2013年11月17日

中国研修生の帰国と村瀬ファームの慰労会

Filed under: 中国人研修生,従業員の話 — 管理人 @ 7:36 PM

まだ収穫作業が残っていますが。中国研修生が帰国することになり村瀬ファームの慰労会を兼ねて地元然別湖の温泉で送別会を行った。5日間の体験実習に来ている埼玉出身のYも参加する。

中国湖北省から日本に来て7ヶ月あまりの期間を過ごした。最初はほとんど日本語を理解できませんでしたが台湾、香港から来ている日本語1級のワーホリたちに通訳をお願いして何事も無く生活することができたように思う。

祖国に幼い子供を預け、一生に一度の海外での農業研修を終えた(酪農の実習生は最長3年滞在できる)。「おとうさん!私の友達紹介するから来年受け入れしてください。お願いします。」と研修生の一人が真剣な顔でお願いされたので「OKだよ!」と簡単に答えたのだった。20名弱の研修生の仲間に見送られて17日に中国に向け帰国しました。来年からは2〜3戸の農家が新規加入して受け入れするようで研修生、実習生が増加するようです。

残っているワーホリで参加している台湾、香港の諸君もニセコや長野県のホテルに就職が決定してこれから村瀬ファームを離れいく。日本人の従業員は海外旅行に出かける面々が多い。話を聞いているとカナダや台湾などに行くようである。

村瀬ファームで咲かせた花が結実するかどうか少々心配だが、将来ある若い彼らに幸多かれと祈る毎日である。私もある海外の国へ面接と仲人のような形で挨拶をする予定で訪問します。このような訪問は何度やってもうれしい限りです。愛があれば国際結婚でもどんな障害も乗り切れるでしょう。

2013年11月6日

大納言の収穫時に鹿と遭遇

Filed under: 中国人研修生,農産物の収獲作業 — 管理人 @ 8:58 PM

我が家から2キロ離れた圃場で大納言小豆をひとりで収穫している。今日もビート堀と行者にんにくの定植作業を10人で行っている。先月いっぱいで5人の台湾人が帰国や次の仕事場に移動してすっかり静かになってしまった。

ここの圃場は大きくえぐれた沢沿いにありエゾシカの一家が生活している。おおよそ1年ぶりの再会になる。昨年はじゃがいもをたらふく食べていたが今年は小豆を食べている。この圃場に栽培しているものは彼らの食材となってしまっている。時々沢沿いに平野へ降りてきたヒグマに狙われることもあり夕方にもなると一人では寂しい場所になる。

3年前にも1頭のヒグマが地元ハンターに駆除され、熊が寝ていた跡もあったことがある。道路沿いに「クマ出没注意」の看板が設置されている怖〜い畑なのだ。中国の研修生はヒグマ(中国では熊は生息していない)を異常に恐れ仕事をするときは特別に注意を払う。昨日は暗くなるまで仕事をしていたので少し脅かしてみることにした。

あたりは薄暗くなり人の顔が判別するのも困難な頃。10人ほどで仕事をしていたのでそんなには驚きはしないだろうと予想したのだが・・・。丁度黒い作業着を着ていたので黒い帽子をかぶり笹薮をかき分けて熊のうなり声をあげながら畑に出たところ、中国の研修生は飛び上がって叫び声を上げながら逃げたのだった。あまりの演技のうまさに本当にヒグマが出たと思ったのだろう最後には泣き出してしまった。これはまずかった。

「お父さんだよ!」と笑いながら言ったが・・・・半信半疑で恐る恐るこちらを見るので熊のお面を取ろうとしたがお面はかぶってなかった。般若の面をかぶって脅かしているうち般若の面が取れなくなった映画があったが。

そんなことしているからコンバインが故障したりして未だに収穫が終わっていません。反省。

2013年8月12日

しかおい7000人踊りに参加

Filed under: 中国人研修生,従業員の話,農場生活について — 管理人 @ 6:58 AM

外国人実習生連絡協議会の団体に村瀬ファームの外国人を参加させていただいた。いままでは見物だけでしたが初めて踊り手として参加することになり乗る気にならない従業員を鼓舞して参加した。私もですが・・・。

