冬季間の運動不足や交流などの目的のため、1年に一度の行事としてミニバレー大会行われている。ビニール製の柔らかいボールを使用するため誰でも参加することができる。
このミニバレーは約50年前に、同じ十勝管内の大樹町で考案されている。当農場の職員で参加するのは初めてで、楽しくチームプレーをしてくれれば慰労会でも楽しく飲めるのではと思っている。
冬季間の運動不足や交流などの目的のため、1年に一度の行事としてミニバレー大会行われている。ビニール製の柔らかいボールを使用するため誰でも参加することができる。
このミニバレーは約50年前に、同じ十勝管内の大樹町で考案されている。当農場の職員で参加するのは初めてで、楽しくチームプレーをしてくれれば慰労会でも楽しく飲めるのではと思っている。
暑さや旱魃に弱い山菜『行者ニンニク』は昨年の暑さにダメージを受けていた。
少々細めではあるがスタミナ山菜としては失ってはいなかった。いつもと変わらぬ『行者ニンニク』を賞味いただく。食べてください。
2024,農場スタッフ募集要項更新します。今月からワーキングホリデーで参加希望が台湾、香港を中心にヨーロッパなどから5〜6人応募があります。ありがとうございます。正職員は1名決定しています。まだ男子寮、女子寮共に若干余裕があります。どうぞ宜しくお願いします。
香港からワーキングホリデーで働いている「暁」が念願の北海道大学大学院に🈴合格した。昨年まで失敗していたものの、今年は背水の陣で再挑戦した。7年前に京都大学大学院に合格をした「温」以来となる。
普段は農場で働きながら休日や夜間において勉学に励み、週に2日自動車学校に、あと2日は弓道教室に通う。仕事、遊びなど積極的に探究心をもって行動する。見ていて感心する。
「暁」は母国には戻りたく無いという。あまり詳しく書くと母国で拘束される心配があるので公開しないが・・・。こんな国が近くにあるとは迷惑な事である。残りの人生は北海道民として生きることを決意したようだった。
職員全員で努力の結果にお祝いをする。彼女はまず梅酒ロックで🍻乾杯した。
地元唯一の高校『鹿追高校』からT先生、生徒二人が来てくれた。ワーキングホリデー(今までに140人程度)で香港から来ている暁と正職員となった香港出身のメイとの懇談を希望された。当農場の一室で実現する。
生徒さん二人は英語に力を注いでいる鹿追高校に帯広市、音更町から来て学んでいる一年生。英語も含めてレベルの高さに驚いているという。暁とメイは英語が話せるので時々英語でも話をする。さすがに大したもんです。一人は国際的に海外などで教育に関わる仕事を目指している(と英語で話していた。)
実は鹿追高校から視察、懇談等を受けるのは多分初めてのこと。優秀な生徒がいることに納得。(以前から実績はあるのであえて言うまでも無い)。
これから台湾国立大学の学生がインターンで来る予定なので、学校にも出向いて交流することを約束してお別れした。午後7時ごろになったので用意していたジンギスカン、牛サガリで焼肉する。そう言えば部屋の中に良い匂いが充満していた。農場住人で軽く一杯を兼ねて🍖肉5キロを平らげる。写真は満面に笑みを浮かべる従業員、焼肉の威力は万国共通の美味しさである。
余談ですが、お世話になったT先生とT校長先生は発音が似ていたのでずっと校長先生だと思って電話で会話していた。鹿追高校は校長先生自らフイールドワークや出張授業?などをしていると感心していた。農場での挨拶をしたとき、T先生に『校長先生!』と言った瞬間に間違いだと気づいた。校長先生の貫禄はありましたが失礼しました。T先生もいずれ校長先生になる日も近いと感じた瞬間であった・・・。
JJは7年前に約1年間ワーキングホリデーを利用して働いていた。その時一緒に働いていた香港出身のEVAと意気投合して国際結婚をする。当農場では2組目の国際結婚であった。その後台湾へ帰り塗装会社を経営する父親の元、修行を積んで社長として現在は頑張っているとのこと。公共事業なども請負、順調に事業は継続しているそうで安心した。日本人の夫を持つJJの妹夫婦は、コロナの影響で台北で経営した日本式居酒屋を閉めて日本で生活をしている。
JJの長男は5歳になり、EVAのお腹には二人目が宿っているそうで久々に香港に帰郷している。
JJが好きだった『トスカチーナ』のパスタ、居酒屋『初音』の料理を懐かしく堪能した。
音更では農業機械展があったので全員で出かける。価格が高くなったことに驚いたが2台目の中古防除機を購入する。新品は約1500万円しますが30年くらい?使用したものは100万円で契約した。(現物は見ていませんがお任せしました。)
台湾からは続々と『遊びに行きます!』と連絡が来て楽しみな年になりそうです。職員とは社員旅行が『台湾』になるよう仕事や生活頑張ろうと励まし合っている。台湾プロ野球『中信兄弟』チアガール『チュンチュン』を日本男児は見てみたい! 豊作の年になりますように!
いやー力が入りました。大谷がトラウトをスライダーで三振に取った瞬間は久々に『よっしゃー』と叫んだ。野球世界一になった侍Japanお見事でした。
さて、今月、来月から職員として内定していた3人(香港から一人、地元から一人、京都田辺市「中国人ハーフ』から一人)が揃ったので歓迎会を開く。WBC優勝の祝杯も兼ねて食べて飲んで楽しいひとときを過ごす。次の日の午前中はまたまた臨時休業とした。臨時休業の是非は皆で相談して決めますが・・・休みにしますかと尋ねて反対する人はいないのは当然なことです。ハイ・・・。
6人の正社員、香港からのワーキングホリデー1人体制で4月からスタートする。香港から参加の彼女は北大大学院生の夢叶わず、弊社を志望してくれた。とにかく香港には帰りたくないそうで日本に永住する覚悟で来日している。来年も北大大学院に挑戦するそうである。売り手市場の昨今で感謝したい。官僚の方々もブログを見ていただいていることで、国に要望があります。ワーキングホリデーの滞在期間の延長を喫緊に希望します。どうぞよろしくお願いします。
7月にはインターンシップ提携している台湾国立屏東大学生なども来てくれる予定。コロナがほぼ終息して広東語、中国語。台湾語、英語、日本語が飛び交う『国際色豊かで賑やかな』農場に戻る。
乾杯!
今日よりワーキングホリデイ日本打工度暇を利用する外国人の若者の皆さん!また、日本人の皆さん!インターンシップの学生さん応募お待ちしております。
現在、日本人4人、台湾人の女性1人が働いています。短い期間でもご相談ください。みんなと一緒に畑で汗を流しましょう。時給は通常作業で900円~長芋収穫作業1300円、6ヶ月以上勤務または11月20日頃(長芋の収穫が終了)まで勤務の方には賞与(昨年は10万円)支給。自家野菜(馬鈴薯、キャベツ、長芋、アスパラガス、なす、ピーマン、キュウリ、にら、白菜、枝豆、玉蜀黍、など)、米は食べ放題、家賃無料、社員旅行(台湾、道内旅行)など特典が山盛りです。
詳しくは当ホームページを御覧ください。
昨年はコロナのため中止となった静内桜祭りが2021は開催されることになり、早速、全員で桜見物に出かける。まだ五分咲きであったが充分綺麗な桜並木であった。
屋台も出店があり、イカ焼き、ホタテ串焼き、ツブ串焼きなど日高地方の海の幸を味わう。
その後、村瀬ファームで知り合い結婚、新ひだか町で新規就農した「下ちゃん農園」を訪問する。3年前の大雪で10棟あったビニールハウスのうち9棟が倒壊するという大被害を受けた。しかし、国、北海道、町、農協の手厚い給付金で9棟を再建して営農を継続している。自己資金の部分は借金として返済を続けているそうだ。村瀬ファームのトラクター、作業機類は無償で譲渡する用意はしている。。
二人で力を合わせてチンゲン菜、ほうれん草、ミニトマトなどを栽培している。日本農業共済新聞で何度か紹介されている。早いもので子供は小学1年生になっていたので、ランドセルの代わりにお祝いを贈った。
最高気温17度の暖かさにより、畑の雪はほとんどなくなった。今年の凍結深度は26cmと浅いので農産物の蒔き付けは早くなりそうである。このような年は晩霜や強風による砂嵐などで農産物に被害が出る危険度が高くなる。
ゴールデンウィーク頃には寒さで震え上がりそうである。
露地栽培している「幻の山菜」行者にんにくが芽吹いてきた。鶏糞、豚糞、有機肥料を与える時期となった。栽培8年の歳月を迎えるものは指くらいの太さを有する。10月には収穫可能となり、来年の2、3月に出荷することになる。
新入社員2名を加えて4月1日より新年度がスタートする。新人2名はインターンシップで2ヶ月間も経験済みのため、即戦力として計算できる。頼もしい! 日本ハムの戦力より充実しているかも・・・?
11月10日、鹿追町の象徴、東西のヌプカウシヌプリ(通称夫婦山)がうっすらと雪化粧。まだまだ冬には早すぎる。一日あれば平地は融けてしまうでしょう。
長芋収穫は終盤を迎え、あと4日ほどになる。新品の鉄コンテナを購入、JAからコンテナを借用して準備ができたが、ちょっと収穫作業はひと休みである。
豪州からJと日本人女性を迎え、ロシア料理ビーフストロガノフで歓待する。鹿追産牛肉、当農場産ニンジン、ジャガイモ、ニンニク、トマト、十勝産牛乳、クリーム、バター、十勝ワインであたたかいストロガノフを料理する。外は津々と冷たい雪が降るなか豪州のJは3回もおかわりしていた。これだけ食べてくれると料理人?としてやりがいがある。
富良野ラベンダーが満開となり、仕事頑張っている皆に富良野、美瑛の探索をプレゼントする。
マイナビ農業主催のインターンシップも始まり、二人の専門学校生が参加している。厳しい労働環境、休日の有効利用、メリハリのある生活環境に内容の濃いインターンシップとなっている。本人たちから当社へ就職をしたいと意思表示があり、来年に向けて明るい材料となった。(コロナの影響で従業員が不足する予定のため)ありがたやマイナビ農業!
札幌中央市場を主に出荷をしていた行者ニンニクが予定より早く終了する。新型コロナの影響もあるので価格も安くなっていた。従業員も旅館(観光業)やサービス業などで働いていた方々が急遽、当農場に申込みをする方もいる。まだ宿舎に余裕があるので収容できるのだが・・・。仕事がありません。困ったものだ。どうしましょうかね。
4月からは通常通り日本打工度暇ワーキングホリデーの皆さんと忙しく農作業に取り組んでいきましょう。
3月2日現在、適度な降雪があり土壌凍結は45cmで止まったままになり収まりました。あとは溶けるのを待つだけとなった。写真は休憩のひととき。現在の従業員は全員20代で構成されているので、おやつはチョコレート、クッキーなど甘いものが人気である。
新ひだか町にある二十間道路桜並木が🌸満開なったので全員で出かける。いつものように町内でムラセファームから新規就農した下ちゃん夫妻を尋ねる。
昨年の大雪で🔟棟のビニールハウスのうち9棟が倒壊して未曾有の災害に見舞われた。道、町、農協からの災害資金で9棟が再建されほうれん草、ミニトマトが栽培されていた。再建に必要だった自己資金は無利子で貸付され、ゆっくりと返済できるようになったとか。補助金があっても負債は多額になるため「今年は頑張らないとならないねえ!」と言葉をかわし、我が農場も含めて決意したのだった。今までなかった温水器ボイラーなどを設置して、近代化された施設に生まれ変わっていた。
ある日は、4年前農場から京都大学農学部に留学した、台湾大学出身の「温」が就職した報告と農産物輸出商社の現地研修で来場する。その商社は隣の芽室町でかぼちゃ農家40戸以上と契約栽培しているそうである。今回は川西長芋も輸出できないか現地調査も兼ねて長芋の定植作業を体験していった。流通大手のイオンに1年就職していたが、早く独立して商社を立ち上げたいことから転職したそうである。
花見も兼ねて牛サガリのブロックを仕入れ、BBQで歓迎会を開催して昔談義に花が満開となった。
例年より従業員の応募が少なく、募集活動のため然別湖へ向かった。然別湖の入口になる扇ヶ原を過ぎたあたりから、白く化粧した樹木がお迎えしてくれる。ずいぶん久しく見ていない気がした。車を止めて撮影する。
然別湖コタンは今年も変わらない表情をしていた。我々が30数年前に考案した氷上露天風呂、氷の教会、コンサートホール、Bar の前身となる氷のギャラリー(写真展示室)などなど。発想は簡単だが、長く続けることが難しい。実行委員会のメンバーに敬意を表する。もともとの創始者はランチョ・エルパソの平林社長、及川デザインの及川代表、然別湖ネイチャーセンター崎野代表などが始めたのがきっかけとなる。彼らは北海道を代表する冬のイベントの立案者であり行動力はずば抜けていた。
さて、然別湖コタンでボランティア作業員をしているワーキングホリデイの外国人と面接する。彼らのほとんどが次の職場が決定して然別湖を離れていた。残っていたのは3人だけだったが、1週間でも可能なので働いてくれることをお願いした。
4〜6月から3人共働いてくれることになり、安堵感を持って帰宅した。
SONY xperia xzで撮影
今日よりワーキングホリデイ日本打工度暇を利用する外国人の若者の皆さん!また、日本人の皆さん!応募お待ちしております。
現在、日本人2人、台湾人2人の男性、台湾人の女性1人が決定しています。短い期間でもご相談ください。みんなと一緒に畑で汗を流しましょう。詳しくは当ホームページを御覧ください。
毎年、納会は地元の然別湖で開催していた。宿泊客が減少している11月の平日は閉館しているので、やむなく十勝川温泉で開催することにする。それでは一度も経験したことがない「大衆演劇」を観劇しようかとプランを練った。
長谷川劇団は十勝初登場とのこと。大盛況の会場に従業員、パートさん、家族総勢15人で足を運んだ。午前10時から貸切公演、11時から午後3時まで一般公演と会場は200人を超える大観衆(十勝各地の農協の老人会が中心)に驚き、平均年齢の高さに納得、劇団員(5歳)の熱演に観劇(感激)する。「ちゃん!生みの親より育ての親がいい!」5歳の人情芝居に涙する方も・・・。台湾、香港の従業員は眠い目をこすりながら「自国の京劇」などとは違う大衆演芸に見とれていた。
生まれて初めてだったが、「良かったですね!」何事にも一生懸命取り組む姿には感動した。
3月末からは従業員の歓送迎会が目白押し。今月は台湾などから新しいスタッフを迎えて歓迎会が増える。
新規にインドネシアの大学とインターンシップ提携に向けての調整が進行中。日本インドネシア国交樹立60周年記念事業として申請するそうである。
半年間、意欲ある学生を派遣できるようで、台湾の国立大生とともに交流を深められそうである。
毎年2月に行われているミニバレー大会に、我ファームから4人が参加する。農業関係者が一同に会して30チーム200名近くが熱戦を繰り広げる。
夜8時から、3回ほど練習を重ね優勝に向かって意気込みは十分であった・・・。予選リーグ3試合で1セットも取れず惨敗。しかし、台湾出身の従業員は生まれて初めてのミニバレーを楽しむことができてご満悦でした。
昨年、新ひだか町に新規就農した下ちゃん(元従業員夫婦)が大雪の影響で殆どのビニールハウスが倒壊してしまった。もともと雪があまり降らない地域なので対策が後手にまわたのでしょう。所有しているビニールハウス9棟のうち8棟を失った。再建には多額の費用が必要で、道などから復興資金が支給されるそうであるが、自己資金も多額になる。
そこで帯広のビニールハウス取扱店に中古のビニールハウスを紹介してもらい、何とか6棟前後用意できたの無償で援助することにした。それぐらいしか応援できないが、仕事の合間にハウス建設にも出向しようと考えている。ミニトマトの一大産地の維持のため、ハウスの再建は生産継続への道と続く。今頑張らねば!
日中はプラスの気温に迫り、ビニールハウスの作業場は30度を超える暑さになる。栽培している行者にんにくは白い新しい根が元気よく伸びてきている。
こうなると葉、茎が生き生きとしきて、匂いも香りが強くなってくる。16日間で3600ケース(50g )を出荷済みである。
数年前まで鹿追町内に5軒の生産農家があった。しかし、高齢化や後継者不足などで来年からは我ファームだけになりそうである。生産停止農家から苗を引き取ってしばらくは出荷していく計画である。幻の山菜『行者にんにく』を頑張って生産しますか。
種子を播種してから出荷できるサイズになるのに8年も費やす作物なので根気と忍耐力が試される。
1月末からは雪室に貯蔵している『ひと冬越して甘くなった』ジャガイモの出荷が始まった。派遣会社から数名の労働者を依頼しているが、今年は昨年よりさらに状況は悪化しているそうである。何とかお願いして休日返上で応援していただいている。日曜日が休日なので、派遣会社に合わせて日曜日に作業を設定している。
そんなわけで、農場スタッフを緊急で募集します。今年は女性ばかりの応募しかなく、是非とも男性に参加していただきたい。お願いします。
2013に従業員として2週間働いてくれた、香港のエビちゃんことebbyが新婚旅行で来てくれた。
二人とも公務員をしており2週間をかけて北海道旅行をしている途中に2泊する。5年前にebbyが来た9月はジャガイモの収穫が忙しく、どこにも連れていけなかったことが心残りであった。今回は2泊3日で十勝のアクビティを感じてもらおうと念入りに計画を考えた。彩凛華、犬ぞり、然別湖コタンでアイスグラス作り、村瀬ファーム内にあるイグルー作りの体験をする。
ちなみにebbyの姉も同年に姉妹で在籍していた。その姉は当農場で日本人と知り合って結婚したケーシーである。鹿児島県徳之島でジャガイモ農家として新規就農している。
二人とも日本語が話せないので思うような会話ができなかったが、意思疎通は十分であったような気がした。今度は香港で会う約束をして、次の訪問地、登別温泉に向かっていった。
2010年当時、青汁の原料『ケール』の栽培や農業の雇用情勢が逼迫してきたことに危機感を覚える。収穫作業の人員確保に四苦八苦していた。その頃に流行りだした人材派遣会社に依頼して、多い時は30名ほどの作業員を確保していた。やがて10人減り20人減り、10人の人数を確保するのも困難となる。
悩んだ末に北海道ツーリズム協会の事務局をされていたTさん(C-blanc)に依頼して農場のホームページを制作する。と同時にブログも開設して農作業風景、農場の生活など写真を豊富に使用して包み隠さず外部に発信を続けた。農場の日々の生活のなかで自然に表現された『笑顔』を写真で紹介する。個人情報ではあるが了解を得て掲載している。そうすると、日本人に限定することなく外国人にも北海道十勝の農場が理解されるようになった。つまり詳しく農場を説明する必要性がなくなり、現地に到着してもギャップが少なく、ある程度予想通りの姿であったと思う。ブログは作業日程などの見える化にも貢献している。
さらにワーキングホリデーで来た彼らがSNSで農場の様子を発信してくれるため募集しなくても自然に応募が来るようになる。今ではほとんど従業員は募集していないが、前年に定員に達すことが多くなり、沢山の方にお断りを入れる状態である。ありがたいことです感謝しなければ・・・。
こんな状態がいつまで続行するか保証はないが、これからも正直に農場風景(笑顔)をブログで発信してくつもりである。
*日本テレビ、新春特別番組『はじめてのお使い』H30 年1月8日午後7時から放送されます。村瀬ファーム全員が出演しますが孫二人が主役です。涙(;O;)涙の姉妹が繰り広げるドラマがここにあります。幸せの黄色いハンカチを用意して見てください。番組制作史上、難易度が最高峰のレベルだったそうです。
よって放送可能か検討され、頑張った姉妹に免じて放送が決定されたようです。
様似町で新規就農いているマセキくんからシーズン最後の苺が届いた。『すずあかね』という品種で関東方面に出荷しているそうだ。ケーキなどに使用されているようだが、酸味が少なく意外と甘いのに驚いた。マセキくんから酸っぱいと聞いていたのであまりの美味しさに孫達と競争になりそうであった。
村瀬ファーム産イチゴの苗は9月に愛知、埼玉の経済連へ出荷しいてる。それぞれX’Masに間に合うように結実するそうで、北海道から移出すると競合するためか様似産は終了するようである。いずれにしても北海道でこれだけ甘いイチゴが生産され、関東圏で受け入れられている要因はここにあると思う。ある程度実は固く日持ちも良いと考える。
台湾出身のロウ(小羅旅遊日誌)が農場を離れる前日に誕生日を迎える。4月からワーキングホリデーで参加して7月までの予定だった。しかし、お願いをして最後の11月まで仕事に付き合ってもらった。その後、酪農を体験したいと町内の酪農家にホームステイしながら1週間ほど仕事を満喫したようだ。ワーキングホリデーで最後に農場を離れ、長野県のスキー場勤務後に恵庭の日本語学校に通う予定である。
『牛は可愛い!』特にジャージー種は目がくりくりしていて思い入れが強いそうである。酪農家で飼育されている乳牛や肉牛には必ず名前が付けられている。可愛がっていた肉用牛がまもなく屠殺されることを知って、涙を流しながら残念がっていた。人間の勝手な都合により家畜にされ、最後は眉間をハンマーで殴られ屠殺される運命にある。そんな残酷に命を奪った肉を硬いだの柔らかいだのと言って無駄に摂取しているのかと思うとやるせない気持ちになる。
今まで100人(うち外国人は80人)以上の従業員を受け入れたが、皆個性があり性格、趣味など十人十色である。そんななか初めてベジタリアンの台湾人を受け入れた。肉、魚など魂のある動物はだめ。日本のニンニクは駄目、夕食会では自分の料理したものを持参していた。最初の頃はめんどくさい人が来たと思った。
しかし、彼女の主張は当たり前の人間が当たり前の行動をしていることにだんだん理解できるようになる。彼女は信念を通して、外食ではライスとゆで卵などを注文して食べているが。堂々とした態度でいる。『動物の命を頂く』と言葉では簡単に言えるが・・・最近はベジタリアンを『見習われなければならない』と感じている次第である。本来の人間の姿を見たような。。その彼女来年1月からまた来てくれることになった。
出発前夜にささやかなロウの誕生会を開き24歳の門出を祝った。外国の子は蝋燭に火を灯すと願い事をする。何を願ったかはわからない。
次の日は新千歳空港まで送ったが、別れ際は大泣きの彼女であった。我々は札幌の孫の発表会へ向かう。恵庭だからまた会えるよ!
