2014年7月10日

台湾の国立大生3人来場する

Filed under: インターンシップ — 管理人 @ 8:05 PM

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今回、初めて産学協同契約を台湾の国立大と提携することになり女子学生3人が引率の応用日本語科の先生と来日した。夏季休暇を利用して選抜された優秀な学生を受け入れることになった。

彼女たちは応用日本語科が専攻なので日本語2級の資格を取得している。普段の生活で使用する基礎的な日本語が話せるためあまり支障はない。

ここでは2ヶ月に渡り研修を行う。農業体験をメインに鹿追ジオパークにて学習、地元大学生との合同研修並びに交流を目的とする。また盆踊り、七夕、白蛇姫まつりなどに参加して日本文化に触れることも重要な研修目的にもなっている。村瀬ファームでは休日も休む隙がないぐらい観光地巡り、スイーツ&グルメ食べあるき、アウトドアー体験などメニューは盛りだくさん。必ず一生忘れることのできない研修になると思う。R先生に3人「どうぞよろしくお願いします」と懇願された。

今日は引率のR先生が帰国するため「お別れ夕食会」のおにぎりを握っています。

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R先生と町長、農協組合長、鹿追ジオパーク事務局を表敬訪問して産学協定の経緯などを説明や懇談をさせてもらった。R先生の在籍する台湾の屏東市の国立大は台湾南部に位置し、マンゴーのほとんどを生産する温暖な地域です。来月8月には国立大同士が合併して国立屏東大学となり、学生数は1万人を超えるマンモス大学となる。

佐藤組合長とは現在、台湾のセブン-イレブンで好調な売れ行きとなっているよつ葉乳業のアイスクリームの原料販売になどについて懇談する。鹿追産の牛乳が原料として遠く台湾で消費されていることに喜びを感じていただいた。よつ葉乳業ではアイスクリームの原料を更に生産するため工場の増設を決定して増産に踏み切る。

R先生の国立大は商業が専門で産学協同で商品開発行い日本へも輸出を行っている。今回、鹿追産(村瀬ファーム産)の蕎麦の原料供給などの話もきており、鹿追産の農産物が取引される日も近いのかも知れません。

R先生は帰り際に、土地の値段を聞かれ「田舎なら坪1000円、市街地で坪1万〜2万円程度です」と答えると、安い!と一言。定年後中国(奥さんの実家)よりも日本に移住したいなあ。と呟きながら鹿追を離れたのであった。(第二次世界大戦後に台湾で起きた2.28事件のため、R先生の親戚はほとんど日本で医者、教員などの職についているそうです)

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台湾のセブン-イレブンで大ブレークしている「よつ葉ソフトクリーム」。100%十勝産を使用ということは1割位は鹿追産かな?まだ全土で10店舗の販売ながら、いずれ1000店舗(だったかな)あるセブン-イレブンで販売するととてつもない消費量になる。2300万人の人口を誇る台湾でファミリーマート(日本産を使用)等と競争が激化しそうだ。価格は35元、日本円で約100円と安い。

我がファームの台湾人は北海道産、十勝産を支持してくれ、ソフトクリームも大好きである。この様をNewzealandのフォンテラが黙っているだろうか・・・・。NZのボス静かにしていて。

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