2023年7月29日

危険⚠な暑さ36℃のなかキャベツの収穫を頑張っています。

Filed under: キャベツについて,農業機械の話 — 管理人 @ 12:24 PM

🥵熱中症警戒アラートが発表された十勝地方です。仕事を休みたいところですが・・・。

キャベツが収穫適期を過ぎているため、これ以上放置すると出荷できなくなる危険性がある。休憩は1時間おきに水分補給、おやつに自家製トマト、スイカと雷電スイカ🍉、苫前、新十津川メロン🍈、夕食には生ビール🍺と馬刺し、唐揚げザンギ。本日は煮込みジンギスカン。

やっと収穫作業が追い付き明日からはゆっくり出来そうである。気温も32度くらいと涼しくなり?夏バテも回復しそうである。

収穫時、強風の影響で土が飛散してキャベツが泥だらけになる。仕方なく見た目は悪いが、肥料袋を張り巡らしているが効果があまりない。また、雨天時の駆動プーリー(58000円)と搬送ベルトの滑り解消に既存のねじ山を利用してボルトを差し込む。かなり効果はあり滑らなくなる。H25年車は6mmのドリル穴にしてロールピンを入れる。これも効果抜群であった。スクライパーは外したがあまり土やゴミはつまらない。

また、高温の日が続くと石灰不足、微量要素不足などで内部障害(葉枯れ等)が発生する恐れがある。葉面散布においてはJA推奨のカルシウム剤の他、今年から商社2社からカルシウムを10%程度含有の葉面散布剤を同時散布している。経費はかかるが病害が発生するよりはマシである。今の所、効果は絶大だと信じている・・・・。

JA野菜センター等から質問が・・?『村瀬さんのキャベツは大きくて病気がないのですが、教えてください!』今年からコーティング肥料と同時に苦土生石灰を施肥、成形培土で仕上げ後に硫酸カルシウム等を散布する。結球が始まると微量要素を含有しているカルシウム剤を毎回散布しているが、効果は今のところ絶大である。『腹が減っては戦はできぬ』最善を追求すべきであろう。

2023年7月25日

晴天☀️のなか小麦の収穫が終了する

Filed under: 小麦について — 管理人 @ 6:49 AM

7月21日から晴天に恵まれ、町内一斉に始まった秋まき小麦の収穫が24日に終る。JAの小麦乾燥施設は3時間、4時間待ちの大混雑になるが、20年位前までは朝帰りが普通だったことを考慮すると『まだいい方か・・・。』

出荷伝票を整理していないが、今まで最高の収量、品質の可能性があるようです・・・。期待を込めて。

小麦収穫班2〜3人、加工用キャベツ収穫班12〜15人で、夏日のなか汗を流して作業を頑張っていた。加工用キャベツは端境期にあって品不足のなか、JAから休日出勤を依頼されていたが・・・。

1日22〜28トン出荷するのが精一杯であり、従業員も疲れている。町内の花火大会で🍺生ビールで疲れをいやし?日曜日はゆっくり休んでもらった。小麦収穫班は休み返上ですが・・・。

後日談。私たちの生産組合は4戸の農家で構成され、品種『きたほなみ』のみ面積は73ha、ニューホーランド製コンバイン3台(36年、30年、18年使用)の古い機械だが大丈夫です。Sサービスに整備を全面依頼し、年間整備費は1000円〜2000円/10a  当たりと安く、期間中ほとんどトラブルなしで稼働が可能。

当集団のメンバーが乾燥麦推定収量が町で一番のようです。10a当り15俵(900キロ)を超える。他のメンバーもその数値に近く、素晴らしい出来秋となった。我がファームですか?町の平均(685キロ)くらいかな。ガクン。参考までに十勝管内20地区の収量順位は1位更別村、2位幕別町、3位芽室町、4位帯広市、5位に鹿追町がランクインしている。高原(山麓)地帯としては健闘しました。

写真は鹿追町最高の収量を記録した小麦です。(前年小麦)田端式播種機で9月14日ごろに播種する。生育抑制剤はエスレル、追肥は硫安で4回95キロほど、防除毎に尿素1%、P-MAXと極秘栄養剤を散布かな?。

 

2023年7月19日

キャベツ収穫機の部品調達に製造元へ、

Filed under: キャベツについて,趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 5:59 AM

 前日の大雨の影響で作業が困難となる。キャベツ収穫機の部品調達、研修、観光も兼ねて富良野へ職員とともに出かける。オサダ農機さんでは急な申し出にも関わらず視察を受けていただきありがとうございました。

オサダ農機ではヤンマー、クボタ、ヰセキ3社に収穫機を提供している。受注生産で発注してから約4ヶ月で出荷しているそうです。部品供給はY経由で供給される。また、ほとんどYでは部品在庫をしていない。これがネックで部品発注してから2週間も日数が必要となることもある。

最新技術の倒伏用デバイダー、葉もぎ取り装置?などの説明を受ける。回転するデバイダーは外国産で存在するが、写真の簡単な丸棒でするのが効果があるとのこと。生産者側の対策としてセル苗を深植えすることである程度倒伏は防止できるのでお試しを。

生産者からの要望として雨天時における駆動プーリーと下部搬送ベルトの滑り対策を、交換部品の敏速な配達、在庫をお願いした。昨年は部品発注してからY経由で10日ほどで到着したら、寸法が合わず再発注して20日目でようやく交換できた。農家である程度在庫はしているが、部品が高額なのでベルト類は最低限しかしていない。また不具合は年度途中でいきなり発生する。今回もYで在庫(購入先はヰセキなので売ってもらえません)していないということで直接製造元にお願いした。

