2015年12月31日

静かな大晦日

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 8:27 PM

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なんと900gもある三重県御浜町産の伊勢海老を頂いた。おそらく今朝あたりまで生存されていたと考えられる。尻尾は刺し身に、頭は二つ割りにして味噌汁にした。

天然モノらしいが身が締まりコリコリとした食感で、味噌汁にした頭の味噌は甘くて美味である。生まれて初めて特大の伊勢海老でした。ありがとうございました。

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今晩の年越しは地元神社の『神社係』なので、11時半頃より初詣の方々の接待をする予定です。皆さん良いお年を迎えください。

2015年12月29日

in Taiwan 再会の夕べ

Filed under: インターンシップ,趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 8:50 PM

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国立屏東大学でのスピーチを前に、台北に降り立ったついでにわが子たちに会うことにしている。H24年から始めたワーキングホリデーを利用して台湾から33名の若者たちが村瀬ファームを巣立っていった。ちなみに香港7名、中国10名、豪州1名、マレーシア1名、ドイツ1名そして日本人は19名となった。

台湾の若者たちは有機農業を実践している者や日系企業や昔の職場に復帰した者など千差万別である。台北市の近辺から参加する若者が多く、必ず台北で1泊することにしている。旅行バックには詰めるだけ日本のお菓子類を買い込んで持参してきた。

秘密ですが村瀬ファームの特産品『山わさび』を試験栽培用に2キロほど持参する。税関では見事に見破られ開封された。生物で土も立派に付着して、どう考えても『NO!』であり山わさびの匂いが開封と同時に漂い始めた。税関の方何も見なかったように『どうぞ進んで!』とお咎め無しである。動揺しないように軽く笑顔でいたのが良かったのかなあ? 所詮我輩の笑顔くらいでは誤魔化しは効果ないと思うが・・・。ブラックリストには注意せよと記載されたかもしれない。

台北のムンムンする暑さと冷や汗をかいたが、空港まで迎えに来てくれた4人に『遅れてごめん』と言って皆が待つ居酒屋に向かった。遠くは南の屏東からも集まってくれ総勢17名にもなった。年々人数が増えていくので来年は店を貸し切りにしないといけないかもしれない。今回は台湾にいる方とほとんど会えることができ感無量であった。

昨年から屏東大学とのインターンシップで来た学生は3人とも日本企業に入社して、台湾支社で活躍していた。一人は北海道にある企業であった。

来年北海道へ来る約束をしたメンバーも数名おり歓待する予定である。ほとんどが20歳代なので結婚する予定のメンバーは少ないがいずれ結婚式には参加するつもりである。

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台湾では一般的に会食では酒類は飲まなく、2次会にも行かない。だが彼らは日本での生活で習得した2次会に繰り出すことになった。今年の5月まで1年間農場にいた、屏東出身のJ/Jの妹の彼氏が経営している日本式居酒屋で2次会となった。台湾から二人目の参加者であるインさんの彼との熱々の交際経過を聞きながら日本酒を味わった。

2015年12月25日

昨夜は二人きりのクリスマス

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 4:37 PM

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今年のクリスマスは息子一家が京都の実家に帰省中なので二人だけのエキサイティングナイトになった。手巻き寿司にフライドチキン、仕上げに柳月のケーキを具合が悪くなるくらいたくさん食べれた。明日は餅つきだそうだが、あんころ餅が出来上がるのを楽しみに待つことにする。

行者にんにくの伏せこみ始まる

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屋外から搬入して凍結がゆるみ『行者にんにく』の伏せこみが始まる。外の気温は-5度C前後だが、ビニールハウスのなかは閉めきっていると35度Cにもなる。

行者にんにくを1本づつ株分けして電熱線が引いてある苗床に設置する。現在は息子一家(京都に帰省中)、従業員もいないので2人で1週間ぐらいかかるだろうか。26日頃まで頑張りましょう。

2015年12月22日

行者にんにくをビニールハウスに搬入

Filed under: ビニールハウスの仕事,行者にんにくについて — 管理人 @ 10:51 PM

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屋外で凍結させた行者にんにくをビニールハウスに搬入する。1月6日ごろ出荷に向けて加温を始める。

