2023年9月27日

秋蒔き小麦、馬鈴薯の収穫が同時に終了する

Filed under: ジャガイモについて,小麦について — 管理人 @ 10:32 AM

9月26日、やっとジャガイモの収穫、秋蒔き小麦の播種が同時に終了する。やれやれです。昨日はお昼休みをせずにおにぎりをかじりながらの作業で終わらす。今年は小麦の連作畑が多いので、肥料を多めに施肥する。

快調に作業していたところ、何か違和感がした。前輪タイヤが『カクカク』するので点検すると、タイヤを固定しているホイールナットが抜けて6本のうち2本しか無いではないか!。タイヤが外れる寸前であった。24年使用しているとあちこち『がた』が出てくるが、ミシュランのタイヤはまだ交換していません。流石に長持ちしています。

明日は社員旅行で釧路、根室に1泊で出かける。厳しい暑さのなかキャベツ収穫をしてくれたので、職員にはささやかな蟹🦀、秋刀魚、鮭などの海鮮を堪能してもらう。宿はどこも満杯でやっとのこと素泊まりの旅館を予約。根室は納沙布岬、ムツゴロウさんの自宅で熱気球を繋留して以来、36年ぶりの訪問である。当時は、ランチョエルパソのマスターと二人で、根室観光協会に歓待をうけ1mほどのズワイ蟹をご馳走になった。足1本で腹一杯になったことを思い出した・・・。

2023年9月24日

馬鈴薯の収穫、生食用「男爵」が終わり、加工用「きたひめ」を開始する。

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 9:48 PM

小刻みに降る雨の影響で圃場がぬかるむ。前年作付けした長芋のトレンチャーの溝にハーベスターのタイヤがスッポリがはまる。トラクター、タイヤショベル2台で牽引しながらの作業となった。

品種『男爵』は約7500俵(10a 当たり60俵を超える。町平均57俵)、450トンを全量JAに出荷する。販売価格は約1俵4000円、直近10年では大豊作となった。

涼しくなり日陰でなくとも、晴天のもと円陣で休憩できるようになる。やっと北海道に秋が来て、遅れていた紅葉が見れるようになるでしょう。日本で最初に紅葉が見れる『大雪山』は例年より1週間程度遅いとの情報。今年も馬鈴薯の収穫が終われば、大雪山高原温泉沼巡りに出かけるとしたい。

2023年8月26日

猛暑日のなか馬鈴薯の収穫が始まる

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 6:45 AM

36℃の鹿追で馬鈴薯の収穫が始まる。我が家の温度計は38℃を記録。流石に日陰のハーベスターの上でも風がほとんどないので暑い。掘り取り期限があるので頑張って作業しなければならない。

昨年よりも作柄は良好で、史上最高(反収60俵、3600キロ/10a当たり)を狙える作業初日となった。今日はキャベツ収穫班6名、馬鈴薯収穫班5名で作業する。馬鈴薯の収穫班は平均年齢23歳位、3人が初めての体験で香港女性二人、日本人一人、中国と日本人のハーフ一人で構成されている。新人対策として慣れるまで掘り取り速度を遅くしている。

また、農作業事故は起きてからは遅いので、うるさいぐらいに指導をしている。自分も含めて・・・。

2023年4月30日

主力作物ジャガイモの播種始まる

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 10:00 AM

最高気温が19度と暖かくなったので、主力作物の一つジャガイモ(品種男爵)の播種が始まる。昨年(品種男爵)は53俵/10a当りの収量があり7000俵弱を生産した。今年も男爵12〜13ha  、ポテトチップス用5〜6haを栽培予定してる。初めて自動操舵で作業できるため畝が真っ直ぐに可能となった。540mの畝を見ていて気持ちが良いものです。このあと培土(土を盛る)作業が格段に楽になり芋の緑化などの防止になり、収量アップに重要な要因となる。今年は期待できます。

初めての従業員が多いので、怪我をしないように一日指導をする。慣れてくると危険度が増すので、ゆっくり落ち着いて作業をするように心がけている。

2022年9月19日

馬鈴薯の収穫はあともう少し(3ha)までになる

Filed under: ジャガイモについて,農業機械の話 — 管理人 @ 1:05 PM
    1. 8月26日から始まった馬鈴薯の収穫は終盤を迎えた。13haの生食用「男爵」が終わり、ポテトチップス用の品種「きたひめ」5haに切り替わる。加工用キャベツの収穫と並行しながらの作業なので、1日農業バイト(Daywork)や派遣社員数名の応援を得て、毎回10名前後で収穫作業をする。
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    3. 2008年製東洋農機Top-1は15年目を迎え疲労が蓄積してきた。40g以下の小玉の芋が収穫機から溢れるので原因を探る。最終にじゃがいもが運ばれてくる選別コンベアーが原因だと突き止める。ロッドを被覆しているゴムが長年の作業時間のため徐々に片方にずれて、隙間が生じていた。主に小玉が乗ってくる場所なので症状が顕著に現れていた。
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    5. 新品を注文しようとしたが・・・待てよと思い、二十万円の出費を節約できないかじっと眺めて考える。ひらめいた!コンベアーを反対に取り付けると解決することを発見。石取りロッドも反対に取り付けたら問題なく作動した。数年は大丈夫でしょう。ヘクス皿ねじがサビなどで緩みづらいので専用工具を自作する。
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    7. そういえば以前鉄ロットに後付けできるゴムがあったなあ。どこを探しても見つからないので諦める。灯油の燃料ホースを1本おきに接着剤で付けるのも有効。接着剤を使用しないと簡単に取れてしまうので。今まで何度も新車を買おうと思ったが・・・・1600万円するそうでとても買えません。だがそろそろだなとは感じている・・・・。
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    9. 2013年製(写真3枚目)はまだ10ミリほどズレている程度なので問題ない。
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    11. 今年の収穫序盤は雨の影響が多く、軟弱な土壌にトラクターが動けなくなる農家が続出した。しかし、クローラートラクターは威力を発揮してスイスイと進むことが可能だった。こんなことは5年に一度くらいでしょうか・・・。クローラーで良かったと思うのは。



2022年8月26日

馬鈴薯の収穫始まる

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 7:56 PM

加工用キャベツの機械収穫が一段落したので、馬鈴薯(品種男爵)の収穫が始まる。午前中はハーベスター一台で、午後からは2台の稼働で湿った土壌ではあるが収穫がスタートした。事前調査で小粒傾向と聞いていたので、茎葉処理を4日程遅らしてみた。

粒揃いはまずまずであるが・・・。長雨の影響で小粒が多く、低地は腐敗が多い。しかし着蕾数が多いのと規格内が揃い、近年にない収量が見込めそうである。予想としては50〜55俵/10aあたりはいけそうかな?(今の所期待を込めて・・・)

ここの圃場は畑の長さ540m、幅110m、面積約6ha。8:00〜17:00作業時間で一日1ha 〜1.2ha(2台で)前後の面積を掘り取る。じゃがいもは1日約30トン〜32トン余りを農協の子会社の運送会社によって、全て農協の定温貯蔵庫に運搬する。販売は農協に委託するので掘り取り作業に農家は専念する。と言うより販売する余裕がないのと掘り取るのに精一杯なのが現実である。

2022年8月17日

ポテトハーベスターを全員で整備する[準備OK]です

Filed under: ジャガイモについて,農業機械の話 — 管理人 @ 12:45 PM

昨日(16日)の総降水量は120ミリを超える大雨となった。17日は晴れ間となったが畑のなかを雨水が流れている状態。

倉庫に格納していた2台のポテトハーベスターをトラクターに装着する。職員6人でグリスアップ、故障箇所の修復等の収穫に向けた準備を行う。昨年はベアリング類、コンベアー等を徹底的に交換したので今年度は大丈夫なようである。

2022年4月29日

馬鈴薯(品種男爵)の播種が始まる「雨がほしい」

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 6:52 PM

4月27日28日と強風と砂嵐のため作業を休んだ。ビニールハウスを被覆しているビニールが強風で飛ばされた農家が数件あったそうな。台風並の風でした。

さて、当農場の主力作物のひとつ馬鈴薯の播種が始まる。昨年は平年作であった「生食用品種男爵」は11haを予定している。6haを予定している「加工用品種きたひめ」は、芽が発芽していないため1週間後くらいに播種する。

北の大地は雨が降らず、土壌は乾燥してパサパサの状態。少々の降雨があってもほとんど効果なし。まとまった雨がほし~~い。

2021年9月30日

ジャガイモ収穫が終了して小麦播種が始まる

Filed under: ジャガイモについて,小麦について — 管理人 @ 9:17 PM

9月21日に例年より早くジャガイモ収穫が終了する。すぐさま小麦の播種が始まる。毎年、ジャガイモ収穫をしながら小麦の播種をしているので、初めてのことだと思う。ジャガイモの収量が干ばつなどで減収したことで収穫スピードが早まったのも要因である。

2008年に導入したフィンランド製小麦播種機(ドリル)は、ベアリング類など一度も交換せず。故障もしたことなく稼働している。決して高圧洗浄機で洗わず、油圧オイルをスプレイガンで吹き付けるだけで錆知らずとなる。肥料は2.5トン、種子は1.0トンほど積載できるため、1回の補給で5ha~10haの面積を連続作業が可能となる。

今年は作業中に2度雨に降られ、水水が肥料タンクに浸水して肥料が固まったこともあり不具合が生じる。基本施肥量は10a当たり化成肥料で0~50キロ、リン安で20キロ程度。小麦の刈り取りが終わると、付近の酪農がが牛糞尿をスラリータンカーで散布してくれるため、無肥料でもさほど問題はない。

2021年8月30日

馬鈴薯(ジャガイモ)の収穫始まる

Filed under: ジャガイモについて,農業機械の話 — 管理人 @ 12:22 PM

5月4日に播種して3ヶ月半後の8月26日に馬鈴薯(品種男爵)の収穫が始まる。ここの圃場は約10haあるのでハーベスター2台でも10日程度を必要とする。

今年7月の干ばつや高温の影響があり、小粒の傾向ではあるももの多めの個数が確保できたので最小限の影響で収まる。昨年は300間540mの畝を往復できなかったが、今年度はギリギリ往復が可能となった。つまり収量が少ないということです。(品種男爵)町平均反収48俵/10aを見込んでいる。我が家は50俵/10aであり平年作であった。

2008年製東洋農機Top-1ハーベスターは14年目を迎え、毎年のように消耗部品や故障部品の交換をする。営業さんにはそろそろ新車との入れ替えを進められるが、まだまだ頑張ってもらいます。

今回は横送りコンベアーが、一昨年は第三コンベアーを交換する。それぞれ60~65万円の出費となるが、安定作業を確保できるので仕方ありません。遊車、受けプーリーなどのベアリング類は自分で毎度交換する。新品に交換すると気分が一新してモチベーションは最高となる。

2021年5月9日

4月29日ビート播種が終了。5月4日より馬鈴薯の播種が始まる

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 9:25 PM

昨年より1日早くビートの播種が終了した。すぐ馬鈴薯の播種準備に取りかかる。

今年の種芋は小粒が少なく大粒なものが揃っている。このままでは予定面積の栽培は不可能なので、3Lサイズや規格外(小粒)の種芋を追加注文する。

品種「トヨシロ」は200g前後の大玉が多く、欠株供給機が誤作動するのでセンサー部を取り外して従来の方式でカッテイングしながら作業をすることになる。種芋が大玉のため種芋が乗るカップから落ちたり、カバーに挟まったりで大変なことになる。播種機を改造して作業スピードを2割程度遅くしなければならない。

2021年1月26日

雪割の作業始まる

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 3:51 PM

昨年ジャガイモ畑だった圃場の雪割(除雪)作業をJAコントラ課に依頼している。なぜ雪割をするのか?

