2013年8月28日

イチゴの故郷から・・・旅人

Filed under: 従業員の話,農産物の収獲作業 — 管理人 @ 9:02 PM

愛知県のイチゴ農園の娘さんが研修兼アルバイトで働きに来てくれました。3月に愛知県から届いた親株から増殖した子株が9月に再び愛知に帰ります。1週間前までに親株と繋がり養分をもらっていた子株(太郎苗〜四郎苗ぐらいかな?)のランナーを切り離す作業しています。つまり「旅立ち」の準備をしています。

彼女は今年の3月まで教員をしていたそうだがこれからは農業に興味を持って一生の仕事として選択することに自信を持とうとしているのでしょうか。詳しくは話をしていないのでこれからゆっくり聞いてみようと思います。

彼女が切り離している親離れした子株が自分の農園の苺になるのは何か不思議な感じがします。愛知生まれで北海道育ち、9月にイチゴと一緒に農園に帰り花を咲かせて美味しい赤い実をつける。彼女も蕾の状態かな?

仕事初日は午前8時からはイチゴ、午後からはじゃがいもの収穫作業を6時まで行い7時からはシェアーハウスの台湾女性二人と町のミニバレーボールに出かけた。

毎日雨の中じゃがいもの収穫始まる

Filed under: ジャガイモについて,農産物の収獲作業 — 管理人 @ 7:57 PM

初めての収穫作業に皆の眼差しは真剣です。(一部を除いて・・・)昨夜から降りだした雨が朝にやんだ。午後よりジャガイモの収穫が約10haある「男爵」から始める。粒ぞろいで収量もありそうだ。少々そうか病にかかっているがまずまずの出来秋になりそうです。今日は2台のハーベスターで始めたので大人数で作業をすすめる。ほとんどが初めてのじゃがいも収穫作業に最初は戸惑っていたかもしれませんが、だんだんコツが理解出来てくるようになります。

10月上旬〜中旬まで晴れている日はじゃがいもの収穫作業が続く。ケール収穫の合間に収穫するので3台のハーベスターを使用しないと収穫期限まで間に合いそうにありません。

今日は半日で約12トンの「男爵いも」を収穫した。ごご5時頃過ぎに3台目のハーベスターが稼働したがクボタトラクターM135Aの外部油圧が不調で断念。明日ミッションオイルを交換してもらうようにクボタのサービスを予約した。TOP-1との相性も悪いのかなと思ったら・・・。

次の日オイル交換してもハーベスターがどこも動きが悪く不具合が改善されない。犯人はTOP-1の疑いが深まり東洋農機のサービスを呼ぶ。ハーベスター全体を作動する油圧調整バルブが何らかの原因で油圧オイルがの流れが悪くなったようだ。バルブを交換すると元通りに改善されスムースに動くようになった。おかげで1缶2万円のクボタ純正オイルを4缶とエレメント3個を交換して約10万炎の出費となった。

2013年8月25日

ピクニックコーン無料で収穫できます

Filed under: 体験付き修学旅行,農産物の収獲作業 — 管理人 @ 11:06 PM

約6000本試験栽培していた「ピクニック」というトウモロコシが食べれるようになった。まずは生で試食。こんな極甘のとうきびは食べたことがない。

糖度は18度前後ありそうでメロンに匹敵するような感覚だ。JAを通じて上部農業団体に香港、台湾への輸出をお願いしていたが8月になって不可能という返事がありやむなく自家用で食べることになった。身近な人たちで消費することにする。と言っても1本に2個収穫できるので12000本をどうすべきか?を考えた結果、従業員や町内の本州出身者の実家や親戚、友達に宣伝を兼ねて無料で送りまくることにした。本日はピュアモルツクラブ研修生にお願いして袋が破れるほど手もぎしてもらった。

ご希望の方は無料ですのでどんどん収穫して極甘ピクニックをご賞味あれ!

