2023年10月19日

地元鹿追高校のインターンシップ

Filed under: インターンシップ,長芋について — 管理人 @ 6:51 AM

二日間にわたり、地元の鹿追高校のインタンシップ生二人を受け入れた。二人には3品目(行者にんにく、ビート、長芋)の農産物を収穫してもらう。将来、鹿追の農業をリードする人材になって貰わなければならないので、インパクトのある忘れられないインターンにする。(オーバーな表現だがJAの理事等に就任する現実味はアリそうだ)

まず、JA川西に残留農薬の検査に提出する長芋をスコップで掘る。1m近くをせっせと掘るが、半分ほど掘るとつい抜きたくなる心境になる。そうすると折れてしまう。物事に取り組んだ時、目標まで諦めず最後までやり遂げることが大切だと、折れた長芋に例えて説明する。お土産に『折れた』長芋をプレゼントする。

お昼はお決まりの職員全員とスープカレーを食べる。自家野菜を利用した具材を堪能してもらう。二人の香港出身の職員に講師となって広東語、中国語を覚えてもらい、交流を深める。2日目は余ったスープカレーを利用して、鹿追産牛肉2キロのビーフカレーを提供する。ほぼ鹿追産(ジャガイモ、にんじん、茄子等)を利用した具材で『美味しい』(自分で言うのも気が引けますが・・・)昼食を経験した。

二人とも就農意欲がひしひしと伝わってきます。近代の農業は機械化が進んでも、農作物が育つプラットホーム『土』に触れるのは基本として大切である。二人は高校卒業後すぐに就農希望をしているようでしたが、北海道には本別町に農業大学校、札幌市に農業専門学校などがあるので就学をすすめてインターンシップを終了した。頼みます『鹿追農業の将来を!』                (写真掲載は了解を得ています)

2023年6月28日

地元『鹿追高校』の先生、生徒と海外従業員との懇談🥩

Filed under: インターンシップ,従業員の話 — 管理人 @ 10:06 AM

地元唯一の高校『鹿追高校』からT先生、生徒二人が来てくれた。ワーキングホリデー(今までに140人程度)で香港から来ている暁と正職員となった香港出身のメイとの懇談を希望された。当農場の一室で実現する。

生徒さん二人は英語に力を注いでいる鹿追高校に帯広市、音更町から来て学んでいる一年生。英語も含めてレベルの高さに驚いているという。暁とメイは英語が話せるので時々英語でも話をする。さすがに大したもんです。一人は国際的に海外などで教育に関わる仕事を目指している(と英語で話していた。)

実は鹿追高校から視察、懇談等を受けるのは多分初めてのこと。優秀な生徒がいることに納得。(以前から実績はあるのであえて言うまでも無い)。

これから台湾国立大学の学生がインターンで来る予定なので、学校にも出向いて交流することを約束してお別れした。午後7時ごろになったので用意していたジンギスカン、牛サガリで焼肉する。そう言えば部屋の中に良い匂いが充満していた。農場住人で軽く一杯を兼ねて🍖肉5キロを平らげる。写真は満面に笑みを浮かべる従業員、焼肉の威力は万国共通の美味しさである。

余談ですが、お世話になったT先生とT校長先生は発音が似ていたのでずっと校長先生だと思って電話で会話していた。鹿追高校は校長先生自らフイールドワークや出張授業?などをしていると感心していた。農場での挨拶をしたとき、T先生に『校長先生!』と言った瞬間に間違いだと気づいた。校長先生の貫禄はありましたが失礼しました。T先生もいずれ校長先生になる日も近いと感じた瞬間であった・・・。

2023年3月31日

WBC侍JAPAN優勝!祝賀会開催

Filed under: インターンシップ,従業員の話 — 管理人 @ 10:09 PM

いやー力が入りました。大谷がトラウトをスライダーで三振に取った瞬間は久々に『よっしゃー』と叫んだ。野球世界一になった侍Japanお見事でした。

さて、今月、来月から職員として内定していた3人(香港から一人、地元から一人、京都田辺市「中国人ハーフ』から一人)が揃ったので歓迎会を開く。WBC優勝の祝杯も兼ねて食べて飲んで楽しいひとときを過ごす。次の日の午前中はまたまた臨時休業とした。臨時休業の是非は皆で相談して決めますが・・・休みにしますかと尋ねて反対する人はいないのは当然なことです。ハイ・・・。

6人の正社員、香港からのワーキングホリデー1人体制で4月からスタートする。香港から参加の彼女は北大大学院生の夢叶わず、弊社を志望してくれた。とにかく香港には帰りたくないそうで日本に永住する覚悟で来日している。来年も北大大学院に挑戦するそうである。売り手市場の昨今で感謝したい。官僚の方々もブログを見ていただいていることで、国に要望があります。ワーキングホリデーの滞在期間の延長を喫緊に希望します。どうぞよろしくお願いします。

7月にはインターンシップ提携している台湾国立屏東大学生なども来てくれる予定。コロナがほぼ終息して広東語、中国語。台湾語、英語、日本語が飛び交う『国際色豊かで賑やかな』農場に戻る。

乾杯!

 

2021年12月13日

鹿追中学校のインターンシップ

Filed under: インターンシップ — 管理人 @ 11:53 PM

中学生のインターンシップを再開して3年目となる。なるべく協力できるように受け入れを行っている。中学生で将来、農業を目指す生徒は少数だと思うが・・・。受け入れするならばインパクトのある、忘れられないインターンシップにしなければならないと、毎回工夫を凝らす。体験時間は4時間ほどなので、一生忘れられない体験になるよう努める。

今回(10月)は加工用キャベツの収穫でハーベスターに乗って職員と一緒に作業をする。体験にきた二人の男子学生の保護者は農場や牧場に勤務しているとのこと。すぐに農作業に溶け込みができたように思う。先生方の指導が良いのか一生懸命取り組もうとする意欲が伝わり感心する。

今回のテーマは「中国語を習得」をかかげ、昼休みを1時間半に延長した。職員、香港、台湾の従業員と一緒にスープカレーを食べ懇談する。中国語(北京語、広東語)の数字を覚え、台湾式、香港式じゃんけんを指導する。

これだけ覚えて帰りなさいと「グーチョキパー」の中国語(北京語が標準語)を何度も繰り返して練習した。学校のクラスでみんなに教えてみましょう!と送り出したが結果はどうなったかな?半分でも憶えていたらOKでしょう。

2021年5月18日

日本打工度暇、ワーキングホリデーの皆さんを若干名募集します

Filed under: インターンシップ,従業員の話 — 管理人 @ 9:32 PM

今日よりワーキングホリデイ日本打工度暇を利用する外国人の若者の皆さん!また、日本人の皆さん!インターンシップの学生さん応募お待ちしております。

現在、日本人4人、台湾人の女性1人が働いています。短い期間でもご相談ください。みんなと一緒に畑で汗を流しましょう。時給は通常作業で900円~長芋収穫作業1300円、6ヶ月以上勤務または11月20日頃(長芋の収穫が終了)まで勤務の方には賞与(昨年は10万円)支給。自家野菜(馬鈴薯、キャベツ、長芋、アスパラガス、なす、ピーマン、キュウリ、にら、白菜、枝豆、玉蜀黍、など)、米は食べ放題、家賃無料、社員旅行(台湾、道内旅行)など特典が山盛りです。

詳しくは当ホームページを御覧ください。

あなたの「微笑み」待っています・・・。

2020年12月15日

カントリーボーイ東京へ行くの巻

Filed under: インターンシップ,趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 2:11 PM

我が農場のある鹿追町は人口5400人、酪農と畑作の第一次産業が盛んな町である。午前6時00分頃に隣の牧場の仕事が始まる音で目が覚める。寝室からわずか50メートルのところに牛舎があり、乳牛の鳴き声が「モー」と聞こえる近さである。つまり、広い北海道では珍しく道路を挟んで隣の農場が繋がっている。訪問客に「牛も飼っているんですね?」「さすが北海道の農業、建物がたくさんありますねー?」と度々言われる。

それはさておき、ある日出張で東京に行くことになった。一年に一度くらいは都会に出かける機会があるものでコロナ禍のなか影響が最小限になる時期を選定した。来年の従業員確保のためやむを得ない活動であり、農場経営の根幹に関わることである。

久しぶりにインターンシップの学生たちと再会する。「何が食べたい?」と、あらかじめ聞いていたところ鰻が食べたい!と言うので(実は自分が食べたかった)浦和のうなぎ屋に行く。三人とも「ひつまぶし」を食べたことがないので、3500円の「浦和でひつまぶしとは言わないが」鹿児島産の鰻を注文する。三人とも「美味しかった~~。」と大満足なようであった。

後日談としてタクシーの運転手に「浦和」は何が名物ですか?と質問すると「何もないですよ!」「強いて言うなら鰻ですかね・・・」「昔、鰻の養殖が盛んだったようです」と返答があった。運転手は岩手県の釜石市出身でした。江戸時代に浦和宿として江戸に向かう宿泊客が鰻を食べて精を出したそうである。何でかな・・?

埼玉に三泊したので埼京線、西武線、山手線、京浜東北線など頻繁に利用した。山手線だったかな女性のなかに割り込んで座ったところ、向かいの中堅?の女性にジロっと見つめられた。耐えられなくなりドアを見上げると「女性専用車」、が目に入り慌てて退散したのだった。男性もポツポツと座っており気がつかなかった。

飯能市にあるムーミンバレーパークなどにもバスを利用して行けて交通機関の勉強になった。そのバスではSuicaかな乗車時にカード読み取りをせずに乗った親子二組がいた。降車時に料金が不明で、運転手に「どこから乗ったかわかねえだろう!チ㋓っ!」と罵声と舌打ちをされてかわいそうであった。観光地で今時こんな運転手が・・・いるんだと感じながら、200円の現金と整理券を料金箱に入れると「よしっ!」と言われてしまった。埼玉県飯能市は恐!。

今回は来年就職が内定している二人の家族と、正職員の家族と懇談する。当社に2年在籍している正社員の親とも初めて会うため緊張のひとときを過ごす。農場のHPや当ブログで仕事や生活の様子を発信して、バレバレなのであえて込み入った話題はなかったような。皆さんのご家族に会えて安堵感を覚えたような次第です。就職内定の辞退だけは防止できたかな?来年は正職員として頑張ってもらいましょう。

2020年10月6日

マイナビ農業インターンシップの学生たち

Filed under: インターンシップ — 管理人 @ 10:55 PM

2020のマイナビ農業インターンシップはほぼ終了する。

朝8時から始まる仕事、午後5時に終了してからの自由時間。インターンシップの期間は歓迎会、送別会が頻繁に開催される。概ね週に2日ある休日はスゥイーッを中心に「美味しいものがあふれている」毛ガニ、牡蠣、イクラなど十勝グルメを堪能する。普段賑やかな彼らも、美味しい物を食するときは無口になる。

また、期間中は無料提供している農場の野菜で自炊になるので、各自研究しながら料理の磨く磨く。豊富なキャベツを使用して、皆で協力してロールキャベツなどを作ることもある。

毎年国内外の学生が忘れられないインターンシップを体験していった。また来年お会いしましょう。

2020年8月24日

マイナビ農業のインターンシップ始まる

Filed under: インターンシップ — 管理人 @ 9:18 PM

8月24日に馬鈴薯の収穫が始まる。干ばつなどの影響で個数が少ない分、大きめの個体となっているので、減収は最低限になる予定。国内の国立大のインターンシップが始まり4旧帝大から7人が予約されている。

写真はマイナビ農業インターンシップ生にダチョウの卵がプレゼントされたので、お好み焼きで歓待する。鶏卵25個分あるので十分すぎるほど食べれます。昨日はすでにもらっていたもう1個を二人で卵焼きにして食べてしまったそうで、その大食漢に驚いている。1人卵12.5分あるのだから・・・。