昨年のジャガイモがすべて収穫することは不可能で、どうしてもハーベスタのコンベヤの隙間などから小粒のジャガイモが落ちてしまう。そのジャガイモが翌年雑草化してしまうため除雪をして土壌凍結を促す。凍結によってジャガイモを腐らせるための作業を雪割と言う。

現在、雪が積もった状態では凍結深度は26cmで収まった。土がむき出しとなると、土壌凍結は40~50cmにもなり完全ではないがジャガイモの雑草化はほとんど防げる。降雪が少ないと雪割作業もカットすることもある。

2020年12月24日

2020馬鈴薯の萌芽障害を考える

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 4:53 PM

6月18日に撮影。5月6日に播種、5月17日早期培土した加工用馬鈴薯で萌芽が不揃いなのがわかる。6月上旬にかけての干ばつや地温などの影響を受けているのでしょう。

畦の種芋を掘ってみる。播種したままの状態で芽が伸びていない状況。乾燥地なので種芋は腐敗しないが干ばつの影響もあるようだ。馬鈴薯や豆類は気温が低いとき、地表付近で待機して芽を出さないようにすることができる。しかし、干ばつで気温が高いので当てはまらないと思う。芽が出ずらくなった何らかの要因が種芋に作用したかもしれない。

写真4枚目は5月4日播種、5月15日早期培土した。右側が生食用、左側が加工用馬鈴薯である。生食用は干ばつの影響はなく、加工用は萌芽が揃っていない。この圃場は湿地のため種芋は腐っている状態でこれ以上の萌芽は期待できなかった。

よって収量は生食用と比較して加工用は1~2割程度減収した。ちなみに生食用馬鈴薯(男爵)は当農場では最高の収量を記録する。詳しい原因ははっきりしていないがこのような現象は馬鈴薯の栽培では初めてだと思う。乾燥地は後に遅れて萌芽してある程度の収穫はできた。

2020年9月27日

馬鈴薯と加工用キャベツの収穫は終盤を迎える





馬鈴薯の収穫が始まっておおよそ1ヶ月。順調に作業が進行してあと一日となった。

4年前に1週間に3回の台風に見舞われたここの圃場は、少々手こずったが無事に終わる。雨水が停滞している箇所は手掘りで収穫する。今年はインターンシップの学生にお世話になった。一生懸命頑張ってくれた。

9月23日には秋まき小麦の播種も始まり、忙しい9月の収穫作業を迎えている。加工用キャベツは9ha以上を収穫して残り1ha弱となる。

2020年8月26日

馬鈴薯「品種、男爵」の収穫が始まる

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 6:14 AM

生食用品種「男爵」から始まる。干ばつや長雨などの影響があり、芋の個数が少ないが粒揃いが良好で史上最高の成績になりそうである。

今年度から深耕アッパーロータリー(ニプロ3m)を購入して一年目となるがすぐに好結果をもたらす。馬鈴薯以外は不耕起栽培を実践してみた。来年は馬鈴薯も不耕起で深耕アッパーロータリー仕上げに挑戦する。

平年540m畝をぎりぎり往復できる40俵タンクなのだが往復不可能となる。反収は50俵/10aを超えそうである。国内の国立大生のインターンシップも始まり、オール国立大、オール20代の若いメンバーで収穫作業を進める。本日は加工用キャベツの収穫班と2班体制でしばらくは忙しい収穫の日々となる。

2020年5月13日

5月12日畑の様子、馬鈴薯の培土作業始める

Filed under: キャベツについて,ジャガイモについて — 管理人 @ 7:01 AM

5月12日早朝より十勝晴れとなる。前日の雨の影響で土壌の湿気が多いが、馬鈴薯の重要な作業となる培土が始まる。鹿追で初めて2002年に導入したオランダ製倍土機は、当初批判のやり玉に挙がる。見慣れない機械が登場すると皆さん興味津々となって批評する。ジャガイモ栽培の長い歴史があるヨーロッパの技術が、北海道に受け入れるためには5年10年の歳月が必要かもしれない。

18年使用しているがタイン(ロータリーの爪)は未交換で耐久性抜群である。国産培土機と比較すると培土する土の(ベッド)が大きい。種芋1株に10個前後のジャガイモが着らいする。ベッドに余裕があるので粒が揃ったジャガイモが生産できる。また緑化防止にもなる。よって収量、収入もアップする。

播種と同時に仮培土が施していため、カメラ式自動操舵で畦をカメラで認識して自動運転が可能となる。起伏が激しい場所になると一時認識できないこともあったが、改良されて再度自動で認識できるようになった。毎回、アップルのパソコンと同様に無料でバージョンアップが可能である。昼寝?をする必要がなくなりキャビン内で休息がとれるようになった。畦の端に来るとセンサーが切れてピピーとお知らせ機能も充実。このシステムは価格が安価なのと維持費が無料なのがうれしい。

一番下の写真は4月19日に定植した加工用キャベツ。度重なるマイナス気温で葉も白く変色したものの、雨が大好きなキャベツはたくましく成長を続けている。現在約4haの圃場に定植が済んでいる。あと6haとなる。定植作業は7月まで続く。

2020年5月10日

馬鈴薯播種が終了して長芋のトレンチャー作業始める

Filed under: ジャガイモについて,長芋について — 管理人 @ 5:34 PM

5月8日に馬鈴薯の播種が終了する。とりあえずビート播種も済んでいるので、軽くお祝いした。牛肉サガリのブロックを仕入れて今シーズン初めてのバーベキューを堪能する。夜間冷え込む十勝の寒さに震えながら炭火を囲む。食べる量も半端ではないのでスープカレーも大鍋で料理する。

9日からは長芋の播種する前の下準備、トレンチャーという作業機で1m近く地面を掘削する。1時間に150mほどしか進めないので根気と睡魔との戦いが始まる。一日540mの畦を1往復するのがやっとの状態。M農機製カメラ式自動操舵システムで作業はかなり楽にはなった。5月中旬には種まきを始める予定。(長芋種子の芽だしが順調に推移すれば)



 

2020年5月2日

5月2日、十勝の大地に雷雨が襲う。明日の最高気温は29度C

Filed under: キャベツについて,ジャガイモについて — 管理人 @ 1:40 PM

4月28日、直播ビートの播種が終了して、すぐに馬鈴薯「品種男爵」の播種が始まる。キャベツの定植班5人、トラクター2台の整地班2人、馬鈴薯の播種班5人でフル稼働している。北海道十勝の農家はゴールデンウィークには大忙しである。

毎年猫の手も借りたいくらいの仕事の忙しさだが、今年はワーキングホリデーの皆さんをはじめ日本人の求人問い合わせが多い。職員住宅も満杯の状態で残念ながらお断りしているのがつらいが、7月以降に来ていただくようにお願いしている。7月以降はまだ大丈夫である。

キャベツ定植も定植機が修復して順調に稼働している。約2ha定植が済んでいる。

5月2日朝、すべての準備が整いいざ出陣となったとき豪雨に見舞われる。やっと乾いた大地が再び湿って休息となる。ダチョウの卵をいただいたので皆でだし巻き卵をご馳走する。おおよそ鶏卵25個分ほどあるのでちょうど良いおやつの量である。

2019年9月23日

秋蒔き小麦の播種、🍓イチゴ苗の出荷がはじまる

9月19日、秋まき小麦の播種と愛知県、静岡県、埼玉県のいちご農園向けに🍓イチゴ苗の出荷が始まる。それと同時にじゃがいもの収穫作業、キャベツの収穫作業も各班に分かれて同時に作業が進行する。

一年で一番忙しい収穫と播種の時期を迎える。総勢15名が各担当の部署に散らばり活躍してもらう。一日(8時間)の水揚げは130〜150万円前後ほどになる。

毎年のことだが、9月は何かと忙しい季節だ。仕事以外にも修学旅行生の農家民泊の受け入れ、農場視察の受け入れ、社員旅行(日本一早い紅葉の見物)や農作業で体力が消耗するので回転寿司、居酒屋、ラーメン、豚丼、焼き肉、トスカチーナなど美味処の探索。ワーキングホリデーで来ている香港、台湾の若者は自動車のライセンスを持たない面々が多い。

それもそのはず、国立大等を卒業したばかりなので勉強から開放されて間がないのである。香港などは交通網が整備されている大都会なので必要性も少ない。台湾では安価(数万円)に自動車免許を取得できるそうで、30数万の取得費用を要する日本とは大違いである。

 





2019年8月30日

じゃがいも(馬鈴薯)の収穫始まる

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 10:28 PM

8月27日にじゃがいもの収穫が始まる。まずは早生の品種〔男爵〕から掘りとる。一株の個数が平年より多く、粒も揃っていて豊作といってよいが。春先の干ばつで培土した山が崩れて緑色に変色したじゃがいもが目立つので、機上選別には注意が必要である。写真は昨年の様子から

2019年5月1日

馬鈴薯の播種と新元号「令和」の時代はじまる

5月1日に令和の新時代始まる。気持ちも新たに生きることを誓いましょう。ところで「令和」はレイナとも呼ぶことができる。はい、レイナは私の長女の名前ですが。命名は私です。どうでもいいかも知れませんが・・・。

4月28日、暖かい陽気のなか20haのじゃが芋(馬鈴薯)播種が始まる。一日3〜4haの面積をゆっくり確実に種子芋を植え付けする。今年からSNSで発見した新兵器「iseki製仮培土機」を装着して、早期培土機がずれなく畝を確実に培土していくことが可能となる。培土がずれると、収量に大きく影響するが、三菱農機製カメラ式自動操舵システムを併用して収量アップを目指す。仮培土で湿った土を露出させ地温が上昇する効果もある。今年のような地温が上がりづらい状態の時に威力を発揮すると思う。鹿追町では種芋農家を中心に普及している。こんな良いものがあるとは知らなかった。SNSでしか発見できない情報ではないのだが・・・。

写真最後は1週間ほど前、−2〜3度の氷点下の気温になった。「行者にんにく、キャベツ」などは葉がしおれて寒さに耐えているが、日が昇ると葉がシャッキと立って元気を取り戻す。定植後の「キャベツ」は−5度前後になると枯死してしまう。−2〜3度の温度差が明暗の分岐点となる。

2018年11月23日

ついに冬将軍到来す!急いで最後の作業

Filed under: ジャガイモについて,長芋について — 管理人 @ 7:18 PM

平年よりかなり遅く初雪が降った。最低気温ー6度、最高気温−1度Cと12月下旬並の寒さとなった。じゃがいも畑のサブソイラー(鋼鉄製の爪を土中40〜50cmの深さに入れる)の作業を慌てて実行する。来春の雪解け水を停滞させない、土壌を柔らかくする等の効果がある。土壌の凍結が表面だけなので作業にはさほど支障はない。

冷え切った体を温める夕飯が食べたくなって、旬の長芋が入った「ラタトゥイユ」を作る。ベーコンの代わりに鹿追牛、茄子、ピーマン、パプリカ、トマト、玉ねぎをたっぷり入れて、美味しい我が家風「ラタトゥイユ」が完成。身体が温まりました。長芋は初めて使用したが美味しいですね。野菜類は何回も火を入れていたら溶けてしまうが長芋は大丈夫なのに驚いた。みなさんも試してください。

2018年10月9日

ジャガイモ収穫終了する。即、手伝いへ

Filed under: インターンシップ,ジャガイモについて — 管理人 @ 3:31 PM

10月5日までの掘りとり期限だった品種名「きたひめ」が先日、猶予期間内(5日間)に終了する。合計20haのジャガイモ収穫をして、農協の貯蔵庫に出荷を終えた。

疲れがドットcom.やれやれですが・・・すぐに親戚のジャガイモ掘りへ手伝いに、総勢12名と収穫機2台で向かう。まだ4haほど残っており、圃場に到着すると「これは大変だなあ〜〜!」とつぶやいた。がんば〜る! がんば〜る!と孫がつぶやいたセリフを思い出した。

写真下、じゃがいもの収穫風景ですが。6人の作業員のなかで一人だけ男性とハーレム状態。東京農大からインターンシップできているAくんは楽しいのかと思いきや、顔はニヤついているが緊張の連続らしい。5人の女性は台灣、香港、マレーシア、日本の4カ国で構成しているので何事も複雑らしい。無言でテキパキと作業は進行する。今月は東京農大から6人ほどのインターンシップ生を受けれしたが、全員男性である。なかには和歌山の梅農家の跡取りもいる。後に美味しい「南高梅」を頂いた。

Aくん達はは9月6日の地震と2日間の停電(ブラックアウト)も経験して、一生忘れられない北海道の農業体験ではなかったかな。こちらにまた戻ってくることを期待して来年もドンドン受け入れしましょうか。

2018年10月1日

ジャガイモ収穫が1ヶ月を経過する

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 6:17 PM

掘りとり期限内に何とか生食用の「男爵」、「キタアカリ」11haを終了して、ポテトチップス用品種「きたひめ」9haの圃場に入る。6月のドローンでの防除も的確に行ってくれたおかげで、病害虫に侵されず粒の揃った「きたひめ」が収穫されている。予想を大きく上回る収量で、輸送するコンテナに貼る生産者名のラベルが260枚位不足する。久しぶりに歩留まりの良い、収穫が容易な作業を進行できる。(注1)圃場を交換してくれた隣の酪農家に感謝です。

さあ、あと1週間頑張りますか!キャベツの収穫もあと3haほどになり並行して収穫作業を進める。どちらも豊作で忙しさが倍増して嬉しい悲鳴である。

写真はM社の40万円のカメラ式自動操舵システムを搭載して、無人のトラクターで作業をしている。GPS不要なため圃場の起伏が激しいとカメラが感知しなくなる。畝の裾部分やタイヤ跡を認識して自動でハンドルを操作することができる。開発中のため時々自由になりすぎてあらぬ方向へ進行するので注意が必要だ。もう一息です。

