来年1月からの出荷に向けて『幻の山菜行者にんにく』の伏せこみが始まった。一度、外気にさらして凍結したものをビニールハウス内で加温して溶かし、地面に設置している。
電熱線は20度Cに設定して3重にトンネルをする。トンネル内に電気ストーブを設置して、夜間で最低気温5度前後に保温する。昼間は30度前後になるため、真夏の気温弱い行者ニンニクなので20〜25度C位になるように調整する。
地面に設置した行者ニンニクは白い部分が長くなるように、見えなくなるように土をかぶせます。バーク堆肥だと発酵する危険性があるため使用するときは古いものを選ぶ。行者ニンニクの白い部分は香りも良く、甘みがあり商品としては生命線になる部分である。太くて長ければ競り値も高く取引される。