ところがいざ踊りだすと30人近い団体なので恥ずかしさもどこえやらで楽しさを感じるようになった。踊り方はまちまちでバラバラだが中華風の踊り方がまた面白い。賞金までいただき北海道の短い夏を満喫できた。もちろん台湾、中国、香港では仮装して盆踊りをすることもなく、異国の盆踊りを体験して豊穣の秋を迎えることになる。

我がファームも12日〜14日まで盆休をして、15日からお盆返上でケールの収穫が始まる。

2013年7月29日

鹿追町花火大会

Filed under: 中国人研修生,従業員の話 — 管理人 @ 9:24 AM

毎年恒例の花火大会へ全員で見物に出かける。外国人従業員は初めての浴衣姿に感激して楽しさが爆発。浴衣姿になると普段の仕事着とは見違える美しさに変身する。

仕事着で土にまみれて作業する姿もいいですが・・・・。

浴衣姿を見てしばし男性陣は見とれていました。村瀬ファームが行なっているワーキングホリデーは仕事優先だが休日もメニューが盛りだくさんで遊びも充実。時々仕事を優先順位から外してしまうので注意しなければならない。小さいながら職場の頭として遊び盛りの20代を抑えるのに必死です。

2013年7月7日

北大法学部2年生 視察&調査

Filed under: 中国人研修生,従業員の話 — 管理人 @ 12:44 AM

「外国人労働者の現状と実態について」北海道大学法学部学生5人が村瀬ファームに1泊2日で実態調査に来た。当ファームは中国、台湾。香港8人の外国人の労働者がおり聞きとり調査と懇談が行われた。

ケールの収穫を体験する予定だったが配車がなかったので草取りを行う。外国人に除草鍬(通称ホー)の使用法を指導してもらい一緒に農作業を体験した。最高気温34度Cのなかの農作業はどうだったでしょうか? 無農薬の栽培は雑草との闘いです。わざわざ札幌から長靴持参で来て意欲満々の農作業体験となりました。

帰り際の昼食時の懇談で。「私達学生に何か伝えたいことはありませんか?」という質問に。

まず第一に農業を理解してほしい。今回のように現場に踏み込み農業の実態を見て感じ体験すると、あなた達が毎日食べている食材が身近に感じ興味を持つようになると思います。私達も農薬を少なくしたり無農薬栽培をして安全な美味しい農産物を提供していく努力をしなければなりません。一日3回の食事をするたびにこの食材はどこで生産されたものか興味をもつようになります。そして国産農産物の大切さを理解してほしい。そのために我々農業者も農業体験付き修学旅行生の受け入れ等「食育」の事業を展開する必要がある。TPP対策の一つにもなりうるが国産農産物に理解とファンを増やすために絶対必要なことであると。また、国家、地方公務員だけが目指す職業ではないと話した。

彼ら学生は勉強ばかりして農業に触れるのは今回初めてだそうである。十勝が日本農業の一大生産地なことや外国人労働の実態について誤解があったようでさわやかな顔で帰ることができたようだ。来年はゼミの後輩に来ていただくよう約束して別れたのであった。

OKをもらったのでメールを紹介します。

おとといから二日間、お世話になった
北海道大学法学部2年のゼミリーダーのHです。
忙しいなか、僕たちのフィールドワークを
引き受けていただきありがとうございました。
なんの面識もない僕たちのことを家族のように
迎えてくれた村瀬ファームのひとたちを見ると
とても安心したのを覚えています。
帰りに5人で話していたのですが、村瀬ファームは
単なるフィールドワーク先ではなく、
自分たちの生き方を考えさせられた場だと
口ぐちに言っていました。
このような貴重な機会をいただき
ありがとうございます。
ゼミの発表内容などについては
発表内容ができしだい、報告したいと
思います。
暑くなってきて、体調を崩しやすい時期に
なってきているので、みなさん
お体に気を付けて、すばらしいファームを
作っていってください!

