2012年11月29日

そして誰もいなくなった・・・

Filed under: 従業員の話 — 管理人 @ 4:51 PM

一昨日雪のなか中国に実習生二人が帰国しました。あと2年間実習期間が残っている実習生も最後のお別れをしてくれました。

今年初めて短期(8ヶ月間)希望の彼女達を面接で決定して農場に来てくれた訳ですが、今まで一番研修を頑張ってくれたと思います。いえ、みんな頑張ってくれているのですが特に今年の2人は農場に貢献してくれました。

来年も短期希望の実習生が来てくれるそうで期待したいと考えています。

今日は台湾へ向けてAさんが東京へ出発しました。3ヶ月に渡りワーキングホリディーを過ごしました。

平日は厳しい農作業を頑張り、休日は北海道をほぼ網羅した。日本海側は函館、オホーツク海側は知床、太平洋側は釧路、根室、日高、内陸は富良野、層雲峡、阿寒湖、摩周湖、然別湖、青い沼、札幌、小樽、旭川などを巡る。若いとはいいことだ。ワーキングホリディーを利用するのは色々な体験もできうらやましい。ラフティング、Air  Trip、カヌー、登山、露天風呂(やってないのもあったかな?)。

農場での生活内容が濃すぎたかもしれませんが本人にとって将来の人生設計に役立ったと思います。台湾で観光レストランを友達とする計画だそうですが、もう既にレストランの建築(オーナーが)が始まっていて12月に完成するそうです。

有機農産物を自前で生産し石窯も設置してパン、ピザを提供するそうです。台湾にはパン用小麦がないようなので村瀬ファーム産『ゆめちから』を安価に輸出する計画です。メニューは梓(次男の嫁)の伝授した北海道名物スープカレー、カレー、をメインにするんだったかな。デザートは村瀬ファーム産サツマイモを使用したスウィートポテトとアイスクリームはいかがかな? なんて勝手にデザートは考えました。

農場に残った人達(写真)で見送りをしましたがAさん何とか涙をこらえて農場を離れた。高速バスの停留所ではついにこらえきれなくなって大粒の涙がこぼれていた。台湾では夢が叶うよう祈っています。

先日は息子一家が京都に帰省してクリスマス頃に帰ってきます。カミさんは京都、大阪へJA女性部の研修旅行でいません。カミさんが居ないのも寂しいが?孫に会えないのはもっと辛い!。ついに100坪の母屋には私一人になってしまいました。超さびしい!

色んな人種、色んな人々が来て賑やかだったH24年度も終わりに近づいた。まだ6人程残っていますが冬の進路は決定してないようです。さてと11月分の従業員の給料振り込みますか。その前にさびしく一人で晩酌だ!

それにしても今年はあちこち出かけおいしいものを食べ、飲んで、遊んで、仕事にハゲんだ。体重は5キロ減で動きが軽快になった。今年の春まで学生だったえりりん曰く『学生時代よりあちこち遊びに行けて楽しかったです。』と喜んでくれていた。

2012年11月27日

雪のなかビートの出荷

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 4:50 PM

朝起きると辺り一面雪景色になり20cmくらいの積雪があった。南国育ちの従業員は大喜びで庭で写真を撮ったり雪と戯れながら大騒ぎ。しまいには雪のなかに顔を突っ込んでしまった。

『お父さんは雪を見て感動しないの?』と質問されたが・・・『毎年のことで慣れてますから・・・』と素っ気ない返事をしてしまったことに反省!

雪が降るなかビートの出荷があった。前日に覆っていたテントは剥がしておいていたので大変なことにはならなかった。

朝6時から積み込みが始まるのでその前にテントを剥がさなければならない。5時には起きないと間に合わない。最近は仕事がないので8時頃の起床時間なので5時起床はとても辛いし体に良くない。滑って足でもくじいたらバカくさい。

ということで前日に準備しておくのが最良の方法である。300トンのビートはあっという間に4時間ほどで運んでくれた。

2012年11月26日

最後の農産物出荷

Filed under: 体験付き修学旅行 — 管理人 @ 8:59 AM

明日出荷予定のビート約300トンを覆ているテントを剥がしました。明日は雪が降る天気予報のため天気のよい前日に作業を行った。

従業員にテントの被覆を任せていたら丁寧に重ーいテントを2枚重ねていました(通常は1枚がけで十分です)。雨が降って重くなっていたらと思うとゾオーットします。毎年カミさんとテントを片付けている思いをしたら今年は従業員がたくさん残っているのでテントの片付けは非常に簡単でした。

2012年11月25日

蕎麦打ち体験

Filed under: 従業員の話 — 管理人 @ 9:19 AM

友人宅で恒例の蕎麦打ち会があった。従業員2人を連れてH町まで出掛ける。

毎年10人前後集まり新蕎麦を味わう。蕎麦のあとは寄せ鍋、焼き肉などこれでもか!っと食べて飲んで騒ぐ。今年の結論もにしかみの石臼引きが一番うまいとなった。

にしかみ産石臼引きのそば粉を持参して初めて従業員が蕎麦打ちを体験した。無難にちょっと太めに切ることができました。

2012年11月24日

畑起こしを再開

Filed under: 畑の様子,農業機械の話 — 管理人 @ 9:16 AM

休止していた畑お越しを始める。あと20haほど残っているのでしばらくは仕事がありそうです。今年は凍結もあまりなく根雪が遅いので今月一杯はできそうな気配。鹿追は珍しく積雪0センチです。

