2014年3月31日

大阪の高校生(修学旅行生)再び来てくれる

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 7:26 PM

一昨年の9月に修学旅行でファームステイしてくれた大阪の高校生が遊びに来てくれました。大学進学が全員近畿内(3人とも関関同立で優秀です)に決定したので卒業旅行も兼ねています。農作業体験もしたいということでキャベツの播種をしてもらいました。

キャベツの種200粒をセルトレイに落としています。1日で150のセルトレイを仕上げた。おおよそ5反分の面積を移植できる。また10日後に同じ面積をカバーできるように種を播きます。

5時間ほど手伝ってもらう。その後は然別湖コタンに出かけた。

これが見学できるラストチャンスであった。26日に行ったがすぐに閉鎖になったそうだ。ホテル風水で豚丼を食べ、アイスバーで氷のグラスでカクテル(ソフトドリンク)を飲む。最終日は吟寿司で牛とろ海鮮丼を食べ帯広農業高校で記念撮影をする。

銀の匙のロケ地となった高校を散策して「ぶたどん」が登場した豚舎の前でも記念撮影。本当は勝手に入って写真を撮ってはダメだそうです。息子二人が通った高校だよと紹介した。帰ったら絶対「銀の匙」の映画を見ます!!と大阪へ帰って行った。

 

 

2014年3月26日

鹿追町さつまいも研究会「試食会」

Filed under: サツマイモについて — 管理人 @ 8:07 AM

鹿追町環境保全センター(バイオガスプラント)にて研修が行われた。北海道農研センターのI氏の講演に続いて鹿追産のさつまいもで作られた「ほしいも」の試食会があった。

試験栽培を始めて4年が経過している。スイートポテトなどの試作品から感じていたことは、甘みは十分ながら水っぽさが商品化のネックとなっていた。それを逆手に取ってしっとり感ある「ほしいも」が今回出来上がった。

糖度は14〜15度あるそうで十分すぎるくらいの甘さを保持しながら、食感が柔らかく口の中で甘さが広がる。カロリーが少なく栄養のバランスが良いので女性のおやつに最適だと思う。乾燥した硬いものより柔らかくしっとりしたこの「ほしいも」はかなり注目をされそうな予感がする。

我ファームで貯蔵しているさつまいもは芽が出てきてそろそろ終わりに近づいてきた。専用の貯蔵庫がないので暖かい地下室に貯蔵していた。

町では10トン貯蔵能力のあるさつまいも専用の貯蔵庫を2基建設して本格的に鹿追産さつまいもの商品化に向けて準備が整った。これだと通年出荷に向けて対応もできそうだ。

まもなくほしいも乾燥機も稼働できるとのことで近い将来町民に向けて鹿追産の干し芋がデビューできそうです。過度な期待はしないようにしたい。

 

2014年3月24日

とかち・鹿追ジオパークキャンプ2

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 8:03 AM

今回は自家用に飼っている「烏骨鶏」に餌をやってもらう。キャベツを千切りにしたものをやってみた。あれよといううちに烏骨鶏を捕まえて直接食べさせています。

白と黒の烏骨鶏がいて、とさかが立派なのはオスだけ。卵は鶏よりも一回り小さく、卵の値段は鶏卵の10倍する。ことを学習する。(注、烏骨鶏はすべて健康で外部と完全遮断しているので安全です。)

今回の鹿追ジオパークキャンプは然別湖コタンを散策して然別湖の秘密を知る。瓜幕ライディングパークでは乗馬を体験。子供たちが住んでいる苫小牧は雪が少ない地域で公園で雪遊びも盛り込まれ、大人でも羨ましいぐらい楽しめるメニューが用意された。また食事も豚丼、鹿追そば、地元パン屋さん、地場産ヨーグルト、牛乳、「ごはんや」さんの地場産を使用した朝ごはん等とこれでもかと言わんばかりの鹿追づくしです。

お別れの時、「鹿追が好きになりましたか?」の質問に、「好きで〜す。」「もう一回来たいです。」「帰りたくないです。」などの元気な声が聞こえました。

ホストファミリーも忙しい時期にもかかわらず子供たちを受け入れしていただきありがとうございました。今回の収穫は子供たちにとって大きな財産になったことでしょう。

入れ替わりに24日夜に大阪の女子高校生3人組が遊びに来ます。3泊4日の日程で修学旅行と違った視線で鹿追を体験してもらいます。新聞社等の取材を頼んでいるので掲載されるかもしれません。TV局さん呼んでませんが来てください。話題性はあります。

2014年3月22日

とかち・鹿追ジオパークキャンプ

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 4:54 PM

とかち・鹿追ジオパークは昨年認定され,今回札幌市及び苫小牧市近郊の都会の子供たちに鹿追ジオパークの活動を体験してもらいます。宿泊するログハウスのロフトが完成していなかったので急遽手すりを制作する。階段が危険なので使用しませんが。

