2010年11月25日

畑起こし(耕起)終了まじか

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 7:54 PM

雪が降る前に畑起しを終わらせるべく頑張っています。おおよそ冬になる前に40haほど起こします。起こす深さは約30~35センチ、黒い土は表面に近い部分で、赤土は一番深い部分です。ビート畑の後を起こしていますが来年はじゃが芋(男爵)を作付します。なぜ秋に起こすか?ひとつは冬季間の凍結で土壌がこなれ収穫の時にじゃが芋とともに土の塊が機械上にあがらないためです。もうひとつは秋季に土を動かすことによって雑草の発芽をうながし次年度の雑草の発生を抑制するためです。この畑は今年購入、約10haで2350万円しましたが、土地改良(暗渠排水)と雑林があったので切り倒しと木の根を抜き取り整地して170万円かかりました。投資をしたので意気込みは十分、来年から頑張ります。                                                                 ちなみにこのあたりで仕事しているのは家だけです。今朝は-6℃で土の表面はしばれ(凍る)ています。日中は融けてタイヤはすべり進みずらくなり明日終了予定です。

2010年11月18日

久々の衣装合わせ

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 5:33 PM

苫小牧に住んでいる長男が来年結婚することになり、新郎新婦とともに私たちもタキシードなどの衣装合わせをしました。やはり花嫁衣装は悩むことが多いらしくふたつのウエディングドレスのどちらかを選定するのに悩んでいたので、両方着る結論になりました。 どちらも甲乙つけがたいので最良の方法をとりました。 どちらを着ても花嫁姿は綺麗だ。ウエディング着なくてもかわいいのだからあたりまえです。長男にはもったいないお嫁さんです。この場をお借りしてJAピンネの皆さまに感謝申し上げます。ありがとうございました。

村瀬ファーム今年のケール収穫終了

Filed under: 青汁ケール — 管理人 @ 5:20 PM

7月14日からはじまり11月17日までの約4ヵ月続いた収穫作業が終了しました。写真はわさびではありません。収穫の終わったケールです。今年は小ぶりで40センチ前後の草丈で昨日収穫したあとですが気温が暖かいので少し生育したかも知れません。 これから収穫すると10アール当たり500k位収量はありそうです。 このあとケール全体を粉砕して畑にすき込みます。来年は輪作をして他の作物を栽培します。

2010年11月13日

中国の農村事情

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 10:15 PM

BSテレビで中国四大女優のひとりチャンツィイーのデビュー主演作<初恋のきた道>中国語で<我的父親母親>を見て感激した。

自分自身で結婚相手を決めれない時代、都会から着任した先生に恋をした農家の娘がいた。  限られた材料で料理をつくり、食事のもてなしで純愛を知らせるが文化大革命によって二人の愛が引き裂かれる。 初めて彼を見た小高い丘で毎日帰ってくる彼を待っていた。  そして2年後にその村で初めて自分で選んだ結婚相手の先生と結ばれる映画である。

北京五輪を演出したチャンイーモウ監督らしい農村を舞台にした作品である。  彼が主演した<古井戸>も衝撃を受けた作品だ。

昨年の中国研修生の家はある程度電化製品はあるものの風呂がない。台所の燃料は薪。シャワーもストーブもないのである。どうするのか教えてもらった。 濡れたタオルで拭くのだそうだ。 夏も冬も。かなりの農家がシャワーすらないのだ。他にもたくさんあるがここでは触れないようにしよう。   ということで18歳のチャンの素朴な瞳にほれぼれしてしまい、映画のなかで料理したキノコの水餃子が食べたくなってしまった。    彼らの農村生活をこの目で見てきたので尖閣諸島のことよりも優先的な問題が農村には山積みされているのだ。    話があっちこっちしてしまったがチャンツィイーの水餃子はおいしそうだった。

2010年11月12日

まだケールの収穫できます。

Filed under: 青汁ケール — 管理人 @ 11:30 PM

今日の天気予報は曇りのち雨。しかも朝8時の気温0度、ケールはしばれているが製品としては問題はない。午前中は雪はちらつく程度で済んだが寒い。しかし午後からは降水確率80%の通り雨がってきてさらにみぞれになり雪になってみんな凍りついてしまった。 

