2023年4月30日

主力作物ジャガイモの播種始まる

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 10:00 AM

最高気温が19度と暖かくなったので、主力作物の一つジャガイモ(品種男爵)の播種が始まる。昨年(品種男爵)は53俵/10a当りの収量があり7000俵弱を生産した。今年も男爵12〜13ha  、ポテトチップス用5〜6haを栽培予定してる。初めて自動操舵で作業できるため畝が真っ直ぐに可能となった。540mの畝を見ていて気持ちが良いものです。このあと培土(土を盛る)作業が格段に楽になり芋の緑化などの防止になり、収量アップに重要な要因となる。今年は期待できます。

初めての従業員が多いので、怪我をしないように一日指導をする。慣れてくると危険度が増すので、ゆっくり落ち着いて作業をするように心がけている。

2023年4月26日

今回はスタブルカルチのディスクを修理する

Filed under: 農業機械の話 — 管理人 @ 9:24 AM

5年使用しているポーランドマンダム社製、スタブルカルチのディスクが徐々に固くなって全く動かなくなった。グリスアップはしていたのだがベアリングに土が詰まり錆びて重たくなったと判断した。販売店の美幌町T農機に相談してベアリングなどのサイズを聞く。今までに初めての事例だそうでわからないということで、中古のディスクアームを売ってもらう。

中古品を装着して動かなくなったベアリング部をバラしてみた。*素人なので未知の世界です。

シールキャップを外してベアリングナット、ワッシャーを取り、ギアプーラーでベアリングを外してみたが、何も問題がない。ポーランド製はテーパーベアリングで挟んで締めていく構造になっている。カラーなどがないため、作業をすればするほど固くなって動かなくなっていた。こんなのアリかな〜〜。

ディスクはジンギス汗鍋のような構造なので片方に力がかかるため締め上げてしまう。テーパーベアリングを固定するためカラーを製作しなければならない。

2023年4月23日

国産自動操舵システムの応援キャンペーン

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業,農業機械の話 — 管理人 @ 7:16 AM

国内では外国産の高価なGPSが普及している。

安価な国産品のGPS機器を昨年からなんとか導入したいと調整していた。定着させて、手頃な価格で我々一般人でも操作できることを探っていた。今年は3台のトラクターに取り付けて始動する。最初不具合があったがすぐに復帰して順調に稼働している。

ビート、馬鈴薯などの播種作業は従業員に任さられるようになり、喜ばしい限りで胸を撫で下ろした。残りのトラクターに取り付けるメドがつく。手持ちのAndroidの端末が使用可能で大きなモニター画面は必要ない。他のトラクターを使用する場合、接続機器で登録しているトラクター名、受信機をチェックするだけで簡単である。

複数のトラクターで作業したが問題はなく使用可能であった。また鹿追町を網羅できるマイ基準局(おおよそ半径20kmの距離)があるので電波は良好である。時々受信状態がH/FIXにならない時があるがスマホ、GNSSデバイス等を再起動で解決している。(防風林のふちもOKであったが、防風林の位置、向き、大きさによっては不具合が生じる。)国産GPSを応援して普及させましょう。

専門家に要望します。操作マニュアルを整備してほしい。

2023年4月19日

加工用キャベツの定植がはじまる

Filed under: キャベツについて — 管理人 @ 9:57 PM
  1. 今年も加工用キャベツ(極早生品種YR天空,1ha。残り9haは寒玉品種おきな)の定植がはじまった。今年はマイナス気温にならず、定植した苗は順調に活着した。初めての従業員が多いので、ゆっくり1日40aほどを定植する。7月下旬まで仕上がった苗を順次定植していく。倒伏と風の対策で深めにセル苗を定植する。
  2. ビートの播種も同時に始まり馬鈴薯、長芋、小豆へと5月下旬まで忙しい農作業となる。
  3. 最初に定植した苗は順調に生育すると7月13日ごろに出荷できる予定で10月25日ごろまで続く。

2023年4月16日

トラクター、🚜作業機をFIX UP

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業,農業機械の話 — 管理人 @ 12:12 PM

36年使用しているトラクターキャビンのガラスが外れる。吾輩では上手に修理できずに数年が経過していた。トラクターディーラーに修理依頼して出張修理してもらう。ガラス同士接着するコーキング剤は市販物でできることに驚いた。修理作業を最初から見て覚える。今度は自分でできる自信が湧く。

晩御飯は焼肉でも食べに行こうと農場住人で帯広市へ出かける。生ラムジンギスカン、牛サガリ、牛シマ腸(味付けは塩だれなど)一人前700〜900円を25人前ほど平らげた。生ラムは美味しいですねえ。5人で3万円食べて飲みました。『生ラム、ホルモン・いなみ』さんご馳走さまでした。