北海道大学 法学部2年  H

2013年6月3日

35年ぶり?によつ葉乳業視察

Filed under: 中国人研修生,従業員の話 — 管理人 @ 6:16 AM

JA鹿追外国人研修生受入農家連絡会主催による視察研修が行われた。約40名の参加で地元十勝音更町にあるよつ葉乳業を訪れた。

35年前にNewzealandの乳業メーカー社長夫妻を案内してから35年の月日が経過していた。当時主流だった紙パック「テトラパック」をNewzealandに持ち帰り当地でも普及させたいと意欲を示していたことを思い出す。

地元に住みながら畑作農家は意外と身近にない存在なのだと感じた。すっかり建物も新しくなり美味しい出来立ての牛乳とヨーグルトを頂いた。S41年に農民による農民のための乳業メーカーとして誕生してから50年近くになる。改めて太田寛一氏(JA士幌組合長でホクレン会長を経て全農会長を歴任)の偉大さを再認識した。

2012年11月23日

中国農業実習生修了式・送別会

Filed under: 中国人研修生 — 管理人 @ 9:03 AM

11月20日、農協にて中国実習生の修了式・送別会が開催された。3月27日から入国して今月まで8ヶ月間一生懸命研修をしてくれました。

それぞれ二人は実家に帰省して北海道の経験を生かして農業に励んでくれると思います。

2012年8月14日

鹿追7000人盆踊り

Filed under: 中国人研修生,体験付き修学旅行 — 管理人 @ 8:05 AM

町内の外国人実習生が集い、しかおい7000人踊りに参加した。雇い主より浴衣がプレゼントされ全員が着込んだ。

エントリーしていませんでしたが特別に会場を一周して踊りを披露。家のかみさんが先頭に立って彼女たちを引っ張りだしていました。

なんと優勝賞金は15万円も貰えます。参加すると準備金として参加人数により1万5000円〜4万円が支給されます。来年は賞金に目がくらんで参加しようか!どうか検討する事にしました。

激励に来た町長を囲んで記念撮影。実にピョーランな彼女たちの楽しいひとときでした。

2012年3月30日

第5期外国人農業技術実習生受入式・歓迎式

Filed under: 中国人研修生 — 管理人 @ 10:57 AM

昨日はJA鹿追町にて表記の歓迎式が開催された。町長さんはじめJA組合長など関係者70名ほどの参加をいただいた。

実習生を代表してN牧場のTさんが素晴らしい挨拶とこれから3年間の実習にむけて決意を表明しました。

 

2012年3月29日

第5期外国人技能実習生到着

Filed under: 中国人研修生 — 管理人 @ 5:02 PM

予定より2週間遅れて27日に千歳空港に到着した。皆さん元気に笑顔で記念撮影です。

鹿追に向かうバスのなかでも車酔いにもかからず平気でした。昨年の実習生は車酔いにかかり元気がなかった。

今年は道東自動車道も開通してわずか2時間あまりで到着しました。

2011年11月16日

ご苦労様でした

Filed under: 中国人研修生 — 管理人 @ 7:06 AM

二人は観測史上3番目?に遅い初雪のなか、8ヶ月ともに働いた従業員とこれから残る同期の中国実習生に最後のお別れの挨拶を交わし中国に帰国しました。

『お互いお世話になりました』と言葉を交わし中国での再会を約束した。

2011年11月12日

中日友好、中国本場の餃子調理実習

Filed under: 中国人研修生,体験付き修学旅行 — 管理人 @ 6:20 AM

近くの小中学校PTAの研修部より講師依頼があった.『本場中国の餃子を作ろう』と題して開催された。担当の先生の話では3年越しの計画でやっと実現することができたとのこと。午後1時過ぎから材料の仕込みを始め夕食を挟んで7時半から9時半まで10名の中国実習生の講師陣で頑張ってくれました。普段、他の研修内容だと集まりが悪い状態だが今回は人気があり家庭科室では入りきらずもう一部屋を用意しましたと担当の方がお話しされていました。

