ある日の収穫された『品種きたほなみ』です。水分は30%前後であったと思う。歩留まりは高水準を維持できるのではないでしょうか。
27日に収穫がスタートして雨の予報がことごとくハズレ、5日連続で晴天に恵まれ作業が5日連続で進行した。こんなことも珍しいことだ。
28日からJAの小麦乾燥工場へ長蛇のトラックの列が並ぶ。このぐらいの数になると2時間から4時間待ちの状態になる。20年前頃頻繁に朝まで小麦の運搬をした記憶がよみがえる。
31日は午前10時頃には道路まで並ぶような状態で農産課の担当職員2人が右往左往しながら対応する。農産*長(*長はもっと他の仕事をしなければならないと思うが。これは私の勝手な感想である。)が忙しく交通整理をしている姿を見ていると、100名以上いる農協の職員が総出で小麦を収穫するという意識が欠如しているのではないでしょうか。現場の状況を把握できないのは、第2次世界大戦時のガダルカナル島奪回作戦やインパール作戦に共通する「日本特有の組織」の歪かも知れない。