2023年9月27日

秋蒔き小麦、馬鈴薯の収穫が同時に終了する

Filed under: ジャガイモについて,小麦について — 管理人 @ 10:32 AM

9月26日、やっとジャガイモの収穫、秋蒔き小麦の播種が同時に終了する。やれやれです。昨日はお昼休みをせずにおにぎりをかじりながらの作業で終わらす。今年は小麦の連作畑が多いので、肥料を多めに施肥する。

快調に作業していたところ、何か違和感がした。前輪タイヤが『カクカク』するので点検すると、タイヤを固定しているホイールナットが抜けて6本のうち2本しか無いではないか!。タイヤが外れる寸前であった。24年使用しているとあちこち『がた』が出てくるが、ミシュランのタイヤはまだ交換していません。流石に長持ちしています。

明日は社員旅行で釧路、根室に1泊で出かける。厳しい暑さのなかキャベツ収穫をしてくれたので、職員にはささやかな蟹🦀、秋刀魚、鮭などの海鮮を堪能してもらう。宿はどこも満杯でやっとのこと素泊まりの旅館を予約。根室は納沙布岬、ムツゴロウさんの自宅で熱気球を繋留して以来、36年ぶりの訪問である。当時は、ランチョエルパソのマスターと二人で、根室観光協会に歓待をうけ1mほどのズワイ蟹をご馳走になった。足1本で腹一杯になったことを思い出した・・・。

2023年7月25日

晴天☀️のなか小麦の収穫が終了する

Filed under: 小麦について — 管理人 @ 6:49 AM

7月21日から晴天に恵まれ、町内一斉に始まった秋まき小麦の収穫が24日に終る。JAの小麦乾燥施設は3時間、4時間待ちの大混雑になるが、20年位前までは朝帰りが普通だったことを考慮すると『まだいい方か・・・。』

出荷伝票を整理していないが、今まで最高の収量、品質の可能性があるようです・・・。期待を込めて。

小麦収穫班2〜3人、加工用キャベツ収穫班12〜15人で、夏日のなか汗を流して作業を頑張っていた。加工用キャベツは端境期にあって品不足のなか、JAから休日出勤を依頼されていたが・・・。

1日22〜28トン出荷するのが精一杯であり、従業員も疲れている。町内の花火大会で🍺生ビールで疲れをいやし?日曜日はゆっくり休んでもらった。小麦収穫班は休み返上ですが・・・。

後日談。私たちの生産組合は4戸の農家で構成され、品種『きたほなみ』のみ面積は73ha、ニューホーランド製コンバイン3台(36年、30年、18年使用)の古い機械だが大丈夫です。Sサービスに整備を全面依頼し、年間整備費は1000円〜2000円/10a  当たりと安く、期間中ほとんどトラブルなしで稼働が可能。

当集団のメンバーが乾燥麦推定収量が町で一番のようです。10a当り15俵(900キロ)を超える。他のメンバーもその数値に近く、素晴らしい出来秋となった。我がファームですか?町の平均(685キロ)くらいかな。ガクン。参考までに十勝管内20地区の収量順位は1位更別村、2位幕別町、3位芽室町、4位帯広市、5位に鹿追町がランクインしている。高原(山麓)地帯としては健闘しました。

写真は鹿追町最高の収量を記録した小麦です。(前年小麦)田端式播種機で9月14日ごろに播種する。生育抑制剤はエスレル、追肥は硫安で4回95キロほど、防除毎に尿素1%、P-MAXと極秘栄養剤を散布かな?。

 

2022年9月29日

秋播き小麦の播種が終わる

Filed under: 小麦について — 管理人 @ 1:08 PM

9月16日、湿地から優先で秋まき小麦を始める。雨に降られるとと当分の期間、圃場に入れないので。雨水が停滞している箇所は避けなければならない。1週間ほどで綺麗に発芽する。来年の7月末に収穫期を迎える。

20年使用しているフィンランド製小麦播種機3m(ユンカリ)はコールタなどのベアリングはいまだに一個も交換していない。一年に3.4日ほどしか稼働しないので、格納時に高圧洗浄はしないでオイルを全体にエアースプレイガンで吹き付ける。

