最高気温10℃が二日間続きすっかり雪が解けてしまった。2月に気温が10℃を超えるのは55年ぶりとのこと。 二日連続は観測史上初めてだそうである。記録的な暖かさに畑の土が見えるようになった。今後も暖かい日が続くようだ。融雪剤散布は省略できそうだが、こんな時は大雪が降ることが度々ある・・・。想定できないのが最近の天候である。今年はどんな年になるか。
最高気温10℃が二日間続きすっかり雪が解けてしまった。2月に気温が10℃を超えるのは55年ぶりとのこと。 二日連続は観測史上初めてだそうである。記録的な暖かさに畑の土が見えるようになった。今後も暖かい日が続くようだ。融雪剤散布は省略できそうだが、こんな時は大雪が降ることが度々ある・・・。想定できないのが最近の天候である。今年はどんな年になるか。
ホクレンが設置している凍土測定器を覗いてみた。約20cmとほぼ平年並みのしばれ具合。積雪は僅かに数センチ程度で、ないよりはましである。春ぼりに残した1.5haの長芋は寒さに震えながら耐えていることでしょう。凍結から守るため最大限の防止策を施したので、後は祈るしかない毎日である。
馬鈴薯は例年より出荷受け入れが3日早まり、8月22日になる。昨年以上の作柄で期待が持てる。
小豆は生育旺盛で平年作だった昨年より草丈が長く、鞘付きも良い。一部倒伏しているが平年作以上は期待したい。
昨年不作だった長芋は豊作(全ての作物)の予兆が見られる。今年は旱魃気味で雨が少なく、気温が高い。
加工用キャベツは栽培間隔を間違って狭めたため忙しい作業になった。旱魃で生育が一時停滞していたが後半は適度の降雨で豊作となった。今まで7月出荷が敬遠されていたことを考慮すると『災い転じて福となす』であろうか。今日まで522トンをJAに出荷した。あと400トン出荷予定。
5月20日播種の小豆『品種キタロマン』です。除草剤がまだ効いていて付近の農家の作柄より遅れている。生育はすぐ追いつくので心配はしていない。来年から普通コンバインに対応する新品種に転換する。コンバインでダイレクト収穫が可能なので、今までは収穫ロスが大きかったH7年製の古いコンバインも活躍が期待される。小麦の径間栽培もいいかな?(畑の長さ540m、株間6cmの1粒、畝幅66cm、面積7ha)
隣の圃場では最後の加工用キャベツの定植作業がされている。今回の定植分は10月中旬に収穫が予定いている。また4月19日に定植した『品種YR天空』は順調に結球して1週間後に収穫期を迎える。H25年式、R3年式の2台のキャベツ収穫機の整備を終えて準備は整った。今のところ栄養素が盛りだくさんの美味しいキャベツが全国の消費者に届けられる。北海道産のキャベツをどうぞよろしくお願いします。(畑の長さ270m。株間36cm、畝幅66cm,面積10ha )
長芋はツルが2m50cmのネット頂上に到達して順調に生育している。昨年は7月の長雨で不作の原因となったが、今年は期待を込めて11月の収穫を待つことになる。すべての作物を期待はしていますが・・・。(畑の長さ540m、株間21cm、畝幅132cm、面積7ha)
馬鈴薯は開花期になりあたり一面紫や白い花が咲いている。(畑の長さ540m、株間30cm、畝幅72cm、全面積18 ha )
秋播き小麦は開花が終わり晴天に恵まれたので豊作の予測。受粉が上手くいったでしょう。昨年は7月に大雨が続き不作の原因となったが・・・。現在は旱魃気味で雨が期待できない。雨乞いの儀式をすると怒り狂ったように大量の雨を見舞われるので静かにしていましょう。多雨より旱魃の方がベターである。
加工用キャベツは結球を始め7月中旬の収穫に向けてラストスパートをかける。この時期に異常な気象は生育に多大な影響を与えるので、適度な降雨を望みたい。旱魃で生育が停滞しているところに高温多雨の天候になると生育が旺盛になり結球内部の葉枯れ、微量要素不足などの症状になる。出荷不可能になるのは勘弁してもらいたい。嫌な予感がするが・・・。
極早生の品種(YR天空)であれば最低限それを防止可能であるが、品種(おきな)はもろに影響を受ける。もともと極早生の品種は生育が早いので収穫適期を逃さない限り危険度は最小である。収穫量は落ちるが早め収穫を推奨する。適期を逃すと腐敗などの要因になる。昨年のように本州が潤沢で供給過剰になると、真っ先に出荷できなくなるのは北海道の産地である。
本日は体力回復のため臨時休業とした。
3月9日播種の加工用キャベツの発芽が揃う。おおよそ96〜98%の発芽率だが遅れて発芽したものは発育不良になるものが多くあるので、実際の健全な苗は90%前後になる見込み。
最近の陽気で雪はほとんど残っておらず、土壌凍結を調査する。今年の冬は最大凍結震度は36cmと平年並みであったが、例年より早く凍結がなくなっていいる。明日からは最高気温14℃と4月並みの陽気になる予定。
12月12日、今朝は最低気温ー16℃と冷え込んだ。
ホクレン農業協同組合連合会が設置している凍土測定器を覗いてみた。23cmにも達しているが、高い位置なのでー5cm程度差し引いても例年より凍結が進行している。このまま積雪がないと一気に凍結が進みそうである。
15日は久しぶりに晴れ間が見えたかと思いきや・・・・。16日は台風☂️の影響なのか激しい雨に見舞われる。地下室は浸水してモーターポンプが活躍する。3分おきに排水する。
畑は濁流の中、作物(馬鈴薯)は水浸しで腐ったり、キャベツは泥水に犯され出荷不能(一部)に陥る。明日は晴れるが圃場がいつ乾燥してくれるのであろうか・・・・。深いため息が・・・
馬鈴薯(品種、男爵)を試験手掘りしてみる。1株10〜12個の玉数で少々小玉傾向にある。硝酸カルシウムを追肥した圃場は茎が青く元気で生育も良好。全圃場散布すれば良かったと反省する。約20haあるのでキャベツ収穫と同時並行に作業を進める。例年8月17日に茎葉処理していたが、今年は4日ほど遅らす。(これが成功して町平均50俵の反収より3俵ほど多い収量であった)
小豆(品種、北浪漫)は細いさやを付け順調に成育している。今後の天気に期待しましょう。
小麦収穫が終了して8月に入ると一日置きのように雨が降る。畑は一部が冠水して作物に悪影響が出ている。通路は濁流となって低地に向かって流れる。
すでに一年分の降水量が降ったような感覚である。
7月3日に晴れてから曇り、雨の繰り返しでキャベツの収穫も困難を極める。
農作物(特に野菜、小麦など)は危険水域にきている。低温と連日の降雨により日照不足で病害の発生が散見される。今後、曇天かつ高温に推移するとなおさらである。
16日夜からは大雨の予報で、来週も晴れマークは見られない。困ったことになりそうである。
今月は晴天3日、雨や曇り3日の繰り返しで、1ヶ月の半分が休日となる。最高気温も30度を2日ほど超え、農作物にとっては理想の展開なのだろうか。豆以外はまずまずと言ったところでしょうか。6月上旬の低温で豆類は生育が停滞しているものの、これからの適温(真夏日は勘弁)で回復するので心配はいらない。
晴天に開花していた秋蒔き小麦は受粉が上手くしたようで豊作の予定。7月下旬頃に収穫時期を迎える。
加工用キャベツは最後の力を振り絞り2週間後に収穫時期を迎える。
馬鈴薯は開花始めとなりあたり一面、淡紫の花が綺麗に咲く。8月下旬に収穫時期を迎える。ジャガイモの花は学校の校章、町村の旗などのモデルになっていることが多い。
4月16日に定植した加工用キャベツです。畝も塞がり約40日後には収穫期を迎える。平均2キロ前後の重量になる。定植した翌朝は-4度にまで下がり、干ばつと強風のなか生死をさまようかに見えたが、見事に回復してたくましく育った。
来月中旬には全国の消費者に「ど根性カットキャベツ」として届けられます。生産地が北海道産であれば「村瀬ファーム産」だと思われても結構です。
畝の長さ540m、面積4ha
4月23日、北の大地に強風が吹き荒れる。午後2時頃に風速11mのピークを迎えて砂塵が舞って視界が遮られる。
今日の仕事は臨時休業となる。ビニールハウスが強風で飛ばされそうなので、外出禁止で監視をする。数日前に定植したキャベツは地面にたたきつけられて痛々しい状態。この時期のキャベツはマイナス気温と強風にと、厳しい気象条件に耐えてたくましく成長していく。
根性のある!千切りキャベツとなって全国の食卓にあがります。健康増進のため北海道産キャベツ食べてください!
今年も雪のない正月を迎えた。日本海側は大雪にもかかわらず、太平洋側の大地はほとんど積雪は見られない。最低気温は-15度、土壌の凍結深度は約20cm。前回の12月21日は10cmなので1日1cmの早さで凍結が進行している。この状態だと今月中に凍結深度が50cmに達するかもしれない。
10月に収穫してから屋外にて凍結させた、行者にんにくをビニールハウスに搬入する。暖冬でしたがやっと毎朝-10度を超え冬を経験した行者にんにくに、一足早い春を感じさせる。ゆっくり加温するため、芽吹くまでは1ヶ月を要する。徐々に温度を上昇させて最良の生育を目指す。加温を早めると3週間程度で発芽する。今日はかみさんと搬入したが疲れのため「ぐっすり」寝れるでしょう。
畑に設置している凍結深度計は約10cmほどになる。ほぼ昨年並みとなる。
小麦は約1ヶ月後(昨年は7/29)の収穫に向けて最後のスパート。写真の右側は普通の穂で、左は畑の縁などに所々独立した株の立派な穂。こんな穂ばかりなら大変な収量になるが・・・。風になびく腰高の小麦はヨレヨレしながら頑張って立っている状態。倒れないでアーメン。
直播のビートは除草剤から解放されて急激に成長を始める。これからどれくらい移植ビートに近づけるだろうか。
馬鈴薯(男爵)は開花が始まり薄紫の花びらを着ける。
加工用キャベツは収穫まで2週間あまりとなり、10cm前後に結球する。6/30日現在11haの面積を定植済み。雑草が大量に発生して、毎日派遣社員12人ほどで草取りを実施している。キャベツの葉が順調に生育しているので、畝を塞ぐ前に除草を済ませなければならない。
小麦は穂が出揃い開花最盛期を迎え、天候に恵まれ受粉が進む。今のところ豊作の予報である。あとは収穫時期に好天に恵まれると、有終の美を飾れる。この圃場の畦の長さ540m、面積5.5ha
馬鈴薯(品種男爵)は萌芽、成育も順調で期待が膨らむ。この圃場は畦の長さ540m、面積10ha
甜菜(ビート)は甜菜昨年と同時期に播種、除草剤散布をしているにも関わらず、播種直後の豪雨により湿地は生育停滞や発芽障害が発生している。土壌水分が例年より多湿なので除草剤の薬害もあるようだ。これからの挽回を期待しよう。この圃場は畦の長さ540m、面積6ha
加工キャベツは収穫まで1ヶ月になり結球を始める。昨年同様7月13日に収穫が開始できるか微妙になる。降雨が適度にあると成育は進行する。この圃場は畦の長さ270m、面積6ha.
栽培9年目を迎えた行者にんにくで10月に収穫を予定している(9年も露地栽培してやっと収穫できる太さに成長する)。種子も目一杯つけて、この種子は7月に畑に播種する。
秋まき小麦は冬枯れもなく、草丈は約20cmを超え順調に生育している。
加工用キャベツは4月26日に定植したものは27日の朝-2~3度の低温に見舞われ、葉が黄色く変色したもののやっと回復して元気を取り戻す。芯の部分が枯れなければ再生する。また5月12日にも-2~3度の低温になり、前日に定植(4ha定植済み)した加工用キャベツ苗は同じ症状になっているので成育は少々遅れる。
4月23日からビート直播が始まり、順次発芽が始まる。4月30日の大雨の影響で表土が堅くなり発芽の影響が出ているので、黒ぼく土の部分は発芽不良の症状が出ている。少し心配している。
今年度は全面積にわたり不耕起、深耕アッパーロータリーで栽培を実施している。表土には堆肥や小麦殻、小豆殻、緑肥のエン麦の残渣物などが散在している。
今年は例年と違って積雪が30cmくらいあり、冬らしい景色である。
さて、ホクレン農業協同組合連合会が設置している凍結深度測定器はどうなったか?