現在ビート跡を起こしていますが地面がズルズル滑ります。何とか7キロの車速で作業することができます。隣りの緑肥畑は推定で10トン以上/10a当たり牛堆肥を散布しています。緑肥のエン麦は堆肥の下敷きになってしまいました。

この圃場は約10ha(長さ540m、幅185m)ありダラダラ仕事を進めていたら4日ほどかかってしまった。二日後に20センチの積雪で根雪となり今年の畑起こしは終了することになった。

2012年11月23日

中国農業実習生修了式・送別会

Filed under: 中国人研修生 — 管理人 @ 9:03 AM

11月20日、農協にて中国実習生の修了式・送別会が開催された。3月27日から入国して今月まで8ヶ月間一生懸命研修をしてくれました。

それぞれ二人は実家に帰省して北海道の経験を生かして農業に励んでくれると思います。

2012年11月22日

H24年度村瀬ファーム納会

H 24 年度村瀬ファーム納会動画 

今年度の村瀬ファームの納会を地元然別湖ホテル福原にて行った。もうここは真冬です。湖の結氷はまだですが写真のように10cmほど積雪しています。昨年は隣りのホテル風水でしたのでH24年度はもう一軒のホテル福原にすることにしました。

すでに3〜4人が農場を離れ、息子一家は京都に帰省中で残ったメンバーで楽しく1泊させてもらった。

夕食ではなく朝食の膳です。閑散期で宿泊客が少ないのでバイキングではないのですがこれも豪華でいいですね。飲み物は好きなものをチョイスできます。

来年は海外に行ける業績になるだろうか。今年の反省をふまえて頑張らねばと思った瞬間でした・・・。

追伸。りえママ様パパ様へ。ついにご挨拶に行くことになりました。近日中にお伺いします。

今日は良い夫婦の日です。この動画はブログのみ公開しています。

2012年11月21日

11月のホームスティは?

Filed under: 山村留学生 — 管理人 @ 7:22 PM

山村留学生の二人がホームスティに来てくれました。今晩は台湾のAさんの指導でスープカレーをいっしょに作った。なす、人参、ジャガイモ、タマネギ、ピーマン、骨付き鶏肉を素揚げして準備してくれ最後にゆで卵で仕上げる。

AさんはワーキングホリディでNZに8ヶ月間滞在もしていた。デザートはNewzealand風あったかアップルパイにバニラアイスとクリームをのせたスイーツ。アイスが溶けて熱い、冷たい感触が交差する。甘ーい、おいしいとおかわりを4回した人も・・・。久しぶりに食べたらおいしすぎて食べ過ぎました。

2012年11月19日

初雪でーす

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 8:31 AM

まだ畑起こしが25ha、ケールのチョッパー(すき込み)が10haほどのこっていますが初雪とともに農場の仕事も終わりを告げる。今日は敷地内の後片付けで終了して例年通り温泉1泊で慰労会を行う。

2012年11月18日

ビニールハウスの建築

Filed under: ビニールハウスの仕事 — 管理人 @ 4:48 AM

先日3棟あるビニールハウスの後片付けと2重にするための骨組を製作した。骨組みをセルフビュルドするのは20年振りでしょうかまったく忘れてしまっている。

簡単な説明を受けて作業が始まった。アーでもないコーでもないと試行錯誤でなんとか40m製作したところ、骨を止める金具が10個足らなくなった。もう一度最初のスタート地点を検証したところ間違っていることに気づいた。もう一度金具を最初からやり直すことになった。ということで目出たく半日かかって40mを製作することができた。

2012年11月17日

ヘリコプター散布

Filed under: 体験付き修学旅行,農業機械の話 — 管理人 @ 8:00 AM

一日おきに降る雨についにギブアップ宣言! 17haは何とかできたものの自走式スプレヤーが小麦畑に入れず断念した。

ケール収穫終了後に農薬散布しなければならないケール畑と隣接する小麦の冬枯れ防除を専門業者に依頼しました。

6haを僅か30分で終わってしまいました。料金は1ha当たり1100円位ですが価値があります。

ヘリコプター1機の値段は1200万円だそうだがヘリコプター散布が身じかにできるようになると多少の湿地にジャガイモの栽培が可能だと思う。収穫は天気の良い時にサイド掘りで一気にすれば良い。っと何年も前から考えているのだが・・・・

羽は取り外しができコンパクトになるためワゴン車に簡単に収まる。機体の重量は60キロあるそうです。二人で持ち上げることができる。

胴体の横に8リッターの薬液タンクが両脇にあり16リッター積載可能でおおよそ2ha分散布可能である。30分で6万円稼ぐことができる。時給12万円。儲かるなあー。

指をくわえて見てるしかないのが辛い気持ちになる。どうにかならないものかな・・・・

鹿追だけで300ha〜400haを散布する。十勝で請負をしているので仮に1200ha請け負うと1年で元が取れる計算になる。こんなおいしい商売はないなあ。ッと思ったが現実はそんなに甘くないそうである。

 

2012年11月16日

初雪には・・・なりません

Filed under: 従業員の話 — 管理人 @ 1:08 PM

昨夜は雪がちらついた。南国から来ている従業員は初めて見る雪に感激して外に飛び出した。

今朝は−3℃になり道路の水たまりは薄氷が張った。それにも感激!

