2021年1月26日

雪割の作業始まる

Filed under: ジャガイモについて — 管理人 @ 3:51 PM

昨年ジャガイモ畑だった圃場の雪割(除雪)作業をJAコントラ課に依頼している。なぜ雪割をするのか?

昨年のジャガイモがすべて収穫することは不可能で、どうしてもハーベスタのコンベヤの隙間などから小粒のジャガイモが落ちてしまう。そのジャガイモが翌年雑草化してしまうため除雪をして土壌凍結を促す。凍結によってジャガイモを腐らせるための作業を雪割と言う。

現在、雪が積もった状態では凍結深度は26cmで収まった。土がむき出しとなると、土壌凍結は40~50cmにもなり完全ではないがジャガイモの雑草化はほとんど防げる。降雪が少ないと雪割作業もカットすることもある。

2021年1月25日

幻~~の山菜、行者ニンニクの出荷始まる

Filed under: 行者にんにくについて — 管理人 @ 11:17 PM

いよいよ、7.8年露地栽培した行者ニンニクの出荷が始まる。今年はワーキングホリデーの若者が参加ゼロと厳しい作業を強いられている。よって家族と従業員で作業に励んでいる。今年90歳になる父親も半日手伝ってくれ助かっているが、昨日は疲れて午後から寝込んだそうだ・・・。

私たちも年金をもらえる年頃となった。座ってできる仕事でも一日真剣に取り組むと自動按摩機にお世話になり、かみさんと取り合いになる。しばし按摩機に座って気持ちよく居眠りすることになる。

運送業者さんがお昼に集荷に来てくれるので朝7時半より作業開始としている。最近は最低気温-20度近くまで冷え込んでいるが、ビニールハウスでの仕事なので暖かく仕事ができる。札幌市を中心に量販店などで販売される。

普及員をしていた仲人(故人)が「生きている間に俺の技術を伝えるから挑戦しなさい!!」と言われるままに8年前に行者にんにくの栽培を始めた。その言葉が「遺言」となった。家族からは冬ぐらいのんびり過ごせば!と良く進言されるが、栽培をやめるのは簡単だが継続するのは私一人では困難である。道内の栽培農家が高齢化や後継者不足などでやめる方が続出している。市場からは貴重な栽培農家として重宝されていることを認識して頑張っていこうと考えている。

ビニールハウスに通う姿を追って、家族も手伝いに来ている現状である。

2021年1月19日

毎日のように降雪があり土壌凍結が止まる

Filed under: 畑の様子 — 管理人 @ 2:25 PM

今年は例年と違って積雪が30cmくらいあり、冬らしい景色である。

さて、ホクレン農業協同組合連合会が設置している凍結深度測定器はどうなったか?

1月11日には24cm, 1月18日には26cmとほぼ凍結が収まる。昨年は1月16日には28cm,1月22日には40cmと積雪もなく一気に凍結が進んたが、今年は積雪が30cm~35cmもあるのでほぼ凍結は収束すると思う。

2021年1月7日

行者ニンニクの出荷準備が始まる

Filed under: 行者にんにくについて — 管理人 @ 11:53 AM

12月21日にカチンカチンに凍結した行者ニンニクのミニコンをビニールハウス内に収納して伏せ込みを行う。凍結もなくなりぼちぼち春が来たと勘違いした(春化と言う)行者ニンニクが芽吹いてくる。収穫しやすいように土を払い株分けして地面に設置する。

1月6日、最低気温ー18度、最高気温-7度。ビニールハウス内は30度を超える真夏日。温度差はおおよそ50度。夜間は保温材付きのビニールで被覆して家庭用電気ストーブのみで暖をとる。今月の20日前後から札幌中央市場へ向けて出荷が始まる予定。1パック50gで5000パック前後を出荷する計画です。希望ですが・・・。

行者ニンニクの栽培農家はついに当社だけとなってしまった。8年前に師匠の指導で始めたH24年は3戸あったものの、いずれも高齢化などにより令和3年度は当社だけになる。

しかし、帯広市の若者で「行者ニンニク」栽培を手がけている農家存在する。当社から種子、苗を供給して5年目となるので、来年あたりから出荷できるかもしれない。うれしいニュースでした。札幌みらい中央青果の担当者さんへは明るいお知らせとなる。

2021年1月3日

謹 賀 新 年

Filed under: 未来へ向かうこれからの農業 — 管理人 @ 1:31 PM

皆様の健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます

 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

十勝の山麓地帯にやっとわずかですが雪が降った。依然として平野部の帯広は積雪0cmと例年通り雪のない正月を迎えました。

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