4年前からインターンシップ協定(注2)を締結しいる台湾国立**大学日本語学科にお邪魔する。十勝再発見と題して約70名の学生と懇談会を行う。通訳は今年インターンシップに参加した3人の大学生が担当する。日本語学科であるため農業のことはあまり勉強はしていないので、農業の知識は不足気味である。
遠慮気味に質問が出てきたが質問が途切れシーンとした時、逆にこちらから問いかける。来年『村瀬ファームに来たい人は手を上げてください!』と質問すると、前列の学生が勢い良く手を上げ、徐々に3分の2くらいの学生が挙手する。早くに手を上げた学生は他の学生と比較して目の輝きが違っている。意欲的な眼差しである。今年も選考方法を聞かれたが、勉強等に頑張っている学生が選ばれると思いますが、担任の先生が最終的に決定します。と伝えた。実際にもそうなので。さすがに日本語学科なので日本語で質問する学生もいる。
来年よりインターンシップは半年の期間になり、7月から11月中旬まで収穫時期は助けてもらうことが決定された。2年前より大学に要望書を提出していましたが政府より認可されたそうである。しかし、ホテルなどのサービス業は2ヶ月のままだそうだ。当ファームは優遇されていて感謝です。
またワーキングホリデーから就労ビザに変更する『ルル』(注1)の両親と懇談する。手に、広い額(毛穴はある)に汗をかきながら労働契約書を交わし理解を求めた。会社社長をされているお父さんは熟考しながら目に涙を浮かべ許可をしてくれる。娘と一緒に一度農場に訪問したいと言われ、『是非来てください!』と両手で手を握り約束をしたのだった。ルルのお父さんは仕事が趣味で家族旅行などはあまりしたことがないそうである。なんだか最近従業員の親の趣味は『仕事』と言われることが多い・・・。
その夜はルル一家と高雄市ハンシンデパートの1階にある有名店『ディンタイフォン』の小籠包を食す。私は2度めだが職員は初めての小籠包、袋に閉じ込められたスープが口のなかで弾け美味しさが口全体に広がる。来年当ファームに就職予定の屏東大学生Kも途中参加。ここの店は初めてだそうで、あまりの美味しさに感激していた。
宿泊はルルの豪邸(10部屋もある)に泊めていただいたが緊張のあまりぐっすり?寝れたのだった・・・。ごちそうさまでした。
注1,台湾の最高学府、国立台湾大学農学部大学院を卒業する。ワーキングホリデーで4月から当ファームに在籍中。台湾大出身者は当ファームでは二人目となるが、一人目のオンは現在、京都大農学部大学院に在籍中。
注2,産業の人材育成のため産学協同を促進し、学生の職能遂行能力を向上、就職の機会を増やすため産学協同策略連盟契約に調印している。
村瀬ファームの仕事が終了する11月中旬から1月上旬まで従業員はOFFとなる。従業員(*注1)はおのおの実家へ里帰り、旅行、酪農家へアルバイト、スキー場、ホテルなどのサービス業へ移動する。その期間給与はないが賞与、手当などの収入があるので贅沢しなければ問題は起きていない。この期間、充電期間と捉えて気楽にまた自由に生活時間が取れるため概ね好評である。
今年度初めて社員とともに台湾研修会を実施してみた。初日は台北に降り立ち、早速、台北支店の面々と再会する。公務員、有機農業、パン屋、HOTELマン、自営業、JTB、貿易会社、日系会社などの仕事に携わっている。
ここのレストランはお父さんが支払いますよ!と伝えると、みんな働いていますからこちらで支払いますと、ごちそうになった。インターンシップ1期生Meyは新しい?彼氏を紹介されるが来年2月に東京勤務になるそうだ。2時間ほど懇談して北海道で再会を誓って宴会は終了した。が、どうも酒が飲めないのは不満で、社員4人で日本式居酒屋において台湾初の研修旅行を記念してお祝いする。やっぱり旅行ではご当地、台湾ビールだよね~。台灣の大衆食堂ではアルコールが飲めない。居酒屋はOK.
5年前の2012年、ワーキングホリデー一期生のイン、アン、旭も夫婦で参加してくれた。
注1,2012より従業員を採用するようになり、各国の構成は以上の通り。日本26人、台湾53人、香港12人、中国10人、欧州2人、オセアニア2人、インドネシア1人、マレーシア2人となり今年度で100名を超えた。隣の韓国からはなぜか応募がゼロ。他に沢山応募がありましたが宿舎などの関係で採用できなかったことをお詫びいたします。昨年は台風で交通がストップして参加できなかった方もいました。またどんどんチャレンジしてくださいお待ちしております。現在のところ来年8月頃より若干名採用できるかもしれません。
約20cm の降雪がありいよいよ根雪になるかも知れない。
19日の朝は今年一番の冷え込みで-12度Cまで下がった。ふう〜〜寒〜〜い。シンガポールからのお客さんも大雪に大喜びで、早速雪だるまを制作。うちの孫と楽しげに雪遊びにこうじていた。
昨年まで従業員だった長*出身の石*氏がお母さんと一緒に一泊していってくれた。お母さんは仕事(有名Pホテルのテナント店を全国展開していて、ひと月の半分を出張している)が趣味だそうで、あまり旅行をしたことないそうである。数年来の念願だった村瀬ファームへ訪問出来て感激してくれたことが、印象深かった。
『また来たいです!』とガッチリ握手をして約束したのだった。私と同年とは思えないほど若々しく素晴らしい方でした。
香港と台灣のスタッフを帯広駅まで送り届け、KIっちゃんの所属T農場のあるT町まで送った。急に昨年も訪れたひろおサンタランドに行きたくなって皆に相談する。T農場社長に推薦された美味しいラーメン屋さんがあるので、ついでに行ってみようとなり足を伸ばした。
広尾町の入口付近になる『ラーメン鈴や』で角煮醤油ラーメンにトッピングでチャーシューを注文する。これはクオリテイーの高い美味しさに驚いた。また行きた〜い。
サンタの家では願い事をサンタさんに託す。社会人の彼女たちは恋愛、仕事、健康、資格の取得など現実的なたくさんの願い事をする。バックミュージックには竹内マリアの『クリスマスが今年もやってくる!』が流れる。
♬クリスマスが今年もやってくる。♬誰にでもやってくる。♬悲しいかった、出来事を消し去るように!♪
『そうだよな・・・』祝い方は千差万別だろうが必ず誰にでもやってくる。『幸せも平等にやってくるのかな・・・?』『悲しかった出来事は消し去ることが大切か・・・』としばし曲に
耳を傾けた。
11月14日に手伝いのF農場の長芋収穫が終わった。車で20分ほどの距離にあるのでおやつ、お昼持参で行く。ワゴン車のなかでおにぎり、カレーライス、味噌汁など簡単なものですましたが、時にはいいもんである。
約10名いた従業員が次々と農場を去っていく。そのたびに送別会が目白押し。農場での生活を振り返り別れを惜しむ。
出発の朝は皆で見送り再会を誓う。来年農場に戻ってきてくれるメンバーもいる。11月15日には3名の台湾人が残るまでに減ってしまった。真っ暗になった従業員宿舎を眺めると、寂しくもなり、今年の仕事が終わったと!感ずる瞬間でもある。
毎年、繰り返される光景であるが寂しさは強くなってきているかもしれない・・・。手作りの花束を置いていった台湾女性が『またきま〜〜す(;O;)』と涙ながらに去って行った。
11月7日に長芋の収穫が終わり、今年度のすべての収穫作業を終了した。(長芋収穫が遅れている知り合いの農家に従業員とともに4〜5日手伝いに行く)今年は3年ぶりに恒例となっていた然別湖で一泊することにした。5年前当農場で2年間働いてくれた木島氏も長芋だけ手伝ってくれたので一緒に参加する。
若い彼らにこれからの夢や予定を笑いあり、涙がありながらに発表してもらう。写真のように指名されて感激のあまり言葉に詰まる場面もあり、農場を去ることが決まっている従業員は複雑な気持ちだったようです。
さて、来年はどんな年になるか・・・・期待半分、不安半分であろうか・・・・。来年スタッフも初めて外国人就労ビザ取得を目指して台灣のルルの残留が決定している。
部屋から眺める『くちびる山』から頑張りなさいよ!と励ましの言葉をもらったような気がした。今年も15人ほどの従業員が農場を旅立っていった。
日高の様似町で新規就農しているマセキ夫妻を尋ねる。4年前に当農場から様似町に新規就農し、加工用イチゴを5棟のビニールハウスで栽培している。関東向けに出荷しているそうで、現在、出荷最盛期の忙しい時に訪問した。
奥さんと二人で力を合わせて3年間頑張ってきて、貯蓄もできるようになったようである。朝5時からいちごの収穫作業を開始して11時ぐらいには終了する。午後からもイチゴの管理作業があるそうで忙しそうな日々を過ごしている。新設のイチゴハウスは町、農協から安価に賃貸を受け経営も安定しているとのこと。ここでは5戸か9戸?の新規就農者が国からの青年就農給付金を同じイチゴ栽培のため活用しているそうである。
マセキ夫妻を見て我々は恵まれた環境にあるのだから、一層頑張らねばと痛感した次第である。新ひだか町に就農している下ちゃん夫妻同様に元気で頑張っている姿を拝見出来て安心したのだった。
昼食は様似町で特産物の真ツブを皆で頂くことに。真ツブの大きさに驚き、美味しさに驚き、ついでに3色丼、5色丼を涙がでるほど美味しく頬張ることができた。
4年前に在籍していたken が奥さんを連れて結婚の報告に来てくれた。現在は小樽のオルゴール堂近くのドイツの玩具屋さんで働き、奥さんは2FでCafe を始めている。お盆に小樽、積丹旅行した時に寄ってみたが休みであった。しばらくは小樽で頑張ってくれるでしょう。二人の話を聞いて観光1等地での活躍を願ったのだった。4年前同僚だった台灣のヒロシも同席する。
また、5年前に台湾から初めての女性従業員となったインさんが主人を連れて報告に来てくれる。台湾でも何回か会っているので顔見知りであった。今回は妊娠4ヶ月と「おめでた」も重なり二重の歓迎となった。子供を出産すると二人で旅行するのも困難なので、思い切って10日ほど有給休暇を取得して北海道旅行に来たそうである。証券会社にお勤めの優しい旦那さんと終始熱々の二人でした。子供は男子と判明したそうで。『お父さん、日本の名前をプレゼントしてください!』えっ『お父さんが・・・?』
ここだけの話ですが、二人の一字をとって『いいんです』とひらめいたがどうだろうか?
15日秋祭りにでかけ、従業員5名が所属する白蛇姫保存会による白蛇姫舞いを観賞。16日、農場は全休にして、紅葉が早く始まった『大雪高原温泉沼巡り』に出かけることにした。雨の影響で登山はぬかるんだが見事な紅葉に感嘆することができた。
写真を見て判断してください。本当に綺麗でした。紅葉最盛期は20日前後になりそうである。麓にある温泉は白い濁り湯でなかなかの良い泉質である。大人700円で温まり帰りの車内は温泉の良い香りが漂う。
いざ居酒屋に出陣!毛蟹、蒸し牡蠣、イクラ丼、牛とろ丼、牛タン、牛ロースで美味しい夕御飯でしめた。ご苦労様でした。SONY XPERIA XZで撮影
香港から来たエミリーで農場の住人が20人を超える。国立香港中文大学出身(芸術学部)の女性は3人目となる。過去の二人はここの農場で男性を射止め国際結婚をしている。それを説明して少しプレッシャーをかけてしまった・・・。まあ、とにかく笑顔のきれいな女性ですから農場の男性陣は頬が緩みがちである。
早速、歓迎会は若嫁作のお好み焼きと採れたてのとうもろこし。具の殆どは自家産のキャベツでつくる。当たり前ですが美味しいです。我輩作はサーモンとアボガド丼。自家産の山ワサビをタップリ混ぜ込んで?仕上げる。汁物はお好み焼きに使ったエビの頭の味噌汁。若者たちに『美味しい〜!』を言ってもらい、晩酌のハイボールもすすむ。
日高の様似町で新規就農しているませき君が笑顔で語る姿に喜びを感じた。3年前新規就農の目標を持って、当農場から様似町に移住した。
一度、農場の視察を計画していたがかなわず、TVで元気な姿を拝見して安心した。新ひだか町で新規就農している下ちゃん同様、行政、農協の手厚い助成金を活用してビニールハウス栽培をしている。
3年前、7ヶ月間ワーキングホリデーで農場に在籍していた台湾のTinが再訪してくれた。彼女は大変な努力家で農場から帰国後、日本語検定1級、難関の公務員試験に合格して鉄道局に勤務している。私が尊敬する台湾人の一人である。
見頃を過ぎていたが、Tinがまだ行ったことがない大空町の芝桜と網走刑務所を訪れた。今度は彼と一緒に来ることを約束して最終地『札幌』にJRで向かった。
二十間道路桜並木を堪能した後に,当地(新ひだか町)で新規就農した下ちゃん夫妻を訪ねる。7年前、当農場で一緒に従業員として農作業に汗して働いた仲間同士であった。従業員を最初に採用した年に参加して2年ほど北海道農業について研鑽を深めた。
新ひだか町では2年間の研修期間を経て、今年の4月から晴れて独立して営農している。地元自治体などからの補助金を活用して100坪のビニールハウス7棟を新設して、ほうれん草、ミニトマトなどを栽培している。中古住宅を取得して親子3人新しい農村生活が始まっていた。
ビニールハウスでの野菜類の栽培は赤子を育てるのと同じで、常に温度管理など細心の注意を払わなければならない。天候が急に晴れ間になると、ビニールハウス内はあっという間に30度を超え作物の苗は焼けて枯死する危険があるため留守番が必要となる。一口に新規就農するといっても安易な気持ちでは務まるものではないが、何とか頑張って営農を続けてもらいものである。
トラクターが不調だということで、いつでも当農場の古いトラクターを0円で供与する約束をして新ひだか町を後にした。
今すぐ来られる方は大歓迎です。会える日を楽しみにお待ちしております。合わせて9月より農場スタッフとして働いてくれる方も募集します。ご希望の方は村瀬ファームHP内にある『問い合わせ』からお申込みください。どうぞよろしくお願いします。
2014,二人はワーキングホリデーで一緒に村瀬ファームにて生活した。台湾の男性(JJ)と香港の女性(Eva)が2年余りの交際期間を経て結婚することになった。
二人が知り合った十勝の大地で結婚指輪をわたし、日本語で『結婚して下さい!』とプロポーズする。彼女は感激のあまり返す言葉につまったが『はい!』と涙ぐみながら答えた。
今回はJJの妹(昨年日本人と結婚して台湾で居酒屋を経営)も来ており、入念にサプライズのプロポーズを計画した。Evaが理解できない台湾語(私らも理解できない)や早口日本語の会話(これすら理解できないことがある)で生花などを準備する。最初は農場ですることになっていたが、せっかく幸福駅を訪問したので、愛の鐘を鳴らした時に決行することになった。緊張したJJは鐘を鳴らし、記念撮影をするがなかなか指輪を渡すことができず数度やり直す。なんと言ったらいいのか悩んでいたJJは、妹から『日本語で言いなさい!』と言われ、意を決して彼女の前でひざまずいたのだった。
私は60年この大地に生きてきてプロポーズの現場を見届けたのは、初めてで感慨無量であった。苦しい時も楽しい時もあった海外からの若者の受け入れであったが、恋愛ドラマのようなシーンを見ると、まんざら自分よがりの農場経営は間違いではなかったと思えてきた。
2012〜から海外から若者たちのワーキングホリデー(鹿追町独自)を始めた。それ以来農場では3組目の結婚、国際結婚は2組目となった。
香港の公用語は英語、広東語と北京語で通訳がいるほど同じ中国語でも言語が違う。台湾は台湾語に北京語。首都がある台北は北京語、本省人(もともと台湾に住んでいた)が多い高雄がある南部は台湾語を話す。台湾北部に多い外省人(中国本国から第二次世界大戦後に移住)の家庭で育つと台湾語が理解できないそうである。また85歳以上ぐらいになると日本統治時代に生きているので日本語が話せる。ちなみに新しい台湾総統『蔡英文』は南部の出身である。
台湾海峡を隔てた香港と台湾であるが、韓国と日本ほどまでとはいかないが生活、文化に大きく相違するところがある。香港の女性が口をそろえて『香港の男性はひ弱で頼りない・・』と言う。女性がお強いお国柄なだけに『何も言わず納得です』。草食系の台湾や日本の男性でも頼りがいがあるのでしょうか。香港の男性しっかりしなさいよ!と思った・・・・。
来年度スタッフ希望のAさんが視察に来られたので歓迎会をする。
キノピーに海鮮パエリアをAさん、孫達と一緒に作ってもらう。私は雪室貯蔵のキタアカリを塩煮してポテトサラダを作る。パエリアはちょっと焦げたが美味しかったですねえ〜。まあポテトサラダは素材のキタアカリが甘くなっているので美味しさ倍増でした。
来年度は日本人4〜5人採用予定で、久々に多くの日本語が使用できるようになる。今年から長芋に挑戦するので頑張りましょうか?
