2016年8月26日

畑の様子『台風の爪痕』

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じゃがいも畑から水が引かず、畑のなかで小川が発生している。冠水している場所はじゃがいもが腐敗を始めている。雨水は高い場所から低い場所へと流れてゆく。

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こちらはキャベツの圃場。凹地になると雨水が停滞して池になっている。収穫したキャベツの鉄コンテナ(400キロ)を運搬できず遠回りしている。また収穫機まで軟弱な土壌に身動きがとれなくなる。このままではキャベツが腐敗してしまうので人間自体も身動きがとれない場所も無理して手作業で収穫することにした。

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台風被害のウップンを晴らすべくカラオケを堪能する。彼らは日本のカラオケの挿入曲の多さに驚く。台湾語、広東語、中国語、英語、ドイツ語、もちろん日本語に対応できるカラオケ装置に感心しながら次から次と歌う。私は台湾大学生の語学力に感心する。すでに4カ国語を話せる大学生もおり、就職には苦労しないだろうと感じていた。 

ローカルな台湾語のテロップが出ると大歓声が湧き上がる。なぜ日本に台湾語のカラオケが・・・。

2016年8月24日

畑の様子『防除作業ができません』

Filed under: ジャガイモについて,畑の様子 — 管理人 @ 1:00 PM

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北海道に上陸した3個の台風で降った雨が停滞して、畑から雨水が引いていない。薬剤散布をしないわけにもいかず、無理と思いつつ作業をした。

まるで池の中をスプレーヤーが走っているようであった。

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じゃがいもの試験掘りをしてみたが、小粒傾向で早期に茎葉が枯れたものは小粒なのが顕著である。今年は食用、更に加工用は著しく不作になる可能性大である。

今年の営農にあたって明るい材料は、キャベツしか頼る作物がない状態。キャベツを栽培していて良かったと言える『出来秋』を迎えたいものである。滅多にない事なので・・・。後はJAが内部留保しないでいくら支払いしてくれるかにかかっている。満額回答を希望する。

2016年8月23日

観測史上初の複数の台風上陸する

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 6:57 AM

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9年ぶりに台風が北海道に上陸したのもつかの間、2個めに今日は3個目と、S27年から観測が始まって以来初めての複数の台風が上陸する。それも1週間に3っつもです。

昨夜から地下室の排水作業を独りでしていたが・・・朝方の一時ごろついに眠けが襲い仮眠をとった。ふと目が覚めると朝の5時半!!慌てて地下室に降りると床上浸水の状態。排水ポンプを作動するが手遅れであった。地下室の住人4人は知らずに就寝中である。

3回目の台風が上陸して我家の真上を通過する見込み。というよりも通過中のようである。いくらなんでも住人に起きてもらって手伝ってもらおう・・・。

2016年8月21日

ある日の休日『十勝川でラフティング』

Filed under: インターンシップ — 管理人 @ 7:34 AM

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2016年8月20日

しかおい7000人盆踊りに参加

Filed under: インターンシップ — 管理人 @ 1:51 PM

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鹿追町の人口は約5600人。お盆は町外で働いている家族や亡くなったご先祖様が帰郷するので、全町民参加すると7000人になる。屋台もたくさん出店して賑わいをみせる。

仕事を早めに終了して屋台で豚丼、しかおい蕎麦、焼きそば、お好み焼き、ラーメンなどで晩御飯を済ませる。インターンシップの最大の目的である日本の文化に触れるとともに、『盆踊り』に参加することが必修である。町内で農業実習している外国人グループに紛れ込んで、見よう見まねで盆踊りを満喫していた。

2016年8月18日

9年ぶりの台風が上陸

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めったに上陸しなかった台風が十勝を直撃した。物凄い雨と風が吹き荒れる。

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我家の真上を台風が通過していったなか、イチゴのランナー止めの作業をする。

ランナー(へその緒)は親株から10本前後出て、太郎、二郎、三郎、四郎・・・と苗が増殖する。太郎苗からもランナーが複数伸びるので、1株から100個以上の子苗が育成できる品種もある。9月出荷に向けてまもなく親株と繋がているランナーを切り離す。その前に7・5cmのポリポットへ根を活着させるため、ミニペーパーピンで固定をする作業を急ぐ。

台風が来ていても、ビニールハウスの中なので問題なく仕事ができる。ビニールに叩きつける雨音が賑やかですが。

2016年8月16日

突撃!我家の晩御飯『鶏肉ときのこの混ぜご飯&おでん』編

Filed under: インターンシップ,農場生活について — 管理人 @ 3:28 PM

IMG_4542IMG_4543この日は香港から参加のホーの歓迎会を兼ねて夕食会を開く。

鶏肉ときのこの混ぜご飯と、自家産の大根、烏骨鶏の卵をふんだんに使用したおでんにしてみた。混ぜご飯はにんにくで鶏肉、きのこを炒めて中華スープ、紹興酒、豆板醤などで中華風の味付けにする。最後に自家産のチンゲン菜を混ぜて出来上がり。初めてにしてはうま〜〜い混ぜご飯が食べれた。皆オカワリをしてくれ、香港のホ=は特別に美味しかったらしく4杯も食べていた。これだけ食べてくれると料理しても嬉しいですね。