写真は実習生が肉饅の包む方法をお父さんがたに丁寧に教えているところです。奇麗に完成した肉饅や餃子に歓声とどよめきがあちこちで沸いていました。

こちらは餃子班。はちまき姿は校長先生でホットプレートを使いせっせと餃子を焼いてくれました。当日は6キロの豚挽肉と5キロの小麦粉などが用意された。日本と大きく違うのがゆでた白菜と生の長ネギを使います。また皮は手作りのためどうしても厚くなり、焼き餃子だと硬めになりますが水餃子だと柔らかく仕上がりおいしく出来上がりました。

今回初めての企画でしたが中日の友好に一役立てれたと感じました。

PTAの方々が集まる前に餃子の仕込みをしています。中国から持参した香辛料を使い本場の味に仕上がりました。

2011年11月11日

中国実習生修了式、送別会

Filed under: 中国人研修生 — 管理人 @ 4:39 AM

早いものであっという間の一年でした。3月に入国したときは日本語をあまり理解できない二人でした。仕事中一時間おきの休憩時間のときには従業員との会話の機会が多いため最近ではかなり日本語が上達したように思います。一度も体調を崩さず元気に農業実習に励んでくれ作業の中ではリーダー的存在でした。感謝! 謝謝!

明日は近くの小中学校PTAからお誘いを受け『本場中国の餃子を作ろう!』と題した調理実習をかねた研修会に出かけます。

2011年11月10日

村瀬ファーム慰労会、送別会を開催

Filed under: 中国人研修生,従業員の話 — 管理人 @ 9:30 AM

然別湖畔温泉ホテル風水において今年一年の慰労と中国実習生の送別会をかね実施した。かたくなに温泉に入ることを拒んでいた実習生は従業員にせかされて初体験をしたところ大変気に入って早朝に何回も入っていたようでした。中国では湯船に入る習慣がないのと近くに温泉がない。とても良かったと感想をもらしていた。

冬に向けて従業員の再就職も決まりだし来年に向けて同じ顔ぶれが見れるのでしょうか。

楽しかった一日でした。朝日を見て15日に帰国する実習生は何思うかな。本日はJa主催で送別会が開かれます。

2011年9月28日

In china エコな自然乾燥機

Filed under: 中国人研修生,趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 11:00 PM

中国湖北省鐘祥市は水稲の収穫真っ最中でした。乾燥機がないのとはさがけをしないため庭先や舗装道路で乾燥させます。写真の道路は稲で埋め尽くされやむなくその上を車が通ります。農家の人がなんで車で走るんだ!と言うような表情をしていた。道路は稲優先です。なんと高速道路に稲を乾燥させている農家もありました。

これは見習うべきだと痛感した。

私たちも無駄に乾燥機で燃料を使うより、麦などは畑で水分が落ちてから刈りとることが大切だと感じた。道東自動車道も開通することだし。高速道路を利用しようか?

今振り返ると20年前頃、公民館の駐車場を借りて同じことをしていた。小麦を刈り取りトラックで農協へ運ぶ。その時の麦の水分検査で高水分のものは「実干し」の実刑に処される。持ち帰った麦を駐車場一杯に広げかきまぜながら水分を落とす。ある程度水分が落ちて夕方にトラックに積み込み農協の乾燥工場へ出荷できることになる。現在は小麦を刈るだけでも大変なので「実干し」は行っていない。燃料が高騰したりしたらやらざるを得ないかもしれない。。。

 

2011年9月14日

3年間の実習を終えて帰国

Filed under: 中国人研修生,体験付き修学旅行 — 管理人 @ 10:14 PM

鹿追町ではじめて中国からの実習生として来ていた一期生6人が3年間の実習を終えて帰国することになりました。受け入れ側と実習生お互いに助け合い3年間毎日のように仕事、研修など一生懸命取り組んできました。お互いに感謝の言葉をかけあい3年間の実習期間を振り返りました。20日には中国まで面接を兼ねて私たちも共に旅立つことになっています。

