社長の作業工程の紹介
1)6:45~起床、牛乳、豆乳、ヨーグルト、バナナ等を摂取。
2)7:00~マイナス20度の気温のなか作業場となるビニールハウスで温風ボイラー&廃油ストーブを点火する。8:00からスターとする作業に合わせハウス内(-8度)を暖める。職員が来た頃にはぽかぽか陽気となっている。
3)7:30~新聞、FAXを読み、歯磨き、トイレなどを済ませ7:55ごろ社長出勤。ハウス内はプラス⑩~⑮度ほどに気温が上昇している。晴れていると11:00ごろには30度を超える暑さとなって玄関ドアーを開放する。使用する灯油は年間200Lほどで以外と消費しない。もちろん廃油は無料。
4)9:45~午前の休憩。地元マス屋のパン、皆さんが送ってくれた東京・白金の洋菓子、群馬の七福神あられなどが並ぶ。
5)16:30ごろ作業が終了して宅配便が待機している道の駅に商品配達する。翌日の朝には札幌に到着している。
休日は札幌みらい中央市場の休みにあわせて週休2~4日で作業を行う。ちょうど良い疲労感がある。
それでは詳しい作業工程の紹介をします。
1.葉がある程度展開してきた行者にんにくをピックアップしてトレイに集積。おおよそ5人で45分。
2.一本一本鱗茎と根の部分をはさみを使用して切り離す。1日約3万本を5~6人で作業するので一人5000本を手作業で行う。手間暇かかります。
3.根を切り取った行者にんにくを一本一本薄皮、古い袴部分を指で除去する。手間暇かかります。
4.洗浄して乾燥したものを根元部分を綺麗に切りそろえる。手間暇かかります。
5.トレイに50g以上にパックしてできあがり。このままスーパー、デパートに陳列されて販売される。一日100~250パック、平均200程度を5~6人で作業する。
*種を播種してから露地栽培で7~8年の歳月を経過して出荷される。行者にんにくは計り知れない自然界の栄養素を蓄積している。規格外を毎年「天ぷら、おひたし、醤油ずけ、キムチずけ、餃子、卵とじ、レバにら、鍋、ジンギスカン、チャーハン、パスタなどで食する。」ほぼ風邪などはひかないが「コロナ」にも相当な効力があると思う。そう信じたい。
*札幌を中心にイオン系(MaxVなど)のスーパーなどで販売されているそうです。お試しあれ。
*土壌凍結情報、1月25日の調査では27cmと昨年並みになるが、積雪が40cmあるのでこれ以上の数値にはならない。