2016年1月30日

ウインドウォシャー液には注意しましょう!

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 10:42 AM

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**で自動車共済や貯金など新規加入をすると生活必需品をいただける。タワシ、洗剤、台所用品等種類は様々なもので重宝している。

今回はウインドウオッシャー液を頂いた。さっそく愛用車に液を補充しようとしたところカチンカチンに凍結している。写真右は従来のホクレン製品で-40度まで対応できるが。写真左の今回の代物は説明文を見ても「ー温度」に対応とは明記されていない。これを補充していたら確実にタンクが凍結で破裂していたでしょう。

厳寒の北海道での販売は注意したほうがいいですね。安かろう悪かろうの時代は終わっていたはずなのに・・・・。多少なり価格が高くともホクレン製品を使用しましょう。

2016年1月26日

富良野GROUP『屋根』30日幕別町公演

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 12:31 PM

top2016c脚本家倉本聰さんが率いる劇団・富良野GROUPが今年も十勝・幕別町にやってくる。地元帯広出身者と鹿追での生活体験がある(共に松本さん)がキャストをつとめる。松本さんのご両親が農場の隣に住んでいる関係から、昨年初めて富良野GROUPの公演を幕別で観劇(感激)した。

劇のあらすじは開拓から太平洋戦争前後の農家を舞台にしているそうである。戦後、北海道の農業はアメリカ型、ヨーロッパ型の農業を取り入れ大型化してきた。近年は数億円の資金を投入して酪農、畜産施設を建設し、300頭〜1000頭搾乳を可能にした大規模なメガファームが誕生している。まるで工場で生産されているようである。畑作では大量の農薬、化学肥料を投入し、農作物を生産する経営形態には、消費者を含めて考えなおす時期が来ていると考える。もうすでに十勝の農業はヨーロッパの経営規模に匹敵しているだろうが、本来の農業の姿はどこかに忘れ去られたような気がする。こんなことを踏まえて『屋根』の上演を楽しみにしている毎日である。

私が中学生まで『ポポ』と言う名前の道産子の馬を飼育していた。彼女は畑起こしから除草機、収穫などの農作業を近代的なトラクターが登場するまで、農場に貢献した道産子の馬である。昭和30年代にジープやトラクターが出現して彼女たちの役目は終焉を迎えた。それまでどこの農家も住宅と馬小屋が同じ『屋根』の下にあり、家族同然の生活を送っていた。

小学生の頃、彼女の子供だと思うが『2頭も馬は必要ない!』と売られていったことを思い出した。馬の目は可愛らしい優しい眼差しをしている。『ポポ』はもう年老いたおばさんで、背中を丸めて優しい目から涙を流して見送ったように見えた。牛馬の取引をする『馬喰郎さん』(家畜商)が来ると、ポポも売られることを察知して落ち着かなかった。経済観念もない私達は何としても売却を断念して欲しかったが、抵抗するすべがなかった。この時ほど馬喰ろうさんが憎く感じたことはなかった。

ポポの鼻筋を撫でるのが楽しみで馬小屋に行った。今もポポの暖かい温もりのある鼻は忘れられない。ポポもやがて知らない間に消えていて、両親に行方を聞いても教えてもらえなかった。優しくしてもらった飼い主には、死ぬ間際に最後の挨拶に来ると聞いたことがある。それは何キロも離れたところからも来るそうである。それは馬にかぎらず、魂のある動物(犬、猫等)なら経験はあるのでありうる話である。

時代は繰り返すというが、近い将来、馬で農業をすることになるだろうか・・・。中学校の時(S45年頃)、大雪で車が使用できずポポが引く馬橇で5キロ離れた瓜幕中学校に通った事があった。いっその事、せめてもの抵抗で馬ソリを観光客に開放でもしようかと考えている。子供でも2本の手綱を操ることができ楽しかったことを思い出す。このことをカミさんに話したら『フン!』と嘲笑されたのだった。『誰が馬の世話するの!』ごもっともです。はい・・・・・