今振り返ると、初めての外国人実習生の受け入れで不安は正直あった。安定的な労働力とは表現できないしそう捉えてもだめで、行政区内には批判する方もおり言葉には気を使った。家族にはいっさい実習生のことについて口外しないように気配りをした。

鹿追農業、特に酪農は規模拡大に伴い先進的技術の導入で多頭飼育になった。あわせて労働力不足問題もあり従業員を採用するようになってから住宅が不足するようになり、農家でも自前で従業員住宅を建築するようになった。現在、農業関係の従業員等の数は100人に近い数字だそうだ。

農協では公営住宅の払い下げを受け改築したり、新築をして対応しています。農協の理事者のなかにも『勝手に規模を大きくして農協に従業員住宅をつくれとはどういうことか!』『建築して空きがでたら!』『民間のアパート経営を圧迫しては困る』のような意見も出てきて簡単には解決しないようです。

外国人実習生についても一般の畑作4品(ジャガイモ、ビート、小麦、豆類)では従業員を雇用する必要性はない。野菜を取り入れることにより雇用が発生するが従業員となると大規模にならないと収益性のこともありどうしても色々な新規作物に挑戦することになる。そのなかには農協が関わりをもっていない作物もありすべて農協に出荷することはできない。その事を批判する方もおられるが前向きに取り組む姿勢になってはいかがかなと思う。

勝手に規模拡大や高収益性の新規作物を栽培していると言われればそれまでだが、そんなことを言ってられない状況がそろそろ目の前にせまってきているのだ。ほとんどの畑作農家は雨が降ると仕事は休みだが、我が農場では雨降りにも仕事をする。現状ではそこまでしなくても十分経営が成り立つので働く必要性がない。逆に雨降りに仕事をする方がおかしく思われるかもしれない。

13年前、「福原」の創業者、福__さんの最後の講演のなかで、今の「福原」があるのは鹿追町農協 Aコープさんのおかげです。と話されていたのが印象深く憶えている。内容はこういう事である。行商から店を構えて順調に商売が進んでいたとき、となりに大きな農協の店舗ができお客さんをそちらに奪われ倒産の危機にひんした。しかし、農協が営業しない夜間と日曜日に営業したところやっとお客さんがもどってきてくれた。農協さんには商売の厳しさと基本を教えてもらったというこである。同じ事をやってもだめでありライバルが休んでいる時も仕事に精を出す努力をしなければならないという事だと思う。当時は深夜まで仕事をして明朝早くに市場へ仕入れに行っていたため寝る時間がなかったそうである。

最後に福__さんが、いまだに日曜日に商売をしないある町の商店街と農_店舗のことをさして「優雅である」と表現していた。危機に瀕していないのである。農業も同じだと感じている。危機になったときあわてても後の祭りになりかねない。。。。。TPP,日中韓FTAが目の前に迫っているのだ。

 

2011年8月20日

秋の気配

Filed under: 中国人研修生,体験付き修学旅行 — 管理人 @ 6:20 AM

サルビアの赤と紫の花が咲いてきれいです。19日はJA鹿追町主催の第35回農民大運動会が盛大に行われ夏の一大イベントが終わりを告げた。今朝の最低気温16度C。朝露が降りそそぎ蜘蛛の巣もしばし営業中止。まもなくジャガイモの収穫がはじまり忙しくなります。

17日は地元北鹿追行政区の盆踊り大会があり行きたがらない中国実習生に浴衣を着せて参加しました。またまた踊りに参加を渋る実習生の手をひいて一周だけ踊りに参加。無料で生ビールやソフトドリンクが飲めるほか参加者全員に景品が当たります。連日のイベント参加で実習生も忙しい毎日を過ごす。短い実習期間だから内容の濃いものでありたいと受け入れ側は精一杯努力しています。