1月11日には24cm, 1月18日には26cmとほぼ凍結が収まる。昨年は1月16日には28cm,1月22日には40cmと積雪もなく一気に凍結が進んたが、今年は積雪が30cm~35cmもあるのでほぼ凍結は収束すると思う。
12月23日の最高気温プラス3度C、最低気温はマイナス6度Cと温かい日となっている。日本海側の岩見沢市では140cmの積雪、太平洋側の帯広市などは0cm。今年も雪のない年越しになりそうである。
ホクレン(農業協同組合連合会)が設置している凍結測定器は13cmとなっている。昨年(20cm)ほどではないがほぼ近い数値になる。
12月21日に屋外に置いて凍結した行者ニンニクのミニコンを、ビニールハウス内に移動して加温を始める。おおよそ1ヶ月後に芽吹き収穫が可能となり、札幌中央市場へ出荷をする。
今年の冬も雪が降らず、暖かい十勝の大地です。9月22日に播種した秋まき小麦は順調に生育しており、寒さから守ってくれる雪を待ち新年を迎える。長期予報では昨年同様、12月にはまとまった雪は降りそうにない。
農場はすっかり従業員も台湾、香港に帰国して静かになる。彼らは2週間ホテルで隔離され、プラス自宅で1週間外出禁止になるそうである。時々散歩をしてくれた彼等を恋しく思うのは柴犬の番犬「ゆう」も同じ境遇かな・・・。住民を失った住宅群は閑散としている。
来年の農場運営の企画を考えていると名案が浮かんでは迷案に見えて明暗を分ける。中古の播種機(プランタ-)を購入して、長芋の施肥&半自動播種機を自分で製作すことにした。脳内での設計図は完成しているので「実行」スイッチをONにするだけになった。
3月11日に融雪剤を散布した圃場は4~5日程度で白い雪は消えて無くなった。今年の凍結深度は45cm、地表面から15cmほどが溶けて「グチャグチャ」の状態。昨年より凍結が厳しかったが、平年より気温が高めで推移しているので凍結の緩みは早めに進行している。
通常、このような年は強風、霜などが猛威を振るうことがあるので、直播ビートや早蒔きのキャベツなどはある程度覚悟しないとならないかな・・・?予定?してキャベツ苗の播種は1~2割増反している。
20日を経過したキャベツ苗は子葉が綺麗な♥ハート型になる。今が一番かわいい時期だろうか。ず~と眺めても飽きがこない。これから本葉が展開してきてキャベツらしさがでてくる。夜間は-2~3度ほどに冷え込むので、ビニールでトンネルをして保温に努める。温風ボイラーは5度に設定して、トンネル内の気温は10度くらいに設定している。
最近は最低気温−10度前後、最高気温0度近くと少し暖かい日が続いている。2、3日後には最低気温−20度近くになりそうで、普通の大寒を迎えそうである。
現在の凍結は約40cm、積雪は昨年とほぼ同様で数センチあるだけで来週からは更に凍結が進みそうだ。凍結は昨年*34cm*と比較してかなり深い。50cmは間違いなく超えそうである。
昭和36年から始まった十勝地方の気象観測で初めてという、冬の「ちり煙霧」を体験した。通常は乾燥する5月頃に起きる現象だが。今年は昨年より積雪が少なく、土が乾燥して強風とともに砂塵が舞い視界不良になることが、専門用語で「ちり煙霧」と言うそうである。高速道路の道東自動車道も視界不良になり2時間に渡り通行止めとなる。
今年も1月から観測史上初めてのことがあり、そろそろ大噴火でも起こりそうな気配がする。
昨年も少雪状態でしたが、今年は更にひどい状況です。最近は最低気温−10度前後、最高気温も−4度程度で冷え込んでいる。毎年ホクレンが設置している凍結深度測定器?を覗いてみた。20cmを超えているではないですか。昨年よりも土壌凍結が進行しているようです。
今日は約半年ぶりに10mm以上の降雨量を記録して作物に活気が戻る。じゃが芋の畝を調査のため掘ってみた。地表面5cm前後が湿っているがそれ以上はパサパサの状態である。もう一日以上は降雨があれば十分な量になるが・・・。
行者にんにくは種子(蕾)を持ち始め7月末頃に種子の収穫をする。じゃが芋の品種「男爵」は萌芽がきれいに揃う。品種「きたひめ」はバラバラの萌芽が目立つ。加工キャベツは一気に元気が出て7月末の収穫に向けて葉を展開する。
本日29日、待望の雨、雨が降っています。皆さん「お金が」降っていると申しますが、こんなに雨が恋しいのは生まれてはじめてのこと。天変地異はもう当たり前のように襲いかかる。5月27日には最高気温38度cと北海道が沖縄、台湾より暑い日を記録した。まるで布団乾燥機の熱風をお見舞いされているような気温と風。暑さに慣れている台湾の従業員もしばし呆れてしまい言葉もなく苦笑い状態であった。隣町では熱中症で亡くなられた方もおり、偶然、日曜日なので仕事が休みで良かった。
人間よりも作物のほうが心配? 加工キャベツはところどころ枯死しており、水分を好む作物としては待望の雨となる。今年の加工キャベツは5月12日の−4度C、干ばつによる水分不足、それによる強風で発生する砂塵。5月27、28日の史上最高気温38度Cで瀕死の状態であったのが息を吹き返した。作物に元気がないと病害虫が多発する。今年は要注意なので、キャベツの栄養剤、カルシウム、酵素などを葉面散布しますか。
写真は4.2haの長芋畑のマルチがけ作業も雨前に終了して安堵感でいっぱいの雨の朝となった。今度は長雨かあ・・・。
4月15日、愛知県、静岡県、埼玉県向けのイチゴ親株の定植をJA野菜センターで行う。
品種とちおとめ、紅ほっぺ、章姫など125プラント、282株を従業員、家族総出でJA担当職員と作業する。約1ヶ月センターのビニールハウス内で育成されランナー(子苗)が伸びる5月中旬頃に引き取りる。その後農場のビニールハウスで子苗を増殖して、9月中旬に本州の経済連へ出荷することになる。
親株1本から子苗が30〜70本増殖することが可能。
今年度キャベツの定植予定の圃場にスタブルカルチ入れてみましたが、まだところどころ凍結していて、今年の気温が低かったこと、積雪がなかったことが大きく影響している。しかし、何もしないわけにも行かず、地温を上昇させるためやらざるを得ません。付近ではビートの直播、移植の作業が始まった。
サブソイラーの爪が土壌凍結によって1本折れてしまい20万円の出費となる。ガクン・・・。
4月11日、トラクターにサブソイラーを装着して畑にトライしてみた。まだ20cm前後凍結していて、深いところでは30cmある場所ではサブソイラーが前進できなくなります。
あともう少し待つことにしましょう。
毎朝、最低気温−20度Cを下回り、陸別町では−31度Cを記録する。風が冷たく震えていますが、行者にんにくの出荷作業はビニールハウス内なので暖かくて快適。
今年度は台湾出身のミンホンと家族5 人が中心となり、小ぢんまりとした和のなかで忙しく作業を進めている。
それを見かねた87歳の父親(黄色いタオル)が毎回のように手助けをしてくれている。助かりますね〜。現在の農場のため、将来の農場のため体力、気力が続く限りカルマの奉仕を続ける。見習います。石の上にも3年。石の上に座布団を敷いて10年!(座っていたとしたらしびれるので)頑張ります。
冬季、失業対策の作物栽培「行者にんにく」の出荷が始まる。失業対策と言っても昨年の販売額実績は2ヶ月で000万円を超えて、経費を差し引いても***は残る作物になった。従業員やパートさんを2〜3名雇用でき、通年で採用できる。また、ビニールハウス内なので朝8時頃は涼しいがその後は20度〜30度Cの気温と作業する環境は問題ない。今年も12000パック(1パック50g)を目指して3月末まで頑張りましょう。
毎年、農場の圃場にホクレンが設置している凍結測定器?を調査する。1月16日で28cmだった凍結深度は1月25日には34cmまで凍結が進んだ。積雪は10cm前後で相変わらず少ない現状なので、凍結は更に深くなりそうである。秋播き小麦、長芋(春掘り)はかなり凍上被害がありそうだ。(我農場はすべて11月に掘り取り済み)
十勝鹿追の農耕地は火山灰が堆積した大地である。約4万年前頃から札幌近郊の支笏、恵庭岳、樽前山などの噴火した火山灰が偏西風に乗って十勝まで運ばれた。土壌の説明は昨年、鹿追ジオパークの勉強会(帯畜大と合同)で調査したので、次回に詳しく述べたい。
今回は雪の少ない正月を迎えて農場の土壌凍結は何CMに達したのか調査してみた。気温-5度Cのなか、つるはし、スコップを持参して固くなった土壌表面を掘り起こす。息が続かなくなって休み休み掘る。なまらしんどい!なまらこわい!そんなお年頃になった・・・。
凍結深度は20cm前後。風当たりが強い場所になると25cmには達しているでしょう。週間天気予報では雪のマークがないので、更に凍結は進行して30,40cmと進行するかもしれません。野良芋は凍結して対策は必要なさそうである。しかし、降るものが降らないと後々災いが予想されるので、3月までは大雪になってもらいたい。
北海道は冬型の厳しい気象のなか、日本海側の岩見沢、夕張は観測史上12月としては135cmの積雪となり記録を更新した。
一方、太平洋側の十勝地方は雪がほとんど降っていない。風が強い鹿追町は雪が風で飛んでなくなり、畑の表土が露出して土埃が舞う。小麦畑ではかろうじて薄っすらと雪が留まっている。今までにない経験である。今年もあと2日、雪の少ない不安な正月を迎えそうである。
SONY xperia xzで撮影
4月24日に播種した直播ビートの収穫が始まる。今年は少々小ぶりの作柄で、(キャベツ以外)すべての主要畑作4品は平年作以下のようです。加工用キャベツは7月の干ばつ時期以外は豊作または平年作であった。主力商品なのでキャベツ様様です。経理上キャベツに感謝することができない肩身の狭かった作物であったが、苦節5年の栽培でやっと本領を発揮する場面が登場。
おっと、ビートでしたが、長芋が始まる前に全量掘り上げる予定です。長芋収穫が始まると集中して対応するためビート収穫を急ぎます。
遠く大雪山系の山々は白く雪化粧。長芋は黄色く葉が仕上がりを見せて収穫を催促してきている。
加工用キャベツは6〜7月の低温と長雨(苗の育苗も失敗)が未だに影響してあと数日収穫を待っている。全国のローソン利用の皆さんもうすぐ村瀬ファーム産カットキャベツが出荷されます。製品の裏面に北海道産と明記していれば鹿追産だと思ってください。
長芋には追肥を行う。昨年より6〜7月の低温と長雨で生育が遅れ気味なので、化学肥料を35キロほどマルチの上から根元に落とします。台湾の女性は頑張って気温28℃のなか530mの畝を約20キロを背負って往復する。直播ビートは薬害が出た湿地以外は生育が旺盛で畝がふさがりました。葉の勢いよりも根重がありそうでまずまずの作柄です。
小麦は黄金色に変化してあと数日で刈り取りが始まりそうです。今朝の調査では水分が40%以上あり山麓地帯はまだ収穫を待たなければならない。何とか平年に近い収量、品質になってくれればいいのですが・・・・。不安ですね。大豆は適期播種が遅れ生育も平年より遅れているが、葉が9枚になり紫色の花が咲き始める。好天に恵まれて豊作の予感がします。
今月の長雨の影響で防除する機械が一部のじゃがいも圃場に入れない状況が続いている。本州では連日の38℃超えだそうですが、北海道十勝は朝晩冷えて寒いくらいです。早く北海道に移住を計画してみる必要があると思いますが・・・。いくらでも土地は存在します。
ついにドローンで防除を要請することになった。ドローンを購入しようとしたところ、免許取得が一番の条件なので断念する。国の運行規制が厳しく飛行1回で10Lの薬剤しか搭載できなく、たった0,25haの面積しか散布できない。4台のバッテリーも充電が間に合わず根気との勝負です。7haの圃場を終了するのに5時間程度必要とした。
暑いなか(やっと暖かくなる)お世話になりました。この状態では北海道に適合するまで少々時間を必要としそうである。国の規制緩和の動向に注視しなければならない。ラジコンヘリと比較して安価なのでこれから普及が進行すると思われます。
とりあえず、来年度からは防除畝(通路)を無栽培にして、ショベルローダーなどで踏み固めて雨などに対応することにする。ん〜〜これが一番最善ですね。雨水が通路の両脇へ逃げていくので、雨が止めば機械も通過できます。水はけが悪い圃場は下記の写真のように防除機のタイヤが半分ほど埋まり作業不可能となる。
6月末から蝦夷梅雨と呼ばれだしてきた『どんよりした天候』が7月15日まで続いている。一昨年は8月に台風が追い打ちとなって元寇のように襲来してきた。今朝の1週間の天気予報でやっと傘マークが消滅して梅雨明けになりそうである。やれやれ~。台風が来ないことを祈りましょう。
すっかり畑は水浸しで野菜類を中心に農作物には多大な影響がありそうである。今年は秋の作柄に不安を抱える日々となった。たくさんの国税も納め、多額の農業機械も取得しているのでどうしましょう・・・・。
