2024年3月16日

長芋の種切りがはじまる

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 8:21 AM

行者ニンニクの出荷が3月12日に終了して、すぐ長芋の種切りが始まる。まずはJAから買い取った来年使用する『原種』となる種芋から始まる。

種子用なので細く短く生育しているため切りやすい。JA川西では自家種子を使用するため来年の種子用分だけ購入する。自家用種子を含めて約30トンの種芋を切る。

2024年3月9日

加工キャベツの播種はじまる。休憩には地産地消のフライド長芋

Filed under: キャベツについて,長芋について — 管理人 @ 7:19 PM

最低気温がー12〜13度Cと冷え込んでいるが、昼間の最高気温が0度Cを超えて暖かくなってきたので加工用キャベツの播種が始まる。今年度も10ha以上を計画しており、6月末まで10日おきに順次播種作業が続く。まず最初に播種する品種は極早生の『YR天空』。主力品種の『おきなSP』よりも1週間程度早く収穫できるので重宝しているが、1回のみの播種にする。

なぜ重宝するのか? 7月に収穫期を迎えるが、小麦の収穫前に1週間早く作業できる。小麦収穫は4戸共同で夜間遅くまでコンバイン、トラック等を運転するため。

JAではキャベツ等の育苗を受託していますが、10a当たり約4万円の委託料金が発生する。10haで約400万円を浮かすためビート育苗ハウスを利用して自家育苗している。播種機、収穫期を所有しているので、作業が自由に組めることが大きなポイントである。しかし、育苗管理が大切な3月と4月は、晴天の日中は最低一人温度管理しなければならない。ハウス内が30℃以上になると苗が焼けて枯死してしまう。

作業の合間の休憩には一冬越して甘味を増した激ウマ『フライド長芋』の提供がある。もしくは男爵芋の『フライドポテト』。ねっとり、しっとりした感触がたまりません。あっという間に皆の胃袋に収まる。好評ですが毎日は飽きてしまいます。

2023年12月27日

12月27日、土壌凍結は何cm?

Filed under: 畑の様子,長芋について — 管理人 @ 10:19 AM

 ホクレンが設置している凍土測定器を覗いてみた。約20cmとほぼ平年並みのしばれ具合。積雪は僅かに数センチ程度で、ないよりはましである。春ぼりに残した1.5haの長芋は寒さに震えながら耐えていることでしょう。凍結から守るため最大限の防止策を施したので、後は祈るしかない毎日である。

2023年12月13日

長芋の折れた支柱の修理はじまる

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 9:40 AM

冬季営業が朝9時から午後4時までの5時間勤務で始まる。長芋栽培7年目で3.5mの支柱が折れたのは初めての経験。それも2000本も折れてしまった。原因は夏場の温暖な気候でツルの生育が旺盛であったため、支柱が強風に耐えることができなかった。聞くところによると鹿追町だけの現象だそうです。気になったのが長芋の生育であった。だが影響は少なく、ほとんど変化は見られなかたのは幸いであった。

2023年12月5日

最後の出荷作業ビート、長芋が終了する

Filed under: 農産物の収獲作業,長芋について — 管理人 @ 10:21 AM

12月4日圃場に堆積していたビートの出荷日に合わせて、被覆していたシートをたたむ。積雪もなく簡単にシートを剥がすことができた。実はビート栽培は今年が最後になる。長年栽培し、農場運営に貢献してきたがついに終わりを迎えた。来年からは大豆、長芋の前作に緑肥を導入する計画である。ビート生産実績、直播栽培町平均10a当たり5540キロ、糖分13.7%、移植栽培6680キロ、糖分13.3%と両者の差は1トン強であった。

豊作で収穫に苦戦した長芋は、約750基をJA の予冷施設に搬入する。JA川西グループでは昨年産の売り上げは、初の80億円を遥かに超えて史上最高の売り上げを記録する。栽培農家、面積が減少しているなかでの好成績を得たのは大きい。長芋の年内仮渡し金は1キロあたり100円、1トンあたり10万円になり、本清算は翌年8月に行われる。

今年の長芋は長くて太いため折れたり、傷がついたりと収穫には抜きずらくて四苦八苦した。豊作のため収納コンテナが予定より不足して強制的に収穫作業を終えることになった。今年100基を注文したが1基あたり(3年前)23500円だったのが、31,000ほどに値上がりしていた。

2023年11月30日

長芋の収穫が強制終了する

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 1:09 PM

約1ヶ月に渡った長芋の収穫作業が、コンテナがなくなり強制終了する。残った1.5haは来年4月に収穫する。最終日29日は最低気温ー7℃、最高気温ー1℃と心地良い?涼しさで、地面に積もった雪が溶ける事なくベストコンデション。周辺の農家は冬休みになっているが、この時期に長芋の栽培農家は一旗あげることが可能。

寒くて大変な仕事だが、会社経営の最大の収入と安定化に貢献できる作物として重要である。他農家が遊んでいるときに稼げるのだ。販売単価が高くないとやってられない作物であることも確かである。

皆さんには収穫作業を担っていただきありがとうございました。来年は面積を減反するように心がけます。1週間の休日後に折れた2000本の長芋支柱の修理作業に入る。冬休みがなくなりそうです。

2023年11月22日

やっと順調に長芋の収穫が可能になる

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 7:46 PM

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最高気温14℃と暖かい11月の十勝地方です。ツル落としから約1ヶ月が経過して、例年に近い収穫体系に近づいた。苫米地工業の新型の掘り取り鍬のお陰で長芋の折れ、傷が少なくなり順調に収穫が進行する。やっと収穫作業は折り返し地点を過ぎた。平均年齢20代後半の若い作業員で(20歳代5人、30歳代5人とその他?歳数名)もう少し頑張りましょう。

長芋は長くてコンテナにギリギリに収まる。豊作でコンテナが不足して1.5haほど春堀りに回すしか方法がなくなった。初めての挑戦なので凍結が厳しくならない事を祈る。

2023年11月17日

長~~い長芋の収穫に苦戦中

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 8:26 AM

 今年の長芋は豊作なのは嬉しいが、長くて太く土に密着して抜きづらい。両手で持って引っ張っても長芋の周りに土が付いて1キロ以上ある個体が二倍の感覚になる。

また、1m下から掘りとり鍬で持ち上げて来るので1割から3割(土壌条件でも変化)くらいが折れたり傷ついたりする。しかし、2回目の栽培地は土壌が柔らかいため折れる個体は減少することがわかった。

作業スピードは最低に近い時速0.2キロ。一日、540m の畝を2本〜2.5本、15a〜18aの面積を収穫するのが精一杯である。雪、雨の状況なら例年より深く掘るため、トラクターのタイヤが空回りして、2台で引っ張りながらの作業になる。初めて栽培する畑は土壌が硬くて大変な年ににりました。処理面積の進捗率は半月で40%ほどで今月末では終わりそうにない。

職員から嘆きの『手が痛〜い!』『腰が痛〜い!』とのお言葉をいただき、それではと運転は職員に任せて『現場』に復帰する。めでたく整骨院に通院することになったがまだ頑張れます。今日はどこの整骨院にしようか・・・。プラウのすぐ後ろで作業する『抜き手』はやりがいがある事を再認識した。1mもある長い長芋を無傷で抜き取ると楽しい気分になる・・・。

2023年10月31日

長芋の収穫が始まる

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 9:56 PM

最後の農作物『長芋』の収穫が始まる。長くて太い長芋がどんどん収穫されている。例年より仕上がりが遅く、収穫時に折れやすいため作業スピードを最低にして対応している。栽培を始めて7年目にして奇形も少なく最高の収量のようです。ただ、例年より長芋が長いため傷、折れが多く心が傷む。町内の栽培農家に聞いても、同じ嘆きが・・・。

初めて栽培する圃場なので、土が硬くてプラウの鍬が底や壁面にぶつかると重たく、トラクターが前進できなくなる。とにかく長くて太いので収穫プラウの抜き手も大変、30分おきぐらいに交代して作業している。

2023年10月28日

長芋収穫に向けて、準備作業始まる

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 8:36 AM

11月1日の出荷解禁日に向けて、長芋の収穫準備が始まる。生育旺盛だったつる切り、つる落としからポール支柱抜き、つる巻き、マルチ回収、首出し、7台のトラクターに作業機を装着して整備する。

今年は新型収穫プラウ(軽い、折れない、抜きやすい)の製作が間に合い活躍を願う。約7haの面積を収納コンテナがあるだけ収穫する。収穫した約200トンの長芋は全量をJA川西に出荷し、川西ブランドとして販売する。

2023年10月19日

地元鹿追高校のインターンシップ

Filed under: インターンシップ,長芋について — 管理人 @ 6:51 AM

二日間にわたり、地元の鹿追高校のインタンシップ生二人を受け入れた。二人には3品目(行者にんにく、ビート、長芋)の農産物を収穫してもらう。将来、鹿追の農業をリードする人材になって貰わなければならないので、インパクトのある忘れられないインターンにする。(オーバーな表現だがJAの理事等に就任する現実味はアリそうだ)