2022年7月28日

小麦収穫が終わりました

Filed under: 小麦について — 管理人 @ 9:34 PM

7月25日から始まった小麦収穫は3日間で終了する。4戸共同で3台のNewhollandコンバインを所有して、約70haを収穫する。最盛期には交代要員がいなので12時間ほど運転をする。

昨夜は局地的に降雨にあい中断したが、順調に作業が終わる。作柄はまずまずといったところで平年並み以上は望めそうだ。

製品反収は(規格外を含む)品種「きたほなみ」で9、05俵、1等Aランクで製品歩留81、7%なら7、2俵/10aとなる。直近10年間では7番目の成績。

2022年4月19日

秋蒔き小麦の鎮圧

Filed under: 小麦について — 管理人 @ 9:35 AM

JA鹿追町コントラ課に依頼していた秋蒔き小麦の鎮圧作業をしていただいた。

作業幅約8mのケンブリッジローラーを使用する。冬期の凍結によって小麦の根が浮き上がるため、鎮圧によって根張りを良くする。また、硫安の追肥も行う。風当たりが強い圃場なので、かなり冬枯れが目立つが鎮圧によって成育の勢いは回復する。

この圃場は長さ540m、幅200m、面積約11ha.

2021年9月30日

ジャガイモ収穫が終了して小麦播種が始まる

Filed under: ジャガイモについて,小麦について — 管理人 @ 9:17 PM

9月21日に例年より早くジャガイモ収穫が終了する。すぐさま小麦の播種が始まる。毎年、ジャガイモ収穫をしながら小麦の播種をしているので、初めてのことだと思う。ジャガイモの収量が干ばつなどで減収したことで収穫スピードが早まったのも要因である。

2008年に導入したフィンランド製小麦播種機(ドリル)は、ベアリング類など一度も交換せず。故障もしたことなく稼働している。決して高圧洗浄機で洗わず、油圧オイルをスプレイガンで吹き付けるだけで錆知らずとなる。肥料は2.5トン、種子は1.0トンほど積載できるため、1回の補給で5ha~10haの面積を連続作業が可能となる。

今年は作業中に2度雨に降られ、水水が肥料タンクに浸水して肥料が固まったこともあり不具合が生じる。基本施肥量は10a当たり化成肥料で0~50キロ、リン安で20キロ程度。小麦の刈り取りが終わると、付近の酪農がが牛糞尿をスラリータンカーで散布してくれるため、無肥料でもさほど問題はない。

2021年8月14日

小麦収穫は有終の美を飾る

Filed under: 小麦について — 管理人 @ 9:06 AM

7月25日から始まった小麦の収穫は好天に恵まれ、7月31日に終了する。

干ばつの影響が最小限に抑えられ、過去10年で2番目の豊作となった。鹿追町では乾燥させた推定収量は12.7俵10a当たりを見込んでいる。あちこちの生産者グループでは4000~5000万円ほどの価格がする新品のコンバインを購入する動きがあり、我らの集団も検討した結果、あまりにも高額なため中古を購入することにした。

35年使用しているコンバインは部品がなくなっていることから、まだまだ使用可能なのだが予備役に回す予定。

2020年9月27日

馬鈴薯と加工用キャベツの収穫は終盤を迎える





馬鈴薯の収穫が始まっておおよそ1ヶ月。順調に作業が進行してあと一日となった。

4年前に1週間に3回の台風に見舞われたここの圃場は、少々手こずったが無事に終わる。雨水が停滞している箇所は手掘りで収穫する。今年はインターンシップの学生にお世話になった。一生懸命頑張ってくれた。

9月23日には秋まき小麦の播種も始まり、忙しい9月の収穫作業を迎えている。加工用キャベツは9ha以上を収穫して残り1ha弱となる。

2020年7月30日

小麦の刈り取り作業が始まる

Filed under: 小麦について — 管理人 @ 7:13 AM

7月29日、小麦の刈り取り始まる。4戸共同で所有しているベルギー製のコンバイン2台で作業をすすめる。

順調に行けば3日ほどで60ヘクタールを刈り取る。

鹿追町の平均乾燥麦の推定収量は品種『北保奈美』で9.9俵/10a当たり。「夢力」「で9.8俵/10a当たりを見込んでいる。

 

2020年4月12日

4月12日、畑の様子、心土破砕(排水対策)