5月20日前後に播種した長芋がやっと萌芽してきた。帯広などの中央地帯と比較するとかなり遅れている。ここは山麓地帯で積算温度など考慮すると仕方がありません。
大風によってネットを釣るワイヤーが外れているので、フックに掛け直し点検する。ネットに長芋のつるが巻き付くと手遅れになる。
キャベツに除草機を入れるが、3年前栽培したじゃがいもが野良芋となってはびこり邪魔をする。今年はどこでも野良芋が生育旺盛で苦労している農家が多い。昨年はじゃがいもが大豊作だったが今年は野良芋が大豊作である。
5月2日定植の加工用キャベツが結球を始めている。昨年は7月26日に収穫が始まったが、今年は6月の低温で少々遅れそうに思えるが、これからの天候で左右される。
本日は最高気温30℃と夏日になった。小麦は開花最盛期を過ぎたが、まだまだ開花途中でちょっと期待できるかもしれません。山麓地帯は開花時期が遅いため、6月の低温が終わった本日も小麦の受粉が間に合ったかもしれない・・・。
直播ビートは除草剤の薬害から逃れて急激に生育が進む。つゆ草対策でF剤を5月16日に散布するが、2日後に降雨があったため少し薬害に見舞われた。しかし、つゆ草に襲われるよりはこちらの方がまだ良いほうだと思う。つゆ草が生い茂ると手で抜くしか方法はない。
畑には石が点在している。場所によっては3人がかりで抱えるような岩石級の石もある。毎年石拾い作業を続けると、さすがに少なくなってくる。
感覚的には毎年拾っているのに次年度も同じくらいに石が出てくる。となるが、実際には確実に石礫は減少している。じゃがいも栽培の場合は植付前、植付後、収穫時と3回拾うので石の堆積場は大量の石れきがの山となる。
石拾いも5日目となると疲労が蓄積され交わす言葉も少なくなる。何か美味しいものでも食べに行きますか? 回転寿司、ピザ、パスタ、スイーツ、ラーメン、アイスクリーム、豚丼、焼き肉、焼き鳥、中華丼、海鮮丼、何食べても飲んでも北海道は美味しいものばかり!やはり北海道民で幸せです。
おやつ(モグモグタイム)には雪室で越冬熟成した甘〜いキタアカリの塩煮が出ます。カーリング娘に食べてもらいたかったですね。そうしたら在庫もなくなっていたかもしれない・・・・。
すっかり十勝地方の大地は雪がなくなったと思いきや。冬に逆戻りとなった。
『雪やこんこん降り積もり、犬たちは喜び庭駆け回る。』捨て犬だった2頭の子犬は順調に育った。雌雄の兄妹2頭は取っ組み合いの喧嘩(順位争い)をして血を流した後は、仲良く舐めあって仲直りを繰り返す。強さを競うことは生まれつきに備わっといることと理解できる。喧嘩はしてもらいたくないが仕方がないことである。
今週末からは20度以上の最高気温が予想されているので、いよいよ畑作業も本格的に始まりそうである。
長芋の農薬残留検査のため試験掘りをする。つるも黄化が始まり11月1日より帯広川西農協で受け入れが始まる。14本ほど香港の男性スタッフとスコップで掘ってみた。
写真左より1.0〜1.2K6本、500g〜1.0k8本、あとは500g以下の成績となった。まだ少々小さいが真っ直ぐな製品がまずまず揃っている。25日過ぎにつるなどを片付けて堀取りの準備をする予定。なにせ初めてなので従業員と興味津々の試験堀りとなった。台湾、香港のスタッフ10人ほどで収穫に挑戦する。そして台湾などへ輸出される。なにか妙に親近感が湧いてきた長芋収穫を迎えることになった。
先日の会議では、長芋市況が良好で不作だったにも関わらず昨年産の反収は70〜100万円(10a当たり)を目指して販売するとJA川西の職員が宣言していた。高収入の魅力的な作物である。なんとも頼もしい農協ではないでしょうか。我が農協のキャベツ販売も・・・。来年期待しましょう。
長芋が萌芽する。首の部分の種芋は真っ先に萌芽して24㎝角のネットに自分で絡まっている。2m40㎝ネットの頂上に向かって伸びていただきましょう。
生食用馬鈴薯『男爵』も萌芽が揃い順調に生育している。1回目の殺菌剤散布を終え、8月末の収穫を迎えるため管理作業を徹底する。
麺用小麦『きたほなみ』、パン用小麦『ゆめちから』ともに開花最盛期を迎えて、晴天に恵まれ豊作の予報が出ている。昨年は開花時期に悪天候が続き、受粉が進まず不作となった。あとは収穫時になる7月末に好天に恵まれると平年作以上は期待できるでしょう。
最低気温5度Cと寒いなか冷たい雨が降っている北海道十勝です。5月3日播種の馬鈴薯は寒くてなかなか芽を出してきません。
種子の腐敗が散見されたポテトチップス用芋はぼちぼち萌芽してきた。これで終わらなければいいのですが・・・。SONY Xperia XZで撮影。
今日からやっと畑起こしを始めれた。来年耕作予定の馬鈴薯(じゃがいも)とビートの畑を起こす。明後日は雪の予報なので夜業で作業をしていたが、突然トラクターがエラーの赤色灯の点滅がついて三点リンクがフリーズする。これは初めての現象で営業にTELをして明日一番で点検に来てもらうことにした。
(原因は、3点リンクを最大の上げ幅に調整ノブをしている状態で、プラウを揚げた時に低みなどで車体がバウンドした。その時!マークが点灯してフリーズしたようだ。エンジンを切ったり、3点リンクを上下したりしてみたが復帰せず諦めていた。)が調整ノブを下げたところ動くようになる。今考えると簡単なことでした。
耕起中はネキリムシ&ミミズを食するカラス軍団20羽ほどが代わる代わる飛び交う。それだけ土壌が肥えていることだと判断して良いのでしょう。
畑起こしが終了するといよいよ年末の冬ごもりの生活が始まる。近い将来もう一度普通の経営に戻ろうか悩んでいる。キャベツ、行者にんにく、山ワサビ等の栽培(面積減だけにするか)を中止して畑作4品(小麦、馬鈴薯、甜菜、大豆)で普通の農家になろうか・・・。それも面白く無い話なので悩んでいる・・・。
我家にてJA鹿追農産課のキャベツ担当職員2名が、今年の反省と来年のキャベツ栽培についての懇談をする。キャベツ栽培を始めてから3年目にして、若手職員と懇談が出来る場が設けられたことに感謝する。ちょっと遅いような気もするが、まだ許される範囲ではないだろうか。キャベツ産地として揺るぎない位置づけのために、JA職員と共に頑張っていこうとする意欲が湧いてきた。
意外と職員がキャベツの販売単価、概算払単価などを把握しておらず教えてあげることもあった。収穫機のリース料は年間200万円近くJAに収めていますよと言うと、目を丸くして驚いていたように感じた。『そんなに・・・。』 ある時『JA管理職にリース料が高いのでは?』要請すると、『村瀬さんは面積が多いからですよ!』と返答が。面積が少なければ問題無いという考えだが・・・。
今年の栽培面積を1割程度削減して、来年挑戦することに計画を立てる。あとは家族、従業員と調整をしながら計画を実行していくことになるだろう。
他では小麦は昨年の大豊作から大凶作に転落して製品流通麦は品種きたほなみで、町平均10a当たり4俵強(前年は12俵)、品種ゆめちからで3俵強(前年は11俵)でいずれも著しく不作となってしまった。また生食用じゃがいも(主に男爵)は10a当たり45俵(前年57俵)、加工用じゃがいもは44俵(前年58俵)と生食用はある程度の収量があったものの、加工用は不作であった。加工用は生産単価が安いので収量が高く無いと収益が少ない。
この結果を鑑みても来年も同じ割合で作物を栽培するしかなく変化に乏しい計画になる。ただ山ワサビの問い合わせが多く、来年は近畿方面への出荷をするかどうか悩んでいる。隣の芽室町でも産地化に向けて取り組んでおり、当農場は小ぢんまりと村瀬ファームのブランドで挑戦するつもりである。十勝の方はスーパーや回転寿司などで辛味十分の山ワサビがあると村瀬ファーム産の可能性が大きのでご賞味のほどよろしくお願いします。札幌でも『行者にんにく』と肩を並べてスーパーやデパート(max***、try**、イオ*系など)を中心に販売されおります。
積雪もゼロ、最低気温-3度Cと適度の凍結なので最高の堀取り条件になる。眩しい朝6時頃の日の出とともに作業を始める。日の出の反対側の西の空にはスーパームーンが見える。少し欠けてきましたね。
多少凍結した圃場の土が一緒に堀りあげられるが、5キロ前後の走行作業スピードで順調に進行する。昼休みを惜しんで息子と交代でハーベスターを運転して頑張る。日中は最高気温2〜3度Cまでしか上がらず願ってもない条件になった。
めったに経験のできない雪の下キャベツならぬ、雪の下ビート堀は終了する運びとなった。あとは行者にんにく、山ワサビの収穫が今月いっぱい続く。明日か明後日は最高気温11度Cと暖かい予報なので『小麦の冬枯れ防除』を決行する予定である。融雪剤を散布した効果が現れるまで待つことにしましょう。
一昨日は前日の降雨の影響で軟弱地に動けなくなることが数度あった。圃場の表面数センチが凍結していてもその下部は軟弱状態である。じゃがいもと同様人手で付近を手掘りする。
H16年製の日農機ビートハーベスターは消耗部品を交換済みなので終了するまでノンストップで作業が可能であった。やれやれ~。摩耗部品を日農機のI営業さんに届けてもらった時、そろそろ新型に買い換えてはどうですかと勧められる。お隣さんは今年新型になっている。H16年製の時は380万円くらいだった価格は480万円にまで値上がりしているそうである。こんな年ですからと丁寧に断りを入れる。あと数年我慢すれば新型が発表されそうなのでそれまで待つことにしましょう。
大雪山の反対側は毎日雪が降っているようで十勝地方はしばらく十勝晴れが続きそうである。今年の農場のビートは10a当たり3トン〜3.5トン前後の収量で糖分が17%前後が予想されて、史上最悪の結果になりそうである。がっくり・・・。
皆さんの期待に答えて『続編』です。
最近は降った雪がかなり溶けてきた。タッパー(ビートの葉を切る)作業の前にチョッパーをかけると良いのではとのことで、雪を飛ばしたり、ビートの葉を粉砕してみました。効果はまずまずといったところでしょうか。午前中だけ素手で運転していても暖かい日でした。
最低気温が氷点下の場合はすこぶる掘り取りが順調だが、9時頃になると気温が上昇してプラスになるとトラクターのタイヤが空回りしだし不調に陥る。昨日の雨が重くのしかかり、10時頃には畑はズルズルで掘り取り不可能になる。
明後日は最低気温が-7度Cの予定なので作業を一旦待つことにした。残りは13haとなった。ゆっくり待つことにしましょう。
人生初の雪の中からビート堀作業をしている。今朝はー10度近くまで下り冷え込んだ畑で作業をしていると、手足が冷たく震え上がってくる。
今年は最後の最後まで何が起きるか予想の出来なかったことばかり。懐も寂しく、TPPは国会承認を強行採決され、北海道の農業は踏んだり蹴ったりの状態である。北海道選出の自民党議員さんは誰一人反対する方はおらず、自民党除名を覚悟して反対していただきたかった。
降りましたねえ〜。2日間で20㎝ぐらい積雪したでしょうか。昨夜は雨になり雷が轟、5分ほど停電にもなる。今朝は氷点下になり雨水が氷結してスケートリンク状態になった。畑には収穫を待っているビートが4haほど雪の下になっている。
町内では120〜140haが雪の下になっているそうで、無理して収穫作業をしている農家もあるそうである。無理して掘るしかないのであるが・・・・。
明後日は雨。その後は雪の予報。小麦の冬枯れ防除もしていないので雪が融けてくれないと、来年の秋播き小麦まで影響が出てきそうである。融雪剤が届いたので散布をしましょうか。
昨日はうっすら雪が降り大豆の圃場は白くなる。10月に真冬日を観測したのはH8年以来20年ぶりとのこと。最低気温はマイナス4度まで下がった。
この寒さ(11月末の)は暫く続くようである。となるとこの寒さが和らぐとしばらく暖かい日々が来ることになる。12月で最高気温20度前後にまで暖かくなることもある。これが北海道の天候なので、さほど驚きはしない。
うっすら降った雪は10時頃には溶けてなくなり、快調に収穫作業が進行する。明日は雪の降雪予報が気になり、ついつい作業スピードが早くなってしまう。
すると、コギドウ(脱穀シリンダ)に大豆が詰まり度々緊急停止する。あたりにはVベルトの空回りのため、ゴムのスリ焦げた匂いが漂う。
また収穫ロスを極力皆無にするため、フロント部分(刈取り部)を地面すれすれに下げる。すると、石を拾ってフロントオーガに挟まったり、コギドウまで達して『ガガ〜ン』と大きな音が響く。昼休み返上で仕事をしているので、眠けも吹き飛び緊張する瞬間でもある。
大雪山の山々は雪模様。ここにも時々雪が舞い落ちる。大豆収穫が始まって4度目のおにぎりランチを頬張りながら、無事に収穫作業を終了することができた。10a 当たり4俵前後の収量があり、最悪の結果は免れた今年の大豆であった。
収穫した大豆は鉄コンテナに入れてJAの倉庫に保管します。