まず、JA川西に残留農薬の検査に提出する長芋をスコップで掘る。1m近くをせっせと掘るが、半分ほど掘るとつい抜きたくなる心境になる。そうすると折れてしまう。物事に取り組んだ時、目標まで諦めず最後までやり遂げることが大切だと、折れた長芋に例えて説明する。お土産に『折れた』長芋をプレゼントする。

お昼はお決まりの職員全員とスープカレーを食べる。自家野菜を利用した具材を堪能してもらう。二人の香港出身の職員に講師となって広東語、中国語を覚えてもらい、交流を深める。2日目は余ったスープカレーを利用して、鹿追産牛肉2キロのビーフカレーを提供する。ほぼ鹿追産(ジャガイモ、にんじん、茄子等)を利用した具材で『美味しい』(自分で言うのも気が引けますが・・・)昼食を経験した。

二人とも就農意欲がひしひしと伝わってきます。近代の農業は機械化が進んでも、農作物が育つプラットホーム『土』に触れるのは基本として大切である。二人は高校卒業後すぐに就農希望をしているようでしたが、北海道には本別町に農業大学校、札幌市に農業専門学校などがあるので就学をすすめてインターンシップを終了した。頼みます『鹿追農業の将来を!』                (写真掲載は了解を得ています)

2023年10月11日

9月末に長芋のネット支柱が倒伏する

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 7:26 PM

生育旺盛な長芋が強風雨に耐えられずネット支柱が倒れる。おおよそ2000本が折れる、曲がるなどの被害を受ける。長芋を栽培して7年目で初めての経験である。どのように対応して良いか分からず苦慮している。

今年の作柄は10当たり4500kの収量を見込んでいる。(十勝川西長芋連絡協議会より)昨年は奇形や腐敗などで十勝全体では不作であった。現在も市場価格は10キロ6000円前後と高値が続いている。8月の本精算では、1キロ350円程度と過去最高(直近7年)の支払額となる。今年は奇形や腐敗がないことを願いながら、10月末の収穫作業に入る。

2023年8月12日

8月12日、畑の様子

Filed under: 畑の様子,長芋について — 管理人 @ 10:07 AM

 

馬鈴薯は例年より出荷受け入れが3日早まり、8月22日になる。昨年以上の作柄で期待が持てる。

小豆は生育旺盛で平年作だった昨年より草丈が長く、鞘付きも良い。一部倒伏しているが平年作以上は期待したい。

昨年不作だった長芋は豊作(全ての作物)の予兆が見られる。今年は旱魃気味で雨が少なく、気温が高い。

加工用キャベツは栽培間隔を間違って狭めたため忙しい作業になった。旱魃で生育が一時停滞していたが後半は適度の降雨で豊作となった。今まで7月出荷が敬遠されていたことを考慮すると『災い転じて福となす』であろうか。今日まで522トンをJAに出荷した。あと400トン出荷予定。

2023年6月19日

6月20日、畑の様子

Filed under: 畑の様子,長芋について — 管理人 @ 6:05 PM

秋播き小麦は開花が終わり晴天に恵まれたので豊作の予測。受粉が上手くいったでしょう。昨年は7月に大雨が続き不作の原因となったが・・・。現在は旱魃気味で雨が期待できない。雨乞いの儀式をすると怒り狂ったように大量の雨を見舞われるので静かにしていましょう。多雨より旱魃の方がベターである。

加工用キャベツは結球を始め7月中旬の収穫に向けてラストスパートをかける。この時期に異常な気象は生育に多大な影響を与えるので、適度な降雨を望みたい。旱魃で生育が停滞しているところに高温多雨の天候になると生育が旺盛になり結球内部の葉枯れ、微量要素不足などの症状になる。出荷不可能になるのは勘弁してもらいたい。嫌な予感がするが・・・。

極早生の品種(YR天空)であれば最低限それを防止可能であるが、品種(おきな)はもろに影響を受ける。もともと極早生の品種は生育が早いので収穫適期を逃さない限り危険度は最小である。収穫量は落ちるが早め収穫を推奨する。適期を逃すと腐敗などの要因になる。昨年のように本州が潤沢で供給過剰になると、真っ先に出荷できなくなるのは北海道の産地である。

本日は体力回復のため臨時休業とした。

2023年6月7日

キャベツ🥬の草取り始まる

Filed under: キャベツについて,長芋について — 管理人 @ 8:03 PM

長芋のネット張りが終わり、4月18日から始まった春期の播種作業が落ち着く。7haの長芋面積は手応えありました。萌芽との競争でネット張りが追いかけられた。

キャベツの葉が生育旺盛になり畝が塞がりかけたので、慌てて草取りを始める。まずは草取りに使用する『ホー』の研ぎ方から指導する。1年間使用していないので錆を除去するところから始まる。

2023年6月3日

長芋のネット張りを急いで作業する

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 5:46 AM

5月末に萌芽を始めてきたので、ネット張りの作業を急ぐ。3.5mの支柱(ポール)を1m地面に刺しているので、地上部は2.5m高さがある。ここに長芋のつるが伸びてくるので急がなければならない。

畝の長さが540mあるのでネットを引いていくとなかなかの重さとなって大変な作業となる。ネットを支えるエスター線、トワインは540mでも切れることはありません。畝の両端で手で引いて張っていきます。畑の端が見えないのでLineで確認するが、どこの場所なのかわからなくなってほとんど連絡はしなくなる。相手を信じてエスター線をグイグイと引く。

面積が7haあるので10日程を要する。みなさん疲れてきたようですがもう少し頑張りましょう。

2023年5月23日

新型の長芋のポール支柱立てはじまる

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 12:43 PM

 

新型の長芋の支柱立て機により支柱立てが始まる。試行錯誤しながらではあるが、操作は簡単なので女子職員でも手軽に作業できる。

畝の長さが540M あり、6Mの間隔でポールを立てる。1列86本、3列で260本を大助くんに積み込みゆっくり進む。1mの深さに掘削した底面に簡単に到達する。今まで約7000本、3.5mポールを人力で1m差し込んでいたが大変な作業でした。

 

2023年5月9日

長芋の播種が始まる

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 6:02 PM

5月7日、約1ヶ月間の🌱芽出しが順調に進んで種芋の播種が始まる。畝の長さが540mあるので、自作の播種機(製作費1万円くらいと中古機械代)にミニコン22個を満載する。受け皿の中央に種芋を並べると正確ではないが株間が揃う。

今年は駆動輪を6・00x12のサイズに変更したので、株間が18cm から20cmにする。昨年は個体が太くなり『当たり』と呼ばれる隣の長芋がぶつかり規格外となってしまう事例が増えた。その解消になるのではと株間を長くしてみた。

作業速度は1割ほど速くなり、1日10本程度、面積にして70a  を播種することができる。従業員は椅子に座って種芋をコンベアーにのせることができるので、非常に作業が楽である。4人くらいで交代しながら同じ位置で長く仕事しないように指示している。

2023年5月5日

長芋の播種準備、トレンチャー作業始まる

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 5:44 AM

3月16日から始まった長芋の種切りが4月6日に終了し、キュアリング後に倉庫に収納した。約25トン(5ha)の種芋は20〜25℃に保たれ芽を出し始めた。半日程度ジェットヒーターで温めるとしばらくの間倉庫内は余韻で暖かいことが栽培開始6年目に判明した。1ヶ月間以上加温しても使用する灯油代は200L  以下に抑える。

トレンチャーでGPSを使用しながら、真っ直ぐに1mの深さを掘る。畑の長さ540m,畝幅132cmx4本でゆっくりした速度(ほふく前進の速さ。時速0.4km)で作業する。GPSは隣にある白樺防風林の影響がないのはなぜなのだろう・・・。素人には理解できない。

2023年4月7日

長芋種切りが終了して行者ニンニクの定植をする。FMノースウエーブ

Filed under: 行者にんにくについて,長芋について — 管理人 @ 11:02 AM

3月16日から開始した25トンの長芋の種切りは4月6日に終了する。湿度80〜85%、室内温度20〜30度に設定して加温を始める。

今年は早く播種をする予定で5月10日までには開始する。昨年は11日に開始しているが芽出しが不十分だったので、今年は留意する。

長芋作業が終わると、3月上旬まで出荷していた『行者ニンニク』の規格外品などを定植する。

先日、FMノースウエーブから出演依頼があり、スポンサーが「ホクレン農業協同組合連合会」と聞いて断れず電話出演(4月4日)をしました。パーソナリティの渡辺ゆうかさんとのフリートーク形式で楽しくお話しすることができた。4月から新しい番組のTOPバッターとしてSDGs&北海道農業についての内容で弊社では身近の問題『労働力不足』について重点的に説明する。

