生食用キャベツの雑草が目立つようになり、手取り除草が始まる。ワーキングホリデーで参加の外国人はもちろん初めての作業である。除草機で軽く培土をしてから株間付近を除草する。除草鍬(通称ホー)を使用してキャベツの下葉の下に隠れている雑草を取り除く。畝の高い部分を削り取るような作業が8月まで続く。
生食用キャベツの雑草が目立つようになり、手取り除草が始まる。ワーキングホリデーで参加の外国人はもちろん初めての作業である。除草機で軽く培土をしてから株間付近を除草する。除草鍬(通称ホー)を使用してキャベツの下葉の下に隠れている雑草を取り除く。畝の高い部分を削り取るような作業が8月まで続く。
大豆播種が終了すると、遅れていたじゃがいもの培土を昨日23日より始める。連日の真夏日のなか、急に萌芽を始めたじゃがいもが出てきた。
朝4時から午後7時まで15時間連続で息子と交代しながら培土作業を急ぐ。明日雨の予報なので、親戚の応援を仰いでトラクター2台で作業を進めたが、親戚のローターリーカルチが故障してしまった。畑の石と土壌の硬さでチェーンが切れたようだ。しかし明日はあまり降雨量が少ないようで安心した。
除草剤のシーズンを迎え朝早く目覚めるようになる。目は覚めるがなかなか体が起きてくれません疲れていますね・・・。
最近は風が弱く小麦の除草剤散布を済ませ、2回目のビートの除草剤散布を予定していたが風が強いのでブログ更新に切り替えです。そんなことより仕事優先ですね・・・。
昨日最高気温30度を超えるなかやっと大豆播種が終了する。最後の1haは枝豆用の大豆を試験播種した。特別栽培契約ではないが、えだ豆ではなく他の用途に販売するようである。
本日の予想最高気温は33度Cと暑くなるので休日とした。縦に長い日本で北海道が一番高い気温になる。沖縄より暑いのです。
除草剤効果などを発揮させるため大豆播種後は鎮圧をします。大地は乾燥して凄まじい砂塵(土埃)が舞う。風より早くトラクターを走らせないと呼吸するのに苦労する。お母さんに担当してもらいましたが気の毒な作業なので感謝です。
コテージ前のチューリップは色鮮やかに咲いている。S29年に父親が建築したコンクリートブロック製の住宅で築60年が経過している。当時は地域の人達が協力しながら建てたそうである。
断熱材もなく寒い住宅だったが25年間使用した。居間に石炭ストーブがひとつあるだけで、冬には-30度になると暖房のない自分の部屋はプラスの気温にはならなかった。それが当たり前な時代だったので何も不満はなかった。当時は藁葺き屋根の住宅がまだ存在していた頃で、ブロック住宅は近代的で高価な建築であった。
資金不足からか2階はついに完成しないまま現在まで至る。息子の手によって従業員住宅、コテージとして3部屋を完成されることになった。おそらく60年前はこのように利用されとは思わなかったであろう・・・。
約24年ほど牧草畑で使用していたが、だんだんと水はけが悪化していた。昨年、暗渠排水工事で溝を重機で掘ったところ、停滞水が集まって流れだした。土木業者さんがこれを見て、こんなひどい畑を工事するのは初めてですと言われた。底なし沼のような場所もあり『これで畑になるのか・・・』と心配はしていた。
今年の春には一部畑にならない場所があるものの、石を拾って大豆を播種することができた。暗渠排水が徐々に効果が現れて年々乾燥してくることを祈りましょう。
お金もかかり、石拾いも大変だったが、2.8haの畑が再生された。砂利暗渠の威力は凄まじい。道からの補助金がなければお蔵入りとなった可能性もある畑でした。感謝!