2019年9月8日

台湾、日本の大学生のインターンシップ始まる

Filed under: インターンシップ,キャベツについて — 管理人 @ 6:16 AM

例年のごとく東京農業大学(厚木市)、台湾国立の台湾大、嘉義大学、屛東大学などの現役、卒業したばかりの学生が来ている。全国の皆さんに千切りキャベツをお届けするために、国内外の学生にキャベツ収穫作業を担っていただいている。今や大学生は貴重な戦力となっている。鹿追町では酪農学園大学、北海道大学、東京農業大学など70名ほどの学生が夏季休暇を利用して農業体験をしている。なかには大学卒業後に農家へ就職を希望する学生も現れ、徐々に効果が見せ始めている。

海外の学生も体験ではなく農場に就職してもらいたいので、国、道が積極的になって就労を認可していただきたい。ワーキングホリデー制度の年数制限の延長を願いたい。(現行は最大1年間)優秀な人材が就労を希望しているにも関わらず、失われていく現状は何ともし難い事態である。我々では地団駄踏んで国に働きかけても認可が下りないのが現況である。

まあ話は変わって、+仕事ばかりではつまらないインターンシップとなるのは避けなければならないので、プロ野球パ・リーグ公式戦帯広大会を観戦した。台湾出身のワンボーロンが在籍する日本ハムを手作りのプラカードで応援する。帯広の森野球場は超満員の12600人の観衆で埋まった。ワンボーロンが守備するレフトに陣取り台湾語で声援を送る。ワンボーロン加油!!と叫ぶと、軽く帽子のつばを触れて会釈してくれた。残念ながらワンボーロンは無安打に終わり、チームも連敗が続くこととなってしまった。

帯広出身の杉浦投手が先発して応援も最高潮に達した感があったが、守備の破綻がゲームを左右した。守備が大切なのは痛感する。今の日本ハムは走攻守三拍子揃った内野の野球選手が少ないのが現状か・・・・。

試合観戦後、帯広大会の試合が台湾でもテレビ放送されており、プラカードを掲げた場面を見た学生たちの親族、友達から〔見たよ!〕とメールや写真が来たそうである。



2019年7月10日

✈️インターンシップのため東京出張,加油!OBINO野球部

Filed under: インターンシップ — 管理人 @ 5:46 AM

先日、神奈川県厚木市の某大学キャンパスにインターンシップのプレゼンテーションに出張する。昨年からJA鹿追町と鹿追町、農家がが協力して提携がスタートして、1週間程度学生を受け入れした。約100名前後の学生を前に農場での生活や農作業体験の簡単な説明を行う。その後は希望する学生がJA鹿追町のブースに集合してもらい具体的に意見交換をして参加を促し、学生の意義、成果などを両者で確認する。

昨年参加した学生に来ていただいて、鹿追でのインターンシップの体験談を説明してもらう。決して楽しい場面ばかりではなく、農作業の厳しさも周知する。彼ら先輩たちは「明確な目標」を持っており、卒業後は本州、北海道で新規就農や農業関係の就職のために視野を広げ、将来の職業の選択肢の拡大を目指す。

ブースに集合した学生の眼差しは真剣な表情で聞き入っていた。

田舎のおじさんも視野が広まった東京出張となった。村瀬ファームでは従来の台湾国立屏東大学に続いて、今年度から新しく台湾国立嘉義大学とのインターンシップ提携を結ぶことになり、7月より硬式野球部の女子学生二人が先行して体験に来ている。

嘉義大学は1931年、嘉義農林高校時代に甲子園に台湾代表として初出場し準優勝した経歴を持つ。数年前、「KANO」と言う映画が台湾で大ヒットして日本でも好評を得た。また昨年の甲子園で活躍した金足農業高校の「KANANO」旋風のときも話題が盛り上がった。

さて、今年は息子たちの母校「OBINO」帯広農業高校が十勝地区を久しぶりに制覇して北北海道大会に出場する。NHK朝ドラ「なつぞら」の舞台にもなって注目されているが、今度は実力で「OBINO」旋風を巻き起こしてもらいたい。長い人生と同じ最後まで諦めない野球を貫いてほしい。

映画「KANO」札幌商業学校野球部投手だった錠者博美が出征途中に台湾に立ち寄る場面から始まるが、実際には錠者は中国大陸に出征し、戦後はソ連によりシベリアに抑留され、イルクーツク近郊のマリタ収容所で亡くなっている。ただし、劇中で錠者が発する「嘉義に着いたら起こしてくれ」という台詞は、実際日本兵の間でよく語られた言葉と言われ、敗戦色が濃厚となった太平洋戦争末期、「どんな状況下でも決して諦めない嘉義農林の球児たちを育んだ土地を見たい」と思う日本兵が多かったという。{Wikipediaより抜粋}

来年,帯広農「OBINO」は開校100周年を迎えるそうである。また球児たちの感動の夏がやってくる。

2019年4月5日

キャベツ播種&長芋の種切り始まる

Filed under: インターンシップ,長芋について — 管理人 @ 7:02 AM

3月27日に行者にんにくの出荷作業が終了する。昨年と同じ1万1千パックを出荷し、市場の取計いにより収益は20%アップした。

すぐに加工用キャベツの播種を1ha(年間9ha予定)した。順次収穫可能にするため7月20日頃まで9回に分けて播種する。いよいよ今年の長い戦いが始まった。ハウスの温度管理等を家族皆で行わなければならない。キャベツの育苗管理は細心の注意が必要である。日中は基本的に発芽するまでは30分〜1時間おきぐらいにビニールハウスへ足を運ぶ。

播種が終了すると、長芋の種切りが始まる。今年度は4haを予定しているので約20トンの自家種を1本1本手切りする。今年は従業員がいまのところ一人なので、H余市の高校生を住み込みで手伝いをお願いする。高校1年生ですが頑張りますね!頼りになります。男子生徒二人ですが、春休みに帰る家庭がなく親親戚に見放された過去を持つ。決して彼らが望んだ人生ではないが、これをバネに飛躍もできるということである。

我々は教育者でもないので我流の指導方法で従ってもらう。基本は厳しい指導には愛情が不可欠だと思う。約10日間の日程で遅刻、早退、謹慎?はなく、報告書には「優」の文字が大きく表示されることになった。担任のH先生には「心配しないでこちらに任してください」とは言ったものの、中日では帰そうか悩んだ時期もあった。しかし無事に期間を全うし高校は卒業することを約束した。

ところで担任のH先生は4月9日夜11時ごろのフジテレビ「7ルールにて、我が家に来ている高校生と出演しますので、一緒に涙してください。

2018年12月10日

今年もたくさんの農場視察がありました

先日8日に改正外国人入管法案が国会で承認され、外国人労働者(技能実習生)の受け入れ拡大が来年4月から施行されることになった。当農場はワーキングホリデー、インターンシップを利用しているためあまり変化はない。

各産業の人手不足は誰もが認めるところ。国会で野党が追求している外国人労働者の管理、生活環境の整備などを重点的に、官民あげての取り組みが必要不可欠である。受け入れ側も悪徳ブローカーなどを利用しないように業者の見極めをしなければならない。

今年度は出前講座を含めて視察、修学旅行生等は、地元鹿追小学校、中学校、高しかおいジオパーク関連北海道ツーリズム協会関連、JICA、酪農学園大学、天使大学、北海道大学、東京農業大学、北海道情報大学、大阪芸術大学、立命館慶祥高校、帯広農業高校、日本農業経営大学校 、大阪府立鳳高校、大阪府立市岡高校、大阪追手前高校、神奈川県立神奈川工業高校、神奈川県立小田原高校、神奈川県立川和高校の生徒さん等を受け入れしました。ありがとうございました。(予定も含む)

写真中段の高校生は毎年来ていただいている、銀の匙のモデルとなった帯広農業高校農業科(畑作、野菜、園芸など)の生徒さん。息子の後輩になります。引率の先生は10年以上前に野球部でお世話になった監督さんです。クラスのほとんどが農業後継者であったり、実家が農業を営んでいる。おとなしい生徒さんが多く質問等の意見を引き出すのに一苦労する。台湾、香港、マレーシアの従業員と文化、言語、ゲームなどの違いに触れてもらった。

その後、農場が抱えている悩みや将来の展望について話しをする。十勝農業は慢性的な人手不足のなか、従来通り家族労働で賄う農業、従業員を雇用して大型農業を目指す農業と2極化になっている。今後、従業員は外国人に頼るしか残された道はなさそうである。ここの農場のように殆どが外国人というのも珍しい経営なのだが・・・。まだまだ農業に興味や新規参入する意欲ある日本人の若者もいる。

 「農業の魅力とは?なんぞや!」と、ここで経験してから新規就農する従業員もいる。結論から言えば社長であるから経営は自由になり、やりがいがあるということである。それだけで十分だと思う。楽しいことばかりではないが、学生たちには今度生まれ変わったとしても「農家の子供で有りたい!」「農業を生業としたい!」と告げた。人生100年!北海道農業100年!北海道の歴史は始まったばかり。まだまだ未知数である。

農業人は死ぬ朝まで畑に出勤して人生を全うしたい。父親は86歳になるが未だにそれを実行している。生涯現役である!

下段の写真は立命館慶祥高校の皆さん。

2018年10月9日

ジャガイモ収穫終了する。即、手伝いへ

Filed under: インターンシップ,ジャガイモについて — 管理人 @ 3:31 PM

10月5日までの掘りとり期限だった品種名「きたひめ」が先日、猶予期間内(5日間)に終了する。合計20haのジャガイモ収穫をして、農協の貯蔵庫に出荷を終えた。

疲れがドットcom.やれやれですが・・・すぐに親戚のジャガイモ掘りへ手伝いに、総勢12名と収穫機2台で向かう。まだ4haほど残っており、圃場に到着すると「これは大変だなあ〜〜!」とつぶやいた。がんば〜る! がんば〜る!と孫がつぶやいたセリフを思い出した。

写真下、じゃがいもの収穫風景ですが。6人の作業員のなかで一人だけ男性とハーレム状態。東京農大からインターンシップできているAくんは楽しいのかと思いきや、顔はニヤついているが緊張の連続らしい。5人の女性は台灣、香港、マレーシア、日本の4カ国で構成しているので何事も複雑らしい。無言でテキパキと作業は進行する。今月は東京農大から6人ほどのインターンシップ生を受けれしたが、全員男性である。なかには和歌山の梅農家の跡取りもいる。後に美味しい「南高梅」を頂いた。

Aくん達はは9月6日の地震と2日間の停電(ブラックアウト)も経験して、一生忘れられない北海道の農業体験ではなかったかな。こちらにまた戻ってくることを期待して来年もドンドン受け入れしましょうか。

2018年9月12日

台風、地震、停電、収穫繁忙期

Filed under: インターンシップ,農場生活について — 管理人 @ 6:56 AM

9月6日、未明に発生した北海道胆振地方の大地震。十勝地方は震度4で被害はなかったが、2日間に渡る停電には参ってしまった。最近はこんな経験はないので、電気に頼っていたことを痛感する。

45年前ほどに大雪で4〜5日停電を経験した以来である。その当時は酪農専業で乳牛を20頭ほど飼育していた。発電機もなく雪の中にビニールでプールを作って、搾乳した牛乳を保存したようだったが。それも廃棄したような記憶がある。なにせ降った雪が屋根まで達していたくらいの大雪であった。

