2016年6月27日

14日ぶりに晴れる

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 10:14 PM

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14日ぶりにアツ〜い日差しを浴びると、やけに嬉しくて小麦&馬鈴薯の防除作業を始めた。パン用小麦『ゆめちから』は開花がほぼ終了しているが、麺用小麦『きたほなみ』は開花中でひょっとして豊作になるかなあ・・・。

まだまだ水分が残っている箇所もあり、輪ダチを掘ることもあったが今日の作業は午後7時頃終了する。

しかし、どこかの畑を防除するのを忘れているような気がするが思い出せない。夕食を食べ終わってバリスタのコーヒーを飲みながら圃場図を見る。うわあ~!5ha、1筆の圃場があった。明日作業するとしますか・・・。

明日は防除不可能の馬鈴薯畑をヘリコプターで殺菌剤を散布しますとJAから連絡が入る。

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畑の様子『野良芋』

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 6:31 AM

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写真上より大豆畑に、昨年掘り残しのじゃがいもが野良芋になってポツポツ生えてきた。冬期間、野良芋対策で凍結促進するため雪割作業をしている。それでも完全ではないので生えてきます。対策を施していない圃場は凄まじい限りにびっしりと発生している。

IMG_4243こちらはビート畑に生えてきた3年前の掘り残しのじゃがいも。ビートを追い越しそうな勢いである。今日はいよいよ太陽が顔を出しそうなので張り切って防除や除草作業を再開する。

2016年6月26日

6月26日畑の様子

Filed under: キャベツについて — 管理人 @ 9:40 AM

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4月28日定植の加工用キャベツ『品種おきな』です。14日連続の雨天でも外葉が10枚以上になり中心が巻き始める。後1ヶ月で収穫期を迎えることができるでしょうか。

現在懸念される事がある。低温多雨の気候から急激に高温化すると、一気に成長が促進されて巻不足(玉は大きくなるが中心部がきちんと巻いていない状態)になる可能性が出てくる。大量に圃場廃棄だけは避けたい。

 

2016年6月25日

視察ラッシュを迎える

Filed under: 従業員の話,農場生活について — 管理人 @ 9:48 AM

 

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ついに13日連続の雨か曇で仕事になりません。そんななか、S町農協青年部、大学、農業高校、異業種の企業などが視察に来てくれています。(予定も含む)

本日はフランス語圏の8カ国から16名が来られる。日本で例えるなら農水省の官僚クラスの方々が中心だと思います。あいにくの雨で農作業体験ができないため、農場生産物でアスパラの素揚げ、越冬じゃがいも(品種キタアカリ)を試食してもらう。

スタッフが飼育しているダチョウの玉子の殻のかけらを利用して、ペンダント&キーホルダー作り体験を初めて実施した。某教育大美術コース出身のキノピーが講師となり、自由な発想で各々の作品が完成した。(一度、スタッフ全員で練習をした成果がでました)

また、元従業員だった台灣のヒロが家族で再訪してくれる。私は台湾を訪れた時にヒロ宅に一泊させてもらったので、お返しができて幸いであった。以前は然別湖コタンでボランティアスタッフとして協力していたことがあったので、然別湖ネイチャーセンターに挨拶にも行く。

 

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2016年6月23日

11日連続の雨と曇、ドローンで防除したい・・・

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 6:40 AM

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北海道のなかで十勝、釧路、根室など太平洋側東部だけが晴れていないようだ。農作物に大切な防除作業が難儀している。小麦とキャベツは防除作業機が通路を何回も踏み固めているので作業が可能である。じゃがいもの圃場は停滞水が発生して、22 ha全部の圃場は病害虫の防除作業は無理な状態。長靴が半分ほど埋まる場所もある。

JAでは防除ヘリの委託作業を募集しているので申請した。2018年には実用化されて販売される様ですが、早急にドローンで防除作業できるものを開発して欲しいですね。

 

2016年6月20日

北海道・十勝は梅雨入り

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 6:40 AM

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秋播きパン用小麦『ゆめちから』が開花する。

12日に晴れたのを最後に1週間雨か曇の天気が続く。今週も晴れの予報がなく、今日も雨が降っている。まさしく梅雨入りの状態となっている。

十勝中央地帯よりここ山沿いの地帯は4〜5日遅れて小麦が開花する。麺用小麦『きたほなみ』はまだ開花していないが2〜3日後くらいに開花する予定。

今年の小麦(パン用小麦ゆめちから)はほぼ不作が決まってしまった。後は主力の『きたほなみ』が開花中に少しでも晴れることを祈りましょう。

2016年6月16日

6月15日、畑の様子

Filed under: 小麦について — 管理人 @ 6:27 AM

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穂が出揃ったパン用小麦『ゆめちから』まもなく開花期を迎える。十勝の中央地帯では開花最盛期のようですが、最近の天候は4日間連続の雨または曇で、後2日ほど続く予報。

天気が回復しないと小麦の開花においてうまく受粉が進まず、収量に大きく影響を及ぼす。以前は1時間でも晴れると受粉すると言われてきたが、その1時間も晴れる気配がない。

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こちらは『ゆめちから』から比較して3日ほど出穂が遅れている麺用小麦『きたほなみ』。出穂揃いを待ちきれず殺菌剤を散布する。雨が止む3日後頃から開花しそうである。まずは一安心。