一昨日は強い雨が降り、今晩は吹雪となった。一昨日の札幌は十勝と同じく積雪ゼロcmであったがやっと冬らしくなる。
今年最後になったワーホリの台湾人が旅立った。これで今年だけで通算17人の若者(台湾、香港、NZなど)が農場を巣立っていったことになる。すっかり従業員宿舎は電気が灯されることがなくなった。
毎年のことだが虚しさがこみ上げてくる。若者がいないと寂しさを実感する。また来年7月には台湾国立大のインターンシップ生などが体験に来るまで平穏な日々が続くであろう。
昨日降り積もった44年ぶりの大雪に驚きながらワーキングホリデーの面々が農場を去った。
すっかり寂しくなる。ある人は香港へ、台湾へ、次の職場へと旅立つ。
昨夜は送別会を地元鹿追町にある『大阪屋』で開催する。煮込みジンギスカン、ホルモン、豚タンで舌鼓。これに村瀬ファーム産の行者にんにくをのせて山ワサビと頂くと『これぞ北海道、十勝、鹿追』の味になり元気が出ます。行者にんにくはスタミナが出る幻の山菜で匂いが強烈なため持ち込み禁止です。
今日は帯広地方卸売市場にある『ふじ膳』でネギトロ丼(500円と安い)ミニうに丼(700円)生ちらし(790円〜)、にぎり寿司などに舌鼓。ここが北海道で一番安くて美味しいと太鼓判を押された。市場の新鮮な食材を使用しているので美味しいはずです。
彼らはワーホリで認定されている労働で得た給料を資金に旅行やご当地グルメを堪能する。観光ビザは就労が不認可で3ヶ月の期間しか認められていない。今や体験型の旅行が注目されているなか観光ビザの期間延長や就労については早急に国として認可していただきたい。
農場を離れてからはレンタカーで道内を周り、各自次の目的地に行く。冬道の道内1周をするメンバーもおり、最近のワーホリも大胆かつ多様化してきている。交通事故には気おつけてもらいたい。
台湾も比較的新しい北海道と似ている歴史変遷をたどってきている。北海道は日本に組み込まれているが、台湾は50年の日本統治時代を経て第二次世界大戦後の国民党統治が今も継続している。日本人、台湾人お互いに海外旅行先ランキングでは一番人気のある台湾である。食べ物も日本人向けで美味しく、治安もよく安全で人間的にも日本人に優しく接してくれる。
以前、台北の大衆居酒屋で宴会をしていた時、農場に来ていた台湾メンバー10人位の輪に遅れて座った。途端、日本人はVIPルームではないとダメだと言われ移動したことがあった。よほど金持ちと間違われたのかと思ったが、悪気はしないので気持ちよく飲ましてもらった。『お父さんはどうして日本人とわかったかな?』と皆に質問すると、『お父さんはバリバリの日本人ですよ!』と質問が言い終わらないうちに返事が一斉に返ってきた・・・。あっそうか私は日本人なのだ。忘れていた。
文化や慣習の違いといえば。我農場で宴会や簡単な食事会をするが。感心するというか首を傾げたくなることがある。基本的に料理を担当するのが男性で、女性は座って料理が完成するのをおしゃべりをしながら待っている。ご飯のおかわりは男性に器を差し出して『い〜でんでん〜』少しという意味を告げる。男性はさっと器を持ってご飯を盛り彼女に渡す。飲み物も同様である。彼らたちの居間では台湾式の慣習でもあまり指摘しないようにしている。台湾の男性は優しくおとなしい性格の持ち主が多い。反対に女性は・・・・。
しかし、母屋で宴会する時は全員で料理したり食器類を並べたり準備するように指導している。特に前記した女性陣の動作が鈍いので『ここは日本です。ここのルールに従ってもらいます!』と伝える。日本人の男性と台湾の女性との国際結婚があまり勧められないところがここにある。その反対は大丈夫である。彼らは両親や祖父母の生活を見て育ってきている。日本より厳格な両親からの生活指導に従順して普段から励行している。純粋な生活態度や真摯な勤労意欲など見習うべきことが多い。開放的、自由すぎる日本とのギャップが激しい。
男子従業員宿舎で香港のHo(帽子姿)が焼きビーフンを作って招待してくれる。例のごとく男性3人はせっせと動きまわる。以前に米粉麺(ビーフン麺)も作ってくれたが台湾の夜市や朝食の食堂で食べるより美味しかったかもしれない。
7月11日から始まったキャベツ収穫が2ヶ月を過ぎた。9月13日現在、6.8ha のキャベツを収穫済みである。残り2.8haとなった。
7月に帯広市のとある場所でキャベツ部会の役員さんに偶然会った。彼曰く、『村瀬さん今年はキャベツ9ha も栽培して収穫できるんですか・・?』と呆れたような顔つきで質問された。
『収穫機を貸してくれれば、まあ何とかやれる自信はあるけどね・・・。』と言って彼の表情を観察する。その表情は『無理でしょう』と言っているようであった。JAキャベツ部会での会話の一端が彼の表情に表現されていた。
一番の心配事は作業人員の確保である。ワーキングホリデーやインターンシップ生など農業未経験でも人数が揃えば何とか成る自信はあった。春先の農場ホームページでのスタッフ募集で10名近くを確保できていたので、後はいかに指導力が発揮できるかにかかっていた。
ほぼ都会出身の香港、台湾、NZなどの農業未経験の若者たちである。まず女性の爪を見ると伸ばし放題。虫を見ては奇声をあげる。夜遅くまで起きているなど、最初の数日は彼らたちの行動に目をつぶるしかない。それが4〜5日もすれば仕事を覚え、爪は短く切り、先輩から仕事や生活の指導を受け一人前となって行動できるようになる。個人差はあるがそれはしょうがない・・・。
鮎漁をする鵜は鵜匠から怒られると、一生鵜匠の言うことを聞かなくなるそうである。だから親方は怒らず我慢との戦いで、根気比べの指導を強いられるそうだ。人間を鵜に例えるのは失礼かもしれないが、鵜匠の指導方法をマスターしなければならないと感じている・・・・。
私達がキャベツ収穫機、じゃがいもハーベスターを運転して、作業は8人ほどの外国人の若者達。2班〜3班に分かれて同時に収穫作業をする。楽しく仕事ができるように心がけなくてはならない。休憩は一日2回多くしたり、貸し出した車を破損しても怒らず『うわ〜こんなに壊している!』とココロのなかだけで叫ぶ。休日や食事会のプランなどを話し合うのも重要である。
このチームプレーは野球に似ていると思っている。素人集団でも鍛え方で夢また夢の『甲子園』に出場できる可能性もある。1ヶ月もすれば彼らの仕事をする容姿は農業人として立派に大成する風格を備えることになる。農作業の厳しさは認識しているのでアドレナリンの活躍する場面を構築せねば。毎朝、筋肉痛を鎮静する薬品臭が辺り一面に漂う。9月初旬にインターンシップ生が帰国して5人ほどが入れ替わる。最初の2週間ぐらいは農作業になれるのに必死で、鈍っている肉体の改造に時間を要する。その後は何もなかったように鎮静剤の匂いは収まってゆく。こんな繰り返しを4〜5年経験していると理解できるようになる。
ある新聞社の取材で、農業を一言で表現すると質問された。『挑戦と失敗の連続!』そのなかに僅かな成功があればいいではないか。失敗を恐れずに来年も頑張りますか!(今年はまだまだ収穫する作物が一杯残っていました。)
若嫁の京都時代の友達が訪問してくれる。料理教室の講師をしているそうで、さっそくピザのソースを作ってもらい、若嫁作の6種類のピザを写真のピザ窯で焼く。
自家産の野菜、地元産の乳製品をたっぷり使用したピザは、手軽で贅沢な晩餐となる。台湾の大学生2人も思いがけないご馳走に舌鼓を打っていた。(自由参加なので、他のメンバーは体育館へバスケットをプレイするため行く。食い気よりダイエットなのです。)
特にカマンベールに蜂蜜を垂らしたものは絶品で、あっという間に胃袋に収まる。
台湾の大学生はよほど美味しかったらしく、昨晩はピュアモルツクラブ主催のスポーツレクレーションで同じピザ窯でピザを食べ、休日の今日もお昼にピザ屋へ皆で出かける。『今日もピザ?』と言うと、『ダメですか?』と返事が・・・ダメではないがいくらなんでも・・・。よほど美味しかったのでしょう。
ついに13日連続の雨か曇で仕事になりません。そんななか、S町農協青年部、大学、農業高校、異業種の企業などが視察に来てくれています。(予定も含む)
本日はフランス語圏の8カ国から16名が来られる。日本で例えるなら農水省の官僚クラスの方々が中心だと思います。あいにくの雨で農作業体験ができないため、農場生産物でアスパラの素揚げ、越冬じゃがいも(品種キタアカリ)を試食してもらう。
スタッフが飼育しているダチョウの玉子の殻のかけらを利用して、ペンダント&キーホルダー作り体験を初めて実施した。某教育大美術コース出身のキノピーが講師となり、自由な発想で各々の作品が完成した。(一度、スタッフ全員で練習をした成果がでました)
また、元従業員だった台灣のヒロが家族で再訪してくれる。私は台湾を訪れた時にヒロ宅に一泊させてもらったので、お返しができて幸いであった。以前は然別湖コタンでボランティアスタッフとして協力していたことがあったので、然別湖ネイチャーセンターに挨拶にも行く。
3年前の1シーズン、村瀬ファームで農業体験をした『ken』が帰ってきてくれた。北海道を中心に言の葉アーティストとして活動中で、農業とは違った分野で活躍するkenの姿に躍動感を覚えた。
鹿追で是非披露してもらうことを約束した。
コテージ前に約5坪のベランダを設置することになり、音更の木工場で資材を約7万円で購入する。まずは水性の防腐剤を塗る。2X4 が安価(3.65mで800円)で丈夫だと思うので幅が89mmだが我慢して使用しましょう。
水性の防腐剤は扱いやすく便利である。水洗いするだけで次回も支障なく使用できる。水性を使用すると油性はもう勘弁してほしい。
台湾、台南市から参加の元喫茶店経営者のRさんにさっそく防腐剤を塗ってもらう。ワーキングホリデーは年齢制限が30歳までなので、最後のチャンスに応募を決意したそうだ。有機農業に興味があり、将来は日本を含めて新規就農も視野に入れている。台湾では就職難もあるが、若者が有機農業や食の安全に関心が高い傾向にある。
鹿追町農村青年会の会報『農青だより』が町内全戸に配布された。町民に対して若者たちの活動を理解していただき、励ましの言葉をかけてもらうには必要不可欠な広報誌となる。
我々が活動していたS53年頃(青函トンネルが開通)は110名を超える会員を誇った。110名のうち女性会員は10名前後であった。女性会員一人にトラック1台分の男性会員が群がると言われた時代に生きた。トラック1台とは、例えると軍用車の荷台に乗っている面々を想像してもらいたい。Getしそこなった約100名の男性会員は都会から見つけるしか結婚する方法はなかった。正直言って悲惨な状態だった。
仕方なく友人、先輩たちは本州での婚活パーティや町外出身者と出会い次々と結婚していった。仕方なくと言っては語弊があるが、農家の息子(後継者)たちにとっては不遇の時期であったことは確かである。
現在は主だった活動している男性会員は結婚してしまい、女性会員が多く活動しているそうである・・・。立場が逆転していることに、時代が変われば状況も変わるものだと感心する。
青年会では町との共同でマンゴー栽培のプロジェクトチームを立ち上げ活動している。活動する女性会員は本州出身者で占められ、地元の男性会員は少ないそうである。彼女たちは本州から飛び出し『志』を持っており、農場に従業員として数年にわたり『夢』に向かって厳しい作業に励んでいる。(もちろん体験重視で来ている方も多いと思う。)
町の活性化は若者にかかっていると言っても過言ではない。元気があって意欲ある役場職員、農協職員、農家後継者、農業関係従業員が鹿追町の活性化のため頑張ってもらいたい。我々年配者はそれをサポートする義務がある。
町内には約170名にものぼる多くの若者が農業関係の仕事に従事しているそうである。3月末になると何人かの若者たちが鹿追町を去り、新たな若者がやってくる。そんな季節になった。
保育所が休みの日はビニールハウスの中で子育てをする。外気温は-15度Cでも2重にビニールで覆われたハウスは15〜25度C位に保たれ快適に過ごせる。
休憩中は孫達も楽しみにしているおやつがたくさん。台湾から送ってもらったお菓子、六花亭、柳月のお菓子などが並ぶ。
会話のなかで今年来てくれるワーキングホリデイーや従業員の選考基準の話になった。『どのような選考基準?』
『応募は断然女性が多いので、男女の比率をうまく拮抗するように心がけている。』(参加希望者の約7割が女性です。男性が応募するとほぼ採用です。)
『女性は容姿で判断、つまり可愛い子が優先ですか?』
『決してそんなことはない!履歴書を見ていろいろな要素から判断するようにしている。現在の従業員を見てみなさい!』あっ・・・沈黙。お互い顔を見合わせて苦笑い・・・。
『いや、あの〜男の心理としてある程度は加味しているといったが・・・。』手遅れであった。反省!
村瀬ファーム専属デザイナー『***』がプロデュースしたTシャツが完成した。さすがにプロです。随所に『いいねえ~』と思われるデザインが見られる。
ビート(甜菜)やキャベツの葉の部分の曲線が力強く、かつ柔らかく表現されている。じゃがいも、山わさび、とうもろこしに個性ある表情があるのには感心する。芸術評論家の才能はないので上手に書き記すことができないが、我輩のデザインでは鋭角的にしか表現できないと思う。ビタミンを豊富に含んだ野菜たちのやさしさが伝わってくるんだなあ〜
Tシャツの希望者は当ファームまでご相談ください。100年後に***の絵とセットにしてプレミアがつく予定です。ポテトピンクと行者ニンニクネイビーの2色を用意しています。
まもなくファームショップで販売?する予定です。キャッチコピーは『見たら美味しい!着ても美味しい!』
今年の冬の到来は早そうな気配だったが・・・今日の予想最高気温は16度Cと暖かくなる。根雪前に冬眠に耐えうる成育を確保できそうである。
9月23日播種のパン用小麦『ゆめちから』が青々としている。今週中には積雪の前に冬枯れ対策の薬剤を散布する予定。
9月30日播種の『きたほなみ』。酪農家と交換耕作(酪農家の所有地にじゃがいも等を作付し、畑作の所有地に飼料用コーンを作付すること)をしていて、飼料用コーンの収穫が終了してから播種した。播種が1週間遅いとこれだけの成育の差が出る。
一昨日の朝は-3度cになり、例年より早く初雪も観測する。水溜りは約10mmほどの厚さが凍結する。日中は10度近くになり暖かいので作業には支障をきたさない。夕方はさすがに寒いので、早めに4時過ぎに終了するようにしている。4時半過ぎになると辺りは薄暗くなる。
連日、加工用キャベツの収穫が続き、あと40a程を残すまでになった。現在収穫している圃場は6月末播種、7月末定植で約3ヶ月近く管理している。8月上旬に定植した20aはあと10日ほど様子を見て収穫できるか判断しようと考えている。
収穫機は最後の追い込みに人間以上に疲れを見せてきている。油圧ポンプ駆動ベルト切断、駆動チェーン破損及びテンション調整などで少々時間を浪費する。40番のチェーンが摩耗してテンションがついてる箇所は調整できるが、テンションがついていない箇所は山越えをして空回りのたびに振動が激しい。そのためネジ類がゆるんで故障の原因となる。チェーンを詰めればよいのだが面倒なので、木製のテンションを応急で組み込む。後2〜3日頑張ってもらわねばならない。
84歳になる父親(写真左端)が烏骨鶏の餌になる、出荷できないキャベツの収集を手伝ってくれている。いまだに現役です。タイヤショベルの作業を心配そうに見守る。
海外からのワーキングホリデーで参加している若者たちが、一人づつ次の職場へ去ってゆく。寂しさを感じる季節を迎えた。
残った3人もキャベツ収穫が終了してから、11月上旬にそれぞれ卒業式や日本語学校などのため旅立ってゆく。
村瀬ファームでは来年1月〜5月(3〜4名)、6〜7月(5〜7名)、8月〜10月(7〜10名)から11月頃まで働いてくれる従業員&ワーキングホリディーの参加者を募集しています。従業員は全員独身で構成されています。農業について初心者の方がほとんどですので未経験者でも遠慮なく申し込みをお願いします。
参加できる方に一点お願いがあります。従業員の人数が多いので協調性のある方、団体行動ができる方に限らさせていただきます。昨年の反省をふまえて喜んで働いていただくよう努力したいと考えています。どうぞよろしくお願いします。
詳しくはホームページで参照ください。たくさんの応募お待ちしております。
かねてから交際(約2年間)があった徳之島出身のひろきと香港出身のケーシーが今月の16日に入籍したとLineで連絡が来た。当ファームでは日本人同士はあったものの国際結婚は初めてのことでうれしい限りである。ましてや新規就農をしてジャガイモ栽培を中心に営農を継続してくれる。二人は2013年の2年前に当ファームで一緒に農作業で汗を流し、時には喧嘩もしながら愛情を育てた。
ケーシーSaid, 『お父さん、香港では結婚相手になりそうな男性とめぐり会えません。ここの農場で見つけたいです!』と切実に訴えられた。(香港、台湾の女性ははっきり主張をします)
そこで当時4〜5人いた男性陣を集めて『君たちは一体何をしているんだ!どうにかせい!』と元明治大学硬式野球部監督『島岡』流に活を入れた。
その後まもなく彼女のいなかったひろきが一念発起して『交際』を申し込みOKがでたようだった。『お父さん!私達、現在交際しています。』と、その時『美女に野獣』の文字がチラチラしたが・・・。二人共楽しそうだったので大きな従業員の部屋に移動して『****』を勧める。二人共快諾して3組目ぐらいになるか****をはじめた。農場を去ったあとも遠距離の交際を続けゴールインとなった。良かった良かった!
香港のケーシーは(*注1)香港中文大学薬学部研究室の出身でリケジョからノウジョ?(農業女子)に転身した変わり種。人間やる気になれば何でも挑戦できるもんです。細身の身体で一年近くも農場で生活を送った。厳しい冬季(ー20度Cのなか)の仕事もこなし雪解けのすすんだ3月末に香港へ帰国して行った。その経験が生かされ日本で農業に打ち込む自信がついたのであろう。
12月頃には二人で挨拶に農場に来ることになっているので盛大にパーティをしなければ。他にも国際結婚の予備軍がたくさんおり楽しみにしている。香港でも台湾でも喜んで祝福に駆けつけますよ〜〜!