2023年3月17日

25トンの長芋の種切り始まる

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 9:49 PM

3月11日、JAコントラによって40haの圃場に融雪剤を散布していただいた。効果抜群で『あっという間に』雪がなくなり土が見えてくる。秋蒔き小麦が青々と3ヶ月ぶりに顔をだす。

毎朝マイナス3℃程度に冷え込むが、昼間はプラスの5〜7度Cと気温は上昇する。昨年11月に収穫していた約25トンの種子長芋の種切りが始まる。4月7日頃までに終了する予定。

2022年12月1日

JA川西に長芋種子を引き取りに行く

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 1:44 PM

JA川西へ長芋の種子(原種)を引き取りに行く。10a当り70キロ、それに栽培面積をかけた種子量を買い取る。来年は約10倍に収穫出来て我が農場の種子となる。種子用はM,L,2Lクラスの中間のサイズが多い。種芋は通常10a当り500キロを使用します。他の産地では全量種芋を買い取りしなければならず、10a当りの種芋価格は20万円弱になるそうです。その点JA 川西では自家種子を使用するのでかなり節約できます。

買い取る種子は当農場のような褐色の火山灰ではなく、黒色の黒ボク土で生産されたものである。持参した自家所有のコンテナにJAの職員さんが積み替えてくれます。(JA川西さんは優しい)

2022年11月17日

長芋の収穫が終わる。

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 9:13 PM

11月14日に長芋収穫が終了して、今年度の農産物の収穫が全部終了した。今年は長雨で小麦、ビートの作柄が悪かったが、他は平年作以上を確保できたと思う。まだビートが最後の出荷を残しているが。馬鈴薯は過去最高に匹敵した品質と収量を確保する。まずまずの一年ではなかったかな? 品種「男爵」は規格内反収町平均50俵/10aと豊作の年となった。

長芋収穫の最後の朝。女子職員に忘れられた腕ぬき(カバー)がマイナス気温に白く凍っていた。しかし晴れている日中は10度前後と暖かく作業する皆さんは「暑いねえ!」を連発する。長芋の作業には暖かい日が続いた令和4年度であった。

アルバイトの方を含めて11人で打ち上げを行う。遠慮なしに食べて飲んでいただいた。🍻

 

 

 

 

 

 

 

2022年11月5日

長芋の収穫が晴天のなか順調です

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 10:01 PM

今年度は苫米地技研製の台車「大助くん」を導入して収穫スピードは同じだが、体力の消耗が少ないように感ずる。一日28a位を収穫するが職員には大好評でした。

Trimple GFX-750自動操舵システムで運転するので、運転者も後ろ向きでプラウの位置を中心に注意を払う。時々AB線を微調整、20分でシステムがOFFになるのでモニター画面をタップする。非常に操作しやすくなったが操作マニュアルは素人や年配者にはわかりずらい。家電のように「エラ〜が出た時は」対処法を明記して欲しい。素人が気楽に操作できるようにお願いしたい。250万円もするのだから・・・。

毎年、作業員を派遣してくれている会社が突然連絡が取れなくなり、急遽、女子職員4名(平均年齢23歳と若い)を中心にプラウの長芋抜き取りの作業をお願いしている。大変な作業なので15分くらいおきに交代している。派遣(3名依頼していた)できなくなると電話に出ません。この会社とは永遠のお別れになるでしょう。

近くの大雪山系の山々はうっすら白くなる。大地には時々雪が舞うが、まだまだ本格的な雪は11月中旬以降になると思う。昨年は正月以降まで雪は降らなかった。年々暖かくなってきているのを感じる。あまり余裕のあることも言ってられないので、晴れた日は頑張ることにしている。

昨年は150トン全量をJA川西に出荷したが、今年は1ha位面積が少ないので120トン前後の出荷量を見込んでいる。B級品を隣近所にお配りしているが、我が家の長芋は水っぽくなく美味しいそうである。お世辞もあるかもしれないが、皆さんの批評を励みにして頑張りましょう。

 

 

 

2022年10月28日

長芋(自家産種子)の収穫がはじまる

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 7:31 PM

10月25日、26日のマイナス2〜3度の気温ですっかり色付いた長芋のツル。ツル落とし、約6000本の支柱ポール抜きをして準備を終えた。ポール抜きの作業は軽量ポールでも本数が多いので大変な作業になっていた。そこで希望の多かった、青森県のT技研の支柱ポール抜き取り機を買うことにした。

今年度はT技研の収穫時に使用する台車「台助くん」、補助事業(導入価格の3分の2)で帯広市T社の4畦ホイールトレンチャー、マルチ回収機などを導入した。毎年、長芋関連の機械を買っていますが作業効率や重労働からの脱却、軽減のために導入している。「台助くん」は使用してみて評判は上々、凹凸のある地面を歩かないので作業が格段に楽になった。マルチ回収機は一度に5本ほど(従来は1本)回収可能で作業速度が一気に上昇した。働く環境を整える投資は絶対に必要で無駄な投資ではない。節約するところは他にたくさん存在する。

作柄は昨年よりも歩留まりが良好で、規格外率は低い数値で推移している。奇形はほとんど見られない。長芋栽培が初めての圃場で、まだ一巡していないのが最大の要因だと思う。今のところ自家製長芋播種機の成果は「優」の状態である。

2022年10月18日

ビート(てん菜)の収穫が始まる。新規作物を考える。

Filed under: その他農産物について,長芋について — 管理人 @ 10:18 PM

今年の直播ビートは小粒で、収量、品質、糖分量は期待できそうもありません。ホクレンでは町平均の収量は5トン強/10a,当農場は4トン強(全面積、直播)前後を見込んでいる。久しぶりの不作となる。長雨の影響を一番に受けた作物となった。

更に国ではビート交付金の対象となる生産枠(産糖量)を段階的に64万トンから9万トン削減する事を発表。一割以上の大きな数字となる。小麦、大豆も交付金単価が引き下げられる。困りましたね。

新たな作物を栽培するにも、急激な栽培面積の増加は単価の下落、生産物の過剰供給を発生させる。引く手数多であった『加工キャベツ』は豊作も相まって苦戦の連続であった今年度。長芋栽培を新規に始めると多大な投資が伴う。

種芋貯蔵庫(坪10万円以上)、専用コンテナ(1基24000円)を140基/ha(5haであれば1700万円)、専用3.5mポール(1本700円)を150本/ha(5haであれば約500万円)トレンチャー(300〜500万円)、種芋播種機(400万円)、マルチャー(60万円)、マルチ回収機(90万円)、農薬散布、追肥管理機(110万円)、ネット回収機(90万円)、収穫プラウ(200万円)、収穫用台車(150万円)、トレーラ−(150万円)、自動操舵システム付きトラクター(1000〜1500万円)などの作業機を買い揃えなければならない。

長芋作業には最大7台のトラクターが必要となる。6年前に買い揃えた時は補助金もなく資金も借りなかったので厳しい経営になった。しかし、金利等考えると資金返済額は安く済ませるが冷や汗もんでした。みなさん新規に取り組むときは投資額は控えめにしてください。

しかし、現在振り返ると、体力、気力がある6年前に約5000万円の投資をしていて正解だったと感じている。

2022年5月27日

長芋のマルチがけ、ポール立てがはじまる

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 9:23 AM

最高気温26度と真夏並みの暑さのなか作業を進行する。例年より1週間も早く8000本のポールを立てる。長芋を栽培して6年目を迎え、ようやっと全体像が見えてきたように感ずる。

今年はやっとGPSを使用して畝が真っ直ぐになり作業をしていても気分が良い。イセキ農機でGPSを最新にバージョンアップして微低速に対応可能となった。さらにマルチもずれることなく完璧に近いものになった。

自作の種芋播種機は故障もなく稼働でき、来年は1畦から3畦にバージョンアップしたものを製作予定している。施肥はコート肥料以外は自作機で行えることが出来る。削減した肥料の結果が今年度末に判明する。楽しみである。

2022年5月19日

三班で小豆播種、長芋播種、キャベツ定植作業を行う。「忙しい!」

  • 長芋播種も6日目を迎え約3haを終えた。あと3日ほどで20トンの種芋がなくなる予定。その後はマルチがけ、ポール立て、ネット張りと作業が目白押し。
  •  
  • 6haを予定している小豆は、補助事業でイセキ豆用コンバイン(約1000万円)を購入する。来年度は増反して面積を増やす。
  •  
  • 加工用キャベツの定植は4回目を迎え、約4haを終える。干ばつにもかかわらず、わずかな降水量を得て順調に生育している。

2022年5月11日

長芋の播種、馬鈴薯の培土作業がはじまる

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 10:05 PM

長芋の芽が動いてきたので例年より早く、自作の播種機で長芋の播種が始まる。女子職員3人で担当してもらいます。男子はトレンチャーと馬鈴薯の培土作業を担当しています。

長芋播種は作業員が2人座れば微低速ではなくても2速で、1時間に7a、1日に50~60aほどの面積が可能。今日は最高気温24℃と暖かく長芋にとっては好条件となる。

肥料は同時に施肥をして、慣行より3割ほど削減している。金額にして25000円/10a当り減額が可能。従来と変わらぬ成績を望む。

2022年4月28日

まもなく新型長芋播種機が登場か?