Filed under: 小麦について,行者にんにくについて — 管理人 @ 5:03 PM

毎年、作物の植え付けが始まる前に排水対策として心土破砕をJAにお願いしている。20haの圃場に深さ40cm前後の爪を刺して堅くなった硬盤層などを破砕する。よって土壌が軟化して空気が入ったり、雨水が浸透しやすくなり農作物の成育に好影響を与える。農業機械が大型化して土が硬くなっているので必要不可欠の作業となる。部分的に凍結がある場所は土がめくり上がっている。特に秋に耕起した畑が顕著である。

小麦は冬枯れも無く青々としてきた。圃場が乾燥すれば肥料の追肥を行い鎮圧ローラーをかける。

行者ニンニクは豚糞、鶏糞を目一杯与えられて元気よく芽吹いてきた。写真は栽培7~8年目を迎え、今年収穫予定している。親指くらいの太さになってもらいたい。

2019年8月11日

7月29日、小麦、加工用キャベツの収穫が始まる

Filed under: キャベツについて,小麦について — 管理人 @ 6:50 AM

7月29日に小麦の収穫と加工用キャベツの収穫が同時に始まる。暑い日差しが続くなか、実が太く良質な小麦がコンバインによってトラックに排出される。水分は16〜19%が殆どで申し分のない収穫作業となる。我々の集団は10a当たり10〜13俵の収量を見込めそうである。つまり豊作です。

一方のコンビニやお好み焼き、餃子、とんかつ屋さんなどのカットキャベツとなる加工用キャベツは、春先の霜、干ばつ、7月の長雨、高温などの自然災害に見舞われたが、良質のキャベツが生産されている。鹿追町で生産される4100トンのキャベツは関東、関西、中国方面に90%が出荷される。殆どが関東以西である。我々の地区は10a当たり8〜10トンの収量があり10月末まで順次仕上がったキャベツの個体を収穫していく。毎日のように15〜18トンのキャベツを350キロ前後の鉄コンテナで農協に出荷している。つまり今の所豊作です。

加工キャベツの収穫動画

2019年7月26日

7月25日畑の様子、まもなく小麦、加工キャベツの収穫始まる

Filed under: キャベツについて,小麦について — 管理人 @ 11:41 PM

4月23日に定植した加工用キャベツ〔品種おきな〕は2〜3キロ前後になり収穫の時期を迎える。7月29日より10月末までの長〜い期間、全国に集荷を続け、コンビニのカットキャベツや餃子、お好み焼き、とんかつなどに利用される。今年は霜や干ばつの影響を受けたが、まずまずの出来栄えで、消費者の皆様に美味しい、新鮮なキャベツが届けられそうです。

小麦は「まさかの倒伏」に見舞われたが、豊作といって良いでしょう。期待が持てます。十勝の中央地帯ではすでに刈り取りが始まっていますが、山麓地帯ではこれからの収穫となる。7月28日頃から最高気温も33度Cに達するので収穫が始まる予定。キャベツと小麦収穫が重なり、一年で一番忙しい時期を迎える。従業員10名とともに頑張りましょう。

2018年8月15日

加工用キャベツ、小麦収穫同時に始まる

Filed under: キャベツについて,小麦について — 管理人 @ 9:29 AM

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8月1日に小麦収穫、3日に加工用キャベツの収穫が始まる。あまり期待が持てなかった小麦はまずまずの収量と品質が保持できた。7月上旬からの開花時期に長雨と低温に見舞われた。その後、7月中旬から開花後期に晴天に恵まれ小麦の受粉が順調になったのかもしれない。

鹿追町では乾燥小麦収量は、品種「キタホナミ」で8.6俵/10a当たり、「ゆめちから」で8.0俵/10当たりであった。まずまずですね。昨年の播種時期が遅れていた圃場は7月の開花も遅れて好結果のようでした。

加工用キャベツも6月の長雨、低温、7月の干ばつの影響で小玉傾向で推移している。収穫時期を遅らして雨を待った。23日も晴れ間が続き大地は乾燥していたが8月9日に待望の降雨がり、水分補給ができたキャベツは急速に肥大を始めた。その後は順調に生育が進行して平年並みの収量を確保している。

 

