3月15日に播種した加工用キャベツが発芽した。
発芽率を計算したところ95%以上あり良好な結果になった。定植予定は4月23〜25日を予定しているが、昨年のように霜害で全滅すことも想定してたくさん播種している。
常に水分を切らせないよう心がけ、晴天の日中のハウス内は気温30度を超えるので、必ず留守番役を一人置いている。栽培初年度(ケールだが)に30度以上にして苗が全滅したことがあった。赤子を育てるようなものである。また、夜間はー5度前後に外気温が下がるため苗床は3重にビニールを囲い、発芽するまでは電気ストーブや廃油ストーブを利用して苗床は10度前後に温度を保持する。
昨年は液肥を試験したところ濃度を勘違いして散布して苗を枯らしてしまったので、余計な事はしないほうが良いという結論に達した。この時期にキャベツ苗を育苗することは手間隙かかる。また昨年のことだが、前日まで圃場に定植済みの苗が4月28日の低温(ー5度前後)で全滅。再定植して育てた加工用キャベツが収穫時に『巻不足、病害等』により圃場で廃棄処分。人手で収穫した加工用キャベツが半分ほど出荷できず返品されて廃棄処分。散々な年であった。