苗床は電熱線で暖め、苗の上部は保温マットを被覆する。IMG_3066今晩は-16度Cと冷え込んでいます。う〜〜寒い。電気代の明細書を見てびっくりした。蓄熱暖房を使用するようになって約2ヶ月になりオール電化の住宅を建設して後悔している。今まで冬期間使用していない従業員住宅などの温水器は、水道の凍結を心配して弱く暖房を入れていたが。今年は水道の元栓を切り、電気のブレーカーを切ることにした。電気料金は大幅に下げてもらわないと困りますね〜〜・・・。

 

2015年12月20日

最後のビート(甜菜)を出荷する

Filed under: その他農産物について,農産物の収獲作業 — 管理人 @ 4:14 PM

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11月6日に掘りとって土場に保管していたビートを出荷した。気温ー2度Cのなか保温のため被覆していたシートを剥いでいます。北側の法面は凍結してビートがシートに張り付いている状態。一個一個足で蹴ってシートから剥がす。

この一連の作業は前日の暖かい時間帯に行っている。以前は朝5時頃より暗いなか作業をして大変だったが、最近は皆さん前日にシートを片付けるようになったようである。

2015年12月18日

in Taiwan 調査ファイル『ソフトクリーム』編

Filed under: インターンシップ,趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 9:13 AM

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よつ葉乳業十勝主幹工場の原料を使用している屏東市内にある7ーイレブンに再び行く。昨年は薄味で今ひとつだったが、今年はどうなったか食べてみた。

今年のインターンシップで来てくれた屏東大学大学生3人と食べてみる。まず35元(約130円)のミルク味を注文する。台湾は現在冬なのであまり売れてないようだが、北海道の人間にとっては気温が27度もあるので、立派な夏の感覚。相変わらずこれでもかとコーンから落ちそうになるくらいソフトを盛ってくれる。彼ら3人に『台湾へ帰ってから食べてみたかい?』と聞くと、『値段が高いから食べてない』と言う。日本円にしておおよそ130円なのだが・・・・。倹約家が多いのには関心する。

大事そうに食べる彼らを尻目に、分析を始める。昨年と比較して『味が濃厚になった』かなり北海道の味に近づいてきた。うんこれなら美味しい。ライバル会社のファミリー***には圧勝である。IMG_2920

こちらはそのファミリーマート。価格は同じ35元だが添加物が多い味がする。中央のARIは一昨年のインターンシップで来ていた。昨年大学を卒業して日本企業に就職し、台湾支店に勤務している。北海道が本社の企業で農場から車で2時間ほどの距離にある近さなので驚いたのであった。

2015年12月16日

念願のイルミネーション点灯

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 11:22 PM

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ログハウスの母屋を建ててから20数年来の懸案事項であったイルミネーションを設置した。中庭の中央に1本だけあるイチイの木に1000個のLEDランプを灯す。

新築時に設置計画していたが、なかなか実行できず、やっと念願の4色のイルミネーションを点灯することができた。何回もカーテンを開けて眺める。しばし見とれる。いいもんだ。1ヶ月の電気代は100円未満って本当なのかな?

2015年12月15日

村瀬ファームオリジナルのTシャツを発表

Filed under: 従業員の話 — 管理人 @ 3:53 PM

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村瀬ファーム専属デザイナー『***』がプロデュースしたTシャツが完成した。さすがにプロです。随所に『いいねえ~』と思われるデザインが見られる。

ビート(甜菜)やキャベツの葉の部分の曲線が力強く、かつ柔らかく表現されている。じゃがいも、山わさび、とうもろこしに個性ある表情があるのには感心する。芸術評論家の才能はないので上手に書き記すことができないが、我輩のデザインでは鋭角的にしか表現できないと思う。ビタミンを豊富に含んだ野菜たちのやさしさが伝わってくるんだなあ〜

Tシャツの希望者は当ファームまでご相談ください。100年後に***の絵とセットにしてプレミアがつく予定です。ポテトピンクと行者ニンニクネイビーの2色を用意しています。