Filed under: 農業機械の話,長芋について — 管理人 @ 10:04 AM

昨年、遊び心で手作りした長芋の播種機です。H元年製十勝農機の馬鈴薯播種機を改造した。株間が不揃いだが、畝付近に施肥が可能ため、試験区では2~3割は増収したと感じている。施肥量も3割ほど節約でき、コート肥料を使用しているので追肥も行わない。

今年は芽出しが例年より上手に出てきたので、これ1台で全面積を播種する。農業機械ディーラー3社や農家の方が視察に来られて「これだよ!これ!」と感想を述べられ、「真似して作るけどいいかい?」「価格の設定はどのくらいがいいかな?」と相談されたりと構想を褒められたような気がした。(来年あたり改良された播種機が登場間近と感ずる)

なんと言っても椅子に座って作業できることと、畝付近に施肥が出来、施肥量が3割ほど節約できるのが最大の特徴である。

株間は替えギアで18cm、20個のミニコンを搭載して540mの畝を播種できる。施肥は半分が全層、半分をこの施肥機でやってみるが、全部でも問題ないと思う。

2022年3月20日

大雪のなか長芋の種切りが始まる

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 9:25 PM

融雪が進みほとんど雪がなくなりかけていた。また、冬に逆戻りである。気温が高いので今月末には融けてしまうでしょう。

さて、貯蔵庫に保管していた約22トンの長芋の種切りが始まる。一本一キロ前後の長芋を100~120gの大きさにカットする。作業は4月はじめまで続く。

2021年11月11日

長芋の収穫が中盤にさしかかる

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 12:01 PM

今年は気温が温かいが雨が多く、作業が難儀している。11月11日に入ってマイナス気温にならないのはめずらしい。付近の農家はビートの収穫作業が終わり冬ごもりの準備が始まっている。

長芋の収穫はあと10日ほどだが、降雪があれば来年の春(4月中旬ごろ)に堀とることになる。収穫した長芋を保管する鉄コンテナが今年も不足しそうな気配。新品を購入するか春堀に回すか悩んでいる。

収穫作業は晴れていれば順調で、540mの畝を五本弱ほど、☂後は四本ほど収穫できている。収穫機などに不具合が発生すれば、午後4時半に収穫が終了後、夜業で職員とともに機械整備などをする。

今回は135馬力のトラクターの車幅を変更する。タイヤ幅が60cmあって隣の畝をタイヤで踏んでしまうので、10cm車幅を狭くする。重量感のあるミシュラン社のラジアルタイヤは重く、4人で支えながら左右のタイヤを組み替えた。難なく2時間程度で四本の作業を終える。

かみさんからカップ麺(*日清の台湾ラーメン)とおにぎりの差し入れがあり、空腹を満たす。こんな時に食べるカップ麺とおにぎりの組み合わせは「なまら!おいしい!」の一言である。*台湾ラーメンは実在しないが、台湾風の香辛料がたっぷり使用していて、味が濃く雰囲気がある。ダイイチで販売しています。 

2021年11月2日

最後の農作物、長芋の収穫が始まる

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 10:06 AM

11月1日、出荷用の長芋の収穫が始まる。農場の従業員や家族等11人、派遣会社から4人、近くの農場従業員2人の応援を入れて総勢17人で作業を進行する。

試験堀と同様に製品は短めで、4トン前後/10a当たりの収量は見込めそうです。(遠慮気味に判断)

もうそろそろ帰りたいと台湾、香港から来ているワーキングホリデーの若者たちを「時給アップ」「ボーナス支給」で引き留めて、作業を頑張ってもらいます。彼らもお金には魅力があります。

2021年10月20日

10/12 長芋を掘ってみました

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 12:58 PM

JA川西へ農薬検査に提出する長芋を女子職員に掘ってもらう。スコップで1mほどを一心不乱に作業を進める。七本を収穫してみたが、ちょっと短めなものの太さは十分で、昨年並みに収量はありそうである。ひとまず安心した。11月1日の出荷に向けて最後のラストスパートで総仕上げとなってもらいましょう。

試食した女子職員は「美味しかったでーす」と感想を言っていただいた。今年の「長芋」に期待しましょう。

2021年6月13日

忙しい日々のなか日焼けで頰が痛い(長芋作業)

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 11:06 AM

長芋の播種、マルチがけが済むと長さ3.5mの軽量ポール立て。約8000本を5m間隔で1m近く地中に刺す。7人で3日かけて終了すると、長芋の弦が匍うネット張りの作業。畦の長さが540mあるので女性陣は頑張って引っ張ってもらう。畝の端が確認できないのでLINEで連絡を取り合う。英語、中国語、広東語が飛び交い不明白! 隣国に傍受されているのを気にしながら。しかしLine通話は無料なので重宝しますね。まあ初心者でも作業はできますよ。

6月10,11日と最高気温が30度越えで体が真夏日に対応できてない。少々バテ気味であろうか。あと1週間もすれば芽が出てくるので頑張りましょう。

2021年6月4日

長芋の定植が終了してマルチがけが始まる

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 5:39 PM

5日間で長芋の定植が終わり、5haの面積になる。4月22日に加工用キャベツの定植が始まり23日からビートの播種、5月4日に馬鈴薯の播種、20日に小豆、26日に長芋の定植と春の植え付け作業が終了する。ヤレヤレと安堵感が漂うが、元気が取り戻せるか・・・。

長芋に話が戻るが、2台の定植機と今年試作した馬鈴薯の播種機を改造した定植機がうまく稼働する。約25トンの種子芋を5日で終えることができたのは大きかった。

マルチがけが終わると約8000本の軽量で扱いやすい鉄のポール立て、ネット張りの作業が10日ほど続く。終わる頃には長芋の芽がぼちぼち伸びてくる。合間には加工キャベツの定植、手取り除草など、仕事可能な晴れ間は作業に追われますね。

2021年5月28日

平年より遅れて長芋の定植が始まる

Filed under: 農業機械の話,長芋について — 管理人 @ 10:08 AM

5月26日昨年より1日遅く、帯広川西長芋の定植が始まる。貯蔵庫で平均気温20~25度、湿度80~90%でゆっくりと芽出しをしていた。種芋から5mmほど芽が出てきたのでGOサインを出す。

今回試作した馬鈴薯の種芋播種機を改造した定植機を試験する。株間が多少ばらつくが300間540mをミニコン20個を搭載して、ノンストップで作業できる。乗用型で種芋をカップに置くだけなので作業が簡単。腰にも優しい。鋼材の強度が不足していたので補強する。自作としては成功したのではと感じている。来年は駆動輪を一回り大型にして2畦を製作することにした。制作費はおよそ2万円程度に抑制できた。

青森から導入した定植機「らくちゃん」2台と3台で稼働している。女性陣は初めての作業にもかかわらず、2日で1.5haの面積を終える。今年は5haの栽培を予定している。

2021年5月14日

長芋のトレンチャー作業始める

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 10:00 PM

2021年4月11日

長芋播種機を試作

Filed under: 農業機械の話,長芋について — 管理人 @ 1:30 PM

アルーダにて検索していると探していた掘り出し物を発見した。直ちに写真だけで判断して購入希望のメールを送信する。相手方は骨董品みたいな古い機械を高めの価格設定で心配したのか、見に来てください!すぐ引き取りに来てください!と熱烈に商談成立を済ませようとした。

そんなことで希望通り元年式の中古種芋プランターを11万円(適正価格は2万円程度)で購入する。配達されたこの機械を前にして、腕を組みながら何時間も脳内で設計図を書く。新品の長芋プランターは400万円の価格なのでとても買えません。買えないなら安価に自作してしまえと何でも挑戦してしまうのです。

肥料タンク、駆動輪などはそのまま使用、株間は替えギアで18~21cmに設定する。作業員は座ってできるため喜ばれること間違いなし。芽は多少取れてしまうのは仕方ないか。試作機なので各種トラブルは覚悟しなければならない。

あとは種芋の荷台などを製作して完成するが・・・どうなることやら。

2021年3月20日

インターンシップの学生と長芋の種切り始まる

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業,長芋について — 管理人 @ 12:10 PM

春期のインターンシップの学生(近畿大、東京大)を迎え入れて、5haを予定している長芋の種切りの作業が始まる。JA川西から供給された原種を当農場で自家栽培した約25トンの種子を使用する。

東京大農学部の学生は4月から農水省スマート農業担当になるそうで、就職前に別海の酪農などを体験してから、当農場で研修をしている。当地JA鹿追町ではスマート農業をいち早く取り入れて、東大、立命館大、ヤンマーとの産学協同でキャベツ収穫機を開発成功した。現在は全自動キャベツ収穫機の実用化に向け最終年となる実証試験をする。昨年、当農場で試験データを取得している。

2020年12月14日

今年の長芋は美味しい!インフルエンザ等の感染予防に!