今回は2台の発電機、太陽光ソーラー発電を活用して温水ボイラー、冷凍庫、冷蔵庫、洗濯機、炊飯器、携帯充電器などが母屋で使用できた。家族が9人、従業員(台湾4人、香港4人、マレーシア1人、日本3人)が12人、東京農業大学生2人、大阪芸術大学生1人の合計24人が農場敷地内に生活している。更にコテージの宿泊客3名様も高速道路、JRが止まっているので滞在延長やキャンセルもあり、お昼だけ一緒に食べてもらう。なんと27人で食卓を囲むという前代未聞の出来ごとである。

H25年に可動した太陽光発電の威力をやっと発揮でき、太陽光(再生可能エネルギー)の大切さが身にしみて実感できた。今まで肩身が狭かったような太陽光発電の施設であったが、これからは威風堂々としていただきましょう。売電しているので**電から毎月の入金が3万〜5万円がある。あと5年(計🔟年)で投資額500万円のもとが取れる計算です。**電さんよろしくおねがいしますよ。

農作業は農産物の収穫が繁忙期だったため仕事も休まず動いていた。農協の冷蔵施設が可動せず、キャベツの収穫は3日間ほど中止に追い込まれた。その後キャベツの収穫時期が遅れて廃棄した圃場が多かったそうな。未だに収穫は間に合っていない状態である。(収穫時期が遅れるとキャベツが破裂して商品価値がなくなる)

全員が母屋に集まり食事、シャワー、携帯の充電を済ませる。従業員の宿舎に帰っても真っ暗なため、楽しく宴会やカードゲームなど夜遅くまで楽しむ。飲みすぎて2日酔になる若者も・・・。2日宵(良い)ということで丸。

台風が去って地震が起き停電が続く。農協から発電機貸してくれませんかと電話があったが・・・。お察しのとおりです。それどころではありません。停電のなか携帯はつながらず、もちろんインターネットも不可能。農協から会議の中止や予定通り行いますので出席してくださいの電話が・・・。こんなときに会議ですか・・・・お察しのとおりです。行けません!(実際は農協では電話使用可能だが、農村部は声は聞き取ることができるがこちらからの声が聞こえないそうである。)

その後はスーパーから食品はなくなり、車の燃料は10Lのみの給油制限。野菜は自家産のトウモロコシ、トマト、ピーマン、茄子、ジャガイモ、など豊富にあるので米さえあればなんら問題はない。メディアでは計画停電などの報道がされているので、宿泊客のキャンセルが続く。十勝地方は停電以外何も問題はないのであるが・・・。計画停電の余波は誰の責任でしょうかね。

2018年4月2日

新しいメンバーを迎え新年度が始まる

Filed under: インターンシップ,従業員の話 — 管理人 @ 2:12 PM

3月末からは従業員の歓送迎会が目白押し。今月は台湾などから新しいスタッフを迎えて歓迎会が増える。

新規にインドネシアの大学とインターンシップ提携に向けての調整が進行中。日本インドネシア国交樹立60周年記念事業として申請するそうである。

半年間、意欲ある学生を派遣できるようで、台湾の国立大生とともに交流を深められそうである。

2017年12月1日

来年の従業員、学生が決定する.台湾研修会2

Filed under: インターンシップ,従業員の話 — 管理人 @ 4:59 PM

4年前からインターンシップ協定(注2)を締結しいる台湾国立**大学日本語学科にお邪魔する。十勝再発見と題して約70名の学生と懇談会を行う。通訳は今年インターンシップに参加した3人の大学生が担当する。日本語学科であるため農業のことはあまり勉強はしていないので、農業の知識は不足気味である。

遠慮気味に質問が出てきたが質問が途切れシーンとした時、逆にこちらから問いかける。来年『村瀬ファームに来たい人は手を上げてください!』と質問すると、前列の学生が勢い良く手を上げ、徐々に3分の2くらいの学生が挙手する。早くに手を上げた学生は他の学生と比較して目の輝きが違っている。意欲的な眼差しである。今年も選考方法を聞かれたが、勉強等に頑張っている学生が選ばれると思いますが、担任の先生が最終的に決定します。と伝えた。実際にもそうなので。さすがに日本語学科なので日本語で質問する学生もいる。

来年よりインターンシップは半年の期間になり、7月から11月中旬まで収穫時期は助けてもらうことが決定された。2年前より大学に要望書を提出していましたが政府より認可されたそうである。しかし、ホテルなどのサービス業は2ヶ月のままだそうだ。当ファームは優遇されていて感謝です。

またワーキングホリデーから就労ビザに変更する『ルル』(注1)の両親と懇談する。手に、広い額(毛穴はある)に汗をかきながら労働契約書を交わし理解を求めた。会社社長をされているお父さんは熟考しながら目に涙を浮かべ許可をしてくれる。娘と一緒に一度農場に訪問したいと言われ、『是非来てください!』と両手で手を握り約束をしたのだった。ルルのお父さんは仕事が趣味で家族旅行などはあまりしたことがないそうである。なんだか最近従業員の親の趣味は『仕事』と言われることが多い・・・。

その夜はルル一家と高雄市ハンシンデパートの1階にある有名店『ディンタイフォン』の小籠包を食す。私は2度めだが職員は初めての小籠包、袋に閉じ込められたスープが口のなかで弾け美味しさが口全体に広がる。来年当ファームに就職予定の屏東大学生Kも途中参加。ここの店は初めてだそうで、あまりの美味しさに感激していた。

宿泊はルルの豪邸(10部屋もある)に泊めていただいたが緊張のあまりぐっすり?寝れたのだった・・・。ごちそうさまでした。

注1,台湾の最高学府、国立台湾大学農学部大学院を卒業する。ワーキングホリデーで4月から当ファームに在籍中。台湾大出身者は当ファームでは二人目となるが、一人目のオンは現在、京都大農学部大学院に在籍中。

注2,産業の人材育成のため産学協同を促進し、学生の職能遂行能力を向上、就職の機会を増やすため産学協同策略連盟契約に調印している。

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2017年9月12日

台湾国立大生のインターンシップ終わる

Filed under: インターンシップ — 管理人 @ 2:54 PM

台湾の大学生三人がたくさんの思い出とともに帰国した。

夏季休暇を利用して行われている海外でのインターンシップは今年で4年目を迎える。まず感心することが彼らのモチベーションの高さである。気温35度を超えるなかキャベツの収穫や畑の雑草抜きなど、経験したことのない仕事に一生懸命挑戦していた。

自分の人生を振り返ると、やはり20代の頃は海外ばかり見て聞いて体験したことを思い出す。勉強が嫌いで大学を中退してNZへ飛び立ったが苦いことがすぐ思い浮かぶ。下剤を胃腸薬と思い込んで飲み続け死にかかったこと。半年の酪農実習でホームシックにかかったこと。英語会話力のレベルの低さに嘆いたこと。生活するなら日本(北海道)が一番自分に合っていることを悟ることできた。故郷は遠きにありて思うもの・・・・・地元を離れなければ地元の良さは発見できない。

大学生が帰る前夜、送別会で農場での率直な感想などを話してもらった。少し紹介させてもらう。

*食べ物が美味しく2ヶ月間で4キロも太りました。チャンスが有ればスタッフとしてここの農場に戻りたいです。本当に楽しかった。

*先輩のスタッフの皆さんたちに優しくしてもらいありがとうございました。大学入ってから村瀬ファームに来るのが夢でした。最後の4年生でこれたので大変嬉しかった。

賑やかな3人が帰国すると同時に新たに4人が農場スタッフとして加入する。9月10日現在は台湾4人、香港4人、日本4人の合計12人となった。賑やかさは大学生がいる時と同じレベルに達している。

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2017年8月30日

旅立ちの準備

Filed under: インターンシップ,ビニールハウスの仕事 — 管理人 @ 6:48 AM

5月からビニールハウス栽培で育成していた苺の苗が来月中旬に出荷を迎える。親株から伸びたランナーを切り離し、独立して旅立ちの準備をする。約16000個の苗を1個1個切り、均等に苗台に設置する。

作業をする台湾国立大生も今月末でインターンシップが終了して農場を旅立つ。毎年寂しいという気持ちよりも、大きく育った苺の苗のように『これからの人生頑張れよ!』と送り出す気持ちのほうが強い。今年も泣かないで笑顔で送ることにしようとは決意したが・・・。あと2日で『さようなら』を告げなければならないのが辛い。

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2017年8月20日

積丹ブルーとウニ丼、海鮮丼、甘エビ丼

Filed under: インターンシップ,農場生活について — 管理人 @ 11:01 AM

お盆休暇を利用して一昨年と同じ積丹、小樽へ一泊で社員旅行する。

食べて飲んで寝て食べてと、積丹の海の幸を思う存分食べれた。新鮮な甘エビは身が透き通っており、ウニ丼は2700円、海鮮丼は1700円と格安で且つ美味しい! やはり積丹ではウニ丼を食べなきゃ大損である。今回も鹿追町の商工会に務めていたこともあるTさんに、宿、ウニ丼をお世話してもらい感謝です。

積丹ブルーの海は綺麗だが地元の人は一概に喜べないそうである。海岸が磯焼けなどで海藻が死滅して、岩などが白くなり海水が青く見えるそうだ。確かに昆布などが生い茂っている場所は青くは見えない。民宿の女将さんが言う。昔はクロマグロ、ニシンも獲れた豊かな海だった。今はそんな賑やかな漁場は存在しないそうである。複雑な気持ちで積丹ブルーの海を眺めることになった。


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ヒロシが自転車でやってきた

Filed under: インターンシップ,農場生活について — 管理人 @ 8:20 AM

4年前に3ヶ月間農場で働いた台湾のヒロシが自転車でやって来た。日本縦断を野宿しながら北海道まで走破してきたそうだ。 自転車で来たのは香港出身のMiyu(現在東京在住)以来二人目となる。コンビニの割安弁当、おにぎりなどで空腹を満たし、駅や公園で野宿して一日500円位の出費で済んだそうである。

久々の再会だったので喜びもひとしおなので、キノピーの海鮮パエリア、私の牛サガリ丼で楽しい歓迎会を開いた。また夏季休暇を利用してアルバイトに来ていた帯広の看護師の玉子『大輔』の送別会も兼ねた。今月はワーホリや学生のインターンシップなど人の出入りが激しくなるので歓送迎会が頻繁に開催される。

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2017年8月11日

日帰り弾丸ツアー

Filed under: インターンシップ,趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 6:34 AM

『お父さん!明日希望者で阿寒へ行きますのでよろしく!』と言われた。

日曜日で交通量も多いことが予想されたので『お父さんが運転していきますよ』『もし事故が起きたら困るので・・・。』

ということで仕事を頑張って前日に済ませて急きょ阿寒湖へ向かう。まりもが買いたいとのことで民芸品店『えぞりす』に寄り、瓶詰めのまりもを購入してお満悦の台湾大学生であった。今回は、私が小学校の修学旅行以来となる『硫黄山』に50年ぶりに行ってみた。温泉卵は食べれなかったが50年前の記憶が今も変わらず新鮮によみがえる。

旅行などしたことがなかった小学時代。観光バスのガイドさんが砂利道に揺られながら『まりも』の歌を熱唱していたことを印象深く記憶している。阿寒湖、摩周湖は初めての遠出となり楽しかったことを思い出す。今も変わらずきれいな摩周の湖面をしばらくは見とれていたのだった。

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2017年7月25日

夏のイベント目白押し

Filed under: インターンシップ,農場生活について — 管理人 @ 9:59 PM

7月16日にキャベツの定植がすべて終了する。面積は949aとなる。

今年の鹿追町花火大会は久々に雲が漂うが気温が暖かく観賞できた。台湾の学生たちはイオンでちょっと高級な浴衣を購入して『綺麗に変身』する。前夜は全員が顔をパックしたそうで意気込みが伝わってきます。ありさ先生に2時間ほど浴衣の着付けの指導を受けて、いざ出陣。帯がきついと外国人が申しておりましたが、初めて着用した浴衣に満足したひとときでした。

写真下段は、恒例の一日だけの夜市『A−coop祭り』。我々農家のスーパーA−coopが一年に一度感謝祭が行われる。な・な・なんと生ビールは一杯200円。定番の豚丼、焼き鳥、豚串、鹿追産牛肉など農産物の安売り、焼きそば、お好み焼き、しかおい蕎麦、うどん、ラーメンなどなど食べきれません!飲みきれません・・・!。写真はピュアモルツ農業研修生と席が隣だっため台湾大学生と仲良くビンゴ~を楽しんでいる。せっかく仲良くなったので、最後の締めにラーメンを食べに夜の街へ消えて行った・・・。二夜連続の楽しいひと時でした。

いよいよ明日から加工用キャベツと小麦の収穫が同日に始まる。聞くところによると両方とも豊作だそうで、サンプルの小麦は丸々と太めの子実が収穫を待っている。さあ頑張りますか!