この動画は平常の収穫風景。3キロ前後の加工用キャベツがドンドン回転刃で根をカットされ、選別コンベヤーに上がってくる。今年は病気も少なく、実がしまった美味しい甘みのあるキャベツが生産されいる。ローソンを中心にコンビニの千切りキャベツとして全国に出荷されているそうである。小売価格が150gで100円だから、1000gだと667円かあ・・・。
生産者価格は10分の1ぐらいに抑えられているので、栽培農家が増加しない最大の要因である。利益が少ないと農家は栽培を回避するのは当たり前で赤字なら尚更のことである。ここの地域の集落は12戸の畑作農家のうち3戸がキャベツを栽培している。キャベツ栽培には最適な土地柄なのだが・・・。200ha を目指していたJA**おいの指標面積は程遠い数値となる。今年は約50haにすぎない。50haのうち約9haは我が農場で生産されている。(運転しながらスマホで撮影する。ある程度手放しできる)
難儀しているじゃがいも収穫を見捨てるわけにもいかず、キャベツ収穫を1週間ほど休んでジャガイモ収穫に専念していた。
まだ余裕があると見ていたキャベツが写真のように破裂しだした。慌てて収穫を始めたが、台風の影響がなくなり2ha の面積が一斉に収穫適期を迎えた。キャベツが巨大化して倒伏、破裂と収穫機の作業の複雑化を招く。手で触れるだけで『バリッ!』と割れる状態。4〜5日後にはかなりの量が廃棄せざるをえなかった。
ここにも目に見えない台風の影響があるのでしょう。今日で11日間連続で収穫作業に励んでいるが、じゃがいもはあと10ha、キャベツは1ha を残している。身体を休めたいが晴天に休むわけにもいかず・・・。従業員は体調崩す人も出てきたので交代で休暇を与えてきたが・・・。ついに風でダウンする方も発生する。家族は休んでいませんがもう少し頑張ります。
昨日は酪農学園の学生さん9名の援農隊が来てくれた。町と農協が協力して街の宿泊施設を無料開放して利用し、町内の農家に援農隊として活躍している。ありがたや~ありがたや~。
台風の影響でメインの『じゃがいも収穫』作業が不可能のため、当農場のキャベツ収穫に汗を流してもらった。収穫機が近寄れない軟弱な場所を中心に作業をする。長靴がすっぽり埋まる水溜りが辺り一面に散在して、収穫したキャベツの鉄コンテナ(400キロ)を運搬するタイヤローダーもはまる。
集荷しているJA野菜センターのパートのおばさんには、キャベツが泥まみれだと指摘を受けるが、極力注意して作業するしかない状態。昨日は約20トンのキャベツを収穫した。
今日も援農隊が来てくれるので、30度Cの予想最高気温のなか頑張りますか。JAの課長さん方が個人的に送迎をしてくれています。ご苦労様です。
FBより拝借。
小麦畑が水没しています。こんな状態になるのはS56年の台風以来でしょうか。キャベツ畑も小川が流れ収穫機が入れないので、そこの場所は手で収穫しています。うかつにショベルも近づけず比較的高台を選んで作業しなければならない。頻繁にタイヤショベルが軟弱な場所で動けなくなる。
なんとか豊作のキャベツを急いで収穫しなければ・・・。
じゃがいも畑から水が引かず、畑のなかで小川が発生している。冠水している場所はじゃがいもが腐敗を始めている。雨水は高い場所から低い場所へと流れてゆく。
こちらはキャベツの圃場。凹地になると雨水が停滞して池になっている。収穫したキャベツの鉄コンテナ(400キロ)を運搬できず遠回りしている。また収穫機まで軟弱な土壌に身動きがとれなくなる。このままではキャベツが腐敗してしまうので人間自体も身動きがとれない場所も無理して手作業で収穫することにした。
台風被害のウップンを晴らすべくカラオケを堪能する。彼らは日本のカラオケの挿入曲の多さに驚く。台湾語、広東語、中国語、英語、ドイツ語、もちろん日本語に対応できるカラオケ装置に感心しながら次から次と歌う。私は台湾大学生の語学力に感心する。すでに4カ国語を話せる大学生もおり、就職には苦労しないだろうと感じていた。
ローカルな台湾語のテロップが出ると大歓声が湧き上がる。なぜ日本に台湾語のカラオケが・・・。
北海道に上陸した3個の台風で降った雨が停滞して、畑から雨水が引いていない。薬剤散布をしないわけにもいかず、無理と思いつつ作業をした。
まるで池の中をスプレーヤーが走っているようであった。
じゃがいもの試験掘りをしてみたが、小粒傾向で早期に茎葉が枯れたものは小粒なのが顕著である。今年は食用、更に加工用は著しく不作になる可能性大である。
今年の営農にあたって明るい材料は、キャベツしか頼る作物がない状態。キャベツを栽培していて良かったと言える『出来秋』を迎えたいものである。滅多にない事なので・・・。後はJAが内部留保しないでいくら支払いしてくれるかにかかっている。満額回答を希望する。
本日収穫予定だった加工用キャベツ『おきな』です。大雨のため休日となる。今年は昨年に続き玉揃いも良く、良質なキャベツが収穫できそうである。写真の様に1玉2〜3キロのキャベツが揃い、昨年並みの10a当たり7〜9トンぐらいの収量を見込めそうです。
何時になったら収穫できるかわからない秋播きパン用小麦『ゆめちから』。昨年の今頃は収穫最盛期でしたが、まだ1週間は待たなければならないようです。十勝地区の中央地帯(帯広市近隣)の収穫が開始されると、それから山麓地帯は5〜7日後に収穫がスタートすることが多い。
こちらは大豆『ユキホマレ』で畝が塞がるまでに成長してきた。葉が9枚以上になると開花する。だったかな?今年はあまり期待が持てませんね。
東京では梅雨明けしたようだと報道されているが、北海道十勝はまだまだ梅雨のようである。
4月22日播種の直播ビートはほぼ畝が葉で塞がる。風害などで一部廃耕した圃場があり直播ビートもあまり期待が持てません。
14日ぶりにアツ〜い日差しを浴びると、やけに嬉しくて小麦&馬鈴薯の防除作業を始めた。パン用小麦『ゆめちから』は開花がほぼ終了しているが、麺用小麦『きたほなみ』は開花中でひょっとして豊作になるかなあ・・・。
まだまだ水分が残っている箇所もあり、輪ダチを掘ることもあったが今日の作業は午後7時頃終了する。
しかし、どこかの畑を防除するのを忘れているような気がするが思い出せない。夕食を食べ終わってバリスタのコーヒーを飲みながら圃場図を見る。うわあ~!5ha、1筆の圃場があった。明日作業するとしますか・・・。
明日は防除不可能の馬鈴薯畑をヘリコプターで殺菌剤を散布しますとJAから連絡が入る。
写真上より大豆畑に、昨年掘り残しのじゃがいもが野良芋になってポツポツ生えてきた。冬期間、野良芋対策で凍結促進するため雪割作業をしている。それでも完全ではないので生えてきます。対策を施していない圃場は凄まじい限りにびっしりと発生している。
こちらはビート畑に生えてきた3年前の掘り残しのじゃがいも。ビートを追い越しそうな勢いである。今日はいよいよ太陽が顔を出しそうなので張り切って防除や除草作業を再開する。
写真上より、4月28日定植の加工用キャベツ『おきな』たっぷりと雨が降り成育が進んでいる。定植した翌日に15cm の積雪にみまわれ、その後強風に叩かれ身も心もボロボロになった。しかし生き残ったキャベツは葉が大きく展開してきているので手取り除草も最後になるでしょう。7月中旬に収穫できるといいですが・・・。その頃仕事があまり予定がないので。
ぼちぼち出穂期を迎えたパン用小麦『ゆめちから』昨年と同じような豊作の兆しが感じられるがまだ安心するのは早い。これから何が起きるか予想がつきません。
5月10日播種の生食用馬鈴薯『男爵』が萌芽してきた。
こちらは5月16日播種の大豆『ユキホマレ』、除草剤のタイミング合わず散布していないので、そろそろ成育処理をする時期に来ている。
4月25日播種の直播ビート。5月の強風で被害を受け播き直しまでには至らずも、ちょっと目を背けたくなる圃場です。発芽直前だったので全滅することもなかったが、ポヤポヤとしか発芽せず中途半端な感じである。今思えば『補播』をすれば良かったと後悔している。そんな方法があるのは知らなかった・・・。
約24年ほど牧草畑で使用していたが、だんだんと水はけが悪化していた。昨年、暗渠排水工事で溝を重機で掘ったところ、停滞水が集まって流れだした。土木業者さんがこれを見て、こんなひどい畑を工事するのは初めてですと言われた。底なし沼のような場所もあり『これで畑になるのか・・・』と心配はしていた。
今年の春には一部畑にならない場所があるものの、石を拾って大豆を播種することができた。暗渠排水が徐々に効果が現れて年々乾燥してくることを祈りましょう。
お金もかかり、石拾いも大変だったが、2.8haの畑が再生された。砂利暗渠の威力は凄まじい。道からの補助金がなければお蔵入りとなった可能性もある畑でした。感謝!
午後6時、4月25日定植した加工用キャベツの惨状です。朝から吹き荒れた強風は少し弱くなったものの、依然として強い。このまま夜間も強いとかなり枯れてしまうキャベツがありそうである。
4月23日播種した直播ビートの方は葉先が茶色に変色しているが大丈夫なようだ。本来であれば今日一斉に発芽するところだが、危険を察知したビートは地面すれすれでかがんでいる状態。作物は低温や強風を事前に察知すると発芽するのを一時停止することができる賢い植物である。ただ発芽してしまうと引込みが効かないので天災に見舞われることになる。
町内では数十haの直播ビートが風害を受けて再播しなければならいそうである。ホクレンより電話があった。『村瀬さんビート畑確認しましたか?』『えっハイ!一部ですが・・・』ひょっとして再播かな?と思ったが・・・。『再播までは被害が無いですね!』と一瞬ドキっとしたが安心した。良かった。キャベツも葉はかなりダメージを受けたが芯まで枯れているのはわずかで、補植で解決でそうである。
十勝の大地は物凄い風が吹いている。4月24日定植のキャベツ畑は飛んだ土の嵐に見舞わられている。隣の直播ビートは4月24日播種でまだ発芽しておらず何とか無事のようだが・・・。
写真の4月23日午前中に播種した圃場は、ぼちぼち発芽を始めた。かなり危険な状態である。どうすることもできないので右往左往するだけである。
強風で曲がってしまった加工用キャベツ。定植してから2日目で側根が元気に育っている。干ばつには強いが風と霜には弱い。さて今日の強風はどんな結果をもたらすか。祈るしかない。
一昨年、補助事業により暗渠排水事業で耕作可能となった圃場です。白く見える部分が粘土で、地面より90㎝地下部分に有孔のプラスチック製のパイプが敷設されている。溜まった雨水はこのパイプを通り排水路に流される。
パイプ施工時に1mも重機で掘り下げるので、石がゴロゴロと地表に現れる。昨年と同じ位の大きな石たちをショベルとペアーになりながら拾う作業は、泥との格闘で顔は泥だらけになる。
今朝、4月27日5時の気温ー3度cと霜が降りました。昨日定植したキャベツは生死をさまよう日になる。今日強風で叩かれるとほぼご臨終でしょうか。それでもなく気温だけで重傷でしょう。(後日談、強風が吹かず意外と無事でした。温度計がおかしいかな?ー5度以上になると被害が顕著になるかもしれません)
こちらはビート畑ですが播種したばかりで発芽はしていないので安心です。発芽していたらかなり被害があったでしょう。こんな日の日中は高温になり風も強いことが多い。予想最高気温は15度cにまで上がる。写真のように窪地は霜の降りかたが弱いのが理解できる。
28日の『お*よう北*道と』いう番組で7時50分頃からちょっと放送されます。
朝7時の気温ー2度Cなり。朝方から急激に冷え込んでーの気温に突入。おまけに雪がちらつく。日中の最高気温は3度cしかならず寒さに震えております。
午前中は休みにする。午後からは無理をして石拾い作業をする予定だが・・・。寒いので早々に作業打ち切りにしましょうか。
3月末にはほとんど雪が解け、吹き溜まりに少々残雪があるのみとなった。この秋播き小麦の(品種きたほなみ)は元気に生育している。
こちらの秋播きパン用小麦(品種ゆめちから)は播種時期が遅かったので少々元気がありません。葉が茶色に変化していますが、ギリギリのラインで枯死は免れるかな・・・。
午前11時30分の気温なんとプラスの13度Cとぽかぽか陽気。融雪剤散布がこれからだというのに、雪が溶けてなくなったしまった。
安心してください。まだこんなに積雪しているところもたくさんあります。明日JAコントラ課で融雪剤を散布して頂くが、圃場を変更して作業を委託する。
最低気温は-20度C位に落ち着き最高気温は0度C近くになることもある。冬らしい気温だが、暴風雪が少なくおとなしい天気が続く。
昨年栽培したジャガイモの圃場でJA鹿追コントラ課に委託して3回目の雪割り作業をしています。タイヤショベル(世界のコマツWA-320)は1台1700万円するそうで、2台1組のチームになり1時間に1haを除雪する能力がある。