(注1)香港中文大は香港で最高学府の香港大についで偏差値が高い国立大学で、STAP細胞の再現実験にいち早く取り組んだ大学として有名だが再現はできなかった。その後、米ハーバード大などが再現実験に挑戦したがいずれも再現されていない。
昨年暗渠排工事を施したが、大量の石と粘土が土壌表面に出現した。直播のビートが発芽&生育不良を起こしている。大きい石で二人でやっと持てるようなものもあった。
顔や手は泥まみれでお互いの顔を見つめ合って苦笑いが起こる。3K(汚い、きつい、あれもうひとつは何だったかな?)の農業なので諦めてもらっている。
7月の第一土曜日は然別湖白蛇姫まつりがある。我がファームのメンバー3人が保存会にて活動しているので、毎年応援に駆けつけている。私も16年間保存会のメンバーとして活動していた経緯があり、現在は保存会の後援会役員としてサポートしている。台湾人従業員の二人は記念撮影ができてご満悦の表情であった。普段ツナギ姿のIさんとは違い、凛々しい舞手の衣装をまとった姿が『かっこいい!Iさん!』とデレデレだった台湾女性。『惚れちゃったかな・・・?』と思った瞬間であった。
帰宅後は明日帰る台湾女性の送別会をする。帯広地方卸売市場の売店で購入したプリプリの厚岸産牡蠣の酒蒸しを食べる。こんな肉厚の牡蠣は初めて食べて皆感激する。ミンディのパパが送ってくれた台湾産マンゴー、インさんが送ってくれた台湾産ライチ、嫁さんの実家から届いた京都産桃と、どれもこれも新鮮でおいしかった。
いつも通販で取り寄せている牡蠣だが、さすがに市場は良い物を品揃えしている。すぐにでもまた牡蠣が食べたくなってきた。まんぞくな一日であった。パンパン。
今年もインターンシップ協定を締結している台湾国立屏東大学と国立政治大学からも数名の学生が来る。マレーシアから初めての応募がありワーキングホリデーで参加してくれる予定。
今日の作業は雪もすっかり溶けたので、残茎を取り除いたアスパラガス畑に有機肥料とバーク堆肥、化学肥料を散布する。また芝生には有機肥料と化学肥料を播く。昨年6月参加の台湾の屏東市出身のJたちに、半日かけて芝生に散布をしてもらう。Jも結局ワーキングホリデーの1年を我が農場で過ごすことになり、帰国まであと2ヶ月となった。
毎年多くの若者がワーキングホリデーを利用して、農場にやってくる。特に東アジアの台湾、香港を中心に応募がある。今年は少々コンパクトになったが、それでも10人前後にはなりそうだ。
彼らには能力に差があっても同じ条件で報酬を払う。意欲があれば何でも経験させる。今回はアスパラガスの枯れた茎葉を刈払い機で刈り取る作業をさせてみる。もちろん刈払い機の作業は初めてだが、エンジン始動などの操作方法を簡単に説明して実際に作業をする。後は本人に任せて作業は進行する。
機械操作の扱い方を間違えると怪我をしたりするが、基本をしっかり教えると大事故には繋がりづらい。鎌や包丁で手を切ることは時々あるが、それを乗り越えないと刃物などの扱いには到底慣れないことになる。安全と危険は常に背中合わせで機械操作や刃物の扱いはしなければならない。それがワーキングホリデーにおいて農業体験を意義あるものにするには大切なことである。そして何回も言っているが、リピーターで来てくれる農場でなければならないように、日々親方は心がけている。
『お父さん!なぜ枯れた茎を取り除いて燃やすのでか?』と従業員より質問が。『どうしてだと思う?』と逆に質問する。『燃やせるからなのかなあ・・?』 『ん・・・・ん?答えに夢がないなあ!』 『そうですかあ?』
『ある種の焼畑農業だよ、病害虫を防ぐために残茎を除去しているんだ。』と言ったが、夢はあまり関係なかったかなあ・・・。
初孫「美怜』が3歳、若嫁さんが20歳?の誕生日を祝った。美怜の誕生日は1週間前だったがインフルエンザに罹患して1週間後の今日になった。本当は3月01日なので『みれい』と覚えると忘れないそうだ。前にも聞いていたような気がするが。最近は物忘れするようになってきた。年かな・・・。
4年間にわたり農場で働いてくれたAさんが退職することになり送別会も開く。ピュアモルト研修生で参加してから足掛け5年間鹿追の町で活動され、新規就農を目指していたが鹿追ではなかなか困難なこともあり新天地に向かう。農場では新人さん、ワーキングホリデーの若者たちの指導、見本となって頑張ってくれていただけに、農場としての多大な損失は免れない。留意に務めていたが決意が固く新天地での活躍を期待している。
4月からの農場の新体制は未だ決まらず、来年度から農業生産法人&株式会社(予定)として新しくスタートする『村瀬ファーム』の構築に悩む日々である。
今日は村瀬ファーム産行者ニンニクを使用して頂いている、居酒屋『初音』さんに男やもめが3人お邪魔しました。1週間に一度行者ニンニクの配達があり、ついでに行者ニンニクの辛味噌ラーメン、餃子を注文して食べる。美味しかった。やっぱり辛味噌だね!
我が農場に来る香港と台湾人から絶大な支持を得ている辛味噌ラーメン。大辛では辛さが足りないと注文され、激辛が誕生した経緯がある。さすがに日本人には激辛は止めたほうがいいでしょう。しかし、台湾人は調度良い派と、もう少し辛くてもいい派とに意見が別れる。超激辛の誕生はどうでしょうか?
2月中旬は安っさんだけが固定で、出て行く(帰る)人(香港、フランス、京都へ)帰ってくる人(京都2、釧路から)がめまぐるしく入れ替わる。台湾のJは京都で3ヶ月滞在していたが、一昨日「京都マラソン」で好成績をあげ(表彰台に程遠いが・・)今日凱旋してきた。さっそく行者ニンニクの辛味噌ラーメン(大辛)が食べたいというので歓迎を兼ねて初音さんに来た。
居酒屋(桃乃木串焼き&wine)を台湾(台北市)で経営している妹(三重県出身の彼と)が、春節休暇で京都に遊びに来ていたそうで昨日会ったそうだ。Jの彼女Yan(香港人)とも初顔合わせをして、職場のある長野菅平のホテルに帰ったそうだ。Jはしばらく長野と北海道の遠距離恋愛になる。
台湾や中国では2月18日〜23日までの6日間にわたり旧正月(春節)として休日がある。年末年始は休まないのかというとそうではない。1月1日〜3日までの3日間元旦として休日になる。これは日本も採用したらいいと思う。中国、台湾皆兄弟だから一緒に休みましょう。ねえ安倍さん。
日本では女性から男性へチョコとともに愛のメッセージ(告白)するのが定番なようですが。外国では結婚のプロポーズをするカップルが多いそうな。女性はそれなりに覚悟を決めてバレンタインだ〜いに来ているのだから、男性からプロポーズをすると高い確率でOKが出そうな感じがする。ファーム内でも結婚したカップルにもいたような気がする。2月14日に在籍している従業員は少ないので限られてしまうが。
4月〜11月にかけては14〜15名在籍しているので、毎年2〜3組ほどのカップルが誕生する。台湾ー日本、香港ー日本、台湾ー香港、日本どうしと組み合わせは色々だが。基本的に日本人が絡むカップルは日本語で会話する。
しかし、昨年来てファームに在籍した台湾のBさんはとある場所で、韓国人と交際が始まった。遠距離恋愛でスカイプを使用して会話をしているが『大好き!』『愛している!』と日本語に似た発音が飛び交う。Bさん『韓国の彼と何語で愛を語らっているの?』と質問すると。彼は中国語知らない。私は韓国語知らない。共通に話せるのは日本語しかないから日本語で話しているとのこと。どうりで日本語に聞こえるはずである。
Bさんはそれまで大きな声で話していたのに、すっかり遠慮して小さな声になってしまった。ルームシェアしている日本人が『お父さん、熱々ですよ!彼が早く逢いたいって言っているようです。』と羨ましそうに語っていた。
雪降るバレンタインにささやく恋ごころは永遠かな
静かに降り注ぐ雪のやさしさに包まれるばかり
サンディは牧場体験もしたいというので近くの牧場に出向く。
午後3時半から6時半頃まで3時間に渡り、除糞、哺乳、搾乳などを体験する。サンディに体験どうだった?と聞くと、『とても楽しかった!お産の場面に立ち会えたよ。』見学も兼ねているのでそれほど労働はハードではなさそうでした。サンディも牧場で働ける自信が少しついたようだ。
ここ十勝、鹿追町は農家戸数200戸強で、大きく分類してホルスタイン種を飼育して牛乳を生産する酪農が半分。ジャガイモ、小麦、甜菜、豆類を生産する畑作が半分になる。
村瀬ファームはS49年まで酪農専業農家であった。S44年に40頭収容できる牛舎と、牛の餌となる牧草やコーンのサイレージを貯蔵するサイロを新築していた。当時はいち早くパイプラインミルカー搾乳システム、バーンクリーナー(除糞する機械で共にオリオン社製)を導入して労働時間の短縮などをはかった。その後、ジャガイモ、小豆を栽培するようになりしばらくは混合経営であった。S50年代に入ると畑作物が豊作、高値で取引されることが多く、休日のない酪農から畑作への転換をはかり、S57年に畑作専業農家となった経緯がある。
今もあの場面を思い出す。最後の集乳車が来てバルククーラーから最後の牛乳を出荷した。『今日で最後になります。長い間ありがとうございました。』『ご苦労様でした』と集乳車の運転手と言葉を交わした。
走り去る集乳車を見えなくなるまで見送った。虚しさがこみ上げその場に座りこんでしまった。明日からどうしよう・・・。寝てられないと思った。
次の日の朝、いつもの時間に目が覚めたが起きるのを躊躇した。明日からどうしよう・・・。寝ていられると思った。
鹿追町にある(地元です)Musing worksにて予約が取れない状態でしたが、滝田代表に無理に頼んで受けてもらう。香港のサンディが帰るので急いでお願いする。
鹿追町ではアウトドアーが盛り沢山に体験ができる。私も初めて犬ぞりを見たが、半日コースならタップリとソリ体験を楽しむことができる。
今年から北海道ツーリズム協会にてログハウスのコテージを開放して、観光客に宿泊をしてもらう計画です。と言うのも、従業員を半分程度に減らすため現在12名ほどの宿泊可能な施設のうち、空いている部屋を観光客向けに開放して少しでも収入を増やしていく予定である。ついでに犬ぞりでもやりますか・・・。と家族に伝えたらコテージは賛成してくれたが、犬ぞりは『冷たい視線を感じつつ、生き物を飼育するのは大変よ!』と一蹴されたのだった。
これ以上だはんすると『あんた一人で飼えば!』と言われそうだったので、苦笑いを浮かべ泣き寝入りした。
音更町十勝川温泉のイベント『彩凛華』に行ってきた。7時開場のため時間があったので温泉に日帰り入浴することにした。大平原ホテルのとなりにある温泉に入る。入浴券を買おうとしたら『大人一人1000円』ではないですか。高いからやめようかと相談していると、『女性風呂には大きなウオータースライダーありますよ!』とフロントのおばさんに勧誘され、ついつい1000円払い入場した。
女性陣の話ではとても怖くて面白かったそうだ。なら男は少し安くてもいいのでは?と思ったが・・・・。美人の湯だから高いんじゃない? 肌がツルツルになった感触であった。
まあ、彩凛華が綺麗だったので水に流しましょう。展望台では『ぴょうらん!』があちこちで飛び交う。中国語で綺麗の意味。相変わらず外国の方が多く見物していた。
今思い出したが。38年前頃にその大きなウオータースライダーで遊んだ記憶が蘇る。確か混浴でおばさんたちと順番にスベったような。そのウオータースライダーは取り替えられただろうが。錆びていたら『痛い!』では済まされないだろう。フルチンで恥じらいもなくおばさん達に笑われていたことを思い出す。女性陣たちはどのようにしてスベったのか聞きたかったが恥ずかしく?て聞けなかった。残念至極。
札幌中央卸売市場が休日の前日が仕事は休みになる。従業員3人は幸福駅、帯広市美術館へ出かけたので、日頃の感謝を込めて香港のサンディから要望のあった『おでん』を作った。
ざっと30人前はあるかな。制作費5000円也。にが〜い大根は下茹でしたが、面取りはめんどくさいのでやめた。
北海道のおでんに必要不可欠なのは、人間の背丈以上になる足寄町のラワンブキとたけのこ(笹の子)。どちらも大好きな具材である。今回は笹の子(根曲がり竹)は高価だったのでやめた。
夕方帰ってくる従業員が喜んでくれるとありがたい。毎回のことだが『交通事故には気をつけなさい!』と嫌われても言い続けている。
香港のサンディは寒かったが初めての幸福駅は良かったと感激していた。(Lineより写真を掲載)
従業員が釣ってきたワカサギを天ぷらでいただく。これは脂が乗っていて最高に美味しい。
ここから車で3時間余の距離にある網走湖へ出かけ、1泊2日で7時間づつ、合計14時間位釣っていたそうである。二日間の釣果はとても食べきれる量ではない。
久しぶりに新鮮なワカサギをもらいありがとうございました。
昨夜から降り続いた雪は70〜80cmほど積もる。半地下の窓にも3分の一ぐらいの深さに雪が迫る。今までこんなに一気に積もったのはめずらしい。
あさ6時頃に雪は止んだが、今度は猛烈な吹雪。4棟あったビニールハウスのうち1棟(甜菜用)が雪の重みで倒壊する。築20年でまだまだ使用できるが諦めるしかない。
来年のビートは直藩にするしかなくなった・・・。
昨夜は鹿追で吹き溜まりに車が立ち往生して死者が出た。こんな日は外出するのは危険なので家で大人しくしていなければならない。しかし、アルバイトのある従業員は吹雪のなか出勤して行った。帰りは帰れずバイト先に泊めてもらうことになった。それが一番安全。なかには乗用車を廃車にした方もいる。恐ロシア。
6月からワーキングホリデーを利用して農場従業員となっている屏東市出身のJの自宅を訪問する。Jは現在も農場で香港出身の彼女と滞在中。従業員の家族の方が国内外問わず、村瀬ファームを訪れてくれる。来てくれない家族は、こちらから訪問することにしている。子を見れば親がわかる。想像と一致することが多い。
さて、塗装会社を経営しているお父さんが忙しいなか、仕事を休んで対応してくれた。無口で心優しいJは台湾でも同一人物であった。『Jは皆が嫌がる仕事でも真っ先に手を上げて作業をしてくれる、意欲のある若者ですよ!』『日本人女性にも人気がありましたよ!』と伝えると、『うちの会社でも文句も言わずモクモクと仕事をこなす子だよと』と自慢できる息子のようだ。
現在、香港出身の彼女とファーム内で交際が始まっていることは両親もご存知であったが、『写真を見せてくれないのです』というので熱々の写真を見せる。ご両親食い入るように彼女との2ショットを眺める。てっきり日本人の彼女ができると期待していたが・・・。香港の彼女も可愛いくてしっかりしてますよ!と伝える。
5月にワーキングホリデーが終了した時、台湾へ連れてくるように私と約束ができているので、『楽しみに待っていてください』と伝えた。
お父さんの会社を引き継ぐ前に、ワーキングホリデーで一年間日本の事情をゆっくり勉強して、帰ることを了解したと言われていた。かなり仕事が忙しいそうで台北など全国どこまでも泊まりこみで出張するそうだ。
11月に開催された農機具展示会で笑顔の二人です。
皆さんは、農業についてどんなイメージを持っていますか。
私は今年の夏休みに、北海道の鹿追町で、二ヶ月の農業実習に参加しました。実は、実習への参加は北海道へ行く手段でした。それまでは農業は、おじさん、おばさんたちの仕事というイメージで、自分が畑で働くことなど、考えたこともありませんでした。
その農場では、経営者である「お父さん」「おかあさん」以外に、9名の若者が働いていました。ワーキングホリデーでの台湾人2名と香港人1名、そして農業を志す日本人の若者6名です。
農場での二ヶ月間で、私たちがした仕事は、キャベツを植えること、青汁の原料となるケールという野菜の収穫、ジャガイモの収穫、小豆の畑やビートの畑の雑草取りなどです。
北海道に行く前に、母が「農業はすごく大変だよ、ほんとうに大丈夫なの」と何度も聞いて、私はそのたびに「大丈夫だよ」と軽く答えていましたが、実際に畑に立って「全然大丈夫じゃない」と心の中で叫んでいました。ゴールが見えないほど広い畑、四方八方、緑ばかりで、どこまでやるのか、いつまで続くのかわからず、精神的にも肉体的にも辛い作業でした。
でも、いっしょに仕事をしている、私よりちょっとお姉さんの日本人は、まるで仕事を楽しんでいるように、ニコニコしながら、草取りをしていました。
彼女は三重県の出身で、大阪の教育大学を卒業し、北海道に来て、農場の従業員になったそうです。どうして若い女の子が畑で働きたいと思ったのか、初日から、ずっと疑問に思っていたので、思い切って聞いてみました。彼女は「農業の魅力…かな。」と答えてくれましたが、そのときは、私はその答えに戸惑うだけでした。
彼女だけでなく、農場の日本人従業員は、みんな、ここで働くことを自分で決めて来たそうです。どうして自分から農業という、こんなに大変な仕事をしたいと考えるのか不思議でした。
どんな仕事もやってみないと、その魅力はわかりません。私が将来、農業の仕事につく可能性は、いまのところ高くはありませんが、この農場で学んだ二か月間の経験を自信に変えて、いつか、その魅力を人に伝えられるような仕事に出会いたいと考えています。
今年、7月〜8月にかけての2ヶ月間、国立屏東大学(応用日本語学科)の学生3人が職業体験を我農場で行った。その中の一人が、職業体験を題材にして日本語スピーチの全国大会に出場した。
全国から選抜された20名によって決勝戦が行われ、その時に発表した原稿である。本人の了解を得て掲載します。
村瀬ファームに来る若者たちのほとんどが農業経験がない、初めての農作業を体験する。最初は戸惑いがあるが、やがて慣れると積極的に自ら進んで作業を行うようになる。やらないと周りから目立つ存在になり、自然と身体が動くようになってくる。原稿にもあるように慣れてくると笑顔にもなれば余裕のある顔つきにもなってくる。
特に今年から参加の三重出身のKさんは、誇りを持って農作業に打ち込む姿勢に対して、大学生が共鳴したことが書かれている。私から見ていても意気込みが違うのが解る。何事にも探究心を維持して農業についての魅力を探り、その魅力を他人に伝えていく。農作業は大変だが仕事が終わった時の達成感と満足感を日々の活力に変えて、農業の営みを継続する意欲を湧き出させる。彼女にはやがて素晴らしい人生が待っていると思う。北海道農業の地位向上に一役買っていることになる。
Kさん曰く、『一般的に農業の社会的地位は低く見られている!』と言うが『私達、農業経営者の責任であって、私達自ら改革していかなければならない事柄である』異業種の経営者などとの交流で視野を広める必要があると認識している。我々の年代は農業関係者だけの付き合いが多いように感ずる。それでは固い卵の殻を破ることはできないのではないか。このグローバルな時代に直面しても気づかない農業関係者が居るのも事実である。TPPは来年締結するというのに・・・。
11月14日、気温ー1度c.
北海道はいよいよ寒くなってきました。札幌方面は積雪していますが、十勝の根雪はまだこれからでしょう。辛抱強く咲き誇っていた「マリンゴールド」「ベコニア」もマイナス気温にはお手上げ状態。
従業員は一人帰り、二人帰りして寂しくなってきました。本年の農作業は畑耕起、ケールのすき込み、緑肥のすき込み、ジャガイモ畑のパラソイラー入れなどトラクター作業が沢山残っている。根雪まで間に合うかなあ〜。農場への訪問客を相手にしてるとサッパリ仕事が進みません。
この動画はブログのみ公開しています。Youtubeでは限定公開。iphone5を使用。
今年の慰労会は何処に行こうか?『また地元の温泉だなあ!』と言うと、『みんなが行くなら行きます。』と同じような答えが従業員から返ってくる。『いいですね!是非行きたいです。』と言うような答えを待つ親方は間違いでしょうか?