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2017年7月23日

視察に来ていただきました

Filed under: インターンシップ,農場生活について — 管理人 @ 6:24 PM

DSC_1020台湾でも名が知れ渡っている、シルバースプーンで有名な高校に毎年来て頂いています。我が息子2人も野球部に所属してお世話になった農業科の生徒さんたちです。実家が農家の生徒さんが半分くらいおり、暑い中みっちり話を聞いていただいた。

要約すると、栽培している作物が多岐にわたる。一般畑作物(小麦、ビート、ジャガイモ、豆類)に加えて、行者ニンニク、山ワサビ、サツマイモ、イチゴ苗、加工用キャベツなど他の農家とは違い、特徴のある作物を栽培している。更にたくさんの従業員を必要としているため日本人をはじめ、ワーキングホリデー(北海道ツーリズム協会の田舎暮らしのすすめ:事務局は地元鹿追町)を利用した外国人の採用についても説明する。実際に農場で働いている海外の若者たちに、農場の作業や北海道農業の生活や感想を発表する。台湾大学生は日本語学科なので、当然日本語で話してもらう。彼らは緊張して思うように話せないようだが、こちらから助け舟を出して補足説明をする。

話ばかりでは飽きてしまうので、台湾学生による台湾語の勉強、台湾のゲームなど楽しんだ。写真(下段)は『あっち向いてホイ』の台湾版、ワカメ拳というゲーム。漢字では『海帯拳』ハイタイ拳と読み、海中のワカメが海流になびいているような表現をして、『ハイタイ、ハイタイ!』と叫びながらジェスチャーをする。優勝者には当農場生産の山ワサビ1キロとキャベツ、台湾のインスタント牛肉麺が送られた。

ある日は隣町のJA女性部の若奥様会が、コテージの取り組みや海外の若者の採用方法などを中心に視察に来られた。コテージの部門は若嫁の担当で、説明して実際に施設を見学してもらう。インバウンド観光の課題や現状について、活発な質問を受けて意見交換をした。

ある日は鹿追町ジオパーク講座にて、『石の少ない畑』としてお話をさせていただいた。鹿追の大地は畑に石が多く点在する土壌と皆無の土壌を比較して農家の現状などを周るツアーだそうである。隣にある笹川地区は石礫が多く、石礫を除去するのに多額の費用を要したり、農作業時に人力で除去したりと農作業の困難さを聞いてきたそうだ。我が農場では長芋畑の播種前にトレンチャー(地面から下を1m前後掘る)作業を1haしても出てくる石はわずかばかり、倉庫の建設、圃場の出入口、農作物の堆積場所の造成などは笹川地区から輩出された石礫を購入している。石の少ない地区は有効に使用させて頂いてる趣旨を伝えた。

またある日は札幌市近郊の最近設立されたグーリンツーリズム協会の視察を受ける。日本では上半期(1〜6月まで)で1300万人を超え、年々増加する外国人ツアー客の受け皿として、十勝と連携し何か模索はできないかと来られた。ここ鹿追町では200名近い農業関係の若き従業員のため、宿舎等を建設すると商品券で100〜200万円、100万円(推定金額)相当の浄化槽を町から助成される。説明を聞かれた視察団は一同驚きの表情となる。

視察団の会長さんが話された。我市は札幌市に隣接していて市街化調整地域のためなど、農産物の直売所を自由に開設できないそうである。急激に変化する情勢に行政が追いついていない現状が・・・。融資される銀行の支店長さんも同行されており資金的には心配ないようですが。こればかりは鹿追町の手厚い行政に感心されていた。

来月も毎年来られている道内大学(東京Ñ大)の方々が、台湾大学生と交流を兼ねて宿泊される。さらに**省官僚の皆さんも来られる。

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2017年7月18日

台湾のアップルマンゴー、京都の桃が届く

Filed under: インターンシップ,農場生活について — 管理人 @ 10:54 PM

毎年楽しみにしている台湾のフルーツが届いた。当農場が初めての海外女性を受け入れしたのが、台湾のインさんである。いま旬な台湾フルーツの代表格マンゴーはいつ食べても世界中で一番の美味しさかもしれない。インさん旦那を連れて2回目の農場訪問をしたいと連絡が来た。その日を楽しみに待っていることにしよう。

また、若嫁の京都の実家から栽培している桃が毎年届く。昨年は不作であったが、今年は甘くて美味しい最高の出来栄えである。ともに北海道にはない果実なので味わいながら従業員とともにいただきますか。 

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暑い〜!3日連続の猛暑日 雨がほし〜い!

Filed under: インターンシップ,農場生活について — 管理人 @ 8:30 AM

十勝では92年ぶりの3日連続の猛暑日を観測した。35度以上の気温となると猛暑日となる。北海道では無縁の事だと感じていたが・・・。最近は30度前後だと今日は『涼しいねえ〜』なんて会話も飛び出す。仕事でも遊びに行ってもこの暑さには参ってしまう。

そんななか、鹿追町競ばん馬大会に参加した。麦稈ロール転がしの部に村瀬ファーム女子部が毎年参加している。アリサ部長が台湾大学生を率いて、優勝賞金*万円獲得を目指し挑戦した。

約150キロほどの乾燥した小麦の茎をロールした『麦稈』を約100m先のゴールを目指して、人力で転がしゆく。スタートしてすぐに地元の奥様方に先行を許したが堂々3位に初めて入賞する。獲得した賞金はすべて屋台の美味しい昼食となった。ただし出場チームは4チームでしたが・・・。

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2017年7月7日

生食用キャベツの収穫始まる

Filed under: インターンシップ,キャベツについて — 管理人 @ 5:17 AM

約10ha栽培しているキャベツのうち、早期に収穫できる生食用キャベツの収穫が始まった。最高気温30度Cと暑いなか町内のトップを切って810ケース(10k)をJAの予冷庫へ集荷した。

4月末定植後は少々気温が低く経過していたが、適度の雨と日中の気温が高めに推移、平年より良好な作柄となった。自家苗の育苗も4年目を迎えほぼ完璧な状態で定植が順調に進行した。

台湾からインターンシップで参加の大学生も30度Cの気温は『ちょうどいい!』と喜んでいる。休憩時はキャベツにかじりつき『甘い!』と感激する。

午後の休憩には、甥が商品開発した北海道で展開中のコンビニ『セイコーマート』の北海道メロンソフトを提供した。台湾にもメロンソフトが浸透していて、リクエストが届いていた。今日は予想最高気温35度Cと暑いので、北海道のミルクをタップリ使用した『北海道牛乳モナカ』をおやつに提供する予定です。

また熱中症対策で午後からは作業を中止にして、気温が下がる3時半頃から作業を再開する予定。でしたが・・・ご当地鹿追町は午前中から36度Cにもなり午後からは作業を休みにした。暑さに強い台湾人でもだめでした。

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2017年7月4日

台湾国立大のインターンシップ始まる

Filed under: インターンシップ — 管理人 @ 4:00 PM

今年で4年目を迎える台湾の国立大とのインターンシップが始まる。夏季休暇を利用して7〜8月の2ヶ月間、男女三人の大学生が職業体験をする。数ある日本国内の職業体験できるところを、第一希望で村瀬ファームを指名してくれた。国からの渡航助成金を得て、2ヶ月間の研修期間を満喫する。R先生より村瀬ファームは最優先に職業体験をすべき法人として国から指定されたとのこと。

農場の雪室貯蔵庫にて、初めて雪に触れて感激の歓声を上げる。毎年、引率に来てくれているR先生が美味しい台湾料理を振る舞ってくれる。ワーキングホリデーで来ている先輩方は久々の台湾料理に感激していた。ホームシックが少しは和らいだかな? どんなに旅好きや孤独が好きな方でもホームシックには、大なり小なりかかることが必然である。それを乗り越えてワーキングホリデーの1年間は過ぎてゆく。

北海道十勝には美味しいものが山ほどある。新鮮な海産物、肉、乳製品、野菜、お菓子、馬鈴薯、とうもろこし、北海道限定飲料などホームシックを乗り越えるには十分な食材が豊富に存在する。体重は増えるばかりでダイエットは自国に帰ってからゆっくりしていただきましょう。

さあ、2ヶ月で何キロ?太るか楽しみである・・・!

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2016年9月3日

台湾の国立大とのインターンシップ終了する

Filed under: インターンシップ — 管理人 @ 1:13 PM

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約2ヶ月間の夏季休暇を利用したインターンシップが終了する。国立**大学、**大学の学生がたくさんの思い出を作って帰国した。

送別会では『何が食べたい?』と聞いたところ『蟹!』の声が多かったので、釧路湿原を巡ったついでにタラバガニを仕入れて『カニ鍋』にしてみた。タラバガニは足のみ、出汁取りに小ぶりの花咲ガニ1匹、カニ入りすり身、カニかまぼこなど蟹の風味を満載した鍋になった。

池田ワイン城で仕入れた地元産十勝ワイン、本格的スパークリングワイン『ブルーム』のグラスを傾けながら2ヶ月の農業体験を語らった。13924927_1082230608525891_6636894982977916770_n2ヶ月の厳しい農業体験、楽しかった休日の旅行、都会を離れて田舎の生活と彼らは一生の思い出となった農業体験を忘れることはできないだろう。

2016年8月21日

ある日の休日『十勝川でラフティング』

Filed under: インターンシップ — 管理人 @ 7:34 AM

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2016年8月20日

しかおい7000人盆踊りに参加

Filed under: インターンシップ — 管理人 @ 1:51 PM

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鹿追町の人口は約5600人。お盆は町外で働いている家族や亡くなったご先祖様が帰郷するので、全町民参加すると7000人になる。屋台もたくさん出店して賑わいをみせる。

仕事を早めに終了して屋台で豚丼、しかおい蕎麦、焼きそば、お好み焼き、ラーメンなどで晩御飯を済ませる。インターンシップの最大の目的である日本の文化に触れるとともに、『盆踊り』に参加することが必修である。町内で農業実習している外国人グループに紛れ込んで、見よう見まねで盆踊りを満喫していた。

2016年8月16日

突撃!我家の晩御飯『鶏肉ときのこの混ぜご飯&おでん』編

Filed under: インターンシップ,農場生活について — 管理人 @ 3:28 PM

IMG_4542IMG_4543この日は香港から参加のホーの歓迎会を兼ねて夕食会を開く。

鶏肉ときのこの混ぜご飯と、自家産の大根、烏骨鶏の卵をふんだんに使用したおでんにしてみた。混ぜご飯はにんにくで鶏肉、きのこを炒めて中華スープ、紹興酒、豆板醤などで中華風の味付けにする。最後に自家産のチンゲン菜を混ぜて出来上がり。初めてにしてはうま〜〜い混ぜご飯が食べれた。皆オカワリをしてくれ、香港のホ=は特別に美味しかったらしく4杯も食べていた。これだけ食べてくれると料理しても嬉しいですね。

