ビート移植が始まり一日で約4haに移植することができた。付近の農家はまったく始める気配がありません。条件が揃っているのにもったいないと思います。栽培条件が有利な中央地帯に追いつくためには早い移植作業が絶対必要だと思います。
しかし前日の試運転では機械整備と機械修理で一日の大半を費やした。
肥料分配機(化学肥料を施肥機に供給する機械)のヒューズBoxが規格以上のヒューズを使っていたためプラスチック部分が過熱して融けてしまった。肥料出口のゲートを開け過ぎモーターに負担がかかった。ヒューズ規格は20Aのところ30Aを使用していた。
施肥機(畑に化学肥料を筋状に施す機械)が重さに耐えきれずタイヤごとバースする。数年に一度起きる。
ビート移植機を雨が降ってきたのであわてて倉庫に収納する時、倉庫の柱に激突して機械本体を壊してしまった。タイヤ以外は自分で修理した。
ビート移植機は4畦で300間【540m】往復できるので作業が能率的に進む。往復の所用時間は約30分ほどかかります。ビートの苗の積み込みに10分かかるので2時間で3往復、面積にして0.85haの能力があります。
男性陣は苗とり作業を主に担当します。女性陣は苗箱を積み込みします。
畑では女性陣は主にビート苗の補植をします。隣りの畑は秋播き小麦で青々としてきました。ここの圃場は長さ540m、幅185m、面積約10ha.