(注1)畑作農家ではジャガイモ作付の輪作年が近くなると、そうか病などが発生して著しく生産性が低下する。よってジャガイモを作付けしていない酪農家の圃場と交換耕作を実施して、高品質のジャガイモが生産できる。約40年前ころから当地鹿追町では盛んに実施されていたが、最近は減少しているようである。酪農家はあまり圃場の石を除去する習慣が少なく、まずは石の除去からサービスを行う。ジャガイモの植え付け前に9haの石を拾うのに5〜6人で5日間を要したが、高品質のジャガイモ生産には欠かせない作業となる。写真のように収穫時に300〜500mハーベスターが堀取りを進めると、多い時には石はバケットいっぱいになる。明らかに石レキが減少した実感がわく。何かスッキリした気分にもなる。

2018年8月29日

8月27日じゃがいも(馬鈴薯)の収穫始まる

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 8:22 AM

平年より数日遅れてじゃがいもの収穫が始まる。小玉傾向はどこも同じ状態のようだ。当農場は近年にない不作になりそうである。日農INDEXでのジャガイモ市況では平年より2割高。今年の春先に暴落していたことことを考えると、北海道の生産量が大きく影響していることがうかがえる。

気落ちせず10月上旬まで14人の従業員と収穫作業を頑張りましょうか・・・・。

最後の写真はCANADAからJessyが4度目の来町(来場)でBBQのあと記念撮影する。姉妹提携を締結しているアルバーター州、Stony plainからの訪問である。

2018年5月13日

馬鈴薯の播種が終了する

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 6:49 AM

4月28日より始まった馬鈴薯の播種が5月12日に終了する。おおよそ21haの栽培面積になった。

播種後は例年のごとく、培土前に石拾いの作業が待っている。昭和43年に製造の東洋農機製バックフォーク?バックリフト?だったかな?50年使用している。トラクターは昭和57年製のクボタ9550で37年使用している。

老体になれば活躍する場面も限られてくるが、まだまだ引退は早い。一線を退いているが故障も少なく、使いたいときに動いてくれるのが頼もしいトラクターである。

農作業で疲れたワーキングホリデーの皆さんからピザが食べたいとリクエストがあった。若嫁にお願いして手作りピザの指導を仰ぐ。来週からはいよいよ長芋の播種が始まる。早く長芋の芽が出てきますように。

2018年4月30日

馬鈴薯播種&キャベツ定植始まる

Filed under: キャベツについて,ジャガイモについて — 管理人 @ 8:06 PM

今年の春作業はオール台湾7人でスタートする。4月21日に直播のビートが終了した。4月28日は馬鈴薯播種班4人、キャベツ定植班3人に分かれて同時に作業をする。写真は三人共初めての農作業となるキャベツ定植班。2時間ほどの指導でほぼ作業方法を習得する。7人とも農業に従事するのは初めて日本語もほとんど理解出来ないが、飲み込みが早いので(教え方が良いのか?両方かな!)あとは3人に任せて安心です。

生産された生食用キャベツは地元スーパー、加工用キャベツはローソンのカット野菜などに加工されて7月から10月末ごろまで出荷される。

農場に着いたばかりだが、いきなり3日間仕事に集中してもらい、疲れたようなので休暇をプレゼントする。さっそくラフティングの体験に全員出かけていった。『楽しかった〜〜!』と、ウキウキの気分で帰ってきたので、また明日からの仕事に励んでもらいますか。

2018年4月25日

馬鈴薯、甜菜、キャベツなど植付の準備作業が始まる

Filed under: その他農産物について,ジャガイモについて — 管理人 @ 4:18 PM

愛知県、埼玉県のイチゴ農家向けにイチゴの育苗が始まる。9月出荷を目指し、一株から40〜80個の子苗を育てる。イチゴ専用の養土を使用してプランタに2〜3株を設置する。農場所有のビニールハウスに空きが出る5月中旬になると、JAに引き取りにくる。それまでJAに預かって頂くことになる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

約900俵の種芋を25キロのミニコンに入れる。昨年度産(特に男爵)は小粒なので面積が大幅に増えそうだ。21haぐらいの面積はいけそうである。

じゃがいも価格の大暴落で始まったH30年度は明るい材料が見当たらない。種芋も敬遠されたのか、JAでは余剰の種芋が3000俵を超えるまでになった。しばらくは昨年のじゃがいもの大豊作だった影響がありそうである。と言ってもいつもの面積を栽培しなければ・・・・と思っている。

2018年3月14日

徳之島もじゃがいも価格が大暴落

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 9:36 PM

じゃがいもの出荷も始まっていますが『価格が安くて・・・』力が入りません。昨年は10キロで平均1400円ほどしていた手取り価格が、今年は数百円台と暴落している。昨年の大豊作だった北海道産の在庫が影響してそうです。

3月になると鹿児島産が出荷されてくる。村瀬ファームで知り合い国際結婚し、徳之島(鹿児島県)で新規就農している香港出身のケーシーに尋ねてみた。『今年のじゃがいもの価格はどうだい?』

『JAの買取価格は10キロで500円です。農協は価格が高くなるまで買い取り停止しています。』『豊作で製品はいっぱいあるけど売ることができない!』と嘆いている。いつもなら10キロで2000〜3000円するのに価格が暴落してしまっている。大量に抱えている北海道産の在庫が・・・・。鹿児島では死活問題である。

日農indexでの平均取引価格は北海道産で10キロ1000円前後、鹿児島産で1400円前後している。

2018年2月10日

行者にんにくの出荷最盛期& 馬鈴薯の出荷はじまる

日中はプラスの気温に迫り、ビニールハウスの作業場は30度を超える暑さになる。栽培している行者にんにくは白い新しい根が元気よく伸びてきている。

こうなると葉、茎が生き生きとしきて、匂いも香りが強くなってくる。16日間で3600ケース(50g )を出荷済みである。

数年前まで鹿追町内に5軒の生産農家があった。しかし、高齢化や後継者不足などで来年からは我ファームだけになりそうである。生産停止農家から苗を引き取ってしばらくは出荷していく計画である。幻の山菜『行者にんにく』を頑張って生産しますか。

種子を播種してから出荷できるサイズになるのに8年も費やす作物なので根気と忍耐力が試される。

1月末からは雪室に貯蔵している『ひと冬越して甘くなった』ジャガイモの出荷が始まった。派遣会社から数名の労働者を依頼しているが、今年は昨年よりさらに状況は悪化しているそうである。何とかお願いして休日返上で応援していただいている。日曜日が休日なので、派遣会社に合わせて日曜日に作業を設定している。

そんなわけで、農場スタッフを緊急で募集します。今年は女性ばかりの応募しかなく、是非とも男性に参加していただきたい。お願いします。

緊急の募集です。打工度暇日本ワーキングホリデーですぐに働ける男性を数名募集します。現在女性だけ3名在籍中。。ホームページから申込ください。あなたの微笑み待っています

2017年10月8日

馬鈴薯の収穫終了と福原山荘

Filed under: ジャガイモについて,趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 10:49 PM

10月5日に豊作だったジャガイモの収穫が終了する。種子芋が腐敗などで心配していたポテトチップス用『キタヒメ』であったが、良好な結果となった。今年は美味しいポテトチップスがたくさん食べれそうですね~。

大阪の高校生が農家民泊に来ていたので、みっちりジャガイモ収穫を体験してもらった。お礼に紅葉が終わりかけの『福原山荘』に従業員全員と出かける。今年の紅葉は昨年と違い綺麗である。


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2017年9月28日

やっと男爵いも収穫終了して美瑛へ。小麦播種最盛期、

Filed under: ジャガイモについて,小麦について — 管理人 @ 10:40 AM

今日9月28日は冷たい雨が降っている。気温10度Cと少し肌寒く感じる。昨日は2台のポテトハーベスターで急ピッチに馬鈴薯を掘りあげ『品種、男爵』が終了した。

『お父さん!スピードが早いです!』と作業をする皆さんに言われながら雨前に終了することができてホッとしている。JAからも掘りとり期限が過ぎているので頑張ってくださいと励ましのお言葉をいただき、感激に浸りながらの作業となる。写真は前方を進む1号機を後進の機械が煽っている場面である。モニターで作業員の手の動作を確認して機械のスピードを調整する。それを怠ると前述の『鉄拳的なお言葉』が辺り一面に響くことになる。

明日からは80aのキャベツ収穫と約8haのポテトチップス用馬鈴薯『キタヒメ』の収穫が始まる。

また、25日から秋播き小麦の播種も始まり昨夜は午後8時まで頑張った。GPS装置を装着していないのでマーカーが解らず中途断念する。約20ha播種予定であるが、あと5ha ほどになった。

2年前従業員だった台湾出身のyukiが美瑛に勤務しているので会いに出かける。アポ無しであったが、丁度休日で会うことができた。2年ぶりの再会に会話は絶えることはなかった。農場に来てもらうことを約束して美瑛を後にして、富良野に向かう。

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2017年9月18日

9月18日、畑の様子、台風18号

Filed under: キャベツについて,ジャガイモについて — 管理人 @ 7:37 AM

非常に強い大型の台風18号が北海道に上陸しそうである。函館地方は短時間に100mmを超える猛烈な雨となっている。今後函館から札幌方面を通過する予定だが、こちら十勝地方も80mm前後の雨の予報である。風も30m/sと強く農作物が倒伏の被害が避けられそうにない。今年初めての台風上陸となる。昨年は1週間で3度も来たが・・・・。

そんなんか、キャベツは7haの収穫が終わりのこり3haとなる。成育が順調で9月末〜10月上旬に収穫が終了しそうである。(本来10月中旬まで予定していたが1週間程度成育が早まっている)

ジャガイモ収穫は天候に恵まれ順調に作業が進行していた。約8ha終了して残り12ha となる。作柄は豊作と好天のため早くも収穫作業が終了した農場も出現している。運搬を担当する業者さんもてんてこ舞いだったようで、なかなか運搬してもらえず、畑に60トンを超える収穫したジャガイモのコンテナが堆積したままになっていた。ジャガイモは4〜5日畑に放置していると青く変色して商品価値がなくなるため数日作業を休んだ。こんなことは生まれて初めての経験である。栽培面積の多い農場は配車台数を増やすなどの配慮で運搬してもらいたいと感じていたが・・・。収穫期限が緩和されればゆっくり作業をしたいのだが・・・・

圃場では土壌が乾燥しすぎて、機械収穫時に傷が多く作業が難儀していた。ここにきて一転、雨が多くなり湿気った土がジャガイモに付着したり、地面がぬかるんでいる。そこへ追い打ちのように大型台風が上陸しそうで、昨年の悪夢は勘弁してもらいたい。

今日は吹き荒れる暴風雨を静かに見守りながら、身体を休めるこにしましょう。

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2017年8月25日

ジャガイモ収穫始まる

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 7:22 AM

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 8月24日、約21ha のジャガイモの収穫が始まった。まず掘りとり期限が9月15日までの品種名キタアカリ、9月25日までの品種男爵から始める。

5月3日より播種し、培土、毎週の殺菌作業、そして10月まで約1ヶ月に渡る掘りとり作業が最後となる。土壌が乾燥していてジャガイモに傷が付くと商品価値がなくなるため、細心の注意が必要である。最後まで気の抜けない作業が続く。1株の粒数が多く小玉傾向だそうであるが、粒揃いが良好で収量的には平年を超す勢いである。

キャベツに次いで収入の多い農作物なので楽しみながら仕事ができそうである。ワーキングホリデーの若者は泥にまみれ、雨に打たれながら真剣な眼差しで働く姿は『カッコイイ』と言う表現がふさわしい。

彼らに助けられながら営農できる農家として、『こんな農家があってもいいではないか!』と機械を操作しながら物思いにふけっている毎日である。

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2017年8月21日

8月6日 畑の様子

Filed under: ジャガイモについて,畑の様子,長芋について — 管理人 @ 6:25 AM

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2017年5月5日

ジャガイモの播種始まる

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 6:08 PM

春作業のメーンイベント『ジャガイモ』の植え付けが始まった。ビートが5月2日に終了して翌日の3日よりすぐさま準備を始める。

最初は、加工用(ポテトチップス用)の『品種きたひめ』だが・・・昨年の台風の影響により種芋の腐れがひどく、萌芽しても収量が十分に確保できるか不安である。

今年も加工用のジャガイモが不足する事態になりそうだ。販売単価が安価なので栽培面積を増加しようとする意欲がわいてこない。ここの圃場は1区画16 ha あり4日程度で終了する予定。

SONY  Xperia XZで撮影

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2017年4月18日

種子じゃがいものミニコン入れ

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 9:17 AM

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約900俵(重量約45トン)の種芋を農協倉庫から引き取る。約20俵収納できる鉄コンテナで運搬します。これを20〜25キロ入るミニコンテナへ入れ替えて浴光催芽を行う。

台湾からも続々とワーキングホリデーで参加の若者たちも作業に汗を流す。最近は気温20度Cを超えビニールハウスの内部は真夏の様相である。と思いきや本日4月18日は冬に逆戻りして、大粒の雪が容赦なく降り注いでいる。北海道は寒暖を繰り返しながら夏に向かってゆく。ん〜春と表現したほうがいいか・・・。