22日は午後から月1回の鹿追町内の中国実習生と受入会の定例会に出席後、イチゴ生産組合の焼き肉懇親会に参加します。実習生は定例会を楽しみにしており16人全員が集まると楽しそうに会話が交わされます。

2011年7月30日

町民納涼花火大会

Filed under: 中国人研修生,体験付き修学旅行 — 管理人 @ 4:45 PM

毎年花火大会にあわせて中国実習生にゆかたをプレゼントしています。さっそくお母さんに着つけてもらいこれから従業員10人とともに花火大会に出発です。

こんなんなりましたー。大小あわせて4000発の花火が打ち上げられます。人口6000人弱の町の規模としては大きな大会で近隣市町村から多いときは1〜2万人ほど見物客が集まります。

2011年7月20日

中国人実習生住宅見学

Filed under: 中国人研修生,体験付き修学旅行 — 管理人 @ 8:56 PM

十勝地区中国人実習生受け入れ農家連絡協議会主催による講演と現地見学があった。Ja鹿追町、広尾町、忠類の3農協と十勝農協連の関係者30数名が参加され、村瀬ファーム内にある中国人実習生の住宅を見学しました。実習生の二人は緊張の面持ちで出迎えていた。

2011年6月30日

HAPPY BIRTHDAY PARTY

Filed under: 中国人研修生,従業員の話 — 管理人 @ 7:16 AM

今月の誕生会はお好み焼きと焼き餃子で祝った。

大阪出身者(お好み焼き担当)が二人いるのでみんなにあれこれとアドバイスを貰いながら大阪風と広島風の二つのタイプを焼いて味わい、「おいしい」を皆さん連発していました。また中国実習生はネギ、白菜、豚肉の焼き餃子を作ってくれみんなのハウツーの絶賛を浴びていました。(今までで一番おいしかった)

楽しいひとときを過ごせた。丁度ホームステイだったOu日本駐在員も中国語ではなく英語で懇談していました。

2011年6月28日

団子結び?正式名称教えて! 請告訴我們!

Filed under: 中国人研修生,従業員の話 — 管理人 @ 6:51 AM

余談ですが。中国実習生はほとんどの人が髪が長いです。仕事中はこのように縛るだけで簡単にしていますが、なかには団子結びにする人もおります。

方法ですが。タオルを絞るようにして後は丸めて束ねるだけであっという間にできてしまいます。時間にして10秒前後でしょうか。意外と簡単でした。

このようになりコンパクトになります。団子結び?の正式名称わかる方教えてください。

2011年6月12日

生まれて初めてのsoftball

Filed under: 中国人研修生,従業員の話 — 管理人 @ 12:30 PM

従業員との夕食会の帰り道ソフトボ―ルの練習をしているチーム(ピュアモルツクラブ)がおり、かたわらでキャッチボールをさせてもらった。お母さんは一応役場のソフトボールチームに所属していたことがあり、黄さんに手ほどきをしました。中国実習生はグラブ、ボールに触るのも生まれて初めてでしたが上手にボールを扱っていました。これなら何とかソフトボールの試合ができそうなので来年はナイトゲーム大会に参加を検討することになった。 って私が勝手に決めました。

2011年6月8日

生まれて初めての海と雹

Filed under: 中国人研修生 — 管理人 @ 9:09 PM

町内の中国実習生が集い日帰り研修を行った。そして生まれて初めて海を見た。彼女たちは中国内陸(上海から1200キロ内陸)に生まれ育ち、旅行などしないため直接海水に触れるのは初めての人がほとんどだ。さっそく靴を脱いで砂浜に駆け出して子供の頃にタイムスリップしてはしゃいでいた。手には買ったばかりのデジカメを持ち無邪気にシャッターを押していた。

楽しかった一日でした。夕方の仕事に間に合うように帰ってきましたが、芽室町で前方が視界不良になるほどの豪雨に出くわし、ビー玉ほどの雹が降り農作物にかなりの被害が出たそうです。鹿追はぎりぎり被害を免れたようです。