除雪をして露出した地面は20〜30cmほど凍結して掘り残しのジャガイモを腐敗させる。除雪した雪山は次回土が露出した場所に移動して凍結を促す。これを3度繰り返すとほぼ地面を万遍無く40〜50cmぐらいには凍結深度となるでしょう。1時間に7500円の作業委託料なので、判断は微妙ですが委託したほうが安上がりだと思いますが・・・。
今年の夏はジャガイモが野良生えはできないでしょう。期待しています。
雪割作業は前年の掘り残した小さなジャガイモが次年度違う作物を栽培した時に発芽して雑草化するため、凍結を利用して腐敗させる。畑に積もった雪は断熱材の代わりになるので除雪を行う。また害虫となるヨトウムシ等の蛹が越冬することも防止できる。
26キロ先にそびえる夫婦山は冬の様相。下界は日中の気温が10度C前後になり 、まだまだ冬にはならないと踏ん張っているようである。
5分前に夫婦山を見ると、山が半分ほど雲海状態であった。カメラの準備をして撮影をする頃には雲は低くなり、あっという間に写真のような状態になる。山々の表情の変化は激しい。
昨年暗渠排工事を施したが、大量の石と粘土が土壌表面に出現した。直播のビートが発芽&生育不良を起こしている。大きい石で二人でやっと持てるようなものもあった。
顔や手は泥まみれでお互いの顔を見つめ合って苦笑いが起こる。3K(汚い、きつい、あれもうひとつは何だったかな?)の農業なので諦めてもらっている。
今年はどこの畑も野良イモが生えている。この大豆の圃場は4年前にジャガイモを栽培したが、その時の掘り残しが越冬して再生してきたもの。我ファームではひと冬越して甘くなった『雪室熟成ジャガイモ』を販売しているが・・・これはちょっと雑草化して『甘くなった』どころではありません。
まず従業員に除草機をかけてもらい、土を柔らかくしてからスコップなどで掘り取る。何せ厄介な代物である。
女性従業員は初めての除草機の操作であったが、難なく技術をすぐに修得する。次の畝にターンするタイミングが難しくトラクターを何度も切り返しを行うが、そのうち慣れてくるでしょう。たいしたもんです。
4月24日に播種したビートはほぼ出揃う。写真左はオーツ農機製鎮圧輪(一輪車)、右側はタバタ製純正鎮圧輪。二つを比較すると発芽率、生育共に一輪車タイプが良い結果である。
そろそろ除草剤を散布する適期となる。霜、風に耐えて何とか無事にここまで来た。干ばつの影響で生育ムラが気になるが再播種するような事にはならないので一安心。
4月28日定植の加工用キャベツ。干ばつ、強風、霜の天災3悪に見まわれながらも、それに耐え、葉も折れても元気に生育している。7月中旬に収穫予定は厳しい状況にある。
強風になびく小麦(麺用小麦の品種きたほなみ)。草丈は20cm以上になり株立て本数も調度良い加減ではないでしょうか。数えるのが面倒くさいので見た目で判断である。
こちらはパン用小麦(品種ゆめちから)冬枯れもなく、草丈、株立て本数共に順調である。このまま生育すると豊作の兆しが見える。
4月29日に定植した加工用キャベツ(品種おきな)、雨不足にもかかわらず生育は順調で、枯れている苗はほとんどない状態である。表土を数センチ掘ってみると十分な水分があり、根が活着できる要素が存在する。セル苗の根が4〜5cmあるので意外と干ばつでも心配ないものである。
昨日の雨をもらい4月24日から播種したビートが発芽を始める。おおよそ10日が経過している。降雨ごはお決まりの強風が吹き荒れる。霜でも降りると昨年と同じ憂き目になる。
先祖代々伝承された『カラスの巣が低い位置にあるときは風が強い年になる』
毎年のように農場付近のカラマツの樹木に巣を作るカラスの家族がいる。1羽だと思うが家族が増えている。昨年は低い位置に巣を作ったが、今年は更に低い位置に作った。巣立ったカラスが低い位置にしか作れなかった可能性もあるが。『誰かが言った』『今年は昨年よりもっと風が吹き荒れるぞ!』
17haのビートが被害を受けないことを祈るしかない。外は湿った土壌にもかかわらず早くも土嵐が舞っている。
最近の日中は10度前後になるため融雪が進んでいる。この圃場(品種ゆめちから)4,7haは3月23日にJAコントラ課で融雪剤を散布したがほぼ雪がなくなる。防風林の側はまだ1mほど雪が残っているがあと4〜5日で融けるでしょう。
こちらの圃場(品種きたほなみ)10.3haは融雪剤を散布していないが風当たりが強いので雪が飛んでなくなってしまった。
最低気温は1度C、最高気温は7度Cと寒くなってきた。3日前は最高気温21度Cと暖かった。夏がもう一回来る気配を見せて肩透かしを食らう。このような繰り返しで季節は変わっていく。これが北海道。
ここ十勝エリアはなかなか根雪にならないが、そろそろ冬用タイヤに変えないと、朝晩の冷え込みで道路はアイスバーンになり危険だ。何もかも冬支度で忙しい毎日である。
9月22日に播種した麺用小麦「きたほなみ」が発芽した。今年は、息子に初めて播種作業を任せたが、綺麗に生えそろった。除草剤の適期になり、風もないことからスプレイヤーで散布を行う。終了した頃にはあたりは暗闇に包まれていた。小麦を連作すると雑草が多くなるため、連作する圃場だけ除草剤を散布する。
8月11日に襲来した台風のあとは病害虫が多発するため、すべての作物の予防処置として防除を徹底する。
この圃場は大納言小豆ですが畝が全くわからず、感で走っています。今年は元気に着莢し天に向かって花を咲かせている。従来、小豆は生育が旺盛になると「ボケル」と呼ばれる症状になり草丈ばかり伸びて着莢不良になりやすいが、大納言は花がドンドン咲き、着莢するように思える。初期に着莢した莢はわずかだが地面に落ちているのが気になるが・・・
昨年は殺菌剤散布は一度だけで病害虫の発生は少ないが、今年は昨年より生育旺盛なので2回は散布しないと6俵/10a当たりの収量は見込めそうにない。
台風が去ったあとは案の定倒伏したが、防除効果で病害虫の被害は最小限に抑えられと思う。野菜畑は意外と倒伏などの被害が少なかった。
作付不可能だった圃場に暗渠排水の工事を依頼して施工した。6月の長雨の時は長靴がすっぽりはまるほどの湿地でお手上げ状態であった。農作物の栽培を断念して耕作を放棄していた。30〜40cmの作土の下は強力な粘土質だが砂利暗渠によってジャガイモも耕作可能な圃場に変身することが期待出来る。
通称ホーと呼ばれている除草鍬を研いでいます。見るのも触るのも初体験の従業員がほとんどでまず研ぎ方から指導します。はじめはもちろんぎこちないですが1日も経てば指導が必要無くなります。
さっそく畑に出て作業をしてみました。皆の眼差しは真剣で、ホの持ち方から始まる。
決して草を切っても良いが極力「キャベツは切らないようにと」と伝達したが・・・。大したもんですほとんど元気にキャベツが生きていました。
JAからの大苗はすくすくと成長して立派に育っています。新人さんに切られることもなく。
今年大納言小豆を播種予定している圃場の雑草エゾノギシギシを掘り出しています。畑起こしを始めたがあまりに雑草が多いので急遽全員で作業を行う。畑の表面が白っぽく見えるのは牛の堆肥を散布しているからです。
スコップで深く根を下ろしたギシギシを掘って抜きます。「お父さん抜けません!」とキノピーが言うので
「膝を曲げて尻に力を入れなさい!」と言ったがちょっと違うかなあ・・・。まっいいかあ。ガス噴射に注意して力を入れれば抜けるでしょう。
尻に力を入れるということは、左右に分離している臀部を一体化することなのか。
軽トラダンプに山盛り2台ほどありました。
JAから譲り受けた大苗を手で植えています。あまりに風が強くなってきたため自走式スプレイヤーで散水してみました。しかし焼け石に水、5分も経過すると元の状態になってしまう。
4300リッターのタンク3回散布してみましたが効果がはっきりしません。生育の悪い苗は枯れてきていますがJAの大苗はさすがに丈夫です。明日は雨の予報ですがたくさん降ってくれるといいのに・・・。
乾ききった畑の土壌でも整地作業をすると湿った土が現れる。しかし1時間もすれば乾いて白くなる。
JA鹿追町から譲り受けた苗は元気に育っている。活着しているのでもう安心です。苗を取り出して見てみると白い根が何本も出て乾いた大地から水分を吸い出そうとしている。よっぽど大風が吹いて地吹雪にならない限りは大丈夫でしょう。と思ったがそうなるかもしれない。予断をゆるさない状況である。昨夜はさらっと雨が降ったが雀の涙ほどか・・・。雑草も生えてこない。
異常な早さで桜が満開になっている。平年5月中旬頃開花するのに今年は早い。そろそろ花見の準備です。ここの地域(今年は班長)の花見は雨が降ったら連絡をとって実施する予定だが、雨が降らないのでどうしたら良いものか・・・。
ビートは18ha移植したので一旦休んでじゃがいもの定植が始まった。近くの酪農家と交換耕作している圃場で作業をする。
一昨日定植したキャベツが干ばつ、風、低温によってほぼ全滅しそうです。育苗で半分ほど低温で枯れて、残った元気な苗を定植しましたがその苗も畑で枯れてしまいました。
4〜5年目の行者にんにくです。一昨年株分けして移植したもので再来年あたりが出荷できる太さになるでしょう。昨年の秋にバーク堆肥を厚さにして5cm前後散布しました。
冬期間にビニールハウスで栽培していた規格外(年数不足)の行者にんにくを再度圃場に移植しています。3年後くらいに出荷できればいいが・・・。
ビート移植が22日にスタートして今年の植え付けが始まった。しばらくの間は忙しい毎日を過ごすことになる。隣の小麦畑「ゆめちから」はほぼ全滅に近い冬枯れのためすき込みが決定した。今年の我ファームのパン用小麦「ゆめちから」は収穫できなくなってしまった。ここの圃場はビートか小豆に変更される。
小麦畑に入れるようになったので追肥を行った。硫アンを30キロ前後(10a当たり)散布する。約20haの面積に6トンを投入。
一年ぶりの作業なのでどうやって機械を操作するか悩みながら行う。年を取ると記憶力がある程度鈍ってしまうため思いだせないことがある。実験ノートに記載をしているもののコツというかレシピみたいなものを記載していないので細かいところまではわからない。案の定、最初はPTOのスイッチを入れないで肥料を垂れ流ししているだけで走ってしまった。
「ゆめちから」の圃場で徐々に枯れる症状がでてきて危険な状態で、おそらく廃耕になる可能性が大きい。9月播種の「ゆめちから」が凍結と乾燥で全滅しそうだ。写真の圃場は「きたほなみ」。ノーサイ(十勝農業共済組合)へ提出する被害届がどこに片付けたかわからず電話連絡することにする。
昨年9月28日に播種した「ゆめちから」です。肥料は10a当たり燐安50キロ、種子は12キロです。今年は融雪剤を散布する前に雪がなくなり散布しませんでした。
最近は最低気温が0度前後でしたが明日からはー5度くらいに冷え込む予想で、あまり低温が続くと根の張りが弱い小麦は枯れてしまう危険がある。昨年はそうであった。
3月30日現在、雪は殆ど溶けてなくなった。遠くに日高山脈を望む。毎年ホクレンで圃場の凍結深度を測定していますが10cm前後あるようです。例年より早く春が来そうです・・・・が、必要ないときに降雪があるので4月22日頃にビートの移植作業を予定しています・・・・が、最近の異常な天候は想像ができません。
大阪の高校生に播種してもらったキャベツが発芽してきました。概ね100%に近い発芽率になります。ちゃんと種が入っていました。バッチリです。
一昨日の大雨で雪が溶けてなくなった。最低気温は0度前後、日中は3〜5度にもなりとても12月の気温ではありません。
例年なら最低気温はー10度位にはなると思います。遥か彼方の小麦畑も青々と見ることができる。スキー場の関係者は顔が青くなってはいると思いますが・・・。
ケールの残渣物を粉砕して畑にすきこみ隣の酪農家から牛の糞尿を購入している。JAコントラに作業を委託しておおよそ5〜10トン/10a当たり散布している。
国内最大級のトラクターでスラリータンカーを牽引して作業を行っている。低音でどどっどとエンジン音を地面に響きわたせコンボイさながらのすごさというか威圧感と言おうかしばし見とれることがある。
散布した後にカラスが20羽ほど何かを食している。
ある農家でカラスに石をぶつけたところそのカラスかどうかはわからないが数羽のカラスがその農家のビニールハウスのビニールをくちばしで突いて破るそうである。そうとうな被害を被った模様。動物も人間もいじめてはいずれ我が身に降り掛かってくるということです。カラスとて生きる権利がある。そのカラスはドラマが好きで半沢直樹を見たそうである。大人のいじめには倍返しを覚悟しなければ。そうでなければこの世からいじめは無くならないと思う。
一昨日ケールの収穫が終了し、昨日はビートの収穫が終了した。聞くところによると町内で100戸ほどの栽培農家がありますが最後だったとか?