そこで新しい提案をする。温泉1泊だと一人1万円くらいの経費がかかるが、緊縮財政なので節約して半分の5000円程度の出費で美味しい食材を買って食べよう! となって豪華手巻き寿司を事務所で開催することになった。
帯広市地方卸売市場の売店にて、新鮮なウニ、イクラ、大トロ、サンマ、寒ブリ、サーモン、オヒョウ、エビ、サバ、牡蠣、ホタテ、タコ、イカ、トビッコ、子持ちシシャモ、タラバガニ等を仕入れた。
参加者全員で宴会の準備をするのが農場の基本。掟を破る何人かの若者がいますが。
農場内で一番若い21歳の従業員Nに『何が食べたい?遠慮しないでいってごらん。』と聞いたところ、少し遠慮がちに『イクラ丼です!』と返答があり、約200gのイクラ1パックをあずた。モクモクと美味しそうに食べている姿を見て8ヶ月間の契約期間が終わったんだと自分なりに満足した瞬間であった。
手巻き寿司なので海苔で巻いていたがめんどくさくなって、各自で好きなものをのせて海鮮勝手丼で食する。あまりの食材の多さに食べきれず次の日の朝も勝手丼を食べるはめに・・・
美味しくてめったに食べれない食材なので満足したことでしょう。
CEOとして満足な経営ができてはいないが、季節雇用の難しさと、その中で働いてくれる若者に出来る限りの労働条件を供与したつもりである。常に従業員とともに現場に出向いて作業するように心がけた。いち早く作業の準備をして、仕事が終了すると最後に家に上がるようにした。最近は体力が落ちてきたように感ずるが・・・まだまだ頑張りますよ。
来年はケール栽培がないので従業員も半減する計画で農場運営をする。半減といっても6〜8人前後は確保する予定。
その1、住宅に近い畑での作業は、住宅前の芝生で一休み。日曜日は保育所が休みなので孫が遊びに来ます。またみんなのアイドル野良猫Yanは、誰にでも愛嬌を振りまいておやつのおこぼれを頂く。
その2,気温が暑い時は日陰で一休み。午前と午後に一度づつ合計30分の規定時間だが、実際には1時間近くは休みます。ケールとキャベツの収穫作業では一時間おきに休憩とともに水分補強をして熱中症にかからないよう対策をする。
お父さん!**から電話がありました・・・。と慌てた様子で従業員の一人が家に上がり込んできた。
「その瞬間、事故があった」と理解できた。
「お願いだ、事故があったとは言わないで!」と思いつつ「嫌な予感。変なコト言わないで・・・。」とは言ってみたが。
「その嫌なことです。」タイヤが取れてないそうです。と写メールを見せられた。見ると排水口の反対側にタイヤが飛んでいる。車の写真がないので一体どうなったか理解できず車を走らせた。
あまりスピードを出していなかったので最悪の事態は免れ、タイヤとディスクがとれただけの事件だった。その後JA整備工場に引取りに来て頂いて修理と相成った。良かった!
全国誌「農業経営者」の特集の取材を受けました。今月8月号に掲載された。
特集「生かすも殺すも経営者次第の外国人実習生」と題して電話インタビューを受ける。「殺すも」なんて言葉を使用して、おっと!と思ったが。決して国際問題に発展するような内容ではないことを報告する。うっかり取材時刻を忘れていて防除作業をしながら30分ほど電話を受けた。
昨年まで中国実習生を5年間にわたり2名づつ10人を受け入れ、北海道ツーリズム協会(事務局は鹿追町にある)が独自に行っているワーキングホリデー(田舎暮らしのすすめ)を利用して、国内と海外(主に台湾、香港)から年間15名前後を、4年前より受け入れしている。この取材はある程度慣れているので電話でも仕事をしながら答えが出てくる。
雇用者をたくさん採用することから、それに似合った収入を獲得できる作物を選定する。
よって収入単価の高い作物になる。また衣食住を充実させて働きやすい環境を整えることが大切となる。
よって経費が予想外にかさむ。言語、国柄、性格が違う多種多様な人種の複合体となって農場経営をしなければならない。
よって悩みも多く決して楽天的な考えでは運営は難しい。収支が赤字に転落することもある。
この農業雑誌は初めてゆっくり全部読ませていただいた。「農業経営者」というだけあって興味をそそる内容が多々あり、今までなぜ購読しなかったのか後悔したのであった。さっそく年間購読を申し込むことにした。特に長沼のヒール宮井氏の憎まれ口通信は、普段何も感じず見たり触れ合っているものに根底から覆すような疑問を投げかける内容に感心した。
いまから9月号が配信されるのが楽しみだ。
台湾、香港、日本のワーホリの若者が手作りした、創作料理?を持ち寄り試食会を開いた。自家産の野菜(トマト、茄子、胡瓜、芋、キャベツ、ネギ等)をベースに10種類前後のごちそうが並んだ。毎日キャベツ、ケールのアブラナ科の収穫作業ばかりで、ご馳走までキャベツ料理が並ぶ。
はじめて大量に癖になる塩キャベツを作ってみた。N~~ん我が家で食べるとそれほどでもと感じる。居酒屋で食べるから美味しくなるのかなあ。
香港から来ていた、香港の売上1位の旅雑誌「飲食男女」の元リポーター「つぼみ」が帰るので送別も兼ねた。昨年村瀬ファームも紹介された雑誌です。「飲食男女」の雑誌を見てワーホリに応募してくる香港人が多い。宣伝効果の威力は凄まじい。レポーターまで体験に来てくれた。
雲海テラスに行ったが晴れ渡って雲海は見られなかった。しかし絶景な眺めであった。何処へ行ってもソフトクリームを食べる。帯広ばんえい競馬で乗馬をして遊び感覚で馬券を買ってみる。大穴当たったが100円しか買っていないので配当が少ない。
地元鹿追町の郷土芸能、白蛇姫まつりにてアイヌ民族の舞踊を一緒に踊る。我がファームからも4人が白蛇姫保存会に参加している。定番のファーム冨田で満開のラベンダーを見る。我が家の3株のラベンダーも満開に花が咲いています。なかなか行くチャンスを逃していた美瑛の青い池に初めて行く。
ワーキングホリデーで初めての外国人女性、台湾のインさんが彼と一緒に再訪してくれました。台湾では吹奏楽団で共に活動している仲で、終始熱々でした。
相変わらずインさんは笑顔が綺麗で一段と可愛くなったと思います。彼にはインさんと結婚できるのは男として最高に幸せなことだよ!と伝えた(彼は同感と言った表情、日本語が話せないのでブロークン英語で会話する)。二人は幸福駅で永遠の愛を誓い合ったのであった。末永くお幸せに。結婚式は招待されるのかな?
その後アップルマンゴーが12個も届き、台湾のあま~いフルーツを味わった。インさんありがとう。
説明はいらないでしょうが、ちょっと息抜きに辛味噌ラーメン食べたついでに隣の店でカラオケ歌い放題で歌う。
中国語、日本語おりまぜて楽しく過ごす。明日仕事なのも気にせず夜は更けていく。店は貸切状態でした。また仕事頑張ろうと退散したのであった。
お父さん、キャベツの間に生えている小さなキャベツどうします? と言うので振り向くと一瞬キャベツかと思いきや「オオバコ」と言う名の雑草じゃないですか。
「似てるけどキャベツじゃないね。捨てていいよ!」と言った。「あっそうか!と彼女の口癖がでたのであった。
彼女は岡山で保育士をしていましたが、今年度の募集前に熱烈ラブコールにより最初に採用が決定した。何事もやる気満々の彼女です。見ていて清々しい。
今年も二人の山村留学生(中学生)がホームスティに来ました。従業員と家族で歓迎式を行っている風景です。大阪風と広島風お好み焼きで歓待した。
今年の新しい従業員の出身は、西から広島、岡山、兵庫、大阪、三重、長野、神奈川と関西勢が多く来ているのでお好み焼きにしました。また台湾から来ている徳の誕生会も兼ねる。異国での誕生会はどうだったかな。感激のあまり咳き込んでいました?徳は2ヶ月の滞在予定でしたが4ヶ月延長する事になりそうだ。
さらにJA職員新人研修できていたI君が研修を終え、真っ黒く日焼けして農協の事務職に戻ることになった。これから38年間の農協職員としての長い勤務をするに当たり、わずか1ヶ月だが生産現場で貴重な体験を出来たと思う。いずれボデイブローのように後々効果が現れると確信している。もう少し在籍したかったようだが仕方ありません。
さらに関西から参加のM夫婦が様似町へ新規就農することが認定されて、新天地で研修することになった。夫人は町の臨時職員?に採用される予定です。鹿追では新規就農は難しいので決定してひと安心している。イチゴ栽培を中心に町と農協からビニールハウスを借り受けし、国からの青年就農給付金(年150万円、5年間)を受けて自立していく。施設整備、作業機械、土地購入など基盤整備に要する経費に対して1/2~3/4を町、農協が助成してくれる。ビニールハウス栽培は10aほどの土地があれば営農可能である。
町の活性化はいずれ彼らの若者たちに左右される時代が来ることは間違いない。
また、新しい農業者と村瀬ファミリーが増えた。ムラセファームを卒業した若者に栄光あれ!そして頑張れ!加油!
今日はぽかぽか陽気の中恒例となった登山を敢行する。お昼用のおにぎりを皆で作り持参した。白雲山へ汗をかきながら片道1時間半の道のりを登る。残雪もなく若い従業員は年寄り組が遅いと言って遥か彼方に進んでいく。スタートして1時間は私らの年齢では急な上りは厳しい。休み休み進む。自分自身3回目の登山でまだまだ初心者です。
今日も白雲山の頂上から見る絶景は「期待を裏切らなかった!」。然別湖を見下ろし、然別湖に勤務している昨年までの従業員Mにメールする。「ウチラが見えるかい?」
下山してから脇道に入り東雲湖に向かった。こちらは山の陰にもなり残雪があるなか平地を歩く。独身時代に来たことがあったので約30年ぶりに湖を眺める。当時よりかなり縮小していて熊笹が生い茂り湖の岸に近づくことが難しかった。
JA鹿追町野菜センターで育苗していたキャベツの苗110冊を譲り受ける。夜に雨の予報だったので新人さん3人を連れて軽トラに積み込む。
青いツナギの彼はJA新人研修制度で農場で研修をしている。新潟方面の国立大農学部を卒業して就職した。何もかも初めての仕事を日替わりでどんどんこなしていきます。真っ黒に日焼けして農業の厳しさ、現場の厳しさを体験している。今は仕事ばかりで大変だろうけど、必ず研修をして良かったと感じさせてあげるからと教示している。
今日は同じ年代の3人でさっそくキャベツの定植をした。2台の野菜移植機を使って3時間で25aほど定植をする。全自動移植機は3年ぶりに使用したが順調に作業が進み、21歳の彼女一人で操作できる使いやすいイセキ製である。初めてなのに飲み込みが早く、逆に指導されています。540mの畦を往復するのに3時間前後かかるので根気が入ります。
干ばつ、低温、大風で枯れたキャベツの苗の畦に再定植しています。約半月ぶりに雨が降ったがお湿り程度で依然として水分不足です。かなりビートの苗が枯れている方もあるようです。余剰のビートの苗70冊ほど予約を受けた。
本日の作業は? じゃがいも播種4人、キャベツ定植3人、ビート苗補植3人。
先日、香港から参加しているケーシーが帰国することになり送別会を開催した。今までワーホリで長くても7ヶ月くらいの滞在期間を過ごしたのはいたけれども、おおよそ1年近く滞在した外国人はケーシーが初めてだ。
と言うのも、ワーホリ期間は1年なので2〜4ヶ月おきにいろいろな職業、土地を体験して日本全国をめぐるのが基本である。
昨年20名前後のワーホリで参加した従業員のなかで一番心配していた細身のケーシーが、我ファームで貢献してくれ農家の嫁になれる自信がついたと感じている。さあ試験管(食品検査官)から鍬(農業者)を持つことに準備はできた。香港では今話題のstap細胞の再現実験をした国立香港中文大学(東京大学に近い偏差値)の研究室の出身です。
これからの長い人生、日本での一年を思い出して頑張ろう!君の流した涙は数知れず、無駄にはならないはずだ。加油!
さきほどLINEで香港に着いたとメールがきた。
先日24日にボランティアとして(製作スタッフ)参加した然別湖コタンが開村した。関係者100人ほどが開村式のセレモニーに出席する。
コンサートホール、アイスBAR、氷上露天風呂などが完成してご披露された。「ここが私達が制作したところだね!」と雪のブロックを積んだところを指さして感慨深げに喜んでいた3人でした。
開村式のあとはホテルに移って豚しゃぶで一杯。村瀬ファーム産行者にんにくを持参して豚がなくなれば行者にんにくのしゃぶしゃぶとなった。
今朝はー20度Cと冷え込んだ。陸別ではー29度Cと今年一番の最低気温を記録した。日中の最高気温はー10度C前後とiguru(氷の家)を製作するには最適な条件になる。今日は従業員とともに然別湖コタンで製作ボランティアとして参加した。Cが持っているのが雪と水を混ぜた接着剤(シャーベット)で雪のブロックを積んで壁を製作します。香港出身のCは寒いことが苦手でスキーもプレイしないという。あまり乗る気ではなかったが貴重な体験になるからと鼓舞しながらの参加だった。
然別湖ネイチャーセンターのスタッフと夕方6時過ぎまで作業を頑張った。一日で天井部分を残してこんなに制作をする。CとMと私3人と台湾から参加のボランティア2人が屋根を制作している4〜5人の男性スタッフにシャーベットを投げ渡す担当を受け持つ。我々の頃は設計図もなく製作者の感性であ〜でもないこ〜でもないとこしらえたものだが、今は寸法も取りあらゆる面でこだわりを持っている。建物も規模も大型化しているのできちんと設計しないと危険かもしれない。
我々がやっていた30年前は全員ボランティアで仕事が終わる夜8時頃集合して11時頃まで作業を毎日のようにしていた。作業が終わると町に繰り出して毎晩酒盛りだった。若かったなあ。良く毎晩酒盛りができたものだ。と23年ぶりの作業を懐かしく思い出す。実行委委員会のほとんどが独身だったので活力もあり、自分も含めて愛も生まれ次々と然別湖コタンで結婚式を挙げた。
今年に従業員として参加予定のYさんが視察に来られたので、ボランティアスタッフの視察も兼ねて然別湖コタンを訪れた。香港のCは寒〜いさむ〜いと言うのでボランティアできるのか心配になってきたが・・・
ここは氷のグラスを制作するファクトリーで完成していた。たくさんの氷のブロックがストックしてあった。25日の開村式には氷のグラスでカクテルを飲みながらコンサートを楽しむことになる。
日本唯一のばんえい競馬を経験する。みんなで100円づつ馬券を2レース買ったがだれも当たりを出せずじまい。馬券のやり方がわからず四苦八苦する。ナベさんが相当慣れていて教えてもらう。本命を買わず馬名で気に入ったのを選定した。「サッチャン」は惜しくも3位だった。
十勝帯広市は積雪0に近い数字で雪のない1月を過ごしている。郊外の畑は土が見えて秋播き小麦と越冬長芋が凍結によって危険にさらされている。最近は最低気温がー20度を超えて野良芋は凍結して無くなりそうだが前記の作物が凍結被害にあいそうである。こんな冬は生まれて初めてなことだ。
昨年は大変お世話になりました
今年もどうぞよろしくお願いします
平成26年 元旦
大晦日は年越しそばを打ち美味しく頂いた。美怜が「頑張って!」とず〜っと手を叩いて応援しています。それに答えて香港出身のKが慣れない手つきで初めてそばを打つています。豚南蛮そばに挑戦する。鹿追産豚バラ肉をフライパンで炒める、その油を使って自家産の長ネギを焦げ目がつくまで炒めてスープの中に入れて出来上がり。こってりが好きな人はたまりません。本来は合鴨で鴨南蛮ですが充分に豚肉で代用できます。素人の料理としてはまあこれでいいでしょう。
今朝は同じスープで雑煮を食べる。今回は豚骨と鶏ガラの合わせスープにしてみた。ラーメンのようなスープだがそばがダメな方はうどん、ラーメンにも使えて美味しいです。
Kは12月からニセコで働いていたが劣悪な条件で働いていたそうだ。住居はルームシェアー2人同室、暖房がなく大広間にTVとストーブがあるだけ。10人位のシェアーハウスで家賃が5万円と高額。毎日4時間ほどの労働時間で月に8万円ぐらいの月収になるとのこと。それから光熱費や食費を引くと手元にはわずかしか残らないそうだ。寒くて毎日が憂鬱だったそうだ。わずか1ヶ月で農場に戻ってきた。今どきそんな職場があるのかと驚いた次第だ。
来年採用予定の日本人のみのスタッフ(一部は海外旅行中や遠方で不在)に集合してもらった。毛蟹3バイ、海鮮火鍋、牛胡椒火鍋を用意した。(注1)スタッフ予定でない方がかなりおります。
これから従業員の募集をかけようとしていましたが鹿追町産業研修生や今年までのワーホリを経験した外国人のブログ等を見てたくさん応募していただき、ほとんど予定の人数に達してしまいました。ワーホリ参加のみんなありがとうございました。
今回の台湾訪問で某国立大学(応用日本語系)との専業人材を育成するための人材受入の提携を結ぶ予定。夏季および冬季休暇を含み選抜された優秀な学生を受け入れることになる。今まで農場に来てくれた台湾人15名の協力とこれから交流することになろう人たちの協力を得て実現に至った。
人員的交流のみならず専門分野における技術、開発について研究、協力をする。双方は講演や座談会を通して双方の意見や研究理論の統合を図ることになる。鹿追町青年会が鹿追町バイオガス施設で新規に取り組むマンゴー栽培にも大きく関係してくる。
この大学は今まで日本の食料基地北海道との提携がなく交流ができていなかったことで今回締結予定の運びとなった。
やっと雪が20cm積り冬らしくなってきました。しかし、気温は暖かくー2〜3度と12月としては冬らしくない状態が続いている。
新しい住人を待つ従業員住宅は一人もおりません。しかし4月にはここの住宅も空きがなくなる。今日は鹿追町産業研修生が面接に来てくれることになりました。
美瑛の帰りにどこで夕飯食べたら良いか悩んでいると。冬期間の層雲峡では食事出来る店がほとんど営業していなくラーメン店が1店あるだけだ・・・。
そこでティンから提案があった。私達のホテルのフロントで交渉してみるので車で待っていてと言ってくれた。「私は無理だと思うけど」と感じていたがティンたちにお願いすることにした。しかし、待てどティン達が戻ってこない。辛抱強く最高責任者の支配人さんと交渉してくれたようだ。
しばらくして心配になりフロントに近づくと、「お父さんお風呂にも入れるし夕食のバイキングも食べれるよ!」とティンが嬉しそうに招待してくれた。フロントの方にお礼を言うと、「ティンが仕事がんばっているのでご褒美です」とフロントの方が言った。じ〜んときたが泣くもんか!と思いながら、ティンはここでも全力投球していると感じ有難くご馳走になることにした。
さらに温泉までサービスしてくれゆったりと湯につかることができた。
層雲峡の温泉は結婚前に二人で来たことがあり実に30年ぶりのことだった。ティンとHagiに感謝して吹雪の中無事に家に帰宅したのであった。
村瀬ファームで従業員だったKenが今月から美瑛にある「GOSH」で修行を始めたのでご挨拶に伺った。うちの農場で一年務まった人間はどこに行っても務まります! と自信を持ってマスターに伝えた。
いずれ自分の店を持ちたいという実現できる夢に向かって頑張ってもらいたい。農場では見たことのない緊張した面持ちで仕事をこなしていたのが印象に残る。ピリッとした職場の雰囲気を感ずる。
今月恥ずかしい金額だが賞与払います。頑張れKen!
層雲峡で働いているティンと同僚のHagi(南投市出身)と4人で訪問した。hagiは台湾に帰国してからゴーシュのような店をやってみたい夢があり本人は二度目の訪問になる。台湾に彼が居るので帰国したら結婚しないの?と質問すると、来年帰国すると29歳になるので結婚できません!と言った。なぜ? 台湾では「9」のつく年齢の時は不吉な数字なので結婚する人は殆どいないと。全く知らなかった事項だ。そう言われれば29歳前後でワーホリに応募してくれる台湾人が多いとは思っていたが・・・。そんな理由があったとは初めて理解する。えっNさんの彼女*9歳になるのでは・・・・?