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 2:14 PM

新品種「とかち太郎」に全量変換して長芋は一段と美味しくなった。芋臭さが少なくなり甘みが増した。十勝管内9農協で生産しているので地域は広域となる。平地あり、高原あり、土質も様々、気象条件も異なるため長芋の食味も様々だと思うが。

栄養成分はそれほど差違はないのではないか。蛋白質に含まれるディオスコリンAはインフルエンザの感染を抑制することが確認されるため、新型コロナ予防にも期待が持てる。また、多く含まれるカリウムは高血圧の予防、ネバネバ成分のムチンは肌、胃腸の粘膜を保護する効果あるとされる。

生で摂取するとき、口の周囲がかゆくなる人は一緒に酢をかけると軽減される。今年は豊作で長芋はたくさん貯蔵しているので、毎日食べている。生で食べるのが基本で食酢を混ぜて海苔、鰹節などをのせて食べている。体調はすこぶる良いのでおなかの成長が気になる今日この頃である。

2020年11月8日

長芋収穫も順調ですが・・・事件発生

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 10:21 AM

好天と温暖な気温で長芋の収穫が順調に推移している。従業員、作業員の平均年齢は20歳代と若く、楽しく収穫作業をしている。

品種「十勝太郎」に全量変換されての1年目となる。収量は多くなると認識はしていたが・・・。今までの栽培でそれほどでは無いと感じていた。

ところが今年は例年より10a当たり1トンくらい(当農場は、一般的には1割程度)増収となり、300キロ収納する鉄コンテナが100基ほど不足となる。製造販売業者、JAなどどこも在庫が枯渇して収穫作業が不能に陥る。

ジャガイモのコンテナがたくさん在庫があるので仮に収納することにした。ジャガイモ用コンテナは工場ラインにマッチしないので出荷はできないが、春に新品の鉄コンテナの製造が間に合いそうなので出荷が可能ということになった。ヤレヤレうれしい悲鳴である。JAからジャガイモ用の鉄コンテナを借用して対応できた。

長芋用鉄コンテナは1基23000円ほどの価格がするので余分に在庫するほど余裕は無い。


2020年10月29日

最後の農産物、長芋の収穫が始まる

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 7:36 AM

いよいよ収穫作業も終盤を迎える。最後の農産物「長芋」の収穫が始まる。今年は作業員が不足しているためJAに依頼して派遣会社から人員を確保する。

アルバイトを時給1500円、交通費1日1000円で募集していたがまったく応募が無く、なんとかパートの方二人を確保する。長芋掘り作業は潜在的に大変だと風評が広まっている。しかし、当農場ではたくさんの作業員で負担を分散しているので、そのような心配は無用なのです。体験できていただけると理解してもらえます。

5月中旬に種芋を定植してから約5ヶ月、地上より約70cm地下に伸びて育成された長芋が1キロ前後の個体重になった。これだけは掘ってみないとわかりません。現在のところ4.0~4.3トン/10a当たりの収量は見込めそうである。

さて、期待と不安を交差しながら堀取り機械の鍬を入れる。太くて大型の長芋がぞろぞろと地上に顔を出す。今年は豊作の年となりそうである。一日、530mの畦を3.5~4.5本(面積20~30a)を堀とる。栽培面積が4.2haあるので17日ぐらいを必要とし、ここ鹿追町は土壌の凍結が深く入るのですべて秋堀りする。

収穫作業は11月中旬までつづく。長芋収穫作業が終了すると2ヶ月間の冬休みが待っている。社員は自由(旅行、趣味など)にのんびり過ごすことができ、充電期間として来年パワーアップして頑張ってもらう。(冬休みも有給です)

2020年6月11日

雨がほし~~イ!  雨が恋しい! 

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 9:44 PM

5月25日以来、十勝鹿追の大地に雨が降っていない。もう半月前のこと。定植したキャベツは瀕死の重傷で枯死したものも散見される。雨がほし~~い。と嘆く声が農家の人たちから聞こえてくる。

5月26日から始まった長芋の定植が6月2日に終わり、マルチ張り、ポール立て、ネット張りなど、後2日程度終了する。12人居る従業員はキャベツの草取りと2班に分かれて作業を進めている。

十勝各地では散発的に降雨があるようですが、十勝北西部に位置する鹿追町はまったく降っていない。こんなことは生まれて初めてのことである。


2020年5月27日

キャベツの草取り、長芋の播種が始まる

Filed under: キャベツについて,長芋について — 管理人 @ 6:01 PM

今年の長芋の芽だしはビニールハウス内から貯蔵庫に変える。温度を20~26度、湿度90%前後に保持して10日目、写真のように今まで見たことの無い?芽が出てきた。早速、職員のコウダイと青森県より導入した定植機の試運転をする。

同時に、4月19日定植した加工用キャベツの手取り除草が例年より10日ほど早く始まる。干ばつと低温で生育は停滞気味だったが、雨をもらうと活力がわき葉を大きく展開する。

慌てて通称「ホー」と呼ばれる除草鍬をもちだして指導を始める。何せ全員「ホー」を見るのも使用するのも初めてなので、1時間ほどみっちり一人一人丁寧に教える。キャベツの周囲を「口」の字を書きながら、土を切るように伝える。

毎年、たくさんの新人がワーキングホリデーで海外から来るが、1時間ほどで大体使用法をマスターする。これから10haのキャベツの周囲に発生している雑草を退治してもらいましょう。


2020年5月10日

馬鈴薯播種が終了して長芋のトレンチャー作業始める

Filed under: ジャガイモについて,長芋について — 管理人 @ 5:34 PM

5月8日に馬鈴薯の播種が終了する。とりあえずビート播種も済んでいるので、軽くお祝いした。牛肉サガリのブロックを仕入れて今シーズン初めてのバーベキューを堪能する。夜間冷え込む十勝の寒さに震えながら炭火を囲む。食べる量も半端ではないのでスープカレーも大鍋で料理する。

9日からは長芋の播種する前の下準備、トレンチャーという作業機で1m近く地面を掘削する。1時間に150mほどしか進めないので根気と睡魔との戦いが始まる。一日540mの畦を1往復するのがやっとの状態。M農機製カメラ式自動操舵システムで作業はかなり楽にはなった。5月中旬には種まきを始める予定。(長芋種子の芽だしが順調に推移すれば)



 

2020年3月22日

長いもの種切りが始まる

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 11:12 AM

長いもの種切りが始まる。少し早めですが仕事がないので種切りをスタートした。

本年で長芋栽培は4年目を迎える。まだまだ栽培は素人の範囲で、先輩方の意見を取り入れていかなければなりません。過去3年、芽出しの作業工程が理解できず試行錯誤の状態。JA川西、JA芽室などの講習会資料を参考にしているのだが・・・・。今年こそはと思いも新たに頑張ってみることにしましょう。

インターンの高校生、大学生など7人で、あーでもないこーでも無いと作業を進めている。ワーキングホリデーの若者は昨年、長いもの収穫は体験しているが植え付け作業は初めての経験で、順番は違うが一年の作業工程を理解しながらの作業となる。

概ね20トン近い種芋を100g~120gの大きさにカットする。新人ばかりなので10日前後を要する。

2019年12月7日

11月25日に長芋の収穫が終了する(一年の作業工程をお見せします)

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 1:23 PM

3月29日、倉庫に保管していた約20トンの自家種芋を100〜120グラムの重さに切る。約2ヶ月間ビニールハウスで保管して芽出しをする。

5月16日、約1mの深さを掘削する4畦トレンチャーで長芋の作業がスタートする。530Mの畦を一日1往復(60アール)しかできないので、根気のいるトラクター運転技術を要する。睡魔との戦いですがカメラ式自動操舵(M農機約40万円)を装着しているので、ある程度深い眠りに突入することができる。

5月20日、トレンチャー(中古で160万円)後に残り半分の施肥をして種芋の播種をする。2台の播種機(1台58万円)を使用して、5日程度で4haを終了する。

6月3日、ビニール製マルチをマルチャーで(30万円)被覆して3,5mのポール立て、530mのネット張り(10アール当たり4万円位)が17日まで続く。とにかく4haは手間隙かかります。ポール立て(7000本)は軽量のポール(1本680円、合計476万円)を使用しているので、ワーキングホリデーの勉強しかしていない国立大(最高学府)の学生でも無難に作業することが可能。

その後は適度に病害虫対策で薬剤を自走式防除機(2700万円)で散布して管理する。

10月28日、いよいよ収穫に向けてポールを抜き、弦巻機(65万円)で茎葉の処理、マルチ回収機(28万円)で一列を処理する。

11月1日、長芋収穫機(140万円)で掘り起こし、300キロ入りの鉄コンテナ(23000円)およそ500基近くに詰めて農協の倉庫に運搬する。鉄コンテナは自己所有なので(1200万円)とトラクター(1000万円)や資材、作業機などを買い揃えると、3000〜4000万円の初期投資となる。新品がほとんどなので思ったより4ha分は多額になってしまった。一日、14人前後の作業員で30〜40アールを収穫する。終盤では吹雪になって中断することもあり、終了したのは大幅に遅れて11月25日となってしまった。反省!

