一日目は地元鹿追町のこども園(幼保一体型)での発表会の様子。オープニングは4歳児くらいによる手話付きの歌。次は英語のキラキラ星の歌。最後はハンドベル。こども園から高度な教育を受けていることに感謝したい。ゆりかごから棺桶までいたせりつくせりの我町の行政である。
幕があがると我が子を見つけた家族が手を振って喜ぶが。子どもたちも親を探して見つける。一時的に演奏を止める子もいるが、誰一人手を振る子がいない。視線だけで我慢している。この中から、将来町を背負って立つ人材が育つのだろうと思うと楽しみになる。
町民大ホールは満席で、小ホールにもビデオ映像を流して見なければならない。それほど関係者が館内に集まって大盛況である。去年までお母さんのお腹にいたとは思えない0〜1歳児までいる。大泣きもせず演技する姿に感嘆しながら帰ってきた。田舎では待機児童という言葉は死語である。0歳から入園することが可能で女性も職場復帰が簡単である。仕事さえ確保できれば田舎に移住することをおすすめする。
盛況だった発表会は午前中で終了するので、家族6人でファームレストラン『カントリーパパ』にて昼食をごちそうする。すぐさま札幌の孫のお遊戯会に向けてかみさんと出発する。道東自動車道では渋滞に巻き込まれながら雪のない札幌に到着した。
長男は仕事が忙しくて晩御飯には間に合わず、札幌で働いている末っ子の娘と嫁さんのお母さんと焼き肉を食べに出かける。初めて娘のアパートで泊めてもらうことにした。
札幌市手稲区にあるこの幼稚園は120名ほどの園児がおり鹿追とほぼ同じ規模である。園児を午前、午後の部に分かれてお遊戯会を開催している。もれなく家族が参加できるようになる。札幌の孫(4歳)は初めてのお遊戯会で3度の出演機会があり楽しませてもらった。お遊戯会(写真)が終わると写真タイムなる洒落た家族サービスもある。
ここの幼稚園は週3回の給食があり、来年からは入園料が無料となるそうだ。1クラス20名で殆ど20代の若い先生方が担任している。鹿追程ではないが祖父母が参加している方も多くいることは、都会でも同じであることに安心感が湧いてきたのだった。時々ドラえもんの通園バスが送迎してくれる幼稚園で知られている。
大人も乗ってみた〜〜い!