大きく育ったケールを一枚一枚手でもぎ収穫をしていきます。手首が腱鞘炎になったりしてかなりの重労働です。30度Cを超える炎天下や雨降りにも作業をするのです。
ケール収穫作業が村瀬ファームの主力作物なのを理解してもらって一生懸命作業してもらう。
大きく育ったケールを一枚一枚手でもぎ収穫をしていきます。手首が腱鞘炎になったりしてかなりの重労働です。30度Cを超える炎天下や雨降りにも作業をするのです。
ケール収穫作業が村瀬ファームの主力作物なのを理解してもらって一生懸命作業してもらう。
毎年恒例の花火大会へ全員で見物に出かける。外国人従業員は初めての浴衣姿に感激して楽しさが爆発。浴衣姿になると普段の仕事着とは見違える美しさに変身する。
仕事着で土にまみれて作業する姿もいいですが・・・・。
浴衣姿を見てしばし男性陣は見とれていました。村瀬ファームが行なっているワーキングホリデーは仕事優先だが休日もメニューが盛りだくさんで遊びも充実。時々仕事を優先順位から外してしまうので注意しなければならない。小さいながら職場の頭として遊び盛りの20代を抑えるのに必死です。
昨年ワーホリで来てくれたYinさんが台湾のマンゴーを6個送ってくれました。台湾から送れることを知らなかったので驚きました。
ではと、郵便局で国際郵便で北海道のメロンやスイカを台湾に向けて送れるかどうか聞いてみたが「野菜、果物類は送れませんと」返答が帰ってきた。
個人では無理なようで輸出業者を通しては可能なようだ。メロンを贈ろうと考えたが諦めることにした。
Yinさんこれから頂くが美味しそうなアップルマンゴーありがとうございました。
同じく台湾から昨年来ていた呉さんからドライマンゴーが送られてきた。甘く、柔らかくめちゃんこ美味しい!!
今年から町ではサツマイモの干し芋の商品化に向けて試作が始まるそうだが、その技術を使ってジューシーでしっとり柔らかい干しマンゴー(注1)もやってみてはどうかな?
夢はでっかく持って鹿追の特産に成長すればいいんじゃないかな。しかしこれはおいしいなあ!
(注1)鹿追町農村青年会では鹿追バイオガスプラントにてマンゴーの試験栽培を開始する。またサツマイモ研究会ではサツマイモの栽培試験をすでに行なっており商品化に向けて研究している。またチョウザメの試験飼育も開始されることになってにわかにバイオガスプラントは忙しくなり注目を集めている。
自走式スプレイヤーのエンジンルームに多分セキレイの雛が3羽孵っている。途中で気がついたので何時からかのかは判明していないが厄介なところに巣を宿したものだ。
仕事が終わるとそっと覗く。物音に反応して親鳥が来たと感ちがえして、雛が大きく口を開けて背伸びをする。きっと腹が空いているのだろう。
外を見るとセキレイの親鳥が心配をして様子をうかがっている。何とか無事に大きく育ってもらのを願うばかりだ。
以前卵の時に巣を倉庫の片隅に移動したことがあったがその後卵が消えていた。巣を移すと気に入らないようで、何処かに引越しをしてしまう。今回はそのままにしておいた。どうなることやら。
日本で初めて車幅変速(ズームトレッド)を搭載した自走式スプレーヤーをメインに視察に来られました。11名の部員のうち7名が独身の若い農業後継者の人たちです。
芽室のディーラーから営業の方を呼んで説明をしていただいた。昨日は幕別のS農場でクロダ農機製5000Lの自走式スプレーヤーを見学されたそうです。
実際に試乗していただき操作をしてもらう。
またケールの収穫をしていたので現場で見学して外国人従業員の話を聞いて頂く。これだけ従業員がいるとあまり儲からないことと、我がファームの経営方針は「危険ですから絶対真似をしないでください!」と伝えた。
「本当ですか?」と質問されたのでご覧のとおりです。と意味不明の言葉を返した。
長男が働いている農業団体の管轄の農協であり長男がお世話になっていることを感謝した。
山村留学生の晩御飯は手作りピザとバーベキューでした。合わせてお母さんの誕生会と7月いっぱいで農場を去る3人の従業員の送別も兼ねた。来月は従業員を補充せず少数精鋭で収穫作業を頑張ることにした。
ドラム缶を改造した簡単なピザ窯で5分弱で焼くことができる。どんどん焼きあがって運ばれてくるが皆の胃袋にあっという間に収まる。
ピザ制作班(外国人従業員が中心)も大忙しで動きまわる。私らは午後10時前に退散したが、午前3時頃まで笑い声が聞こえていた。(注意)中学生は寝ていましたよ!
