたことが、印象深かった。

『また来たいです!』とガッチリ握手をして約束したのだった。私と同年とは思えないほど若々しく素晴らしい方でした。

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2017年11月16日

広尾町ひろおサンタランド 

Filed under: 従業員の話,趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 11:33 AM

香港と台灣のスタッフを帯広駅まで送り届け、KIっちゃんの所属T農場のあるT町まで送った。急に昨年も訪れたひろおサンタランドに行きたくなって皆に相談する。T農場社長に推薦された美味しいラーメン屋さんがあるので、ついでに行ってみようとなり足を伸ばした。

広尾町の入口付近になる『ラーメン鈴や』で角煮醤油ラーメンにトッピングでチャーシューを注文する。これはクオリテイーの高い美味しさに驚いた。また行きた〜い。

サンタの家では願い事をサンタさんに託す。社会人の彼女たちは恋愛、仕事、健康、資格の取得など現実的なたくさんの願い事をする。バックミュージックには竹内マリアの『クリスマスが今年もやってくる!』が流れる。

 ♬クリスマスが今年もやってくる。♬誰にでもやってくる。♬悲しいかった、出来事を消し去るように!♪

『そうだよな・・・』祝い方は千差万別だろうが必ず誰にでもやってくる。『幸せも平等にやってくるのかな・・・?』『悲しかった出来事は消し去ることが大切か・・・』としばし曲に

耳を傾けた。

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2017年11月15日

農閑期を迎え従業員が去る

Filed under: 従業員の話,長芋について — 管理人 @ 10:08 PM

11月14日に手伝いのF農場の長芋収穫が終わった。車で20分ほどの距離にあるのでおやつ、お昼持参で行く。ワゴン車のなかでおにぎり、カレーライス、味噌汁など簡単なものですましたが、時にはいいもんである。

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約10名いた従業員が次々と農場を去っていく。そのたびに送別会が目白押し。農場での生活を振り返り別れを惜しむ。

出発の朝は皆で見送り再会を誓う。来年農場に戻ってきてくれるメンバーもいる。11月15日には3名の台湾人が残るまでに減ってしまった。真っ暗になった従業員宿舎を眺めると、寂しくもなり、今年の仕事が終わったと!感ずる瞬間でもある。

毎年、繰り返される光景であるが寂しさは強くなってきているかもしれない・・・。手作りの花束を置いていった台湾女性が『またきま〜〜す(;O;)』と涙ながらに去って行った。

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2017年11月9日

H29年度村瀬ファーム、納会in然別湖ホテル風水

Filed under: 従業員の話,農場生活について — 管理人 @ 7:47 AM

11月7日に長芋の収穫が終わり、今年度のすべての収穫作業を終了した。(長芋収穫が遅れている知り合いの農家に従業員とともに4〜5日手伝いに行く)今年は3年ぶりに恒例となっていた然別湖で一泊することにした。5年前当農場で2年間働いてくれた木島氏も長芋だけ手伝ってくれたので一緒に参加する。

若い彼らにこれからの夢や予定を笑いあり、涙がありながらに発表してもらう。写真のように指名されて感激のあまり言葉に詰まる場面もあり、農場を去ることが決まっている従業員は複雑な気持ちだったようです。

さて、来年はどんな年になるか・・・・期待半分、不安半分であろうか・・・・。来年スタッフも初めて外国人就労ビザ取得を目指して台灣のルルの残留が決定している。

部屋から眺める『くちびる山』から頑張りなさいよ!と励ましの言葉をもらったような気がした。今年も15人ほどの従業員が農場を旅立っていった。

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長芋の収穫が終了してすぐに納会

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 5:10 AM

2017年11月3日

長芋収獲が順調です

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 6:38 AM


11月1日から始まった長芋収獲。試行錯誤の連続であるが順調に作業が進む。小雨降るなか休みがないが頑張っている。昨日は枝豆用青大豆の収獲も平行して行ない終了する。やれやれです。何時雪が襲ってくるかわからないので(昨年の今頃は大雪であった)、天気が続く限りは土日、休日返上で営業する。

なかなか従業員にはこの緊迫感が言葉で説明しても伝わりずらいのが悲しい・・・。休みがほし~い、腰が痛~~い、寒〜〜い、などと皆が言い出し収拾がつかなくなってくる。休日を与えると仕舞いには目を腫らして朝帰りするのもいる。怒りは頂点に達しそうであったが『我慢・我慢』である。

長芋の作柄は初めての栽培者としては、まずまず良好と思う。(試算では10当たり4〜5トンの収量を見込んでいる)作業員に芽室や川西で毎年従事している方がいるので質問する。『そこと比較してどうですか?』『良いと思いますよ!』

その言葉を励みに今日も朝8時から作業がスタートするので圃場に向かう。一日作業して7〜10トンを収穫する。従業員の部屋は鎮痛剤の匂いが充満している。かなり筋肉痛のようである。

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2017年11月2日

枝豆(完熟)品種『青雫』の収穫と星空

10月28日、満を持して枝豆用青大豆『青雫』の収獲を始める。仕上がり時期が遅くしびれを切らして、茎にぬめりが残るが好天に誘われて作業を進めた。緑に色づいた綺麗な青大豆は『ゆで枝豆』として販売される。

人生どんな困難にも立ち向かう決心がついていたが。何が待っているかわからない。コンバインン脱穀部の重要なボールベアリングが破損してあたりには煙がもうもうとする。私の気分はもやもや。作業を始めて30分で収穫作業不能となる。腕を組んでしばらく呆然としながら、どうやって修理しようか考え込んだ・・・。

私の技術ではかなり不足気味なので、販売元のクボタにTELをする。何せH7年製で23年目のコンバインなので部品があるかどうか・・・。ベアリングなので多分大丈夫だろうと思ったが。土曜日かつ繁忙期であったがサービスの方すぐに出張してくれることになった。クボタは機械が古くてもきちんと部品が整っており対応してくれる。国産メーカーであり頼りになる。

部品交換は難儀を極めたがサービス3人で3時間ほどの格闘で無事に健全なコンバインに復帰した。すでに綺麗な星空が見えるようになっていた。

今年7月に発足した㈱村瀬ファームの記念事業、『音のない世界うります』と題して何か計画が進んでいるが、詳しくは口止めされている。確かに農場の夜は都会と違い、静かで空を見上げると鮮やかにきれいな星空が広がる。聞こえる音といえば遠くを走る車、牛やキタキツネなど動物の鳴き声が聞こえるぐらいである。何と言っても街灯のない暗い世界が広がる。時々見える流星に願い事をするのもロマンチックな空間なのだ。柄杓を上に向けて願い事を叶えましょうと言っている『北斗七星』がくっきりと確認できる。

『音のない世界』これだけで田舎は商品になる。いいじゃないですか。こんな世界自分だけのものではもったいない。多くの人と分かちあいたいものである。

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2017年10月31日

長芋掘り始まる

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 10:08 PM

いよいよ最後の収穫作業、長芋の掘りとりが始まる。栽培初年度であり、手探り状態で始まる。クボタのTさんも陣中見舞いに来てくれたので来年の機械や資材を発注する。何せこの現場で誰も長いもの収獲作業を知っている人間は皆無であるので。・・・・大変です。

また長芋関係の作業機、収穫機は中古、新品いずれも在庫が殆ど無く、メーカーも増産していただきたい。お願いして売ってもるという状態ですね。JAからも要請をお願いする。

折れた芋はどうするの? 傷がついたらどうするの? JA川西農協の担当の方に電話で聞きながらの作業であった。今日は試験ぼりのため60mほどで終了する。収納するコンテナに使用するクッション材の発注をしていなく慌ててJA鹿追にTELする。また内袋を入れるの忘れて最初からやり直しと緊張の連続で疲れてしまった。

今年の作柄は不作の昨年より2〜3割増の収量増を見込んでいる。試験堀では少々長芋が短めであるが奇形や病気が少なく肌のきれいな個体が生産されている。

来年度からは栽培初年度の課題を克服して本格的に栽培を取り組むため、皆真剣です。来年も従業員として居てくれる外国人も一生懸命となって頑張っている。また明日から頑張りましょう。

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2017年10月27日

長芋掘りの準備が始まる

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 10:46 PM

10月25日より長芋のつる落とし、ボールを抜く。今日27日はつる巻きの機械を借りてきた。ネットつる巻きの機械を新品や中古を探していたがどこにも在庫がなかった。

260mの畝をつるを巻き上げながら往復する。その後は最後の作業、マルチのビニールを人力で剥がして片付けた。一連の作業行程を無難にこなして、11月1日より長芋の掘り取りをする予定である。

作業する人員を15名確保したが、苫米地社製のほりっ子という機械はゆっくり確実に掘っていくタイプなのでそんなにいらないことが今になって判明する。まあゆっくりやりましょう。

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2017年10月24日

大豆の収穫を委託する

Filed under: 農産物の収獲作業 — 管理人 @ 7:54 AM

隣町のDさんに大豆の収穫をしていただいた。4000万円するコンバインを新規導入され委託で大豆を刈り取りしている。

曇り空のなか、大豆の茎のぬめりが乾いていない状態であったが綺麗な大豆が収穫される。優秀な機械である。あっという間に数ヘクタールの大豆は刈り取られた。雨がふる前に急いでJAに出荷する。

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2017年10月22日

旬の秋に何食べる?イクラ丼、牛肉胡椒鍋、ビーフン

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 3:09 PM

A−coopの取りまとめで、秋鮭5本を注文。メスからは大量のイクラをゲットしたので従業員とともに秋の味覚を思う存分頂く。新鮮なので口のなかで『プリプリッ』と弾ける。不漁のため鮭1本7000〜8500円ほどで価格は高めになっている。焼いた鮭はあまりの旨さに声も出ない。

ある日は香港のスタッフが米麺と香港風焼牛タンをごちそうしてくれる。ビーフンは何時食べてもうまい。細麺に絡まった自家産の野菜の旨味が溶けこんでいる。

皆で囲んだ食卓のあとは、台灣への社員研修の立案に会話が弾む。楽しみに渡航できる日を心待ちにしている。農場に働きに来てくれた50名ほどの台灣メンバーに再会できるのも楽しみのひとつである。

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長かったキャベツ収穫が終わる

7月下旬から始まった約9haの加工用キャベツの収穫が、10月20日に終了した。生食用を含めて約10haの栽培面積は限界に近い数値である。収穫適期を迎えると週に6日連続の作業を強いられる。皆さんに栽培し過ぎと指摘されているので、来年度からは4〜5割程度削減することにした。収量は10a当たり7トン前後あり、目標を達成することができた。

 

投資事業はある程度貸付金返済が一段落を迎え、来年からは余裕のある経営に戻れそうである。10人の従業員には色々苦労をかけたが感謝の言葉を申し上げたい。

今年の営業成績も近年になく良好で、皆で台灣の観光農場へ視察に行くことに決定した。今から楽しみであるが、まだビート、長芋、山ワサビの収穫作業が11月中旬まであるので気が抜けない。あと一息です。

*衆議院選挙は与党の大勝で終わったが、当選された議員さんは一様に第一次産業を元気にして雇用を増やし地元を活気づけようと訴えている。ここ十勝は『農業』が元気になれば十勝全体にお金が回り後継者や従業員が増加して地域が活性化する。若者が増えれば若者を呼び込める。移住者や観光客も増える。地域にお金が落ちる。町が活発になる。などなど。

 

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2017年10月18日

ビート(甜菜)の収穫始まる

Filed under: 農産物の収獲作業 — 管理人 @ 7:15 AM

グラニュ糖などの原料となるビートの収穫が始まる。来年度は長芋栽培の拡大のため栽培が困難になるかもしれない。

今年は豊作のようで、直播ビートはこんなもんで我慢するしかないですかね。えぞ鹿の食害が多くあり、時々熊も現れると外国人従業員に伝えると、一同顔を見合わせて驚きの表情になった。もし熊と遭遇したら走って逃げずに、ふくよかで美味しそうな香港のジョニイを差し出すことにして、作業を進めた。彼らは遠くの草薮を気にしながらえぞ鹿の挨拶を受けたが、熊は現れなかった。7月に目撃された熊は未だ発見されず、今日もその畑にビート掘りに行く。

写真は収穫機が畑に入れない部分を人手によってビートを掘っている。長芋収穫が11月1日から受け入れが始まるため今月中に収穫作業を終える予定。

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2017年10月15日

H29年度社員旅行『知床五湖』『神の子池』『オンネトー』『裏摩周』

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 10:01 AM

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行者ニンニクの収穫始まる

Filed under: 行者にんにくについて — 管理人 @ 9:22 AM

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すっかり冬眠に突入した行者ニンニクを掘り出す。暑さに弱い山菜なので夏日が多くなる8月頃に元気だった茎葉は枯れてしまう。

これを一度、12月まで外気にさらして凍結させる。これを出荷3週間前ほどにビニールハウスに設置して加温、春化すると、春が来たと感ちがいして芽吹いてくる。

それを冬期間、週に5日ほど適期に出荷作業を行う。ビニールハウスには順次苗を搬入すると3月末頃まで札幌市場を中心に出荷可能となる。

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2017年10月14日

10月13日畑の様子『川西長いも』

Filed under: 畑の様子,長芋について — 管理人 @ 7:39 AM

長芋の農薬残留検査のため試験掘りをする。つるも黄化が始まり11月1日より帯広川西農協で受け入れが始まる。14本ほど香港の男性スタッフとスコップで掘ってみた。

写真左より1.0〜1.2K6本、500g〜1.0k8本、あとは500g以下の成績となった。まだ少々小さいが真っ直ぐな製品がまずまず揃っている。25日過ぎにつるなどを片付けて堀取りの準備をする予定。なにせ初めてなので従業員と興味津々の試験堀りとなった。台湾、香港のスタッフ10人ほどで収穫に挑戦する。そして台湾などへ輸出される。なにか妙に親近感が湧いてきた長芋収穫を迎えることになった。

先日の会議では、長芋市況が良好で不作だったにも関わらず昨年産の反収は70〜100万円(10a当たり)を目指して販売するとJA川西の職員が宣言していた。高収入の魅力的な作物である。なんとも頼もしい農協ではないでしょうか。我が農協のキャベツ販売も・・・。来年期待しましょう。DSC_2053


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2017年10月8日

馬鈴薯の収穫終了と福原山荘

Filed under: ジャガイモについて,趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 10:49 PM

10月5日に豊作だったジャガイモの収穫が終了する。種子芋が腐敗などで心配していたポテトチップス用『キタヒメ』であったが、良好な結果となった。今年は美味しいポテトチップスがたくさん食べれそうですね~。

大阪の高校生が農家民泊に来ていたので、みっちりジャガイモ収穫を体験してもらった。お礼に紅葉が終わりかけの『福原山荘』に従業員全員と出かける。今年の紅葉は昨年と違い綺麗である。


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鹿追蕎麦まつり、ハート型の湖『然別湖』へ行きた〜い!

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 9:36 AM

ということで、ハート型の湖を探して然別湖に向かった。ある登山口から30分ほど登り眺めてみる。Weather newsの写真はドローンのものなのでちょっと発見するには難しいかもしれない。

下山してくる方に『これから登るのですか?頂上には20人位いますよ!』出会う方々に言われた。往復で3時間ほどの距離があるため午後2時過ぎではちょっと遅すぎかなと感じていた。

しかし、私より遅いカップルの登山者がおり、一人きりの絶景な眺めを堪能していて驚いたのであった。『どちらからですか?』と尋ねると『札幌からで山友なんです』と言った。顔がそっくりなので『兄妹ですか?』と尋ねたのでそんな答えが返ってきた。その方しきりにナキウサギの鳴き声に反応して辺りを散策する。相当、登山に慣れてる方と感じた。

『お先に失礼しま〜す』とあいさつして、素人の自分は早々に退散することにした。おっと、ハート型の湖は次回に挑戦しますか。DSC_2004DSC_1972DSC_1976DSC_1981DSC_2072

2017年9月28日

トラクターを運転しながら将来の設計を脳内に描く

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 11:29 AM

皆様のおかげでコテージ運営も好調となり夕食を提供するBBQハウスが必要となってきた。現在は農業用倉庫を利用しているものの大きすぎて、寒^い(壁がない)、汚い(鳩の家族が居住)、広すぎる(130坪あり)こともあり施設を建設することにした。

当然、経費節減で自分と従業員で制作します。冬期間(11月中旬〜3月末)を利用し未使用のサイロを改造することにした。地上高13mあるので屋上には天空の露天風呂(五右衛門)、展望台(農場を一望できる)。地上には円形のグリル(15席)の他、簡易宿泊施設を併設(数年後)する。建築基準法に適合するため鉄筋3〜4階建ての構造にする予定である。

写真のハウスが13mの高さにあるとイメージしている。すでに階段2箇所、煙突(排煙用として)はあるので利用できる。今までに旧住宅(s29年築)、旧牛舎(s43年築)を改築してコテージを運営しているので、サイロを利用するとすべて既存の建物が再利用されることになる。素晴らしいことではないでしょうか?って自画自賛していますが・・・。どうなることやら。

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ちなみにサイロとは、タワー型の家畜の飼料貯蔵庫である。(最下段の写真で、スチールとFRPプラスチック製が主流)

 

やっと男爵いも収穫終了して美瑛へ。小麦播種最盛期、

Filed under: ジャガイモについて,小麦について — 管理人 @ 10:40 AM

今日9月28日は冷たい雨が降っている。気温10度Cと少し肌寒く感じる。昨日は2台のポテトハーベスターで急ピッチに馬鈴薯を掘りあげ『品種、男爵』が終了した。

『お父さん!スピードが早いです!』と作業をする皆さんに言われながら雨前に終了することができてホッとしている。JAからも掘りとり期限が過ぎているので頑張ってくださいと励ましのお言葉をいただき、感激に浸りながらの作業となる。写真は前方を進む1号機を後進の機械が煽っている場面である。モニターで作業員の手の動作を確認して機械のスピードを調整する。それを怠ると前述の『鉄拳的なお言葉』が辺り一面に響くことになる。

明日からは80aのキャベツ収穫と約8haのポテトチップス用馬鈴薯『キタヒメ』の収穫が始まる。

また、25日から秋播き小麦の播種も始まり昨夜は午後8時まで頑張った。GPS装置を装着していないのでマーカーが解らず中途断念する。約20ha播種予定であるが、あと5ha ほどになった。

2年前従業員だった台湾出身のyukiが美瑛に勤務しているので会いに出かける。アポ無しであったが、丁度休日で会うことができた。2年ぶりの再会に会話は絶えることはなかった。農場に来てもらうことを約束して美瑛を後にして、富良野に向かう。

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2017年9月18日

新規就農したM夫妻を訪ねて様似町へ

Filed under: 従業員の話,未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 3:18 PM

日高の様似町で新規就農しているマセキ夫妻を尋ねる。4年前に当農場から様似町に新規就農し、加工用イチゴを5棟のビニールハウスで栽培している。関東向けに出荷しているそうで、現在、出荷最盛期の忙しい時に訪問した。

奥さんと二人で力を合わせて3年間頑張ってきて、貯蓄もできるようになったようである。朝5時からいちごの収穫作業を開始して11時ぐらいには終了する。午後からもイチゴの管理作業があるそうで忙しそうな日々を過ごしている。新設のイチゴハウスは町、農協から安価に賃貸を受け経営も安定しているとのこと。ここでは5戸か9戸?の新規就農者が国からの青年就農給付金を同じイチゴ栽培のため活用しているそうである。

マセキ夫妻を見て我々は恵まれた環境にあるのだから、一層頑張らねばと痛感した次第である。新ひだか町に就農している下ちゃん夫妻同様に元気で頑張っている姿を拝見出来て安心したのだった。

昼食は様似町で特産物の真ツブを皆で頂くことに。真ツブの大きさに驚き、美味しさに驚き、ついでに3色丼、5色丼を涙がでるほど美味しく頬張ることができた。

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結婚の報告と紅葉『大雪高原温泉沼巡り』

Filed under: 従業員の話,農場生活について — 管理人 @ 8:39 AM

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4年前に在籍していたken が奥さんを連れて結婚の報告に来てくれた。現在は小樽のオルゴール堂近くのドイツの玩具屋さんで働き、奥さんは2FでCafe を始めている。お盆に小樽、積丹旅行した時に寄ってみたが休みであった。しばらくは小樽で頑張ってくれるでしょう。二人の話を聞いて観光1等地での活躍を願ったのだった。4年前同僚だった台灣のヒロシも同席する。

また、5年前に台湾から初めての女性従業員となったインさんが主人を連れて報告に来てくれる。台湾でも何回か会っているので顔見知りであった。今回は妊娠4ヶ月と「おめでた」も重なり二重の歓迎となった。子供を出産すると二人で旅行するのも困難なので、思い切って10日ほど有給休暇を取得して北海道旅行に来たそうである。証券会社にお勤めの優しい旦那さんと終始熱々の二人でした。子供は男子と判明したそうで。『お父さん、日本の名前をプレゼントしてください!』えっ『お父さんが・・・?』

ここだけの話ですが、二人の一字をとって『いいんです』とひらめいたがどうだろうか?

15日秋祭りにでかけ、従業員5名が所属する白蛇姫保存会による白蛇姫舞いを観賞。16日、農場は全休にして、紅葉が早く始まった『大雪高原温泉沼巡り』に出かけることにした。雨の影響で登山はぬかるんだが見事な紅葉に感嘆することができた。

写真を見て判断してください。本当に綺麗でした。紅葉最盛期は20日前後になりそうである。麓にある温泉は白い濁り湯でなかなかの良い泉質である。大人700円で温まり帰りの車内は温泉の良い香りが漂う。

いざ居酒屋に出陣!毛蟹、蒸し牡蠣、イクラ丼、牛とろ丼、牛タン、牛ロースで美味しい夕御飯でしめた。ご苦労様でした。SONY  XPERIA  XZで撮影DSC_1653

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9月18日、畑の様子、台風18号

Filed under: キャベツについて,ジャガイモについて — 管理人 @ 7:37 AM

非常に強い大型の台風18号が北海道に上陸しそうである。函館地方は短時間に100mmを超える猛烈な雨となっている。今後函館から札幌方面を通過する予定だが、こちら十勝地方も80mm前後の雨の予報である。風も30m/sと強く農作物が倒伏の被害が避けられそうにない。今年初めての台風上陸となる。昨年は1週間で3度も来たが・・・・。

そんなんか、キャベツは7haの収穫が終わりのこり3haとなる。成育が順調で9月末〜10月上旬に収穫が終了しそうである。(本来10月中旬まで予定していたが1週間程度成育が早まっている)

ジャガイモ収穫は天候に恵まれ順調に作業が進行していた。約8ha終了して残り12ha となる。作柄は豊作と好天のため早くも収穫作業が終了した農場も出現している。運搬を担当する業者さんもてんてこ舞いだったようで、なかなか運搬してもらえず、畑に60トンを超える収穫したジャガイモのコンテナが堆積したままになっていた。ジャガイモは4〜5日畑に放置していると青く変色して商品価値がなくなるため数日作業を休んだ。こんなことは生まれて初めての経験である。栽培面積の多い農場は配車台数を増やすなどの配慮で運搬してもらいたいと感じていたが・・・。収穫期限が緩和されればゆっくり作業をしたいのだが・・・・

圃場では土壌が乾燥しすぎて、機械収穫時に傷が多く作業が難儀していた。ここにきて一転、雨が多くなり湿気った土がジャガイモに付着したり、地面がぬかるんでいる。そこへ追い打ちのように大型台風が上陸しそうで、昨年の悪夢は勘弁してもらいたい。

今日は吹き荒れる暴風雨を静かに見守りながら、身体を休めるこにしましょう。

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2017年9月12日

台湾国立大生のインターンシップ終わる

Filed under: インターンシップ — 管理人 @ 2:54 PM

台湾の大学生三人がたくさんの思い出とともに帰国した。

夏季休暇を利用して行われている海外でのインターンシップは今年で4年目を迎える。まず感心することが彼らのモチベーションの高さである。気温35度を超えるなかキャベツの収穫や畑の雑草抜きなど、経験したことのない仕事に一生懸命挑戦していた。

自分の人生を振り返ると、やはり20代の頃は海外ばかり見て聞いて体験したことを思い出す。勉強が嫌いで大学を中退してNZへ飛び立ったが苦いことがすぐ思い浮かぶ。下剤を胃腸薬と思い込んで飲み続け死にかかったこと。半年の酪農実習でホームシックにかかったこと。英語会話力のレベルの低さに嘆いたこと。生活するなら日本(北海道)が一番自分に合っていることを悟ることできた。故郷は遠きにありて思うもの・・・・・地元を離れなければ地元の良さは発見できない。

大学生が帰る前夜、送別会で農場での率直な感想などを話してもらった。少し紹介させてもらう。

*食べ物が美味しく2ヶ月間で4キロも太りました。チャンスが有ればスタッフとしてここの農場に戻りたいです。本当に楽しかった。

*先輩のスタッフの皆さんたちに優しくしてもらいありがとうございました。大学入ってから村瀬ファームに来るのが夢でした。最後の4年生でこれたので大変嬉しかった。

賑やかな3人が帰国すると同時に新たに4人が農場スタッフとして加入する。9月10日現在は台湾4人、香港4人、日本4人の合計12人となった。賑やかさは大学生がいる時と同じレベルに達している。

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2017年8月30日

旅立ちの準備

Filed under: インターンシップ,ビニールハウスの仕事 — 管理人 @ 6:48 AM

5月からビニールハウス栽培で育成していた苺の苗が来月中旬に出荷を迎える。親株から伸びたランナーを切り離し、独立して旅立ちの準備をする。約16000個の苗を1個1個切り、均等に苗台に設置する。

作業をする台湾国立大生も今月末でインターンシップが終了して農場を旅立つ。毎年寂しいという気持ちよりも、大きく育った苺の苗のように『これからの人生頑張れよ!』と送り出す気持ちのほうが強い。今年も泣かないで笑顔で送ることにしようとは決意したが・・・。あと2日で『さようなら』を告げなければならないのが辛い。

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2017年8月29日

20人目の住人エミリー

Filed under: 従業員の話,農場生活について — 管理人 @ 6:12 AM

香港から来たエミリーで農場の住人が20人を超える。国立香港中文大学出身(芸術学部)の女性は3人目となる。過去の二人はここの農場で男性を射止め国際結婚をしている。それを説明して少しプレッシャーをかけてしまった・・・。まあ、とにかく笑顔のきれいな女性ですから農場の男性陣は頬が緩みがちである。

早速、歓迎会は若嫁作のお好み焼きと採れたてのとうもろこし。具の殆どは自家産のキャベツでつくる。当たり前ですが美味しいです。我輩作はサーモンとアボガド丼。自家産の山ワサビをタップリ混ぜ込んで?仕上げる。汁物はお好み焼きに使ったエビの頭の味噌汁。若者たちに『美味しい〜!』を言ってもらい、晩酌のハイボールもすすむ。

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2017年8月25日

ジャガイモ収穫始まる

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 7:22 AM

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 8月24日、約21ha のジャガイモの収穫が始まった。まず掘りとり期限が9月15日までの品種名キタアカリ、9月25日までの品種男爵から始める。

5月3日より播種し、培土、毎週の殺菌作業、そして10月まで約1ヶ月に渡る掘りとり作業が最後となる。土壌が乾燥していてジャガイモに傷が付くと商品価値がなくなるため、細心の注意が必要である。最後まで気の抜けない作業が続く。1株の粒数が多く小玉傾向だそうであるが、粒揃いが良好で収量的には平年を超す勢いである。

キャベツに次いで収入の多い農作物なので楽しみながら仕事ができそうである。ワーキングホリデーの若者は泥にまみれ、雨に打たれながら真剣な眼差しで働く姿は『カッコイイ』と言う表現がふさわしい。

彼らに助けられながら営農できる農家として、『こんな農家があってもいいではないか!』と機械を操作しながら物思いにふけっている毎日である。

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2017年8月21日

8月6日 畑の様子

Filed under: ジャガイモについて,畑の様子,長芋について — 管理人 @ 6:25 AM

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2017年8月20日

積丹ブルーとウニ丼、海鮮丼、甘エビ丼

Filed under: インターンシップ,農場生活について — 管理人 @ 11:01 AM

お盆休暇を利用して一昨年と同じ積丹、小樽へ一泊で社員旅行する。

食べて飲んで寝て食べてと、積丹の海の幸を思う存分食べれた。新鮮な甘エビは身が透き通っており、ウニ丼は2700円、海鮮丼は1700円と格安で且つ美味しい! やはり積丹ではウニ丼を食べなきゃ大損である。今回も鹿追町の商工会に務めていたこともあるTさんに、宿、ウニ丼をお世話してもらい感謝です。

積丹ブルーの海は綺麗だが地元の人は一概に喜べないそうである。海岸が磯焼けなどで海藻が死滅して、岩などが白くなり海水が青く見えるそうだ。確かに昆布などが生い茂っている場所は青くは見えない。民宿の女将さんが言う。昔はクロマグロ、ニシンも獲れた豊かな海だった。今はそんな賑やかな漁場は存在しないそうである。複雑な気持ちで積丹ブルーの海を眺めることになった。


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ヒロシが自転車でやってきた

Filed under: インターンシップ,農場生活について — 管理人 @ 8:20 AM

4年前に3ヶ月間農場で働いた台湾のヒロシが自転車でやって来た。日本縦断を野宿しながら北海道まで走破してきたそうだ。 自転車で来たのは香港出身のMiyu(現在東京在住)以来二人目となる。コンビニの割安弁当、おにぎりなどで空腹を満たし、駅や公園で野宿して一日500円位の出費で済んだそうである。

久々の再会だったので喜びもひとしおなので、キノピーの海鮮パエリア、私の牛サガリ丼で楽しい歓迎会を開いた。また夏季休暇を利用してアルバイトに来ていた帯広の看護師の玉子『大輔』の送別会も兼ねた。今月はワーホリや学生のインターンシップなど人の出入りが激しくなるので歓送迎会が頻繁に開催される。

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2017年8月11日

日帰り弾丸ツアー

Filed under: インターンシップ,趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 6:34 AM

『お父さん!明日希望者で阿寒へ行きますのでよろしく!』と言われた。

日曜日で交通量も多いことが予想されたので『お父さんが運転していきますよ』『もし事故が起きたら困るので・・・。』

ということで仕事を頑張って前日に済ませて急きょ阿寒湖へ向かう。まりもが買いたいとのことで民芸品店『えぞりす』に寄り、瓶詰めのまりもを購入してお満悦の台湾大学生であった。今回は、私が小学校の修学旅行以来となる『硫黄山』に50年ぶりに行ってみた。温泉卵は食べれなかったが50年前の記憶が今も変わらず新鮮によみがえる。

旅行などしたことがなかった小学時代。観光バスのガイドさんが砂利道に揺られながら『まりも』の歌を熱唱していたことを印象深く記憶している。阿寒湖、摩周湖は初めての遠出となり楽しかったことを思い出す。今も変わらずきれいな摩周の湖面をしばらくは見とれていたのだった。

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2017年8月2日

加工用キャベツの収穫が始まる。それと羆の話

Filed under: キャベツについて — 管理人 @ 6:44 AM

7月26日加工用キャベツの収穫が始まる。面積は約9haあり10月末まで作業が続く。

今年の作柄ですか? 石がない普通畑は平年並みの6〜7㌧の収量がありそうだが・・・。石が多い圃場は高温が続いた影響で成長がストップしている。キャベツの球体が小さいので収量に影響している。

次の圃場は石礫が多く、黒ボク土の湿地であるためキャベツが小玉傾向となっている。我が農場では初めての作況で、収穫作業にも影響しそうである。追い打ちを掛けるように羆の目撃情報が・・・! 数年前に熊が寝ていた跡があったことがある。

数年に一度、熊が出没する圃場なので台湾大学生は熊との遭遇は楽しみ半分、恐怖心半分である。ちなみにカミさんの出身地『苫前町三渓』は日本で最大の熊の獣害があった地域で、女・子供が狙われて熊に襲われ食べられた。獣害事件が再現された場所があり、今にも熊が出没しそうなスポットである。そんな恐ろしい場所にかみさんが生まれ育った・・・。本当に熊が出そうですよ!!

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2017年7月29日

小麦&加工用キャベツの収穫が同時に始まる

Filed under: 小麦について — 管理人 @ 7:02 AM

7月27日小麦と加工用キャベツの収穫が同日に始まる。

帯広近郊の小麦収穫が終盤に差し掛かったころ、山麓地帯に属する鹿追町の小麦収穫が始まる。

今年は粒形も良好で10aあたり11俵~12俵前後の収量がありそうで豊作として表現してよいでしょう。我が集団は4戸の農家で構成されていて、半分の2戸が終了した。

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2017年7月25日

夏のイベント目白押し

Filed under: インターンシップ,農場生活について — 管理人 @ 9:59 PM

7月16日にキャベツの定植がすべて終了する。面積は949aとなる。

今年の鹿追町花火大会は久々に雲が漂うが気温が暖かく観賞できた。台湾の学生たちはイオンでちょっと高級な浴衣を購入して『綺麗に変身』する。前夜は全員が顔をパックしたそうで意気込みが伝わってきます。ありさ先生に2時間ほど浴衣の着付けの指導を受けて、いざ出陣。帯がきついと外国人が申しておりましたが、初めて着用した浴衣に満足したひとときでした。

写真下段は、恒例の一日だけの夜市『A−coop祭り』。我々農家のスーパーA−coopが一年に一度感謝祭が行われる。な・な・なんと生ビールは一杯200円。定番の豚丼、焼き鳥、豚串、鹿追産牛肉など農産物の安売り、焼きそば、お好み焼き、しかおい蕎麦、うどん、ラーメンなどなど食べきれません!飲みきれません・・・!。写真はピュアモルツ農業研修生と席が隣だっため台湾大学生と仲良くビンゴ~を楽しんでいる。せっかく仲良くなったので、最後の締めにラーメンを食べに夜の街へ消えて行った・・・。二夜連続の楽しいひと時でした。

いよいよ明日から加工用キャベツと小麦の収穫が同日に始まる。聞くところによると両方とも豊作だそうで、サンプルの小麦は丸々と太めの子実が収穫を待っている。さあ頑張りますか!

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2017年7月23日

視察に来ていただきました

Filed under: インターンシップ,農場生活について — 管理人 @ 6:24 PM

DSC_1020台湾でも名が知れ渡っている、シルバースプーンで有名な高校に毎年来て頂いています。我が息子2人も野球部に所属してお世話になった農業科の生徒さんたちです。実家が農家の生徒さんが半分くらいおり、暑い中みっちり話を聞いていただいた。

要約すると、栽培している作物が多岐にわたる。一般畑作物(小麦、ビート、ジャガイモ、豆類)に加えて、行者ニンニク、山ワサビ、サツマイモ、イチゴ苗、加工用キャベツなど他の農家とは違い、特徴のある作物を栽培している。更にたくさんの従業員を必要としているため日本人をはじめ、ワーキングホリデー(北海道ツーリズム協会の田舎暮らしのすすめ:事務局は地元鹿追町)を利用した外国人の採用についても説明する。実際に農場で働いている海外の若者たちに、農場の作業や北海道農業の生活や感想を発表する。台湾大学生は日本語学科なので、当然日本語で話してもらう。彼らは緊張して思うように話せないようだが、こちらから助け舟を出して補足説明をする。

話ばかりでは飽きてしまうので、台湾学生による台湾語の勉強、台湾のゲームなど楽しんだ。写真(下段)は『あっち向いてホイ』の台湾版、ワカメ拳というゲーム。漢字では『海帯拳』ハイタイ拳と読み、海中のワカメが海流になびいているような表現をして、『ハイタイ、ハイタイ!』と叫びながらジェスチャーをする。優勝者には当農場生産の山ワサビ1キロとキャベツ、台湾のインスタント牛肉麺が送られた。

ある日は隣町のJA女性部の若奥様会が、コテージの取り組みや海外の若者の採用方法などを中心に視察に来られた。コテージの部門は若嫁の担当で、説明して実際に施設を見学してもらう。インバウンド観光の課題や現状について、活発な質問を受けて意見交換をした。

ある日は鹿追町ジオパーク講座にて、『石の少ない畑』としてお話をさせていただいた。鹿追の大地は畑に石が多く点在する土壌と皆無の土壌を比較して農家の現状などを周るツアーだそうである。隣にある笹川地区は石礫が多く、石礫を除去するのに多額の費用を要したり、農作業時に人力で除去したりと農作業の困難さを聞いてきたそうだ。我が農場では長芋畑の播種前にトレンチャー(地面から下を1m前後掘る)作業を1haしても出てくる石はわずかばかり、倉庫の建設、圃場の出入口、農作物の堆積場所の造成などは笹川地区から輩出された石礫を購入している。石の少ない地区は有効に使用させて頂いてる趣旨を伝えた。

またある日は札幌市近郊の最近設立されたグーリンツーリズム協会の視察を受ける。日本では上半期(1〜6月まで)で1300万人を超え、年々増加する外国人ツアー客の受け皿として、十勝と連携し何か模索はできないかと来られた。ここ鹿追町では200名近い農業関係の若き従業員のため、宿舎等を建設すると商品券で100〜200万円、100万円(推定金額)相当の浄化槽を町から助成される。説明を聞かれた視察団は一同驚きの表情となる。

視察団の会長さんが話された。我市は札幌市に隣接していて市街化調整地域のためなど、農産物の直売所を自由に開設できないそうである。急激に変化する情勢に行政が追いついていない現状が・・・。融資される銀行の支店長さんも同行されており資金的には心配ないようですが。こればかりは鹿追町の手厚い行政に感心されていた。

来月も毎年来られている道内大学(東京Ñ大)の方々が、台湾大学生と交流を兼ねて宿泊される。さらに**省官僚の皆さんも来られる。

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2017年7月20日

日明けの祝い『鹿追産牛肉素敵丼(ステーキ丼)』

Filed under: 家族の話題 — 管理人 @ 7:20 AM

長男についで、次男に待望の男児が誕生する。合計5人目の孫となる(女子3人、男子2人)。日明けのお祝いに、じじが奮発して鹿追産牛肉(ホルスタイン雄肥育牛肉)を使用した素敵丼(ステーキ丼)を提供した。一緒に添えられる野菜(キャベツ、トマト、レタス、山ワサビ)は自家産を使用する。米、玉ねぎ、ニンニクなどを含めオール北海道産で料理できた。おかわりを何回もするほど高評価をいただき、料理人としては満足感を得られた一日でした。

ここ十勝では宮参りを簡素化するため、誕生してから21日めに家族や従業員で簡単な食事会を開く。

おっと主役は牛肉ではなく、孫ですが夜泣きもなく首も座っており、ママ曰く『拍子ハズレ』で男の子としては子育てが『らくちん』だそうである。

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2017年7月18日

台湾のアップルマンゴー、京都の桃が届く

Filed under: インターンシップ,農場生活について — 管理人 @ 10:54 PM

毎年楽しみにしている台湾のフルーツが届いた。当農場が初めての海外女性を受け入れしたのが、台湾のインさんである。いま旬な台湾フルーツの代表格マンゴーはいつ食べても世界中で一番の美味しさかもしれない。インさん旦那を連れて2回目の農場訪問をしたいと連絡が来た。その日を楽しみに待っていることにしよう。

また、若嫁の京都の実家から栽培している桃が毎年届く。昨年は不作であったが、今年は甘くて美味しい最高の出来栄えである。ともに北海道にはない果実なので味わいながら従業員とともにいただきますか。 

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暑い〜!3日連続の猛暑日 雨がほし〜い!

Filed under: インターンシップ,農場生活について — 管理人 @ 8:30 AM

十勝では92年ぶりの3日連続の猛暑日を観測した。35度以上の気温となると猛暑日となる。北海道では無縁の事だと感じていたが・・・。最近は30度前後だと今日は『涼しいねえ〜』なんて会話も飛び出す。仕事でも遊びに行ってもこの暑さには参ってしまう。

そんななか、鹿追町競ばん馬大会に参加した。麦稈ロール転がしの部に村瀬ファーム女子部が毎年参加している。アリサ部長が台湾大学生を率いて、優勝賞金*万円獲得を目指し挑戦した。

約150キロほどの乾燥した小麦の茎をロールした『麦稈』を約100m先のゴールを目指して、人力で転がしゆく。スタートしてすぐに地元の奥様方に先行を許したが堂々3位に初めて入賞する。獲得した賞金はすべて屋台の美味しい昼食となった。ただし出場チームは4チームでしたが・・・。

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2017年7月7日

生食用キャベツの収穫始まる

Filed under: インターンシップ,キャベツについて — 管理人 @ 5:17 AM

約10ha栽培しているキャベツのうち、早期に収穫できる生食用キャベツの収穫が始まった。最高気温30度Cと暑いなか町内のトップを切って810ケース(10k)をJAの予冷庫へ集荷した。

4月末定植後は少々気温が低く経過していたが、適度の雨と日中の気温が高めに推移、平年より良好な作柄となった。自家苗の育苗も4年目を迎えほぼ完璧な状態で定植が順調に進行した。

台湾からインターンシップで参加の大学生も30度Cの気温は『ちょうどいい!』と喜んでいる。休憩時はキャベツにかじりつき『甘い!』と感激する。

午後の休憩には、甥が商品開発した北海道で展開中のコンビニ『セイコーマート』の北海道メロンソフトを提供した。台湾にもメロンソフトが浸透していて、リクエストが届いていた。今日は予想最高気温35度Cと暑いので、北海道のミルクをタップリ使用した『北海道牛乳モナカ』をおやつに提供する予定です。

また熱中症対策で午後からは作業を中止にして、気温が下がる3時半頃から作業を再開する予定。でしたが・・・ご当地鹿追町は午前中から36度Cにもなり午後からは作業を休みにした。暑さに強い台湾人でもだめでした。

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2017年7月4日

台湾国立大のインターンシップ始まる

Filed under: インターンシップ — 管理人 @ 4:00 PM

今年で4年目を迎える台湾の国立大とのインターンシップが始まる。夏季休暇を利用して7〜8月の2ヶ月間、男女三人の大学生が職業体験をする。数ある日本国内の職業体験できるところを、第一希望で村瀬ファームを指名してくれた。国からの渡航助成金を得て、2ヶ月間の研修期間を満喫する。R先生より村瀬ファームは最優先に職業体験をすべき法人として国から指定されたとのこと。

農場の雪室貯蔵庫にて、初めて雪に触れて感激の歓声を上げる。毎年、引率に来てくれているR先生が美味しい台湾料理を振る舞ってくれる。ワーキングホリデーで来ている先輩方は久々の台湾料理に感激していた。ホームシックが少しは和らいだかな? どんなに旅好きや孤独が好きな方でもホームシックには、大なり小なりかかることが必然である。それを乗り越えてワーキングホリデーの1年間は過ぎてゆく。

北海道十勝には美味しいものが山ほどある。新鮮な海産物、肉、乳製品、野菜、お菓子、馬鈴薯、とうもろこし、北海道限定飲料などホームシックを乗り越えるには十分な食材が豊富に存在する。体重は増えるばかりでダイエットは自国に帰ってからゆっくりしていただきましょう。

さあ、2ヶ月で何キロ?太るか楽しみである・・・!

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2017年6月22日

6月22日、畑の様子

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 11:29 PM

長芋が萌芽する。首の部分の種芋は真っ先に萌芽して24㎝角のネットに自分で絡まっている。2m40㎝ネットの頂上に向かって伸びていただきましょう。

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生食用馬鈴薯『男爵』も萌芽が揃い順調に生育している。1回目の殺菌剤散布を終え、8月末の収穫を迎えるため管理作業を徹底する。

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麺用小麦『きたほなみ』、パン用小麦『ゆめちから』ともに開花最盛期を迎えて、晴天に恵まれ豊作の予報が出ている。昨年は開花時期に悪天候が続き、受粉が進まず不作となった。あとは収穫時になる7月末に好天に恵まれると平年作以上は期待できるでしょう。

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ませき苺農園、TVに現る

Filed under: 従業員の話,未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 9:16 PM

日高の様似町で新規就農しているませき君が笑顔で語る姿に喜びを感じた。3年前新規就農の目標を持って、当農場から様似町に移住した。

一度、農場の視察を計画していたがかなわず、TVで元気な姿を拝見して安心した。新ひだか町で新規就農している下ちゃん同様、行政、農協の手厚い助成金を活用してビニールハウス栽培をしている。

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キャベツその後は?

Filed under: キャベツについて — 管理人 @ 9:04 AM

3月播種、4月末定植の生食用キャベツが結球を始めている。7月上旬出荷に向けて勢い良く成育を続けている。昨年は収穫期を逃して7月15日に収穫を始めたため、割れるキャベツが続出して大量に破棄をした。その反省から今年は早めに、10キロ入り箱8玉から始めることに留意する。良好な成育から判断すると7月5〜10日頃に収穫が始めれそうだが・・・。今後の天候次第です。

現在は、7.5haに加工用&生食用キャベツを定植済みである。外葉が大きく展開してくると手取り除草が困難になるため、元気に生育する葉と競争(追いかけられ)しながら作業がすすむ。すでに追い越されている状態ですが・・・。今の時期に雑草を野放しにすると1mを超える草丈になってしまうので、手取り除草は大切な作業となる。

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2017年6月15日

長芋、春作業終了する

Filed under: 農場生活について,長芋について — 管理人 @ 6:12 PM

黒いエスター線はポールの上部に張る。白いトワインはポールの下部に張る。まずポールに設置するため、2 m40cm の両端をエスター線とトワインに通し歩いてネットを引いていく。

その後エスター線をポール上部のフックにかけて線を引いて張り杭に固定する。あとは萌芽を待つだけになった。春作業が一段落したので然別湖湖水開きへ出かける。

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2017年6月10日

長芋、ネット張り

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 3:10 PM

写真順にマルチが終わるとポール立ての作業。この作業が大変だと聞いていたが、超軽量のパイプをトレンチャーの柔らかい溝に挿すので思ったより順調に進行する。上段の写真のようにマルチが中心よりずれていたりして修復するのに時間を要した。自動操舵の装置が恋しいです。

ポール立ては約1日で終了していよいよ最終のネット張りと思った瞬間、また事件発生。ポールの頂上にネットを釣るフックが反対だと判明。泣く泣く立てたばかりのポールを抜いてフックを挿しなおしする。半日を無駄にしてしまった。

いよいよ270mのネット張り。試しに1本張ってみるがうまくいったので、従業員各自に任せる。またまた事件発生。ネットが絡まって作業が続行不能になる。原因は、エスター線(プラスチック製ワイヤー)にネットを通してからネットの端の印を探して、畳んであったネットを裏返しなどしたため絡まってしまった。最初にネットの端を見つけ出し揃えてそのまま置かなければならないのだが・・・。270m2本を駄目にする。どうしても闇雲に乱暴に扱ってしまう。絡んだネットを解した頃には日が落ちてしまった。また次回に。

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2017年6月8日

長芋、ポール立て

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 9:41 AM

何度説明されてもわからないのですが・・・。色々な面で皆さんにお世話になりやっとここまでたどり着きました。なにせ付近に長芋栽培農家が皆無なので見るのも触るのも初めての『お使いのよう』でいきあたりばったりです。

M社の31.8mmの強化型軽量パイプを、1本600円で4000本を新品で購入する。これが最後の割安の値段ですと前置きされた。非常に軽量でワーキングホリデーの台湾女性でも5本(男性なら8本)ほど持って移動できるスグレモノ。5mおきに測量をしながら3.5mのパイプを1m地面に刺して設置する。聞いた話より非常に作業が楽ちんである。400本のパイプを1時間ほどで完了した。

赤いつなぎの彼女は国立台湾大学卒の秀才で、俗に言うペンより重たい物を持ったことがない女性でも軽々と作業ができる。今まで肉厚の重たいパイプが主流だったそうだが、これからは軽量かつ丈夫で安価なパイプで作業も軽快にできる。耐久性などはこれから暖かく見守っていきましょうか。

今まで指導にご協力いただいた皆さんにここを借りて御礼申し上げます。

えっ『まだまだ始まったばかりだよ!』まあそうですね。これからです、は〜い・・・・。

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2017年6月4日

畑の様子、馬鈴薯、直播ビート、大豆、キャベツ

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 4:46 PM

最低気温5度Cと寒いなか冷たい雨が降っている北海道十勝です。5月3日播種の馬鈴薯は寒くてなかなか芽を出してきません。

種子の腐敗が散見されたポテトチップス用芋はぼちぼち萌芽してきた。これで終わらなければいいのですが・・・。SONY   Xperia  XZで撮影。

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長芋の植え付け終了する

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 3:55 PM

5月27日、一度に4本の畝をできるトレンチャー作業を始める。時速170mで地面より1mほどの深さをチェーンで掘りすすむ。カメラ式の自動操舵で試験運転をするが、まずまずの結果を得られた。装置を撤去したあとは、息子の自由操舵である。最新機器には叶いません・・・。この最新機器が普及すると誰でもトラクターを操作することが可能となり、大幅に作業能率が向上する。従業員の作業免許の取得を急ぎましょう。

長芋の栽培初年度は初期投資が、10a当たり50万〜100万円が必要とするので、作業機はすべて中古を探して購入している。しかし、種子の植え付けに使用するプランタは確保できなかった。貸出を希望していたがかなわず6人の従業員の手で植え付けした。1haの面積を何日かかるか心配していたがわずか1日半で終了した。約400万円する機械は必要ありませんね?

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2017年6月2日

ある日の休日 『芝桜&網走監獄』

Filed under: 従業員の話,趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 11:19 PM

3年前、7ヶ月間ワーキングホリデーで農場に在籍していた台湾のTinが再訪してくれた。彼女は大変な努力家で農場から帰国後、日本語検定1級、難関の公務員試験に合格して鉄道局に勤務している。私が尊敬する台湾人の一人である。

見頃を過ぎていたが、Tinがまだ行ったことがない大空町の芝桜と網走刑務所を訪れた。今度は彼と一緒に来ることを約束して最終地『札幌』にJRで向かった。

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畑の様子 キャベツの草取り

Filed under: キャベツについて — 管理人 @ 5:49 PM

5月26日よりキャベツの手取り除草が始まった。ホーと呼ばれる除草鍬を使って畝の頂上付近の雑草を取り除く。漢字の『口』という字の書き順の通りに葉の裏に隠れた雑草を『ひっかく』。と表現したほうがわかりやすいかな。

新人の従業員はもちろん初めての草取りで30分ほど作業の手順を指導する。そうするとおっかなびっくりキャベツの側にホーの刃を入れる。最初はおぼつかない手つきだが、半日もすれば心地よい肩こりとともに慣れて作業ははかどるようになる。

ホーとは、米国から伝わった農具『Hoe』から由来しているそうである。米国にもホーのような農具があったとは興味深い。

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2017年5月26日

新規就農した下ちゃん夫妻を訪ねる

Filed under: 従業員の話,未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 6:11 AM

二十間道路桜並木を堪能した後に,当地(新ひだか町)で新規就農した下ちゃん夫妻を訪ねる。7年前、当農場で一緒に従業員として農作業に汗して働いた仲間同士であった。従業員を最初に採用した年に参加して2年ほど北海道農業について研鑽を深めた。

新ひだか町では2年間の研修期間を経て、今年の4月から晴れて独立して営農している。地元自治体などからの補助金を活用して100坪のビニールハウス7棟を新設して、ほうれん草、ミニトマトなどを栽培している。中古住宅を取得して親子3人新しい農村生活が始まっていた。

ビニールハウスでの野菜類の栽培は赤子を育てるのと同じで、常に温度管理など細心の注意を払わなければならない。天候が急に晴れ間になると、ビニールハウス内はあっという間に30度を超え作物の苗は焼けて枯死する危険があるため留守番が必要となる。一口に新規就農するといっても安易な気持ちでは務まるものではないが、何とか頑張って営農を続けてもらいものである。

トラクターが不調だということで、いつでも当農場の古いトラクターを0円で供与する約束をして新ひだか町を後にした。

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2017年5月24日

新ひだか町二十間道路桜並木&三石こぶ黒牛ステーキ丼

Filed under: 山わさびについて,趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 6:25 AM

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先日、見頃を迎えた桜並木で有名な観光地である新ひだか町を初めて訪れた。少し散りかけていたが迫力は満点。桜が満開の時期は農繁期と重複するため、なかなか訪れることができなかった。こんなにきれいな並木があるのなら早期に来るべきだったと後悔する。帰り道に浦河町の夜桜も見物。青森弘前城の夜桜には遠く及ばないがライトアップされた桜も見頃を迎えていた。

ご当地での夕食は道の駅、三石昆布温泉内にあるレストランへ。山ワサビが主役のようにたくさんのっている三石こぶ黒牛ステーキ丼を食す。日高昆布を餌にしているフレーズで赤みが多いヘルシーな肉である。ご当地で有名な特産物トマト、玉ねぎも主役を盛り上げるべく花を添える。何と言ってもムラセファーム産山ワサビ(一部)がステーキとコラボしてすこぶる美味に感ずる。日高昆布の出汁がめちゃくちゃ美味しい麺類もおすすめである。道の駅としてはすぐにでもリピートしたいレストランである。

最近、山ワサビの美味しさが本州の方に知れ渡り、問い合わせが多く対応に苦慮している状況。生産が間に合わずこれからどうしましょうか。

山ワサビの栽培面積を1haに拡大したものの原料は不足気味である。

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2017年5月16日

男の孫誕生

Filed under: 家族の話題 — 管理人 @ 7:41 AM

札幌に勤務している長男に待望の男児が誕生した。女児が長男に1人、次男に2人と孫が3人続いていたので喜びもひとしおでしょう。どちらが生まれても嬉しいですが。

母親が複雑骨折している事情もあって、両家のばあちゃん(乳の出ない乳母?)が交代で孫の世話をしている。農場の仕事が一段落したので嫁さんの実家に二人の孫を連れてお邪魔した。名前が何と親子3代の1字を使って『こうしろう』と名づけてくれた。親子3代の思いが込められいる。大きく育っていただきましょう。一緒に連れて行った孫二人は、片道3時間の道のりを寝もせず最後まで話が途切れなかった。元気が何よりです。

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2017年5月11日

ある日の晩御飯1

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 6:15 PM

当農場オペレーター、菅原ダチョウ牧場よりダチョウの卵を頂く。おおよそ鶏卵の20個分あり『目玉焼き』『オムレツ』が食べたいとの意見は却下して、だし巻き卵にする。黄身が少なく白身がが多いため淡白な味である。ホットプレートいっぱいになり、2度に分けて焼く。台湾人や日本人従業員は初めてのダチョウの玉子に『美味しい!』と笑顔で全部をあっという間にたいらげてしまった。DSC_0433

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村瀬ファームも応援します!

Filed under: 野菜、食べ物の話 — 管理人 @ 5:53 PM

2月ごろビニールハウスで作業中彼が現れた。今年4月から新たに高校生の下宿屋を始めるそうで、高校生に新鮮な地場野菜をたくさん提供したいと訪れた。真剣な眼差しで語る彼に共感して0円で規格外の野菜、ジャガイモなどを提供する約束をした。運動部に所属する学生は普通の学生より遥かに食事量が多くなる。それを同じ料金で賄いとのこと。なるほどと思った。

7月より約600トン余りのキャベツを11月まで収穫する。時には1割ほど規格外のキャベツを畑に廃棄するが、食べるには何も問題のない食材なのだ。部活でお腹をすかした下宿生に有効に活用されることは嬉しい限りである。

プロスポーツ界を目指す彼らの活力に貢献していただこう。ロールキャベツ、ミルフィーユ、サラダ、焼き肉のおとも、回鍋肉、一夜漬け、塩キャベツ、お好み焼き、餃子などなど。

 

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2017年5月5日

ジャガイモの播種始まる

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 6:08 PM

春作業のメーンイベント『ジャガイモ』の植え付けが始まった。ビートが5月2日に終了して翌日の3日よりすぐさま準備を始める。

最初は、加工用(ポテトチップス用)の『品種きたひめ』だが・・・昨年の台風の影響により種芋の腐れがひどく、萌芽しても収量が十分に確保できるか不安である。

今年も加工用のジャガイモが不足する事態になりそうだ。販売単価が安価なので栽培面積を増加しようとする意欲がわいてこない。ここの圃場は1区画16 ha あり4日程度で終了する予定。

SONY  Xperia XZで撮影

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2017年5月4日

イチゴ苗のプランター植え

Filed under: その他農産物について — 管理人 @ 6:32 AM

 


愛知県、埼玉県のいちご農家向けに、イチゴ苗の育成が始まる。

JA野菜センターでポット育苗された苗をプランターに移植する。まだランナーは出てきておらず、成育が旺盛になる5月中旬に農場のビニールハウスに引き取る。9月出荷に向けてランナーから伸びた子苗を増殖して販売する。

北海道は予想気温30度Cになり、多分日本で一番暑い夏日を迎える。農作業は直播ビートが終了してジャガイモの植え付けが始まった。

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2017年4月28日

mouお手上げなのでたこ焼きパーティー、カラオケ、グルメ

Filed under: 農場生活について,農産物の播種、移植作業 — 管理人 @ 6:14 AM

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毎日のように雨が降り畑が濡れている。昨日は追い打ちを掛けるように雹が降ってきた。直径5mm前後の氷塊が10分程度降っては融ける。

ビート、じゃがいもの植え付けは全く進行ゼズしばらく諦めることにしますか。従業員を休ますわけにもいかず、無理を押してキャベツの定植を2時間後に再開したが・・・。

1時間ほどでまたまた冷たい降雨に見まわれ中断となった。もうお手上げ状態です。ということで夜はたこ焼きパーティーとなった。

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2017年4月25日

キャベツの定植とビートの直播が始まる

Filed under: キャベツについて — 管理人 @ 10:06 PM

いよいよ春の播種作業が始まった。まずは3月16日に播種したキャベツの苗を定植する。生食用キャベツ『藍春ゴールド』は7月上旬に帯広市内のスーパーなどで販売される。

今年は新人5人で作業を進める。それぞれの持場をローテーションで回しながら自分の役割をこなす。持ち場が変わることによって作業チームの役割などを把握する。

キャベツの播種作業は苗の準備が順次出来次第、7月末まで続く。今年度は生食用が70a,加工用を900a栽培する計画となっている。またキャベツ収穫後には秋播き小麦を600a、9月末まで播種をする。

同時にビートの直播も始まった。

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2017年4月22日

行者にんにくの定植

Filed under: 行者にんにくについて — 管理人 @ 4:18 PM

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栽培7〜8年目の行者にんにくが元気よく芽吹いてきた。今年1〜3月に製品を出荷選別した、年数不足の小さな苗を再定植している。

おおよそ1万本を再定植して3〜5年後に出荷をする。とにかく長〜い栽培年数がかかる幻の山菜『行者にんにく』なのです。

作業が終了した本日は、またまた雪が降っている。2〜3日仕事ができなく休養することになりそうである。このような春は10〜15年おきに一度は発生する。

2017年4月20日

緊急告知『男性従業員1名』募集します。

Filed under: 従業員の話,未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 1:49 PM

4月20日現在、女性4名、男性2名が在籍しています。今後は女性ばかりしか応募が無いため男性が不足しています。

 

9月より4〜5名採用予定ですので、

 

今から男性従業員を緊急募集します。

 

国籍、年齢は問いません。

 

意欲がある方は一度挑戦してみてはどうですか?

 

今すぐ来られる方は大歓迎です。会える日を楽しみにお待ちしております。合わせて9月より農場スタッフとして働いてくれる方も募集します。ご希望の方は村瀬ファームHP内にある『問い合わせ』からお申込みください。どうぞよろしくお願いします。

2017年4月18日

種子じゃがいものミニコン入れ

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 9:17 AM

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約900俵(重量約45トン)の種芋を農協倉庫から引き取る。約20俵収納できる鉄コンテナで運搬します。これを20〜25キロ入るミニコンテナへ入れ替えて浴光催芽を行う。

台湾からも続々とワーキングホリデーで参加の若者たちも作業に汗を流す。最近は気温20度Cを超えビニールハウスの内部は真夏の様相である。と思いきや本日4月18日は冬に逆戻りして、大粒の雪が容赦なく降り注いでいる。北海道は寒暖を繰り返しながら夏に向かってゆく。ん〜春と表現したほうがいいか・・・。

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2017年4月13日

あと10日でキャベツの定植です

Filed under: キャベツについて — 管理人 @ 5:09 PM


3月16日播種の生食用キャベツ『品種藍春ゴールド』が生育日数30日を迎えようとしている。

しかし。昨日と今日は横殴りの猛吹雪となり、冬に逆戻りとなった。最低気温は−3度位になり夜間は温風ボイラーを再び点火している状態。

今年は例年より寒いですね。春作業は早そうで遅れるかもしれません。
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2017年4月6日

山ワサビ(西洋わさび)春掘り始まる

Filed under: 山わさびについて — 管理人 @ 7:16 AM

最高気温が14度にもなりついに北海道に春が来た。土壌の凍結が少々残っているが、在庫がなくなった山ワサビを掘る。

ひと冬越して『旨味』が凝縮した山ワサビは、化学肥料の施肥量を減少している。よって小ぶりだが味には自信が込められている。早速消費者の皆さんに春堀の山ワサビをご賞味いただきましょう。札幌中央市場、帯広地方卸売市場などに通年で毎週出荷しています。レストラン、回転寿司、道の駅、居酒屋、などで薬味として山ワサビが添えてられるとムラセファーム産の山ワサビですよ! 味わって食べてみてください。

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2017年4月2日

長芋の種切り始まる

Filed under: ビニールハウスの仕事,長芋について — 管理人 @ 5:34 PM

生まれて初めての長芋栽培がスタートした。何もかも初めてのことで、あちこちに農場視察を兼ねて勉強させてもらった。栽培マニュアルがなく真似ごとに終始する。

1本約500g~1キロ前後の長いもを100g〜120gの大きさに輪切する。秤と睨めっこをしながら慣れるまでは試行錯誤が続く。あちこちで『あっ小さい!』『失敗だあ・・・!』と叫び声が響く。特に細い首の部分が難しく、どうしても遠慮がちにカットしてしまうので100g以下になることが頻繁にある。ゆっくり作業を進めますか・・・いずれ終わるでしょう。5トン弱の数量だが・・・。

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2017年3月26日

突撃!我家の晩御飯『山ワサビ茶漬け』『手作りピザ』

Filed under: 山わさびについて — 管理人 @ 6:58 AM

自家産の山ワサビを茶漬けにしてみた。以前から食べてみようと思いつつも、やっと実現できることに。

道産米『ななつぼし』、出汁は昆布、鰹、梅などを試食したがどれも美味しい結果が得られた。山ワサビは辛味成分が柔らかくなった醤油漬けを使用する。

美味しくて食べ過ぎると胃を壊すので注意しましょう。DSC_0166

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2017年3月23日

生食用、加工用キャベツ発芽する

Filed under: キャベツについて,ビニールハウスの仕事 — 管理人 @ 4:29 PM

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3月16日、キャベツの播種が始まった。播種後5日目頃から発芽を始め、今日23日には発芽がほぼ揃う。これより10日〜12日おきに6月末頃まで播種が継続して行われる。

2017年3月17日

出荷作業で大忙しの毎日

Filed under: ビニールハウスの仕事,農産物の収獲作業 — 管理人 @ 1:20 PM

1月から出荷が続いていた幻の山菜『行者にんにく』が3月13日に終了する。昨年8月の台風の影響で圃場の一部が流されたことで、予定の6割程度の出荷量となった。

冬季限定の失業対策、自家産農産物の市場価格の把握、6次化に向けての商品開発(補助事業)による『山ワサビ』『雪室貯蔵の芋』の出荷が最盛期を迎える.

 

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1月から出荷が続いていた幻の山菜『行者にんにく』が3月13日に終了する。昨年8月の台風の影響で圃場の一部が流されたことで、予定の6割程度の出荷量となった。

冬季限定の失業対策、自家産農産物の市場価格の把握、6次化に向けての商品開発(補助事業)による『山ワサビ』『雪室貯蔵の芋』の出荷が最盛期を迎える。

2017年2月7日

iphone6からXperiaへ買い替えしたが・・・

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 6:48 PM

auショップにて機種変更をする。最近機種変更した長男がXperiaに買い替えたので感想を聞いた。写真が綺麗ですよ!

それを聞いた瞬間、『オレも欲しい!』と思った。以前、トラクターのタイヤでiphone6を踏んでしまい、本体が歪んでいたのですぐさま店に走った。

お客さんiphone7にしないのですか? ihponeユーザーがandroidへ機種変更するのは珍しいですね・・・。どうしてもXperiaを欲しかった私は『カメラの高性能と解像度2300万画素に惚れてしまったね!数字が大きいのに弱いのが日本人なので。』と店員に伝えた。Apple IDやパスワードなどすっかり忘れているので買い換えるのに2時間半も消費してしまった。途中でハングリーになり、カミさんにサンドイッチを買ってきてもらい空腹を満たすことに・・・。

早速、綺麗な写真をご披露しようとimacへ写真をアップしようとしたが・・・。ドロップボックス、Airmore, Fail transter、何を試してもあともう一歩のところでアップできずリタイアする。somosomo ,appleとandroid 相性が良いわけないのでおじさんはどうしたら良いのか電気屋さんで聞くことにしました。もう自分でやるのは諦めました。

2017年2月2日

行者にんにくの出荷が始まる

Filed under: 行者にんにくについて — 管理人 @ 10:34 PM

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いよいよ幻の山菜と呼ばれる『行者にんにく』の出荷が始まる。一日おきに札幌中央市場に出荷され、デパート、スーパーなどで販売される。来週からは毎日の出荷を目指す。

2017年1月16日

Just a married !! JJ&evaおめでとう!幸福駅にて

Filed under: 従業員の話,農場生活について — 管理人 @ 7:41 AM

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2014,二人はワーキングホリデーで一緒に村瀬ファームにて生活した。台湾の男性(JJ)と香港の女性(Eva)が2年余りの交際期間を経て結婚することになった。

二人が知り合った十勝の大地で結婚指輪をわたし、日本語で『結婚して下さい!』とプロポーズする。彼女は感激のあまり返す言葉につまったが『はい!』と涙ぐみながら答えた。

今回はJJの妹(昨年日本人と結婚して台湾で居酒屋を経営)も来ており、入念にサプライズのプロポーズを計画した。Evaが理解できない台湾語(私らも理解できない)や早口日本語の会話(これすら理解できないことがある)で生花などを準備する。最初は農場ですることになっていたが、せっかく幸福駅を訪問したので、愛の鐘を鳴らした時に決行することになった。緊張したJJは鐘を鳴らし、記念撮影をするがなかなか指輪を渡すことができず数度やり直す。なんと言ったらいいのか悩んでいたJJは、妹から『日本語で言いなさい!』と言われ、意を決して彼女の前でひざまずいたのだった。

私は60年この大地に生きてきてプロポーズの現場を見届けたのは、初めてで感慨無量であった。苦しい時も楽しい時もあった海外からの若者の受け入れであったが、恋愛ドラマのようなシーンを見ると、まんざら自分よがりの農場経営は間違いではなかったと思えてきた。

2012〜から海外から若者たちのワーキングホリデー(鹿追町独自)を始めた。それ以来農場では3組目の結婚、国際結婚は2組目となった。

香港の公用語は英語、広東語と北京語で通訳がいるほど同じ中国語でも言語が違う。台湾は台湾語に北京語。首都がある台北は北京語、本省人(もともと台湾に住んでいた)が多い高雄がある南部は台湾語を話す。台湾北部に多い外省人(中国本国から第二次世界大戦後に移住)の家庭で育つと台湾語が理解できないそうである。また85歳以上ぐらいになると日本統治時代に生きているので日本語が話せる。ちなみに新しい台湾総統『蔡英文』は南部の出身である。

台湾海峡を隔てた香港と台湾であるが、韓国と日本ほどまでとはいかないが生活、文化に大きく相違するところがある。香港の女性が口をそろえて『香港の男性はひ弱で頼りない・・』と言う。女性がお強いお国柄なだけに『何も言わず納得です』。草食系の台湾や日本の男性でも頼りがいがあるのでしょうか。香港の男性しっかりしなさいよ!と思った・・・・。

2017年1月13日

突撃!我家の晩御飯『海鮮パエリア&ポテトサラダ』

Filed under: 従業員の話 — 管理人 @ 5:28 PM

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来年度スタッフ希望のAさんが視察に来られたので歓迎会をする。

キノピーに海鮮パエリアをAさん、孫達と一緒に作ってもらう。私は雪室貯蔵のキタアカリを塩煮してポテトサラダを作る。パエリアはちょっと焦げたが美味しかったですねえ〜。まあポテトサラダは素材のキタアカリが甘くなっているので美味しさ倍増でした。

来年度は日本人4〜5人採用予定で、久々に多くの日本語が使用できるようになる。今年から長芋に挑戦するので頑張りましょうか?

2017年1月12日

ある日のインバウンドツアー

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 11:23 AM

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今回のお客さんはフリープランでシンガポールから来ている。豆腐作り体験を希望されていたが担当が不在で、お詫びに近くの観光地を案内することになった。

彼女たちはネットで宿泊を予約し、JRなどを利用して年末から10日間ほど道内旅行をしている。1月28日オープンに向けて作業が進む然別湖コタンを見学する。台湾出身のボランティアスタッフと記念撮影。毎年たくさんのボランティアスタッフが台湾や香港などからやってくる。彼女は台湾南部の高雄の出身であった。

送迎の車内での会話で『美瑛や札幌は毎日雪が降っているのに、十勝は晴れていますがなぜですか・・?』 そう言われてみればここ十勝は天候に恵まれる好条件の観光地となっていることに気付かされる。シンガポールの二人は年齢が30代で薬品を検査する仕事をしている。月給を聞くと、日本より同等か高めであった。国土が東京23区並と狭いので不動産価格も高い。家賃は月10万円を軽く超えていた。生活費は多少高めでも裕福な生活には苦労しないと思う。『国が小さいので旅行するにはどうしても国外に出ることになる』日本へは3〜4回目だそうであるが北海道は初めて来て、今度は夏に農場へ来たいようであった。まあ、リピーター確保しました。

最後に十勝名物『豚丼』を寒さに震えながら30分ほど有名店で並んで待った。ちょっと薄めの防寒着なので寒そうであったが、初めての『豚丼』の感想は『美味しかった〜。山椒をかけると美味しさが増した』と日本の山椒を気にいってくれた。山椒は国産なのかなあ〜、中国産とのブレンドかな?。中国の山椒とはかなり味が違い、日本の山椒は香りがソフトな感じである。いつ頃から山椒の薬味を使用することになったのか気になっている。ん〜〜十勝原産の山椒を栽培してみますか! これならオール北海道産の豚丼になる。米、豚ともに北海道産を使用しているがこれは『当たり前』ですね。まるで山椒が主役であったかのようですが豚丼も完食しておりました。

十勝の名物豚丼を引き立てる薬味も大切な役割を果たしていることが理解できる。グリーンピースの代わりに十勝産青大豆(品種、青雫は中まで青い)、山椒と並んでムラセファーム産山ワサビとバリエーションは尽きない。

彼女たちJRで最終地の千歳に向かって帰国した。

2017年1月5日

行者にんにく伏せ込み始まる

Filed under: 行者にんにくについて — 管理人 @ 3:00 PM

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12月に凍結したミニコンに入った行者にんにくをビニールハウスに設置していた。シバレが溶けて芽吹いてきたので地面に移設している。夜間はトンネル内は5度以下にならないように電気ストーブで暖める。あと1週間ほどで出荷できる大きさになる。町内の農家も市場の初競がある1月5日に合わせて出荷が始まった

正月そうそうから水害です

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 2:31 PM

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従業員宿舎2階がブレーカーが落ちていたため水道管が凍結して破裂した。シャワーの混合栓からとんでもない水量が1階のコテージに落ちていた。

昨年は台風の水害で今年は正月早々水道管凍結による水害です。きちんと神田明神へお参りしないとダメかな〜。発見してから三日目だが、未だに天井から水滴が落ちている。寝具や床などが水浸しになる。乾燥するまでしばらくかかりそうである。

帰省している従業員の部屋はめちゃくちゃでがっくり。ホームセンターで混合栓を購入して自分で修理します。だめなら設備屋に依頼しましょう。

2017年1月1日

謹賀新年

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 9:34 AM

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謹賀新年

 

昨年は大変お世話になりました

本年もどうぞよろしくお願い致します

H29年 元 旦

2016年12月31日

今年一年を振り返って(皆様には何かと大変お世話になりました)

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 11:22 PM

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1月は幻の山菜と言われる『行者にんにく』の出荷が始まる。3月まで約4000パックを札幌中央市場やしかおい道の駅、居酒屋さんなどに出荷をした。

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2月、帯広地方卸売市場に初めて雪室で貯蔵していたじゃがいもを出荷した。サイズ別の選別作業は初めてのことで四苦八苦しながら行った。また毎週1〜2回、山ワサビを通年で集荷することを契約する。

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3月、畑には雪が残っているなか約10ha のキャベツの苗作りがスタートする。6月末まで10日おきに90a 分の種子を順次播種する。今年の苗作りは一度も失敗することがなく完璧であた。苗が良質だったため、畑に定植してから予備苗まで成育が順調で後半に定植する畑がなくなってしまった。結果的に10月後半成育不良だったことを考えると、不幸中の幸いであった。

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4月、1ヶ月ビニールハウスで育苗したキャベツの苗を定植する。7月中旬まで苗が成長するたびに順次作業が続いた。

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4月末から5月上旬にかけて強い霜や大風によって砂塵が舞い、キャベツ、ビートの苗が枯れる被害が出る。 

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5月、季節外れの大雪に見舞われる。春の農作業(じゃがいもの播種)が遅れる。定植済みのキャベツの苗は多少枯れるが、その後の晴天で成育は回復した。

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6月、2週間連続の雨や雲天により農作物の殺菌剤散布が出来ず、ラジコンヘリコプターで薬剤散布を委託する。こんなことは生まれて初めてのことです。

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7月、キャベツの収穫が始まる。空前の大豊作で良質の加工キャベツがどんどん収穫されていた。しかし8月末の相次ぐ台風の上陸で管理や収穫作業が大変で、作況は豊作から不作になってしまう。

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8月、1週間に3回も北海道に台風が上陸して猛威を振るった。長い期間、畑は冠水してじゃがいもなどが腐敗した。当農場では1割前後の農作物が腐敗などで廃棄された。こんなことは生まれて初めてであった。

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9月、長雨のため低い圃場はじゃがいもが腐敗して皆無であり、畑に近づくこともできなかった。こんなことは生まれて初めての体験であった。

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10月、遅れに遅れたじゃがいも収穫は、畑から水が引かず困難を極める。親戚、近所の方たちに手伝いをしてもらいやっと終了した。こんなに収穫が遅れたのは生まれてはじめてであった。

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11月、降雪がいつもより早くビートが収穫前に雪の下になる。生まれて初めて雪の中のビート収穫をした。気温が低い時間帯しか作業ができず困難を極める。

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12月、昨年の6月から開設したファームインも順調に客あしが伸びてご利用頂きました。町内外の方、旅行関係社、マスコミやグリーンツーリズムの関係者の皆さんに感謝申し上げます。来年1月1日より営業を致します。お客様はアメリカ合衆国からお迎えします。町内で犬ぞりを体験されていきます。先ほどお話をして『初めてなので楽しみです!』と奥さんが話されていた。

 

2016年12月30日

♪仕上げはおじい〜さん〜♬

Filed under: 家族の話題 — 管理人 @ 8:34 AM

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一日の始まりは小倉トーストで始まる。十勝産パン、牛乳、バター、自家産大納言小豆の餡をタップリ塗りこんだトースト。時には鹿追産玉子やベーコンなどを使用する。img_5748

大納言小豆を摂取すると体調がすこぶる良くなる。年末年始は暴飲暴食がダメだと思いつつ、美味しいものはついつい食べてしまう。そこで小倉トーストを食べると内臓が元気が出る。元気が出るので食べてしまう・・・・。

北海道産食材を食べたあとは『歯磨きじょうずかなあ〜?』孫が歌を唄いながら歯磨きの仕上げをしています。姉妹二人で仕上げをしているが最後はじじ、ばばがする。『今晩はジジだよ』と言うと、いつもならばばに頼むというところ、すんなりジジにしてもらうと言ってくれた。おまり大きい声では言えませんが初めて孫の歯磨きの仕上げをした。

ついつい歌ってしまった。『仕上げはお爺〜さん〜♬』

2016年12月28日

ハワイ、アリゾナ記念館

Filed under: 趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 9:56 AM

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日本の総理大臣として初めて安倍首相がアリゾナ記念館を訪れた。

実は私も1985(31年前)年にここへ訪問している。観光客に一般開放した1980年の5年後であり日本人は私たちだけであった。現地の添乗員にアリゾナ記念への行きかたを教えてもらった。『本当に行くのですか・・・?』『あまり日本人は行きませんよ!』と忠告されていたが『どうしても行きたいのでお願いします』と言った。行き方を教えていただきかみさんと二人だけで向かった。1941年、日本海軍によるハワイ真珠湾攻撃時に沈没した、アメリカ戦艦アリゾナの上に建設された記念館である。

基本的に欧米人は我々黄色人種は日本、中国、韓国人などに見分けるのは難しいので、会話をしないように静かにしていた。記念館を紹介する映画には『JAP!』ジャップを頻繁に使用しており居心地が悪かったことを思い出す。約1100名以上もの乗組員が戦死して多くが今も艦内に眠っているという。溢れている重油が黒い血のようである。

記念館に向かうボートや館内は欧米人ばかりで黄色人種は我々だけあった。時々鋭い視線を感じたこともあった。日本からの宣戦布告が遅れてアメリカに伝わり、結果的にだまし討ちととなってしまった。しかし、戦後の機密文書の公開で日本の暗号が解読されて、米軍上層部では攻撃を知っていたことをわかった。戦争とは一般民衆を無視しながら巻き込んでいくことになる無益な争いである。

安倍首相、オバマ大統領とともに犠牲者を追悼して『不戦』を誓った。是非、ハワイで観光した時はアリゾナ記念館を訪問してください。

2016年12月23日

北海道(特に道南、道東)は大雪です

Filed under: ビニールハウスの仕事,農場生活について — 管理人 @ 10:33 AM

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12月としては観測史上初の大雪となった(道南の知内町は139㎝ )昨日から降り続いた雪は50㎝ほどになる。10時頃小降りとなった。8月の台風で運休していたJR石勝線が20日に再開したばかりであったが空港やJRなど交通網はストップしている。千歳空港では6000人が夜を明かしたそうである。

昨夜はビニールハウスの屋根に積もる雪を溶かすため、温風ヒーターを数度スイッチをひねる。深夜に30分ほどビニールハウスを温めると積もった雪とビニールの接地面が溶けてきて、雪が滑り落ちる。

この作業を怠ると雪の重みで倒壊する危険がある。これからがっちり昼寝をします。おやすみなさい。

2016年12月22日

突撃!我家の晩御飯『ビーフストロガノフ』?

