2023年10月31日

長芋の収穫が始まる

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 9:56 PM

最後の農作物『長芋』の収穫が始まる。長くて太い長芋がどんどん収穫されている。例年より仕上がりが遅く、収穫時に折れやすいため作業スピードを最低にして対応している。栽培を始めて7年目にして奇形も少なく最高の収量のようです。ただ、例年より長芋が長いため傷、折れが多く心が傷む。町内の栽培農家に聞いても、同じ嘆きが・・・。

初めて栽培する圃場なので、土が硬くてプラウの鍬が底や壁面にぶつかると重たく、トラクターが前進できなくなる。とにかく長くて太いので収穫プラウの抜き手も大変、30分おきぐらいに交代して作業している。

2023年10月28日

長芋収穫に向けて、準備作業始まる

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 8:36 AM

11月1日の出荷解禁日に向けて、長芋の収穫準備が始まる。生育旺盛だったつる切り、つる落としからポール支柱抜き、つる巻き、マルチ回収、首出し、7台のトラクターに作業機を装着して整備する。

今年は新型収穫プラウ(軽い、折れない、抜きやすい)の製作が間に合い活躍を願う。約7haの面積を収納コンテナがあるだけ収穫する。収穫した約200トンの長芋は全量をJA川西に出荷し、川西ブランドとして販売する。

2023年10月19日

地元鹿追高校のインターンシップ

Filed under: インターンシップ,長芋について — 管理人 @ 6:51 AM

二日間にわたり、地元の鹿追高校のインタンシップ生二人を受け入れた。二人には3品目(行者にんにく、ビート、長芋)の農産物を収穫してもらう。将来、鹿追の農業をリードする人材になって貰わなければならないので、インパクトのある忘れられないインターンにする。(オーバーな表現だがJAの理事等に就任する現実味はアリそうだ)

まず、JA川西に残留農薬の検査に提出する長芋をスコップで掘る。1m近くをせっせと掘るが、半分ほど掘るとつい抜きたくなる心境になる。そうすると折れてしまう。物事に取り組んだ時、目標まで諦めず最後までやり遂げることが大切だと、折れた長芋に例えて説明する。お土産に『折れた』長芋をプレゼントする。

お昼はお決まりの職員全員とスープカレーを食べる。自家野菜を利用した具材を堪能してもらう。二人の香港出身の職員に講師となって広東語、中国語を覚えてもらい、交流を深める。2日目は余ったスープカレーを利用して、鹿追産牛肉2キロのビーフカレーを提供する。ほぼ鹿追産(ジャガイモ、にんじん、茄子等)を利用した具材で『美味しい』(自分で言うのも気が引けますが・・・)昼食を経験した。

二人とも就農意欲がひしひしと伝わってきます。近代の農業は機械化が進んでも、農作物が育つプラットホーム『土』に触れるのは基本として大切である。二人は高校卒業後すぐに就農希望をしているようでしたが、北海道には本別町に農業大学校、札幌市に農業専門学校などがあるので就学をすすめてインターンシップを終了した。頼みます『鹿追農業の将来を!』                (写真掲載は了解を得ています)

2023年10月15日

小豆の収穫が順調になり、新人職員に任せる。ビート収穫が始まる

Filed under: 農産物の収獲作業 — 管理人 @ 7:28 AM

小豆の茎水分が下がりやっと順調に刈り取りが進行している。新人の職員(北海道農業専門学校出)の二人に任せて残りの職員はビートの収穫作業をする。即戦力の彼等なので安心して任せられる。また、新しいコンバインもほとんど自動化されているので運転の作業に支障はない。町平均の収量は10 a  当たり189キロと不作であった。

さて、カッパン病が蔓延していた直播ビートの収穫も始まる。2台の収穫機日農ピタろうで挑戦しています。雑草やビートが小さいため直進するためのセンサーが誤作動をして、畑に撒き散らかしております。拾うのに大変である。

収量は10a当たり3500~4000キロぐらいでしょうか・・・。ビートを運搬する運送会社も原料が少ないため、予定日より1日早く来てくれるそうです。糖分は13%くらいと今まで経験したことのない低糖分になりそうです。