えっ親方が料理するのですかって? そうですよ。大根の面取りなどは手伝ってもらいますが、ほとんどメニューと調理はやります〜。台湾の大学生たちは食器等を並べて食べてもらうだけです。十人十色で好き嫌いがあり献立には四苦八苦する。せっかく日本に滞在しているので和食に慣れてもらうのも大切なことでしょう。

2016年8月15日

ある日の休日 『雲海テラス』『ラベンダー』

Filed under: インターンシップ,趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 7:54 AM

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雲海を見れる確率60%を信じてトマムへ。

午前2時半に農場を出発して3時半に星野リゾートトマムに到着する。雲海テラスへ向かうリフトは長蛇の列。日曜日の朝なので外国人でごった返すかとおもいきや、意外と日本人ばかり。外国人ツアーは平日に組んでいるのかほとんど見受けられない。乳飲み子からお年寄りまで幅広い年代層でたくさんの方が挑戦されている。

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雲海テラスは待てど暮らせど深い霧のなか。たまらず歩いて30分かかる山頂に挑戦することになった。昨年から新しく開設されたそうで10畳ほどの山頂に身体を寄せあって霧が晴れるのを待った。(実はあまりにも登頂が厳しいので途中で挫折して朗報を麓で待っていた。)

2〜3分ほどであったらしいが霧が晴れて雲海が見えたよとラインで写真を送ってもらう。1900円の入場料の元を取らねば帰れないと思ったが、まずまずの収穫で安心した。

雲海テラスは待てど暮らせど雲海は見れずじまいで下山したのだった。

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ラベンダーの香りに包まれて天にも登る気分になった。目を閉じて精神を統一すると『わたし!ひらめきました!』『何が?』秘密です・・・。『気になるなあ・・・』

2016年8月13日

大豊作のキャベツ収穫

Filed under: キャベツについて — 管理人 @ 1:08 PM

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7月29日より始まった加工用キャベツ『おきな』は週5~6日のペースで収穫が順調に進行している。

豊作だった昨年を上回る勢いで良質なキャベツが生産されている。3日間の盆休暇を前に本日最後の作業をしている。今日まで約2haを終了してキャベツ約180〜200トンを出荷できそうである。大豊作と言っていいでしょう。

70回もJAと圃場を往復していると、少しかなかったタイヤ溝もあっという間になくなって、運搬するトラックのタイヤ2本がパンクする。道路にキャベツを少々まき散らしてしまい失礼しました。S56年製のトラックが悲鳴を上げているようである。もうそろそろ現役引退でしょうか・・・。経費節減のためエンジンが動く限り頑張ってもらいます。日産UDトラックさん・・・。

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2016年8月11日

小麦の収穫終了する

Filed under: 小麦について — 管理人 @ 7:35 AM

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8月5日に始まった小麦の収穫が8日に終了する。

私たちの集団は縦に長く5キロ圏内にある。気温が高い南の地区から始まり、北へと向かう。北へ向かうに従って小麦の収量が多くなる傾向。最初に収穫終了したパン用小麦『ゆめちから』はノーコメントです・・・・。

麺用小麦『きたほなみは』まずまずの収量と品質で安心した。平年作以上ありそうです。その要因の紐をとくことにしましょう。

小麦は播種適期があり、概ね9月20日から25日頃とされている。天候その他のために10月に播種がズレこむことが度々ある。以前であれば10月播種は生育日数や株立本数の確保、冬枯れの危険度が増すためおすすめではなかった。播種が遅いと当然開花期も遅れる。適期播種から4〜5日は遅い。今年は開花期に2週間ほどの雨期があり日照不足が顕著となり、小麦の受粉が進まなかった。しかし、開花がずれ込んだ遅蒔きの小麦はギリギリ晴天に恵まれ受粉が進行したと考えられる。

では遅い播種のほうが良いかというと・・・来年は適期播種のほうが良いことがあり予測がつかない。中間を採用して播種することにしましょう。今年は9月27日頃が当地区の播種適期にしますか。

2016年8月6日

摩訶不思議な小麦刈始まる

Filed under: 小麦について — 管理人 @ 6:14 AM

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8月4日試運転を兼ねて小麦刈が始まった。子実水分は20%台だが、青い子実が散見されて仕上がりが不十分なので2時間程度で終了した。仕方なく2日ほど様子見することにする。

ところが5日の夕方に圃場を見たところ青い子実どころか、ほとんどすべての圃場が一気に刈り取り可能の状態になっていた。慌てて夕方から小麦刈を始める。最高気温31度cのなか強風が吹き、自然な乾燥機が大きく働いた。

が、パン用小麦『ゆめちから』は夜間湿気が多くなると野毛が障害となって刈り取り不可能となるため、夜9時頃断念して明朝から再開することにした。

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