十勝晴れのなかでも地面はヌルヌルで10mも長靴で歩くと土がひっつき鉛の靴となる。掘ったビートは畑に堆積して12月1日に清水町にあるホクレン製糖工場に出荷します。
今年度は「やっと」というフレーズがついてしまうことが多い。来年じゃがいもを作付予定の圃場は秋起こしがベターである。冬期間の土壌の凍結で土塊がこなれ収穫時に土塊がハーベスターのコンベヤーに上がってこない。
そのため秋起こしは必須事項となっている。果たして根雪前に間に合うかどうか今年は微妙である。
台風が去って3日目の朝。ここ鹿追はまだ雪が溶けていません。朝6時の気温は0度くらいで暖かくなってきました。今日も仕事ができません。
どうもこのへんだけが雪がひどいらしい。ここの標高は260mほどで高原地帯に入り最低気温も1〜2度平地より寒いので雪が溶けづらい。これを喜ぶべきか、はたまた嘆くべきか。明治33年頃岐阜県から開拓に入り先祖はこの地に落ち着いてから120年の月日が流れた。日本一素晴らしい土地を選んでくれた。喜ぶべきなんだ。
開拓者から6代目になる新しく誕生した孫「華織」を家族、従業員で見てきました。母子ともに健康で「美怜」よりさらにおとなしい静かな子だそうです。5日ぐらいで退院できるそうで台風と大雪とともに誕生した孫でした。
今朝はガッチリしばれました。気温ー2〜3度C、積雪約20cm開いた口がふさがりません。まだ10月中旬です。先週は最高気温20度前後と暖かったのに・・・
これから収穫するビートも雪の手荒い洗礼を受ける。茎が折れているものがかなりあり、収量、品質に影響が出てくるかもしれません。
5月8日播種の「キタアカリ」が開花をはじめました。
5月9日播種の「男爵」は着蕾期を迎えていますが、気の早いのがぽつんと咲いています。開花最盛期は7月中旬ごろになると思います。隣のケールの圃場と合わせてCM撮影やTV放送の番組収録が行われる予定です。
5月25日播種のほまれ大納言小豆。契約栽培で市場価格より5,000円前後高く売れる予定です。まだ契約していませんが。
昨年10月移植の7年経過している行者にんにくが種をつけています。7月末に種子を採取して播種します。そして7〜8年後に収穫期を迎える栽培期間の長〜い作物です。
よって反収は300〜400万円ぐらいになるでしょうか。管理が大変ですが収入は十分あります。
今年初めて栽培する冬瓜が大きくなってきました。そろそろ定植の時期を迎える。
こちらも初めて栽培する生姜。9cmポットに入れて1ヶ月が過ぎてやっと萌芽してきました。ハウス内にトンネルをして気温30度C~40度Cに保つと発芽が始まった。暑さを好む作物のため北海道の栽培概念を捨てなければならない。難しい作物である。今後どうなるか全く想像がつかない。案の定、暑くしすぎて焼いてしまいました。
66cmの畦が塞ったケール。コナガ、モンシロチョウの発生も少なく順調に生育している。今の時期は食害も少なく捨てる葉もなく一番収量がある。配車がある・ないで収量に大きく影響してくる。青汁千歳工場の操業予定が6月23日の予定だったので照準を合わせていましたが5日ほど予定が遅くなったようです。
モンシロチョウの発生が少ないと8月〜9月にかけてヨトウガが多発します。今まで両者が多発したことはありません。どちらかが多発するか、どちらとも発生が少ないかです。ちなみに鹿追での状況です。今年もヨトウガの多発が予想されます。畑には年を越したヨトウガの蛹がたくさん点在しています。昨年9月末からは収穫不能に陥りました。
開花期終盤のパン用小麦「ゆめちから」。穂の段数は8~9段ある。何とか麺用小麦「きたほなみ」の収量に肉薄して貰いたいものだ。
甜菜(ビート)品種「ラテール」ほぼ畦が塞がりかけています。ピクニックコーンは草丈50〜60cm成長してすべての作物が順調に生育しています。
5月31日定植のピクニックコーン。幅95cmのマルチを使用したが通常135cm使用しているマルチの機械では調整してもうまく土がかからず四苦八苦した。また透明だと雑草がはんもうしてきた。初めてなのでこれが普通のマルチ栽培なのだろうか・・・・。ケールの緩衝作物として栽培している。今年は低温、干ばつの影響で不作となったアスパラ。200坪ある自家用のアスパラガスの収量は例年の半分程度ですが従業員には飽きるほど食卓に上げることができます。
6月12日定植のかぼちゃ(品種九十九里)300株です。
4月23日定植のケールです。パオパオを被覆していたので生育が順調で今月末の収穫に間に合いそうです。雨後には66cmの畦がふさがるため草取りで畝の中に入ることはできません。収穫後にケールは芯だけになるので草取りが容易になります。収穫と草取りを交互に行い草の種子が成長しないように注意します。そうすると翌年は草が少ない圃場になることがわかってきました。無農薬栽培は大変ですが従業員の人数を確保していると雑草が減っていきます。が経費が増大するため収入も減少します。よって高いケールの単価でないと栽培はきびしい作物になります。昨年は様々の要因で赤字に転落。今年は勝負の年となります。
5月4日播種のジャガイモ(品種キタアカリ)均一に萌芽して順調に生育しています。
4月23日移植したビート(品種ラテール)です。3日前に除草剤を散布していますが酪農家との交換耕作のためツユクサが生え放題です。
明日は2週間ぶりに雨が降る予想で作物は一気に成長できるでしょう。
昨年9月26日播種の小麦(品種ゆめちから)が出穂して開花の準備が整う。2〜4日後に開花期を迎える。
こちらは10月3日播種の(品種ゆめちから)は穂が半分くらいしか顔を見せていなく(きたほなみ)と同時期になっています。
こちらは9月24日に播種した小麦(品種きたほなみ)は半分ほど穂が出穂してきました。(ゆめちから)より3〜4日出穂が遅いようです。
苺の苗も順調にランナーを伸ばしています。太郎、次郎、三郎苗まで成長しています。まもなく7・5cmのポットに苗を入れて養成をします。この作業が8月上旬まで続く。
まずまずの生育の9月24日播種の品種「きたほなみ」6haの圃場
こちらは生育旺盛になった9月25日播種の「ゆめちから」3haの圃場
やっと元気になった10月3日播種の「ゆめちから」5・9ha圃場
4月23日移植のビート。地温を上げるために深耕爪カルチを入れています。
雪に埋もれた4月24日に移植したビートです。ビートは移植してから日数が経過していると霜、雪には動じない。寒さには強い作物です。
こちらは4月29日に定植したケールです。葉の色が変色して生きているのが辛そうですが枯れることはないと思います。そのうち元気に回復して良好な生育になるでしょう。
ケールも寒さには強い作物なので心配ありません。GWに帰省していた長男一家が苫小牧に帰れず休暇を取りました。日勝峠は冬タイヤでないと走行できない通行規制をされています。午前7時で−1度で夏タイヤの走行では無理です。しかし、明後日の最高気温は18度〜21度になる予報で冬から初夏にいきなりなる。体がついていけない。これが北海道なんだ・・・・。
昨年10月に移植した7年物の行者にんにくです。今年10月に掘り出して来年の1月に出荷するか、2年育成して2年後に出荷する予定です。
町内産のバーク堆肥がたっぷり入った畝ははち切れんばかりに太く成長しています。元気な苗の葉は1m近くの高さに成長するそうです。
葉だけでも相当の収穫量(1本当たり300g前後)があるとのことで冷凍して通年出荷を検討しなければなりません。葉だけ収穫して根を残すと2〜3年収穫を待つことになります。
いよいよ明日ケールの定植が始まります。3月27日に種を播きおおよそ1ヶ月が経過して本葉がかなり大きくなってきました。
フォークリフトで500キロの硫酸アンモニア2本をブロードキャスター1200リッターに積み込みます。
肥料が固まっているのでハンマーでたたいて砕きます。今年は異常に堅い。なかなかスムーズに落ちてくれない。
今日は22haの小麦に約8トンの硫安を散布した。使用トラクターはS63年製MF3060でアマゾーネのブロキャスを装着したら1年間専用で使用します。小麦追肥3回、緑肥種子&肥料2回、ケール&行者にんにく鶏糞の追肥2回など130haくらい使用します。エアコンが故障しているので朝早くか夕方か曇りの日限定で使用しています。今年はドアーを撤去しようかと考えています。
3月23日に融雪した小麦『きたほなみ』の6haの圃場がほぼ雪が融けた。昨年の9月24日に播種していますので約6ヶ月が経過しています。そして8月上旬に収穫を迎える。
こちらは昨年の10月3日に播種した6haのパン用小麦『ゆめちから』です。遅い播種だったので心配していましたが何とか元気なようです。町内では550haのゆめちからが播種されていますが一番遅い播種だと思います。十勝農協連にあった在庫の種子を全部頂いて、6haの圃場全部に播種できた。10a当たり18キロ、最低限の播種量を確保する予定でしたが13キロぐらいしか確保できませんでした。収量は減少するでしょうが仕方がありません。
圃場が乾き次第、10a当たり50キロ追肥をする予定です。
JAコントラに作業委託して融雪剤を30ha位の畑に融雪剤を散布しています。今年は積雪が多かったのですが風に雪が飛ばされたのと最近の暖かさで雪が融けてしまいました。畑によっては雪がなくなり散布予定の畑を変更しなければならなくなりました。
昨年は4月29日からビートの移植作業が始まりましたが今年は4〜5日早く始まりそうです。
朝起きると辺り一面雪景色になり20cmくらいの積雪があった。南国育ちの従業員は大喜びで庭で写真を撮ったり雪と戯れながら大騒ぎ。しまいには雪のなかに顔を突っ込んでしまった。
『お父さんは雪を見て感動しないの?』と質問されたが・・・『毎年のことで慣れてますから・・・』と素っ気ない返事をしてしまったことに反省!
雪が降るなかビートの出荷があった。前日に覆っていたテントは剥がしておいていたので大変なことにはならなかった。
朝6時から積み込みが始まるのでその前にテントを剥がさなければならない。5時には起きないと間に合わない。最近は仕事がないので8時頃の起床時間なので5時起床はとても辛いし体に良くない。滑って足でもくじいたらバカくさい。
ということで前日に準備しておくのが最良の方法である。300トンのビートはあっという間に4時間ほどで運んでくれた。
休止していた畑お越しを始める。あと20haほど残っているのでしばらくは仕事がありそうです。今年は凍結もあまりなく根雪が遅いので今月一杯はできそうな気配。鹿追は珍しく積雪0センチです。
現在ビート跡を起こしていますが地面がズルズル滑ります。何とか7キロの車速で作業することができます。隣りの緑肥畑は推定で10トン以上/10a当たり牛堆肥を散布しています。緑肥のエン麦は堆肥の下敷きになってしまいました。
この圃場は約10ha(長さ540m、幅185m)ありダラダラ仕事を進めていたら4日ほどかかってしまった。二日後に20センチの積雪で根雪となり今年の畑起こしは終了することになった。
ようやく今年度の小麦刈りが始まった。18%まで水分が下がっていた小麦だったが、最近は小雨模様が続き曇り空のなか刈り取りをした。水分は26〜28%に戻ってしまった。
今回の圃場は製粒がほとんどで粗原料で12〜13俵/10a当たりはありそうです。多いところで15〜17俵はあります。つまり豊作です。今年は豊穣の秋を迎えれそうです。
6月4日に定植したサツマイモ(品種べにあずま)です。成育旺盛になりまもなくツルが地面をはうようになります。
こちらは6月12日に定植したもので、一週間の違いでこれだけの成育の差が出ています。収量にどれだけ変化があるか10月に収穫すると結論が出ます。また追肥などの試験栽培もあわせて行う。無農薬栽培なので雑草も次から次と大きくなってくる。
連日の夏日で毎日5cmぐらいの感覚でツルが伸びてきました。成育にエンジンがかかりもう誰にも止められません。追肥をしていたら大変な事になります。
5月に防風林を切り倒して残った根を抜き枝をかたずけた。後は石礫、笹の根などをこの機械で分離していきます。分離されたゴミはダンプで運びだします。
最後にブルで地ならしをして終了です。畑の長さが540m、幅が11mあるので60aほど畑が増えました。
4月29日に移植したビートの畝がふさがった。しかし、連作畑と長雨後に移植したビートはかなり不良となっています。テンサイモグリハナバエが6月末に発生しましたが現在はおさまりました。
今年は除草剤の効果がうすくかなりビートの葉の下部に雑草が残っています。これからお盆前にニョキニョキと雑草の頭を表すでしょう。
5月18日に播種したジャガイモ(品種男爵)です。根からストローが伸び塊茎が10mmほどに成長しています。掘り取りが始まる8月25日頃には40g~200g程度のジャガイモが一株から10個前後収穫できます。
