2021年10月24日

直播ビートがでかい!10a当たり7トン級の大きさだ!

Filed under: 農業機械の話,農産物の収獲作業 — 管理人 @ 1:00 PM

直播を栽培して苦節7年、こんな大きなビートを生産するのは初めてのこと。鍵付きの包丁でビートを抜くのが大変、大きいので持つのも大変とうれしい悲鳴が従業員から聞こえる。播種してから雨が大量に降り、発芽障害が発生して、一時は廃耕しようかと悩んだことが「うそ」のようである。発芽障害がなければ大豊作でした。

多畦(66cm4畦)収穫機「テラドス」で収穫するので機械が畑の端で展開できるように、まくらの部分を1畦のハーベスターで掘っています。試験を始めて3年目になりほぼ完璧に作業が進行している。早く農協かホクレンで購入してほしいのですが・・・そろそろ実現しそうです。

試験堀の結果は完璧でした。時速4~6キロ、☂後にもかかわらず、1時間に0.7~1.0haほどの作業能力がある。4畦の播種機通りに掘ると、ほとんどビートがこぼれないのでビート拾いを中止した。跡拾いが省略できるのは魅力である。あとは総堀など様々な畝幅に対応できるヘッド部分を国産化したり、高性能の茎葉チョッパーなどの開発が急務である。製品タンクは13トンの収容力があるので540m畝でも余裕の収穫作業が可能。今年は全面積をテラドスで堀とる。

今年はビート堀の結果が楽しみとなりそうです。国産2畦ハーベスターも登場するのでこちらも楽しみ。

 

2021年10月20日

10/12 長芋を掘ってみました

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 12:58 PM

JA川西へ農薬検査に提出する長芋を女子職員に掘ってもらう。スコップで1mほどを一心不乱に作業を進める。七本を収穫してみたが、ちょっと短めなものの太さは十分で、昨年並みに収量はありそうである。ひとまず安心した。11月1日の出荷に向けて最後のラストスパートで総仕上げとなってもらいましょう。

試食した女子職員は「美味しかったでーす」と感想を言っていただいた。今年の「長芋」に期待しましょう。

人生初の熊に遭遇!in 知床

Filed under: 趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 12:21 PM

ヒグマに会いたーいと願いつつ知床へ向かった。特に香港、台湾から来ている彼女たちが強く望んでいた。3年前に遙か彼方に川の縁を歩く小熊を目撃したことがあったが・・・。知床五湖を探索した帰り道、道路を横断する大きなヒグマと遭遇する。歓声とともに一同パニックに陥る。誰かが「ラッキーだね」とつぶやく。しばらくのあいだ「のそのそ」と歩く姿に見とれてしまった。

慌てて携帯を出して写真を撮ったが、森へ堂々と帰る後ろ姿を撮るのが精一杯であった。「大きかったですよ。」一同大満足の日帰りの知床ドライブであった。

2021年10月14日

行者にんにく、小豆の収穫が始まる

Filed under: 行者にんにくについて,農産物の収獲作業 — 管理人 @ 10:57 PM

例年よりも青さやが目立つなか、小豆(品種きたロマン)の収穫が始まる。4日ほどで無事に終了する。大粒な小豆がいつもより多く、5俵弱/10a当たりの収量であった。

2021年10月13日

事件ファイル 水が出ません

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 8:10 PM

従業員から「今朝から水が出ません!」と一斉に報告があった。調べてみると全戸水道からちょろちょろとしか水が出ていない状態であった。すぐ水道屋さんに連絡をして午後から来てもらうことにした。

90歳の父親に原因を相談したところ、50年前に掘った井戸が怪しいとなり、父親の記憶をたどって井戸を発見する。その付近が漏水して水浸しのため配管を探しつつ掘っていると原因が究明される。

以前に住宅を新設したとき父親が配管したらしく、枝分かれした未使用の管を木栓で止めていたものが抜けていた。針金で固定していたが錆びてしまったためだ。父親が生きている間で良かったと感じた瞬間であった

また急な連絡にもかかわらず、1社しか無い町内の水道屋さんが対応してくれて助かりました。

2021年10月1日

綺麗に紅葉した大雪山高原温泉沼巡りに登山する

Filed under: 趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 10:54 PM

毎年、職員とともに登山しているが、近年まれに見る綺麗な紅葉であった。日本で一番早い紅葉を見ることができる大雪山連峰のひとつとして有名である。

山頂に近い大学沼ではエゾシカの親子が我々を迎えてくれる。ガイドさんに訪ねてみると、沼のほとりに現れるのは珍しいそうで、最初はヒグマではないかと色めき立ったが・・・。7月は頻繁に斜面を歩いているそうだが、9月になるとハイマツがある山へと餌を求めて移動するそうである。

エゾ沼ではウーパールーパーがいると職員が大騒ぎするので、沼を凝視してみるとエゾサンショウウオの子供が泳いでいる。冬の前に陸に上がらないと沼が凍結して死んでしまうとのこと。厳しい環境で生き残るためには困難だと感ずる。

このページの先頭へ