今年は初めて栽培した大納言の餡を使用したあんころ餅を食べることができます。美怜も「ゴロゴロってする!」と強い要望に答えてあんこを丸めてもらいましたがわずか5分で飽きてしまった。
来年採用予定の日本人のみのスタッフ(一部は海外旅行中や遠方で不在)に集合してもらった。毛蟹3バイ、海鮮火鍋、牛胡椒火鍋を用意した。(注1)スタッフ予定でない方がかなりおります。
これから従業員の募集をかけようとしていましたが鹿追町産業研修生や今年までのワーホリを経験した外国人のブログ等を見てたくさん応募していただき、ほとんど予定の人数に達してしまいました。ワーホリ参加のみんなありがとうございました。
今回の台湾訪問で某国立大学(応用日本語系)との専業人材を育成するための人材受入の提携を結ぶ予定。夏季および冬季休暇を含み選抜された優秀な学生を受け入れることになる。今まで農場に来てくれた台湾人15名の協力とこれから交流することになろう人たちの協力を得て実現に至った。
人員的交流のみならず専門分野における技術、開発について研究、協力をする。双方は講演や座談会を通して双方の意見や研究理論の統合を図ることになる。鹿追町青年会が鹿追町バイオガス施設で新規に取り組むマンゴー栽培にも大きく関係してくる。
この大学は今まで日本の食料基地北海道との提携がなく交流ができていなかったことで今回締結予定の運びとなった。
今年度産のじゃがいもを使用したポテトチップスが届いた。できたてホヤホヤです。じゃがいもを生産している農家に安価に販売をしています。
毎年2回ほど取りまとめがあり地元Aーcoopから配達をしてくれます。今年の配達員(アルバイト)は我が息子です。村瀬ファームは零細企業(支出が多額)で年中働かないと収支が安定しません。来年からは大きな買い物ゼロ、徹底的なコストダウン運動を展開をしなければなりません。 と1000袋のポテトチップスを眺めながら決意を新たにした。
今年はデバイダー(最先端の突起した部分)を地面に刺してしまったり立木と押し合いをしたりとコンバインが活躍しました。農閑期となる冬期間に修理を依頼してコンバインが綺麗になって帰ってきました。
来年は大切に使わしていただきます。写真の2台のコンバインは支払いが昨年済んでいるのでオイル交換や消耗部品の交換などの維持費だけで済むようになり10a当たり1500円程度の負担になった。昨年までは10a当たり6000円位であった。
今年の小麦の成績は? 鹿追町全体で3.7億円(前年比)の減収であった。1戸平均300万円以上である。
じゃがいもは? 男爵で1俵(60キロ)で前年比ー900円安、キタアカリで前年比ー1100円安の単価となった。仮に反収が40俵あれば10a当たり40000円減の収益となる。10haあればじゃがいもだけで400万円の減収となった。
豆類は? 鹿追街全体で1・5億(前年比)の減収であった。軒並み今年は良い材料が見当たらない。
政府が環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉で、米国と連携して目指してきた早期の妥結にこだわらず、関税維持を優先する交渉戦術に転換する方針を固めたことが21日、分かった。米国が日米の関税交渉で全く譲歩しないことから、早期妥結に向け全面的に米国をサポートしてきた交渉方針を見直す。
米国は知的財産や国有企業などのルールをめぐっても要求を一方的に新興国に押し付けており、来年1月下旬に予定していた次回の閣僚会合も2月にずれ込む見通しとなっている。
政府は、次回閣僚会合前に日米協議を開き、関税交渉を行う予定。コメや牛肉、乳製品など農産品の重要5分野に関して関税維持を改めて求める。
これに米通商代表部(USTR)のフロマン代表らが「全貿易品目の関税撤廃」との従来の主張を続け譲歩案を提示しない場合は協議を「継続」とする。
その場合、次回閣僚会合では、規制改革の利点や対応策を新興国に説明するなど交渉妥結に向け進めてきた説得作業を縮小させる。
日本はこれまでの水面下交渉で、重要5分野に関し一定輸入量までは低関税率を適用する特別枠などを打診。しかし、フロマン氏は12月7日から開かれた閣僚会合でも日本の妥協案を拒否した。
交渉筋によると、閣僚会合最終日の10日に発表された合意文書にある「実質的な進展」は、すべて新興国側の譲歩だという。
各国の交渉官の間では、フロマン氏に対し「話をまとめられない素人だ」との批判も上がっている。
安倍晋三首相は20日のテレビ東京番組で「国益を守るために妥協はしない」と強調。米国が一方的な要求を続ければ、次回閣僚会合でも合意形成が先送りとなる可能性が高い。
北海道の生産者を代表して村瀬裕志氏は20日のNHKの番組で「主導権を握ろうとする米国に対して日本側も強い姿勢で交渉に挑んでいただきたい」と話した。