2013年8月24日

ポテトハーベスター新車導入

Filed under: ジャガイモについて,農業機械の話 — 管理人 @ 11:09 PM

現在3台使用している東洋農機ポテトハーベスターのうち、最古の平成元年式が長年の無理が祟り金属疲労によるヒビ、タイヤハブの損傷、コンベヤー類の摩耗などの理由で退役となった。修理を行うと軽く100万円を超えるため「25年」の生涯を終えた。が後々「サツマイモ」の収穫に使用できるよう改造する予定。

今回は2台目の東洋農機TOP-1で、後ろから見て左側のタイヤを細くして畝またぎを可能にしどこの圃場でもいきなり掘ることができるようになった。

鹿追町ではポテトハーベスターを導入すると町から100万円、農協より100万円が助成される。また国からの補助もあり新規導入される方は思い切って買われるようである。他人事のように言っている本人が買ってしまった。消費税が上る前の駆け込み需要もありますが払込ができるのでしょうか・・・・。

ジャガイモの栽培品種は農協が取り扱っているもので14種類ある。品種毎に受入期間が設定されていて「キタアカリ」は9月15日まで、「男爵」が9月25日までと生食用品種は早めに締め切られる。一方加工用品種は「きたひめ」で10月5日、「スノーデン」で10月14日までとなっている。3日に一日程度しかジャガイモ掘りができないので3台所有も仕方がありません。

2台並んでいる東洋農機TOP-1を見ながら今年(8月25日頃より)初めてジャガイモ堀の作業をする従業員の腕にかかっていると・・・他力本願の念仏をつぶやいた。南無阿弥陀仏。

ポテトハーベスター改造

Filed under: 農業機械の話 — 管理人 @ 9:58 PM

昨年中古で買った3台目の東洋農機ポテトハーベスターは製品タンクがロングシュートのため、巻き上げシュートが装備できなかった。そのため製品ジャガイモに傷が多く付き障害芋の発生が多かった。

収入が数十万円減収になるため、それならば少し自己資金を出してキズ対策のために巻き上げシュートを装備することにした。

美怜が保育所園児になるの巻

Filed under: 家族の話題 — 管理人 @ 9:26 PM

1歳5ヶ月になる初孫「美怜」が早々と保育所デビューを飾った。

初日は泣いただろうと問いかけてみたら、ママ曰く「へっちゃらでした!」と答えがあり、行く末が楽しみな美怜です。

今週は保育所が慣れるまで3時間で帰るそうです。慣らし保育ですか。美怜だったら一日でも大ジョブそうだなあ。毎朝楽しそうに登所する姿は頼もしい限りだ。

2013年8月21日

急募!臨時従業員を求む

Filed under: 従業員の話 — 管理人 @ 4:48 AM

ワーキングホリデーおよび従業員を募集中です。これから繁忙期を迎えます。男性を中心にそうでない方、はっきりしない方どなたでも結構ですエントリーしてくださいお願いします。

心より連絡をお待ちしております。 村瀬より

A棟が1室とD棟(ルームシェアー)が空室となっています。

2013年8月20日

第37回JA鹿追町農民大運動会

Filed under: 体験付き修学旅行 — 管理人 @ 5:04 PM

説明はいらないと思いましたが。

町内の農業関係者が一同に会しレクレーション的な競技で老若男女を問わず楽しめる運動会です。午前中で終了すると参加者で鹿追牛のバーベキューとゲームを行う。あまりの人数に話が出来る人は限られる。職員の家族も参加でき普段交流ができない方も大いに飲んで食べて楽しめます。

農民運動会が終わるといよいよ豊穣の秋を迎え忙しい日々を過ごすことになる。後3ヶ月の収穫作業頑張りますか!

2013年8月19日

最近5日間の仕事が忙しいです

Filed under: 農産物の収獲作業,青汁ケール — 管理人 @ 7:13 AM

お盆返上で15日から5日連続でケールの収穫が続く。気温30度前後の中の収穫は1時間おきに休息と水分補給をして厳重に熱中症対策をおこなう。雑草がケールより生育旺盛になり収穫と雑草抜きを同時に作業するため普段より収穫時間が長くなる。従業員が4人減り人材派遣会社に応援を依頼するが・・・・人材が不足していて派遣を断られることがある。どこも働き手の不足が顕著である。

ケールの収穫が午後4時から5時頃に終了するとイチゴのランナー止めを行う。約13000の株を7.5cmポットに苗を受けます。9月の出荷に向けて8月20日にポット受けを終了する。明日も同じメニューで頑張らねば!