こんなかんじに仕上がりました。晩御飯は鹿追産ポーク、玉ねぎ、卵を利用したハンバーグと自家産じゃがいも、人参、などを使用したカレーとのコラボで「ハンバーグカレー」を小学生とともに手作り体験をしています。

初めてのハンバーグ作りに大ハッスル、手より口が動いて大騒ぎで楽しく我がファームの従業員と長女と4人で手作りしています。さすがに30分もすると許容時間がきたらしくトーンダウンしていた。約30個も作り思い思いの形に仕上げてフライパンで焼くのも実習する。あとは家族と従業員と合わせて9人で食卓を囲んで楽しい会話が弾んだ。(小学生に写真掲載を承諾しています)

2014年3月21日

まだ冬ですよ〜〜

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 8:42 AM

暖かい日が続きもうすぐ雪がなくなると感じていたが・・・

もう雪はいらないという方がいますが今のうち雪が降ってくれないと4月、5月の必要のないときにドカ雪になる。降るべき時には降ってもらったほうが良い。

一昨年、修学旅行でファームステイした大阪の高校生3人が農場に遊びに来てくれることになりました。大学進学も決定して少し大人になった彼女たちを歓待したいと思います。あまり農作業はありませんがキャベツとケールの播種作業をして貰う予定です。仕事ばかりではありません「然別湖コタン」「氷爆まつり」「スイーツ&十勝グルメ」などを予定している。

高校生から「スニーカーで大丈夫ですか?」と質問が。写真を見てください。まだ冬の様相です。

ビニールハウスの中ではビートの苗が順調に生育しています。そろそろ本葉の展開の準備をしています。約120万本のビートが4月末には畑に移植されます。

 

2014年3月19日

約10ヶ月間滞在した香港人帰国す

Filed under: 従業員の話 — 管理人 @ 11:33 AM

先日、香港から参加しているケーシーが帰国することになり送別会を開催した。今までワーホリで長くても7ヶ月くらいの滞在期間を過ごしたのはいたけれども、おおよそ1年近く滞在した外国人はケーシーが初めてだ。

と言うのも、ワーホリ期間は1年なので2〜4ヶ月おきにいろいろな職業、土地を体験して日本全国をめぐるのが基本である。

昨年20名前後のワーホリで参加した従業員のなかで一番心配していた細身のケーシーが、我ファームで貢献してくれ農家の嫁になれる自信がついたと感じている。さあ試験管(食品検査官)から鍬(農業者)を持つことに準備はできた。香港では今話題のstap細胞の再現実験をした国立香港中文大学(東京大学に近い偏差値)の研究室の出身です。

これからの長い人生、日本での一年を思い出して頑張ろう!君の流した涙は数知れず、無駄にはならないはずだ。加油!

さきほどLINEで香港に着いたとメールがきた。

2014年3月14日

**中学校の卒業式

Filed under: ビニールハウスの仕事,山村留学生 — 管理人 @ 2:39 PM

今日はホームステイしている中学生R(山村留学生)の卒業式でした。お父さんが関西から昨日来られ我が家に1泊して二人で学校に向かった。

お昼ごろにRが喜んで帰ってきて通知表を見せてくれた。あまりの成績の良さにびっくり。鼻歌を歌いながらルンルンの様子でホワイトディーのチョコを手作りしています。

お父さんにもホッとした感想が聞けて安心している様子です。これから鹿追高校で自分の目標に向かって頑張ってくれると思います。男子寮に入寮申請も済ませこれから然別湖で謝恩会に出かけます。

約10年ぶりに高校入学の手続きを親代わりとしてすることになった。

今年はビートの発芽率が良好です。もうすでに90%くらいの発芽率を確保しています。種子の育成は出荷先のホクレンが行っていますがとなり町の芽室町は出荷先が日本甜菜糖業なので日甜が配給しています。出荷先が違うと種子が違うため気になるところですが大昔のように大きく違うことはなさそうです。隣の芝生はよく見えることがありますが・・・・。

2014年3月13日

行者にんにくの出荷が終了

1月16日の初出荷から3月12日までの最終までおおよそ2ヶ月間の作業を終えた。昨年より約1000パック多い4000パック以上を出荷するが、価格が安いため収入が少ない。今年の反省点は露地栽培においてバーク堆肥を10cmくらい行者にんにくの上に散布しないと大きくて太い行者にんにくが収穫できないことがわかった。

