2014年8月29日

馬鈴薯(品種、男爵)の収穫始まる

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 6:37 AM

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いよいよ収穫作業の Main  Event ジャガイモの収穫が始まる。晴れている日は10月初旬ごろまで毎日作業を行う。約18haあるので間違っても9月中には終わらないでしょう。

今日は3台のハーベスターで掘り取りを行ない約20トンのジャガイモを収穫した。作柄はまずまずの出来栄えで豊作になるかもしれませんが「腐っている」ジャガイモも多く予断は許されません。長雨が続くと腐れが加速することになります。品種「男爵」は早急に掘り取りを終了するよう努力しなければ。

2014年8月26日

農業経営者

Filed under: 体験付き修学旅行,従業員の話 — 管理人 @ 10:17 PM

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全国誌「農業経営者」の特集の取材を受けました。今月8月号に掲載された。

特集「生かすも殺すも経営者次第の外国人実習生」と題して電話インタビューを受ける。「殺すも」なんて言葉を使用して、おっと!と思ったが。決して国際問題に発展するような内容ではないことを報告する。うっかり取材時刻を忘れていて防除作業をしながら30分ほど電話を受けた。

昨年まで中国実習生を5年間にわたり2名づつ10人を受け入れ、北海道ツーリズム協会(事務局は鹿追町にある)が独自に行っているワーキングホリデー(田舎暮らしのすすめ)を利用して、国内と海外(主に台湾、香港)から年間15名前後を、4年前より受け入れしている。この取材はある程度慣れているので電話でも仕事をしながら答えが出てくる。

雇用者をたくさん採用することから、それに似合った収入を獲得できる作物を選定する。

よって収入単価の高い作物になる。また衣食住を充実させて働きやすい環境を整えることが大切となる。

よって経費が予想外にかさむ。言語、国柄、性格が違う多種多様な人種の複合体となって農場経営をしなければならない。

よって悩みも多く決して楽天的な考えでは運営は難しい。収支が赤字に転落することもある。

この農業雑誌は初めてゆっくり全部読ませていただいた。「農業経営者」というだけあって興味をそそる内容が多々あり、今までなぜ購読しなかったのか後悔したのであった。さっそく年間購読を申し込むことにした。特に長沼のヒール宮井氏の憎まれ口通信は、普段何も感じず見たり触れ合っているものに根底から覆すような疑問を投げかける内容に感心した。

いまから9月号が配信されるのが楽しみだ。

2014年8月25日

第38回鹿追町農民大運動会に参加

Filed under: インターンシップ,農場生活について — 管理人 @ 5:19 AM

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会を重ね38回目になる農民運動会が開催された。これだけ歴史のある農業関係者が一同に介して行う運度会はあまり他にはないそうである。保育所から御老人まで誰れでも参加できる種目を用意している。二人三脚でリレーする種目が多く普段交流のできない方と肩を組んだり、手をつないだりと触れ合うことができる。なかにはドキドキ心臓が鼓動を激しくする方もいるかもしれません。

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午後からは鹿追牛のBBQでおいしい食事とビンゴーや綱引きなどのゲームをして楽しい一日が過ぎる。

2014年8月24日

イチゴ苗ランナー切り離し

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8月19日、大雨のなかイチゴ苗の出荷の準備段階となる、ランナー切り離しを行った。まず親苗を撤去して子苗に連絡されているランナーを切ります。このままだと混み合っている状態なので、苗が徒長し伸びすぎてしまうため、一定の間隔を開けて設置します。数にして約14000本のランナーをハサミで切り取る。14〜5人で作業をしているので、一人1000個あまりを担当することになる。

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写真のように苗の密度が程よく、風通しが良好になり過ごしやすくなる。品種別に7・5cmポットを色分けしているので、異種混合を回避している。丁度、愛知経済連の視察があり大人数で作業していることに驚かれていました。「こんな場面に遭遇することが初めてです!」

9月中旬頃出荷予定のイチゴ苗が終盤を迎え、愛知県のいちご農園に引き取られるのを待つのである。

 

2014年8月22日

母80歳傘寿のお祝い

Filed under: 家族の話題 — 管理人 @ 6:01 AM

 

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お盆で帰省した孫達全員が集合して、母親の80歳を祝った。父親は83歳になる。孫6人、ひ孫3人に囲まれささやかな会となった。

二人共元気で持病もなく健康で祝うことができました。これから増える孫達(孫は増えないなあ・・・)じゃなくて、ひ孫たちに囲まれながら残された人生楽しく過ごしてください。

2014年8月19日

台風の前日に防除

Filed under: その他農産物について,畑の様子 — 管理人 @ 6:05 AM

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8月11日に襲来した台風のあとは病害虫が多発するため、すべての作物の予防処置として防除を徹底する。

この圃場は大納言小豆ですが畝が全くわからず、感で走っています。今年は元気に着莢し天に向かって花を咲かせている。従来、小豆は生育が旺盛になると「ボケル」と呼ばれる症状になり草丈ばかり伸びて着莢不良になりやすいが、大納言は花がドンドン咲き、着莢するように思える。初期に着莢した莢はわずかだが地面に落ちているのが気になるが・・・

