2011年11月29日

「機械格納」今年の農作業がほぼ終了です

Filed under: 体験付き修学旅行,農業機械の話 — 管理人 @ 10:03 PM

畑耕しを終わり12台のトラクターと作業機を隙間なく倉庫に収めました。4カ所の機械格納庫におさめきれない機械は野ざらしになっています。来年格納庫を建設する計画ですべての農業機械が収納できる。倉庫に置いていたかぼちゃ、大根、タマネギ、長ネギ、ニンニク、サツマイモ、ジャガイモなどの自家生産物を貯蔵庫に移し冬ごもりの準備ができた。一冬かけて消費していく。

結婚式の準備で息子夫婦は忙しそうに毎日出かけているが私たちは以外と何もすることがない。こんなんでいいのだろうかと思うくらいだ。結婚式があと5日後にせまった。

おっとそうだ『両家謝辞を練習せねば!』 本日はお忙しいなか。。。。。。。。。

2011年11月28日

月日は流れて

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 11:22 PM

後10年で定年の歳を迎える。父親から経営を引き継いで15年。自分自身若いと思っていたが最近は疲れが取れなくなってきたように感ずる。しみじみと現実を見つめなければならいのかと。といっても相変わらず元気です。

今年の夏。洗濯したばかりの服が臭くてしょうがなかった。お母さんに洗剤を節約してないかい? と尋ねた。脱水してから洗濯機の中に入れとくと臭くなるんだよ! と言われた。そこで実験をしてみた。私が洗濯するとどうやっても臭くないのである。

堂々巡りで一夏がすぎ加齢臭のせいだよとあきらめかけた頃、もう洗濯し直すのは限界だと思いお母さんに「お願いだから洗剤を多くしてみて!」と強くお願いした。

それからは臭くない服を着れるようになった。やはり男性は年齢とともに油汚れがきつくなるのを実感したときであった。

お宅は大丈夫? と最近は同じことを口走るようになってきた。

H4年に5年かけて完成した我が家も20年の月日が経った。自分の家が欲しくてカミサンの退職金、貯金全額と自分の給料(飲み代を除いたらわずかだったが)、観光農園の収入を資本にほとんどを建てることができたが、屋根や内装の材料費などが払えず最後は両方の親に借りてほぼ完成となった。未だに返していないが。。。。。。冬は毎年、毎日家ずくりに明け暮れた。よくやっていたもんだと自分でも感心する。自分で建てた我が家に住みたい一心で目的がはっきりしていた。

約100坪の床面積3階建て。早いもので資金を借りずに約1000万円で建ててその家も20年たった。

2011年11月26日

私の手料理で夕食に招待する

Filed under: 従業員の話 — 管理人 @ 9:06 PM

昨夜は従業員を夕食会に招待しました。夕方から準備にかかり鹿肉ももブロックをローストして、鹿追産そば約2kgを打った。おかあさんは鱈ちり。従業員からは毛ガニ。カボチャやリンゴのタルト。ローズマリーポテト等などの差し入れがあった。従業員のほとんどは12月から次の職場につく予定だ。離職手続きをして失業保険の申請を行い約40日分の給料の保険料が支払われる。

2011年11月24日

やっとマーベンとタイヤ交換

Filed under: 従業員の話 — 管理人 @ 1:27 PM

もうそろそろ冬タイヤに交換しないとだめだと思っていたところ、ドイツ人のマーベンが従業員用の車をタイヤ交換したいというのでふたりで交換した。

マーベンは大の寿司好きで一週間に一回は回転寿しに行かないと気がすまない。ついにしびれを切らして行きたくなったようだ。12月からはニセコ方面のペンションに就職が決まっており現在は長ーい(3週間)秋休みだ。

交換するところを見ているとナットを反対につけているので、テーパーがある方を内側にしなければならないと教えるとドイツはこうはなっていないと主張した。え、ワーゲンは違う? テーパーを内側につけてみると納得したのか2台のタイヤ交換をおえた。さっそく帯広に向かったのでオール125円の回転寿しに行ったのだろう。中国実習生以外の異国人には回転寿しは受けがいいようである。