クボタ、ヰセキ両社から直接(Y経由)部品供給してもらえないので、多くの日数を必要とする。なんとか改善をお願いしたい。

 

2023年7月13日

加工用キャベツの収穫がはじまる。11月まで長い期間収穫します。

Filed under: キャベツについて — 管理人 @ 6:33 AM

 4月18日に定植した加工用キャベツ(YR天空)の収穫がはじまる。昨年と同じ7月12日にスタートする。品種「おきな」は1週間から10日ほど遅れて収穫が始まる。

品種『YR天空』は鬼葉が固く取り除くのに大変で、ゆっくりしたスピードで機械収穫している。1個平均2キロ弱、10a 当たり7トン前後の収量がありそうである。日に日に出荷伝票を見ると収量がわずかだが増えていく。品種『おきな』になれば鬼葉も柔らかくて収穫作業も楽になる。と予想していたが・・・。

小雨の中だと2本の搬送ベルトが上手く挟めずキャベツが滞留してしまう。昨年駆動プーリーは交換しているが泥と水分でベルトが滑って回らない。ほとほと参ってしまった。毎年新品に交換していると数十万円を要するので、駆動プーリーに対策をしなければならない。JAではプーリーの溝の底辺部分にボルト3本を入れているそうだが。それほどベルトは痛まず効果はあるそうです。

JA担当者のアイデアを活用して、弊社の発案でVベルトの底辺部分が活用できるように、3カ所に6ミリのドリル穴を開け、6ミリのロールピンを打ち込む。効果抜群でベルトが滑らなくなる。これで1年くらいは寿命が伸びたのでは。

雨の時も作業をするために対策が必要です。派遣さんやアルバイトの方が来ているので簡単に仕事を中止するわけにもいかない。また、内部障害、微量要素、カルシウム不足対策として商社2社からカルシウム入り葉面散布剤を取り寄せ、防除毎に散布している。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2023年7月9日

7月4日、畑の様子

Filed under: キャベツについて,畑の様子 — 管理人 @ 9:54 AM

5月20日播種の小豆『品種キタロマン』です。除草剤がまだ効いていて付近の農家の作柄より遅れている。生育はすぐ追いつくので心配はしていない。来年から普通コンバインに対応する新品種に転換する。コンバインでダイレクト収穫が可能なので、今までは収穫ロスが大きかったH7年製の古いコンバインも活躍が期待される。小麦の径間栽培もいいかな?(畑の長さ540m、株間6cmの1粒、畝幅66cm、面積7ha)

隣の圃場では最後の加工用キャベツの定植作業がされている。今回の定植分は10月中旬に収穫が予定いている。また4月19日に定植した『品種YR天空』は順調に結球して1週間後に収穫期を迎える。H25年式、R3年式の2台のキャベツ収穫機の整備を終えて準備は整った。今のところ栄養素が盛りだくさんの美味しいキャベツが全国の消費者に届けられる。北海道産のキャベツをどうぞよろしくお願いします。(畑の長さ270m。株間36cm、畝幅66cm,面積10ha )

長芋はツルが2m50cmのネット頂上に到達して順調に生育している。昨年は7月の長雨で不作の原因となったが、今年は期待を込めて11月の収穫を待つことになる。すべての作物を期待はしていますが・・・。(畑の長さ540m、株間21cm、畝幅132cm、面積7ha)

馬鈴薯は開花期になりあたり一面紫や白い花が咲いている。(畑の長さ540m、株間30cm、畝幅72cm、全面積18 ha  )

2023年7月2日

キャベツの収穫が迫り収穫機の整備を急ぐ

Filed under: キャベツについて,農業機械の話 — 管理人 @ 9:16 PM

依然、旱魃傾向で☔️雨が欲しい。直径20cmほどになった加工用キャベツは、あと10日程度で出荷を迎える。

H25年、R3年製ヤンマーキャベツ収穫機2台を半年かけて分解点検していた。やっと本気モードになり急ピッチで整備をする。収穫機の心臓部、かき込みホイールから上下搬送ベルトを支えるテンションプーリー、ブラケット、駆動プーリーシャフトなどあらゆるベアリング,ナット類が動かなくなっている。雨の日も作業するので仕方がない。収穫終了後に分解清掃してオイルを添付いておくのがベターである。また錆ないステンレス製の部品に交換している。

下部の搬送ベルトプーリーは10個全部がオイルシール内に土が入り込んでいる。清掃して隙間にグリスをぬる。土を呼び込むと言われているがどちらにしても土が入り込む。グリスが入っていれば錆びずらいと判断している。ナットも錆びて回せないのでステンレス製ナットに交換している。

R3年製の芯を切る合わせ刃は、一年もしくはシーズン途中で錆びてシャフトが上下しなくなる。ステンレス製にするか分解して清掃する必要がある。またオイルシール部からオイルを注入しなければならない。

私は全くの素人でやる気を持ってしているだけで、できる限り自分で修理交換している。。製造、販売店にも協力していただきパーツ表などとともに技術指導を仰いでいる。機械の構造を理解でき、作業時不具合が発生しても対応できる能力を有したい。また少しでも経費削減に繋げられるよう努力せねばならない。

                     

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