6月4日に定植したサツマイモ(品種ベニアズマ)です。一度上部の葉は枯れますがほとんど新芽が出てきます。写真の葉は生き残ったもので、苗の生存率は100%に近い数字です。
現在はの苗の状態は良くないですがこれから繁茂してくるので追肥などはしないようにしましょう。元気のない苗の方がたくさん大きいサツマイモが収穫できると思います。
開花最盛期を迎えた小麦(品種きたほなみ)です。連日の30℃の気温と暑〜い日差しを浴びて受粉が進んでいると思います。7月末に収穫が始まる予定です。最近5カ年は28日頃に始まっています。
小麦の穂が出揃いました。子実の数は9段前後あり、あとは天候によって実が結実するかどうかです。緩やかな気温上昇であれば豊作が期待できるが、急激な気温上昇(最近の傾向)ではあまり豊作は期待できない。
4月29日移植のビート。3日前より比較すると一段と葉が成長していることがわかります。
大雨のあと5月19日に定植したケールです。5月9日に定植したケールに匹敵するぐらい生育が順調になりました。手取り除草は3回目を終えましたが新たに次から次と草が出てきます。まもなく葉長が4・50cmなると畝のなかに入れなくなるので7月の収穫時に大きくなった草を抜きます。草を繁茂させては収穫量が半減してしまいます。
6月12日に定植したサツマイモです。一度苗の葉は枯れますが写真のように新芽が出てきます。12日に残りの2000本を移植して全部で4000本あまりを栽培します。
今年も無農薬、無化学肥料栽培に挑戦して試験販売もする予定です。3年間の試験栽培の経験からかなりの手応えを得ているので、温暖化の恩恵だけではなく栽培技術の確立を目指し頑張ろうと思います。
農業も意欲的な取り組みと研究心があると意外なところから願ってもない事が転がり込んでくるし、足を引っ張る方?も協力してくれる方もいます。
それでは今年も頑張ります! おっと今日は山村留学生が二人ホームステイに来る日。雪室貯蔵のキタアカリを使用した「ポテトピザ」をワーキングホリディーの二人と4人で手作りする予定です。
牧草の一番草の収穫が最盛期です。明日は雨の予報なのでまだ収穫をしているようです。
付近の畑作農家も雨前に仕事を終わらせるべくフル稼働しています。生育停滞しているビートの追肥と除草機入れ。ジャガイモの本倍土。小麦の殺菌剤散布。
当ファームはケールの手取り除草に全力をあげた。また小麦の穂が出揃い赤カビ病防除を行った。2回目のビートの除草機入れ。刈り払い機で道路の淵、排水路などの草刈りなどを行う。
昨年(6月17日)のビートの除草機入れです。雨ばかりで土が湿気り後部のカゴロラーが土で一杯になっています。
5月9日に定植したケール。葉長は平均で40cm前後に育つ。寒さの中順調に生育している。鶏糞の追肥を受け収穫に向けて最後のスパートをかけます。
5月18日に播種した男爵芋です。奇麗に萌芽しました。4月に播種した種芋は長雨の影響で萌芽しない影響が出ているようです。男爵芋は7月10日前後に開花を迎え8月23日頃に収穫をする予定です。
4月29日に移植したビートで、昨年より10日遅く移植しましたが生育は順調に推移しています。長雨のあと(5月14日)に移植したビートは生育が停滞している。やはり早く移植したビートは毎年のことながら好成績です。
これから2回目(最後)の除草カルチを入れます。現在もかなりビートの葉をトラクターのタイヤで踏み傷めてしまっている。
昨年より1週間早くケールの手取り除草がはじまった。好天に恵まれ土煙が上がるなか慣れない手つきで除草鍬(通称ホー)を扱っている。ケール定植隊(7人)も最後の作業が始まりあと4haくらい苗がある限り定植をする。おおむね1日交代で草取り隊、定植隊を交換して作業を進めていく。なるべく同じ作業に偏らないよう心がけている。
5月9日に定植したケールです。昨年より3日遅れて播種したものの生育は順調です。葉長は25cmほどになり順調にいけば後1ヶ月で収穫を迎える。キューサイの方の話だと一日1cmくらい葉が成長して収穫の頃には葉長も50cmを超えるようです。
遅れに遅れていたジャガイモの植え付けが終わり倍土作業が始まった。早期倍土作業が6月にずれ込むのは初めてだと思います。と思っていたらH22年度もほとんど6月にしていました。
農業雑誌『ポテカル』Nさんの取材があり初めて倍土作業を見学したそうです。意外な言葉を聞いてびっくりしたのでした。13人の従業員とともに休憩をして懇談しました。
4月29日に移植したビートです。最近の陽気で生育も良好になりつつあります。
まもなく秋播き小麦は止葉期を迎え最後の追肥を行います。平年より草丈は10%ほど高く伸びているが茎数は少なめに推移していたが茎数は平年以上になったようです。小麦は豊作の予兆を示している。なかなか追肥作業まで手が回りません。馬鈴薯の倍土作業、ケールの手取り除草も始まり忙しい毎日で、早く就寝してもなかなか疲れが取れません・・・。
いつでも若者は元気です。一日の仕事が終わり『達成感に浸っているところをパチリ。』
大雨の影響で畑のなかを水が流れ爪痕が残った。ケールの定植予定の畑だったが定植はまだであったので被害は免れた。大雨の影響でケールの定植は大幅に遅れそうだ。
畑に溜まった雨水は道路を横断して隣りの畑に流れ込む。その繰り返しで雨水は低い方へ流れて行く。丹頂鶴のつがいが羽根を休めていたがやがて飛び立っていった。
小麦畑もご覧のように冠水した。排水路では処理しきれずあちこちで雨水が停滞して冠水するところがあった。我がファームの移植済みのビートの被害は最小限でおさまったようだが町内では相当の被害が出ているようです。
昨年の台風に匹敵する雨量が降り地下室が床上浸水した。排水のためポンプを使用した。
最高気温は20度を超えるようになり急激に暖かくなってきた。ビートの苗は3回目の根切り作業を終えいつでも移植できる状態だが畑の水分があり、なかなか地温が上昇してきません。
付近ではジャガイモの播種やビート移植が始まりました。
午後から整地作業(ロータリーがけ作業)をはじめたが土を握るとおにぎり状態になるため中止した。
しかし、明日しびれを切らして始めようと考えています。
ケールの苗もあともう少しで定植できるようになり作業を2班に分かれてする予定。
17日に融雪した小麦畑が2週間で融けた。
昨日の10度Cを超える陽気で一気に小麦が見えてきました。今年の凍結震度は30cm前後と深いため畑に入れるのは4月20日過ぎになるでしょう。そしてビート苗の移植は4月中にできるのか際どい線になった。
JA鹿追コントラ課に畑の融雪剤の散布を依頼した。積雪は吹きだまりでは1m前後もあり、例年今の時期に融雪剤の散布がはじまる。
二日間で約50haの畑に融雪剤約15トンを散布した。昨年の今頃は積雪はわずかであったが、今年は気温も寒く雪も多い。昨年は4月20日からビートの移植が始まったが、今年は7〜10日ぐらい遅れそうです。予想がはずれる事を願いたいが・・・・・散布価格は1ha当たり約5000円です。
畑に堆積していた約300トンのビートを出荷しました。20日に伝票を集計すると収量は10a当たり6900Kg, 糖分15.4%でした。過去2番目の収量でしたが糖分は過去最悪になった。
これで本年の農産物の出荷が終了した。2度に渡る大きな台風と長雨、10月初旬の寒波などで病害虫の大発生で減収となった作物もあった。しかし全般的にビート、ジャガイモの成績が良く過去最高の粗収益となりました。(経費も過去最高となる) あとは来年使用する約70トンの肥料を倉庫に収納します。明日は京都府(京田辺市)へ披露宴のため4人で出発します。
今日の最低気温ー6度C。畑の表面はシバレ出してきて間もなく耕起作業もできなくなります。あと20haほど耕起作業が残っています。ここの圃場はビート跡で、来年はジャガイモを植え付けします。
4連リバーシブルプラウ(スガノ農機、H12年製、価格約200万円)以前機体後部にハローを装備していたので重みで回転部分から破損したが、無料で新品と交換してくれた。良心的な農機具ディラーである。2年前にスリック12mm(オーツ農機製セラミック入り)とシェア、シン等を交換、ジョインタを外しカバーボードを取り付けた。今年はいよいよコールタがだめになりかけ交換している。すべて自分で行うと4分の1の料金できる。
9月14日から播種がはじまり最終は写真の10月10日に終了した秋播き小麦です。こんなに遅く播種したのは初めてでどうなることやら。来年の春に生き残っていることを祈るばかりです。朝7時に撮影。気温4度C。いつものように美しい夫婦山が見えます。
#H24年のこの圃場の成績が出ました。我が家の小麦製品収量は平均10.3俵/反当たりでした。10月10日播種のここの小麦は9,5俵で町平均の収量並みであった。追肥はがっちり投与しましたよ。結構収量が上げれることがわかりました。
秋の収穫作業の様子ムービーがアップされました。
迷いに迷って今まで一番遅く小麦を播種しました。今日は午後から雨の予報で朝から播種を始めた。あともう少しのところで終わる頃に雨が強くなりトラクターが進めなくなったが、遮二無二今年度の小麦播種を終了した.
小麦の播種が遅れると根雪前に良好な生育ができず冬枯れの危険性が増します。がしかし、暖かい初冬になることにかけました。
畑の中に小川ができて水が絶えません。やむなく付近は手掘りやデガーで掘っていますが次の写真のように腐ってなくなっています。
ここの農地は土地改良が不十分で普通暗渠排水を整備すると地下から排水ができます。国や道の土地改良整備事業は絶対不可欠な事業である。台風などでは一時的に畑の上を流れますがやがて地下から排水するようになります。整備するには多額の金額がかかり国や道から助成で土地整備を行います。
30年位前、収穫が遅れている親戚の手伝いに行ったが10月20日ごろまで芋掘りをしたように記憶している。その頃は最終掘り取り期限などなかったと思う。しかし最近は集荷期限が決められており生食用は10月5日(台風などの影響で5日間延長になって)となっている。加工用も品種によっては5日までだが。それ以降は農協では引き取らないという。新人の職員が掘り取り現場でやさしく伝えてくれた。
とても無理なことだ。まだ9haほど残っているのだ。今まで集荷期限を気にすることなく作業してきた。期限まで間に合うかどうかおびえながら作業するのは初めての経験であせりなどから事故を起こしそうです。
本日5日、5日間の掘り取り期限延長の連絡がきた。当農場のために延長したようだ。長年ジャガイモ栽培していますがハラハラドキドキの作業はもうごめんです。一昨日は近くの農家さんに応援を頼みハーベスター3台で一日で60トンほどのジャガイモを掘り上げました。あと3haまでになりました。
14日と15日で小麦の播種が始まりました。停滞水があるなかぬかりながらの播種となり約10ha終了した。2週間休日返上、12時間労働で農作業を頑張り中国へ旅立ちます。
しかし、天気予報は雨ばかりでジャガイモが掘れずに腐敗してきて気がかりです。
今年は生育が順調なサツマイモです。いままで蔓上げ(蔓が地面に接触すると根がつき減収する)という作業はしていませんでしたが今年はしなければならないようですが。する余裕がありません。次男が鹿追神社秋祭りにサツマイモのコロッケを農村青年会で出店するため試験彫りをしました。まだ小さいですが今年は昨年の豊作より大豊作になりそうです。ところが9月の2度にわたる台風、10月初旬の霜や低温の影響で成長が止まりました。昨年よりかなり小粒になりそうです。
6月上旬にはじめて播種した生のピーナッツ。いま黄色い花盛りだ。遅い播種だったのでちゃんと実るのか心配ですが、そこそこ生育しています。北海道にはあまり見かけないので地上にピーナッツが実ると思っている人がかなりいます。ピーナッツと落花生は同じと思うか長女に質問したところ「質問している本人がわからなくなってしまったというか自信がなくなってしまった。」「なにせ落花生が見たことないので未知の作物です。」
収穫前のケール(昨年の作柄も最良でしたが今年はさらに最良の年になりそうなのですが)収穫後のケール畑(収穫遅れでかなりの葉が出荷できない状態)連日、夏日の中ケールの収穫が進む。ケール畑では厳選された葉だけをフレコンバックにつめて20トントレーラーで出荷します。一度に200キロバック4本をまとめて積み込みして、おおよそ5トンから6トンを積んで千歳までの2時間の道のりを運びます。
このイチゴは愛知県が育種した「ゆめのか」と言う品種で手のひらサイズにもなる大粒の品種です。ランナーが旺盛に伸びて太郎、次郎、三郎、四郎苗ぐらいまでになっています。9月中旬頃の収穫にむけて今月がランナー止めの作業が山場となります。
7月28日、いよいよ黄金色に染まった小麦の収穫作業がはじまった。既に始まっている他町村の情報では意外と収量がないそうだ。そこで我が集団(4戸共同、今年新しく1戸加入)はどうなのか?
