12月31日、午後4時、気温ー6℃、⛄️雪がしんしんと降っている。畑に眠っている長芋は喜んでいることでしょう。これから寒さが厳しくなっていく前に暖かい布団になる大量の雪である。金額にして1500万円ほどになるので、凍結して破棄されるか、無事に残るかでは天と地の差になる。・
12月31日、午後4時、気温ー6℃、⛄️雪がしんしんと降っている。畑に眠っている長芋は喜んでいることでしょう。これから寒さが厳しくなっていく前に暖かい布団になる大量の雪である。金額にして1500万円ほどになるので、凍結して破棄されるか、無事に残るかでは天と地の差になる。・
ホクレンが設置している凍土測定器を覗いてみた。約20cmとほぼ平年並みのしばれ具合。積雪は僅かに数センチ程度で、ないよりはましである。春ぼりに残した1.5haの長芋は寒さに震えながら耐えていることでしょう。凍結から守るため最大限の防止策を施したので、後は祈るしかない毎日である。
12月19日、最低気温−14℃と冷え込んだ鹿追の大地です。陸別町では−24℃とここより10℃も寒〜い。
畑に設置していた行者ニンニクのミニコン130個をビニールハウスに移動する。カチンカチンに凍っており、3重にビニールのトンネルをして電気ストーブで温める。約1ヶ月後には芽吹いてきて出荷が可能となる。燃料代節約でゆっくり解凍する。
冬季営業が朝9時から午後4時までの5時間勤務で始まる。長芋栽培7年目で3.5mの支柱が折れたのは初めての経験。それも2000本も折れてしまった。原因は夏場の温暖な気候でツルの生育が旺盛であったため、支柱が強風に耐えることができなかった。聞くところによると鹿追町だけの現象だそうです。気になったのが長芋の生育であった。だが影響は少なく、ほとんど変化は見られなかたのは幸いであった。
12月4日圃場に堆積していたビートの出荷日に合わせて、被覆していたシートをたたむ。積雪もなく簡単にシートを剥がすことができた。実はビート栽培は今年が最後になる。長年栽培し、農場運営に貢献してきたがついに終わりを迎えた。来年からは大豆、長芋の前作に緑肥を導入する計画である。ビート生産実績、直播栽培町平均10a当たり5540キロ、糖分13.7%、移植栽培6680キロ、糖分13.3%と両者の差は1トン強であった。
豊作で収穫に苦戦した長芋は、約750基をJA の予冷施設に搬入する。JA川西グループでは昨年産の売り上げは、初の80億円を遥かに超えて史上最高の売り上げを記録する。栽培農家、面積が減少しているなかでの好成績を得たのは大きい。長芋の年内仮渡し金は1キロあたり100円、1トンあたり10万円になり、本清算は翌年8月に行われる。
今年の長芋は長くて太いため折れたり、傷がついたりと収穫には抜きずらくて四苦八苦した。豊作のため収納コンテナが予定より不足して強制的に収穫作業を終えることになった。今年100基を注文したが1基あたり(3年前)23500円だったのが、31,000ほどに値上がりしていた。