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2016年10月18日

ジャガイモ収穫終了する

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 7:01 AM

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8月末から始まったじゃがいもの収穫が終了する。度重なる台風の上陸の影響を受けて、冠水した圃場はじゃがいもが腐敗して消滅した。乾燥している圃場は腐敗することなく無事に掘り上げることができた。雨が多くても乾燥地は簡単にはジャガイモに影響がありません。

町内ではあと数戸ジャガイモ収穫が残っているそうで、最後でなくて・・・・。23haの面積は調度良いとおもうが、キャベツの約10haとの同時収穫なので少し遅れてしまうのです。

2016年10月15日

ジャガイモ収穫もう少しです

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 6:16 AM

img_5180img_5152最後まで水溜りが解消しなかったぶぶんもかなりあった。このような場所はじゃがいもが腐敗して消滅している。

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皆さんのお手伝いをいただきジャガイモ収穫をしている。東洋農機Top-1、3台で総勢20名前後で毎日頑張っています。

ワーホリの8人には、ジャガイモ作業が終わったら社員旅行をプレゼントするので、休みがないが頑張って仕事をしてとお願いしている。親戚、近所の方にもあちこちから手伝いに来ていただき感謝を申し上げます。

ジャガイモ収穫はあと2ha強となる。土塊、石が芋と同じぐらい選別コンベヤにのってきて、平時の半分以下の掘りとり早さしか確保できません。ワーホリの一人が怪我をしたのでゆっくり頑張りましょう。

2016年9月29日

ジャガイモ収穫が難儀しています 2

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 6:11 AM

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晴天が5日続いても畑が乾燥しません。度重なる軟弱な土壌にハーベスターが動けなくなり、自前のタイヤローダーでけん引して脱出していた。ついに手に負えなくなりJAコントラ課の大型クローラーを要請して脱出することになった。

ここの圃場は何とか終了し、後12 haまでになり先が見えてきました。もう少しがんばりましょう。JA農産課からキャベツの収穫要請が来たのでキャベツ収穫6人、ジャガイモ収穫6人、小麦播種1人に分かれて作業を進める。

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あっそうそう、小麦播種も始まりました。およそ20ha播種する。

 

2016年9月16日

じゃがいも収穫が難儀しています。男性緊急募集します!

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 8:43 PM

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台風で冠水した箇所は作業機が近寄れないので、手でじゃがいもを掘っている。長く冠水しているとじゃがいもは腐敗して皆無なので、収穫できそうな境目まで収穫機を無理に入れる。毎回のように動けなくなりタイヤショベルでけん引する。その繰り返しで疲労困憊の一日でした。

JAよりうれしいTELがあった。品種毎に最終受け入れ日が設定されている。早いもので『キタアカリ』は9月15日、『男爵』は9月25日まであったが、無制限になりそうだということで安心した。今日で約5 haを収穫済みであるがあと18ha近くを残している。

緊急告知! 現在スタッフは男性1人、女性7人の構成になっています。男性が不足しています。紹介もしくは参加してください。メールもしくは電話で農場HPを参考にご連絡ください。

電話09015257926までお願いします。

2016年9月6日

じゃがいも収穫がやっと始まる

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 11:00 AM

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9月4日に台風の影響で遅れていた、じゃがいもの収穫が始まる。キャベツ7人、イチゴ苗&山わさび3人、じゃがいも班5人の3班に分かれて作業を進める。

例年、遅れても8月末には始まっていたが、こんなに遅れたのは記憶に無い。土が乾燥していないが無理して作業を開始する。今年は小粒傾向で収量はあまり期待できない。ただし、早生系の男爵は平年並みの収量があっても腐敗が心配の種となっている。

台風で冠水した箇所は停滞水によって腐敗が進行している。あきらめモードに入りそうです。いえ、最後の1個まで諦めずに収穫します。

2016年8月26日

畑の様子『台風の爪痕』

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じゃがいも畑から水が引かず、畑のなかで小川が発生している。冠水している場所はじゃがいもが腐敗を始めている。雨水は高い場所から低い場所へと流れてゆく。

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こちらはキャベツの圃場。凹地になると雨水が停滞して池になっている。収穫したキャベツの鉄コンテナ(400キロ)を運搬できず遠回りしている。また収穫機まで軟弱な土壌に身動きがとれなくなる。このままではキャベツが腐敗してしまうので人間自体も身動きがとれない場所も無理して手作業で収穫することにした。

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台風被害のウップンを晴らすべくカラオケを堪能する。彼らは日本のカラオケの挿入曲の多さに驚く。台湾語、広東語、中国語、英語、ドイツ語、もちろん日本語に対応できるカラオケ装置に感心しながら次から次と歌う。私は台湾大学生の語学力に感心する。すでに4カ国語を話せる大学生もおり、就職には苦労しないだろうと感じていた。 

ローカルな台湾語のテロップが出ると大歓声が湧き上がる。なぜ日本に台湾語のカラオケが・・・。

2016年8月24日

畑の様子『防除作業ができません』

Filed under: ジャガイモについて,畑の様子 — 管理人 @ 1:00 PM

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北海道に上陸した3個の台風で降った雨が停滞して、畑から雨水が引いていない。薬剤散布をしないわけにもいかず、無理と思いつつ作業をした。

まるで池の中をスプレーヤーが走っているようであった。

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じゃがいもの試験掘りをしてみたが、小粒傾向で早期に茎葉が枯れたものは小粒なのが顕著である。今年は食用、更に加工用は著しく不作になる可能性大である。

今年の営農にあたって明るい材料は、キャベツしか頼る作物がない状態。キャベツを栽培していて良かったと言える『出来秋』を迎えたいものである。滅多にない事なので・・・。後はJAが内部留保しないでいくら支払いしてくれるかにかかっている。満額回答を希望する。

2016年5月24日

じゃがいも培土始まる

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 9:48 PM

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大豆播種が終了すると、遅れていたじゃがいもの培土を昨日23日より始める。連日の真夏日のなか、急に萌芽を始めたじゃがいもが出てきた。

朝4時から午後7時まで15時間連続で息子と交代しながら培土作業を急ぐ。明日雨の予報なので、親戚の応援を仰いでトラクター2台で作業を進めたが、親戚のローターリーカルチが故障してしまった。畑の石と土壌の硬さでチェーンが切れたようだ。しかし明日はあまり降雨量が少ないようで安心した。

2016年5月15日

じゃがいも播種が終了する

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 6:57 AM

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約2週間かけてじゃがいもの播種が終了する。24haの予定だったが22haほどで種芋が枯渇。無念のリタイヤとなった。

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じゃがいもの播種後にはまたこんなに石が浮いてくる。ここの圃場は整地前、整地後、播種後の3回に渡って石拾いの作業をする。それでも次の年同じぐらい石が出てくるが、年々少しづつ減少してくれる。こんな畑が10haほど所有しているので地道に管理していきましょう。

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150間270m進むのにバケット2杯あります。大豊作です。時には積み過ぎてトラクターの前輪が宙に浮くこともある。

2016年5月3日

ジャガイモ播種始まる

Filed under: ジャガイモについて,農業機械の話 — 管理人 @ 12:55 PM

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5月1日よりジャガイモの播種が始まる。まずはポテトチップス用品種『きたひめ』から始まり、生食用のキタアカリ。メークイン、男爵と順番に約24ha播種する予定。さあ頑張りましょう。

農協では種芋をサイズ別に玉わけ区分して販売をしている。主に一番高価なM,L玉を使用しているが、L玉以上になると300軒(540m)の畝を往復することが困難でM玉と半々に混ぜながら使用している。最初から混み玉でお願いしたいくらいである。L玉だとプランターのタンク内で空洞になり、写真のカップに乗ってこないことが頻繁に起こる。種芋の自動供給装置を装着するか悩んだが・・・。

このカップに2個乗ってくると半分に切るカッテイング装置に不具合が発生して株間が一定しないこともある。種芋がはじけたりしてローラーなどに挟まり不具合が発生することもある。株間の正確な播種は収量にも影響してくるので人力で1個にするのが良いように感ずる。

総合的に判断して、種芋は希望者へ混み玉でも販売してもらいたい。

2016年4月22日

キャベツはそろそろ定植ができます

Filed under: キャベツについて,ジャガイモについて — 管理人 @ 6:44 AM

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町内ではキャベツの定植や直播ビートの播種が始まった。

3月10日播種の生食用キャベツの苗の準備ができている。しかし、畑の準備が間に合わず少々ハウスのなかで待機してもらう。

畑起こしが終了して3台のロータリーハロー、パワーハローで整地作業を急ぐ。直播ビート16ha,じゃがいも24ha ,キャベツ7.5haなどを栽培する。

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ワーキングホリデーできている外国人は、約1200俵の種芋をミニコンテナ(25キロ入り)に移動する作業をしている。さあ、今日も頑張りましょう。

 

2016年3月30日

徳之島の『新じゃが』が北海道の食卓に・・・

Filed under: ジャガイモについて,山わさびについて — 管理人 @ 9:35 PM

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雪室低温貯蔵じゃがいもを週に2回、山ワサビとともに市場に出荷をしている。いよいよ南国から『新じゃが』が出荷されてきた。徳之島と言えば3年前、当農場で知り合い昨年結婚した日本人男性の満と香港人女性のケーシーが新規就農して、じゃがいもを栽培している。

気になってメールをした。現在、じゃがいも堀り最盛期のようで、先週10キロ2600円していた生産者価格は10キロ1500円と値下がりしているそうだ。収穫作業は手で拾っているので北海道のようなポテトハーベスターが欲しいとのこと。あまりにも可哀想なので使用していないポテトハーベスターをどうやって送り届けるか悩んでいる・・・。

九州から新じゃがが出荷されてきたので在庫している雪室低温貯蔵のじゃがいもの選別と出荷を急ごう。一日4人ほどで100ケース前後が手選別なので限界である。まあ、そのうち終わるでしょう。IMG_3485_2Lineでじゃがいも畑の写真が送られてきた。種芋は北海道の栗山町産『品種ニシユタカ』だそうだ。赤土で育った南国のじゃがいもは肌が白くて美味しい。新じゃがは市場で10キロ3000円前後の価格で取引されている。ちなみに北海道産は10キロ2000円前後である。写真のような広い圃場であれば、東洋農機のポテトハーベスターでも活躍できそうである。収穫機(ポテトハーベスター)をバラしてトラックで運搬するといくらかかるのだろうか。

2016年3月17日

雪室熟成じゃがいも出荷しています

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 7:09 AM

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IMG_3365IMG_3371IMG_3364今まで混み玉の出荷が主流だったが、市場へ初出荷が決まり5段階の規格に選別することになった。昨年までは丸系の男爵、キタアカリ等は売れないということで市場から断られていたが、今冬はじゃがいもの品不足から高値で推移して丸系でも売れるようである。本来メークインが売りやすいため欲しいようですが。鹿追の土地は帯広近辺の肥沃な沖積土と違い、湿性の火山性土が多くメークインの栽培には適していない。よって鹿追ではほとんど栽培されていない。当然我ファームも自家用に少しあるだけである。

ネットで検索してみる。じゃがいも選別機は新品なら100万円以上と高価なため導入は諦めて、手で選別することにした。中古でも50万円ほどするが、なぜこんなに高価なのか?ポテトハーベスターの廃品を利用して自作してみますか。未使用の減速モーターを使用して安価にできそうである。農機具メーカーにお願いしたいが、中小農家向けに安価な選別機を販売してくれないでしょうかね。ノブタさん、サークルさん、東洋農機さん、日農機さん北海道の農機具メーカーで制作しましょう。

K農協などは小麦栽培を縮小して馬鈴薯、大豆の栽培を奨励して選果場などを新設して増産する計画と新聞で報道されていた。鹿追のように農協と町が協力して、じゃがいも収穫機導入の助成をしてみてはどうですかね?

またJA鹿追町では大豆、馬鈴薯の選果場を独自で運営していないのだが・・・。今からでも遅くはないと思う。組合員が生産した農産物を少量でも自ら売る努力が必要だと思うが・・・。

今日、市場担当者から10キロ入りでコンナンで売れました。と連絡が入った。価格を聞いてソ・ソ・そんなに高値ですか!と驚いたのだった。

 

2016年3月14日

超高級雪室熟成『じゃがいもポテトチップス』

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 5:48 PM

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ゴールデンタイムに日テレで放送している番組に写真で出演いたしました。わずか1〜2秒ほど。あっという間に終了する。

雪室で熟成して美味しくなった『じゃがいも』のポテトチップスはさていくらかな?