Filed under: 家族の話題 — 管理人 @ 9:02 PM

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今晩は孫達のためにじじい特製のラ・フランスとアップルのホットケーキを炊飯器で焼く。若嫁さんが身重で絶対安静の症状なので少しでも役に立ちたい・・と思った。

50分ほどで綺麗に焼きあがる。ウキウキしながら切ってみた。欲張って玉子3個とホットケーキを400gにしてみたら真ん中が生焼けであった。量が多すぎでした。しかし味は抜群にうまかった・・・と思った・・・。

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ある日は牛のすね肉が安かったので中華の牛肉麺かビーフシチューにしようか迷った挙句、ロシア料理『ビーフストロガノフ』だったかな?に初めて挑戦する。圧力鍋で固いすね肉が柔らかくなり、ホットケーキで余ったクリームをを入れてナマラ美味しいストロガノフが完成した・・・と思った・・・。いや美味しかったなあ。また挑戦しましょう。孫達もお世辞が上手で『じいじ、美味しいよ〜!』と言ってくれ残していた。

 

何も知らずびっくり

Filed under: その他農産物について — 管理人 @ 10:28 AM

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全道版の新聞でJA鹿追町で長芋を生産することを初めて知った。鹿追では長らく長芋は生産されてはいなかった。十勝管内でも耕作可能な地域でありながら新規作物に選定はされていない。当農場でもしびれを切らして出荷先を確保しながら、来年は10 aほどを試験栽培する計画であった。関連の作業機を中古で取得している。

ところがである。一昨年から個人的だと思うが違う隣の農協に集荷している農家が現れた。だが今回は距離的に遠い川西農協であり初期投資も多大になる。1ha栽培で専用機械や生産資材等の調達で約1000万円が必要である。3haなら3000万円かあ。中古の機械などで半分以下には抑えることが可能だが。町内の農家でチグハグな出荷先となる。どうしたら良いのでしょうか・・・?

今月のJA懇談会では全く知らされていなかったので新聞を読んで驚いた。シャープが台湾企業への身売りを社員に知らせないこととは全く違う話しである。インサイダー取引など関係してない。どうしましょうと思ったが、やっと長芋栽培に取り組んでいただけるJAに感謝したいと思った・・・。とりあえず10aだけでも試験栽培を認めてもらいたいですね。当農場の長芋栽培可能面積は50ha近くある。

JA川西の担当者に相談したところ、今年の作柄は不良で需要(製品、種子等)に供給が追いつけないそうである。種芋は自家産をある程度使用するそうで他のJAとは栽培法が違って割安だ。現在、長芋市況は高額(山ワサビと同等、加工キャベツの2倍、行者にんにくの35%くらい)で推移している。収入が良いと止める農家は少ないということだ。

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販売好調な長いもは連日のように新聞に掲載され川柳やコラムまで登場する。JA鹿追町は統一ブランド『川西長いも』の一員となり参加する。長いも運営協議会の管内9番目のJAとなった。

 

2016年12月19日

我家のTVは朝ドラで始まり大河ドラマで終わる

Filed under: 趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 5:15 AM

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農作業がオフシーズンに入ると、NHKドラマに釘付けとなる。BSの朝ドラから始まり日曜の大河ドラマ『真田丸』で1週間が終わる。

私はあまり朝ドラは見ないが『マッサン』の時は面白いなあ〜と毎回楽しみにしていた。かみさんはひどい時には朝ドラをBS、朝8時、昼と同じものを3回見る(かみさん曰く見逃した部分を検証しているそうだ)。私は午後1時から『スタパ』を大河ドラマとともに楽しんでいる。大河ドラマに出演しているキャストが順番でゲスト出演する。ドラマで演じている人間と俳優としての人間の比較が興味深い。俳優の名前を初めて知ることが多い。つまり正午頃からは天気予報、NEWS、サラメシなどNHKに釘付けとなってしまい昼寝を忘れること度々である。

昨日は大河ドラマ『真田丸』がついに最終回を迎え、お笑い芸人が大挙サプライズ出演するなど、近年稀に見る大河であった。

西は東に戦は負けてばかりであるが・・・。来年は阪神タイガースがセリーグを制覇して、パ・リーグ覇者の日本ハムとの日本シリーズを戦うのが最高だね。大阪が元気にならないとイカン。大阪基盤の維新の会は小池都知事をいじめている場合ではないと思うが・・・。

 

2016年12月16日

冬季限定『ポンジャン?』始まる。

Filed under: 趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 8:36 AM

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雪が降り気温が下がると冬季限定のボケ対策『ポンジャン』が始まる。禁酒、禁煙、24時終了を厳守している。40年ほど続いているロングランなレクレーションである。メンバーが最低でも4人揃わないと始めれない。(3人でも可能だが手作りの楽しさが失われるのでやりません)

時にはメンバーが都合がつかない時は中止することがあるので、5〜6人で交代しながらPlayをする。5時間ほど座っているので交代要員がいると気分転換にもなる。良くも悪くも40年も続いていることに感心する。かみさんたちも諦めて反対する言葉が聞こえてこない・・・。と勝手に考えている。

雪が解け、気温が上昇するとおじさんたちのゲームは終了する。写真では人間がゲームに講じていて、決して水蛸(たこ)ではありません。

2016年12月14日

凍結した行者にんにくを搬入

Filed under: 行者にんにくについて — 管理人 @ 5:32 PM

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最高気温−3度と寒いなか、屋外で凍結させた行者にんにくをビニールハウスに搬入する。ミニコンの上部はカチカチに凍結しているが、設置した地面は凍結していない。

ぽかぽかなハウスの中で加温をすると3週間後位に春が来たと勘違いした『行者にんにく』はいっせいに芽吹いてくる。さて今年は元気よく芽吹いてくれでしょうか。

出荷作業は1月〜3月までの予定である。今年は原料が少ないので早めに終了することもありうる。

2016年12月12日

孫達の週イチのお泊り会

Filed under: 家族の話題 — 管理人 @ 11:13 PM

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毎週土曜日が孫達が我家にてお泊り会を実施する。今日は訳あって日曜日になり、こども園の通園バスの停留所まで送った。

午前7時半の気温ー8度C、園児宅の近くに通園バスが迎えに来てくれる。二人の孫は元気よくバスに乗り込んでいった。

2016年12月7日

ひろおサンタランド  サンタさんに願い事!

Filed under: キャベツについて,山わさびについて — 管理人 @ 12:04 AM


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初めて広尾町サンタランドに出かける。大きなクリスマスツリーに『台風は二度と来ないように!』とお願いをした絵馬を書く。カップルは永遠の愛を誓い、恋人の聖地とうたわれたドームの階段を登り、鍵をかけていくそうである。サンタさん来年はよろしく!ところで願いを叶えてくれるのは誰なのかな・・・・?まあ深く追求しないようにしましょう。

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お昼は中札内のファームレストラン『野島さんち』にてポークジンジャーステーキで舌鼓。ポークステーキの下には甘いホイコーロー風のキャベツがたっぷり。当然野菜は自家生産品である。

鹿追に置き換えるならば、草原のポークステーキに山ワサビソース、キャベツはホイコーロー、じゃがいも、人参、ブロッコリーすべて鹿追産でまかなえる。更に玉子&オニオンスープなどもある。これいいんじゃないですか?

2016年12月6日

ワーホリ参加の若者全員が農場を離れる

Filed under: 従業員の話,農場生活について — 管理人 @ 11:17 PM

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一昨日は強い雨が降り、今晩は吹雪となった。一昨日の札幌は十勝と同じく積雪ゼロcmであったがやっと冬らしくなる。

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今年最後になったワーホリの台湾人が旅立った。これで今年だけで通算17人の若者(台湾、香港、NZなど)が農場を巣立っていったことになる。すっかり従業員宿舎は電気が灯されることがなくなった。

毎年のことだが虚しさがこみ上げてくる。若者がいないと寂しさを実感する。また来年7月には台湾国立大のインターンシップ生などが体験に来るまで平穏な日々が続くであろう。

2016年12月5日

孫たちのお遊戯会

Filed under: 家族の話題,農場生活について — 管理人 @ 10:27 PM

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一日目は地元鹿追町のこども園(幼保一体型)での発表会の様子。オープニングは4歳児くらいによる手話付きの歌。次は英語のキラキラ星の歌。最後はハンドベル。こども園から高度な教育を受けていることに感謝したい。ゆりかごから棺桶までいたせりつくせりの我町の行政である。

幕があがると我が子を見つけた家族が手を振って喜ぶが。子どもたちも親を探して見つける。一時的に演奏を止める子もいるが、誰一人手を振る子がいない。視線だけで我慢している。この中から、将来町を背負って立つ人材が育つのだろうと思うと楽しみになる。

町民大ホールは満席で、小ホールにもビデオ映像を流して見なければならない。それほど関係者が館内に集まって大盛況である。去年までお母さんのお腹にいたとは思えない0〜1歳児までいる。大泣きもせず演技する姿に感嘆しながら帰ってきた。田舎では待機児童という言葉は死語である。0歳から入園することが可能で女性も職場復帰が簡単である。仕事さえ確保できれば田舎に移住することをおすすめする。

盛況だった発表会は午前中で終了するので、家族6人でファームレストラン『カントリーパパ』にて昼食をごちそうする。すぐさま札幌の孫のお遊戯会に向けてかみさんと出発する。道東自動車道では渋滞に巻き込まれながら雪のない札幌に到着した。

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長男は仕事が忙しくて晩御飯には間に合わず、札幌で働いている末っ子の娘と嫁さんのお母さんと焼き肉を食べに出かける。初めて娘のアパートで泊めてもらうことにした。

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札幌市手稲区にあるこの幼稚園は120名ほどの園児がおり鹿追とほぼ同じ規模である。園児を午前、午後の部に分かれてお遊戯会を開催している。もれなく家族が参加できるようになる。札幌の孫(4歳)は初めてのお遊戯会で3度の出演機会があり楽しませてもらった。お遊戯会(写真)が終わると写真タイムなる洒落た家族サービスもある。

ここの幼稚園は週3回の給食があり、来年からは入園料が無料となるそうだ。1クラス20名で殆ど20代の若い先生方が担任している。鹿追程ではないが祖父母が参加している方も多くいることは、都会でも同じであることに安心感が湧いてきたのだった。時々ドラえもんの通園バスが送迎してくれる幼稚園で知られている。

main大人も乗ってみた〜〜い!

 

2016年12月2日

行者にんにくにバーク堆肥散布する

Filed under: 行者にんにくについて — 管理人 @ 8:22 AM

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来年収穫予定の行者にんにくを中心に牛バーク堆肥を散布する。栽培当初は人力で堆肥を運搬していたが大量に散布すことができなかった。畝幅がマニュアスプレッダーの車軸幅にあわせて1,8mにセットしているので、思う存分散布することができる。

雪解けが進む4月に大量に散布すると行者にんにくが芽吹くことなく腐敗してしまうので、冬眠前の暖かな布団代わりになる今の時期が最適である。来年4月にはバーク堆肥の養分を貯めた行者にんにくが元気よく芽吹いてくる。

2016年11月29日

山ワサビの収穫終了する

Filed under: 小麦について,山わさびについて — 管理人 @ 12:35 PM

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日本海側や旭川などでは30㎝を超える降雪があるなか、十勝は雪が全くなくなった。もう一度小麦の冬枯れ防除作業ができます。圃場は9月29日播種の品種きたほなみであまり元気がありません。

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畑の表土が3〜5㎝凍結しているがほとんど問題なく収穫作業が可能であると思ったが・・・。凍結した部分を足などで叩いて割る作業が大変で1トン近く収穫した時点、『もう1本掘りたいがどうする?』とみんなに質問した。『もうヤメましょう!』『もういいじゃないですか・・?』と賛同を得られず、早々と店じまいとなった。

最低気温が−4度、最高気温プラスの4度のなか寒さに耐えながら最後の山ワサビの収穫が終了する。来年雪解けがすんだ4月に春堀りが待っている。この作業でH28年度の収穫作業が全て終了した。

 

2016年11月27日

行者にんにく収穫終了する

Filed under: 行者にんにくについて — 管理人 @ 7:53 PM

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露地栽培している幻の山菜『行者にんにく』は冬眠状態にある。生育旺盛な根はスタミナ源になる栄養素を蓄積するのに充分である。圃場から掘り出した行者にんにくは根をカットして、写真の黄色のミニコンテナに並べ屋外で凍結させ、短い冬を過ごす。その後、12月中旬にビニールハウスに移設して加温を始め春化させる。3週間後には春が来たと勘違いした『行者にんにく』は元気よく芽吹いてくる。

おそらく日本国内では黒にんにく、すっぽんなどより手軽に少量で莫大なスタミナを補強できる植物だと確信している。スポーツ選手、特に日本ハムの中田選手に試合開始4時間前に摂取して試していただきたいと考えている。効能に驚かれると思うが・・・。大谷選手なら夢の170キロの豪速球が達成できるかもしれない。他にはオリンピック選手にも試してもらいたいですね。

img_5770dsc02320来年1月から札幌中央市場を中心に出荷が始まる。

2016年11月24日

農協改革&最終のビート(史上最悪)が集荷される

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今朝は今年一番(-11度C)の寒さとなった。寒さに震えながら早朝7時に畑に集合して最後の出荷準備をする。堆積していた約200トンのビートを被覆していたシート5枚をたたむ。ここの圃場は直播としてはまずまずの10当たり4.3〜4.5トンの収量がありそうである。

写真の傭車として他町村から応援に来ている運送会社は知り合いだったので少しの間談笑する。昨年ビートが大豊作で今年は新車を導入してビート運搬に対応したところ、大凶作となってしまった。もう会社は大変ですよ・・・。とポツリ。地元の運送会社、鹿追**運輸は100%農協出資の会社なので業績が悪化しても銀行には頭を下げなくても済みそうだが、他の会社は銀行に管理されて大変だろうなと思う。我々農民は農産物を生産するだけでかなりの労力と時間を必要として販売、資材調達、金融については農協に委託するのがベターである。

大凶作となった農家も大変だが農家経済に関係する業者さんも多大な影響を受ける。そんなおり自民党からの農協改革。タイミングが悪すぎるし北海道農業の惨状を把握していない証拠である。自民党を選挙で勝たせすぎるとこんな事になる。自民党議員さんに-11度Cのなか職業体験をしてもらいたいものである。

 

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NHK大河ドラマ『真田丸』がいよいよ最後の大詰めであるが。さながら自民党が推し進める農協改革で真田丸に相当するのが『農協の金融事業』ではなかろうか。

豊臣家にとって大阪城(農協)に突出した真田丸(金融事業)は無くてはならない牙城である。天下を握る徳川家康(自民党)は有利な和議に持ち込んで牙城を崩そうとする計画であろうが、真田幸村に頑張って頂いて徹底抗戦を貫かなければならない。歴史上の教訓を生かすべきである。

40年前にNZで酪農実習をした事がある。そこの牧場主が乳業メーカーの社長をしていた。世界最大の農協『フォンテラ』が結成される20年以上も前の話である。彼は『日本の農協は農民自らの組織で素晴らしい。NZにも農協を作らなければ我々農民のためにならない!』と常に話していたことを思い出す。半年の実習期間を終えて彼は日本の農協を直接見たいとホクレン、よつ葉乳業、農協などを意欲的に私と一緒に回った。当時よつ葉乳業の紙製牛乳パック『テトラパック』を初めて見て深く感心していた。NZへ持ち帰りを熱望して機密文書を入手したこともあった。海外に進出している乳業メーカー『フォンテラ』の根幹には日本の農協が手本になっていることは事実である。NZの牧場主はフォンテラ結成に尽力して執行役員を長らく務めていたと聞いている。

当時のNZでは全国的に網羅する農協が存在していなかった。農業経営を規模拡大する時などは当然ながら銀行との取引を行っていた。当時の貸出金利は30%を超えていたと思う(貯金金利も高額である)。離農跡地が発生すると銀行から高金利で資金調達をしなければならず簡単には規模拡大ができなかったようである。日本でそんなことが起こると思うとぞっとする。銀*マンに農場の畑のなかで頭を下げなければならないと思うとやるせない気持ちになる。

数年前にこんなことが現実に起こったのである。あまり詳しく書くと迷惑がかかるのでまわりくどく書くが・・・。現在は農協が一手に金融事業を農家のために展開しているので銀行に行くことなど考えたこともなかった。ある投資事業で数百万を農協に借りに行ったことがあった。農協では貸出実績がなく対応できなかったが、検討してもらえることになる。農機具、乗用車、などではクレジット会社とローンを組むことがあるが金利が高いので一番安い金利を探すと、ある銀*が安いことが判明する。

気が進まなかったが仕方がないのでお願いに銀*へ出向く。管理職の方が対応してくれる。『取引が初めてなので過去5年間の財務状況を知る必要があるので関係書類を提供していただきます。それから審査をして決定させていただきます。』このようなやりとりがあったと記憶している。かなり威圧的(こちらも引け目を感じていた)な態度で椅子にのけぞって座りこちらを見おろしていた。農協から見放されて仕方なく銀行に来ているのだろうと言わんばかりであった。とりあえず3年間の確定申告書などを提出するかどうか熟考してから結論を出すようにして帰ってきた。もう二度と行きたくないと感じた。農協に金融事業がなかったらと思うとまたまた『ぞっと』する。今も**銀*の管理職の方の顔が浮かぶ。

再度農協に相談すると、この投資事業に対して農協が低金利で対応してくれることが理事会で決定された。おそらくJA*追町が管内農協として初めてこの事業を認定したと思います。同時期にJA*室町も認定する。

海外の農家がモデルとした日本の農協。地域に密着した農協があればこそ安心して農業を営農していける環境が整う。利権が絡む国会議員に農協が弱体化されては日本農業の将来は見えてこないような気がする。農協の金融事業は真田丸にあるように大阪城のアキレス腱なのだ。

先祖が苦労して開拓した農地を銀*に奪われないように農民は一致団結して『真田丸』を守らなければならない。あなたは銀*マンに頭を下げたことがありますか? もう二度と銀*で頭を下げるのは御免被りたい。農協改革の第一歩は『組合勘定』であるが、真の目的は金庫に眠る莫大な貯金とともに『金融事業』の取り上げとお家取り潰しである。

2016年11月20日

やっと畑の耕起始まる&営農計画

Filed under: キャベツについて,畑の様子 — 管理人 @ 10:05 PM

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今日からやっと畑起こしを始めれた。来年耕作予定の馬鈴薯(じゃがいも)とビートの畑を起こす。明後日は雪の予報なので夜業で作業をしていたが、突然トラクターがエラーの赤色灯の点滅がついて三点リンクがフリーズする。これは初めての現象で営業にTELをして明日一番で点検に来てもらうことにした。

(原因は、3点リンクを最大の上げ幅に調整ノブをしている状態で、プラウを揚げた時に低みなどで車体がバウンドした。その時!マークが点灯してフリーズしたようだ。エンジンを切ったり、3点リンクを上下したりしてみたが復帰せず諦めていた。)が調整ノブを下げたところ動くようになる。今考えると簡単なことでした。

耕起中はネキリムシ&ミミズを食するカラス軍団20羽ほどが代わる代わる飛び交う。それだけ土壌が肥えていることだと判断して良いのでしょう。

畑起こしが終了するといよいよ年末の冬ごもりの生活が始まる。近い将来もう一度普通の経営に戻ろうか悩んでいる。キャベツ、行者にんにく、山ワサビ等の栽培(面積減だけにするか)を中止して畑作4品(小麦、馬鈴薯、甜菜、大豆)で普通の農家になろうか・・・。それも面白く無い話なので悩んでいる・・・。

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我家にてJA鹿追農産課のキャベツ担当職員2名が、今年の反省と来年のキャベツ栽培についての懇談をする。キャベツ栽培を始めてから3年目にして、若手職員と懇談が出来る場が設けられたことに感謝する。ちょっと遅いような気もするが、まだ許される範囲ではないだろうか。キャベツ産地として揺るぎない位置づけのために、JA職員と共に頑張っていこうとする意欲が湧いてきた。

意外と職員がキャベツの販売単価、概算払単価などを把握しておらず教えてあげることもあった。収穫機のリース料は年間200万円近くJAに収めていますよと言うと、目を丸くして驚いていたように感じた。『そんなに・・・。』 ある時『JA管理職にリース料が高いのでは?』要請すると、『村瀬さんは面積が多いからですよ!』と返答が。面積が少なければ問題無いという考えだが・・・。

今年の栽培面積を1割程度削減して、来年挑戦することに計画を立てる。あとは家族、従業員と調整をしながら計画を実行していくことになるだろう。

他では小麦は昨年の大豊作から大凶作に転落して製品流通麦は品種きたほなみで、町平均10a当たり4俵強(前年は12俵)、品種ゆめちからで3俵強(前年は11俵)でいずれも著しく不作となってしまった。また生食用じゃがいも(主に男爵)は10a当たり45俵(前年57俵)、加工用じゃがいもは44俵(前年58俵)と生食用はある程度の収量があったものの、加工用は不作であった。加工用は生産単価が安いので収量が高く無いと収益が少ない。

この結果を鑑みても来年も同じ割合で作物を栽培するしかなく変化に乏しい計画になる。ただ山ワサビの問い合わせが多く、来年は近畿方面への出荷をするかどうか悩んでいる。隣の芽室町でも産地化に向けて取り組んでおり、当農場は小ぢんまりと村瀬ファームのブランドで挑戦するつもりである。十勝の方はスーパーや回転寿司などで辛味十分の山ワサビがあると村瀬ファーム産の可能性が大きのでご賞味のほどよろしくお願いします。札幌でも『行者にんにく』と肩を並べてスーパーやデパート(max***、try**、イオ*系など)を中心に販売されおります。

2016年11月19日

小麦雪腐れ防除『やっとできました!』

Filed under: 小麦について — 管理人 @ 7:22 PM

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最高気温11度C、無風のなか満を持して小麦の雪腐れ防除をする。3日前に融雪剤を散布してすっかり雪がなくなった。町内ではラジコンヘリに委託して作業をする農家も多い。10a当たり2000円強の散布料金がかかるので、20haあれば40万円ほどが経費節減になる。大きな金額である。貯金したことにしましょう。ラジコンヘリを使用しなかった代償は自走防除機がぬかりそうになり部分的に輪ダチができたことである。

大雪が降った時11月6日には、町内では4割しか防除が済んでいなかったそうで、今日はあちこちで防除作業に励む農家が見られた。これでゆっくりベッドで眠りにつけそうだ。

先日、農機具販売の関係者に販売状況を聞いた。酪農家は例年通りであるが、畑作農家は全く問い合わせがないそうである。例年、『税金対策』として年末に駆け込み需要があることを耳にするがそんなことは皆無なのであろう。帯広市の繁華街は農家の方々が引き篭もりのため大不況に陥っているらしい。(私は帯広市の繁華街に出かけないので分かりません・・・)

 

2016年11月18日

雪の下ビートの収穫終了する

Filed under: 畑の様子,農産物の収獲作業 — 管理人 @ 7:27 AM

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積雪もゼロ、最低気温-3度Cと適度の凍結なので最高の堀取り条件になる。眩しい朝6時頃の日の出とともに作業を始める。日の出の反対側の西の空にはスーパームーンが見える。少し欠けてきましたね。

多少凍結した圃場の土が一緒に堀りあげられるが、5キロ前後の走行作業スピードで順調に進行する。昼休みを惜しんで息子と交代でハーベスターを運転して頑張る。日中は最高気温2〜3度Cまでしか上がらず願ってもない条件になった。

めったに経験のできない雪の下キャベツならぬ、雪の下ビート堀は終了する運びとなった。あとは行者にんにく、山ワサビの収穫が今月いっぱい続く。明日か明後日は最高気温11度Cと暖かい予報なので『小麦の冬枯れ防除』を決行する予定である。融雪剤を散布した効果が現れるまで待つことにしましょう。

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一昨日は前日の降雨の影響で軟弱地に動けなくなることが数度あった。圃場の表面数センチが凍結していてもその下部は軟弱状態である。じゃがいもと同様人手で付近を手掘りする。

H16年製の日農機ビートハーベスターは消耗部品を交換済みなので終了するまでノンストップで作業が可能であった。やれやれ~。摩耗部品を日農機のI営業さんに届けてもらった時、そろそろ新型に買い換えてはどうですかと勧められる。お隣さんは今年新型になっている。H16年製の時は380万円くらいだった価格は480万円にまで値上がりしているそうである。こんな年ですからと丁寧に断りを入れる。あと数年我慢すれば新型が発表されそうなのでそれまで待つことにしましょう。

img_5503大雪山の反対側は毎日雪が降っているようで十勝地方はしばらく十勝晴れが続きそうである。今年の農場のビートは10a当たり3トン〜3.5トン前後の収量で糖分が17%前後が予想されて、史上最悪の結果になりそうである。がっくり・・・。

2016年11月14日

『続』人生初の雪に埋もれたビート堀

Filed under: 畑の様子,農産物の収獲作業 — 管理人 @ 7:41 PM

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皆さんの期待に答えて『続編』です。

最近は降った雪がかなり溶けてきた。タッパー(ビートの葉を切る)作業の前にチョッパーをかけると良いのではとのことで、雪を飛ばしたり、ビートの葉を粉砕してみました。効果はまずまずといったところでしょうか。午前中だけ素手で運転していても暖かい日でした。

最低気温が氷点下の場合はすこぶる掘り取りが順調だが、9時頃になると気温が上昇してプラスになるとトラクターのタイヤが空回りしだし不調に陥る。昨日の雨が重くのしかかり、10時頃には畑はズルズルで掘り取り不可能になる。

明後日は最低気温が-7度Cの予定なので作業を一旦待つことにした。残りは13haとなった。ゆっくり待つことにしましょう。

2016年11月11日

人生初の雪に埋もれたビート堀

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 12:41 PM

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人生初の雪の中からビート堀作業をしている。今朝はー10度近くまで下り冷え込んだ畑で作業をしていると、手足が冷たく震え上がってくる。

今年は最後の最後まで何が起きるか予想の出来なかったことばかり。懐も寂しく、TPPは国会承認を強行採決され、北海道の農業は踏んだり蹴ったりの状態である。北海道選出の自民党議員さんは誰一人反対する方はおらず、自民党除名を覚悟して反対していただきたかった。

 

2016年11月6日

大雪です。

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業,畑の様子 — 管理人 @ 2:00 PM

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降りましたねえ〜。2日間で20㎝ぐらい積雪したでしょうか。昨夜は雨になり雷が轟、5分ほど停電にもなる。今朝は氷点下になり雨水が氷結してスケートリンク状態になった。畑には収穫を待っているビートが4haほど雪の下になっている。

町内では120〜140haが雪の下になっているそうで、無理して収穫作業をしている農家もあるそうである。無理して掘るしかないのであるが・・・・。

明後日は雨。その後は雪の予報。小麦の冬枯れ防除もしていないので雪が融けてくれないと、来年の秋播き小麦まで影響が出てきそうである。融雪剤が届いたので散布をしましょうか。

2016年11月5日

ワーホリの皆元気でな〜!

Filed under: 従業員の話,農場生活について — 管理人 @ 8:39 AM

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昨日降り積もった44年ぶりの大雪に驚きながらワーキングホリデーの面々が農場を去った。

すっかり寂しくなる。ある人は香港へ、台湾へ、次の職場へと旅立つ。

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昨夜は送別会を地元鹿追町にある『大阪屋』で開催する。煮込みジンギスカン、ホルモン、豚タンで舌鼓。これに村瀬ファーム産の行者にんにくをのせて山ワサビと頂くと『これぞ北海道、十勝、鹿追』の味になり元気が出ます。行者にんにくはスタミナが出る幻の山菜で匂いが強烈なため持ち込み禁止です。

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今日は帯広地方卸売市場にある『ふじ膳』でネギトロ丼(500円と安い)ミニうに丼(700円)生ちらし(790円〜)、にぎり寿司などに舌鼓。ここが北海道で一番安くて美味しいと太鼓判を押された。市場の新鮮な食材を使用しているので美味しいはずです。

彼らはワーホリで認定されている労働で得た給料を資金に旅行やご当地グルメを堪能する。観光ビザは就労が不認可で3ヶ月の期間しか認められていない。今や体験型の旅行が注目されているなか観光ビザの期間延長や就労については早急に国として認可していただきたい。

農場を離れてからはレンタカーで道内を周り、各自次の目的地に行く。冬道の道内1周をするメンバーもおり、最近のワーホリも大胆かつ多様化してきている。交通事故には気おつけてもらいたい。

台湾も比較的新しい北海道と似ている歴史変遷をたどってきている。北海道は日本に組み込まれているが、台湾は50年の日本統治時代を経て第二次世界大戦後の国民党統治が今も継続している。日本人、台湾人お互いに海外旅行先ランキングでは一番人気のある台湾である。食べ物も日本人向けで美味しく、治安もよく安全で人間的にも日本人に優しく接してくれる。

以前、台北の大衆居酒屋で宴会をしていた時、農場に来ていた台湾メンバー10人位の輪に遅れて座った。途端、日本人はVIPルームではないとダメだと言われ移動したことがあった。よほど金持ちと間違われたのかと思ったが、悪気はしないので気持ちよく飲ましてもらった。『お父さんはどうして日本人とわかったかな?』と皆に質問すると、『お父さんはバリバリの日本人ですよ!』と質問が言い終わらないうちに返事が一斉に返ってきた・・・。あっそうか私は日本人なのだ。忘れていた。

文化や慣習の違いといえば。我農場で宴会や簡単な食事会をするが。感心するというか首を傾げたくなることがある。基本的に料理を担当するのが男性で、女性は座って料理が完成するのをおしゃべりをしながら待っている。ご飯のおかわりは男性に器を差し出して『い〜でんでん〜』少しという意味を告げる。男性はさっと器を持ってご飯を盛り彼女に渡す。飲み物も同様である。彼らたちの居間では台湾式の慣習でもあまり指摘しないようにしている。台湾の男性は優しくおとなしい性格の持ち主が多い。反対に女性は・・・・。

しかし、母屋で宴会する時は全員で料理したり食器類を並べたり準備するように指導している。特に前記した女性陣の動作が鈍いので『ここは日本です。ここのルールに従ってもらいます!』と伝える。日本人の男性と台湾の女性との国際結婚があまり勧められないところがここにある。その反対は大丈夫である。彼らは両親や祖父母の生活を見て育ってきている。日本より厳格な両親からの生活指導に従順して普段から励行している。純粋な生活態度や真摯な勤労意欲など見習うべきことが多い。開放的、自由すぎる日本とのギャップが激しい。

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男子従業員宿舎で香港のHo(帽子姿)が焼きビーフンを作って招待してくれる。例のごとく男性3人はせっせと動きまわる。以前に米粉麺(ビーフン麺)も作ってくれたが台湾の夜市や朝食の食堂で食べるより美味しかったかもしれない。

2016年11月2日

西洋ワサビ&行者にんにくの収穫始まる

Filed under: 山わさびについて,行者にんにくについて — 管理人 @ 5:23 AM

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今年度の収穫作業は山ワサビと行者にんにく,ビート4haを残すまでになった。今月は寒い日はビニールハウスで、暖かい日中などは圃場で作業をすすめる。

2016年10月31日

2016社員旅行 『おいしかった~』編

Filed under: 趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 9:52 PM

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どこの観光地でも美味しいソフトクリーム、アイスクリームが食べれますが。どこで食べても外れがありません。まず足寄の道の駅ではラワンブキのアイス。写真の摩周湖の近くのジェラート、牧場の直営ではないそうだが地元の牛乳を使用している。今や地産地消は当たり前ではあるが。

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阿寒湖温泉街では阿寒湖に生息するワカサギを使用したワカサギ丼。

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斜里町ではイクラ丼、海鮮丼。

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ウトロ(知床)では海鮮三色丼

12138525_1076565572362832_5985328120334490925_o昨年の知床連山。

img_5274今年の知床連山。

 

大豆の収穫終了する

Filed under: 畑の様子,農産物の収獲作業 — 管理人 @ 7:58 AM

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昨日はうっすら雪が降り大豆の圃場は白くなる。10月に真冬日を観測したのはH8年以来20年ぶりとのこと。最低気温はマイナス4度まで下がった。

この寒さ(11月末の)は暫く続くようである。となるとこの寒さが和らぐとしばらく暖かい日々が来ることになる。12月で最高気温20度前後にまで暖かくなることもある。これが北海道の天候なので、さほど驚きはしない。

うっすら降った雪は10時頃には溶けてなくなり、快調に収穫作業が進行する。明日は雪の降雪予報が気になり、ついつい作業スピードが早くなってしまう。img_5392img_5398

すると、コギドウ(脱穀シリンダ)に大豆が詰まり度々緊急停止する。あたりにはVベルトの空回りのため、ゴムのスリ焦げた匂いが漂う。

また収穫ロスを極力皆無にするため、フロント部分(刈取り部)を地面すれすれに下げる。すると、石を拾ってフロントオーガに挟まったり、コギドウまで達して『ガガ〜ン』と大きな音が響く。昼休み返上で仕事をしているので、眠けも吹き飛び緊張する瞬間でもある。

大雪山の山々は雪模様。ここにも時々雪が舞い落ちる。大豆収穫が始まって4度目のおにぎりランチを頬張りながら、無事に収穫作業を終了することができた。10a 当たり4俵前後の収量があり、最悪の結果は免れた今年の大豆であった。

img_5401収穫した大豆は鉄コンテナに入れてJAの倉庫に保管します。

 

2016年10月29日

2016社員旅行 in 阿寒、摩周、知床

Filed under: 趣味、旅行、アウトドア,農場生活について — 管理人 @ 8:07 AM

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楽しかった、紅葉が綺麗だった社員旅行は好天に恵まれ最高のコンデションとなった。説明はいらないでしょう。写真が物語っていますので・・・。

2016年10月25日

大豆、ビート(甜菜)の収穫始まる

Filed under: 農産物の収獲作業 — 管理人 @ 11:03 PM

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あまり期待のできないビートの収穫(10a当たり収量は3トン台)と平年より1割〜2割程度の減収で済みそうな大豆の収穫が同時に始まる。

息子にビートを任せて,私たちは平成7年取得のクボタ汎用コンバインを一日で整備して作業を始める。何せ22年使用しているのであちこち『ガタ』がきており、昇降機のチェーン張り、Vベルトなどの調整を圃場で作業中に行う。冷却液は満タンなのにオーバーヒートするので原因を究明すると、ラジエーターの目詰りを発見する。ハラハラドキドキで作業を進めた。

一日で2.8haを収穫する。子実水分14%、10a当たり収量は4,0〜4,5俵くらいはありそうで良質な大豆が収穫出来ている。

2016年10月18日

ジャガイモ収穫終了する

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 7:01 AM

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8月末から始まったじゃがいもの収穫が終了する。度重なる台風の上陸の影響を受けて、冠水した圃場はじゃがいもが腐敗して消滅した。乾燥している圃場は腐敗することなく無事に掘り上げることができた。雨が多くても乾燥地は簡単にはジャガイモに影響がありません。

町内ではあと数戸ジャガイモ収穫が残っているそうで、最後でなくて・・・・。23haの面積は調度良いとおもうが、キャベツの約10haとの同時収穫なので少し遅れてしまうのです。

2016年10月15日

ジャガイモ収穫もう少しです

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 6:16 AM

img_5180img_5152最後まで水溜りが解消しなかったぶぶんもかなりあった。このような場所はじゃがいもが腐敗して消滅している。

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皆さんのお手伝いをいただきジャガイモ収穫をしている。東洋農機Top-1、3台で総勢20名前後で毎日頑張っています。

ワーホリの8人には、ジャガイモ作業が終わったら社員旅行をプレゼントするので、休みがないが頑張って仕事をしてとお願いしている。親戚、近所の方にもあちこちから手伝いに来ていただき感謝を申し上げます。

ジャガイモ収穫はあと2ha強となる。土塊、石が芋と同じぐらい選別コンベヤにのってきて、平時の半分以下の掘りとり早さしか確保できません。ワーホリの一人が怪我をしたのでゆっくり頑張りましょう。

2016年10月10日

キャベツ収穫終了する

Filed under: キャベツについて — 管理人 @ 12:46 PM

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7月上旬からスタートしたキャベツ(生食、加工用)約10ha弱の収穫が終了する。台風の多大な影響のなか、概ね収量、品質とも当農場は豊作(反収は約6トン/10a)の年だったと思います。収穫遅れでキャベツが割れたことがにあったが(これがなければ平均収量は7トン/10aぐらいでしたでしょう)、褐色の乾燥土壌はキャベツに最適である。今年は湿性の黒ボク土は生育障害があったようで平年の半分ほどの収量しかないようである。

写真の最後に収穫(10月上旬)した圃場は品質的に最高の状態で、8〜9トン/10aの収量があった。町平均収量は5.2トン/10aであった(昨年は7.5トン/10a)。町全体としては台風が上陸するまでは空前の大豊作でしたが、台風が吹き荒れた8月下旬からは収穫遅れや生育不良になり不作となった。

2016年10月2日

キャベツ収穫が難儀しています

Filed under: キャベツについて,畑の様子 — 管理人 @ 10:09 PM

この動画は平常の収穫風景。3キロ前後の加工用キャベツがドンドン回転刃で根をカットされ、選別コンベヤーに上がってくる。今年は病気も少なく、実がしまった美味しい甘みのあるキャベツが生産されいる。ローソンを中心にコンビニの千切りキャベツとして全国に出荷されているそうである。小売価格が150gで100円だから、1000gだと667円かあ・・・。

生産者価格は10分の1ぐらいに抑えられているので、栽培農家が増加しない最大の要因である。利益が少ないと農家は栽培を回避するのは当たり前で赤字なら尚更のことである。ここの地域の集落は12戸の畑作農家のうち3戸がキャベツを栽培している。キャベツ栽培には最適な土地柄なのだが・・・。200ha を目指していたJA**おいの指標面積は程遠い数値となる。今年は約50haにすぎない。50haのうち約9haは我が農場で生産されている。(運転しながらスマホで撮影する。ある程度手放しできる)

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難儀しているじゃがいも収穫を見捨てるわけにもいかず、キャベツ収穫を1週間ほど休んでジャガイモ収穫に専念していた。

まだ余裕があると見ていたキャベツが写真のように破裂しだした。慌てて収穫を始めたが、台風の影響がなくなり2ha の面積が一斉に収穫適期を迎えた。キャベツが巨大化して倒伏、破裂と収穫機の作業の複雑化を招く。手で触れるだけで『バリッ!』と割れる状態。4〜5日後にはかなりの量が廃棄せざるをえなかった。

ここにも目に見えない台風の影響があるのでしょう。今日で11日間連続で収穫作業に励んでいるが、じゃがいもはあと10ha、キャベツは1ha を残している。身体を休めたいが晴天に休むわけにもいかず・・・。従業員は体調崩す人も出てきたので交代で休暇を与えてきたが・・・。ついに風でダウンする方も発生する。家族は休んでいませんがもう少し頑張ります。

2016年9月29日

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Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 6:11 AM

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晴天が5日続いても畑が乾燥しません。度重なる軟弱な土壌にハーベスターが動けなくなり、自前のタイヤローダーでけん引して脱出していた。ついに手に負えなくなりJAコントラ課の大型クローラーを要請して脱出することになった。

ここの圃場は何とか終了し、後12 haまでになり先が見えてきました。もう少しがんばりましょう。JA農産課からキャベツの収穫要請が来たのでキャベツ収穫6人、ジャガイモ収穫6人、小麦播種1人に分かれて作業を進める。

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あっそうそう、小麦播種も始まりました。およそ20ha播種する。

 

2016年9月24日

ある日の休日、釧路湿原、池田ワイン城、カラオケ、慰労会

Filed under: 趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 5:59 AM

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釧路湿原にて記念撮影。あいにくの雨で寒いため散策はあきらめる。(雨天のため休日なのですが・・・。)休日は雨ばかりで外国人には恐縮しています。

img_4800img_4773IMG_4983IMG_4988FB村瀬ファーム動画にて配信

日本初の本格的スパークリングワインの製造法の説明を受ける。消費者の私たちは値段が高いとか勝手なことを申しておりましたが・・・。手間隙かかった国産ワインを応援したい気持ちが一層強まる。

今夜はチーズ、サラミで国産スパークリングワイン『ブルーム』を堪能することにした。

 

2016年9月23日

Air Tripの後は然別湖Cafe『Mubanchi』in 然別湖ネイチャーセンター

Filed under: 趣味、旅行、アウトドア,農場生活について — 管理人 @ 6:12 AM

https://www.shikaoi.net/img_4956然別湖ネイチャーセンタが運営している『Air trip』を体験する。体験後は然別湖にあるcafe『mubanchi』で地元鹿追産、十勝産を使用したホットケーキ、ピザ、グラタン、パスタ、ソフトクリームなど頬張る。初めてなのでmenuに掲載されている写真9枚、9種類を注文した。

注文後に調理をしているのと、地元産の小麦粉を手作りで生地を作っているそうで、美味しいホットケーキなどを皆で味見をしながら食べた。

店名の意味を聞いた。ラテン語かフランス語かと思っていたら、当地住所の『然別湖無番地』から由来しているそうである。

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Air Tripは5箇所に張られたワイヤーでテーマごとに滑空する。森に住む鳥類、リス、植物等の学習をしながら、鳥になりまたは木々の種子となって舞い降りる。長いワイヤーでは250m、高さ50mもあり、スリル満点の安全な体験ができる。急なお願いにもかかわらず快く日程に組み込んでくれ、チャーリー氏の口調にも魅了された一日でした。

然別湖の冬季イベント『然別湖コタン』のボランティアスタッフに、香港、台湾の当農場スタッフが予約を入れることになった。

 

2016年9月16日

じゃがいも収穫が難儀しています。男性緊急募集します!

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 8:43 PM

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台風で冠水した箇所は作業機が近寄れないので、手でじゃがいもを掘っている。長く冠水しているとじゃがいもは腐敗して皆無なので、収穫できそうな境目まで収穫機を無理に入れる。毎回のように動けなくなりタイヤショベルでけん引する。その繰り返しで疲労困憊の一日でした。

JAよりうれしいTELがあった。品種毎に最終受け入れ日が設定されている。早いもので『キタアカリ』は9月15日、『男爵』は9月25日まであったが、無制限になりそうだということで安心した。今日で約5 haを収穫済みであるがあと18ha近くを残している。

緊急告知! 現在スタッフは男性1人、女性7人の構成になっています。男性が不足しています。紹介もしくは参加してください。メールもしくは電話で農場HPを参考にご連絡ください。

電話09015257926までお願いします。

2016年9月14日

農業は素人では無理なのか。いやできるはず。

Filed under: キャベツについて,従業員の話 — 管理人 @ 12:05 AM

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7月11日から始まったキャベツ収穫が2ヶ月を過ぎた。9月13日現在、6.8ha のキャベツを収穫済みである。残り2.8haとなった。

7月に帯広市のとある場所でキャベツ部会の役員さんに偶然会った。彼曰く、『村瀬さん今年はキャベツ9ha も栽培して収穫できるんですか・・?』と呆れたような顔つきで質問された。

『収穫機を貸してくれれば、まあ何とかやれる自信はあるけどね・・・。』と言って彼の表情を観察する。その表情は『無理でしょう』と言っているようであった。JAキャベツ部会での会話の一端が彼の表情に表現されていた。

一番の心配事は作業人員の確保である。ワーキングホリデーやインターンシップ生など農業未経験でも人数が揃えば何とか成る自信はあった。春先の農場ホームページでのスタッフ募集で10名近くを確保できていたので、後はいかに指導力が発揮できるかにかかっていた。

ほぼ都会出身の香港、台湾、NZなどの農業未経験の若者たちである。まず女性の爪を見ると伸ばし放題。虫を見ては奇声をあげる。夜遅くまで起きているなど、最初の数日は彼らたちの行動に目をつぶるしかない。それが4〜5日もすれば仕事を覚え、爪は短く切り、先輩から仕事や生活の指導を受け一人前となって行動できるようになる。個人差はあるがそれはしょうがない・・・。

鮎漁をする鵜は鵜匠から怒られると、一生鵜匠の言うことを聞かなくなるそうである。だから親方は怒らず我慢との戦いで、根気比べの指導を強いられるそうだ。人間を鵜に例えるのは失礼かもしれないが、鵜匠の指導方法をマスターしなければならないと感じている・・・・。

私達がキャベツ収穫機、じゃがいもハーベスターを運転して、作業は8人ほどの外国人の若者達。2班〜3班に分かれて同時に収穫作業をする。楽しく仕事ができるように心がけなくてはならない。休憩は一日2回多くしたり、貸し出した車を破損しても怒らず『うわ〜こんなに壊している!』とココロのなかだけで叫ぶ。休日や食事会のプランなどを話し合うのも重要である。

このチームプレーは野球に似ていると思っている。素人集団でも鍛え方で夢また夢の『甲子園』に出場できる可能性もある。1ヶ月もすれば彼らの仕事をする容姿は農業人として立派に大成する風格を備えることになる。農作業の厳しさは認識しているのでアドレナリンの活躍する場面を構築せねば。毎朝、筋肉痛を鎮静する薬品臭が辺り一面に漂う。9月初旬にインターンシップ生が帰国して5人ほどが入れ替わる。最初の2週間ぐらいは農作業になれるのに必死で、鈍っている肉体の改造に時間を要する。その後は何もなかったように鎮静剤の匂いは収まってゆく。こんな繰り返しを4〜5年経験していると理解できるようになる。

ある新聞社の取材で、農業を一言で表現すると質問された。『挑戦と失敗の連続!』そのなかに僅かな成功があればいいではないか。失敗を恐れずに来年も頑張りますか!(今年はまだまだ収穫する作物が一杯残っていました。)

2016年9月11日

イチゴ苗の出荷始まる

Filed under: その他農産物について,農産物の収獲作業 — 管理人 @ 6:17 AM

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5月からJAより引き取った親苗を4ヶ月かけて育成していた。これから2〜3回に分けて愛知県、埼玉県、静岡県などのイチゴ農家に出荷をする。

クリスマスころには真っ赤な甘〜いイチゴを実らせることでしょう。

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愛知県のイチゴ農家では鹿追産の苗で元気よく花を咲かせていた。(昨年の愛知県視察から)

2016年9月6日

じゃがいも収穫がやっと始まる

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 11:00 AM

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9月4日に台風の影響で遅れていた、じゃがいもの収穫が始まる。キャベツ7人、イチゴ苗&山わさび3人、じゃがいも班5人の3班に分かれて作業を進める。

例年、遅れても8月末には始まっていたが、こんなに遅れたのは記憶に無い。土が乾燥していないが無理して作業を開始する。今年は小粒傾向で収量はあまり期待できない。ただし、早生系の男爵は平年並みの収量があっても腐敗が心配の種となっている。

台風で冠水した箇所は停滞水によって腐敗が進行している。あきらめモードに入りそうです。いえ、最後の1個まで諦めずに収穫します。

2016年9月3日

台湾の国立大とのインターンシップ終了する

Filed under: インターンシップ — 管理人 @ 1:13 PM

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約2ヶ月間の夏季休暇を利用したインターンシップが終了する。国立**大学、**大学の学生がたくさんの思い出を作って帰国した。

送別会では『何が食べたい?』と聞いたところ『蟹!』の声が多かったので、釧路湿原を巡ったついでにタラバガニを仕入れて『カニ鍋』にしてみた。タラバガニは足のみ、出汁取りに小ぶりの花咲ガニ1匹、カニ入りすり身、カニかまぼこなど蟹の風味を満載した鍋になった。

池田ワイン城で仕入れた地元産十勝ワイン、本格的スパークリングワイン『ブルーム』のグラスを傾けながら2ヶ月の農業体験を語らった。13924927_1082230608525891_6636894982977916770_n2ヶ月の厳しい農業体験、楽しかった休日の旅行、都会を離れて田舎の生活と彼らは一生の思い出となった農業体験を忘れることはできないだろう。

2016年9月2日

キャベツ収穫に援農隊が来る

Filed under: キャベツについて,畑の様子 — 管理人 @ 5:13 AM

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昨日は酪農学園の学生さん9名の援農隊が来てくれた。町と農協が協力して街の宿泊施設を無料開放して利用し、町内の農家に援農隊として活躍している。ありがたや~ありがたや~。

台風の影響でメインの『じゃがいも収穫』作業が不可能のため、当農場のキャベツ収穫に汗を流してもらった。収穫機が近寄れない軟弱な場所を中心に作業をする。長靴がすっぽり埋まる水溜りが辺り一面に散在して、収穫したキャベツの鉄コンテナ(400キロ)を運搬するタイヤローダーもはまる。

集荷しているJA野菜センターのパートのおばさんには、キャベツが泥まみれだと指摘を受けるが、極力注意して作業するしかない状態。昨日は約20トンのキャベツを収穫した。

今日も援農隊が来てくれるので、30度Cの予想最高気温のなか頑張りますか。JAの課長さん方が個人的に送迎をしてくれています。ご苦労様です。

2016年9月1日

畑の様子『台風の爪痕2』

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 7:46 PM

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小麦畑が水没しています。こんな状態になるのはS56年の台風以来でしょうか。キャベツ畑も小川が流れ収穫機が入れないので、そこの場所は手で収穫しています。うかつにショベルも近づけず比較的高台を選んで作業しなければならない。頻繁にタイヤショベルが軟弱な場所で動けなくなる。

なんとか豊作のキャベツを急いで収穫しなければ・・・。

 

2016年8月26日

畑の様子『台風の爪痕』

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じゃがいも畑から水が引かず、畑のなかで小川が発生している。冠水している場所はじゃがいもが腐敗を始めている。雨水は高い場所から低い場所へと流れてゆく。

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こちらはキャベツの圃場。凹地になると雨水が停滞して池になっている。収穫したキャベツの鉄コンテナ(400キロ)を運搬できず遠回りしている。また収穫機まで軟弱な土壌に身動きがとれなくなる。このままではキャベツが腐敗してしまうので人間自体も身動きがとれない場所も無理して手作業で収穫することにした。

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台風被害のウップンを晴らすべくカラオケを堪能する。彼らは日本のカラオケの挿入曲の多さに驚く。台湾語、広東語、中国語、英語、ドイツ語、もちろん日本語に対応できるカラオケ装置に感心しながら次から次と歌う。私は台湾大学生の語学力に感心する。すでに4カ国語を話せる大学生もおり、就職には苦労しないだろうと感じていた。 

ローカルな台湾語のテロップが出ると大歓声が湧き上がる。なぜ日本に台湾語のカラオケが・・・。

2016年8月24日

畑の様子『防除作業ができません』

Filed under: ジャガイモについて,畑の様子 — 管理人 @ 1:00 PM

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北海道に上陸した3個の台風で降った雨が停滞して、畑から雨水が引いていない。薬剤散布をしないわけにもいかず、無理と思いつつ作業をした。

まるで池の中をスプレーヤーが走っているようであった。

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じゃがいもの試験掘りをしてみたが、小粒傾向で早期に茎葉が枯れたものは小粒なのが顕著である。今年は食用、更に加工用は著しく不作になる可能性大である。

今年の営農にあたって明るい材料は、キャベツしか頼る作物がない状態。キャベツを栽培していて良かったと言える『出来秋』を迎えたいものである。滅多にない事なので・・・。後はJAが内部留保しないでいくら支払いしてくれるかにかかっている。満額回答を希望する。

2016年8月23日

観測史上初の複数の台風上陸する

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 6:57 AM

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9年ぶりに台風が北海道に上陸したのもつかの間、2個めに今日は3個目と、S27年から観測が始まって以来初めての複数の台風が上陸する。それも1週間に3っつもです。

昨夜から地下室の排水作業を独りでしていたが・・・朝方の一時ごろついに眠けが襲い仮眠をとった。ふと目が覚めると朝の5時半!!慌てて地下室に降りると床上浸水の状態。排水ポンプを作動するが手遅れであった。地下室の住人4人は知らずに就寝中である。

3回目の台風が上陸して我家の真上を通過する見込み。というよりも通過中のようである。いくらなんでも住人に起きてもらって手伝ってもらおう・・・。

2016年8月21日

ある日の休日『十勝川でラフティング』

Filed under: インターンシップ — 管理人 @ 7:34 AM

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2016年8月20日

しかおい7000人盆踊りに参加

Filed under: インターンシップ — 管理人 @ 1:51 PM

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鹿追町の人口は約5600人。お盆は町外で働いている家族や亡くなったご先祖様が帰郷するので、全町民参加すると7000人になる。屋台もたくさん出店して賑わいをみせる。

仕事を早めに終了して屋台で豚丼、しかおい蕎麦、焼きそば、お好み焼き、ラーメンなどで晩御飯を済ませる。インターンシップの最大の目的である日本の文化に触れるとともに、『盆踊り』に参加することが必修である。町内で農業実習している外国人グループに紛れ込んで、見よう見まねで盆踊りを満喫していた。

2016年8月18日

9年ぶりの台風が上陸

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めったに上陸しなかった台風が十勝を直撃した。物凄い雨と風が吹き荒れる。

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我家の真上を台風が通過していったなか、イチゴのランナー止めの作業をする。

ランナー(へその緒)は親株から10本前後出て、太郎、二郎、三郎、四郎・・・と苗が増殖する。太郎苗からもランナーが複数伸びるので、1株から100個以上の子苗が育成できる品種もある。9月出荷に向けてまもなく親株と繋がているランナーを切り離す。その前に7・5cmのポリポットへ根を活着させるため、ミニペーパーピンで固定をする作業を急ぐ。

台風が来ていても、ビニールハウスの中なので問題なく仕事ができる。ビニールに叩きつける雨音が賑やかですが。

2016年8月16日

突撃!我家の晩御飯『鶏肉ときのこの混ぜご飯&おでん』編

Filed under: インターンシップ,農場生活について — 管理人 @ 3:28 PM

IMG_4542IMG_4543この日は香港から参加のホーの歓迎会を兼ねて夕食会を開く。

鶏肉ときのこの混ぜご飯と、自家産の大根、烏骨鶏の卵をふんだんに使用したおでんにしてみた。混ぜご飯はにんにくで鶏肉、きのこを炒めて中華スープ、紹興酒、豆板醤などで中華風の味付けにする。最後に自家産のチンゲン菜を混ぜて出来上がり。初めてにしてはうま〜〜い混ぜご飯が食べれた。皆オカワリをしてくれ、香港のホ=は特別に美味しかったらしく4杯も食べていた。これだけ食べてくれると料理しても嬉しいですね。

えっ親方が料理するのですかって? そうですよ。大根の面取りなどは手伝ってもらいますが、ほとんどメニューと調理はやります〜。台湾の大学生たちは食器等を並べて食べてもらうだけです。十人十色で好き嫌いがあり献立には四苦八苦する。せっかく日本に滞在しているので和食に慣れてもらうのも大切なことでしょう。

2016年8月15日

ある日の休日 『雲海テラス』『ラベンダー』

Filed under: インターンシップ,趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 7:54 AM

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雲海を見れる確率60%を信じてトマムへ。

午前2時半に農場を出発して3時半に星野リゾートトマムに到着する。雲海テラスへ向かうリフトは長蛇の列。日曜日の朝なので外国人でごった返すかとおもいきや、意外と日本人ばかり。外国人ツアーは平日に組んでいるのかほとんど見受けられない。乳飲み子からお年寄りまで幅広い年代層でたくさんの方が挑戦されている。

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雲海テラスは待てど暮らせど深い霧のなか。たまらず歩いて30分かかる山頂に挑戦することになった。昨年から新しく開設されたそうで10畳ほどの山頂に身体を寄せあって霧が晴れるのを待った。(実はあまりにも登頂が厳しいので途中で挫折して朗報を麓で待っていた。)

2〜3分ほどであったらしいが霧が晴れて雲海が見えたよとラインで写真を送ってもらう。1900円の入場料の元を取らねば帰れないと思ったが、まずまずの収穫で安心した。

雲海テラスは待てど暮らせど雲海は見れずじまいで下山したのだった。

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ラベンダーの香りに包まれて天にも登る気分になった。目を閉じて精神を統一すると『わたし!ひらめきました!』『何が?』秘密です・・・。『気になるなあ・・・』

2016年8月13日

大豊作のキャベツ収穫

Filed under: キャベツについて — 管理人 @ 1:08 PM

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7月29日より始まった加工用キャベツ『おきな』は週5~6日のペースで収穫が順調に進行している。

豊作だった昨年を上回る勢いで良質なキャベツが生産されている。3日間の盆休暇を前に本日最後の作業をしている。今日まで約2haを終了してキャベツ約180〜200トンを出荷できそうである。大豊作と言っていいでしょう。

70回もJAと圃場を往復していると、少しかなかったタイヤ溝もあっという間になくなって、運搬するトラックのタイヤ2本がパンクする。道路にキャベツを少々まき散らしてしまい失礼しました。S56年製のトラックが悲鳴を上げているようである。もうそろそろ現役引退でしょうか・・・。経費節減のためエンジンが動く限り頑張ってもらいます。日産UDトラックさん・・・。

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2016年8月11日

小麦の収穫終了する

Filed under: 小麦について — 管理人 @ 7:35 AM

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8月5日に始まった小麦の収穫が8日に終了する。

私たちの集団は縦に長く5キロ圏内にある。気温が高い南の地区から始まり、北へと向かう。北へ向かうに従って小麦の収量が多くなる傾向。最初に収穫終了したパン用小麦『ゆめちから』はノーコメントです・・・・。

麺用小麦『きたほなみは』まずまずの収量と品質で安心した。平年作以上ありそうです。その要因の紐をとくことにしましょう。

小麦は播種適期があり、概ね9月20日から25日頃とされている。天候その他のために10月に播種がズレこむことが度々ある。以前であれば10月播種は生育日数や株立本数の確保、冬枯れの危険度が増すためおすすめではなかった。播種が遅いと当然開花期も遅れる。適期播種から4〜5日は遅い。今年は開花期に2週間ほどの雨期があり日照不足が顕著となり、小麦の受粉が進まなかった。しかし、開花がずれ込んだ遅蒔きの小麦はギリギリ晴天に恵まれ受粉が進行したと考えられる。

では遅い播種のほうが良いかというと・・・来年は適期播種のほうが良いことがあり予測がつかない。中間を採用して播種することにしましょう。今年は9月27日頃が当地区の播種適期にしますか。

2016年8月6日

摩訶不思議な小麦刈始まる

Filed under: 小麦について — 管理人 @ 6:14 AM

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8月4日試運転を兼ねて小麦刈が始まった。子実水分は20%台だが、青い子実が散見されて仕上がりが不十分なので2時間程度で終了した。仕方なく2日ほど様子見することにする。

ところが5日の夕方に圃場を見たところ青い子実どころか、ほとんどすべての圃場が一気に刈り取り可能の状態になっていた。慌てて夕方から小麦刈を始める。最高気温31度cのなか強風が吹き、自然な乾燥機が大きく働いた。

が、パン用小麦『ゆめちから』は夜間湿気が多くなると野毛が障害となって刈り取り不可能となるため、夜9時頃断念して明朝から再開することにした。

2016年7月31日

加工用キャベツの収穫始まる

Filed under: キャベツについて — 管理人 @ 7:27 AM

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いよいよ9ha近く栽培している加工用キャベツの収穫が雨のなか始まった。

約50〜60m進むと400キロ(正味350キロほど)の鉄コンテナが一杯になり、収量は8〜9トン台(10a当たり)はありそうで今のところ豊作です。しかし雨が多いので、湿地は腐敗などの危険性があり注意して作業を進めている。

キャベツ収穫機は一日8時間で、270mの畝約10〜11本、キャベツの収穫量は約16トン、面積にして17〜19aを収穫可能である。今日は日曜日ですが収穫が遅れているので、日曜日返上で仕事頑張ります。今回の大雨で運搬するホイールローダーも泥沼のなか身動きが自由になりません。

2016年7月28日

山ワサビ(西洋わさび)収穫

Filed under: 山わさびについて — 管理人 @ 1:26 PM

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先日、春に掘りとりした山ワサビの在庫が少なくなってきたので収穫をする。2年もので側根が多いですが1年ものの株より大きくなっている。辛味も十分で春掘りより大きなものが生産出来た。

7月28日畑の様子

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 11:57 AM

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本日収穫予定だった加工用キャベツ『おきな』です。大雨のため休日となる。今年は昨年に続き玉揃いも良く、良質なキャベツが収穫できそうである。写真の様に1玉2〜3キロのキャベツが揃い、昨年並みの10a当たり7〜9トンぐらいの収量を見込めそうです。

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何時になったら収穫できるかわからない秋播きパン用小麦『ゆめちから』。昨年の今頃は収穫最盛期でしたが、まだ1週間は待たなければならないようです。十勝地区の中央地帯(帯広市近隣)の収穫が開始されると、それから山麓地帯は5〜7日後に収穫がスタートすることが多い。

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こちらは大豆『ユキホマレ』で畝が塞がるまでに成長してきた。葉が9枚以上になると開花する。だったかな?今年はあまり期待が持てませんね。

東京では梅雨明けしたようだと報道されているが、北海道十勝はまだまだ梅雨のようである。

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4月22日播種の直播ビートはほぼ畝が葉で塞がる。風害などで一部廃耕した圃場があり直播ビートもあまり期待が持てません。

 

2016年7月25日

農業を一言で表現すると・・・

Filed under: インターンシップ — 管理人 @ 7:02 AM

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とある新聞社からインターンシップ参加の彼らが取材を受ける。

2時間ほどの取材の最後に『農業を一言で言うと?』と記者から質問された。意外と初めてだと思うが簡単に答えてみた。

どこかの雑誌で見たような言葉を並べた。農民画家でもないのに自然あふれる畑をキャンバスに例えると・・・。後からありふれたことを言ってしまったと思った。一言の表現は簡単な事だが、それを説明しようとするとなかなか難しいものである。

そのキャンパスで『挑戦と失敗の繰り返し』と後で付加したが・・・全国紙の1面になるかもしれないということで5面と言いたい。(1面でした)

定年まで後5年と間近に迫り、私の『挑戦』も間近に終わる。もう農業で『失敗』できないかと思うと寂しいような気がする。定年になると気が楽になると思うが、何か代わりになる張り合いのあるものを見つけなければならない。

定年が  まじかに迫り  マジカな気分・・・  『収まりが悪いような気がするがまっいいかあ・・・』

2016年7月24日

鹿追町競ばん馬大会

Filed under: インターンシップ,農場生活について — 管理人 @ 7:07 AM

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は〜い!今年も鹿追町競ばん馬大会に出場しました。とは言ってもアトラクションでの話です。

乳牛の貯蔵用の餌に使用する牧草などのロール(300キロ位)を人力で転がすゲームに参加する。何と優勝賞金25000円、参加賞でも5000円なので一応優勝目指して5人の台湾大学生が頑張った。

約100mの馬場を人力で転がすのは大変なようだが、一度動き出すと軽くなるのでそれほどでもないようである。写真の障害の丘は馬でも休憩しないと乗り越えが大変な場所だが、馬力が優秀な馬が5人もいるのであっという間に乗り越えていった。

成績ですか・・・・。男女とも昨年に続き最下位でしたが、盛り上がったので良かったですね〜〜。競ばん馬大会を勝手に盛り上げる会より報告でした。

2016年7月21日

ある日のインバウンドツアー紹介

Filed under: 農家民宿ファームイン — 管理人 @ 6:00 AM

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今日はマレーシアからのお客さんで、お医者さんの二人です。宗教上肉が食べれないそうで、シーフードのバーベキューをすることに。ほっけ、ホタテ、自家野菜のホイール蒸し焼きなどで対応する。

次の日のランチはピザ作りの体験を行う。十勝に来てからはそば打ちなど初めての体験が目白押し。まず最初にピザ釜に使用するマキ割りを体験。マキが割れた瞬間は感激の歓声がわく。お客さん曰く、満面の笑みで『ピザのため!ピザ!ピザ!』と掛け声と一緒にマキが割れていく。

前回はトルコに旅行したそうである。職場では二人一組で仕事をこなして、交代で休暇を取れるそうである。職場の皆さんに村瀬ファームを紹介して来てくださることをお願いしたが、『もう一度私たちが来たいと』と嬉しい言葉が返ってきた。

2016年7月17日

台湾式ジャンケンで盛り上がる

Filed under: インターンシップ — 管理人 @ 9:06 AM

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今日は十勝のとある農業高校(農業科)が視察に来てくれることになった。写真は台湾の大学生スタッフによるリハーサル中の一コマ。

司会進行は誰が・・・。それを台湾式ジャンケンで決定。さらに台湾式でジャンケン大会の指導は? 5人のうち日本語がほとんど話せないSが、大きな声を出して練習する姿は好感を持って見守る。

前日に日本語で大きな声で自己紹介をすることを伝えていたので練習していたようである。ある程度課題を与え、北海道に来た感想や抱負。もちろん大学名や名前などを話す。

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さて本番はどうだったでしょうか・・・? 

農業高校生は町内のファームレストラン『大草原の小さな家』で昼食後に訪問してくれる。長い説明では眠けをもよおしてもということで、最初のうちに『ガン』っと注目を受けそうな、台湾式のジャンケンでチャンピオンを決定することにする。リハーサル通り台湾と日本のジャンケンの違い、ジャンケンの発祥の国は?、などとクイズを出す予定が・・・・・。全て答えを最初に言ってしまい、仕方なくじゃんけん大会に突入する。彼ら(台湾の大学生)はかなり緊張していたようです。

中国語でジャンケンをしながら勝負が決まるたびに歓声がわく。狙い通り生徒の顔が和み、笑いと注目を得る。最後に残ったチャンピオンには賞品として台湾のお菓子が贈られた。

うちの農場視察では外国人労働者、珍しい作物の栽培がメインとなり、他は見せるべきものがないので目をつぶってもらいましょうか。

 

2016年7月15日

生食用キャベツの収穫始まる

Filed under: キャベツについて — 管理人 @ 10:25 PM

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いよいよ生食用キャベツ(品種、藍春ゴールド)の収穫が始まった。6月の低温、日照不足、半月続いた梅雨で、昨年より5日程遅れて始まる。意外と玉揃いもよく1.2キロ以上の製品が10キロ箱に7玉&8玉入りで集荷している。

加工用キャベツは玉の大きさが20㎝前後に生育しているので、昨年と同じ25日頃からぼちぼち収穫が始めれそうである。栽培面積が9ha 近くあるので早めに収穫をスタートする。

2016年7月13日

キャベツ定植が終了する

Filed under: インターンシップ,キャベツについて — 管理人 @ 7:03 AM

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4月23日から始まったキャベツの定植が7月12日に終了する。2日前に到着した台湾の東呉大学生二人に最初で最後の定植をしてもらう。

昨年参加していたお兄さん(京都大学に留学中)の紹介で今年は妹が参加をしている。同じく昨年参加していたお姉さん(京都で就職中)の紹介で、台湾の大学生の妹が参加している。というように、農場をある程度把握して参加しているので、初めての農作業にも強い意欲を前面に出して頑張ってくれている。

2016年7月10日

突撃!我家の晩御飯『ピザ』編

Filed under: 家族の話題,従業員の話 — 管理人 @ 1:03 PM

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若嫁の京都時代の友達が訪問してくれる。料理教室の講師をしているそうで、さっそくピザのソースを作ってもらい、若嫁作の6種類のピザを写真のピザ窯で焼く。

自家産の野菜、地元産の乳製品をたっぷり使用したピザは、手軽で贅沢な晩餐となる。台湾の大学生2人も思いがけないご馳走に舌鼓を打っていた。(自由参加なので、他のメンバーは体育館へバスケットをプレイするため行く。食い気よりダイエットなのです。)

特にカマンベールに蜂蜜を垂らしたものは絶品で、あっという間に胃袋に収まる。

台湾の大学生はよほど美味しかったらしく、昨晩はピュアモルツクラブ主催のスポーツレクレーションで同じピザ窯でピザを食べ、休日の今日もお昼にピザ屋へ皆で出かける。『今日もピザ?』と言うと、『ダメですか?』と返事が・・・ダメではないがいくらなんでも・・・。よほど美味しかったのでしょう。

2016年7月9日

イチゴ苗のポット受け始まる

Filed under: ビニールハウスの仕事 — 管理人 @ 4:16 AM

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7月4日、5月19日にJAより搬入したイチゴ苗のポット受け作業が始まる。9月の出荷に向けておよそ13000本(個)ポット受けする。

 

2016年7月4日

台湾国立大学生のインターンシップ始まる

Filed under: インターンシップ — 管理人 @ 9:55 PM

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今年もインターンシップの季節がやってきた。当農場と台湾の国立大とインターンシップ提携を結んで3年目を迎える。

大学の夏季休暇を利用して7月と8月の2ヶ月間にわたり数人の国内外の大学生が職業体験をする。今回は二人の学生と引率の先生を迎える。R先生とも3年の付き合になるが、すっかり北海道・十勝・鹿追の雰囲気がお気に入りになってくれている。定年後は北海道に移住することを夢見ているこの頃ではないでしょうか。

『農場ブログは二・三日に一度は見ていますよ!』と言われたので3日おきぐらいには更新しますか。

今年はなんだか農作業がやけに忙しい。あれもこれもしなければならないことが山ほどあり、忘れることが多くなりがちな状況である。防除作業から、芝生の管理、外国人の身の回りから仕事の指導、簡易トイレの水や紙などの管理まで多岐にわたる。img_4976農場オリジナルTシャツを全員に配布して記念撮影です。

2016年6月27日

14日ぶりに晴れる

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 10:14 PM

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14日ぶりにアツ〜い日差しを浴びると、やけに嬉しくて小麦&馬鈴薯の防除作業を始めた。パン用小麦『ゆめちから』は開花がほぼ終了しているが、麺用小麦『きたほなみ』は開花中でひょっとして豊作になるかなあ・・・。

まだまだ水分が残っている箇所もあり、輪ダチを掘ることもあったが今日の作業は午後7時頃終了する。

しかし、どこかの畑を防除するのを忘れているような気がするが思い出せない。夕食を食べ終わってバリスタのコーヒーを飲みながら圃場図を見る。うわあ~!5ha、1筆の圃場があった。明日作業するとしますか・・・。

明日は防除不可能の馬鈴薯畑をヘリコプターで殺菌剤を散布しますとJAから連絡が入る。

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畑の様子『野良芋』

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 6:31 AM

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写真上より大豆畑に、昨年掘り残しのじゃがいもが野良芋になってポツポツ生えてきた。冬期間、野良芋対策で凍結促進するため雪割作業をしている。それでも完全ではないので生えてきます。対策を施していない圃場は凄まじい限りにびっしりと発生している。

IMG_4243こちらはビート畑に生えてきた3年前の掘り残しのじゃがいも。ビートを追い越しそうな勢いである。今日はいよいよ太陽が顔を出しそうなので張り切って防除や除草作業を再開する。

2016年6月26日

6月26日畑の様子

Filed under: キャベツについて — 管理人 @ 9:40 AM

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4月28日定植の加工用キャベツ『品種おきな』です。14日連続の雨天でも外葉が10枚以上になり中心が巻き始める。後1ヶ月で収穫期を迎えることができるでしょうか。

現在懸念される事がある。低温多雨の気候から急激に高温化すると、一気に成長が促進されて巻不足(玉は大きくなるが中心部がきちんと巻いていない状態)になる可能性が出てくる。大量に圃場廃棄だけは避けたい。

 

2016年6月25日

視察ラッシュを迎える

Filed under: 従業員の話,農場生活について — 管理人 @ 9:48 AM

 

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ついに13日連続の雨か曇で仕事になりません。そんななか、S町農協青年部、大学、農業高校、異業種の企業などが視察に来てくれています。(予定も含む)

本日はフランス語圏の8カ国から16名が来られる。日本で例えるなら農水省の官僚クラスの方々が中心だと思います。あいにくの雨で農作業体験ができないため、農場生産物でアスパラの素揚げ、越冬じゃがいも(品種キタアカリ)を試食してもらう。

スタッフが飼育しているダチョウの玉子の殻のかけらを利用して、ペンダント&キーホルダー作り体験を初めて実施した。某教育大美術コース出身のキノピーが講師となり、自由な発想で各々の作品が完成した。(一度、スタッフ全員で練習をした成果がでました)

また、元従業員だった台灣のヒロが家族で再訪してくれる。私は台湾を訪れた時にヒロ宅に一泊させてもらったので、お返しができて幸いであった。以前は然別湖コタンでボランティアスタッフとして協力していたことがあったので、然別湖ネイチャーセンターに挨拶にも行く。

 

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2016年6月23日

11日連続の雨と曇、ドローンで防除したい・・・

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 6:40 AM

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北海道のなかで十勝、釧路、根室など太平洋側東部だけが晴れていないようだ。農作物に大切な防除作業が難儀している。小麦とキャベツは防除作業機が通路を何回も踏み固めているので作業が可能である。じゃがいもの圃場は停滞水が発生して、22 ha全部の圃場は病害虫の防除作業は無理な状態。長靴が半分ほど埋まる場所もある。

JAでは防除ヘリの委託作業を募集しているので申請した。2018年には実用化されて販売される様ですが、早急にドローンで防除作業できるものを開発して欲しいですね。

 

2016年6月20日

北海道・十勝は梅雨入り

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 6:40 AM

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秋播きパン用小麦『ゆめちから』が開花する。

12日に晴れたのを最後に1週間雨か曇の天気が続く。今週も晴れの予報がなく、今日も雨が降っている。まさしく梅雨入りの状態となっている。

十勝中央地帯よりここ山沿いの地帯は4〜5日遅れて小麦が開花する。麺用小麦『きたほなみ』はまだ開花していないが2〜3日後くらいに開花する予定。

今年の小麦(パン用小麦ゆめちから)はほぼ不作が決まってしまった。後は主力の『きたほなみ』が開花中に少しでも晴れることを祈りましょう。

2016年6月16日

6月15日、畑の様子

Filed under: 小麦について — 管理人 @ 6:27 AM

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穂が出揃ったパン用小麦『ゆめちから』まもなく開花期を迎える。十勝の中央地帯では開花最盛期のようですが、最近の天候は4日間連続の雨または曇で、後2日ほど続く予報。

天気が回復しないと小麦の開花においてうまく受粉が進まず、収量に大きく影響を及ぼす。以前は1時間でも晴れると受粉すると言われてきたが、その1時間も晴れる気配がない。

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こちらは『ゆめちから』から比較して3日ほど出穂が遅れている麺用小麦『きたほなみ』。出穂揃いを待ちきれず殺菌剤を散布する。雨が止む3日後頃から開花しそうである。まずは一安心。

 

2016年6月13日

油圧コントロールバルブを考える

Filed under: 農業機械の話 — 管理人 @ 10:21 AM

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ク*ダ農機自走式スプレーヤー4300Lのことです。最近、油圧モーターで伸縮するスライド竿が不調である。竿が伸びるが縮まらないことが度々起こるので、サービスの方に出張していただいた。

まず電気系統から調べる。ジョイスティックや油圧バルブの配線をお隣と変えてみるが動かないので油圧バルブがおかしいとなる。不調のバルブを外し洗浄して動くようになったので、バルブ内にゴミ等が詰まったか、固着して動かなくなった可能性が強い。一般の作動油を使用すると発症するようである。作動油はグレードが二つのタイプがあって、一般作動油と劣化しにくい耐摩耗性作動油はこのようなトラブルは発症しづらいとのこと。一般を使用の場合オイル交換を早めにしなければならない。

油圧オイルタンクには140L(ペール缶7個)ほど入っており交換は大変である。寿命の長い耐摩耗性作動油を使用するのが良いでしょう。定期的に3年で交換はどうでしょうか。毎年は大型のエレメント交換も3個あり不経済ですね。

装備されている油圧コントロールバルブユニットは緊急時には中央部分をドライバー等で押すと、手動でも可能となる。知らなかった・・・。不調時には作業を途中で諦めていたが、このことを知っていたらもう少し頑張れたのにと。断っておきますが油圧関係は素人に近いのであしからずです。

サービスの方、また不調になる可能性がありますと言って次の農家に足早に去っていった。『今年は点検整備で農家に要請されて忙しい』と嘆いていました。

案の定、次回も同じ症状になるが、手動で動かし自宅まで帰ってきてバルブを両面洗浄すると症状は現れなくなった。サービスを呼ぶと出張料、部品代、技術料などかかるが、整備している方法をつぶさに観察して次回は自分でできるようにすると安上がりになります。皆さん試してみましょう。以上です。

2016年6月11日

キャベツ播種も終盤

Filed under: キャベツについて — 管理人 @ 6:34 AM

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3月から10日おきにキャベツの播種の作業を続けてきた。まもなく次回で最終となる。

今年は強風で定植した苗が少々枯れたが順調に生育している。苗の育成は余分に播種しているので面積は増反して9 ha近くになる予定。今年度の収穫作業はかなり忙しい出来秋を迎えることになりそうである。覚悟しましょう。

2016年6月6日

6月6日、畑の様子

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 10:56 PM

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写真上より、4月28日定植の加工用キャベツ『おきな』たっぷりと雨が降り成育が進んでいる。定植した翌日に15cm の積雪にみまわれ、その後強風に叩かれ身も心もボロボロになった。しかし生き残ったキャベツは葉が大きく展開してきているので手取り除草も最後になるでしょう。7月中旬に収穫できるといいですが・・・。その頃仕事があまり予定がないので。

ぼちぼち出穂期を迎えたパン用小麦『ゆめちから』昨年と同じような豊作の兆しが感じられるがまだ安心するのは早い。これから何が起きるか予想がつきません。

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5月10日播種の生食用馬鈴薯『男爵』が萌芽してきた。

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こちらは5月16日播種の大豆『ユキホマレ』、除草剤のタイミング合わず散布していないので、そろそろ成育処理をする時期に来ている。

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4月25日播種の直播ビート。5月の強風で被害を受け播き直しまでには至らずも、ちょっと目を背けたくなる圃場です。発芽直前だったので全滅することもなかったが、ポヤポヤとしか発芽せず中途半端な感じである。今思えば『補播』をすれば良かったと後悔している。そんな方法があるのは知らなかった・・・。

2016年6月5日

農村ホームステイ始まる

Filed under: 体験付き修学旅行 — 管理人 @ 7:58 AM

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春季の修学旅行の受け入れが始まった。今回は奈良県の私立高校の男子生徒4人。さっそく農業の厳しさを味わって頂く。みっちりキャベツの定植作業をすべておまかせで機械操作を伝授して行う。君たちが定植した加工用キャベツは、お好み焼き、餃子、大手コンビニのカット野菜となって7月末から全国で食べる機会があることを伝えた。

大手のコンビニとはロー*ンのことだが、北海道産と明記されていれば1割位はムラセファーム産のキャベツだと思っていいと伝えると、驚いていた。そんなにはシェアはないかもしれないがそれぐらい生産していると理解してもらいたい。

彼が目指す大学はと質問すると、遠慮がちに京大、阪大、神戸大など頼もしい大学名を聞けた。合格したらもう一度村瀬ファームに戻ってきて貰う約束をして今回のホームステイを終了した。夜は外国人従業員とトランプゲーム等で交流を深め再会を望んだのだった。

2016年6月4日

山ワサビの定植始まる

Filed under: 山わさびについて — 管理人 @ 8:18 AM

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昨年収穫して雪室で貯蔵していた種子用を定植する。製品にならない細い規格外品を40〜50cmの株間で横に埋める。

栽培初年度は栽培方法を把握しておらず、種子を縦に差していたのだった。普通は農作物の種子は作物の源となって役目を終えるが、山ワサビは種子が成長して製品となる。種子から伸びた側根も太い部分は製品になり、細い部分は種子として次年度使用される。

 

2016年5月30日

キャベツの草取りはじまる

Filed under: キャベツについて — 管理人 @ 6:39 AM

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生食用キャベツの雑草が目立つようになり、手取り除草が始まる。ワーキングホリデーで参加の外国人はもちろん初めての作業である。除草機で軽く培土をしてから株間付近を除草する。除草鍬(通称ホー)を使用してキャベツの下葉の下に隠れている雑草を取り除く。畝の高い部分を削り取るような作業が8月まで続く。

2016年5月24日

じゃがいも培土始まる

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 9:48 PM

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大豆播種が終了すると、遅れていたじゃがいもの培土を昨日23日より始める。連日の真夏日のなか、急に萌芽を始めたじゃがいもが出てきた。

朝4時から午後7時まで15時間連続で息子と交代しながら培土作業を急ぐ。明日雨の予報なので、親戚の応援を仰いでトラクター2台で作業を進めたが、親戚のローターリーカルチが故障してしまった。畑の石と土壌の硬さでチェーンが切れたようだ。しかし明日はあまり降雨量が少ないようで安心した。

2016年5月22日

朝4時風ビュン・ビュンなので・・・予想最高気温33度

Filed under: その他農産物について — 管理人 @ 5:32 AM

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除草剤のシーズンを迎え朝早く目覚めるようになる。目は覚めるがなかなか体が起きてくれません疲れていますね・・・。

最近は風が弱く小麦の除草剤散布を済ませ、2回目のビートの除草剤散布を予定していたが風が強いのでブログ更新に切り替えです。そんなことより仕事優先ですね・・・。

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昨日最高気温30度を超えるなかやっと大豆播種が終了する。最後の1haは枝豆用の大豆を試験播種した。特別栽培契約ではないが、えだ豆ではなく他の用途に販売するようである。

本日の予想最高気温は33度Cと暑くなるので休日とした。縦に長い日本で北海道が一番高い気温になる。沖縄より暑いのです。

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除草剤効果などを発揮させるため大豆播種後は鎮圧をします。大地は乾燥して凄まじい砂塵(土埃)が舞う。風より早くトラクターを走らせないと呼吸するのに苦労する。お母さんに担当してもらいましたが気の毒な作業なので感謝です。

 

2016年5月21日

チューリップ満開

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 10:14 PM

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コテージ前のチューリップは色鮮やかに咲いている。S29年に父親が建築したコンクリートブロック製の住宅で築60年が経過している。当時は地域の人達が協力しながら建てたそうである。

断熱材もなく寒い住宅だったが25年間使用した。居間に石炭ストーブがひとつあるだけで、冬には-30度になると暖房のない自分の部屋はプラスの気温にはならなかった。それが当たり前な時代だったので何も不満はなかった。当時は藁葺き屋根の住宅がまだ存在していた頃で、ブロック住宅は近代的で高価な建築であった。

資金不足からか2階はついに完成しないまま現在まで至る。息子の手によって従業員住宅、コテージとして3部屋を完成されることになった。おそらく60年前はこのように利用されとは思わなかったであろう・・・。

 

2016年5月19日

24年ぶりに畑になる

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 10:23 PM

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約24年ほど牧草畑で使用していたが、だんだんと水はけが悪化していた。昨年、暗渠排水工事で溝を重機で掘ったところ、停滞水が集まって流れだした。土木業者さんがこれを見て、こんなひどい畑を工事するのは初めてですと言われた。底なし沼のような場所もあり『これで畑になるのか・・・』と心配はしていた。

今年の春には一部畑にならない場所があるものの、石を拾って大豆を播種することができた。暗渠排水が徐々に効果が現れて年々乾燥してくることを祈りましょう。

お金もかかり、石拾いも大変だったが、2.8haの畑が再生された。砂利暗渠の威力は凄まじい。道からの補助金がなければお蔵入りとなった可能性もある畑でした。感謝!