昨年は殺菌剤散布は一度だけで病害虫の発生は少ないが、今年は昨年より生育旺盛なので2回は散布しないと6俵/10a当たりの収量は見込めそうにない。

台風が去ったあとは案の定倒伏したが、防除効果で病害虫の被害は最小限に抑えられと思う。野菜畑は意外と倒伏などの被害が少なかった。

2014年8月15日

しかおい7000人盆踊りに参加

Filed under: インターンシップ,農場生活について — 管理人 @ 7:38 AM

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しまむらにて2980円で浴衣を購入する。腰紐がついていないようだがずいぶん安く調達できるようになったものだ。昨年は確か3980円だったと思うが。

値段は安くとも着ている方が可愛いと、ことわざにあるように可愛くなるものです。中国人研修生の団体に紛れて、総勢30名前後で参加した。北海盆踊りは見よう見まねですぐ習得して、それなりに踊ってはいた。

日本の統治時代が長かった台湾でも、あまり浴衣を着る習慣がないようである。台湾の彼女達は初めて浴衣を着用して盆踊りに参加する。

IMG_4010IMG_4007そうそう、浴衣の着付け指導はお母さんが担当。グイグイと帯を締められ「お腹がきつい・・・!」と一言。北海道の美味しいものを一杯食べて少し太ったようだが・・・。まあ仕方ないです。台湾に戻ってウエイト調整をしてください。

 

2014年8月14日

キャベツ収穫真最中

Filed under: インターンシップ,キャベツについて — 管理人 @ 7:44 AM

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1個2〜4キロほどの重さがあるキャベツを一つ一つ手で収穫します。根から切り離して、手で抱えて切り口を揃え、鬼葉を2枚残して外葉を手でむしります。虫食いや黒い斑点などないか目視して鉄のコンテナに移します。

台湾の国立大生では片手で抱えるのがやっとで、これを一日すると腕が張って大変な作業になることが判明する。一人で700〜800キロ/日、前後を収穫できることがわかった。慣れてくれば1トン以上収穫することも可能でしょう。ジャガイモ収穫が始まるまでは頑張ります。加油!

現在は作業が遅れて中学生、高校生までアルバイトを依頼して15人ほどで作業をしている。JAには機械収穫を切望しているが・・・。今後ジャガイモの収穫が23日すぎに予定が入るのでお手上げ状態になります。

生食キャベツは包丁で芯を切り離すとほぼそのまま箱詰めできるが、加工用の場合は、切り口をもう一度揃え、外葉を手でむしる作業があることは周知していなかった。

2014年8月11日

My料理を持ち寄りParty time

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台湾、香港、日本のワーホリの若者が手作りした、創作料理?を持ち寄り試食会を開いた。自家産の野菜(トマト、茄子、胡瓜、芋、キャベツ、ネギ等)をベースに10種類前後のごちそうが並んだ。毎日キャベツ、ケールのアブラナ科の収穫作業ばかりで、ご馳走までキャベツ料理が並ぶ。

はじめて大量に癖になる塩キャベツを作ってみた。N~~ん我が家で食べるとそれほどでもと感じる。居酒屋で食べるから美味しくなるのかなあ。

香港から来ていた、香港の売上1位の旅雑誌「飲食男女」の元リポーター「つぼみ」が帰るので送別も兼ねた。昨年村瀬ファームも紹介された雑誌です。「飲食男女」の雑誌を見てワーホリに応募してくる香港人が多い。宣伝効果の威力は凄まじい。レポーターまで体験に来てくれた。

2014年8月5日

加工用キャベツ廃棄処分

Filed under: キャベツについて,農産物の収獲作業 — 管理人 @ 7:02 AM

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4月と5月上旬に定植の加工用キャベツ約1.5ha(重量にして100トン以上、金額にして*百万円)を廃棄処分しました。収穫すれば巻が不十分でクレーム。収穫を待てば内部障害等でクレーム。収穫遅れで仕方なくすき込みました。

キャベツは共済制度が適用されないので収入は皆無となる。収入どころかJAに収める肥料、農薬、コンテナ、予冷庫等の使用料を支払うと赤字になります。今夜はやけくそでキャベツたっぷりのお好み焼きにしますか・・・。自家消費に至っては何も問題がないキャベツです。

キャベツなどの流通形態に適合されなければ商品価値の無い農作物となる。日本人は贅沢な民族です。

今年は栽培が初めてのことでわからないことだらけ。栽培マニュアルが完成されてないことが拍車をかける。クレームが2回目になると出荷停止になることは圃場で言われて初めて知った。どこまでがクレームの範囲なのか明確な資料がないので判断が困難だ。

初めて栽培に挑戦した加工キャベツは、春先の低温で定植した苗の全滅から始まり、保温資材被覆、草取り、防除等の管理作業を経て最後は廃棄処分(4月〜5月上旬の定植分)となった。残された4.5haに期待するしかない・・・。

40年間に渡り農業に携わってこれほどショッキングな出来事の経験はなかった。すきこんだキャベツを眺めると心が痛む。夢の中でキャベツの葉が札束に見えうなされる毎日である。

親戚の農産物移出会社の社長が漏らしていた、葉物には手を出すな!を実感している・・・。

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