7月7日、8日と北海道では熱中症警戒アラートが発令された。予想最高気温37℃と危険な暑さのため臨時で休みとする。この2日以外でも午前中に仕事を終わるなど対策をしている。
夜間は涼しいので町商工観光課、商工会などの主催するテント村には喜んで参加する。主催者の私的発表では1000人前後が参加しているそうで、鹿追町の人口が約5000人なので5人に一人が参加している計算になる。凄いことです。
会場ではこれから海外発信する『鹿追な人』の地域おこし協力隊の取材を受けた。当農場は常にワーキングホリデイを利用して多くの外国人が働きに来ている。(今までに15年ほどで約200人)なぜここを知ったのか? なぜ来たか? 働いた感想は? 鹿追町の魅力は?などの質問ではなかったかな。彼らはここに来る前は観光地(ゲストハウス、レストラン、スキー場など)で働いていたので、農場の生活も体験したいという希望で来ているメンバーが多いと思う。大学の農学部を卒業しても、農場の作業などの経験は少なく初めてと言って良い体験になる。
朝8時から540Mの長さの畑で草取りをするときは『見えない畑の先を眺めてため息をつくこともあるだろう。』しかし、休日には楽しい旅行、食事会などがあるので『頑張ろうとする意欲』を掻き立てるようにはしている。夜になると元気が出る若者である。台湾では『夜市』が何処でもあり、簡単に食事を朝、昼、晩と摂ることが習慣なっている。農場では『自炊』しなければならないのである程度料理を覚えて帰ることが可能。わずか一年の経験が人生に与える影響は大である。
ある日は富良野ラベンダー、青い池に若者だけで社員旅行に出かける(社長は資金提供して仕事です・・)。毎年恒例の訪問で暑さは関係ないようだが、遊んでいても暑いですね・・・。
7月14日より加工用キャベツ(スーパー、コンビニ、餃子の千切りキャベツの原料)の収穫が始まる予定なので、急ピッチで2台の収穫機の整備をする。すべて可能な限り自分たちで修理、整備をする。一年でベアリングなどが錆びるので交換する。ディーラーに依頼すると100万円単位の請求があるので頼めません。よって機械の構造、トラブルの対応などを知る上でも自分たちで能力を向上させなければならまい。
ナット、ボルトの緩める、締める方向から指導する。時計回りは『締める』この基本を何年経っても覚えられないので、ネジ山をダメにしたり、取れてしまったりが頻繁に起きる。根気よく教えるしかない。時計回りは『閉まる』と毎回のように言っている・・・。
今年は機械トラブルの『連絡』が少なくなることを祈りたい。