現在、行者にんにくを従業員が屈んで収穫作業をしてる。立ち上がり背中を丸めて歩く姿が『ポポ』に似ているとふと思った。失礼だが彼女はポポの生まれ変わりかもしれないと感じた・・・。

2016年1月23日

毎日100パック出荷を目指す行者にんにく

Filed under: 行者にんにくについて — 管理人 @ 4:29 PM

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朝8時から作業開始する。最低気温はマイナス3度Cから-20度C位の事もある。作業開始1時間前から廃油ストーブを焚き、お湯を沸かしながら従業員が来る前にビニールハウスを暖める。

まず作業として約3週間前に伏せ込み芽吹いたものを選別してピックアップします。白く発根したものは元気がありハカマ部分がすんなりと取れます。ハサミを使用して根を切断して洗浄しながら、薄皮などを取り除く。

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乾燥させてから太い製品になるものだけ出荷をする。1週間に5日程出荷作業を行い札幌の市場で競りを受け、札幌近辺のスーパー、デパート等で販売される。1月から3月上旬を目指して作業はつづく。市場の要請を受け、毎日少しずつ長く出荷できるように栽培を心がけている。

2016年1月20日

in Taiwan  突撃!となりの晩御飯 嘉義編

Filed under: インターンシップ,趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 10:24 PM

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台湾南部の屏東大学での懇談会を終え、次の訪問地新竹市に向かう。まず新幹線に乗車する前に『突然お宅訪問!』を強行する。

昨年インターンシップで農場に来ていたエンレイの両親に会うことになった。同行しているJ/Jに通訳と電話連絡をお願いしてアポ無し訪問が実現した。日本語、片言の英語、台湾語の3ヶ国語ごちゃ混ぜで会話する。理解できない時は笑顔だけで済ますこともある。がしかし、理解できるまできちんと聞き直しなどして理解しなければならない。お父さんは近くの大学の非常勤講師をしている。台湾の大学では専門分野になると一般市民が講師となって先生とともに講義をしている。今回の旅行で複数の人に会ったのでかなり頻繁に行われているようである。

屏東駅から電車で台南市を過ぎ、昨年台湾映画『KANO』の舞台となった嘉義市の近くまで足を伸ばす。エンレイのご両親が駅まで迎えに来ていただき、わずか1時間半だけだったが昼食をご馳走になる。美味しかった〜ありがとうございました。牛肉の鍋を頂く。

お父さんから娘の交際について日本語で質問された。「二人は若すぎる!」私は食べてるものを噴き出しそうになった。「お父さんは知っている・・・」その慌てた様子に、日本語を話せないお母さんが英語で「何を話しているの?」興味津々で腕をつかんで聞いてくる。お母さんは知らない様子なので何とかごまかすことに成功する。日本人の彼とは遠距離交際が続いているようだが・・・。塞がりかかっている毛根から脂汗が吹き出た瞬間であった。

KANOクランクインMOVIE     KANO予告編   *映画挿入歌『風になって〜勇者浪漫』

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その後は新幹線で台湾北部の新竹市に向かう。晩御飯は夏休みを利用して農場に来ていた(注1)国立政治大学生ruriのお母さんにご馳走になる。4泊5日の最後の夜を楽しく過ごす。

新竹市は米粉(ビーフン)が有名で、最後の締めに鴨肉が入った米粉麺を食べる。細麺で飲んだあとはラーメンよりあっさり系で美味しい。すっかり米粉麺のファンになった。

1,国立政治大学は台湾次期総統、蔡英文氏が教授をしていた。台湾では偏差値がトップの台湾大についで文系では高い大学である。ちなみに理系は清華大、師範大などある。

 