NPO法人「食と絆を育む会」の地域代表者会議に役場の事務局二人とともに出席した。この会はH21年度より関西の高校生を農村地域に限定してホームスティを行っている。毎年1000名以上の高校生が十勝管内全域の農家でホームスティをして農業の生産現場を実習、生産された農産物を利用して一緒に調理をして食卓を囲む。一般の観光地巡りの修学旅行とは一線を画す。
農業に実際に触れ国産農産物を理解し、生産者と消費者との食育を通じて相互理解深める。農業に対してファンを増やす大切な事業です。自分たちで収穫した農産物を利用して料理をする。ホストファミリーと一緒に食卓を囲む。家族で食卓を囲めない都会の高校生には計り知れない感動がそこには生まれる。「おにぎり」すら作ったことのない高校生がたくさんいる中で「おにぎり」を握らしただけで感激している。ましてや自分で収穫した農産物をすぐ家族で楽しく食することができるのだから尚更である。彼らの脳裏には一生忘れることのできない修学旅行がおみやげとして持って帰れるのだ。
この会に登録している11団体、15市町村の団体は身にしみてこの事業の大切さを認識している。鹿追では今年「鹿追」ジオパークが十勝エリアで初めて認定されて観光、教育、それに農業を加えて住民一体となった活動が必要不可欠となった。その活動につながる農村ホームスティをこの会を通じて農村活性化をしなければならないと思う。やがてそれは鹿追の発展、地域の発展に寄与できると確信している。われわれは鹿追生まれで鹿追育ちでは視野が狭く、新しい発想を発見して生み出すには外部の意見や人材が必要になってくる。(例として然別湖コタン。氷上の露天風呂、氷の教会などの発想は本州出身者によるものが多数)
そのなかで関西の高校生の会話の中から経営のヒントになりうることが度々ある。また新規就農に関して門をがっしり閉ざしている某農*委*会にもこの事柄を当てはめてみたい。ジオパーク認定にともなって今一度農業について意欲ある若者の意見を尊重できる行政になっていただきたい。観光、教育、農業の3本の矢は一体となって推進しなければならない重要項目である。
「食と絆を育む会」に自治体としては初めて鹿追町が協賛団体として加盟を決定し、この会を応援することになりました。会議ではこの会の活動を協賛したいという意見が続出して理事長も嬉しい悲鳴をあげておりました。
来年1月の出荷に向けて開放していたビニールハウスの加温をはじめる。
ネットで廃油ストーブを88000円で購入してハウス内に設置しています。これで燃料代は無料。家庭からの廃油、機械類の廃油を使用できることになった。我がファームで廃棄されている廃油は年間500〜600Lあるので一日10Lの消費とした場合50〜60日分燃料があることになる。
ビニールハウス内に伏せ込んでいる行者にんにくはすでに成長を始め葉を伸ばしてきている。バーク堆肥の栄養をもらいこれから20日程かけて立派な山菜になる。
やっと雪が20cm積り冬らしくなってきました。しかし、気温は暖かくー2〜3度と12月としては冬らしくない状態が続いている。
新しい住人を待つ従業員住宅は一人もおりません。しかし4月にはここの住宅も空きがなくなる。今日は鹿追町産業研修生が面接に来てくれることになりました。
美瑛の帰りにどこで夕飯食べたら良いか悩んでいると。冬期間の層雲峡では食事出来る店がほとんど営業していなくラーメン店が1店あるだけだ・・・。
そこでティンから提案があった。私達のホテルのフロントで交渉してみるので車で待っていてと言ってくれた。「私は無理だと思うけど」と感じていたがティンたちにお願いすることにした。しかし、待てどティン達が戻ってこない。辛抱強く最高責任者の支配人さんと交渉してくれたようだ。
しばらくして心配になりフロントに近づくと、「お父さんお風呂にも入れるし夕食のバイキングも食べれるよ!」とティンが嬉しそうに招待してくれた。フロントの方にお礼を言うと、「ティンが仕事がんばっているのでご褒美です」とフロントの方が言った。じ〜んときたが泣くもんか!と思いながら、ティンはここでも全力投球していると感じ有難くご馳走になることにした。
さらに温泉までサービスしてくれゆったりと湯につかることができた。
層雲峡の温泉は結婚前に二人で来たことがあり実に30年ぶりのことだった。ティンとHagiに感謝して吹雪の中無事に家に帰宅したのであった。
村瀬ファームで従業員だったKenが今月から美瑛にある「GOSH」で修行を始めたのでご挨拶に伺った。うちの農場で一年務まった人間はどこに行っても務まります! と自信を持ってマスターに伝えた。
いずれ自分の店を持ちたいという実現できる夢に向かって頑張ってもらいたい。農場では見たことのない緊張した面持ちで仕事をこなしていたのが印象に残る。ピリッとした職場の雰囲気を感ずる。
今月恥ずかしい金額だが賞与払います。頑張れKen!