時間は午前8時半ごろから午後2時半頃まです。場所はビーニルハウス内でストーブを今年から完備して暖かく作業ができます。
休日は交代で週休2日程度予定しています。定休日は市場が休日の前日になります。また然別湖コタンのボランティアスタッフとの兼ね合いも相談に応じます。
家賃はいりませんので気軽に来てください。期間は未定ですが1月5日ごろから3月中旬までの予定です。
時給は1時間900円前後を予定していますが全期間参加してくれれば月給制にして仕事がなくても給料を保証致します。また全期間参加してくれれば少ないですがボーナスも払います。
募集人員は若干名です。この機会に是非検討をどうぞよろしくお願いします。
昨年の作業風景です。人手が足りず79歳のママまで手伝ってくれました。
お〜〜い台湾支社のみんな! 交通費を援助できますのでご相談ください。またブログやFacebookで募集などして紹介してください。
台湾(基隆市)から参加の哲が長野のホテルに向かって旅立ちました。従業員は誰もいなくなってしまいました。
いつものことだが脱力感と言おうか寂しさをヒシヒシと感じる。人口密度の高い台湾から帰ってきたばかりで台湾ボケもしていることもある。今年は2重の苦しみだ・・・。
今年は台湾(男4,女6)10人、香港3人、中国2人、合計15人のワーキングホリデーと研修生、日本人は短期を含めて8人を受け入れた。
昨年ワーホリで来てくれた台湾の3人は今年も再び遊びがてら来たのだった。再び戻ってきてくれる農場でなければならないと感じている。今年は痛切に感じる。
静かになった地下室に座り込み毎夜泣いている男が一人いる。賑やかだったH25年度は哲の旅立ちで最後となった。
そして誰もいなくなった・・・。
6月末にスタートした頃はこんなにケールの葉は大きく成長していました。
収穫最終日の11月17日は手のひらサイズのケールの葉になってしまった。写真右端の香港から参加のケーシーはケール収穫を最初から最後まで努めてくれました。暑いときは32度C,寒いときはマイナス7度C のなか頑張ってくれました。謝謝!
写真中央の彼女は5日間の体験で3日間ケールの収穫作業を帰る当日まで頑張ってくれた。彼女は長野のS国立大でスピードスケートのオリンピック出場を目指していたそうで、話し方とモクモクとケールの収穫をする姿はさすがに体育会系です。来年はCanadaの世界一住みやすい都市「バンクーバー」へワーキングホリデーで一年働くようです。
まだ収穫作業が残っていますが。中国研修生が帰国することになり村瀬ファームの慰労会を兼ねて地元然別湖の温泉で送別会を行った。5日間の体験実習に来ている埼玉出身のYも参加する。
中国湖北省から日本に来て7ヶ月あまりの期間を過ごした。最初はほとんど日本語を理解できませんでしたが台湾、香港から来ている日本語1級のワーホリたちに通訳をお願いして何事も無く生活することができたように思う。
祖国に幼い子供を預け、一生に一度の海外での農業研修を終えた(酪農の実習生は最長3年滞在できる)。「おとうさん!私の友達紹介するから来年受け入れしてください。お願いします。」と研修生の一人が真剣な顔でお願いされたので「OKだよ!」と簡単に答えたのだった。20名弱の研修生の仲間に見送られて17日に中国に向け帰国しました。来年からは2〜3戸の農家が新規加入して受け入れするようで研修生、実習生が増加するようです。
残っているワーホリで参加している台湾、香港の諸君もニセコや長野県のホテルに就職が決定してこれから村瀬ファームを離れいく。日本人の従業員は海外旅行に出かける面々が多い。話を聞いているとカナダや台湾などに行くようである。
村瀬ファームで咲かせた花が結実するかどうか少々心配だが、将来ある若い彼らに幸多かれと祈る毎日である。私もある海外の国へ面接と仲人のような形で挨拶をする予定で訪問します。このような訪問は何度やってもうれしい限りです。愛があれば国際結婚でもどんな障害も乗り切れるでしょう。
台風の接近に伴って大雨の予報だったがここ北海道は雪になってしまった。午前11時頃ですでに10cmは積雪しているでしょう。昨年より約1ヶ月早い初雪となった。
台風と雪の組み合わせは生まれて初めての経験。これから夕方にかけて台風の影響で風雪が強くなる予定で、気温も0度前後と冷えてきました。明日の予報も最低気温0度前後と冷え込み雪解けが遅れるかもしれません。
今朝5時頃、孫が誕生しました。3300gの女の子で、初孫の美玲に似ていて可愛い子が生まれました。しばらく初孫「美怜」はジジ・ババで預かることとなりました。今日は内輪でお祝いをしようと思います。
はじめて雪を見た外国人は大喜びでさっそく雪だるまを制作して記念撮影です。
釧路出身のAさんの親戚から届いた新鮮なさんまでナベさん指導のもと握り、刺し身、炭焼きの3種の盛り合わせが素人集団で出来上がる。あまりの美味しさにうなずきながらほうばる。サンマと十勝ワイン合いますね!イケますよ。初めて食べた外国人は美味しい・美味しい・好食を連発!でした。
言葉は要らない。もう一度やりたい。
急遽台湾3人、香港2人、日本人3人で登山をすることになり近くの白雲山(1186m)に登った。写真の台湾人Sは短パンにスニーカーの出で立ちで肌寒い頂上を目ざす。香港人2人もほぼ似たような服装で挑戦する。
出かける前に1186mの山頂まで登山をしますがその服装で大丈夫ですか? と質問すると揃って「大丈夫!」と返答がくる。本人が大丈夫と言っているので安心して出かけた。
ところが熊笹は腰の高さまであり、風は冷たくて強く吹き、小雨ちらつく不安なスタートとなった。登山を始めて30分も経たないうちに香港2人が遅れだして何やらひそひそ話。「どうした?」と聞くと、なだらかな山を登るハイキング程度の登山だと感ちがえしたとのこと。机上での計画と現場でのギャップは今始まったことではないが、言葉で十分な理解を得るのは困難である。ましてや異国人は。
しかし戻るわけにもいかず頑張って行こうとなり登山を強行した。そのうち晴れるさ・・・。
片道1時間半のところ2時間を要し苦労しながら登り切る。不穏な気配が漂う空の機嫌も収まり快晴となった然別湖の絶景が見られる頂上に達した。意外と暖かく感じたが南国の外国人は寒そうでした。今度はきちんとした服装で挑戦しましょう。
人生3度めの登山はかくして二重丸と記録された。見下ろす外界の様子ははたまた虫けらのようであり奥の深い複雑な世界でもある。アジア人皆兄弟。アングロサクソンからアジア人種を見ると中国人と日本人との区別がつかなかいそうだが、兄弟だということの証明である。国民性が違い戸惑うことが多いが、仲良く生きるのが基本姿勢であり、時には喧嘩しても永遠に理解し合える仲間でいようではないか。
そんな中で登山をすると愛が生まれる。南国出身の二人、国際結婚だが早く永遠の愛を誓ってほしい。
今日はイチゴ苗の露地栽培をしているU農場へ研修に出かけた。相変わらずの小雨の中ランナーを止める作業をU農場の同じ年代のNくんに指導をお願いした。あと半月で出荷の時期を迎えるので最後のランナー止めになります。
彼女の実家で実った美味しい巨峰が4箱も送ってくれました。16房もあり毎日おやつの時間にみんなで味わっています。ばあちゃんが育てた巨峰はうなる美味しさと表現したほうが良いかもしれません。何か言葉が変だがありがとうございました。
愛知県のイチゴ農園の娘さんが研修兼アルバイトで働きに来てくれました。3月に愛知県から届いた親株から増殖した子株が9月に再び愛知に帰ります。1週間前までに親株と繋がり養分をもらっていた子株(太郎苗〜四郎苗ぐらいかな?)のランナーを切り離す作業しています。つまり「旅立ち」の準備をしています。
彼女は今年の3月まで教員をしていたそうだがこれからは農業に興味を持って一生の仕事として選択することに自信を持とうとしているのでしょうか。詳しくは話をしていないのでこれからゆっくり聞いてみようと思います。
彼女が切り離している親離れした子株が自分の農園の苺になるのは何か不思議な感じがします。愛知生まれで北海道育ち、9月にイチゴと一緒に農園に帰り花を咲かせて美味しい赤い実をつける。彼女も蕾の状態かな?
仕事初日は午前8時からはイチゴ、午後からはじゃがいもの収穫作業を6時まで行い7時からはシェアーハウスの台湾女性二人と町のミニバレーボールに出かけた。
外国人実習生連絡協議会の団体に村瀬ファームの外国人を参加させていただいた。いままでは見物だけでしたが初めて踊り手として参加することになり乗る気にならない従業員を鼓舞して参加した。私もですが・・・。
ところがいざ踊りだすと30人近い団体なので恥ずかしさもどこえやらで楽しさを感じるようになった。踊り方はまちまちでバラバラだが中華風の踊り方がまた面白い。賞金までいただき北海道の短い夏を満喫できた。もちろん台湾、中国、香港では仮装して盆踊りをすることもなく、異国の盆踊りを体験して豊穣の秋を迎えることになる。
我がファームも12日〜14日まで盆休をして、15日からお盆返上でケールの収穫が始まる。
毎年恒例の花火大会へ全員で見物に出かける。外国人従業員は初めての浴衣姿に感激して楽しさが爆発。浴衣姿になると普段の仕事着とは見違える美しさに変身する。
仕事着で土にまみれて作業する姿もいいですが・・・・。
浴衣姿を見てしばし男性陣は見とれていました。村瀬ファームが行なっているワーキングホリデーは仕事優先だが休日もメニューが盛りだくさんで遊びも充実。時々仕事を優先順位から外してしまうので注意しなければならない。小さいながら職場の頭として遊び盛りの20代を抑えるのに必死です。
昨年ワーホリで来てくれたYinさんが台湾のマンゴーを6個送ってくれました。台湾から送れることを知らなかったので驚きました。
ではと、郵便局で国際郵便で北海道のメロンやスイカを台湾に向けて送れるかどうか聞いてみたが「野菜、果物類は送れませんと」返答が帰ってきた。
個人では無理なようで輸出業者を通しては可能なようだ。メロンを贈ろうと考えたが諦めることにした。
Yinさんこれから頂くが美味しそうなアップルマンゴーありがとうございました。
同じく台湾から昨年来ていた呉さんからドライマンゴーが送られてきた。甘く、柔らかくめちゃんこ美味しい!!
今年から町ではサツマイモの干し芋の商品化に向けて試作が始まるそうだが、その技術を使ってジューシーでしっとり柔らかい干しマンゴー(注1)もやってみてはどうかな?
夢はでっかく持って鹿追の特産に成長すればいいんじゃないかな。しかしこれはおいしいなあ!
(注1)鹿追町農村青年会では鹿追バイオガスプラントにてマンゴーの試験栽培を開始する。またサツマイモ研究会ではサツマイモの栽培試験をすでに行なっており商品化に向けて研究している。またチョウザメの試験飼育も開始されることになってにわかにバイオガスプラントは忙しくなり注目を集めている。
山村留学生の晩御飯は手作りピザとバーベキューでした。合わせてお母さんの誕生会と7月いっぱいで農場を去る3人の従業員の送別も兼ねた。来月は従業員を補充せず少数精鋭で収穫作業を頑張ることにした。
ドラム缶を改造した簡単なピザ窯で5分弱で焼くことができる。どんどん焼きあがって運ばれてくるが皆の胃袋にあっという間に収まる。
ピザ制作班(外国人従業員が中心)も大忙しで動きまわる。私らは午後10時前に退散したが、午前3時頃まで笑い声が聞こえていた。(注意)中学生は寝ていましたよ!
「外国人労働者の現状と実態について」北海道大学法学部学生5人が村瀬ファームに1泊2日で実態調査に来た。当ファームは中国、台湾。香港8人の外国人の労働者がおり聞きとり調査と懇談が行われた。
ケールの収穫を体験する予定だったが配車がなかったので草取りを行う。外国人に除草鍬(通称ホー)の使用法を指導してもらい一緒に農作業を体験した。最高気温34度Cのなかの農作業はどうだったでしょうか? 無農薬の栽培は雑草との闘いです。わざわざ札幌から長靴持参で来て意欲満々の農作業体験となりました。
帰り際の昼食時の懇談で。「私達学生に何か伝えたいことはありませんか?」という質問に。
まず第一に農業を理解してほしい。今回のように現場に踏み込み農業の実態を見て感じ体験すると、あなた達が毎日食べている食材が身近に感じ興味を持つようになると思います。私達も農薬を少なくしたり無農薬栽培をして安全な美味しい農産物を提供していく努力をしなければなりません。一日3回の食事をするたびにこの食材はどこで生産されたものか興味をもつようになります。そして国産農産物の大切さを理解してほしい。そのために我々農業者も農業体験付き修学旅行生の受け入れ等「食育」の事業を展開する必要がある。TPP対策の一つにもなりうるが国産農産物に理解とファンを増やすために絶対必要なことであると。また、国家、地方公務員だけが目指す職業ではないと話した。
彼ら学生は勉強ばかりして農業に触れるのは今回初めてだそうである。十勝が日本農業の一大生産地なことや外国人労働の実態について誤解があったようでさわやかな顔で帰ることができたようだ。来年はゼミの後輩に来ていただくよう約束して別れたのであった。
OKをもらったのでメールを紹介します。
おとといから二日間、お世話になった
北海道大学法学部2年のゼミリーダーのHです。
忙しいなか、僕たちのフィールドワークを
引き受けていただきありがとうございました。
なんの面識もない僕たちのことを家族のように
迎えてくれた村瀬ファームのひとたちを見ると
とても安心したのを覚えています。
帰りに5人で話していたのですが、村瀬ファームは
単なるフィールドワーク先ではなく、
自分たちの生き方を考えさせられた場だと
口ぐちに言っていました。
このような貴重な機会をいただき
ありがとうございます。
ゼミの発表内容などについては
発表内容ができしだい、報告したいと
思います。
暑くなってきて、体調を崩しやすい時期に
なってきているので、みなさん
お体に気を付けて、すばらしいファームを
作っていってください!
北海道大学 法学部2年 H
いよいよ平成25年度のケールの収穫が始まりました。最近は緊張してあまり寝ることができず何年やっても新人の気持ちの日々になります。
毎年、農薬検査、配車の日程、従業員と運送業者との連絡、収穫機械の整備と準備など頭のなかで何をやるのか考えていると夢のなかでケールの収穫をしています。
13人の従業員のうち10人が未経験で不安が優先して襲ってきます。
休息のひととき。気温28度C、灼熱の香港(気温37度Cで湿度97%)から来ている彼女でも北海道の涼しい暑さ?とケールの収穫作業は厳しい部類に入る。村瀬ファームは外国人部隊で運営されキューサイの青汁も外国人なしでは作業が進まなくなってしまった。涼しい午前中で作業を終了するようにしている。今日も28度Cになる予報で午後からは休養をかねて休みにしなければならない。楽しく仕事は進行させるように心がけている。お互いの信頼関係が損なわれては修復するのは難しい懸案となる。生産者と加工業者との信頼関係も同じである・・・。
5月に来場した彼女は当初1ヶ月〜2ヶ月くらいの滞在予定だったが、「11月の収穫作業が終わる最後まで居たいのですが?」と言われた。部屋に空きが出るのを待っている若者がたくさんいるが真剣な眼差しで語る顔は間違いないと感じたので「OK!」と伝えた。今年は滞在延長する若者が多い。北海道の冬を経験するため年越ししたいという女性も出てきた。
I鉄工場に建設を依頼して倉庫横に増築をしていた鳥小屋が完成した。地面に炭を敷き木材を粉砕したバークを20cmの厚さに敷き詰めた。
餌箱も見よう見まねで制作。卵を産卵する箱を設置して16羽の烏骨鶏が入居?する。
次の日の朝、恐る恐るなかを覗くと産卵箱には1個、広場に5個の記念すべき小さな卵が初収穫できた。烏骨鶏の卵は鶏よりひと回り小さく卵ご飯には調度良い大きさだ。おおむね販売価格は鶏卵の10倍するそうです。餌はキューサイの青汁の原料ケールです。無農薬の餌を与えて平飼いの烏骨鶏の卵!!高く売れるなあ。とりあえず従業員の栄養源でいいか!
今回は定番となっている手作りピザ。山村留学生と外国人従業員が仲良く13枚のピザを焼いた。
総勢18人で一枚づつ焼けたピザを取り合って食べる。さすがに山村留学生の二人の中学生は優先的に食べさせていたら何時まで経っても順番がきそうにもないので奪い合いになってしまった。そのうちおにぎりが登場して空腹を満たすことになった。
1回目のケールの草取りが最盛期を迎えている。除草鍬の刃研ぎもまずまずの技術に達してきましたが。先輩従業員に刃の研ぎ方を指導してもらっています。
手前の女性はお嬢さん座りで刃を研いでいますが股を開けないということで仕方がありません。無理して開かすこともできず。恥じらう外国人です。
6月の誕生会は香港からのKと台湾から来ているIの二人でした。明日はトマムの雲海に出かけることが決まっているので皆はウキウキ気分でした。
朝2時半に起きて3時半に車4台で出発して行った。前夜の雲海の見れる確率は70%だったそうだが・・・。
結果は素晴らしい光景を見る事ができ早朝の日差しは思ったより暑かったそうです。昨年の経験者曰く、「去年より綺麗だった」
かくして村瀬ファーム、鹿追町ピュアモルツ研修生、農村青年会合同の観光地巡りは大成功だったようです。次回はどこかな?国際交流促進委員会北鹿追支部より報告でした。
今年も全員で農機具中古市に出かけた。雪室に使用できそうなブロアーが3万円(飼料用コーン等をサイロなどに吹き上げる機械)で出展されていたので14人で抽選に挑んだ。
見事に人数に物を言わせて抽選に当選したが、千歳の若手酪農家が切実に欲しそうだったので譲ってあげました。今日獲得した善意のポイント1点。合計マイナス3点。
中札内にある十勝野フロマージュ(社長は元教師で娘が所属していた吹奏楽の顧問でした)で美味しいアイスをお好みで食べる。帰り道、菜の花が満開の畑を発見してカメラマンのナベさんを除いて全員で記念撮影をした。
明日(日曜日)は6月の誕生会とトマムの雲海、旭山動物園に従業員とピュアモルツ研修生、地元農村青年会員が合同で出かけることになっている。総勢20名を超えるようです。
JA鹿追外国人研修生受入農家連絡会主催による視察研修が行われた。約40名の参加で地元十勝音更町にあるよつ葉乳業を訪れた。
35年前にNewzealandの乳業メーカー社長夫妻を案内してから35年の月日が経過していた。当時主流だった紙パック「テトラパック」をNewzealandに持ち帰り当地でも普及させたいと意欲を示していたことを思い出す。
地元に住みながら畑作農家は意外と身近にない存在なのだと感じた。すっかり建物も新しくなり美味しい出来立ての牛乳とヨーグルトを頂いた。S41年に農民による農民のための乳業メーカーとして誕生してから50年近くになる。改めて太田寛一氏(JA士幌組合長でホクレン会長を経て全農会長を歴任)の偉大さを再認識した。
北海道の東部はフェーン現象で30度超になり全国一の暑さになった。休憩時の麦茶の消費が増えています。
男性陣はトラクターの整備に手間取り遅くなったので芝生の上でスパゲティーを食べる。ワインとビールも飲みたくなったのでたくさん頂くことになった。
あっという間に夜もふけ野良猫「ヤン」と女性陣がせっせとビールを運んでもらうち一緒に飲み会となった。夏日になると冷えたビールが美味い。臨時ビアガーデンの開設となりました。
昨年村瀬ファームで働いてくれていたYが、現在働いている由布島の農場で生産されたパイナップルを6個も送ってくれました。お返しに何を贈ろうか悩んだ末に雪室じゃがいもしかないという結論に達した。Y・tinありがとう。
同じく昨年働いてくれていたKimが遊びに来てくれたのでみんなで美味しくいただきました。Kimは現在あの有名な三方六を製造していて重要なポストで頑張っています。「キムくんは韓国人ですか?」 の台湾人の問に「そうだよ!」と答えると韓国人ファンのIkuのテンションがはちきれそうになった?