えっ親方が料理するのですかって? そうですよ。大根の面取りなどは手伝ってもらいますが、ほとんどメニューと調理はやります〜。台湾の大学生たちは食器等を並べて食べてもらうだけです。十人十色で好き嫌いがあり献立には四苦八苦する。せっかく日本に滞在しているので和食に慣れてもらうのも大切なことでしょう。

2016年8月15日

ある日の休日 『雲海テラス』『ラベンダー』

Filed under: インターンシップ,趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 7:54 AM

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雲海を見れる確率60%を信じてトマムへ。

午前2時半に農場を出発して3時半に星野リゾートトマムに到着する。雲海テラスへ向かうリフトは長蛇の列。日曜日の朝なので外国人でごった返すかとおもいきや、意外と日本人ばかり。外国人ツアーは平日に組んでいるのかほとんど見受けられない。乳飲み子からお年寄りまで幅広い年代層でたくさんの方が挑戦されている。

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雲海テラスは待てど暮らせど深い霧のなか。たまらず歩いて30分かかる山頂に挑戦することになった。昨年から新しく開設されたそうで10畳ほどの山頂に身体を寄せあって霧が晴れるのを待った。(実はあまりにも登頂が厳しいので途中で挫折して朗報を麓で待っていた。)

2〜3分ほどであったらしいが霧が晴れて雲海が見えたよとラインで写真を送ってもらう。1900円の入場料の元を取らねば帰れないと思ったが、まずまずの収穫で安心した。

雲海テラスは待てど暮らせど雲海は見れずじまいで下山したのだった。

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ラベンダーの香りに包まれて天にも登る気分になった。目を閉じて精神を統一すると『わたし!ひらめきました!』『何が?』秘密です・・・。『気になるなあ・・・』

2016年7月25日

農業を一言で表現すると・・・

Filed under: インターンシップ — 管理人 @ 7:02 AM

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とある新聞社からインターンシップ参加の彼らが取材を受ける。

2時間ほどの取材の最後に『農業を一言で言うと?』と記者から質問された。意外と初めてだと思うが簡単に答えてみた。

どこかの雑誌で見たような言葉を並べた。農民画家でもないのに自然あふれる畑をキャンバスに例えると・・・。後からありふれたことを言ってしまったと思った。一言の表現は簡単な事だが、それを説明しようとするとなかなか難しいものである。

そのキャンパスで『挑戦と失敗の繰り返し』と後で付加したが・・・全国紙の1面になるかもしれないということで5面と言いたい。(1面でした)

定年まで後5年と間近に迫り、私の『挑戦』も間近に終わる。もう農業で『失敗』できないかと思うと寂しいような気がする。定年になると気が楽になると思うが、何か代わりになる張り合いのあるものを見つけなければならない。

定年が  まじかに迫り  マジカな気分・・・  『収まりが悪いような気がするがまっいいかあ・・・』

2016年7月24日

鹿追町競ばん馬大会

Filed under: インターンシップ,農場生活について — 管理人 @ 7:07 AM

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は〜い!今年も鹿追町競ばん馬大会に出場しました。とは言ってもアトラクションでの話です。

乳牛の貯蔵用の餌に使用する牧草などのロール(300キロ位)を人力で転がすゲームに参加する。何と優勝賞金25000円、参加賞でも5000円なので一応優勝目指して5人の台湾大学生が頑張った。

約100mの馬場を人力で転がすのは大変なようだが、一度動き出すと軽くなるのでそれほどでもないようである。写真の障害の丘は馬でも休憩しないと乗り越えが大変な場所だが、馬力が優秀な馬が5人もいるのであっという間に乗り越えていった。

成績ですか・・・・。男女とも昨年に続き最下位でしたが、盛り上がったので良かったですね〜〜。競ばん馬大会を勝手に盛り上げる会より報告でした。

2016年7月17日

台湾式ジャンケンで盛り上がる

Filed under: インターンシップ — 管理人 @ 9:06 AM

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今日は十勝のとある農業高校(農業科)が視察に来てくれることになった。写真は台湾の大学生スタッフによるリハーサル中の一コマ。

司会進行は誰が・・・。それを台湾式ジャンケンで決定。さらに台湾式でジャンケン大会の指導は? 5人のうち日本語がほとんど話せないSが、大きな声を出して練習する姿は好感を持って見守る。

前日に日本語で大きな声で自己紹介をすることを伝えていたので練習していたようである。ある程度課題を与え、北海道に来た感想や抱負。もちろん大学名や名前などを話す。

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さて本番はどうだったでしょうか・・・? 

農業高校生は町内のファームレストラン『大草原の小さな家』で昼食後に訪問してくれる。長い説明では眠けをもよおしてもということで、最初のうちに『ガン』っと注目を受けそうな、台湾式のジャンケンでチャンピオンを決定することにする。リハーサル通り台湾と日本のジャンケンの違い、ジャンケンの発祥の国は?、などとクイズを出す予定が・・・・・。全て答えを最初に言ってしまい、仕方なくじゃんけん大会に突入する。彼ら(台湾の大学生)はかなり緊張していたようです。

中国語でジャンケンをしながら勝負が決まるたびに歓声がわく。狙い通り生徒の顔が和み、笑いと注目を得る。最後に残ったチャンピオンには賞品として台湾のお菓子が贈られた。

うちの農場視察では外国人労働者、珍しい作物の栽培がメインとなり、他は見せるべきものがないので目をつぶってもらいましょうか。

 

2016年7月13日

キャベツ定植が終了する

Filed under: インターンシップ,キャベツについて — 管理人 @ 7:03 AM

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4月23日から始まったキャベツの定植が7月12日に終了する。2日前に到着した台湾の東呉大学生二人に最初で最後の定植をしてもらう。

昨年参加していたお兄さん(京都大学に留学中)の紹介で今年は妹が参加をしている。同じく昨年参加していたお姉さん(京都で就職中)の紹介で、台湾の大学生の妹が参加している。というように、農場をある程度把握して参加しているので、初めての農作業にも強い意欲を前面に出して頑張ってくれている。

2016年7月4日

台湾国立大学生のインターンシップ始まる

Filed under: インターンシップ — 管理人 @ 9:55 PM

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今年もインターンシップの季節がやってきた。当農場と台湾の国立大とインターンシップ提携を結んで3年目を迎える。

大学の夏季休暇を利用して7月と8月の2ヶ月間にわたり数人の国内外の大学生が職業体験をする。今回は二人の学生と引率の先生を迎える。R先生とも3年の付き合になるが、すっかり北海道・十勝・鹿追の雰囲気がお気に入りになってくれている。定年後は北海道に移住することを夢見ているこの頃ではないでしょうか。

『農場ブログは二・三日に一度は見ていますよ!』と言われたので3日おきぐらいには更新しますか。

今年はなんだか農作業がやけに忙しい。あれもこれもしなければならないことが山ほどあり、忘れることが多くなりがちな状況である。防除作業から、芝生の管理、外国人の身の回りから仕事の指導、簡易トイレの水や紙などの管理まで多岐にわたる。img_4976農場オリジナルTシャツを全員に配布して記念撮影です。

2016年2月2日

in Taiwan 台湾原住民族文化園区 ムックリに感激!

Filed under: インターンシップ,趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 5:35 PM

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屏東大学での懇談会を前に昨年インターンシップ参加のエンレイ、ネギとR教授と台湾原住民のテーマパーク(台湾原住民族文化園区)へ初めて訪れる。台湾では原住民と言っても差別用語には当たらない。発音も日本語とほぼ同じである。

台湾では大きく分類して16民族の原住民が存在する。総人口の2%前後ながらプロスポーツ界では日本ハムの陽岱鋼を始めたくさんの有名なプロ野球選手がいる。陽岱鋼選手は台湾では最も人口が多い阿美族の出身である。戦時中、勇猛果敢で有名な高砂族は原住民の総称で、日本が勝手に呼んだ正しくない表現である。

ここでは16民族の特色ある衣装などを毎月民族ごとに歌、踊りなどを中心に公演をしている。今日はタイヤル族の公演日で楽器や弓、刀を使った民族舞踊を楽しめた。日本のアイヌ民族と共通する楽器(ムックリ)、弓矢の踊りなどあり驚いたのであった。ムックリなどは形状や音色は全くの同一でアイヌ民族と同じ流れであることが理解できる。

台湾の原住民を知るにあたり一度は見て欲しい観光地である。北海道の人間はアイヌ民族との共通点に感激すること間違いなしである。日本でお馴染みの歌手で女優のビビアンスーはタイヤル族の出身である。美人が多いのかな・・・?

2016年1月20日

in Taiwan  突撃!となりの晩御飯 嘉義編

Filed under: インターンシップ,趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 10:24 PM

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台湾南部の屏東大学での懇談会を終え、次の訪問地新竹市に向かう。まず新幹線に乗車する前に『突然お宅訪問!』を強行する。

昨年インターンシップで農場に来ていたエンレイの両親に会うことになった。同行しているJ/Jに通訳と電話連絡をお願いしてアポ無し訪問が実現した。日本語、片言の英語、台湾語の3ヶ国語ごちゃ混ぜで会話する。理解できない時は笑顔だけで済ますこともある。がしかし、理解できるまできちんと聞き直しなどして理解しなければならない。お父さんは近くの大学の非常勤講師をしている。台湾の大学では専門分野になると一般市民が講師となって先生とともに講義をしている。今回の旅行で複数の人に会ったのでかなり頻繁に行われているようである。

屏東駅から電車で台南市を過ぎ、昨年台湾映画『KANO』の舞台となった嘉義市の近くまで足を伸ばす。エンレイのご両親が駅まで迎えに来ていただき、わずか1時間半だけだったが昼食をご馳走になる。美味しかった〜ありがとうございました。牛肉の鍋を頂く。

お父さんから娘の交際について日本語で質問された。「二人は若すぎる!」私は食べてるものを噴き出しそうになった。「お父さんは知っている・・・」その慌てた様子に、日本語を話せないお母さんが英語で「何を話しているの?」興味津々で腕をつかんで聞いてくる。お母さんは知らない様子なので何とかごまかすことに成功する。日本人の彼とは遠距離交際が続いているようだが・・・。塞がりかかっている毛根から脂汗が吹き出た瞬間であった。

KANOクランクインMOVIE     KANO予告編   *映画挿入歌『風になって〜勇者浪漫』

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その後は新幹線で台湾北部の新竹市に向かう。晩御飯は夏休みを利用して農場に来ていた(注1)国立政治大学生ruriのお母さんにご馳走になる。4泊5日の最後の夜を楽しく過ごす。

新竹市は米粉(ビーフン)が有名で、最後の締めに鴨肉が入った米粉麺を食べる。細麺で飲んだあとはラーメンよりあっさり系で美味しい。すっかり米粉麺のファンになった。

1,国立政治大学は台湾次期総統、蔡英文氏が教授をしていた。台湾では偏差値がトップの台湾大についで文系では高い大学である。ちなみに理系は清華大、師範大などある。

 

2016年1月15日

in Taiwan インターンシップ懇談会開催

Filed under: インターンシップ — 管理人 @ 1:04 PM

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一昨年から始まったインターンシップの提携とともに屏東大学におじゃましている。今回は当該学生により農場の生活風景などの体験談を発表する。後半は座談会形式で気軽に質疑応答を交えて学生たちと話し合いを持つ。前回はあまり質問がなかったが、今回は学生の積極的かつ意欲的な意見、質問がなされた。

例1,住んでいる部屋はどんなところか?

2,休みの日は何しているのか?

3,コンビニまで8キロもあるがどうやって行くのですか?

