今年のインターンは大阪出身のO君。農業に興味があり我が農場を選択してくれた。将来、農業関係の大学を目指し勉学に頑張っているそうで、『やる気満々』な意気込みで作業に集中していた。
その夜は、鹿追高校での授業のために来町した、カナダ学のマーク先生(トロント出身)がコテージに宿泊する。夕飯(マーク先生の手料理で材料は我が農場の野菜を使用)に招待されて、高校の先生方、町職員と共に教育に関しての懇談に夜はふける。O君の頑張っている姿を想像できた。農業以外の会話でも、考え方、視点などを変えれば農業経営につながることがある。リフレッシュした気持ちになった。
鹿追高校の町外出身者の学生は、地元高校生に対して良い影響を与えているそうで、『やる気スイッチ』を押す要因にもなっているのでしょう。新設された高校の寮『ペンギンハウス?』だったかな、新しい施設を見ることもできた。将来がある?楽しみな学生に投資することは意義があり無駄にはならない。我々も後10~15年くらいは生きれるのだから、先は短いが・・・一花咲かせてみますか・・・。
インターンは二日間あるので昼食は職員、ワーキングホリデーの外国人と一緒に、1日目は自家産野菜(じゃがいも、にんじん、茄子、キャベツ、にんにくなど)使用のスープカリー、2日目は残ったスープを利用して鹿追産豚肉を使用したカツカレーを楽しく?食べていただいた。
今回のキャベツ収穫の実習は千切りキャベツになる加工用キャベツ、ほとんどはお好み焼き、餃子、トンカツ、などに使用され関西方面を中心に遠くは沖縄まで出荷されている。O君も知らず知らずに食べていると思うよと伝えた。作業の指導は農場で公用語となっている英語(中国語、日本語でも)で説明しているので、職員と外国人がO君にも最初から英語で行う。私ではありません。少しは英語の勉強になったかな・・・。


