2022年9月29日

秋播き小麦の播種が終わる

Filed under: 小麦について — 管理人 @ 1:08 PM

9月16日、湿地から優先で秋まき小麦を始める。雨に降られるとと当分の期間、圃場に入れないので。雨水が停滞している箇所は避けなければならない。1週間ほどで綺麗に発芽する。来年の7月末に収穫期を迎える。

20年使用しているフィンランド製小麦播種機3m(ユンカリ)はコールタなどのベアリングはいまだに一個も交換していない。一年に3.4日ほどしか稼働しないので、格納時に高圧洗浄はしないでオイルを全体にエアースプレイガンで吹き付ける。

2022年9月19日

キャベツ収穫機の搬送ベルト&ガイド駆動プーリー交換

Filed under: キャベツについて,農業機械の話 — 管理人 @ 3:20 PM

昨年取得のキャベツ収穫機の重要部分、キャベツを挟んで回転刃に運ぶ下部の搬送ベルト、それを動かすガイドドライブプーリーが摩耗して交換しなければならなくなった。今年は雨の日が多く、小雨の中収穫をしなければならない。湿気があるとベルト類が滑りやすく不具合が生じる。

ベルトのテンションはこれ以上張れずに交換が必要になり、約1日を要して自分で交換する。今回は部品は余らなかった・・・。下部の搬送ベルトは一年もしくは10ha程度が交換の目安となる。プーリーは1年〜2年、10〜20ha程度が目安となる。当社は10ha以上栽培しているのでシーズン途中での交換は勘弁してほしい。摩耗が早すぎます。

摩耗したプーリーは上側のテーパーが摩耗している。ベルトはヒビが入るまで使用したいがその前に磨耗の方が早い。最後の写真はクボタ汎用コンバインの割プーリーで、内径の幅を摩耗に合わせてボルトで調整できるようにしている。この装置にしてくれれば4〜5年は使用可能ではないか。広域の農協(農協連)で製作していただきたいとJAが要望しているが、実現できないそうである。資材等、生産費が高騰している中で修理代や機械の構造の理解等のために自ら修理することが必要不可欠ではないでしょうか。

馬鈴薯の収穫はあともう少し(3ha)までになる

Filed under: ジャガイモについて,農業機械の話 — 管理人 @ 1:05 PM
    1. 8月26日から始まった馬鈴薯の収穫は終盤を迎えた。13haの生食用「男爵」が終わり、ポテトチップス用の品種「きたひめ」5haに切り替わる。加工用キャベツの収穫と並行しながらの作業なので、1日農業バイト(Daywork)や派遣社員数名の応援を得て、毎回10名前後で収穫作業をする。
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    3. 2008年製東洋農機Top-1は15年目を迎え疲労が蓄積してきた。40g以下の小玉の芋が収穫機から溢れるので原因を探る。最終にじゃがいもが運ばれてくる選別コンベアーが原因だと突き止める。ロッドを被覆しているゴムが長年の作業時間のため徐々に片方にずれて、隙間が生じていた。主に小玉が乗ってくる場所なので症状が顕著に現れていた。
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    5. 新品を注文しようとしたが・・・待てよと思い、二十万円の出費を節約できないかじっと眺めて考える。ひらめいた!コンベアーを反対に取り付けると解決することを発見。石取りロッドも反対に取り付けたら問題なく作動した。数年は大丈夫でしょう。ヘクス皿ねじがサビなどで緩みづらいので専用工具を自作する。
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    7. そういえば以前鉄ロットに後付けできるゴムがあったなあ。どこを探しても見つからないので諦める。灯油の燃料ホースを1本おきに接着剤で付けるのも有効。接着剤を使用しないと簡単に取れてしまうので。今まで何度も新車を買おうと思ったが・・・・1600万円するそうでとても買えません。だがそろそろだなとは感じている・・・・。
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    9. 2013年製(写真3枚目)はまだ10ミリほどズレている程度なので問題ない。
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    11. 今年の収穫序盤は雨の影響が多く、軟弱な土壌にトラクターが動けなくなる農家が続出した。しかし、クローラートラクターは威力を発揮してスイスイと進むことが可能だった。こんなことは5年に一度くらいでしょうか・・・。クローラーで良かったと思うのは。



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