4,バイクには乗れるのしょうか?

5,私は絶対行きたいのですが選考基準は?

こんな質問がされたが仕事に関係することが皆無で『インターンシップ』は職業体験ですから、仕事などの質問はありませんかと問いかけてみた。彼らは憧れの日本で2ヶ月近くを過ごせることが優先していて、職業体験が後回しになっている。まあ仕方がありませんが・・・。体験した農場の生活を写真などで見ると、楽しい事ばかりが前面に来てしまう。仕事をするということは大変なことだよと説明してもなかなか理解はしてもらえない。まあいいっかあ! いずれにしても 学生たちは日本に来たいようである。国立屏東大学では来年度から学生全員が国内外を問わず、全員がインターンシップを必修化されるそうです。

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通訳は広島修道大学から来ている留学生二人にお願いした。台湾人こぞって大好きな十勝名物『豚丼』を説明するが、この美味しさを知らないのが悲しい。

(注1)台湾の年号は104年とあるが、中華民国が中国で建国されて104年目ということらしい。明日はいよいよ台湾総統の選挙がある。外国にいる方は台湾まで帰国して投票をしなければならないそうだ。日本のマスコミは国民党、民進党いずれの候補が勝っても冷静に報道を展開するとお思うが、もう一つの経済大国がどのような対処をするか・・・。

ちなみに台湾総統候補民進党、蔡英文主席(59)は国立屏東大学がある屏東県の出身である。

2015年12月29日

in Taiwan 再会の夕べ

Filed under: インターンシップ,趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 8:50 PM

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国立屏東大学でのスピーチを前に、台北に降り立ったついでにわが子たちに会うことにしている。H24年から始めたワーキングホリデーを利用して台湾から33名の若者たちが村瀬ファームを巣立っていった。ちなみに香港7名、中国10名、豪州1名、マレーシア1名、ドイツ1名そして日本人は19名となった。

台湾の若者たちは有機農業を実践している者や日系企業や昔の職場に復帰した者など千差万別である。台北市の近辺から参加する若者が多く、必ず台北で1泊することにしている。旅行バックには詰めるだけ日本のお菓子類を買い込んで持参してきた。

秘密ですが村瀬ファームの特産品『山わさび』を試験栽培用に2キロほど持参する。税関では見事に見破られ開封された。生物で土も立派に付着して、どう考えても『NO!』であり山わさびの匂いが開封と同時に漂い始めた。税関の方何も見なかったように『どうぞ進んで!』とお咎め無しである。動揺しないように軽く笑顔でいたのが良かったのかなあ? 所詮我輩の笑顔くらいでは誤魔化しは効果ないと思うが・・・。ブラックリストには注意せよと記載されたかもしれない。

台北のムンムンする暑さと冷や汗をかいたが、空港まで迎えに来てくれた4人に『遅れてごめん』と言って皆が待つ居酒屋に向かった。遠くは南の屏東からも集まってくれ総勢17名にもなった。年々人数が増えていくので来年は店を貸し切りにしないといけないかもしれない。今回は台湾にいる方とほとんど会えることができ感無量であった。

昨年から屏東大学とのインターンシップで来た学生は3人とも日本企業に入社して、台湾支社で活躍していた。一人は北海道にある企業であった。

来年北海道へ来る約束をしたメンバーも数名おり歓待する予定である。ほとんどが20歳代なので結婚する予定のメンバーは少ないがいずれ結婚式には参加するつもりである。

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台湾では一般的に会食では酒類は飲まなく、2次会にも行かない。だが彼らは日本での生活で習得した2次会に繰り出すことになった。今年の5月まで1年間農場にいた、屏東出身のJ/Jの妹の彼氏が経営している日本式居酒屋で2次会となった。台湾から二人目の参加者であるインさんの彼との熱々の交際経過を聞きながら日本酒を味わった。

2015年12月18日

in Taiwan 調査ファイル『ソフトクリーム』編

Filed under: インターンシップ,趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 9:13 AM

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よつ葉乳業十勝主幹工場の原料を使用している屏東市内にある7ーイレブンに再び行く。昨年は薄味で今ひとつだったが、今年はどうなったか食べてみた。

今年のインターンシップで来てくれた屏東大学大学生3人と食べてみる。まず35元(約130円)のミルク味を注文する。台湾は現在冬なのであまり売れてないようだが、北海道の人間にとっては気温が27度もあるので、立派な夏の感覚。相変わらずこれでもかとコーンから落ちそうになるくらいソフトを盛ってくれる。彼ら3人に『台湾へ帰ってから食べてみたかい?』と聞くと、『値段が高いから食べてない』と言う。日本円にしておおよそ130円なのだが・・・・。倹約家が多いのには関心する。

大事そうに食べる彼らを尻目に、分析を始める。昨年と比較して『味が濃厚になった』かなり北海道の味に近づいてきた。うんこれなら美味しい。ライバル会社のファミリー***には圧勝である。IMG_2920

こちらはそのファミリーマート。価格は同じ35元だが添加物が多い味がする。中央のARIは一昨年のインターンシップで来ていた。昨年大学を卒業して日本企業に就職し、台湾支店に勤務している。北海道が本社の企業で農場から車で2時間ほどの距離にある近さなので驚いたのであった。

2015年12月10日

in Taiwan 台湾の高校生をドラフト1位で指名

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 屏東市の私立高校へ国立屏東大学のR教授にお願いして視察をする。文武両道の有名校で、特に野球に関しては台湾をけん引する役目を果たしている。R教授の息子さんも特待生で在学しているそうです。

野球部の監督は元中信兄弟エレファントのプロ野球選手である。台湾では元プロの方でも簡単に高校を指導できるようである。お忙しいなか校長先生に案内されバッテイングの練習を見せていただいた。

いきなり物凄いバッテイングをしていた学生がいたので『あの子が養子にほしい?!』と思い、練習が終わった彼に近づいた。『何歳なの?』と聞く。そうすると監督(日本語が話せます)が21歳!と大きな声で答えてくれた。えっ21歳・・・?。R先生が『彼はこの高校のOBでプロ野球選手です!』と言った。今は台湾プロ野球もOFFシーズンになり、出身高校で一緒に高校生と練習ができるそうだ。この点は日本とは大きな違いである。プロと一緒に練習できる高校生の環境は羨ましい限りである。

台湾には4つのプロ野球球団があり、その中のひとつ、Lamigoモンキーズ(高雄市、屏東市が元の本拠地)の選手である。まだ1軍出場の経験はない。『バッテイングは良いのになぜ1軍に上がれないの?』と聞くと、1軍コーチからはバッテイングは1軍をクリアーしているが、守備面での経験が浅くまだ1軍に上がれないようである。加油!と言って励ました。ドラフト1位で村瀬ファームが指名したいくらいだ。

練習内容はほぼ日本と変わらないメニューだが・・・。台湾の中学、高校、大学は世界でもトップクラスの実力があると思う。プロになると世界的レベルが落ちているように感ずる。元プロが指導しているからかはわからないが、高校生らしさの機敏な動きが伝わってこないような気がする。個人のレベルは高いのだろうが『ダラダラ野球』とでも言おうか、プロの練習法をそのまま高校生に当てはめたような・・・。

どちらかと言えばアメリカ型の自由な練習風景で、日本のような組織野球とは違う。両方の良い面を取り入れているということか。素人が率直に感じたことなのであしからず。

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ここの高校は台湾唯一、日本語を第二外国語として必修科目で取り入れている珍しい高校である。台湾国内の教育関係者に多くの優秀な人材を輩出しているそうで、教育関係の予算やその他の折衝は、直接、国の教育部とできるそうである。村瀬ファームと提携を結んでいるインターンシップも他の学校と比較して、破格の補助金だそうである。あんまりこんなことを書くとまずいでしょうかね・・・。

台湾プロ野球球団のひとつでは選手の半数以上がこの高校の出身者だそうです。ここの高校から大学、社会人へ進みプロとなるようである。前述の彼のように高校からプロに進む選手もいる。全国から中学生がプロを目指して入学するようである。学校の活気が我が身にヒシヒシと伝わってくる。この高校の出身者が日本のプロ野球界へ数名入団しているが、まだ有名な選手は輩出されていない。

日本へ視察の選択肢として、鹿追を選定したいことを校長先生が熱心に話された。時には野球部が海外で対外試合をするようである。ちなみに北海道日本ハムで活躍するプロ野球選手『陽岱鋼外野手』は屏東市の隣にある台東県の出身である。

また昨年大ヒットした台湾映画『KANO』も是非一度見ていただきたい。1931年台湾南部の都市、嘉義市にある嘉義農林高校野球部が台湾代表として、初の甲子園に出場して準優勝した実話の映画である。

『KANO』クランクインMovie   名将、近藤兵太郎嘉義農林野球部監督   『KANO』主題歌・風邪になって〜勇者浪漫

2015年11月15日

confa 北海道農業・農村情報誌を御覧ください

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北海道農政部から年4回発行されている農業・農村情報誌に当農場が取り上げられました。

confaは無料でいただけるので北海道農政部農政課政策調整グループへ電話、FAX, Eメールなどで申込ください。次号は来年の春号になります。

2015年9月14日

インターンシップ修了する

Filed under: インターンシップ — 管理人 @ 6:29 AM

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夏季休暇を利用して台湾国立大とのインターンシップが無事修了する。日本人従業員とほぼ同じメニューをこなし、おおむね週休2日制を利用して道内の観光地へ出かけた。

一度も欠席、遅刻、早退無しで初めての農作業を頑張ってくれました。彼女たちの体験しようとする意欲には感心する。何事にも積極的に取り組んでくれた。

来年以降も国内の大学生との交流も盛んに行い、北海道農業の実際を拡散してもらいたいものだ。エンレン、ネギ元気で頑張れな!

2015年9月5日

体験ツアー『Air Trip』in 然別湖ネイチャーセンター

Filed under: インターンシップ,趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 10:38 AM

 

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ムラセファーム体験ツアーの一つ『Air Trip』然別湖ネイチャーセンタで行う。5つのテーマを持った5つのワイヤーの長さが違う場所で5回楽しめる。それぞれ鹿追の森に住んでいる動物、植物を学習しながら順次2時間にわたって体験できるメニューが用意されている。ある時はトンボになり、ある時は獲物を狙うエゾシマフクロウになり、ある時は次世代に子孫を残す樹木の種子となる。

森のなかには動物たちが餌とするクルミ、やまぶどう、コクワ、またたびなどが実り、猛禽類の餌となる鼠などの小動物が生息する。然別湖周辺には2羽のエゾシマフクロウが生息しているのが確認されているそうだ。我々は自然の森のなかに断りもなく遊ばさせてもらっているのだと感じた。

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帰り際、えぞ鹿の見送りを受ける。芝生跡(旧鹿追自然ランド)の牧草を無心に食む姿に、台湾の学生は喜んで近づくが、やはり野生のエゾシカなので一定の距離を維持しなければ逃げてしまう。

 

2015年8月29日

第39回鹿追町農民大運動会

Filed under: インターンシップ,農場生活について — 管理人 @ 5:10 AM

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収穫の秋を迎える前に、農業関係者が一同に会して運動会が開催されている。歴史を重ね39回になる。

インターンシップ、ワーキングホリデーで来ている台湾、マレーシアの学生も参加させてもらう。だれでも気軽に楽しく参加できる種目を用意している。

昼食は鹿追産牛肉、豚肉でバーベキューをしてお腹いっぱいになって、満足度100%に達して運動会を終了する。

2015年8月13日

町民盆踊り大会に参加

Filed under: インターンシップ,農場生活について — 管理人 @ 6:24 AM

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今回の台湾国立大とのインターンシップで重要な体験事項は『日本の文化に触れる』である。浴衣を羽織り北海盆唄のリズムに乗り盆踊りを踊る。

盆踊りのチラシを半月前から壁に張り出し、プレッシャーをかけていた。徐々にテンションをあげ『明日はいよいよ盆踊り大会だな〜!』と言うと、いまひとつの反応。

これはまずいと思い、『浴衣を着て楽しく盆踊りをするよ!』『かき氷、ソフトクリーム、お好み焼き、イカ焼き、豚丼何でも夜市で食べれるよ!』『昨年の学生も積極的に参加したよ!』と必死の説得を展開するが、彼女らの視線は下を向いたまま・・・。

まっいいか。浴衣を着て盆踊りに行くことまでは了解を得たので安心した。大会の最後には初めての盆踊りを体験することもでき、『やれやれ』と思った次第であった。

さて、今日は盆休み3日間を利用して1泊2日で社員旅行を計画する。積丹の民宿を予約して最大の目的『うに丼』を目指してWill Go!