2011年11月23日

蕎麦打ち会、鹿追そばの伝統を考える

Filed under: 趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 7:58 PM

30年来の付き合いになるA氏宅に集合して蕎麦打ちの会に出席した。気楽に集まって勝手に蕎麦を打ってわいわいと酒を飲む。最近は打つ回数が減り腕が落ちてしまった。もともとそんなに打っている訳ではないのでそれほどの腕ではないけど。

鹿追産そば粉1、3kとつなぎに小麦粉130gを水700ccほど加えて10分ほどこねる。この量だとのし板からはみ出しそうになる。これを夏冬関係なしにざるでいただく。素材の味がわかりやすい。水加減、湯で加減で味が微妙に変化する。蕎麦打ち評論家の面々は新蕎麦に舌鼓を打ちながら批評に入る。結論から言うと鹿追産の蕎麦は日本一おいしいとなる。全国の蕎麦を食している師匠が言うのだから間違いないでしょう。厳しい気候、有機物の多い土壌、日照時間、適度な降雨など栽培に適した地なのだ。このことを認識している鹿追町民は少ないと思う。日本一はオーバーとしても相当な食味ランクが上位だと予想する。

先日『おふくろさん』という町内の手打ち蕎麦の店が閉店することになった。70代〜80代の農家のお母さんがたが運営してまさしくおかあさんの味だった。おかあさんたちも年齢が高齢になり大変になったようだ。店の跡を継ぐ人を募集していているので町内ではいるとは思うが。鹿追蕎麦の火を消さないでほしいと思う。

新得そばで有名な新得町では、新得高校で蕎麦打ちの取り組みをはじめ高校の選手権や新得そば祭りに出場しているという。今日の新聞で初段位を取得と記事が掲載されていた。地場特産品を守り継続していくためには若い力が必要である。生産から加工、販売へ一体した取り組みが必要なのだ。。。。。。

鹿追そばは特産品としての位置付けを理解してない農業関係者が多いのかもしれない。そば打ち仲間ではにしかみ』の石臼引きの粉に十勝産の黒い田舎そば粉を少し配合すると最高のブレンドができるらしい。そば粉の粒子も関係してくると思うが『にしかみ』の石臼引きはどこでも評判が良い。

鹿追そばまつりで奮闘する80歳代のおかあさんとおとうさんの方々。写真右端は私の妹が嫁いでいるM農場の84歳のじいちゃんです。さすがに我々より腕は確かです。ちなみに大鍋に使用しているガスはバイオガスプラントで生産されたガスを使用している。

 

2011年11月21日

今年最後の作業、耕起

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 10:50 PM

今日の最低気温ー6度C。畑の表面はシバレ出してきて間もなく耕起作業もできなくなります。あと20haほど耕起作業が残っています。ここの圃場はビート跡で、来年はジャガイモを植え付けします。

4連リバーシブルプラウ(スガノ農機、H12年製、価格約200万円)以前機体後部にハローを装備していたので重みで回転部分から破損したが、無料で新品と交換してくれた。良心的な農機具ディラーである。2年前にスリック12mm(オーツ農機製セラミック入り)とシェア、シン等を交換、ジョインタを外しカバーボードを取り付けた。今年はいよいよコールタがだめになりかけ交換している。すべて自分で行うと4分の1の料金できる。

2011年11月17日

ケールの収穫作業が終了!

Filed under: 農産物の収獲作業 — 管理人 @ 9:39 AM

午前8時の気温、氷点下0度C。北の大地はうっすらと雪化粧。しかしすぐ融けてしまいます。根雪になるのは昨年並みの12月初旬から中旬になると思いますが、夕張市はなんと41センチの積雪!