男が川釣りに行っている間に女性陣は食べ歩きをした。菅原ダチョウ牧場を視察後、カントリーホーム風景のチョコレートとラーズベリーパフェを食べ、その後はまだ凍結している然別湖で足湯を体験した。本州では30度近い最高気温ながら鹿追は最高気温7度と北海道の人間でも震え上がっています。本州から来た方はこの温度差に私も含めて鼻水が止まらないようです。
また小宴会をしてしまいました。今日の男性陣の釣果はニジマスの刺身と塩焼き。菅原ダチョウ牧場よりダチョウの卵を頂いたのでだし巻き卵(鶏卵20個分です)を料理する。
かねてからリクエストがあった北海道産蟹を仕入れてささやかなカニパーティを開いた。彼女たちに蟹の購入を任せたら安い蟹を購入してきた。男性陣は蟹は高級品なので買わなかったそうで、それよりも釣りに行きたくて釣り道具を揃えたようだ。さっそく近くの然別川のポイントにでかけて行った。
我々は食い気なので女性陣と蟹を頬張る。台湾と香港の女性は蟹を食べるのは初めてだそうだ。「美味しい・美味しい」と幸せそうに必死に慣れない手つきで挑戦していた。
心優しい女性陣は「母の日」のプレゼント「花」と「Rokuのロールケーキ」を手渡す。台湾では母の日に旦那が奥さんにもお母さんにもプレゼントするそうです。お父さんはお母さん(妻)に何を送ったの? と質問され一瞬「ドキッ」としたが。日本ではそ・そ・そのような慣習はないのでは・・・と答えた。
4月の誕生会は中国祥鐘市から来ている実習生のKさん(中央)の誕生会でした。Kさんは中国では路線バスの運転手(推定月給4000人民元)、旦那さんは個人タクシーの運転手(推定月収約6000人民元)をしているそうです。
共稼ぎでお金には苦労してないようですが将来子供にかかる教育費と住宅建設の資金に貯金しているようです。これはあくまでも私の想像であり実習目的ではありません。ここに発表している数字は私の勝手な推定です。
メニューは鳥せいの炭火焼、唐揚げ、鳥串、酢豚、フライドポテト、皆で作ったおにぎりと恵比寿&金麦ビールでした。
5月の誕生会は鹿児島県から来ているMさんと中国香港から初参加のKさんの歓迎会とじゃがいもの播種作業を終了したので合わせて祝った。
以前紹介しましたがMくんの実家(徳之島)はじゃがいも栽培農家です。香港のKさんは国立大薬学部で食品検査を専門に研究員(補助員)をしており、北海道の食料生産現場を体験して今後の研究に生かす目的で農場に来ました。ワーホリが終了すると大学の研究員に戻るそうである。中国では食品の検査を厳しくしていく方針で、検査員が不足している現状なのでしょう。Kさんには中国で頑張って食品安全に貢献して貰いたい。
今晩のメニュー 生鮭のチャンチャン焼き、豆腐鍋、皆で作ったおにぎりとサッポロ黒ラベルの樽生ビール10Lでした。
日があけて今晩は給料が配給されたのでリクエストが多かった蟹パーティをすることになった。自分の好きな蟹を給料の中から購入して持ち寄りいろんな海産物を食する予定だ。私は牡蠣でも買おうかな。自分のお国を出てから1ヶ月近くが経過してそろそろホームシックやストレスが感じられるようになるころ。仕事を一生懸命頑張っているのでそれに雇い主も答えないといけない。海外組のなかには北海道のカニを食べたことのない面々が多いので。
外国人従業員の増加にともなってルームシェアしてもらうことにした。家賃は貰っていないので協力していただいている。
カーテンレールは病院並のカーブしたものも用意して設置しようとしたら「私達病人じゃないからいらないです。」と断られたのでやめて直線だけにした。
そのうちチャンスを見て残りのカーテンレールをつけるとするか・・・シェアハウスとしても隣の部屋と合わして4人(台湾2人、香港2人)が住めるようになった。
降雪で馬鈴薯の播種も一時休止。2日間で9haに種を播いた。今年の従業員を少し紹介しましょう。
Mくんは鹿児島の徳之島出身で実家はじゃがいも栽培農家である。将来跡継ぎも視野に入れて作業を興味深く進める。昨年はじゃがいも価格が安価で大変だったそうですが北海道も同じく安くてあてが外れた。例年より村瀬ファームは30%近く収入が落ちた。収量が良くなかったせいもあるが・・・。Mくんの実家では手作りのじゃがいも播種機を使っているそうで、使用していない4畦の全自動カッティングプランタをあげるよと話した。
台湾のHくんは沖縄県の沖永良部島でボラバイトでじゃがいもの収穫作業を手作業でしていた。歌でもあるように「北の端から南の端まで素敵な夢を届けます・・・」北と南のじゃがいも農家で働くことになり今年は南のジャガイモ栽培の情報が得られることになった。村瀬ファームの従業員は沖縄など南から働きに来る若者が多く、また村瀬ファームから南に働きに行く若者も多い。雪のある風景と温かい雪のない南の風景の両極端を見たいのである。
札幌ファクトリーにて雪室低温貯蔵じゃがいもの販売1日目を終了。搬入したじゃがいもの4割程度を販売できる成果を上げれました。
今日(土曜日の午後9時半)に自宅に帰宅して、明朝8時頃8人の従業員を連れて再出発です。疲れましたが残された後一日頑張ります。
新人従業員の初仕事は札幌でのじゃがいもの販売でした。予想以上?に一生懸命試食の勧誘等してくれて感謝、感激。明日日曜日に搬入した『じゃがいも』が残るかもしれませんが頑張りたいと思います。
今年もあちこちから従業員が集まりました。彼らのことを季節労務者と言うらしいが。酪農に従事するのは従業員で畑作に従事するのは季節労務者と言っている。就労期間で差別化しているようだ。彼らは北海道の農業に従事している同じ従業員なのだ。平然と季節労務者とは言わないでほしい。と愚痴はこれぐらいにして。
昨日は台湾から来たワーホリの二人は雪を見たのは初めてだと感激していた。台湾は最低気温が20℃前後ありこちらの寒さに驚いているようだ。そのわりには裸足にサンダルばきでAコープに買い出しに行った。『寒くないの? 』 と尋ねると『ちょっと』笑いながら答えが返ってきた。まっいいか。
明日から始まる東大雪アウトドアーフェスタに従業員全員で参加することにしました。朝5時半に札幌ファクトリ―に向け出発する予定です。ワゴン車に『雪室貯蔵じゃがいも』800キロ、試食用25キロを積み込み準備万端です。
今回若嫁さんがデザインしたTシャツとポロシャツを着て参加します。欲しい方は1枚800円です。
表と裏はこんなデザインになっています。モデルは台湾出身のIさんとTさんです。
昨日から村瀬ファームは畑耕しが始まり小麦の畑に鎮圧ローラーを施しました。帯広近辺ではじゃがいもの播種が始まっていました。しかし今日は冬に逆戻り状態。
今日は中国から実習生が二人、明日は台湾から二人来ますがこの雪には驚くことでしょう。
昨年5月から1ヶ月半ワーキングホリディーで滞在した呉さんが友達3人連れて来てくれた。
呉さんは1月から然別湖コタンで製作ボランティアとして活動していました。厳寒の環境での体験は少なからずとも台湾の若者達には多大の影響を与えたようだ。4人揃ってまた北海道へ来たいと決意を述べていた。
今後4人は2月5日から始まる札幌雪祭りを見学して次の仕事場にそれぞれ散ってゆく。呉さんは稚内方面で酪農関係の仕事をするそうである。加油!
冬のイベント然別湖コタンにボランティアで参加しているもと従業員の呉さんや今年来場予定のKさんに会うため然別湖ホテル「風水」にでかけた。
約半年振りの再会でしたが元気そうで何よりでした。
1月26日の開村に向けて明日から昼夜製作作業をするそうで13名のボランティアスタッフもフル稼働する。今年はスタッフ12名が台湾からの参加で残り1名が帯広出身だそうである。
然別湖ネイチャーセンターの関係者を含めて30数名で作業を進めているとのこと。S村長は還暦を機に今年で引退するそうです。ご苦労様でした。
写真は従業員住宅A棟。面積約20坪、ロフト付き。定員2〜4人、主に中国実習生が使用。
従業員住宅B棟1号室〜3号室、3戸ともオール電化住宅。2戸はエアコン付き。
C棟(兼事務所)1号室〜2号室。オール電化住宅です。
D棟1号室&2号室。2戸共同の台所、右側は風呂、トイレ。左の部屋はピンク部屋。主に外国人が使用。2階には4室空室があるが来客用にしている。
全室個室で無線LANがあり無料でインターネットが楽しめます。家賃は電気、水道等全部を含めて1ヶ月1万円。ワーキングホリディー(外国人)は全額無料です。
一昨日雪のなか中国に実習生二人が帰国しました。あと2年間実習期間が残っている実習生も最後のお別れをしてくれました。
今年初めて短期(8ヶ月間)希望の彼女達を面接で決定して農場に来てくれた訳ですが、今まで一番研修を頑張ってくれたと思います。いえ、みんな頑張ってくれているのですが特に今年の2人は農場に貢献してくれました。
来年も短期希望の実習生が来てくれるそうで期待したいと考えています。
今日は台湾へ向けてAさんが東京へ出発しました。3ヶ月に渡りワーキングホリディーを過ごしました。
平日は厳しい農作業を頑張り、休日は北海道をほぼ網羅した。日本海側は函館、オホーツク海側は知床、太平洋側は釧路、根室、日高、内陸は富良野、層雲峡、阿寒湖、摩周湖、然別湖、青い沼、札幌、小樽、旭川などを巡る。若いとはいいことだ。ワーキングホリディーを利用するのは色々な体験もできうらやましい。ラフティング、Air Trip、カヌー、登山、露天風呂(やってないのもあったかな?)。
農場での生活内容が濃すぎたかもしれませんが本人にとって将来の人生設計に役立ったと思います。台湾で観光レストランを友達とする計画だそうですが、もう既にレストランの建築(オーナーが)が始まっていて12月に完成するそうです。
有機農産物を自前で生産し石窯も設置してパン、ピザを提供するそうです。台湾にはパン用小麦がないようなので村瀬ファーム産『ゆめちから』を安価に輸出する計画です。メニューは梓(次男の嫁)の伝授した北海道名物スープカレー、カレー、をメインにするんだったかな。デザートは村瀬ファーム産サツマイモを使用したスウィートポテトとアイスクリームはいかがかな? なんて勝手にデザートは考えました。
農場に残った人達(写真)で見送りをしましたがAさん何とか涙をこらえて農場を離れた。高速バスの停留所ではついにこらえきれなくなって大粒の涙がこぼれていた。台湾では夢が叶うよう祈っています。
先日は息子一家が京都に帰省してクリスマス頃に帰ってきます。カミさんは京都、大阪へJA女性部の研修旅行でいません。カミさんが居ないのも寂しいが?孫に会えないのはもっと辛い!。ついに100坪の母屋には私一人になってしまいました。超さびしい!
色んな人種、色んな人々が来て賑やかだったH24年度も終わりに近づいた。まだ6人程残っていますが冬の進路は決定してないようです。さてと11月分の従業員の給料振り込みますか。その前にさびしく一人で晩酌だ!
それにしても今年はあちこち出かけおいしいものを食べ、飲んで、遊んで、仕事にハゲんだ。体重は5キロ減で動きが軽快になった。今年の春まで学生だったえりりん曰く『学生時代よりあちこち遊びに行けて楽しかったです。』と喜んでくれていた。
友人宅で恒例の蕎麦打ち会があった。従業員2人を連れてH町まで出掛ける。
毎年10人前後集まり新蕎麦を味わう。蕎麦のあとは寄せ鍋、焼き肉などこれでもか!っと食べて飲んで騒ぐ。今年の結論もにしかみの石臼引きが一番うまいとなった。
にしかみ産石臼引きのそば粉を持参して初めて従業員が蕎麦打ちを体験した。無難にちょっと太めに切ることができました。
一昨日の収穫は日中12℃くらいになりぽかぽか陽気のなか作業を進めた。一転昨日は急に雨の予報になり朝から冷たい雨のなか最後の収穫作業をした。いつもなら今頃初雪が降る頃ですが今年は暖かく降る気配がない。観測史上最も遅い初雪になるのが決定したそうです。
今年最後のケール収穫を終えて記念撮影です。台湾から視察に来たLan(藍)さんも二日間作業を手伝ってくれました。
7月1日から始まった収穫は昨日11月14日までの長い期間行いました。30℃を超える日がたくさんあり例年になく大変な日々が続きました。色んな事があった2012年でしたが大きな事故?もなく小さな事件で済みました。
来年のスタッフの構成はまだ未定ですがもう来年に向けての準備が必要になってきました。
Aさんが台湾から持参してきたタピオカを使ってミルクティーを作ってくれた。聞いたことはあるがタピオカを見るのも味わうのも初めてのこと。作るとこを興味深く拝見させていただいた。
直径10mm位のタピオカ専用のストローまで持参してきた。『タピオカって木の実なの?』なんて変な質問してしまった。いろいろな色と味があるそうです。
勢い良くストローで吸い込むとタピオカが一気に口のなかに入るので注意が必要です。
写真のように死にかけます。 いいね!.コメントする.シェア. 3時間前.北海道河東郡付近
出会いがあれば別れがある。農場初のオセアニアから参加のインドネシア系オーストラリア人のyoveが農場を離れた。ケールの収穫、じゃがいもの収穫と忙しい時期に2ヶ月間頑張ってくれました。
今後は東京、大阪、京都を観光して12月からニセコのラーメン屋さんで働く予定だそうです。
農場に来てからお母さんの料理がおいしく食べに食べて、2ヶ月で6キロ体重が増えたそうだ。ほとんど日本料理に慣れ親しんでいた。
参考までに、ある日本人従業員3人はそれぞれ4ヶ月で30キロ、11キロ、3キロ痩せていますが太ったのはあまりいません。外国人従業員は軒並み太って帰ります。先日帰国した台湾のyinさんも2ヶ月で推定3キロ太っています。現在残っているタイ人のyukatinは推定4キロ位太って動きが苦し?そうです。まあ農場の自家野菜や地元産の米、牛肉や豚肉などおいしいのでしょう。
ワーキングホリディーで初めての外国人女性として参加してくれました。丁度ケールの収穫が忙しい時期と重なり大変だったと思います。しかし、慣れるに従って作業も素早くなりベテラン従業員と肩を並べるまでに成長しました。ここの農場で勤まればもうどこでも通用するでしょう。
少々穏やかな性格のせいか自転車で転んで歯を折ったりしてダイナミックな農場生活に慣れるまで時間がかかったように感じます。色々と話題提供の多い台湾女性で一生忘れる事のできない笑顔の素敵なYinさんでした。ここでの経験を生かして台湾でも元気に頑張って生活できると思います。yinさんがあまりに温厚な性格や勤勉なところが気に入り台湾からの受入を増やしたいと考えています。
また会う日を楽しみにしています。
鹿追神輿会『鹿翔』名誉会長夫妻と記念撮影。
外国人従業員が御神輿かつぎに誘いを受け4人で参加した。肩にずっしり食い込みながら一生懸命かつぎました。4人とも肩が赤く腫れ上がりながらも初めての御神輿担ぎを満喫していた。『楽しかった!』を連発して肩の痛みを忘れていた。
3日前にラフティングをした十勝川で再び挑戦した。TOMさんのスタッフに雨が降ったら来てください!と言われたのが頭から離れずすぐ実行してしまった。
前日に豪雨があり水かさは1mほど増えていて濁流ののなかを決行した。もう少し増水すると中止になるそうだ。
十勝川は日本では有数の水量を誇りラフティングには最適な川だそうである。3日前にあちこち見えていた大きな岩がほとんど隠れて見えなくなりその上をボートが通過していくので、波が大きなうねりとなり我々を飲み込もうとする。見ての通りスリル満点すっかりはまってしまった。
従業員7人(新人、ワーキングホリディー)で新得にある「TOM」さんにて十勝川を下った。これは最高におもしろい。
特別にダイビングもさせてもらった。高いところで2m50の高さからダイブすると川底に足が触れた。Iさんは靴を流されてしまったが無事救出できた。
午後からはサホロリゾートでカヌーの体験もする。少々疲れ気味だったが決行する。
帰り道、しばらく『cafe liz』に寄った事がなかったのでゆっくり2時間もおじゃました。店主のアメリカ出身のlizさんと英語を話せるYとAが楽しそうに会話をしていた。
ワーキングホリディーで参加のyinさんが日本に来て約1年(村瀬ファームに来て1ヶ月)が経とうとしている。そろそろ母国に帰国しなければならないのに回転寿しに行った事がないと言う。明日は完全OFFなので新人従業員で急遽出掛ける事になった。
寿司は何でも食べれるようで『北海道』の新鮮でおいしい寿司をたくさんほおばっていた。
北海道が涼しいなんてもう一昔の事。9月なのに連日の30℃越え。屋外での作業は体力、気力を奪われそうだが、親方が一番年上。親子ほど違う従業員と毎日仕事をしていると弱音を吐きたくなることもある。
ジャガイモ収穫機(ハーベスター)で古い機械を使用していると毎日のようにトラブルが発生。23〜25年使用が2台もあるとそうなるのは予想できる。トラブルのたびに全部自分で対応している。機械整備士ではなくてもセルフでFix upできなくては古い機械は使いこなせない。
月亮代表我的心・・・・・・・你門我愛你有多深、我愛你有幾分・・・・・
話は戻って回転寿しだけでは帰るのももったいないという事でカラオケ屋に寄って1時間の料金で1時間半歌ってきた。怖いお兄さんが出てくる前に(そんな店ではないと思うが・・・。)時間超過分を支払わずそっと帰ってきた。
今晩は台湾から来たYinさんの歓迎を込めてsnap game をした。Austoraria スタイルの豚のしっぽといったCard gameだが単純かつおもしろい。複雑なルールにすると面白さも倍増する。
新人の女性陣は浴衣を購入して、さっそく花火大会に参加した。
小さな町(人口5600人)ですが大小4200発の花火が打ち上げられる。当日は晴天に恵まれたくさんの町民が集まった。毎年2万人ほど見物客が入るそうです。
次男は消防団員として警備に出役していた。女性陣から『かっこいい!』と声がかかり記念撮影。オーストラリアから前日着いたY君も参加する。
昨年は小雨模様で寒くて途中で帰宅したが、今年はTシャツ一枚でも見物する事ができ最良の花火日和となった。
初めての経験でした。来年採用予定者の説明会です。慣れない暑グルしいスーツは着れないのでラフなスタイルで出席した。
90名ほどの面接希望者に大小80社が参加し、そのうち農業関係(第一次産業)は9社、そのうち農産は2社でした。第一次産業はほとんど酪農、畜産が多い。
今回は1名を予定しており面接希望者が居るかどうか心配でしたがそこそこ応募がありひとまず安心しました。
村瀬ファームに就職すると何があなたにとって良いのか! 簡単明朗に説明した。中国実習生以外の『従業員12名は全員独身で年齢が若いこと』『世界3カ国から集まり国際的なこと』を強調した。
年齢層は19歳〜40歳くらい?で構成していて、今まで約束した期間の途中で農場を去った従業員はいないと説明した。ただ一人19歳の女性が1週間で帰りたいと泣きつかれた。約束は1ヶ月だから我慢しなさいと喝を入れたところ、3ヶ月目に入り『どうする?』と尋ねると『お父さんが置いてくれるならず〜っと居たいです』と現在も何とか頑張っている。
畑仕事ができないため建設中の従業員住宅の板材に防腐剤を塗った。
廃屋のブロックの壁を利用しているので木目に近い色のペンキを塗った。皆あまり経験がなかったようで自分の顔や服にも塗っていた。これでいよいよ完成に向けて仕上げの段階になった。
今年も従業員住宅に1000万円近く、息子夫婦の住宅に3500万円、倉庫に800万円、ビニールハウスに230万円、農業機械に?000万円を投資する。来年からは頑張って回収だ。
料理長の料理です。おいしそうでしょう。いやめちゃおいしかったです。海鮮生春巻き、ニョッキなどはみんなで作ったので特別の味がしました。待っても先輩従業員が来ないのでしびれを切らしてはじめた。
今晩はあわせて陳さんの20数回目?の誕生日を祝った。ファーム恒例の化粧をしてチャイニーズにドレスアップする。異国での誕生会はどうだったでしょうか?
