2017年11月30日

初の台湾研修会「1」

Filed under: 従業員の話,趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 5:58 PM

村瀬ファームの仕事が終了する11月中旬から1月上旬まで従業員はOFFとなる。従業員(*注1)はおのおの実家へ里帰り、旅行、酪農家へアルバイト、スキー場、ホテルなどのサービス業へ移動する。その期間給与はないが賞与、手当などの収入があるので贅沢しなければ問題は起きていない。この期間、充電期間と捉えて気楽にまた自由に生活時間が取れるため概ね好評である。

今年度初めて社員とともに台湾研修会を実施してみた。初日は台北に降り立ち、早速、台北支店の面々と再会する。公務員、有機農業、パン屋、HOTELマン、自営業、JTB、貿易会社、日系会社などの仕事に携わっている。

ここのレストランはお父さんが支払いますよ!と伝えると、みんな働いていますからこちらで支払いますと、ごちそうになった。インターンシップ1期生Meyは新しい?彼氏を紹介されるが来年2月に東京勤務になるそうだ。2時間ほど懇談して北海道で再会を誓って宴会は終了した。が、どうも酒が飲めないのは不満で、社員4人で日本式居酒屋において台湾初の研修旅行を記念してお祝いする。やっぱり旅行ではご当地、台湾ビールだよね~。台灣の大衆食堂ではアルコールが飲めない。居酒屋はOK.

5年前の2012年、ワーキングホリデー一期生のイン、アン、旭も夫婦で参加してくれた。

注1,2012より従業員を採用するようになり、各国の構成は以上の通り。日本26人、台湾53人、香港12人、中国10人、欧州2人、オセアニア2人、インドネシア1人、マレーシア2人となり今年度で100名を超えた。隣の韓国からはなぜか応募がゼロ。他に沢山応募がありましたが宿舎などの関係で採用できなかったことをお詫びいたします。昨年は台風で交通がストップして参加できなかった方もいました。またどんどんチャレンジしてくださいお待ちしております。現在のところ来年8月頃より若干名採用できるかもしれません。

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とかち鹿追ジオパーク再認定審査

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 5:26 PM

2013、とかち鹿追は日本ジオパーク委員会より新規認定を受ける。4年目を迎えた本年、日本ジオパーク委員会の審査員による再認定の審査があった。

最終日は村瀬ファームに宿泊していただいた。北海道ツーリズム協会会員の当農場における農村ツーリズムの活動とジオパークとの関わりを理事長、事務局とともに説明する。当農場のコテージは2年前に開設以来、お客さんは一年ごとに倍増している。また約1〜2割がインバウンドであり海外に向けて鹿追ジオパークを宣伝、広めていく役割だと認識して、日々取り組んでいる。年間15名に及ぶ海外の従業員にも啓蒙してジオパークを広めている実績を報告する。まだ全員まで周知しておらずこれからの課題が多いが、伸びる要素が数多くあるのも事実である。

鹿追は上部組織がしっかりしているが、下部組織をいかに作り上げていくが課題である。この事はどこのジオパークも永遠の課題としている。一般町民が道外、海外のジオパーク大会に参加して底辺をボトムアップしてもらいたい。

審査員の方は褒めることはあえてせず、課題克服のため問題点を中心に評価されていた。次回に永遠の課題はある程度解消されているだろうか。私もジオパーク委員会幹事として決意を新たにした。

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2017年11月18日

11月18日ついに降雪が

Filed under: 従業員の話,農場生活について — 管理人 @ 11:51 AM

約20cm の降雪がありいよいよ根雪になるかも知れない。

19日の朝は今年一番の冷え込みで-12度Cまで下がった。ふう〜〜寒〜〜い。シンガポールからのお客さんも大雪に大喜びで、早速雪だるまを制作。うちの孫と楽しげに雪遊びにこうじていた。

昨年まで従業員だった長*出身の石*氏がお母さんと一緒に一泊していってくれた。お母さんは仕事(有名Pホテルのテナント店を全国展開していて、ひと月の半分を出張している)が趣味だそうで、あまり旅行をしたことないそうである。数年来の念願だった村瀬ファームへ訪問出来て感激してくれたことが、印象深かった。

『また来たいです!』とガッチリ握手をして約束したのだった。私と同年とは思えないほど若々しく素晴らしい方でした。

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2017年11月16日

広尾町ひろおサンタランド 

Filed under: 従業員の話,趣味、旅行、アウトドア — 管理人 @ 11:33 AM

香港と台灣のスタッフを帯広駅まで送り届け、KIっちゃんの所属T農場のあるT町まで送った。急に昨年も訪れたひろおサンタランドに行きたくなって皆に相談する。T農場社長に推薦された美味しいラーメン屋さんがあるので、ついでに行ってみようとなり足を伸ばした。

広尾町の入口付近になる『ラーメン鈴や』で角煮醤油ラーメンにトッピングでチャーシューを注文する。これはクオリテイーの高い美味しさに驚いた。また行きた〜い。

サンタの家では願い事をサンタさんに託す。社会人の彼女たちは恋愛、仕事、健康、資格の取得など現実的なたくさんの願い事をする。バックミュージックには竹内マリアの『クリスマスが今年もやってくる!』が流れる。

 ♬クリスマスが今年もやってくる。♬誰にでもやってくる。♬悲しいかった、出来事を消し去るように!♪

『そうだよな・・・』祝い方は千差万別だろうが必ず誰にでもやってくる。『幸せも平等にやってくるのかな・・・?』『悲しかった出来事は消し去ることが大切か・・・』としばし曲に

