2020年5月27日

キャベツの草取り、長芋の播種が始まる

Filed under: キャベツについて,長芋について — 管理人 @ 6:01 PM

今年の長芋の芽だしはビニールハウス内から貯蔵庫に変える。温度を20~26度、湿度90%前後に保持して10日目、写真のように今まで見たことの無い?芽が出てきた。早速、職員のコウダイと青森県より導入した定植機の試運転をする。

同時に、4月19日定植した加工用キャベツの手取り除草が例年より10日ほど早く始まる。干ばつと低温で生育は停滞気味だったが、雨をもらうと活力がわき葉を大きく展開する。

慌てて通称「ホー」と呼ばれる除草鍬をもちだして指導を始める。何せ全員「ホー」を見るのも使用するのも初めてなので、1時間ほどみっちり一人一人丁寧に教える。キャベツの周囲を「口」の字を書きながら、土を切るように伝える。

毎年、たくさんの新人がワーキングホリデーで海外から来るが、1時間ほどで大体使用法をマスターする。これから10haのキャベツの周囲に発生している雑草を退治してもらいましょう。


2020年5月20日

世帯主なのに特別定額給付金10万円の申請書が配達されない・・・?。

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 5:59 AM

毎朝、最低気温が0度近くと冷え込んでいる十勝です。今日から小豆の播種とキャベツの手取り除草が始まる。

「特別定額給付金10万円」に大喜びのワーキングホリデーの皆さん。給付金の申請を済ませて鹿追町では15日から給付が始まる。日本はなんて良い国なのか? 外国人に優しい。ここの農場には15名ほど居るので150万円が給付される。

ところが世帯主の私には申請書が配達されない。いくら待っても配達されない。何か変だと思い役場に聞いてみた。

「村瀬さんには確かに申請書を送付しています。」「きていないですよ!」

「まあいいかあ!そのうちくるだろう・・・。」と電話を切った。

すぐさま役場より電話がなる。「村瀬さん、世帯主はおじいちゃんです。」「えっ?そうなんですね。」失礼しました。世帯主は自分だとズ~~ト思い込んでいたので、改めて世帯主は誰かなのか確認が必要です。

89歳の父親に聞いたところ「申請は終わっているよ!」とのこと。お金がもらえるときは仕事が早い。それも密かに? 10万円よいずこに・・・

 

2020年5月13日

5月12日畑の様子、馬鈴薯の培土作業始める

Filed under: キャベツについて,ジャガイモについて — 管理人 @ 7:01 AM

5月12日早朝より十勝晴れとなる。前日の雨の影響で土壌の湿気が多いが、馬鈴薯の重要な作業となる培土が始まる。鹿追で初めて2002年に導入したオランダ製倍土機は、当初批判のやり玉に挙がる。見慣れない機械が登場すると皆さん興味津々となって批評する。ジャガイモ栽培の長い歴史があるヨーロッパの技術が、北海道に受け入れるためには5年10年の歳月が必要かもしれない。

18年使用しているがタイン(ロータリーの爪)は未交換で耐久性抜群である。国産培土機と比較すると培土する土の(ベッド)が大きい。種芋1株に10個前後のジャガイモが着らいする。ベッドに余裕があるので粒が揃ったジャガイモが生産できる。また緑化防止にもなる。よって収量、収入もアップする。

播種と同時に仮培土が施していため、カメラ式自動操舵で畦をカメラで認識して自動運転が可能となる。起伏が激しい場所になると一時認識できないこともあったが、改良されて再度自動で認識できるようになった。毎回、アップルのパソコンと同様に無料でバージョンアップが可能である。昼寝?をする必要がなくなりキャビン内で休息がとれるようになった。畦の端に来るとセンサーが切れてピピーとお知らせ機能も充実。このシステムは価格が安価なのと維持費が無料なのがうれしい。

一番下の写真は4月19日に定植した加工用キャベツ。度重なるマイナス気温で葉も白く変色したものの、雨が大好きなキャベツはたくましく成長を続けている。現在約4haの圃場に定植が済んでいる。あと6haとなる。定植作業は7月まで続く。

2020年5月10日

馬鈴薯播種が終了して長芋のトレンチャー作業始める

Filed under: ジャガイモについて,長芋について — 管理人 @ 5:34 PM

5月8日に馬鈴薯の播種が終了する。とりあえずビート播種も済んでいるので、軽くお祝いした。牛肉サガリのブロックを仕入れて今シーズン初めてのバーベキューを堪能する。夜間冷え込む十勝の寒さに震えながら炭火を囲む。食べる量も半端ではないのでスープカレーも大鍋で料理する。

9日からは長芋の播種する前の下準備、トレンチャーという作業機で1m近く地面を掘削する。1時間に150mほどしか進めないので根気と睡魔との戦いが始まる。一日540mの畦を1往復するのがやっとの状態。M農機製カメラ式自動操舵システムで作業はかなり楽にはなった。5月中旬には種まきを始める予定。(長芋種子の芽だしが順調に推移すれば)



 

2020年5月2日

5月2日、十勝の大地に雷雨が襲う。明日の最高気温は29度C

Filed under: キャベツについて,ジャガイモについて — 管理人 @ 1:40 PM

4月28日、直播ビートの播種が終了して、すぐに馬鈴薯「品種男爵」の播種が始まる。キャベツの定植班5人、トラクター2台の整地班2人、馬鈴薯の播種班5人でフル稼働している。北海道十勝の農家はゴールデンウィークには大忙しである。

毎年猫の手も借りたいくらいの仕事の忙しさだが、今年はワーキングホリデーの皆さんをはじめ日本人の求人問い合わせが多い。職員住宅も満杯の状態で残念ながらお断りしているのがつらいが、7月以降に来ていただくようにお願いしている。7月以降はまだ大丈夫である。

キャベツ定植も定植機が修復して順調に稼働している。約2ha定植が済んでいる。

5月2日朝、すべての準備が整いいざ出陣となったとき豪雨に見舞われる。やっと乾いた大地が再び湿って休息となる。ダチョウの卵をいただいたので皆でだし巻き卵をご馳走する。おおよそ鶏卵25個分ほどあるのでちょうど良いおやつの量である。

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