2015年8月11日

浴衣姿は最高。帯の締め付けも最高?

Filed under: インターンシップ,農場生活について — 管理人 @ 6:09 AM

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浴衣を着る季節となった。花火大会、盆踊り大会に購入した浴衣を着て参加する。台湾では浴衣を着る習慣がないので、ここだけの体験となる。

着付け指導はお母さんの担当で次から次と流れ作業で浴衣姿が誕生する。しかおい7000人踊りの時は、お母さんが旅行中で、着付けは何とかなるさと思ったのだが・・・。ネットで調べながらの着付けとなった。京都出身の若嫁さんに指導を仰ぐと、『お父さん!私は全く分かりません!』と言うではないですか?えっと思ったが。京都出身者イコール着物は着れると先入観が先行していた・・・。そんなことはありえないのだが・・・。

仕方なく何でも屋の農場長がしゃっしゃりでるこになった。が、考えが甘かったです。浴衣の着付けはなまら難しい。お手上げでキノピーにばくってもらいバトンタッチした。スマホで調べながらの着付け指導は難解を極めたんでないかい。日本の伝統は簡単なものではありませんでした。反省。

2015年8月10日

暑い夏と寒い夜

Filed under: インターンシップ,農場生活について — 管理人 @ 4:46 AM

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北海道の夏はワーキングホリデーやインターンシップで来ている台湾、香港人にとって驚きの日々となる。最高気温35度Cになって暑いと感じていたら、最低気温14度Cの涼しさになる。彼らは涼しいを通り越して寒いと感じている。北海道の住人でも寒いほどだ。本州では10日以上連続の35度C超えだそうであるが、この自然の寒さを頭から分けてあげたい。

いくら自国の暑さに慣れているとはいえ、30度Cを超えると熱中症には万全の注意を払う。

送別会等の会食には毎回頭を悩ます。それほどレパートリーがないのでクックパッドを参考にメニューをあみ出す。従業員の意見を聞いていると、肉はダメ、魚介類の生はダメなど十人十色で全く意見が合致しない。

農場長は仕事を中断して夕方から料理長に変身〜〜!する。今回も農場で生産されている自家野菜(使うしかないが)を材料にして暑い夏を乗り切る『ぶっかけ蕎麦&うどん』にする。

トッピングは大根おろし、トマト、胡瓜、なめこ、大葉、刻み海苔、メインの山わさびを添えて各自お好みの味に仕上げる。蕎麦は隣町の新得蕎麦をメインに地元の鹿追蕎麦も風味付けに使用して、2キロ前後を大鍋で茹でる。

これだけで1人前200〜300円ぐらいでしょうか?(安価で美味しくいただける)  残った蕎麦は次の日のランチも蕎麦になってしまう。IMG_1456時には焼き鳥屋さんに行くこともある。

2015年8月6日

加工用キャベツの収穫風景(You tube動画)

Filed under: インターンシップ,キャベツについて — 管理人 @ 5:25 PM

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加工用キャベツの収穫風景(動画)です。

加工用キャベツの収穫風景 NO2も御覧ください。

H27年8月4日加工用キャベツの収穫風景。台湾国立屏東大学、政治大学生が中心とな­って作業をしている。一日8時間で16㌧前後のキャベツを収穫する。餃子やお好み焼き­に利用され、本州から沖縄まで400キロ入り鉄コンテナで出荷をします。

昨日は最高気温35度のなか作業を進めた。暑い割には強い風が吹き荒れ、収穫機には日除けテントあるため快適に仕事ができる。我ファームでは忙しく身体を動かせなくてはならないが、一番人気の仕事である。8月21日よりジャガイモの収穫が始まるが2班に分かれて作業をする予定。いよいよ猫の手も借りたくなる収穫の秋を迎える。

食欲がなくなる季節になった。あっさり系になるのかどうかわからないが、下の写真のおにぎりがお勧めです。簡単、美味しい、満腹になる。サランラップにご飯をのせて焼きタラコのおむすび山をふりかけ、辛子明太子に山わさびをのせると強烈な食感となる。一度おた飯あれ!

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2015年7月23日

鹿追町競ばん馬大会に参加

Filed under: インターンシップ,農場生活について — 管理人 @ 5:21 AM

IMG_1284IMG_1253目指すは優勝のみ!賞金25000円のGetを狙う!IMG_1259スタートしてすぐ障害の丘が立ちはだかる。加油!。必死になってロール(約300キロ)を押す彼女たちの後ろ姿を、私は気楽に撮影。後ろ姿を見る限り優勝しそうな馬?ばかりなのだが。これ以上余計なこと書くと『お父さんブログから削除してください!セクハラです!』と言われそうなので我慢しましょう。が。IMG_1261大勢の観客の前で外国人部隊は疾走するが90mの距離は長い。

世界でここだけの競馬、歴史ある鹿追町競ばん馬大会のアトラクションに参加した。一時は運営者の高齢化や馬飼育農家の減少で大会が危機に貧したが、町内有志によって後援会が発足して大会を継続することになった経緯がある。後10数年で100年の節目を迎える。

我ファームから男女各1チーム、合計10名で重さ200キロほどの牧草のロールを転がすレースに挑戦する。目指すは優勝賞金25000円なり。と意気込みはあったのだが・・・。長さ約90mの馬場と途中一箇所の障害(高さ2 mほどの)を乗り越え無くてはならない。

レース結果は他のチームに先行を許し見事最下位でゴールする。大会を盛り上げてくれたので十分です。

ちなみに男子も見事最下位でした。ではまた来年は違うメンバーでリベンジしますか・・・。

2015年7月13日

台湾国立大のインターンシップ始まる

Filed under: インターンシップ,農場生活について — 管理人 @ 6:07 AM

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昨年に引き続きインターンシップの提携を結んでいる台湾国立屏東大学生3人が来場する。劉先生が引率で来られていたので富良野方面に出かけた。同じく昨年から国立政治大学生も参加している。今年も高学歴の学生が夏季休暇を利用して訪れる。嬉しい事です。最高学府の台湾大学、そして清華大学、マレーシア国立大など、国内からも京都大学、慶応大学、帯広畜産大学等の現役&卒業生が農業体験をして交流を深める。

農作業は彼らにとって経験したことのない最高(厳しい)の肉体労働となる。手に豆を、膝に擦り傷を作り、腰は痛くなり、日焼けしてたくましい姿になってゆく。一生懸命作業してくれる姿を見て期待に答えなければと毎回のように感じている。学生はほとんど運転免許を取得していないので、休日はあちこち観光やショッピングに出かけるようにしている。

不完全な親方だが今年もお互いに頑張りますか!

IMG_1163 君たちの明るい将来に向かって!GO!

2014年12月16日

In Taiwan 突然ですがお宅訪問!の実施

Filed under: インターンシップ,趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 5:31 AM

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学生3人と屏東市美術館、、公園、セブン-イレブンのよつ葉乳業のソフトクリームを食べながら散策した。

予約しているレストランが午後6時半と1時間ほど余裕ができる。どこ行こうかと? と悩んでいたら。TV番組でもあったような『突然お宅訪問!』をしたいとおねだりした。『いいじゃないの?』彼女たち曰く、『ダメよ、ダメダメ!』と頑なに拒否される。理由は『汚くて、お父さんには見せられないから・・・』 『じゃあ、片付ける間待っているから行こう!』ということになって随時回ることになった。

まずはカメの部屋、約5分の待ち時間後入室許可が出る。6畳ほどの部屋にバス、トイレが付いて家賃4000元(約12000円)と3人の中では一番高くダブルベットもありゆったり生活できる構造になっている。アルバイトはモスバーガーで朝6時から8時間位で、1100元〜1200元(約3300円〜3600円)だそうだ。おおよそ日本と同じレベルである。約10ヶ月の兵役で頑張っている彼の写真がたくさん壁に張っている。兵役の期間でもある程度自由に会うことができるらしい。交際に支障がないとのこと。

日本では考えられないことが普通に実施されている。身近に仮想敵国があるからこそ強制されてしまうので仕方がないか。隣国と危険な状態になったら日本へどうぞ来たら。と、ある男性に言ったことがあるが、そのときは迷うこと無く台湾を守りますと、愛国心に満ちた言葉が返ってきたことがある。さすがです。

学生3人とも待ち時間を作って見させてもらったが部屋は綺麗でした。アリの部屋の家賃は3000元、メイの部屋の家賃は2000元と部屋の大きさとフロアーの階段数に比例して家賃が設定されていた。メイの家賃は格安だが、4階なのと部屋の大きさが2畳ほどだがバストイレ付きなので安いと思う。4階だと蒸し暑く感じたが夜間は冷え込むので、意外と涼しいとのこと。極力エアコンは使用しないようだ。

2014年12月12日

In Taiwan よつ葉乳業ソフトクリーム初ゲット

Filed under: インターンシップ,趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 5:27 AM

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念願だったよつ葉乳業(十勝主幹工場製)のソフトクリームを台湾でゲットする。台湾では絶大な支持を受けているソフトクリームの味を堪能してみた。

感想は、『薄い!これが人気?』明らかに何かで薄めているのは確かだ。白いのはミルク味で35元、約100円と安い。まあ100円だから仕方ないか・・・。

一方新しく販売されたキャラメル味は45元で10元高く、キャラメル味と甘さで薄かった味を隠している。こちらもヒット商品である。

北海道のソフトクリームを知っている人は物足りない感触になるだろう。インターンシップを終えた3人も、やはり北海道が最高に美味しいと言っている。

現在は冬なので売上は落ちていると思うが、夏場はかなりに売上に貢献していることでしょう。よつ葉乳業十勝主幹工場もソフトクリーム原料工場を増設して対応する。

ここ台湾で、地元十勝産の牛乳を原料にしたソフトクリームが確たる支持を受けたのだから、偽物は?いやこれは失礼。本物の味を台湾でも味わいたいものだ。

IMG_5174彼女たちが好きなのはキャラメル味、私はミルク味、セブン-イレブンが提供しているがどこでもというわけではない。台湾ではセブン-イレブンについで多いコンビニがファミリーマートなので、こちらも試食してみたかったが・・・次回にしてみましょう。こちらも日本産の原料を使用している。聞く人によってはファミリーマートのほうが美味しいという話だ。よつ葉さんしっかりしてくださいよ。

2014年12月11日

In Taiwan 国立屏東大学で講演

Filed under: インターンシップ — 管理人 @ 10:13 AM

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講演の前日、インターンシップに参加した3人と講演について夜遅くまで打ち合わせをする。私の日本語を3人で交代で通訳するため、綿密に準備をする。質問タイムには想定される質問事項に対して返答も考慮する。おおよそ2時間の持ち時間をフルに活用せねばならない。

予めPPT (TPPに似ているが全く別物)にムラセファームのHPから写真を取り込んで制作してもらう。応用日本語科の生徒なのである程度は日本語が理解できると思うが、農業専門用語もあり、1年生はまだ駆け出しの学生なので通訳が必要となる。

