従業員が楽しみにしていた『社員旅行』で、知床、厚岸牡蠣祭りを目指していざ出発する! 明日の天気が雨の予報なので、予定を変更して1日目に知床五湖周遊を強行することになった。
出発時間を1時間繰り上げて午前6時とする。5時半から前日仕込んだ(もちろん農場長の私がします)自家産サツマイモご飯のおにぎりを30個ほどを皆で握り、車中でおにぎりを頬張りながら向かったのであった。
まっすぐ阿寒湖に行く予定であったが、途中で阿寒富士と雌阿寒岳に『おいで綺麗よ!』と誘惑され、オンネトーに15分程度立ち寄る。ここは常緑樹が多いのか目立った紅葉が少ないが、朝日を浴びて楽しい旅行の幕開けだ。遠くに見える阿寒富士が『今の時期のオンネトーもいいでしょう!』と必死に訴えているようだった。綺麗でしたよ。
阿寒湖はアイヌコタンに立ち寄るだけにして先を急ぐ。早朝なこともあっておみやげ店も開店前であった。ほとんど車中で過ごすことが多いので、食べて飲んで歌って?寝て笑って寝て食べるの繰り返しになる。女性陣は体重の増加を気にしているが・・・その割には『バクバク』と今日は仕方がないと言ってスウィーツ類を暇なし頬張る。内緒だが2ヶ月で2〜3キロ太った方もいるようだ・・・。
ナンヤカンヤで午前11時頃には霧の摩周湖に到着する。雲ひとつない快晴に心は踊る。エメラルドグリーンに変化した湖面を眺め、伝説にもあるように晴れ渡った摩周湖を見ると、婚期が遅れると心配している面々が多かった。メンバーには30代が数人在籍しているがそれなりに気にはしているようである。
昨年は趣向を凝らして裏摩周の展望と神の子池に行ったが、今年は正規のルートで走破した。
No2につづく。