層雲峡で働いているティンと同僚のHagi(南投市出身)と4人で訪問した。hagiは台湾に帰国してからゴーシュのような店をやってみたい夢があり本人は二度目の訪問になる。台湾に彼が居るので帰国したら結婚しないの?と質問すると、来年帰国すると29歳になるので結婚できません!と言った。なぜ? 台湾では「9」のつく年齢の時は不吉な数字なので結婚する人は殆どいないと。全く知らなかった事項だ。そう言われれば29歳前後でワーホリに応募してくれる台湾人が多いとは思っていたが・・・。そんな理由があったとは初めて理解する。えっNさんの彼女*9歳になるのでは・・・・?
一昨日の大雨で雪が溶けてなくなった。最低気温は0度前後、日中は3〜5度にもなりとても12月の気温ではありません。
例年なら最低気温はー10度位にはなると思います。遥か彼方の小麦畑も青々と見ることができる。スキー場の関係者は顔が青くなってはいると思いますが・・・。
今日は今年最後になる山村留学生のホームスティになり、回転寿司にでも行こうか・・・と考えていたところ季節外れの大雨が降っているので中止した。帰りの夜間になると道路が凍って危険なので手巻き寿司に変更した。いつものように留学生には好評のポテトグラタンも2皿作る。
クリスマスの雰囲気を醸し出すため買ってから30年近く経過しているクリスマスツリーを二人で飾り付けをしてもらう。親子2代に渡り使用している。急遽、ある国のテレビ局の取材が入ったので時間を早めて食べたのだった。
後ろ姿ですのでIさん掲載することを勘弁してださい。
TPPシンガポール閣僚会議が終了して関税撤廃を主導する米国をはじめとする各国と折り合いがつかず年内妥結は年越しとなった。農林水産物重要5項目は国会で関税は撤廃しないと決議されたのを順守して西村副大臣は妥協はしなかったと思う。米国の柔軟な姿勢に転換することを望みながらインタビューに答えた。
家族がこちらをじっと見つめるので何かいつもと違う雰囲気で上手に話すことができなかったかもしれない。留学生は取材の現場に出くわして貴重な体験を出来た。ここの放送局は練習なしの一発本番ですが今回はティク2までいってしまいました。
なぜこんな美味しい牛肉麺が日本にないのか・・・。と言おうか身近に食べれる店がないのか!台湾では一番大好きな食べ物だ。また台湾に行くしかない。
ローラ、ユリ、邱の案内で地元台南市にある有名店でご馳走になる。これはうまい! 牛骨から取った出汁がたまらなく美味しくスープは全部飲み干してしまって隣の方のスープも飲み干した。豆板醤のようなものをたくさんスープに入れるともうたまりません。
そういえば昨年の9月に台湾の牛肉麺が食べたくてyinとanneに無理に頼んでラーメンの麺を代用に調理してもらったことがあった。
台湾の香辛料がたっぷり入った即席の牛肉麺を食べさしてくれた。これも美味しかった。スープを全部飲み干してかみさんのスープも飲み干した。
手慣れた手つきだったので「いつも料理してるの?」と尋ねると、恐る恐る初めてです。と答えが返ってきた。えっ初めて・・・?にしては上出来でした。きっと二人は台湾に帰っても料理していることでしょう。大事なことを聞かずに帰ってきてしまった。彼のために牛肉麺を作っているんだろうなあ〜〜。いいなあ。 さて現実に戻るとするか。
もうすっかり台湾の牛肉麺にはまってしまった。また食べに行かなくては。
鹿追保育園106名の園児の発表会があり家族全員で出かける。美玲は一番小さいクラス0〜1歳時の組でたった一度の出番で踊った。
ドラ猫ロックンロールの曲に乗って上手に踊りが出来ました。出番が終わるとすぐに親元へ帰され先輩の劇や器楽演奏などを一緒に観覧した。