耳を傾けた。

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2017年11月15日

農閑期を迎え従業員が去る

Filed under: 従業員の話,長芋について — 管理人 @ 10:08 PM

11月14日に手伝いのF農場の長芋収穫が終わった。車で20分ほどの距離にあるのでおやつ、お昼持参で行く。ワゴン車のなかでおにぎり、カレーライス、味噌汁など簡単なものですましたが、時にはいいもんである。

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約10名いた従業員が次々と農場を去っていく。そのたびに送別会が目白押し。農場での生活を振り返り別れを惜しむ。

出発の朝は皆で見送り再会を誓う。来年農場に戻ってきてくれるメンバーもいる。11月15日には3名の台湾人が残るまでに減ってしまった。真っ暗になった従業員宿舎を眺めると、寂しくもなり、今年の仕事が終わったと!感ずる瞬間でもある。

毎年、繰り返される光景であるが寂しさは強くなってきているかもしれない・・・。手作りの花束を置いていった台湾女性が『またきま〜〜す(;O;)』と涙ながらに去って行った。

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2017年11月9日

H29年度村瀬ファーム、納会in然別湖ホテル風水

Filed under: 従業員の話,農場生活について — 管理人 @ 7:47 AM

11月7日に長芋の収穫が終わり、今年度のすべての収穫作業を終了した。(長芋収穫が遅れている知り合いの農家に従業員とともに4〜5日手伝いに行く)今年は3年ぶりに恒例となっていた然別湖で一泊することにした。5年前当農場で2年間働いてくれた木島氏も長芋だけ手伝ってくれたので一緒に参加する。

若い彼らにこれからの夢や予定を笑いあり、涙がありながらに発表してもらう。写真のように指名されて感激のあまり言葉に詰まる場面もあり、農場を去ることが決まっている従業員は複雑な気持ちだったようです。

さて、来年はどんな年になるか・・・・期待半分、不安半分であろうか・・・・。来年スタッフも初めて外国人就労ビザ取得を目指して台灣のルルの残留が決定している。

部屋から眺める『くちびる山』から頑張りなさいよ!と励ましの言葉をもらったような気がした。今年も15人ほどの従業員が農場を旅立っていった。

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長芋の収穫が終了してすぐに納会

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 5:10 AM

2017年11月3日

長芋収獲が順調です

Filed under: 長芋について — 管理人 @ 6:38 AM


11月1日から始まった長芋収獲。試行錯誤の連続であるが順調に作業が進む。小雨降るなか休みがないが頑張っている。昨日は枝豆用青大豆の収獲も平行して行ない終了する。やれやれです。何時雪が襲ってくるかわからないので(昨年の今頃は大雪であった)、天気が続く限りは土日、休日返上で営業する。

なかなか従業員にはこの緊迫感が言葉で説明しても伝わりずらいのが悲しい・・・。休みがほし~い、腰が痛~~い、寒〜〜い、などと皆が言い出し収拾がつかなくなってくる。休日を与えると仕舞いには目を腫らして朝帰りするのもいる。怒りは頂点に達しそうであったが『我慢・我慢』である。

長芋の作柄は初めての栽培者としては、まずまず良好と思う。(試算では10当たり4〜5トンの収量を見込んでいる)作業員に芽室や川西で毎年従事している方がいるので質問する。『そこと比較してどうですか?』『良いと思いますよ!』

その言葉を励みに今日も朝8時から作業がスタートするので圃場に向かう。一日作業して7〜10トンを収穫する。従業員の部屋は鎮痛剤の匂いが充満している。かなり筋肉痛のようである。

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2017年11月2日

枝豆(完熟)品種『青雫』の収穫と星空

10月28日、満を持して枝豆用青大豆『青雫』の収獲を始める。仕上がり時期が遅くしびれを切らして、茎にぬめりが残るが好天に誘われて作業を進めた。緑に色づいた綺麗な青大豆は『ゆで枝豆』として販売される。

人生どんな困難にも立ち向かう決心がついていたが。何が待っているかわからない。コンバインン脱穀部の重要なボールベアリングが破損してあたりには煙がもうもうとする。私の気分はもやもや。作業を始めて30分で収穫作業不能となる。腕を組んでしばらく呆然としながら、どうやって修理しようか考え込んだ・・・。

私の技術ではかなり不足気味なので、販売元のクボタにTELをする。何せH7年製で23年目のコンバインなので部品があるかどうか・・・。ベアリングなので多分大丈夫だろうと思ったが。土曜日かつ繁忙期であったがサービスの方すぐに出張してくれることになった。クボタは機械が古くてもきちんと部品が整っており対応してくれる。国産メーカーであり頼りになる。

部品交換は難儀を極めたがサービス3人で3時間ほどの格闘で無事に健全なコンバインに復帰した。すでに綺麗な星空が見えるようになっていた。

今年7月に発足した㈱村瀬ファームの記念事業、『音のない世界うります』と題して何か計画が進んでいるが、詳しくは口止めされている。確かに農場の夜は都会と違い、静かで空を見上げると鮮やかにきれいな星空が広がる。聞こえる音といえば遠くを走る車、牛やキタキツネなど動物の鳴き声が聞こえるぐらいである。何と言っても街灯のない暗い世界が広がる。時々見える流星に願い事をするのもロマンチックな空間なのだ。柄杓を上に向けて願い事を叶えましょうと言っている『北斗七星』がくっきりと確認できる。

『音のない世界』これだけで田舎は商品になる。いいじゃないですか。こんな世界自分だけのものではもったいない。多くの人と分かちあいたいものである。

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