かねてから噂の鯖寿司を涙ながらににチェッカーズの歌のようにリクエストしていた。京都では秋祭りなどにどこの家庭でも鯖寿司をつくる。その頃になると鯖の値段が跳ね上がるそうだ。
鯖寿司の好きな北海道の面々にあわせて3日かかる鯖寿司をばあちゃんが手作りしてくれた。それがこれだ!
ソフトボールの全国大会で北九州市に宿泊したことがあった。鯖の好きなチームメンバーがご当地で有名な関サバを居酒屋で食い尽くしてしまい、次の日近くの居酒屋に赴いたがあっという間にそこでも品切れとなった。この二つの居酒屋は店名が違うがチェーン店で関サバを融通していたらしいがものすごい注文に在庫がなくなったようだ。
京料理、ばあちゃんの『鯖寿司』は酢加減が抜群で口のなかで鯖のうまみが広がりこんなにおいしい鯖寿司は初めてである。次の日の朝も残りをいただいたがさらにうまみが増していた。
Mばあちゃんに何か良い土産がないか考えていたところ京都に立つ前夜、無性に農場の紹介をかねたアルバムを作りたくなって即席でこしらえた。題して「梓はこんなところにお嫁に来てくれました」。農場の一年の仕事風景、生活習慣などをわかりやすくまとめた。締めくくりに嫁さんと私のコメントを書いて仕上げた。
カミさんと嫁さんに鯖寿司食べたいから作ってみないかい?と聞くと、「無理!」と即答があった。もう我慢できないので自分で作ることにした。今は便利だからインターネットで鯖寿司に挑戦だ。