私達の子供たち以来で20年振りでしょうか発表会を楽しんだ。私達の子供たちの発表会は泣いたりぐずったりする子が居たと思うが現在の園児には誰一人居ないのには感心しました。
なぜだか分からないが管理が行き届いているのか、指導方法が良いのか、はたまた家庭がしっかりしているのか締まった発表会でした。
時間は午前8時半ごろから午後2時半頃まです。場所はビーニルハウス内でストーブを今年から完備して暖かく作業ができます。
休日は交代で週休2日程度予定しています。定休日は市場が休日の前日になります。また然別湖コタンのボランティアスタッフとの兼ね合いも相談に応じます。
家賃はいりませんので気軽に来てください。期間は未定ですが1月5日ごろから3月中旬までの予定です。
時給は1時間900円前後を予定していますが全期間参加してくれれば月給制にして仕事がなくても給料を保証致します。また全期間参加してくれれば少ないですがボーナスも払います。
募集人員は若干名です。この機会に是非検討をどうぞよろしくお願いします。
昨年の作業風景です。人手が足りず79歳のママまで手伝ってくれました。
お〜〜い台湾支社のみんな! 交通費を援助できますのでご相談ください。またブログやFacebookで募集などして紹介してください。
初めて美怜の保育所のお迎えを担当しました。保育所には勝手に入って良いそうなので恐る恐る変なおじさんに間違われないように背筋を伸ばして美怜が居る部屋に入る。
「こんにちは。お世話になっています村瀬です!」と言ったが。こんにちはと言った頃に「じぇじぇじぇー!」と美怜が足元に走って来た。先生が「あっ村瀬さん!」「ご苦労さまです」と言ってくれ、変なおじさんの疑いは晴れたのだった。本当はリュックサックと帽子は親が準備しなければならないようですが「どれが美怜のものか判断しかねていると」、先生が気を利かして美玲に背負わしてくれた。靴もたくさんありお手上げ状態でしたが、これも先生に「美怜ちゃんはここですよ!」と優しく教えてくれたのだった。
帰ると手洗いをしてカツゲンを飲み、よつ葉ヨーグルト、みかんを1個平らげる。そしてさっそく大好きなEテレ「おかあさんといっしょ」の番組を見ながら踊りを上手に真似ています。
そのうち何やら「うんちの匂いが」。うんちした?と尋ねると、うなずいて「うんちした」とはっきり返事が返ってきたのでこれはギブアップで隣の嫁宅に連れて行く。の巻でした。
台湾(基隆市)から参加の哲が長野のホテルに向かって旅立ちました。従業員は誰もいなくなってしまいました。
いつものことだが脱力感と言おうか寂しさをヒシヒシと感じる。人口密度の高い台湾から帰ってきたばかりで台湾ボケもしていることもある。今年は2重の苦しみだ・・・。
今年は台湾(男4,女6)10人、香港3人、中国2人、合計15人のワーキングホリデーと研修生、日本人は短期を含めて8人を受け入れた。
昨年ワーホリで来てくれた台湾の3人は今年も再び遊びがてら来たのだった。再び戻ってきてくれる農場でなければならないと感じている。今年は痛切に感じる。
静かになった地下室に座り込み毎夜泣いている男が一人いる。賑やかだったH25年度は哲の旅立ちで最後となった。
そして誰もいなくなった・・・。
畑に貯蔵していたビート約250トンを出荷して今年度の作業を終えた。積雪も少なく気温はー2〜3度程度と寒くなく家族3人と台湾出身の哲と4人で作業をする。
6枚のシートを4人で剥がしていくがギリギリの範囲で進めることができた。台湾の哲はこれから長野県のホテルで務めることになっている。その前に札幌、東京廻りをする予定みたいだ。