究極のポテトチップスということで一皿3500円でした。次回はポテトグラタンかポテトピザなどのほうが、究極のチーズとコラボして美味しそうである。どうでしょう日テレのTさん今度よろしくお願いします。

2016年2月6日

野良芋対策の雪割作業

Filed under: ジャガイモについて,畑の様子 — 管理人 @ 2:20 PM

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最低気温は-20度C位に落ち着き最高気温は0度C近くになることもある。冬らしい気温だが、暴風雪が少なくおとなしい天気が続く。

昨年栽培したジャガイモの圃場でJA鹿追コントラ課に委託して3回目の雪割り作業をしています。タイヤショベル(世界のコマツWA-320)は1台1700万円するそうで、2台1組のチームになり1時間に1haを除雪する能力がある。

除雪をして露出した地面は20〜30cmほど凍結して掘り残しのジャガイモを腐敗させる。除雪した雪山は次回土が露出した場所に移動して凍結を促す。これを3度繰り返すとほぼ地面を万遍無く40〜50cmぐらいには凍結深度となるでしょう。1時間に7500円の作業委託料なので、判断は微妙ですが委託したほうが安上がりだと思いますが・・・。

今年の夏はジャガイモが野良生えはできないでしょう。期待しています。

雪割作業は前年の掘り残した小さなジャガイモが次年度違う作物を栽培した時に発芽して雑草化するため、凍結を利用して腐敗させる。畑に積もった雪は断熱材の代わりになるので除雪を行う。また害虫となるヨトウムシ等の蛹が越冬することも防止できる。

2015年10月4日

ポテトハーベスターを考える(東洋農機TOP-1)

Filed under: ジャガイモについて,農業機械の話 — 管理人 @ 10:42 PM

IMG_1645IMG_166170haのうちこのような男3人でやっと持てるような大きな石が出ることもある。輸入車には装備されていない石バケットがあるので便利である。IMG_1816IMG_4322

2年前に導入した東洋農機ポテトハーベスターTOP-1は後ろから見て左側のタイヤを320-24インチにしてどこからでも掘りとり可能にした。

芋の収量が多い場合少々タイヤで露出したり畝の谷間に落ちたりするので注意しなければならない。また、以前装備していた20インチのタイヤでは径が小さく、多雨の時と軟弱な場所では写真のようにタイヤが溝などに埋まって、片輪が宙に浮いたこともあった。しかし、24インチの大径タイヤにするとほとんど問題なく使用できるようになった。

ポテトハーベスターを2台使用しているが、既存式の幅広タイヤ(500-22.5)TOP-1が枕地を掘っている間に、長い畝を3本掘り取れば、幅広タイヤでも作業を開始できることができ順調に進むことができる。

2015年9月27日

じゃがいも収穫終了する

Filed under: ジャガイモについて,農産物の収獲作業 — 管理人 @ 7:53 AM

IMG_1706IMG_1896じゃがいも畑からしかおいジオパークのシンボル夫婦山を望む。

8月22日からスタートしたじゃがいもの収穫作業が9月26日に終了した。例年10月上旬から遅いと中旬頃に終了していた。今年は天候に恵まれ、台風は上陸せず作業は順調に進んだ。

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製品になるじゃがいもは鉄コンテナに1基1.2㌧を満載して10基づつ農協の倉庫に運ばれる。規格外となった製品規格の60〜360g以外のじゃがいもは、堆積場に山積みされて澱粉の原料となる。今年の作柄は1株の個数が少なく、競争相手が少ないので1個の重量が大きく成長していた。例年より2週間ほど早く収穫時期を調整して早め作業を開始したが・・・。しかし360g以上のじゃがいもが続出して写真のように出荷できない規格外が山積みされることになった。

総収量は例年より高めに推移して豊作と言って良いでしょう。運搬される1台毎に検査が行われるが、結果も例年になく良好で久々にAランクに復帰できそうだ。

小麦、キャベツ(収穫中)に続いて豊作となった。

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休憩の風景。楽しい会話がすすむ。

 

 

2015年9月5日

畑の様子、じゃがいも&加工キャベツの収穫

Filed under: キャベツについて,ジャガイモについて — 管理人 @ 6:35 AM

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ポテトハーベスターに5人の従業員が乗り込み堀取り作業を行う。昨年は3台で作業していたが、今年からは東洋農機TOP-1,2台で稼働している。写真の5人は台湾、マレーシア、ドイツ、日本の4カ国出身者でオール英語で会話をする。時々面倒になって日本語で話すが『注意事項』を的確に通達せねばならない。

今年のじゃがいもの作は腐れ、そうか病等の病害の影響が少なく推移している。全町的には前記の症状が顕著だそうだが。

外国人部隊は農場長の『うるさい指摘』にもめげず一生懸命作業に没頭してくれている。じゃがいもも豊作と言って良い作柄でドンドン掘りあげていく様子は気分がイイものだ。農協にじゃがいもを運搬している業者に『村瀬さん、今年はガンガン掘っていますね!』と言われ『今年は青汁のケールがないのと、キャベツが低温と乾燥で成長しないので・・・。』と伝えた。あと11haを残すまでになった。順調すぎます。

大型の作業機を扱う場合、事故が一番気になる事柄である。外国の学生は機械の恐ろしさを知らない面があり、事故が起きてからでは遅すぎる。動いているトラクターや作業機には近づかないよう指導しているが、細部にわたって監視するわけにもいかず心配事の一つだ。うるさがられても根気よく指導するしかない。将来ある学生を預かっているので無事に台湾へ帰すのが大切なことである。

好かれる教師よりも嫌われる教師が好きだ。好かれる教師は何事にも指導の甘さが露呈する。嫌われる社長であってもいいではないか。

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加工用キャベツは低温と2週間近く降雨がなく成育が鈍化して収穫を一時中止していた。昨年であれば今頃は順調に収穫作業が継続していたと思うが・・・。とにかく朝晩が冷え込むので寒冷作物(ビート、じゃがいも等)には適した気候だが、キャベツにとっては影響が大きく、なかなかデリケートな作物で栽培も難しい。

6haの加工用キャベツのうち半分の3ha強を収穫した。今のところ個人差があると思うが当農場は大豊作?である。小麦に続いて明るいニュースとなった。

今年のキャベツ収穫は想像ができないほど明るいニュースが飛び込む。昨年あれほど不人気であったキャベツの機械収穫が『楽しい、面白い』と作業希望者が続出。一番人気のある仕事となった。

要因を考査すると、

1)キャベツ個体が昨年より小さく(結球部が扁球ではなく丸型に近い)扱いやすい。

2)キャベツ収穫機もロスが少なく(根を回転刃で切断時に斜めになり廃棄しなければならない)ほとんどそのままコンテナに収納することができる。

3)収穫時、ベルトで挟んで個体を地面から抜いていくが、挟みやすく安定しているため、根の切断も結球部分を切断することなく感心するほど鮮やかに行える。

よって収穫作業はスムーズに進行して、全てにおいて好結果につながっている。じゃがいも収穫作業よりキャベツ収穫作業のほうが人気がでることなど予想だにしなかった。

種苗会社には扁球ではなく丸型に近い品種改良を早急に開発をお願いしたい。このことでほとんどのキャベツの機械収穫の問題点が改善されるのである。

キャベツ収穫機の価格があまりにも適正価格ではないと思う。1台900万円以上する現状では、キャベツ価格が落ち込んだ時を想定すると、資金を回収できないリスクが発生する。個人向けに安価な価格を設定してもらいたい。現実は1社独占体制なので競争原理が働かないため無理なようである。他の国産農機具屋(クボタ、イセキ)さんに頑張ってもらわないと・・・。

イセキが販売するようです。

2015年8月26日

最低気温7度C

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 5:43 AM

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まだ8月です。昨日の朝の気温は7度Cと一桁になった。南から強い二つの台風が押し寄せているが、シベリア高気圧の影響で晴れ間に恵まれるものの冷たい空気が流れ込んできたようだ。

最高気温は20度Cと農作業には適温で快適にすることができる。そろそろ雨が欲しくなったが、受入期限があるので無理にでも頑張るしかない。品種キタアカリは9月15日までとされている。後は天候等により延長変更されることがある。経営規模が大型化しているなか、受け入れ期限の緩和は是非、JA上層部にお願いしたい。

2015年8月24日

じゃがいもの収穫始まる

Filed under: ジャガイモについて,農産物の収獲作業 — 管理人 @ 6:19 AM

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いよいよロングランで続くじゃがいも(品種、男爵)の収穫が始まる。キャベツ収穫に半分、ジャガイモ収穫に半分の従業員を配置して同時に作業が進む。

ここの圃場は4年前に栽培した時は、付近に生息するエゾシカの一家が、掘り残しのじゃがいもを食べに来てくれた。来年以降野良生えする野良芋対策の手伝いをしてくれる。鳴き声は聞こえるがまだ掘り出しているのがわらかないかもしれない。

今年もヒグマが出没しているので逃げまわっているのであろうか。以前は熊の糞や寝た後があり蝦夷鹿よりヒグマが出没しそうである。

2015年6月29日

じゃがいもが開花する

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 7:01 AM

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5月6日播種の加工用じゃがいも『品種きたひめ』が開花を始める。硝酸カルシウム(男爵は硫安)を追肥して9月収穫に向けて栽培管理を徹底する。

2015年6月20日

野良イモ退治

Filed under: ジャガイモについて,畑の様子 — 管理人 @ 6:48 PM

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今年はどこの畑も野良イモが生えている。この大豆の圃場は4年前にジャガイモを栽培したが、その時の掘り残しが越冬して再生してきたもの。我ファームではひと冬越して甘くなった『雪室熟成ジャガイモ』を販売しているが・・・これはちょっと雑草化して『甘くなった』どころではありません。

まず従業員に除草機をかけてもらい、土を柔らかくしてからスコップなどで掘り取る。何せ厄介な代物である。

女性従業員は初めての除草機の操作であったが、難なく技術をすぐに修得する。次の畝にターンするタイミングが難しくトラクターを何度も切り返しを行うが、そのうち慣れてくるでしょう。たいしたもんです。

2015年5月13日

ジャガイモ培土作業始まる

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 10:04 AM

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5月9日にジャガイモ播種が終了した。5月11日にさっそく培土作業を始める。早いもので早期培土を始めて12年目を迎える。12年の経験から培土適期は芽が動き出して地割れができた頃が適期だと感じている。面積の少ない方はなるべく早くには培土をしないほうが良いと思う。我ファームは19haあるので最低でも5日は作業日程がかかるので早期に作業を始める。

地割れがしていると培土してから4〜5日で萌芽するので焦る必要はない。土壌が乾燥していれば早くても影響はないが、雨がが多く湿った土壌になると種芋が腐敗などする危険性がある。今年のような干ばつであれば大丈夫でしょう。

2015年5月9日

じゃがいも定植終了する

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5月1日から始まっていたじゃがいもの定植が5月8日に終了する。約19ha(品種男爵10ha,品種きたひめ7ha,品種キタアカリ2ha)を今年は栽培する。

播種機は来年まで使用しないので、サビ防止のため46番か32番の作動油をエアーで吹き付けています。

すっかり体力を消耗したので今日はゆっくり体を休めます。もうじゃがいもは見たくありません。

2015年5月3日

事件ファイル『じゃがいも』編

Filed under: ジャガイモについて,農産物の播種、移植作業 — 管理人 @ 12:50 PM

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馬鈴薯の定植真っ最中であるが。種芋を2つ割りにするカッテイング装置の安全ボルトが切れた。それを知らず300間(540m)の畦を片道1本植えてしまう。

カッテイング装置が動作不可のためドンドン送り出される種芋が地面に投げ出されることになる。時々地中に埋まっているのもあり掘り起こして、鎌や包丁で2つ切りにして手植えをした。およそ5人で1時間を要する。滅多に切れることがないので説明はしていなかった。安全ボルトが切れるときは『バツン!』と鈍い音がするはずだからこれから注意して!と言ったが、これから約20haじゃがいもを定植するが切れることはないであろう。

台湾から参加のminndy(写真右)はさっそくじゃがいもの定植、山わさびの定植とフル回転で頑張っています。もちろん農作業は初めての体験である。

2015年5月1日

馬鈴薯播種始める

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ビートの播種が終了して馬鈴薯(じゃがいも)の播種を開始する。まず最初にポテトチップス用の『キタヒメ』という品種から始める。ホクレンで育種された優良品種で10ha近く栽培する。耐病性があり収量が多い。

今日で16日間続けて働いています。どうしてかというと雨が降らないので休むのは気が引けるのです。今度雨が降りだすと毎日のように降りだす可能性があり、天気の良い日に頑張って休まず仕事をすればよかったと後悔したくありません。ので、頑張りますがかなり疲れてきました。栄養ドリンク1日2本、晩酌は控えめに、早寝遅起きの励行。それでも目は土埃と疲れで充血、腰を曲げると腰を伸ばすたびに『よっこらしょ!あっイテテ!』と決まり文句が出てしまう今日このごろです。

明日も晴れの予報。もうひと踏ん張りしますか・・・。明日は函館の孫達が遊びに来るので久々に休みが取れそうである。

2015年4月21日

東大雪アウトドアフェスタ in 札幌ファクトリー

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 3年目になる東大雪アウトドアフェスタin札幌ファクトリーに参加してきた。2日間に渡り好天に恵まれ客足も好調に推移した。