今年は一生懸命働いたと実感した一年となる。途中で体力がなくなったと嘆いたこともあったが````。初期投資の回収を完結するまで、あと2〜3年無理をして頑張ります。ファイト!!闘う君の歌を闘わない奴らが笑うだろう!ファイト! そんな歌がありました。







 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019年11月14日

長芋の収穫真っ最中です

Filed under: キャベツについて,長芋について — 管理人 @ 10:33 AM

10月24日に12haの加工キャベツの収穫が終了する。長芋の堀取り準備を急ぎ、11月2日より作業を開始した。11月13日現在3haを収穫済み。昨年よりは収量、品質が優れておりまずは安心しながら期待が膨らむ収穫作業となる。

収穫機の後部に配置される作業員は日本男児を押しのけて、香港、台湾女子が奮闘しています。外気温マイナスにもかかわらずTシャツで作業する姿、意欲には感服します。香港、台湾ではマイナス気温や雪を見たことがない若者が多く、雪が降ると大喜びで犬と戯れている姿が印象的である。

また鹿追町の加工用キャベツは史上最高の収量を記録したそうで、10a当たり8500キロ(廃耕の圃場を含まず)を見込んでいる。また、ビートは平年作となる移植で10a当たり6300キロ、直播で5200キロぐらいの予想収量だそうです。大豊作の北見、網走地区には遠く及ばないですが・・・。

小豆は10a 当たり4,8俵、大豆も同じくらいを予想している。豊作のうちに入ります。今年は何とか年越しができそうですね。





2019年5月29日

じゃが芋、甜菜、小豆、長芋の定植、播種作業が終了

Filed under: 畑の様子,長芋について — 管理人 @ 10:44 AM

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本日29日、待望の雨、雨が降っています。皆さん「お金が」降っていると申しますが、こんなに雨が恋しいのは生まれてはじめてのこと。天変地異はもう当たり前のように襲いかかる。5月27日には最高気温38度cと北海道が沖縄、台湾より暑い日を記録した。まるで布団乾燥機の熱風をお見舞いされているような気温と風。暑さに慣れている台湾の従業員もしばし呆れてしまい言葉もなく苦笑い状態であった。隣町では熱中症で亡くなられた方もおり、偶然、日曜日なので仕事が休みで良かった。

人間よりも作物のほうが心配? 加工キャベツはところどころ枯死しており、水分を好む作物としては待望の雨となる。今年の加工キャベツは5月12日の−4度C、干ばつによる水分不足、それによる強風で発生する砂塵。5月27、28日の史上最高気温38度Cで瀕死の状態であったのが息を吹き返した。作物に元気がないと病害虫が多発する。今年は要注意なので、キャベツの栄養剤、カルシウム、酵素などを葉面散布しますか。

写真は4.2haの長芋畑のマルチがけ作業も雨前に終了して安堵感でいっぱいの雨の朝となった。今度は長雨かあ・・・。

2019年5月26日

長芋の定植、キャベツの手取り除草始まる

Filed under: キャベツについて,農業機械の話,長芋について — 管理人 @ 6:29 AM

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月23日より始まった川西長芋の定植は28日に終了する。青森T社製定植機2台を使用、2名乗車して作業をする。540m(畝幅132cm、株間18〜20cm)の畝を1日5本(35〜40 a)ほど定植する。干ばつで土埃と石灰が舞うなか6日間で4.2haの面積をこなした。

例年、植え付け前の芽出しが上手くできず苦労する。ビニールハウス内でのキュアリングが終わって倉庫(雪室)に戻すと芽が出てくることを発見する。ビニールハウス内ではいつまで経っても芽が出ない。来年は雪室に雪を入れずに長いも優先で考えなくてはならなくなった。通気が悪いので入れっぱなしと言うわけにもいかないなあ。

4月23日から加工キャベツの定植が進行しているが、乾燥しすぎてるにもかかわらず雑草は元気に育つ。長芋の定食作業の合間を縫って手取り除草も始まる。長芋のポール立て、ネット張りなど仕事がたくさんあり猫の手も借りたいくらい・・・。そんな時従業員の友達が2人応募してきてくれた。良かったー。

 

2019年5月22日

長芋のトレンチャー作業始まる

Filed under: 農業機械の話,長芋について — 管理人 @ 1:58 PM

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

長芋の定植前には地面から1m程をトレンチャーと言う作業機で掘削します。時速200m前後の作業速度なのでオペレーたーは睡魔との戦いに明け暮れるが・・・。

300万円近くする高額なGPS装置は買えないので、安価なM農機製カメラ式自動操舵(GPS未使用、維持費なし)でマーカーを目標に真っ直ぐ進行することが可能となった。これならある程度寝ることができます。時々石レキ地帯に遭遇すると安全シャーボルトが切れて目が覚める。住宅跡地、道路跡地など散在していて気が抜けないこともある。

マーカーは自作でフインランド製ドリルのマーカーを転用する。アームの長さは3mにもなったが意外と強いもので曲がったりはしない。

 

2019年4月5日

キャベツ播種&長芋の種切り始まる

Filed under: インターンシップ,長芋について — 管理人 @ 7:02 AM

3月27日に行者にんにくの出荷作業が終了する。昨年と同じ1万1千パックを出荷し、市場の取計いにより収益は20%アップした。

すぐに加工用キャベツの播種を1ha(年間9ha予定)した。順次収穫可能にするため7月20日頃まで9回に分けて播種する。いよいよ今年の長い戦いが始まった。ハウスの温度管理等を家族皆で行わなければならない。キャベツの育苗管理は細心の注意が必要である。日中は基本的に発芽するまでは30分〜1時間おきぐらいにビニールハウスへ足を運ぶ。

播種が終了すると、長芋の種切りが始まる。今年度は4haを予定しているので約20トンの自家種を1本1本手切りする。今年は従業員がいまのところ一人なので、H余市の高校生を住み込みで手伝いをお願いする。高校1年生ですが頑張りますね!頼りになります。男子生徒二人ですが、春休みに帰る家庭がなく親親戚に見放された過去を持つ。決して彼らが望んだ人生ではないが、これをバネに飛躍もできるということである。

我々は教育者でもないので我流の指導方法で従ってもらう。基本は厳しい指導には愛情が不可欠だと思う。約10日間の日程で遅刻、早退、謹慎?はなく、報告書には「優」の文字が大きく表示されることになった。担任のH先生には「心配しないでこちらに任してください」とは言ったものの、中日では帰そうか悩んだ時期もあった。しかし無事に期間を全うし高校は卒業することを約束した。

ところで担任のH先生は4月9日夜11時ごろのフジテレビ「7ルールにて、我が家に来ている高校生と出演しますので、一緒に涙してください。

2018年11月23日

ついに冬将軍到来す!急いで最後の作業

Filed under: ジャガイモについて,長芋について — 管理人 @ 7:18 PM

平年よりかなり遅く初雪が降った。最低気温ー6度、最高気温−1度Cと12月下旬並の寒さとなった。じゃがいも畑のサブソイラー(鋼鉄製の爪を土中40〜50cmの深さに入れる)の作業を慌てて実行する。来春の雪解け水を停滞させない、土壌を柔らかくする等の効果がある。土壌の凍結が表面だけなので作業にはさほど支障はない。

冷え切った体を温める夕飯が食べたくなって、旬の長芋が入った「ラタトゥイユ」を作る。ベーコンの代わりに鹿追牛、茄子、ピーマン、パプリカ、トマト、玉ねぎをたっぷり入れて、美味しい我が家風「ラタトゥイユ」が完成。身体が温まりました。長芋は初めて使用したが美味しいですね。野菜類は何回も火を入れていたら溶けてしまうが長芋は大丈夫なのに驚いた。みなさんも試してください。

2018年11月18日

長芋収穫、甜菜(ビート)の出荷が終了する

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 12:48 PM

10月31日からスタートした長芋の収穫。昨年より作柄は悪く(細い、短い)、種芋の芽出しが不十分なことも重なり不作となった。施肥量を減肥した部分は更に症状が顕著にあらわれた。6月から7月にかけての長雨、低温、旱魃などの要因が考えられる。JA川西では曲がった長芋が多いそうである。当農場はほとんど真っ直ぐな長芋なので「なぜですか・・?」と聞くと、初めての栽培の圃場だからではないですかとのこと。

土壌を深さ1mに掘削するトレンチャーの機種や作業スピードによる影響もあるとか。トレンチャーはチェーンとホイール式の2種類ありホイール式は作業スピードが早く可能のため悪影響があるそうである。そのためチェーン式に作業機を買い換える農家があるらしい。これから情報収集です。

来年度に向けて自家産種子用長芋を貯蔵して、大部分はJAに出荷した。大部分ではなく全量です。はい!