 

2023年10月11日

9月末に長芋のネット支柱が倒伏する

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 7:26 PM

生育旺盛な長芋が強風雨に耐えられずネット支柱が倒れる。おおよそ2000本が折れる、曲がるなどの被害を受ける。長芋を栽培して7年目で初めての経験である。どのように対応して良いか分からず苦慮している。

今年の作柄は10当たり4500kの収量を見込んでいる。(十勝川西長芋連絡協議会より)昨年は奇形や腐敗などで十勝全体では不作であった。現在も市場価格は10キロ6000円前後と高値が続いている。8月の本精算では、1キロ350円程度と過去最高(直近7年)の支払額となる。今年は奇形や腐敗がないことを願いながら、10月末の収穫作業に入る。

2023年10月10日

社員旅行②、釧路、根室へ

Filed under: 趣味、旅行、アウトドア,農場生活について — 管理人 @ 8:06 PM

馬鈴薯の収穫、小麦の播種が終わり、社員旅行①へ🍁

Filed under: 趣味、旅行、アウトドア,農場生活について — 管理人 @ 7:54 PM

例年訪れている、大雪山高原温泉紅葉沼巡りを敢行する。前日の雨でぬかるんでいたが、遅れていた紅葉が見頃を迎えていた。新人職員が4人ほど初めての登山。2・3日前に山には冠雪が見られ、白、緑、赤、黄色のコントラストに『綺麗だね!』を連発していた。

年を重ねるごとに『しんどい!』と感じつつも、日本一早く見れる🍁紅葉に魅了される。若者に必死になってついて行くのは『あと何年可能なのかなあ』と登山の途中で感じてしまう今日この頃であ〜る。

小豆の収穫始まるが・・・『どうする我家』

Filed under: 農産物の収獲作業 — 管理人 @ 4:34 PM

10月8日、葉が落ちるのを待っていたがやむを得ず小豆の収穫を始める。青々とした小豆を刈るのは初めてである。茎も青く豆用コンバインのデバイダーに詰まり、2番送りに詰まり清掃しながらの作業になる。駆動用のVベルトを切ってしまったり、ほとほと参ってしまった。原因は掃除の仕方を知らなかったという初歩的なミスによる。昨年は一度も清掃しなかったが詰まることがなかった。後日清掃の方法がわかり詰まる症状は解消される。

急遽、リール式の汎用コンバインを整備して始めるが、昇降機下部に湿った茎葉と土が詰まり畑を往復するたびに清掃しなければならない。また、収穫ロスが激しいためIsekiコンバインで再び収穫を始める。日にちが経過し乾燥が進行したので、2番詰まりも少なくなり徐々に刈り取り速度が速くなる。

職員全員で畑にびっちり生えた雑草を取り除きながら、ゆっくり地道に作業する以外に方法はないようだ。

一つの圃場をやっとの思いで終了したが、4俵/10a当たりの収量が確保出来そうにありません。7月ごろの成育旺盛な小豆はどこに消えたのか・・・?

地面に近い最初に仕上がった鞘は落下して発芽したり、害虫の食害に遭い減収の要因になった。想定外の事例である。

2023年10月3日

行者にんにくの収穫始まる

Filed under: 行者にんにくについて — 管理人 @ 10:01 PM

馬鈴薯収穫が終わり、根室、釧路への海産三昧の社員旅行から帰り現実に戻る。

7〜10年路地栽培した行者ニンニクを収穫する。つまり10年目でやっと出荷できることになる。出来るなら親指ほどの太さが揃っていれば立派な製品として出荷できる。年数不足の細いものは再び路地で栽培するため株分けして移植する。出荷できるものは土をまぶして地面で凍結してから12月にビニールハウスにて加温を始める。そうすると約1ヶ月後に芽吹いてくるので、50gのパックにつめて出荷される。

今年度はふるさと納税の返礼品として初参加するので、緊張感を持って作業をしなければ・・・・。

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