『雪室熟成キタアカリ』の越冬じゃがいもが定着してきたのか、お客さんが途切れることもなく用意した**トンのじゃがいもは完売できた。今年より販売開始した『山わさび』を試験販売したが早くに完売する。

『昨年じゃがいもを購入して美味しかったので、今年楽しみにしていました。』

『本当に甘くて美味しいですね!』

『昨日買ったじゃがいも美味しいのでまた買いに来ましたよ!』

このようにお客さんの声を身近に聞いて励みになった。一年に一度、札幌ファクトリーでお会いする方々にも激励の言葉をいただき、うれしい限りでした。

IMG_04341日目の販売会終了後はファクトリー内にある札幌ビール園にて慰労会を開催。札幌ファクトリーは札幌ビール発祥の地でクラシックを飲み放題、ジンギスカン食べ放題で楽しく騒ぐ。売上の金庫を持参で夜もふけた。若者たちはこれに満足せず『ススキノの繁華街』に繰り出して行った。

2015年3月8日

村瀬ファーム産『山わさび』デビューです

Filed under: ジャガイモについて,山わさびについて — 管理人 @ 6:27 AM

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今回、Aコープもぎたて市にて村瀬ファーム産『山わさび』を販売することになった。初日の3月7日夕方に心配でAコープを覗いてみた。殆どの商品が売り切れ状態で、『山わさび』も殆ど売れており、残り2個であった。まだ浸透していない中でこれだけ売れれば一安心でした。すでに札幌、帯広での都市圏には集荷が始まっていたが地元が最後になってしまった。

山わびの利用法は、大量に使用する場合はフードプロセッサーを使用すると便利です。湯豆腐、冷奴、蕎麦、刺し身、寿司、おにぎり、焼き魚、焼き肉、ステーキ、ローストビーフ、たたき等に薬味として最高の演出をしてくれる。時には脇役どころか主役に踊り出ることもある。

また委託販売している雪室貯蔵『じゃがいも』男爵とキタアカリは依然としてキタアカリの方が人気が高く消費者にも美味しさが理解されているようだ。

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男爵は売れ残っているが、キタアカリはすでに完売している。キタアカリは昨年より5割増し貯蔵しているので欠品にはならいようにしている。

もぎたて市の販売ブースはAコープ玄関から入ると、すぐ左にありお客さんは一度はちょい目をする。農家の方々が思い思いに手がけている野菜を売る。素朴な手書きで商品表示するのも、畑から収穫したばかりの野菜を陳列していることが理解できる。これはこれでGood デザイン なのだ。

2015年2月28日

雪室貯蔵庫に雪入れ

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 1:47 PM

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久々に約30cmの雪が降った。さっそく雪の貯蔵庫に降ったばかりの綺麗な雪を運搬して収納する。ホイールローダーで約20杯の雪30〜40㌧ほどを入れた。

雪室内の室温は1〜3度Cで家庭用の冷蔵庫より少々寒い。雪を入れることによって適度の湿度(90%以上)と気温を確保でき、1年から2年間ジャガイモを保管できる。

ホクレンでは『よくねたいも』の商品名で売り出しているが、『甘くなった芋』で売りだそうか。現在は雪室熟成『キタアカリ』で売っているが。

Aコープ、道の駅等では品種『男爵』よりも『きたあかり』『メークイン』が売れるそうである。越冬したきたあかりの甘さが消費者に浸透してきたShokoである。

2014年10月7日

ジャガイモ収穫終了する

Filed under: ジャガイモについて,農産物の収獲作業 — 管理人 @ 7:52 PM

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8月末からスタートしたジャガイモの収穫が、10月5日に終了する。まだ数戸の農家が作業をしているようだが、10月15日を過ぎると受入がストップする。加工用の品種でも澱粉用にしか受け入れしてもらえないが、澱粉価格は900円/俵にもなることがあり最低限の収入にはなる。

昨年は男爵で2000円台/俵、加工用のキタヒメと同等の価格であったが、豊作の今年はどうなるであろうか。生食用の男爵で約50俵、加工用キタヒメで約53俵/10a当たりの収量があり安くならなきゃ良いが・・・。

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最後のジャガイモをコンテナに移動してキノピーは笑顔です。あ〜あ、終わっちゃった。IMG_4341IMG_4338

 

2014年10月1日

ジャガイモ収穫があと2haになる

Filed under: ジャガイモについて,農産物の収獲作業 — 管理人 @ 6:40 AM

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今日から10月です。今年は9月中に小麦播種とキャベツ収穫が終了した。町内でジャガイモ収穫が残っている農家は約100戸のうち20戸程とのこと。例年10月5日前後に終了しているので今年度はどこでも早く作業が終わったようだ。9月の休日はたったの3日だけ。その分10月に休暇を取得する予定。

ジャガイモ収穫はあと2haになり2日程あれば終了する。いつもなら今頃収穫機の不具合で作業がストップすることがあるが、TOP-1だとその心配も少ない。今年売却したH5年製のハーベスターは何処で活躍しているのだろうか?

2014年9月20日

ジャガイモ収穫が難儀しています

Filed under: ジャガイモについて,農産物の収獲作業 — 管理人 @ 10:44 PM

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8日ほど続いた長雨の影響で、片輪だけが軟弱な溝にはまり車輪が浮いてしまった。ジャガイモが約2トン、石が2トン満載していたため片荷となって傾いたのだった。

仕方がないので満載していたジャガイモを手でコンテナに移し、石は畑に一時保管する。ショベルで引いてみたがビクトもしないばかりか、製品タンクや油圧ユニットが地面に付いているため破損のおそれがあって一時中断してして考えてみる。

21歳の女子従業員が「車体の傾きを直したら良いのでは?」と忠告され、「それはごもっとも!」ということで浮いているタイヤに牽引ワイヤーをかけ、横に引いてみると見事に復元できた。あとはスンナリ溝から脱出可能となった。皆で解決すれば結論は早急に見いだせる実例でした。

ハーベスターの左の車輪が細いので、圃場条件が悪化するとこのような事態に遭遇することになる。左側だけ一軸3輪に改造しなければ車体の安定感は得られない。

何事も無く無事だったことは不幸中の幸い。片輪が浮いたのは生まれて初めての経験でした。ジャガイモ掘り取りの残りは9haほどになる。焦らず作業を進めよう。

2014年9月18日

修学旅行生のジャガイモ堀体験はじまる

Filed under: ジャガイモについて,体験付き修学旅行 — 管理人 @ 6:29 AM

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雨天決行のため倉庫内で実施する。ここの中学校は毎年来て頂いて晴天に恵まれていたが、今年は長雨に遭遇して畑では実施できなかった。

雨天でも十分楽しめるメニューを用意して、喜んで帰ってもらうようにしている。

まず農場主の自己紹介からから始まり、農場スタッフ全員の自己紹介(出身地、農場や北海道の感想など)、年齢当てクイズ(本人の了解を得ています)などで笑いと驚きを引き出す。と言うのも台湾や香港のスタッフは実際の年齢より3〜10歳程度若く見られることが多い。30歳だと23〜25歳程度に見られることがあるので、本人達のご機嫌は絶好調に達する。だから年齢当てクイズは止められない。

農場の説明では、実際に栽培している8品目の農作物を見せて「これはなんですか?」。加工されると「こんなもん」になります。と進行する。この栽培品目に小麦、行者にんにく、さつまいも,

イチゴ苗を加えると12品目にもなり、自分で言うのもなんですが、あらためて品目の多さにて驚く。

旅行生の自宅へ送る10キロのジャガイモを箱詰めすると、ジャガイモの塩煮によつ葉バターを添えて試食。更によつ葉牛乳で喉を潤し、十勝の美味しいジャガイモを味わって頂く。

最後に香港式、台湾式のジャンケン大会をしてチャンピオンを決め、「鹿追のゆるキャラ、くてくう」のグッズをプレゼントする。今度「くてくう」に参加を要請しようか。

日本のジャンケンと何が違うか?グーは石もしくは叩く(ハンマー?)の意味、チョキはハサミ、パーは布と少し意味合いが違う。言葉はもちろん違うが、台湾は言葉が長くて覚えるのが大変なので、日本語に似ている香港(広東語?)を採用している。親しみやすくて中学生はすぐ覚えることができる。ここの中学は今後、香港式のジャンケンが暫くの間流るでしょう。

今年も「来年も来ますから!」と先生方と約束ができたのだった。

2014年9月3日

好天に恵まれ収穫作業が順調

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2週間近く晴天が続き昨日まで5haのジャガイモを収穫できた。一日30〜38トン前後を掘り上げる。同時に加工キャベツの収穫(3日間)も行ない12トン前後を取り上げる。

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今日からは3日連続でケールの収穫が続き一日6トンのケール葉、3日合計で18トンを集荷し、千歳のキューサイファームまで運搬をする。今年の契約数量は昨年の約半分で、週に2日前後の収穫日程である。昨年の今頃は、週に6日の収穫で9トンを出荷していたことを考えると非常に仕事の面ではゆったりできる。

終了次第ジャガイモの収穫を1時間でも行う。

一日、約180万円の水揚げになるが手元に残るのはわずかばかりの金額になる・・・。

2014年9月1日

平成元年製ハーベスターがご臨終

Filed under: ジャガイモについて,農業機械の話 — 管理人 @ 1:09 PM

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H元年製造の東洋農機ポテトハーベスター7型が26年の生涯を終えた。MF135トラクターのフロントアクスルを利用した一軸4輪に改造して、だましだまし使用していたが。ハブを支えるテーパーベアリングがどうしても重量に耐え切れず破損する。MF165なら耐久性があるが・・・。いずれにしてもあちこちガタがきて退役となった。26年間ご苦労様でした。

あとはTOP-1、2台で掘り取りを続行する。

2014年8月29日

馬鈴薯(品種、男爵)の収穫始まる

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 6:37 AM

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いよいよ収穫作業の Main  Event ジャガイモの収穫が始まる。晴れている日は10月初旬ごろまで毎日作業を行う。約18haあるので間違っても9月中には終わらないでしょう。

今日は3台のハーベスターで掘り取りを行ない約20トンのジャガイモを収穫した。作柄はまずまずの出来栄えで豊作になるかもしれませんが「腐っている」ジャガイモも多く予断は許されません。長雨が続くと腐れが加速することになります。品種「男爵」は早急に掘り取りを終了するよう努力しなければ。

2014年5月18日

じゃがいも早期培土ほぼ終了

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 8:40 AM

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5月10日から始まった培土作業があと1haほど残すまでになった。

2014年5月7日

馬鈴薯播種とビート移植が終了する

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今年は種芋が平均大きく不足したため、JA種子馬鈴薯貯蔵庫に200俵追加で引き取りに行った。見てると上手にこぼさないようにコンテナに移します。便利な回転フォークリフト欲しくなったが我慢ガマンしましょう。

約18haほど播種して終了する。今年の播種作業は乾燥と強風と土埃でダスティな仕事となった。ビートも同じく18haで終了する。

写真はホクレンが育種したポテトチップス用「きたひめ」で約10ha蒔付けする。形が丸くて芽が浅く、多収で耐病性があるので重宝している。今年は完熟した種芋なので豊作が期待できそうだ。完熟していると芋の個体も大きくライマンも高いと思う。

2014年4月30日

じゃがいも定植はじまる

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ビートは18ha移植したので一旦休んでじゃがいもの定植が始まった。近くの酪農家と交換耕作している圃場で作業をする。

一昨日定植したキャベツが干ばつ、風、低温によってほぼ全滅しそうです。育苗で半分ほど低温で枯れて、残った元気な苗を定植しましたがその苗も畑で枯れてしまいました。

2014年4月24日

札幌ファクトリーにて販売会

Filed under: ジャガイモについて,野菜、食べ物の話 — 管理人 @ 8:37 PM

昨年に続き、東大雪アウトドアフェスタのイベントで雪室貯蔵熟成きたあかりを販売しました。ここ札幌ファクトリーはサッポロビール発祥の地である。

雪室から出してきた「きたあかり」を磨き機で土を落としてミニコンに詰めた。当日朝6時半にまず700キロのきたあかりをワゴン車に乗せてスタッフ2人と出発する。昨年9月に収穫してから雪室の中で7ヶ月間貯蔵したきたあかりはでんぷん質が糖質に変化して甘みが強くなる。「男爵いも」を品種改良した「きたたあかり」は肉質は黄色で男爵よりも丸く芽が赤い。今年はスーパーなどの売れ行きが順調でネット販売ができなくなるほど在庫不足になった。皆さん「きたあかり」の美味しさが普及してきたのかもしれません。

昨年の土曜日は出足が悪く売れ残こる心配ばかりでしたが、本年は10時開店からお客さん途切れるどころか並ばれてこられるためお昼を食べる時間が取れないぐらいであった。現場で1キロの袋詰、地方発送、試食のじゃがいもなどの作業で3人ではてんてこ舞いの状態でした。仕舞いには追加のじゃがいもを運搬することに。土曜日の午後から日曜日にかけて娘、知人、友人が応援に駆けつけてくれ「売り子」で頑張ってくれ一息つけました。ありがとうございまました。