2016年1月19日

暴風雪&大雪に注意していたが・・・

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 8:54 AM

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昨夜から降りだした雪に注意していたが、以外にそれほどでもなく安心している。積雪は20cm前後でしょうか。多いところでは1時間に3〜5cmの降雪があるとのこと。ここから車で1時間ほどの距離にある帯広空港は56cm(積雪が83cm)の降雪量と、同じ十勝地区でありながら大きな数字の違いがある。

鹿追町は北海道の中心部に近く、海岸線の地域と違って暴風雪には見舞われてはいない。低気圧が道東に近づいているが、雪と風は止んでいる状態である。道東地区の約230校の小中学が臨時休校になりこれからも暴風雪と雷に警戒が必要である。

それでは除雪を始めますか。

2016年1月15日

in Taiwan インターンシップ懇談会開催

Filed under: インターンシップ — 管理人 @ 1:04 PM

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一昨年から始まったインターンシップの提携とともに屏東大学におじゃましている。今回は当該学生により農場の生活風景などの体験談を発表する。後半は座談会形式で気軽に質疑応答を交えて学生たちと話し合いを持つ。前回はあまり質問がなかったが、今回は学生の積極的かつ意欲的な意見、質問がなされた。

例1,住んでいる部屋はどんなところか?

2,休みの日は何しているのか?

3,コンビニまで8キロもあるがどうやって行くのですか?

4,バイクには乗れるのしょうか?

5,私は絶対行きたいのですが選考基準は?

こんな質問がされたが仕事に関係することが皆無で『インターンシップ』は職業体験ですから、仕事などの質問はありませんかと問いかけてみた。彼らは憧れの日本で2ヶ月近くを過ごせることが優先していて、職業体験が後回しになっている。まあ仕方がありませんが・・・。体験した農場の生活を写真などで見ると、楽しい事ばかりが前面に来てしまう。仕事をするということは大変なことだよと説明してもなかなか理解はしてもらえない。まあいいっかあ! いずれにしても 学生たちは日本に来たいようである。国立屏東大学では来年度から学生全員が国内外を問わず、全員がインターンシップを必修化されるそうです。

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通訳は広島修道大学から来ている留学生二人にお願いした。台湾人こぞって大好きな十勝名物『豚丼』を説明するが、この美味しさを知らないのが悲しい。

(注1)台湾の年号は104年とあるが、中華民国が中国で建国されて104年目ということらしい。明日はいよいよ台湾総統の選挙がある。外国にいる方は台湾まで帰国して投票をしなければならないそうだ。日本のマスコミは国民党、民進党いずれの候補が勝っても冷静に報道を展開するとお思うが、もう一つの経済大国がどのような対処をするか・・・。

ちなみに台湾総統候補民進党、蔡英文主席(59)は国立屏東大学がある屏東県の出身である。

2016年1月11日

新春突撃!我家の晩御飯『行者にんにく豚キムチ』

Filed under: 行者にんにくについて — 管理人 @ 6:51 PM

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行者にんにくの収穫でたくさんハネ品が出たので、地元鹿追産タップリの豚キムチ&豚行者にんにくを作ってみました。主食は当農場産大納言小豆のお汁粉。ビート糖を使用するとあっさりした甘みでキムチとの相性も抜群である。

キムチと豚バラ肉と行者にんにくのコラボは最高!これに地酒、北の勝(根室)、金滴(新十津川)、福司(釧路)、男山(旭川)等)を1杯引っ掛けると元気モリモリである。ちなみに昼ごはんは行者にんにくチャーハンでした。

今晩から居酒屋BAR{初音}さんで1日10食限定『行者にんにく辛味噌ラーメン』が食べれます。初音のマスター、+豚キムチ行者にんにくはスタミナメニューの一つになります。よろしく!