2011年5月10日

ダチョウの卵

Filed under: 中国人研修生,体験付き修学旅行 — 管理人 @ 8:16 AM

原ダチョウ牧場から貴重なダチョウの卵を頂いた。 見るのも触るのも初めての中国実習生がカッターナイフやドライバーなどで四苦八苦しながら穴をあけた。 直径2センチほどの穴をあけボールに移した。おおよそ鶏の卵の20個分あり、素材の味を確かめるべく卵焼きで食べた。 鶏よりわずかに淡白だが教えないで食べるとダチョウの卵だとは気ずかないと思う。 インフルエンザにかかりずらくなったかも知れない。

ダチョウの羽は静電気防止に役立ち、テレビなどの画面のほこりを払いながら静電気を取り除く効果があるとのこと。 一度お試しを! 瓜幕道の駅でお求めできます。ついこの間かってきました1500円なり。

2011年3月25日

東日本大震災ボランティア募金に参加

Filed under: 中国人研修生,体験付き修学旅行 — 管理人 @ 9:13 PM

町ボランティア団体連絡協議会による募金が町内の主要商店などで行われお母さんも参加しました。 今日は最高気温0度と雪がちらつく寒い中ご婦人方が一日街頭に立って募金を呼び掛けていました。 農協で日本語研修を終えた中国研修生も募金をしてくれ支援金の手助けをしてくれました。

今日一日で33万円の募金が集まったそうです。 ありがとうございました。

2011年3月18日

第4期中国人研修生受入式

Filed under: 中国人研修生 — 管理人 @ 6:48 PM

JA鹿追町において第四期中国人研修生の受入式が行われた。  今回は4戸8名を受け入れ、総勢16名の研修生になった。 連日の地震と原発事故の報道が中国でもされて大騒ぎとなっています。中国では詳しい報道がないため日本が核爆発で大変なことになっていると。 北海道は安全だと言ってもなかなか理解されず中国の家族は心配しているようです。関係者のあいさつに続き、研修生代表のニョウさんが日本語で素晴らしい挨拶をしてくれ感激しました。4期の受入式のなかで最高の挨拶でした。

2011年2月19日

日本語能力試験1級合格

Filed under: 中国人研修生 — 管理人 @ 12:07 AM

一昨年村瀬ファームに来ていた中国研修生ホウさんがわずか1年弱で日本語能力試験の最高峰1級に合格した。

彼女は中国で200アール (我々はアールの単位は普段使わないため時々単位を間違うが合っていると思う) の農地(すべて国の所有地で農民は借りている)をもつ農業者であった。 24歳で8ヶ月間研修生として来たが日本語はそれほど話せなかったと思うが他の人よりわずかに能力があると感じる程度だった。  研修中は常に日本語を理解しようとする意欲があり、わからない言葉があれば質問を欠かさずしてきた。 また日本食にも慣れたいと普段食べない刺身や寿司などを積極的に食べていた。

「 私たち日本人も中国を理解するために努力をしているだろうか? 批判だけしているのではないかな? 中国は一党独裁の国、一般民衆と役人では不平不満は全く違う立場にあり、12億人の中国人を同一に判断するのはあさはかなことだ。」

第二次世界大戦の終戦直後、満州の関東軍は移住した日本人農業者を捨てまっさきにロシア軍から逃亡した。日本人農業者を盾にしたのだ。 その時のことを満州で9歳だった叔父が良く話してくれる。叔父の父は農業改良普及員のような仕事をしていたそうです。  満洲国時代には関東軍にいやというほど屈服されていた中国の人だったが子供には罪はないと、逃げる足かせになる幼い子供を預かってくれた。 乳飲み子はかわいそうで手放せなく食べるものもない窮状では兄が自分で行くといったそうだ。 それが中国残留孤児という家族が離れ離れになる悲惨な結果を生んだ。 中国の人は本当に優しく感謝していると毎回涙ながらに語るのである。  その兄も数十年後に日本に生きて帰国できた。  最初に帰国した人は本当の兄弟ではなく改めて捜索して見つかったそうだ。 しかし弟は逃げる途中亡くなり小高い丘の大木のふもとに埋葬したそうだ。 今行ってもわかると思うから行ってみたい。そこで眠っている弟に会いたい・・・・・・・・」 と熱く語るのである。