まもなくファームショップで販売?する予定です。キャッチコピーは『見たら美味しい!着ても美味しい!』

2015年12月13日

第12回鹿追町小中高、道教育大釧路校吹奏楽合同演奏会

Filed under: 山村留学生 — 管理人 @ 11:16 PM

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12回目を迎える鹿追町小中高、道教育大釧路校吹奏楽部合同演奏会が開催された。今週のホームステイで山村留学性と約束していたので、カミさんと孫2人を連れて出かける。

これぞ小中高一貫教育の100名を超える合同演奏の醍醐味。町内の小学から高校まで吹奏楽を続ける学生が多いと聞く。隣に座っていた高校の吹奏楽部の親御さんは『うちの子は道教育大を目指しているんです!』と言う。大学生と一緒に活動を共にすれば、目指したくなるだろうなあと思った。一貫教育は部活とともに、先生方の派遣指導や交流を深めて地元高校への進学率を高める効果を得ている。

東京都では都立で初めて一貫教育を取りいれることを決定している。特徴は帰国子女などの枠を設けて積極的に海外で通用する人材を育成することを目指す。鹿追ではすでに公立で15年前から一貫教育を取りいれてることを考えると、いかに他より進んだ教育を子供たちに提供していることに感心する。東京都では当初、理数系を重点に計画していたが、国際的に通用する人材育成に転換して、英語に重点に置くことに変更した。

随所に鹿追で取り組んでいるカナダ学、地球学などを参照している形跡が見られるが気のせいかなあ・・・。鹿追高校では全員が町費でカナダ留学できる制度がある。おそらく日本ではここだけでしょう。ただ気になる点がある。外国の留学生や帰国子女が少ないことである。都立では鹿追では取り組みに遅れている交換留学生や帰国子女などを重点に置いて計画している点である。

いまこそ、観光、農業、教育においてグローバル化な時代に教育が遅れてはならいと考えている。それは英語だけに限らず、将来的には中国語、スペイン語なども対象になるだろう。

2015年12月11日

今年最後のホームステイは?

Filed under: 山村留学生 — 管理人 @ 7:22 PM

IMG_3026山村留学生のホームステイもあと来年2月を残すまでになった。部活が終了する午後6時半に中学校へ迎えに行く。車に乗り込んだ彼ら二人に語りかける。

今日の晩御飯は鹿追牛のステーキだぞ!300gの大きさだよ!

学生二人『沈黙・・・』おそらく驚いて声が出ないのだろうと思った。暗いので表情がわからない。

さらに、温かい自家産かぼちゃのポタージュとクリスマスケーキもあるよ!

学生A,『僕、クリームがダメです。チョコレートだったら食べれます』。学生B,『沈黙・・・』そうだったか・・・。今晩はチョコレートではなかったのだ。しかし、チョコでもクリームには違いないのだが・・・家に到着するまで沈黙の時間が過ぎた。なんか元気がない・・・。学校で辛いことがあったのかもしれないと思ったが聞かなかった。

家族6人が待っている食卓へつく。心配はどこえやらで学生Bはライスを3杯おかわり、ステーキは3年ぶりかなと笑顔で喜んで平らげたのだった。その後は察しの通りで楽しい会話が続いたのであった。

 

2015年12月10日

in Taiwan 台湾の高校生をドラフト1位で指名

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 屏東市の私立高校へ国立屏東大学のR教授にお願いして視察をする。文武両道の有名校で、特に野球に関しては台湾をけん引する役目を果たしている。R教授の息子さんも特待生で在学しているそうです。

野球部の監督は元中信兄弟エレファントのプロ野球選手である。台湾では元プロの方でも簡単に高校を指導できるようである。お忙しいなか校長先生に案内されバッテイングの練習を見せていただいた。

いきなり物凄いバッテイングをしていた学生がいたので『あの子が養子にほしい?!』と思い、練習が終わった彼に近づいた。『何歳なの?』と聞く。そうすると監督(日本語が話せます)が21歳!と大きな声で答えてくれた。えっ21歳・・・?。R先生が『彼はこの高校のOBでプロ野球選手です!』と言った。今は台湾プロ野球もOFFシーズンになり、出身高校で一緒に高校生と練習ができるそうだ。この点は日本とは大きな違いである。プロと一緒に練習できる高校生の環境は羨ましい限りである。