午後6時からの従業員歓迎会及び誕生会の準備で、午後から仕事を休みにして準備にかかった。新人さん8人が台所に集合して賑やかに料理が始まった。W料理長の指示に従って危ない手つきで包丁をさばいていた。
何ができるか楽しみだ。本州から2・3年目になる先輩従業員5人の到着を待って歓迎会及び誕生会を開催する予定だ。
海鮮生春巻きをみんなで作りました。おいしかったですよ。
今週予定していた春作業が頓挫した。土曜日まで雨または曇りの天候。ビニールハウス内の作業も底をついてきた。ケールの播種も種子、培養土がなくなりあちこち手配をするが・・・・。
水曜から少し早めのゴールデンウィークの代休とすることにした。今年の5月は忙しくなりそうだ。
明日は3名の従業員が来場してほぼ出揃った。総勢13名プラス、ワーキングホリデイー(毎月2名ほど海外を中心に採用する)、パート数名で各種農作業をすすめる。今年度は従業員も多めに採用して赤字覚悟で楽しく営農する計画である。雇用の人数を増やし楽しく農業経営をできれば少々赤字でもいいんじゃないかい! 今年は遠くは岡山県や東北からも来てくれる。外国からは3カ国から5名が来てくれる。
昨日来てくれた調理師のWくん、明日の顔合わせの夕食を担当してくれて、今晩から仕込みが始まった。7品も料理するそうだ。女子従業員のHさんに料理講習を兼ねて指導していた。雪室のジャガイモを利用しておいしそうな創作料理も出るそうである。
従業員住宅の建設現場を従業員と訪れた。バキッと音がしたので後ろを振り返えるとなんと40mmのスタイロホームが・・・・・。
心優しい頭領曰く、「大丈夫だから気にしないで!」と言ってくれた。 当の本人は「どうしよう!」と思ったらしいが「どうしようもないので困りました。」と感想。
これからの人生失敗は付き物、気にしないで頑張りましょう。
この写真はブログにはもってこいの題材なので再現しましたが、本人はそれどころではなかったようです。
冬期間別々の職場に散っていた従業員がバレンタインデイーにもかかわらず集合してくれました。なかには音信不通な男もいて心配はしていましたが。(電話ぐらい返してほしいものだ!)
今年新しくスタッフとして来てくれる千葉出身のM君と三重出身のTさんにも一足早く参加してもらいました。残りは動物園の飼育員Hさん、郵便局集配員のW君、栃木の農家の跡継ぎS君、動物緊急救援グループのG君、中国実習生の二人の皆さん方に会える日を楽しみに待っています。
今日はAコープ鹿追店で家電フエアーがあったので増えた従業員4人分のテレビ、洗濯機、冷蔵庫、掃除機、炊飯器、オーブンレンジなどを買いそろえた。Soft Bankは2400人を新規採用するそうである。少しでも雇用を増やして貢献したいそうだ。孫さんのような企業人が増えることを祈りたい。
宴会は頂いた鱈の鍋、鹿追牛と野菜の蒸し鍋で歓迎しました。みんな元気そうで大変よろしゅうございました。
昨年従業員だったIさんが念願のパンの手作りの店に勤務することができ今日オープンを迎えた。店は音更木野ハピオ店内にある「 」ですよろしく。お母さんがたくさん買ってきましたがIさんには会えなかったそうです。従業員の数人は元気に頑張ってるIさんに会ってきたそうです。おいしいパンを提供していますので皆さんよろしくお願いします。
今年1月より今年度の従業員の募集をしましたが2月6日に終了しました。終了後もたくさんの方に応募いただきありがとうございました。最近女性を一人追加させていただきました。20代から30代の男女6人を採用させていただきました。4月までキャンセルがあるかもしれませんのでその時はよろしくお願いいたします。今年の傾向は高学歴の大学生と卒業生が応募してくれた。残念だったが決定後だったので採用までは至らなかった。
新しいメンバー6人と継続で働いてくれる7人と家族3人をあわせて16人体制で今年も頑張って村瀬ファームを運営することになりました。
継続で働いている従業員はスキー場やスーパー、ホテル、レストランなどで冬期間仕事をしてもらい4月にファームに戻ることになっています。
そのうちの一人Aさんが働いているレストラン「カントリーパパ」で夕食をしました。今日は私たちの結婚記念日で27周年になります。このあとピアノライブでクラシックを存分に聞いてきます。ここのレストランは次男の嫁さんが2年ほどお世話になりました。結婚式のときはの特大のウェディングケーキを手作りしてくれありがとうございました。詳しくはママのブログで紹介されています。
チキンのチーズ焼きセットを注文した。ボリュームがありピザのトマトソース仕立てでチキンソテーとピザが一度に味わえるような感覚だ。
今年度の計画は従業員対策として失業保険に頼らない通年雇用に向けて策定しています。
雪室を利用した自家農産物(サツマイモ、ジャガイモ等)の通年販売。ビニールハウスを利用したイチゴ苗、行者ニンニク(勉強中)等の販売。パン用小麦ゆめちからの自家製粉の販売。なるべくなら採算がとれるようになれば!のぐらいの感覚で過剰投資に留意して挑戦してみたいと計画しています。
今朝は午前8時でー16度Cと震えるほど寒い朝です。今日から2月に突入。今月末からビニールハウス内の仕事が始まる。いよいよ始動の準備をしなければ。
北海道では挨拶がわりに「きょうはさむいねえ!」「今朝は20度だったねえ!」と交わします。
こちらはマイナス気温が当たり前なのでマイナスは省略します。時々本州の人と話をするときょとんとした表情をされます。20度と言ったら暖かい?北海道の人は真面目な顔をして会話しているので冗談で言っているのではないかとのギャップが違いすぎてきょとんとした表情になるのでしょう。やがて本州出身の人もこちらに慣れてくるとマイナスを付けなくなります。
お父さんはやく起きて! お母さんの叫ぶ声が居間から聞こえた。誰が来たのか下を覗くと、実家に帰っていた従業員の大阪出身のNさんでした。
「突然鹿追に来ることになり昨日来ていました。」「従業員用乗用車も貸してください」パンクしてるから農協整備工場へ修理にだして住宅も空いていることだし無料で使ったらいいよ!と伝えた。しばらくこちらに滞在するようです。
そろそろ来年の従業員募集を始めようか検討中。従業員住宅は4戸あり、写真の住宅はH22年築でオール電化、約10坪の広さにトイレ、バス、キッチン、無線LAN、TV、寝具一式をすべてそろえている。家賃は電気、水道料など全部で一万円にしている。敷金などは必要ない。仕事を頑張ってくれればいいと思っている。今年の従業員のほとんどが来年も働いてくれるようなので大変ありがたい事です。新規採用を何人にしようかな。。。。。
今月、築50年位の町営住宅に入居していた従業員の一人が『お父さん、もう寒くて住めません』と泣きついてきたので写真の従業員住宅に移ってもらった。『どうだい住みごごちは?』と聞くと、 『天国です!!!』とうれしそうに返事がきた。あまりにうれしそうなので冬期間は家賃無料にした。
1月21日現在、新規採用3名の(男性)が決定して残るは女性を一人か二人を募集しています。どうぞよろしくお願いします。
2月2日、急遽従業員住宅を建設か増築。事務所を改築することにしました。今年はやめましょうと考えていたが、従業員を増員しなければならないので住む場所は大切だし、喜んでもらえるようにするために必要です。
昨夜は従業員を夕食会に招待しました。夕方から準備にかかり鹿肉ももブロックをローストして、鹿追産そば約2kgを打った。おかあさんは鱈ちり。従業員からは毛ガニ。カボチャやリンゴのタルト。ローズマリーポテト等などの差し入れがあった。従業員のほとんどは12月から次の職場につく予定だ。離職手続きをして失業保険の申請を行い約40日分の給料の保険料が支払われる。
もうそろそろ冬タイヤに交換しないとだめだと思っていたところ、ドイツ人のマーベンが従業員用の車をタイヤ交換したいというのでふたりで交換した。
マーベンは大の寿司好きで一週間に一回は回転寿しに行かないと気がすまない。ついにしびれを切らして行きたくなったようだ。12月からはニセコ方面のペンションに就職が決まっており現在は長ーい(3週間)秋休みだ。
交換するところを見ているとナットを反対につけているので、テーパーがある方を内側にしなければならないと教えるとドイツはこうはなっていないと主張した。え、ワーゲンは違う? テーパーを内側につけてみると納得したのか2台のタイヤ交換をおえた。さっそく帯広に向かったのでオール125円の回転寿しに行ったのだろう。中国実習生以外の異国人には回転寿しは受けがいいようである。
然別湖畔温泉ホテル風水において今年一年の慰労と中国実習生の送別会をかね実施した。かたくなに温泉に入ることを拒んでいた実習生は従業員にせかされて初体験をしたところ大変気に入って早朝に何回も入っていたようでした。中国では湯船に入る習慣がないのと近くに温泉がない。とても良かったと感想をもらしていた。
冬に向けて従業員の再就職も決まりだし来年に向けて同じ顔ぶれが見れるのでしょうか。
楽しかった一日でした。朝日を見て15日に帰国する実習生は何思うかな。本日はJa主催で送別会が開かれます。
親戚のケール栽培をしている農業法人から派遣会社や自社で抱えてるパートさんが長芋堀の作業にとられていなくなったので助けてくださいと一本の電話が入った。
丁度ケール収穫が谷間だったのでビート掘り作業に4人を残し、従業員8人を連れて車を50分ほど走らせた。うちの従業員の働く姿を見て明らかに農業法人の方々の作業の姿勢が違うのがわかった。我が従業員はすすんで効率的な仕事をしようと提案したりそのような活発な動きをしめす。
ふと農業法人にしたくないと思ったが。
法人代表が感心するように言った。 村瀬さんの従業員の皆さんは『意欲的ですね!!』
10月の誕生会は3人で恒例の funny hatをかぶり記念撮影。豚バラと白菜の重ね鍋(新しい嫁作)、湯豆腐、海鮮鍋(古い嫁作)、焼き鳥などの料理でおもてなしをしました。重ね鍋は京都風の薄味ながら出汁がおいしく皆さんに好評でした。鍋がおいしい季節になった。
大阪出身者(お好み焼き担当)が二人いるのでみんなにあれこれとアドバイスを貰いながら大阪風と広島風の二つのタイプを焼いて味わい、「おいしい」を皆さん連発していました。また中国実習生はネギ、白菜、豚肉の焼き餃子を作ってくれみんなのハウツーの絶賛を浴びていました。(今までで一番おいしかった)
楽しいひとときを過ごせた。丁度ホームステイだったOu日本駐在員も中国語ではなく英語で懇談していました。
余談ですが。中国実習生はほとんどの人が髪が長いです。仕事中はこのように縛るだけで簡単にしていますが、なかには団子結びにする人もおります。
方法ですが。タオルを絞るようにして後は丸めて束ねるだけであっという間にできてしまいます。時間にして10秒前後でしょうか。意外と簡単でした。
約2ヶ月かかって日本に届いた。キヨさんがドイツに滞在していたときに航空便で送ったそうだ。「二週間ほどかかります」と言われたにもかかわらず2ヶ月もかかってしまった。 まあそんなことはいいとして。意外に甘みが強くおいしく感じる。従業員とおやつにたくさんいただいた。何せ段ボール箱に一杯ありましたから。ヘーデ(ゼ)ルナッツのチョコはドイツでは種類がおおいそうだ。すこしドイツに行った気分になれたかも。
先月、山村留学生と約束していたバーベキューを行った。屋外ではまだ寒いのでビニールハウス内で従業員と家族全員で実施した。日中は25度前後と暑いが夜間は10度前後になるため外ではちょっと寒い感じだ。明日は予想最高気温29度!ついに30度を超えそうな季節になりました。本州出身者と中国実習生は暑さに強いですが北海道とドイツ出身者は明日からぐったりしなければなりません。
従業員との夕食会の帰り道ソフトボ―ルの練習をしているチーム(ピュアモルツクラブ)がおり、かたわらでキャッチボールをさせてもらった。お母さんは一応役場のソフトボールチームに所属していたことがあり、黄さんに手ほどきをしました。中国実習生はグラブ、ボールに触るのも生まれて初めてでしたが上手にボールを扱っていました。これなら何とかソフトボールの試合ができそうなので来年はナイトゲーム大会に参加を検討することになった。 って私が勝手に決めました。
日本で最大級だと思う十勝地区の中古農機具展示販売会に出かけた。お目当ての農機具に100人近くの希望があり抽選が行われた。10人で抽選に挑んだが最終選考に残ったのはマーベン一人でしたが残念ながら当たりませんでした。9人の従業員は初めての抽選にはらはらドキドキの気分で抽選のひもを引いていた。
柳月スウィートピアガーデンで胡麻ソフトクリームを食べて、ホームセンター、100円ショップ、本屋などに寄り道して帰ってきました。
先日、従業員がおいしいですよ! と買ってきてくれた白糠町酪恵舎のイタリアンチーズがこれだ! 今までお目にかからなかった味で簡単に表現すると美味しいの一言だ。 また産業廃棄物だった製造過程に出るホエーを使用していることに感心する。 私たちが子供の頃良く食べていた牛乳豆腐の独特な臭みがなくなったような味である。(あくまでも個人の感想です) あまりにもおいしい!を連発したら当農場に私が製造していますとわざわざ足を運んでくれました。 こんな美味しいチーズにめぐり会えたのも何かの縁と話が弾みました。 Aさんありがとうございました。
一度食べてみてください、驚きますよ!
ビート移植と同時に苗が移植されていないところに人手で苗を補植します。 アルミ製の軽くなった筒の中を苗を落として土中に入れていきます。 従業員は初めてする作業で慣れたころには終わってしまいます。 そして次の新たな初めての作業があり、それを繰り返していくので変化があって良いかもしれません。休憩の時間は専用のワゴン車でゆっくりお茶やジュースを飲んで和気あいあいと一年が過ぎていきます。
今日は雪室に貯蔵している馬鈴薯(キタアカリ)をビート糖と塩ゆでしたものがでました。 あまりのおいしさに3個、4個食べてみんな満腹になり晩御飯が節約できそうでした。 特に中国研修生は塩ゆでして食べる習慣がないようです。おいしいを連発していました。 また女性従業員二人はジャガイモを水から茹でることを知らなかったようでおいしい塩煮を食べてないようでした。
この町は従業員住宅が慢性的に不足しています。 昨日、農協で後継者、従業員用住宅を建築中で入居希望者が多数なため抽選が行われたが辞退しました。 ということで今年も従業員住宅を建てることにしました。とりあえず二階に上る階段を設置し、こんなに立派な階段ができました。冬の間ゆっくり工事しようと考えています。単身用では一戸当たり300~400万円位の出費になるが仕方ありません。
30年前の農村は嫁不足だったのに今じゃタイトルの不足ばかり。 時代は変化している証拠。この町には若いバイタリティーな都会の女性がたくさん全国から移住し働いている。その数は関係団体等含めると100名に近いそうだ。 もっと彼女たちに家賃の安い住宅を提供してもらいたいものだ。 来年からこの意欲的な都会の女性に希望があれば働いてもらう予定だが、受け入れ農家も多数なため抽選するそうです。 先日、担当者の方とお話をしましたが、一年の研修を終えてそのまま鹿追に残る方は10名のうち6~7名もいるとのこと。今までに12組のカップルが誕生している。OB会やサークルもあり数十名の会員がいるそうです。なんと素晴らしいことだと思う。
彼女たちが鹿追農業をある程度支えていることを認識してもらいたい。 http://www.puremaltclub.com/鹿追町ピュアモルトクラブ
先日、3月の新聞で割高な民間のアパートの家賃を町が助成する記事が載っていた。4万円前後の家賃のうちいくら助成するのだろうか。町や農協はやるときは対応が早いです。町だけではなく農協も協力してもらいたい。
ケール作業が後6日程残っていますが雪の降らないうちに本州の自宅に出発しました。中国人研修生とともによく農作業頑張ってくれ、みんな初めての北海道で慣れない仕事を意欲的にやってくれました。ほとんどの従業員は来年も来てくれると言ってくれたのはとてもうれしい限りです。来年も元気な顔を見せてくれると思います。昨夜は最後の晩餐会を開き、中国に帰ったばかりの李さん羅さんとQQで楽しみました。暗く電気のつかない従業員住宅を見ると何か気が抜けてしまい明日からのしごとに張り合いが無くなってしまいそうです・・・・・・
9月の誕生会は下チャンでした。下ちゃんを囲んで女性陣が記念撮影です。下チャンの隣にりえさんを無理やり座らせようとしてりーさんがおもわず力いっぱい首を絞めてしまいました。その時の写真です。楽しいひとときを過ごせました。次の日はジャガイモ堀りがあるので10時ごろおひらきとなりましたが2次会にいった人もいたようです。
農場では昼休みは一時間が基本です。時間があまりないので中国研修生をのぞいた従業員全員で昼食をとります。これに家族三人が入ると総勢10人になってしまいますが、コミニケーションの場として利用できます。料理をつくるお母さんは大変だと思いますがみんな楽しみにしてるようなので頑張ってください。 おかあさんの料理はおいしいとみんなにほめられていますが、本当においしいです。多国籍や好き嫌いがまちまちなので苦労はしてると思います・・・・・・・。
みんなの料理をもちより7月の誕生会を開催しました。 rieさんは野菜たっぷりの春巻きとレンコンハンバーグ。 チーズ春巻きは絶品でした。研修生はニラの水餃子。 餃子の皮も小麦粉から手ずくりです。私は塩鳥の混ぜご飯。 梅肉としそが決め手です。 従業員一同でケーキを買ってくれ、かみさんへみんなからプレゼントがありました。
公営住宅を申し込みしていましたが空きがなく、急に4月からファーム内に建設することになりました。その従業員住宅が完成し無事引っ越しが終わりました。
築60年のブロック住宅を半分取り壊し、ログハウス調にしてもらいました。無理なお願いにもかかわらず120%満足のリホームができ菊池組の皆さんに感謝・感謝でした。 鹿追町は従業員や農業後継者の住宅を建てると、100万円と浄化槽がプレゼントされます。 トイレも水洗で快適です。 後でしっかり固定資産税を納めますが・・・・。
村瀬農場に4人目となるrieさんが来てくれました。早速ケールの種まきや植え付け、雑草抜きなど頑張ってくれてます。 農家の仕事は大変ですね!と感想を一言。友人が偶然にも私の長男の職場と同じで、なんと職員が2000人もいるのに席が隣りでした。びっくり!