2016年5月16日

大豆播種始まる

Filed under: 農産物の播種、移植作業 — 管理人 @ 6:10 PM

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じゃがいもの播種が終了すると大豆の播種が始まる。株間は7・5㎝の1粒で播く。12haを播種する予定だが、種子を間違って半分で注文していたので、慌てて追加注文をすると、十勝農協連に在庫があり何とかギリギリ間に合ったようである。

2016年5月15日

じゃがいも播種が終了する

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 6:57 AM

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約2週間かけてじゃがいもの播種が終了する。24haの予定だったが22haほどで種芋が枯渇。無念のリタイヤとなった。

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じゃがいもの播種後にはまたこんなに石が浮いてくる。ここの圃場は整地前、整地後、播種後の3回に渡って石拾いの作業をする。それでも次の年同じぐらい石が出てくるが、年々少しづつ減少してくれる。こんな畑が10haほど所有しているので地道に管理していきましょう。

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150間270m進むのにバケット2杯あります。大豊作です。時には積み過ぎてトラクターの前輪が宙に浮くこともある。

2016年5月14日

言の葉アーティスト『ken』

Filed under: 従業員の話 — 管理人 @ 6:51 AM

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3年前の1シーズン、村瀬ファームで農業体験をした『ken』が帰ってきてくれた。北海道を中心に言の葉アーティストとして活動中で、農業とは違った分野で活躍するkenの姿に躍動感を覚えた。

鹿追で是非披露してもらうことを約束した。

2016年5月11日

畑の様子3『その後のキャベツ』

Filed under: キャベツについて — 管理人 @ 10:27 AM

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強風が吹き荒れた翌日は静かな朝を迎えた。しおれかかった葉は痛々しいが何とか生き残ってくれた。成育の悪い苗は枯れたが、淘汰されたのでそれほど問題はない。

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5月11日、乾いた大地に大粒の雨が降っている。強風に叩かれた葉は白く変色している。しかし、茎と根がしっかりしているので徐々に元気を取り戻してきた。もう心配はいらないでしょう。じゃがいもの播種は後9ha位残っているが、種芋のサイズが大きいので予定の面積に到達できそうにない。大豆でも増反しますか。

2016年5月8日

畑の様子2『強風が吹く』

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 7:00 PM

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午後6時、4月25日定植した加工用キャベツの惨状です。朝から吹き荒れた強風は少し弱くなったものの、依然として強い。このまま夜間も強いとかなり枯れてしまうキャベツがありそうである。

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4月23日播種した直播ビートの方は葉先が茶色に変色しているが大丈夫なようだ。本来であれば今日一斉に発芽するところだが、危険を察知したビートは地面すれすれでかがんでいる状態。作物は低温や強風を事前に察知すると発芽するのを一時停止することができる賢い植物である。ただ発芽してしまうと引込みが効かないので天災に見舞われることになる。

町内では数十haの直播ビートが風害を受けて再播しなければならいそうである。ホクレンより電話があった。『村瀬さんビート畑確認しましたか?』『えっハイ!一部ですが・・・』ひょっとして再播かな?と思ったが・・・。『再播までは被害が無いですね!』と一瞬ドキっとしたが安心した。良かった。キャベツも葉はかなりダメージを受けたが芯まで枯れているのはわずかで、補植で解決でそうである。

5月8日、畑の様子『土が吹き荒れる』

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 2:50 PM

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十勝の大地は物凄い風が吹いている。4月24日定植のキャベツ畑は飛んだ土の嵐に見舞わられている。隣の直播ビートは4月24日播種でまだ発芽しておらず何とか無事のようだが・・・。

写真の4月23日午前中に播種した圃場は、ぼちぼち発芽を始めた。かなり危険な状態である。どうすることもできないので右往左往するだけである。

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強風で曲がってしまった加工用キャベツ。定植してから2日目で側根が元気に育っている。干ばつには強いが風と霜には弱い。さて今日の強風はどんな結果をもたらすか。祈るしかない。

2016年5月7日

金属探知機の威力を思い知った瞬間

Filed under: キャベツについて,農業機械の話 — 管理人 @ 4:18 AM

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キャベツの定植前の培土に活躍しているのが小橋ロータリーカルチ。このままでは培土が高いのでたる木を引いて表面を均しながら低くしていた。

鉄工場に依頼し200mmのエスロンパイプで鎮圧機を制作した。程良い鎮圧で表面も平らになりすこぶる調子が良い。ただ土が湿気っていると意外とパイプに土が付着するので、スクレイパーを装着しなければならないことがわかった。暇を見て自作することにしましょう。

さて、本題です。20年以上使用しているロータリーカルチなのであちこちガタがきている。ロータリーのフランジのナットが緩んで圃場に落ちることもある。培土をしてしまうのでどこに落としたか探すのに苦労する。そこで7〜8年前くらいだろうか金属探知機があれば発見することができるだろうと思い輸入品だが購入した(価格16000円位)。専属の電池式だが未だにバッテリーが優れていて動いてくれる。深さ30cmくらいに埋まっていても感知する能力がある。農薬の袋にも反応するので優れ物だ。

今回はお母さんに使用方法を教えて探してもらった。すると物体を落とした畝は判るので集中的に検知すると、あっという間にフランジは発見すことができた。また諦めていたボルトまで発見でき、金属探知機の威力をまざまざと見せつけられた。今までキャベツ用包丁、ボルトナット類、作業機の部品などの回収に活躍して感謝です。

2016年5月3日

ジャガイモ播種始まる

Filed under: ジャガイモについて,農業機械の話 — 管理人 @ 12:55 PM

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5月1日よりジャガイモの播種が始まる。まずはポテトチップス用品種『きたひめ』から始まり、生食用のキタアカリ。メークイン、男爵と順番に約24ha播種する予定。さあ頑張りましょう。

農協では種芋をサイズ別に玉わけ区分して販売をしている。主に一番高価なM,L玉を使用しているが、L玉以上になると300軒(540m)の畝を往復することが困難でM玉と半々に混ぜながら使用している。最初から混み玉でお願いしたいくらいである。L玉だとプランターのタンク内で空洞になり、写真のカップに乗ってこないことが頻繁に起こる。種芋の自動供給装置を装着するか悩んだが・・・。

このカップに2個乗ってくると半分に切るカッテイング装置に不具合が発生して株間が一定しないこともある。種芋がはじけたりしてローラーなどに挟まり不具合が発生することもある。株間の正確な播種は収量にも影響してくるので人力で1個にするのが良いように感ずる。

総合的に判断して、種芋は希望者へ混み玉でも販売してもらいたい。

2016年5月2日

霜にも雪にも風ニモマケズ踏ん張るキャベツ

Filed under: キャベツについて — 管理人 @ 6:51 AM

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4月26日定植した加工用キャベツは、27日朝の強い霜、29日の15㎝の積雪にもめげず元気です。

2016年5月1日

突撃!我家の晩御飯『たこ焼き』&『牛肉麺』

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 8:07 PM

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マレーシア、台湾からワーキングホリデーで参加の皆さん、キノピーが準備したたこ焼きを生まれて初めて焼いて食べる。

興味津々でよってたかって『丸くならない』とか『焦げてしまった』とか大騒ぎで焼いています。おのおの好物の材料を乗せて(チーズ、キムチ、ソーセージ)おいしいとたこ焼きだけでお腹いっぱいになっていた。大阪ではたこ焼きをおかずにしてごはんを食べるそうだが・・・。北海道ではたこ焼きしか食べません。慣れていないのかたこ焼きがおかずになるのは考えられない。

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ある日の夕食。台湾料理で一番大好きな『牛肉麺』を作ってあげた。台湾のお二人は約半年ぶりに牛肉麺を食べたそうで『超美味しい!』と言ってどんぶりに3杯ほどおかわりをしていた。本当に美味しかったらしく満足な顔をしていた。マレーシアから来ているアーシャは宗教の関係で牛肉が食べれないので豚肉で別に作る。

2016年4月30日

ジャガイモ植え付け前に石拾い

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 6:58 AM

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一昨年、補助事業により暗渠排水事業で耕作可能となった圃場です。白く見える部分が粘土で、地面より90㎝地下部分に有孔のプラスチック製のパイプが敷設されている。溜まった雨水はこのパイプを通り排水路に流される。

パイプ施工時に1mも重機で掘り下げるので、石がゴロゴロと地表に現れる。昨年と同じ位の大きな石たちをショベルとペアーになりながら拾う作業は、泥との格闘で顔は泥だらけになる。

2016年4月29日

GW初日は大荒れです

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 7:51 AM

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北海道のGW初日は約15cm積雪となった。朝6時の気温0度C降った雪は融けていますが、夏タイヤに履き替えた方は外出禁止です。

例年のごとく北海道のGWは雪が降ります。明日も雪の予報で農作業も長期休暇となります。

2016年4月27日

がっちり霜が降りました

Filed under: キャベツについて,畑の様子 — 管理人 @ 5:22 AM

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今朝、4月27日5時の気温ー3度cと霜が降りました。昨日定植したキャベツは生死をさまよう日になる。今日強風で叩かれるとほぼご臨終でしょうか。それでもなく気温だけで重傷でしょう。(後日談、強風が吹かず意外と無事でした。温度計がおかしいかな?ー5度以上になると被害が顕著になるかもしれません)

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こちらはビート畑ですが播種したばかりで発芽はしていないので安心です。発芽していたらかなり被害があったでしょう。こんな日の日中は高温になり風も強いことが多い。予想最高気温は15度cにまで上がる。写真のように窪地は霜の降りかたが弱いのが理解できる。

28日の『お*よう北*道と』いう番組で7時50分頃からちょっと放送されます。

 

2016年4月25日

生食用キャベツ定植始まる

Filed under: キャベツについて,農産物の播種、移植作業 — 管理人 @ 10:19 PM

IMG_3654_2IMG_3670IMG_3668https://youtu.be/XbAb8N2bC3w

試運転を兼ねて生食用キャベツ(品種、藍春ゴールド)の定植が始まる。昨年とほぼ同時期の4月25日にスタートする。お隣さんではクーンの真空播種機でビートの播種が行われていた。

キャベツの定植は7月末まで順次苗が準備出来次第、永遠とつづく作業になる。午前中には直播ビートの播種が終了して、キャベツ班とジャガイモ準備班、石拾い班の3班に分かれて作業を進行する。

2016年4月24日

ビートの播種始める

Filed under: 農産物の播種、移植作業 — 管理人 @ 6:28 AM

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今年の播種作業がスタートした。約6haを一日かけて播種した。昨日は午後から雨あしが強くなってきたので中止となる。

2016年4月22日

キャベツはそろそろ定植ができます

Filed under: キャベツについて,ジャガイモについて — 管理人 @ 6:44 AM

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町内ではキャベツの定植や直播ビートの播種が始まった。

3月10日播種の生食用キャベツの苗の準備ができている。しかし、畑の準備が間に合わず少々ハウスのなかで待機してもらう。

畑起こしが終了して3台のロータリーハロー、パワーハローで整地作業を急ぐ。直播ビート16ha,じゃがいも24ha ,キャベツ7.5haなどを栽培する。

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ワーキングホリデーできている外国人は、約1200俵の種芋をミニコンテナ(25キロ入り)に移動する作業をしている。さあ、今日も頑張りましょう。

 

2016年4月20日

苦節2週間をかけてウッドデッキが完成

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 6:58 AM

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初めてウッドデッキなるものをDIYしていた。コテージ前の簡易浄化槽を隠すのも目的で2×4材55本、地杭12本、基礎材10本を使用した。防腐剤は初めて扱いやすい水性のガードラックを塗る。水性の防腐剤はガードラックしかないと言われたので、耐久性の面で心配があったが使用してみた。

簡易浄化槽の上部は点検するため開閉式にする。後付で手すりは『ラティス』でも取り付ける予定。今回は春季の農作業が忙しくなったので一時休止とした。

今日も雪がちらつき寒〜い朝を迎えた。日中の最高気温は15度Cの予想なので暖かくなるが、朝の気温予想は2〜4度くらいで冷え込む日がつづく。

2016年4月19日

寒〜い!雪が降っています

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 12:51 PM

IMG_3619朝7時の気温ー2度Cなり。朝方から急激に冷え込んでーの気温に突入。おまけに雪がちらつく。日中の最高気温は3度cしかならず寒さに震えております。

午前中は休みにする。午後からは無理をして石拾い作業をする予定だが・・・。寒いので早々に作業打ち切りにしましょうか。

2016年4月18日

今年度使用する資材が整いました

Filed under: 農産物の播種、移植作業 — 管理人 @ 6:21 AM

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今年度に使用する農薬、肥料、種子などを倉庫に収納している。農協の子会社が運送を一手に引き受けて順次配送してくれる。農薬と肥料で2000万円を超える額になる。こんなに農薬は使用したくないが作物に病気や害虫の被害出ると消費者が購入してくれません。仕方がありません。我々農家も生活がかかっています・・・。

種芋は1000俵を超えるため保管場所にも困難を極める。屋外に保管する時は気温が氷点下になるので保温シートを被覆する。ビニールハウス、倉庫などの室内に保管するのが凍結の心配度が軽減される。また隣の農家が離農したので芋用コンテナ(25キロ入り)700個を譲り受ける事ができ、なんとか今年はやり繰りできそうである。

 

2016年4月15日

山ワサビの春掘り始まる

Filed under: 山わさびについて — 管理人 @ 7:28 AM

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https://www.youtube.com/watch?v=j4jtmOGnqqk&feature=youtu.be

気温15度とぽかぽか陽気のなか、山ワサビの春堀が始まる。ゴボウ掘り取り機械で約30〜40cmほど深さに鍬を入れる。昨年5月に定植して約1年をかけて収穫される。

札幌と帯広の市場に通年で出荷する予定。なかなか販路が広がらず四苦八苦しています。山ワサビ買ってください。在庫はたくさんありますのでお願いします。

栽培も2年目になると大方の栽培方法が理解でき、昨年より太めの山ワサビが収穫できている。IMG_3589

休憩はワゴン車のなかで会話をしながらタップリ30分ほどします。今年もワーキングホリデーで外国の若者たちが続々とやってくる。休息中は台湾での仕事や家族のことなどやりとりする。同時に中国語、日本語などを教習する場となる。覚えては忘れの繰り返しで少しだが中国語を修得する。(訂正されました。お父さんはほとんど忘れています。何回も同じことを聞きます。と言われたような気がした)

ところで来月予約している台湾の『陳可欣』さん、メールが送信されません。多分パソコンの容量が目いっぱいで受け付けできないと思われます。電話も繋がらず困っています。日本に滞在していると思いますので農場まで電話をください。電話番号は農場のHPに記載されています。

今日はテレビ局の取材と札幌中央市場の出荷担当者が初めて農場に来てくれ懇談します。わざわざこんな田舎へ出向いてくれることに感謝です。

2016年4月12日

春の風物詩『行者にんにく』が芽吹いてきた

Filed under: 行者にんにくについて — 管理人 @ 6:04 PM

 

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一斉に行者にんにくが芽吹いてくる季節になった。この圃場はH24年に初めて行者にんにくの種子を蒔き4年目となり、今年の秋には株分けをしなければならない。密集しているので一度掘りあげて12〜15㎝の間隔で2・3株にしてから定植します。

3〜4年後に収穫できる太さに成長した『行者にんにく』を出荷することになる。通算7〜8年もかけて栽培される『行者にんにく』は気の長〜い幻の山菜である。

 

2016年4月11日

突撃!我家の晩御飯

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 8:53 PM

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今日はしぼりたての『上善如水』を頂いた。さっそく行者にんにく入り特大餃子とで仕入れた地元十勝の『広尾産氷下魚』で一杯。肉がはちきれそうな氷下魚は新鮮で美味しい。海産物、農産物は帯広市地方卸売市場の売店で仕入れると高品質で『なまら』旨いものが揃っている。

ジョウゼンミズノゴトシのとおり、飲みやすいためスイスイとコップがすすむ。あっという間に酔いが回ったのだった。お休みなさい。

2016年4月8日

手作りテラスの設置作業

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 7:39 AM

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今まで住宅を手作りしてきたが、テラスを制作するのは初めてのこと。簡易浄化槽の上に設置するので悩むことが2重苦となる。しばし難題が多く考えこんで座り込むことが多い。

テラスを支える地杭12本をスコップで手掘りする。設計図が脳内なので頻繁に変更が繰り返される。

No2につづく

2016年4月7日

若嫁の実家、京都より筍がとどく

Filed under: 家族の話題 — 管理人 @ 10:25 PM

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次男の嫁が農場に嫁いでから、毎年のように大きな筍が送られてくる。竹林がない北海道では物珍しく、生まれて初めて刺し身にして食した。京都のお父さん毎年ありがとうございます。来年も宜しく。

若嫁の実家は米と桃を栽培する京都の農家で、竹林を所有しているので筍が採れるそうだ。筍もきちんと管理しないと良質なものが収穫できないそうである。年々筍の取れる時期が早まっているそうです。こんな美味しいものが、なぜ北海道にないのか! 

近い将来温暖化で、北海道でも竹林が生い茂ることを願う毎日である。生きている間は無理だろうなあ・・・。

2016年4月5日

手作りの案内看板を設置する

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 8:00 AM

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2×8材を利用して防腐剤を塗り、ルーターで名前の溝を彫る。その溝に夜光反射材のテープを張って完成する。裏側は従業員デザインの文字を書いてもらう。

資材代は約1000円なり。コテージのお客さんに夜間の道案内に活躍してくれるでしょう。好評であれば増設しますか。

おっとこんな時間になった。今日はあの有名な十勝ガールズ農場のお二人が農場見学に、ある国の国営放送局がワーキングホリデーについて取材に来てくれます。そのために看板設置を急いだのだった・・・。

 

2016年4月3日

4月になり雪解けがすすむ

Filed under: 小麦について,畑の様子 — 管理人 @ 10:41 AM

IMG_3490_23月末にはほとんど雪が解け、吹き溜まりに少々残雪があるのみとなった。この秋播き小麦の(品種きたほなみ)は元気に生育している。

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こちらの秋播きパン用小麦(品種ゆめちから)は播種時期が遅かったので少々元気がありません。葉が茶色に変化していますが、ギリギリのラインで枯死は免れるかな・・・。

 

2016年3月30日

徳之島の『新じゃが』が北海道の食卓に・・・

Filed under: ジャガイモについて,山わさびについて — 管理人 @ 9:35 PM

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雪室低温貯蔵じゃがいもを週に2回、山ワサビとともに市場に出荷をしている。いよいよ南国から『新じゃが』が出荷されてきた。徳之島と言えば3年前、当農場で知り合い昨年結婚した日本人男性の満と香港人女性のケーシーが新規就農して、じゃがいもを栽培している。

気になってメールをした。現在、じゃがいも堀り最盛期のようで、先週10キロ2600円していた生産者価格は10キロ1500円と値下がりしているそうだ。収穫作業は手で拾っているので北海道のようなポテトハーベスターが欲しいとのこと。あまりにも可哀想なので使用していないポテトハーベスターをどうやって送り届けるか悩んでいる・・・。

九州から新じゃがが出荷されてきたので在庫している雪室低温貯蔵のじゃがいもの選別と出荷を急ごう。一日4人ほどで100ケース前後が手選別なので限界である。まあ、そのうち終わるでしょう。IMG_3485_2Lineでじゃがいも畑の写真が送られてきた。種芋は北海道の栗山町産『品種ニシユタカ』だそうだ。赤土で育った南国のじゃがいもは肌が白くて美味しい。新じゃがは市場で10キロ3000円前後の価格で取引されている。ちなみに北海道産は10キロ2000円前後である。写真のような広い圃場であれば、東洋農機のポテトハーベスターでも活躍できそうである。収穫機(ポテトハーベスター)をバラしてトラックで運搬するといくらかかるのだろうか。

コテージにベランダを設置することにした

Filed under: 従業員の話 — 管理人 @ 7:18 AM

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コテージ前に約5坪のベランダを設置することになり、音更の木工場で資材を約7万円で購入する。まずは水性の防腐剤を塗る。2X4 が安価(3.65mで800円)で丈夫だと思うので幅が89mmだが我慢して使用しましょう。

水性の防腐剤は扱いやすく便利である。水洗いするだけで次回も支障なく使用できる。水性を使用すると油性はもう勘弁してほしい。

台湾、台南市から参加の元喫茶店経営者のRさんにさっそく防腐剤を塗ってもらう。ワーキングホリデーは年齢制限が30歳までなので、最後のチャンスに応募を決意したそうだ。有機農業に興味があり、将来は日本を含めて新規就農も視野に入れている。台湾では就職難もあるが、若者が有機農業や食の安全に関心が高い傾向にある。

2016年3月27日

還暦のお祝いをしていただきました

Filed under: 家族の話題 — 管理人 @ 8:52 PM

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この度はめでたく60歳を迎え、ついに還暦となった。三人の孫に囲まれお祝いをしていただいた。

定年を5年後に控え、農業者年金を受給されるまでもう少し頑張るとしますか。そろそろ一線を退く準備が必要だと感じてきた。

キャベツの苗その後は?

Filed under: キャベツについて — 管理人 @ 3:05 PM

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3月10日に播種した生食用キャベツ『藍春ゴールド』は順調に生育をしている。JA鹿追町ではこの品種一本に統一している。

3月27日現在、2.5haほど定植可能なセル苗が播種されている。4月25日頃からの定植は、低温や強風で苗が枯れることがよくあるので余分に育苗して対応する。

2016年3月26日

そろそろ従業員住宅を使用しようとしたら

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 11:27 PM

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ワーキングホリデーで男性が一人来ることになった。住宅に暖房を入れ、水道の不凍栓を入れた。するとシステムキッチンの下から水漏れがして居間が水浸しになる。

水道管を隠しているカバーを外してみるとエルボーからぽたぽたと漏水してる。こんなところに二箇所排水弁があるが知らなかった。残っていた水が凍結して水道管が破裂したのだった。

凍結の対策としてカバーは取り外して、排水弁にホースを付けて排出しやすくした。今度は大丈夫でしょう。

2016年3月23日

キャベツに灌水

Filed under: キャベツについて,ビニールハウスの仕事 — 管理人 @ 9:12 AM

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朝7時半ハウス内気温15度C、屋外は-2度C。一日1回〜2回順調に育ったキャベツの苗に灌水する。種子の発芽率も良好な成績である。

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25年(多分)以上使用している散水機。さほど大きな修理もなくあちこち風化して配線やゴム類があぶなかしいがきちんと動く。ビニールホースなどは数回交換しているが電気の配線はそのまま使用している。

何処の農家も『らくらく散水くん』にお世話になっていると思います。夏場は作動部が天井に近いため、晴天時は40度Cを超えて過酷な条件のなか25年を耐えている。たいしたもんです。後何年モーターなどの心臓部が頑張ってくれるかな・・・?

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3月23日現在、ハウス内には1.4ha定植可能な苗が播種されている。約100坪のハウスで約7ha分の苗を7月末まで順次播種作業をして育苗する。

 

 

2016年3月18日

ぽかぽか陽気に融雪はまだなのに

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 12:08 PM

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午前11時30分の気温なんとプラスの13度Cとぽかぽか陽気。融雪剤散布がこれからだというのに、雪が溶けてなくなったしまった。

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安心してください。まだこんなに積雪しているところもたくさんあります。明日JAコントラ課で融雪剤を散布して頂くが、圃場を変更して作業を委託する。

2016年3月17日

雪室熟成じゃがいも出荷しています

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 7:09 AM

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IMG_3365IMG_3371IMG_3364今まで混み玉の出荷が主流だったが、市場へ初出荷が決まり5段階の規格に選別することになった。昨年までは丸系の男爵、キタアカリ等は売れないということで市場から断られていたが、今冬はじゃがいもの品不足から高値で推移して丸系でも売れるようである。本来メークインが売りやすいため欲しいようですが。鹿追の土地は帯広近辺の肥沃な沖積土と違い、湿性の火山性土が多くメークインの栽培には適していない。よって鹿追ではほとんど栽培されていない。当然我ファームも自家用に少しあるだけである。

ネットで検索してみる。じゃがいも選別機は新品なら100万円以上と高価なため導入は諦めて、手で選別することにした。中古でも50万円ほどするが、なぜこんなに高価なのか?ポテトハーベスターの廃品を利用して自作してみますか。未使用の減速モーターを使用して安価にできそうである。農機具メーカーにお願いしたいが、中小農家向けに安価な選別機を販売してくれないでしょうかね。ノブタさん、サークルさん、東洋農機さん、日農機さん北海道の農機具メーカーで制作しましょう。

K農協などは小麦栽培を縮小して馬鈴薯、大豆の栽培を奨励して選果場などを新設して増産する計画と新聞で報道されていた。鹿追のように農協と町が協力して、じゃがいも収穫機導入の助成をしてみてはどうですかね?

またJA鹿追町では大豆、馬鈴薯の選果場を独自で運営していないのだが・・・。今からでも遅くはないと思う。組合員が生産した農産物を少量でも自ら売る努力が必要だと思うが・・・。

今日、市場担当者から10キロ入りでコンナンで売れました。と連絡が入った。価格を聞いてソ・ソ・そんなに高値ですか!と驚いたのだった。

 

2016年3月16日

生食用キャベツ『藍春ゴールド』発芽する

Filed under: キャベツについて,ビニールハウスの仕事 — 管理人 @ 8:25 AM

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播種してから5日目の夕方になってぼちぼち発芽を始める。いよいよキャベツの育苗が始まる。今年は責任者を変更して私達老夫婦はサポート役に回る。3重のビニールの開閉、灌水、適正温度の管理など今月は気を使うことが多い。

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18日の朝はこんなに成長している。発芽率は良好で今日現在で90%を超えている。ビニールハウス内を30度C以上にしないよう注意しなければなりません。

2016年3月14日

超高級雪室熟成『じゃがいもポテトチップス』

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 5:48 PM

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ゴールデンタイムに日テレで放送している番組に写真で出演いたしました。わずか1〜2秒ほど。あっという間に終了する。

雪室で熟成して美味しくなった『じゃがいも』のポテトチップスはさていくらかな?

究極のポテトチップスということで一皿3500円でした。次回はポテトグラタンかポテトピザなどのほうが、究極のチーズとコラボして美味しそうである。どうでしょう日テレのTさん今度よろしくお願いします。

キャベツの播種始まる 2

Filed under: キャベツについて,ビニールハウスの仕事 — 管理人 @ 7:52 AM

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キャベツの種子を播くことのできる播種板です。128穴のセルに1粒づつプラスチックの2枚の板をずらして播種することができる。

3月10日に播種した生食用キャベツは5日目になるので、今日からぼちぼち発芽する予定。明日は加工用キャベツ『おきな』の播種を始める。

2016年3月10日

生食用キャベツの播種始まる

Filed under: キャベツについて,ビニールハウスの仕事 — 管理人 @ 10:55 PM

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先日2ヶ月間続いた行者にんにくの出荷が終了した。すぐにビニールハウス内を片付けて生食用キャベツ『藍春ゴールド』を30a播種する。

作業台を急きょ制作する。在庫している2×4材(3・6mx3本2400円)と針葉樹合板(1枚1100円)でほぼ一日かけて3台が完成した。1台3,500円前後の資材代で安価にできる。木材の接合部分はダボ、接着剤、コーススレッドを使用してきっちりと組み立てた。ガタもなくバッチリです。

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播種された128穴のセルは3重のビニールで覆われる。午後10時半で屋外の気温はー9度C、ハウス内はー3度C、3重のトンネル内は6度Cである。まもなく小さなジェットヒーターをタイマーで点火してハウス内を暖める。明日の最低気温はー13〜15度C位に冷え込む予報が出ている。ジェットヒーターの燃料消費量は1時間当たりで約1L程度である。

 

2016年3月7日

モンサントの不自然な食べもの上映会

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 6:10 PM

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米国に本社を構えるアグロバイオ大企業『モンサント』、世界の市場の90%以上を支配する怪物企業と言われている。

モンサントの不自然な食べもの、遺伝子組み換えルーレットのドキュメンタリー映画2作品を見てきた。この2作品を見てからアレルギーがあちこちに発症したような気分になった。まだ日本では遺伝子組み換え作物の栽培が認可されていないので安心だが。米国では大豆、とうもろこし、菜種などの90%以上がすでに遺伝子組み換えが圧巻している現状である。それを飼料として食べた牛肉やバター、チーズ、キャノーラ油から日本人の体内に深く入り込んでるいることを理解しなければならない。

TPPの締結によって遺伝子組み換え作物の加工品や原料が大量に輸入される可能性もある。原産地表示の義務は切っても切れない条件となる。当局に対して日本の消費者と生産者は強く遺伝子組み換え作物は拒否しなければならないと感じた。

先日の農業新聞に気になる関係記事が書いてあった。モンサント社はついに小麦に手をかけて日本輸出を企んでいる。日本人ならはっきり『NO!』と声高らかに叫けんでもらいたい。

2016年3月6日

突撃!我家の晩御飯『サーモン&アボガド丼山わさび和え』

Filed under: 山わさびについて — 管理人 @ 10:02 AM

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材料4人分

①刺し身用サーモン200g 490円、完熟なアボガド1個200円だけ

②調味料、めんみ(昆布醤油など)少々、村瀬ファーム産山わさび適量。

①を一口サイズに切りボールに入れ②を加えて軽く混ぜ30分ほど待つ。あとはご飯に盛ってキザミ海苔、ごま等をトッピングして出来上がり。

1人前200円弱でこの美味しさは驚きますよ! サーモン(マグロでも良い)とアボガドが意外と愛(合い)、口に入れてから鼻にピリっとくる山わさびの辛さが何ともBest match!、丼ぶり2杯はいけますよ!

村瀬ファーム産『山わさび』は概ね通年でAコープもぎたて市、しかおい道の駅で100g 150円で販売しています。一度ご賞味ください。

2016年3月3日

行者にんにくも後わずかの出荷になる

Filed under: 行者にんにくについて — 管理人 @ 7:24 AM

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約2ヶ月間続いた行者にんにくの出荷が終わりに近づいた。少々疲れてきたので雪解けが進行する3月末までゆっくり体を休める。と言っても3月中旬からはキャベツの播種作業がいよいよ始まる。凍結などから苗を管理しなくてはならないので留守番が一人必要不可欠となる。休んでいても緊張する日々が続く。

行者にんにくは50gにラップして隣町にある運送業者まで届けて、札幌中央市場などに出荷をします。1月〜2月の期間は鹿追産が大多数を占め、2月に至ってはほとんど村瀬ファーム産が主流を占めているようです。

50gの量目になると8〜10本前後が普通のサイズになる。写真の特大サイズの行者にんにくは1本15〜20gあり3本で50gを超える。出荷目安は軟白、赤いハカマ、葉の部分が3分の1づつに成長している時が良いとされる。

2016年3月1日

北海道は数年に一度の暴風雪になる

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 9:14 AM

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昨日の降雪量は隣町の芽室町で62cm、帯広市で46cm、鹿追で40㎝位でしょうか。今朝は風もなく静かな状態である。帯広空港では積雪の深さが観測史上最高の125cmに達したそうである。十勝地方では毎回のように車内で一酸化炭素中毒で死者と中毒者が発生する。今日もこれから風が強くなって吹き溜まりができると危険なので、特に夜間の外出は注意しなければなりません。

一昨日、JAコントラ課から融雪剤の散布の申し込み依頼があったのだが、融雪剤を購入していなかったので断って後悔している。今日は忘れずに融雪剤を購入しましょうか。

その後JA営農資材課に電話すると500kg入り融雪剤が24本在庫があり喜んで注文する。3月25日過ぎにコントラ課によって圃場で散布する予定。

農場の住人は、病院、買い物と先を争うように昼間に出かけてほとんど誰もいない。ビニールハウスの管理は私一人で作業することが多いが・・・まっいいかあ。

IMG_3294ビニールハウスもすっかり雪に埋もれている。

2016年2月28日

若者たちの定住と新規就農を考える

Filed under: 従業員の話,未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 5:13 PM

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鹿追町農村青年会の会報『農青だより』が町内全戸に配布された。町民に対して若者たちの活動を理解していただき、励ましの言葉をかけてもらうには必要不可欠な広報誌となる。

我々が活動していたS53年頃(青函トンネルが開通)は110名を超える会員を誇った。110名のうち女性会員は10名前後であった。女性会員一人にトラック1台分の男性会員が群がると言われた時代に生きた。トラック1台とは、例えると軍用車の荷台に乗っている面々を想像してもらいたい。Getしそこなった約100名の男性会員は都会から見つけるしか結婚する方法はなかった。正直言って悲惨な状態だった。

仕方なく友人、先輩たちは本州での婚活パーティや町外出身者と出会い次々と結婚していった。仕方なくと言っては語弊があるが、農家の息子(後継者)たちにとっては不遇の時期であったことは確かである。

現在は主だった活動している男性会員は結婚してしまい、女性会員が多く活動しているそうである・・・。立場が逆転していることに、時代が変われば状況も変わるものだと感心する。

青年会では町との共同でマンゴー栽培のプロジェクトチームを立ち上げ活動している。活動する女性会員は本州出身者で占められ、地元の男性会員は少ないそうである。彼女たちは本州から飛び出し『志』を持っており、農場に従業員として数年にわたり『夢』に向かって厳しい作業に励んでいる。(もちろん体験重視で来ている方も多いと思う。)

町の活性化は若者にかかっていると言っても過言ではない。元気があって意欲ある役場職員、農協職員、農家後継者、農業関係従業員が鹿追町の活性化のため頑張ってもらいたい。我々年配者はそれをサポートする義務がある。

町内には約170名にものぼる多くの若者が農業関係の仕事に従事しているそうである。3月末になると何人かの若者たちが鹿追町を去り、新たな若者がやってくる。そんな季節になった。

2016年2月26日

町内で産業研修をしている若者達が来てくれました

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本州で知名度がない山菜の王様『行者にんにく』の収穫体験と試食に来ていただいた。彼女たちは(注1)鹿追町のピュアモルツ研修制度を利用して町内の農家で1年間研修をしている。

定員は10名でほとんどの研修生が来年も鹿追に残るそうである。地域おこし協力隊、会社員、農場にそのまま就職など農業関連の仕事を継続する。先輩に当たる***に作業の指導などをお願いする。屋外はー7度Cでビニールハウスの中は20度C以上にもなる。引き戸を開閉して温度を調整する。ぽかぽか陽気に皆さん驚いていました。

さっそくお昼は定番の行者にんにくのチャーハンを大量に料理して試食する。昨晩仕込んだ『おでん』とデザートは先輩***が3年ぶりに焼いたという黒い塊?のケーキを用意した。

彼女たち、初めての行者にんにくチャーハンをお代わりしてくれ、1升ほどの米を平らげてくれた。先ほど『黒い塊』と失礼な表現を用いたが、ガトショコラでした。愛情がこもっていたので『なまらうまい!』しっとりしたケーキでした。あまりの美味しさにリクエストしたがいつ焼いてくれるのかな・・・。

バイト賃の代わりにあの有名?な『行者にんにく味噌ラーメン&餃子』を居酒屋・初音さんで食べることに急遽決定して皆で食べてきたが、やはり美味しかったのヒトコトでした。

注1,鹿追町ピュアモルツ研修制度はH10年にスタートして現在まで160名の女性が研修している。そのうち数十名が鹿追町を中心に結婚、就職等で鹿追人(道民)となっているそうである。まだ町内で新規就農した研修生はいないようである。

雪室へ約50㌧の雪の補充をする

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 8:07 PM

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屋外に堆積していた雪を雪室に入れる。地面を削らないようにタイヤローダーで注意深くすくいながら30杯ほどを運ぶ。ー20度Cからプラス30度Cの温かい気温になっても雪室内は1〜4度Cの気温と90%を超える適度な湿度を当分の間保持できる。

いくら綺麗な雪を入れているにもかかわらず、溶けてくると石や土などが目立つようになる。毎年掃除するのに苦労する。

雪室内にはジャガイモ、山わさびなどを保管する。

2016年2月22日

十勝川温泉イベント『彩凛華』綺麗ですね!

Filed under: 趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 10:40 PM

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今年も十勝川温泉で行っている冬だけのイベント『彩凛華』に行く。気温は-10度前後で風がなく穏やかな日に訪れることができた。

来訪客が多くなったのか駐車場は大きくなり、誘導員も大幅に増員されていた。足湯、氷の滑り台など楽しんで帰宅する。

2016年2月19日

インフルエンザ 流行拡大

Filed under: 家族の話題 — 管理人 @ 6:57 PM

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順番に家族がインフルエンザに罹患する。孫の長女が治れば次女が、次に嫁が・・・という具合だ。夕方になると39度前後の熱が出て苦しそうで見てるだけで可哀想になる。

カミさんと交代で看病し、久々に添い寝して孫を寝かせる。パパ、ママと呼ぶが諦めて眠り込むことを繰り返す。座薬を入れると30分ほどで熱が下がり始め、大好きな風呂にはいる。風邪を引いている時は控えるようにする国は日本だけのようで、暖かい室内では関係ないそうである。

私の予防法は夜更かしと、二日酔いに注意することにしているが・・・。先日はちょっと飲み過ぎました・・・。ちょっと鼻水がズルズル。

2016年2月16日

30回目の結婚記念日にランチ

Filed under: 家族の話題 — 管理人 @ 10:49 PM

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2月10日に御結婚30周年を迎えた。とりあえず?ランチでも行こうということで、地元、福原記念美術館内にあるレストラン『えんじゅ』へ行く。

チーズハンバーグ&ライス(カミさんはペペロンチーノ)、スイーツとウインナーコーヒーでなななんと!一人1000円なり。安い!得した気分になったので本物のマンゴーと抹茶パフェ各500円を追加注文した。このマンゴーはいずれ鹿追産になるのかな・・・?栽培している農村青年会に期待しています。

店内は平日にもかかわらず知り合いの農家の奥さん方でほぼ満席でした。1500円で満腹で満足のいく料理で、何か得した気分で帰ってきたのだった。

2016年2月14日

極寒の2月に大雨。それなのに・・・

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 11:11 PM

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最高気温プラスの6度C と春の陽気である。早朝はみぞれであったが暖かくなった日中は雨になった。昨年は7月に一桁の気温で寒さに震えたが、暑かったり、寒かったり温度差が激しいこの頃である。

雨が降って夜間冷え込むと道路はスケートリンク状態となる。雨降って水固まる!滑りやすくなるため歩くのも危険である。本州出身の従業員には暴風雪と昼間に雨で夜冷え込む時は出かけるのを控えるように日頃指導している。

北海道の冬の恐ろしさを知らないので仕方ないが。一度事故を起こすと否応なしに理解することができる。しかし事故を起こしてからでは遅すぎるのである。

2016年2月10日

毎日行者にんにくの出荷作業頑張っています

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保育所が休みの日はビニールハウスの中で子育てをする。外気温は-15度Cでも2重にビニールで覆われたハウスは15〜25度C位に保たれ快適に過ごせる。

休憩中は孫達も楽しみにしているおやつがたくさん。台湾から送ってもらったお菓子、六花亭、柳月のお菓子などが並ぶ。

会話のなかで今年来てくれるワーキングホリデイーや従業員の選考基準の話になった。『どのような選考基準?』

『応募は断然女性が多いので、男女の比率をうまく拮抗するように心がけている。』(参加希望者の約7割が女性です。男性が応募するとほぼ採用です。)

『女性は容姿で判断、つまり可愛い子が優先ですか?』

『決してそんなことはない!履歴書を見ていろいろな要素から判断するようにしている。現在の従業員を見てみなさい!』あっ・・・沈黙。お互い顔を見合わせて苦笑い・・・。

『いや、あの〜男の心理としてある程度は加味しているといったが・・・。』手遅れであった。反省!

2016年2月8日

スタッフ総動員令『とりあえずやれるものはやってみよう!』

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農業と観光、2足のわらじははじめから大変だと分かってはいたが・・・。めまぐるしく変化する世界情勢に対応するには何が必要か?いや、こんな漠然としたことより簡単なことを解決すべし!

家族、従業員、農場スタッフ一同が一心同体で不退転の決意で頑張ろう!という結論に達し(当たり前なのだが、それができていない)もう一度原点に帰って『なすべきことはなす』を確認する。まず第一に以前より叫ばれている農業の基本、生産性のアップ、コストダウン、農場内の組織改革。もう一度反省することにした。きちんと仕事をしなければ成果は得られない。

第二にスタッフが協力しあって知恵を出し合い得意分野を活かして農場運営を立案する。スタッフが飼育しているダチョウの玉子に絵を描く体験サービス(講師は従業員です)。自家産農産物を利用した豆腐作り、ピザ作り、そば打ち、アスパラガス、ジャガイモ、枝豆の収穫や試食など。

北海道ツーリズム協会北海道ツーリズムネットワークと打ち合わせを数回行う。HPは英語でも閲覧できるようにリニューアルする。ここ鹿追町はファームイン、アクティビティが連動している先進地であるが、DMO(農業、観光、ジオパーク、地域、行政などが一体となった組織)が設立されておらず、せっかく北海道ツーリズム協会が鹿追に存在しながらもどかしい活動になっているのが現状でしょうか。帯広市でも十勝アウトドアブランディング事業を立ち上げるようで、いよいよ本気になって観光客を呼びこむ体制を築こうとするようだ。鹿追町も地域おこし協力隊を活用して北海道ツーリズム協会をサポートしていただきたいと要請しているそうだが・・・。

某公営放送の番組製作会社の方が言っていたことを思い出す。鹿追町はアクティビティが充実していてほとんどのことをここで体験できるのは素晴らしい!と感心していた。ファームインで農作業体験、宿泊して町内でアクティビティを満喫する。その構図が徐々にではあるが軌道に乗ろうとしている。インバウンド、アクティビティなど訳の分からないIT用語や英語が使われだしてきて、お父さんの頭のなかはグローバル化が進行中である。

『とりあえずやれるものはやってみよう!』

2016年2月7日

突撃!我家の晩御飯『牛肉麺』

Filed under: 農場生活について,野菜、食べ物の話 — 管理人 @ 10:48 PM

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従業員が鹿追産(地元産)の牛すじを分けてもらったのを聞いたので、台湾の牛肉麺が目の前にちらついた。さっそく台所を家捜ししてレシピを参考に準備にとりかかる。

豆板醤、甜麺醤、オイスターソース、鶏がらスープの素、紹興酒、醤油、にんにく、生姜、行者にんにくなどを用意する。麺は細めのさぬきうどん、トッピングには烏骨鶏のゆでたまごを使用する。

丁度お昼に食べた甘草粉を使用した『豚ひき肉のルウ肉飯』が残っていたので香辛料の代わりにすると、台湾らしい『牛肉麺』になり満足な夕食となった。

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こちらは本場台湾の牛肉麺。台湾で一番大好きな食べ物で、毎日食べても飽きない。この牛肉麺は甘いので、テーブルにある豆板醤をたくさん入れるとピリ辛の『なまらうまい』 牛肉麺になる。台湾では『お父さん、牛肉麺ばかり食べてもダメですよ!台湾にはたくさん美味しい物があるのに・・・』と良くタイワニーズには言われる。

『だってさ~美味しいんだもの!』

ホクレンくるるの杜へ行こう!

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 3:24 PM

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ホクレンがスポンサーとなっているTV番組『あぐり王国』が放送された。ホクレンが運営している『くるるの杜』で甥っ子が担当しているイチゴハウスにての収録です。正月に会った時に今度テレビに出演するかもしれないと言っていたので、多少のノウハウを教えた。例えば、カメラを見て話してはいけない。レポーターの目を見ながら話すようにすることなど。

撮り直しはあったのかどう知らないが、ほぼ完璧に近い話した内容でした。たいしたもんです。私は何回出ても緊張しますが・・・。冬でもくるるの杜では新鮮なイチゴ(品種紅ほっぺ)が美味しく食べれるようで、みなさんくるるの杜へ行ってみましょう。

2016年2月6日

野良芋対策の雪割作業

Filed under: ジャガイモについて,畑の様子 — 管理人 @ 2:20 PM

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最低気温は-20度C位に落ち着き最高気温は0度C近くになることもある。冬らしい気温だが、暴風雪が少なくおとなしい天気が続く。

昨年栽培したジャガイモの圃場でJA鹿追コントラ課に委託して3回目の雪割り作業をしています。タイヤショベル(世界のコマツWA-320)は1台1700万円するそうで、2台1組のチームになり1時間に1haを除雪する能力がある。

除雪をして露出した地面は20〜30cmほど凍結して掘り残しのジャガイモを腐敗させる。除雪した雪山は次回土が露出した場所に移動して凍結を促す。これを3度繰り返すとほぼ地面を万遍無く40〜50cmぐらいには凍結深度となるでしょう。1時間に7500円の作業委託料なので、判断は微妙ですが委託したほうが安上がりだと思いますが・・・。

今年の夏はジャガイモが野良生えはできないでしょう。期待しています。

雪割作業は前年の掘り残した小さなジャガイモが次年度違う作物を栽培した時に発芽して雑草化するため、凍結を利用して腐敗させる。畑に積もった雪は断熱材の代わりになるので除雪を行う。また害虫となるヨトウムシ等の蛹が越冬することも防止できる。

2016年2月2日

in Taiwan 台湾原住民族文化園区 ムックリに感激!

Filed under: インターンシップ,趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 5:35 PM

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屏東大学での懇談会を前に昨年インターンシップ参加のエンレイ、ネギとR教授と台湾原住民のテーマパーク(台湾原住民族文化園区)へ初めて訪れる。台湾では原住民と言っても差別用語には当たらない。発音も日本語とほぼ同じである。

台湾では大きく分類して16民族の原住民が存在する。総人口の2%前後ながらプロスポーツ界では日本ハムの陽岱鋼を始めたくさんの有名なプロ野球選手がいる。陽岱鋼選手は台湾では最も人口が多い阿美族の出身である。戦時中、勇猛果敢で有名な高砂族は原住民の総称で、日本が勝手に呼んだ正しくない表現である。

ここでは16民族の特色ある衣装などを毎月民族ごとに歌、踊りなどを中心に公演をしている。今日はタイヤル族の公演日で楽器や弓、刀を使った民族舞踊を楽しめた。日本のアイヌ民族と共通する楽器(ムックリ)、弓矢の踊りなどあり驚いたのであった。ムックリなどは形状や音色は全くの同一でアイヌ民族と同じ流れであることが理解できる。

台湾の原住民を知るにあたり一度は見て欲しい観光地である。北海道の人間はアイヌ民族との共通点に感激すること間違いなしである。日本でお馴染みの歌手で女優のビビアンスーはタイヤル族の出身である。美人が多いのかな・・・?

2016年2月1日

南国の徳之島からはっさくが届く

Filed under: 野菜、食べ物の話 — 管理人 @ 7:15 AM

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鹿児島県の徳之島からはっさくが届いた。徳之島の農家の嫁となった香港出身のケーシーが送ってくれる。ジャガイモなどを栽培しているそうだが、はっさくも栽培しているそうで市販のものより味が濃厚で美味しい。しばらくの間家族で南国の果実を味わうことができる。こんな濃厚な味がするはっさくは初体験である。

2016年1月30日

ウインドウォシャー液には注意しましょう!

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 10:42 AM

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**で自動車共済や貯金など新規加入をすると生活必需品をいただける。タワシ、洗剤、台所用品等種類は様々なもので重宝している。

今回はウインドウオッシャー液を頂いた。さっそく愛用車に液を補充しようとしたところカチンカチンに凍結している。写真右は従来のホクレン製品で-40度まで対応できるが。写真左の今回の代物は説明文を見ても「ー温度」に対応とは明記されていない。これを補充していたら確実にタンクが凍結で破裂していたでしょう。

厳寒の北海道での販売は注意したほうがいいですね。安かろう悪かろうの時代は終わっていたはずなのに・・・・。多少なり価格が高くともホクレン製品を使用しましょう。

2016年1月26日

富良野GROUP『屋根』30日幕別町公演

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 12:31 PM

top2016c脚本家倉本聰さんが率いる劇団・富良野GROUPが今年も十勝・幕別町にやってくる。地元帯広出身者と鹿追での生活体験がある(共に松本さん)がキャストをつとめる。松本さんのご両親が農場の隣に住んでいる関係から、昨年初めて富良野GROUPの公演を幕別で観劇(感激)した。

劇のあらすじは開拓から太平洋戦争前後の農家を舞台にしているそうである。戦後、北海道の農業はアメリカ型、ヨーロッパ型の農業を取り入れ大型化してきた。近年は数億円の資金を投入して酪農、畜産施設を建設し、300頭〜1000頭搾乳を可能にした大規模なメガファームが誕生している。まるで工場で生産されているようである。畑作では大量の農薬、化学肥料を投入し、農作物を生産する経営形態には、消費者を含めて考えなおす時期が来ていると考える。もうすでに十勝の農業はヨーロッパの経営規模に匹敵しているだろうが、本来の農業の姿はどこかに忘れ去られたような気がする。こんなことを踏まえて『屋根』の上演を楽しみにしている毎日である。

私が中学生まで『ポポ』と言う名前の道産子の馬を飼育していた。彼女は畑起こしから除草機、収穫などの農作業を近代的なトラクターが登場するまで、農場に貢献した道産子の馬である。昭和30年代にジープやトラクターが出現して彼女たちの役目は終焉を迎えた。それまでどこの農家も住宅と馬小屋が同じ『屋根』の下にあり、家族同然の生活を送っていた。

小学生の頃、彼女の子供だと思うが『2頭も馬は必要ない!』と売られていったことを思い出した。馬の目は可愛らしい優しい眼差しをしている。『ポポ』はもう年老いたおばさんで、背中を丸めて優しい目から涙を流して見送ったように見えた。牛馬の取引をする『馬喰郎さん』(家畜商)が来ると、ポポも売られることを察知して落ち着かなかった。経済観念もない私達は何としても売却を断念して欲しかったが、抵抗するすべがなかった。この時ほど馬喰ろうさんが憎く感じたことはなかった。

ポポの鼻筋を撫でるのが楽しみで馬小屋に行った。今もポポの暖かい温もりのある鼻は忘れられない。ポポもやがて知らない間に消えていて、両親に行方を聞いても教えてもらえなかった。優しくしてもらった飼い主には、死ぬ間際に最後の挨拶に来ると聞いたことがある。それは何キロも離れたところからも来るそうである。それは馬にかぎらず、魂のある動物(犬、猫等)なら経験はあるのでありうる話である。

時代は繰り返すというが、近い将来、馬で農業をすることになるだろうか・・・。中学校の時(S45年頃)、大雪で車が使用できずポポが引く馬橇で5キロ離れた瓜幕中学校に通った事があった。いっその事、せめてもの抵抗で馬ソリを観光客に開放でもしようかと考えている。子供でも2本の手綱を操ることができ楽しかったことを思い出す。このことをカミさんに話したら『フン!』と嘲笑されたのだった。『誰が馬の世話するの!』ごもっともです。はい・・・・・

現在、行者にんにくを従業員が屈んで収穫作業をしてる。立ち上がり背中を丸めて歩く姿が『ポポ』に似ているとふと思った。失礼だが彼女はポポの生まれ変わりかもしれないと感じた・・・。

2016年1月23日

毎日100パック出荷を目指す行者にんにく

Filed under: 行者にんにくについて — 管理人 @ 4:29 PM

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朝8時から作業開始する。最低気温はマイナス3度Cから-20度C位の事もある。作業開始1時間前から廃油ストーブを焚き、お湯を沸かしながら従業員が来る前にビニールハウスを暖める。

まず作業として約3週間前に伏せ込み芽吹いたものを選別してピックアップします。白く発根したものは元気がありハカマ部分がすんなりと取れます。ハサミを使用して根を切断して洗浄しながら、薄皮などを取り除く。

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乾燥させてから太い製品になるものだけ出荷をする。1週間に5日程出荷作業を行い札幌の市場で競りを受け、札幌近辺のスーパー、デパート等で販売される。1月から3月上旬を目指して作業はつづく。市場の要請を受け、毎日少しずつ長く出荷できるように栽培を心がけている。

2016年1月20日

in Taiwan  突撃!となりの晩御飯 嘉義編

Filed under: インターンシップ,趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 10:24 PM

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台湾南部の屏東大学での懇談会を終え、次の訪問地新竹市に向かう。まず新幹線に乗車する前に『突然お宅訪問!』を強行する。

昨年インターンシップで農場に来ていたエンレイの両親に会うことになった。同行しているJ/Jに通訳と電話連絡をお願いしてアポ無し訪問が実現した。日本語、片言の英語、台湾語の3ヶ国語ごちゃ混ぜで会話する。理解できない時は笑顔だけで済ますこともある。がしかし、理解できるまできちんと聞き直しなどして理解しなければならない。お父さんは近くの大学の非常勤講師をしている。台湾の大学では専門分野になると一般市民が講師となって先生とともに講義をしている。今回の旅行で複数の人に会ったのでかなり頻繁に行われているようである。

屏東駅から電車で台南市を過ぎ、昨年台湾映画『KANO』の舞台となった嘉義市の近くまで足を伸ばす。エンレイのご両親が駅まで迎えに来ていただき、わずか1時間半だけだったが昼食をご馳走になる。美味しかった〜ありがとうございました。牛肉の鍋を頂く。

お父さんから娘の交際について日本語で質問された。「二人は若すぎる!」私は食べてるものを噴き出しそうになった。「お父さんは知っている・・・」その慌てた様子に、日本語を話せないお母さんが英語で「何を話しているの?」興味津々で腕をつかんで聞いてくる。お母さんは知らない様子なので何とかごまかすことに成功する。日本人の彼とは遠距離交際が続いているようだが・・・。塞がりかかっている毛根から脂汗が吹き出た瞬間であった。

KANOクランクインMOVIE     KANO予告編   *映画挿入歌『風になって〜勇者浪漫』

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その後は新幹線で台湾北部の新竹市に向かう。晩御飯は夏休みを利用して農場に来ていた(注1)国立政治大学生ruriのお母さんにご馳走になる。4泊5日の最後の夜を楽しく過ごす。

新竹市は米粉(ビーフン)が有名で、最後の締めに鴨肉が入った米粉麺を食べる。細麺で飲んだあとはラーメンよりあっさり系で美味しい。すっかり米粉麺のファンになった。

1,国立政治大学は台湾次期総統、蔡英文氏が教授をしていた。台湾では偏差値がトップの台湾大についで文系では高い大学である。ちなみに理系は清華大、師範大などある。

 

2016年1月19日

暴風雪&大雪に注意していたが・・・

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 8:54 AM

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昨夜から降りだした雪に注意していたが、以外にそれほどでもなく安心している。積雪は20cm前後でしょうか。多いところでは1時間に3〜5cmの降雪があるとのこと。ここから車で1時間ほどの距離にある帯広空港は56cm(積雪が83cm)の降雪量と、同じ十勝地区でありながら大きな数字の違いがある。

鹿追町は北海道の中心部に近く、海岸線の地域と違って暴風雪には見舞われてはいない。低気圧が道東に近づいているが、雪と風は止んでいる状態である。道東地区の約230校の小中学が臨時休校になりこれからも暴風雪と雷に警戒が必要である。

それでは除雪を始めますか。

2016年1月15日

in Taiwan インターンシップ懇談会開催

Filed under: インターンシップ — 管理人 @ 1:04 PM

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一昨年から始まったインターンシップの提携とともに屏東大学におじゃましている。今回は当該学生により農場の生活風景などの体験談を発表する。後半は座談会形式で気軽に質疑応答を交えて学生たちと話し合いを持つ。前回はあまり質問がなかったが、今回は学生の積極的かつ意欲的な意見、質問がなされた。

例1,住んでいる部屋はどんなところか?

2,休みの日は何しているのか?

3,コンビニまで8キロもあるがどうやって行くのですか?

4,バイクには乗れるのしょうか?

5,私は絶対行きたいのですが選考基準は?

こんな質問がされたが仕事に関係することが皆無で『インターンシップ』は職業体験ですから、仕事などの質問はありませんかと問いかけてみた。彼らは憧れの日本で2ヶ月近くを過ごせることが優先していて、職業体験が後回しになっている。まあ仕方がありませんが・・・。体験した農場の生活を写真などで見ると、楽しい事ばかりが前面に来てしまう。仕事をするということは大変なことだよと説明してもなかなか理解はしてもらえない。まあいいっかあ! いずれにしても 学生たちは日本に来たいようである。国立屏東大学では来年度から学生全員が国内外を問わず、全員がインターンシップを必修化されるそうです。

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通訳は広島修道大学から来ている留学生二人にお願いした。台湾人こぞって大好きな十勝名物『豚丼』を説明するが、この美味しさを知らないのが悲しい。

(注1)台湾の年号は104年とあるが、中華民国が中国で建国されて104年目ということらしい。明日はいよいよ台湾総統の選挙がある。外国にいる方は台湾まで帰国して投票をしなければならないそうだ。日本のマスコミは国民党、民進党いずれの候補が勝っても冷静に報道を展開するとお思うが、もう一つの経済大国がどのような対処をするか・・・。

ちなみに台湾総統候補民進党、蔡英文主席(59)は国立屏東大学がある屏東県の出身である。

2016年1月11日

新春突撃!我家の晩御飯『行者にんにく豚キムチ』

Filed under: 行者にんにくについて — 管理人 @ 6:51 PM

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行者にんにくの収穫でたくさんハネ品が出たので、地元鹿追産タップリの豚キムチ&豚行者にんにくを作ってみました。主食は当農場産大納言小豆のお汁粉。ビート糖を使用するとあっさりした甘みでキムチとの相性も抜群である。

キムチと豚バラ肉と行者にんにくのコラボは最高!これに地酒、北の勝(根室)、金滴(新十津川)、福司(釧路)、男山(旭川)等)を1杯引っ掛けると元気モリモリである。ちなみに昼ごはんは行者にんにくチャーハンでした。

今晩から居酒屋BAR{初音}さんで1日10食限定『行者にんにく辛味噌ラーメン』が食べれます。初音のマスター、+豚キムチ行者にんにくはスタミナメニューの一つになります。よろしく!

2016年1月8日

祝!初出荷、行者にんにく&山わさび

Filed under: 山わさびについて,行者にんにくについて — 管理人 @ 10:04 PM

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行者にんにくを伏せこんでから2週間近く経過すると出荷の時期を迎える。なるべく葉が展開しないうちに50gのパックにして店頭に陳列する。

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しかおい道の駅、Aコープ鹿追店などにて山わさび(西洋わさび)とともに販売を始めた。来週からは本格的に札幌市場などにも出荷する予定。山わさびは1パック100gにてご賞味ください。

2016年1月6日

IN Taiwan 何と言ってもフルーツの宝石箱

Filed under: 趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 12:24 PM

IMG_3011鹿追町でお馴染みのマンゴーは南部が主産地です。

11705378_804875792942991_7640606461153092879_n台湾はフルーツの宝庫である。マンゴー、パパイア、スターフルーツ、パラミツ、パッションフルーツ、ドラゴンフルーツ、ライチ、バナナ、グアバなど種類が豊富だ。写真は釈迦の頭に似ていることから釈迦(ブッダ)、英名はシュガーアップルと呼ばれる。非常に糖度が高くて甘い。一粒づつむしって食べれる。

IMG_2805写真のように完熟していると口のなかでとろけ、個体は柔らかく強く掴むことはできない。甘みが口の中に広がりメロンより糖度が高いかもしれない。種子は有毒だそうでしゃぶらないほうが良いでしょう。ほとんど日本には輸入されていないそうで、温室栽培ではマンゴーより将来性はありそうである。

2016年1月4日

in Taiwan 格安航空券で海外へ飛ぶ。そんなのあり?

Filed under: 趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 9:54 AM

f12ed_226_f65399806d43bb468f92d914fbc3f78d-m毎年、札幌発台湾行の直行便で渡航しているが、1ヶ月前に予約をすると往復で23000円の格安航空券がGetできる。LLCではなくても諸税を含めて3万円台に抑えることができる。この価格で直行便かつ約4時間の空の旅で機内食が1食、飲み物が飲み放題である。(LCCでした)

初めて海外の航空会社を利用した。機内は集められた9名の日本人客以外は中国系のお客さんでびっちり埋まっていた。座席が2列前の40歳前後の上品な中国系女性が、私の方を見ながらCA(客室乗務員)と2〜3回に渡って相談をしている。非常に気になった。もしかしてイビキでも思いっきりかいてしまったか・・・。するとその女性は何を思ったか空席だった私の隣の席に座る。乗務員にワインから始まりビール、コーヒー、ジュースなどを順番に注文する。ひと通り飲み終わると、短い足?を2本揃えて前席のポケットに乗せて眠り始めた。CAも見て見ぬふりをして何も注意する気配がない。

オット思ったが、日本人には考えられないマナーに目を丸くした。写真を撮りたかったがシャッター音で気が付かれたら『何を言われるか恐ろしかったので』断念する。

そうこうするうち、無事に台北に着陸する。逆噴射で滑走路を走りだした頃、一斉にシートベルトをはずす音が機内に響く。席を立って荷物を取り出そうとするお客さんに対して、乗務員が待っていましたとばかりに『座ってください!』と大きな声で叫ぶ。その声を無視する方もいて乗務員が『デンイシャ!』と言って駆け寄る。思わず後部の通路を眺めたのだった。

日本の航空会社では経験できないことを見せつけられ***人の観光客に驚きを隠せなかった。

2016年1月2日

行者にんにくが芽吹いてきた

Filed under: 行者にんにくについて — 管理人 @ 8:00 PM

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12月20日に ビニールハウスに運び入れ(1週間遅かった)、凍結が緩んだ4〜5日後に伏せ込みをした行者にんにくが芽吹いてきた。一度、屋外で凍結させたものをビニールハウスで電熱線などで加温を始める。春が来たと勘違いした行者にんにくが成長を始める。

2016年1月1日

謹賀新年

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 8:43 AM

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謹 賀 新 年

新年明けましておめでとうございます。

昨年は大変お世話になりました。本年もどうぞよろしくお願いします。

2015年12月31日

静かな大晦日

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 8:27 PM

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なんと900gもある三重県御浜町産の伊勢海老を頂いた。おそらく今朝あたりまで生存されていたと考えられる。尻尾は刺し身に、頭は二つ割りにして味噌汁にした。

天然モノらしいが身が締まりコリコリとした食感で、味噌汁にした頭の味噌は甘くて美味である。生まれて初めて特大の伊勢海老でした。ありがとうございました。

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今晩の年越しは地元神社の『神社係』なので、11時半頃より初詣の方々の接待をする予定です。皆さん良いお年を迎えください。

2015年12月29日

in Taiwan 再会の夕べ

Filed under: インターンシップ,趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 8:50 PM

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国立屏東大学でのスピーチを前に、台北に降り立ったついでにわが子たちに会うことにしている。H24年から始めたワーキングホリデーを利用して台湾から33名の若者たちが村瀬ファームを巣立っていった。ちなみに香港7名、中国10名、豪州1名、マレーシア1名、ドイツ1名そして日本人は19名となった。

台湾の若者たちは有機農業を実践している者や日系企業や昔の職場に復帰した者など千差万別である。台北市の近辺から参加する若者が多く、必ず台北で1泊することにしている。旅行バックには詰めるだけ日本のお菓子類を買い込んで持参してきた。

秘密ですが村瀬ファームの特産品『山わさび』を試験栽培用に2キロほど持参する。税関では見事に見破られ開封された。生物で土も立派に付着して、どう考えても『NO!』であり山わさびの匂いが開封と同時に漂い始めた。税関の方何も見なかったように『どうぞ進んで!』とお咎め無しである。動揺しないように軽く笑顔でいたのが良かったのかなあ? 所詮我輩の笑顔くらいでは誤魔化しは効果ないと思うが・・・。ブラックリストには注意せよと記載されたかもしれない。

台北のムンムンする暑さと冷や汗をかいたが、空港まで迎えに来てくれた4人に『遅れてごめん』と言って皆が待つ居酒屋に向かった。遠くは南の屏東からも集まってくれ総勢17名にもなった。年々人数が増えていくので来年は店を貸し切りにしないといけないかもしれない。今回は台湾にいる方とほとんど会えることができ感無量であった。

昨年から屏東大学とのインターンシップで来た学生は3人とも日本企業に入社して、台湾支社で活躍していた。一人は北海道にある企業であった。

来年北海道へ来る約束をしたメンバーも数名おり歓待する予定である。ほとんどが20歳代なので結婚する予定のメンバーは少ないがいずれ結婚式には参加するつもりである。

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台湾では一般的に会食では酒類は飲まなく、2次会にも行かない。だが彼らは日本での生活で習得した2次会に繰り出すことになった。今年の5月まで1年間農場にいた、屏東出身のJ/Jの妹の彼氏が経営している日本式居酒屋で2次会となった。台湾から二人目の参加者であるインさんの彼との熱々の交際経過を聞きながら日本酒を味わった。

2015年12月25日

昨夜は二人きりのクリスマス

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 4:37 PM

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今年のクリスマスは息子一家が京都の実家に帰省中なので二人だけのエキサイティングナイトになった。手巻き寿司にフライドチキン、仕上げに柳月のケーキを具合が悪くなるくらいたくさん食べれた。明日は餅つきだそうだが、あんころ餅が出来上がるのを楽しみに待つことにする。

行者にんにくの伏せこみ始まる

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屋外から搬入して凍結がゆるみ『行者にんにく』の伏せこみが始まる。外の気温は-5度C前後だが、ビニールハウスのなかは閉めきっていると35度Cにもなる。

行者にんにくを1本づつ株分けして電熱線が引いてある苗床に設置する。現在は息子一家(京都に帰省中)、従業員もいないので2人で1週間ぐらいかかるだろうか。26日頃まで頑張りましょう。

2015年12月22日

行者にんにくをビニールハウスに搬入

Filed under: ビニールハウスの仕事,行者にんにくについて — 管理人 @ 10:51 PM

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屋外で凍結させた行者にんにくをビニールハウスに搬入する。1月6日ごろ出荷に向けて加温を始める。

苗床は電熱線で暖め、苗の上部は保温マットを被覆する。IMG_3066今晩は-16度Cと冷え込んでいます。う〜〜寒い。電気代の明細書を見てびっくりした。蓄熱暖房を使用するようになって約2ヶ月になりオール電化の住宅を建設して後悔している。今まで冬期間使用していない従業員住宅などの温水器は、水道の凍結を心配して弱く暖房を入れていたが。今年は水道の元栓を切り、電気のブレーカーを切ることにした。電気料金は大幅に下げてもらわないと困りますね〜〜・・・。

 

2015年12月20日

最後のビート(甜菜)を出荷する

Filed under: その他農産物について,農産物の収獲作業 — 管理人 @ 4:14 PM

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11月6日に掘りとって土場に保管していたビートを出荷した。気温ー2度Cのなか保温のため被覆していたシートを剥いでいます。北側の法面は凍結してビートがシートに張り付いている状態。一個一個足で蹴ってシートから剥がす。

この一連の作業は前日の暖かい時間帯に行っている。以前は朝5時頃より暗いなか作業をして大変だったが、最近は皆さん前日にシートを片付けるようになったようである。

2015年12月18日

in Taiwan 調査ファイル『ソフトクリーム』編

Filed under: インターンシップ,趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 9:13 AM

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よつ葉乳業十勝主幹工場の原料を使用している屏東市内にある7ーイレブンに再び行く。昨年は薄味で今ひとつだったが、今年はどうなったか食べてみた。

今年のインターンシップで来てくれた屏東大学大学生3人と食べてみる。まず35元(約130円)のミルク味を注文する。台湾は現在冬なのであまり売れてないようだが、北海道の人間にとっては気温が27度もあるので、立派な夏の感覚。相変わらずこれでもかとコーンから落ちそうになるくらいソフトを盛ってくれる。彼ら3人に『台湾へ帰ってから食べてみたかい?』と聞くと、『値段が高いから食べてない』と言う。日本円にしておおよそ130円なのだが・・・・。倹約家が多いのには関心する。

大事そうに食べる彼らを尻目に、分析を始める。昨年と比較して『味が濃厚になった』かなり北海道の味に近づいてきた。うんこれなら美味しい。ライバル会社のファミリー***には圧勝である。IMG_2920

こちらはそのファミリーマート。価格は同じ35元だが添加物が多い味がする。中央のARIは一昨年のインターンシップで来ていた。昨年大学を卒業して日本企業に就職し、台湾支店に勤務している。北海道が本社の企業で農場から車で2時間ほどの距離にある近さなので驚いたのであった。

2015年12月16日

念願のイルミネーション点灯

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 11:22 PM

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ログハウスの母屋を建ててから20数年来の懸案事項であったイルミネーションを設置した。中庭の中央に1本だけあるイチイの木に1000個のLEDランプを灯す。

新築時に設置計画していたが、なかなか実行できず、やっと念願の4色のイルミネーションを点灯することができた。何回もカーテンを開けて眺める。しばし見とれる。いいもんだ。1ヶ月の電気代は100円未満って本当なのかな?

2015年12月15日

村瀬ファームオリジナルのTシャツを発表

Filed under: 従業員の話 — 管理人 @ 3:53 PM

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村瀬ファーム専属デザイナー『***』がプロデュースしたTシャツが完成した。さすがにプロです。随所に『いいねえ~』と思われるデザインが見られる。

ビート(甜菜)やキャベツの葉の部分の曲線が力強く、かつ柔らかく表現されている。じゃがいも、山わさび、とうもろこしに個性ある表情があるのには感心する。芸術評論家の才能はないので上手に書き記すことができないが、我輩のデザインでは鋭角的にしか表現できないと思う。ビタミンを豊富に含んだ野菜たちのやさしさが伝わってくるんだなあ〜

Tシャツの希望者は当ファームまでご相談ください。100年後に***の絵とセットにしてプレミアがつく予定です。ポテトピンクと行者ニンニクネイビーの2色を用意しています。

まもなくファームショップで販売?する予定です。キャッチコピーは『見たら美味しい!着ても美味しい!』

2015年12月13日

第12回鹿追町小中高、道教育大釧路校吹奏楽合同演奏会

Filed under: 山村留学生 — 管理人 @ 11:16 PM

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12回目を迎える鹿追町小中高、道教育大釧路校吹奏楽部合同演奏会が開催された。今週のホームステイで山村留学性と約束していたので、カミさんと孫2人を連れて出かける。

これぞ小中高一貫教育の100名を超える合同演奏の醍醐味。町内の小学から高校まで吹奏楽を続ける学生が多いと聞く。隣に座っていた高校の吹奏楽部の親御さんは『うちの子は道教育大を目指しているんです!』と言う。大学生と一緒に活動を共にすれば、目指したくなるだろうなあと思った。一貫教育は部活とともに、先生方の派遣指導や交流を深めて地元高校への進学率を高める効果を得ている。

東京都では都立で初めて一貫教育を取りいれることを決定している。特徴は帰国子女などの枠を設けて積極的に海外で通用する人材を育成することを目指す。鹿追ではすでに公立で15年前から一貫教育を取りいれてることを考えると、いかに他より進んだ教育を子供たちに提供していることに感心する。東京都では当初、理数系を重点に計画していたが、国際的に通用する人材育成に転換して、英語に重点に置くことに変更した。

随所に鹿追で取り組んでいるカナダ学、地球学などを参照している形跡が見られるが気のせいかなあ・・・。鹿追高校では全員が町費でカナダ留学できる制度がある。おそらく日本ではここだけでしょう。ただ気になる点がある。外国の留学生や帰国子女が少ないことである。都立では鹿追では取り組みに遅れている交換留学生や帰国子女などを重点に置いて計画している点である。

いまこそ、観光、農業、教育においてグローバル化な時代に教育が遅れてはならいと考えている。それは英語だけに限らず、将来的には中国語、スペイン語なども対象になるだろう。

2015年12月11日

今年最後のホームステイは?

Filed under: 山村留学生 — 管理人 @ 7:22 PM

IMG_3026山村留学生のホームステイもあと来年2月を残すまでになった。部活が終了する午後6時半に中学校へ迎えに行く。車に乗り込んだ彼ら二人に語りかける。

今日の晩御飯は鹿追牛のステーキだぞ!300gの大きさだよ!

学生二人『沈黙・・・』おそらく驚いて声が出ないのだろうと思った。暗いので表情がわからない。

さらに、温かい自家産かぼちゃのポタージュとクリスマスケーキもあるよ!

