2020年10月13日

4か月に渡った加工用キャベツの収穫が 終了「史上最高の成績」

Filed under: キャベツについて — 管理人 @ 11:01 PM

7月13日に加工用キャベツの収穫が始まり、10月13日に終了する。ちょうど4ヶ月にわたり全国のスーパー、コンビニのカットキャベツ、お好み焼き、餃子などで食べていただきました。来年も変わらず良質なキャベツを出荷できるように努力いたしますのでどうぞよろしくお願いいたします。

ワーキングホリデーの若者たちやインターンシップの学生に収穫作業を担っていただきました。彼らの真剣に取り組む姿勢には感謝しかありません。これからは本州の生産地にバトンタッチします。

鹿追町では史上最高の収穫量になり10a当たり約9トン(昨年は8.5トン)を記録する。これだけ高収量となると・・・優秀な作物となる 。要因を考察すると、新しく開発された品種にほぼ転換して1年目となるが、粒ぞろい、歩留まり、耐病性どれをとっても在来品種の「おきな」よりも数段優れている。当農場はJAから苗を買い取っていないので、新品種は1割程度しか種苗会社から売ってもらえず、病気も発生して多大な減収になった。T種苗会社からJA鹿追以外はこれしか出せないと断られたそうである・・・。私もJA鹿追の組合員なのだが・・・

実は息子がホクレン園芸種苗課でT種苗と取引をしており、私は民間の種苗販売会社から新品種を取得しようとしたが無理であった。力関係が影響でもしたのか仕方が無いことであった。T種苗の方は親子関係であることを知らなかったと思う。これが現実である。

研究開発された優良な品種は旧品種と同じ栽培方法でも大きな差違が生じる。優良な種は農業を支配できる典型的な事例なのだ。

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