2018年3月27日

畑の雪が解け長芋の種切りが始まる

Filed under: 小麦について,長芋について — 管理人 @ 10:15 PM

最高気温が7〜8度Cになり融雪が進む。5月中旬の植え付け目指して長芋の種切りが始まった。今年から新品種『十勝太郎』の種子も増殖して来年度は

全量新品種に転換する。十勝太郎は病気に強く収量も2割程度アップする。まだまだ新米長芋栽培は栽培法をマスターするまで数年かかりそうである。長芋を入れるコンテナのクッション材は外側だと判明する。黒いビニールと反対であったらしい。今回は勘弁してもらい、来年から頑張りましょう。

2017年9月28日

やっと男爵いも収穫終了して美瑛へ。小麦播種最盛期、

Filed under: ジャガイモについて,小麦について — 管理人 @ 10:40 AM

今日9月28日は冷たい雨が降っている。気温10度Cと少し肌寒く感じる。昨日は2台のポテトハーベスターで急ピッチに馬鈴薯を掘りあげ『品種、男爵』が終了した。

『お父さん!スピードが早いです!』と作業をする皆さんに言われながら雨前に終了することができてホッとしている。JAからも掘りとり期限が過ぎているので頑張ってくださいと励ましのお言葉をいただき、感激に浸りながらの作業となる。写真は前方を進む1号機を後進の機械が煽っている場面である。モニターで作業員の手の動作を確認して機械のスピードを調整する。それを怠ると前述の『鉄拳的なお言葉』が辺り一面に響くことになる。

明日からは80aのキャベツ収穫と約8haのポテトチップス用馬鈴薯『キタヒメ』の収穫が始まる。

また、25日から秋播き小麦の播種も始まり昨夜は午後8時まで頑張った。GPS装置を装着していないのでマーカーが解らず中途断念する。約20ha播種予定であるが、あと5ha ほどになった。

2年前従業員だった台湾出身のyukiが美瑛に勤務しているので会いに出かける。アポ無しであったが、丁度休日で会うことができた。2年ぶりの再会に会話は絶えることはなかった。農場に来てもらうことを約束して美瑛を後にして、富良野に向かう。

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2017年7月29日

小麦&加工用キャベツの収穫が同時に始まる

Filed under: 小麦について — 管理人 @ 7:02 AM

7月27日小麦と加工用キャベツの収穫が同日に始まる。

帯広近郊の小麦収穫が終盤に差し掛かったころ、山麓地帯に属する鹿追町の小麦収穫が始まる。

今年は粒形も良好で10aあたり11俵~12俵前後の収量がありそうで豊作として表現してよいでしょう。我が集団は4戸の農家で構成されていて、半分の2戸が終了した。

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2016年11月29日

山ワサビの収穫終了する

Filed under: 小麦について,山わさびについて — 管理人 @ 12:35 PM

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日本海側や旭川などでは30㎝を超える降雪があるなか、十勝は雪が全くなくなった。もう一度小麦の冬枯れ防除作業ができます。圃場は9月29日播種の品種きたほなみであまり元気がありません。

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畑の表土が3〜5㎝凍結しているがほとんど問題なく収穫作業が可能であると思ったが・・・。凍結した部分を足などで叩いて割る作業が大変で1トン近く収穫した時点、『もう1本掘りたいがどうする?』とみんなに質問した。『もうヤメましょう!』『もういいじゃないですか・・?』と賛同を得られず、早々と店じまいとなった。

最低気温が−4度、最高気温プラスの4度のなか寒さに耐えながら最後の山ワサビの収穫が終了する。来年雪解けがすんだ4月に春堀りが待っている。この作業でH28年度の収穫作業が全て終了した。

 

2016年11月19日

小麦雪腐れ防除『やっとできました!』

Filed under: 小麦について — 管理人 @ 7:22 PM

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最高気温11度C、無風のなか満を持して小麦の雪腐れ防除をする。3日前に融雪剤を散布してすっかり雪がなくなった。町内ではラジコンヘリに委託して作業をする農家も多い。10a当たり2000円強の散布料金がかかるので、20haあれば40万円ほどが経費節減になる。大きな金額である。貯金したことにしましょう。ラジコンヘリを使用しなかった代償は自走防除機がぬかりそうになり部分的に輪ダチができたことである。

大雪が降った時11月6日には、町内では4割しか防除が済んでいなかったそうで、今日はあちこちで防除作業に励む農家が見られた。これでゆっくりベッドで眠りにつけそうだ。

