12月4日圃場に堆積していたビートの出荷日に合わせて、被覆していたシートをたたむ。積雪もなく簡単にシートを剥がすことができた。実はビート栽培は今年が最後になる。長年栽培し、農場運営に貢献してきたがついに終わりを迎えた。来年からは大豆、長芋の前作に緑肥を導入する計画である。ビート生産実績、直播栽培町平均10a当たり5540キロ、糖分13.7%、移植栽培6680キロ、糖分13.3%と両者の差は1トン強であった。
豊作で収穫に苦戦した長芋は、約750基をJA の予冷施設に搬入する。JA川西グループでは昨年産の売り上げは、初の80億円を遥かに超えて史上最高の売り上げを記録する。栽培農家、面積が減少しているなかでの好成績を得たのは大きい。長芋の年内仮渡し金は1キロあたり100円、1トンあたり10万円になり、本清算は翌年8月に行われる。
今年の長芋は長くて太いため折れたり、傷がついたりと収穫には抜きずらくて四苦八苦した。豊作のため収納コンテナが予定より不足して強制的に収穫作業を終えることになった。今年100基を注文したが1基あたり(3年前)23500円だったのが、31,000ほどに値上がりしていた。