2018年11月3日

好天に恵まれ長芋収穫はじまる

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 6:23 AM

10月31日、最後の収穫となる帯広川西長芋の収穫作業が始まる。朝の気温は0度Cと冷え込むが、日中は15度C前後と暖かくなり作業日和となる。自分自身2年目の作付けで栽培は新米なのと、従業員がはじめての収穫作業なこともあり、暗中模索のなか指導も大変である。「あっ!これは教えてない。それも指導していなかった・・・。これはどうすればいいのか・・・?😥と我々も右往左往する場面も多々ある。

作柄は昨年より細身で短く減収は避けられないようだが・・・。思ったよりも収量はあり一安心。奇形などはほとんど皆無で品質が良好な長芋である。しかし圃場では雨水が停滞していた箇所は長芋が消えてなくなっている。僅かなので影響は一部限定になる。早速、収穫した長芋を試食する。去年よりも味が濃く美味しいような気がする。新鮮なので美味しいのでしょう。毎日食べてもしばらくの間は飽きない出来栄えであった。

今日の最高気温は19度Cの予報なので、みなさん夏の装いで作業となりそうである。作業は11月中旬まで続く。

2018年10月29日

今年度最後の「長芋」収穫準備と下町ロケット

Filed under: 農業機械の話,長芋について — 管理人 @ 2:47 PM

10月26日にビート、加工用キャベツの収穫が終了して、最後になる長芋の収穫準備に取り掛かる。弦を支えていた強化軽量ポール4000本を手作業で抜いて通路のタイヤショベルまで運ぶ。新規に導入した青森県の機械メーカー製つる巻機で520mの長さをネットごと巻き取る。最後は岡山県の機械メーカー製のマルチ回収機で同じく520mのビニールマルチを巻き付けて回収する。畑の畝が長いですが問題なく作業できることに感心する。ここは北海道ですが研究されていますね。両メーカーの機械に共通することは安価で能力があるということです。

11月1日からは青森県の機械メーカー製堀取りプラウで長芋の堀取りが始まる。近くの農家さんも新規導入されているので聞いてみる。「調子いいよ!」K社製クローラートラクターは下町ロケット?製ではないので無理だそうである。車体が軽くて前輪が浮いてしまうとか。欠陥があるわけではありません軽いだけです。下町ロケットは冗談ですが・・・。後日談、K社クロラートラクターで問題なくできました。牽引力、水平機構があり便利で長芋作業に適していました。申し訳ありません。

日曜劇場「下町ロケット」はロケットの技術がトラクターにも応用され、理不尽な大企業(M重工)に臆することなく中小企業が挑戦するというストーリー。庶民の心をつかみ、興味津々で面白いですね。実話に基づいていると思うが「トラクターは動けばいいんですよ!」のセリフを聞いたとき「ドキッと」したが・・・。「トラクターは振動が強いので耐久性がなければだめ!」のセリフを聞いて一安心した。イモト、ピーターの熱演にも感激!、長男の友人のご兄弟(徳重聡)も熱演されているので尚更である。

日曜21時からのドラマ「下町ロケット」からは目を離せない今日このごろである。大ヒットした「半沢直樹」のスタッフが制作している。だからドラマに土下座は不可欠条件か・・・なるほど。ちなみにスポンサーは技術のKUBOTA、スバルさん等です。

2018年6月9日

長芋の定植、ポール立て、ネット張りが終了

Filed under: キャベツについて,長芋について — 管理人 @ 11:12 AM

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月17日から長芋の定植が始まり、5月26日からネットを張るための3.5mのポール立てとネット張りが6月7日に終了する。昨年の1haの面積から3haへ増反したので作業日数を要した。畑の長さが530mあるのでワイヤー、ネット類を伸ばすのにも一苦労する。畑の両端にいるとLineで無料電話して、作業の指示をするが、電波が悪くて途切れ途切れになる。また言葉が通じなく軽トラックで移動しながら、何度も失敗して作業のやり直しが頻繁に発生する。

ワーキングホリデーの外国人は全員、農作業が初めてなので事件が起こるたびに私が駆けつけることになる。「自分の仕事ができない・・・!」何度も泣きたくなることがある。ふ〜〜とため息を付いて「怒らないように・・・」と自分に言い聞かせながら毎日の仕事が進行した。辛抱しましょう。

今の時期は各作物の除草剤の集中散布が忙しく、防除を休んでは指導することを繰り返す。『風がなくて防除したい・・・』と嘆きながら約20日間に渡った長芋の春作業が終了した。良かったあ!。

6月8日よりキャベツの手取り除草が始まる。キャベツの生育が順調で葉の展開が例年より早いかな? ホーと呼ばれる除草鍬を用いて外国の従業員が草を切っていきます。決してキャベツを切らないようにと伝える。後で点検すると萎れたキャベツが少々あるが想定内のこと。5日ほど経過すると立派な従業員に育つ予定。

2018年5月19日

植付作業で忙しいです

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 7:33 AM

5月15日に長芋定植の準備段階として、土を1mほど掘削するトレンチャー作業が必要だ。約70cmの長さに成長する長芋の手助けをする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月17日、長芋の定植始まる。昨年ははじめての栽培で失敗だらけ、今年は少しは成長した栽培になるでしょうか。念願の定植機が購入できてさっそく使用する。操作は簡単でワーキングホリデーの外国人でも任せて安心な青森県のメーカー製、安価なので2〜4台も購入する方がいるそうです。我が農場も2台希望していたが生産が間に合わないほど売れているそうな・・・。残った人員で540mの畝の長さに手播きもする。

17日は班の花見があったが、トレンチャーのチェーンが外れる、従業員に作業の指導など、とても参加する余裕がなくカミさんだけ出席する。今頃?なんです。例年だと今頃桜が満開になっていた時期があったため未だに5月中旬に開催されている。大豆のは種ができない。小豆播種に切り替えるかな・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月15日、JAに保管されていた、イチゴの苗を引き取る。9月中旬ごろに愛知県、埼玉県、静岡県のイチゴ農園の苗となるため出荷される。

約4ヶ月間、ビニールハウスで苗の増殖をして、7,5㎝のポリポット育苗をする。

2018年3月27日

畑の雪が解け長芋の種切りが始まる

Filed under: 小麦について,長芋について — 管理人 @ 10:15 PM

最高気温が7〜8度Cになり融雪が進む。5月中旬の植え付け目指して長芋の種切りが始まった。今年から新品種『十勝太郎』の種子も増殖して来年度は

全量新品種に転換する。十勝太郎は病気に強く収量も2割程度アップする。まだまだ新米長芋栽培は栽培法をマスターするまで数年かかりそうである。長芋を入れるコンテナのクッション材は外側だと判明する。黒いビニールと反対であったらしい。今回は勘弁してもらい、来年から頑張りましょう。

2017年11月15日

農閑期を迎え従業員が去る

Filed under: 従業員の話,長芋について — 管理人 @ 10:08 PM

11月14日に手伝いのF農場の長芋収穫が終わった。車で20分ほどの距離にあるのでおやつ、お昼持参で行く。ワゴン車のなかでおにぎり、カレーライス、味噌汁など簡単なものですましたが、時にはいいもんである。

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約10名いた従業員が次々と農場を去っていく。そのたびに送別会が目白押し。農場での生活を振り返り別れを惜しむ。

出発の朝は皆で見送り再会を誓う。来年農場に戻ってきてくれるメンバーもいる。11月15日には3名の台湾人が残るまでに減ってしまった。真っ暗になった従業員宿舎を眺めると、寂しくもなり、今年の仕事が終わったと!感ずる瞬間でもある。

毎年、繰り返される光景であるが寂しさは強くなってきているかもしれない・・・。手作りの花束を置いていった台湾女性が『またきま〜〜す(;O;)』と涙ながらに去って行った。

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2017年11月9日

長芋の収穫が終了してすぐに納会

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 5:10 AM

2017年11月3日

長芋収獲が順調です

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 6:38 AM


11月1日から始まった長芋収獲。試行錯誤の連続であるが順調に作業が進む。小雨降るなか休みがないが頑張っている。昨日は枝豆用青大豆の収獲も平行して行ない終了する。やれやれです。何時雪が襲ってくるかわからないので(昨年の今頃は大雪であった)、天気が続く限りは土日、休日返上で営業する。