 

2013年8月17日

サツマイモのその後

Filed under: サツマイモについて — 管理人 @ 1:08 PM

2週間前に草取りしたはずなのに・・・。今年は作物よりも雑草の生育が旺盛なのには正直参っています。

こちらは同じ日に草取りをしたのですがあまり雑草は生えていません。サツマイモの生育は大きすぎず小さすぎず調度良い生育だと思います。お盆が過ぎると生育旺盛になりツルが地面を覆うようになります。サツマイモの生育は物足りない感じが調度良いのです。

2013年8月13日

小麦刈り取り後は牛堆肥散布

Filed under: 体験付き修学旅行,農業機械の話 — 管理人 @ 8:57 AM

JAコントラのスラリータンカーで牛の糞尿を散布しています。この辺りは小麦刈が終了すると糞尿を散布する酪農家が多い。

4000万円の340馬力のクラース製トラクターで24トンのスラリータンカーを牽引して作業進める。まもなく340馬力のフェンツトラクター(緑色のトラクターより100馬力級のトラクター分安価だとか)が納入されるそうでコンボイのようなエンジン音が圃場に響く。10a当たり10トン位を目処に糞尿を散布する。

2013年8月12日

しかおい7000人踊りに参加

Filed under: 中国人研修生,従業員の話,農場生活について — 管理人 @ 6:58 AM

外国人実習生連絡協議会の団体に村瀬ファームの外国人を参加させていただいた。いままでは見物だけでしたが初めて踊り手として参加することになり乗る気にならない従業員を鼓舞して参加した。私もですが・・・。

ところがいざ踊りだすと30人近い団体なので恥ずかしさもどこえやらで楽しさを感じるようになった。踊り方はまちまちでバラバラだが中華風の踊り方がまた面白い。賞金までいただき北海道の短い夏を満喫できた。もちろん台湾、中国、香港では仮装して盆踊りをすることもなく、異国の盆踊りを体験して豊穣の秋を迎えることになる。

我がファームも12日〜14日まで盆休をして、15日からお盆返上でケールの収穫が始まる。

2013年8月10日

小麦の収穫終了する

Filed under: 農産物の収獲作業 — 管理人 @ 12:52 PM

我がファームのパン用小麦「ゆめちから」はほとんど倒伏していませんでしたが、もう一つの圃場は冬枯れがひどく雑草に覆われてしまいました。ここの圃場は乾燥麦推定重量は9俵/10a当たりの収量でした。もう一つは悲惨な状態で教えたくありません。我が麦作集団の「ゆめちからは」悲惨な結果になってしまいました。原因は早期播種による茎数過多と多量の追肥(硫安で約100キロ)、冬枯れ防除をヘリで行い効果が薄くヘリで行ったところだけが冬枯れを招いた。

「きたほなみ」は乾燥麦推定重量11俵/10a当たりの収量でした。「きたほなみは」はほとんど倒伏も少なく素晴らしい近年にない出来高となった。「きたほなみ」の追肥は多いところで硫安を100キロ、尿素は防除のたびに1〜2%散布して生育調整剤は一切使用していないのに倒伏がすくなかった。要因はよくわからないが播種時期が遅くて(最後の播種が10月8日、播種量15キロ10a当たり)草丈が短く短稈であったこと。元肥は燐安20〜30キロ、BV酵素、亜リン酸を3回散布。蛋白が上がろうとも収量がなければはじまらない。なぜ倒伏しなかったのか? わかりませんので一冬考えます。

2013年8月3日

小麦収穫始まる

Filed under: 農産物の収獲作業 — 管理人 @ 7:52 AM

7月25日から降り続いた雨も収まり小麦刈が始まりました。水分は29%〜34%の範囲ですがグレンタンクに無理につめ込まないように注意してトラックに排出しています。倒伏が写真のように少々あり慎重に刈り取りスピードを落として作業を進めています。午後2時頃はかなりの子実水分があったが午後4時頃には30%を切るようになり小麦刈のGOサインが出た。

品種「きたほなみ」の連作から収穫が始まり「ゆめちから」を全圃場終わらして残りの「きたほなみ」で終了する予定です。

1筆の圃場の収穫が終わり収量を計算したところ、「きたほなみ」の乾燥麦推定重量は11俵前後ありますが製品歩留まりはどのくらいの数値になるか予想がつきません・・・。

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