2017年1月16日

Just a married !! JJ&evaおめでとう!幸福駅にて

Filed under: 従業員の話,農場生活について — 管理人 @ 7:41 AM

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2014,二人はワーキングホリデーで一緒に村瀬ファームにて生活した。台湾の男性(JJ)と香港の女性(Eva)が2年余りの交際期間を経て結婚することになった。

二人が知り合った十勝の大地で結婚指輪をわたし、日本語で『結婚して下さい!』とプロポーズする。彼女は感激のあまり返す言葉につまったが『はい!』と涙ぐみながら答えた。

今回はJJの妹(昨年日本人と結婚して台湾で居酒屋を経営)も来ており、入念にサプライズのプロポーズを計画した。Evaが理解できない台湾語(私らも理解できない)や早口日本語の会話(これすら理解できないことがある)で生花などを準備する。最初は農場ですることになっていたが、せっかく幸福駅を訪問したので、愛の鐘を鳴らした時に決行することになった。緊張したJJは鐘を鳴らし、記念撮影をするがなかなか指輪を渡すことができず数度やり直す。なんと言ったらいいのか悩んでいたJJは、妹から『日本語で言いなさい!』と言われ、意を決して彼女の前でひざまずいたのだった。

私は60年この大地に生きてきてプロポーズの現場を見届けたのは、初めてで感慨無量であった。苦しい時も楽しい時もあった海外からの若者の受け入れであったが、恋愛ドラマのようなシーンを見ると、まんざら自分よがりの農場経営は間違いではなかったと思えてきた。

2012〜から海外から若者たちのワーキングホリデー(鹿追町独自)を始めた。それ以来農場では3組目の結婚、国際結婚は2組目となった。

香港の公用語は英語、広東語と北京語で通訳がいるほど同じ中国語でも言語が違う。台湾は台湾語に北京語。首都がある台北は北京語、本省人(もともと台湾に住んでいた)が多い高雄がある南部は台湾語を話す。台湾北部に多い外省人(中国本国から第二次世界大戦後に移住)の家庭で育つと台湾語が理解できないそうである。また85歳以上ぐらいになると日本統治時代に生きているので日本語が話せる。ちなみに新しい台湾総統『蔡英文』は南部の出身である。

台湾海峡を隔てた香港と台湾であるが、韓国と日本ほどまでとはいかないが生活、文化に大きく相違するところがある。香港の女性が口をそろえて『香港の男性はひ弱で頼りない・・』と言う。女性がお強いお国柄なだけに『何も言わず納得です』。草食系の台湾や日本の男性でも頼りがいがあるのでしょうか。香港の男性しっかりしなさいよ!と思った・・・・。

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