なかなか従業員にはこの緊迫感が言葉で説明しても伝わりずらいのが悲しい・・・。休みがほし~い、腰が痛~~い、寒〜〜い、などと皆が言い出し収拾がつかなくなってくる。休日を与えると仕舞いには目を腫らして朝帰りするのもいる。怒りは頂点に達しそうであったが『我慢・我慢』である。

長芋の作柄は初めての栽培者としては、まずまず良好と思う。(試算では10当たり4〜5トンの収量を見込んでいる)作業員に芽室や川西で毎年従事している方がいるので質問する。『そこと比較してどうですか?』『良いと思いますよ!』

その言葉を励みに今日も朝8時から作業がスタートするので圃場に向かう。一日作業して7〜10トンを収穫する。従業員の部屋は鎮痛剤の匂いが充満している。かなり筋肉痛のようである。

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2017年10月31日

長芋掘り始まる

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 10:08 PM

いよいよ最後の収穫作業、長芋の掘りとりが始まる。栽培初年度であり、手探り状態で始まる。クボタのTさんも陣中見舞いに来てくれたので来年の機械や資材を発注する。何せこの現場で誰も長いもの収獲作業を知っている人間は皆無であるので。・・・・大変です。

また長芋関係の作業機、収穫機は中古、新品いずれも在庫が殆ど無く、メーカーも増産していただきたい。お願いして売ってもるという状態ですね。JAからも要請をお願いする。

折れた芋はどうするの? 傷がついたらどうするの? JA川西農協の担当の方に電話で聞きながらの作業であった。今日は試験ぼりのため60mほどで終了する。収納するコンテナに使用するクッション材の発注をしていなく慌ててJA鹿追にTELする。また内袋を入れるの忘れて最初からやり直しと緊張の連続で疲れてしまった。

今年の作柄は不作の昨年より2〜3割増の収量増を見込んでいる。試験堀では少々長芋が短めであるが奇形や病気が少なく肌のきれいな個体が生産されている。

来年度からは栽培初年度の課題を克服して本格的に栽培を取り組むため、皆真剣です。来年も従業員として居てくれる外国人も一生懸命となって頑張っている。また明日から頑張りましょう。

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2017年10月27日

長芋掘りの準備が始まる

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 10:46 PM

10月25日より長芋のつる落とし、ボールを抜く。今日27日はつる巻きの機械を借りてきた。ネットつる巻きの機械を新品や中古を探していたがどこにも在庫がなかった。

260mの畝をつるを巻き上げながら往復する。その後は最後の作業、マルチのビニールを人力で剥がして片付けた。一連の作業行程を無難にこなして、11月1日より長芋の掘り取りをする予定である。

作業する人員を15名確保したが、苫米地社製のほりっ子という機械はゆっくり確実に掘っていくタイプなのでそんなにいらないことが今になって判明する。まあゆっくりやりましょう。

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2017年10月14日

10月13日畑の様子『川西長いも』

Filed under: 畑の様子,長芋について — 管理人 @ 7:39 AM

長芋の農薬残留検査のため試験掘りをする。つるも黄化が始まり11月1日より帯広川西農協で受け入れが始まる。14本ほど香港の男性スタッフとスコップで掘ってみた。

写真左より1.0〜1.2K6本、500g〜1.0k8本、あとは500g以下の成績となった。まだ少々小さいが真っ直ぐな製品がまずまず揃っている。25日過ぎにつるなどを片付けて堀取りの準備をする予定。なにせ初めてなので従業員と興味津々の試験堀りとなった。台湾、香港のスタッフ10人ほどで収穫に挑戦する。そして台湾などへ輸出される。なにか妙に親近感が湧いてきた長芋収穫を迎えることになった。

先日の会議では、長芋市況が良好で不作だったにも関わらず昨年産の反収は70〜100万円(10a当たり)を目指して販売するとJA川西の職員が宣言していた。高収入の魅力的な作物である。なんとも頼もしい農協ではないでしょうか。我が農協のキャベツ販売も・・・。来年期待しましょう。DSC_2053


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2017年8月21日

8月6日 畑の様子

Filed under: ジャガイモについて,畑の様子,長芋について — 管理人 @ 6:25 AM

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2017年6月15日

長芋、春作業終了する

Filed under: 農場生活について,長芋について — 管理人 @ 6:12 PM

黒いエスター線はポールの上部に張る。白いトワインはポールの下部に張る。まずポールに設置するため、2 m40cm の両端をエスター線とトワインに通し歩いてネットを引いていく。

その後エスター線をポール上部のフックにかけて線を引いて張り杭に固定する。あとは萌芽を待つだけになった。春作業が一段落したので然別湖湖水開きへ出かける。

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2017年6月10日

長芋、ネット張り

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 3:10 PM

写真順にマルチが終わるとポール立ての作業。この作業が大変だと聞いていたが、超軽量のパイプをトレンチャーの柔らかい溝に挿すので思ったより順調に進行する。上段の写真のようにマルチが中心よりずれていたりして修復するのに時間を要した。自動操舵の装置が恋しいです。

ポール立ては約1日で終了していよいよ最終のネット張りと思った瞬間、また事件発生。ポールの頂上にネットを釣るフックが反対だと判明。泣く泣く立てたばかりのポールを抜いてフックを挿しなおしする。半日を無駄にしてしまった。

いよいよ270mのネット張り。試しに1本張ってみるがうまくいったので、従業員各自に任せる。またまた事件発生。ネットが絡まって作業が続行不能になる。原因は、エスター線(プラスチック製ワイヤー)にネットを通してからネットの端の印を探して、畳んであったネットを裏返しなどしたため絡まってしまった。最初にネットの端を見つけ出し揃えてそのまま置かなければならないのだが・・・。270m2本を駄目にする。どうしても闇雲に乱暴に扱ってしまう。絡んだネットを解した頃には日が落ちてしまった。また次回に。

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2017年6月8日

長芋、ポール立て

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 9:41 AM

何度説明されてもわからないのですが・・・。色々な面で皆さんにお世話になりやっとここまでたどり着きました。なにせ付近に長芋栽培農家が皆無なので見るのも触るのも初めての『お使いのよう』でいきあたりばったりです。

M社の31.8mmの強化型軽量パイプを、1本600円で4000本を新品で購入する。これが最後の割安の値段ですと前置きされた。非常に軽量でワーキングホリデーの台湾女性でも5本(男性なら8本)ほど持って移動できるスグレモノ。5mおきに測量をしながら3.5mのパイプを1m地面に刺して設置する。聞いた話より非常に作業が楽ちんである。400本のパイプを1時間ほどで完了した。

赤いつなぎの彼女は国立台湾大学卒の秀才で、俗に言うペンより重たい物を持ったことがない女性でも軽々と作業ができる。今まで肉厚の重たいパイプが主流だったそうだが、これからは軽量かつ丈夫で安価なパイプで作業も軽快にできる。耐久性などはこれから暖かく見守っていきましょうか。

今まで指導にご協力いただいた皆さんにここを借りて御礼申し上げます。

えっ『まだまだ始まったばかりだよ!』まあそうですね。これからです、は〜い・・・・。

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2017年6月4日

長芋の植え付け終了する

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 3:55 PM

5月27日、一度に4本の畝をできるトレンチャー作業を始める。時速170mで地面より1mほどの深さをチェーンで掘りすすむ。カメラ式の自動操舵で試験運転をするが、まずまずの結果を得られた。装置を撤去したあとは、息子の自由操舵である。最新機器には叶いません・・・。この最新機器が普及すると誰でもトラクターを操作することが可能となり、大幅に作業能率が向上する。従業員の作業免許の取得を急ぎましょう。

長芋の栽培初年度は初期投資が、10a当たり50万〜100万円が必要とするので、作業機はすべて中古を探して購入している。しかし、種子の植え付けに使用するプランタは確保できなかった。貸出を希望していたがかなわず6人の従業員の手で植え付けした。1haの面積を何日かかるか心配していたがわずか1日半で終了した。約400万円する機械は必要ありませんね?

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2017年4月2日

長芋の種切り始まる

Filed under: ビニールハウスの仕事,長芋について — 管理人 @ 5:34 PM

生まれて初めての長芋栽培がスタートした。何もかも初めてのことで、あちこちに農場視察を兼ねて勉強させてもらった。栽培マニュアルがなく真似ごとに終始する。

1本約500g~1キロ前後の長いもを100g〜120gの大きさに輪切する。秤と睨めっこをしながら慣れるまでは試行錯誤が続く。あちこちで『あっ小さい!』『失敗だあ・・・!』と叫び声が響く。特に細い首の部分が難しく、どうしても遠慮がちにカットしてしまうので100g以下になることが頻繁にある。ゆっくり作業を進めますか・・・いずれ終わるでしょう。5トン弱の数量だが・・・。

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