学生A,『僕、クリームがダメです。チョコレートだったら食べれます』。学生B,『沈黙・・・』そうだったか・・・。今晩はチョコレートではなかったのだ。しかし、チョコでもクリームには違いないのだが・・・家に到着するまで沈黙の時間が過ぎた。なんか元気がない・・・。学校で辛いことがあったのかもしれないと思ったが聞かなかった。

家族6人が待っている食卓へつく。心配はどこえやらで学生Bはライスを3杯おかわり、ステーキは3年ぶりかなと笑顔で喜んで平らげたのだった。その後は察しの通りで楽しい会話が続いたのであった。

 

2015年12月10日

in Taiwan 台湾の高校生をドラフト1位で指名

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 屏東市の私立高校へ国立屏東大学のR教授にお願いして視察をする。文武両道の有名校で、特に野球に関しては台湾をけん引する役目を果たしている。R教授の息子さんも特待生で在学しているそうです。

野球部の監督は元中信兄弟エレファントのプロ野球選手である。台湾では元プロの方でも簡単に高校を指導できるようである。お忙しいなか校長先生に案内されバッテイングの練習を見せていただいた。

いきなり物凄いバッテイングをしていた学生がいたので『あの子が養子にほしい?!』と思い、練習が終わった彼に近づいた。『何歳なの?』と聞く。そうすると監督(日本語が話せます)が21歳!と大きな声で答えてくれた。えっ21歳・・・?。R先生が『彼はこの高校のOBでプロ野球選手です!』と言った。今は台湾プロ野球もOFFシーズンになり、出身高校で一緒に高校生と練習ができるそうだ。この点は日本とは大きな違いである。プロと一緒に練習できる高校生の環境は羨ましい限りである。

台湾には4つのプロ野球球団があり、その中のひとつ、Lamigoモンキーズ(高雄市、屏東市が元の本拠地)の選手である。まだ1軍出場の経験はない。『バッテイングは良いのになぜ1軍に上がれないの?』と聞くと、1軍コーチからはバッテイングは1軍をクリアーしているが、守備面での経験が浅くまだ1軍に上がれないようである。加油!と言って励ました。ドラフト1位で村瀬ファームが指名したいくらいだ。

練習内容はほぼ日本と変わらないメニューだが・・・。台湾の中学、高校、大学は世界でもトップクラスの実力があると思う。プロになると世界的レベルが落ちているように感ずる。元プロが指導しているからかはわからないが、高校生らしさの機敏な動きが伝わってこないような気がする。個人のレベルは高いのだろうが『ダラダラ野球』とでも言おうか、プロの練習法をそのまま高校生に当てはめたような・・・。

どちらかと言えばアメリカ型の自由な練習風景で、日本のような組織野球とは違う。両方の良い面を取り入れているということか。素人が率直に感じたことなのであしからず。

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ここの高校は台湾唯一、日本語を第二外国語として必修科目で取り入れている珍しい高校である。台湾国内の教育関係者に多くの優秀な人材を輩出しているそうで、教育関係の予算やその他の折衝は、直接、国の教育部とできるそうである。村瀬ファームと提携を結んでいるインターンシップも他の学校と比較して、破格の補助金だそうである。あんまりこんなことを書くとまずいでしょうかね・・・。

台湾プロ野球球団のひとつでは選手の半数以上がこの高校の出身者だそうです。ここの高校から大学、社会人へ進みプロとなるようである。前述の彼のように高校からプロに進む選手もいる。全国から中学生がプロを目指して入学するようである。学校の活気が我が身にヒシヒシと伝わってくる。この高校の出身者が日本のプロ野球界へ数名入団しているが、まだ有名な選手は輩出されていない。

日本へ視察の選択肢として、鹿追を選定したいことを校長先生が熱心に話された。時には野球部が海外で対外試合をするようである。ちなみに北海道日本ハムで活躍するプロ野球選手『陽岱鋼外野手』は屏東市の隣にある台東県の出身である。

また昨年大ヒットした台湾映画『KANO』も是非一度見ていただきたい。1931年台湾南部の都市、嘉義市にある嘉義農林高校野球部が台湾代表として、初の甲子園に出場して準優勝した実話の映画である。

『KANO』クランクインMovie   名将、近藤兵太郎嘉義農林野球部監督   『KANO』主題歌・風邪になって〜勇者浪漫

2015年12月4日

昨年の今頃は台灣だった!今年も行きます

Filed under: 趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 10:36 PM

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一年に一回、台灣に上陸する季節がやってきた。今まで村瀬ファームに働きに来てくれた若者たちと台灣各地で再会をする。

それでは行ってまいります。

村瀬ファーム産イチゴ苗を視察, Vol 3

Filed under: 趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 1:09 AM

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愛知県まで来たので、京都まで足を伸ばした。今年働きに来てくれていた台湾出身の京都大学に入学した温と、ゲストハウスで働いているミッシェル、次男の嫁のお父さんと京都の居酒屋で会った。お父さんとは約3年ぶりに会っていろいろ楽しい話をする。ミッシェルは京都に来て約1ヶ月で3キロ痩せたそうだ。自炊をしていて『ろくなもの』を食べていないようで、北海道の豊富な農場の食材をなつがしがっていた。温も同じ1ヶ月で1キロほど痩せたそうだ。

来年、農場に来る予定の陳さんは仕事の都合で会えず、それぞれ温とミッシェルの妹が来年来ることを約束した。

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京都駅から新幹線に乗車して名古屋で降車し、名鉄で中部国際空港に向かう駅にてこんな注意喚起するものがあった。さすがカントリーボーイは興味津々に眺める。ついつい『ハイ!両方辞めます』と誓ったが、『仕事辞めたらアカンなあ?』と考え直したのだった。

2015年12月3日

師走に大雨

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 11:17 AM

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今年もついに12月を残すまでになった。今日の最高気温はプラス6度Cの予定と暖かい。

朝から雨が強く降っている。近年は良くあることで慣れてきてしまっている。夜間の道路は凍結するので出かける時は注意が必要となる。

2015年11月29日

愛知県のイチゴ苗を視察 Vol.2

Filed under: その他農産物について,キャベツについて — 管理人 @ 5:25 PM

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愛知県といえば味噌煮込みうどん、名古屋コーチン、きしめんなど数々あるが、何と言っても『ひつまぶし』の美味しさには衝撃を受けた。5〜6年前初めて愛知県の視察で食した『ひつまぶし』のお茶漬けは『この世にこんな美味しいものがあったのか!』と感じたぐらいだ。最後の締めにだし汁を使用したお茶漬けは、十勝名物『豚丼』にも応用できるのではないかと思った。柔らかくした豚肉であれば昆布だしを使用しただし汁で、美味しさも倍増するのでないかな。3種の薬味ではわさびの代用に、やはり村瀬ファーム産『山わさび』が活躍する場面がありそうである。豚丼はどんぶりにまぶしてあるので『豚のまぶしどん』で商標登録がいいのではないかなあ・・・。

以前、一色町のブランドで有名だった愛知県産うなぎは、一色町が平成の大合併で西尾市に編入されて消滅した。現在は豊橋産うなぎとしてもブランド名を売り出しているそうである。割烹のお姉さん?が食べ方、うなぎについて詳しく伝授してくれた。

また、愛知県といえばキャベツ、トマトの生産量が全国トップクラスである。北海道と競合する品目だが生産時期をずらして北海道産が枯渇する10月頃から出荷が行われるようである。11月16日に豊橋市を訪れたがキャベツの出荷最盛期を迎えているそうだ。

豊橋市だけでキャベツの出荷量はおよそ6万トンあり(愛知県全体では23万トン)、北海道全体の生産量に匹敵する。鹿追町はわずか4000㌧にも満たない数字である。スケールが違いすぎる。これでは市場での評価は低い位置に甘受するしかないであろう。北海道でキャベツ栽培が定着しない原因がここにある。挑戦しては跳ね返され、農家・農協が潰されていく。

村瀬ファームでは11月16日に最後のキャベツ収穫をしているが『ささやかな抵抗』に過ぎないのである。日本での農業生産は北海道だけでは成り立っていないことを痛感したのであった。

儲からない作物は栽培が衰退する。 農協も内部留保をしないで野菜農家にきちんとした収入を確保して欲しい。

2015年11月27日

村瀬ファーム産イチゴ苗を視察 Vol. 1

Filed under: その他農産物について — 管理人 @ 2:17 PM

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先日、鹿追町イチゴ苗生産組合で愛知県豊橋市にあるJAひまわりにおいて視察を行う。4戸のイチゴ苗利用農家に案内された。どこも5000本前後の苗を利用していただいている。ここの農家は全量、鹿追産仮植苗(露地栽培の苗)を利用されている。花が咲き始め年内には実をつけるそうだが、クリスマス用に出荷できる規格にはあまりならないそうである。

しかし、例年より開花が早く、うどんこ病、害虫の発生が少なくて喜ばれているようでした。集荷時、段ボール箱一つに200本以上の苗を入れることになっているが、時々少ないことがあるので注意してほしいとのことでした。5000本だと25箱使用しているので、全体で何本不足しているのか聞くのを忘れてしまった。

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こちらの農家はポット苗(ハウス栽培の苗)を5000個利用していただいている。ここはムラセファーム産の苗を見させていただいた。仮植苗より高価だが、根の活着が早く開花時期も早いとのこと。どこでもうどんこ病、ハダ二の発生がなく良い評価をしてくれている。ちょうど開花時期を迎え、ついつい可愛いくなって『立派なイチゴになれよ!』とつぶやいた。

『鹿追で苗を生産できなくなれば、イチゴ栽培をやめます!』と励ましの言葉をかけてくれた。ハンカチを出して涙を拭こうと思ったが、幸せの黄色いハンカチがどこにいったか見つけられず最大のパフォーマンスを逃す結果となった。『ん〜これからも頑張って良質のイチゴ苗を愛知県のために生産しよう!!』と決意したのであった。

愛知県外に委託して生産されているイチゴ苗は北海道、鹿追しかないことも知らされた。以前、「ひまわり」繋がりで北竜町で生産されていた時期もあったそうだ。

忙しい時期に、JA愛知経済連のMさん、JAひまわりのNさんSさんに案内していただきありがとうございました。この3人は我家のビニールハウスでしか会ったことがなく、愛知県では仕事人としての緊張感のある現場視察となった。北海道でも同じですが!・・・。Vol.2につづく。

2015年11月24日

ついにやって来ました冬将軍到来か?

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 8:40 AM

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気温ー7度C。ベタ雪が積もってきている。時期的に根雪になるのかな?道内の函館は平年より20日も遅い初雪になったそうである。

まだ残った畑起こしは一時断念することにする。

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次の日の朝です。30cm 近く積雪したでしょうか。よほど暖気が来ない限り根雪となるでしょう。札幌は11月としては62年ぶり、帯広は68年ぶりの40cmの大雪だったそうである。

雪に埋もれたトラクターを倉庫に収納することにする。

2015年11月22日

まだ畑の耕起をしています

Filed under: 農業機械の話 — 管理人 @ 8:48 PM

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14年使用しているスガノ4連プラウは2回目の新しいスリックの張替えの時期にきている。1回目の張替え時は8mmのスリックボードを使用したがあっという間に減ってしまった。売却する予定だったが価格が折り合わず、修理してサブ的に使用することにした。

純正品を購入するとおよそ60万円の高額な修理費に膨れ上がる。スリックだけでも一枚45,000円ほどする。社外品のものだと4分の一の金額で済むが。今回もスリックだけ社外品を購入して経費節減する。O農機さんはシャコ万力まで貸し出しして、交換方法を詳しく教えてくれます。感謝!

中古で売却するとなれば、売却価格はそれより数十万円上乗せになるため簡単には売れないでしょう。農機具ディーラーに依頼すると更に手数料が上乗せになる。

交換方法はスリックを締め付けている錆びた皿ボルトはガスで焼き切る。その後厚さ14mmの新しいスリックをシャコ万力で締め付ける。気温が低くても、ジェットヒーターで温めるとプラスチック製なので見事に反ってくれる。右側よりハンマーで叩いてシェアーとシンにピタリと付ける。11mmのドリルで裏から皿ボルトの穴を開け、ナットで締め付けると一枚が完成となる。ナットの締め付け順番はシェアー、シンの角から順番に後部に向かって締め付ける。厳寒期だとスリックが固く皿ボルトがなかなかスリックにめり込んでくれないので、スリックを温めるのが面倒である。

慣れない仕事なので2人で作業しても一枚交換するのに半日程度は要する。5〜6年前作業したことを思い出しながらだが、だんだんと作業スピードが早くなる。スリック8枚を交換するのが面倒になって半分の4枚で終了して、来年残りの4枚をすることにした。

あと10haほど耕起する畑が残っているので、間近に迫った根雪の前に終わらせたい。

2015年11月19日

山わさび(西洋わさび)&加工用キャベツの収穫終了する

Filed under: 山わさびについて,農産物の収獲作業 — 管理人 @ 11:44 PM

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7月10日から収穫がスタートしたキャベツ(生食用、加工用)が11月16日に終了する。引き続き17日から秋期の山わさびの収穫が19日に終了して、今年度の農産物の収穫作業が全て完了した。

あとは、畑の耕起を約40ha 、行者ニンニクにバーク堆肥30㌧を散布して冬ごもりの体制に入る予定。

2015年11月15日

confa 北海道農業・農村情報誌を御覧ください

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北海道農政部から年4回発行されている農業・農村情報誌に当農場が取り上げられました。

confaは無料でいただけるので北海道農政部農政課政策調整グループへ電話、FAX, Eメールなどで申込ください。次号は来年の春号になります。

2015年11月14日

マレーシアからのモニターツアー受入

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 7:42 AM

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T社主催によるマレーシアからのツアー客9人を受け入れる。11月の農業体験は酪農家なら一年中メニューに苦労しないが、畑作はビートの収穫一本で計画してみた。

テーマは『ビート(甜菜)から砂糖ができるまで』と題してビート畑で行う。晴天を祈りつつ当日の朝を迎えた。11月の上旬なので相当の寒さを覚悟したが・・・・。

タッパーと呼ばれている収穫用の包丁でビートを抜き、葉を切り離しをしてみる。『危険』と言っては何もできないので、包丁の扱い方を説明して子供たちでも体験してもらう。収穫したビートをその場で輪切りにして試食もしていただく。直播のビートは甘くて柔らかく口の中に繊維などが残らいことに驚いた。『ビートチップス』でも商品化してみますか。

トラクター試乗を親子3人のグループに提供する。左の長男さんは冷静にツアーを眺めているように無口で静かであったが、俄然、トラクターを運転するとテンションが最高の状態になり、この世にこんな面白いものはないような感覚で運転を堪能する。トラクターを降りる瞬間『You are berrygood driver!』と言うと『満面の笑顔でありがとう!』と答えてくれる。『sama sama!』とマレーシア語で『どういたしまして』をこちらから言ったのだった。

彼の笑顔が今回のモニターツアーを物語っているようであった。

 

2015年11月13日

大雪山系は真っ白に雪化粧

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 8:02 AM

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26キロ先にそびえる夫婦山は冬の様相。下界は日中の気温が10度C前後になり 、まだまだ冬にはならないと踏ん張っているようである。

5分前に夫婦山を見ると、山が半分ほど雲海状態であった。カメラの準備をして撮影をする頃には雲は低くなり、あっという間に写真のような状態になる。山々の表情の変化は激しい。

2015年11月8日

雪のなか畑の耕起始まる

Filed under: 農業機械の話 — 管理人 @ 9:26 PM

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雪がちらつくなか畑起こし作業がやっと始まる。13年使用したスガノ4連プラウが満身創痍になったため退役してもらい、新品のスガノ4連を購入する。旧型のRQY204はプラウを反転するときゲージホイルが地面にぶつかることがあったが、さすがに新品は改良がされている。旧型は部品やスリックを交換して2台で耕起する予定。交換代金は自前でやっても純正(スリック1枚4万円以上x8枚)だと30数万円掛かりそうである。O農機製だと4分の1の価格で交換できる。格安である。

30羽前後のカラスの集団がネキリムシを餌にしようと飛び交う。よーく見ていると白っぽい虫が地面に結構出てくるのがわかる。

2015年11月7日

秋播き小麦冬枯れ防除

Filed under: 小麦について — 管理人 @ 9:30 PM

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9月に播種した秋播き小麦の冬枯れ対策として薬剤を散布した。この作業をしなければ健全な小麦の状態で春を迎えることはできない。以前、薬剤が散布されていない箇所は病原菌が発生して枯れてなくなったことがあり、必要不可欠な作業となる。この作業が終わると根雪前の畑起こしが始まる。

おっと、あと2〜3日ほど山わさびの収穫がありました。今年の辛味成分はどのようなものか楽しみである。収穫してみないと全体像は見えてこない。

2015年11月6日

気温20度Cのなかビート(甜菜)の収穫が終了する

Filed under: 農産物の収獲作業 — 管理人 @ 7:44 AM

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11月だというのに最高気温が何と20度Cになる。昨日も19度Cと夏に逆戻りの状態である。常夏のマレーシアから来ているツアーのお客さんまで『暑いですね〜〜!』と感じてしまうほどである。雪を見たかったようだがとても見れそうにない気温になってしまった。

10月15日から収穫が始まったビートは今日終了した。12月20日頃出荷予定のビートを専用の土場に貯蔵しています。300トンの予定であったがちょっと少なかったでしょうか。1ヶ月以上畑で貯蔵してサンタクロースがやって来る頃に、積もっている雪を除雪して、専用のテントを剥がす作業が待っている。

早朝6時頃に運送会社が運搬に来るので朝5時過ぎ頃より、マイナス5〜15度C(多分)の気温のなか作業するのは苦痛になることは必死である。吹雪や大雪の天候なら尚更である。ビートの貯蔵は一年おきに町内の農家の半分が交代で行う。

2015年11月3日

畑の様子、秋播き小麦&ハロウィン

Filed under: 小麦について,従業員の話 — 管理人 @ 7:03 AM

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今年の冬の到来は早そうな気配だったが・・・今日の予想最高気温は16度Cと暖かくなる。根雪前に冬眠に耐えうる成育を確保できそうである。

9月23日播種のパン用小麦『ゆめちから』が青々としている。今週中には積雪の前に冬枯れ対策の薬剤を散布する予定。

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9月30日播種の『きたほなみ』。酪農家と交換耕作(酪農家の所有地にじゃがいも等を作付し、畑作の所有地に飼料用コーンを作付すること)をしていて、飼料用コーンの収穫が終了してから播種した。播種が1週間遅いとこれだけの成育の差が出る。

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2015年10月30日

最後の加工用キャベツの収穫が続く「2」

Filed under: キャベツについて,農場生活について — 管理人 @ 10:32 PM

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キャベツ収穫班は毎日頑張っています。7月15日にスタートした収穫作業は、6.7haの総面積からあと0.2haまでになった。のこった0,2haは8月上旬の定植で出荷できるサイズまでになるか微妙な線となる。1週間ほど収穫を待つことにした。

 

キャベツ収穫が5日程連続したので、回転寿司を食べに出かける。マレーシアと台湾の彼女たちは生物が食べれないのでザンギ、玉子など火の通っているものに限定される。それでも『もうお腹いっぱい!食べれない』と言うほど食材は豊富である。

 

帰り際、1時間だけカラオケを楽しむ。バラエティーに富んだ言語による懐メロから現代の曲を一人3曲前後を歌う。徹は家族でよくカラオケに行くそうである。私は人前で歌うのは苦痛なのか恥ずかしいのか、どうも好きになれない。カラオケを聞くだけや雰囲気は好きなので同席したいが、無理に歌わされるのがどうも気にかかる。

今回は珍しく2曲も歌い、ものすごくスッキリしたような気分になって帰宅した。カラオケもいいもんだなあ・・・と思ってきた。キャベツ収穫機を運転しながら『最後の雨』、『青春時代』『嵐』などを口ずさみ脱線する事がしばしば・・・・。仕事頑張りましょうか!

2015年10月28日

最後の加工キャベツ収穫が続く

Filed under: キャベツについて,従業員の話 — 管理人 @ 9:53 PM

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一昨日の朝は-3度cになり、例年より早く初雪も観測する。水溜りは約10mmほどの厚さが凍結する。日中は10度近くになり暖かいので作業には支障をきたさない。夕方はさすがに寒いので、早めに4時過ぎに終了するようにしている。4時半過ぎになると辺りは薄暗くなる。

連日、加工用キャベツの収穫が続き、あと40a程を残すまでになった。現在収穫している圃場は6月末播種、7月末定植で約3ヶ月近く管理している。8月上旬に定植した20aはあと10日ほど様子を見て収穫できるか判断しようと考えている。

収穫機は最後の追い込みに人間以上に疲れを見せてきている。油圧ポンプ駆動ベルト切断、駆動チェーン破損及びテンション調整などで少々時間を浪費する。40番のチェーンが摩耗してテンションがついてる箇所は調整できるが、テンションがついていない箇所は山越えをして空回りのたびに振動が激しい。そのためネジ類がゆるんで故障の原因となる。チェーンを詰めればよいのだが面倒なので、木製のテンションを応急で組み込む。後2〜3日頑張ってもらわねばならない。

84歳になる父親(写真左端)が烏骨鶏の餌になる、出荷できないキャベツの収集を手伝ってくれている。いまだに現役です。タイヤショベルの作業を心配そうに見守る。

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海外からのワーキングホリデーで参加している若者たちが、一人づつ次の職場へ去ってゆく。寂しさを感じる季節を迎えた。

残った3人もキャベツ収穫が終了してから、11月上旬にそれぞれ卒業式や日本語学校などのため旅立ってゆく。

2015年10月26日

来年度の従業員&ワーキングホリデー募集します

Filed under: 従業員の話 — 管理人 @ 10:35 PM

村瀬ファームでは来年1月〜5月(3〜4名)、6〜7月(5〜7名)、8月〜10月(7〜10名)から11月頃まで働いてくれる従業員&ワーキングホリディーの参加者を募集しています。従業員は全員独身で構成されています。農業について初心者の方がほとんどですので未経験者でも遠慮なく申し込みをお願いします。

参加できる方に一点お願いがあります。従業員の人数が多いので協調性のある方、団体行動ができる方に限らさせていただきます。昨年の反省をふまえて喜んで働いていただくよう努力したいと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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詳しくはホームページで参照ください。たくさんの応募お待ちしております。

2015年10月24日

H27年度 社員旅行 in 知床、厚岸牡蠣祭り No2

Filed under: 趣味、旅行、アウトドア,農場生活について — 管理人 @ 9:04 PM

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午後1時半頃に知床五湖に到着して散策を始める。地上遊歩道(入場料250円?)は先日の台風の影響で倒木等があり、五湖のうち三湖まで閉鎖されていた。二湖で記念撮影。

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雲ひとつない秋晴れのなか、遠くに知床連山を望み一湖の前で記念撮影する。最高気温20度Cを超え、寒さ対策で着込んだものを脱がなければならなかった。

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説明はいらないかもしれないが・・・・。宿泊先のクリオネキャンプ場に向かった頃には日が沈みかけ、ムードは最高潮になる。モデルは村瀬ファームの従業員ですよ!この場限りなのか本物なのか、さてどちらでしょう。秘密です。 No3につづく。

2015年10月22日

大豆の収穫も始まる

Filed under: キャベツについて,農産物の収獲作業 — 管理人 @ 10:54 PM

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最近は晴天続きで圃場は乾燥気味である。1回目のビートの出荷が終了したので、息子が整備をしていたクボタAX85で大豆の収穫を始めた。写真のように白く綺麗な大豆がトランスバックに収められる。

ジャガイモ用のバッグに間違って収容してしまい強度不足で、畑に撒き散らしてしまうハプニングも発生した。今月中はビート収穫(またはキャベツ収穫)と2班に分かれて最後の収穫作業を進める。

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明日からは最後のキャベツ収穫が始まり10月中に終了する予定。400キロ入りコンテナで、1車に8基積んで農協の予冷庫に運搬する。多い人では1日70基ほど収穫すそうである。我が農場は8時間でせいぜい40〜50基ほどである。それ以上スピードを早めるとブーイングが気になるので、程々にしている。

2015年10月20日

いよいよビートの出荷が始まる

Filed under: 農産物の収獲作業 — 管理人 @ 6:51 AM

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19日に鹿追町でビートの出荷が始まる。3班体制で1班に9台のダンプトラックの編成で、12月末頃まで運搬が行われる。ここの圃場は概算で10当たり5500㌧〜6000㌧の収量を見込めそうだ。発芽障害の圃場もあり平均すると5000㌧〜5500㌧前後に収量が見込めそうである。初めての直播栽培としてはまずまずといった作柄になりそうである。

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***の頭より大きなビートもある。***の頭にはいっぱい脳みそが詰まっているが、このビートにはいっぱい砂糖が詰まっているだろうか?今年は期待できるそうだが・・・。

2015年10月17日

ビート(甜菜)の収穫始まる

Filed under: 農産物の収獲作業 — 管理人 @ 10:45 PM

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10月15日よりビートの収穫が始まる。今年から初めて直播栽培に挑戦してあまり期待はしていなかったが・・・。当初に予定していた収量ではなく、意外と期待が持てることに安心した。直播といえども大きなビートが多くマレーシアの大学生イーエンが『お父さん〜重たいです!』とやっと持てるようなものもある。

キャベツ収穫はあと1.4haとなり今月中に終わる予定であるが、朝晩の冷え込み(0度C近くになる)が厳しくなり成長も頭打ちとなる。まあ、張り切って収穫作業(行者ニンニク、山わさび)等に頑張ることにしますか。

2015年10月16日

修学旅行でサツマイモを収穫する&農業体験

Filed under: サツマイモについて,体験付き修学旅行 — 管理人 @ 8:32 PM

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6月3日に定植したサツマイモ(品種ベニアズマ、安納芋)を収穫する。今年は定植してから干ばつや低温で萌芽が遅れ、成育期間や積算温度が充分でなかったようだ。昨年に続き小ぶりの出来となった。

気温10度前後の寒さのなか、大阪府立北千里高校の4人の生徒にも農業体験として収穫をしてもらう。冷たい西風が強いなか震えながらの作業となり、北海道農業の厳しさの一端を体験できた。マレーシア、台湾からの若者達と交流も親密にできたようで、中身の濃い修学旅行になったと思う。

当農場で働いている京都大、慶応大、マレーシア理科大の現役大学生との楽しいカードゲームで夜も更けていった。罰ゲームは壁ドン?・・・だそうです。勉強頑張って京都大でも目指しましょう。

2015年10月15日

H27年度、社員旅行in知床、厚岸牡蠣祭り No1

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 3:34 AM

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従業員が楽しみにしていた『社員旅行』で、知床、厚岸牡蠣祭りを目指していざ出発する! 明日の天気が雨の予報なので、予定を変更して1日目に知床五湖周遊を強行することになった。

出発時間を1時間繰り上げて午前6時とする。5時半から前日仕込んだ(もちろん農場長の私がします)自家産サツマイモご飯のおにぎりを30個ほどを皆で握り、車中でおにぎりを頬張りながら向かったのであった。

まっすぐ阿寒湖に行く予定であったが、途中で阿寒富士と雌阿寒岳に『おいで綺麗よ!』と誘惑され、オンネトーに15分程度立ち寄る。ここは常緑樹が多いのか目立った紅葉が少ないが、朝日を浴びて楽しい旅行の幕開けだ。遠くに見える阿寒富士が『今の時期のオンネトーもいいでしょう!』と必死に訴えているようだった。綺麗でしたよ。

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阿寒湖はアイヌコタンに立ち寄るだけにして先を急ぐ。早朝なこともあっておみやげ店も開店前であった。ほとんど車中で過ごすことが多いので、食べて飲んで歌って?寝て笑って寝て食べるの繰り返しになる。女性陣は体重の増加を気にしているが・・・その割には『バクバク』と今日は仕方がないと言ってスウィーツ類を暇なし頬張る。内緒だが2ヶ月で2〜3キロ太った方もいるようだ・・・。

ナンヤカンヤで午前11時頃には霧の摩周湖に到着する。雲ひとつない快晴に心は踊る。エメラルドグリーンに変化した湖面を眺め、伝説にもあるように晴れ渡った摩周湖を見ると、婚期が遅れると心配している面々が多かった。メンバーには30代が数人在籍しているがそれなりに気にはしているようである。

昨年は趣向を凝らして裏摩周の展望と神の子池に行ったが、今年は正規のルートで走破した。

No2につづく。

2015年10月13日

行者ニンニク栽培を考える

Filed under: 行者にんにくについて — 管理人 @ 7:02 AM

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行者ニンニクは種を播種してから7〜8年栽培して収穫期を迎える。気の遠くなるような栽培期間を持つことから、途中で挫折したり、栽培意欲が減退する栽培農家が多い。

1個の種子から大きな株となって写真のように親指より太い葉茎となる。例年収穫しているものは太くても親指程度あったが、今年は異常に太いものがぞろぞろと収穫されている。

堀取られた行者ニンニクは株分けして、古い根をハサミ等で取り除き専用のコンテナに収容する。土とバーク堆肥を混和したものをコンテナの高さと同じくらい上にまぶす。この土の量によって軟白の長さが決まる。好みがあるが、食する時は軟白の部分が甘みがあり、滋養強壮の成分が豊富で美味しい。

行者ニンニクは強い生命力を持ち、凍結しても新しい根が発根して、春の季節の到来とともに冬眠から目覚めるのである。よって滋養強壮としての成分が作物自体に備わっている。

例年、株分け時に年数不足の細い行者ニンニクは再び圃場に戻されるが、今年はほとんど見かけられない。暑さを嫌う山菜なので、朝晩の寒さが厳しかった天候が好影響しているようである。

現在はほとんど北海道で消費され、『幻の山菜』としての位置づけになっていることを打破したいが・・・。7〜8年かかる栽培期間がネックとなってゆっくりしか栽培面積を増加させることができない。これでは商品の供給(年300〜400キロ出荷)もままならぬ現状である。単年度の換算で10a当たり30〜40万円程度の収入があり、仕事のない冬期間に作業が確保できることが魅力でもある。何とか頑張って、栽培意欲をかきたて拡大してゆきたいと考えている。

2015年10月8日

秋季の農村ホームスティ始まる

Filed under: 体験付き修学旅行 — 管理人 @ 6:49 AM

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今回は大阪府の天王寺高校の男子5人でした。府立では有名な進学校で5人とも目標は京大を目指す。だったかなあ?

農業体験は収穫作業が始まったばかりの『行者ニンニク』を従業員9人と一緒に行う。彼らが目指す京都大学、大阪教育大学や慶応大学の現役の先輩たちと農作業、カレー作り、トランプを楽しむ。

昼休みを利用して『福原山荘』で綺麗な紅葉に感嘆する。また全員で初めて十勝名物『豚丼』の大盛りを味わう。寝付けない夜を過ごしたようだが、農村ホームスティは内容が盛りだくさんで何事にも感激することばかり。農作業は辛そうな面も感じられたが、国産農産物の生産現場の大変さを少しは理解できたようだ。

丁度、NHKのNEWSでTPPが大筋で合意された報道がありTPPについて理解をしているか質問してみた。、ほぼ自由貿易になっている現状からさらに一歩進んだ自由貿易(関税撤廃)になることを大筋?で理解をしている。今回の農業体験で農産物生産現場の経験から、安心安全な国産農産物の大切さをわずかだが理解してくれていると確信している。消費者の一員としての応援をお願いした。

前述したことが修学旅行の真骨頂であり意義でもある。受入農家、農協もそこを理解して事業を推進していただきたい。

2015年10月6日

幻の山菜『行者ニンニク』の収穫始まる

Filed under: 行者にんにくについて,農産物の収獲作業 — 管理人 @ 6:55 AM

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満を持しての行者ニンニクの収穫が始まる。7〜8年経過して1本の直径20〜30mmに成長した株をデガーと呼ばれる機械で掘り上げる。滋養強壮に効果抜群の行者ニンニクは7〜8年の歳月をかけてゆっくりアリシンを蓄積する。どんな高価な強壮剤やニンニクよりも安価に摂取できる『幻の山菜』である。初めて食する従業員は寝れない夜を過ごすことになる。(個人差があり食べた従業員の感想です。)

堀取られた塊茎は株分けされ、年数不足の細い行者ニンニクは、再度圃場に戻されて太く成長させる。コンテナに収容されたものは、一度12月まで外に放置して凍結させます。その後12月中旬頃に順次ビニールハウスに運び込んで加温を施し、春化作業を行い1月上旬より出荷を始めます。

今月はこの作業が中心にすすめられる。あたりは行者ニンニクの香りが漂う季節となった。匂いだけで元気が出そうである。

2015年10月4日

ポテトハーベスターを考える(東洋農機TOP-1)

Filed under: ジャガイモについて,農業機械の話 — 管理人 @ 10:42 PM

IMG_1645IMG_166170haのうちこのような男3人でやっと持てるような大きな石が出ることもある。輸入車には装備されていない石バケットがあるので便利である。IMG_1816IMG_4322

2年前に導入した東洋農機ポテトハーベスターTOP-1は後ろから見て左側のタイヤを320-24インチにしてどこからでも掘りとり可能にした。

芋の収量が多い場合少々タイヤで露出したり畝の谷間に落ちたりするので注意しなければならない。また、以前装備していた20インチのタイヤでは径が小さく、多雨の時と軟弱な場所では写真のようにタイヤが溝などに埋まって、片輪が宙に浮いたこともあった。しかし、24インチの大径タイヤにするとほとんど問題なく使用できるようになった。

ポテトハーベスターを2台使用しているが、既存式の幅広タイヤ(500-22.5)TOP-1が枕地を掘っている間に、長い畝を3本掘り取れば、幅広タイヤでも作業を開始できることができ順調に進むことができる。

2015年9月30日

小麦播種始まる

Filed under: 小麦について — 管理人 @ 9:54 PM

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9月22日に今年の秋播き小麦の播種が始まった。

パン用小麦『ゆめちから』を6ha、麺用小麦『きたほなみ』を14haの合計20haを播種した。9月31日に終了して、営農指導要綱どおり9月中に蒔き終えた。

えっ『9月は30日までしかない?』まあいいじゃないですか・・・。今年の大豊作をそのまま来年も祈念しつつフィンランド製ドリルを倉庫の片隅に収納した。

2015年9月28日

紅葉はじまる『高原温泉』沼巡り

Filed under: 趣味、旅行、アウトドア,農場生活について — 管理人 @ 7:26 AM

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大雪国立公園内にある高原温泉に出かけた。温泉周辺7キロを散策できるコースで、軽く登山も楽しめる。はじめて訪れたが素晴らしい眺めと、たくさんの沼が存在しており、紅葉とともに変化に富んだ登山を楽しめる。ここは毎年来ることにしよう。断然気に入ってしまったがシャトルバスが1000円かかるのが気になる・・・。

2015年9月27日

じゃがいも収穫終了する

Filed under: ジャガイモについて,農産物の収獲作業 — 管理人 @ 7:53 AM

IMG_1706IMG_1896じゃがいも畑からしかおいジオパークのシンボル夫婦山を望む。

8月22日からスタートしたじゃがいもの収穫作業が9月26日に終了した。例年10月上旬から遅いと中旬頃に終了していた。今年は天候に恵まれ、台風は上陸せず作業は順調に進んだ。

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製品になるじゃがいもは鉄コンテナに1基1.2㌧を満載して10基づつ農協の倉庫に運ばれる。規格外となった製品規格の60〜360g以外のじゃがいもは、堆積場に山積みされて澱粉の原料となる。今年の作柄は1株の個数が少なく、競争相手が少ないので1個の重量が大きく成長していた。例年より2週間ほど早く収穫時期を調整して早め作業を開始したが・・・。しかし360g以上のじゃがいもが続出して写真のように出荷できない規格外が山積みされることになった。

総収量は例年より高めに推移して豊作と言って良いでしょう。運搬される1台毎に検査が行われるが、結果も例年になく良好で久々にAランクに復帰できそうだ。

小麦、キャベツ(収穫中)に続いて豊作となった。

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休憩の風景。楽しい会話がすすむ。

 

 

2015年9月23日

キャベツ収穫機を考える(ヤンマーHC-141、イセキ-VHK-141)

Filed under: キャベツについて,農業機械の話 — 管理人 @ 6:12 AM

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 昨年、農協から貸し出されているキャベツ収穫機である。一番最初にキャベツと接触するゴム製ディスク部。昨年は星形のディスクの上部に半円形のキャップがかぶさっていたが、傷を付けたり土が付着するため勝手に外して使用した。そのうち5台ある収穫機のキャップは使用されなくなる。ディスクを駆動するチェーンケースが下部に張り出し、雨天時は土を押し出しキャベツの汚れの原因となる。もう少しスリム化しないといけない。

このディスクで倒伏している3キロ以上のキャベツを起こしながら根と結球部の中間に当たる茎を挟んで搬送ベルトに送る。運転者の技量もあるが至難の作業になるのは必死だ。結球が大型化すればするほど収穫ロスは大きくなる。一日運転すると作業に集中するため肩こりや疲労感に襲われる。対策として倒伏しているキャベツを手で起こすとスムーズにディスクでキャッチして搬送ベルトで姿勢を正して送ることができる。なかなか手で起こす作業は腰も痛くなり大変であるが、現在は仕方がないのである。

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雨天時に作業ができることが利点の作業機だが。搬送されてきたキャベツが固定刃もしくは回転刃で根が切断されて機上に送られる。結球がが3キロ以上になると上段の搬送ベルトがうまく挟むことができず、根を切断時に結球部も斜めにカットしまい廃棄しなければならない。また機上に搬送中にベルトから外れることもある。土が湿気っていると写真のように搬送ベルト駆動部に茎葉、根、雑草等が詰まり障害となる。現在は改良されているが雨天時の作業はなるべく遠慮したい。400キロ入り鉄コンテナを交換するたびに清掃する必要がある。

製造元のO社の社長さんと現場で懇談したことがあるが、この周辺の残渣物の滞留を改善してもらいたい趣旨を伝えた。しかし良く良く考えてみると『もう手作業の収穫体型』には戻れないくらい『頼りになるキャベツ収穫機』なのは間違いないことである。完成まで後もう一息!この収穫機を開発したO社に感謝したい。なので『価格を500万円ぐらいにしてもらえないかな!』

9月24日現在、キャベツ反収は9㌧〜10㌧あり、3キロ以上のキャベツがたくさん収穫されている。収穫機が約50m進むと400キロ入り鉄コンテナが一杯になり、従業員も忙しさと個体の重量に悲鳴を上げかけている。腕全体が腱鞘炎になりかけるぐらい豊作である。

2015年9月19日

村瀬ファーム初の国際結婚成立

Filed under: 従業員の話,農場生活について — 管理人 @ 1:22 PM

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かねてから交際(約2年間)があった徳之島出身のひろきと香港出身のケーシーが今月の16日に入籍したとLineで連絡が来た。当ファームでは日本人同士はあったものの国際結婚は初めてのことでうれしい限りである。ましてや新規就農をしてジャガイモ栽培を中心に営農を継続してくれる。二人は2013年の2年前に当ファームで一緒に農作業で汗を流し、時には喧嘩もしながら愛情を育てた。

ケーシーSaid, 『お父さん、香港では結婚相手になりそうな男性とめぐり会えません。ここの農場で見つけたいです!』と切実に訴えられた。(香港、台湾の女性ははっきり主張をします)

そこで当時4〜5人いた男性陣を集めて『君たちは一体何をしているんだ!どうにかせい!』と元明治大学硬式野球部監督『島岡』流に活を入れた。

その後まもなく彼女のいなかったひろきが一念発起して『交際』を申し込みOKがでたようだった。『お父さん!私達、現在交際しています。』と、その時『美女に野獣』の文字がチラチラしたが・・・。二人共楽しそうだったので大きな従業員の部屋に移動して『****』を勧める。二人共快諾して3組目ぐらいになるか****をはじめた。農場を去ったあとも遠距離の交際を続けゴールインとなった。良かった良かった!

香港のケーシーは(*注1)香港中文大学薬学部研究室の出身でリケジョからノウジョ?(農業女子)に転身した変わり種。人間やる気になれば何でも挑戦できるもんです。細身の身体で一年近くも農場で生活を送った。厳しい冬季(ー20度Cのなか)の仕事もこなし雪解けのすすんだ3月末に香港へ帰国して行った。その経験が生かされ日本で農業に打ち込む自信がついたのであろう。

12月頃には二人で挨拶に農場に来ることになっているので盛大にパーティをしなければ。他にも国際結婚の予備軍がたくさんおり楽しみにしている。香港でも台湾でも喜んで祝福に駆けつけますよ〜〜!

(注1)香港中文大は香港で最高学府の香港大についで偏差値が高い国立大学で、STAP細胞の再現実験にいち早く取り組んだ大学として有名だが再現はできなかった。その後、米ハーバード大などが再現実験に挑戦したがいずれも再現されていない。

2015年9月14日

インターンシップ修了する

Filed under: インターンシップ — 管理人 @ 6:29 AM

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夏季休暇を利用して台湾国立大とのインターンシップが無事修了する。日本人従業員とほぼ同じメニューをこなし、おおむね週休2日制を利用して道内の観光地へ出かけた。

一度も欠席、遅刻、早退無しで初めての農作業を頑張ってくれました。彼女たちの体験しようとする意欲には感心する。何事にも積極的に取り組んでくれた。

来年以降も国内の大学生との交流も盛んに行い、北海道農業の実際を拡散してもらいたいものだ。エンレン、ネギ元気で頑張れな!

2015年9月13日

苺の苗出荷始まる

Filed under: その他農産物について,農産物の収獲作業 — 管理人 @ 9:17 AM

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4月21日に農協の育苗施設で親株をプランタに設置し、5月14日に農場のビニールハウスに移動をした。その頃はランナーがすこし成長しており、その後元気な太郎苗は親株としてプランタにペーパーピンで固定される。元気の良い親株は10本前後のランナーを伸ばし子株を増殖する。約330本の親株から14000〜15000本の子苗を生産する。

ほとんどの畑作農家はビートの苗作りが終わると、ビニールハウスは使用されていない。と言ってもイチゴ苗の育苗は簡単なものではない。毎日の灌水(自動ですが)、やランナー止、追肥、防除などある程度気配りをしなければならない。雨天時に仕事ができる、ビニールハウスの有効利用、儲からないが損もしないイチゴ苗のハウス栽培と捉えるしかないであろう。

8月21日に親株と子株をハサミで切り離し、親離れして約20日経過して出荷となった。写真の太郎、次郎、三郎苗は徒長気味だが設置スペースを有効に使用するためにはやむを得ないと思う。

愛知県のいちご園の農家に引き取られ、12月のクリスマスには甘くて美味しいイチゴをたわわに実ることを願って出荷を見送った。元気でな!

今年の11月には我農場の生産されたイチゴ苗を視察に訪れることになっているので、不安と期待が交差しながらの愛知の視察となりそうだ。『ひつまぶし』が楽しみだ・・・。

2015年9月11日

秋季の修学旅行生の体験始まる

Filed under: 体験付き修学旅行 — 管理人 @ 8:03 AM

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毎年9月上旬の時期に関東の修学旅行生が体験に来てくれる。あいにくの台風の影響で小雨模様の天候となる。このため倉庫の室内で自宅に郵送する男爵いも10kgを箱詰めをする(晴天時は畑で、土の中から手で掘り出す)。

その後は掘りたての男爵いもの塩煮(よつ葉バター付き)、よつ葉牛乳の試飲をして北海道、十勝の旬のじゃがいもの味を堪能してもらう。レクレーションはじゃがいも重量当てクイズ、マレーシア式と台湾式のジャンケン大会などを行い、チャンピオンにはこれまた採れたてのミニトマトをプレゼントする。

さらに農場で生産されている作物、小麦、じゃがいも、キャベツ、イチゴ苗、ビート、山わさび、行者ニンニク、サツマイモ、大豆、小豆などのサンプルを見せて、どこで消費されどのように加工などされているかを学習する。学生たちの視線が集中してくれているのが感じられる。意外と身近なところで食べられていることに興味津々なのであろう。

例1,チューブに入っているわさびのほとんどが『山わさび』である。

例2,コーヒー、紅茶を飲むときに入れるスティックシュガーはビートからできている。

例3、本州(愛知県)のイチゴ園の苺の苗は北海道産が多い。

せっかく北海道に来たのであるから食育も大切な事柄、農業を理解してもらうことが私達に課せられた使命だと思う。

お腹いっぱいになったら各国の大学生やワーキングホリデーの来日者との懇談交流をして時は過ぎてゆく。

彼らは然別湖温泉ホテル風水に宿泊して、AirTrip、カヌー、釣り、サイクリング、ラフティングなどのアウトドアを目一杯体験する。満足度100%で、観測史上最大の降雨となった関東に帰る。ここ北海道は台風の影響があるが、台風が上陸することが少ないので安心である。

 

2015年9月5日

体験ツアー『Air Trip』in 然別湖ネイチャーセンター

Filed under: インターンシップ,趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 10:38 AM

 

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ムラセファーム体験ツアーの一つ『Air Trip』然別湖ネイチャーセンタで行う。5つのテーマを持った5つのワイヤーの長さが違う場所で5回楽しめる。それぞれ鹿追の森に住んでいる動物、植物を学習しながら順次2時間にわたって体験できるメニューが用意されている。ある時はトンボになり、ある時は獲物を狙うエゾシマフクロウになり、ある時は次世代に子孫を残す樹木の種子となる。

森のなかには動物たちが餌とするクルミ、やまぶどう、コクワ、またたびなどが実り、猛禽類の餌となる鼠などの小動物が生息する。然別湖周辺には2羽のエゾシマフクロウが生息しているのが確認されているそうだ。我々は自然の森のなかに断りもなく遊ばさせてもらっているのだと感じた。

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帰り際、えぞ鹿の見送りを受ける。芝生跡(旧鹿追自然ランド)の牧草を無心に食む姿に、台湾の学生は喜んで近づくが、やはり野生のエゾシカなので一定の距離を維持しなければ逃げてしまう。

 

畑の様子、じゃがいも&加工キャベツの収穫

Filed under: キャベツについて,ジャガイモについて — 管理人 @ 6:35 AM

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ポテトハーベスターに5人の従業員が乗り込み堀取り作業を行う。昨年は3台で作業していたが、今年からは東洋農機TOP-1,2台で稼働している。写真の5人は台湾、マレーシア、ドイツ、日本の4カ国出身者でオール英語で会話をする。時々面倒になって日本語で話すが『注意事項』を的確に通達せねばならない。

今年のじゃがいもの作は腐れ、そうか病等の病害の影響が少なく推移している。全町的には前記の症状が顕著だそうだが。

外国人部隊は農場長の『うるさい指摘』にもめげず一生懸命作業に没頭してくれている。じゃがいもも豊作と言って良い作柄でドンドン掘りあげていく様子は気分がイイものだ。農協にじゃがいもを運搬している業者に『村瀬さん、今年はガンガン掘っていますね!』と言われ『今年は青汁のケールがないのと、キャベツが低温と乾燥で成長しないので・・・。』と伝えた。あと11haを残すまでになった。順調すぎます。

大型の作業機を扱う場合、事故が一番気になる事柄である。外国の学生は機械の恐ろしさを知らない面があり、事故が起きてからでは遅すぎる。動いているトラクターや作業機には近づかないよう指導しているが、細部にわたって監視するわけにもいかず心配事の一つだ。うるさがられても根気よく指導するしかない。将来ある学生を預かっているので無事に台湾へ帰すのが大切なことである。

好かれる教師よりも嫌われる教師が好きだ。好かれる教師は何事にも指導の甘さが露呈する。嫌われる社長であってもいいではないか。

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加工用キャベツは低温と2週間近く降雨がなく成育が鈍化して収穫を一時中止していた。昨年であれば今頃は順調に収穫作業が継続していたと思うが・・・。とにかく朝晩が冷え込むので寒冷作物(ビート、じゃがいも等)には適した気候だが、キャベツにとっては影響が大きく、なかなかデリケートな作物で栽培も難しい。

6haの加工用キャベツのうち半分の3ha強を収穫した。今のところ個人差があると思うが当農場は大豊作?である。小麦に続いて明るいニュースとなった。

今年のキャベツ収穫は想像ができないほど明るいニュースが飛び込む。昨年あれほど不人気であったキャベツの機械収穫が『楽しい、面白い』と作業希望者が続出。一番人気のある仕事となった。

要因を考査すると、

1)キャベツ個体が昨年より小さく(結球部が扁球ではなく丸型に近い)扱いやすい。

2)キャベツ収穫機もロスが少なく(根を回転刃で切断時に斜めになり廃棄しなければならない)ほとんどそのままコンテナに収納することができる。

3)収穫時、ベルトで挟んで個体を地面から抜いていくが、挟みやすく安定しているため、根の切断も結球部分を切断することなく感心するほど鮮やかに行える。

よって収穫作業はスムーズに進行して、全てにおいて好結果につながっている。じゃがいも収穫作業よりキャベツ収穫作業のほうが人気がでることなど予想だにしなかった。

種苗会社には扁球ではなく丸型に近い品種改良を早急に開発をお願いしたい。このことでほとんどのキャベツの機械収穫の問題点が改善されるのである。

キャベツ収穫機の価格があまりにも適正価格ではないと思う。1台900万円以上する現状では、キャベツ価格が落ち込んだ時を想定すると、資金を回収できないリスクが発生する。個人向けに安価な価格を設定してもらいたい。現実は1社独占体制なので競争原理が働かないため無理なようである。他の国産農機具屋(クボタ、イセキ)さんに頑張ってもらわないと・・・。

イセキが販売するようです。

2015年8月30日

ラフティング in TOMアウトドアメッツ

Filed under: 趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 6:40 AM

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毎年恒例となっている隣町にあるTOMアウトドアメッツにてラフティングをする。今年の十勝川は程々の水量で楽しめる。1回目は慣らし運転で3キロを下る。2回目は更に上流に2キロ上り5キロを思う存分ラフティングの醍醐味を味わうことができた。総延長8キロのラフティングを楽しめるのはここだけのようだ。

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ラフティングのあとは近くのくったり温泉でちょっと冷えた身体を温めて、居酒屋「初音」で辛味噌ラーメンとカラオケを楽しむ。

2015年8月29日

第39回鹿追町農民大運動会

Filed under: インターンシップ,農場生活について — 管理人 @ 5:10 AM

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収穫の秋を迎える前に、農業関係者が一同に会して運動会が開催されている。歴史を重ね39回になる。

インターンシップ、ワーキングホリデーで来ている台湾、マレーシアの学生も参加させてもらう。だれでも気軽に楽しく参加できる種目を用意している。

昼食は鹿追産牛肉、豚肉でバーベキューをしてお腹いっぱいになって、満足度100%に達して運動会を終了する。

2015年8月26日

最低気温7度C

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 5:43 AM

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まだ8月です。昨日の朝の気温は7度Cと一桁になった。南から強い二つの台風が押し寄せているが、シベリア高気圧の影響で晴れ間に恵まれるものの冷たい空気が流れ込んできたようだ。

最高気温は20度Cと農作業には適温で快適にすることができる。そろそろ雨が欲しくなったが、受入期限があるので無理にでも頑張るしかない。品種キタアカリは9月15日までとされている。後は天候等により延長変更されることがある。経営規模が大型化しているなか、受け入れ期限の緩和は是非、JA上層部にお願いしたい。

2015年8月24日

じゃがいもの収穫始まる

Filed under: ジャガイモについて,農産物の収獲作業 — 管理人 @ 6:19 AM

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いよいよロングランで続くじゃがいも(品種、男爵)の収穫が始まる。キャベツ収穫に半分、ジャガイモ収穫に半分の従業員を配置して同時に作業が進む。

ここの圃場は4年前に栽培した時は、付近に生息するエゾシカの一家が、掘り残しのじゃがいもを食べに来てくれた。来年以降野良生えする野良芋対策の手伝いをしてくれる。鳴き声は聞こえるがまだ掘り出しているのがわらかないかもしれない。

今年もヒグマが出没しているので逃げまわっているのであろうか。以前は熊の糞や寝た後があり蝦夷鹿よりヒグマが出没しそうである。

2015年8月23日

東京旅遊

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香港の新しい旅雑誌『東京旅遊』の取材を受ける。一昨年、香港の旅雑誌『飲食男女』に当ファームが紹介していただいたが、その時のレポーターT(蕾)さんが再び来てくれた。

11月に香港と台湾で『北海道特集』を出版するそうで、ちゃっかり村瀬ファームのコテージを宣伝してもらえることになった。

まだ海外からのお客さんが来ていないので雑誌の宣伝力に期待を込めている。

IMG_1603初めてマレーシアから国立大生が体験に来た。村瀬ファームを紹介した新聞記事を見て応募してきたそうだ。一昨年、香港の旅雑誌『飲食男女』の記事がマレーシアの新聞で紹介されてたようだ。

2015年8月18日

うに丼と蒼く澄み切った海

Filed under: 趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 12:06 PM


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積丹の海は透明度抜群のきれいな海岸が続く。北海道にもこんな海があるとは驚きである。

この澄んだ海は年々漁獲量が減っているそうだ。名物うに丼のホープ『バフンウニ』、イカ、ホッケ、鮑など。宿泊した民宿では漁師を兼ねていて、イカの操業にいってもあまりとれないそだ。民宿の女将さんが昔を懐かしむように詳しく教えてくれた。

30年前頃、私のかみさんが留萌管内の出身だったので、帰省したお盆三が日は海に潜って(一般の方は犯罪になります)バフンウニを山ほどGetした記憶がよみがえる。三日三晩うに丼を食べ一年間分の海の幸を味わった。もうウニを見るのは勘弁して欲しいと思うくらい食べれた。もうそんな時代は暫くこないのかもしれない。

以前、鹿追に在籍していたTさんにお世話になり、これでもかというくらいのウニを食べさせてもらった。ありがとうございました。

2015年8月13日

町民盆踊り大会に参加

Filed under: インターンシップ,農場生活について — 管理人 @ 6:24 AM

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今回の台湾国立大とのインターンシップで重要な体験事項は『日本の文化に触れる』である。浴衣を羽織り北海盆唄のリズムに乗り盆踊りを踊る。

盆踊りのチラシを半月前から壁に張り出し、プレッシャーをかけていた。徐々にテンションをあげ『明日はいよいよ盆踊り大会だな〜!』と言うと、いまひとつの反応。

これはまずいと思い、『浴衣を着て楽しく盆踊りをするよ!』『かき氷、ソフトクリーム、お好み焼き、イカ焼き、豚丼何でも夜市で食べれるよ!』『昨年の学生も積極的に参加したよ!』と必死の説得を展開するが、彼女らの視線は下を向いたまま・・・。

まっいいか。浴衣を着て盆踊りに行くことまでは了解を得たので安心した。大会の最後には初めての盆踊りを体験することもでき、『やれやれ』と思った次第であった。

さて、今日は盆休み3日間を利用して1泊2日で社員旅行を計画する。積丹の民宿を予約して最大の目的『うに丼』を目指してWill Go!

2015年8月11日

浴衣姿は最高。帯の締め付けも最高?

Filed under: インターンシップ,農場生活について — 管理人 @ 6:09 AM

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浴衣を着る季節となった。花火大会、盆踊り大会に購入した浴衣を着て参加する。台湾では浴衣を着る習慣がないので、ここだけの体験となる。

着付け指導はお母さんの担当で次から次と流れ作業で浴衣姿が誕生する。しかおい7000人踊りの時は、お母さんが旅行中で、着付けは何とかなるさと思ったのだが・・・。ネットで調べながらの着付けとなった。京都出身の若嫁さんに指導を仰ぐと、『お父さん!私は全く分かりません!』と言うではないですか?えっと思ったが。京都出身者イコール着物は着れると先入観が先行していた・・・。そんなことはありえないのだが・・・。

仕方なく何でも屋の農場長がしゃっしゃりでるこになった。が、考えが甘かったです。浴衣の着付けはなまら難しい。お手上げでキノピーにばくってもらいバトンタッチした。スマホで調べながらの着付け指導は難解を極めたんでないかい。日本の伝統は簡単なものではありませんでした。反省。

2015年8月10日

暑い夏と寒い夜

Filed under: インターンシップ,農場生活について — 管理人 @ 4:46 AM

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北海道の夏はワーキングホリデーやインターンシップで来ている台湾、香港人にとって驚きの日々となる。最高気温35度Cになって暑いと感じていたら、最低気温14度Cの涼しさになる。彼らは涼しいを通り越して寒いと感じている。北海道の住人でも寒いほどだ。本州では10日以上連続の35度C超えだそうであるが、この自然の寒さを頭から分けてあげたい。

いくら自国の暑さに慣れているとはいえ、30度Cを超えると熱中症には万全の注意を払う。

送別会等の会食には毎回頭を悩ます。それほどレパートリーがないのでクックパッドを参考にメニューをあみ出す。従業員の意見を聞いていると、肉はダメ、魚介類の生はダメなど十人十色で全く意見が合致しない。

農場長は仕事を中断して夕方から料理長に変身〜〜!する。今回も農場で生産されている自家野菜(使うしかないが)を材料にして暑い夏を乗り切る『ぶっかけ蕎麦&うどん』にする。

トッピングは大根おろし、トマト、胡瓜、なめこ、大葉、刻み海苔、メインの山わさびを添えて各自お好みの味に仕上げる。蕎麦は隣町の新得蕎麦をメインに地元の鹿追蕎麦も風味付けに使用して、2キロ前後を大鍋で茹でる。

これだけで1人前200〜300円ぐらいでしょうか?(安価で美味しくいただける)  残った蕎麦は次の日のランチも蕎麦になってしまう。IMG_1456時には焼き鳥屋さんに行くこともある。

2015年8月6日

加工用キャベツの収穫風景(You tube動画)

Filed under: インターンシップ,キャベツについて — 管理人 @ 5:25 PM

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加工用キャベツの収穫風景(動画)です。

加工用キャベツの収穫風景 NO2も御覧ください。

H27年8月4日加工用キャベツの収穫風景。台湾国立屏東大学、政治大学生が中心とな­って作業をしている。一日8時間で16㌧前後のキャベツを収穫する。餃子やお好み焼き­に利用され、本州から沖縄まで400キロ入り鉄コンテナで出荷をします。

昨日は最高気温35度のなか作業を進めた。暑い割には強い風が吹き荒れ、収穫機には日除けテントあるため快適に仕事ができる。我ファームでは忙しく身体を動かせなくてはならないが、一番人気の仕事である。8月21日よりジャガイモの収穫が始まるが2班に分かれて作業をする予定。いよいよ猫の手も借りたくなる収穫の秋を迎える。

食欲がなくなる季節になった。あっさり系になるのかどうかわからないが、下の写真のおにぎりがお勧めです。簡単、美味しい、満腹になる。サランラップにご飯をのせて焼きタラコのおむすび山をふりかけ、辛子明太子に山わさびをのせると強烈な食感となる。一度おた飯あれ!

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2015年8月4日

麦作組合で慰労会開催

Filed under: 小麦について,農産物の収獲作業 — 管理人 @ 7:08 AM

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無事に小麦の収穫が終了する。キャベツ収穫と重なり従業員を3班に分けて作業を進めた。集団長をしているのでそれなりの活躍をしなければならないので、頭脳のほとんどは小麦収穫に重点を置く。

しかし、色んなトラブルが待ち受ける。キャベツ収穫に使用する収穫機が故障して一日使用不能となる。自分で故障箇所を分解して調査したところ、駆動チェーンがハズレかかり、駆動プーリーのスナップリングがとれて取りつけ本体に接触してうまく作動できなかったようだ。普通に使用していれば故障などしないと思う箇所なのだが・・・。原因が解らず修理することになった。農場に来る直前にJAの委託収穫(派遣会社)で使用されていることが判明していたので、どのような使用方法をしているか視察をする。するととんでもない光景を見ることになる。とてもここには書けないので想像にお任せします。

そんな忙しい5日間でしたが良質の小麦を生産することができ、国内の製粉業者に喜ばれる小麦粉になってくれるでしょう。海外よりも値段の高い小麦ですが国産小麦の消費に向けて追い風になることを願いたい。

構成されている4戸の農家で従業員を含めて慰労会を開催した。

農業経営者8月号お買い求めください

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 6:32 AM

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詳しくは農業経営者8月号を御覧ください。

2015年8月2日

小麦の収穫終了する

Filed under: 小麦について — 管理人 @ 5:47 AM

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ある日の収穫された『品種きたほなみ』です。水分は30%前後であったと思う。歩留まりは高水準を維持できるのではないでしょうか。

27日に収穫がスタートして雨の予報がことごとくハズレ、5日連続で晴天に恵まれ作業が5日連続で進行した。こんなことも珍しいことだ。

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28日からJAの小麦乾燥工場へ長蛇のトラックの列が並ぶ。このぐらいの数になると2時間から4時間待ちの状態になる。20年前頃頻繁に朝まで小麦の運搬をした記憶がよみがえる。

31日は午前10時頃には道路まで並ぶような状態で農産課の担当職員2人が右往左往しながら対応する。農産*長(*長はもっと他の仕事をしなければならないと思うが。これは私の勝手な感想である。)が忙しく交通整理をしている姿を見ていると、100名以上いる農協の職員が総出で小麦を収穫するという意識が欠如しているのではないでしょうか。現場の状況を把握できないのは、第2次世界大戦時のガダルカナル島奪回作戦やインパール作戦に共通する「日本特有の組織」の歪かも知れない。

2015年7月28日

小麦の収穫が始まる

Filed under: 小麦について,農産物の収獲作業 — 管理人 @ 6:47 AM

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自身の分身が2〜3人欲しい季節になった。息子にキャベツ収穫班6人を任せて、小麦収穫班、キャベツ等の草取り班の3班に分かれての作業が進行する。

久しぶりの晴れ間に豊作の期待を込めて小麦刈リが始まった。水分は35,5%でスタートしてあまり乾燥せずに34%で終了する。

次回の晴れ間に期待して収穫は待機することになった。と思いきや雨の予報で全く降らず3日連続で晴天に恵まれる。

一気に刈り取りが進み、我集団で約60ha のうち半分の30haを終了した。IMG_1416IMG_1410

あす雨の予報の時は、乳牛の寝藁用の麦ロールを酪農家が追いかけるようにロールする。あまり乾燥していないとカビが生えたりするそうで乳質に影響する。そのカビによって下痢をしたり、乳牛がどうしてもつまみ食いをして体調を崩すようである。天候は小麦の品質だけではなく乳牛の体調や乳質に大きく関係してくる。暑いのは勘弁して欲しいが農作物の品質は良い物を収穫したいので晴れ間と夏日になることを歓迎しなければならない。

このまま収穫が進行すると史上最高の良質な小麦の生産になりそうである。コンバインが例年の半分程度の早さで刈り取り速度を取ることができず、2台所有しているコンバインはあまりの収量の多さにうれしい悲鳴を上げている。畦の長い畑は半分で仕切って収穫しないとグレンタンクが満杯になって帰ってこれなくなります。ニヤニヤしながら書いているのですが・・・。

写真の圃場は『品種きたほなみ』で約10ha あり、ロールは218個あったそうです。豊作の年は乳牛の寝藁に使用するロールも大豊作です。

2015年7月26日

加工用キャベツの収穫始まる

Filed under: キャベツについて — 管理人 @ 8:54 AM

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群馬県館林市などでは最高気温38度Cを超える猛烈な暑さ。とても北海道の人間はそこには住めそうにない。ここ鹿追町は18度C前後と肌寒く小雨が降るなか加工用キャベツ(品種おきな)の収穫が始まった。今年は干ばつ、6月の低温の影響でゆっくり生育した経過があったが、最近の雨で急に生育が旺盛になる。

10時頃よりJAから収穫機が到着して、さっそく午後5時頃まで思い出しながら作業を進めた。今年の作柄は粒が揃い、個体が小さくてもきちんと巻いて重量もある。虫等の被害がほとんどなく出足は好調なスタートとなった。

少し早めの収穫スタートだが収量は7000〜8000キロ/10a当たりの収量がありそうである。台湾の大学生は『機械収穫は面白い!』と言っていたが、あと5.5haのキャベツが待っていることなど予想できないのであろう・・・。

先日、茨城県K市議会の視察を受ける。その中の議員さんの一人が『キャベツ収穫機』に興味津々で突っ込んだ会話となる。70ha規模の経営をしているそうで『K市で専業農家は私ぐらいしかいない』そうである。ほぼ完成に近い収穫機であることを説明すると、すぐ息子さんに電話をして『すぐ収穫機を購入するように』伝えていた。外国人実習生を雇っているが手での収穫は大変で平行しているそうで『羨ましそうに収穫機を眺めていた』

2015年7月23日

鹿追町競ばん馬大会に参加

Filed under: インターンシップ,農場生活について — 管理人 @ 5:21 AM

IMG_1284IMG_1253目指すは優勝のみ!賞金25000円のGetを狙う!IMG_1259スタートしてすぐ障害の丘が立ちはだかる。加油!。必死になってロール(約300キロ)を押す彼女たちの後ろ姿を、私は気楽に撮影。後ろ姿を見る限り優勝しそうな馬?ばかりなのだが。これ以上余計なこと書くと『お父さんブログから削除してください!セクハラです!』と言われそうなので我慢しましょう。が。IMG_1261大勢の観客の前で外国人部隊は疾走するが90mの距離は長い。

世界でここだけの競馬、歴史ある鹿追町競ばん馬大会のアトラクションに参加した。一時は運営者の高齢化や馬飼育農家の減少で大会が危機に貧したが、町内有志によって後援会が発足して大会を継続することになった経緯がある。後10数年で100年の節目を迎える。

我ファームから男女各1チーム、合計10名で重さ200キロほどの牧草のロールを転がすレースに挑戦する。目指すは優勝賞金25000円なり。と意気込みはあったのだが・・・。長さ約90mの馬場と途中一箇所の障害(高さ2 mほどの)を乗り越え無くてはならない。

レース結果は他のチームに先行を許し見事最下位でゴールする。大会を盛り上げてくれたので十分です。

ちなみに男子も見事最下位でした。ではまた来年は違うメンバーでリベンジしますか・・・。

2015年7月19日

夜市(第20回記念Aコープまつり)

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 9:55 AM

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台湾のどこの町にもある夜市は有名だが、日本の一日限りの夜市の体験もいいものだ。地元鹿追農協の駐車場をメイン会場にたくさんの町民が集まり今宵限りの夜市を楽しむ。

酪農家の方は仕事中のこともあり参加する方が少ないが、畑作の方は午後5時に仕事を終了して、シャワーを競争しながら奪い合って6時頃から参加する。ものまねショーやビンゴー大会の時は沢山の人出でにぎあい、知っているひとばかりなので挨拶するのが大変です。

20回記念としてビンゴ~の景品はいつもより豪華爛漫。鹿追産牛肉セット、商品券、メロン、ビールなど100名近い方が当選した。生ビール1杯200円と格安なのであったが意外と飲めないものです。

2015年7月18日

石拾い作業

Filed under: 従業員の話,畑の様子 — 管理人 @ 6:58 AM

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昨年暗渠排工事を施したが、大量の石と粘土が土壌表面に出現した。直播のビートが発芽&生育不良を起こしている。大きい石で二人でやっと持てるようなものもあった。

顔や手は泥まみれでお互いの顔を見つめ合って苦笑いが起こる。3K(汚い、きつい、あれもうひとつは何だったかな?)の農業なので諦めてもらっている。

2015年7月13日

台湾国立大のインターンシップ始まる

Filed under: インターンシップ,農場生活について — 管理人 @ 6:07 AM

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昨年に引き続きインターンシップの提携を結んでいる台湾国立屏東大学生3人が来場する。劉先生が引率で来られていたので富良野方面に出かけた。同じく昨年から国立政治大学生も参加している。今年も高学歴の学生が夏季休暇を利用して訪れる。嬉しい事です。最高学府の台湾大学、そして清華大学、マレーシア国立大など、国内からも京都大学、慶応大学、帯広畜産大学等の現役&卒業生が農業体験をして交流を深める。

農作業は彼らにとって経験したことのない最高(厳しい)の肉体労働となる。手に豆を、膝に擦り傷を作り、腰は痛くなり、日焼けしてたくましい姿になってゆく。一生懸命作業してくれる姿を見て期待に答えなければと毎回のように感じている。学生はほとんど運転免許を取得していないので、休日はあちこち観光やショッピングに出かけるようにしている。

不完全な親方だが今年もお互いに頑張りますか!

IMG_1163 君たちの明るい将来に向かって!GO!

2015年7月11日

生食&加工兼用種のキャベツ収穫始まる

Filed under: キャベツについて — 管理人 @ 5:37 PM

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最高気温34度のなかキャベツの収穫が始まる。2日目は朝から30度近くになったが、収穫が遅れ気味なので休日返上して頑張ってもらう。二日後は雨の予報で雨がキャベツに当たると割れてしまうため。

昨夜到着した屏東大学生3人が加わって10名ほどで作業するが、何せ初めての生食用(加工兼用種)キャベツの作業で手探り状態ですすむ。猛暑のなか慣れない仕事は疲れる。

しかし、農協の係長さんがびっちり指導してくれたおかげで、作業マニュアルはほぼであるがマスターできたようだ。初めての作物栽培、収穫作業は言葉や文章で説明されてもなかなか把握できなく、実際現場で経験して覚えていくのが早い習得法である。反省点としては準備不足と当初より予想していた作業頻度がかけ離れていることに愕然とする。思ったより大変な作業である。10キロ箱500円前後の手取り収入では栽培意欲が減退することが理解できた。7月上旬のみの出荷が限界のような気がする・・・。

2015年7月10日

キャベツ定植が最終段階

Filed under: キャベツについて — 管理人 @ 5:48 AM

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6月27日に少し遅目だが苗作りを終了した。現在まで約4・5haの面積を定植済みで残り1・5ha分の苗がビニールハウスに播種してある。

まもなく生食用,加工用兼用種のキャベツの収穫が始まり、小麦も25日過ぎに始まる予定だが、あすから気温30度超えの予報で一気に収穫が早まる可能性もある。

IMG_1095しかし。加工用品種『おきな』は昨年の今頃2キロ近い物もあったが、かなり成長が遅れているようだ。やっと巻き始めた程度で今月中に収穫できるか怪しくなってきた。

 

2015年7月7日

白蛇姫まつり

Filed under: 従業員の話 — 管理人 @ 9:18 PM

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7月の第一土曜日は然別湖白蛇姫まつりがある。我がファームのメンバー3人が保存会にて活動しているので、毎年応援に駆けつけている。私も16年間保存会のメンバーとして活動していた経緯があり、現在は保存会の後援会役員としてサポートしている。台湾人従業員の二人は記念撮影ができてご満悦の表情であった。普段ツナギ姿のIさんとは違い、凛々しい舞手の衣装をまとった姿が『かっこいい!Iさん!』とデレデレだった台湾女性。『惚れちゃったかな・・・?』と思った瞬間であった。

帰宅後は明日帰る台湾女性の送別会をする。帯広地方卸売市場の売店で購入したプリプリの厚岸産牡蠣の酒蒸しを食べる。こんな肉厚の牡蠣は初めて食べて皆感激する。ミンディのパパが送ってくれた台湾産マンゴー、インさんが送ってくれた台湾産ライチ、嫁さんの実家から届いた京都産桃と、どれもこれも新鮮でおいしかった。

IMG_1077IMG_0851IMG_1081いつも通販で取り寄せている牡蠣だが、さすがに市場は良い物を品揃えしている。すぐにでもまた牡蠣が食べたくなってきた。まんぞくな一日であった。パンパン。

2015年7月5日

海鮮丼、イクラ丼、ラベンダー、雲海だ!

Filed under: 趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 8:22 AM

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雨の予報だったがトマムの雲海に挑戦する。朝3時半に起床して天気を確認したところ雲海を見れる確率20%と昨日と変化がない。本州から従業員のお母さんが来ていたので見れなくても作戦を強行することになった。

農場は全休にして朝4時過ぎに出発。パラパラと小雨が降るなかトマムに到着すると青空がちらほら見える。ン〜これはいけるかもと期待をふくらませる。がしかし雲海テラスは濃い霧のなか。午前4時頃には雲海状態でしたが、その後は出現しなかったそうである。職員の方が教えてくれる。『今日はダレも見えてませんね・・』今年の雲海は5日に1回程度しか現れないそうで、ほとんどの方は見れないで帰るようです。私もまだ一度も見たことがない。1回1900円と高価なので確率が高い日に挑戦したいものである。

その点富良野のラベンダーは見頃となっている。ラベンダーは半分ほどが花を咲かせている。雨でも見ることができる。

青い池、道の駅など周遊して煮込みジンギスカンを『たらふくほうばって』帰宅した。車の運転は3人で交代でする。運転者以外は皆熟睡状態。前日は午前1時頃まで宴会をしていたのでみな2〜3時間程度しか睡眠時間が取れなかった。危ない危ない。

2015年6月29日

じゃがいもが開花する

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 7:01 AM

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5月6日播種の加工用じゃがいも『品種きたひめ』が開花を始める。硝酸カルシウム(男爵は硫安)を追肥して9月収穫に向けて栽培管理を徹底する。

開花が終了した行者にんにく

Filed under: 行者にんにくについて — 管理人 @ 6:43 AM

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行者ニンニクは栽培をはじめて3年目頃になると種子を付けるようになる。通称ボンボリが100個以上の黒い種子を3個一組で放射状に結実する。

7月末頃に種子を収穫してすぐ播種をする。出荷できるまで7〜8年栽培しなければならない。

2015年6月28日

乳熟期を迎えた小麦

Filed under: 小麦について — 管理人 @ 9:27 AM

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遠くに雲海状態の夫婦山をのぞむ。

平年より異常に早く生育が進行していた小麦(品種きたほなみ)が、最近の10度前後の低温で足踏み状態になる。小麦にとってはゆっくり生育するので願ってもない気温であるが、他の作物にとっては震え上がるくらい寒い気温。これから天候が好転すると最高の小麦を収穫できそうである。

本日の根室の最高気温は7度Cの予定。ここも13度前後である。寒い・・・。

山わさびの生育は順調

Filed under: 山わさびについて — 管理人 @ 9:02 AM

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5月定植の山わさび(西洋わさび)です。雑草が生えてきたので除草を兼ねて2回目の培土をする予定。左側は直播ビートで何とかビートらしくなってきた。

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4月24日播種の直播ビート。適度の水分をもらい生育にターボエンジンがフル回転してきた。まもなく最終の除草剤を散布する。初めての直播栽培なのでホクレンや先輩方と相談しながら作業を進めている。

2015年6月24日

キャベツが結球を始める

Filed under: キャベツについて — 管理人 @ 6:16 AM

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6月18日撮影。加工用キャベツが結球を始める。干ばつながら適度な水分(朝露、夕立等)を天から供給され順調な生育をしている。

生食用キャベツは7月上旬に収穫可能のようです。他の農作物も平年より1週間以上早く生育が良好である。

2015年6月20日

野良イモ退治

Filed under: ジャガイモについて,畑の様子 — 管理人 @ 6:48 PM

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今年はどこの畑も野良イモが生えている。この大豆の圃場は4年前にジャガイモを栽培したが、その時の掘り残しが越冬して再生してきたもの。我ファームではひと冬越して甘くなった『雪室熟成ジャガイモ』を販売しているが・・・これはちょっと雑草化して『甘くなった』どころではありません。

まず従業員に除草機をかけてもらい、土を柔らかくしてからスコップなどで掘り取る。何せ厄介な代物である。

女性従業員は初めての除草機の操作であったが、難なく技術をすぐに修得する。次の畝にターンするタイミングが難しくトラクターを何度も切り返しを行うが、そのうち慣れてくるでしょう。たいしたもんです。

2015年6月17日

農家民宿、ファームインオープンしました

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8年前に3ヶ月の突貫工事でログビルダーのSさんと建てたログハウスを使用する。写真は建設当時の写真。丸太材が手に入らず、やむなく高価な道産杉材を使用している。

その後7年間従業員宿舎として利用していたが、経営形態が変化して従業員が減少したのでファームインとして有効活用することにした。

ダスキンでピカピカに磨いてもらい6月10日にオープンの運びとなった。

農家民宿では慣れないこともあり皆さんにご迷惑をかけるかもしれませんがご利用をお待ちしております。

なを、村瀬ファーム、農家民宿のご利用申し込みはホームページよりできますのでどうぞよろしくお願いします。Facebookでも公開していますのでシェア&いいねをお願いします。

2015年6月16日

アスパラガスを定植する

Filed under: 野菜、食べ物の話 — 管理人 @ 11:23 PM

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約50㌧の牛堆肥を散布してマルチを施工する。バーク堆肥の厚さが30cm近くあり耕起をあきらめて不耕起にして整地をした。

借りてきたマルチ施工機は一条定植用だったので2条用マルチビニールを半分にカットして使用した。指導書には畝幅4m、株間25cmの2条植えとなっていたので、2mの畝幅で1条の定植とした。つまり株立て本数は同じになるようにした。

 

2015年6月13日

農業体験とソフトクリーム

Filed under: 体験付き修学旅行 — 管理人 @ 7:52 PM

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今回の修学旅行(注1)は兵庫県豊岡総合高校の女子3人組。毎年来ていただいている高校。さっそく道の駅で販売している『雪室熟成ジャガイモ』のラベル貼りをしてもらい、1キロ詰め43袋を陳列棚に並べる。

お礼に『風景』の牛乳ソフトクリームをごちそうする。『うわー美味しい!』『味が濃いです!』と驚きの声が返ってくる。3人とも北海道が初めての来道ということで何もかもが新鮮に感じるのでしょう。

IMG_084425cm以上に成長したアスパラガスを根元からカットして収穫体験をした。

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キャベツの定植は朝8時からお昼までびっちり4時間作業体験をする。慣れない仕事で少々疲れたようだが最後まで頑張っていた。お昼は地元有名グルメ『豚丼』を初めて食べて美味しさに感激していた。

彼女たちはよほどインパクトが強かったのか、『あっという間の1泊2日だった・・・。』『もっといたい』別れ際大粒の涙をこぼしながら観光バスに乗リ込む。見えなくなるまで手を振り続けていた。『またおいで!』『必ず遊びに来させていただきます!』『村瀬ファーム大好きです。』とメールが返ってきたのだった。

注)1、今回の鹿追町の受入は我ファームだけです。

2015年6月7日

サツマイモの定植

Filed under: サツマイモについて — 管理人 @ 7:50 PM

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鹿追町環境保全センターで発電された予熱を利用して生産されたサツマイモの苗を定植する。夜は大雨の予報で霜や干ばつに弱いので実施する。

焼き芋用の『安納芋』1800本、生食用の『ベニアズマ』1800本の合計3600本を手植えした。6人でおおよそ3時間の作業時間を要した。

安納芋は初めての栽培になる。今年の冬期間はスーパーで焼き芋でも販売しますか。

2015年6月3日

今年も農村ホームステイ始まる

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春季の修学旅行生の農村ホームステイが始まった。

今回は東京の東大進学数(学年400名のうち120〜150名ほど)全国一の開成高校。お昼は十勝名物『豚丼』とソフトクリームを食べて、午後よりメーンイベントの農作業体験(キャベツの定植)を行う。移植機のエンジンスタートから始まり深さ調整など、ひと通り短時間でマスターさせる。昨日の気温は30度を超え、今日も27度ほどと暑いが風が強く汗ばむほどのことはない。

3人に任せてもきちんと作業ができ、従業員が定植するよりも技術習得の速度は上手なような気がする。こんな子たちが従業員として欲しいと思った。彼らの学園生活は部活、勉強共にハードなスケジュールをこなしており、全く違った分野の農作業に適応する能力は並外れたものがある。いずれ彼らは官僚などの国家公務員になり『日本国を動かす人となる』。長い人生のなか。わずか1日ではあるが農村を体験して得るものは多大であると思う。

スーパーやデパートで売られているキャベツを見た時、1個100円の国産キャベツがどれほど苦労して生産されているかを思い出して欲しい。値段に視線が集中しがちだと思うが、キャベツを育てるためには、資材の調達、出荷を担当する農協、栽培生産する農家、それを扱う市場、運搬するトラック、販売する店舗等を考慮しながら消費者が食べることになる。1個100円のキャベツでたくさんの人々が生計を立てていることを認識して欲しい。

鹿追町には年間80万人の観光客が入り込み、うち修学旅行生は3万5千人だそうである。そのうち農村ホームステイを体験できる高校生は年間わずか60〜80人(鹿追町内)ほどの数字である。ほとんどの高校生はホテルに滞在し、観光地巡りをするごく一般の修学旅行をしなければならない。不幸なことである。十勝全体では約3000人が体験している。

農村ホームステイはまだまだ始まったばかり。これから受け入れ農家にどう浸透させるか課題はいっぱいである。地元の**協にも農村ホームステイ事業の大切さがいつ理解してくれる日が来るか、それまで受入農家や役場事務局が耐えるしかないであろう。またこの事業に批判的な***観光協会にも苦言を呈したい。

いずれ彼らは鹿追の応援隊士(大使)となり、ふるさと納税や農業の良き理解者となって協力してくれる時が来ることを信じたい。ふるさと納税9億円(鹿追町は1億円)を超えている上士幌町は農協が主体となって受け入れをしている。

彼らの流した汗と感激の涙は決して無駄にはさせたくない。

 

2015年5月31日

秋播き小麦出穂期を迎える

Filed under: 小麦について — 管理人 @ 7:03 AM

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 止葉期を過ぎたパン用小麦(品種ゆめちから)。明日頃から穂がボチボチ出てきそうな気配で殺菌剤を散布している。

今年は小麦の生育が旺盛で6年ぶりに休んでいた薬剤を使用再開した。倒伏してからでは後の祭りになるので予防に越したことはない。

2015年5月30日

さつまいも用マルチ施工する

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6月上旬にサツマイモの定植を予定しているので、約1反の面積をマルチした。今年は安納芋(焼き芋用)とベニアズマ3000本を定植する予定。サツマイモの試験栽培も6年目を迎えたが、ついに鹿追産のサツマイモが干し芋として商品化され販売に至っている。

2015年5月26日

天望山へ登山

Filed under: 趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 10:32 PM

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好天に恵まれたものの風速20m前後の強風のなか登山を敢行する。地元鹿追町にある然別湖を見下ろす天望山へ初めて登る。

私は休み休み後ろからゆっくり遅れて登る。とても若い従業員についていくのはしんどい。片道1時間半をかけて頂上へ到着、風で吹き飛ばされそうになりながらおにぎりを頬張る。頂上から見る外界は乾燥した畑の土が飛び交い砂塵が舞い、凄まじい光景だ。

IMG_0762帰りの道中、大物のアオダイショウにバッタリお目にかかる。何を食べてこんな大物になったのか、考えながら歩く。ナキウサギを餌にしているのだろうかと思い、岩の隙間を覗くがやたらと穴の数が多い。

今日は然別湖湖水開きを記念して、観光遊覧船、豚汁、温泉入浴が無料でサービスされたのでゆっくりと湯に浸かってきた。登山で我輩の膝は笑っているが、顔の表情も笑っていた。

 

10年ぶりに大豆播種する

Filed under: 農産物の播種、移植作業 — 管理人 @ 9:27 PM

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約10年ぶりに大豆を栽培することにした。カミさんと次男ペアーでビートの直播に使用した新品の播種機を使用する。10年前に使用していた40穴の種板が割れていたので、新品の20穴の種板を使用する。本来は15cmの2粒落としが良いようだが、オプションで歯車を購入しなければならないので今回は18cmの2粒蒔きとした。

2015年5月24日

キャベツ手取り除草始まる

Filed under: キャベツについて — 管理人 @ 5:19 AM

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定植してから20日を経過してボチボチ雑草が見え始めた。まず1回目の草カルチマロットクリーナーで除草機を入れる。ある程度、株間以外は除草効果があるので、残った株間付近を手取り除草を行う。昨年は失敗ばかりで草畑にならないよう最新の注意を払うことにしている。

最近は除草剤の時期になって毎朝5時頃からの散布作業のため早起きしている。今年は風が強く難儀している。これほど毎日朝4時頃から風が吹き荒れることは珍しいことである。今日はビートの2回目の除草剤散布はあきらめ山登りでもすることにしよう。

2015年5月19日

新規の山村留学生が来る

Filed under: 山村留学生 — 管理人 @ 3:43 PM

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今年も新しく埼玉県からの山村留学生がホームステイに来た。我家では恒例となったハンバーグを手でこね、老若二人の嫁に指導を受け焼いてもらう。従業員も食べるので30枚ほどのハンバーグを用意する。