じゃがいもの播種が終了すると大豆の播種が始まる。株間は7・5㎝の1粒で播く。12haを播種する予定だが、種子を間違って半分で注文していたので、慌てて追加注文をすると、十勝農協連に在庫があり何とかギリギリ間に合ったようである。
約2週間かけてじゃがいもの播種が終了する。24haの予定だったが22haほどで種芋が枯渇。無念のリタイヤとなった。
じゃがいもの播種後にはまたこんなに石が浮いてくる。ここの圃場は整地前、整地後、播種後の3回に渡って石拾いの作業をする。それでも次の年同じぐらい石が出てくるが、年々少しづつ減少してくれる。こんな畑が10haほど所有しているので地道に管理していきましょう。
150間270m進むのにバケット2杯あります。大豊作です。時には積み過ぎてトラクターの前輪が宙に浮くこともある。
3年前の1シーズン、村瀬ファームで農業体験をした『ken』が帰ってきてくれた。北海道を中心に言の葉アーティストとして活動中で、農業とは違った分野で活躍するkenの姿に躍動感を覚えた。
鹿追で是非披露してもらうことを約束した。
強風が吹き荒れた翌日は静かな朝を迎えた。しおれかかった葉は痛々しいが何とか生き残ってくれた。成育の悪い苗は枯れたが、淘汰されたのでそれほど問題はない。
5月11日、乾いた大地に大粒の雨が降っている。強風に叩かれた葉は白く変色している。しかし、茎と根がしっかりしているので徐々に元気を取り戻してきた。もう心配はいらないでしょう。じゃがいもの播種は後9ha位残っているが、種芋のサイズが大きいので予定の面積に到達できそうにない。大豆でも増反しますか。
午後6時、4月25日定植した加工用キャベツの惨状です。朝から吹き荒れた強風は少し弱くなったものの、依然として強い。このまま夜間も強いとかなり枯れてしまうキャベツがありそうである。
4月23日播種した直播ビートの方は葉先が茶色に変色しているが大丈夫なようだ。本来であれば今日一斉に発芽するところだが、危険を察知したビートは地面すれすれでかがんでいる状態。作物は低温や強風を事前に察知すると発芽するのを一時停止することができる賢い植物である。ただ発芽してしまうと引込みが効かないので天災に見舞われることになる。
町内では数十haの直播ビートが風害を受けて再播しなければならいそうである。ホクレンより電話があった。『村瀬さんビート畑確認しましたか?』『えっハイ!一部ですが・・・』ひょっとして再播かな?と思ったが・・・。『再播までは被害が無いですね!』と一瞬ドキっとしたが安心した。良かった。キャベツも葉はかなりダメージを受けたが芯まで枯れているのはわずかで、補植で解決でそうである。
十勝の大地は物凄い風が吹いている。4月24日定植のキャベツ畑は飛んだ土の嵐に見舞わられている。隣の直播ビートは4月24日播種でまだ発芽しておらず何とか無事のようだが・・・。
写真の4月23日午前中に播種した圃場は、ぼちぼち発芽を始めた。かなり危険な状態である。どうすることもできないので右往左往するだけである。
強風で曲がってしまった加工用キャベツ。定植してから2日目で側根が元気に育っている。干ばつには強いが風と霜には弱い。さて今日の強風はどんな結果をもたらすか。祈るしかない。
キャベツの定植前の培土に活躍しているのが小橋ロータリーカルチ。このままでは培土が高いのでたる木を引いて表面を均しながら低くしていた。
鉄工場に依頼し200mmのエスロンパイプで鎮圧機を制作した。程良い鎮圧で表面も平らになりすこぶる調子が良い。ただ土が湿気っていると意外とパイプに土が付着するので、スクレイパーを装着しなければならないことがわかった。暇を見て自作することにしましょう。
さて、本題です。20年以上使用しているロータリーカルチなのであちこちガタがきている。ロータリーのフランジのナットが緩んで圃場に落ちることもある。培土をしてしまうのでどこに落としたか探すのに苦労する。そこで7〜8年前くらいだろうか金属探知機があれば発見することができるだろうと思い輸入品だが購入した(価格16000円位)。専属の電池式だが未だにバッテリーが優れていて動いてくれる。深さ30cmくらいに埋まっていても感知する能力がある。農薬の袋にも反応するので優れ物だ。
今回はお母さんに使用方法を教えて探してもらった。すると物体を落とした畝は判るので集中的に検知すると、あっという間にフランジは発見すことができた。また諦めていたボルトまで発見でき、金属探知機の威力をまざまざと見せつけられた。今までキャベツ用包丁、ボルトナット類、作業機の部品などの回収に活躍して感謝です。
5月1日よりジャガイモの播種が始まる。まずはポテトチップス用品種『きたひめ』から始まり、生食用のキタアカリ。メークイン、男爵と順番に約24ha播種する予定。さあ頑張りましょう。
農協では種芋をサイズ別に玉わけ区分して販売をしている。主に一番高価なM,L玉を使用しているが、L玉以上になると300軒(540m)の畝を往復することが困難でM玉と半々に混ぜながら使用している。最初から混み玉でお願いしたいくらいである。L玉だとプランターのタンク内で空洞になり、写真のカップに乗ってこないことが頻繁に起こる。種芋の自動供給装置を装着するか悩んだが・・・。
このカップに2個乗ってくると半分に切るカッテイング装置に不具合が発生して株間が一定しないこともある。種芋がはじけたりしてローラーなどに挟まり不具合が発生することもある。株間の正確な播種は収量にも影響してくるので人力で1個にするのが良いように感ずる。
総合的に判断して、種芋は希望者へ混み玉でも販売してもらいたい。
4月26日定植した加工用キャベツは、27日朝の強い霜、29日の15㎝の積雪にもめげず元気です。
マレーシア、台湾からワーキングホリデーで参加の皆さん、キノピーが準備したたこ焼きを生まれて初めて焼いて食べる。
興味津々でよってたかって『丸くならない』とか『焦げてしまった』とか大騒ぎで焼いています。おのおの好物の材料を乗せて(チーズ、キムチ、ソーセージ)おいしいとたこ焼きだけでお腹いっぱいになっていた。大阪ではたこ焼きをおかずにしてごはんを食べるそうだが・・・。北海道ではたこ焼きしか食べません。慣れていないのかたこ焼きがおかずになるのは考えられない。
ある日の夕食。台湾料理で一番大好きな『牛肉麺』を作ってあげた。台湾のお二人は約半年ぶりに牛肉麺を食べたそうで『超美味しい!』と言ってどんぶりに3杯ほどおかわりをしていた。本当に美味しかったらしく満足な顔をしていた。マレーシアから来ているアーシャは宗教の関係で牛肉が食べれないので豚肉で別に作る。