2022年7月28日

小麦収穫が終わりました

Filed under: 小麦について — 管理人 @ 9:34 PM

7月25日から始まった小麦収穫は3日間で終了する。4戸共同で3台のNewhollandコンバインを所有して、約70haを収穫する。最盛期には交代要員がいなので12時間ほど運転をする。

昨夜は局地的に降雨にあい中断したが、順調に作業が終わる。作柄はまずまずといったところで平年並み以上は望めそうだ。

製品反収は(規格外を含む)品種「きたほなみ」で9、05俵、1等Aランクで製品歩留81、7%なら7、2俵/10aとなる。直近10年間では7番目の成績。

2022年7月21日

日本にとって農業は大切な産業なのに働きますか?

おとなり韓国の学生を対象に行なわれたアンケート調査の結果。「農業は大切(重要)か?」との問いに9割の学生が「重要だ」との返答があったそうだ。しかし、実際に農業関係の職に携わる学生は数%に過ぎない。重要だと回答した学生が実際に農業に就職するのは0.6%とわずかである。

日本もそれほど数値は変わらないと思う。農業は大切な職業であるが、農業では働きたくない!というのが本音であろう。あえて触れたくない、興味が無いのが現実的かもしれない。おいしい食材があれば危機感は希薄だと思う。

昨年、インターンシップの東大生として当農場で研修をした「農水省職員」のこうせいが連休を利用してキャベツの収穫を体験していった。前日の夜に歓迎を込めてBBQで楽しく懇談する。堅い話は抜きにして楽しい話題で盛り上がった。

次の日の朝。昨夜は20代の普通の若者だった女性陣(従業員)が仕事モードに切り替わる。テキパキと動き回る姿を見て、昨夜の20代の女性の容姿とのギャップに驚いたそうだ。こうせい曰く「格好いい!」農業に汗する女性に感動したと言うことだ。農場の自家野菜の昼食を食べながら「しみじみ」と話していた。頬に土をつけて逞しく働く姿は「格好良く」都会には皆無に近い「魅力がある姿かもしれない」

霞ヶ関での仕事と、一日一人約1000個のキャベツを収穫する仕事。どちらも大切(重要)な農業もしくは関連の仕事。

土にまみれ、たくましく農業で働く彼女たちを見て「かっこいい!」と感じるのはこうせいだけではないのは確かなことである。はたしてこの事に、彼女たちは気がついているだろか・・・。

2022年7月16日

曇りのち雨、13日連続で晴れません。来週も・・・

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 9:28 PM

7月3日に晴れてから曇り、雨の繰り返しでキャベツの収穫も困難を極める。

農作物(特に野菜、小麦など)は危険水域にきている。低温と連日の降雨により日照不足で病害の発生が散見される。今後、曇天かつ高温に推移するとなおさらである。

16日夜からは大雨の予報で、来週も晴れマークは見られない。困ったことになりそうである。

 

  

 

 

2022年7月12日

忙しくなる前に恒例になった富良野ラベンダーを訪問する

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 9:05 PM

十勝は雨で仕事が休みなので、チャンスと思い降雨の確立50%の富良野に向かう。その前に、大切な国政選挙で全員一緒に投票を済ませる。職員と一緒に投票をしたのは初めてだが、悪くはないなあ・・・と思った。これから慣習にしましょうか。香港出身者は日本では初めての投票で、行かないつもりであったが「いっしょに行くよ!」と促しての参加であった。香港の若者なので、もちろん民主化に関係する政党を選定したそうである。日本ならどこの政党なのかな?

なんと狩勝峠を越えると晴れ間が、富良野に到着する頃には快晴になる。日曜日とあってほぼ日本人の世界。昼食の時間になると食事処はどこも長蛇の列になるが、富良野オムカレーにありつく。一年に1回、ラベンダーを見ることによって、メロンソフトクリーム、オムカレーを味わうことが出来る。

狩勝峠を越えて鹿追町に戻るとまたまた☂☂☂。今週は太陽の日差しを浴びれない天気予報となっている。

加工用キャベツの収穫作業が始まる

Filed under: キャベツについて — 管理人 @ 8:33 PM

  満を持して加工用キャベツの収穫が小雨の中始まる。キャベツの外形は大きいが、まだまだしまりが不十分なので個体重は軽い。品種「天空」は芯やオニバが硬く、手強いのが特徴である。収量は8~9トン10a当たりありそうで、豊作のサインがでています。これから30度以上の夏日が続かなければ期待大の実りとなる。さあ、10月末まで順次仕上がったキャベツの収穫がある、頑張りましょう。

 

2022年7月9日

まもなく加工用キャベツの収穫がはじまる

Filed under: キャベツについて — 管理人 @ 4:38 PM

7月に入り最高気温30℃を超える夏日と20℃を繰り返し適度な降雨があり、キャベツの生育にとっては好条件が続いていた。

一日100から200g重量が増加する。内部障害の危険性がないので安心して収穫適期を迎えることができる。極早生寒玉品種は一般的な寒玉品種と比較して1週間位早く収穫が可能。面積にして1haほどを早く収穫を済ませることができる。

忙しい小麦収穫前に1haできることの意義は大きい。これを農協に理解を求めても、病気に弱い、関東が豊作のときは売れないなどの理由で当農場しか栽培していない。関東が不作のときだけ売れるシステムは変えてほしいですね。

さて、今年も主力作物の収穫作業がはじまる。2台の新旧収穫機で全国各地の消費者に加工用キャベツを届けよう!

このページの先頭へ