一人は昨年から引き続きホームステイすることになった。埼玉から参加のY君へ質問。

『山村留学を決意したのは誰だい?』 『僕が探して決めました!』と弱々しい発音で力強い言葉が返ってきたが、芯はしっかりしているようだ。中学生なので日を追うごとに成長してゆく姿を見るのを楽しみにしようと思う。ゆっくりまたは停滞気味に成長することは約束されているが、非常に個人差があるのでゆったりと構えることにしよう。

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翌朝の朝食は残り物のハンバーグをパンに挟んでお手製ハンバーガーの出来上がり。烏骨鶏の目玉焼きをのせて月見ハンバーガーに変身。Nくんはあまりの美味しさに2個をペロリとたいらげた。うちの嫁曰く『今まで一番美味しいハンバーグを食べた!』と言うので、なぜだろうね?と質問すると、『一生懸命、山村留学生がこねたんだからでしょう!』で一件落着となった。私も同感であった。

2015年5月18日

山わさびの定植

Filed under: 山わさびについて — 管理人 @ 9:55 PM

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朝もやがたつ山わさびの圃場。昨年は初めて約1haの圃場で栽培を始め、60aを収穫して来週で完売となる。

予定していたお盆頃までの出荷をできず在庫切れとなった。暗中模索のなか始まった山わさびの栽培は、ほぼ一年の作業工程を経験して理解できる様になった。

2年目となった今年は、自家製の苗を定植して11月に収穫を迎える。栽培マニュアルもまだ不完全ではあるが折り返し地点に来たように感ずる。

悩みながら頑張るしかない。

2015年5月17日

イチゴ苗搬入

Filed under: その他農産物について — 管理人 @ 7:06 AM

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品種とちおとめ228本、紅ほっぺ96本、ゆめのか8本をビニールハウスに設置する。これから小苗を1株から40本以上増殖して9月に愛知県や静岡県に出荷します。

 

2015年5月16日

5月14日 畑の様子2

Filed under: キャベツについて,畑の様子 — 管理人 @ 9:51 AM

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4月24日に播種したビートはほぼ出揃う。写真左はオーツ農機製鎮圧輪(一輪車)、右側はタバタ製純正鎮圧輪。二つを比較すると発芽率、生育共に一輪車タイプが良い結果である。

そろそろ除草剤を散布する適期となる。霜、風に耐えて何とか無事にここまで来た。干ばつの影響で生育ムラが気になるが再播種するような事にはならないので一安心。

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4月28日定植の加工用キャベツ。干ばつ、強風、霜の天災3悪に見まわれながらも、それに耐え、葉も折れても元気に生育している。7月中旬に収穫予定は厳しい状況にある。

2015年5月14日

5月14日 畑の様子

Filed under: 行者にんにくについて — 管理人 @ 12:33 PM

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7〜8年ものの行者にんにくが蕾を持ち始める。ネギの仲間なので丸くボンボリのような種子を実らせる。

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こちらは4年目にして初めて種子を実らせた。3〜4年目になるとボチボチ種子をつけるようになる。今年の秋には掘り出して10〜17cm間隔で株分けをして定植する。1株に1〜3本程度にする。

2015年5月13日

ジャガイモ培土作業始まる

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 10:04 AM

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5月9日にジャガイモ播種が終了した。5月11日にさっそく培土作業を始める。早いもので早期培土を始めて12年目を迎える。12年の経験から培土適期は芽が動き出して地割れができた頃が適期だと感じている。面積の少ない方はなるべく早くには培土をしないほうが良いと思う。我ファームは19haあるので最低でも5日は作業日程がかかるので早期に作業を始める。

地割れがしていると培土してから4〜5日で萌芽するので焦る必要はない。土壌が乾燥していれば早くても影響はないが、雨がが多く湿った土壌になると種芋が腐敗などする危険性がある。今年のような干ばつであれば大丈夫でしょう。

2015年5月9日

じゃがいも定植終了する

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5月1日から始まっていたじゃがいもの定植が5月8日に終了する。約19ha(品種男爵10ha,品種きたひめ7ha,品種キタアカリ2ha)を今年は栽培する。

播種機は来年まで使用しないので、サビ防止のため46番か32番の作動油をエアーで吹き付けています。

すっかり体力を消耗したので今日はゆっくり体を休めます。もうじゃがいもは見たくありません。

2015年5月6日

5月6日、畑の様子

Filed under: キャベツについて,小麦について,畑の様子 — 管理人 @ 4:30 AM

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強風になびく小麦(麺用小麦の品種きたほなみ)。草丈は20cm以上になり株立て本数も調度良い加減ではないでしょうか。数えるのが面倒くさいので見た目で判断である。

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こちらはパン用小麦(品種ゆめちから)冬枯れもなく、草丈、株立て本数共に順調である。このまま生育すると豊作の兆しが見える。

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4月29日に定植した加工用キャベツ(品種おきな)、雨不足にもかかわらず生育は順調で、枯れている苗はほとんどない状態である。表土を数センチ掘ってみると十分な水分があり、根が活着できる要素が存在する。セル苗の根が4〜5cmあるので意外と干ばつでも心配ないものである。

 

2015年5月5日

直播ビート発芽する

Filed under: その他農産物について,畑の様子 — 管理人 @ 11:56 AM

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昨日の雨をもらい4月24日から播種したビートが発芽を始める。おおよそ10日が経過している。降雨ごはお決まりの強風が吹き荒れる。霜でも降りると昨年と同じ憂き目になる。

先祖代々伝承された『カラスの巣が低い位置にあるときは風が強い年になる』

毎年のように農場付近のカラマツの樹木に巣を作るカラスの家族がいる。1羽だと思うが家族が増えている。昨年は低い位置に巣を作ったが、今年は更に低い位置に作った。巣立ったカラスが低い位置にしか作れなかった可能性もあるが。『誰かが言った』『今年は昨年よりもっと風が吹き荒れるぞ!』

17haのビートが被害を受けないことを祈るしかない。外は湿った土壌にもかかわらず早くも土嵐が舞っている。

2015年5月4日

桜満開で花見を開催

Filed under: 家族の話題 — 管理人 @ 10:13 PM

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函館の息子家族が遊びに来たので花見を兼ねて倉庫でバーベキュー。5月の大型連休に桜が満開になるのは数十年ぶりとか。とにかく早い花見となった。

IMG_0631アスパラガスもポツポツと顔を出してきた。いつもよりかなり早く味覚を味わえそうである。

2015年5月3日

事件ファイル『じゃがいも』編

Filed under: ジャガイモについて,農産物の播種、移植作業 — 管理人 @ 12:50 PM

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馬鈴薯の定植真っ最中であるが。種芋を2つ割りにするカッテイング装置の安全ボルトが切れた。それを知らず300間(540m)の畦を片道1本植えてしまう。

カッテイング装置が動作不可のためドンドン送り出される種芋が地面に投げ出されることになる。時々地中に埋まっているのもあり掘り起こして、鎌や包丁で2つ切りにして手植えをした。およそ5人で1時間を要する。滅多に切れることがないので説明はしていなかった。安全ボルトが切れるときは『バツン!』と鈍い音がするはずだからこれから注意して!と言ったが、これから約20haじゃがいもを定植するが切れることはないであろう。

台湾から参加のminndy(写真右)はさっそくじゃがいもの定植、山わさびの定植とフル回転で頑張っています。もちろん農作業は初めての体験である。

2015年5月1日

馬鈴薯播種始める

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ビートの播種が終了して馬鈴薯(じゃがいも)の播種を開始する。まず最初にポテトチップス用の『キタヒメ』という品種から始める。ホクレンで育種された優良品種で10ha近く栽培する。耐病性があり収量が多い。

今日で16日間続けて働いています。どうしてかというと雨が降らないので休むのは気が引けるのです。今度雨が降りだすと毎日のように降りだす可能性があり、天気の良い日に頑張って休まず仕事をすればよかったと後悔したくありません。ので、頑張りますがかなり疲れてきました。栄養ドリンク1日2本、晩酌は控えめに、早寝遅起きの励行。それでも目は土埃と疲れで充血、腰を曲げると腰を伸ばすたびに『よっこらしょ!あっイテテ!』と決まり文句が出てしまう今日このごろです。

明日も晴れの予報。もうひと踏ん張りしますか・・・。明日は函館の孫達が遊びに来るので久々に休みが取れそうである。

2015年4月29日

キャベツ定植始まる

Filed under: キャベツについて — 管理人 @ 9:47 PM

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加工用キャベツの定植が始まる。7月下旬まで定期的に作業を行う。十勝の大地には10日以上雨が降っていないので、圃場は乾燥していて土埃が舞ってまるで花粉症にかかったような症状である。

いつもより苗の位置を深めにして定植している。

2015年4月27日

事件ファイル『軽油タンク』編

Filed under: 農場生活について,農業機械の話 — 管理人 @ 10:02 PM

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490リッターの軽油タンクを3個連結しているが、誰かがトラクターの給油時に作業機を接触してスタンドを曲げてしまった。

製造年を調べると何とS47年製で44年も使用している。従業員曰く『私達生まれていません!』そりゃそうだ。下手すりゃ私自身生まれていない・・・。ん・・?そりゃないかあ。

スタンドの根本が錆びて取れかかっていたため軽く溶接して元に戻す。しかしスタンドのアームが曲がっているため収まりがが悪くタイヤショベルで曲がりを直そうと押し付けたところ軽油タンクが倒壊してバラバラになってしまった。幸い軽油がほとんどタンク内に残っておらず再使用は断念した。

朝からほぼ一日作業していたが無駄になってしまった。新品の1000リッター軽油タンクを緊急注文する事になった。この球形のタンクは吊って運ぼうにも具合の悪い形をしていて呆れ返ってしまった。

S47年頃といえば、30〜40馬力クラスのトラクターか農耕馬の時代であった。国の補助事業で70馬力クラスの大型トラクターが普及し、どこの農家もマッセイファーガソンやFORDのトラクターを購入している。それに伴いこの燃料タンクも普及したのでしょう。長い期間お役目ご苦労様でした。

2015年4月24日

ビート直播を始める

Filed under: 農業機械の話,農産物の播種、移植作業 — 管理人 @ 8:14 PM

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今年からビートの直播を始めた。播種機は30年前の旧式しか所有していないので、30年ぶりに新品を購入する。

30年前の機械と見比べてもそれほど変更された箇所もなく、ツインローラー、ローラーゴムカバーぐらいだろうか。昔のままといったところである。完成された機械なので変更する必要性もないというところかな。

株間はきちんとセットされたとおりに播種でき安心した。これなら真空播種機は必要ないように思うがどうだろうか。

ホクトウの鎮圧輪は完売されて購入不可のため、全自動移植機の鎮圧輪2個を転用する。今年は直播を始める農家が多いそうでホクトウでは2度鎮圧輪を追加生産したがすぐに完売したそうである。私が注文した頃には来年生産になりますと言われた。そこで試験も兼ねて2個だけで播種してみることにした。

 

2015年4月23日

山わさびの春堀り

Filed under: 山わさびについて,農業機械の話 — 管理人 @ 6:08 AM

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写真のゴボウ堀取り機を1万円で購入する。おそらく10年以上ほど外で雨さらしにあっていたようでサビだらけであった。シリンダーのホイストも錆びて使用できるか心配だったが、紙やすりで磨いて無事に動く。売主の方、使用不可かもしれないのでクレーム無しでお願いされたが、こちらから感謝の言葉を返したい。シェアー、スリック等を交換して修理が完了。

掘りとり作業は機械に慣れていないが、何とかスムーズに収穫できることが判明する。いずれにしても1万円なので使えなくてもあまり影響はないと考えた。

難易度の高い作業機だが、アルーダで掘り出し物を発見できラッキーだった。昨日より近所ではビートの移植作業がスタートしている。ビートの直播も急がなければならないが、ライムケーキ(スウィーツではありません)石灰の散布と心土破砕(補助事業)の施工を待っている状態である。

2015年4月22日

すくすく育つ行者にんにく

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毎朝行者にんにくの成長を観察するのが楽しい。9日前はこんな感じでしたが。

IMG_0485今日はこんな感じに元気な葉が展開している。

IMG_0490太いもので20mm前後あり7月には立派な種子をたくさん実らせる。当然根元からは子孫達がびっちりと芽をだす。

 

2015年4月21日

東大雪アウトドアフェスタ in 札幌ファクトリー

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 3年目になる東大雪アウトドアフェスタin札幌ファクトリーに参加してきた。2日間に渡り好天に恵まれ客足も好調に推移した。

『雪室熟成キタアカリ』の越冬じゃがいもが定着してきたのか、お客さんが途切れることもなく用意した**トンのじゃがいもは完売できた。今年より販売開始した『山わさび』を試験販売したが早くに完売する。

『昨年じゃがいもを購入して美味しかったので、今年楽しみにしていました。』

『本当に甘くて美味しいですね!』

『昨日買ったじゃがいも美味しいのでまた買いに来ましたよ!』

このようにお客さんの声を身近に聞いて励みになった。一年に一度、札幌ファクトリーでお会いする方々にも激励の言葉をいただき、うれしい限りでした。

IMG_04341日目の販売会終了後はファクトリー内にある札幌ビール園にて慰労会を開催。札幌ファクトリーは札幌ビール発祥の地でクラシックを飲み放題、ジンギスカン食べ放題で楽しく騒ぐ。売上の金庫を持参で夜もふけた。若者たちはこれに満足せず『ススキノの繁華街』に繰り出して行った。

2015年4月17日

ロータリーハローの爪交換

Filed under: 農業機械の話 — 管理人 @ 6:53 AM

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今日の作業は20年ほど使用している、小橋ウルトラハロー270cmの爪を100本近く交換する。作業しやすいように作業機を反対にひっくり返す。ミッションオイルが垂れてしまうので空気穴を塞がないと、ほとんどなくなってしまうので注意する。あとでオイル交換すればいいことですが。

今まで爪の交換は一度もしていなかったかもしれない。補助的に使用していたため爪の減り方が少なかったようだ。なかにはナイフのように鋭利な刃物に変身した爪もある。純正品は高価なので安価なO農機製を使用している。価格は純正品の半額に近いのではないかな。

2015年4月16日

イチゴ苗のプランター準備

Filed under: その他農産物について — 管理人 @ 11:06 AM

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今年も14000本のイチゴ苗の設置に向けてプランターを洗浄して消毒する。128個のプランターをJA野菜センターに持込み養土を入れ、一つのプランターに3本の苗を定植する。キャベツやビートなどの苗がなくなり次第、農家が引取ってビニールハウスに設置する。その間、約1ヶ月間JAで預かってもらうことになる。

写真の2棟のコテージではベッドの組み立てなど、6月に一般開放するコテージに向けて準備が進行する。新品の木製Wベッドがドン〜と置かれていた。

2015年4月14日

事件ファイル『水害』

Filed under: ビニールハウスの仕事 — 管理人 @ 8:58 PM

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今日は山わさびの集荷日でビニールハウスのなかで作業をする。吾輩はキャベツに灌水して水タンクに水を貯めていた。他の作業をしていたらすっかり水道の蛇口を開けていることを忘れてしまった。30分後くらいにビニールハウスへ戻ったところ水浸しになっているではないですか。なかで作業をしていた3人は全くこの事に気づかず無言で作業をしていた。あたりは水田のようにぬかるみ『唖然』としてしまった。

従業員は『一生懸命仕事に集中していたので誰も気づきませんでした。』と言った。

吾輩曰く『信じられません・・・。』と会話は途切れたのだった。我家に緊急事態が起こった時このひとがた気づいてくれるか心配になってきた。

2015年4月12日

農場へ多くの若者がやって来る 2

Filed under: 従業員の話 — 管理人 @ 2:01 PM

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今年もインターンシップ協定を締結している台湾国立屏東大学と国立政治大学からも数名の学生が来る。マレーシアから初めての応募がありワーキングホリデーで参加してくれる予定。

今日の作業は雪もすっかり溶けたので、残茎を取り除いたアスパラガス畑に有機肥料とバーク堆肥、化学肥料を散布する。また芝生には有機肥料と化学肥料を播く。昨年6月参加の台湾の屏東市出身のJたちに、半日かけて芝生に散布をしてもらう。Jも結局ワーキングホリデーの1年を我が農場で過ごすことになり、帰国まであと2ヶ月となった。

2015年4月10日

今年も多くの若者が来る

Filed under: 従業員の話 — 管理人 @ 7:05 AM

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毎年多くの若者がワーキングホリデーを利用して、農場にやってくる。特に東アジアの台湾、香港を中心に応募がある。今年は少々コンパクトになったが、それでも10人前後にはなりそうだ。

彼らには能力に差があっても同じ条件で報酬を払う。意欲があれば何でも経験させる。今回はアスパラガスの枯れた茎葉を刈払い機で刈り取る作業をさせてみる。もちろん刈払い機の作業は初めてだが、エンジン始動などの操作方法を簡単に説明して実際に作業をする。後は本人に任せて作業は進行する。

機械操作の扱い方を間違えると怪我をしたりするが、基本をしっかり教えると大事故には繋がりづらい。鎌や包丁で手を切ることは時々あるが、それを乗り越えないと刃物などの扱いには到底慣れないことになる。安全と危険は常に背中合わせで機械操作や刃物の扱いはしなければならない。それがワーキングホリデーにおいて農業体験を意義あるものにするには大切なことである。そして何回も言っているが、リピーターで来てくれる農場でなければならないように、日々親方は心がけている。

『お父さん!なぜ枯れた茎を取り除いて燃やすのでか?』と従業員より質問が。『どうしてだと思う?』と逆に質問する。『燃やせるからなのかなあ・・?』 『ん・・・・ん?答えに夢がないなあ!』 『そうですかあ?』

『ある種の焼畑農業だよ、病害虫を防ぐために残茎を除去しているんだ。』と言ったが、夢はあまり関係なかったかなあ・・・。

 

2015年4月9日

西洋わさびの春掘り

Filed under: 山わさびについて — 管理人 @ 6:58 PM

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昨年6月に定植して一冬越した山わさびを掘ってみた。諸先輩方のご意見だと、2年目になるとコルク化したり辛味成分がなくなるとの意見だった。さっそく試食してみることにした。

一冬越すことによって甘みが増し辛味成分が抑えられると聞いていたが・・・。しかし、辛味は成分は充分残り、ひと冬越したことによって甘みがありとても美味しい山わさびであった。低温倉庫を持たない農家でも、冬期間畑で貯蔵することができ経済的かつ旨味成分が増加するという、一石二鳥の効果となる。

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こちらは昨年9月に定植した秋植えの山わさび。ひと冬越したことによって一回り成長している。これだと11月の収穫までにかなり太く大きく成長しそうだ。北海道では5月定植、11月収穫が主流のようだが、秋植えは間違いない栽培法になると考える。これも継続して試験栽培して行かなければならない。

 

2015年4月8日

西洋わさび、道の駅に陳列する

Filed under: 山わさびについて — 管理人 @ 9:06 AM

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今月から道の駅しかおいにて村瀬ファーム産西洋わさびの販売を始めた。さっそく陳列棚にタイトルを貼り付け、お母さんとともに出品者、商品名、価格などのラベルの印刷機の操作方法などを教習する。山わさびなどを通年販売の計画で進めている。

2015年4月7日

春の訪れとともに行者にんにくが芽吹く

Filed under: 行者にんにくについて — 管理人 @ 7:24 AM

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 行者にんにくが芽吹いてきた。この圃場はH24年に定植した3〜5年ものの苗で、今年11月に収穫を予定している。およそ5〜6万本を出荷する。厚さ5cmにまぶしているバーク堆肥が暖かい布団の役割となって厳しい冬の寒さから行者にんにくを守ってくれる。夏季間はバーク堆肥の栄養素をもらいながら太く生育してゆく。

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この圃場はH25年に種子を播種したもので3年目になる。まだ茎も細く密集しているため(箸の太さ程度)、来年あたり株分けして約12~15cmの間隔で定植する。

2015年4月5日

コテージ開設のため改装中

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 12:49 PM

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6月にスタートするファームインに向けて、従業員住宅を改装している。押入れを撤去してWベッドが設置できるスペースを確保している。宿泊するお客さんは7割が家族だそうですし詰めだが4人家族が宿泊できるベッドを置く。

今まで一人用の住宅だったが短期間なら狭い空間だが我慢してもらい、料金を下げて利用する予定。3棟ともキッチン、バス、トイレ付きなので プライベートは問題ない。

もちろん私が改装しています。

2015年3月31日

3月29日、ほぼ雪が融ける

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 6:52 AM

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最近の日中は10度前後になるため融雪が進んでいる。この圃場(品種ゆめちから)4,7haは3月23日にJAコントラ課で融雪剤を散布したがほぼ雪がなくなる。防風林の側はまだ1mほど雪が残っているがあと4〜5日で融けるでしょう。

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こちらの圃場(品種きたほなみ)10.3haは融雪剤を散布していないが風当たりが強いので雪が飛んでなくなってしまった。

2015年3月27日

キャベツ苗その後は?

Filed under: キャベツについて — 管理人 @ 12:46 PM

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加工用キャベツ『おきな』が発芽した。JAより発芽率が悪い情報でしたが計算すると98%以上あり良好な結果になった。S社の種子より発芽率ではT社の方が好結果となった。

2015年3月26日

山わさびの出荷が拡大しています

Filed under: 山わさびについて — 管理人 @ 6:26 AM

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先月から初めて山わさびの出荷が始まって約1ヶ月が経過した。毎週*00キロ程度を札幌、帯広市場を中心に出荷が順調に推移している。

帯広市場からは山わさびの担当者が、現場に来て親切に袋詰の指導などをしてくれる。やはり市場を頼りに販売を推進しなければならない。

来週からは地元しかおい道の駅での通年販売を開始する予定で、何とか軌道に乗れそうな気配がします。行者にんにくと合わせて頑張りますか。

2015年3月24日

祝! 結婚60周年記念、30周年記念

Filed under: 家族の話題 — 管理人 @ 10:44 AM

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父母の結婚60周年、ついでに私達の30回忌?を妹の家族と祝った。キミマロ風に言うとあれから60年!たった。孫が6人、ひ孫が3・5人になった。『孫の結婚を見届けるまで死ねない』と相変わらず元気に生活しています。とても今年84歳になるとは思えません。趣味を生かした人生を送ることが、元気の源になっているのでしょう。私達も見習ってあと30年! えっ30年もあるの・・・。

60年は長い・・・。を痛感している。

2015年3月22日

加工用キャベツ発芽する

Filed under: キャベツについて,ビニールハウスの仕事 — 管理人 @ 11:40 AM

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3月15日に播種した加工用キャベツが発芽した。

発芽率を計算したところ95%以上あり良好な結果になった。定植予定は4月23〜25日を予定しているが、昨年のように霜害で全滅すことも想定してたくさん播種している。

常に水分を切らせないよう心がけ、晴天の日中のハウス内は気温30度を超えるので、必ず留守番役を一人置いている。栽培初年度(ケールだが)に30度以上にして苗が全滅したことがあった。赤子を育てるようなものである。また、夜間はー5度前後に外気温が下がるため苗床は3重にビニールを囲い、発芽するまでは電気ストーブや廃油ストーブを利用して苗床は10度前後に温度を保持する。

昨年は液肥を試験したところ濃度を勘違いして散布して苗を枯らしてしまったので、余計な事はしないほうが良いという結論に達した。この時期にキャベツ苗を育苗することは手間隙かかる。また昨年のことだが、前日まで圃場に定植済みの苗が4月28日の低温(ー5度前後)で全滅。再定植して育てた加工用キャベツが収穫時に『巻不足、病害等』により圃場で廃棄処分。人手で収穫した加工用キャベツが半分ほど出荷できず返品されて廃棄処分。散々な年であった。

2015年3月20日

農場スタッフを募集します

Filed under: 従業員の話 — 管理人 @ 1:14 PM

8月中旬以降より働いてくれる方4〜5名募集します。ワーキングホリデーで海外の方もドンドン応募お願いします。

5月からも1名程度採用できます。どうぞよろしくお願いします。

2015年3月17日

山村留学生の卒業旅行と就職報告

Filed under: 山村留学生 — 管理人 @ 8:09 AM

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約9年前に我家にホームステイしていた山村留学生二人が、就職報告がてら5日程滞在している。

二人共鹿追高校を卒業後、実家のあるS県に戻り大学に通っていた。4年ぶりの再会ですっかり『いい男?』に変身したように感ずる。

9年前の山村留学生受入式の時は、青白く元気のなかった顔をしていた事を思い出す。それが1か月後には普通の顔に戻り、元気な中学生になってどんぶり飯を2杯食べていた。瓜幕での生活に慣れ楽しそうに語らう姿はついこないだのようである。慣れない野球部に所属していて、ホームステイのたびに僅かな時間だったが指導もしたような記憶がよみがえる。

勉強は間違ってもしなかった彼らも、東証1部上場企業(社員3万名)と有名大学附属病院に就職が決まり報告に来てくれた。

もちろん?筆記試験はダメだったようだが、面接では瓜幕中学校で山村留学、鹿追高校でのカナダ短期留学、**大学でのアメリカ留学など豊富な留学の体験を演説したそうで、面接試験ではほとんどの会社から内定をもらったそうだ。山村留学の体験が彼らの就職に大いに役立ったことを皆さんに報告したい。内定取得は本人よりも家族のかたが驚かれているようだ。

山村留学制度の意義や留学生をサポートする行政、農協、学校、地域住民らの連携無くしては彼らの将来はなかった。課題は山積みだがこのような事例も鑑みて、20数年継続している鹿追町自然体験留学センターの発展を願いたい。

また、先日公演があった『倉本聰』脚本のノクターンの主演の一人、山村留学生だったMさんはオーディションの時、瓜幕での2年間の山村留学の体験を話して採用されたようです。『あの子はやっと瓜幕が第二の故郷としての位置づけを認めてくれた』とお母さんが電話で話してくれた。キャスト紹介には雪に包まれた瓜幕での体験が懐かしく、白い雪を見ると暖かな気持ちなると表現していた。他の人に瓜幕に住んでいたことを初めて発表したそうである。

Mさんは新人としては異例の主演の一人に選ばれ、鹿追からもたくさんのファンが来ていて、『第二の故郷へ凱旋公演』となった。Mさんの愛犬『クマ』は我農場のアイドルとなって可愛がられていますよ!

 

2015年3月16日

キャベツの育苗始まる

Filed under: キャベツについて — 管理人 @ 12:53 PM

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いよいよ今年度の播種作業がスタートする。計画では6haのキャベツを栽培する。試験栽培でサカタの極早生の交配種と従来種より巻が早い6月末収穫できるかもしれない新品種を播種した。色々品種試験をしてみないと、昨年の悲劇が教訓で生かせない。

 

2015年3月14日

ノクターン 夜想曲・フィナーレ

Filed under: 山村留学生,趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 1:19 PM

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富良野グループによる全国ツアー、最終公演が十勝・幕別町でまもなく午後7時から開演される。主演の一人Mさんは中学生の頃、山村留学生として鹿追に住んでいたことがあった。またお父さんは離農跡地を購入して我がファームの隣に住んでいました。

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そんな関係でMさんが飼っていた愛犬『熊』を譲り受け、年をとったが農場で元気に過ごしています。Mさんも時々会いに来てくれてるので、今日は応援も込めてカミさんと二人で観に行くことになった。今から楽しみにしている。

2015年3月13日

涙のない楽しい山村留学生お別れ会

Filed under: 山村留学生 — 管理人 @ 10:06 AM

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鹿追町自然体験留学センターを巣立つ留学生の送別会があった。中学3年生全員は地元鹿追高校に進学することが決定。中学2年生も継続して留まって鹿追高校に進学を目指す。

明日、中学校の卒業式を迎えるが、各自自由なテーマで『卒業』に関するスピーチをするそうだ。『涙、涙』のスピーチになることでしょう。

現在、山村留学生は町内の小中高(*注1)で合わせて40人前後の児童、生徒が学んでいるそうです。先日視察した、へき地5級指定のT小中学校は生徒14〜5名のうち、山村留学生関係が半分も占めていて学校の存続にも関わるくらいである。

山村留学生の一人であるAさんは、鹿追高校から初めて現役(一般受験)で有名国立大学に合格した。先輩たちも後輩の見本となって頑張っています。Aさん、大学の夏休みは我が農場でのアルバイトを早々と予約してくれる。台湾や国内のインターンシップの大学生と年齢も同じくらいで楽しい国際交流もできる。仕事は主にキャベツ収穫で大変だが、良い機会なので頑張ってもらう。

送別会の会場は、地元で肉牛農家が経営している『森のキッチンK 』さんで私と同じ北海道・ツーリズム協会の会員として活動されている。レストラン事業は鹿追本店、札幌店、秋田営業所など、つい最近タイに進出してバンコク店?を営業されているようで、スケールが大きくて驚いています。

*注1、鹿追の小学生は、5校で337名、中学生は2校で182名在籍している。

2015年3月11日

台風のような暴風雪だった

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 8:08 AM

昨日の朝から降り始めた雨は強い風を伴って吹き荒れた。冬期間なのに地下室が浸水する。

道路はシャーベット状になりハンドルを取られて、非常に危険である。

畑作農家はビートの種まきがピークを迎えていさなか、ビニールハウスも浸水被害が出ているようです。FBでは倒壊したビニールハウスもあったようで一年の畑仕事の始まりは不安なスタートとなった。

IMG_0914写真は2011.9月の台風時の一コマ。地下室が30cmほど水没した。台風とともに病害虫が発生することもわかってきた。農家にとって台風の襲来は悪影響なことが多い。カミさんのかぜが治った途端、台風とともに我が身に降りかかりダル〜イ毎日である。今日も早く寝よう。

2015年3月9日

3月の誕生会と送別会

Filed under: 家族の話題,従業員の話 — 管理人 @ 4:48 AM

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初孫「美怜』が3歳、若嫁さんが20歳?の誕生日を祝った。美怜の誕生日は1週間前だったがインフルエンザに罹患して1週間後の今日になった。本当は3月01日なので『みれい』と覚えると忘れないそうだ。前にも聞いていたような気がするが。最近は物忘れするようになってきた。年かな・・・。

4年間にわたり農場で働いてくれたAさんが退職することになり送別会も開く。ピュアモルト研修生で参加してから足掛け5年間鹿追の町で活動され、新規就農を目指していたが鹿追ではなかなか困難なこともあり新天地に向かう。農場では新人さん、ワーキングホリデーの若者たちの指導、見本となって頑張ってくれていただけに、農場としての多大な損失は免れない。留意に務めていたが決意が固く新天地での活躍を期待している。

4月からの農場の新体制は未だ決まらず、来年度から農業生産法人&株式会社(予定)として新しくスタートする『村瀬ファーム』の構築に悩む日々である。

2015年3月8日

村瀬ファーム産『山わさび』デビューです

Filed under: ジャガイモについて,山わさびについて — 管理人 @ 6:27 AM

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今回、Aコープもぎたて市にて村瀬ファーム産『山わさび』を販売することになった。初日の3月7日夕方に心配でAコープを覗いてみた。殆どの商品が売り切れ状態で、『山わさび』も殆ど売れており、残り2個であった。まだ浸透していない中でこれだけ売れれば一安心でした。すでに札幌、帯広での都市圏には集荷が始まっていたが地元が最後になってしまった。

山わびの利用法は、大量に使用する場合はフードプロセッサーを使用すると便利です。湯豆腐、冷奴、蕎麦、刺し身、寿司、おにぎり、焼き魚、焼き肉、ステーキ、ローストビーフ、たたき等に薬味として最高の演出をしてくれる。時には脇役どころか主役に踊り出ることもある。

また委託販売している雪室貯蔵『じゃがいも』男爵とキタアカリは依然としてキタアカリの方が人気が高く消費者にも美味しさが理解されているようだ。

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男爵は売れ残っているが、キタアカリはすでに完売している。キタアカリは昨年より5割増し貯蔵しているので欠品にはならいようにしている。

もぎたて市の販売ブースはAコープ玄関から入ると、すぐ左にありお客さんは一度はちょい目をする。農家の方々が思い思いに手がけている野菜を売る。素朴な手書きで商品表示するのも、畑から収穫したばかりの野菜を陳列していることが理解できる。これはこれでGood デザイン なのだ。

2015年3月7日

『分散したホテル』イタリアに学ぶ

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 7:36 AM

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牛舎のなかはシュッシュッと搾乳機の音が響く。搾乳が終わりパイプラインミルカーの自動洗浄が終わる頃、牛舎の北側に座り込んで物思いに耽るのが好きだった。

漬物石を大きくした石があって、そこに座り考える人よろしく北の星空を見ていた。夫婦山から視線を上げると北極星をすくいあげようとしている北斗七星が綺麗に見える。

午後7時半頃に搾乳機の自動洗浄が終わると、あたりは静けさを取り戻す。夜空の星空を眺めて観賞にひたるにはもってこいのロケーションになる。サッサと乳牛達が乾燥の牧草をはむ、ガリッとかみ反しをする音が牛舎内に響く。時には9時頃まで見入ることがあった。

そんなことも26歳の時に酪農を廃業してからできなくなったのは寂しくもあり懐かしい思い出でもある。今から30年前の情景だが・・・。

 

今朝は雨の滴る音で目が覚めた。雨ではなく雪が降っているのだが屋根から融けて落ちている。玄関にある温度計を見るとー2度Cなので路面などは氷結している。何か変な朝だと思いつつ考えてみた。昨夜は異常に暖かくプラス気温で推移して朝方急に冷え込んだが、夜間の蓄熱の効果で降っている雪が溶けているようだ。昨夜は暑くて寝苦しく毛布を1枚剥いで布団1枚で寝た。

今日はT旅行社北海道ツーリズム協会北海道グリーンツーリズム協会と今後の鹿追観光のあり方について懇談会がある。現在注目されているゲストハウス(1泊3000円程度)の需要に答えるため、当農場もできるだけ空いている従業員住宅を最大で20名程度の定員を開放する予定。

当農場に取材に来ていただく国営放送の番組制作会社はいつも感心されて帰られる。鹿追町はアウトドアーと農業、行政と農協など農業を基本に行政、観光がしっかりしていると。鹿追町を拠点にしてアウトドアーの体験メニューが盛りだくさんですねと言われる。

IMG_6115IMG_0006コテージの1戸を皆さんに視察してもらう。住人は長期出張中で了解を得て居間だけ片付けさせてもらった。最初居間だけのつもりがすべての部屋をチェック。ロフトにも登ってチェック。『これ自分で建てられたんですか?』『ハイそうです。家ぐらい建てられなきゃ男じゃないです?』と変な自慢をする。

今年11月に鹿追にて全道グリーン・ツーリズムフォーラムの開催が決定しており、このログハウスで取り組みの成果を発信する予定である。基調講演は在イタリア日本大使館1等書記官のYさんが決定されている。

フランスでは年間8600万人の観光客が訪れるそうである。日本はやっと1300万人。東京オリンピックでは2000万人、3000万人の観光客を見込んでいる。そのためにはいかに田舎に宿泊施設を整備するかが重要になってくる。フランスでは田舎の整備が整っているため、自国の人口(*注1,6300万人)よりも多くの観光客(8600万人)を処理できることになる。これから地方に観光客を呼ぶ、また都会から流れる人々をいかに受け止めることができるか、鹿追ジオパーク認定と合わせて鹿追の観光は重大な局面を迎えている。

ちなみに北海道ツーリズム協会、北海道グリーンツーリズム協会の理事長は鹿追の方が活動され、北海道では先進地として位置づけされている。

*注1、フランスは主要先進国の中での出生率は米国、NZ,についで2.0で第三位(2011年推計)。隣のドイツは1.4で日本と同じ。出生率は男性のS度?指数と比例するという。基本的にしなければ子供はできないということである。ちなみにHIV感染者はヨーロッパではトップの15万人(日本は1万人)、米国は120万人。世界1位の南アフリカ共和国は人口の10%以上に当たる560万人にものぼる。

2015年3月6日

My Car & My Mobile( 携帯)点検中 Now.

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 5:43 AM

お通夜に向かう途中、愛車の前面にある表示パネルにオレンジ色のエンジンのマークが点灯する。何だろうと気にしながら愛車を走らせていると、急にエンジンがストップした。

『えっ何で? これはヤバイことになった。』すると赤色のオイル差しが点灯した。『えっオイルが枯渇?』エンジンが焼き付いた!パニックになる。

表示パネルにはたくさん点灯していたにも関わらず『赤色のオイル差し』しか目に入らずエンジンがダメになったと早合点していた。エンジンがストップしてkeyがONになっていると点灯することが、自分の頭脳からはどこえやら飛び去っていた。パニックになると冷静に判断することができないものだ。一晩ゆっくり寝てから考える余裕など無い。

点検していただいている整備工場に尋ねてみたところ、エンジンのクランクシャフトの回転異常をセンサーが感知して強制停止したようであった。『村瀬さん、エンジンは大丈夫そうですよ!』だいたい6000円くらいで修理できます。それを聞いて安心したのだった。つい最悪の事を想定しまった・・・。

 購入してから2年以上経過しているiPhone5がバッテリーと通話の繋がりが不具合となり、iPhne6に交換した。5のデータをバックアップして復元に失敗。電話帳が機能してない状態で、ラインも使用ストップ。Apple  ID,パスワードが何だったのか解らず四苦八苦しているが復元に成功する。がLineはIDが解らず新規登録から始めると友達が0になってしまった。ガクリ。ところがiPhone6でも通話状態は改善されず、バッテリーに至っては6の方が早く消費するようだ。またまたガクリ。

後日判明したのだが。おやすみモードがONになって着信拒否の状態で、時間を置いて2回めをかけると繋がるらしいのだが。これを理解しないで1年から半年程度放置していたらしい。専門家の指摘で発覚する。なぜおやすみモードがONになったか解らない。iPhone5返してくれ〜〜〜。

 

2015年3月4日

氷河期に生き残れるのは誰だ!

Filed under: 行者にんにくについて,農場生活について — 管理人 @ 5:55 AM

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今日も雪、明日も雪、農業の作柄は一年の天候に左右される。作物の栽培されない冬期間は関係無いように思われるが、ところがどっこい大きく関係有るのである。夏季間における旱魃、長雨、大風、低温、霜、高温、台風、火山の噴火など揃い踏みの天災が待っている。北海道の人間と栽培される農作物は精神的、肉体的に強い特性を持たないとならない。

『行者ニンニク』は完全に凍結しても枯死しない強い生命力を持った植物である。しかし、暑さに弱く8月には早々と葉が枯れて冬眠をする。行者ニンニクを摂取する熊、鹿、人間はにんにくより多く含有するビタミン類、アリシンによる滋養強壮作用によって元気の根源となる。

写真のように窓が雪に埋るまで大雪になるのは近年に無いことである。気温、降水量が一年通して平均化することはどこかで帳尻を合わすことになる。北海道はドカ雪が降り、大風が吹き、旱魃になると温暖な気候になり豊作になることが多い。

温暖化に向かっている説が大勢を占めるなか、氷河期に向かっていると説を唱える学者もいる。私達が生きている間には氷河期にはならないだろうが、一時的に温暖化になっている可能性も否定出来ない。10年後には急激に氷河期に向かうかもしれない。

これから氷河期にならないうちに楽しく、明るく生きないとダメだなあ〜〜。氷河期がきて平気なのは『行者ニンニク』ぐらいなのか・・・。

2015年3月3日

お雛様も家族と従業員で祝う

Filed under: 家族の話題 — 管理人 @ 7:55 PM

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定番のちらし寿司に柳月のお雛様ケーキと六花亭のショートケーキ。ちらし寿司のトッピングは紅しょうがに刻み海苔。北海道・十勝地方はこんな感じだと思うが・・・。人参が輪切りだったり、れんこん、海老が入っているのは村瀬風かな?と思ったら、皆さんがFacebookでアップされる写真を見るとドコモ同じですね。

 

2015年3月2日

春模様が一転冬に逆戻り

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 5:18 PM

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気温は暖かいものの毎日のように雪が降る。今日は雪が止むと風が強くなり吹雪になる。夕方からは猛吹雪になり『防災無線』から外出禁止令が発令される。

今のうちドンドン降雪量が増えてくれれば、今年は豊作が期待できる。春の畑作業はビートの直播から4月中旬ごろに始まりそうだ。まもなくキャベツの播種作業がビニールハウスで10日おきに1回、2反程度行う。あと1ヶ月で忙しくなってくる。

行者ニンニクの出荷が忙しかったので疲れが溜まってきている。少しリフレッシュでもしたいが何が良いかわからない。とりあえずは旨いもの食べて、晩酌して、imac, ipad, iphoneをいじりながら 寝て曜日にしましょう。

 

2015年2月28日

雪室貯蔵庫に雪入れ

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 1:47 PM

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久々に約30cmの雪が降った。さっそく雪の貯蔵庫に降ったばかりの綺麗な雪を運搬して収納する。ホイールローダーで約20杯の雪30〜40㌧ほどを入れた。

雪室内の室温は1〜3度Cで家庭用の冷蔵庫より少々寒い。雪を入れることによって適度の湿度(90%以上)と気温を確保でき、1年から2年間ジャガイモを保管できる。

ホクレンでは『よくねたいも』の商品名で売り出しているが、『甘くなった芋』で売りだそうか。現在は雪室熟成『キタアカリ』で売っているが。

Aコープ、道の駅等では品種『男爵』よりも『きたあかり』『メークイン』が売れるそうである。越冬したきたあかりの甘さが消費者に浸透してきたShokoである。

2015年2月26日

今年度最後のホームスティは?

Filed under: 山村留学生,農場生活について — 管理人 @ 5:07 AM

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今年受け入れしている山村留学生が最後のホームスティとなった。おおむね1ヶ月ごとに2泊3日の日程で、寮が休日の時に受け入れをする。ほとんどが本州の出身者で構成されており、親元から離れて寮生活を10人の仲間で送っている。

山村留学生の受入を始めて10年が過ぎ、小学4年生から中学3年生までの子供を20名前後預かる。そのうち7〜8名が、地元鹿追高校に進学し、うち2名が農協、産業機械ディーラーに就職した。彼らは月1回のホームスティを指折り楽しみに待っており、なるべく手料理を食べさせるように心がけている。また普段食べれないスウィーツなども用意する。

今年の中学2年生二人は来年度も残留して鹿追高校に進学を予定している。高校進学後も寮が休日の時、受入をしてサポートしている。『中学3年生になるんだから、後輩の見本にならないとな!』と言うと、『ハイ!わかっています。』とこころ強い返事が返ってきたので安心した。きっと頑張ってくれるでしょう。

今晩は奮発して、豪華な手巻き寿司とおでん、デザートは『ROKU』のロールケーキでした。写真にあるように都会の子供たちは家族全員で食事をとることが殆ど無く、家庭の絆を再認識させることが大切となる。彼らは表情には出さないが愛情にも飢えている。彼らお父さんの職業は大きく分けて医者、教師、自営業で占められ、共稼ぎか、両親のどちらかが帰りが遅いなどの理由で一緒に食事をする事ができない。彼らは家族で食事を楽しむことによって、家庭の絆の大切さを学ぶ。我々も一緒に学ぶことがあり極力演じる?ことは避けている。

来年の活躍を祈念して従業員、家族とともに最後の晩餐を惜しみ乾杯をした。

2015年2月25日

早くも春の気配がするが・・・。

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 2:37 PM

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ついに春の気配が漂う季節となった。朝は-2〜5度C位になるものの、日中はプラスの4〜7度Cにもなり雪解け水が流れ出してきた。今年は異常に温かいが北海道の天気の寒暖差のサイクルはまだ厳しい寒さが待っている。積雪が少ないので3〜4月にかけて大雪が降る可能性は十分ある。またそうでないと困る。

降雪量が少ないと、夏場に雨がドット降る可能性が大であり仕事のない5月までにある程度降ってほしいものだ。

2015年2月23日

フォトライブラリー「焼肉編」2009~2014

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 6:40 PM

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2015年2月22日

山わさび(西洋わさび)初出荷

Filed under: 山わさびについて — 管理人 @ 5:48 PM

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昨年11月に収穫して低温貯蔵庫に保管していた山わさび約3㌧ほどの出荷が始まった。師匠に手取り足取り指導を仰ぎ、やっと初出荷にこぎつけた。

行者ニンニクの出荷作業が終わりに近づいてきたため、急遽山わさびの出荷を急いだ。出荷方法が解らず四苦八苦しての挑戦で、これから通年出荷ができるかどうか、研鑽を重ねながらの作業となる。特に100gパック詰めは予想以上に大変な作業で、専門に1〜2人の従業員を年中通して配置しなければなりません。困難な仕事で、途中で挫折する方が多いそうだ。

師匠の話だと一年でこんなに大きくなり、わさびの肌が非常に綺麗だと賞賛してくれた。『村瀬さん自信持って頑張りましょう!』あと問題は売り先ですね・・・。師匠は関西を中心に消費の多くなる夏場にびっちり出荷されているそうで、果たしてそんなことができるか準備期間が必要となる。雪が溶けた4月から圃場の山わさびを収穫しながらの出荷となる。

2015年2月20日

層雲峡氷爆まつり&温泉

Filed under: 趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 6:04 AM

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冬を満喫。今回のシリーズは涙のリクエストがあった「層雲峡氷爆まつり」へ行く。私以外は初めての見物。昼間に到着したため、綺麗にライトアップされるまで温泉に浸かることにした。

国道沿いのホテルで入浴料金 を聞く。『いくらで温泉入れます?』『一人1000円ですが、高いですか?』『ハイ!他を探します。700円では入れる***ホテルは何処でしょうか?』ホテルマンの方が親切に教えてくれた。国道から1キロほど奥に入るが300円も安いので利用させてもらう。

1mほど高さのある檜の湯船に浸かりゆっくり温泉を満喫していた。目をつぶっていたら40歳前後の女性二人が入ってきた。私たちの貸切状態だったが、その女性は湯船に手を入れて湯加減を確かめ、おもむろに棒状なものを取り出し湯船の中に入れた。その行為をすぐとなりでするのである。

『36・7度、平熱です!』と言って去っていった。温泉の点検に来たようですが、変な想像していませんでしたか? 裸で入ってきたとは言っていませんよ。ちゃんと制服を着ていましたが彼女たちの態度が堂々としていて仕事慣れしていると感じた瞬間でした。

2015年2月18日

人の出入りが激しい2月中旬『居酒屋初音』にて

Filed under: 従業員の話,行者にんにくについて — 管理人 @ 8:30 PM

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今日は村瀬ファーム産行者ニンニクを使用して頂いている、居酒屋『初音』さんに男やもめが3人お邪魔しました。1週間に一度行者ニンニクの配達があり、ついでに行者ニンニクの辛味噌ラーメン、餃子を注文して食べる。美味しかった。やっぱり辛味噌だね!

我が農場に来る香港と台湾人から絶大な支持を得ている辛味噌ラーメン。大辛では辛さが足りないと注文され、激辛が誕生した経緯がある。さすがに日本人には激辛は止めたほうがいいでしょう。しかし、台湾人は調度良い派と、もう少し辛くてもいい派とに意見が別れる。超激辛の誕生はどうでしょうか?

2月中旬は安っさんだけが固定で、出て行く(帰る)人(香港、フランス、京都へ)帰ってくる人(京都2、釧路から)がめまぐるしく入れ替わる。台湾のJは京都で3ヶ月滞在していたが、一昨日「京都マラソン」で好成績をあげ(表彰台に程遠いが・・)今日凱旋してきた。さっそく行者ニンニクの辛味噌ラーメン(大辛)が食べたいというので歓迎を兼ねて初音さんに来た。

居酒屋(桃乃木串焼き&wine)を台湾(台北市)で経営している妹(三重県出身の彼と)が、春節休暇で京都に遊びに来ていたそうで昨日会ったそうだ。Jの彼女Yan(香港人)とも初顔合わせをして、職場のある長野菅平のホテルに帰ったそうだ。Jはしばらく長野と北海道の遠距離恋愛になる。

台湾や中国では2月18日〜23日までの6日間にわたり旧正月(春節)として休日がある。年末年始は休まないのかというとそうではない。1月1日〜3日までの3日間元旦として休日になる。これは日本も採用したらいいと思う。中国、台湾皆兄弟だから一緒に休みましょう。ねえ安倍さん。

2015年2月16日

バレンタインだ〜い『続編』

Filed under: 従業員の話,農場生活について — 管理人 @ 10:15 PM

yjimage日本では女性から男性へチョコとともに愛のメッセージ(告白)するのが定番なようですが。外国では結婚のプロポーズをするカップルが多いそうな。女性はそれなりに覚悟を決めてバレンタインだ〜いに来ているのだから、男性からプロポーズをすると高い確率でOKが出そうな感じがする。ファーム内でも結婚したカップルにもいたような気がする。2月14日に在籍している従業員は少ないので限られてしまうが。

4月〜11月にかけては14〜15名在籍しているので、毎年2〜3組ほどのカップルが誕生する。台湾ー日本、香港ー日本、台湾ー香港、日本どうしと組み合わせは色々だが。基本的に日本人が絡むカップルは日本語で会話する。

しかし、昨年来てファームに在籍した台湾のBさんはとある場所で、韓国人と交際が始まった。遠距離恋愛でスカイプを使用して会話をしているが『大好き!』『愛している!』と日本語に似た発音が飛び交う。Bさん『韓国の彼と何語で愛を語らっているの?』と質問すると。彼は中国語知らない。私は韓国語知らない。共通に話せるのは日本語しかないから日本語で話しているとのこと。どうりで日本語に聞こえるはずである。

Bさんはそれまで大きな声で話していたのに、すっかり遠慮して小さな声になってしまった。ルームシェアしている日本人が『お父さん、熱々ですよ!彼が早く逢いたいって言っているようです。』と羨ましそうに語っていた。

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雪降るバレンタインにささやく恋ごころは永遠かな

静かに降り注ぐ雪のやさしさに包まれるばかり

バレンタイン(デー)(だ〜い)

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 3:34 PM

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NewzealandではDayをダ〜イと発音するので、バレンタインだ〜いと日本語みたいになる。

まあまあ期待していたチョコを今日はゲットする。世間では友チョコ、逆チョコが流行っているらしいが。男として義理でも本命でも貰えるものはうれしいものだ。

今年は20粒入りのマカダミアナッツチョコと手作りクッキーを頂いた。前者は大好きなので20粒全部平らげる。後者の手ずくりクッキーはもったいないのでいまだに食べずテーブルの上においたまま。写真には無いが『いつもありがとう!』というメッセージ付きはとても食べれません。手作りは暖かい気持ちがこもった贈り物。料理などでも感謝を込めて食したい。

贈り物は手作りに限ります。

台湾、香港では時計、傘、扇子、ハンカチなどは贈ってはダメだそうである。すべて死や葬式を連想するもので縁起が悪いとされている。腕時計は高級?ならOKで、壁時計は最悪だそうだ。ロレックスの壁時計ならOKだろうと言ったら、表情が曇って『ダメです!』と顔を横に何度も振った。お金(1元)を贈られた本人が払えばOKです。何それ?

皆さん注意しましょう。その点、真心こもったバレンタインだ〜いの贈り物は『死』を連想しないので大丈夫です。

2015年2月14日

牧場体験 In Shikaoi

Filed under: 従業員の話,農場生活について — 管理人 @ 10:35 AM

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サンディは牧場体験もしたいというので近くの牧場に出向く。

午後3時半から6時半頃まで3時間に渡り、除糞、哺乳、搾乳などを体験する。サンディに体験どうだった?と聞くと、『とても楽しかった!お産の場面に立ち会えたよ。』見学も兼ねているのでそれほど労働はハードではなさそうでした。サンディも牧場で働ける自信が少しついたようだ。

ここ十勝、鹿追町は農家戸数200戸強で、大きく分類してホルスタイン種を飼育して牛乳を生産する酪農が半分。ジャガイモ、小麦、甜菜、豆類を生産する畑作が半分になる。

村瀬ファームはS49年まで酪農専業農家であった。S44年に40頭収容できる牛舎と、牛の餌となる牧草やコーンのサイレージを貯蔵するサイロを新築していた。当時はいち早くパイプラインミルカー搾乳システム、バーンクリーナー(除糞する機械で共にオリオン社製)を導入して労働時間の短縮などをはかった。その後、ジャガイモ、小豆を栽培するようになりしばらくは混合経営であった。S50年代に入ると畑作物が豊作、高値で取引されることが多く、休日のない酪農から畑作への転換をはかり、S57年に畑作専業農家となった経緯がある。

今もあの場面を思い出す。最後の集乳車が来てバルククーラーから最後の牛乳を出荷した。『今日で最後になります。長い間ありがとうございました。』『ご苦労様でした』と集乳車の運転手と言葉を交わした。

走り去る集乳車を見えなくなるまで見送った。虚しさがこみ上げその場に座りこんでしまった。明日からどうしよう・・・。寝てられないと思った。

次の日の朝、いつもの時間に目が覚めたが起きるのを躊躇した。明日からどうしよう・・・。寝ていられると思った。

2015年2月13日

第2次行者ニンニクの出荷最盛期を迎える

Filed under: 行者にんにくについて — 管理人 @ 3:08 AM

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屋外で凍結させていた行者ニンニクを1月末から順次ハウス内に搬入する。電熱線と廃油ストーブで加熱すると、写真のように約3週間前後で出荷できるようになる。

一日収穫を休むと成育が進行するので、休日あとはどっと行者ニンニクが収穫できる。テレビ放送が終わった瞬間1時間ほど注文の電話が鳴りっぱなしで、テレビ放送の威力の凄まじさを体感する。

行者ニンニクの客層は年輩の方が多く、インターネットショップで申し込みをお願いしてもできない方がほとんである。また、テレビを見ましたと直接農場まで足を運んでくれた方も数名いた。私の顔を見るなり『テレビに出ていた方ですね!』と嬉しそうに語りかけてくれます。

気分がイイので行者ニンニクを少しサービスさせてもらった。

今回のテレビ出演でネットショップを利用できない客層が多いことが理解できた。放送1日後にはぴったり電話は鳴らなくなったので一安心。

IMG_5778余談ですが。行者ニンニクのなかにはたまにこんな大物もあります。すでに蕾を持っていてネギのように花が開花して種子がたくさん実ります。この種子を8月に収穫して圃場に播種すると、7〜8年後に収穫することができる気の長〜い栽培する作物なのです。7〜8年かけて栄養素タップリと貯めこみ、私達の元気の源となっている。気軽に摂取できる高麗人参の代用に匹敵するかもしれない。

収穫作業は昨年と同時期の3月中旬まで続く予定。

 

2015年2月12日

行者ニンニク収穫体験

Filed under: 行者にんにくについて,農場生活について — 管理人 @ 6:08 PM

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第二次収穫最盛期を迎えている行者ニンニクの収穫を体験したいと、ある女性が来てくれた。お昼は行者ニンニクを約500g入れた、行者ニンニクチャーハンをタップリ5人前ほど料理する。行者ニンニクのペペロンチーノもいいかなと思ったがパスタがないので諦める。

彼女にはおみやげにしてもいいと、丼ぶり2杯半はあると思うてんこ盛りにしてあげた。

最初ににんにく、ベーコン、行者ニンニクをみじん切りにして塩、胡椒、醤油を少々まぶして炒めます。500gもあるので一度フライパンからあげて、卵ご飯と炒飯の素を入れて素早く何回も返しを繰り返す。行者ニンニクを入れて最後にネギを少々入れて完成です。

パラパラ行者ニンニクチャーハンはたまりません。スタミナが付きますが天然ものではないのでそれほど匂いはきつくありません。すぐ気にせず外出できます。

彼女、美味しいを連発してこんなに食べました。丼ぶり1杯半は食べたでしょう。調理人として正直嬉しかった。あっそう、彼女の名前は明かしてはいないので誰だかわからないと思いますが・・・。大丈夫ですバラしませんから。しかし、自分としても今日のチャーハンは90点の高得点を得ました。

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2015年2月11日

犬ぞり体験 In shikaoi

Filed under: 従業員の話,趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 7:48 AM

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鹿追町にある(地元です)Musing  worksにて予約が取れない状態でしたが、滝田代表に無理に頼んで受けてもらう。香港のサンディが帰るので急いでお願いする。

鹿追町ではアウトドアーが盛り沢山に体験ができる。私も初めて犬ぞりを見たが、半日コースならタップリとソリ体験を楽しむことができる。

今年から北海道ツーリズム協会にてログハウスのコテージを開放して、観光客に宿泊をしてもらう計画です。と言うのも、従業員を半分程度に減らすため現在12名ほどの宿泊可能な施設のうち、空いている部屋を観光客向けに開放して少しでも収入を増やしていく予定である。ついでに犬ぞりでもやりますか・・・。と家族に伝えたらコテージは賛成してくれたが、犬ぞりは『冷たい視線を感じつつ、生き物を飼育するのは大変よ!』と一蹴されたのだった。

これ以上だはんすると『あんた一人で飼えば!』と言われそうだったので、苦笑いを浮かべ泣き寝入りした。

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2015年2月9日

北海道遺産タウシュベツ川橋梁

Filed under: 趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 10:14 PM

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ついに生まれて初めて北海道遺産タウシュベツ橋梁を間近で見物することができた。上士幌町観光協会のNさんにそっとミニ知識を教えこまれ、いざ出陣となった。

糠平湖温泉郷を数キロ過ぎて五の沢?に駐車する。50張り(テントは張りと数える)ほどあるワカサギ釣りのテントを横目に、ただひたすらに凍った湖上を歩くこと40分。ついに橋梁が前方に見えてくる。朽ち果てようとしているコンクリートが痛々しい。これが周りの風景とマッチして時代を感じさせる。水位が下がりほぼ全景が見え、現在が冬一番の見頃となっている。3月になると「しばれ」も緩み湖上を散策するのには危険が伴うため。

いっその事、ラミネート加工して永久に保存してはどうかな?

先に来ていた老夫婦が『反対側に回って、橋梁の間から見えるニペソツ山は綺麗ですよ!』と教えてくれたのでさっそく写真を撮ってみたのがこれです。

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その老夫婦は何回も来ているようで仲良く昼食をとっていた。(iPhone 5で撮影)

2015年2月8日

HTBイチオシ+プラス行者ニンニクの特集

Filed under: 行者にんにくについて — 管理人 @ 7:39 AM

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山菜の王様と言われる『行者ニンニク』の特集(20分番組)がHTBイチオシ+プラスで放送された。現在は乱獲と温暖化の影響?なのか、すっかり北海道の平地では立派な行者ニンニクが見かけなくなった。それが栽培をしてみようとするきっかけの要因になった。

また、私の仲人が十数年間栽培に取り組み、高齢化になってきたため、そろそろ『お前に全部、栽培技術を秘伝させるのでやって見なさい!』 と誘われたのも後押しとなった。 まだまだ奥が深い『行者ニンニク』の栽培特性は把握できていないが。そこが面白く、興味をそそる作物なのかもしれない。

スタミナ山菜『行者ニンニク』はまだまだ全国に網羅されておらず、生産者として北海道を飛び出す準備はしているのだが・・・。

今年は栽培面積を5反から1haに拡大する計画です。HTB取材陣の皆さんありがとうございました。

2015年2月4日

十勝川温泉のイベント「彩凛華」

Filed under: 従業員の話,趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 5:48 PM

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音更町十勝川温泉のイベント『彩凛華』に行ってきた。7時開場のため時間があったので温泉に日帰り入浴することにした。大平原ホテルのとなりにある温泉に入る。入浴券を買おうとしたら『大人一人1000円』ではないですか。高いからやめようかと相談していると、『女性風呂には大きなウオータースライダーありますよ!』とフロントのおばさんに勧誘され、ついつい1000円払い入場した。

女性陣の話ではとても怖くて面白かったそうだ。なら男は少し安くてもいいのでは?と思ったが・・・・。美人の湯だから高いんじゃない? 肌がツルツルになった感触であった。

まあ、彩凛華が綺麗だったので水に流しましょう。展望台では『ぴょうらん!』があちこちで飛び交う。中国語で綺麗の意味。相変わらず外国の方が多く見物していた。

今思い出したが。38年前頃にその大きなウオータースライダーで遊んだ記憶が蘇る。確か混浴でおばさんたちと順番にスベったような。そのウオータースライダーは取り替えられただろうが。錆びていたら『痛い!』では済まされないだろう。フルチンで恥じらいもなくおばさん達に笑われていたことを思い出す。女性陣たちはどのようにしてスベったのか聞きたかったが恥ずかしく?て聞けなかった。残念至極。

2015年2月1日

いよいよ鹿追産「干し芋」販売へ

Filed under: サツマイモについて — 管理人 @ 6:16 PM

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試験栽培を始めて苦節5年が経過した鹿追産さつまいも。これを使用した『干し芋』がデビューします。

商品名は小学生から公募したなかから「あまひめ」と決定した。当農場産、無農薬栽培のさつまいも(品種)『ベニアズマ』も使用しています。

今回、町民の全世帯に順次無料配布され賞味できることになった。甘みが十分のって糖度が高く、柔らかく仕上がっている。歯の悪い方でも食べやすく、子供からお年寄りまで美味しく食べることができる。

驚いたことに1歳の孫がムシャムシャとあっという間に1枚をたいらげて2枚を美味しそうに食べていた。これはいけるんじゃないか!と自信を持った瞬間であった。

糖度は最高で16前後あるそうで、非常に甘い『干し芋』には驚きを隠せない。ではなぜ甘いか? 北海道産のさつまいもは府県物より小ぶりだが、でんぷん質が多く含まれ、冬期間保存してゆくとでんぷん質が糖質に変化して、本州産よりいっそう甘みが強いさつまいもになる。ちょっと贅沢な悩みかも知れないが、甘すぎるかもしれない。

今後は町内を手始めに販路拡大をしていく予定だということで、期待を込めて応援したい。町さつまいも研究会では更に増産体制を組み、苗作りから干し芋までの生産ラインの強化に取り組む。また干し芋アイス、焼き芋アイスなど町内のアイスクリームとのコラボ、規格外品を使用した餡パン(町内数件あるパン屋さんで)、1本その物の焼き芋など原料を無駄なく使用する体制も組む。ただ単に焼き芋の販売も研究してゆく。

2015年1月31日

2月7日(土)のHTBイチオシ+プラスに出ます。

Filed under: 行者にんにくについて — 管理人 @ 5:39 PM

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2月7日(土)朝9時50分から10時10分位までの約20分近い番組、HTB,イチオシ+プラスで行者ニンニクの特集を組みます。

いままではNHKの全国放送が中心でしたが、初めてローカル放送局の特集の取材がありました。ありがたい話です。スポンサー様は行者ニンニクを販売して頂いているイオン北海道様です。

私はADとしても手助けをする・・・? 次男の嫁さんTV初出演で活躍しました。子供は私の嫁さんに預けて5時間ほどの取材時間を同行してもらう。

行者ニンニクの美味しい食べ方の紹介では、天ぷら、おひたし、ジンギスカンとのコラボなどを紹介する。天ぷらは温度の上げ過ぎと天ぷら粉のまぶし方が少なく焦がしてしまいましたが、練習の成果が徐々に発揮して、おいしいさくさくの天ぷらを上げることができた。

最初は『天ぷら揚げたことあるの?』と、恐る恐る聞いてみたら、『初めてです!』とあっさり答えられた。『えっ!揚げたことがない!』顔を見合わせてお互い何とかなるさ!と苦笑いを浮かべて楽観視するしかなかった。

お母さんに天ぷらの揚げ方を聞いたようだが・・・・。何と答えが『簡単だから揚げればいいのよ!』と言ったそうだ。すごいアドバイスです。

私は多少知識があったので教えてみると『こんがりさくさくの天ぷら』になったので一安心でした。無事撮影は暗くなるまで続き終了した。

2015年1月28日

村瀬ファーム産、西洋わさびの旅立ち

Filed under: 山わさびについて — 管理人 @ 6:50 PM

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海を渡った村瀬ファーム産の西洋わさびがインドネシアで栽培されている。スマトラ島700mの高地とジャワ島1200mの高地に定植されている。

赤道直下のため年間を通して温暖な気候で、ジャガイモ、大根、キャベツなどが収穫できるそうである。きっと西洋わさびも立派に育つだろうと思う。

異国の地で頑張ることだろう。

2015年1月24日

2015,然別湖コタン開村

Filed under: 趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 7:31 PM

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34回目の然別湖コタンがいよいよ始まった。町内外の関係者約100名以上が開村式のセレモニーに参加した。村長による恒例となった赤褌での開村宣言で始まる。

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氷をふんだんに使ったアイスバーでは十勝ワインが振る舞わられる。本格的なオープンを明日に控えて今日はプレオープン。氷のグラスで飲むカクテルは格別な味わいがする。

今年のアイスバーは更にグレードアップして幻想的な世界を演出していた。

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セレモニー終了後はボランティアスタッフと然別湖ネイチャーセンター合同の宴会に出席する。台湾、香港から11名のボランティアが来ており、一昨年来ていたYuriの妹も参加していて記念撮影をする。

Yuriの妹なのでそっくりであった。

ジンギスカン3キロと行者ニンニク1.2キロを差し入れとして持参する。

2015年1月22日

IN Taiwan 駐車場ならぬ駐輪場

Filed under: 趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 5:57 AM

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台北駅から徒歩5分のところにバイク専用の駐輪場がある。異国情緒豊かでしばし見とれていた。

駐車場と同じで駐車料金を払う。1時間で10元(30円)、一日50元(150円)。

昨日は台北近郊在住の面々と会食したあと、駐輪場の隣にあるホテルに案内され1泊した。駅にも近く荷物をぶら下げて歩くのも苦にならない。しかし、12月だというのに朝8時で25度Cの気温には参る。昨日は最高気温31度Cと、北海道の人間ならばなんとも表現のしずらい、湿気と熱気が襲いかかる。

よく考えてみると、震えが止まらない寒〜い本州の家のなかや、中国大陸の田舎と比較すると、冬の台湾は過ごしやすいかもしれない。夏の暑さは無理だが冬の台湾は我々の年代にとって最高の場所である。治安も良いので安全かつ、日本人に優しく接っしてくれるのがうれしい。

とじわ〜っと押し寄せる台湾の熱気に後押しされ駅構内に逃げ込んだ。新幹線の乗り場を探すのも楽しいものだ。

2015年1月20日

希望に答えて『おでん』を用意する

Filed under: 従業員の話 — 管理人 @ 3:46 PM

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札幌中央卸売市場が休日の前日が仕事は休みになる。従業員3人は幸福駅、帯広市美術館へ出かけたので、日頃の感謝を込めて香港のサンディから要望のあった『おでん』を作った。

ざっと30人前はあるかな。制作費5000円也。にが〜い大根は下茹でしたが、面取りはめんどくさいのでやめた。

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北海道のおでんに必要不可欠なのは、人間の背丈以上になる足寄町のラワンブキとたけのこ(笹の子)。どちらも大好きな具材である。今回は笹の子(根曲がり竹)は高価だったのでやめた。

夕方帰ってくる従業員が喜んでくれるとありがたい。毎回のことだが『交通事故には気をつけなさい!』と嫌われても言い続けている。

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香港のサンディは寒かったが初めての幸福駅は良かったと感激していた。(Lineより写真を掲載)

2015年1月18日

小勢をもって大勢を打ち破る

Filed under: 趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 7:15 PM

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私の趣味は野球、ソフトボール、将棋、麻雀である。この4つに共通するのが戦略を駆使すること。当然に体力、気力、技術力、運などが付随してくるが。

私が所属している帯広市のソフトボールチームは、それぞれ40歳、50歳、60歳、65歳以上で構成されている。道内では強豪のチームで、毎年のように国体、ねんりんピックや全国大会に出場している。

10年ほど前まで、道民スポーツという各市町村から代表が集結して十勝大会が開かれていた。出場資格は住民票が置かれている市町村で出場しなければならない。帯広市(人口17万人)から我々のチームが出場することになり、私は鹿追町(人口5700人)から出場してソフトボールで対戦することになった。

帯広のチームは毎週1回練習をしており、全国大会にも出場して試合慣れしている。方や鹿追町は40歳以上の農家のおじさん主体で練習などしておらず、道民スポーツ大会のために集合した『烏合の衆』であった。だが最善を尽くせば勝てないことはないと考え、戦略、策略を駆使することになる。どう考えても勝てる相手ではないが、一泡吹かせてみたくなった。

話は変わるが、今年のNHK大河ドラマは戦国武将『真田幸村』を放送するそうだが。数ある戦国武将の中で一番好きなのが「真田幸村」である。何故かと言うと、天下人である『徳川家康』を2度戦をして2度とも勝っている武将は「真田幸村』以外いないと思う。押し寄せる10倍以上の徳川軍に対して、智将の名をほしいまま謀略戦術を駆使して勝ち戦に導く。『小勢をもって大勢を打ち破る』そこに指導者としての魅力を感じる。その戦術は?

1)十分な情報を得て、敵勢力の弱点を探して付け入る隙を突く。

2)長期的な展望に立ち、考えうる限りの奇策、策略を実行する。

帯広チームの弱点は我らも同じ条件だが、女性を3人出場させなければならず、合同で練習は一度もしていなかったと思う。もうそこを的確に突くしかなかった。あとは『コールド勝ちだけは勘弁して!』と褒め殺しや油断をさせて集中力を散漫にする作戦であった。

鹿追チームは速球派の女性投手で練習させてもらい、たった3度の練習である程度速球に慣れるようにした。守りはセンターラインを固めて何とか勝負できる体制にした。

あと勝つためには、先行後攻を決定するジャンケンに勝って表の攻撃を取り、我らエースの速球に食らいついて、女子が守るセカンド、ライト、ファーストの右方面に強い当たりを飛ばす作戦であった。先制攻撃で大量点を奪い、敵の焦りを誘って逃げ切るしか勝つ方法はないと考えていた。

この作戦が図星に当たる。1回と2回で大量10点を奪う。農家のおじさん方は手はず通り、狼煙が上がった右方面に振り遅れだが農作業で鍛えた太い腕っぷしで強い当たりを飛ばし、相手守備陣を撹乱する。早いとはいえない足で無茶な走塁でも撹乱する。『今日は勝てるぞ!』と青色吐息で守備につくチームメイトを鼓舞しながら試合が進行する。普段は全く練習などしていないのだ。打力で遥かに勝る国体出場経験のある帯広チームは少しずつ点を取り、最終回まで9点を取って1点差まで詰め寄ってきた。しかし、最後は運も味方にして何とか逃げ切ることに成功した。

まさに『小が大を負かす』真田幸村の戦法にあやかった瞬間であった。戦国武将と将棋の世界はいくら国力、戦力に差があっても王将と大将が討ち取られると、勝負アリとなる。

1615年大阪夏の陣において豊臣家滅亡、真田幸村の死によって戦国時代の終焉となった。『真田幸村日本一の兵、いにしえよりの物語にもこれなき由 、悠別これのみ申すことにそうろう』。と、後世に伝えられている。

『真田日本一の兵!』

2015年1月15日

行者ニンニクの出荷が本格的に始まる

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収穫した行者ニンニクの根をハサミで切り離します。水洗いをして1パック50g以上になるようにしてラップします。

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一日、120〜250パックを出荷します。主に札幌近辺のデパート(イオン系、札幌生協、トライアルなど)で販売されています。

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2015年1月14日

釣りたてのワカサギはうまい!

Filed under: 従業員の話,農場生活について — 管理人 @ 5:40 PM

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従業員が釣ってきたワカサギを天ぷらでいただく。これは脂が乗っていて最高に美味しい。

ここから車で3時間余の距離にある網走湖へ出かけ、1泊2日で7時間づつ、合計14時間位釣っていたそうである。二日間の釣果はとても食べきれる量ではない。

久しぶりに新鮮なワカサギをもらいありがとうございました。

2015年1月9日

行者ニンニク初出荷する

Filed under: 行者にんにくについて — 管理人 @ 6:48 PM

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H27年度、村瀬ファームの農産物の初出荷が始まった。香港、九州からワーキングホリデーで来てくれた二人を迎えて、初仕事も兼ねる。

行者ニンニクの生育がいまひとつなのが気がかり。明日から連休に当たるため、2日間ほど休んで収穫を再開する予定。

昨年12月に伊勢神宮に参拝した効果が発揮できるでしょうか。今年に期待が持てます。

午前11時頃には外気温が0度、ビニールハウス内は30度を超えるようになり、たまらず外気を入れる。午後1時頃には道路の氷も溶けて、冷え込む夜間には道路が凍って危険なので注意しなければなりません。

2015年1月7日

In Taiwan 村瀬さ〜〜ん

Filed under: 趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 8:06 PM

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台湾南部に位置する高雄市にある三越デパートで、日本物産展が開催されているので覗いてみた。

日本全国各地の特産品などを販売していて興味深く見ていたところ何処からともなく『村瀬さ〜〜ん!』と黄色い声がするので、そちらを振り向くと、昨年然別湖コタンにボランティアとして参加していたAさんではないですか。ひょんなところでお会いした。

星野リゾートでアルバイト?『ええっ、そうです。私、隣の屏東市が実家なんです』『えっそうなの!』

私はこれからその屏東市に3日間滞在するんですよ。と伝えた。『Hiroから聞いてますよ!』 おっと、もう知っているではないですか。と流暢?な中国語で会話する。

何処に知り合いがいるかはわかりません。驚いた日になりました。

2015年1月5日

今日から仕事始め

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行者ニンニクのハウス内に廃油ストーブと灯油ボイラーを設置する。日中の日差しも暖かくなりハウス内は30度前後と暖かい。

1月10日頃から初出荷ができそうで忙しくなってきます。明日6日には香港、九州、三重などから従業員がやってきます。今月末には台湾国立屏東大学の学生も1ヶ月間の予定でインターンシップに来ることになっており賑やかになります。

今晩から廃油ストーブを使用してハウス内を温め、夜間でも5度前後に保温して出荷を早めるように努力をする。緊急時以外は廃油ストーブだけで運用する。

2015年1月4日

村瀬家、正月の様子

Filed under: 家族の話題 — 管理人 @ 4:14 PM

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2日の早朝から大学駅伝を観戦しながら親戚の集合とともに宴会が始まる。おのおのの出身大学を応援しながら力が入る。長男の明治は優勝候補にあがり好調な出だしだったが、予定通り2日目の復路で失速する。往路優勝を狙ってはいたのだろが残念。60数年ぶりの優勝はならなかった。また、いとこが応援する早稲田は監督の勇退に花を添えることができず5位と惨敗した。

今年は甥っ子が大学時代の同級生と結婚して山形県、湯沢町の農家からはるばる鹿追に嫁いでくれました。ちなみに次男の嫁は京都(京田辺市の農家)出身です。長男の嫁は奈良県十津川村から北海道へ入植したことから、町名が由来する新十津川町の農家出身です。グローバルな時代には新しい血筋が必要です。

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その後は浄土真宗西本願寺派の村瀬家のお寺にお参りする。お墓を持たなくて良いお寺なので、お寺所有の納骨堂にお金をかけます。先代が檀家代表を務めていた時に納骨堂を新築したため、中央に我家の納骨堂があります。

先祖代々(初代〜3代目まで)の親戚の骨が収められ永代供養されている。ちなみに私は岐阜県揖斐川町から入植して4代目です。

2015年1月2日

昨年はお世話になりました

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 9:54 AM

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謹賀新年 

どうぞ今年もよろしくお願いいたします。

2014年12月31日

2014’ 写真で激動の一年を振り返る

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 9:09 PM

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1月、大阪出身の中学生Rのホームステイがら始まり、行者ニンニクの出荷が始まる。香港のK,東京のMが再び農場に戻ってくれて働いてくれた。

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2月、然別湖コタンにボランティアとして参加した。コタン開村式に参加して楽しいひと時を過ごす。然別湖コタン、アイスBAR にて、当従業員ナベさんの彼女陳さんが台湾から来日する。十勝川温泉のイベント「彩凛華」にて。

 

3月、7ヶ月働いてくれた台湾のTinがまた遊びに来てくれた。4月から参加予定のキノピーたちと今は閉店した「帯広の吟寿司』で海鮮生ちらしを食べる。その後、二人は仲良くなって帰国する台湾に共に飛び立つ。

 

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4月、毎年恒例の札幌ファクトリーにてジャガイモの販売会を2日間にわたり実施する。定着してきたせいもあり早くに完売して追加したが、それも早くに完売した。

新規作物として加工用キャベツの栽培始める。長〜い540mの畝を、一日約2往復します。

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5月、恒例の然別湖を一望できる白雲山に登山する。珍しく全員参加する。最高のコンディションで暖かい陽気の中山頂で、手作りしたおにぎりなどで昼食をとる。4月末に定植したキャベツの苗が霜によって全滅する。

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6月、6月に初めて修学旅行生(国立奈良女子大付属高校)を受け入れる。女子大だが高校まで男女共学で、野球部の所属する二人の男子を受け入れした。暑い日が続きソフトクリームを食べまくりました。芽室町にて。

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7月、国際農機展 in 帯広にて、インターンシップの台湾国立屏東大学と大阪大の現役大学生とともに8年ぶりの開催に心躍る。となり町にある十勝川温泉にてホタルを見学する。さらに美瑛町の青い池に行く。IMG_4028IMG_4257

8月、鹿追7000人踊りに参加する。加工用キャベツ出荷できず大量に廃棄する。我農場だけでも500万円前後の収入が皆無となる。共済金の対象にならないのが辛い。

 

9月、台湾国立政治大学のKも初参加して十勝川にてラフティングを体験する。秋の修学旅行生(大阪府立北千里高校)の受入で然別湖にて。

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10月、社員旅行で知床にて。全員強制参加です。初めて裏摩周湖展望台、神の子池、網走刑務所などを訪れる。

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11月、楽しかった、辛かった思い出をバッグに詰めて従業員が次の職場へ去ってゆく。一人去り、二人去り減ってゆく。そして12月には誰もいなくなり寂しくなった。

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12月、再び台湾へ。国立大で講演をするため台北市に寄りながら南部の高雄市の隣、屏東市に向かう。

2014年12月29日

IN Tiwan 台湾のトイレ事情

Filed under: 趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 5:18 PM

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台湾の公衆トイレに入ると、男子用便器の位置が高くて使用しづらい時がある。写真の高さだと私でギリギリ(便器には接触は避けたいので)だが。子供だと明らかに上に向かって放出するか、一物を便器に乗せてしないとできそうにない。私より足の短い方はたくさんいる台湾の方々は不便に感じないだろうか?写真の便器はまだ低い方の位置なのだ。背伸びをする方も居るようですが・・・。

便器が高い位置にある理由がひとつ聞けた。取り付けの位置が低いと離れて用をたす方が多いそうである。よってトイレが汚れ臭くなるため位置が高いそうだ。なるほどと関心した。

2014年12月24日

メリー・クリスマス!