先日、農機具販売の関係者に販売状況を聞いた。酪農家は例年通りであるが、畑作農家は全く問い合わせがないそうである。例年、『税金対策』として年末に駆け込み需要があることを耳にするがそんなことは皆無なのであろう。帯広市の繁華街は農家の方々が引き篭もりのため大不況に陥っているらしい。(私は帯広市の繁華街に出かけないので分かりません・・・)

 

2016年8月11日

小麦の収穫終了する

Filed under: 小麦について — 管理人 @ 7:35 AM

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8月5日に始まった小麦の収穫が8日に終了する。

私たちの集団は縦に長く5キロ圏内にある。気温が高い南の地区から始まり、北へと向かう。北へ向かうに従って小麦の収量が多くなる傾向。最初に収穫終了したパン用小麦『ゆめちから』はノーコメントです・・・・。

麺用小麦『きたほなみは』まずまずの収量と品質で安心した。平年作以上ありそうです。その要因の紐をとくことにしましょう。

小麦は播種適期があり、概ね9月20日から25日頃とされている。天候その他のために10月に播種がズレこむことが度々ある。以前であれば10月播種は生育日数や株立本数の確保、冬枯れの危険度が増すためおすすめではなかった。播種が遅いと当然開花期も遅れる。適期播種から4〜5日は遅い。今年は開花期に2週間ほどの雨期があり日照不足が顕著となり、小麦の受粉が進まなかった。しかし、開花がずれ込んだ遅蒔きの小麦はギリギリ晴天に恵まれ受粉が進行したと考えられる。

では遅い播種のほうが良いかというと・・・来年は適期播種のほうが良いことがあり予測がつかない。中間を採用して播種することにしましょう。今年は9月27日頃が当地区の播種適期にしますか。

2016年8月6日

摩訶不思議な小麦刈始まる

Filed under: 小麦について — 管理人 @ 6:14 AM

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8月4日試運転を兼ねて小麦刈が始まった。子実水分は20%台だが、青い子実が散見されて仕上がりが不十分なので2時間程度で終了した。仕方なく2日ほど様子見することにする。

ところが5日の夕方に圃場を見たところ青い子実どころか、ほとんどすべての圃場が一気に刈り取り可能の状態になっていた。慌てて夕方から小麦刈を始める。最高気温31度cのなか強風が吹き、自然な乾燥機が大きく働いた。

が、パン用小麦『ゆめちから』は夜間湿気が多くなると野毛が障害となって刈り取り不可能となるため、夜9時頃断念して明朝から再開することにした。

2016年6月16日

6月15日、畑の様子

Filed under: 小麦について — 管理人 @ 6:27 AM

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穂が出揃ったパン用小麦『ゆめちから』まもなく開花期を迎える。十勝の中央地帯では開花最盛期のようですが、最近の天候は4日間連続の雨または曇で、後2日ほど続く予報。

天気が回復しないと小麦の開花においてうまく受粉が進まず、収量に大きく影響を及ぼす。以前は1時間でも晴れると受粉すると言われてきたが、その1時間も晴れる気配がない。

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こちらは『ゆめちから』から比較して3日ほど出穂が遅れている麺用小麦『きたほなみ』。出穂揃いを待ちきれず殺菌剤を散布する。雨が止む3日後頃から開花しそうである。まずは一安心。

 

2016年4月3日

4月になり雪解けがすすむ

Filed under: 小麦について,畑の様子 — 管理人 @ 10:41 AM

IMG_3490_23月末にはほとんど雪が解け、吹き溜まりに少々残雪があるのみとなった。この秋播き小麦の(品種きたほなみ)は元気に生育している。

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こちらの秋播きパン用小麦(品種ゆめちから)は播種時期が遅かったので少々元気がありません。葉が茶色に変化していますが、ギリギリのラインで枯死は免れるかな・・・。

 

2015年11月7日

秋播き小麦冬枯れ防除

Filed under: 小麦について — 管理人 @ 9:30 PM

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9月に播種した秋播き小麦の冬枯れ対策として薬剤を散布した。この作業をしなければ健全な小麦の状態で春を迎えることはできない。以前、薬剤が散布されていない箇所は病原菌が発生して枯れてなくなったことがあり、必要不可欠な作業となる。この作業が終わると根雪前の畑起こしが始まる。