台湾には4つのプロ野球球団があり、その中のひとつ、Lamigoモンキーズ(高雄市、屏東市が元の本拠地)の選手である。まだ1軍出場の経験はない。『バッテイングは良いのになぜ1軍に上がれないの?』と聞くと、1軍コーチからはバッテイングは1軍をクリアーしているが、守備面での経験が浅くまだ1軍に上がれないようである。加油!と言って励ました。ドラフト1位で村瀬ファームが指名したいくらいだ。

練習内容はほぼ日本と変わらないメニューだが・・・。台湾の中学、高校、大学は世界でもトップクラスの実力があると思う。プロになると世界的レベルが落ちているように感ずる。元プロが指導しているからかはわからないが、高校生らしさの機敏な動きが伝わってこないような気がする。個人のレベルは高いのだろうが『ダラダラ野球』とでも言おうか、プロの練習法をそのまま高校生に当てはめたような・・・。

どちらかと言えばアメリカ型の自由な練習風景で、日本のような組織野球とは違う。両方の良い面を取り入れているということか。素人が率直に感じたことなのであしからず。

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ここの高校は台湾唯一、日本語を第二外国語として必修科目で取り入れている珍しい高校である。台湾国内の教育関係者に多くの優秀な人材を輩出しているそうで、教育関係の予算やその他の折衝は、直接、国の教育部とできるそうである。村瀬ファームと提携を結んでいるインターンシップも他の学校と比較して、破格の補助金だそうである。あんまりこんなことを書くとまずいでしょうかね・・・。

台湾プロ野球球団のひとつでは選手の半数以上がこの高校の出身者だそうです。ここの高校から大学、社会人へ進みプロとなるようである。前述の彼のように高校からプロに進む選手もいる。全国から中学生がプロを目指して入学するようである。学校の活気が我が身にヒシヒシと伝わってくる。この高校の出身者が日本のプロ野球界へ数名入団しているが、まだ有名な選手は輩出されていない。

日本へ視察の選択肢として、鹿追を選定したいことを校長先生が熱心に話された。時には野球部が海外で対外試合をするようである。ちなみに北海道日本ハムで活躍するプロ野球選手『陽岱鋼外野手』は屏東市の隣にある台東県の出身である。

また昨年大ヒットした台湾映画『KANO』も是非一度見ていただきたい。1931年台湾南部の都市、嘉義市にある嘉義農林高校野球部が台湾代表として、初の甲子園に出場して準優勝した実話の映画である。

『KANO』クランクインMovie   名将、近藤兵太郎嘉義農林野球部監督   『KANO』主題歌・風邪になって〜勇者浪漫

2015年12月4日

昨年の今頃は台灣だった!今年も行きます

Filed under: 趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 10:36 PM

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一年に一回、台灣に上陸する季節がやってきた。今まで村瀬ファームに働きに来てくれた若者たちと台灣各地で再会をする。

それでは行ってまいります。

村瀬ファーム産イチゴ苗を視察, Vol 3

Filed under: 趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 1:09 AM

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愛知県まで来たので、京都まで足を伸ばした。今年働きに来てくれていた台湾出身の京都大学に入学した温と、ゲストハウスで働いているミッシェル、次男の嫁のお父さんと京都の居酒屋で会った。お父さんとは約3年ぶりに会っていろいろ楽しい話をする。ミッシェルは京都に来て約1ヶ月で3キロ痩せたそうだ。自炊をしていて『ろくなもの』を食べていないようで、北海道の豊富な農場の食材をなつがしがっていた。温も同じ1ヶ月で1キロほど痩せたそうだ。

来年、農場に来る予定の陳さんは仕事の都合で会えず、それぞれ温とミッシェルの妹が来年来ることを約束した。

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京都駅から新幹線に乗車して名古屋で降車し、名鉄で中部国際空港に向かう駅にてこんな注意喚起するものがあった。さすがカントリーボーイは興味津々に眺める。ついつい『ハイ!両方辞めます』と誓ったが、『仕事辞めたらアカンなあ?』と考え直したのだった。

2015年12月3日

師走に大雨

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 11:17 AM

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今年もついに12月を残すまでになった。今日の最高気温はプラス6度Cの予定と暖かい。

朝から雨が強く降っている。近年は良くあることで慣れてきてしまっている。夜間の道路は凍結するので出かける時は注意が必要となる。

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