Filed under: 家族の話題 — 管理人 @ 8:47 PM

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今年のクリスマスは普通にステーキとクリームシチューのパイ包み、手作りオードブルでした。

美怜のクリスマスプレゼントはカラオケセット。さっそく『アナと雪の女王』を歌いまくっていました。明日の枕元にはどんなプレゼントがサンタさんから送られるか楽しみにしているようです。

 

2014年12月23日

Winter Concert

Filed under: 家族の話題,山村留学生 — 管理人 @ 8:46 PM

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第11回、鹿追町小中高・釧路教育大吹奏楽部合同演奏会が開催された。わが家にホームステイしている山村留学生2人が参加したので、家族で聞きに行った。

ここ鹿追町は文科省指定の小中高一貫教育で有名である。部活も小中高と続ける生徒が多い。特に吹奏楽部は毎年全道大会に出場する常連校である。

総勢100名近くの演奏は醍醐味があり、毎年楽しみにしているイベントである。

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初孫「みれい」は『アナと雪の女王』シンフォニックハイライトが始まると保育所で覚えた歌を、椅子に立って披露する。それまで眠たそうだったが、俄然元気が出てウキウキの気分に変化した。ようかい体操第一が始まるとテンションは上がりっぱなしになる。

10曲の演奏が終了して、アンコールは教育大がいつも最後に演奏する『木陰の散歩道』であった。

2014年12月22日

行者にんにく伏せこみ始まる

Filed under: 行者にんにくについて — 管理人 @ 4:45 PM

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来年1月からの出荷に向けて『幻の山菜行者にんにく』の伏せこみが始まった。一度、外気にさらして凍結したものをビニールハウス内で加温して溶かし、地面に設置している。

電熱線は20度Cに設定して3重にトンネルをする。トンネル内に電気ストーブを設置して、夜間で最低気温5度前後に保温する。昼間は30度前後になるため、真夏の気温弱い行者ニンニクなので20〜25度C位になるように調整する。

地面に設置した行者ニンニクは白い部分が長くなるように、見えなくなるように土をかぶせます。バーク堆肥だと発酵する危険性があるため使用するときは古いものを選ぶ。行者ニンニクの白い部分は香りも良く、甘みがあり商品としては生命線になる部分である。太くて長ければ競り値も高く取引される。

 

2014年12月20日

In Taiwan スーパーでJA本別町組合長に会う

Filed under: 趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 5:45 PM

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台中のスーパーにティンとともに入店する。玄関先でJA本別町が台湾に向けて10㌧の大豆を初めて輸出することが放送されていた。

と思いきや、NHKの録画をエンドレスで放送している。ここのスーパーはセブン-イレブンと深い関わりがあり、台湾1部上場の企業である。最近、食品の小売業に事業を拡大して店舗を構えている。チラシを見ると日本各県の物産展を常時開催し、無添加、天然、を全面に出して日本の商品を販売している。

特に北海道産大豆から製品化された商品がズラリと並ぶ。値段は高価だがお客さんの多さに驚く。10㌧の本別産大豆が台湾でこのように消費されている。さすがJA本別町です。台湾のセブン-イレブンが本腰を入れれば更に本別の大豆が消費されるでしょう。羨ましい。

利益は少ないだろうが、豆どころ本別町の豆の美味しさと安全性が定着すれば良いではないか。2200万の台湾人に支持を受けるよう祈りたい。

2014年12月19日

In Taiwan 一人で新幹線に乗る

Filed under: 趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 12:08 PM

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昨夜、台北支店と別れを告げ台中に向かって新幹線に乗ることになった。大の大人が乗るので大丈夫だよと、心配する従業員に向かって言ったのだった。

台北からは台中への便しかないので寝過ごさない限り大きな間違いは起きない。

ホテルから台北駅までは徒歩10分位のところにあり、日曜の朝とあって交通量は少ない。台北駅で朝食をとることにした。あさ8時なのに気温はすでに25度と蒸し暑く、駅の構内に逃げ込む。

Mcd、モスバーガーは長蛇の列で並ぶ気がしないので、他を探す。空いているセブン-イレブンで日本式&台湾式のおでんと日本直輸入と明記している明太子おにぎりを購入する。日本式はあっさり出汁で台湾式はピリ辛の出汁。まずまずの味だ。しかし、明太子おにぎりは明太子がわずかばかり入っている程度で遠慮したい味だ。

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新幹線の発車時刻まで余裕があるので乗り場を確認後、椅子に座って前記の朝食をとる。行き交う台湾の人々を観察する。全く日本人に巡りあうことがないのは不思議だ。大きな荷物を抱えて移動している日本人は我一人。通り過ぎる人種を判別するが、だんだん区別がつかなくなってきた。家族連れ、恋人のカップルなど得意の妄想で、彼らの歩んできた人生を瞬時にして読む。

台北から台中まで756元(約2300円)と安い。都市間バスだと260元(約800円)と新幹線より3割程度の料金で行くことができる。

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そろそろ30分前になったのでプラットホームに降りる。1番と2番の乗り場があり、とりあえず1番に行ってみる。30分前だと誰も待っている乗客がいないので、駅員にチケットを見せてここで良いか訪ねる。そうすると駅員に引っ張られ隣の2番乗り場に行くことをすすめられる。エレベーターに一緒に乗ってくれて、2番にいる女性駅員さんにバトンタッチする。

すると彼女、早口の中国語で説明するので『不明白!』(分からない)と言うと黙りこんでしまった。どう見ても吾輩は中国人には見えないはずだが・・・。日本人だと理解したのかジェスチャーでこちらから乗りますよと案内された。ニコッと笑って『謝謝!』と言って軽く礼をした。

かくして新幹線の初乗りは無事に台中に向けて乗車することができたのだった。まる。

 

2014年12月17日

北海道は数年に一度の暴風雪

Filed under: 従業員の話,農場生活について — 管理人 @ 9:00 AM

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昨夜から降り続いた雪は70〜80cmほど積もる。半地下の窓にも3分の一ぐらいの深さに雪が迫る。今までこんなに一気に積もったのはめずらしい。

あさ6時頃に雪は止んだが、今度は猛烈な吹雪。4棟あったビニールハウスのうち1棟(甜菜用)が雪の重みで倒壊する。築20年でまだまだ使用できるが諦めるしかない。

来年のビートは直藩にするしかなくなった・・・。

昨夜は鹿追で吹き溜まりに車が立ち往生して死者が出た。こんな日は外出するのは危険なので家で大人しくしていなければならない。しかし、アルバイトのある従業員は吹雪のなか出勤して行った。帰りは帰れずバイト先に泊めてもらうことになった。それが一番安全。なかには乗用車を廃車にした方もいる。恐ロシア。

 

2014年12月16日

In Taiwan 突然ですがお宅訪問!の実施

Filed under: インターンシップ,趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 5:31 AM

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学生3人と屏東市美術館、、公園、セブン-イレブンのよつ葉乳業のソフトクリームを食べながら散策した。

予約しているレストランが午後6時半と1時間ほど余裕ができる。どこ行こうかと? と悩んでいたら。TV番組でもあったような『突然お宅訪問!』をしたいとおねだりした。『いいじゃないの?』彼女たち曰く、『ダメよ、ダメダメ!』と頑なに拒否される。理由は『汚くて、お父さんには見せられないから・・・』 『じゃあ、片付ける間待っているから行こう!』ということになって随時回ることになった。

まずはカメの部屋、約5分の待ち時間後入室許可が出る。6畳ほどの部屋にバス、トイレが付いて家賃4000元(約12000円)と3人の中では一番高くダブルベットもありゆったり生活できる構造になっている。アルバイトはモスバーガーで朝6時から8時間位で、1100元〜1200元(約3300円〜3600円)だそうだ。おおよそ日本と同じレベルである。約10ヶ月の兵役で頑張っている彼の写真がたくさん壁に張っている。兵役の期間でもある程度自由に会うことができるらしい。交際に支障がないとのこと。

日本では考えられないことが普通に実施されている。身近に仮想敵国があるからこそ強制されてしまうので仕方がないか。隣国と危険な状態になったら日本へどうぞ来たら。と、ある男性に言ったことがあるが、そのときは迷うこと無く台湾を守りますと、愛国心に満ちた言葉が返ってきたことがある。さすがです。

学生3人とも待ち時間を作って見させてもらったが部屋は綺麗でした。アリの部屋の家賃は3000元、メイの部屋の家賃は2000元と部屋の大きさとフロアーの階段数に比例して家賃が設定されていた。メイの家賃は格安だが、4階なのと部屋の大きさが2畳ほどだがバストイレ付きなので安いと思う。4階だと蒸し暑く感じたが夜間は冷え込むので、意外と涼しいとのこと。極力エアコンは使用しないようだ。

2014年12月14日

In Taiwan 生まれて初めての・・・を見た!

Filed under: 趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 6:23 PM

屏東市のホテルロビーにてバッグの中を捜しものをしていた。バッグを床に置いたところ不覚にも訳の分からない大きい虫が中に入った。

驚いてフロントの女性に変な虫が入ったから取ってくれる?とバッグを渡した。そうするとバッグから素早い動きでその虫が逃げたではないか。フロントの女性二人が『きゃー』と叫んで大騒ぎになった。

バッグを戻してもらい付近を見渡す。玄関ドアーの付近に茶色の大きな虫がウヨウヨといるではないか。これがゴキブリか?日本のゴキブリ(見たことが無い)は黒くて時々飛ぶと聞いていたが、台湾のゴキブリは茶色で羽がついている。

これはまさしく「ゴキブリだ!』ついに生まれて初めてゴキブリに巡り会えた。しばし見とれたのだった。北海道では見ることができないので、ゴキブリを見ないで死ぬ北海道民が多いなか、ラッキーにも外国で初めて見ることができた。と喜んでいると、フロントの女性陣に飽きられてしまった。

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2014年12月13日

In Taiwan Jのお宅訪問

Filed under: 従業員の話 — 管理人 @ 6:31 AM

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6月からワーキングホリデーを利用して農場従業員となっている屏東市出身のJの自宅を訪問する。Jは現在も農場で香港出身の彼女と滞在中。従業員の家族の方が国内外問わず、村瀬ファームを訪れてくれる。来てくれない家族は、こちらから訪問することにしている。子を見れば親がわかる。想像と一致することが多い。

さて、塗装会社を経営しているお父さんが忙しいなか、仕事を休んで対応してくれた。無口で心優しいJは台湾でも同一人物であった。『Jは皆が嫌がる仕事でも真っ先に手を上げて作業をしてくれる、意欲のある若者ですよ!』『日本人女性にも人気がありましたよ!』と伝えると、『うちの会社でも文句も言わずモクモクと仕事をこなす子だよと』と自慢できる息子のようだ。

現在、香港出身の彼女とファーム内で交際が始まっていることは両親もご存知であったが、『写真を見せてくれないのです』というので熱々の写真を見せる。ご両親食い入るように彼女との2ショットを眺める。てっきり日本人の彼女ができると期待していたが・・・。香港の彼女も可愛いくてしっかりしてますよ!と伝える。

5月にワーキングホリデーが終了した時、台湾へ連れてくるように私と約束ができているので、『楽しみに待っていてください』と伝えた。

お父さんの会社を引き継ぐ前に、ワーキングホリデーで一年間日本の事情をゆっくり勉強して、帰ることを了解したと言われていた。かなり仕事が忙しいそうで台北など全国どこまでも泊まりこみで出張するそうだ。

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11月に開催された農機具展示会で笑顔の二人です。

2014年12月12日

In Taiwan よつ葉乳業ソフトクリーム初ゲット

Filed under: インターンシップ,趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 5:27 AM

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念願だったよつ葉乳業(十勝主幹工場製)のソフトクリームを台湾でゲットする。台湾では絶大な支持を受けているソフトクリームの味を堪能してみた。

感想は、『薄い!これが人気?』明らかに何かで薄めているのは確かだ。白いのはミルク味で35元、約100円と安い。まあ100円だから仕方ないか・・・。

一方新しく販売されたキャラメル味は45元で10元高く、キャラメル味と甘さで薄かった味を隠している。こちらもヒット商品である。

北海道のソフトクリームを知っている人は物足りない感触になるだろう。インターンシップを終えた3人も、やはり北海道が最高に美味しいと言っている。

現在は冬なので売上は落ちていると思うが、夏場はかなりに売上に貢献していることでしょう。よつ葉乳業十勝主幹工場もソフトクリーム原料工場を増設して対応する。

ここ台湾で、地元十勝産の牛乳を原料にしたソフトクリームが確たる支持を受けたのだから、偽物は?いやこれは失礼。本物の味を台湾でも味わいたいものだ。

IMG_5174彼女たちが好きなのはキャラメル味、私はミルク味、セブン-イレブンが提供しているがどこでもというわけではない。台湾ではセブン-イレブンについで多いコンビニがファミリーマートなので、こちらも試食してみたかったが・・・次回にしてみましょう。こちらも日本産の原料を使用している。聞く人によってはファミリーマートのほうが美味しいという話だ。よつ葉さんしっかりしてくださいよ。

2014年12月11日

In Taiwan 国立屏東大学で講演

Filed under: インターンシップ — 管理人 @ 10:13 AM

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講演の前日、インターンシップに参加した3人と講演について夜遅くまで打ち合わせをする。私の日本語を3人で交代で通訳するため、綿密に準備をする。質問タイムには想定される質問事項に対して返答も考慮する。おおよそ2時間の持ち時間をフルに活用せねばならない。

予めPPT (TPPに似ているが全く別物)にムラセファームのHPから写真を取り込んで制作してもらう。応用日本語科の生徒なのである程度は日本語が理解できると思うが、農業専門用語もあり、1年生はまだ駆け出しの学生なので通訳が必要となる。

質問タイムの時間になると、想定外の質問が飛び出し通訳に一苦労する場面もあった。講演後、通訳がダメだったよと厳しい指導が入ったそうです。1年生だと日本語での質問は無理なようで、最初日本語で話すが途中から中国語になってしまい混同する場面もあった。たまりかねた教授が壇上に来て通訳するハプニングも。私は何しゃべっているのかちんぷんかんぷんでしたが・・・。通訳する3人は立派に仕事をこなしていました。はい、本当です。

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最後に参加した学生たちと記念撮影をする。商業系の大学なので女子学生が圧倒的に多い。来年この中の学生がインターンシップで我がファームに来てくれる予定です。

講演は成功のうちに終わり、今回最大の仕事をやり遂げた。打ち上げは学科主任の張先生のおごりで、原住民のレストランで美味しい昼食となった。ありがとうございました。

 

2014年12月10日

In Taiwan 職業体験は人生を左右する

Filed under: 体験付き修学旅行,従業員の話 — 管理人 @ 9:38 PM

 

 皆さんは、農業についてどんなイメージを持っていますか。

私は今年の夏休みに、北海道の鹿追町で、二ヶ月の農業実習に参加しました。実は、実習への参加は北海道へ行く手段でした。それまでは農業は、おじさん、おばさんたちの仕事というイメージで、自分が畑で働くことなど、考えたこともありませんでした。

 その農場では、経営者である「お父さん」「おかあさん」以外に、9名の若者が働いていました。ワーキングホリデーでの台湾人2名と香港人1名、そして農業を志す日本人の若者6名です。

農場での二ヶ月間で、私たちがした仕事は、キャベツを植えること、青汁の原料となるケールという野菜の収穫、ジャガイモの収穫小豆の畑やビートの畑の雑草取りなどです。

北海道に行く前に、母が「農業はすごく大変だよ、ほんとうに大丈夫なの」と何度も聞いて、私はそのたびに「大丈夫だよ」と軽く答えていましたが、実際に畑に立って「全然大丈夫じゃない」と心の中で叫んでいました。ゴールが見えないほど広い畑、四方八方、緑ばかりで、どこまでやるのか、いつまで続くのかわからず、精神的にも肉体的にも辛い作業でした。

でも、いっしょに仕事をしている、私よりちょっとお姉さんの日本人は、まるで仕事を楽しんでいるように、ニコニコしながら、草取りをしていました。

彼女は三重県の出身で、大阪の教育大学を卒業し、北海道に来て、農場の従業員になったそうです。どうして若い女の子が畑で働きたいと思ったのか、初日から、ずっと疑問に思っていたので、思い切って聞いてみました。彼女は「農業の魅力かな。」と答えてくれましたが、そのときは、私はその答えに戸惑うだけでした。

 彼女だけでなく、農場の日本人従業員は、みんな、ここで働くことを自分で決めて来たそうです。どうして自分から農業という、こんなに大変な仕事をしたいと考えるのか不思議でした。

 私たちの二ヶ月の実習期間の最後の仕事が終わったとき、日本人のお姉さんが言った一言が、今でも忘れられません。「見て、雑草がない畑きれいでしょう。達成感感じた?」そのとき、私はようやく農業の魅力がわかったような気がしました。仕事の達成感、仲間といっしょにがんばったこと、見上げるだけで疲れが吹き飛ぶ青空、収穫の喜び、そのすべてが、彼女が言った農業の魅力です。

 

どんな仕事もやってみないと、その魅力はわかりません。私が将来、農業の仕事につく可能性は、いまのところ高くはありませんが、この農場で学んだ二か月間の経験を自信に変えて、いつか、その魅力を人に伝えられるような仕事に出会いたいと考えています。

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今年、7月〜8月にかけての2ヶ月間、国立屏東大学(応用日本語学科)の学生3人が職業体験を我農場で行った。その中の一人が、職業体験を題材にして日本語スピーチの全国大会に出場した。

全国から選抜された20名によって決勝戦が行われ、その時に発表した原稿である。本人の了解を得て掲載します。

村瀬ファームに来る若者たちのほとんどが農業経験がない、初めての農作業を体験する。最初は戸惑いがあるが、やがて慣れると積極的に自ら進んで作業を行うようになる。やらないと周りから目立つ存在になり、自然と身体が動くようになってくる。原稿にもあるように慣れてくると笑顔にもなれば余裕のある顔つきにもなってくる。

特に今年から参加の三重出身のKさんは、誇りを持って農作業に打ち込む姿勢に対して、大学生が共鳴したことが書かれている。私から見ていても意気込みが違うのが解る。何事にも探究心を維持して農業についての魅力を探り、その魅力を他人に伝えていく。農作業は大変だが仕事が終わった時の達成感と満足感を日々の活力に変えて、農業の営みを継続する意欲を湧き出させる。彼女にはやがて素晴らしい人生が待っていると思う。北海道農業の地位向上に一役買っていることになる。

Kさん曰く、『一般的に農業の社会的地位は低く見られている!』と言うが『私達、農業経営者の責任であって、私達自ら改革していかなければならない事柄である』異業種の経営者などとの交流で視野を広める必要があると認識している。我々の年代は農業関係者だけの付き合いが多いように感ずる。それでは固い卵の殻を破ることはできないのではないか。このグローバルな時代に直面しても気づかない農業関係者が居るのも事実である。TPPは来年締結するというのに・・・。

 

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Filed under: 体験付き修学旅行,趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 2:00 PM

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台湾で初めてバイクの後ろに乗ることになった。何処に移動するにも台湾ではバイクは無くてはならないものだ。彼女たちがバイクに乗れることを台湾に来るまで知らなかった。(1回ぐらいは聞いてはいたのだろうが・・・)

写真のメイは大学に来てバイクを新車で購入したそうだ。およそ4万元、日本円で12万円と乗用車やバイクの値段は日本と大差はない。乗用車は日本製や外国製がが圧巻しているが、バイクに至っては台湾製ばかりが目につく。ヤマハ、ホンダに乗っている台湾人はわずかばかりの人たちである。日本にも輸出されているので、今度は買ってみることにしましょうか。

インターンシップで農場体験してくれた国立屏東大学生の三人と、屏東市内を散策することになった。メイとカメのバイクに二人づつ便乗して軽快に走り回った。ここ屏東市は台湾南部に位置し夜間でも22度位と暖かいので、バイクの後ろに乗るのはすこぶる気分が良い。

速度計を見ていると50キロをオーバーしてビュンビュン飛ばす。怖くなって思わず往復ビンタを覚悟しながら彼女のお腹に手を回す。『ぴったりしがみついているのはカップルぐらいですよ!』と言われたが、高校生の時にバイク事故で死ぬ一歩手前までいったことがあるので手は離さなかった。

彼女らの運転と台湾の人々の運転を垣間見ると、日本人では慣れるまで非常に危険な乗り物であることが理解できる。停車している車の間の割り込みや追い越し等は頻繁に行われ、見ていて「うまいもんだな〜、なれているなあ〜」と感心するばかり。バイクの事故で亡くなる方が多いそうだが、この交通事情を見ると納得せざるを得ない。

2日後、交通事故を目の前で目撃すことになるとはこの時点で予想だにしなかった。

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2日後の朝、台中市にて朝食前にホテルの付近を散歩する。近くに国立小学校があって、日本で言う緑のおばさんが交差点に立って横断する子供たちを誘導している。

と、次の瞬間、交差点の中央でガシャ〜ンとバイク同士が出会い頭に衝突、写真のナンバーがフェンダーごと我に向かって一直線に飛んできた。このままではぶつかると思い車の陰に逃げ込むが、目の前でその物体が失速して落ちた。危なかった〜と驚いていたところ、衝突した2台のバイクは、接触した程度なので何事もなかったように走り去っていった。

唖然としてナンバーを持っていたところ、緑のおばさんがにこやかに私に任せなさいと言わんばかりに持ち去っていった。

2014年12月8日

一年ぶりに台湾に降り立つ

Filed under: 趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 2:57 PM

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今回は7割ほどが仕事中心の旅となる。昨年の台北は寒くて震え上がったが・・・。

ー3度Cの世界から真夏の世界へ飛び込む。着ていた冬物のベストや下着をトイレで着替える。台北国際機場の出口に来たところなんとも言えない湿気と熱気が伝わる。

一週間の予報では、明日からぐっと冷え込むが、その時は南部の暖かい高雄市に隣接する屏東市に3日間滞在する。

空港には今年の4月まで在日していたティンとアン夫妻(まだ入籍していないが・・・)が迎えに来てくれる。すぐに高速に乗って皆が待っている居酒屋に直行する。

皆とは一年ぶりの再会。まず台湾に来ると台北支店の彼らと食事会である。先月まで農場に在籍した面々もいるが、異国での再会なので新鮮味はある。

これから台中〜高雄市〜屏東市と新幹線で一人旅である。何とか乗れるでしょう・・・と思ったが。

2014年11月26日

従業員住宅のロフト製作

Filed under: 趣味、旅行、アウトドア,農場生活について — 管理人 @ 9:02 PM

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かねてから計画中だった従業員住宅のログハウスを改造している。(5年前にログビルダーと二人で、3ヶ月を要して18坪のログハウスを完成させた)2011,5月参照

約10畳あったロフトをあと6畳増やすことにした。予算は5〜6万円。すべて手作りなので工賃は無料。残っている従業員に手伝ってもらい4・5日ほどで完成予定である。

設計図は落書き程度で済ませ、資材をおおまかに計算して資材店に引き取りに行く。これが一番安く出来る方法である。

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予算は6万円弱でしたが4万円弱で完成する。ロフト面積は10畳プラス6畳と16畳になり広くなった。

天窓からは夜空に輝く星空を眺めながら寝ることができる。

 

2014年11月23日

本年度の収穫作業が終了

Filed under: その他農産物について,農産物の収獲作業 — 管理人 @ 8:39 PM

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最後の3回目のビートの出荷は大型ダンプで37台。おおよそ370㌧を一日かけて委託業者が運搬してくれます。

朝6時より、毎日運搬しているそうで一番先に配車がある農家は5時半頃から覆っているテントを片付けなければなりません。

当農場は7枚のシートをたたんで収納する。昨日は降雨があり少々湿りがちで重たかったような気がする。しかし、降雪がないので一時間ほどで作業終了することができた。

滞り無く本年度の畑での作業が終了した。今晩はプチ慰労会かな・・・

2014年11月21日

ある日の送別会&反省会

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 8:11 PM

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ある日の送別会&ジャガイモ掘り終了に伴う反省会ですが。たまには手打ち蕎麦でもご馳走しようかと、思い出しながら打ってみた。

鹿追産そば粉8割、つなぎ粉2割の配合でいつもの通り打ってみたが・・・従業員に教えながら体験させてみる。

蕎麦がうどん並の太さに切られたりと、『まっいいや!』『こんなもんでしょう!』変に納得して作業を進めることになる。あとは打ちたての味は最高になると信じてやるしかない。

お口直しに、菅原ダチョウ倶楽部よりダチョウの生ハム、タタキ、など貴重でヘルシイな赤身の肉をいただく。タタキは絶品です。菅原氏は美味しかったと皆に感謝されご満悦でした。

2014年11月15日

ケールすき込み、㈱キューサイが北海道での生産を終了

Filed under: 農産物の収獲作業,青汁ケール — 管理人 @ 9:00 PM

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青汁の老舗、㈱キューサイが13年目で北海道から撤退した。例年11月16日〜18日頃まで千歳工場が稼働していましたが、最後の今年は10日で終了した。

諸事情により10月10日から約1ヶ月収穫できず、再三の要望にもかかわらず畑に鋤き込むことになった。収穫すればおおよそ100万円前後のケールがあったので残念でした。

12〜14名の従業員を待機させて朗報を待ったが・・・。㈱キューサイにもう未練はないので諦めることにする。

来年から何を代替して栽培することになるか一冬考えて結論を出そうと思います。

2014年11月14日

マイナスの世界へ

Filed under: 従業員の話,農場生活について — 管理人 @ 7:20 AM

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11月14日、気温ー1度c.

北海道はいよいよ寒くなってきました。札幌方面は積雪していますが、十勝の根雪はまだこれからでしょう。辛抱強く咲き誇っていた「マリンゴールド」「ベコニア」もマイナス気温にはお手上げ状態。

従業員は一人帰り、二人帰りして寂しくなってきました。本年の農作業は畑耕起、ケールのすき込み、緑肥のすき込み、ジャガイモ畑のパラソイラー入れなどトラクター作業が沢山残っている。根雪まで間に合うかなあ〜。農場への訪問客を相手にしてるとサッパリ仕事が進みません。

2014年11月13日

H26年度村瀬ファーム納会&送別会

Filed under: 従業員の話,農場生活について — 管理人 @ 2:31 PM

この動画はブログのみ公開しています。Youtubeでは限定公開。iphone5を使用。

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今年の慰労会は何処に行こうか?『また地元の温泉だなあ!』と言うと、『みんなが行くなら行きます。』と同じような答えが従業員から返ってくる。『いいですね!是非行きたいです。』と言うような答えを待つ親方は間違いでしょうか?

そこで新しい提案をする。温泉1泊だと一人1万円くらいの経費がかかるが、緊縮財政なので節約して半分の5000円程度の出費で美味しい食材を買って食べよう! となって豪華手巻き寿司を事務所で開催することになった。

帯広市地方卸売市場の売店にて、新鮮なウニ、イクラ、大トロ、サンマ、寒ブリ、サーモン、オヒョウ、エビ、サバ、牡蠣、ホタテ、タコ、イカ、トビッコ、子持ちシシャモ、タラバガニ等を仕入れた。

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参加者全員で宴会の準備をするのが農場の基本。掟を破る何人かの若者がいますが。

農場内で一番若い21歳の従業員Nに『何が食べたい?遠慮しないでいってごらん。』と聞いたところ、少し遠慮がちに『イクラ丼です!』と返答があり、約200gのイクラ1パックをあずた。モクモクと美味しそうに食べている姿を見て8ヶ月間の契約期間が終わったんだと自分なりに満足した瞬間であった。

手巻き寿司なので海苔で巻いていたがめんどくさくなって、各自で好きなものをのせて海鮮勝手丼で食する。あまりの食材の多さに食べきれず次の日の朝も勝手丼を食べるはめに・・・

美味しくてめったに食べれない食材なので満足したことでしょう。

CEOとして満足な経営ができてはいないが、季節雇用の難しさと、その中で働いてくれる若者に出来る限りの労働条件を供与したつもりである。常に従業員とともに現場に出向いて作業するように心がけた。いち早く作業の準備をして、仕事が終了すると最後に家に上がるようにした。最近は体力が落ちてきたように感ずるが・・・まだまだ頑張りますよ。

来年はケール栽培がないので従業員も半減する計画で農場運営をする。半減といっても6〜8人前後は確保する予定。

2014年11月12日

トラクター油圧3点のリンクボール紛失

Filed under: 農業機械の話 — 管理人 @ 11:05 PM

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トラクターに作業機を装着するときに必要なのが、油圧3点の備品リンクボールだ。遠隔地の畑にトラクターを置いて帰ることを繰り返していたら、いざ別な作業機を付けようとしたところ、リンクボールがないことに気づく。いくら探しても見つからない。どうも盗まれたようだが(他に軽油の盗難にあう)、リンクボールだけ盗むかな?仕方なしに買うことにした。

盗人の心理として工具箱から根こそぎ盗むと、明らかに発覚するから少しづつ持参?していくかもしれない。

左側が紛失した同型のものと、右側が新品を購入したが・・・上の2個がトップリンク用、下の2個がロワーリンク用。

クボタM135-Aトラクターは国産最大級の135馬力もあるのにリンクボールはカテゴリー2を使用している。135馬力クラスの輸入車であればカテゴリー3を使用している。「3」になれば一回り大型になるのではっきり違いが解る。「2」であれば何処のメーカーも同じと思ってFORDトラクター用をクボタに使用したがわずかにサイズが合わない。おかしいとノギスで直径を測ると1mm違うことがわかった。これでは合うわけない。

JA整備工場ではクボタ用が売っていなかったので、サイズの合うリンク品を購入した。FORD用は価格1700円、リンク品は2300円と同じもので600円も価格が違うのはどういうことなのかな・・・。汎用性があるので高価なのか。

リンク品を購入する前に、クボタの部品課に問い合わせたところカテゴリー2であれば何でも合うはずです。と伝えられていたが、ボールリンクのサイズは万国共通ではないことが初めてわかった。

2014年11月10日

山わさび(西洋わさび)初収穫する

Filed under: 山わさびについて,農産物の収獲作業 — 管理人 @ 7:31 AM

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今年6月に定植したものを11月8日に収穫をしてみた。約5ヶ月である程度の太さに成長しているが、初めての栽培にしてはまずまずの出来栄えというところですか。

先月の市場では1キロ800円位で取引されているらしい。これから雪室で保存して1月から出荷の予定である。ビニールハウスで行者にんにくと抱合せで出荷することになる。

強風のなか気温は5度前後と暖かいが体感温度はマイナスに突入した感覚。この状態で一日作業をすると疲労困憊で、早めの就寝と相成った。

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収穫作業の付近ではビートの2回目の出荷があり、大型ダンプで約40台を隣町のホクレン清水製糖工場に運搬を依頼する。町内で3班体制で12月中旬頃まで行う。

当地区の運搬は、地元運送会社で請負、不足するダンプは傭車として帯広方面から出張してきている。社長自ら大型ショベルのオペレーターとして活躍している。社長がショベルを降りてきて「何を収穫してるの?」「山わさびです。」と答える。ほしそうな顔をしていたので、掘りたての1株をプレゼントする。湯豆腐の薬味には「最高ですよ!」と伝えた。

社長は嬉しそうに小脇に抱えて、待たせていたダンプにビートの積み込みを再開した。

2014年11月8日

ビート、大納言小豆の収穫が終了する

Filed under: 農産物の収獲作業 — 管理人 @ 10:55 PM

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ビート(甜菜)および大納言の収穫が終了する。少々収穫ロスがありますが。目をつむりましょう。10a当たり4.6俵の収量があった。ほぼ町平均の小豆の反収ではないでしょうか。

雑穀相場では一般小豆が14800円に対して大納言が13500円と1300円も安く、従来と比較して逆転現象が起きている。東京の相場はまだ大納言が高値で取引されているので、いずれ大納言の相場は値上がりをするのでは・・・と期待している。せめて一般小豆と同価格にしてもらわないと栽培意欲が衰退してしまう。

2014年11月2日

収穫作業は最終章へ「総動員発令!」

Filed under: 農産物の収獲作業 — 管理人 @ 7:00 AM

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家族総動員発令!

84歳のパパが三由式ビーンスレッシャーでカミさんとの最強ペアとして、大納言を収穫してもらっている。息子と私はビートハーベスターのオペレーターのためどうにも自由が効かない。

すっかり安価になった大納言の相場を尻目に最後の圃場に挑戦中です。7〜8年前に、帯広の農機具中古市で売れ残っていたこの機械を安価にて購入した。父親のボケ防止のためならとおもちゃ代わりに預けてと思ったが・・・。たいした故障もせず活躍している。謝謝!

残りはケールと山わさびの収穫が11月中旬までに 終了予定。

2014年11月1日

収穫作業は最終章へ

Filed under: 農産物の収獲作業 — 管理人 @ 6:51 PM

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今日から11月になり、収穫作業もあと10日ほどを残すばかりになった。最近は最高気温14度前後、最低気温3度前後と暖かい日が続く。ビート堀作業はあと4haを掘り上げれば終了する。

雨前に終わらすことができず半日分を残した。生まれて初めて「黄色のビート」を発見した。赤いビートはよく見かけるが。ふと堆積しているビートの山を見てみると、黄色がかったビートが結構あることに気づく。最近はビートの葉が黄色く変色する「西部イオウ病」の親玉かな?と思ったが・・・以外に個体が大きいので全く別物だと解る。

現在のところ、鹿追町平均反収は6450キロ/10a当たり,平均糖分16.3%となっている。反収は見込みの数字。芽室のTさんにお邪魔した時にビートの反収を聞くと、「7800キロで糖分は16%を切るかな?」と言っていた。日甜のビートはレベルが違いすぎる。唖然として帰ったのであった。

 

2014年10月28日

ついに冬将軍が来る

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 1:07 PM

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最低気温は1度C、最高気温は7度Cと寒くなってきた。3日前は最高気温21度Cと暖かった。夏がもう一回来る気配を見せて肩透かしを食らう。このような繰り返しで季節は変わっていく。これが北海道。

ここ十勝エリアはなかなか根雪にならないが、そろそろ冬用タイヤに変えないと、朝晩の冷え込みで道路はアイスバーンになり危険だ。何もかも冬支度で忙しい毎日である。

2014年10月23日

ビート(甜菜)の収穫始まる

Filed under: その他農産物について,農産物の収獲作業 — 管理人 @ 9:08 PM

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10月25日に原料輸送の配車があるので、それに間に合うようにビートを収穫する。

年間3回の配車があり、今回は大型10㌧ダンプに43台。面積にして約7haを収穫する予定。圃場には雑草のシロザがはびこり作業に支障があってスムーズに進まない。

H元年製のビートハーベスターを整備して2台で掘っているが・・・。PTOジョイント(レモンパイプ)がレモンの形がなくなり空回りで交換。石が多い畑なのでコンベアーに詰まり暇なしに停止する。シロザがクリーナー(ビートの葉を除去する装置)に絡まるのでクリーナーの位置を高くするとビートの葉が第2コンベアーで詰まる。機械後部にあるロータリーバケットの駆動ローラーが破損。2日で2haほどしか収穫できずにいる。

そのうちキーキーとベアリングが唸りだす。使用した26年間の疲労で、悲鳴を上げているようだ。来年は楽にさせてあげようか・・・。ちなみに修理作業は業者に任すと出張料、整備代が高価なため、全部自分が行ないます。難しい箇所や電装とお手上げの時はディーラーに依頼する。

 

畑からアンコができるまで

Filed under: 体験付き修学旅行 — 管理人 @ 7:30 PM

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いただきますカンパニー主催による表記のツアーを開催する。我が農場産の大納言とえりも小豆の食べ比べ。

あんこをフォンデュにしてパン、ジャガイモの塩煮、果物、団子などをいただく。バナナは美味しいですよ!

ご飯はもちろん、あずきそのものの色を利用したあずきご飯で赤飯ではない。参加者はあずきを収穫して莢から大納言を取り出しておみやげにお持ち帰りできる。

小学生の参加が多かったので、台湾と香港の従業員による、中国語で指を使った数字の数え方、ジャンケン大会などのゲームを行う。

雑穀相場において小豆と大納言の価格が逆転するという珍しい現象が起きている(未だに東京では大納言が約7000円高)。今までは少数派の大納言を栽培する農家は普通小豆より高めの市場価格を維持していた。だが今年は栽培農家が増えると当然、大納言が市場でだぶつき価格が下る市場原理が働く。商品が余れば値崩れするのが当然の摂理。大納言の収穫はビートの収穫が始まり一時休止状態。あと4haほど残っている。

2014年10月21日

ケールが成長しない・・・そんな時に。

Filed under: 青汁ケール — 管理人 @ 9:26 AM

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10月に入りケールの成長が鈍化している。今年は寒い。いつもなら10月でもある程度収穫日が確保できるのだが。2週間待っているがなかなか次の収穫日が決定できない。

ケールは悪いニュースばかりが目立つ。キューサイは青汁の販売不振で北海道、千歳工場の閉鎖を決定して、本州だけの生産に切り替える。購買層が高年齢化して若者に浸透していないのが原因という。泣きっ面に蜂だ。

これから収穫するケールが残っているがきちんと買い取りしてくれるか不安になってきた。10月末に北海道エアーウォーターがキューサイファーム千**を買収したそうだがきちんと管理してくれるでしょうか。契約農家との契約解除などのトラブルで、訴訟にもなりかねない話もちらほら。我がファームのケールも100万円前後のケールが宙に浮きそうで心配だ!

 

2014年10月19日

第3回社員旅行(2)

Filed under: 趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 8:52 AM

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一日目は幻想の裏摩周湖を展望する。霧がかかっていないと婚期が遅れると心配している面々は多かった。ちなみに私(父さん)は一度も霧の摩周湖を見た経験がない。社員旅行も3年目になるが晴れ渡った日ばかり。表の展望台より迫力には欠けるが駐車料金がかからないのと、神の子池に近いのでたまにはこのコースを選定するのも良い。

宿泊は3年連続でクリオネキャンプ場のコテージ2棟を借りる。おおよそ一人1000円で天然温泉入り放題。いびき(無料)かき放題でお得です。夕食は斜里のスーパーで海産物を仕入れて、海鮮鍋と新鮮な焼きホッケを楽しく、美味しく頂く。茨城から参加の優も帰る寸前に皆とお供ができた(ペットではないです)。

今の時期、最低気温は2〜3度位まで冷え込み、コテージでは少々寒ったがだれも風を引いてないようだ。

今年は、鹿追町商工会にいたTさんが寿都町に転勤になったので、新規就農した様似町のM夫妻に謁見しながら行く計画だったが・・・。多数決で僅かの差で寿都は来年に持ち越しとなった。楽しみは後にとっておきましょう。来年はTさんは結婚しているかもしれない。「だろう」と表現するよりも「かもしれない」の方がより鮮明な表現かな?期待を十分に込めよう。

2014年10月17日

第3回社員旅行、知床へ

Filed under: 趣味、旅行、アウトドア,農場生活について — 管理人 @ 10:12 PM

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今年のルートはいつもと違うコースを走る。阿寒湖ー裏摩周湖展望台ー神の子池ークリオネキャンプ場で一泊。

2日目は、知床ー網走刑務所と回る。知床では知床五湖が冬季閉鎖で行けず残念。一昨年「ヒグマ」を目撃した場所に行くがこれも残念ながら見れず。しかし、お昼は知床海鮮ラーメン、鮭イクラ丼など美味しいもの食べれて満足。後はゆっくり時間を取って網走刑務所を散策した。

2014年10月13日

秋播き小麦が発芽する

Filed under: その他農産物について,畑の様子 — 管理人 @ 6:18 AM

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9月22日に播種した麺用小麦「きたほなみ」が発芽した。今年は、息子に初めて播種作業を任せたが、綺麗に生えそろった。除草剤の適期になり、風もないことからスプレイヤーで散布を行う。終了した頃にはあたりは暗闇に包まれていた。小麦を連作すると雑草が多くなるため、連作する圃場だけ除草剤を散布する。

2014年10月12日

大納言小豆収穫始まるが・・・

Filed under: 農業機械の話,農産物の収獲作業 — 管理人 @ 10:42 PM

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写真は新しい型式の豆用コンバインK**430ですが。中古のK**350を手に入れ、さっそく収穫作業を始めた。

少々、「豆が詰まって苦労するよ」とは聞いていたが。あとは何とかなるだろうと思い挑戦してみた。クボタが開発した専用機でできないはずがないと思った。

まず驚いたのは説明書をいくら読んでも操作方法が理解できない。こぎ胴は回るのだが刈刃とフロントオーガ、ロークロップが回転しない。ベルト、プーリー類を調べ、1時間ほど悩んだが解らずクボタのサービスにTELをして聞いてみた。

「それ、もしかして車速連動じゃないですか?」「えっ!そんなのあるの。リールなら理解できるが・・・?」

まずヘッドを下ろすと刈刃が自動でONになり、コンバインが前進するとゆっくりフロントオーガ、ロークロップが回り出すことが判明した。しかし、大納言は茎水分があり倒伏しているので刈刃の高低が適切で無いとロークップに詰まり、そしてオーガに詰まり、ついには両方詰まって10m進むのに30分も要する。20m進んでついにギブアップ宣言。

10万円弱で車速連動の部品を外せますがと言われたが、機械を返却することで決着した。

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既存の機械(クボタAX-85と三由ピックアップビーンスレッシャー)を引っ張り出して作業を再開した。今年はAX-85のフィンガの上にガイドリフターを3本取り付けてみる。倒伏している大納言をある程度起こしながら刈り取ることができる(培土の深さに合わせてバーを延長して使用)。収穫ロスが減少してすこぶる調子が良い。

あとは培土の深さ等を一定にしなければ。できれば培土はしないほうが良いが、ダイレクト刈はある程度の培土をしないと石を拾い機械の故障の原因となる。培土を施すと低い畦に石が逃げてくれる。

 

 

2014年10月9日

行者にんにくの収穫始まる

Filed under: 行者にんにくについて — 管理人 @ 6:12 AM

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ジャガイモ収穫が終了すると、nextは行者にんにくの収穫が始まる。種を播種してから7〜8年栽培したものをデガーで掘り上げます。それをビニールハウスの室内で商品になる規格を選別します。後は行者にんにくの上に土等をかけて屋外で凍結させ、12月中旬頃から1月出荷に向けてハウス内で加温します。

2014年10月7日

ジャガイモ収穫終了する

Filed under: ジャガイモについて,農産物の収獲作業 — 管理人 @ 7:52 PM

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8月末からスタートしたジャガイモの収穫が、10月5日に終了する。まだ数戸の農家が作業をしているようだが、10月15日を過ぎると受入がストップする。加工用の品種でも澱粉用にしか受け入れしてもらえないが、澱粉価格は900円/俵にもなることがあり最低限の収入にはなる。

昨年は男爵で2000円台/俵、加工用のキタヒメと同等の価格であったが、豊作の今年はどうなるであろうか。生食用の男爵で約50俵、加工用キタヒメで約53俵/10a当たりの収量があり安くならなきゃ良いが・・・。

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最後のジャガイモをコンテナに移動してキノピーは笑顔です。あ〜あ、終わっちゃった。IMG_4341IMG_4338

 

2014年10月5日

休憩の風景

Filed under: 家族の話題,従業員の話 — 管理人 @ 10:29 PM

IMG_4440その1、住宅に近い畑での作業は、住宅前の芝生で一休み。日曜日は保育所が休みなので孫が遊びに来ます。またみんなのアイドル野良猫Yanは、誰にでも愛嬌を振りまいておやつのおこぼれを頂く。

 IMG_4134その2,気温が暑い時は日陰で一休み。午前と午後に一度づつ合計30分の規定時間だが、実際には1時間近くは休みます。ケールとキャベツの収穫作業では一時間おきに休憩とともに水分補強をして熱中症にかからないよう対策をする。

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2014年10月2日

福原山荘

Filed under: 趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 6:28 PM

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昨日の朝はめっきり冷え込み0度近くまで気温が下がった。かぼちゃの葉がしおれています。10月の初旬に強い霜が降りると、その後は暖かい日が続き冬の訪れが遅くなることが多いが・・・。今年は冬の到来が早そうな予感がする。11月20日前後に根雪になるかもしれない。予想ですが。

鹿追自然ランドに近接する「福原山荘」の紅葉が見頃となっている。平年より10日早く紅葉が始まっている。

毎年ここを訪れているが、年々観光客が増えてきて、平日なのに駐車場は満杯で人気のスポットの一つである。無料開放されているが一人100円ぐらいの寄付金集めてもいいのではと思う。山荘の維持費に充ててはどうかな。ここに来ると空気も澄んで爽やかな気持ちになることができる。

2014年10月1日

ジャガイモ収穫があと2haになる

Filed under: ジャガイモについて,農産物の収獲作業 — 管理人 @ 6:40 AM

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今日から10月です。今年は9月中に小麦播種とキャベツ収穫が終了した。町内でジャガイモ収穫が残っている農家は約100戸のうち20戸程とのこと。例年10月5日前後に終了しているので今年度はどこでも早く作業が終わったようだ。9月の休日はたったの3日だけ。その分10月に休暇を取得する予定。

ジャガイモ収穫はあと2haになり2日程あれば終了する。いつもなら今頃収穫機の不具合で作業がストップすることがあるが、TOP-1だとその心配も少ない。今年売却したH5年製のハーベスターは何処で活躍しているのだろうか?

2014年9月30日

事件ファイル No2

Filed under: 体験付き修学旅行,従業員の話 — 管理人 @ 10:27 PM

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お父さん!**から電話がありました・・・。と慌てた様子で従業員の一人が家に上がり込んできた。

「その瞬間、事故があった」と理解できた。

「お願いだ、事故があったとは言わないで!」と思いつつ「嫌な予感。変なコト言わないで・・・。」とは言ってみたが。

「その嫌なことです。」タイヤが取れてないそうです。と写メールを見せられた。見ると排水口の反対側にタイヤが飛んでいる。車の写真がないので一体どうなったか理解できず車を走らせた。

あまりスピードを出していなかったので最悪の事態は免れ、タイヤとディスクがとれただけの事件だった。その後JA整備工場に引取りに来て頂いて修理と相成った。良かった!

2014年9月27日

秋季農村ホームステイ始まる

Filed under: キャベツについて,農場生活について — 管理人 @ 6:29 AM

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秋の修学旅行生の受入が始まった。今回は大阪の府立高、女子学生3人がやってきた。

1泊2日の日程で農家に宿泊して農作業や夕食の準備、家族と従業員全員で食卓を囲む。夕食は定番の農場で生産されたジャガイモ、人参、鹿追産の豚肉、玉ねぎを使用したカレーライスを家族とともに料理する。従業員14人と家族6人、N牧場と合同で夕食を囲んだため、総勢25名ほどの大人数となった。台湾、香港へ帰国するワーホリの送別会も兼ねたので15坪の居間は熱気でムンムンとする。

農作業体験は倉庫内でジャガイモの箱詰めとゆうパックに発送するためのラベル貼りなどをする。

町内施設の視察は町の協力を得て、無料で神田日勝記念美術館、環境保全センターなどを見学させてもらっている。

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瓜幕ライディングパークで馬を見学した後の帰り道、キャベツ収穫を見かけたので体験をさせてもらう。K農場の親方に収穫について軽く説明をしてもらい、包丁を持って一人1個を収穫した。1ケース10キロ、8玉入りを、夫婦二人で500個ほどを収穫して地元Dスーパーへ出荷します。その場で生のキャベツの試食をする。「甘〜い!」「美味しい!」と感激の言葉を発する。

 

2014年9月22日

小麦の播種始まる

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今日はケールの収穫(週に2日前後)、夕方からジャガイモ掘り(毎日)と14人の従業員とともにフル稼働状態です。明日からはキャベツの収穫作業(10日で3日前後)もあり3班(6人前後のチームを組む)体制で進む。ケールとキャベツは全員で作業をする場合が多い。

一年で一番の繁忙期を迎え、小麦の播種が始まった。今年は息子に初めて播種作業を伝授した。まずはパン用小麦の「ゆめちから」から始め、次に麺用小麦「きたほなみ」を播種する。

播種機は牽引式ユンカリ(フィンランド製)3mを使用。肥料は約2・5トン、種子は1トンほどを積載し、ひたすら肥料がなくなるまで畑を往復する。肥料は燐安を使用し10a当たり約50キロを投入するので、1回の補給で約5haを播種できる。種子は10a当たり14キロと、直装の播種機と比較して発芽率の違いから、多めに設定している。

2014年9月20日

ジャガイモ収穫が難儀しています

Filed under: ジャガイモについて,農産物の収獲作業 — 管理人 @ 10:44 PM

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8日ほど続いた長雨の影響で、片輪だけが軟弱な溝にはまり車輪が浮いてしまった。ジャガイモが約2トン、石が2トン満載していたため片荷となって傾いたのだった。

仕方がないので満載していたジャガイモを手でコンテナに移し、石は畑に一時保管する。ショベルで引いてみたがビクトもしないばかりか、製品タンクや油圧ユニットが地面に付いているため破損のおそれがあって一時中断してして考えてみる。

21歳の女子従業員が「車体の傾きを直したら良いのでは?」と忠告され、「それはごもっとも!」ということで浮いているタイヤに牽引ワイヤーをかけ、横に引いてみると見事に復元できた。あとはスンナリ溝から脱出可能となった。皆で解決すれば結論は早急に見いだせる実例でした。

ハーベスターの左の車輪が細いので、圃場条件が悪化するとこのような事態に遭遇することになる。左側だけ一軸3輪に改造しなければ車体の安定感は得られない。

何事も無く無事だったことは不幸中の幸い。片輪が浮いたのは生まれて初めての経験でした。ジャガイモ掘り取りの残りは9haほどになる。焦らず作業を進めよう。

2014年9月18日

修学旅行生のジャガイモ堀体験はじまる

Filed under: ジャガイモについて,体験付き修学旅行 — 管理人 @ 6:29 AM

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雨天決行のため倉庫内で実施する。ここの中学校は毎年来て頂いて晴天に恵まれていたが、今年は長雨に遭遇して畑では実施できなかった。

雨天でも十分楽しめるメニューを用意して、喜んで帰ってもらうようにしている。

まず農場主の自己紹介からから始まり、農場スタッフ全員の自己紹介(出身地、農場や北海道の感想など)、年齢当てクイズ(本人の了解を得ています)などで笑いと驚きを引き出す。と言うのも台湾や香港のスタッフは実際の年齢より3〜10歳程度若く見られることが多い。30歳だと23〜25歳程度に見られることがあるので、本人達のご機嫌は絶好調に達する。だから年齢当てクイズは止められない。

農場の説明では、実際に栽培している8品目の農作物を見せて「これはなんですか?」。加工されると「こんなもん」になります。と進行する。この栽培品目に小麦、行者にんにく、さつまいも,

イチゴ苗を加えると12品目にもなり、自分で言うのもなんですが、あらためて品目の多さにて驚く。

旅行生の自宅へ送る10キロのジャガイモを箱詰めすると、ジャガイモの塩煮によつ葉バターを添えて試食。更によつ葉牛乳で喉を潤し、十勝の美味しいジャガイモを味わって頂く。

最後に香港式、台湾式のジャンケン大会をしてチャンピオンを決め、「鹿追のゆるキャラ、くてくう」のグッズをプレゼントする。今度「くてくう」に参加を要請しようか。

日本のジャンケンと何が違うか?グーは石もしくは叩く(ハンマー?)の意味、チョキはハサミ、パーは布と少し意味合いが違う。言葉はもちろん違うが、台湾は言葉が長くて覚えるのが大変なので、日本語に似ている香港(広東語?)を採用している。親しみやすくて中学生はすぐ覚えることができる。ここの中学は今後、香港式のジャンケンが暫くの間流るでしょう。

今年も「来年も来ますから!」と先生方と約束ができたのだった。

2014年9月15日

8日ぶりに天候が回復

Filed under: 農産物の収獲作業 — 管理人 @ 10:56 PM

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毎日の悪天候のなか、キャベツ、イチゴ苗、修学旅行生の農場体験、ケールの収穫作業で休む余裕もなく作業が進む。

9月は収穫するものが多くて、雨降りでも関係なく作業をする。写真は愛知県の経済連に向けて苺の苗を出荷している風景です。

ダンボール箱に7・5cmのポット苗を75本詰める。一日で116箱、約8500本の苺の苗を出荷した。うどんこ病に罹病している苗を取り除いたり、選別に時間を必要として思うように作業が進まない。出荷前日まで連続でうどんこ病対策で薬剤散布をしたが・・・。野菜センターの低温倉庫にギリギリに間に合って運搬できた。キャベツの収穫も同日に進行していたのでトラック3台で運ぶ。あたりは暗くなりヘトヘトにながらの帰宅だった。

夕食をとりながら居眠りをする状態だった。休みたいがキャベツは収穫遅れで割れてきている状態のため何とか頑張れねばならない。

 

2014年9月14日

キャベツ収穫も終盤を迎える

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今週は機械取りと手取りの併用で収穫が進行する。540mの畝を半分に分割して、面積にして50aを3日間で挑戦している。これを10日程おきに繰り返して収穫作業を行う。本日の収穫量は約15トンに達した。この加工用キャベツは大手コンビニチェーン(ロー**)や餃子の王*などの加工キャベツの原料として利用されている。

ヤンマー製の収穫機の操作はほぼマスター仕掛けているが、なかなか難易度の高いマシーンだ。4キロほどのキャベツになるとほぼ真横に倒伏していて、機械の先端部分で傷をつけてしまい製品にはならなくなってしまう。よって拾い上げる前に人力で起こす作業が重要である。また、隣の畦のキャベツにも傷をつけてしまい、66cmの畝幅で良いものか再考しなければならない。

聞くところによると倒伏に耐えうる新品種が登場したそうで、2年後に実用化できそうとのこと。倒伏がないと機械収穫の弊害が解除される日も近いかもしれない。今のところ機械収穫と人手による収穫のスピードはほぼ拮抗している状況である。

ここにきてやっと何とか来年の目処が立ってきたが。6haの面積のうち、5ha強の収穫が終了した。一年を通して栽培を経験した結果、来年に向けての課題は把握できたかもしれない(課題だらけだが)。鹿追のキャベツ栽培は初年度から大きな壁が立ちはだかり、来年の面積は1〜2割は減りそうな気配だ。

石の上にも三年。畑の上にも三年。散々な年だったが、三年は頑張ろうと決意を新たにしている・・・。

2014年9月10日

ある日の休日

Filed under: 趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 11:19 PM

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毎日仕事がんばっていることだし、明日「ラフティング」に行こうか?ということで、十勝川にてラフティングをする。

台風の後で十勝川の水量も十分にあり最高のコンデション。台湾、大阪の大学生のインターンシップも終盤にさしかかり、帰国が目の前に迫っていたので急遽予定を繰り込む。私以外は初めてのラフティングの経験で相当楽しかったようだ。台湾でもラフティングはできるようだが、十勝川のスリルは比較にならないようだ。

2014年9月7日

大学生のインターンシップ修了

Filed under: インターンシップ,農場生活について — 管理人 @ 10:50 PM

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珍しい朝もやのなか、台湾国立屏東大学3人と大阪大学1人(広島大1人もすぐ終了予定)の計4人の学生が、インターンシップを終えて農場を離れた。彼らは一度も遅刻、早退無しで実習を務めた。

彼らに実習態度について評価をしなければならなかったが、100点からマイナス減点する材料が見当たらなかった。しいて言うならば日本人との会話が少なかったぐらいであろう。北海道の農場でありながら台湾人。香港人がたくさん在籍していて思う存分日本語を話せなかったように感ずる。仕方がないか・・・。

台湾の大学とは初めての産学協定のため、全く畑違いの農場の体験に不安があったようだ。受け入れ側としては何とかものに出来る自信があったので心配はしていなかった。仕事中は厳しく指導することもあり、驚かれたことであろうが終わってみれば、ある程度美化されて「良かった良かった」と感想を言ってくれた。商業専攻の応用日本語科なので言葉は障害もなく充分会話が成立していた。

12月にこのインターンシップの成果を大学で講演するので3人に会うのが楽しみである。3人は通訳を担当する。

大阪大の彼は法学部の現役であるが、農業に興味があり将来農業に関係する仕事につきたく、北海道の農業に触れていた。女性陣から滞在延長を懇願されていたが、「また来ますから!」とあっさり農場を後にしたのだった。

彼らの流した汗と涙は決して無駄にはならないはずである。インターンシップを通じて彼らの将来は大きく前進したはず。何年後かに成長した姿を見せてくれるでしょう。

2014年9月3日

好天に恵まれ収穫作業が順調

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2週間近く晴天が続き昨日まで5haのジャガイモを収穫できた。一日30〜38トン前後を掘り上げる。同時に加工キャベツの収穫(3日間)も行ない12トン前後を取り上げる。

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今日からは3日連続でケールの収穫が続き一日6トンのケール葉、3日合計で18トンを集荷し、千歳のキューサイファームまで運搬をする。今年の契約数量は昨年の約半分で、週に2日前後の収穫日程である。昨年の今頃は、週に6日の収穫で9トンを出荷していたことを考えると非常に仕事の面ではゆったりできる。

終了次第ジャガイモの収穫を1時間でも行う。

一日、約180万円の水揚げになるが手元に残るのはわずかばかりの金額になる・・・。

2014年9月1日

平成元年製ハーベスターがご臨終

Filed under: ジャガイモについて,農業機械の話 — 管理人 @ 1:09 PM

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H元年製造の東洋農機ポテトハーベスター7型が26年の生涯を終えた。MF135トラクターのフロントアクスルを利用した一軸4輪に改造して、だましだまし使用していたが。ハブを支えるテーパーベアリングがどうしても重量に耐え切れず破損する。MF165なら耐久性があるが・・・。いずれにしてもあちこちガタがきて退役となった。26年間ご苦労様でした。

あとはTOP-1、2台で掘り取りを続行する。

2014年8月29日

馬鈴薯(品種、男爵)の収穫始まる

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 6:37 AM

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いよいよ収穫作業の Main  Event ジャガイモの収穫が始まる。晴れている日は10月初旬ごろまで毎日作業を行う。約18haあるので間違っても9月中には終わらないでしょう。

今日は3台のハーベスターで掘り取りを行ない約20トンのジャガイモを収穫した。作柄はまずまずの出来栄えで豊作になるかもしれませんが「腐っている」ジャガイモも多く予断は許されません。長雨が続くと腐れが加速することになります。品種「男爵」は早急に掘り取りを終了するよう努力しなければ。

2014年8月26日

農業経営者

Filed under: 体験付き修学旅行,従業員の話 — 管理人 @ 10:17 PM

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全国誌「農業経営者」の特集の取材を受けました。今月8月号に掲載された。

特集「生かすも殺すも経営者次第の外国人実習生」と題して電話インタビューを受ける。「殺すも」なんて言葉を使用して、おっと!と思ったが。決して国際問題に発展するような内容ではないことを報告する。うっかり取材時刻を忘れていて防除作業をしながら30分ほど電話を受けた。

昨年まで中国実習生を5年間にわたり2名づつ10人を受け入れ、北海道ツーリズム協会(事務局は鹿追町にある)が独自に行っているワーキングホリデー(田舎暮らしのすすめ)を利用して、国内と海外(主に台湾、香港)から年間15名前後を、4年前より受け入れしている。この取材はある程度慣れているので電話でも仕事をしながら答えが出てくる。

雇用者をたくさん採用することから、それに似合った収入を獲得できる作物を選定する。

よって収入単価の高い作物になる。また衣食住を充実させて働きやすい環境を整えることが大切となる。

よって経費が予想外にかさむ。言語、国柄、性格が違う多種多様な人種の複合体となって農場経営をしなければならない。

よって悩みも多く決して楽天的な考えでは運営は難しい。収支が赤字に転落することもある。

この農業雑誌は初めてゆっくり全部読ませていただいた。「農業経営者」というだけあって興味をそそる内容が多々あり、今までなぜ購読しなかったのか後悔したのであった。さっそく年間購読を申し込むことにした。特に長沼のヒール宮井氏の憎まれ口通信は、普段何も感じず見たり触れ合っているものに根底から覆すような疑問を投げかける内容に感心した。

いまから9月号が配信されるのが楽しみだ。

2014年8月25日

第38回鹿追町農民大運動会に参加

Filed under: インターンシップ,農場生活について — 管理人 @ 5:19 AM

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会を重ね38回目になる農民運動会が開催された。これだけ歴史のある農業関係者が一同に介して行う運度会はあまり他にはないそうである。保育所から御老人まで誰れでも参加できる種目を用意している。二人三脚でリレーする種目が多く普段交流のできない方と肩を組んだり、手をつないだりと触れ合うことができる。なかにはドキドキ心臓が鼓動を激しくする方もいるかもしれません。

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午後からは鹿追牛のBBQでおいしい食事とビンゴーや綱引きなどのゲームをして楽しい一日が過ぎる。

2014年8月24日

イチゴ苗ランナー切り離し

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8月19日、大雨のなかイチゴ苗の出荷の準備段階となる、ランナー切り離しを行った。まず親苗を撤去して子苗に連絡されているランナーを切ります。このままだと混み合っている状態なので、苗が徒長し伸びすぎてしまうため、一定の間隔を開けて設置します。数にして約14000本のランナーをハサミで切り取る。14〜5人で作業をしているので、一人1000個あまりを担当することになる。

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写真のように苗の密度が程よく、風通しが良好になり過ごしやすくなる。品種別に7・5cmポットを色分けしているので、異種混合を回避している。丁度、愛知経済連の視察があり大人数で作業していることに驚かれていました。「こんな場面に遭遇することが初めてです!」

9月中旬頃出荷予定のイチゴ苗が終盤を迎え、愛知県のいちご農園に引き取られるのを待つのである。

 

2014年8月22日

母80歳傘寿のお祝い

Filed under: 家族の話題 — 管理人 @ 6:01 AM

 

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お盆で帰省した孫達全員が集合して、母親の80歳を祝った。父親は83歳になる。孫6人、ひ孫3人に囲まれささやかな会となった。

二人共元気で持病もなく健康で祝うことができました。これから増える孫達(孫は増えないなあ・・・)じゃなくて、ひ孫たちに囲まれながら残された人生楽しく過ごしてください。

2014年8月19日

台風の前日に防除

Filed under: その他農産物について,畑の様子 — 管理人 @ 6:05 AM

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8月11日に襲来した台風のあとは病害虫が多発するため、すべての作物の予防処置として防除を徹底する。

この圃場は大納言小豆ですが畝が全くわからず、感で走っています。今年は元気に着莢し天に向かって花を咲かせている。従来、小豆は生育が旺盛になると「ボケル」と呼ばれる症状になり草丈ばかり伸びて着莢不良になりやすいが、大納言は花がドンドン咲き、着莢するように思える。初期に着莢した莢はわずかだが地面に落ちているのが気になるが・・・

昨年は殺菌剤散布は一度だけで病害虫の発生は少ないが、今年は昨年より生育旺盛なので2回は散布しないと6俵/10a当たりの収量は見込めそうにない。

台風が去ったあとは案の定倒伏したが、防除効果で病害虫の被害は最小限に抑えられと思う。野菜畑は意外と倒伏などの被害が少なかった。

2014年8月15日

しかおい7000人盆踊りに参加

Filed under: インターンシップ,農場生活について — 管理人 @ 7:38 AM

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しまむらにて2980円で浴衣を購入する。腰紐がついていないようだがずいぶん安く調達できるようになったものだ。昨年は確か3980円だったと思うが。

値段は安くとも着ている方が可愛いと、ことわざにあるように可愛くなるものです。中国人研修生の団体に紛れて、総勢30名前後で参加した。北海盆踊りは見よう見まねですぐ習得して、それなりに踊ってはいた。

日本の統治時代が長かった台湾でも、あまり浴衣を着る習慣がないようである。台湾の彼女達は初めて浴衣を着用して盆踊りに参加する。

IMG_4010IMG_4007そうそう、浴衣の着付け指導はお母さんが担当。グイグイと帯を締められ「お腹がきつい・・・!」と一言。北海道の美味しいものを一杯食べて少し太ったようだが・・・。まあ仕方ないです。台湾に戻ってウエイト調整をしてください。

 

2014年8月14日

キャベツ収穫真最中

Filed under: インターンシップ,キャベツについて — 管理人 @ 7:44 AM

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1個2〜4キロほどの重さがあるキャベツを一つ一つ手で収穫します。根から切り離して、手で抱えて切り口を揃え、鬼葉を2枚残して外葉を手でむしります。虫食いや黒い斑点などないか目視して鉄のコンテナに移します。

台湾の国立大生では片手で抱えるのがやっとで、これを一日すると腕が張って大変な作業になることが判明する。一人で700〜800キロ/日、前後を収穫できることがわかった。慣れてくれば1トン以上収穫することも可能でしょう。ジャガイモ収穫が始まるまでは頑張ります。加油!

現在は作業が遅れて中学生、高校生までアルバイトを依頼して15人ほどで作業をしている。JAには機械収穫を切望しているが・・・。今後ジャガイモの収穫が23日すぎに予定が入るのでお手上げ状態になります。

生食キャベツは包丁で芯を切り離すとほぼそのまま箱詰めできるが、加工用の場合は、切り口をもう一度揃え、外葉を手でむしる作業があることは周知していなかった。

2014年8月11日

My料理を持ち寄りParty time

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台湾、香港、日本のワーホリの若者が手作りした、創作料理?を持ち寄り試食会を開いた。自家産の野菜(トマト、茄子、胡瓜、芋、キャベツ、ネギ等)をベースに10種類前後のごちそうが並んだ。毎日キャベツ、ケールのアブラナ科の収穫作業ばかりで、ご馳走までキャベツ料理が並ぶ。

はじめて大量に癖になる塩キャベツを作ってみた。N~~ん我が家で食べるとそれほどでもと感じる。居酒屋で食べるから美味しくなるのかなあ。

香港から来ていた、香港の売上1位の旅雑誌「飲食男女」の元リポーター「つぼみ」が帰るので送別も兼ねた。昨年村瀬ファームも紹介された雑誌です。「飲食男女」の雑誌を見てワーホリに応募してくる香港人が多い。宣伝効果の威力は凄まじい。レポーターまで体験に来てくれた。

2014年8月5日

加工用キャベツ廃棄処分

Filed under: キャベツについて,農産物の収獲作業 — 管理人 @ 7:02 AM

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4月と5月上旬に定植の加工用キャベツ約1.5ha(重量にして100トン以上、金額にして*百万円)を廃棄処分しました。収穫すれば巻が不十分でクレーム。収穫を待てば内部障害等でクレーム。収穫遅れで仕方なくすき込みました。

キャベツは共済制度が適用されないので収入は皆無となる。収入どころかJAに収める肥料、農薬、コンテナ、予冷庫等の使用料を支払うと赤字になります。今夜はやけくそでキャベツたっぷりのお好み焼きにしますか・・・。自家消費に至っては何も問題がないキャベツです。

キャベツなどの流通形態に適合されなければ商品価値の無い農作物となる。日本人は贅沢な民族です。

今年は栽培が初めてのことでわからないことだらけ。栽培マニュアルが完成されてないことが拍車をかける。クレームが2回目になると出荷停止になることは圃場で言われて初めて知った。どこまでがクレームの範囲なのか明確な資料がないので判断が困難だ。

初めて栽培に挑戦した加工キャベツは、春先の低温で定植した苗の全滅から始まり、保温資材被覆、草取り、防除等の管理作業を経て最後は廃棄処分(4月〜5月上旬の定植分)となった。残された4.5haに期待するしかない・・・。

40年間に渡り農業に携わってこれほどショッキングな出来事の経験はなかった。すきこんだキャベツを眺めると心が痛む。夢の中でキャベツの葉が札束に見えうなされる毎日である。

親戚の農産物移出会社の社長が漏らしていた、葉物には手を出すな!を実感している・・・。

2014年7月31日

晴天に恵まれ小麦の収穫が順調に終了

Filed under: 農産物の収獲作業 — 管理人 @ 7:23 AM

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 今年の小麦の収穫は順調に進んでいる。

今年の小麦収穫作業は珍しく7月中に終了した。成績の良い方の収量は品種「キタホナミ」(中力粉)で10〜13俵/10a当たりの乾燥推定重量のようです。これから製品歩留まりが90%だとすると、豊作になるかもしれません。倒伏が無いため密植栽培で追肥を60キロ前後散布した圃場は好成績です。我が家は冬枯れしたため成績にムラ(名前もムラセです)があり10俵まではとても届きません。町平均でキタホナミで9俵弱、ゆめちからで8俵強でそれぞれ10a当たりの収量を見込んでいる。

 

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キャベツ内部の巻き不足のため出荷できないキャベツが辺り一面に転がっています。キャベツの収穫風景でこれが現状です。自家消費のキャベツが毎日食卓に上がります。・・・もういりません。

 現在写真に対してコメントは出来ません。ワードプレスが不調でスパムが選定できません。コメントされてくれている方大変申し訳ありません。スパムが毎日200〜300程度あり処理できなくなってしまいました。

2014年7月26日

小麦、キャベツの収穫が同日に始まる

Filed under: キャベツについて,農産物の収獲作業 — 管理人 @ 6:02 AM

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7月25日、気温30度前後のなか今年の小麦刈が始まった。収量的には不満があるものの品質的にはまずまずといった感触でしょうか。品種「きたほなみ」うどん、そうめんなどの原料になる小麦から収穫が始まる。

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加工用キャベツ「品種おきな」の収穫も同じ日に始まる。私は小麦刈に出向していたので詳しいことはわかりませんが、キャベツ担当の次男に聞いたところ生育も良くある程度キャベツの表面もしっかりしているのだが・・・内部がガラガラできちんと巻いてない。

我がファーム産で2割位しか製品にならなく、全町的にその傾向で残りは廃棄処分・・・になりそうだとのこと。原因は究明中のようだが5月の旱魃、6月の長雨などの気象条件が影響しているようだ。これでは全く収入と収穫作業が見込めなくなってしまった。加工業者が買ってくれないのでは仕方がありません。加工する段階でキャベツの芯を取り機械でカッテイングするようだが、きちんと巻いていないためバラバラになって綺麗にカッテイングできないそうだ。現在のところ収穫を先送りして待機するしかないのが現状です。8月頃には改善される見通しだが。

じゃがいもの収穫までケールの収穫だけが頼りになる。キャベツの面積が6haもあるのにどうしましょう。途方に暮れています・・・がそこをなんとか・・・。

2014年7月22日

最近のホリディーは?

IMG_3880IMG_3321IMG_3608雲海テラスに行ったが晴れ渡って雲海は見られなかった。しかし絶景な眺めであった。何処へ行ってもソフトクリームを食べる。帯広ばんえい競馬で乗馬をして遊び感覚で馬券を買ってみる。大穴当たったが100円しか買っていないので配当が少ない。

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IMG_3701IMG_3785IMG_3768IMG_37651902810_730324317014110_1870708426914754776_nIMG_3761IMG_3780地元鹿追町の郷土芸能、白蛇姫まつりにてアイヌ民族の舞踊を一緒に踊る。我がファームからも4人が白蛇姫保存会に参加している。定番のファーム冨田で満開のラベンダーを見る。我が家の3株のラベンダーも満開に花が咲いています。なかなか行くチャンスを逃していた美瑛の青い池に初めて行く。

2014年7月19日

土地改良、暗渠排水施す

Filed under: 体験付き修学旅行,畑の様子 — 管理人 @ 7:00 AM

IMG_3656IMG_3661IMG_3671作付不可能だった圃場に暗渠排水の工事を依頼して施工した。6月の長雨の時は長靴がすっぽりはまるほどの湿地でお手上げ状態であった。農作物の栽培を断念して耕作を放棄していた。30〜40cmの作土の下は強力な粘土質だが砂利暗渠によってジャガイモも耕作可能な圃場に変身することが期待出来る。

2014年7月14日

初のワーホリ外国人女性再訪

Filed under: 体験付き修学旅行,従業員の話 — 管理人 @ 10:04 PM

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ワーキングホリデーで初めての外国人女性、台湾のインさんが彼と一緒に再訪してくれました。台湾では吹奏楽団で共に活動している仲で、終始熱々でした。

相変わらずインさんは笑顔が綺麗で一段と可愛くなったと思います。彼にはインさんと結婚できるのは男として最高に幸せなことだよ!と伝えた(彼は同感と言った表情、日本語が話せないのでブロークン英語で会話する)。二人は幸福駅で永遠の愛を誓い合ったのであった。末永くお幸せに。結婚式は招待されるのかな?

その後アップルマンゴーが12個も届き、台湾のあま~いフルーツを味わった。インさんありがとう。

 

2014年7月13日

ケールの収穫始まる

Filed under: 農産物の収獲作業,青汁ケール — 管理人 @ 6:41 AM

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今年初めての投稿になりますケールの収穫が7月7日に始まった。5月上旬定植の時に低温で枯れたものの生育は順調に推移して、ほぼ予定通りに出荷が始まる。今年の契約数量は昨年の半分程度で気楽に作業日程が組めると思う。

1周間に2日ほどの作業予定で行う。1日に6トン程度のケール葉を千歳の工場に運搬します。7月は虫もいなく病気も皆無に近いため新鮮なケールが生産できる。

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写真は収穫後5日めですが半分畝がふさがっている。ケールは生命力が強く、栄養素に富み青汁に最適な作物である。通常1か月後に2回目の収穫の時期を迎えるが、20〜25日程度で次の収穫ができそうだ。

1回目の収穫が終了すると草取りや有機質(鶏糞等)の資材を投入して4回目(11月まで)までの長い期間収穫を行う準備をする。今年の栽培面積は昨年の5分の1と少ない。

 

2014年7月12日

7月10日農作物の作況

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4月末に定植した加工用キャベツ「品種おきな」です。大きい物で2キロ近くまでになりそろそろ収穫の時期を迎えました。一個一個手で収穫する予定ですが、初めての作業になるためどうなることやら。

価格はケールと同等でまずまずの収入になります。町平均で6500〜7000キロ/10a当たりの収量を見込んでいます。今のところ病害虫も少なく豊作傾向です。

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こちらも初めて栽培する「山わさび」です。草だらけになったので手取り除草をしています。11月の収穫に向けてせっせと成長をしているのかな?あと4ヶ月の期間があるので大丈夫なのでしょう。

今日は少々暑かったので3時のおやつにアイスクリームのサービスをする。気温30度近くになると西瓜や舐瓜のサービスも致します。喜んでくれる顔を見るのが楽しみなのです。ハイ!