おっと、あと2〜3日ほど山わさびの収穫がありました。今年の辛味成分はどのようなものか楽しみである。収穫してみないと全体像は見えてこない。

2015年11月3日

畑の様子、秋播き小麦&ハロウィン

Filed under: 小麦について,従業員の話 — 管理人 @ 7:03 AM

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今年の冬の到来は早そうな気配だったが・・・今日の予想最高気温は16度Cと暖かくなる。根雪前に冬眠に耐えうる成育を確保できそうである。

9月23日播種のパン用小麦『ゆめちから』が青々としている。今週中には積雪の前に冬枯れ対策の薬剤を散布する予定。

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9月30日播種の『きたほなみ』。酪農家と交換耕作(酪農家の所有地にじゃがいも等を作付し、畑作の所有地に飼料用コーンを作付すること)をしていて、飼料用コーンの収穫が終了してから播種した。播種が1週間遅いとこれだけの成育の差が出る。

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2015年9月30日

小麦播種始まる

Filed under: 小麦について — 管理人 @ 9:54 PM

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9月22日に今年の秋播き小麦の播種が始まった。

パン用小麦『ゆめちから』を6ha、麺用小麦『きたほなみ』を14haの合計20haを播種した。9月31日に終了して、営農指導要綱どおり9月中に蒔き終えた。

えっ『9月は30日までしかない?』まあいいじゃないですか・・・。今年の大豊作をそのまま来年も祈念しつつフィンランド製ドリルを倉庫の片隅に収納した。

2015年8月4日

麦作組合で慰労会開催

Filed under: 小麦について,農産物の収獲作業 — 管理人 @ 7:08 AM

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無事に小麦の収穫が終了する。キャベツ収穫と重なり従業員を3班に分けて作業を進めた。集団長をしているのでそれなりの活躍をしなければならないので、頭脳のほとんどは小麦収穫に重点を置く。

しかし、色んなトラブルが待ち受ける。キャベツ収穫に使用する収穫機が故障して一日使用不能となる。自分で故障箇所を分解して調査したところ、駆動チェーンがハズレかかり、駆動プーリーのスナップリングがとれて取りつけ本体に接触してうまく作動できなかったようだ。普通に使用していれば故障などしないと思う箇所なのだが・・・。原因が解らず修理することになった。農場に来る直前にJAの委託収穫(派遣会社)で使用されていることが判明していたので、どのような使用方法をしているか視察をする。するととんでもない光景を見ることになる。とてもここには書けないので想像にお任せします。

そんな忙しい5日間でしたが良質の小麦を生産することができ、国内の製粉業者に喜ばれる小麦粉になってくれるでしょう。海外よりも値段の高い小麦ですが国産小麦の消費に向けて追い風になることを願いたい。

構成されている4戸の農家で従業員を含めて慰労会を開催した。

2015年8月2日

小麦の収穫終了する

Filed under: 小麦について — 管理人 @ 5:47 AM

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ある日の収穫された『品種きたほなみ』です。水分は30%前後であったと思う。歩留まりは高水準を維持できるのではないでしょうか。

27日に収穫がスタートして雨の予報がことごとくハズレ、5日連続で晴天に恵まれ作業が5日連続で進行した。こんなことも珍しいことだ。

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28日からJAの小麦乾燥工場へ長蛇のトラックの列が並ぶ。このぐらいの数になると2時間から4時間待ちの状態になる。20年前頃頻繁に朝まで小麦の運搬をした記憶がよみがえる。

31日は午前10時頃には道路まで並ぶような状態で農産課の担当職員2人が右往左往しながら対応する。農産*長(*長はもっと他の仕事をしなければならないと思うが。これは私の勝手な感想である。)が忙しく交通整理をしている姿を見ていると、100名以上いる農協の職員が総出で小麦を収穫するという意識が欠如しているのではないでしょうか。現場の状況を把握できないのは、第2次世界大戦時のガダルカナル島奪回作戦やインパール作戦に共通する「日本特有の組織」の歪かも知れない。

2015年7月28日

小麦の収穫が始まる

Filed under: 小麦について,農産物の収獲作業 — 管理人 @ 6:47 AM

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自身の分身が2〜3人欲しい季節になった。息子にキャベツ収穫班6人を任せて、小麦収穫班、キャベツ等の草取り班の3班に分かれての作業が進行する。

