2016年12月31日

今年一年を振り返って(皆様には何かと大変お世話になりました)

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 11:22 PM

img_3146

1月は幻の山菜と言われる『行者にんにく』の出荷が始まる。3月まで約4000パックを札幌中央市場やしかおい道の駅、居酒屋さんなどに出荷をした。

img_3424

2月、帯広地方卸売市場に初めて雪室で貯蔵していたじゃがいもを出荷した。サイズ別の選別作業は初めてのことで四苦八苦しながら行った。また毎週1〜2回、山ワサビを通年で集荷することを契約する。

img_3461

3月、畑には雪が残っているなか約10ha のキャベツの苗作りがスタートする。6月末まで10日おきに90a 分の種子を順次播種する。今年の苗作りは一度も失敗することがなく完璧であた。苗が良質だったため、畑に定植してから予備苗まで成育が順調で後半に定植する畑がなくなってしまった。結果的に10月後半成育不良だったことを考えると、不幸中の幸いであった。

IMG_3651

4月、1ヶ月ビニールハウスで育苗したキャベツの苗を定植する。7月中旬まで苗が成長するたびに順次作業が続いた。

IMG_3782

4月末から5月上旬にかけて強い霜や大風によって砂塵が舞い、キャベツ、ビートの苗が枯れる被害が出る。 

IMG_3722

5月、季節外れの大雪に見舞われる。春の農作業(じゃがいもの播種)が遅れる。定植済みのキャベツの苗は多少枯れるが、その後の晴天で成育は回復した。

IMG_4274

6月、2週間連続の雨や雲天により農作物の殺菌剤散布が出来ず、ラジコンヘリコプターで薬剤散布を委託する。こんなことは生まれて初めてのことです。

IMG_4555

7月、キャベツの収穫が始まる。空前の大豊作で良質の加工キャベツがどんどん収穫されていた。しかし8月末の相次ぐ台風の上陸で管理や収穫作業が大変で、作況は豊作から不作になってしまう。

IMG_4805

8月、1週間に3回も北海道に台風が上陸して猛威を振るった。長い期間、畑は冠水してじゃがいもなどが腐敗した。当農場では1割前後の農作物が腐敗などで廃棄された。こんなことは生まれて初めてであった。

img_4908

9月、長雨のため低い圃場はじゃがいもが腐敗して皆無であり、畑に近づくこともできなかった。こんなことは生まれて初めての体験であった。

img_5152

10月、遅れに遅れたじゃがいも収穫は、畑から水が引かず困難を極める。親戚、近所の方たちに手伝いをしてもらいやっと終了した。こんなに収穫が遅れたのは生まれてはじめてであった。

img_5469

11月、降雪がいつもより早くビートが収穫前に雪の下になる。生まれて初めて雪の中のビート収穫をした。気温が低い時間帯しか作業ができず困難を極める。

img_0168

12月、昨年の6月から開設したファームインも順調に客あしが伸びてご利用頂きました。町内外の方、旅行関係社、マスコミやグリーンツーリズムの関係者の皆さんに感謝申し上げます。来年1月1日より営業を致します。お客様はアメリカ合衆国からお迎えします。町内で犬ぞりを体験されていきます。先ほどお話をして『初めてなので楽しみです!』と奥さんが話されていた。

 

コメントはまだありません

No comments yet.

RSS feed for comments on this post.

Sorry, the comment form is closed at this time.

このページの先頭へ