毎年、職員とともに登山しているが、近年まれに見る綺麗な紅葉であった。日本で一番早い紅葉を見ることができる大雪山連峰のひとつとして有名である。
山頂に近い大学沼ではエゾシカの親子が我々を迎えてくれる。ガイドさんに訪ねてみると、沼のほとりに現れるのは珍しいそうで、最初はヒグマではないかと色めき立ったが・・・。7月は頻繁に斜面を歩いているそうだが、9月になるとハイマツがある山へと餌を求めて移動するそうである。
エゾ沼ではウーパールーパーがいると職員が大騒ぎするので、沼を凝視してみるとエゾサンショウウオの子供が泳いでいる。冬の前に陸に上がらないと沼が凍結して死んでしまうとのこと。厳しい環境で生き残るためには困難だと感ずる。