 

2016年6月13日

油圧コントロールバルブを考える

Filed under: 農業機械の話 — 管理人 @ 10:21 AM

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ク*ダ農機自走式スプレーヤー4300Lのことです。最近、油圧モーターで伸縮するスライド竿が不調である。竿が伸びるが縮まらないことが度々起こるので、サービスの方に出張していただいた。

まず電気系統から調べる。ジョイスティックや油圧バルブの配線をお隣と変えてみるが動かないので油圧バルブがおかしいとなる。不調のバルブを外し洗浄して動くようになったので、バルブ内にゴミ等が詰まったか、固着して動かなくなった可能性が強い。一般の作動油を使用すると発症するようである。作動油はグレードが二つのタイプがあって、一般作動油と劣化しにくい耐摩耗性作動油はこのようなトラブルは発症しづらいとのこと。一般を使用の場合オイル交換を早めにしなければならない。

油圧オイルタンクには140L(ペール缶7個)ほど入っており交換は大変である。寿命の長い耐摩耗性作動油を使用するのが良いでしょう。定期的に3年で交換はどうでしょうか。毎年は大型のエレメント交換も3個あり不経済ですね。

装備されている油圧コントロールバルブユニットは緊急時には中央部分をドライバー等で押すと、手動でも可能となる。知らなかった・・・。不調時には作業を途中で諦めていたが、このことを知っていたらもう少し頑張れたのにと。断っておきますが油圧関係は素人に近いのであしからずです。

サービスの方、また不調になる可能性がありますと言って次の農家に足早に去っていった。『今年は点検整備で農家に要請されて忙しい』と嘆いていました。

案の定、次回も同じ症状になるが、手動で動かし自宅まで帰ってきてバルブを両面洗浄すると症状は現れなくなった。サービスを呼ぶと出張料、部品代、技術料などかかるが、整備している方法をつぶさに観察して次回は自分でできるようにすると安上がりになります。皆さん試してみましょう。以上です。

2016年6月11日

キャベツ播種も終盤

Filed under: キャベツについて — 管理人 @ 6:34 AM

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3月から10日おきにキャベツの播種の作業を続けてきた。まもなく次回で最終となる。

今年は強風で定植した苗が少々枯れたが順調に生育している。苗の育成は余分に播種しているので面積は増反して9 ha近くになる予定。今年度の収穫作業はかなり忙しい出来秋を迎えることになりそうである。覚悟しましょう。

2016年6月6日

6月6日、畑の様子

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 10:56 PM

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写真上より、4月28日定植の加工用キャベツ『おきな』たっぷりと雨が降り成育が進んでいる。定植した翌日に15cm の積雪にみまわれ、その後強風に叩かれ身も心もボロボロになった。しかし生き残ったキャベツは葉が大きく展開してきているので手取り除草も最後になるでしょう。7月中旬に収穫できるといいですが・・・。その頃仕事があまり予定がないので。

ぼちぼち出穂期を迎えたパン用小麦『ゆめちから』昨年と同じような豊作の兆しが感じられるがまだ安心するのは早い。これから何が起きるか予想がつきません。

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5月10日播種の生食用馬鈴薯『男爵』が萌芽してきた。

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こちらは5月16日播種の大豆『ユキホマレ』、除草剤のタイミング合わず散布していないので、そろそろ成育処理をする時期に来ている。

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4月25日播種の直播ビート。5月の強風で被害を受け播き直しまでには至らずも、ちょっと目を背けたくなる圃場です。発芽直前だったので全滅することもなかったが、ポヤポヤとしか発芽せず中途半端な感じである。今思えば『補播』をすれば良かったと後悔している。そんな方法があるのは知らなかった・・・。

2016年6月5日

農村ホームステイ始まる

Filed under: 体験付き修学旅行 — 管理人 @ 7:58 AM

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春季の修学旅行の受け入れが始まった。今回は奈良県の私立高校の男子生徒4人。さっそく農業の厳しさを味わって頂く。みっちりキャベツの定植作業をすべておまかせで機械操作を伝授して行う。君たちが定植した加工用キャベツは、お好み焼き、餃子、大手コンビニのカット野菜となって7月末から全国で食べる機会があることを伝えた。

大手のコンビニとはロー*ンのことだが、北海道産と明記されていれば1割位はムラセファーム産のキャベツだと思っていいと伝えると、驚いていた。そんなにはシェアはないかもしれないがそれぐらい生産していると理解してもらいたい。

彼が目指す大学はと質問すると、遠慮がちに京大、阪大、神戸大など頼もしい大学名を聞けた。合格したらもう一度村瀬ファームに戻ってきて貰う約束をして今回のホームステイを終了した。夜は外国人従業員とトランプゲーム等で交流を深め再会を望んだのだった。

2016年6月4日

山ワサビの定植始まる

Filed under: 山わさびについて — 管理人 @ 8:18 AM

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昨年収穫して雪室で貯蔵していた種子用を定植する。製品にならない細い規格外品を40〜50cmの株間で横に埋める。

栽培初年度は栽培方法を把握しておらず、種子を縦に差していたのだった。普通は農作物の種子は作物の源となって役目を終えるが、山ワサビは種子が成長して製品となる。種子から伸びた側根も太い部分は製品になり、細い部分は種子として次年度使用される。

 

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