暫くの間、自宅から3キロ離れたケール畑を見に行かなかったら草だらけになっていた。急遽休みの予定だった土曜日に仕事をすることになる。
午前中は全員で出勤するが午後からは希望者だけで頑張る。最高気温30度Cのなか体力を消耗しながら草取りの作業は進む。
明日から待ちに待ったケールの収穫作業が10日ぶりに再開できることになった。明日から頑張ろう。
大根、ブロッコリー、カブ、きゅうり、アスパラガス、チンゲンサイ、キャベツ、ナス、水菜、ほうれん草などなど。大豊作で従業員も料理のレパートリーが少ないのかだんだん消費が減ってきて、烏骨鶏の餌に変化しつつあります。知り合いにお願いして無料でおすそわけをしています。この時期ビタミン類の補給が十分で口内炎もどこ吹く風。ほとんどが無農薬で栽培しているので安全です。
ケールのソースがバジルのソースと殆ど変わらない味なのを発見して大量に作る。ほとんど自家産で栄養価値の高い野菜ソースやスムージーが作れることに感謝しなければ。フードプロセッサーとミキサーが大活躍です。
今日はある町のJA青年部16名の若き農業者が視察に来てくれました。息子と同じ年代の農業後継者で構成されています。台湾、香港のスタッフもパンフレット配布など手伝いをしてもらう。あいにくの雨でしたが視察の時間になるとピタッと雨がやんで少し晴れてきました。
農場の説明では新規作物の栽培の取り組みについて重点的に話す。H17年から栽培しているケール、イチゴ苗、サツマイモ、行者にんにく、カボチャなどを順番に説明した。新規作物の収入は全収入の3割に達していることを伝えた。
施設見学ではH22年に建設した雪を貯蔵している雪室を見ていただいた。また圃場ではケールの収穫を見て頂く予定でしたが配車がなくなったので導入のきっかけや栽培の難しさなどを説明する。視察に来てくれたJAではパン用小麦「ゆめちから」の栽培には取り組んでおらず「ゆめちから」について興味を持たれていたようだ。
今年は視察が多く、ある町の酪農部会、他の青年部の方々が来られるようになりそうです。酪農部会については職種が違いますがTPPに向けての取り組みや新規作物についての話を聞いてみたいので、という目的で来られる。うまく話せるかやってみないとわからないので挑戦することにした。
「外国人労働者の現状と実態について」北海道大学法学部学生5人が村瀬ファームに1泊2日で実態調査に来た。当ファームは中国、台湾。香港8人の外国人の労働者がおり聞きとり調査と懇談が行われた。
ケールの収穫を体験する予定だったが配車がなかったので草取りを行う。外国人に除草鍬(通称ホー)の使用法を指導してもらい一緒に農作業を体験した。最高気温34度Cのなかの農作業はどうだったでしょうか? 無農薬の栽培は雑草との闘いです。わざわざ札幌から長靴持参で来て意欲満々の農作業体験となりました。
帰り際の昼食時の懇談で。「私達学生に何か伝えたいことはありませんか?」という質問に。
まず第一に農業を理解してほしい。今回のように現場に踏み込み農業の実態を見て感じ体験すると、あなた達が毎日食べている食材が身近に感じ興味を持つようになると思います。私達も農薬を少なくしたり無農薬栽培をして安全な美味しい農産物を提供していく努力をしなければなりません。一日3回の食事をするたびにこの食材はどこで生産されたものか興味をもつようになります。そして国産農産物の大切さを理解してほしい。そのために我々農業者も農業体験付き修学旅行生の受け入れ等「食育」の事業を展開する必要がある。TPP対策の一つにもなりうるが国産農産物に理解とファンを増やすために絶対必要なことであると。また、国家、地方公務員だけが目指す職業ではないと話した。
彼ら学生は勉強ばかりして農業に触れるのは今回初めてだそうである。十勝が日本農業の一大生産地なことや外国人労働の実態について誤解があったようでさわやかな顔で帰ることができたようだ。来年はゼミの後輩に来ていただくよう約束して別れたのであった。
OKをもらったのでメールを紹介します。
おとといから二日間、お世話になった
北海道大学法学部2年のゼミリーダーのHです。
忙しいなか、僕たちのフィールドワークを
引き受けていただきありがとうございました。
なんの面識もない僕たちのことを家族のように
迎えてくれた村瀬ファームのひとたちを見ると
とても安心したのを覚えています。
帰りに5人で話していたのですが、村瀬ファームは
単なるフィールドワーク先ではなく、
自分たちの生き方を考えさせられた場だと
口ぐちに言っていました。
このような貴重な機会をいただき
ありがとうございます。
ゼミの発表内容などについては
発表内容ができしだい、報告したいと
思います。
暑くなってきて、体調を崩しやすい時期に
なってきているので、みなさん
お体に気を付けて、すばらしいファームを
作っていってください!
北海道大学 法学部2年 H
5月8日播種の「キタアカリ」が開花をはじめました。
5月9日播種の「男爵」は着蕾期を迎えていますが、気の早いのがぽつんと咲いています。開花最盛期は7月中旬ごろになると思います。隣のケールの圃場と合わせてCM撮影やTV放送の番組収録が行われる予定です。
平成4年に完成した自作ログハウスと同時に芝生を造成して21年が過ぎた。
広い芝生で子供たちと遊ぶのが夢で親(昭和一桁生まれ)には反対されたが自分の意見を通した。自分の子供達と遊んだ芝生で今度は孫と遊ぶことになるのが夢だった。それが現実になる。従業員住宅を建設するたび縮小を考えたが思いとどまった。
明日は京都のばあちゃんと若嫁さんの妹が遊びに来てくれることになった。京都にはない広い芝生でばあちゃんと思いっきり遊んではどうかな?