試食の「塩煮のきたあかり」をお客さんが食べた瞬間、あま〜い、うなずきながら美味しい!、そして安〜い!と言われ、試食した方がほとんど2キロ前後買って行ってくれました。大変疲れましたがお客さんが試食して驚かれる表情を観察していると、また来年も頑張ろうとやる気が出てきました。

隣のブース(Snow peak社)では村瀬ファームの雪室熟成きたあかりに新得共働学舎のラクレットチーズをかけ、無料で振る舞われた。Snow peak社製のダッチオーブンで蒸したじゃがいもに溶かしたラクレットをかけて食べたのです。試食したお客さんがこちらに来て「同じ芋ですか?」とたずねてくることがしばしば。「Ha〜i, same  potato!」と答えるとほとんどの方が買って行かれた。

2日間で500〜600人のお客さんが1トン前後の雪室熟成「きたあかり」を持ち帰ることができ、最後に「完売しました。来年もどうぞよろしくお願いします。」の文字を書くことができたのだった。

昨年も買って食べたら美味しかったので今年も来ましたよ!と声をかけてくれる方が何人かおられた。十数件も地方発送してくれる方も。ちょっと安すぎたかな・・・?と感じたが。まっこれはこれでいいか。消費税も上がったことだし来年は考えよう。

2014年4月3日

種芋引取り

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 5:37 PM

まず種子馬鈴薯はポテトチップス用品種「きたひめ」200俵を引き取る。ホクレンが育成した多収で芽が浅く早期培土に適した品種です。

農協倉庫に予めコンテナを運び込み引き取り時間まで農協で収納してくれます。台湾から参加のティンに誘導してもらいコンテナをビニールハウスに設置しています。

土場が乾燥してきたら25キロ入りのミニコンテナに移して外に設置します。

2014年4月2日

種子馬鈴薯の引取準備

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 9:16 AM

JAに預けている種子馬鈴薯を引き取りに行く時期が来た。20俵入るコンテナのプラスチック製のネットが風化して取替えの時期になった。20基ほどのコンテナを修理する。

食用の馬鈴薯(じゃがいも)をJAに売るときは1俵60キロですが、種芋の馬鈴薯をJAから買うときは1俵50キロです。

2013年10月5日

ジャガイモ収穫終了する

Filed under: ジャガイモについて,農場生活について — 管理人 @ 4:51 PM

8月28日にスタートしたジャガイモの収穫が終わった。「生食用男爵」は史上最高の収量となったが、ポテトチップス用「きたひめ」は史上最低の収量とアンバランスな出来秋となる。

写真左はH5年製ウルトラ7型、右側はH25年製TOP-1の新型は軽やかにウルトラ7を抜き去っていく。540mの畦を往復するとTOP-1は大方2往復してしまう。

これで小麦撒きができる畑が整う。最後の播種は7haで種子の播種量は15キロ/10当たりを予定している。元肥は燐安40〜60キロ/10a当たりで連作は多めに施肥する。

ジャガイモが終了したので釧路から送られてきた新鮮なサンマで握りと刺し身でさんまパーティーを開く。危なかしい手つきだがナベさんの指導を受けて次々と異国人と素人集団の握りが出来上がった。我が家で生産した生姜をのせていただく。寿司屋より美味しいとあっという間に完食。こんな美味しいサンマは何回食べても飽きがこないだろう。

2013年9月26日

ジャガイモ収穫最盛期です

Filed under: ジャガイモについて,農産物の収獲作業 — 管理人 @ 8:36 AM

近代的かつ大型化になってきた農業でも昔ながらの農具を使用することもある。畑の端は機械が旋回できないので手動で芋を掘り拾う作業を行う。あとは大型機械で掘り取りを行う。

畝の長さ540mを約30分〜40分かけて3台のポテトハーベスターが往復を繰り返す。品種「男爵」なら製品タンクに満載してギリギリ往復できる。加工用品種になると反収も10a当たり50俵を超えるので540mの両端に製品を設置する。

ここの圃場は約260本あり面積にして約10haある。

2013年9月12日

修学旅行の受け入れ始まる

本日よりジャガイモ掘り体験付き修学旅行が始まった。今回は東京の私立中学校の皆さんで毎年来ていただいている。

栽培している農作物の現物を見せて簡単なクイズなどをだす。「このジャガイモ畑の畦の長さはどのくらいあるでしょう?」 「この作物は何でしょう?」「このビートからどのくらいの砂糖ができるでしょう」「台湾のお姉さんは何歳でしょうか?」などセクハラまがいのきわどいクイズも興味があって集中してくれる。

10キロのダンボール箱に自らジャガイモを掘ってもらい自宅に送り届ける。その後はジャガイモの塩煮(よつ葉バターと共に)とよつ葉牛乳を試飲試食をする。

体育会系の子供たちなので礼儀が正しく食欲は旺盛だ。10キロ用意したじゃがいもと8リッターのよつ葉牛乳はあっという間に消費してしまった。美味しく食べてもらうとこちらも気持ちが良いです。

香港メディアの取材陣も撮影に参加してもらう。一年ぶりの修学旅行は好天に恵まれ良いスタートを切れたが、ケールの収穫スタッフをこちらに回したため午後5時半でも契約収量(一日9トン)に達せずトラックを見切り発車せざるを得なかった。

雨天時は倉庫の中で体験を行う。畑で掘れないために大型コンテナに入ったじゃがいもを箱詰めしてゲームやクイズなどをして楽しんでもらっている。

体験が終了して観光バスが去る時は従業員全員が横一列になって手を降ってお別れする。

2013年9月9日

ジャガイモ掘りが再開された

Filed under: ジャガイモについて,農産物の収獲作業 — 管理人 @ 6:41 AM

なが~く雨のため中断していたジャガイモ掘りが再開された。午後3時半までケールの収穫をして、その後3台のハーベスターでジャガイモの収穫をする。今月はこのパターンで作業を進める計画だ。

午後6時に作業が終了するとあたりは暗闇の世界になる。新車のハーベスターはLEDライト4個でかなりの明るさを保持できる。燃料のチェックなどの煩わしさのため発電機はお役御免でお蔵入りとなった。

2013年8月28日

毎日雨の中じゃがいもの収穫始まる

Filed under: ジャガイモについて,農産物の収獲作業 — 管理人 @ 7:57 PM

初めての収穫作業に皆の眼差しは真剣です。(一部を除いて・・・)昨夜から降りだした雨が朝にやんだ。午後よりジャガイモの収穫が約10haある「男爵」から始める。粒ぞろいで収量もありそうだ。少々そうか病にかかっているがまずまずの出来秋になりそうです。今日は2台のハーベスターで始めたので大人数で作業をすすめる。ほとんどが初めてのじゃがいも収穫作業に最初は戸惑っていたかもしれませんが、だんだんコツが理解出来てくるようになります。

10月上旬〜中旬まで晴れている日はじゃがいもの収穫作業が続く。ケール収穫の合間に収穫するので3台のハーベスターを使用しないと収穫期限まで間に合いそうにありません。

今日は半日で約12トンの「男爵いも」を収穫した。ごご5時頃過ぎに3台目のハーベスターが稼働したがクボタトラクターM135Aの外部油圧が不調で断念。明日ミッションオイルを交換してもらうようにクボタのサービスを予約した。TOP-1との相性も悪いのかなと思ったら・・・。

次の日オイル交換してもハーベスターがどこも動きが悪く不具合が改善されない。犯人はTOP-1の疑いが深まり東洋農機のサービスを呼ぶ。ハーベスター全体を作動する油圧調整バルブが何らかの原因で油圧オイルがの流れが悪くなったようだ。バルブを交換すると元通りに改善されスムースに動くようになった。おかげで1缶2万円のクボタ純正オイルを4缶とエレメント3個を交換して約10万炎の出費となった。

2013年8月24日

ポテトハーベスター新車導入

Filed under: ジャガイモについて,農業機械の話 — 管理人 @ 11:09 PM

現在3台使用している東洋農機ポテトハーベスターのうち、最古の平成元年式が長年の無理が祟り金属疲労によるヒビ、タイヤハブの損傷、コンベヤー類の摩耗などの理由で退役となった。修理を行うと軽く100万円を超えるため「25年」の生涯を終えた。が後々「サツマイモ」の収穫に使用できるよう改造する予定。

今回は2台目の東洋農機TOP-1で、後ろから見て左側のタイヤを細くして畝またぎを可能にしどこの圃場でもいきなり掘ることができるようになった。

鹿追町ではポテトハーベスターを導入すると町から100万円、農協より100万円が助成される。また国からの補助もあり新規導入される方は思い切って買われるようである。他人事のように言っている本人が買ってしまった。消費税が上る前の駆け込み需要もありますが払込ができるのでしょうか・・・・。

ジャガイモの栽培品種は農協が取り扱っているもので14種類ある。品種毎に受入期間が設定されていて「キタアカリ」は9月15日まで、「男爵」が9月25日までと生食用品種は早めに締め切られる。一方加工用品種は「きたひめ」で10月5日、「スノーデン」で10月14日までとなっている。3日に一日程度しかジャガイモ掘りができないので3台所有も仕方がありません。

2台並んでいる東洋農機TOP-1を見ながら今年(8月25日頃より)初めてジャガイモ堀の作業をする従業員の腕にかかっていると・・・他力本願の念仏をつぶやいた。南無阿弥陀仏。

2013年7月2日

じゃがいもが開花

Filed under: ジャガイモについて,畑の様子 — 管理人 @ 10:20 PM

5月8日播種の「キタアカリ」が開花をはじめました。

5月9日播種の「男爵」は着蕾期を迎えていますが、気の早いのがぽつんと咲いています。開花最盛期は7月中旬ごろになると思います。隣のケールの圃場と合わせてCM撮影やTV放送の番組収録が行われる予定です。

2013年5月11日

じゃがいも播種終了

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 1:05 PM

難儀していますが急遽畑を変更して圃場が乾燥するのを待ちました。

しかしながらいつまでも圃場は改善されず、諦めて作業を強行した結果こんな状態になりました。

2013年5月6日

馬鈴薯播種真っ最中

Filed under: ジャガイモについて,従業員の話 — 管理人 @ 3:25 PM

降雪で馬鈴薯の播種も一時休止。2日間で9haに種を播いた。今年の従業員を少し紹介しましょう。

Mくんは鹿児島の徳之島出身で実家はじゃがいも栽培農家である。将来跡継ぎも視野に入れて作業を興味深く進める。昨年はじゃがいも価格が安価で大変だったそうですが北海道も同じく安くてあてが外れた。例年より村瀬ファームは30%近く収入が落ちた。収量が良くなかったせいもあるが・・・。Mくんの実家では手作りのじゃがいも播種機を使っているそうで、使用していない4畦の全自動カッティングプランタをあげるよと話した。

台湾のHくんは沖縄県の沖永良部島でボラバイトでじゃがいもの収穫作業を手作業でしていた。歌でもあるように「北の端から南の端まで素敵な夢を届けます・・・」北と南のじゃがいも農家で働くことになり今年は南のジャガイモ栽培の情報が得られることになった。村瀬ファームの従業員は沖縄など南から働きに来る若者が多く、また村瀬ファームから南に働きに行く若者も多い。雪のある風景と温かい雪のない南の風景の両極端を見たいのである。

2013年5月4日

じゃがいも播種始まる

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 12:55 PM

今日はケール移植班3名、ビート補植班5名、じゃがいも班6名の3班で作業をする。午前中は中国実習生がじゃがいも班で全自動カッティングプランターの機械に乗る。午後からは台湾の二人が交代して機械に乗る。昨日よりはかなり暖かく快適とはいかなくても作業日和だ。ウペペサンケ山系では白くなっているので雪が降っているようだが。

雪室に貯蔵する「キタアカリ」「メークイン」から播種を始める。ことしは18haに「男爵」、ポテトチップス用「きたひめ」の4種類を播種予定している。

ここの圃場は長さ540m、幅190m、面積約10ha.

