自身の分身が2〜3人欲しい季節になった。息子にキャベツ収穫班6人を任せて、小麦収穫班、キャベツ等の草取り班の3班に分かれての作業が進行する。
久しぶりの晴れ間に豊作の期待を込めて小麦刈リが始まった。水分は35,5%でスタートしてあまり乾燥せずに34%で終了する。
次回の晴れ間に期待して収穫は待機することになった。と思いきや雨の予報で全く降らず3日連続で晴天に恵まれる。
一気に刈り取りが進み、我集団で約60ha のうち半分の30haを終了した。
あす雨の予報の時は、乳牛の寝藁用の麦ロールを酪農家が追いかけるようにロールする。あまり乾燥していないとカビが生えたりするそうで乳質に影響する。そのカビによって下痢をしたり、乳牛がどうしてもつまみ食いをして体調を崩すようである。天候は小麦の品質だけではなく乳牛の体調や乳質に大きく関係してくる。暑いのは勘弁して欲しいが農作物の品質は良い物を収穫したいので晴れ間と夏日になることを歓迎しなければならない。
このまま収穫が進行すると史上最高の良質な小麦の生産になりそうである。コンバインが例年の半分程度の早さで刈り取り速度を取ることができず、2台所有しているコンバインはあまりの収量の多さにうれしい悲鳴を上げている。畦の長い畑は半分で仕切って収穫しないとグレンタンクが満杯になって帰ってこれなくなります。ニヤニヤしながら書いているのですが・・・。
写真の圃場は『品種きたほなみ』で約10ha あり、ロールは218個あったそうです。豊作の年は乳牛の寝藁に使用するロールも大豊作です。