2016年1月8日

祝!初出荷、行者にんにく&山わさび

Filed under: 山わさびについて,行者にんにくについて — 管理人 @ 10:04 PM

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行者にんにくを伏せこんでから2週間近く経過すると出荷の時期を迎える。なるべく葉が展開しないうちに50gのパックにして店頭に陳列する。

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しかおい道の駅、Aコープ鹿追店などにて山わさび(西洋わさび)とともに販売を始めた。来週からは本格的に札幌市場などにも出荷する予定。山わさびは1パック100gにてご賞味ください。

2016年1月6日

IN Taiwan 何と言ってもフルーツの宝石箱

Filed under: 趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 12:24 PM

IMG_3011鹿追町でお馴染みのマンゴーは南部が主産地です。

11705378_804875792942991_7640606461153092879_n台湾はフルーツの宝庫である。マンゴー、パパイア、スターフルーツ、パラミツ、パッションフルーツ、ドラゴンフルーツ、ライチ、バナナ、グアバなど種類が豊富だ。写真は釈迦の頭に似ていることから釈迦(ブッダ)、英名はシュガーアップルと呼ばれる。非常に糖度が高くて甘い。一粒づつむしって食べれる。

IMG_2805写真のように完熟していると口のなかでとろけ、個体は柔らかく強く掴むことはできない。甘みが口の中に広がりメロンより糖度が高いかもしれない。種子は有毒だそうでしゃぶらないほうが良いでしょう。ほとんど日本には輸入されていないそうで、温室栽培ではマンゴーより将来性はありそうである。

2016年1月4日

in Taiwan 格安航空券で海外へ飛ぶ。そんなのあり?

Filed under: 趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 9:54 AM

f12ed_226_f65399806d43bb468f92d914fbc3f78d-m毎年、札幌発台湾行の直行便で渡航しているが、1ヶ月前に予約をすると往復で23000円の格安航空券がGetできる。LLCではなくても諸税を含めて3万円台に抑えることができる。この価格で直行便かつ約4時間の空の旅で機内食が1食、飲み物が飲み放題である。(LCCでした)

初めて海外の航空会社を利用した。機内は集められた9名の日本人客以外は中国系のお客さんでびっちり埋まっていた。座席が2列前の40歳前後の上品な中国系女性が、私の方を見ながらCA(客室乗務員)と2〜3回に渡って相談をしている。非常に気になった。もしかしてイビキでも思いっきりかいてしまったか・・・。するとその女性は何を思ったか空席だった私の隣の席に座る。乗務員にワインから始まりビール、コーヒー、ジュースなどを順番に注文する。ひと通り飲み終わると、短い足?を2本揃えて前席のポケットに乗せて眠り始めた。CAも見て見ぬふりをして何も注意する気配がない。

オット思ったが、日本人には考えられないマナーに目を丸くした。写真を撮りたかったがシャッター音で気が付かれたら『何を言われるか恐ろしかったので』断念する。

そうこうするうち、無事に台北に着陸する。逆噴射で滑走路を走りだした頃、一斉にシートベルトをはずす音が機内に響く。席を立って荷物を取り出そうとするお客さんに対して、乗務員が待っていましたとばかりに『座ってください!』と大きな声で叫ぶ。その声を無視する方もいて乗務員が『デンイシャ!』と言って駆け寄る。思わず後部の通路を眺めたのだった。

日本の航空会社では経験できないことを見せつけられ***人の観光客に驚きを隠せなかった。

2016年1月2日

行者にんにくが芽吹いてきた

Filed under: 行者にんにくについて — 管理人 @ 8:00 PM

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12月20日に ビニールハウスに運び入れ(1週間遅かった)、凍結が緩んだ4〜5日後に伏せ込みをした行者にんにくが芽吹いてきた。一度、屋外で凍結させたものをビニールハウスで電熱線などで加温を始める。春が来たと勘違いした行者にんにくが成長を始める。

2016年1月1日

謹賀新年

Filed under: 農場生活について — 管理人 @ 8:43 AM

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謹 賀 新 年

新年明けましておめでとうございます。

昨年は大変お世話になりました。本年もどうぞよろしくお願いします。

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