2013年5月1日

村瀬ファームウェブショップをオープン

このたび村瀬ファームウェブショップをオープンしました。

昨年9月に収穫したじゃがいも「きたあかり」を電気などを一切使用しない自然エネルギーを利用した雪室で8ヶ月間「雪室低温熟成」したじゃがいもを販売します。

是非一度ご賞味ください。

2013年4月22日

東大雪アウトドアーフェスタ in 札幌ファクトリー

Filed under: ジャガイモについて,家族の話題 — 管理人 @ 11:24 AM

長岡さんがプロデュースする帯広美人時計の司会進行で息子夫婦がステージデビューする。村瀬ファームを宣伝してくれました。

然別湖ネイチャーセンターでは特設プールを設置して無料カヤック体験を実施。

snow peak社の新製品のコンテナに盛り合わせて同時に販売。持参した800キロの雪室貯蔵のじゃがいもをほとんど売り切ってきました。

急遽、鹿追町ワーキングセンターに協力を頂き試食用のじゃがいもを真空パックをして、一日がかりで25キロほど調理した。

試食のたびに『甘〜い』の声をたくさん聞きこちらもうれしくなりました。札幌(都会)の方は5個〜10個買う方が多い。2日間で約300人のお客さんに買っていただきました。帯広のように箱単位で買う方は少ない。

 

2013年4月20日

初の雪室貯蔵じゃがいも外販

Filed under: ジャガイモについて,家族の話題,従業員の話 — 管理人 @ 10:53 PM

札幌ファクトリーにて雪室低温貯蔵じゃがいもの販売1日目を終了。搬入したじゃがいもの4割程度を販売できる成果を上げれました。

今日(土曜日の午後9時半)に自宅に帰宅して、明朝8時頃8人の従業員を連れて再出発です。疲れましたが残された後一日頑張ります。

新人従業員の初仕事は札幌でのじゃがいもの販売でした。予想以上?に一生懸命試食の勧誘等してくれて感謝、感激。明日日曜日に搬入した『じゃがいも』が残るかもしれませんが頑張りたいと思います。

2013年3月30日

種芋の運搬と貯蔵

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 12:03 PM

排出口付きコンテナで農協種芋貯蔵庫から引き取って来ます。一つのコンテナに25〜28俵前後(1,3トン)入っています。

今日は加工用(ポテトチップス用品種)『きたひめ』200俵をビニールハウスに貯蔵する。きたひめはホクレンが育種した品種で目が浅く粒が揃った多収の品種です。火山性壌土では早期倍土するとL玉が多く揃い歩留まりが良く早期倍土に適した品種です。

外気温がー5℃前後になるため当分の間ビニールハウスでブルーシート等を被覆して保管をします。これから男爵440俵、キタアカリ60俵が4月15日頃まで順次引き取りにいきます。4月の10日頃になると気温も暖かくなるため外の広場に置けるようになります。昨年は寒かったので種芋の凍結で苦労した農家があったようです。毎年なんですが・・・

2013年3月29日

芋用段ボール箱できあがる

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 7:35 PM

オリジナルの芋用段ボール箱が完成した。村瀬ファームが印刷された箱は初めて製作したが思った以上にいい出来映えだ。

帯広市のM社さんに製作をお願いしていた。5K用で40円、10K用で64円だそうである。写真入りで2色刷りとしては安価だと思う。今後ネットショップ開設に伴い利用する計画です。

 

2013年3月6日

雪室へ雪の補充と洞爺湖サミット

雪がほとんどなくなっていた雪室へ50トンほど補充を完了する。雪室内は1〜2度Cに保たれています。貯蔵しているジャガイモはきたあかり、男爵、メークイン、はるか、シャドークイーンなど10トン前後あります。

4月より『雪室熟成じゃがいも』として市場と村瀬ファームネットショップで販売する計画です。

今年は豊富に雪があるため奇麗な雪を搬入することができた。この白い雪も溶けてくるとゴミだらけの黒い汚れた雪に変化します。

今年の正月に元営林署に勤めていた叔父が真顔で話し始めた。この雪室をはじめたのは私なんだよ!えっと返事をしてしまった。ロシアの生物学者イヴァン・ヴラジーミロヴィッチ・ミチューリンによるヤロビ農法からヒントを得たそうだ。初めて聞く人物だったので興味深く聞き入った。

最初は苗畑で樹木の苗を生産していた関係から残雪を利用して山中の雪の中に苗を貯蔵したそうである。成育を促したり開花時期を自由に調整(春化)できるようになった。2008年北海道洞爺湖で行なわれた第34回主要国首脳会議(通称洞爺湖サミットG8)でこの技術が利用され7月なのに桜の花を咲かせて各国の代表を迎えたそうである。まったく知らなかったので感嘆するばかりだった。

日本での雪室の創始者が叔父だとは驚きだった。この技術に対して林野庁長官賞か農林水産大臣賞?を頂いたそうです。現在は農産物貯蔵に利用されていることに喜びを感じているようでした。ルーツはロシアですか・・・。

2012年12月3日

ポテトハーベスターを考える

Filed under: ジャガイモについて,農業機械の話 — 管理人 @ 3:35 PM

鹿追町とJA鹿追町による鹿追単独のオフセットポテトハーベスター助成事業が始まって2年目を迎える。おそらく北海道では鹿追だけでしょう。初年度は6台が導入されたそうで、Top-1が4台でグリメが2台のようです。2年目はTop-1が5台でグリメとサンエイで2台計7台の申し込みがありそうだとの情報。

東洋農機Top-1やグリメ、サンエイなどのサイド掘りハーベスターを購入すると200万円を鹿追独自に助成をしてくれる。機械価格はそれぞれ900万円、1400万円、1200万円位するそうです。条件は至って簡単でジャガイモの面積を過去5年間の栽培した平均を3ha増反すれば良い。つまり毎年60aづついつもより多く栽培すれば良いことになる。他の町村の方々は鹿追って何でいつも進んだことができるのか教えてほしい、っと嘆かれる。『鹿追の組合員になれば!』と言ってみるが簡単なことではない。

また古いハーベスターを1*0万円くらいで下取りをしてくれるので実質600万円位で購入することができる。他のディーラーもトラクターとセット販売などして安く提供するところもあるようです。鹿追の農家にとっては願ってもないチャンスなのは間違いない。

村瀬ファームも2台目を検討中で消費税が8%になる前に購入しようと計画。条件として畦またぎができること、タイヤを1軸3輪(2輪は販売中)にすることを要望している。つまりサイド掘り、通常掘り兼用機種を希望している。

10年以上前に東洋農機7型(ウルトラセブン)で20インチ(15インチは発売済み)タイヤの1軸4輪を製作してほしいとお願いしたことがあった。しかし開発に経費がかかる、構造上問題がある、第一コンベアーの角度がきつくなるなどの理由で断られた。東洋農機の開発部門では農家の人では絶対できないだろうと言われたが、そこでめげない村瀬親子はMF135トラクターのフロントアクスルを利用して1軸4輪を2ヶ月で製作してしまった。少々耐久性に欠けますが未だに現役で頑張っています。その2年くらい後に商品化されて発売された。村瀬ファームも1台購入させてもらい次の年にTop-1も購入する。

長所は悪条件でもタイヤが沈まなく安定性がある。畝またぎもできるため作業員が不足する時も色々対応できる。家族労働で高速作業ができるなど。

短所はステアリングの切れ角が小さくなる。機械を改造しなければならない。悪条件にならないと威力が発揮できないなど。

 

2012年10月6日

修学旅行生ジャガイモ掘り体験3

最後の修学旅行生が神奈川県より来てくれた。あいにくの台風の影響で大雨に見舞われ雪室内でジャガイモの箱詰めとなった。

畑で体験すると1時間半の時間を要する。今回はあまりにも時間に余裕があるため苦肉の策?としてジャガイモの重量当て選手権を行った。賞品は「柳月」のお菓子を贈る。ついでに?じゃんけん選手権も行う。また恒例になった従業員の年齢当てクイズはおもしろくてやらざるを得ないことになった。

悪天候のため15名の従業員全員で体験をサポートした。

全員揃ってバスをお見送り。O高校の先生に帰り際「こんなに良くしてくれる体験農場はありません!」と喜んでくれました。

この言葉を大切に胸にしまい込んで来年も頑張らねば!と思った。

2012年10月2日

修学旅行生のファームスティ

Filed under: ジャガイモについて,農場生活について — 管理人 @ 9:03 PM

昨年より受け入れが始まった修学旅行生のファームスティがあった。今回は大阪の高校生を受け入れた。農作業体験の前に自家菜園の熟したトマトを試食する。甘さに驚きの声が。

あいにくの雨でポテトハーベスターでの体験はできなかったが手で掘ってみました。大きなじゃがいもがごろごろ掘れてご満悦でハイ!ポーズ。さっそく掘れたじゃがいもでフライドポテトを揚げてみました。

揚げたてのポテトをお土産にハグでお別れをした。

2012年9月10日

手掘り隊が畑のなかを行進

現在、3台のポテトハーベスターでジャガイモを収穫しています。最新の東洋農機Top-1はサイド掘りタイプのため最初は畑のなかに入る事ができません。防除畝を4本(3m)ジャガイモを植え付けしていないとすぐに掘り取りが可能ですが・・・

防除畝を作付けしないと約1割近く粗収入が減収します。何度計算しても隙間なく畑は利用した方がお得です。

よって隙間なくジャガイモを植え付けしているため大型機械が入れません。ある程度畝の最初の部分を手掘りしてトラクターが入りやすい状態にします。

傷がついたり規格外の芋が多少ありますが畑を有効に使用する事が大切だと思います。

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これが東洋農機TOP-1の掘りとり。鹿追ではサイド掘りハーベスターを導入するとJA鹿追町から100万円、町から100万円あわせて200万円が助成されます。条件は5年でジャガイモの作付けを3ha増反すれば良い。あまり無理な条件ではないので導入を考えていた方は願ってもないチャンスです。村瀬ファームはもう1台増車するか検討中。5年間の猶予(補助期間)があるのでゆっくり考えましょう。

今朝の週間天気予報で晴れのマークが消えた。これだけ晴れ間が続くと必ず恐れていた曇りと雨が続く天気になる。ジャガイモはあと11ha残っているが1週間はまともに掘り取り作業ができないだろうと思う。

2012年9月4日

十数年ぶりに修学旅行生の受け入れ

Filed under: ジャガイモについて,体験付き修学旅行 — 管理人 @ 8:26 AM

以前受け入れをしていた修学旅行生のジャガイモ掘り体験を十数年ぶりに行った。

今回は神奈川の高校生を1クラス受け入れした。すっかりマニュアルを忘れて最初からの出直しとなる。

挨拶の後、村瀬ファームの説明。ケール、ビートの作物を見せての説明とクイズの出題。その後、客室乗務員よろしくジャガイモ掘りの手袋、靴カバーの装着方法などを3人のスタッフと実演する。

生徒さんたちが実家に送るジャガイモ10キロを掘り箱に詰める。

最後に男爵芋の塩煮とよつ葉牛乳の試食と試飲で終了。

 

2012年8月28日

ジャガイモ掘り取りがスタート

Filed under: ジャガイモについて,農産物の収獲作業 — 管理人 @ 9:14 PM

例年より3日遅れでジャガイモ(品種、男爵)の収穫作業が始まった。今年は小粒傾向ながら収量はまずまずといったところでしょうか。

掘り取り作業は10万円の中古ハーベスターを買って東洋農機3台(3班体制)で取り組んでいます。しかし、半分の従業員が初めての作業となりゆっくり慣れるまでスロウなペースで進んでいます。

本日は午前8時から午後2時半までケールの収穫。その後3時頃から5時半までハーベスター3台でジャガイモの収穫でした。

これから10月初旬までこのようなスケジュールで掘り取り作業が進行します。

1コンテナ1・2トンを一度に10個単位で出荷します。JAがチャーターしてくれたトラックでJAの貯蔵庫まで搬出します。

2012年5月31日

ジャガイモの早期倍土がやっとはじまる

Filed under: ジャガイモについて,畑の様子 — 管理人 @ 9:41 PM

遅れに遅れていたジャガイモの植え付けが終わり倍土作業が始まった。早期倍土作業が6月にずれ込むのは初めてだと思います。と思っていたらH22年度もほとんど6月にしていました。

農業雑誌『ポテカル』Nさんの取材があり初めて倍土作業を見学したそうです。意外な言葉を聞いてびっくりしたのでした。13人の従業員とともに休憩をして懇談しました。

2011年5月31日

馬鈴薯の早期倍土はじまる

Filed under: ジャガイモについて,畑の様子,農業機械の話 — 管理人 @ 11:26 PM

昨年より5日早く馬鈴薯の倍土が始まった。萌芽がはじまり倍土の適期となっています。土が湿気っており機械に負荷がかかっています。

ここの圃場は畝の長さ298m、幅201mの台形型で面積は約4.2ha 使用トラクターヰセキTJ−105

ベーゼリーロータリーリッジャーは砕土性に優れ、石に強いタインは7年使用してもわずかしか摩耗しません。またステンレス製のカバーは石が当たるとへこみますが、ある程度へこみが自然にもどります。しかしこのステンレスに穴をあけようと電気ドリルで挑戦しましたが全く国産のドリルでは歯が立ちません。柔らかい上に堅い!このような材質は国産では存在しません(というよりも高価になるため使用しないのかもしれない)。日本より優れた技術は海外にたくさん存在します。倍土板のスリックとクラッチ板(クレーム)を交換しただけで対石用タインは7年でほとんど交換していません。柔らかく土を盛り表面だけを締めているので風雨にも倍土の形は崩れずらくなっています。

ヨーロッパでの長いジャガイモ栽培で培われた技術はまだ農耕民族として歴史の浅い日本では追いついていない状況です。

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