質問タイムの時間になると、想定外の質問が飛び出し通訳に一苦労する場面もあった。講演後、通訳がダメだったよと厳しい指導が入ったそうです。1年生だと日本語での質問は無理なようで、最初日本語で話すが途中から中国語になってしまい混同する場面もあった。たまりかねた教授が壇上に来て通訳するハプニングも。私は何しゃべっているのかちんぷんかんぷんでしたが・・・。通訳する3人は立派に仕事をこなしていました。はい、本当です。

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最後に参加した学生たちと記念撮影をする。商業系の大学なので女子学生が圧倒的に多い。来年この中の学生がインターンシップで我がファームに来てくれる予定です。

講演は成功のうちに終わり、今回最大の仕事をやり遂げた。打ち上げは学科主任の張先生のおごりで、原住民のレストランで美味しい昼食となった。ありがとうございました。

 

2014年9月7日

大学生のインターンシップ修了

Filed under: インターンシップ,農場生活について — 管理人 @ 10:50 PM

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珍しい朝もやのなか、台湾国立屏東大学3人と大阪大学1人(広島大1人もすぐ終了予定)の計4人の学生が、インターンシップを終えて農場を離れた。彼らは一度も遅刻、早退無しで実習を務めた。

彼らに実習態度について評価をしなければならなかったが、100点からマイナス減点する材料が見当たらなかった。しいて言うならば日本人との会話が少なかったぐらいであろう。北海道の農場でありながら台湾人。香港人がたくさん在籍していて思う存分日本語を話せなかったように感ずる。仕方がないか・・・。

台湾の大学とは初めての産学協定のため、全く畑違いの農場の体験に不安があったようだ。受け入れ側としては何とかものに出来る自信があったので心配はしていなかった。仕事中は厳しく指導することもあり、驚かれたことであろうが終わってみれば、ある程度美化されて「良かった良かった」と感想を言ってくれた。商業専攻の応用日本語科なので言葉は障害もなく充分会話が成立していた。

12月にこのインターンシップの成果を大学で講演するので3人に会うのが楽しみである。3人は通訳を担当する。

大阪大の彼は法学部の現役であるが、農業に興味があり将来農業に関係する仕事につきたく、北海道の農業に触れていた。女性陣から滞在延長を懇願されていたが、「また来ますから!」とあっさり農場を後にしたのだった。

彼らの流した汗と涙は決して無駄にはならないはずである。インターンシップを通じて彼らの将来は大きく前進したはず。何年後かに成長した姿を見せてくれるでしょう。

2014年8月25日

第38回鹿追町農民大運動会に参加

Filed under: インターンシップ,農場生活について — 管理人 @ 5:19 AM

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会を重ね38回目になる農民運動会が開催された。これだけ歴史のある農業関係者が一同に介して行う運度会はあまり他にはないそうである。保育所から御老人まで誰れでも参加できる種目を用意している。二人三脚でリレーする種目が多く普段交流のできない方と肩を組んだり、手をつないだりと触れ合うことができる。なかにはドキドキ心臓が鼓動を激しくする方もいるかもしれません。

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午後からは鹿追牛のBBQでおいしい食事とビンゴーや綱引きなどのゲームをして楽しい一日が過ぎる。

2014年8月15日

しかおい7000人盆踊りに参加

Filed under: インターンシップ,農場生活について — 管理人 @ 7:38 AM

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しまむらにて2980円で浴衣を購入する。腰紐がついていないようだがずいぶん安く調達できるようになったものだ。昨年は確か3980円だったと思うが。

値段は安くとも着ている方が可愛いと、ことわざにあるように可愛くなるものです。中国人研修生の団体に紛れて、総勢30名前後で参加した。北海盆踊りは見よう見まねですぐ習得して、それなりに踊ってはいた。

日本の統治時代が長かった台湾でも、あまり浴衣を着る習慣がないようである。台湾の彼女達は初めて浴衣を着用して盆踊りに参加する。

IMG_4010IMG_4007そうそう、浴衣の着付け指導はお母さんが担当。グイグイと帯を締められ「お腹がきつい・・・!」と一言。北海道の美味しいものを一杯食べて少し太ったようだが・・・。まあ仕方ないです。台湾に戻ってウエイト調整をしてください。

 

2014年8月14日

キャベツ収穫真最中

Filed under: インターンシップ,キャベツについて — 管理人 @ 7:44 AM

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1個2〜4キロほどの重さがあるキャベツを一つ一つ手で収穫します。根から切り離して、手で抱えて切り口を揃え、鬼葉を2枚残して外葉を手でむしります。虫食いや黒い斑点などないか目視して鉄のコンテナに移します。

台湾の国立大生では片手で抱えるのがやっとで、これを一日すると腕が張って大変な作業になることが判明する。一人で700〜800キロ/日、前後を収穫できることがわかった。慣れてくれば1トン以上収穫することも可能でしょう。ジャガイモ収穫が始まるまでは頑張ります。加油!

現在は作業が遅れて中学生、高校生までアルバイトを依頼して15人ほどで作業をしている。JAには機械収穫を切望しているが・・・。今後ジャガイモの収穫が23日すぎに予定が入るのでお手上げ状態になります。

生食キャベツは包丁で芯を切り離すとほぼそのまま箱詰めできるが、加工用の場合は、切り口をもう一度揃え、外葉を手でむしる作業があることは周知していなかった。

2014年8月11日

My料理を持ち寄りParty time

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台湾、香港、日本のワーホリの若者が手作りした、創作料理?を持ち寄り試食会を開いた。自家産の野菜(トマト、茄子、胡瓜、芋、キャベツ、ネギ等)をベースに10種類前後のごちそうが並んだ。毎日キャベツ、ケールのアブラナ科の収穫作業ばかりで、ご馳走までキャベツ料理が並ぶ。

はじめて大量に癖になる塩キャベツを作ってみた。N~~ん我が家で食べるとそれほどでもと感じる。居酒屋で食べるから美味しくなるのかなあ。

香港から来ていた、香港の売上1位の旅雑誌「飲食男女」の元リポーター「つぼみ」が帰るので送別も兼ねた。昨年村瀬ファームも紹介された雑誌です。「飲食男女」の雑誌を見てワーホリに応募してくる香港人が多い。宣伝効果の威力は凄まじい。レポーターまで体験に来てくれた。

2014年7月22日

最近のホリディーは?

IMG_3880IMG_3321IMG_3608雲海テラスに行ったが晴れ渡って雲海は見られなかった。しかし絶景な眺めであった。何処へ行ってもソフトクリームを食べる。帯広ばんえい競馬で乗馬をして遊び感覚で馬券を買ってみる。大穴当たったが100円しか買っていないので配当が少ない。

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IMG_3701IMG_3785IMG_3768IMG_37651902810_730324317014110_1870708426914754776_nIMG_3761IMG_3780地元鹿追町の郷土芸能、白蛇姫まつりにてアイヌ民族の舞踊を一緒に踊る。我がファームからも4人が白蛇姫保存会に参加している。定番のファーム冨田で満開のラベンダーを見る。我が家の3株のラベンダーも満開に花が咲いています。なかなか行くチャンスを逃していた美瑛の青い池に初めて行く。

2014年7月10日

台湾の国立大生3人来場する

Filed under: インターンシップ — 管理人 @ 8:05 PM

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今回、初めて産学協同契約を台湾の国立大と提携することになり女子学生3人が引率の応用日本語科の先生と来日した。夏季休暇を利用して選抜された優秀な学生を受け入れることになった。

彼女たちは応用日本語科が専攻なので日本語2級の資格を取得している。普段の生活で使用する基礎的な日本語が話せるためあまり支障はない。

ここでは2ヶ月に渡り研修を行う。農業体験をメインに鹿追ジオパークにて学習、地元大学生との合同研修並びに交流を目的とする。また盆踊り、七夕、白蛇姫まつりなどに参加して日本文化に触れることも重要な研修目的にもなっている。村瀬ファームでは休日も休む隙がないぐらい観光地巡り、スイーツ&グルメ食べあるき、アウトドアー体験などメニューは盛りだくさん。必ず一生忘れることのできない研修になると思う。R先生に3人「どうぞよろしくお願いします」と懇願された。

今日は引率のR先生が帰国するため「お別れ夕食会」のおにぎりを握っています。

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R先生と町長、農協組合長、鹿追ジオパーク事務局を表敬訪問して産学協定の経緯などを説明や懇談をさせてもらった。R先生の在籍する台湾の屏東市の国立大は台湾南部に位置し、マンゴーのほとんどを生産する温暖な地域です。来月8月には国立大同士が合併して国立屏東大学となり、学生数は1万人を超えるマンモス大学となる。

佐藤組合長とは現在、台湾のセブン-イレブンで好調な売れ行きとなっているよつ葉乳業のアイスクリームの原料販売になどについて懇談する。鹿追産の牛乳が原料として遠く台湾で消費されていることに喜びを感じていただいた。よつ葉乳業ではアイスクリームの原料を更に生産するため工場の増設を決定して増産に踏み切る。

R先生の国立大は商業が専門で産学協同で商品開発行い日本へも輸出を行っている。今回、鹿追産(村瀬ファーム産)の蕎麦の原料供給などの話もきており、鹿追産の農産物が取引される日も近いのかも知れません。

R先生は帰り際に、土地の値段を聞かれ「田舎なら坪1000円、市街地で坪1万〜2万円程度です」と答えると、安い!と一言。定年後中国(奥さんの実家)よりも日本に移住したいなあ。と呟きながら鹿追を離れたのであった。(第二次世界大戦後に台湾で起きた2.28事件のため、R先生の親戚はほとんど日本で医者、教員などの職についているそうです)

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台湾のセブン-イレブンで大ブレークしている「よつ葉ソフトクリーム」。100%十勝産を使用ということは1割位は鹿追産かな?まだ全土で10店舗の販売ながら、いずれ1000店舗(だったかな)あるセブン-イレブンで販売するととてつもない消費量になる。2300万人の人口を誇る台湾でファミリーマート(日本産を使用)等と競争が激化しそうだ。価格は35元、日本円で約100円と安い。

我がファームの台湾人は北海道産、十勝産を支持してくれ、ソフトクリームも大好きである。この様をNewzealandのフォンテラが黙っているだろうか・・・・。NZのボス静かにしていて。

2013年12月28日

来年の予定スタッフ集合

Filed under: インターンシップ,従業員の話 — 管理人 @ 12:21 PM

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来年採用予定の日本人のみのスタッフ(一部は海外旅行中や遠方で不在)に集合してもらった。毛蟹3バイ、海鮮火鍋、牛胡椒火鍋を用意した。(注1)スタッフ予定でない方がかなりおります。

これから従業員の募集をかけようとしていましたが鹿追町産業研修生や今年までのワーホリを経験した外国人のブログ等を見てたくさん応募していただき、ほとんど予定の人数に達してしまいました。ワーホリ参加のみんなありがとうございました。

今回の台湾訪問で某国立大学(応用日本語系)との専業人材を育成するための人材受入の提携を結ぶ予定。夏季および冬季休暇を含み選抜された優秀な学生を受け入れることになる。今まで農場に来てくれた台湾人15名の協力とこれから交流することになろう人たちの協力を得て実現に至った。

人員的交流のみならず専門分野における技術、開発について研究、協力をする。双方は講演や座談会を通して双方の意見や研究理論の統合を図ることになる。鹿追町青年会が鹿追町バイオガス施設で新規に取り組むマンゴー栽培にも大きく関係してくる。

この大学は今まで日本の食料基地北海道との提携がなく交流ができていなかったことで今回締結予定の運びとなった。

 

 

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