2023年4月14日

加工用キャベツ畑の整地作業はじまる

Filed under: キャベツについて — 管理人 @ 12:54 PM

この圃場は昨年ビートを栽培した。収穫後にプラソイラーをかけて冬を越した。14日に土壌は湿っているが地温を高めるためにスタブルカルチを入れる。5年前にポーランド、マンダム社製の3mスタブルカルチを170万円で購入している。当時は安価だったのに驚きである。

今年購入のクボタM7で快適に作業ができるようになったものの、操作が複雑で理解するのに四苦八苦の状態。従業員に任せるしかない。今年は全圃場不耕起栽培を実施して、心土破砕補助事業(深さ約40cm)  +スタブルカルチ(深さ約30〜40cm)で仕上げ、最後に深耕アッパーロータリーで仕上げる。

春作業開始は18日頃に加工用キャベツの定植を予定している・・・。

2023年4月12日

いよいよ春作業の準備に忙しい日々となった

Filed under: キャベツについて — 管理人 @ 2:09 PM

18日の加工用キャベツの定植から春作業が始まる予定だ。それに向けて15台あるトラクターのうち、重作業を担当するクボタトラクター4台、井関トラクター3台のエンジンオイルを交換する。さらにジョンディア2台の芝刈り機、クボタ全自動野菜移植機のエンジンオイルも交換する。エンジンオイルはホクレンハイグレードDを200Lドラム缶で購入する。オイルエレメントは純正だと1個1万円ほどしますが、社外品だと2000円弱と8000円以上節約できる。

2棟のビニールハウスで育苗している加工用キャベツの苗は、発芽していないもの、奇形苗などと健全な苗との交換する作業も行う。年間46万本を定植するためなかなかの作業となる。弊社以外の農家はJAに苗作りを委託して引取りに行く。委託すると10haで約400万円になる。

またJAから野菜移植機(約90万円)、キャベツ収穫機(約250万円)全て借りて10ha使用した場合、約340万円をJAに負担する。弊社では苗作りから収穫まですべてを自分たちで賄っているため、上記の金額が節約できる。その金額は6人の正職員の報酬や福利厚生費などに置き換わることになる。

2023年4月7日

長芋種切りが終了して行者ニンニクの定植をする。FMノースウエーブ

Filed under: 行者にんにくについて,長芋について — 管理人 @ 11:02 AM

3月16日から開始した25トンの長芋の種切りは4月6日に終了する。湿度80〜85%、室内温度20〜30度に設定して加温を始める。

今年は早く播種をする予定で5月10日までには開始する。昨年は11日に開始しているが芽出しが不十分だったので、今年は留意する。

長芋作業が終わると、3月上旬まで出荷していた『行者ニンニク』の規格外品などを定植する。

先日、FMノースウエーブから出演依頼があり、スポンサーが「ホクレン農業協同組合連合会」と聞いて断れず電話出演(4月4日)をしました。パーソナリティの渡辺ゆうかさんとのフリートーク形式で楽しくお話しすることができた。4月から新しい番組のTOPバッターとしてSDGs&北海道農業についての内容で弊社では身近の問題『労働力不足』について重点的に説明する。

台湾からJJが来訪する

Filed under: 従業員の話,農業機械の話 — 管理人 @ 10:27 AM

JJは7年前に約1年間ワーキングホリデーを利用して働いていた。その時一緒に働いていた香港出身のEVAと意気投合して国際結婚をする。当農場では2組目の国際結婚であった。その後台湾へ帰り塗装会社を経営する父親の元、修行を積んで社長として現在は頑張っているとのこと。公共事業なども請負、順調に事業は継続しているそうで安心した。日本人の夫を持つJJの妹夫婦は、コロナの影響で台北で経営した日本式居酒屋を閉めて日本で生活をしている。

JJの長男は5歳になり、EVAのお腹には二人目が宿っているそうで久々に香港に帰郷している。

JJが好きだった『トスカチーナ』のパスタ、居酒屋『初音』の料理を懐かしく堪能した。

音更では農業機械展があったので全員で出かける。価格が高くなったことに驚いたが2台目の中古防除機を購入する。新品は約1500万円しますが30年くらい?使用したものは100万円で契約した。(現物は見ていませんがお任せしました。)

台湾からは続々と『遊びに行きます!』と連絡が来て楽しみな年になりそうです。職員とは社員旅行が『台湾』になるよう仕事や生活頑張ろうと励まし合っている。台湾プロ野球『中信兄弟』チアガール『チュンチュン』を日本男児は見てみたい!  豊作の年になりますように!

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