昨日は最高気温4度Cと寒い中、7月から始まったケールの収穫が終了しました。これですべての収穫作業が終了し、あとは畑耕しが残るだけとなりました。忙しい一週間でした。

今日は息子夫婦と衣装合わせに出かけます。

これは小麦畑です。

2011年11月16日

ご苦労様でした

Filed under: 中国人研修生 — 管理人 @ 7:06 AM

二人は観測史上3番目?に遅い初雪のなか、8ヶ月ともに働いた従業員とこれから残る同期の中国実習生に最後のお別れの挨拶を交わし中国に帰国しました。

『お互いお世話になりました』と言葉を交わし中国での再会を約束した。

2011年11月13日

ビートの収穫終了

Filed under: 農産物の収獲作業 — 管理人 @ 11:00 PM

10月21日より始まったビート(甜菜)の収穫作業が終了した。本年の収量は10a当たり6500キロ(予想)位で、糖分は15%前半でしょうか。収量はありますが糖分がかなり低い状態です。

今回掘ったビートは写真のように畑に堆積しておき、12月8日に製糖工場へ出荷します。大雪にならないことを祈りたいです。(覆っているテントをかたずけるのが大変)

あとケールの収穫を3日間で終了する予定。最後に収穫機を整備して倉庫に収納するとおおよそ3ヶ月間の冬眠が待っています。

2011年11月12日

中日友好、中国本場の餃子調理実習

Filed under: 中国人研修生,体験付き修学旅行 — 管理人 @ 6:20 AM

近くの小中学校PTAの研修部より講師依頼があった.『本場中国の餃子を作ろう』と題して開催された。担当の先生の話では3年越しの計画でやっと実現することができたとのこと。午後1時過ぎから材料の仕込みを始め夕食を挟んで7時半から9時半まで10名の中国実習生の講師陣で頑張ってくれました。普段、他の研修内容だと集まりが悪い状態だが今回は人気があり家庭科室では入りきらずもう一部屋を用意しましたと担当の方がお話しされていました。

写真は実習生が肉饅の包む方法をお父さんがたに丁寧に教えているところです。奇麗に完成した肉饅や餃子に歓声とどよめきがあちこちで沸いていました。

こちらは餃子班。はちまき姿は校長先生でホットプレートを使いせっせと餃子を焼いてくれました。当日は6キロの豚挽肉と5キロの小麦粉などが用意された。日本と大きく違うのがゆでた白菜と生の長ネギを使います。また皮は手作りのためどうしても厚くなり、焼き餃子だと硬めになりますが水餃子だと柔らかく仕上がりおいしく出来上がりました。

今回初めての企画でしたが中日の友好に一役立てれたと感じました。

PTAの方々が集まる前に餃子の仕込みをしています。中国から持参した香辛料を使い本場の味に仕上がりました。

2011年11月11日

中国実習生修了式、送別会

Filed under: 中国人研修生 — 管理人 @ 4:39 AM

早いものであっという間の一年でした。3月に入国したときは日本語をあまり理解できない二人でした。仕事中一時間おきの休憩時間のときには従業員との会話の機会が多いため最近ではかなり日本語が上達したように思います。一度も体調を崩さず元気に農業実習に励んでくれ作業の中ではリーダー的存在でした。感謝! 謝謝!

明日は近くの小中学校PTAからお誘いを受け『本場中国の餃子を作ろう!』と題した調理実習をかねた研修会に出かけます。

2011年11月10日

村瀬ファーム慰労会、送別会を開催

Filed under: 中国人研修生,従業員の話 — 管理人 @ 9:30 AM

然別湖畔温泉ホテル風水において今年一年の慰労と中国実習生の送別会をかね実施した。かたくなに温泉に入ることを拒んでいた実習生は従業員にせかされて初体験をしたところ大変気に入って早朝に何回も入っていたようでした。中国では湯船に入る習慣がないのと近くに温泉がない。とても良かったと感想をもらしていた。

冬に向けて従業員の再就職も決まりだし来年に向けて同じ顔ぶれが見れるのでしょうか。

楽しかった一日でした。朝日を見て15日に帰国する実習生は何思うかな。本日はJa主催で送別会が開かれます。

2011年11月9日

今年一番の冷え込み

Filed under: 体験付き修学旅行,趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 6:45 AM

