毎朝-2~3度と冷え込んでいる。いつもの4月と違うような気がする。畑の凍結は無くなったのに気温が上がりません。反動で5月に30度超えがありそうな気配である。
たまには居酒屋やカラオケで「ぱっとやりたい」気分ですが、そこはぐっと我慢して農場内で夕食会を開催する。道南の知内漁港の牡蠣の酒蒸し、手作りピザ、焼き鳥、海鮮パエリア、焼き肉ジンギスカン、火鍋など、毎回知恵を絞って宴を開いている。毎日、顔を合わせて仕事をするファミリーとして3密は避けて通れず、多人数での外出は自粛している。
毎日農場内でレトルト食品の摂取や外出自粛ではストレスも溜まりっぱなし。食事は必要不可欠。たまには全員での会食も重要な福利厚生として大切である。ほぼ全員が農場敷地内で生活を共にしている家族での食事会である。ご理解を願いたい。
今年は2人の男子職員と指導の連続で作業を進めている。2人とも2年目でかつ真剣に取り組んでくれているので飲み込みも早い。彼らをメインに決意も新たに農場の運営を行う。
これまで100年、これから100年!を目指す。100年前、先代が苦労の連続で開拓した土地を守る義務はここに存在する。先代が岐阜から北海道へ渡り、どのような考えで開拓してきたかは想像がつくが、安易に老舗の店をたたむわけにはいかない。あの世で先代に弾劾裁判で叱れそうである。100年続いた農場を次の世代に受け渡す。法人となった農場はそれが先決だ。ずいぶん百年が出てきたが・・・まだまだ歴史は浅いと言うことかな。