2012年11月15日

ケールの収穫終了する

Filed under: 従業員の話,農産物の収獲作業 — 管理人 @ 11:17 AM

一昨日の収穫は日中12℃くらいになりぽかぽか陽気のなか作業を進めた。一転昨日は急に雨の予報になり朝から冷たい雨のなか最後の収穫作業をした。いつもなら今頃初雪が降る頃ですが今年は暖かく降る気配がない。観測史上最も遅い初雪になるのが決定したそうです。

今年最後のケール収穫を終えて記念撮影です。台湾から視察に来たLan(藍)さんも二日間作業を手伝ってくれました。

7月1日から始まった収穫は昨日11月14日までの長い期間行いました。30℃を超える日がたくさんあり例年になく大変な日々が続きました。色んな事があった2012年でしたが大きな事故?もなく小さな事件で済みました。

来年のスタッフの構成はまだ未定ですがもう来年に向けての準備が必要になってきました。

2012年11月14日

ビートの収穫終了する

Filed under: 農産物の収獲作業 — 管理人 @ 7:46 AM

史上最悪の糖分率となりそうなビートの収穫が終わった。いっこうに糖分含有率が上がってこない。例年11月になると糖分も上がってくるのだが・・

長雨と暑ーい天候が影響しているようです。今年は共済金かな?

今日は冷たい雨が降るなかケールの収穫も終了する予定です。

2012年11月8日

村瀬ファーム産スウィートポテトの試作品

Filed under: サツマイモについて — 管理人 @ 9:57 PM

オール北海道産スウィートポテトの試作品ができた。今までは乳製品、ジャガイモは北海道産で調達できたもののサツマイモだけは本州産を使用していたそうである。

昨年までは本州産に匹敵した甘みと大きさを生産できていたが、今年は有機質が多い圃場に栽培したためかツルぼけの症状がして少々未熟なサツマイモができてしまったかもしれない。栽培地が有機質を多く含むとカボチャ等も水分が多い有機質の味がしたものができる。ホクホク感はないがこれを好む若い世代が多い。

また皮自体が薄いため他社のスウィートポテトでは皮は硬くておいしくありませんが我がファーム産はやわらくて全部食べることができます。

無農薬、無化学肥料栽培を行い苗も鹿追産を使用した。来年は今年の反省をふまえ本州産と差別化(既成概念を捨て)した有機質に育てられたサツマイモに再挑戦する。加工業社さん問屋さんには北海道ならではのサツマイモの生産する過程を重視してほしいと考えます。

村瀬ファーム産100%サツマイモを使用したかわいいスウィートポテトはしっとりしていておいしかった。涙が出るほどうれしかった・・・。

2012年11月6日

行者にんにくの移植(3)

雨天時や仕事の狭間にしていた行者にんにくのハウスへの設置作業が終了した。おおよそ一万本〜一万2千本位を設置したでしょうか。

このままビニールハウスを12月中旬頃まで開けておいて苗を凍らします。その後三重にビニールを囲い電熱線やヒーターなどで過熱して1月に製品を出荷する予定です。

初めての作業で暗中模索で挑戦しています。

新設したビニールハウスは1年間有効に使う計画です。10月から2月まで行者にんにく、3月から5月までケール&サツマイモ&ビートの育苗、6月から9月までイチゴ苗の育苗と年間を通して使用することができます。

このサイクルは最近編み出した北海道ではonly one の有効活用法だと自負している。北海道でも3毛作が可能になる。ハウス1棟平均で2000万円以上の粗収益の源となりうる。

 

2012年11月5日

収穫作業も終盤

Filed under: 青汁ケール — 管理人 @ 7:13 PM

十勝管内では長いもの収穫が最盛期のようですが我ファームは栽培していません。

ケール収穫とビート掘りが終盤を迎えた。ケール葉は小さいが最近の陽気で写真のように畝がふさがるまでに成長した。ここの圃場は約一ヶ月おきに4回目の収穫を終えることになった。

収量は約50トンで面積120aなので、4・16トン/10a当たりと他の圃場よりも2倍近い収量となった。

台湾では高島屋、SOGOさん等で2年位前よりキューサイの青汁を販売しているそうです。中国でも今年から本格的に販売されるそうです。台湾、中国の若者達が生産に携わり商品化されていることを知って飲んでいただいてはいないと思います。

キューサイの方から話しを聞いていて何か宣伝できないか発想が浮かんだ。村瀬ファームがTV宣伝に出演するのが良いかもしれないと・・・。来年の30分番組(土曜日の朝早く)に出るかもしれません。

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