前評判どうり収量はあり品質もまずまず。収量があるためコンバインが思うように重たがって進みません。うれしい悲鳴です。我が家は冬枯れしたため期待できませんが集団としては最良の年になりそうです。
畑作農家は野菜がないと小麦が収穫作業の始まりとなります。いままでほとんど収入がなく農場の収支は?千万円の赤字です。特に小麦収穫は真剣に取り組まなければなりません。以前は明日雨の予報がされると朝まで刈り取りをしたものですが最近はせいぜい朝の2時頃まででしょうか。品種改良もされそれほどあわてて刈り取ることもなくなりました。あまり無理をして事故など起こしても困ります。
高校の学校祭パレードを家族と中国実習生と見に行きましたが中止でした。雨がやんでたのに残念でした。
昨日の最高気温18度で最低気温12度。本州の埼玉県では最高気温がなんと38度!。20度も差がある。北海道の人間は本州に住むには適さないと思う。同じ日本でこちらは寒いくらいだ。
そう感じつつ14日から降り続いている雨は4日目となり明日まで止まない予報。水はけの悪い畑には停滞水がいたるところにでき作物が消えていく状態です。従業員は5連休となり結局7月は13日の休日となった。(えっ、給料は固定給ですから同じですよ)。
今後殺菌剤散布がずれこむため病気の発生が懸念されます。写真はジャガイモ畑です。停滞水があるところはジャガイモが腐ってなくなっていますが、17haの一部なので5%〜8%前後の減収になるでしょうか。
H23年度成績は男爵43俵(平年47俵前後)、トヨシロ49俵(同55俵前後)、オホーツクチップ37俵/10a当たりの製品収量であった。写真の男爵は腐ってなくなった割にはまずまずの成績であるが、オホーツクチップは小粒傾向で栽培方法がまずかったのか原因をこれから究明しなければならない。が、ほとんどの栽培農家で採算割れか利益が少ないので栽培を辞めようとしている。我が農場は種芋の申し込みを再来年から取りやめた。
今年度のケールの出荷がスタートしました。当日は最高気温32度うなるような暑さと戦いながらの収穫で派遣さんも大変だったとおもいます。18人のスタッフで12トンのケール葉を出荷しましたが、約半数が初めての収穫作業でした。 (写真は昨年10月撮影のものです)
蕎麦も生育旺盛で畝がふさがりました。播種してから何もしていません。雑草がたくさん生えていますが蕎麦の成長にはついていけずやがて隠れてしまいます。本来除草機を2回ほど入れるのですが牧草の枯れた根が障害となるのであえてそっとしておきました。エコな作物です。ここの圃場は約5haあるようです。
最近は30度前後の最高気温と適度の降雨。急激に成長をして葉長が60センチを超え重なり合うようになった。今年はコナガが大量に発生していますがモンシロチョウは少なめで推移しています。今後、ヨトウガの大量発生が懸念されます。(虫取班は交代制で取り組んでいますがもう畝の中に入れないので食べ放題飲み放題制をとっています。)
ここの圃場は5haあるので1回目の収穫で2トン/a当たりの収量があれば約100トンを出荷できます。収穫を3回ほどしますので5〜6トン/a当たりの収量を見込めます。収穫日決定の連絡待ちとなっています。本日の予想最高気温は32度!!です。北海道では一番の暑さの予想。
ほかの品種にさきがけてオホーツクチップが開花しました。今年初めて栽培する品種でポテトチップス用です。近くの農家では4月下旬に播種した男爵が花盛りです。早く播種すると早く花が開花します。うちの男爵は5月中旬なためつぼみの状態でまもなく開花します。男爵は長年4月と5月播きどちらが良いか比較されてきたが私の経験では早生種は遅く播いた方が好結果のような気がする。
6月17日に播種した蕎麦は元気に生育している。それに伴い雑草も元気に生育しているが農薬を使えないので除草機を2回ほどいれます。今年は播種量を3.5~4キロ近く多めに設定して播種しました。牧草後に播くのは初めてのことでどうなることか。
6月20日頃から開花が始まり28日に最盛期を迎えた。 最終の殺菌剤散布を終わり8月上旬の収穫を待つばかりになった。鹿追は山麓地帯のため帯広、芽室などの十勝中央地帯より4、5日から一週間おそく収穫が始まる予定だ。栽培条件は中央地帯より不利だが栽培技術の指導と農家の努力で何とか中央地帯に匹敵する結果が得られている。
山沿いの鹿追でもビートの生育が昨年より良好で、畝がふさがった。今年は甘ーいビートが収穫できそうになってきた。しかしパピリカという新しい品種は生育が悪い(根重は大きいというが?)うえに病害に弱く、昨年は悲惨な結果になった。今年はパピリカは期待できそうだが早く新たな病害に強い品種育成が必要だとホクレン工場出荷農家は切望している。
*今年度はホクレンの増反要請を受け入れいち早く増反しました。そんな経過なので是非とも豊穣の秋を迎えたい。
二度目の小橋ロータリーカルチ(H9年製、価格70万円)を入れています。 昨日に続いて下ちゃんに運転を伝授してまかせました。これ以上生育が進行するとトラクター(クボタM1−75使用、H4年製)のタイヤで葉を踏んで軟ぷ病の発生の原因になるためこれが最後になります。 下ちゃん緊張の毎日です。
クボタM1−75トラクターは前50シリーズの7950、9550と比較して格段に小回りが改善され(前部タイヤの切れ角)管理作業に適した倍速ターンなるものも装備された。片ブレーキでターンすることが得意な私はどうしても苦手である。ヰセキのフロントアクスルに慣れた人はどうもなじめない。しかしほとんどが機械式のため長く使用できる機種なので外部油圧の弱さなどに目をつぶれば、中古市場では人気の機種である。6年前に130万円で中古ディーラーから購入したがいまでも同等もしくはそれより高値で取引できると思う。
ほかに所有しているヰセキ8020(S63年製、価格360万円)は前部タイヤの切れ角は十分あり、前10シリーズよりも足回り(フロントアクスルのシール油漏れ)、油圧ポンプ等の耐久性が強化された。外部油圧揚力は3トンほどあり当時としては外車より強力だったかもしれない。8000時間を超えているがケール収穫機を専門に装着していまでも元気に現役だ。ヰセキとしては耐久性などに目をつぶれば20シリーズは国産の名機だと思う。(使用者の感想です)
なかなかカルチ(二チノー草カルチH18年製)入れをするチャンスをのがしているうち、ビートがすっかり成長して大きくなってしまった。 時折小雨が降る中、土がしけっているため最後尾のかごローラーに土が満杯に詰まる。そんな悪条件でカルチ入れをしなければならない。今年の天候には泣かされる。(ヰセキTJ105使用、H21年製)
5月6日に定植をしたケールです。低温のため昨年と比較すると13日早く定植したにもかかわらず生育が遅れている状態です。化学肥料を使用しないため同じ日に定植した町内のキャベツは畝がふさがる勢いである。しかしここ1週間の陽気でやっと生育遅れを取り戻しつつあります。後1ヶ月で収穫の時期を迎えるのですが…………。
ここの圃場は畝の長さ540m、幅95m、面積約5ha.
4月20日(鹿追町では3戸だけ、ホクレン工場糖区内では5戸が移植作業をしていた)に移植したビートがやっと大きく成長をはじめた。5月の中旬頃までほとんど生育が悪くどうなるかと思いましたが、最近は20度を超える気温が続き順調な生育になった。2度にわたる豪雨に見舞われたが雹も降らず一安心です。
*6月21日の畑作青空教室で4月19日に移植したビートが一番の成績だと聞いた。今年は早く移植したビートの生育が好成績のようだ。
ここの圃場は畝の長さ540m、幅85m、面積約4.5ha
5月11日に播種したジャガイモ(品種トヨシロ)が萌芽してほぼ揃った。昨年より4〜5日はやく生育が進んでいるでしょうか。度重なる豪雨に雨水がたまり圃場の中を雨水が流れています。しかし倍土した山は崩れずに頑張っています。写真でわかるように25センチほど雨水が停滞した跡が白くなっています。今年も不安要素が多い年になりました。
ここの圃場は畝の長さ540m、幅112m、面積は約6ha
昨年より5日早く馬鈴薯の倍土が始まった。萌芽がはじまり倍土の適期となっています。土が湿気っており機械に負荷がかかっています。
ここの圃場は畝の長さ298m、幅201mの台形型で面積は約4.2ha 使用トラクターヰセキTJ−105
ベーゼリーロータリーリッジャーは砕土性に優れ、石に強いタインは7年使用してもわずかしか摩耗しません。またステンレス製のカバーは石が当たるとへこみますが、ある程度へこみが自然にもどります。しかしこのステンレスに穴をあけようと電気ドリルで挑戦しましたが全く国産のドリルでは歯が立ちません。柔らかい上に堅い!このような材質は国産では存在しません(というよりも高価になるため使用しないのかもしれない)。日本より優れた技術は海外にたくさん存在します。倍土板のスリックとクラッチ板(クレーム)を交換しただけで対石用タインは7年でほとんど交換していません。柔らかく土を盛り表面だけを締めているので風雨にも倍土の形は崩れずらくなっています。
ヨーロッパでの長いジャガイモ栽培で培われた技術はまだ農耕民族として歴史の浅い日本では追いついていない状況です。
最近の不順な天候にはまいってしまう。 二日・三日晴れて雨や雪、この繰り返しで畑がなかなか乾きません。 そんななか昨日は朝6時から夜6時までケールの移植を敢行。 午後より雨の予報だったため雨が降るまで頑張ろうとしたところついに夜まで降らず。 パンをかじりながら休んだのは15分だけで約12時間ノンストップで作業をしてしまった。今までに7haに移植を済ませた。
雨の後はお決まりで強風が吹き荒れ、移植したケールは何とか耐えていますが私は疲れから寝込みそうです。
ここの圃場は長さ540m、幅約90mあります。 畝幅66センチ、株間平均60センチです。
定植して3年目のグリーンアスパラがぼちぼち出てきました。 自家用で700株定植し3年目なので毎日食卓にのる予定ですが、低温でなかなか勢いよく出てくれない状態なのです。 従業員一同楽しみに待っている食材なのだが・・・・・・
4月20日に移植したビートは雪の下になりながらも懸命に生きています。 昨日、今日と雨にぬれさっぱり成長していませんが、気温が上昇すると一気に大きく成長します。 ビートの移植が始まって10日のうち4日が雨や雪,強風で今年もスタートから不安材料ばかりです。
ここの圃場は長さ270m、幅約240m台形がたなので約6haの面積があり、畝幅66センチ、株間23センチです。
H23年度は平均で6900キロ/10a当たりの収量があった。(町平均5900キロ、糖分15.7%) H23年度は早い時期にビートの移植を終えた農場が好成績を残したようである。16haあると移植する日数がかかるため多少土壌条件が悪くてもスタートを早めないと小規模農家並みの収量は得られない。
ビートを移植する前に土を砕き畑を平たんにする作業が必要になる。 二プロのロータリハローは全幅3.8Mで作業幅は3.6Mあります。 「これ以上大きいのはないのですか?」 と尋ねたところ「ありません」ということで2年前に購入しました。
以前使用していた3.3mのものは作業幅も狭く、旧式で爪の摩耗の激しさや、耕うん軸受けのシールからの油もれなど耐久性に問題があり3年使用して売却しました。 しかしこのEXEシリーズはすべて改良がほどこされ150馬力のトラクターでも対応できるようになりました。 すべてにおいて性能がアップされ、価格も大幅にアップされ200万円を大きく超えるようになりました。 さすがに春耕しの畑は1回がけでは土塊も細かくならず2回がけか、3.5m(特注品)ニプロのアッパーロータリーを使用します。
使用トラクターヰセキ BIG-T-1355(H12年購入)
20日からビートの移植が始まりました。最低気温はー2℃で移植したビートが寒がっています。生育の悪い苗は枯死しますが健全な苗は何とか頑張って生き残るでしょう。
明日の天気予報も雪でしばし仕事は連休になります。 というのもホクエイビート移植機(4畦)が故障して昨日は移植できませんでした。二日ほど修理日数がかかると思いますが部品がないこともありうることなので古い2畦の機械を整備して準備しました。おおよそ1万円くらいかかったでしょうか。
きっと雪が降るからやめときな!と忠告されたのかもしれません・・・・・・。
そろそろ畑に機械が入れるようになったので農業開発公社により心土破砕を行った。 三本の爪を約50~60センチ土の中に入れ引いていきます。 堅く踏み固めた畑の枕地はまだ凍結しています。 心土破砕をすると早く凍結も融ける事でしょう。
雪が降る前に畑起しを終わらせるべく頑張っています。おおよそ冬になる前に40haほど起こします。起こす深さは約30~35センチ、黒い土は表面に近い部分で、赤土は一番深い部分です。ビート畑の後を起こしていますが来年はじゃが芋(男爵)を作付します。なぜ秋に起こすか?ひとつは冬季間の凍結で土壌がこなれ収穫の時にじゃが芋とともに土の塊が機械上にあがらないためです。もうひとつは秋季に土を動かすことによって雑草の発芽をうながし次年度の雑草の発生を抑制するためです。この畑は今年購入、約10haで2350万円しましたが、土地改良(暗渠排水)と雑林があったので切り倒しと木の根を抜き取り整地して170万円かかりました。投資をしたので意気込みは十分、来年から頑張ります。 ちなみにこのあたりで仕事しているのは家だけです。今朝は-6℃で土の表面はしばれ(凍る)ています。日中は融けてタイヤはすべり進みずらくなり明日終了予定です。
鹿追蕎麦の原料、キタワセ蕎麦の収穫が終盤にかかりました。 6月22日に播種したソバは黒い実をいっぱいにつけています。今のところ製品で120キロ前後あるそうで近年になく豊作だそうです。この農場の蕎麦は鹿追町で最後に農協所有のコンバインで収穫します。今から楽しみですね。
後日談ですが、収穫が終わりましたと農協から連絡があり畑に行ったところ、なんと収穫していない蕎麦畑が一面にあるではないですか・・・・・! あまりたくさん畑がありすぎて忘れられていました。 次の日めでたく町で最後の蕎麦を収穫でき反収(10アール)は136キロありました。
面白いことがありすぎる平成22年度ですね。
苗を移植してから約一カ月がたち、太郎苗が3~5本でてきました。 この太郎苗を根がつくようにペーパーピンで止めていきます。止めないと風で根が抜けたりするため、うき苗となって商品にならないのです。今日は小雨もようですが頑張って仕事をして夜はまたバーベキューなのです。 というのも山村留学生のショートステイで小学生が来ていますが、以前から約束していたので本日の実施となりました。 さすがに一週間で3回となるとみんな苦笑いでした・・・・・・・。 野菜のバターホイル焼きをメインに食べようかな。
ところで、20日にはrieさんのご家族と友人の方々が当農場に視察に来られました。 鮮魚店と居酒屋を経営されているそうで、鹿追産の蕎麦が食べたい! となりまだ駆け出しの蕎麦打ち職人(自称)鹿追産そば粉を使いなんとか20人前ほどうち、ざるそばでご馳走することができました。おみやげにおいしい海産物をたくさんいただきありがとうございました。お店も毎日満員だそうで一度みんなで行きたくなってしまいました。その時はよろしくお願いいたします。
5月9日に移植した馬鈴薯がやっと萌芽しました。 ここでは食用は男爵、加工用はスノーデン、きたひめを15ha生産しています。男爵は8月23日頃から、加工用は9月15日頃から2台の専用の収穫期(ポテトハーベスタ)で収穫を始めます。おおよそ10月10日頃までかかりますが、約660トンの馬鈴薯が収穫し出荷されます。
この圃場は畝の長さ540m, 畝幅72cm、株間30~34cmで、畑の区画面積はほとんどが4~6haに区切られています。
平成15年にオランダ製の倍土機を約200万円で導入して鹿追でははじめて本格的に早期倍土を実施しました。 当初、農協や周りの方々に心配されましたが、作業能率、収量、規格内歩留まりなど優秀なことがわかり最近はほとんどの大規模農家が採用(国産倍土機が主流)するようになりました。特に強く批判していた方が最近おとなしいと思ったら機械を購入してちゃっかり早期倍土をしています。 早期倍土は芋の緑化防止、ふんわりと倍土の山を作り表面は適度な締りで雨や大風に強く、芋の奇形の減少にも効果があります。 ただ品種適応性や土壌条件を誤ると逆効果になることがあるので注意しなければなりません。農業機械も使い方次第です。
ここの圃場の面積は畝の長さ540m、幅は100mで5.4ha(5400a,16200坪)あります。