2021年3月31日

すっかり雪が融け春らしくなる

Filed under: 従業員の話,行者にんにくについて — 管理人 @ 10:43 PM

最高気温17度の暖かさにより、畑の雪はほとんどなくなった。今年の凍結深度は26cmと浅いので農産物の蒔き付けは早くなりそうである。このような年は晩霜や強風による砂嵐などで農産物に被害が出る危険度が高くなる。

ゴールデンウィーク頃には寒さで震え上がりそうである。

露地栽培している「幻の山菜」行者にんにくが芽吹いてきた。鶏糞、豚糞、有機肥料を与える時期となった。栽培8年の歳月を迎えるものは指くらいの太さを有する。10月には収穫可能となり、来年の2、3月に出荷することになる。

新入社員2名を加えて4月1日より新年度がスタートする。新人2名はインターンシップで2ヶ月間も経験済みのため、即戦力として計算できる。頼もしい! 日本ハムの戦力より充実しているかも・・・?

2021年3月21日

甘~い台湾産パイナップルを食べた~い!

Filed under: その他農産物について — 管理人 @ 1:59 PM

近くの超大国が香港の次にターゲットにしたのが台湾。まずは台湾総統の出身地の特産物「パイナップル」を全面禁輸措置にする。数十年前頃は台湾産バナナ、パイナップルが日本国内では頻繁に売られていたように思う。甘くて美味しいのに、最近は量販店では売られてないことが日常的になっていた。

これからは酸味の強い他国産の物より、甘~い台湾産が食べれるのを、応援を込めて楽しみにしている。JA川西産長芋と交換しましょう。

2021年3月20日

インターンシップの学生と長芋の種切り始まる

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業,長芋について — 管理人 @ 12:10 PM

春期のインターンシップの学生(近畿大、東京大)を迎え入れて、5haを予定している長芋の種切りの作業が始まる。JA川西から供給された原種を当農場で自家栽培した約25トンの種子を使用する。

東京大農学部の学生は4月から農水省スマート農業担当になるそうで、就職前に別海の酪農などを体験してから、当農場で研修をしている。当地JA鹿追町ではスマート農業をいち早く取り入れて、東大、立命館大、ヤンマーとの産学協同でキャベツ収穫機を開発成功した。現在は全自動キャベツ収穫機の実用化に向け最終年となる実証試験をする。昨年、当農場で試験データを取得している。

2021年3月12日

加工用キャベツが発芽する

Filed under: キャベツについて — 管理人 @ 5:51 PM

3月4日に播種した加工用キャベツが発芽を始める。暑くなる日中は20度前後の気温を保持して、ゆっくりと発芽を促す。JA野菜センターでは発芽室にて気温26~28度の設定で実施している。その気温だと4日前後で発芽する。当農場ではおおよそ1週間をかけて7割ほどが発芽する。最終的には95%前後の発芽率を誇る。

YR天空は国産で京都産、新品種「KCA542」はイタリア産のコート種子を使用。

日中の外気温はプラスになり今月の大雪は徐々に融け始める。

2021年3月6日

大雪と加工用キャベツの播種作業の開始

Filed under: キャベツについて — 管理人 @ 10:06 AM

3月2日~3日にかけて約40cmの積雪があった。H28年以来の久々の大雪である。一晩中ビニールハウスの屋根に雪が溜まると、温風ボイラーやジェットヒーターを点火して雪を溶かしていた。

H28年は6月の長雨、9月に四個の台風に見舞われ農作物は大きな被害を受けた。こんな時こそ収入保険があったら手厚い保証が得られたと思う。

さて、3月4日に例年通り加工用キャベツの播種作業が始まる。まず極早生品種の「YR天空」を8反、その後は従来品種「おきな」に変わる新品種「TCA542」を10haほど6月20日頃まで順次播種する。JA鹿追町では昨年の新品種での結果として、内部障害等の病害は皆無だったそうである。素晴らしい品種のようだ。

毎日かみさんと交代でビニールハウスでの管理をしなければならない。赤子を育てるのと一緒なのである。農業収入の半分を補う一大事業なので、「今年も頑張らなければ!」と自分を鼓舞するのだった。

「天空」は新品種より1週間程度収穫期が早まり、仕事が枯渇する7月上旬過ぎに仕事が確保できるので重宝している。従業員確保の次に問題となるのは仕事の確保である。JAとともに加工用キャベツの供給を長い期間維持できるよう努力したい。

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