 何とか6トン近く収穫することができ午後2時半に終了した。派遣さんの人たちはかわいそうなので一日分支払う。今日の最高気温2度。来週は月、火、水曜と三連ちゃんで今年の収穫を終了予定。というよりも寒くてもうやめます。今年は生育旺盛でまだケールがすこしずつだが大きくなっているのには感心する。温暖化になれば降雪の少ない十勝地方では12月まで収穫ができるようになると思う。そうすると従業員の通年雇用も視野に入る事になる。

 昼から留学センターのMさんとYさんがじゃが芋をとりにきて、こんな日に仕事するんですね!と驚いていました。私も驚いています。仕事が終わると雪が止みました。くしゅん。写真は11/18の収穫終了時のものです。

2010年11月10日

青汁と私

Filed under: 青汁ケール — 管理人 @ 12:22 PM

商品の宣伝ではないのですが。 青汁の飲み方はいろいろあります。家のかみさんは牛乳派でほとんど毎日飲むタイプ、最初によつば牛乳の味が広がり遅れてケールの味がします。わたしはてん菜糖(スティックシュガー)とともに水に溶かして時々飲むタイプ、最初にケールの味が口の中に広がり遅れててん菜糖(オリゴ糖)のまろやかな甘みが強調されます。

 オール北海道産で飲むのが好きです。てん菜青汁の商品名で売り出しても売れると思う。何年か前にオール北海道産で売り出してはと提言したことがあったが実現しなかった。

 青汁を販売している会社はたくさんありますが北海道に加工工場を有するのはキューサイだけだと思う。先月あたりから北海道産の原料になり青汁の味も変化します。本州産は主に冬季に、北海道産は夏季に生産しています。 そのうち北海道でも温暖化で冬季に生産できるようになるかもしれません。

2010年11月8日

地下室とベコニアと私

Filed under: 山村留学生 — 管理人 @ 4:44 PM

似たようなタイトルの歌がありましたが、ここの地下室から何人もの子供たちが巣立っていった。 山村留学生だった高三、四人組が進路が決まったとメールが来ました。四人とも本州の親元を離れ5~6年鹿追で学び、一人を残して親元に帰り地元の4年制大学に通います。  夏休みは遊びに来るから泊めてねと言ってくれます。もちろん大歓迎です。 やっと親元に帰る事が出来るんだなあ・・・・と思いつつ何かさびしい気分に。 農場に来る留学生のほとんどが鹿追を気に入ってくれて地元鹿追高校に進学しています。  ここで物思いにふけるのが大好きです。  農場ももう少しでオフシーズン。  誰もいない従業員住宅と地下室とほぼ一年中咲くベコニア。  13畳ほどの地下室(2室)を有効に使えて良かったと実感しています。  来週は大阪出身の山村留学生が来ますが今度のテーマ何にしようかな? と窓枠に肘をつきながら物思いにふけっています。

2010年11月7日

本日をもって従業員4人が帰宅しました。

Filed under: 従業員の話 — 管理人 @ 7:38 PM

ケール作業が後6日程残っていますが雪の降らないうちに本州の自宅に出発しました。中国人研修生とともによく農作業頑張ってくれ、みんな初めての北海道で慣れない仕事を意欲的にやってくれました。ほとんどの従業員は来年も来てくれると言ってくれたのはとてもうれしい限りです。来年も元気な顔を見せてくれると思います。昨夜は最後の晩餐会を開き、中国に帰ったばかりの李さん羅さんとQQで楽しみました。暗く電気のつかない従業員住宅を見ると何か気が抜けてしまい明日からのしごとに張り合いが無くなってしまいそうです・・・・・・

2010年11月2日

中国人研修生帰国

Filed under: 中国人研修生 — 管理人 @ 6:47 PM

3月15日から7ヶ月半あまりの研修期間を終了して二人の中国研修生が旅立ちました。今朝7時半の出発には研修生の仲間やJA職員、ともに汗を流した従業員が最後の見送りをしてくれました。

帰国してから李さんは呉服店か日本料理店をするのが夢で、普段からカレーやお好み焼きに興味を示しタコ焼き機をぶらさげて帰国しました。羅さんは自宅マンション売却の資金で得意なパソコンを生かしてインターネットカフェを開店するのが夢です。(これはあくまでも本人の夢であり研修目的ではありません。)

いつも明るくなっていた部屋の灯りがついていないとやはりさびしいですね。 みんなで流した涙は日中友好のかけはしになると信じたいです。

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