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秋播き小麦「品種きたほなみ」。不稔粒が平年より多く感じ、見るたびに期待が持てなくなる。穂長も短く・・・・がっくり・・・・。隣の芝生が良く見えます。

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葉の枚数が5〜6枚程度になった大納言小豆。順調に行けば今月末か遅くても8月上旬に開花期を迎える。大納言はこれから一気に成長を始めあっという間に畝がふさがり倒伏する可能性がある。せめて小豆くらい豊作を願いたいが・・・豊作だと相場の値段が下がる可能性もあり、どちらに転んでも期待はしなければ。

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さつまいもは枯れることもなく元気に生育を始めた。例年だと定植してから一度枯れて根本から再生してくるが、今年はなぜかすぐ根付いている。15日間続いた長雨の影響で定植が遅れたが、枯れなかったので生育日数は確保できたようだ。

さつまいも栽培は基本的に無肥料、無農薬栽培が可能である。痩せた土壌に適しているので施肥をすると「つるぼけ」の症状になりさつまいもに栄養が届かなくなってしまう。牛堆肥が投入されているので特に注意しなければならない。

 

2014年7月10日

台湾の国立大生3人来場する

Filed under: インターンシップ — 管理人 @ 8:05 PM

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今回、初めて産学協同契約を台湾の国立大と提携することになり女子学生3人が引率の応用日本語科の先生と来日した。夏季休暇を利用して選抜された優秀な学生を受け入れることになった。

彼女たちは応用日本語科が専攻なので日本語2級の資格を取得している。普段の生活で使用する基礎的な日本語が話せるためあまり支障はない。

ここでは2ヶ月に渡り研修を行う。農業体験をメインに鹿追ジオパークにて学習、地元大学生との合同研修並びに交流を目的とする。また盆踊り、七夕、白蛇姫まつりなどに参加して日本文化に触れることも重要な研修目的にもなっている。村瀬ファームでは休日も休む隙がないぐらい観光地巡り、スイーツ&グルメ食べあるき、アウトドアー体験などメニューは盛りだくさん。必ず一生忘れることのできない研修になると思う。R先生に3人「どうぞよろしくお願いします」と懇願された。

今日は引率のR先生が帰国するため「お別れ夕食会」のおにぎりを握っています。

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R先生と町長、農協組合長、鹿追ジオパーク事務局を表敬訪問して産学協定の経緯などを説明や懇談をさせてもらった。R先生の在籍する台湾の屏東市の国立大は台湾南部に位置し、マンゴーのほとんどを生産する温暖な地域です。来月8月には国立大同士が合併して国立屏東大学となり、学生数は1万人を超えるマンモス大学となる。

佐藤組合長とは現在、台湾のセブン-イレブンで好調な売れ行きとなっているよつ葉乳業のアイスクリームの原料販売になどについて懇談する。鹿追産の牛乳が原料として遠く台湾で消費されていることに喜びを感じていただいた。よつ葉乳業ではアイスクリームの原料を更に生産するため工場の増設を決定して増産に踏み切る。

R先生の国立大は商業が専門で産学協同で商品開発行い日本へも輸出を行っている。今回、鹿追産(村瀬ファーム産)の蕎麦の原料供給などの話もきており、鹿追産の農産物が取引される日も近いのかも知れません。

R先生は帰り際に、土地の値段を聞かれ「田舎なら坪1000円、市街地で坪1万〜2万円程度です」と答えると、安い!と一言。定年後中国(奥さんの実家)よりも日本に移住したいなあ。と呟きながら鹿追を離れたのであった。(第二次世界大戦後に台湾で起きた2.28事件のため、R先生の親戚はほとんど日本で医者、教員などの職についているそうです)

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台湾のセブン-イレブンで大ブレークしている「よつ葉ソフトクリーム」。100%十勝産を使用ということは1割位は鹿追産かな?まだ全土で10店舗の販売ながら、いずれ1000店舗(だったかな)あるセブン-イレブンで販売するととてつもない消費量になる。2300万人の人口を誇る台湾でファミリーマート(日本産を使用)等と競争が激化しそうだ。価格は35元、日本円で約100円と安い。

我がファームの台湾人は北海道産、十勝産を支持してくれ、ソフトクリームも大好きである。この様をNewzealandのフォンテラが黙っているだろうか・・・・。NZのボス静かにしていて。

2014年7月5日

息抜きにカラオケ

Filed under: 従業員の話,農場生活について — 管理人 @ 6:45 AM

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説明はいらないでしょうが、ちょっと息抜きに辛味噌ラーメン食べたついでに隣の店でカラオケ歌い放題で歌う。

中国語、日本語おりまぜて楽しく過ごす。明日仕事なのも気にせず夜は更けていく。店は貸切状態でした。また仕事頑張ろうと退散したのであった。

2014年7月1日

「続」修学旅行生キャベツを植える

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 9:59 PM

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農作業体験のキャベツ植えが終われば皆で夕食の準備。恒例の自家野菜を使用したカレーとジンギスカンの調理実習をする。

ジンギスカンに入れる豆腐を切っていますが包丁で切るのが初めてだそうだ。手を切らないようにと何度も注意するが上手にやっていました。

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少し遅くなったが従業員と一緒に大人数でわいわいがやがや楽しく夕食を済ませる。明日からは然別湖ネイチャーセンターなどでカヌー、Air Trip、ラフティング、フィッシング、熱気球などアウトドアーの体験ができ、体験づくしの修学旅行になる。鹿追町民として鹿追にお金を落としてくれるのでありがたい話です。私達も精一杯対応させていただきます。

2014年6月27日

さつまいもの定植

Filed under: サツマイモについて — 管理人 @ 9:32 PM

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町バイオガスプラントで育成していたさつまいも(品種ベニアズマ)の苗を引き取りに行く。約20〜30cmに伸びた苗1600本程度をはさみで切り取る。

IMG_359215日間連続の雨で定植が遅れやっと作業ができるようになったので実施した。あったかマルチを施工して株間30cmに手植えをする。意外と早く作業が進み、4人で2時間ほどで1600本を終了する。

 

2014年6月23日

修学旅行生キャベツを植える

Filed under: キャベツについて,農場生活について — 管理人 @ 6:21 PM

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今回の修学旅行生は大阪府立S高校の女子3人です。農場に到着するなりキャベツの定植の作業をしてもらう。丁度、堺出身の鹿追高校生Rikuが遊びに来たので一緒に作業を体験する。Rは昨年まで我がファームにステイをしていた。

境とS高校とは隣だそうで色々話をしているうちに、Rのお姉さんの知り合いだとわかり驚いたのであった。さらにお姉さんの彼氏が同じクラスで修学旅行に来ていることに驚いたのであった。その後Rはお姉さんの彼氏と初対面するがそれも北海道で。どこに知り合いがいるかわかりません。(注)写真掲載の了解を得ています。

2014年6月22日

15日間続いた雨

Filed under: 畑の様子,農場生活について — 管理人 @ 10:59 PM

IMG_3491IMG_3493IMG_349415日連続で雨模様のなか作物の生育は3日〜6日程度平年より早く順調である。4月に定植したキャベツは畝がふさがり結球を始めている。小麦の開花も終盤にきている。開花は穂の中心部分から先に咲きだし、その後上下に移行していく。果たして予想通り7月23〜25日頃から刈り取りができるだろうか。

充分な湿気をもらい椎茸が二度目の成長をしだした。季節外れの味を楽しめる。今年の天候は常識はずれのことばかり。これから何が起こるのか。

2014年6月19日

ホースラディッシュ(西洋わさび)定植する

Filed under: 山わさびについて — 管理人 @ 5:35 AM

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また新しい試みをはじめた。540mの畝16本(60a )を用意して、芽出しをした山わさびの苗をコツコツと定植する。

11月に半分収穫して半分を年越する。収穫した山わさびは雪室に貯蔵して随時出荷する予定。仕事の少ない冬から春にかけての農作物として「行者にんにく」と並んで有力な候補だ。採算度外視しての挑戦である。

日本人は和食が基本。冷奴、おにぎり、お茶漬け、一夜漬け、鍋類、湯豆腐、納豆、蕎麦、うどん、シンプルにわさびご飯。ジンギスカン(和食と言っていいかな?)、寿司、刺し身のたれに山わさび。西洋から伝達されたわさびだが、このへんでは野生もしていて北海道ではすっかり定着してしまった。

 

2014年6月14日

農村ホームスティ始まる

Filed under: 体験付き修学旅行 — 管理人 @ 11:00 PM

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今年も農村ホームスティに兵庫県の高校生がやってきた。1泊2日の日程で修学旅行の中で1泊を農村で過ごす。あいにくの5日連続の雨で農作業体験ができずワーホリの若者とカードゲームをして楽しんでいます。ババ抜き、ダウト、うすのろホイサッサ?、神経衰弱などは万国共通。台湾のゲームも即席で教えられて楽しんでいた。

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翌日も雨のため、同じく農村ホームスティをしているF牧場にお願いしてバター作り、乳搾りなどの酪農体験を行う。私自身初めてバター作りをする。牛乳50%、クリーム50%を入れた容器を5分ほど上下に振ると塊ができ無塩バターが完成だ。クラッカーに塗って試食する。牛乳、アイスクリームも美味しくいただきました。

比較的に女子校生は感情を全面に出して上手に表現するが、男子高生は控えめにする子が多い。修学旅行生との会話から再認識したことがあるが。農村ホームスティに仕方なし来ているような態度をする子に共通することがある。部活に入らず帰宅組か遊びのような部活しか活動していない生徒である。語弊があるかもしれないが勉強よりも規律ある部活活動が大切なような気がする。そのような彼らが社会にでると(出されるとと表現したほうが適切かもしれないが)適応できる生徒が少ないのではないか。この辺りの中学校等は全員加入を義務付けているところが多く、以前より部活の重要さは認識されている。彼らに農村ホームスティでやる気スイッチを発見してONに入れてほしいものだ。何かを収穫してほしい・・・。

来週は大阪府、再来週は奈良県の高校生が来る予定です。

2014年6月12日

素朴な 質問

Filed under: キャベツについて,従業員の話 — 管理人 @ 10:13 AM

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お父さん、キャベツの間に生えている小さなキャベツどうします? と言うので振り向くと一瞬キャベツかと思いきや「オオバコ」と言う名の雑草じゃないですか。

「似てるけどキャベツじゃないね。捨てていいよ!」と言った。「あっそうか!と彼女の口癖がでたのであった。

彼女は岡山で保育士をしていましたが、今年度の募集前に熱烈ラブコールにより最初に採用が決定した。何事もやる気満々の彼女です。見ていて清々しい。

2014年6月9日

パオパオを巻き取るの巻

Filed under: キャベツについて — 管理人 @ 8:45 AM

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キャベツに被覆していたパオパオ(保温資材名)を巻き取る。長さが200m、幅3mでエスロンパイプを利用した芯で横ずれに注意しながら人力で巻きます。6人で午前8時から午後3時頃までかかって終了。風が強いと手強いが微風のなか作業が順調に進む。

今年は風が強く何回もパオパオ抑えが飛んで剥がれ、修復するのに時間を費やした。

約25日間被覆したその結果は? 苦労したので頼みますよパオパオ君。

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パオパオを被覆したところは一回り大きく成長している。葉長で10cm前後の差があり間違いなくパオパオの成果は発揮できている。しかし欠点も多い。欠株に補植ができない。除草ができない。ある程度生育日数が経過すると、被覆を剥いでから被覆していないところとの生育がほとんど変わらくなってしまう。初期生育は良いのですが苦労して作業しても効果が今ひとつなのは・・・。今年はどうなるか楽しみにしましょう。

 

2014年6月6日

十勝地区中古農機具フェアーに出店

Filed under: 農業機械の話 — 管理人 @ 8:43 PM

IMG_328320年ほど頑張ってくれた東洋農機ポテトハーベスター7型にお別れをする。新天地で活躍の場を求めて身売りをします。プロ野球で言うと金銭トレードでしょうか? 製品タンクと巻き上げシュートは昨年交換して一年使用したのみで、あとは現状で出荷した。

我ファームには安物の洗車機しか存在しない。丁寧には洗ったつもりだったが・・・。洗車不十分という結論で中古市会場にありながら販売停止を告げられた。厳しいお言葉です。

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ここは除草機のブースですがほとんど売れていません。2日目の午後でこの状態だと値段が高いということでしょう。概ね新品の価格より半額程度で販売しています。昨年までなら希望者が殺到して抽選をしなければ買うことができなかったが・・・。

今年は成約する農機具が例年より少ないような気がする。消費税が8%になり昨年の農作物の不作と安値、TPPの不安要素などが影響しているのでしょう。私自身、売る方は考えますが買う意欲がわきません。

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ランチは平日でも40分待ちでトスカチーナにてパスタ、スウィーツ、ワインを頂く。

http://www.ryugetsu.co.jp/toskachina/

2014年6月5日

大納言小豆発芽する

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5月20日から大納言小豆を播種始めて26日に終了した。今年は雨不足だがちゃんと発芽した。今年は次男に作業を任せて全部播種してもらう。自家種なのでうまく播種、発芽するか心配でしたが大丈夫なようです。普通小豆だと9mmの穴の種板を使用しますが、大納言は大粒のため11mmの種板を使用します。正確にするなら10・5mmぐらいが丁度良いかもしれません。

2014年6月4日

全国最高気温ベスト10に全て北海道が入る

Filed under: 体験付き修学旅行 — 管理人 @ 7:12 AM

観測史上最高・北海道で37.8度 上位10地点は北海道
テレビ朝日系(ANN) 6月3日(火)16時56分配信 より抜粋

 北の大地で異変が起きました。3日、全国の最高気温ランキングで上位10地点に入ったのは、すべて北海道。35度の猛暑日を軽く超え、なかでも最も暑くなったのは音更町駒場で、午後2時すぎに37.8度を記録しました。この気温は、6月にして観測史上最高の暑さとなりました。音更町の駒場は十勝平野のほぼ中央に位置します。音更町の年間の平均気温は6度。町内には家畜改良センター十勝牧場があり、各種農産物の育成に適していて、北海道内でも屈指の穀倉地帯です。夏冬の寒暖の差が激しい土地としても知られています。これまでの最高気温は、2007年8月に観測された36.2度で、3日はこの記録を1.6度も更新しました。

暑い時は近所の戸草牧場でジャンボソフトクリームが最高!

我が鹿追町もベスト10入りし、36.0度を記録する。農場の仕事は熱中症対策のため午後から休日にする。今日の最高気温予想が34.0度で同じく午後から休日にする予定です。

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2014年5月29日

再度、霜が降りる

Filed under: キャベツについて — 管理人 @ 12:38 PM

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5月22日に定植したキャベツが23日の早朝にー1度c程度の霜に襲われた。朝4時半に畑に行ったところ真っ白になって霜が降りていた。

畑の縁に生えているイタドリ、フキも瀕死の状態だった。霜の前日に定植した20a程が被害を受け、枯死まではいかなくとも大幅に生育が遅れると思う。

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6月5日現在。ほとんど生き残ってやっとここまで生育が回復しました。

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4月28日定植のキャベツは隣の方と葉が重なるまでになっています。そろそろ結球を始めているそうです。初めての栽培なので私にはあまりわかりません。

 

2014年5月26日

歓送迎会「旅立ち」「新規就農」

Filed under: 従業員の話,未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 11:38 PM

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今年も二人の山村留学生(中学生)がホームスティに来ました。従業員と家族で歓迎式を行っている風景です。大阪風と広島風お好み焼きで歓待した。

今年の新しい従業員の出身は、西から広島、岡山、兵庫、大阪、三重、長野、神奈川と関西勢が多く来ているのでお好み焼きにしました。また台湾から来ている徳の誕生会も兼ねる。異国での誕生会はどうだったかな。感激のあまり咳き込んでいました?徳は2ヶ月の滞在予定でしたが4ヶ月延長する事になりそうだ。

さらにJA職員新人研修できていたI君が研修を終え、真っ黒く日焼けして農協の事務職に戻ることになった。これから38年間の農協職員としての長い勤務をするに当たり、わずか1ヶ月だが生産現場で貴重な体験を出来たと思う。いずれボデイブローのように後々効果が現れると確信している。もう少し在籍したかったようだが仕方ありません。

さらに関西から参加のM夫婦が様似町へ新規就農することが認定されて、新天地で研修することになった。夫人は町の臨時職員?に採用される予定です。鹿追では新規就農は難しいので決定してひと安心している。イチゴ栽培を中心に町と農協からビニールハウスを借り受けし、国からの青年就農給付金(年150万円、5年間)を受けて自立していく。施設整備、作業機械、土地購入など基盤整備に要する経費に対して1/2~3/4を町、農協が助成してくれる。ビニールハウス栽培は10aほどの土地があれば営農可能である。

町の活性化はいずれ彼らの若者たちに左右される時代が来ることは間違いない。

また、新しい農業者と村瀬ファミリーが増えた。ムラセファームを卒業した若者に栄光あれ!そして頑張れ!加油!

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2014年5月22日

キャベツの手取り除草始まる

Filed under: キャベツについて,畑の様子 — 管理人 @ 9:35 PM

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通称ホーと呼ばれている除草鍬を研いでいます。見るのも触るのも初体験の従業員がほとんどでまず研ぎ方から指導します。はじめはもちろんぎこちないですが1日も経てば指導が必要無くなります。

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さっそく畑に出て作業をしてみました。皆の眼差しは真剣で、ホの持ち方から始まる。

決して草を切っても良いが極力「キャベツは切らないようにと」と伝達したが・・・。大したもんですほとんど元気にキャベツが生きていました。

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JAからの大苗はすくすくと成長して立派に育っています。新人さんに切られることもなく。

 

2014年5月21日

白雲山、東雲湖へ登山

Filed under: 従業員の話,農場生活について — 管理人 @ 6:38 AM


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今日はぽかぽか陽気の中恒例となった登山を敢行する。お昼用のおにぎりを皆で作り持参した。白雲山へ汗をかきながら片道1時間半の道のりを登る。残雪もなく若い従業員は年寄り組が遅いと言って遥か彼方に進んでいく。スタートして1時間は私らの年齢では急な上りは厳しい。休み休み進む。自分自身3回目の登山でまだまだ初心者です。

今日も白雲山の頂上から見る絶景は「期待を裏切らなかった!」。然別湖を見下ろし、然別湖に勤務している昨年までの従業員Mにメールする。「ウチラが見えるかい?」

下山してから脇道に入り東雲湖に向かった。こちらは山の陰にもなり残雪があるなか平地を歩く。独身時代に来たことがあったので約30年ぶりに湖を眺める。当時よりかなり縮小していて熊笹が生い茂り湖の岸に近づくことが難しかった。

 

 

2014年5月18日

じゃがいも早期培土ほぼ終了

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 8:40 AM

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5月10日から始まった培土作業があと1haほど残すまでになった。

2014年5月16日

イチゴ苗の引取り

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JA鹿追町野菜センターへイチゴ苗の引き取りに行った。

品種とちおとめ288本、紅ほっぺ52本、ゆめのか4本合計344本をビニールハウスに設置する。ビートの苗がなくなった135坪のハウスで育苗を開始して、9月には14000本に増殖して愛知県と埼玉県の経済連に出荷します。1本から約40本の小苗が出来る計算になる。雨降りなどの外の作業ができない時にイチゴ作業をすることにしている。イチゴ娘よ今年も待っているよ。

最近は30度近くの最高気温になったが、今日は久々に多量の恵みの雨が降っている。すべての作物が元気を取りもどした。明日の北海道は夕方から雪の予報。これが北海道です。

2014年5月15日

エゾノギシギシ抜き&石拾い

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 1:38 PM

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今年大納言小豆を播種予定している圃場の雑草エゾノギシギシを掘り出しています。畑起こしを始めたがあまりに雑草が多いので急遽全員で作業を行う。畑の表面が白っぽく見えるのは牛の堆肥を散布しているからです。

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スコップで深く根を下ろしたギシギシを掘って抜きます。「お父さん抜けません!」とキノピーが言うので

「膝を曲げて尻に力を入れなさい!」と言ったがちょっと違うかなあ・・・。まっいいかあ。ガス噴射に注意して力を入れれば抜けるでしょう。

尻に力を入れるということは、左右に分離している臀部を一体化することなのか。

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軽トラダンプに山盛り2台ほどありました。

2014年5月14日

ど根性チューリップ

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 5:55 AM

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従業員住宅B棟の前の花畑はチューリップが満開になっています。しばしうっとり眺める。ふと違う視点でと移動してみたら。

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駐車場の脇にポツンと一株のチューリップが力強く咲いていた。一人でも生きていく強さを身につけなくては。帯広地方は連日の夏模様で、今日の最高気温は25〜28度Cの予定。

従業員も疲れているようなので明日は休日とする。

2014年5月11日

キャベツにパオパオ材を被覆する

Filed under: キャベツについて,農場生活について — 管理人 @ 2:12 PM

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少ししか見えていませんが左から自家製200穴の苗、JAの大苗、JAの128穴の苗。

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4月中に定植したキャベツの苗が4月29日の低温で全滅した。JA鹿追から大苗による7月上旬収穫の現地試験に向けて約12000株を手植えした。540mの畦約9本に定植する。

また国からの補助金受給条件にもある保温資材パオパオを横11m、長さ530mを一日がかりで被覆した。隣合わせで大苗と自家製の200穴苗を試験する。

9cmポットに入った大苗は従業員と2日がかりで地面を手で掘り埋める作業をしたため、あちこち痛みが出てきて非常に苦痛を伴った。皆頑張りました。

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その夜は花見を兼ねて鮭のちゃんちゃん焼き、厚岸の牡蠣、タラバカニ、牛サガリのBBQ,生のサッポロビールで疲れを癒やした。大阪大から参加の学生も一日作業を体験して北海道ならではのBBQを楽しむ。

写真は国際的に知られているババ抜き、ジジ抜きを楽しんでいます。国が違っても若者はすぐに打ち解けて会話が弾む。罰ゲームは勝者特製のカクテルを飲むことができ〜る。

 

2014年5月10日

久々の雨を受けた行者にんにく

Filed under: 行者にんにくについて — 管理人 @ 5:38 AM

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生育旺盛になった7〜8年ものの行者にんにくです。今年の秋に収穫して来年1月から出荷になります。太さも10mm前後になり調度良い感じになっている。

行者にんにくは7〜8年栽培しないとこのぐらいの草丈にはなりません。

2014年5月8日

スプリンクラーの代わりに散水

Filed under: キャベツについて,畑の様子 — 管理人 @ 8:20 PM

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JAから譲り受けた大苗を手で植えています。あまりに風が強くなってきたため自走式スプレイヤーで散水してみました。しかし焼け石に水、5分も経過すると元の状態になってしまう。

4300リッターのタンク3回散布してみましたが効果がはっきりしません。生育の悪い苗は枯れてきていますがJAの大苗はさすがに丈夫です。明日は雨の予報ですがたくさん降ってくれるといいのに・・・。

2014年5月7日

馬鈴薯播種とビート移植が終了する

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今年は種芋が平均大きく不足したため、JA種子馬鈴薯貯蔵庫に200俵追加で引き取りに行った。見てると上手にこぼさないようにコンテナに移します。便利な回転フォークリフト欲しくなったが我慢ガマンしましょう。

約18haほど播種して終了する。今年の播種作業は乾燥と強風と土埃でダスティな仕事となった。ビートも同じく18haで終了する。

写真はホクレンが育種したポテトチップス用「きたひめ」で約10ha蒔付けする。形が丸くて芽が浅く、多収で耐病性があるので重宝している。今年は完熟した種芋なので豊作が期待できそうだ。完熟していると芋の個体も大きくライマンも高いと思う。

2014年5月6日

事件ファイル「脱落したドア」

Filed under: 農業機械の話 — 管理人 @ 6:16 AM

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JA 鹿追町種子馬鈴薯貯蔵庫へ不足になった種子馬鈴薯を運搬するために出向く。貯蔵庫前に到着してトラックのドアーを開けた途端「バリッ」と聞きなれない音ともにドアーが地面に落ちた。グシャーとバックミラーとウィンカーが割れた。

唖然!としたが笑うしかなかった。ドアーヒンジが長年の開閉に金属疲労をおこし取れてしまった。昭和56年製で30年間も使用しているため仕方がないか。

隣にあるJA鹿追町車輌整備工場に徒歩で来てもらい、溶接して15分ほどで修理完了した。ふう・・・。出来る限りあと10年は使いますよ。

2014年5月4日

乾ききった大地で枯れては育つキャベツ

Filed under: キャベツについて,畑の様子 — 管理人 @ 1:13 PM

乾ききった畑の土壌でも整地作業をすると湿った土が現れる。しかし1時間もすれば乾いて白くなる。

JA鹿追町から譲り受けた苗は元気に育っている。活着しているのでもう安心です。苗を取り出して見てみると白い根が何本も出て乾いた大地から水分を吸い出そうとしている。よっぽど大風が吹いて地吹雪にならない限りは大丈夫でしょう。と思ったがそうなるかもしれない。予断をゆるさない状況である。昨夜はさらっと雨が降ったが雀の涙ほどか・・・。雑草も生えてこない。

異常な早さで桜が満開になっている。平年5月中旬頃開花するのに今年は早い。そろそろ花見の準備です。ここの地域(今年は班長)の花見は雨が降ったら連絡をとって実施する予定だが、雨が降らないのでどうしたら良いものか・・・。

2014年5月1日

やっと雨が降るが・・・足りません

JA鹿追町野菜センターで育苗していたキャベツの苗110冊を譲り受ける。夜に雨の予報だったので新人さん3人を連れて軽トラに積み込む。

青いツナギの彼はJA新人研修制度で農場で研修をしている。新潟方面の国立大農学部を卒業して就職した。何もかも初めての仕事を日替わりでどんどんこなしていきます。真っ黒に日焼けして農業の厳しさ、現場の厳しさを体験している。今は仕事ばかりで大変だろうけど、必ず研修をして良かったと感じさせてあげるからと教示している。

今日は同じ年代の3人でさっそくキャベツの定植をした。2台の野菜移植機を使って3時間で25aほど定植をする。全自動移植機は3年ぶりに使用したが順調に作業が進み、21歳の彼女一人で操作できる使いやすいイセキ製である。初めてなのに飲み込みが早く、逆に指導されています。540mの畦を往復するのに3時間前後かかるので根気が入ります。

干ばつ、低温、大風で枯れたキャベツの苗の畦に再定植しています。約半月ぶりに雨が降ったがお湿り程度で依然として水分不足です。かなりビートの苗が枯れている方もあるようです。余剰のビートの苗70冊ほど予約を受けた。

本日の作業は? じゃがいも播種4人、キャベツ定植3人、ビート苗補植3人。

2014年4月30日

じゃがいも定植はじまる

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ビートは18ha移植したので一旦休んでじゃがいもの定植が始まった。近くの酪農家と交換耕作している圃場で作業をする。

一昨日定植したキャベツが干ばつ、風、低温によってほぼ全滅しそうです。育苗で半分ほど低温で枯れて、残った元気な苗を定植しましたがその苗も畑で枯れてしまいました。

2014年4月27日

加工用キャベツの定植はじまる

Filed under: キャベツについて,農産物の播種、移植作業 — 管理人 @ 10:35 AM

JA鹿追町では加工用キャベツの販売の強化を実施して、全町で約55haの契約栽培を計画している。昨年度は15haなので一気に3〜4倍の面積が増え収穫機も2台増えて4台体制となる。JAでは委託収穫を行い1台900万円するヤンマーのキャベツ収穫機を増車する。

先週のー6〜7度Cの冷え込み時にキャベツの苗が凍結して半分ほどなくなってしまったが、JA野菜センターで育苗しているので不足分はJAにお願いして販売してもらうことにした。半自動移植機では良い苗だけ選別して定植するため忙しく3人でカップの中に苗を1本づつ入れます。なかなかトレイから抜けないため下準備が必要とする。

年間16ha使用している半自動移植機のためあちこちがたがきている。2時間の試運転で7a、540mの畝を2本定植した。

苗が順次大きくなり次第定植を7月まで行う。

2014年4月24日

札幌ファクトリーにて販売会

Filed under: ジャガイモについて,野菜、食べ物の話 — 管理人 @ 8:37 PM

昨年に続き、東大雪アウトドアフェスタのイベントで雪室貯蔵熟成きたあかりを販売しました。ここ札幌ファクトリーはサッポロビール発祥の地である。

雪室から出してきた「きたあかり」を磨き機で土を落としてミニコンに詰めた。当日朝6時半にまず700キロのきたあかりをワゴン車に乗せてスタッフ2人と出発する。昨年9月に収穫してから雪室の中で7ヶ月間貯蔵したきたあかりはでんぷん質が糖質に変化して甘みが強くなる。「男爵いも」を品種改良した「きたたあかり」は肉質は黄色で男爵よりも丸く芽が赤い。今年はスーパーなどの売れ行きが順調でネット販売ができなくなるほど在庫不足になった。皆さん「きたあかり」の美味しさが普及してきたのかもしれません。

昨年の土曜日は出足が悪く売れ残こる心配ばかりでしたが、本年は10時開店からお客さん途切れるどころか並ばれてこられるためお昼を食べる時間が取れないぐらいであった。現場で1キロの袋詰、地方発送、試食のじゃがいもなどの作業で3人ではてんてこ舞いの状態でした。仕舞いには追加のじゃがいもを運搬することに。土曜日の午後から日曜日にかけて娘、知人、友人が応援に駆けつけてくれ「売り子」で頑張ってくれ一息つけました。ありがとうございまました。

試食の「塩煮のきたあかり」をお客さんが食べた瞬間、あま〜い、うなずきながら美味しい!、そして安〜い!と言われ、試食した方がほとんど2キロ前後買って行ってくれました。大変疲れましたがお客さんが試食して驚かれる表情を観察していると、また来年も頑張ろうとやる気が出てきました。

隣のブース(Snow peak社)では村瀬ファームの雪室熟成きたあかりに新得共働学舎のラクレットチーズをかけ、無料で振る舞われた。Snow peak社製のダッチオーブンで蒸したじゃがいもに溶かしたラクレットをかけて食べたのです。試食したお客さんがこちらに来て「同じ芋ですか?」とたずねてくることがしばしば。「Ha〜i, same  potato!」と答えるとほとんどの方が買って行かれた。

2日間で500〜600人のお客さんが1トン前後の雪室熟成「きたあかり」を持ち帰ることができ、最後に「完売しました。来年もどうぞよろしくお願いします。」の文字を書くことができたのだった。

昨年も買って食べたら美味しかったので今年も来ましたよ!と声をかけてくれる方が何人かおられた。十数件も地方発送してくれる方も。ちょっと安すぎたかな・・・?と感じたが。まっこれはこれでいいか。消費税も上がったことだし来年は考えよう。

2014年4月23日

いよいよ甜菜(ビート)移植始まる

Filed under: 農産物の播種、移植作業 — 管理人 @ 7:00 AM

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4月22日、今年の新メンバーで甜菜の移植が始まった。全自動移植機の整備にタップリ時間をかけ万全の体制で作業がスタート。順調に機械が作動している。

(4月26日現在で15ha移植する。あと残り3haになった。)日曜日は久々の休日にする。昨夜は疲れているなかジンギスカンバーベキューをして栄養補給?になったかな。新人が来てから一度も酒を酌み交わせていなかったので半分居眠りをしながら付き合ったのだった。

2014年4月22日

露地栽培の行者にんにくが芽を吹く

Filed under: 畑の様子,行者にんにくについて — 管理人 @ 9:40 PM

4〜5年目の行者にんにくです。一昨年株分けして移植したもので再来年あたりが出荷できる太さになるでしょう。昨年の秋にバーク堆肥を厚さにして5cm前後散布しました。

冬期間にビニールハウスで栽培していた規格外(年数不足)の行者にんにくを再度圃場に移植しています。3年後くらいに出荷できればいいが・・・。

ビート移植が22日にスタートして今年の植え付けが始まった。しばらくの間は忙しい毎日を過ごすことになる。隣の小麦畑「ゆめちから」はほぼ全滅に近い冬枯れのためすき込みが決定した。今年の我ファームのパン用小麦「ゆめちから」は収穫できなくなってしまった。ここの圃場はビートか小豆に変更される。

 

2014年4月17日

巣立ち2 保育所に通う孫

Filed under: 家族の話題 — 管理人 @ 6:10 PM

美怜が保育所へ正式に通いだした。毎朝、7時35分にスクールバスが来てくれるバス停まで歩いて通っています。約600mの距離を歩く。

美怜といえどもスクールバスが苦手のようで毎朝泣かれるようである。保育所の先生が同乗してくれ、いたせりつくせりの幼保小中高一貫教育の町です。別れるときが辛いようだが、座席に座るとすぐに泣き止み、時には笑顔を見せます。帰りの時間は午後四時頃に同じ場所まで迎えに来ます。

*昨年度に続き19日と20日は札幌ファクトリーイベント広場にて雪室じゃがいもの販売会を開催します。昨年9月に収穫して雪室の中で貯蔵して美味しくなった「キタアカリ」を800キロほど持参します。

 

2014年4月14日

小麦の追肥&消えゆく小麦

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 11:07 PM

小麦畑に入れるようになったので追肥を行った。硫アンを30キロ前後(10a当たり)散布する。約20haの面積に6トンを投入。

一年ぶりの作業なのでどうやって機械を操作するか悩みながら行う。年を取ると記憶力がある程度鈍ってしまうため思いだせないことがある。実験ノートに記載をしているもののコツというかレシピみたいなものを記載していないので細かいところまではわからない。案の定、最初はPTOのスイッチを入れないで肥料を垂れ流ししているだけで走ってしまった。

「ゆめちから」の圃場で徐々に枯れる症状がでてきて危険な状態で、おそらく廃耕になる可能性が大きい。9月播種の「ゆめちから」が凍結と乾燥で全滅しそうだ。写真の圃場は「きたほなみ」。ノーサイ(十勝農業共済組合)へ提出する被害届がどこに片付けたかわからず電話連絡することにする。

2014年4月13日

ー6度Cと冷え込みました

Filed under: ビニールハウスの仕事 — 管理人 @ 3:55 PM

11日の朝は強風が吹きー6〜7度Cと冷え込んだ。最近はビニールハウスを昼夜開けていたので大丈夫だろうと思ったが・・・。

風が強かったため更に温度が下がったようだ。風当たりが強い場所が部分的にビートの葉が枯れてしまった。ちょっと可愛そうだったかな。

散水機に使用している水を汲み上げるモーターポンプが破裂して部品を取り寄せる。以前から多少ヒビが入っていたようだ。今頃、凍結で破裂するのは初めてのこと。強風の日はビニールハウスでも閉めておくべきでした。

2014年4月9日

巣立ち

Filed under: 家族の話題,山村留学生 — 管理人 @ 10:35 PM

ホームステイしているRが地元高校の男子寮に引っ越しすることになった。皆で部屋を片付け洗濯した布団カバーなどを整理している。男子寮はベテランの寮監さんがいるので心配ありません。「Rをよろしくお願いします。」とお願いしたところ「任せて下さい」と頼もしい答えが帰ってきた。なかなか寮監をしてくれる方がいないなか毎年新しい高校生と寝食を共にしてくれるKさんに感謝するしかありません。

これから3年間親元を離れ、鹿追高校で将来の夢の実現に向かって努力してもらいたい。大学進学を希望しているが鹿追高校は郡部校としてはレベルが高いので、特進科に進めるか今後の努力にかかる。部活は陸上部に所属して北海道3位の実力をさらにパワーアップすることが不可欠である。

巣立ちに先立ちさらなる活躍を期待して、苫小牧のりえママより頂いた毛蟹でお祝いした。また一年間のワーキングホリディを終了して台湾へ帰国するTの送別会も兼ねた。Tはすっかり日本語も上達して我々との会話も苦にならなくなった。台湾での学生が行っている立法府占拠やTPPの問題などについても議論することがあった。Tは冬期間ホテル従業員として勤務し、最後の10日間我ファームに滞在していた。

二人の巣立ちを見ると「若いとは夢があっていいなあ~」としみじみ感じた。

2014年4月7日

ビートの根切作業

Filed under: ビニールハウスの仕事 — 管理人 @ 7:59 AM

ビート種子を播種してから25日が経過した。そろそろ地面から養分を吸い出したために根を切る作業をする。ペーパーポットと設置している地面の間を4mmのワイヤーを通していきます。

根切機は15年以上使用しているためモーターは2代目(中古を使用)、ワイヤーは3本目、チェーンが減って空回りしだしたがチェーン張りが装備してないので45mmのたる木を代用に取り付けてみた。

これで暫くの間は空回りすることなく使用できそうです。これから1週間おきに根切り作業を行う。

2014年4月3日

種芋引取り

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 5:37 PM

まず種子馬鈴薯はポテトチップス用品種「きたひめ」200俵を引き取る。ホクレンが育成した多収で芽が浅く早期培土に適した品種です。

農協倉庫に予めコンテナを運び込み引き取り時間まで農協で収納してくれます。台湾から参加のティンに誘導してもらいコンテナをビニールハウスに設置しています。

土場が乾燥してきたら25キロ入りのミニコンテナに移して外に設置します。

2014年4月2日

種子馬鈴薯の引取準備

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 9:16 AM

JAに預けている種子馬鈴薯を引き取りに行く時期が来た。20俵入るコンテナのプラスチック製のネットが風化して取替えの時期になった。20基ほどのコンテナを修理する。

食用の馬鈴薯(じゃがいも)をJAに売るときは1俵60キロですが、種芋の馬鈴薯をJAから買うときは1俵50キロです。

2014年4月1日

畑の様子

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 9:06 AM

昨年9月28日に播種した「ゆめちから」です。肥料は10a当たり燐安50キロ、種子は12キロです。今年は融雪剤を散布する前に雪がなくなり散布しませんでした。

最近は最低気温が0度前後でしたが明日からはー5度くらいに冷え込む予想で、あまり低温が続くと根の張りが弱い小麦は枯れてしまう危険がある。昨年はそうであった。

3月30日現在、雪は殆ど溶けてなくなった。遠くに日高山脈を望む。毎年ホクレンで圃場の凍結深度を測定していますが10cm前後あるようです。例年より早く春が来そうです・・・・が、必要ないときに降雪があるので4月22日頃にビートの移植作業を予定しています・・・・が、最近の異常な天候は想像ができません。

大阪の高校生に播種してもらったキャベツが発芽してきました。概ね100%に近い発芽率になります。ちゃんと種が入っていました。バッチリです。

 

2014年3月31日

大阪の高校生(修学旅行生)再び来てくれる

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 7:26 PM

一昨年の9月に修学旅行でファームステイしてくれた大阪の高校生が遊びに来てくれました。大学進学が全員近畿内(3人とも関関同立で優秀です)に決定したので卒業旅行も兼ねています。農作業体験もしたいということでキャベツの播種をしてもらいました。

キャベツの種200粒をセルトレイに落としています。1日で150のセルトレイを仕上げた。おおよそ5反分の面積を移植できる。また10日後に同じ面積をカバーできるように種を播きます。

5時間ほど手伝ってもらう。その後は然別湖コタンに出かけた。

これが見学できるラストチャンスであった。26日に行ったがすぐに閉鎖になったそうだ。ホテル風水で豚丼を食べ、アイスバーで氷のグラスでカクテル(ソフトドリンク)を飲む。最終日は吟寿司で牛とろ海鮮丼を食べ帯広農業高校で記念撮影をする。

銀の匙のロケ地となった高校を散策して「ぶたどん」が登場した豚舎の前でも記念撮影。本当は勝手に入って写真を撮ってはダメだそうです。息子二人が通った高校だよと紹介した。帰ったら絶対「銀の匙」の映画を見ます!!と大阪へ帰って行った。

 

 

2014年3月26日

鹿追町さつまいも研究会「試食会」

Filed under: サツマイモについて — 管理人 @ 8:07 AM

鹿追町環境保全センター(バイオガスプラント)にて研修が行われた。北海道農研センターのI氏の講演に続いて鹿追産のさつまいもで作られた「ほしいも」の試食会があった。

試験栽培を始めて4年が経過している。スイートポテトなどの試作品から感じていたことは、甘みは十分ながら水っぽさが商品化のネックとなっていた。それを逆手に取ってしっとり感ある「ほしいも」が今回出来上がった。

糖度は14〜15度あるそうで十分すぎるくらいの甘さを保持しながら、食感が柔らかく口の中で甘さが広がる。カロリーが少なく栄養のバランスが良いので女性のおやつに最適だと思う。乾燥した硬いものより柔らかくしっとりしたこの「ほしいも」はかなり注目をされそうな予感がする。

我ファームで貯蔵しているさつまいもは芽が出てきてそろそろ終わりに近づいてきた。専用の貯蔵庫がないので暖かい地下室に貯蔵していた。

町では10トン貯蔵能力のあるさつまいも専用の貯蔵庫を2基建設して本格的に鹿追産さつまいもの商品化に向けて準備が整った。これだと通年出荷に向けて対応もできそうだ。

まもなくほしいも乾燥機も稼働できるとのことで近い将来町民に向けて鹿追産の干し芋がデビューできそうです。過度な期待はしないようにしたい。

 

2014年3月24日

とかち・鹿追ジオパークキャンプ2

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 8:03 AM

今回は自家用に飼っている「烏骨鶏」に餌をやってもらう。キャベツを千切りにしたものをやってみた。あれよといううちに烏骨鶏を捕まえて直接食べさせています。

白と黒の烏骨鶏がいて、とさかが立派なのはオスだけ。卵は鶏よりも一回り小さく、卵の値段は鶏卵の10倍する。ことを学習する。(注、烏骨鶏はすべて健康で外部と完全遮断しているので安全です。)

今回の鹿追ジオパークキャンプは然別湖コタンを散策して然別湖の秘密を知る。瓜幕ライディングパークでは乗馬を体験。子供たちが住んでいる苫小牧は雪が少ない地域で公園で雪遊びも盛り込まれ、大人でも羨ましいぐらい楽しめるメニューが用意された。また食事も豚丼、鹿追そば、地元パン屋さん、地場産ヨーグルト、牛乳、「ごはんや」さんの地場産を使用した朝ごはん等とこれでもかと言わんばかりの鹿追づくしです。

お別れの時、「鹿追が好きになりましたか?」の質問に、「好きで〜す。」「もう一回来たいです。」「帰りたくないです。」などの元気な声が聞こえました。

ホストファミリーも忙しい時期にもかかわらず子供たちを受け入れしていただきありがとうございました。今回の収穫は子供たちにとって大きな財産になったことでしょう。

入れ替わりに24日夜に大阪の女子高校生3人組が遊びに来ます。3泊4日の日程で修学旅行と違った視線で鹿追を体験してもらいます。新聞社等の取材を頼んでいるので掲載されるかもしれません。TV局さん呼んでませんが来てください。話題性はあります。

2014年3月22日

とかち・鹿追ジオパークキャンプ

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 4:54 PM

とかち・鹿追ジオパークは昨年認定され,今回札幌市及び苫小牧市近郊の都会の子供たちに鹿追ジオパークの活動を体験してもらいます。宿泊するログハウスのロフトが完成していなかったので急遽手すりを制作する。階段が危険なので使用しませんが。

こんなかんじに仕上がりました。晩御飯は鹿追産ポーク、玉ねぎ、卵を利用したハンバーグと自家産じゃがいも、人参、などを使用したカレーとのコラボで「ハンバーグカレー」を小学生とともに手作り体験をしています。

初めてのハンバーグ作りに大ハッスル、手より口が動いて大騒ぎで楽しく我がファームの従業員と長女と4人で手作りしています。さすがに30分もすると許容時間がきたらしくトーンダウンしていた。約30個も作り思い思いの形に仕上げてフライパンで焼くのも実習する。あとは家族と従業員と合わせて9人で食卓を囲んで楽しい会話が弾んだ。(小学生に写真掲載を承諾しています)

2014年3月21日

まだ冬ですよ〜〜

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 8:42 AM

暖かい日が続きもうすぐ雪がなくなると感じていたが・・・

もう雪はいらないという方がいますが今のうち雪が降ってくれないと4月、5月の必要のないときにドカ雪になる。降るべき時には降ってもらったほうが良い。

一昨年、修学旅行でファームステイした大阪の高校生3人が農場に遊びに来てくれることになりました。大学進学も決定して少し大人になった彼女たちを歓待したいと思います。あまり農作業はありませんがキャベツとケールの播種作業をして貰う予定です。仕事ばかりではありません「然別湖コタン」「氷爆まつり」「スイーツ&十勝グルメ」などを予定している。

高校生から「スニーカーで大丈夫ですか?」と質問が。写真を見てください。まだ冬の様相です。

ビニールハウスの中ではビートの苗が順調に生育しています。そろそろ本葉の展開の準備をしています。約120万本のビートが4月末には畑に移植されます。

 

2014年3月19日

約10ヶ月間滞在した香港人帰国す

Filed under: 従業員の話 — 管理人 @ 11:33 AM

先日、香港から参加しているケーシーが帰国することになり送別会を開催した。今までワーホリで長くても7ヶ月くらいの滞在期間を過ごしたのはいたけれども、おおよそ1年近く滞在した外国人はケーシーが初めてだ。

と言うのも、ワーホリ期間は1年なので2〜4ヶ月おきにいろいろな職業、土地を体験して日本全国をめぐるのが基本である。

昨年20名前後のワーホリで参加した従業員のなかで一番心配していた細身のケーシーが、我ファームで貢献してくれ農家の嫁になれる自信がついたと感じている。さあ試験管(食品検査官)から鍬(農業者)を持つことに準備はできた。香港では今話題のstap細胞の再現実験をした国立香港中文大学(東京大学に近い偏差値)の研究室の出身です。

これからの長い人生、日本での一年を思い出して頑張ろう!君の流した涙は数知れず、無駄にはならないはずだ。加油!

さきほどLINEで香港に着いたとメールがきた。

2014年3月14日

**中学校の卒業式

Filed under: ビニールハウスの仕事,山村留学生 — 管理人 @ 2:39 PM

今日はホームステイしている中学生R(山村留学生)の卒業式でした。お父さんが関西から昨日来られ我が家に1泊して二人で学校に向かった。

お昼ごろにRが喜んで帰ってきて通知表を見せてくれた。あまりの成績の良さにびっくり。鼻歌を歌いながらルンルンの様子でホワイトディーのチョコを手作りしています。

お父さんにもホッとした感想が聞けて安心している様子です。これから鹿追高校で自分の目標に向かって頑張ってくれると思います。男子寮に入寮申請も済ませこれから然別湖で謝恩会に出かけます。

約10年ぶりに高校入学の手続きを親代わりとしてすることになった。

今年はビートの発芽率が良好です。もうすでに90%くらいの発芽率を確保しています。種子の育成は出荷先のホクレンが行っていますがとなり町の芽室町は出荷先が日本甜菜糖業なので日甜が配給しています。出荷先が違うと種子が違うため気になるところですが大昔のように大きく違うことはなさそうです。隣の芝生はよく見えることがありますが・・・・。

2014年3月13日

行者にんにくの出荷が終了

1月16日の初出荷から3月12日までの最終までおおよそ2ヶ月間の作業を終えた。昨年より約1000パック多い4000パック以上を出荷するが、価格が安いため収入が少ない。今年の反省点は露地栽培においてバーク堆肥を10cmくらい行者にんにくの上に散布しないと大きくて太い行者にんにくが収穫できないことがわかった。

写真はハウスの片隅に生えていた蕾を持った行者にんにく。外はまだまだ20〜40cmくらいの積雪があります。

13日の夕方にはかなりビートが発芽してきました。明日になると発芽率はほぼ90%に近い数字になると思います。

2014年3月12日

ビートが発芽を始めた

Filed under: ビニールハウスの仕事 — 管理人 @ 6:24 PM

3月9日と10日に灌水を行い2重にトンネルをしていた。

写真の「らくらくトンネル」は昨年から使用していて「らくらく散水くん」のレールを使用して1.8mおきにトンネルのパイプを走らせ一人で5分ほどで作業が終わる。トンネル内を温風ダクトが暖めるので燃料を従来の半分程度で節約できる優れものです。

難点は50mを施工すると重量がまして持つのに一苦労する。今年は25mで切って分離して未使用の時に格納している。

今日は潅水してから4日目なので少々発芽して夕方には半分ほどの発芽率になるでしょうか。トンネル内は10度〜12度C位に温度が保たれている。

2014年3月10日

ビートの播種作業が終了

Filed under: ビニールハウスの仕事 — 管理人 @ 5:00 PM

一年で一番厳しい作業を終えたので従業員と焼き肉バイキングに行ってきました。彼女たちは初めての重たいペーパーポットを持って筋力がついたと実感している。またダイエットにもなったかな?っと。私は筋力増強どころか身体はバラバラになりそうで、腹一杯になると眠気が出てきた。行者にんにくがあと数日出荷が残っているので休めません。老体に鞭打って頑張ろう! 加油!!

860冊のペーパーポットの設置が終了して2日間にわたって灌水をしています。50mの長さのビニールハウスを散水機が自動で往復する。通路がぬかるんですべるくらいの水量を注ぐ。4日後には発芽が始まり1週間程度で発芽が揃います。

今年の鹿追町のビート面積は約1120haで昨年より20haの減少の見込み。今年は基準糖分の見直しや交付金単価の価格上乗せで奨励をしていますが作付減少に歯止めがかかっていない状況です。

村瀬ファームは例年通りの15〜17haの作付を予定している。苗の出来次第で増減をしています。

2014年3月5日

てん菜(ビート)の播種作業開始

1冊1400本入りのペーパーポットを約860冊制作します。派遣会社から5人と我が家から7人合わせて12人で作業をする。行者にんにくも100パックほど出荷作業も行うので仕事配分が難しい。

今年は床土が少々湿気り気味だが順調に作業が進み、朝8時から午後5時までの8時間で4・5ha分の播種をした。作業初日でかなりの体力を消耗したので早めに就寝します。

ペーパーポットは水分で重量が変化しますが1冊40キロ前後あり持ち運びも大変である。仕事のシーズン初めとなるため、一年で一番大変な作業となり疲れもピークに達する。3日間で135坪のビニールハウスいっぱいにビートの種子が播種されたペーパーポットが並ぶ。

当然ながら農業は土を扱う作業が多い。よって都会から来ている可愛い女性でも顔が土埃で汚れ、太陽の日差しが容赦なく照りつけ日焼けする。しかしその様は農業に携わっているという実感が湧くことにもなる。泥にまみれ一生懸命に働く姿は美しく見え、また素晴らしく感じる瞬間でもある。海外や都会からくる若者はそこに農業の魅力を感じると思う。日本の食の未来は私達にかかっていることに責任を持ち国産の食材を国民に提供していく義務があって当然だ。それを応援してくれる国民が居ることを信じてがんばろうと思う。

2014年3月4日

昨年から今年は台湾旅行がブーム

Filed under: 体験付き修学旅行,趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 9:08 AM

北海道日本ハムの陽岱鋼の出身地である台湾の台東市。プロ野球選手として陽岱鋼は台湾では絶大な人気を誇る。写真の子供たちと一緒の「阿美族」の出身だそうである。

今月は1931年に台湾から出場して甲子園で準優勝した嘉義農林高校(台湾中央部)の実話に基づいて「KANO」という映画が台湾で封切られたそうです。この映画の特色は日本人、台湾人、原住民族の混成チームが力を合わせて甲子園に初出場して準優勝する実話であること。熱血監督が日本人であること。農業について学んでいる高校生であることなど。何か「銀の匙」に共通するような映画である。また野球ブームに火がつきそうな予感もする。

帯農野球部も甲子園に出場して「続・銀の匙」の映画化に繋がれば面白い。さらに陽岱鋼に続く台湾からのプロ野球選手が増えるかもしれない。鹿追高校も野球留学の高校生を考慮してみてはどうかな。将来「甲子園出場」も夢ではなくなるかもしれません。

村瀬ファームは今年度から台湾の国立大と日本の国公立大と産学協同の契約を交わし現役学生を受け入れる予定です。さらにカミさんには怒られるので内緒だが野球留学の話も密かに進行中。帯農か鹿追高校に打診する計画です。めざせ「第二の陽岱鋼!」

鹿追は今、台湾旅行がプチブームとなって知り合いがたくさん台湾へ旅行する機会が増えたようです。観光地、ゴルフ場めぐりなど暖かいので今の時期はゆっくりと安く滞在できます。

2014年2月28日

甜菜(ビート)の土ふるい始まる

Filed under: ビニールハウスの仕事 — 管理人 @ 6:21 PM

今年のビートの播種作業は3月5日〜7日の3日間で予定している。約860冊のペーパーポット(1冊1400本)に種子を播きビートの苗を育成する。おおよそ45日後に畑に苗を移植する予定。

昨年11月に畑から採取した床土を土ふるいにかけ土塊などを除去して肥料と混和します。

2014年2月22日

年餅と鳥魚子(からすみ)

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 6:03 PM

台湾から来ているTさんのおみやげを頂いた。年餅は正月に食べるお餅で油で揚げて食べる。柔らかくカシューナッツなどを入れて甘く仕上げている。

からすみは台湾でも高価な食べ物で1個800元(2400円)くらいするそうです。ボラの卵で表面に酒を塗りフライパン等で焼いて大根を添えて一緒に食べる。からすみは日本人好みで日本酒のお供には最高だ。今日もからすみでちょっと一杯かな。

2014年2月18日

愛知のいちご娘から苺が届く

Filed under: 体験付き修学旅行 — 管理人 @ 2:56 PM

昨年8月イチゴ苗の栽培を研修するため約1ヶ月滞在したいちご娘からたくさんのイチゴが届いた。鹿追産イチゴ苗を使用して現在「たんとできた」そうである。愛知の「ゆめのか」は何回食べても酸味が少なく甘みが強い。

我が農場のイチゴ苗も届いたそうで美味しい実をたわわにつけてくれるとうれしい限りです。

彼女は地元青年会、若者達のグループなどにも積極的に参加して仕事、交流を積極的に行っていた。愛知に帰らないでと言われながら惜しまれて北海道を去っていった。手紙に書いていたがまたこちらに来るような気がします。リピート率100%を目指している農場なので達成に協力してくれることでしょう。

2014年2月15日

「くてくう」然別湖コタンに参加

Filed under: 趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 12:15 PM

然別湖コタンアイスBARにて氷のグラスでハートランドを飲むと、冷たさを感ずるよりもビールの旨さが先に伝わる。ビールの温度よりもグラスやBarの気温(ー10度C位)が低いのでビールが暖かく感じてしまう。100万ドルの価値には程遠いが100ドルの価値はありそうだ。

最近は「くてくう」のオッカケみたいにあちこちで一緒になる。

ここ然別湖コタンにて、地元人気グループ「マイズ」のコンサートにもゲスト出演。ステージに上る前に滑って転んで頭部が取れそうになった。それを見ていた幼児がお猿さんがなかにいると叫んだ。猿なんて入ってないよ!と何事もなかったようにどよめきの中ステージに上る。くてくうの正体が明かされず謎のまま、子供の夢を壊さずに済んだ。

ヒット曲「豚丼」の歌に続いて「くてくう」とともに「頑張れ」を熱唱。超満員の氷のコンサートホールが熱気で包まれた夜となった。

2014年2月13日

行者にんにく出荷が順調

10月に掘り出しミニコンに入れておいた行者にんにくをビニールハウスの中に運んでいます。カチカチに凍っているので解凍するまで1週間程度かかりその後株分けします。

3〜5日後には出荷できることになる。

2014年2月11日

「くてくう」氷爆まつりに参加

Filed under: 趣味、旅行、アウトドア,農場生活について — 管理人 @ 5:09 PM

先日、第一回層雲峡氷爆まつり「ゆるキャラピック」の応援として参加した。恥ずかしながら氷爆まつりは初めて見物する。鹿追町からは「くてくう」と「グランディー」がダブルで出場して会場を盛り上げた。グランディーというゆるキャラの存在を忘れていた。

ゆるキャラと言えば簡単明朗なわかりやすいデザインが通常だが。「くてくう」は通常を打破したコリに凝ったゆるキャラだ。地元高校生の公募から選ばれたそうだが、鹿追の特産物を目一杯持ち歩いていて、負担になっているどころか子供たちの興味をそそる。全身で躍動する「くてくう」は子供たちからは絶大な支持を得て人気抜群でした。

話題は変わりますが・・・。会場入口で無料で写真をサービスしていますと看板があり「えっ無料?」いいんですかあ?と我ら御一行が写真を撮ってもらうことにしたが。

あとで写真代請求するのでは? 本当に無料だね!と何回も確かめて撮ったのだった。20mほど歩いて写真を貰う場所に来たところ、1000円です。と言う。さっき無料といったヨ!と言うと誰が写っているかわからない大きさの写真を渡された。有料の写真は欲しくなるような解像度で笑って写っている。あまり逆らうと裏口に連れて行かれそうだったので泣き寝入りすることにした。帯広氷まつりでも同様の業者がやっていたそうだが。「やられた!」と思いながら買ってしまうように持ち込むようなことを、平然と認めている「まつり実行委員会」はいいんかい・・・。でした。

2014年2月7日

節分

Filed under: 家族の話題 — 管理人 @ 1:47 PM

外国人にとって節分は興味深く感じたようだ。恵方巻きを東北東に向って無言で食べる風習は得意ではないようで、私は外国人だから一気に食べなくても大丈夫と早々とリタイヤする。そんなこと言っている間に恵方巻き1本食べてしまう。

孫の美怜も初参加で3分の一ほどを食べた。その後は中学生が扮する鬼に向かって豆まきをする。「怖くて尻込みをしてしまうが」鬼の面を取ると大笑い。なんで笑うのかわからないが大受けで笑いを誘っていた。山村留学生のRくん鬼の面を取ってもそんなに変化はないと思うが・・・これは失礼しました。彼を製作した方々に失礼でした。

 

2014年2月2日

旧正月

Filed under: 家族の話題 — 管理人 @ 11:09 PM

1月31日は旧暦の正月。香港出身のケーシーのため村瀬ファームは一年に二度めの正月を祝った。

生命力旺盛の朝取り行者にんにくの天ぷらを揚げた。7〜8年栽培された行者にんにくの根はアスパラ並みに強力に大地に張っている。全身凍結しても決して枯れることがない。

栄養価は高く疲れた身体を快復する作用は素晴らしいものがある。ケーシーは天ぷらを揚げたことがないのでお母さんがその方法を伝授していた。油飛び散ると「怖い」となかなかフライパンに近づけないでいるので、「天ぷらを揚げれないと日本人の嫁になれない!」と説いたが・・・。その夜は行者にんにくの効用がすぐ現れ寝れなかったそうだ。夢の中で天ぷらを揚げていたのだろう。

ささやかに手巻き寿司と行者にんにくと真ダチの天ぷらでお祝いをした。

2014年2月1日

3人目の孫娘「華織」100日のお祝い

Filed under: 家族の話題 — 管理人 @ 8:10 PM

1月26日に孫娘「華織」が100日を迎えた。海老金にてお祝いをする。あまり夜泣きもしないそうで定期検診では順調に育っていますと伝えられた。

2014年1月29日

行者にんにくの通販・販売をはじめました

Filed under: 行者にんにくについて — 管理人 @ 7:00 AM

村瀬ファームショッピングサイトにて「行者にんにくの」の販売を始めましたのでご利用お願い致します。

7〜8年もの長い期間栽培された栄養素がタップリ詰まった幻の山菜です。農薬、化学肥料をほとんど使用せず有機肥料で栽培していますので安心して食べることができます。強壮作用があるため風を引いてしまったり元気がなくなったあなた一度ご賞味ください。効能に驚きますよ。

7〜8年露地栽培したものを1月から3月にかけてビニールハウスで加温して収穫をします。朝取りのものをその日午後には発送できますので新鮮なまま全国各地にゆうパックでお届けします。送料は全国どこでも1050円、代引315円でご利用できます。どうぞよろしくお願いします。

2014年1月26日

然別湖コタン開村式へ参加

Filed under: 従業員の話,趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 2:08 PM

先日24日にボランティアとして(製作スタッフ)参加した然別湖コタンが開村した。関係者100人ほどが開村式のセレモニーに出席する。

コンサートホール、アイスBAR、氷上露天風呂などが完成してご披露された。「ここが私達が制作したところだね!」と雪のブロックを積んだところを指さして感慨深げに喜んでいた3人でした。

開村式のあとはホテルに移って豚しゃぶで一杯。村瀬ファーム産行者にんにくを持参して豚がなくなれば行者にんにくのしゃぶしゃぶとなった。

2014年1月22日

行者にんにく(ヒトビロ)出荷はじまる

外はー20度Cのなか今年度の行者にんにくの出荷がはじまる。ビニールハウスの内部は2重にビニールが施工されており温暖で快適に作業ができる。日中になると30度を超え外気を入れないと暑くなり過ぎる。

夜間は断熱マット入の被覆材をかけて10〜15度前後に温度が保たれている。補助的に電気ストーブと電熱線で加温もしているので凍結する心配はない。

あと2〜3日後には1日、5〜10キロの出荷量となる。昨年より1周間早く出荷でき、出荷量も昨年の3倍になる予定。

今日は従業員3人と山村留学の中学生とで作業を行う。製品は札幌の市場に出荷されスーパーなどで50g*00円前後で販売される。

2014年1月18日

然別湖コタンに行く(2)23年ぶりに作業を手伝う 

Filed under: 体験付き修学旅行,従業員の話 — 管理人 @ 11:59 AM

今朝はー20度Cと冷え込んだ。陸別ではー29度Cと今年一番の最低気温を記録した。日中の最高気温はー10度C前後とiguru(氷の家)を製作するには最適な条件になる。今日は従業員とともに然別湖コタンで製作ボランティアとして参加した。Cが持っているのが雪と水を混ぜた接着剤(シャーベット)で雪のブロックを積んで壁を製作します。香港出身のCは寒いことが苦手でスキーもプレイしないという。あまり乗る気ではなかったが貴重な体験になるからと鼓舞しながらの参加だった。

然別湖ネイチャーセンターのスタッフと夕方6時過ぎまで作業を頑張った。一日で天井部分を残してこんなに制作をする。CとMと私3人と台湾から参加のボランティア2人が屋根を制作している4〜5人の男性スタッフにシャーベットを投げ渡す担当を受け持つ。我々の頃は設計図もなく製作者の感性であ〜でもないこ〜でもないとこしらえたものだが、今は寸法も取りあらゆる面でこだわりを持っている。建物も規模も大型化しているのできちんと設計しないと危険かもしれない。

我々がやっていた30年前は全員ボランティアで仕事が終わる夜8時頃集合して11時頃まで作業を毎日のようにしていた。作業が終わると町に繰り出して毎晩酒盛りだった。若かったなあ。良く毎晩酒盛りができたものだ。と23年ぶりの作業を懐かしく思い出す。実行委委員会のほとんどが独身だったので活力もあり、自分も含めて愛も生まれ次々と然別湖コタンで結婚式を挙げた。

 

2014年1月15日

然別湖コタンへ出かける(ある日の休日に)

Filed under: 従業員の話 — 管理人 @ 10:39 PM

今年に従業員として参加予定のYさんが視察に来られたので、ボランティアスタッフの視察も兼ねて然別湖コタンを訪れた。香港のCは寒〜いさむ〜いと言うのでボランティアできるのか心配になってきたが・・・

ここは氷のグラスを制作するファクトリーで完成していた。たくさんの氷のブロックがストックしてあった。25日の開村式には氷のグラスでカクテルを飲みながらコンサートを楽しむことになる。

日本唯一のばんえい競馬を経験する。みんなで100円づつ馬券を2レース買ったがだれも当たりを出せずじまい。馬券のやり方がわからず四苦八苦する。ナベさんが相当慣れていて教えてもらう。本命を買わず馬名で気に入ったのを選定した。「サッチャン」は惜しくも3位だった。

十勝帯広市は積雪0に近い数字で雪のない1月を過ごしている。郊外の畑は土が見えて秋播き小麦と越冬長芋が凍結によって危険にさらされている。最近は最低気温がー20度を超えて野良芋は凍結して無くなりそうだが前記の作物が凍結被害にあいそうである。こんな冬は生まれて初めてなことだ。

2014年1月13日

ATMで現金引き出しが不能になる

Filed under: 家族の話題 — 管理人 @ 9:56 PM

突然「お取り扱いできなくなりました」と表示されATM内にカードと通帳が入ったまま取引ができなくなってしまった。えっと思ったが。一瞬変な想像をするはめに。

おれおれ詐欺に間違われたか。それとも残金がないのに多額の現金を引き出そうとしたからか・・・。人相が悪いためか・・・。色んな想定が。

まっ落ち着いて、左側にあるインターホンで問い合わせをしてみることにした。ボタンを押すがうんともすんとも言わないので」音声が小さいのかと音声アップのボタンを押すが変化がない。困り果てたところ辺りを見渡すと壁に埋め込まれているインターホンを発見して係員を呼ぶことにした。こんなことは初めてのことで何か犯罪者のレッテルを貼られたような気になる。

係員が来ても一向に直る気配がないようなので、それならば自分で出してしまえっと辺りをまた見渡すと。

ATM下部にある返却口に札束があるかも(あるわけないが!)と開けてみると「なんと!500円硬貨が1枚あった」一瞬これはもうかったと右手でポケットにしまおうと思ったが・・・。左手の良心が許さず警察に届けることにして係員に手渡したのだった。かれこれ15分ぐらい待ったが問題解決に至らず、もう一つの場所にあるATMで無事に引き出せることができた。

発見した500円硬貨は警察に遺失物として届けられたようですが、ほとんど持ち主は現れないそうでてっきり私のものになると思っていた。しかし発見場所がATMの返却口なので建物の責任者?が頂くようである。一割の謝礼はどこに行ったのだろう・・・。と今も悩んで寝付かれない。

聞くところによると札束が多くて処理しきれなくなったようでした。そんなことあるのかなあ?な〜んてね。

2014年1月9日

生まれて初めてのソリ遊び

Filed under: 家族の話題 — 管理人 @ 10:32 AM

どんどん動きが活発化する初孫は外で遊ぶのが大好きだ。果敢に暖かいシーズンとなった冬を満喫している。子供はたくましい。猫(大人)はこたつで丸くなる。今はこたつがないのでパソコンの前で背中を丸めています。

 

2014年1月8日

優れもの廃油ストーブを使用する

今年から使用しだした廃油ストーブがこれだ。構造が簡単で安価になっている。従来だと20万前後する価格だがこのストーブはタンクがないと68000円、タンク付きだと88000円だったかなとにかく安くて燃焼効率も良い。

10時間で10L前後の燃料消費なので1時間で1L程度の廃油があれば良いことになる。JAでは取り扱っていないのでネットで買うことができます。優れものです。

40年前に使用していたドラムポンプを見つけて試したところギュンギュン廃油を汲むことができた。水や不純物はドラム缶の底部に凍って沈殿しているので比較的きれいな廃油を使用できる。

2014年1月5日

H26年度初仕事で行者にんにくの作業を始める

Filed under: 行者にんにくについて — 管理人 @ 7:02 PM

昨年10月に伏せ込んでいた行者にんにく(ヒトビロ、アイヌネギなどとも呼ばれる)を掘り出しています。土やバーク堆肥がまぶしてあるのでほろいながら移設する。

今朝はー13度Cと冷え込みました。ビニールハウスは外がマイナスでも昼間には30度Cを超えて真夏の気温になり、作業する従業員も「暑い!」を繰り返します。

早ければ4〜5日で出荷できるようになる。今は緑が薄く徐々に濃くなり葉が開いてくる。まだ行者にんにくの香りも薄くやがて強烈な匂いに変化する。今晩から廃油ストーブを焚きハウス内を温める。

2014年1月3日

In Taiwan エスカレーター編

Filed under: 趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 3:58 PM

台湾で最初の驚きはエスカレーターに乗った時に。日本では普通だと思っていた左側に乗っていたところ「お父さん!台湾では右側ですよ!」と言われた。周りを見渡すと皆さん右側に立っていました。左側を歩く人が通るようにしています。

関西出身の若嫁に「関西はどうなんだ?」と聞いたところ、 「はい、大阪は台湾と同じですよ!」同じ日本で関東と関西でなぜ違うのだろう?若嫁の説は、大阪万博あたりから右側に立つようになったとか。どうも腑に落ちなかったのでWikipediaで調べると・・・

2014年1月1日

新年快楽

Filed under: 体験付き修学旅行,従業員の話 — 管理人 @ 11:52 AM

謹 賀 新 年

 

昨年は大変お世話になりました

今年もどうぞよろしくお願いします

平成26年 元旦

大晦日は年越しそばを打ち美味しく頂いた。美怜が「頑張って!」とず〜っと手を叩いて応援しています。それに答えて香港出身のKが慣れない手つきで初めてそばを打つています。豚南蛮そばに挑戦する。鹿追産豚バラ肉をフライパンで炒める、その油を使って自家産の長ネギを焦げ目がつくまで炒めてスープの中に入れて出来上がり。こってりが好きな人はたまりません。本来は合鴨で鴨南蛮ですが充分に豚肉で代用できます。素人の料理としてはまあこれでいいでしょう。

今朝は同じスープで雑煮を食べる。今回は豚骨と鶏ガラの合わせスープにしてみた。ラーメンのようなスープだがそばがダメな方はうどん、ラーメンにも使えて美味しいです。

Kは12月からニセコで働いていたが劣悪な条件で働いていたそうだ。住居はルームシェアー2人同室、暖房がなく大広間にTVとストーブがあるだけ。10人位のシェアーハウスで家賃が5万円と高額。毎日4時間ほどの労働時間で月に8万円ぐらいの月収になるとのこと。それから光熱費や食費を引くと手元にはわずかしか残らないそうだ。寒くて毎日が憂鬱だったそうだ。わずか1ヶ月で農場に戻ってきた。今どきそんな職場があるのかと驚いた次第だ。

2013年12月29日

毎年恒例のもちつき

Filed under: 家族の話題 — 管理人 @ 8:52 AM

今年は初めて栽培した大納言の餡を使用したあんころ餅を食べることができます。美怜も「ゴロゴロってする!」と強い要望に答えてあんこを丸めてもらいましたがわずか5分で飽きてしまった。

2013年12月28日

来年の予定スタッフ集合

Filed under: インターンシップ,従業員の話 — 管理人 @ 12:21 PM

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来年採用予定の日本人のみのスタッフ(一部は海外旅行中や遠方で不在)に集合してもらった。毛蟹3バイ、海鮮火鍋、牛胡椒火鍋を用意した。(注1)スタッフ予定でない方がかなりおります。

これから従業員の募集をかけようとしていましたが鹿追町産業研修生や今年までのワーホリを経験した外国人のブログ等を見てたくさん応募していただき、ほとんど予定の人数に達してしまいました。ワーホリ参加のみんなありがとうございました。

今回の台湾訪問で某国立大学(応用日本語系)との専業人材を育成するための人材受入の提携を結ぶ予定。夏季および冬季休暇を含み選抜された優秀な学生を受け入れることになる。今まで農場に来てくれた台湾人15名の協力とこれから交流することになろう人たちの協力を得て実現に至った。

人員的交流のみならず専門分野における技術、開発について研究、協力をする。双方は講演や座談会を通して双方の意見や研究理論の統合を図ることになる。鹿追町青年会が鹿追町バイオガス施設で新規に取り組むマンゴー栽培にも大きく関係してくる。

この大学は今まで日本の食料基地北海道との提携がなく交流ができていなかったことで今回締結予定の運びとなった。

 

 

2013年12月27日

生産者還元用ポテトチップス1000袋届く

Filed under: 体験付き修学旅行 — 管理人 @ 9:09 AM

今年度産のじゃがいもを使用したポテトチップスが届いた。できたてホヤホヤです。じゃがいもを生産している農家に安価に販売をしています。

毎年2回ほど取りまとめがあり地元Aーcoopから配達をしてくれます。今年の配達員(アルバイト)は我が息子です。村瀬ファームは零細企業(支出が多額)で年中働かないと収支が安定しません。来年からは大きな買い物ゼロ、徹底的なコストダウン運動を展開をしなければなりません。 と1000袋のポテトチップスを眺めながら決意を新たにした。

 

2013年12月25日

小麦用コンバインの修理が終了

Filed under: 農業機械の話 — 管理人 @ 12:35 PM

8月の小麦収穫時に破損した箇所を修理に出していました。

今年はデバイダー(最先端の突起した部分)を地面に刺してしまったり立木と押し合いをしたりとコンバインが活躍しました。農閑期となる冬期間に修理を依頼してコンバインが綺麗になって帰ってきました。

来年は大切に使わしていただきます。写真の2台のコンバインは支払いが昨年済んでいるのでオイル交換や消耗部品の交換などの維持費だけで済むようになり10a当たり1500円程度の負担になった。昨年までは10a当たり6000円位であった。

今年の小麦の成績は? 鹿追町全体で3.7億円(前年比)の減収であった。1戸平均300万円以上である。

じゃがいもは? 男爵で1俵(60キロ)で前年比ー900円安、キタアカリで前年比ー1100円安の単価となった。仮に反収が40俵あれば10a当たり40000円減の収益となる。10haあればじゃがいもだけで400万円の減収となった。

豆類は? 鹿追街全体で1・5億(前年比)の減収であった。軒並み今年は良い材料が見当たらない。

2013年12月23日

冬限定、然別湖コタンの製作はじまる

Filed under: 家族の話題 — 管理人 @ 6:12 PM

現在、然別湖コタンではボランティアスタッフを募集しています。興味ある方は下記のサイトを参考に体験してください。

私達はここで知り合い結婚しました。30年前のことです。ここで何組も結ばれれた縁起の良いイベントで国際結婚した方もいます。さあ独身のあなた参加してみましょう。
お金がなくなったら村瀬ファームでアルバイトをしながらスタッフとして参加できます。

 

2013年12月22日

TPP交渉の戦術転換

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 1:23 PM

TPP交渉の戦術転換 関税維持優先 「早期」こだわらず

産経新聞 12月配信より転載

政府が環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉で、米国と連携して目指してきた早期の妥結にこだわらず、関税維持を優先する交渉戦術に転換する方針を固めたことが21日、分かった。米国が日米の関税交渉で全く譲歩しないことから、早期妥結に向け全面的に米国をサポートしてきた交渉方針を見直す。

米国は知的財産や国有企業などのルールをめぐっても要求を一方的に新興国に押し付けており、来年1月下旬に予定していた次回の閣僚会合も2月にずれ込む見通しとなっている。

政府は、次回閣僚会合前に日米協議を開き、関税交渉を行う予定。コメや牛肉、乳製品など農産品の重要5分野に関して関税維持を改めて求める。

これに米通商代表部(USTR)のフロマン代表らが「全貿易品目の関税撤廃」との従来の主張を続け譲歩案を提示しない場合は協議を「継続」とする。

その場合、次回閣僚会合では、規制改革の利点や対応策を新興国に説明するなど交渉妥結に向け進めてきた説得作業を縮小させる。

日本はこれまでの水面下交渉で、重要5分野に関し一定輸入量までは低関税率を適用する特別枠などを打診。しかし、フロマン氏は12月7日から開かれた閣僚会合でも日本の妥協案を拒否した。

交渉筋によると、閣僚会合最終日の10日に発表された合意文書にある「実質的な進展」は、すべて新興国側の譲歩だという。

各国の交渉官の間では、フロマン氏に対し「話をまとめられない素人だ」との批判も上がっている。

安倍晋三首相は20日のテレビ東京番組で「国益を守るために妥協はしない」と強調。米国が一方的な要求を続ければ、次回閣僚会合でも合意形成が先送りとなる可能性が高い。

北海道の生産者を代表して村瀬裕志氏は20日のNHKの番組で「主導権を握ろうとする米国に対して日本側も強い姿勢で交渉に挑んでいただきたい」と話した。

2013年12月19日

食と絆を育む会代表者会議

Filed under: 体験付き修学旅行,農場生活について — 管理人 @ 11:39 AM

NPO法人「食と絆を育む会」の地域代表者会議に役場の事務局二人とともに出席した。この会はH21年度より関西の高校生を農村地域に限定してホームスティを行っている。毎年1000名以上の高校生が十勝管内全域の農家でホームスティをして農業の生産現場を実習、生産された農産物を利用して一緒に調理をして食卓を囲む。一般の観光地巡りの修学旅行とは一線を画す。

農業に実際に触れ国産農産物を理解し、生産者と消費者との食育を通じて相互理解深める。農業に対してファンを増やす大切な事業です。自分たちで収穫した農産物を利用して料理をする。ホストファミリーと一緒に食卓を囲む。家族で食卓を囲めない都会の高校生には計り知れない感動がそこには生まれる。「おにぎり」すら作ったことのない高校生がたくさんいる中で「おにぎり」を握らしただけで感激している。ましてや自分で収穫した農産物をすぐ家族で楽しく食することができるのだから尚更である。彼らの脳裏には一生忘れることのできない修学旅行がおみやげとして持って帰れるのだ。

この会に登録している11団体、15市町村の団体は身にしみてこの事業の大切さを認識している。鹿追では今年「鹿追」ジオパークが十勝エリアで初めて認定されて観光、教育、それに農業を加えて住民一体となった活動が必要不可欠となった。その活動につながる農村ホームスティをこの会を通じて農村活性化をしなければならないと思う。やがてそれは鹿追の発展、地域の発展に寄与できると確信している。われわれは鹿追生まれで鹿追育ちでは視野が狭く、新しい発想を発見して生み出すには外部の意見や人材が必要になってくる。(例として然別湖コタン。氷上の露天風呂、氷の教会などの発想は本州出身者によるものが多数)

そのなかで関西の高校生の会話の中から経営のヒントになりうることが度々ある。また新規就農に関して門をがっしり閉ざしている某農*委*会にもこの事柄を当てはめてみたい。ジオパーク認定にともなって今一度農業について意欲ある若者の意見を尊重できる行政になっていただきたい。観光、教育、農業の3本の矢は一体となって推進しなければならない重要項目である。

「食と絆を育む会」に自治体としては初めて鹿追町が協賛団体として加盟を決定し、この会を応援することになりました。会議ではこの会の活動を協賛したいという意見が続出して理事長も嬉しい悲鳴をあげておりました。

2013年12月17日

行者にんにくの出荷準備はじめる

Filed under: ビニールハウスの仕事 — 管理人 @ 2:52 PM

来年1月の出荷に向けて開放していたビニールハウスの加温をはじめる。

ネットで廃油ストーブを88000円で購入してハウス内に設置しています。これで燃料代は無料。家庭からの廃油、機械類の廃油を使用できることになった。我がファームで廃棄されている廃油は年間500〜600Lあるので一日10Lの消費とした場合50〜60日分燃料があることになる。

ビニールハウス内に伏せ込んでいる行者にんにくはすでに成長を始め葉を伸ばしてきている。バーク堆肥の栄養をもらいこれから20日程かけて立派な山菜になる。

2013年12月16日

やっと冬らしくなりました

Filed under: 従業員の話,農場生活について — 管理人 @ 10:00 AM

やっと雪が20cm積り冬らしくなってきました。しかし、気温は暖かくー2〜3度と12月としては冬らしくない状態が続いている。

新しい住人を待つ従業員住宅は一人もおりません。しかし4月にはここの住宅も空きがなくなる。今日は鹿追町産業研修生が面接に来てくれることになりました。

2013年12月15日

IN TAIWAN ハグしたパパはゴツイ編

Filed under: 従業員の話,趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 12:13 PM

 

村瀬ファームに7ヶ月働いてくれたティンのお父さんです。ティンはまだ北海道のあるホテルで来年4月まで仕事をしている。忙しいところ30分ぐらい頼もしいヒロに通訳してもらい面談する。
娘は高校では成績がトップで大学ではトップクラスだったそうだ。成績が優秀だと成績によって学費が助成されるそうである。大学も家から通える難関の国立大学を選んでだそうである。大学の学費は塾の講師、数学の家庭教師レストランなど午後7時頃から11時頃まで毎日のようにアルバイトをしていたそうである。そのため同級生とはあまり遊ぶことができなかったそうだ。
親からは一銭も貰わず学校に通った娘だから心配してないようだ。農場では何事にも意欲的で炊事、掃除、仕事、日本語学習などをしていた関心する若者です。お父さんは目に涙を浮かべながら娘について話してくれた。もらい泣きしてしまいそうでした。
61歳のお父さんは30年間店を休むことなく仕事を続けていると胸を張って自分の仕事に誇りを持っていた。3人の子供を育て長男が来年1月に結婚式を挙げる。ティンも4日だけ帰国するそうだ。
すっかりお父さんのファンになってしまった。もう一度会ってみたくなった。
お父さんと別れて車の窓から店の前で手をふる姿を見たら自然に涙がとめどなく流れた。

苦労したお父さんに幸多かれと祈りながら店を後にした。
林葦葶 場所: 台中市南区復興路三段

 

2013年12月14日

約30年ぶりに層雲峡の温泉に涙!

Filed under: 従業員の話,趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 8:29 PM

美瑛の帰りにどこで夕飯食べたら良いか悩んでいると。冬期間の層雲峡では食事出来る店がほとんど営業していなくラーメン店が1店あるだけだ・・・。

そこでティンから提案があった。私達のホテルのフロントで交渉してみるので車で待っていてと言ってくれた。「私は無理だと思うけど」と感じていたがティンたちにお願いすることにした。しかし、待てどティン達が戻ってこない。辛抱強く最高責任者の支配人さんと交渉してくれたようだ。

しばらくして心配になりフロントに近づくと、「お父さんお風呂にも入れるし夕食のバイキングも食べれるよ!」とティンが嬉しそうに招待してくれた。フロントの方にお礼を言うと、「ティンが仕事がんばっているのでご褒美です」とフロントの方が言った。じ〜んときたが泣くもんか!と思いながら、ティンはここでも全力投球していると感じ有難くご馳走になることにした。

さらに温泉までサービスしてくれゆったりと湯につかることができた。

層雲峡の温泉は結婚前に二人で来たことがあり実に30年ぶりのことだった。ティンとHagiに感謝して吹雪の中無事に家に帰宅したのであった。

 

夢見る青年Kenを美瑛に訪ねる

Filed under: 従業員の話,趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 9:39 AM

村瀬ファームで従業員だったKenが今月から美瑛にある「GOSH」で修行を始めたのでご挨拶に伺った。うちの農場で一年務まった人間はどこに行っても務まります! と自信を持ってマスターに伝えた。

いずれ自分の店を持ちたいという実現できる夢に向かって頑張ってもらいたい。農場では見たことのない緊張した面持ちで仕事をこなしていたのが印象に残る。ピリッとした職場の雰囲気を感ずる。

今月恥ずかしい金額だが賞与払います。頑張れKen!

層雲峡で働いているティンと同僚のHagi(南投市出身)と4人で訪問した。hagiは台湾に帰国してからゴーシュのような店をやってみたい夢があり本人は二度目の訪問になる。台湾に彼が居るので帰国したら結婚しないの?と質問すると、来年帰国すると29歳になるので結婚できません!と言った。なぜ? 台湾では「9」のつく年齢の時は不吉な数字なので結婚する人は殆どいないと。全く知らなかった事項だ。そう言われれば29歳前後でワーホリに応募してくれる台湾人が多いとは思っていたが・・・。そんな理由があったとは初めて理解する。えっNさんの彼女*9歳になるのでは・・・・?

2013年12月12日

北海道は温かい初冬です

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 9:32 AM

一昨日の大雨で雪が溶けてなくなった。最低気温は0度前後、日中は3〜5度にもなりとても12月の気温ではありません。

例年なら最低気温はー10度位にはなると思います。遥か彼方の小麦畑も青々と見ることができる。スキー場の関係者は顔が青くなってはいると思いますが・・・。

2013年12月10日

今年最後のホームスティは?