写真はハウスの片隅に生えていた蕾を持った行者にんにく。外はまだまだ20〜40cmくらいの積雪があります。

13日の夕方にはかなりビートが発芽してきました。明日になると発芽率はほぼ90%に近い数字になると思います。

2014年3月12日

ビートが発芽を始めた

Filed under: ビニールハウスの仕事 — 管理人 @ 6:24 PM

3月9日と10日に灌水を行い2重にトンネルをしていた。

写真の「らくらくトンネル」は昨年から使用していて「らくらく散水くん」のレールを使用して1.8mおきにトンネルのパイプを走らせ一人で5分ほどで作業が終わる。トンネル内を温風ダクトが暖めるので燃料を従来の半分程度で節約できる優れものです。

難点は50mを施工すると重量がまして持つのに一苦労する。今年は25mで切って分離して未使用の時に格納している。

今日は潅水してから4日目なので少々発芽して夕方には半分ほどの発芽率になるでしょうか。トンネル内は10度〜12度C位に温度が保たれている。

2014年3月10日

ビートの播種作業が終了

Filed under: ビニールハウスの仕事 — 管理人 @ 5:00 PM

一年で一番厳しい作業を終えたので従業員と焼き肉バイキングに行ってきました。彼女たちは初めての重たいペーパーポットを持って筋力がついたと実感している。またダイエットにもなったかな?っと。私は筋力増強どころか身体はバラバラになりそうで、腹一杯になると眠気が出てきた。行者にんにくがあと数日出荷が残っているので休めません。老体に鞭打って頑張ろう! 加油!!

860冊のペーパーポットの設置が終了して2日間にわたって灌水をしています。50mの長さのビニールハウスを散水機が自動で往復する。通路がぬかるんですべるくらいの水量を注ぐ。4日後には発芽が始まり1週間程度で発芽が揃います。

今年の鹿追町のビート面積は約1120haで昨年より20haの減少の見込み。今年は基準糖分の見直しや交付金単価の価格上乗せで奨励をしていますが作付減少に歯止めがかかっていない状況です。

村瀬ファームは例年通りの15〜17haの作付を予定している。苗の出来次第で増減をしています。

2014年3月5日

てん菜(ビート)の播種作業開始

1冊1400本入りのペーパーポットを約860冊制作します。派遣会社から5人と我が家から7人合わせて12人で作業をする。行者にんにくも100パックほど出荷作業も行うので仕事配分が難しい。

今年は床土が少々湿気り気味だが順調に作業が進み、朝8時から午後5時までの8時間で4・5ha分の播種をした。作業初日でかなりの体力を消耗したので早めに就寝します。

ペーパーポットは水分で重量が変化しますが1冊40キロ前後あり持ち運びも大変である。仕事のシーズン初めとなるため、一年で一番大変な作業となり疲れもピークに達する。3日間で135坪のビニールハウスいっぱいにビートの種子が播種されたペーパーポットが並ぶ。

当然ながら農業は土を扱う作業が多い。よって都会から来ている可愛い女性でも顔が土埃で汚れ、太陽の日差しが容赦なく照りつけ日焼けする。しかしその様は農業に携わっているという実感が湧くことにもなる。泥にまみれ一生懸命に働く姿は美しく見え、また素晴らしく感じる瞬間でもある。海外や都会からくる若者はそこに農業の魅力を感じると思う。日本の食の未来は私達にかかっていることに責任を持ち国産の食材を国民に提供していく義務があって当然だ。それを応援してくれる国民が居ることを信じてがんばろうと思う。

2014年3月4日

昨年から今年は台湾旅行がブーム

Filed under: 体験付き修学旅行,趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 9:08 AM

北海道日本ハムの陽岱鋼の出身地である台湾の台東市。プロ野球選手として陽岱鋼は台湾では絶大な人気を誇る。写真の子供たちと一緒の「阿美族」の出身だそうである。

今月は1931年に台湾から出場して甲子園で準優勝した嘉義農林高校(台湾中央部)の実話に基づいて「KANO」という映画が台湾で封切られたそうです。この映画の特色は日本人、台湾人、原住民族の混成チームが力を合わせて甲子園に初出場して準優勝する実話であること。熱血監督が日本人であること。農業について学んでいる高校生であることなど。何か「銀の匙」に共通するような映画である。また野球ブームに火がつきそうな予感もする。

帯農野球部も甲子園に出場して「続・銀の匙」の映画化に繋がれば面白い。さらに陽岱鋼に続く台湾からのプロ野球選手が増えるかもしれない。鹿追高校も野球留学の高校生を考慮してみてはどうかな。将来「甲子園出場」も夢ではなくなるかもしれません。

村瀬ファームは今年度から台湾の国立大と日本の国公立大と産学協同の契約を交わし現役学生を受け入れる予定です。さらにカミさんには怒られるので内緒だが野球留学の話も密かに進行中。帯農か鹿追高校に打診する計画です。めざせ「第二の陽岱鋼!」

鹿追は今、台湾旅行がプチブームとなって知り合いがたくさん台湾へ旅行する機会が増えたようです。観光地、ゴルフ場めぐりなど暖かいので今の時期はゆっくりと安く滞在できます。

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