久しぶりの晴れ間に豊作の期待を込めて小麦刈リが始まった。水分は35,5%でスタートしてあまり乾燥せずに34%で終了する。

次回の晴れ間に期待して収穫は待機することになった。と思いきや雨の予報で全く降らず3日連続で晴天に恵まれる。

一気に刈り取りが進み、我集団で約60ha のうち半分の30haを終了した。IMG_1416IMG_1410

あす雨の予報の時は、乳牛の寝藁用の麦ロールを酪農家が追いかけるようにロールする。あまり乾燥していないとカビが生えたりするそうで乳質に影響する。そのカビによって下痢をしたり、乳牛がどうしてもつまみ食いをして体調を崩すようである。天候は小麦の品質だけではなく乳牛の体調や乳質に大きく関係してくる。暑いのは勘弁して欲しいが農作物の品質は良い物を収穫したいので晴れ間と夏日になることを歓迎しなければならない。

このまま収穫が進行すると史上最高の良質な小麦の生産になりそうである。コンバインが例年の半分程度の早さで刈り取り速度を取ることができず、2台所有しているコンバインはあまりの収量の多さにうれしい悲鳴を上げている。畦の長い畑は半分で仕切って収穫しないとグレンタンクが満杯になって帰ってこれなくなります。ニヤニヤしながら書いているのですが・・・。

写真の圃場は『品種きたほなみ』で約10ha あり、ロールは218個あったそうです。豊作の年は乳牛の寝藁に使用するロールも大豊作です。

2015年6月28日

乳熟期を迎えた小麦

Filed under: 小麦について — 管理人 @ 9:27 AM

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遠くに雲海状態の夫婦山をのぞむ。

平年より異常に早く生育が進行していた小麦(品種きたほなみ)が、最近の10度前後の低温で足踏み状態になる。小麦にとってはゆっくり生育するので願ってもない気温であるが、他の作物にとっては震え上がるくらい寒い気温。これから天候が好転すると最高の小麦を収穫できそうである。

本日の根室の最高気温は7度Cの予定。ここも13度前後である。寒い・・・。

2015年5月31日

秋播き小麦出穂期を迎える

Filed under: 小麦について — 管理人 @ 7:03 AM

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 止葉期を過ぎたパン用小麦(品種ゆめちから)。明日頃から穂がボチボチ出てきそうな気配で殺菌剤を散布している。

今年は小麦の生育が旺盛で6年ぶりに休んでいた薬剤を使用再開した。倒伏してからでは後の祭りになるので予防に越したことはない。

2015年5月6日

5月6日、畑の様子

Filed under: キャベツについて,小麦について,畑の様子 — 管理人 @ 4:30 AM

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強風になびく小麦(麺用小麦の品種きたほなみ)。草丈は20cm以上になり株立て本数も調度良い加減ではないでしょうか。数えるのが面倒くさいので見た目で判断である。

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こちらはパン用小麦(品種ゆめちから)冬枯れもなく、草丈、株立て本数共に順調である。このまま生育すると豊作の兆しが見える。

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4月29日に定植した加工用キャベツ(品種おきな)、雨不足にもかかわらず生育は順調で、枯れている苗はほとんどない状態である。表土を数センチ掘ってみると十分な水分があり、根が活着できる要素が存在する。セル苗の根が4〜5cmあるので意外と干ばつでも心配ないものである。

 

2014年9月22日

小麦の播種始まる

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今日はケールの収穫(週に2日前後)、夕方からジャガイモ掘り(毎日)と14人の従業員とともにフル稼働状態です。明日からはキャベツの収穫作業(10日で3日前後)もあり3班(6人前後のチームを組む)体制で進む。ケールとキャベツは全員で作業をする場合が多い。

一年で一番の繁忙期を迎え、小麦の播種が始まった。今年は息子に初めて播種作業を伝授した。まずはパン用小麦の「ゆめちから」から始め、次に麺用小麦「きたほなみ」を播種する。

播種機は牽引式ユンカリ(フィンランド製)3mを使用。肥料は約2・5トン、種子は1トンほどを積載し、ひたすら肥料がなくなるまで畑を往復する。肥料は燐安を使用し10a当たり約50キロを投入するので、1回の補給で約5haを播種できる。種子は10a当たり14キロと、直装の播種機と比較して発芽率の違いから、多めに設定している。

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