話はもどりそれでも日本語が理解できないときは昼休みに辞典で調べて勉強していた。  休みの日など時間があれば日本語の勉強をしていて、その姿は本当に感心した。 送り出し機関の社長さんにホウさんだったら日本語の先生になれると推薦した。  彼女は帰国後すぐに大学に入り日本語研修を5ヶ月間して2級に合格している。  そして送り出し機関の日本語学校に採用されて現在に至っている。   働きながら日本語を勉強してわずか10ヶ月ほどで先月の試験で1級に合格してしまった。 合格の条件はまず文法が正確にできないとだめだ。 みんな驚いているが1級の合格率は20%台なのだ。 1級に合格すれば何処でも日本語通訳はできるし就職には困らないだろう。 中国人の勤勉な姿には感嘆するしかない。

私は何としても中国語を覚えようとする意欲がわかないので諦めました(英語より難しいと思う)。 片言の英語だけで満足しています。 中国語の担当は息子と上さんにまかせました。

 

2010年12月5日

湖北新世紀対外経済技術合作有限公司

Filed under: 中国人研修生 — 管理人 @ 10:24 PM

タイトルの社長、副社長夫妻が初めて来町され我が家でささやかな歓迎会を開きました。 社長と副社長には二男が中国で日本語講師をしていた事前教育学校で大変お世話になり、我が家での熱烈なる夕食会となりました。最初は日本式の歓迎会のはずが、途中から中国式になり日本酒のかんべい合戦とすすみました。 当然酔いますが僕たちは兄弟、私たちは友達、尖閣諸島のような問題は存在しないという楽しい酒になります。何升空いたかご想像におまかせします。今夜のメニューは鹿追産の牛肉、野菜の胡椒火鍋、湯豆腐、もちろん私の手打ちソバ。おまけに母親の山菜の煮つけと自家産のサツマイモの料理と豪華でした。自分で言うのもなんですが・・・・・?

2010年11月2日

中国人研修生帰国

Filed under: 中国人研修生 — 管理人 @ 6:47 PM

3月15日から7ヶ月半あまりの研修期間を終了して二人の中国研修生が旅立ちました。今朝7時半の出発には研修生の仲間やJA職員、ともに汗を流した従業員が最後の見送りをしてくれました。

帰国してから李さんは呉服店か日本料理店をするのが夢で、普段からカレーやお好み焼きに興味を示しタコ焼き機をぶらさげて帰国しました。羅さんは自宅マンション売却の資金で得意なパソコンを生かしてインターネットカフェを開店するのが夢です。(これはあくまでも本人の夢であり研修目的ではありません。)

いつも明るくなっていた部屋の灯りがついていないとやはりさびしいですね。 みんなで流した涙は日中友好のかけはしになると信じたいです。

2010年9月12日

本場中華料理満喫

Filed under: 中国人研修生 — 管理人 @ 8:48 PM

 今日、中国研修生のリーさん、ラーさんのお宅で昼食を招待されみんなでおじゃました。近くの牧場で研修しているリーさんとチョウさんも来きて大人数で楽しく頂いた。中国本場のトマタマとささげの干物、切干大根、地場産のニラの卵とじ、人参の天ぷら、かぼちゃの花の天ぷらなど料理してくれた。かぼちゃの花の天ぷらはみんな初めての経験でしたが、美味しかったです。 花豆のいためものも中国の香辛料が利いていて美味しかったです。 このコメントは大学生のAです。『生まれて初めての中華料理でしたが、とても美味しくいただきました。』 

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