Filed under: 家族の話題,山村留学生 — 管理人 @ 11:41 PM

今日は今年最後になる山村留学生のホームスティになり、回転寿司にでも行こうか・・・と考えていたところ季節外れの大雨が降っているので中止した。帰りの夜間になると道路が凍って危険なので手巻き寿司に変更した。いつものように留学生には好評のポテトグラタンも2皿作る。

クリスマスの雰囲気を醸し出すため買ってから30年近く経過しているクリスマスツリーを二人で飾り付けをしてもらう。親子2代に渡り使用している。急遽、ある国のテレビ局の取材が入ったので時間を早めて食べたのだった。

後ろ姿ですのでIさん掲載することを勘弁してださい。

TPPシンガポール閣僚会議が終了して関税撤廃を主導する米国をはじめとする各国と折り合いがつかず年内妥結は年越しとなった。農林水産物重要5項目は国会で関税は撤廃しないと決議されたのを順守して西村副大臣は妥協はしなかったと思う。米国の柔軟な姿勢に転換することを望みながらインタビューに答えた。

家族がこちらをじっと見つめるので何かいつもと違う雰囲気で上手に話すことができなかったかもしれない。留学生は取材の現場に出くわして貴重な体験を出来た。ここの放送局は練習なしの一発本番ですが今回はティク2までいってしまいました。

2013年12月9日

IN Taiwan 牛肉麺を食べるの巻

Filed under: 趣味、旅行、アウトドア,野菜、食べ物の話 — 管理人 @ 9:11 PM

なぜこんな美味しい牛肉麺が日本にないのか・・・。と言おうか身近に食べれる店がないのか!台湾では一番大好きな食べ物だ。また台湾に行くしかない。

ローラ、ユリ、邱の案内で地元台南市にある有名店でご馳走になる。これはうまい! 牛骨から取った出汁がたまらなく美味しくスープは全部飲み干してしまって隣の方のスープも飲み干した。豆板醤のようなものをたくさんスープに入れるともうたまりません。

台南の3人ありがとね~。

そういえば昨年の9月に台湾の牛肉麺が食べたくてyinとanneに無理に頼んでラーメンの麺を代用に調理してもらったことがあった。

台湾の香辛料がたっぷり入った即席の牛肉麺を食べさしてくれた。これも美味しかった。スープを全部飲み干してかみさんのスープも飲み干した。

手慣れた手つきだったので「いつも料理してるの?」と尋ねると、恐る恐る初めてです。と答えが返ってきた。えっ初めて・・・?にしては上出来でした。きっと二人は台湾に帰っても料理していることでしょう。大事なことを聞かずに帰ってきてしまった。彼のために牛肉麺を作っているんだろうなあ〜〜。いいなあ。 さて現実に戻るとするか。

もうすっかり台湾の牛肉麺にはまってしまった。また食べに行かなくては。

2013年12月7日

美怜が黒猫になるの巻

Filed under: 家族の話題 — 管理人 @ 5:01 PM

鹿追保育園106名の園児の発表会があり家族全員で出かける。美玲は一番小さいクラス0〜1歳時の組でたった一度の出番で踊った。

ドラ猫ロックンロールの曲に乗って上手に踊りが出来ました。出番が終わるとすぐに親元へ帰され先輩の劇や器楽演奏などを一緒に観覧した。

私達の子供たち以来で20年振りでしょうか発表会を楽しんだ。私達の子供たちの発表会は泣いたりぐずったりする子が居たと思うが現在の園児には誰一人居ないのには感心しました。

なぜだか分からないが管理が行き届いているのか、指導方法が良いのか、はたまた家庭がしっかりしているのか締まった発表会でした。

 

2013年12月6日

来年1月よりワーホリ、アルバイトを募集します。

来年1月より行者にんにくの出荷が始まりますのでアルバイトを募集します。

時間は午前8時半ごろから午後2時半頃まです。場所はビーニルハウス内でストーブを今年から完備して暖かく作業ができます。

休日は交代で週休2日程度予定しています。定休日は市場が休日の前日になります。また然別湖コタンのボランティアスタッフとの兼ね合いも相談に応じます。

家賃はいりませんので気軽に来てください。期間は未定ですが1月5日ごろから3月中旬までの予定です。

時給は1時間900円前後を予定していますが全期間参加してくれれば月給制にして仕事がなくても給料を保証致します。また全期間参加してくれれば少ないですがボーナスも払います。

募集人員は若干名です。この機会に是非検討をどうぞよろしくお願いします。

昨年の作業風景です。人手が足りず79歳のママまで手伝ってくれました。

お〜〜い台湾支社のみんな! 交通費を援助できますのでご相談ください。またブログやFacebookで募集などして紹介してください。


2013年12月5日

臨時保父さんです。「じぇじぇじぇー」の巻

Filed under: 家族の話題 — 管理人 @ 9:03 PM

初めて美怜の保育所のお迎えを担当しました。保育所には勝手に入って良いそうなので恐る恐る変なおじさんに間違われないように背筋を伸ばして美怜が居る部屋に入る。

「こんにちは。お世話になっています村瀬です!」と言ったが。こんにちはと言った頃に「じぇじぇじぇー!」と美怜が足元に走って来た。先生が「あっ村瀬さん!」「ご苦労さまです」と言ってくれ、変なおじさんの疑いは晴れたのだった。本当はリュックサックと帽子は親が準備しなければならないようですが「どれが美怜のものか判断しかねていると」、先生が気を利かして美玲に背負わしてくれた。靴もたくさんありお手上げ状態でしたが、これも先生に「美怜ちゃんはここですよ!」と優しく教えてくれたのだった。

帰ると手洗いをしてカツゲンを飲み、よつ葉ヨーグルト、みかんを1個平らげる。そしてさっそく大好きなEテレ「おかあさんといっしょ」の番組を見ながら踊りを上手に真似ています。

そのうち何やら「うんちの匂いが」。うんちした?と尋ねると、うなずいて「うんちした」とはっきり返事が返ってきたのでこれはギブアップで隣の嫁宅に連れて行く。の巻でした。

 

2013年12月3日

そして誰もいなくなった・・・。

Filed under: 従業員の話 — 管理人 @ 6:40 PM

台湾(基隆市)から参加の哲が長野のホテルに向かって旅立ちました。従業員は誰もいなくなってしまいました。

いつものことだが脱力感と言おうか寂しさをヒシヒシと感じる。人口密度の高い台湾から帰ってきたばかりで台湾ボケもしていることもある。今年は2重の苦しみだ・・・。

今年は台湾(男4,女6)10人、香港3人、中国2人、合計15人のワーキングホリデーと研修生、日本人は短期を含めて8人を受け入れた。

昨年ワーホリで来てくれた台湾の3人は今年も再び遊びがてら来たのだった。再び戻ってきてくれる農場でなければならないと感じている。今年は痛切に感じる。

静かになった地下室に座り込み毎夜泣いている男が一人いる。賑やかだったH25年度は哲の旅立ちで最後となった。

そして誰もいなくなった・・・。

2013年12月2日

最終のビートの出荷作業

Filed under: 農産物の収獲作業 — 管理人 @ 12:00 AM

畑に貯蔵していたビート約250トンを出荷して今年度の作業を終えた。積雪も少なく気温はー2〜3度程度と寒くなく家族3人と台湾出身の哲と4人で作業をする。

6枚のシートを4人で剥がしていくがギリギリの範囲で進めることができた。台湾の哲はこれから長野県のホテルで務めることになっている。その前に札幌、東京廻りをする予定みたいだ。

あとは運送会社に任せてビート工場まで運搬してもらう。

2013年11月30日

村瀬ファーム台湾支社初出張

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8日間に渡って初の台湾出張をしてきました。台北到着後すぐに板橋の夜市にでかける。遅い時間にもかかわらず台北在住の5人が集合してくれた。

12時になってもにぎやかに人出があるが出店では酒を売ってくれません。それでコンビニで台湾ビールクラシックを購入してホテルで飲む。サッポロビールクラシックに似た味でアルコールは5%と控えめであり飲みやすい。後日、札幌ビール発祥の地、札幌ファクトリーで台湾ビールクラッシックを製造した担当者と懇談する。道理で味が似ているはずだと思った。その方「私が指導しました!」と嬉しそうに語った。もちろん北海道では欠かさず飲み会にはクラシックが必要不可欠になった。

明日から1周間かけて台湾を1周する予定だ。気温は20度前後で過ごしやすい。北海道の人間は半袖でも寒くはなかったが・・・。

今回の最大の目的は台湾の食事情に触れることにある。また食に携わる人材(元従業員を介して)と知り合いになるのチャンスもある。詳しくは触れられないが台湾全土を見てみたかった理由がそこにある。

すさまじい外食チェーンの展開には驚かされる。朝・昼・晩外食する習慣の台湾で、我が農場の農産物は受け入れられるスペースはあるのか? その形態は様々で1週間である程度収穫でき、本州を飛び越えて台湾へ進出する手応ては感じた。有力な方々との交流の中でわずかにしか商談の話はできなかったが頭のなかでは「イケる」と思った。

さあこれからどうするの?さあ考えよう!私のオツムの中ではプランが大まかではあるが「整いました」。私の家族は単なる旅行だと思われているようですけど・・・。

詳しくは後ほど。

臭豆腐は2つ目でリタイアした。最初のアンモニア臭に似た匂いがどうもだめだね・・・。

 

2013年11月21日

ラストゴンゾー! (仕事納め)

Filed under: 体験付き修学旅行,野菜、食べ物の話 — 管理人 @ 7:11 AM

ワーホリで残っている2人は最後の仕事なった。カボチャと冬瓜の出荷に向けて箱詰めを行う。日本人の従業員は畑起こし、ケールのすき込み作業をしています。

選果作業は初めてする作業で全くわからないのでI師匠に指導をお願いする。おおよその工程は把握できたが非常に困難な仕事である。市場出荷は行者にんにくで経験していますがカボチャ特有の選果作業は全く違った作業になる。慣れていないこともあるが頑張るしかない・・・。来年からは作業工程を把握できたので上手に進行できると思う。サンプルを道内主要市場に送って一番評価の高い市場に出荷するそうである。

 

2013年11月20日

収穫が終了すると糞尿散布と半沢

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 7:46 AM

ケールの残渣物を粉砕して畑にすきこみ隣の酪農家から牛の糞尿を購入している。JAコントラに作業を委託しておおよそ5〜10トン/10a当たり散布している。

国内最大級のトラクターでスラリータンカーを牽引して作業を行っている。低音でどどっどとエンジン音を地面に響きわたせコンボイさながらのすごさというか威圧感と言おうかしばし見とれることがある。

散布した後にカラスが20羽ほど何かを食している。

ある農家でカラスに石をぶつけたところそのカラスかどうかはわからないが数羽のカラスがその農家のビニールハウスのビニールをくちばしで突いて破るそうである。そうとうな被害を被った模様。動物も人間もいじめてはいずれ我が身に降り掛かってくるということです。カラスとて生きる権利がある。そのカラスはドラマが好きで半沢直樹を見たそうである。大人のいじめには倍返しを覚悟しなければ。そうでなければこの世からいじめは無くならないと思う。

 

2013年11月19日

「やっと」ビート堀が終了

Filed under: 畑の様子,農産物の収獲作業 — 管理人 @ 7:30 AM

一昨日ケールの収穫が終了し、昨日はビートの収穫が終了した。聞くところによると町内で100戸ほどの栽培農家がありますが最後だったとか?

十勝晴れのなかでも地面はヌルヌルで10mも長靴で歩くと土がひっつき鉛の靴となる。掘ったビートは畑に堆積して12月1日に清水町にあるホクレン製糖工場に出荷します。

2013年11月18日

今年度のケールの収穫終了

Filed under: 従業員の話,青汁ケール — 管理人 @ 5:49 PM

6月末にスタートした頃はこんなにケールの葉は大きく成長していました。

収穫最終日の11月17日は手のひらサイズのケールの葉になってしまった。写真右端の香港から参加のケーシーはケール収穫を最初から最後まで努めてくれました。暑いときは32度C,寒いときはマイナス7度C のなか頑張ってくれました。謝謝!

写真中央の彼女は5日間の体験で3日間ケールの収穫作業を帰る当日まで頑張ってくれた。彼女は長野のS国立大でスピードスケートのオリンピック出場を目指していたそうで、話し方とモクモクとケールの収穫をする姿はさすがに体育会系です。来年はCanadaの世界一住みやすい都市「バンクーバー」へワーキングホリデーで一年働くようです。

2013年11月17日

中国研修生の帰国と村瀬ファームの慰労会

Filed under: 中国人研修生,従業員の話 — 管理人 @ 7:36 PM

まだ収穫作業が残っていますが。中国研修生が帰国することになり村瀬ファームの慰労会を兼ねて地元然別湖の温泉で送別会を行った。5日間の体験実習に来ている埼玉出身のYも参加する。

中国湖北省から日本に来て7ヶ月あまりの期間を過ごした。最初はほとんど日本語を理解できませんでしたが台湾、香港から来ている日本語1級のワーホリたちに通訳をお願いして何事も無く生活することができたように思う。

祖国に幼い子供を預け、一生に一度の海外での農業研修を終えた(酪農の実習生は最長3年滞在できる)。「おとうさん!私の友達紹介するから来年受け入れしてください。お願いします。」と研修生の一人が真剣な顔でお願いされたので「OKだよ!」と簡単に答えたのだった。20名弱の研修生の仲間に見送られて17日に中国に向け帰国しました。来年からは2〜3戸の農家が新規加入して受け入れするようで研修生、実習生が増加するようです。

残っているワーホリで参加している台湾、香港の諸君もニセコや長野県のホテルに就職が決定してこれから村瀬ファームを離れいく。日本人の従業員は海外旅行に出かける面々が多い。話を聞いているとカナダや台湾などに行くようである。

村瀬ファームで咲かせた花が結実するかどうか少々心配だが、将来ある若い彼らに幸多かれと祈る毎日である。私もある海外の国へ面接と仲人のような形で挨拶をする予定で訪問します。このような訪問は何度やってもうれしい限りです。愛があれば国際結婚でもどんな障害も乗り切れるでしょう。

2013年11月14日

ー7度Cなか過酷な労働

Filed under: 青汁ケール — 管理人 @ 7:02 AM

今日はー7度Cで日中の最高気温は3度。冷凍庫と冷蔵庫の中で作業をしている条件と一緒です。水たまりはガチガチに凍った寒さのなか従業員には頑張ってもらっている。畑で野菜類の収穫しているのはケール栽培農家ぐらいでしょう。

過酷の労働条件のなかの青汁原料生産は限界を極める。従業員には申し訳ないと思っている。ケールも凍って手もぎするとバキッと音がして手の先に冷たさが伝わってくる。(その前に充分伝わっているが・・・)

集荷の配車がまだ残っているが今日で最後にしようと思う。

最後の今日は疲れた身体を癒してもらうため近くの温泉で慰労会、送別会をかねて1泊する。

 

2013年11月11日

やっと畑の耕起始める

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 6:28 PM

今年度は「やっと」というフレーズがついてしまうことが多い。来年じゃがいもを作付予定の圃場は秋起こしがベターである。冬期間の土壌の凍結で土塊がこなれ収穫時に土塊がハーベスターのコンベヤーに上がってこない。

そのため秋起こしは必須事項となっている。果たして根雪前に間に合うかどうか今年は微妙である。

2013年11月10日

ついに冬到来ー5度Cになる

Filed under: 農場生活について,農産物の収獲作業 — 管理人 @ 12:09 PM

惑星の地面のようですが衛星写真ではありません。

昨日の朝は−5度Cと今年一番の冷え込みを観測しました。水道の元栓をonにしたままだったため氷ついてしまったがぎりぎり破裂まではいかなかった。朝一のケールの作業はてがかじかんで困難を極める。

今週は最後のケールの出荷作業があと3日、ビートがあと一日、岡山へカボチャの出荷1日、福岡へ冬瓜の出荷1日、小麦冬枯れ防除あと半分、畑起こしはあと1週間位の作業が残っている。小豆と行者にんにくの作業は終了した。

2013年11月6日

大納言の収穫時に鹿と遭遇

Filed under: 中国人研修生,農産物の収獲作業 — 管理人 @ 8:58 PM

我が家から2キロ離れた圃場で大納言小豆をひとりで収穫している。今日もビート堀と行者にんにくの定植作業を10人で行っている。先月いっぱいで5人の台湾人が帰国や次の仕事場に移動してすっかり静かになってしまった。

ここの圃場は大きくえぐれた沢沿いにありエゾシカの一家が生活している。おおよそ1年ぶりの再会になる。昨年はじゃがいもをたらふく食べていたが今年は小豆を食べている。この圃場に栽培しているものは彼らの食材となってしまっている。時々沢沿いに平野へ降りてきたヒグマに狙われることもあり夕方にもなると一人では寂しい場所になる。

3年前にも1頭のヒグマが地元ハンターに駆除され、熊が寝ていた跡もあったことがある。道路沿いに「クマ出没注意」の看板が設置されている怖〜い畑なのだ。中国の研修生はヒグマ(中国では熊は生息していない)を異常に恐れ仕事をするときは特別に注意を払う。昨日は暗くなるまで仕事をしていたので少し脅かしてみることにした。

あたりは薄暗くなり人の顔が判別するのも困難な頃。10人ほどで仕事をしていたのでそんなには驚きはしないだろうと予想したのだが・・・。丁度黒い作業着を着ていたので黒い帽子をかぶり笹薮をかき分けて熊のうなり声をあげながら畑に出たところ、中国の研修生は飛び上がって叫び声を上げながら逃げたのだった。あまりの演技のうまさに本当にヒグマが出たと思ったのだろう最後には泣き出してしまった。これはまずかった。

「お父さんだよ!」と笑いながら言ったが・・・・半信半疑で恐る恐るこちらを見るので熊のお面を取ろうとしたがお面はかぶってなかった。般若の面をかぶって脅かしているうち般若の面が取れなくなった映画があったが。

そんなことしているからコンバインが故障したりして未だに収穫が終わっていません。反省。

2013年11月3日

大粒小豆「大納言」と普通小豆「きたろまん」

Filed under: 農産物の収獲作業 — 管理人 @ 6:57 PM

現在収穫している小豆を紹介しよう。左側が大粒小豆の「大納言」で右側が普通小豆「きたろまん」です。大納言は全体に丸みがあり普通小豆より2〜3割増し1粒重が重い。普通小豆は長方形のような形をしている。

今年は大納言を6haほど試験栽培をしたが概ね好結果を得られたので来年は全量「大納言」に転換する予定だ。

欠点としてはいつまでも茎が青く葉も落ちづらい。最頂点の莢の仕上がりが遅く未熟粒となりやすい。また倒伏に弱く培土を深めにするとダイレクト刈りのコンバインでは拾い上げれないうえに土塊を拾いやすい。大豆の栽培法に習って培土をしないほうが刈り取り時のロスは少ない。しかし石のある圃場は培土していないとリールで石を拾い上げていまいコンバインの故障につながってしまいそうだ。どちらも一長一短あり低めの培土と石の少ない圃場の作付を奨励したい。

2013年10月31日

ケールの収穫あと2週間

Filed under: 農産物の収獲作業,青汁ケール — 管理人 @ 9:31 PM

去年も来ていた台湾のAnneと妹Kiyoが帰るのでケールの作業中に記念撮影をする。明日からは少数精鋭で作業を進めなければならない。11月からは最低気温がマイナスとなっていき雪のなか作業することもある。厳しい条件だがケールの販売単価は年中同じである。厳しい労働環境の割りには収益が芳しくないので作付を減らすか一気に辞めるか悩んでいる。

今日から小豆とビート収穫作業を同時進行していく。残りあと2週間頑張ろう!!

昨年の11月の最終のケール作業時のメンバーです。同じ顔ぶれが何人かいます。

小豆の収穫やっと始まる

Filed under: 農産物の収獲作業 — 管理人 @ 9:05 PM

品種「キタロマン」から始める。すっかり乾燥してリールが触っただけで小豆がはぜそうだ。古い種子を使用したため発芽不良をしてポヤポヤしか生えていません。そのため大納言並に大粒の小豆が収穫できています。

あと2日で何とか終りたいですが、この圃場は石が多く作業速度を早くできないのが辛いところ。雪が降るまえには終わりたいですが・・・。

鹿追の小豆の平均反収が3.2俵/10a当たりと悪い作柄のようです。当農場の「大納言」は4俵前後ありそうです。

2013年10月28日

収穫した行者にんにくの伏込み

7〜8年路地栽培した行者にんにくをデガーという機械で掘り上げ専用のミニコンに入れてビニールハウスに運びます。

その後軽く土を落としある程度の株のまま地面に伏せ込んでいきます。薄くバーク堆肥を地面に敷き詰め、伏せ込んだ行者にんにくの頭が軽く出る程度にバーク堆肥をまぶします。あまり厚くバーク堆肥をまぶすと、腐ることもあるそうで注意しなければなりません。あとはそのままハウスを開け放して自然に凍結させます。

I師匠は40日間がベストだと言っていますが、もう少し短い期間でも大丈夫なような気がしますが。ハウス内は乾燥するので、時々灌水をしますがやり過ぎると腐敗の原因になる。伏せこみ前に苗床に灌水すると良いでしょう。

ビニールハウスに数万本を伏込み、残りはミニコンに入れたまま外に放置して凍結させます。出荷するときは順次ハウス内に持ち込んで、加温をして解凍します。

2013年10月25日

修学旅行生が最後のファームスティ

Filed under: 体験付き修学旅行,農場生活について — 管理人 @ 4:20 PM

今年3校目になる大阪の修学旅行生がファームスティに来た。今回のテーマは手作りピザと手作りポテトチップス。

台湾のお姉さん方に作り方の指導を受け真剣に取り組んでいます。ピザ作るのは初めて? と質問すると3人揃って「初めてです。」と答えが返る。どう楽しい?「面白いです!」黙々とピザの生地を丸く伸ばす。

焼きたてのピザは当然ながら「美味しかった!」

16日に降った雪が4日経過しても残っているなか、掘るのを忘れていたじゃがいもを修学旅行生と手で掘りとる。S49年から農業にたずさわりキミマロ風に言うならば。「あれから40年!!」雪のなかじゃがいも掘りしたのは初めてなのです。人間も調子が悪くなります。

このじゃがいもをスライスしてフラドポテトを作る。ちょっと焦げましたがパリっと仕上がり美味しく食べれた。帰りのおみやげにバスの中で食べなさいと少しだが持たせた。

2013年10月23日

サツマイモの収穫作業

Filed under: サツマイモについて — 管理人 @ 6:07 AM

今年は小ぶりにながら写真のように大粒のサツマイモも収穫できた。ビート堀がが始まったために2班に分かれて収穫作業を行いほぼ1日で終了してビーニールハウスに収納する。

ビート収穫始まる

Filed under: 農産物の収獲作業 — 管理人 @ 5:59 AM

16日に降った雪が残るなか今年のビート収穫が始まる。関係機関の事前調査によると平年並から平年以上の作柄の予想だそうだ。期待していいでしょう。ただ雨がが多いので収穫に手間取りそうです。

2013年10月18日

台風と雪と誕生(2)

Filed under: 家族の話題,畑の様子 — 管理人 @ 7:24 AM

台風が去って3日目の朝。ここ鹿追はまだ雪が溶けていません。朝6時の気温は0度くらいで暖かくなってきました。今日も仕事ができません。

どうもこのへんだけが雪がひどいらしい。ここの標高は260mほどで高原地帯に入り最低気温も1〜2度平地より寒いので雪が溶けづらい。これを喜ぶべきか、はたまた嘆くべきか。明治33年頃岐阜県から開拓に入り先祖はこの地に落ち着いてから120年の月日が流れた。日本一素晴らしい土地を選んでくれた。喜ぶべきなんだ。

開拓者から6代目になる新しく誕生した孫「華織」を家族、従業員で見てきました。母子ともに健康で「美怜」よりさらにおとなしい静かな子だそうです。5日ぐらいで退院できるそうで台風と大雪とともに誕生した孫でした。

 

2013年10月17日

ー2度C 氷の厚さ3cm,まだ10月です

Filed under: 体験付き修学旅行,畑の様子 — 管理人 @ 7:23 AM

今朝はガッチリしばれました。気温ー2〜3度C、積雪約20cm開いた口がふさがりません。まだ10月中旬です。先週は最高気温20度前後と暖かったのに・・・

これから収穫するビートも雪の手荒い洗礼を受ける。茎が折れているものがかなりあり、収量、品質に影響が出てくるかもしれません。

2013年10月16日

台風と雪と誕生

Filed under: 家族の話題,従業員の話 — 管理人 @ 12:40 PM

台風の接近に伴って大雨の予報だったがここ北海道は雪になってしまった。午前11時頃ですでに10cmは積雪しているでしょう。昨年より約1ヶ月早い初雪となった。

台風と雪の組み合わせは生まれて初めての経験。これから夕方にかけて台風の影響で風雪が強くなる予定で、気温も0度前後と冷えてきました。明日の予報も最低気温0度前後と冷え込み雪解けが遅れるかもしれません。

今朝5時頃、孫が誕生しました。3300gの女の子で、初孫の美玲に似ていて可愛い子が生まれました。しばらく初孫「美怜」はジジ・ババで預かることとなりました。今日は内輪でお祝いをしようと思います。

はじめて雪を見た外国人は大喜びでさっそく雪だるまを制作して記念撮影です。

2013年10月15日

落ち葉が舞い散る季節

Filed under: 体験付き修学旅行 — 管理人 @ 11:51 PM

落ち葉が舞い散る季節となった。今年の紅葉はいつもと違う。紅葉が進まないものもあれば一気に葉が落ちてしまったり。

偏西風がやけに強いように感ずる。こんな年は冬が早く訪れるそうだが・・・・。

写真は昨年の福原山荘の紅葉と社員旅行のスナップ。昨年来ていた台湾の彼女は今年も来ています。今度は妹と一緒です。

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昨年の紅葉は綺麗だった。そして楽しかった。

2013年10月14日

農村ホームステイとジャガイモ堀体験修学旅行

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 8:01 PM

今回は「食の絆を育む会」と「然別湖ネイチャーセンター」との修学旅行が重なった。赤いツナギを着ている4人はホームステイなのでの村瀬ファームのスタッフの一員としてジャガイモ掘り体験修学旅行生のお手伝いをしてもらう。2校とも大阪の高校でかたや農場のスタッフ、かたや体験側の高校生となりお互い貴重な体験となる。

いつもの通りジャガイモの塩煮でじゃがバター、よつ葉牛乳の試食と試飲のサービス。農場説明時には生産している農作物を持ってもらった。スタッフ紹介では北海道に来た感想、農場の感想などを笑顔で話してもらう。もう大阪には帰りたくありません!! と言った子もいました。

第2の故郷になった北海道にいつ戻ってくるでしょうか?

2013年10月12日

行者にんにくの収穫始まる

Filed under: 行者にんにくについて — 管理人 @ 8:19 AM

来年1月からの出荷に向けて露地栽培している行者にんにくを収穫しています。今日はある町の山の奥地に出かける。熊の糞があるような人里離れた畑で虫と雑草と格闘しながら手掘りを行う。行者にんにくが雑草に負けており雑草半分も収穫して手作業で選別をすため全く仕事が進まない。手掘りでは限界を感じ堀取り機械で後日行うことにする。

掘りとった行者にんにくはミニコンに入れてバーク堆肥をまぶす。12月中旬ごろまで外気に触れさせ凍結させます。凍結が不十分だと加温した時に十分な生育を得られないそうである。12月中旬にビニールハウスに移動して加温すると春化によって生育が促され20日程度で出荷できる状態になる。現在540ケースを確保しているので1パック50gで16000パックを出荷できることになる。平均価格が1パック50gで180円だとすると300万円弱になる予定だが、計算どうりにいかないのが世の常。苦労するのだからインターネット販売を充実させたい。さてと・・・・

2013年10月7日

あんこフォンデュ in my farm

生産者と語ろう! 畑からあんこができるまでの体感ツアーを開催する。企画は「いただきますカンパニー」井口代表から話があり、前々から興味があったので二つ返事でお受けした。

ほまれ大納言小豆は今年初めて栽培を行うため特性を理解するためにも必要なイベントになった。普通小豆、白小豆、との食べ比べを実施する。パン、フルーツ類、カボチャなどでフォンデュのようにして頂く。ツアーの皆さんで大納言を収穫し、直ちにあんこに加工して食する。斬新なアイデアで感心した。

大納言の評価は? 大粒の食感と豆らしさが伝わる風味豊かな味わい。参加者の意見は断然「ほまれ大納言小豆」に軍配を上げたのだった。

主催してくれた鹿追町商工会の皆さん有難うございました。 本来「農協」が主体にならなければならないが・・・・。

2013年10月6日

続さんまパーティー

Filed under: 従業員の話,農場生活について — 管理人 @ 7:00 AM

釧路出身のAさんの親戚から届いた新鮮なさんまでナベさん指導のもと握り、刺し身、炭焼きの3種の盛り合わせが素人集団で出来上がる。あまりの美味しさにうなずきながらほうばる。サンマと十勝ワイン合いますね!イケますよ。初めて食べた外国人は美味しい・美味しい・好食を連発!でした。

言葉は要らない。もう一度やりたい。

2013年10月5日

ジャガイモ収穫終了する

Filed under: ジャガイモについて,農場生活について — 管理人 @ 4:51 PM

8月28日にスタートしたジャガイモの収穫が終わった。「生食用男爵」は史上最高の収量となったが、ポテトチップス用「きたひめ」は史上最低の収量とアンバランスな出来秋となる。

写真左はH5年製ウルトラ7型、右側はH25年製TOP-1の新型は軽やかにウルトラ7を抜き去っていく。540mの畦を往復するとTOP-1は大方2往復してしまう。

これで小麦撒きができる畑が整う。最後の播種は7haで種子の播種量は15キロ/10当たりを予定している。元肥は燐安40〜60キロ/10a当たりで連作は多めに施肥する。

ジャガイモが終了したので釧路から送られてきた新鮮なサンマで握りと刺し身でさんまパーティーを開く。危なかしい手つきだがナベさんの指導を受けて次々と異国人と素人集団の握りが出来上がった。我が家で生産した生姜をのせていただく。寿司屋より美味しいとあっという間に完食。こんな美味しいサンマは何回食べても飽きがこないだろう。

2013年10月2日

坊っちゃんカボチャの栽培を考える

Filed under: 体験付き修学旅行,野菜、食べ物の話 — 管理人 @ 10:32 PM

坊っちゃんカボチャの栽培農家で見学させていただいた。おそらく日本最大の栽培面積を誇るM農場にお邪魔しました。

250g〜1000gの規格で比較的小さな粒のカボチャなのだ。

手間隙かかる栽培方法で栽培する農家が減ってきているとのこと。収益性(反当たり30万〜35万円位)は悪くないそうだが何せ手間暇かかるそうである。我がファームにおいてケールに変わる作物として最大の候補になった。

2013年9月30日

パン用小麦「ゆめちから」播種始まる

Filed under: 農産物の播種、移植作業 — 管理人 @ 4:14 AM

秋蒔きパン用小麦「ゆめちから」の播種をやっと始めることができた。9月29日に播種始めは初めてだと思います。ここの圃場は連作になりますが、今年の作は冬枯れが顕著で収穫時期には雑草に覆われてしまった。

今思えば廃耕にするべきだった。草刈りを何回か実施したがとても取りきれる状態ではなく放置するにいたり、指摘される材料を提供してしまった。この教訓を忘れべからず。

ジャガイモ収穫はあと5haほどまでになり先が見えてきた。ケールの仕事が10月中旬まで実施できそうもないので行者にんにくの作業で仕事をつなぐことになりそうだ。

 

2013年9月29日

修学旅行生の農村ホームステイ始まる

Filed under: 体験付き修学旅行 — 管理人 @ 8:33 PM

大阪から1泊2日の日程で来た3人の高校生。さっそく農業体験ではジャガイモ掘りに挑戦した。まずは昔ながらのクワを持って掘ってみた。一株に10個前後のじゃがいもが収穫できてご満悦の3人です。

次にポテトハーベスターに乗ってジャガイモの選別作業を行う。慣れるに従って素早く手が動くようになり、従業員より作業速度がテキパキしているように感じた。ふ〜むこれなら従業員として十分使える。と思った。

今晩のメニューはじゃがいもづくし。ポテトグラタン、男爵の塩煮(じゃがバター)、ポテトサラダ等にジンギスカン。15人の当ファームの従業員とともに晩ご飯を食べることになる。修学旅行生におにぎりを作ってもらう。3人のうち2人がおにぎりを作ったことがなく一から教える。30個ほど作ったので後半はなかなかよい出来栄えとなった。余裕ができてハート型、星型なども作って楽しそうに初めてのおにぎり作りを終えた。

彼女たちは初めての北海道で、景色や農場の畑を見るだけで感激しており、農場に到着するなり芝生の上を転がりまわっていた。「大阪にはこんな広い芝生がある住宅はありません!」スカートのままはしゃぎまわっていたのが印象深い。

 

2013年9月26日

ジャガイモ収穫最盛期です

Filed under: ジャガイモについて,農産物の収獲作業 — 管理人 @ 8:36 AM

近代的かつ大型化になってきた農業でも昔ながらの農具を使用することもある。畑の端は機械が旋回できないので手動で芋を掘り拾う作業を行う。あとは大型機械で掘り取りを行う。

畝の長さ540mを約30分〜40分かけて3台のポテトハーベスターが往復を繰り返す。品種「男爵」なら製品タンクに満載してギリギリ往復できる。加工用品種になると反収も10a当たり50俵を超えるので540mの両端に製品を設置する。

ここの圃場は約260本あり面積にして約10haある。

2013年9月25日

ケールの収穫ほぼ終了する。

Filed under: 青汁ケール — 管理人 @ 5:10 PM

9月20日にやっと1回目のケールの収穫が終了した。今年は雑草と虫との格闘が激しかった。昨年も9月20日に収穫可能のケール葉がなくなり1ヶ月の休業となったが今年も奇しくも同じ日になろうとは・・・。

後1ヶ月ケールの成長を待ちどのくらい回復できるでしょうか。今年の冬の到来は早そうです。懐も寒そうです・・・。2年連続の赤字では(ケール生産部)・・・。

2013年9月22日

イチゴ農園へ旅立ち

Filed under: 体験付き修学旅行 — 管理人 @ 11:08 PM

半年間、我がファームで育成されたイチゴ苗が愛知県に旅立ちました。

帯畜大生5人のアルバイトを派遣してもらい約16500鉢のイチゴ苗を出荷した。一箱に175鉢、97箱を農協の低温貯蔵庫に一時保管して出荷をすることになる。2回目となる今日は77箱を出荷する。

愛知のイチゴ農園の娘Hはイチゴの苗と一緒に帰って行きました。農作業が忙しい時期に来てあまり観光にも連れて行けず心残りがあります。しかし仕事は最近の若い子には珍しく頑張ってくれました。何事にもチャレンジ精神があり意欲的な子でした。再会できる日を楽しみに待つことにします。

 

2013年9月17日

軽〜い気持ちで登山だが・・・

Filed under: 従業員の話,農場生活について — 管理人 @ 10:34 PM

急遽台湾3人、香港2人、日本人3人で登山をすることになり近くの白雲山(1186m)に登った。写真の台湾人Sは短パンにスニーカーの出で立ちで肌寒い頂上を目ざす。香港人2人もほぼ似たような服装で挑戦する。

出かける前に1186mの山頂まで登山をしますがその服装で大丈夫ですか? と質問すると揃って「大丈夫!」と返答がくる。本人が大丈夫と言っているので安心して出かけた。

ところが熊笹は腰の高さまであり、風は冷たくて強く吹き、小雨ちらつく不安なスタートとなった。登山を始めて30分も経たないうちに香港2人が遅れだして何やらひそひそ話。「どうした?」と聞くと、なだらかな山を登るハイキング程度の登山だと感ちがえしたとのこと。机上での計画と現場でのギャップは今始まったことではないが、言葉で十分な理解を得るのは困難である。ましてや異国人は。

しかし戻るわけにもいかず頑張って行こうとなり登山を強行した。そのうち晴れるさ・・・。

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片道1時間半のところ2時間を要し苦労しながら登り切る。不穏な気配が漂う空の機嫌も収まり快晴となった然別湖の絶景が見られる頂上に達した。意外と暖かく感じたが南国の外国人は寒そうでした。今度はきちんとした服装で挑戦しましょう。

人生3度めの登山はかくして二重丸と記録された。見下ろす外界の様子ははたまた虫けらのようであり奥の深い複雑な世界でもある。アジア人皆兄弟。アングロサクソンからアジア人種を見ると中国人と日本人との区別がつかなかいそうだが、兄弟だということの証明である。国民性が違い戸惑うことが多いが、仲良く生きるのが基本姿勢であり、時には喧嘩しても永遠に理解し合える仲間でいようではないか。

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そんな中で登山をすると愛が生まれる。南国出身の二人、国際結婚だが早く永遠の愛を誓ってほしい。

2013年9月16日

香港の週刊紙「飲食男女」取材

Filed under: 体験付き修学旅行 — 管理人 @ 12:03 AM

香港の食と旅の週刊紙「飲食男女」の記者とカメラマンが前日の三部牧場に続いて取材に来た。当農場に香港出身の元モデルKがいるので広東語、英語、日本語を交えて通訳を兼ねてもらう。

中国は標準語の北京語をはじめ広東語、上海語など通訳が居るほど言語が違う。

香港の客人には1泊してもらうことにした。地元産の材料をふんだんに使った家庭料理でおもてなす。お好み焼き、山わさびで冷奴、ジャガイモの塩煮など素朴な食材で満足してもらう。

明朝5時から「戸草牧場」では搾乳とソフトクリームの取材、「菅原ダチョウ牧場」ではエッグアートの取材だそうだ。

農場主は子供の頃に描いていた将来像をテーマに現在との違いを簡単なシーンに捉えてポーズを取る。私は自衛隊員になりたかったのでケールの幹を使用して鉄砲を打つシーンを撮影する。

 

2013年9月12日

修学旅行の受け入れ始まる

本日よりジャガイモ掘り体験付き修学旅行が始まった。今回は東京の私立中学校の皆さんで毎年来ていただいている。

栽培している農作物の現物を見せて簡単なクイズなどをだす。「このジャガイモ畑の畦の長さはどのくらいあるでしょう?」 「この作物は何でしょう?」「このビートからどのくらいの砂糖ができるでしょう」「台湾のお姉さんは何歳でしょうか?」などセクハラまがいのきわどいクイズも興味があって集中してくれる。

10キロのダンボール箱に自らジャガイモを掘ってもらい自宅に送り届ける。その後はジャガイモの塩煮(よつ葉バターと共に)とよつ葉牛乳を試飲試食をする。

体育会系の子供たちなので礼儀が正しく食欲は旺盛だ。10キロ用意したじゃがいもと8リッターのよつ葉牛乳はあっという間に消費してしまった。美味しく食べてもらうとこちらも気持ちが良いです。

香港メディアの取材陣も撮影に参加してもらう。一年ぶりの修学旅行は好天に恵まれ良いスタートを切れたが、ケールの収穫スタッフをこちらに回したため午後5時半でも契約収量(一日9トン)に達せずトラックを見切り発車せざるを得なかった。

雨天時は倉庫の中で体験を行う。畑で掘れないために大型コンテナに入ったじゃがいもを箱詰めしてゲームやクイズなどをして楽しんでもらっている。

体験が終了して観光バスが去る時は従業員全員が横一列になって手を降ってお別れする。

2013年9月9日

ジャガイモ掘りが再開された

Filed under: ジャガイモについて,農産物の収獲作業 — 管理人 @ 6:41 AM

なが~く雨のため中断していたジャガイモ掘りが再開された。午後3時半までケールの収穫をして、その後3台のハーベスターでジャガイモの収穫をする。今月はこのパターンで作業を進める計画だ。

午後6時に作業が終了するとあたりは暗闇の世界になる。新車のハーベスターはLEDライト4個でかなりの明るさを保持できる。燃料のチェックなどの煩わしさのため発電機はお役御免でお蔵入りとなった。

2013年9月8日

9月の誕生会で〜す

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 6:47 AM

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ヤマちゃん夫妻にホルスタイン牛の肉塊(?キロ)を持参してもらった。夜にもなると外気温は12度前後に下がりほっかいどうの人間でも寒さを感じます。美味しい肉は後回しにして焼きそばや鮭のちゃんちゃ焼きを先に胃袋に収める。そしてメインの牛ロースをニンニク、バター、胡椒で味付けして最後にブランデーで焼く。たまりません。美味しかった! 食べ過ぎて具合が悪くなりました・・・。

6日続いた雨とケールの収穫で疲れた身体を癒やした。今日から太陽が久々に顔を出してジャガイモ掘りが再開された。明後日から6日連続のケールとジャガイモの収穫が始まる。頑張ろう!加油!

もちろん産業研修生も呼びました。肉はセルフで好みの大きさにカットして食べてもらった。研修生は明日も某牧場でアルゼンチンバーベキュー?だそうで2日連続の肉、肉となりますが無料だからいいよね。

2013年9月2日

イチゴの故郷から・・・旅人(2)

Filed under: 従業員の話 — 管理人 @ 7:25 AM

今日はイチゴ苗の露地栽培をしているU農場へ研修に出かけた。相変わらずの小雨の中ランナーを止める作業をU農場の同じ年代のNくんに指導をお願いした。あと半月で出荷の時期を迎えるので最後のランナー止めになります。

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彼女の実家で実った美味しい巨峰が4箱も送ってくれました。16房もあり毎日おやつの時間にみんなで味わっています。ばあちゃんが育てた巨峰はうなる美味しさと表現したほうが良いかもしれません。何か言葉が変だがありがとうございました。

2013年8月28日

イチゴの故郷から・・・旅人

Filed under: 従業員の話,農産物の収獲作業 — 管理人 @ 9:02 PM

愛知県のイチゴ農園の娘さんが研修兼アルバイトで働きに来てくれました。3月に愛知県から届いた親株から増殖した子株が9月に再び愛知に帰ります。1週間前までに親株と繋がり養分をもらっていた子株(太郎苗〜四郎苗ぐらいかな?)のランナーを切り離す作業しています。つまり「旅立ち」の準備をしています。

彼女は今年の3月まで教員をしていたそうだがこれからは農業に興味を持って一生の仕事として選択することに自信を持とうとしているのでしょうか。詳しくは話をしていないのでこれからゆっくり聞いてみようと思います。

彼女が切り離している親離れした子株が自分の農園の苺になるのは何か不思議な感じがします。愛知生まれで北海道育ち、9月にイチゴと一緒に農園に帰り花を咲かせて美味しい赤い実をつける。彼女も蕾の状態かな?

仕事初日は午前8時からはイチゴ、午後からはじゃがいもの収穫作業を6時まで行い7時からはシェアーハウスの台湾女性二人と町のミニバレーボールに出かけた。

毎日雨の中じゃがいもの収穫始まる

Filed under: ジャガイモについて,農産物の収獲作業 — 管理人 @ 7:57 PM

初めての収穫作業に皆の眼差しは真剣です。(一部を除いて・・・)昨夜から降りだした雨が朝にやんだ。午後よりジャガイモの収穫が約10haある「男爵」から始める。粒ぞろいで収量もありそうだ。少々そうか病にかかっているがまずまずの出来秋になりそうです。今日は2台のハーベスターで始めたので大人数で作業をすすめる。ほとんどが初めてのじゃがいも収穫作業に最初は戸惑っていたかもしれませんが、だんだんコツが理解出来てくるようになります。

10月上旬〜中旬まで晴れている日はじゃがいもの収穫作業が続く。ケール収穫の合間に収穫するので3台のハーベスターを使用しないと収穫期限まで間に合いそうにありません。

今日は半日で約12トンの「男爵いも」を収穫した。ごご5時頃過ぎに3台目のハーベスターが稼働したがクボタトラクターM135Aの外部油圧が不調で断念。明日ミッションオイルを交換してもらうようにクボタのサービスを予約した。TOP-1との相性も悪いのかなと思ったら・・・。

次の日オイル交換してもハーベスターがどこも動きが悪く不具合が改善されない。犯人はTOP-1の疑いが深まり東洋農機のサービスを呼ぶ。ハーベスター全体を作動する油圧調整バルブが何らかの原因で油圧オイルがの流れが悪くなったようだ。バルブを交換すると元通りに改善されスムースに動くようになった。おかげで1缶2万円のクボタ純正オイルを4缶とエレメント3個を交換して約10万炎の出費となった。

2013年8月25日

ピクニックコーン無料で収穫できます

Filed under: 体験付き修学旅行,農産物の収獲作業 — 管理人 @ 11:06 PM

約6000本試験栽培していた「ピクニック」というトウモロコシが食べれるようになった。まずは生で試食。こんな極甘のとうきびは食べたことがない。

糖度は18度前後ありそうでメロンに匹敵するような感覚だ。JAを通じて上部農業団体に香港、台湾への輸出をお願いしていたが8月になって不可能という返事がありやむなく自家用で食べることになった。身近な人たちで消費することにする。と言っても1本に2個収穫できるので12000本をどうすべきか?を考えた結果、従業員や町内の本州出身者の実家や親戚、友達に宣伝を兼ねて無料で送りまくることにした。本日はピュアモルツクラブ研修生にお願いして袋が破れるほど手もぎしてもらった。

ご希望の方は無料ですのでどんどん収穫して極甘ピクニックをご賞味あれ!

2013年8月24日

ポテトハーベスター新車導入

Filed under: ジャガイモについて,農業機械の話 — 管理人 @ 11:09 PM

現在3台使用している東洋農機ポテトハーベスターのうち、最古の平成元年式が長年の無理が祟り金属疲労によるヒビ、タイヤハブの損傷、コンベヤー類の摩耗などの理由で退役となった。修理を行うと軽く100万円を超えるため「25年」の生涯を終えた。が後々「サツマイモ」の収穫に使用できるよう改造する予定。

今回は2台目の東洋農機TOP-1で、後ろから見て左側のタイヤを細くして畝またぎを可能にしどこの圃場でもいきなり掘ることができるようになった。

鹿追町ではポテトハーベスターを導入すると町から100万円、農協より100万円が助成される。また国からの補助もあり新規導入される方は思い切って買われるようである。他人事のように言っている本人が買ってしまった。消費税が上る前の駆け込み需要もありますが払込ができるのでしょうか・・・・。

ジャガイモの栽培品種は農協が取り扱っているもので14種類ある。品種毎に受入期間が設定されていて「キタアカリ」は9月15日まで、「男爵」が9月25日までと生食用品種は早めに締め切られる。一方加工用品種は「きたひめ」で10月5日、「スノーデン」で10月14日までとなっている。3日に一日程度しかジャガイモ掘りができないので3台所有も仕方がありません。

2台並んでいる東洋農機TOP-1を見ながら今年(8月25日頃より)初めてジャガイモ堀の作業をする従業員の腕にかかっていると・・・他力本願の念仏をつぶやいた。南無阿弥陀仏。

ポテトハーベスター改造

Filed under: 農業機械の話 — 管理人 @ 9:58 PM

昨年中古で買った3台目の東洋農機ポテトハーベスターは製品タンクがロングシュートのため、巻き上げシュートが装備できなかった。そのため製品ジャガイモに傷が多く付き障害芋の発生が多かった。

収入が数十万円減収になるため、それならば少し自己資金を出してキズ対策のために巻き上げシュートを装備することにした。

美怜が保育所園児になるの巻

Filed under: 家族の話題 — 管理人 @ 9:26 PM

1歳5ヶ月になる初孫「美怜」が早々と保育所デビューを飾った。

初日は泣いただろうと問いかけてみたら、ママ曰く「へっちゃらでした!」と答えがあり、行く末が楽しみな美怜です。

今週は保育所が慣れるまで3時間で帰るそうです。慣らし保育ですか。美怜だったら一日でも大ジョブそうだなあ。毎朝楽しそうに登所する姿は頼もしい限りだ。

2013年8月21日

急募!臨時従業員を求む

Filed under: 従業員の話 — 管理人 @ 4:48 AM

ワーキングホリデーおよび従業員を募集中です。これから繁忙期を迎えます。男性を中心にそうでない方、はっきりしない方どなたでも結構ですエントリーしてくださいお願いします。

心より連絡をお待ちしております。 村瀬より

A棟が1室とD棟(ルームシェアー)が空室となっています。

2013年8月20日

第37回JA鹿追町農民大運動会

Filed under: 体験付き修学旅行 — 管理人 @ 5:04 PM

説明はいらないと思いましたが。

町内の農業関係者が一同に会しレクレーション的な競技で老若男女を問わず楽しめる運動会です。午前中で終了すると参加者で鹿追牛のバーベキューとゲームを行う。あまりの人数に話が出来る人は限られる。職員の家族も参加でき普段交流ができない方も大いに飲んで食べて楽しめます。

農民運動会が終わるといよいよ豊穣の秋を迎え忙しい日々を過ごすことになる。後3ヶ月の収穫作業頑張りますか!

2013年8月19日

最近5日間の仕事が忙しいです

Filed under: 農産物の収獲作業,青汁ケール — 管理人 @ 7:13 AM

お盆返上で15日から5日連続でケールの収穫が続く。気温30度前後の中の収穫は1時間おきに休息と水分補給をして厳重に熱中症対策をおこなう。雑草がケールより生育旺盛になり収穫と雑草抜きを同時に作業するため普段より収穫時間が長くなる。従業員が4人減り人材派遣会社に応援を依頼するが・・・・人材が不足していて派遣を断られることがある。どこも働き手の不足が顕著である。

ケールの収穫が午後4時から5時頃に終了するとイチゴのランナー止めを行う。約13000の株を7.5cmポットに苗を受けます。9月の出荷に向けて8月20日にポット受けを終了する。明日も同じメニューで頑張らねば!

 

2013年8月17日

サツマイモのその後

Filed under: サツマイモについて — 管理人 @ 1:08 PM

2週間前に草取りしたはずなのに・・・。今年は作物よりも雑草の生育が旺盛なのには正直参っています。

こちらは同じ日に草取りをしたのですがあまり雑草は生えていません。サツマイモの生育は大きすぎず小さすぎず調度良い生育だと思います。お盆が過ぎると生育旺盛になりツルが地面を覆うようになります。サツマイモの生育は物足りない感じが調度良いのです。

2013年8月13日

小麦刈り取り後は牛堆肥散布

Filed under: 体験付き修学旅行,農業機械の話 — 管理人 @ 8:57 AM

JAコントラのスラリータンカーで牛の糞尿を散布しています。この辺りは小麦刈が終了すると糞尿を散布する酪農家が多い。

4000万円の340馬力のクラース製トラクターで24トンのスラリータンカーを牽引して作業進める。まもなく340馬力のフェンツトラクター(緑色のトラクターより100馬力級のトラクター分安価だとか)が納入されるそうでコンボイのようなエンジン音が圃場に響く。10a当たり10トン位を目処に糞尿を散布する。

2013年8月12日

しかおい7000人踊りに参加

Filed under: 中国人研修生,従業員の話,農場生活について — 管理人 @ 6:58 AM

外国人実習生連絡協議会の団体に村瀬ファームの外国人を参加させていただいた。いままでは見物だけでしたが初めて踊り手として参加することになり乗る気にならない従業員を鼓舞して参加した。私もですが・・・。

ところがいざ踊りだすと30人近い団体なので恥ずかしさもどこえやらで楽しさを感じるようになった。踊り方はまちまちでバラバラだが中華風の踊り方がまた面白い。賞金までいただき北海道の短い夏を満喫できた。もちろん台湾、中国、香港では仮装して盆踊りをすることもなく、異国の盆踊りを体験して豊穣の秋を迎えることになる。

我がファームも12日〜14日まで盆休をして、15日からお盆返上でケールの収穫が始まる。

2013年8月10日

小麦の収穫終了する

Filed under: 農産物の収獲作業 — 管理人 @ 12:52 PM

我がファームのパン用小麦「ゆめちから」はほとんど倒伏していませんでしたが、もう一つの圃場は冬枯れがひどく雑草に覆われてしまいました。ここの圃場は乾燥麦推定重量は9俵/10a当たりの収量でした。もう一つは悲惨な状態で教えたくありません。我が麦作集団の「ゆめちからは」悲惨な結果になってしまいました。原因は早期播種による茎数過多と多量の追肥(硫安で約100キロ)、冬枯れ防除をヘリで行い効果が薄くヘリで行ったところだけが冬枯れを招いた。

「きたほなみ」は乾燥麦推定重量11俵/10a当たりの収量でした。「きたほなみは」はほとんど倒伏も少なく素晴らしい近年にない出来高となった。「きたほなみ」の追肥は多いところで硫安を100キロ、尿素は防除のたびに1〜2%散布して生育調整剤は一切使用していないのに倒伏がすくなかった。要因はよくわからないが播種時期が遅くて(最後の播種が10月8日、播種量15キロ10a当たり)草丈が短く短稈であったこと。元肥は燐安20〜30キロ、BV酵素、亜リン酸を3回散布。蛋白が上がろうとも収量がなければはじまらない。なぜ倒伏しなかったのか? わかりませんので一冬考えます。

2013年8月3日

小麦収穫始まる

Filed under: 農産物の収獲作業 — 管理人 @ 7:52 AM

7月25日から降り続いた雨も収まり小麦刈が始まりました。水分は29%〜34%の範囲ですがグレンタンクに無理につめ込まないように注意してトラックに排出しています。倒伏が写真のように少々あり慎重に刈り取りスピードを落として作業を進めています。午後2時頃はかなりの子実水分があったが午後4時頃には30%を切るようになり小麦刈のGOサインが出た。

品種「きたほなみ」の連作から収穫が始まり「ゆめちから」を全圃場終わらして残りの「きたほなみ」で終了する予定です。

1筆の圃場の収穫が終わり収量を計算したところ、「きたほなみ」の乾燥麦推定重量は11俵前後ありますが製品歩留まりはどのくらいの数値になるか予想がつきません・・・。

2013年7月30日

キューサイ青汁の原料ケールが大きく育つ

Filed under: 青汁ケール — 管理人 @ 7:19 AM

大きく育ったケールを一枚一枚手でもぎ収穫をしていきます。手首が腱鞘炎になったりしてかなりの重労働です。30度Cを超える炎天下や雨降りにも作業をするのです。

ケール収穫作業が村瀬ファームの主力作物なのを理解してもらって一生懸命作業してもらう。

2013年7月29日

鹿追町花火大会

Filed under: 中国人研修生,従業員の話 — 管理人 @ 9:24 AM

毎年恒例の花火大会へ全員で見物に出かける。外国人従業員は初めての浴衣姿に感激して楽しさが爆発。浴衣姿になると普段の仕事着とは見違える美しさに変身する。

仕事着で土にまみれて作業する姿もいいですが・・・・。

浴衣姿を見てしばし男性陣は見とれていました。村瀬ファームが行なっているワーキングホリデーは仕事優先だが休日もメニューが盛りだくさんで遊びも充実。時々仕事を優先順位から外してしまうので注意しなければならない。小さいながら職場の頭として遊び盛りの20代を抑えるのに必死です。

2013年7月26日

なんと台湾からマンゴーが届く!

Filed under: 従業員の話,野菜、食べ物の話 — 管理人 @ 7:27 PM

昨年ワーホリで来てくれたYinさんが台湾のマンゴーを6個送ってくれました。台湾から送れることを知らなかったので驚きました。

ではと、郵便局で国際郵便で北海道のメロンやスイカを台湾に向けて送れるかどうか聞いてみたが「野菜、果物類は送れませんと」返答が帰ってきた。

個人では無理なようで輸出業者を通しては可能なようだ。メロンを贈ろうと考えたが諦めることにした。

Yinさんこれから頂くが美味しそうなアップルマンゴーありがとうございました。

同じく台湾から昨年来ていた呉さんからドライマンゴーが送られてきた。甘く、柔らかくめちゃんこ美味しい!!

今年から町ではサツマイモの干し芋の商品化に向けて試作が始まるそうだが、その技術を使ってジューシーでしっとり柔らかい干しマンゴー(注1)もやってみてはどうかな?

夢はでっかく持って鹿追の特産に成長すればいいんじゃないかな。しかしこれはおいしいなあ!

(注1)鹿追町農村青年会では鹿追バイオガスプラントにてマンゴーの試験栽培を開始する。またサツマイモ研究会ではサツマイモの栽培試験をすでに行なっており商品化に向けて研究している。またチョウザメの試験飼育も開始されることになってにわかにバイオガスプラントは忙しくなり注目を集めている。

2013年7月23日

セキレイの巣がエンジンルームに

Filed under: 農業機械の話 — 管理人 @ 8:49 PM

自走式スプレイヤーのエンジンルームに多分セキレイの雛が3羽孵っている。途中で気がついたので何時からかのかは判明していないが厄介なところに巣を宿したものだ。

仕事が終わるとそっと覗く。物音に反応して親鳥が来たと感ちがえして、雛が大きく口を開けて背伸びをする。きっと腹が空いているのだろう。

外を見るとセキレイの親鳥が心配をして様子をうかがっている。何とか無事に大きく育ってもらのを願うばかりだ。

以前卵の時に巣を倉庫の片隅に移動したことがあったがその後卵が消えていた。巣を移すと気に入らないようで、何処かに引越しをしてしまう。今回はそのままにしておいた。どうなることやら。

2013年7月19日

JA OOO湖青年部の皆さんが来られました。

Filed under: 体験付き修学旅行 — 管理人 @ 9:07 PM

日本で初めて車幅変速(ズームトレッド)を搭載した自走式スプレーヤーをメインに視察に来られました。11名の部員のうち7名が独身の若い農業後継者の人たちです。

芽室のディーラーから営業の方を呼んで説明をしていただいた。昨日は幕別のS農場でクロダ農機製5000Lの自走式スプレーヤーを見学されたそうです。

実際に試乗していただき操作をしてもらう。

またケールの収穫をしていたので現場で見学して外国人従業員の話を聞いて頂く。これだけ従業員がいるとあまり儲からないことと、我がファームの経営方針は「危険ですから絶対真似をしないでください!」と伝えた。

「本当ですか?」と質問されたのでご覧のとおりです。と意味不明の言葉を返した。

長男が働いている農業団体の管轄の農協であり長男がお世話になっていることを感謝した。

 

2013年7月18日

今月のホームステイは?

Filed under: 山村留学生,従業員の話 — 管理人 @ 10:22 PM

山村留学生の晩御飯は手作りピザとバーベキューでした。合わせてお母さんの誕生会と7月いっぱいで農場を去る3人の従業員の送別も兼ねた。来月は従業員を補充せず少数精鋭で収穫作業を頑張ることにした。

ドラム缶を改造した簡単なピザ窯で5分弱で焼くことができる。どんどん焼きあがって運ばれてくるが皆の胃袋にあっという間に収まる。

ピザ制作班(外国人従業員が中心)も大忙しで動きまわる。私らは午後10時前に退散したが、午前3時頃まで笑い声が聞こえていた。(注意)中学生は寝ていましたよ!

2013年7月13日

ケールが草だらけになってしまった

Filed under: 青汁ケール — 管理人 @ 9:20 PM

暫くの間、自宅から3キロ離れたケール畑を見に行かなかったら草だらけになっていた。急遽休みの予定だった土曜日に仕事をすることになる。

午前中は全員で出勤するが午後からは希望者だけで頑張る。最高気温30度Cのなか体力を消耗しながら草取りの作業は進む。

明日から待ちに待ったケールの収穫作業が10日ぶりに再開できることになった。明日から頑張ろう。

 

2013年7月11日

朝取りの自家消費する野菜たち

Filed under: 野菜、食べ物の話,青汁ケール — 管理人 @ 9:38 PM

大根、ブロッコリー、カブ、きゅうり、アスパラガス、チンゲンサイ、キャベツ、ナス、水菜、ほうれん草などなど。大豊作で従業員も料理のレパートリーが少ないのかだんだん消費が減ってきて、烏骨鶏の餌に変化しつつあります。知り合いにお願いして無料でおすそわけをしています。この時期ビタミン類の補給が十分で口内炎もどこ吹く風。ほとんどが無農薬で栽培しているので安全です。

ケールのソースがバジルのソースと殆ど変わらない味なのを発見して大量に作る。ほとんど自家産で栄養価値の高い野菜ソースやスムージーが作れることに感謝しなければ。フードプロセッサーとミキサーが大活躍です。

2013年7月10日

JA**農協青年部の皆さんが視察に

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 10:18 PM

今日はある町のJA青年部16名の若き農業者が視察に来てくれました。息子と同じ年代の農業後継者で構成されています。台湾、香港のスタッフもパンフレット配布など手伝いをしてもらう。あいにくの雨でしたが視察の時間になるとピタッと雨がやんで少し晴れてきました。

農場の説明では新規作物の栽培の取り組みについて重点的に話す。H17年から栽培しているケール、イチゴ苗、サツマイモ、行者にんにく、カボチャなどを順番に説明した。新規作物の収入は全収入の3割に達していることを伝えた。

施設見学ではH22年に建設した雪を貯蔵している雪室を見ていただいた。また圃場ではケールの収穫を見て頂く予定でしたが配車がなくなったので導入のきっかけや栽培の難しさなどを説明する。視察に来てくれたJAではパン用小麦「ゆめちから」の栽培には取り組んでおらず「ゆめちから」について興味を持たれていたようだ。

今年は視察が多く、ある町の酪農部会、他の青年部の方々が来られるようになりそうです。酪農部会については職種が違いますがTPPに向けての取り組みや新規作物についての話を聞いてみたいので、という目的で来られる。うまく話せるかやってみないとわからないので挑戦することにした。

2013年7月7日

北大法学部2年生 視察&調査

Filed under: 中国人研修生,従業員の話 — 管理人 @ 12:44 AM

「外国人労働者の現状と実態について」北海道大学法学部学生5人が村瀬ファームに1泊2日で実態調査に来た。当ファームは中国、台湾。香港8人の外国人の労働者がおり聞きとり調査と懇談が行われた。

ケールの収穫を体験する予定だったが配車がなかったので草取りを行う。外国人に除草鍬(通称ホー)の使用法を指導してもらい一緒に農作業を体験した。最高気温34度Cのなかの農作業はどうだったでしょうか? 無農薬の栽培は雑草との闘いです。わざわざ札幌から長靴持参で来て意欲満々の農作業体験となりました。

帰り際の昼食時の懇談で。「私達学生に何か伝えたいことはありませんか?」という質問に。

まず第一に農業を理解してほしい。今回のように現場に踏み込み農業の実態を見て感じ体験すると、あなた達が毎日食べている食材が身近に感じ興味を持つようになると思います。私達も農薬を少なくしたり無農薬栽培をして安全な美味しい農産物を提供していく努力をしなければなりません。一日3回の食事をするたびにこの食材はどこで生産されたものか興味をもつようになります。そして国産農産物の大切さを理解してほしい。そのために我々農業者も農業体験付き修学旅行生の受け入れ等「食育」の事業を展開する必要がある。TPP対策の一つにもなりうるが国産農産物に理解とファンを増やすために絶対必要なことであると。また、国家、地方公務員だけが目指す職業ではないと話した。

彼ら学生は勉強ばかりして農業に触れるのは今回初めてだそうである。十勝が日本農業の一大生産地なことや外国人労働の実態について誤解があったようでさわやかな顔で帰ることができたようだ。来年はゼミの後輩に来ていただくよう約束して別れたのであった。

OKをもらったのでメールを紹介します。

おとといから二日間、お世話になった
北海道大学法学部2年のゼミリーダーのHです。
忙しいなか、僕たちのフィールドワークを
引き受けていただきありがとうございました。
なんの面識もない僕たちのことを家族のように
迎えてくれた村瀬ファームのひとたちを見ると
とても安心したのを覚えています。
帰りに5人で話していたのですが、村瀬ファームは
単なるフィールドワーク先ではなく、
自分たちの生き方を考えさせられた場だと
口ぐちに言っていました。
このような貴重な機会をいただき
ありがとうございます。
ゼミの発表内容などについては
発表内容ができしだい、報告したいと
思います。
暑くなってきて、体調を崩しやすい時期に
なってきているので、みなさん
お体に気を付けて、すばらしいファームを
作っていってください!

北海道大学 法学部2年  H

2013年7月2日

じゃがいもが開花

Filed under: ジャガイモについて,畑の様子 — 管理人 @ 10:20 PM

5月8日播種の「キタアカリ」が開花をはじめました。

5月9日播種の「男爵」は着蕾期を迎えていますが、気の早いのがぽつんと咲いています。開花最盛期は7月中旬ごろになると思います。隣のケールの圃場と合わせてCM撮影やTV放送の番組収録が行われる予定です。

2013年7月1日

21年前に造成した芝生

Filed under: 家族の話題 — 管理人 @ 10:36 PM

平成4年に完成した自作ログハウスと同時に芝生を造成して21年が過ぎた。

広い芝生で子供たちと遊ぶのが夢で親(昭和一桁生まれ)には反対されたが自分の意見を通した。自分の子供達と遊んだ芝生で今度は孫と遊ぶことになるのが夢だった。それが現実になる。従業員住宅を建設するたび縮小を考えたが思いとどまった。

明日は京都のばあちゃんと若嫁さんの妹が遊びに来てくれることになった。京都にはない広い芝生でばあちゃんと思いっきり遊んではどうかな?

2013年6月30日

キューサイの青汁ケールの収穫始まる

Filed under: 従業員の話,農産物の収獲作業,青汁ケール — 管理人 @ 1:58 PM

いよいよ平成25年度のケールの収穫が始まりました。最近は緊張してあまり寝ることができず何年やっても新人の気持ちの日々になります。

毎年、農薬検査、配車の日程、従業員と運送業者との連絡、収穫機械の整備と準備など頭のなかで何をやるのか考えていると夢のなかでケールの収穫をしています。

13人の従業員のうち10人が未経験で不安が優先して襲ってきます。

休息のひととき。気温28度C、灼熱の香港(気温37度Cで湿度97%)から来ている彼女でも北海道の涼しい暑さ?とケールの収穫作業は厳しい部類に入る。村瀬ファームは外国人部隊で運営されキューサイの青汁も外国人なしでは作業が進まなくなってしまった。涼しい午前中で作業を終了するようにしている。今日も28度Cになる予報で午後からは休養をかねて休みにしなければならない。楽しく仕事は進行させるように心がけている。お互いの信頼関係が損なわれては修復するのは難しい懸案となる。生産者と加工業者との信頼関係も同じである・・・。

5月に来場した彼女は当初1ヶ月〜2ヶ月くらいの滞在予定だったが、「11月の収穫作業が終わる最後まで居たいのですが?」と言われた。部屋に空きが出るのを待っている若者がたくさんいるが真剣な眼差しで語る顔は間違いないと感じたので「OK!」と伝えた。今年は滞在延長する若者が多い。北海道の冬を経験するため年越ししたいという女性も出てきた。

2013年6月28日

貴重なブロアーをゲット

Filed under: 農業機械の話 — 管理人 @ 10:47 PM

知り合いの方に依頼していたブロアーを見つけていただき車で2時間の距離にある街に出かけた。

雪室に雪を入れるために使用するブロアーを2台買うことができた。探してもなかなか見つからず中古市にも出品されることがないので見つかってホッとしている。

例年タイヤショベルで雪を搬入していたが、今年は初めてブロアーを使用して雪を入れて見ることにしよう。

 

 

洗車を頼んだところ・・・

Filed under: 体験付き修学旅行 — 管理人 @ 6:41 AM

3ヶ月ぶりに車を洗車するため帯広市に出かけた。

とあるガソリンスタンドで少し高いなと思いながら1050円コースを選んで係員に申し込む。自動だと思っていたら車から降りて事務所でお休みくださいと言われた。

ふと見ると、洗車されて出てきた愛車を5人がかりで拭いてくれてるではないですか。しまいには掃除機で車内も綺麗に掃除してくれる。汚いですからと断りたくなるような惨状だったので恐縮してしまった。この光景に感激して写真を撮ったら本社からのお忍びの調査員と勘違いされた。

1050円は最初高いと思ったがこれなら安いと感じたのであった。地元スタンドもこれに近いサービスが無いものかなあ・・・・。

2013年6月27日

鳥小屋完成 

Filed under: 体験付き修学旅行,従業員の話 — 管理人 @ 6:59 AM

I鉄工場に建設を依頼して倉庫横に増築をしていた鳥小屋が完成した。地面に炭を敷き木材を粉砕したバークを20cmの厚さに敷き詰めた。

餌箱も見よう見まねで制作。卵を産卵する箱を設置して16羽の烏骨鶏が入居?する。

次の日の朝、恐る恐るなかを覗くと産卵箱には1個、広場に5個の記念すべき小さな卵が初収穫できた。烏骨鶏の卵は鶏よりひと回り小さく卵ご飯には調度良い大きさだ。おおむね販売価格は鶏卵の10倍するそうです。餌はキューサイの青汁の原料ケールです。無農薬の餌を与えて平飼いの烏骨鶏の卵!!高く売れるなあ。とりあえず従業員の栄養源でいいか!

2013年6月26日

ほまれ大納言に除草機を入れる

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 5:36 AM

播種してから約1ヶ月が経過して除草カルチ入れが始まる。雑草の発生は少ないが野良芋(4年前に栽培時の掘り残し)の発生が少々ある。

2013年6月25日

6月23日の作況(2)

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 7:39 AM

5月25日播種のほまれ大納言小豆。契約栽培で市場価格より5,000円前後高く売れる予定です。まだ契約していませんが。

昨年10月移植の7年経過している行者にんにくが種をつけています。7月末に種子を採取して播種します。そして7〜8年後に収穫期を迎える栽培期間の長〜い作物です。

よって反収は300〜400万円ぐらいになるでしょうか。管理が大変ですが収入は十分あります。

2013年6月23日

6月23日の作況

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 12:07 PM

今年初めて栽培する冬瓜が大きくなってきました。そろそろ定植の時期を迎える。

こちらも初めて栽培する生姜。9cmポットに入れて1ヶ月が過ぎてやっと萌芽してきました。ハウス内にトンネルをして気温30度C~40度Cに保つと発芽が始まった。暑さを好む作物のため北海道の栽培概念を捨てなければならない。難しい作物である。今後どうなるか全く想像がつかない。案の定、暑くしすぎて焼いてしまいました。

66cmの畦が塞ったケール。コナガ、モンシロチョウの発生も少なく順調に生育している。今の時期は食害も少なく捨てる葉もなく一番収量がある。配車がある・ないで収量に大きく影響してくる。青汁千歳工場の操業予定が6月23日の予定だったので照準を合わせていましたが5日ほど予定が遅くなったようです。

モンシロチョウの発生が少ないと8月〜9月にかけてヨトウガが多発します。今まで両者が多発したことはありません。どちらかが多発するか、どちらとも発生が少ないかです。ちなみに鹿追での状況です。今年もヨトウガの多発が予想されます。畑には年を越したヨトウガの蛹がたくさん点在しています。昨年9月末からは収穫不能に陥りました。

開花期終盤のパン用小麦「ゆめちから」。穂の段数は8~9段ある。何とか麺用小麦「きたほなみ」の収量に肉薄して貰いたいものだ。

甜菜(ビート)品種「ラテール」ほぼ畦が塞がりかけています。ピクニックコーンは草丈50〜60cm成長してすべての作物が順調に生育しています。

2013年6月19日

今月のホームステイは?

Filed under: 山村留学生,従業員の話 — 管理人 @ 10:48 PM

今回は定番となっている手作りピザ。山村留学生と外国人従業員が仲良く13枚のピザを焼いた。

総勢18人で一枚づつ焼けたピザを取り合って食べる。さすがに山村留学生の二人の中学生は優先的に食べさせていたら何時まで経っても順番がきそうにもないので奪い合いになってしまった。そのうちおにぎりが登場して空腹を満たすことになった。

 

2013年6月18日

6月14日の作況(2)

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 9:14 AM

5月31日定植のピクニックコーン。幅95cmのマルチを使用したが通常135cm使用しているマルチの機械では調整してもうまく土がかからず四苦八苦した。また透明だと雑草がはんもうしてきた。初めてなのでこれが普通のマルチ栽培なのだろうか・・・・。ケールの緩衝作物として栽培している。今年は低温、干ばつの影響で不作となったアスパラ。200坪ある自家用のアスパラガスの収量は例年の半分程度ですが従業員には飽きるほど食卓に上げることができます。

 

6月12日定植のかぼちゃ(品種九十九里)300株です。

2013年6月15日

6月14日の作況

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 7:05 AM

4月23日定植のケールです。パオパオを被覆していたので生育が順調で今月末の収穫に間に合いそうです。雨後には66cmの畦がふさがるため草取りで畝の中に入ることはできません。収穫後にケールは芯だけになるので草取りが容易になります。収穫と草取りを交互に行い草の種子が成長しないように注意します。そうすると翌年は草が少ない圃場になることがわかってきました。無農薬栽培は大変ですが従業員の人数を確保していると雑草が減っていきます。が経費が増大するため収入も減少します。よって高いケールの単価でないと栽培はきびしい作物になります。昨年は様々の要因で赤字に転落。今年は勝負の年となります。

5月4日播種のジャガイモ(品種キタアカリ)均一に萌芽して順調に生育しています。

4月23日移植したビート(品種ラテール)です。3日前に除草剤を散布していますが酪農家との交換耕作のためツユクサが生え放題です。

明日は2週間ぶりに雨が降る予想で作物は一気に成長できるでしょう。

昨年9月26日播種の小麦(品種ゆめちから)が出穂して開花の準備が整う。2〜4日後に開花期を迎える。

こちらは10月3日播種の(品種ゆめちから)は穂が半分くらいしか顔を見せていなく(きたほなみ)と同時期になっています。

こちらは9月24日に播種した小麦(品種きたほなみ)は半分ほど穂が出穂してきました。(ゆめちから)より3〜4日出穂が遅いようです。

苺の苗も順調にランナーを伸ばしています。太郎、次郎、三郎苗まで成長しています。まもなく7・5cmのポットに苗を入れて養成をします。この作業が8月上旬まで続く。

2013年6月13日

ケールの草取り真っ最中&刃研ぎ

Filed under: 従業員の話,青汁ケール — 管理人 @ 1:04 PM

1回目のケールの草取りが最盛期を迎えている。除草鍬の刃研ぎもまずまずの技術に達してきましたが。先輩従業員に刃の研ぎ方を指導してもらっています。

手前の女性はお嬢さん座りで刃を研いでいますが股を開けないということで仕方がありません。無理して開かすこともできず。恥じらう外国人です。

2013年6月10日

6月の誕生会と雲海テラス

Filed under: 従業員の話 — 管理人 @ 8:27 PM

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6月の誕生会は香港からのKと台湾から来ているIの二人でした。明日はトマムの雲海に出かけることが決まっているので皆はウキウキ気分でした。

朝2時半に起きて3時半に車4台で出発して行った。前夜の雲海の見れる確率は70%だったそうだが・・・。

DSC02478

結果は素晴らしい光景を見る事ができ早朝の日差しは思ったより暑かったそうです。昨年の経験者曰く、「去年より綺麗だった」

かくして村瀬ファーム、鹿追町ピュアモルツ研修生、農村青年会合同の観光地巡りは大成功だったようです。次回はどこかな?国際交流促進委員会北鹿追支部より報告でした。

 

2013年6月9日

十勝地区農機具中古市&中札内&幸福駅

Filed under: 従業員の話,趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 8:52 AM

今年も全員で農機具中古市に出かけた。雪室に使用できそうなブロアーが3万円(飼料用コーン等をサイロなどに吹き上げる機械)で出展されていたので14人で抽選に挑んだ。

見事に人数に物を言わせて抽選に当選したが、千歳の若手酪農家が切実に欲しそうだったので譲ってあげました。今日獲得した善意のポイント1点。合計マイナス3点。

中札内にある十勝野フロマージュ(社長は元教師で娘が所属していた吹奏楽の顧問でした)で美味しいアイスをお好みで食べる。帰り道、菜の花が満開の畑を発見してカメラマンのナベさんを除いて全員で記念撮影をした。

明日(日曜日)は6月の誕生会とトマムの雲海、旭山動物園に従業員とピュアモルツ研修生、地元農村青年会員が合同で出かけることになっている。総勢20名を超えるようです。

 

2013年6月7日

小麦に除草剤散布

Filed under: 農業機械の話 — 管理人 @ 9:22 PM

遅くなったが小麦に除草剤を散布する。最近はジャガイモ、小豆の除草剤散布が終わり小麦後はビートで終了する。

体には良くないと思うが畑が雑草だらけにはなりたくないので仕方がありません。

今年から農薬庫は2階に移設して直接に農薬投入できるようにした。今まではフォークリフトで農薬投入口まで荷揚げして大変だったが、現在は格段に便利になった。

写真のマシーンはクロダ自走式スプレーヤーハッピー4000、タンク容量4350L(オプション)、散布幅最大33m、散布高さは最大3・8m,畝幅油圧可変トレッド2m〜2・3mまで約30秒で設定可能。タイヤは36ー12.4を装着(オプション)。

2013年6月4日

サツマイモの定植

Filed under: サツマイモについて — 管理人 @ 10:09 PM

サツマイモ(品種ベニアズマ)を約4000本定植しました。昨年と同じ時期に行う。今年からマルチが高畦になり堆肥が比較的少ない畑の端を選んだので豊作の予感がします。

残り1000本は1週間後に定植を予定している。

 

ケールのパオパオを回収する

Filed under: 青汁ケール — 管理人 @ 6:56 AM

幅3・2m、長さ200mのパオパオの被覆資材を巻き取りました。初めての作業ですが意外と簡単にできます。ハンドルを回す人は大変ですが、女性従業員でもゆっくりであれば200m1本を休みながら作業できることがわかりました。

畑の長さが540mあるので、540m先に居る従業員には電話で作業を指示しないといけません。

パオパオを剥いでみると全長40〜45cmほどに成長したケールが元気に顔をを見せる。被覆していないところは20cm前後なので成長は倍速である。

2013年6月3日

35年ぶり?によつ葉乳業視察

Filed under: 中国人研修生,従業員の話 — 管理人 @ 6:16 AM

JA鹿追外国人研修生受入農家連絡会主催による視察研修が行われた。約40名の参加で地元十勝音更町にあるよつ葉乳業を訪れた。

35年前にNewzealandの乳業メーカー社長夫妻を案内してから35年の月日が経過していた。当時主流だった紙パック「テトラパック」をNewzealandに持ち帰り当地でも普及させたいと意欲を示していたことを思い出す。

地元に住みながら畑作農家は意外と身近にない存在なのだと感じた。すっかり建物も新しくなり美味しい出来立ての牛乳とヨーグルトを頂いた。S41年に農民による農民のための乳業メーカーとして誕生してから50年近くになる。改めて太田寛一氏(JA士幌組合長でホクレン会長を経て全農会長を歴任)の偉大さを再認識した。

2013年6月1日

ケール草取り隊出動

Filed under: 青汁ケール — 管理人 @ 12:53 PM

いよいよ今日からケールの草取りが始まる。通称「ホー」(除草鍬)を持つのが初めて従業員が多く、ぎこちなく作業が進む。30分ほど指導するとなかなかさまになってきました。

ケールは昨年より生育が良く早めに作業をしないと3回草取りができません。無農薬栽培ですから雑草は次から次と生えてきます。

2013年5月31日

トウモロコシ定植

Filed under: 農産物の播種、移植作業 — 管理人 @ 9:34 PM

今日は最高気温30度C近くのなか冷やしても美味しいトウモロコシ「ピクニック」を約6000本を手動で定植する。東側はケール、反対側は男爵いもの畑で農薬対策のためトウモロコシを定植することにしました。

2013年5月30日

さつまいもと行者にんにく

Filed under: サツマイモについて,行者にんにくについて — 管理人 @ 6:13 AM

今年予定しているさつまいも栽培の準備をしました。おおよそ5000本ほどの苗を6月上旬に定植するためマルチを設置する。

苗は鹿追町バイオガスプラントの余熱を利用したビニールハウスで育成栽培されたものを使用します。今年で試験栽培は5年目を迎える。

トラクターは最低のミッションでゆっくり進むが土をかけるのに従業員は汗たらたらで必死について来ます。ダイエットになったかな?

昨年10月に移植した行者にんにくの圃場は雑草が生い茂るようになったので雑草抜きを手作業でする。特に端の畝はギシギシや牧草がひどく作業が終わると綺麗な状態になった。

今日はさつまいものマルチ設置班3名、ケール定植班2名、ケール播種班4名、芋培土1名、行者にんにく雑草抜き班4名で作業をする。4班に分かれても作業は順調に進みます。

2013年5月28日

30度を超える暑さに

Filed under: 従業員の話,農場生活について — 管理人 @ 8:11 PM

北海道の東部はフェーン現象で30度超になり全国一の暑さになった。休憩時の麦茶の消費が増えています。

男性陣はトラクターの整備に手間取り遅くなったので芝生の上でスパゲティーを食べる。ワインとビールも飲みたくなったのでたくさん頂くことになった。

あっという間に夜もふけ野良猫「ヤン」と女性陣がせっせとビールを運んでもらうち一緒に飲み会となった。夏日になると冷えたビールが美味い。臨時ビアガーデンの開設となりました。

 

2013年5月26日

小豆の播種始まる

Filed under: 農産物の播種、移植作業 — 管理人 @ 9:19 PM

誉大納言という大粒の品種で十勝ではあまり作付されいません。種子は道南で生産されたものを使用している。種板は9mmの穴を使用していますが10mmだと詰まらないかもしれません。今年は7haのうち4haに「誉大納言」、残りの3haに「きたのろまん」を播種する予定です。

2013年5月24日

JAOO町通常総会開催

Filed under: 体験付き修学旅行 — 管理人 @ 8:39 PM

平成24年度の農業生産額は畑作49億、酪農・畜産125億、総額174億円となり史上最高の金額となった。

そのなか当期余剰金は38億円あった。組合員への配当金は出資金に対して1%。事業分配当金として2億4千万円。約260戸の組合員に支払らわれた。

また100人近い準職員を本採用にして正職員にした。給与は前年並みになる予定という。

TPPに関する緊急動議が青年部より発動され、TPP断固反対を選挙公約で唱えて衆議院に当選した自民党をはじめ推進派に向かい断固反対を決議した。

5月22日作況

Filed under: ビニールハウスの仕事 — 管理人 @ 7:51 PM

極甘のとうきびの品種である「ピクニック」が発芽した。無農薬栽培のケールの緩衝作物として6000本を苗立てしている。まもなく路地で初めてマルチ栽培をする。

5月13日に農協から引き取った苺の苗からランナーが伸びてきました。大きくなった太郎苗は2次親として活用するためプランターの空き地にピン留めをした。

 

 

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