今朝は−3度C。やっと寒くなってきました。バケツの水が5mmほど凍っていた。雨は2週間以上降らず今頃畑は乾燥してきた。

小麦の防除作業をJaに委託していたが機械が圃場に入れるようになったのでJaに断りをいれて私自身で行った。20ha委託すると20万円かかるところだったのでまるまるその金額が浮いたことになった。

急遽地元の温泉で今年一年の慰労会を一泊ですることになった。また15日に中国実習生も帰国するのであわせて送別会もかねた。今回初めての企画で好評なら続けていこうかと思う。

2011年11月6日

結婚式のシーズン到来

Filed under: 体験付き修学旅行 — 管理人 @ 4:53 PM

収穫作業が終盤を迎えると農村地域は結婚式のシーズンが来る。中国では春節(旧暦の正月)の時期にあたる。

昨日は隣のS牧場の後継者が長い交際期間の末、銀行勤務のお相手と結婚した。結婚後も奥さんは仕事を続けるようだ。ちなみにS牧場の育成舎はSさん住宅より我が家の住宅のほうが近いのです。

来週は親戚の結婚式があり、来月は我が家の息子と、親戚の皆さんも出費が重なり恐縮しています。

昨日の結婚式で、両親への花束贈呈での新婦の言葉に感心した。

『新郎新婦だけ幸せになるのではなくて、家族みんなが幸せになりたい!』

家族が増えることは楽しみも増える。子供の誕生と成長。親子四世代楽しいこと辛いこといろいろ克服しながら農場経営に励まなくてはならない。

欠席の長女以外家族が集合。

2011年11月5日

秋播き小麦の冬枯れ防除、クロダ農機

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業,農業機械の話 — 管理人 @ 12:35 PM

秋播き小麦は冬期間に雪の下で雪腐れ病にかかる。そのため根雪前に殺菌剤を散布する必要がある。今時の農薬散布機(スプレイヤー)はGPSで塗り絵のごとく散布したところが色がついてわかるようになっている。次に散布する場所を指定してくれるので長さを測ったり目印などをする必要がなくなった。便利になったものだ。

来春に雪が溶けて青々した小麦が見れることを祈って。昨日はスプレイヤー本体製作会社のイギリス『ナイト社』の社長がクロダ農機の社長の案内で当農場に訪問されました。奥さんが隣町の出身で里帰りしたついでに様子を伺いに来たようです。

将来、長芋作付けも視野にいれハイマスト仕様にした。最大3m50までスライドブームを上げることができる。型式はクロダ農機ハッピー4000、スイッチだけで簡単にズームで車幅を変えられる。最大2・3mで最小は2.0mが可能。薬液タンクは最大で4350Lが可能。タイヤは32インチから36インチに変更。ここに挙げたのは特注でお願いした。ただひとつの失敗は車重の増加でエンジン馬力が少々足りないかもしれない。(今のところ大丈夫です)

2011年11月3日

来年のビート床土の準備

Filed under: ビニールハウスの仕事,体験付き修学旅行 — 管理人 @ 9:45 PM

来年3月にビートの苗作りに使用する土をビニールハウスに運搬しています。畑の表面を20センチほど剥ぎ取るようにしてショベルで積み込みます。

40年近く使用の旧式のマニアスプレッダー(スター農機、S50年?式)でビニールハウス内に15台分搬入した。

2011年11月2日

意欲的ですね!

Filed under: 従業員の話,青汁ケール — 管理人 @ 7:42 AM

親戚のケール栽培をしている農業法人から派遣会社や自社で抱えてるパートさんが長芋堀の作業にとられていなくなったので助けてくださいと一本の電話が入った。

丁度ケール収穫が谷間だったのでビート掘り作業に4人を残し、従業員8人を連れて車を50分ほど走らせた。うちの従業員の働く姿を見て明らかに農業法人の方々の作業の姿勢が違うのがわかった。我が従業員はすすんで効率的な仕事をしようと提案したりそのような活発な動きをしめす。

ふと農業法人にしたくないと思ったが。

法人代表が感心するように言った。 村瀬さんの従業員の皆さんは『意欲的ですね!!』

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